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    タイヤとホイール交換の値段は?持ち込みの費用は?自分で交換するやり方や工賃を安くする方法も解説


    「ホイール交換の値段は?持ち込みの場合は?」
    「タイヤホイール交換を自分で交換したい」
    「ホイール交換を依頼するならどこで?」

    こんな疑問を抱えてお悩みではありませんか?

    ホイール交換にどれくらい費用がかかるか分からず、依頼先に悩むケースや持ち込みで依頼すべきなのかなど迷われているかもしれません。
    また、自分で交換作業が可能なのか知りたい人も多いでしょう。

    今回はタイヤとホイール交換の料金相場を細かく解説しつつ、自分で交換作業するやり方や注意点にも触れていきます。
    記事を最後まで読んでいただければ、手間なくお得にホイール交換ができる方法もお分かりいただけますよ。

    タイヤの「組み換え」と「脱着」の違いとは?

    タイヤの「組み換え」と「脱着」の違いとは?

    タイヤとホイール交換には2種類の工程があります。

    用語 内容の説明 具体例
    脱着 車体からタイヤ(ホイール付き)を外す/取り付ける作業 冬用タイヤに履き替えるとき(ホイール付きタイヤをそのまま交換)
    組み換え タイヤとホイールを分離し、新しいタイヤをホイールに組み付ける作業(ビード上げ含む) タイヤだけ新品にして既存ホイールを使う(「組み換え」+「脱着」が必要)

    車に詳しくない人であれば、具体的な工程も分からず、何がどう違うのかも分からないのではないでしょうか。

    専門業者に依頼する場合、工程によって値段も変わるため、まずはタイヤとホイール交換の仕組みを理解しておきましょう。

    手軽に出来る「脱着」(履き替え)の特徴と料金

    「脱着」は車からタイヤを取り外し、ホイールとタイヤがセットになった状態のものを、付け替える作業のこと

    脱着(履き替え)とは、タイヤとホイールをセットの状態で車から外し、新しいタイヤ・ホイールセットに変える工程を指します。

    分かりやすいイメージとしては、多くの人がサマータイヤ(ホイールセット)からスタッドレスタイヤ(ホイールセット)に変える時に実施される作業が脱着となります。

    基本的には「外す」「取り付ける」だけの作業になるため、工賃も安価に済む工程です。

    当然ながら、ホイールを2種類所持することになるので、2つ目を購入するときの初期費用は必要になります。

    ホイールはピンキリですが、大きなサイズであれば10万円以上など高額品です。

    新しくホイールを購入する予算が無く、古くなったタイヤのみを変えたい場合は「脱着」ではなく、「組替え」の作業になります。

    内容 料金相場
    脱着 880円〜/1本
    【ポイント】
    「脱着」は車からタイヤを取り外し、ホイールとタイヤがセットになった状態のものを、付け替える作業のこと。

    タイヤをホイールから外す「組替え」の特徴と料金

    「組替え」はタイヤとホイールをバラバラにして、入れ替えること

    組替えはタイヤのみを交換する形で、ホイールは車に取り付けている物をそのまま使用します。

    例えば、「今のホイールがお気に入りでタイヤだけ劣化したいので変えたい」「ホイールの保管場所が無いのでタイヤだけ変えたい」といった時に組替えを選ぶことになります。

    人によっては、費用をかけたくないからタイヤとホイール交換は自分でやると考えると思います。

    しかし、組替えに限ってはタイヤをホイールから外す工程には専用器具や知識が必要になるため、一般家庭では「出来ない」と考えたほうがよいでしょう。

    専門業者に依頼する場合、脱着よりも工程が多いので工賃は脱着よりは高くなります。

    また、組替え作業のなかでもサイズによって工賃が変わり、組替えの難易度が上がる低扁平タイヤによっても工賃は変動します。

    想定よりも費用がかからないように、作業前に料金の確認をしておきましょう。

    内容 料金相場
    組替え 1,650円〜/1本
    【ポイント】
    「組替え」はタイヤとホイールをバラバラにして、入れ替えること。主にタイヤ単品を購入したときに発生する作業で、専用の器具がないとできないので自分でやるのは難しい。

    それぞれ交換にかかる工賃などは後ほど解説していきます。

    ナットやバルブなどの部品も交換すべき?その費用は?

    タイヤとホイール交換は頻繁にする作業ではないため、交換に合わせて確認しておくべき箇所があります。
    足回りは車の見た目を大きく変える部分でもありますが、車の「安全性」においても重要になるため、忘れずに確認しておきましょう。

    確認すべき項目は3つです。

    項目 内容
    ホイールバランスの調整 ・バランスが取れていないと次第に上下左右にブレが生じてしまう
    ・走行中のブレ、タイヤの偏摩耗、ジミー現象の防止
    エアバルブ ・ホイールについている空気穴(バルブ)の交換
    ・2年〜3年で劣化する部品
    ホイールナット ・経年でサビやゆるみが発生
    ・サビや変形があるとき、新品ホイールに交換時

    ホイールバランス調整

    ホイールバランスの調整は、タイヤホイールが適正なバランスになるよう調整する作業です。このようなバランスウェイトをホイールに貼り、調整します。

    バランスウェイト

    走行中のトラブルを防ぐためにも必須で、特に、高速走行中に振動が発生するシミー現象は事故に繋がる危険性もあります。

    専門業者に依頼した場合、交換の工賃内で実施してくれるケースもあります。当店でもホイール入れ替え作業の場合は、バランス調整も含まれています。

    内容 料金相場
    ホイールバランス調整 1本1000円程度〜

    エアバルブ交換

    エアバルブも念のため、ホイール交換の都度確認してもらい、必要があれば交換してもらいましょう。部品の値段も数百円と安価で済みます。

    エアバルブ

    エアバルブには大きく分けて2種類、全体がゴムで覆われたタイプの【ゴムバルブ】と全体が金属状でホイールの外側と内側をゴムパッキンを介し内側からナットで締め付けるタイプの【金属バルブ】があります。

    内容 料金相場
    エアバルブ交換 4本1500円程度〜

    ホイールナット交換

    ホイールナットも、経年劣化やサビによって締め付け力が弱くなることがあり、安全性のためにも定期的な交換がおすすめです。
    主な種類には「テーパー」「球面」「平面」があり、車種やホイール形状に合ったタイプを選ぶ必要があります。1個あたり200〜500円程度が相場で、ホイール交換時にまとめて交換するのが安心です。

    詳しくはエアバルブは必ず交換しよう!工賃や交換の仕方を解説の記事も参考にしてみてください。

    内容 料金相場
    ホイールナット交換 1個200円〜500円(1台で16個〜20個必要)

    タイヤ・ホイール交換にかかる料金は?

    タイヤホイール交換にかかる料金は?

    ホイール交換にかかる料金は、工程・サイズ・タイヤホイールの種類・持ち込み・改造の有無など、条件によって変わります。

    一番多いパターンである依頼先でタイヤ等を購入した場合の料金相場を表にまとめています。車体の大きさによっても変わりますが、今回は軽・普通車を想定した形です。

    依頼業者 脱着4本 組替え4本
    ディーラー 6,000円前後 8,000円前後
    タイヤ専門店 4,000円前後 6,000円前後
    カー用品店 4,000円前後 6,000円前後
    ガソリンスタンド 3,000円前後 4,500円前後

    車体や履いているホイールのサイズがさまざまになるため、上記はあくまで一例となります。

    ディーラー以外は、キャンペーンや優遇制度を実施しているケースがあり、「思ったより安い」となる可能性もあるでしょう。

    ディーラーは最も料金が高くなりがちですが、所持している車を知り尽くした整備士に頼めるので、安心できるというメリットがあります。

    持ち込みによる交換工賃は?

    オンラインショップが普及したことで、安くタイヤやホイールを手に入れて交換したい人も増加しています。その場合、ホイールを持ち込んで作業だけを依頼することも可能です。

    ただし、持ち込み料として工賃が通常よりも1.5倍〜2倍必要になるケースもあります。
    業者も自社で購入してくれたほうが利益も出るため、持ち込みは別枠の料金設定にしており、タイヤ専門店でも5,000円〜10,000円かかるイメージです。

    依頼先以外で購入する場合は、工賃も差し引きしたうえでお得になるか確認してください。

    最近は「持ち込み歓迎!」としている業者も増え、持ち込みでも工賃は変動しない可能性もあるので、よくチェックしておきましょう。

    持ち込みタイヤは断られることも?スムーズに作業してもらうためには

    インターネットで購入したタイヤを店舗に持ち込んで交換してもらうケースが増えていますが、「持ち込みはお断り」というお店があるのも事実です。実際の事例をいくつか見ていきましょう。

    断られる主な理由 詳細
    作業保証の問題 店舗側は持ち込まれたタイヤの品質や保管状況を把握できないため、作業後のトラブルに対応しづらいというリスクがあります。
    タイヤの劣化やサイズ違い ひび割れ、硬化、規格外サイズなど、安全性に不安がある場合は作業を断られることがあります。
    特殊タイヤへの非対応 ランフラットタイヤや20インチを超える大径タイヤなど、設備上対応が難しいケースもあります。

    断られないためのポイントは以下の通りです。

    ポイント 詳細
    事前に店舗へ電話で確認 タイヤサイズ、状態、メーカーなどを事前に伝えて、作業可否を確認しましょう。
    直送対応店舗を選ぶ ECサイトで購入後、タイヤを直接店舗に配送できる「直送対応店」ならスムーズです。
    持ち込み歓迎の店舗を選ぶ あらかじめ工賃や条件を明示している店舗は、持ち込みに柔軟な傾向があります。
    ホイール付きタイヤでの持ち込み 組み換え作業が不要なため、受け入れられやすくなります。

    安全で確実な作業のためにも、事前の確認が大切です。初めて持ち込み交換を検討する方は、参考にしてみてくださいね。

    ホイールサイズによっても料金は変わる?

    ホイールサイズが変わると料金も大きく変わります。

    例えば、カー用品専門店で持ち込みで組替えを依頼した場合、下記のように変動する形です。

    ホイールサイズ 普通車 大型車
    (4WDなど)
    16インチ 1,500円 3,000円
    17インチ 2,500円 4,000円
    18インチ 3,000円 4,500円
    19インチ 4,000円 5,600円

    ホイールのサイズが大きくなればなるほど、当然料金も高くなります。

    また、脱着や組替えをするときにインチアップする場合も通常料金と変わる可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

    タイヤホイール交換以外に必要な費用は?

    先程も触れましたが、交換時に別途必要となる可能性のある費用は以下の通りです。

    内容 金額
    タイヤ廃棄 1本300円〜500円前後
    ホイールバランス調整 1本1000円前後〜
    エアバルブ交換 4本1500円前後〜
    ホイールナット交換 1個200円〜500円(1台で16個〜20個必要)

    バランス調整やバルブ交換などは追加費用が発生しますが、ホイール交換時以外で行おうとすると「脱着」「入れ替え」の工賃が都度発生してしまうため、一度に確認して一緒に行うことをおすすめします。
    ナットの交換は

    タイヤローテーションにかかる費用は?

    タイヤローテーションにかかる費用は?

    5000km前後走行した後は、タイヤのローテーションが推奨されています。これは現在履いているタイヤホイールの位置を交換する作業を指します。

    タイヤホイールの交換ではなく、タイヤが扁摩耗しないようにローテーションだけしたい人もいるはずです。

    この場合、1回2,000円〜5,000円前後の工賃(タイヤ脱着の工賃)がかかってしまうので、タイヤ・ホイール交換の際に一緒にタイヤローテーションお願いすることをおすすめします。

    専門店に任せる場合は、たいていの場合、そのタイヤをどこに装着していたかの目印シールを貼ってくれるので、次回はそれを見てローテーションしてくれます。

    タイヤを長持ちさせたい人は、定期的にローテーションを実施しておくのがおすすめです。

    ホイール交換にかかる時間も知りたい

    タイヤホイール交換にかかる時間も知りたい

    料金と合わせて、ホイール交換にかかる作業時間も確認しておきましょう。
    ホイール交換の作業自体にかかる時間はサイズにもよりますが30分〜程ですが、これに待ち時間や受付・お会計の時間を合わせると、少なくとも1時間以上は作業にかかることになります。

    特に組替えは工程も増えるので、通常よりも時間がかかります。

    脱着の作業時間目安
    10~15インチ 約30分
    16~18インチ 約40分
    19~20インチ 約50分
    組み換えの作業時間目安
    10~15インチ 約30分
    16~18インチ 約40分
    19~20インチ 約50分

    最近はWebで交換作業を予約できる店も増えているので、上手に活用すると便利です。

    自分でタイヤホイール交換をするやり方

    自分でタイヤホイール交換をするやり方

    これまでの解説を見て、「工賃が高いから自分で交換しよう」と考えているかもしれません。

    実際、整備士でなくてもタイヤホイールの「脱着」だけであれば作業は可能です。
    必要な用具・手順さえ守れば、想像よりも簡単にできてしまうでしょう。

    ただ、間違ったやり方で進めて、足回りにダメージを与えて取り返しのつかないことになるケースも。

    詳しく説明していきます。

    ホイール交換に必要な工具

    まずは必要となる用具の確認です。
    一般家庭にはない工具もありますが、必須道具になります。

    ・レンチ(できれば十字レンチ)
    ・ジャッキ
    ・輪止め
    ・トルクレンチ

    トルクレンチはホイールナットを適正な力で締める専用工具ですが、無くても作業自体はできます。
    ただ経験上、トルクレンチなしで作業すると足回りの安全性が損なわれたり、部品が損傷したりなどデメリットが大きいので用意は必須です。

    どうしても用意できない場合は、交換後に専門業者やガソリンスタンドで増し締めを依頼する方法もあります。

    ホイール交換の手順

    タイヤホイールの脱着に必要な工程は、さほど多くありません。
    紹介する8ステップで、取り外しから取り付けまで完了できます。

    初心者は以下の手順を必ず守るようにしてください。

    1. サイドブレーキを必ずかけて、交換するタイヤの対角線に輪止めをする
    2. 交換するタイヤのホイールナットを軽く緩める(軽くでOK)
    3. ラジャッキを交換するタイヤ近くのジャッキポイントに合わせて、車体を持ち上げる(タイヤが地面から1cm以上は離れるように)
    4. 緩めたホイールナットを全て外して、タイヤを取り外す
    5. 取り付けるタイヤホイールをボルト位置に合わせて取り付ける(平行になるように)
    6. ホイールナットを取り付け、上から対角線に沿って順番に締めていく(必ず上から締めて対角線で締める/2〜3週しながら締めればOK)
    7. 完全に締める前に、ジャッキを下ろしていく
    8. タイヤが地面についたら、ジャッキを外してトルクレンチで本締めをする

    ジャッキポイントが分からない場合は、車に付属している説明書に場所が記載されています。

    ホイールナットを締めるときは、締める順番を必ず守るようにしてください。

    4穴ホイールの場合は「4」の数字を、一筆書きするイメージで締めていきます。

    4穴ホイールの閉める順番

    5穴ホイールの場合のナットを締める順番は、「星」の形を一筆書きするイメージで締めていきます。

    5穴ホイールの閉める順番

    6穴ホイールの場合のナットを締める際には、ジグザグ線を書くように、締めていけば迷うことなく締められます。

    6穴ホイールの閉める順番

    最近はyoutubeでも沢山の交換方法が掲載されていますので、イメージを膨らませておくのもおすすめです。

    自分でのタイヤ・ホイール交換は【タイヤ交換を自分でする手順は?トラブルを防ぐための注意点も解説】の記事も参考にしてみてください。

    絶対やってはいけないホイール交換のやり方・注意点とは?

    タイヤホイール交換の難易度は低いとはいえ、慣れていないと危険性と思わぬ故障につながる可能性があります。特に以下の3つには十分注意してください。

    ・ジャッキポイントは必ず適正な位置にして、途中で外れないようにする
    ・ホイールナットを曲がった方向に入れない
    ・ホイールナットを無理矢理閉めようとしない

    ジャッキが外れて車体が急に落ちてしまうと、足が挟まれたりなど大きな事故の危険性があります。

    また、ホイールナットを間違った締め方で進めてしまうと、ボルトのネジ山が潰れる・折れるケースがあり、取り返しつかない事態になるケースもあります。

    筆者も初めて自分で作業した時に、ボルトを折ってしまい、修理が必要になり余計な出費をしてしまった経験があります。

    足回りは車の重要部分かつ、修理も高額になるため、自信がない人は最初からプロに頼んでしまうのがおすすめです。

    手間をかけずにホイール交換を安くする方法がある?

    手間をかけずにホイール交換を安くする方法がある?

    タイヤホイール交換を手間なく安く済ます方法は、交換を依頼する場所で商品自体も購入してしまうことです。

    自社でタイヤやホイールを購入してもらったほうが利益が出るため、その分通常よりも工賃を安くする・特別保証をつけるなど、消費者側にもメリットが付いてきます。

    また、どんなタイヤやホイールにするか相談して、そのまま購入〜取り付けまで一括して出来るので手間が無く、無駄な時間も発生しません。

    さらに、購入者限定で履き替えたタイヤをそのままお店で保管してくれる業者であれば、自宅のスペースが空くなど、コスト以外のメリットもあります。

    参考記事:【タイヤ保管サービスとは?おすすめ点や料金をご紹介】

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    ここまで、本記事ではタイヤホイール交換にかかる費用や自分でやる場合のやり方を解説しました。

    確かに交換の難易度は低いため、自分で作業するのは可能です。
    ただし、プロに任せてしまうことで時間の節約や安全性を守ることにもつながるので、専門業者に任せてしまうのが得策といえるでしょう。

    タイヤワールド館ベストなら、オンライン上でタイヤホイールの購入が可能で、そのまま全国3,200店の提携取付店へ直送し、交換作業予約まで完了できます。

    自分で取付店も選べて日時も選択できるから安心して依頼可能です。もちろん、提携している取付店は信頼のおける優良店のみとなります。

    なにより、購入した際はタイヤ組替え・バランス調整・脱着に必要な工賃が全て込みになる「コミコミプラン」といったお得なプランが用意されています。

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    ホイールナットの締め付けトルクは何Nm?守らないと危険な理由と正しい締め方

    「タイヤ交換時は、とりあえずナットを強く締めれば大丈夫?」「工具があれば、自分でも簡単にホイール交換できる?」

    こうした疑問は、実際に多くのお客様から寄せられます。

    結論から言うと、ホイールナットは“強く締める”だけでは不十分で、車種ごとに定められた締め付けトルクを正しく管理することが不可欠です。

    私たちタイヤワールド館ベストでは、日々のタイヤ・ホイール交換作業の中で、締め付けトルク管理が不十分だったことが原因と考えられる異音や振動、ハブボルトの損傷、ナットの緩みといった事例を確認することがあります。

    規定トルクで締め付けられていない状態で走行を続けると、最悪の場合脱輪事故につながる危険性もあります。

    ホイールナットの締め付けトルク管理は、専門的で難しい作業に思われがちですが、正しい手順とポイントを押さえれば、安全性を大きく高めることができます。

    本記事では、タイヤ専門店としての実務経験をもとに、ホイールナットの締め付けトルクの基本知識から、実際の作業で失敗しないための注意点までを、7つのステップに分けて、初めての方にも分かりやすく解説します。

    「自分でタイヤ交換をしてみたい方」「作業の安全性を改めて確認したい方」ぜひ最後まで参考にしてください。

    ※お願い※
    ホイールナットの締め付けトルクは、車種・年式・グレード・ホイール形状(純正/社外)によって指定値が異なります。
    また、同じ車種であってもハブボルトやナットが純正から変更されているケースもあります。
    タイヤ・ホイール交換時は、車両メーカーが指定する締め付けトルク値を必ず確認し、トルクレンチを使用して管理してください。不明な場合や不安がある場合は、無理に作業を行わず、専門店へご相談ください。

    結論|ホイールナットの締め付けトルクは「車種ごとの規定値」を守ることが最重要

    結論|ホイールナットの締め付けトルクは「車種ごとの規定値」を守ることが最重要

    ホイールナットの締め付けトルクは、車種ごとに定められた規定トルクを守ることが最も重要です。

    状態・項目 リスクと影響 / 推奨値
    強すぎる
    (オーバートルク)
    ボルトの破損(伸び・破断)、ナットが焼き付いて外れなくなる原因
    弱すぎる 振動によるナットの緩み、最悪の場合は走行中にホイールが脱落する危険
    目安(普通車) 約100〜120N・m
    目安(軽自動車) 約80〜100N・m
    注意:
    上記はあくまで一般的な目安です。正確な締め付けトルクは車種・年式・ホイールによって異なるため、必ず車両の取扱説明書やメーカー指定値を確認してください。

    実際の整備現場でも、締め付け不足やオーバートルクによるトラブルは少なくありません。不安な方はプロによる点検・締め付け確認をおすすめします。

    ホイールナットの締め付けトルクはどれくらい?

    ホイールナットの締め付けトルクとは、ハブボルトにナットを締めるときに指定された締め付ける強さを指します。

    車の走行性能や安全性を守るためには、ホイールナットを規定トルクで締めることが大切です。

    一般的に、普通自動車と軽自動車の規定トルクは以下の通りです。

    普通自動車 軽自動車
    約100〜120N・m 約80~100N・m

    ただし、車種やホイールによって規定トルクが異なります。
    安全に走行するために、ホイールナットを締めるときは、規定トルクを必ず確認しましょう。

    タイヤ交換で知っておきたい3つの用語

    ここまでで締め付けトルクの目安は理解できたと思いますが、実際に作業する際には「ホイール」「ナット」「ボルト」などの各部品の役割を正しく理解しておくことが重要です。

    これらの用語を理解しておくことで、締め付けミスやトラブルを防ぎ、安全にタイヤ交換が行えます。

    パーツ名 役割・概要
    ホイール タイヤを支える中心的な部品
    ナット ホイールを車体に固定するための部品
    ボルト ナットを締めるための軸(ハブボルト)

    タイヤ交換時やトルク管理時に出てくる用語なので、覚えておくことをおすすめします。

    ホイール締め付けトルク一覧表【車種別】

    ホイール締め付けトルク一覧表【車種別】

    ホイール締め付けトルクは車種によって異なります。本章では、人気のある車種を、普通自動車と軽自動車ごとに一覧表にしました。
    ぜひ、参考にしてみてください。

    普通自動車

    車種 締め付けトルク
    ヤリス(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    カローラ(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    シエンタ(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ノート(日産) 108N・m(1100kgf・m)
    ルーミー(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ヴォクシー(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ノア(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    アクア(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ハイエース(トヨタ) 100N・m(1020kgf・cm)
    フィット(ホンダ) 108N・m(1100kgf・m)

    軽自動車

    車種 締め付けトルク
    N-BOX(ホンダ) 108N・m(1100kgf・m)
    タント(ダイハツ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ムーヴ(ダイハツ) 103N・m(1050kgf・cm)
    スペーシア(スズキ) 85N・m(870kgf・cm)
    ルークス(日産) 98N・m(1000kgf・cm)
    ワゴンR(スズキ) 85N・m(870kgf・cm)
    アルト(スズキ) 85N・m(870kgf・cm)
    タフト(ダイハツ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ハスラー(スズキ) 85N・m(870kgf・cm)
    ミラ(ダイハツ) 103N・m(1050kgf・cm)

    規定トルクを守らないと危険な理由

    規定トルクを守らないと危険な理由

    ホイールナットは、メーカーに指定されたトルクで、ボルトに締め付けます。安全に走行するためにも、ナットを締めるときは規定トルクを必ず守りましょう。

    締め付けトルクが強すぎても弱すぎてもナットは緩んでしまい、パーツの破損やタイヤの脱輪にもつながる可能性があるからです。

    本章では、ナットを強く締めすぎた場合(オーバートルク)と、弱く締めた場合の危険性について解説します。

    強いトルクで締めた場合(オーバートルク)

    ナットを強いトルクで締めたことをオーバートルクといいます。「緩むのが心配だから、念のため強く締めれば大丈夫」と思って締めてきた方は注意が必要です。

    ナットを強く締めすぎてオーバートルクになると、ホイールナット以外に多くの費用の発生が考えられます。

    たとえば、以下のような部品が破損したことによる費用です。

    ・ホイールのテーパー部
    ・ホイールナット
    ・ねじ山のつぶれ
    ・ボルト部分が伸びちぎれる

    最悪の場合、走行中にボルトが折れて大きな事故につながれば、車体以外にも多くの用がかかってしまいます。

    力ずくでトルクをかけることはせずに、規定トルクを目視で確認できる工具の使用をおすすめします。

    規定トルクを守り、未然にリスクを減らしましょう。

    弱いトルクで締めた場合

    ナットを弱いトルクで締めた場合、ホイールナットやハブボルトが緩んでしまいます。
    ナットが緩んだ状態で走行すれば、タイヤのブレや車体のガタつき等、運転に支障がでるため非常に危険です。ネジの緩みに気付かずそのまま走行すれば、ナットが外れたり最悪タイヤが脱輪したりと、大きな事故につながりかねません。

    また国土交通省の発表では、脱輪における2つの発生要因のうちひとつにタイヤ交換時の作業不備があげられています。

    ナットを締める力は、弱すぎても大きな事故の原因につながる可能性があります。
    安心して走行するためにも、規定トルクは必ず守りましょう。
    国土交通省:【点検整備不十分・整備作業ミスに起因する事故】

    ホイールナット締め付けトルクの確認方法

    ホイールナット締め付けトルクの確認方法

    ホイールナットの締め付けトルクは、以下の方法で確認できます。

    ・説明書を確認する
    ・メーカーやディーラーに確認する

    車の説明書を確認する

    一般的にホイールナットの締め付けトルクは、購入した車の説明書に記載されています。
    たとえば、アクア(トヨタ)のホイールナットの締め付けトルクは103N・m(1050kgf・cm)です。
    説明書には以下のように記載してあります。

    アクアのホイールナットの締め付けトルク例

    ただし、説明書に規定トルクの記載がない場合は、販売店やホイールメーカーに、直接問い合わせをして確認しましょう。

    メーカーやディーラーに確認する

    車を購入したメーカーやディーラーに直接問い合わせれば、簡単に規定トルクを確認できます。
    説明書で調べることも可能ですが、本当に規定トルクが合っているか不安な方は、直接問い合わせをして確認することをおすすめします。

    社外ホイールの締め付けトルクを確認する

    社外ホイールの締め付けトルクは、販売店またはホイールメーカーに確認しましょう。
    中古で車を購入した際に、前オーナーが純正以外の好きな社外ホイールを使用している可能性や、説明書に記載していない可能性もあるからです。
    安全な走行をするために、社外ホイールの締め付けトルクは販売店やホイールメーカーに確認しましょう。

    ホイールナットの正しい締め方と手順【チェックリスト】

    ホイールナットの正しい締め方と手順【チェックリスト】

    ホイールナットは正しい手順で締め付けないと、緩みや破損、最悪の場合は脱輪につながる危険があります。
    締め付け時にチェックするべきポイントは以下の4つです。

    • ● 対角線順で締める
    • ● 手締め→トルクレンチの順
    • ● 規定トルクで締める
    • ● 締め付け後に再確認

    上記のポイントを意識しながら、以下の手順で作業を行いましょう。

    1. トルクレンチを準備する
    2. 車体を持ち上げる
    3. ホイールをハブボルトに通す
    4. ホイールナットを手締めする
    5. 順番通りにホイールナットを締める
    6. 最後の確認

    注意:
    締め付け不足は脱輪事故、締めすぎはボルト破損の原因になります。不安がある場合は無理をせず、専門店での点検・作業をおすすめします。

    1.トルクレンチを準備する

    トルクレンチを準備する

    ホイールナットを締めるときは、トルクレンチを使用しましょう。

    トルクレンチを使用すれば、ハブボルトやナット、ホイールなど、車体や部品の損傷を未然に防げるからです。締め付けトルクは、強すぎても弱すぎても部品の損傷やナットが緩むことにつながります。

    トルクレンチがない場合でもクロスレンチ(十字レンチ)でトルクをかけることは可能です。ただし、感覚で締めると規定トルクをかけるのは難しいため、おすすめの方法ではありません。

    トルクレンチを使用すれば、簡単に規定トルクをかけることが可能です。
    ホイールナットを締めるときは、トルクレンチを準備しておきましょう!

    2.車体を持ち上げる

    車体を持ち上げる

    ジャッキを使用して、車体を持ち上げます。
    ジャッキは車体裏にジャッキ受けがあるので引っ掛けて車体を持ち上げてください。
    地面から約3cm以上上がれば準備完了です。

    3.ホイールをハブボルトに通す

    ホイールをハブボルトに通す

    次に、ホイールを車体側のハブボルトに差し込みます。

    注意点は、ホイールを斜めの状態でボルトに通すとボルトに接触して傷つく可能性があるため、なるべくハブボルトに対して水平にして取り付けます。

    4.ホイールナットを手締めする

    ホイールナットを手締めする

    水平にホイールを取り付けたら、次はナットを手締めします。

    一番先に、タイヤ下部のナットを手締めすれば、タイヤの傾きが抑えられるだけでなく、脱輪の予防にもなるため下から手締めしましょう。

    しっかり車体側にホイールを付けた状態で、ぐらつきがなくなるまで手締めします。
    ※車体が浮いている状態でトルクレンチを使用しても、ホイールと一緒に回転してしまうため、ここではトルクレンチを使用しません。

    5.順番通りにホイールナットを締める

    車体を地面に下ろしてから、トルクレンチでホイールナットを本締めします。
    「カチッ」と音がするまで締めれば、規定トルクになっている証拠です。
    規定トルクからさらに締めるとオーバートルクになるので、注意しながら締めましょう。
    なお、車種によってハブボルトの本数やナットの締める順番が異なるので、それぞれ解説します。

    ・ボルトが4本の場合
    ・ボルトが5本の場合
    ・ボルトが6本の場合

    ボルトが4本の場合

    4穴ホイールの場合のナットを締める順番

    装着ホイール:マルカユーロスピードV25

    4穴ホイールの場合のナットを締める順番は「4」の数字を、一筆書きするイメージで締めていきます。
    ナットを、対角線上に順番通り締めることで、ガタつきなく締められます。

    ボルトが5本の場合

    5穴ホイールの場合のナットを締める順番

    装着ホイール:ウェッズレオニスSK

    5穴ホイールの場合のナットを締める順番は、「星」の形を一筆書きするイメージで締めていきます。

    ボルトが6本の場合

    6穴ホイールの場合のナットを締める順番

    装着ホイール:マルカナイトロパワージャベリン

    6穴ホイールの場合のナットを締める際には、ジグザグ線を書くように、締めていけば迷うことなく締められます。

    6.最後の確認

    ホイール交換後にしばらく走行したあと、ホイールナットが緩んでいないか確認してください。

    ナットに緩みがある場合は、締める作業を再度行いましょう。

    何度やっても走行中にガタつきやタイヤのブレを感じる場合は、運転はせずに最寄りの専門店に相談しましょう。

     

    増し締めとトルクレンチ管理のポイント

    増し締めとトルクレンチ管理

    **ホイールナットは一度締めて終わりではなく、走行後の「増し締め」と定期的なトルク管理が重要です。/**

    タイミング 目安・実施内容
    初回増し締め 装着から 50〜100km 走行後
    定期点検 3ヶ月 または 5,000km ごと
    作業時 毎回トルクレンチで規定トルクを確認

    走行中の振動や熱変化によりナットはわずかに緩むことがあります。特に「初期なじみ」によって締め付け力が低下するため、増し締めが必要です。

    増し締めの方法

    増し締めは以下の手順で行いましょう。

    1. トルクレンチを使用する
    2. 対角線順(スターパターン)で締める
    3. 「カチッ」と音がしたら止める

    まずはトルクレンチを使用し、車両の取扱説明書に記載されている規定トルク値にトルクレンチを設定します。 締め付けはホイールナットを対角線上に均等に締め付ける「スターパターン」で作業します。これにより、ホイールが均等にハブに密着します。 トルクレンチでナットを締め、設定トルクに達すると「カチッ」と音がします。この音がしたら、それ以上は締め付けないようにしましょう。

    トルクレンチがない場合はどうすればいい?

    トルクレンチがない場合でも、適切な手順と注意を払えば、ある程度安全にホイールナットを締め付けることが可能です。
    以下に、トルクレンチを使用しない場合の締め付け方法と注意点を詳しくご説明します。

    トルクレンチなしでのホイールナット締め付け方法

    使用する工具

    クロスレンチやラチェットレンチを使用します。これらの工具は力を均等にかけやすく、締め付け作業に適しています。

    締め付けの順序

    前述の通り、対角線上に均等に締め付ける「スターパターン」を採用します。例えば、5つのナットがある場合、12時→6時→3時→9時→1時→7時の順で締め付けると、ホイールが均等にハブに密着します。

    締め付けの力加減

    最初は手でナットを締め、その後工具を使って適度な力で締め付けます。力を入れすぎるとネジ山を傷める可能性があるため、過度な力を避けましょう。

    トルクレンチなしの場合の注意点

    締め付けトルクのばらつき

    トルクレンチを使用しない場合、各ナットの締め付けトルクにばらつきが生じる可能性があります。これにより、走行中にナットが緩んだり、過度に締め付けられて部品が損傷するリスクがあります。

    定期的な増し締め

    タイヤ交換後、約50〜100km走行した後にナットの増し締めを行うことが推奨されています。これは、走行中の振動や熱変化によりナットが緩むのを防ぐためです。

    トルクレンチの使用を検討

    長期的には、正確なトルク管理のためにトルクレンチの使用を検討することをおすすめします。トルクレンチを使用することで、メーカー指定のトルク値でナットを締め付けることができ、安全性が向上します。

    トルクレンチを使用しない場合でも、上記の手順と注意点を守ることで、ある程度安全にホイールナットを締め付けることができます。

    しかし、可能であればトルクレンチを使用して、正確なトルク管理を行うことが最も安全です。

    締め付けトルクに関するよくある質問

    締め付けトルクに関するよくある質問

    ホイールナットの締め付けトルクは、タイヤ交換時の安全性を左右する重要な管理項目です。

    作業自体はシンプルに見えても、締め付け方法や工具の違いによって結果に差が出るため、「正しくできているか不安」という声も少なくありません。

    ここでは、タイヤ専門店として日々の交換・点検業務で寄せられる質問をもとに、締め付けトルクに関する代表的な疑問をQ&A形式でまとめました。

    1. ホイールナットの締め付けトルクってなぜ必要なの?
    2. トルクレンチって本当に必要なの?十字レンチ(クロスレンチ)ではダメ?
    3. DIYでタイヤ交換後に不安が残る場合はどうする?

    ホイールナットの締め付けトルクってなぜ必要なの?

    ホイールナットの締め付けトルクは、タイヤとホイールを安全に固定し、走行中の緩みや脱輪を防ぐために必要な管理値です。

    このトルクが弱すぎると走行中にナットが緩み、異音や振動、最悪の場合は脱輪につながる危険性があります。

    一方で、強く締めすぎてもハブボルトやナットに過度な負担がかかり、破損の原因になります。

    そのため、ホイールナットは「強く締めれば安心」ではなく、車両メーカーが指定するトルク値で、均一に締め付けることが安全走行の基本です。

    トルクレンチって本当に必要なの?十字レンチ(クロスレンチ)ではダメ?

    トルクレンチは、ホイールナットをメーカー指定の力で均一に締め付けるために必要な工具で、感覚に頼る十字レンチだけでは不十分です。

    十字レンチだけでは締め付け力を数値で管理できず、作業者の力加減によって締め過ぎ・締め不足・締めムラが生じやすくなります。

    トルクレンチを使えば、

    • ● メーカー指定のトルク値に設定できる
    • ● すべてのナットを均一な力で締められる
    • ● 作業者による感覚の差をなくせる

    といったメリットがあり、プロの整備作業でも必ず使用される工具です。安全性を重視するなら、トルクレンチの使用は必須といえます。

    DIYでタイヤ交換後に不安が残る場合はどうする?

    DIYでタイヤ交換をしたあとに締め付けが正しいか不安な場合は、専門店でトルクチェックや増し締め確認を受けるのが安全です。

    正しい工具と手順を守ればDIYでのタイヤ交換は可能ですが、ホイールナットの締め付けトルクが適正かどうかは見た目では判断できません。

    そのため、以下の場合は専門店でのトルクチェックや増し締め確認をおすすめします。

    • ● 初めてDIY交換をした
    • ● トルクレンチを持っていない
    • ● 走行後に違和感や異音がある

    タイヤワールド館ベストでは、ホイールナットの増し締め確認や空気圧チェックを無料で実施しており、DIY後の安全確認としてもお気軽にご利用いただけます。

    まとめ

    まとめ

    本記事では、タイヤ交換時に欠かせないホイールナットの締め付けトルク管理について、以下の7つのポイントを解説しました。

    • ● ホイールナットの締め付けトルクとは?
    • ● タイヤ交換で知っておきたい3つの用語
    • ● 規定トルクを守らないと危険な理由
    • ● ホイールナット締め付けトルクの確認方法
    • ● ホイールナットの正しい締め方
    • ● トルクレンチのチェック頻度
    • ● ホイール締め付けトルク一覧表【車種別】

    その中でも、重要なポイントは以下の3つです。

    1. 規定トルクは必ず守る
    2. トルクレンチのチェックは定期的に行う
    3. 心配ならプロに任せる

    ホイールナットを規定トルクで正しく締め付けるだけでも、ナットの緩みや部品への負担といったリスクを未然に防ぐことができます。

    さらに、トルクレンチの精度を定期的に確認することで、安全性はより高まります。

    タイヤワールド館ベストでは、作業の透明性と安全性を大切にするため、トルクレンチのチェックをお客様の目の前で実施しています。

    また、全店舗にてホイールナットの増し締め確認と空気圧チェックを無料で行っております。

    「自分で交換したあと、締め付けが正しいか不安」「しばらく点検していないので確認したい」

    そんなときは、お気軽にお立ち寄りください。タイヤ専門店としての知識と経験で、足回りの安全をしっかりサポートします。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

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    • ● 創業55年以上の実績を持つ老舗タイヤ&ホイール専門店
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    住所:仙台市宮城野区苦竹2-6-5
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    この記事について

    • 執筆・監修:タイヤワールド館ベスト
      (タイヤ・ホイール交換および足回り点検の実務経験を持つ専門スタッフ)
    • 記事の内容:タイヤ交換時に必要なホイールナットの締め付けトルクの基本と、正しい作業手順について解説
    • 記事の根拠:日々のタイヤ・ホイール交換作業や増し締め点検で得られた実務知見・ご相談事例をもとに作成
    • 補足:締め付けトルクの指定値や作業手順は、車種・年式・グレード・装着ホイール(純正/社外)によって異なります
    • 注意事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、最終的な判断は車両メーカーの指定内容を優先してください
    カテゴリー
    タイヤの基礎知識 ライターチーム タイヤ交換

    タイヤの空気圧の入れ方・確認方法!適正な空気圧を計測する7つのポイント

    タイヤの空気圧の入れ方・確認方法!適正な空気圧を計測する7つのポイント

    車のタイヤの空気圧に関して、以下の疑問を持っていませんか?

    ● 「車のタイヤ空気の入れ方は?自分でできる?」
    ● 「車のタイヤには、どれだけ空気を入れればいいの?」
    ● 「空気圧の入れすぎはよくないの?」

    車のタイヤは目で見たり手で触ったりしても、自転車のように空気圧の変化がわかりにくいですよね。

    空気圧がわからないと「このまま走っても大丈夫?」と不安な気持ちにもなるでしょう。

    空気が不足している状態で運転を続けると、タイヤの劣化や燃費の悪化につながります。2015年〜2019年にJATMAによって行われた調査では、「乗用車の4台に1台が空気圧不足」という結果が判明しました。

    そこで本記事では、空気圧の正しい入れ方や確認方法を詳しく解説し、適正な空気圧を計測するための7つのポイントを紹介します。

    さらに、タイヤの状態チェックや専門家への相談の重要性についても触れています。

    空気圧を適切に管理し、安全で快適なドライブを楽しむための情報が詰まっているので、ぜひ参考にしてください。

    車のタイヤの空気圧とは?

    車のタイヤの空気圧とは?

    車のタイヤの空気圧は、安全で快適な運転に欠かせない要素です。適切な空気圧を保つことで、タイヤの寿命が延び、燃費の向上にもつながります。

    具体的な単位は「kPa(キロパスカル)」や「psi(ポンド毎平方インチ)」で表され、適正な空気圧は車両メーカーによって指定されています。

    一方、空気圧が適正でないと、タイヤの摩耗が早まったり、走行中の安定性が損なわれたりする可能性があるため注意が必要です。

    適正な空気圧は車両メーカーによって指定されています。適正空気圧を保つことは、安全で快適な走行を実現するために不可欠です。

    空気圧は気温や経過時間によって変化するため、月に1回以上の定期的な点検が推奨されます。正しい知識を持ち、適正値を維持することが安全運転の第一歩です。

    タイヤの空気の入れ方

    タイヤの空気の入れ方

    車タイヤの空気の入れ方は、以下の手順で行います。

    1. 適切な空気圧を確認する
    2. 空気圧を測定する
    3. 空気圧を調節する

    それぞれの作業内容を具体的に解説するので、自分で空気圧を調整したい方は、ぜひ参考にしてください。

    適切な空気圧を確認する

    自分の車に合った空気圧は、車種やタイヤサイズによって異なります。通常、運転席のドアを開けた部分や給油口のフタの裏に貼られた「車両指定空気圧」ラベル、または車の取扱説明書に記載されています。

    適正な空気圧は車のドアに記載されている

    kPa(キロパスカル)で表示された指定空気圧を保つことで、タイヤの摩耗や燃費の悪化を防げます。

    もしドアに記載がない場合は、車の取扱説明書でも確認できるので、チェックしてみてください。

    空気圧を測定する

    タイヤの空気圧を計測するには、エアーバルブに空気圧計を使用します。

    空気圧計を購入すれば自宅で計測できますし、ガソリンスタンドやタイヤ販売店では、無料で機材を貸出していることも少なくありません。

    空気圧計を用意したら、以下の5ステップで計測します。

    1. 指定空気圧を把握する
    2. エアーバルブのキャップを外す
    3. 空気圧計を用いて計測
    4. 足りなければ充填
    5. エアーバルブにキャップを締める

    エアーバルブのキャップは小さくなくしやすいため、袋に入れるなどして対策しましょう。

    キャップは空気漏れの防止以外にも、タイヤに水やほこりなどの異物を侵入させないための役割があります。

    キャップはタイヤ販売店などで購入可能なため、万が一なくした際は補充しましょう。

    空気圧を調節する

    空気圧が適正値に達していない場合、以下の方法で調整しましょう。なお、空気圧の調整はタイヤが冷えている状態で行ってください。

    1. 空気圧ゲージを準備する
    2. バルブキャップを外す
    3. 現在の空気圧を測定する
    4. 空気を充填する
    5. 再度空気圧を測定する
    6. 適正値になっているか確認する
    7. 空気漏れをチェックする(シューッという音がしないか確認)
    8. バルブキャップを締める
    9. 作業終了後タイヤ全体を確認する

    空気を入れる際は、適正空気圧の±10%を目安に調整しましょう。

    一方で空気圧を抜く場合は、バルブの中心にあるピンを押すことで空気が抜けます。空気圧を抜く際は、抜きすぎないよう測定器を確認しながら少しずつ調整しましょう。

    空気圧が適正値でない場合のリスク

    空気圧が適正値でない場合のリスク

    タイヤの空気圧が適正値から外れると、車両の安全性や性能に深刻な影響を及ぼします。適正でない空気圧が引き起こす主なリスクは以下の5つです。

    1. 燃費の悪化
    2. 走行安定性の低下
    3. タイヤの異常摩耗
    4. ハイドロプレーニング現象のリスク増大
    5. タイヤの損傷リスク増加

    燃費の悪化

    空気圧が低いと、タイヤのたわみが増加し、転がり抵抗が大きくなることでエンジンへの負荷が増し、燃費が悪化します。

    一般財団法人省エネルギーセンターのテストによれば、適正値から50kPa低い状態で走行すると、市街地では2.5%、郊外では4.3%、高速道路では4.8%燃料消費量が悪化するとの報告がされています。

    一般財団法人省エネルギーセンターのテスト

    参考:一般財団法人省エネルギーセンター

    走行安定性の低下

    適正でない空気圧は、タイヤの剛性を損ない、カーブ走行時にタイヤがよれるなどして走行安定性が低下します。これにより、ハンドル操作が重くなったり、左右に取られるなどの影響が生じ、運転の安全性が損なわれてしまう可能性があります。

    タイヤの異常摩耗

    空気圧が低くても高くても、タイヤの接地面積が増加し、特定の部位が過度に摩耗する「偏摩耗」が発生します。これにより、タイヤの寿命が短くなり、早期の交換が必要となる場合があります。

    ハイドロプレーニング現象のリスク増大

    空気圧が低いと、タイヤの排水性が低下し、雨天時に路面とタイヤの間に水膜が形成されやすくなります。これにより、ハンドルやブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。

    タイヤの損傷リスク増加

    適正でない空気圧は、タイヤの過熱や変形を引き起こし、最悪の場合、走行中のバースト(破裂)につながる可能性があります。バーストは重大な事故の原因となるため、とくに注意が必要です。

    これらのリスクを避けるためには、定期的な空気圧の点検と適正値への調整が不可欠です。安全で快適なドライブを維持するためにも、月に一度のチェックを習慣化しましょう。

    ガソリンスタンドでタイヤの空気をセルフで入れる方法

    ガソリンスタンドでタイヤの空気をセルフで入れる方法

    タイヤの空気を入れる際は、ガソリンスタンドやタイヤ販売店に設置されている機材から行えます。

    基本的には無料で使用できますが、場所によって有料の場合もあるので、事前に確認してください。

    空気圧の調節はセルフサービスのため、以下では機材の使用方法について紹介します。

    ガソリンスタンドなどに設置されている空気充填機の種類は、主に以下の3種類です。

    ● エアータンク式
    ● 据え置き型(デジタル式)
    ● 据え置き型(ダイヤル式)

    場所によって設置されている機材が異なりますが、手順どおりに操作すればとくに難しくありません。

    それぞれの使い方と特徴を見ていきましょう。

    エアータンク式

    エアータンク式の空気圧充填機は、以下の4ステップで使用できます。

    1. エアーバルブのキャップを外す
    2. ノズルをタイヤの差込口に挿入する
    3. +と−ボタンを押して空気圧を調整する
    4. キャップを取り付けて完了

    充填機のノズルをタイヤの差込口に挿入すると、現在の空気圧が計測されるので、不足している分は「+」ボタンを押しながら充填しましょう。

    多く入れすぎた場合は、「−」ボタンを押せば放出できます。

    指定空気圧まで調整できたら、キャップを取り付けて完了です。

    エアータンク式の特徴

    エアータンク式の充填機は、以下の特徴があります。

    ● 持ち運びできる
    ● 空気圧の計測もできる

    エアータンク式の充填機は持ち運びできるので、車を移動させずに空気圧を調整できます。

    また、充填だけではなく、空気圧の計測も同時に行えるのが魅力です。

    据え置き型(デジタル式)

    据え置き型(デジタル式)の空気充填機は、以下の5ステップで使用できます。

    1. メーターに指定空気圧を入力する
    2. エアーバルブのキャップを外す
    3. ノズルをタイヤの差込口に挿入する
    4. 空気が自動で充填される
    5. 終了したらキャップを取り付けて完了

    「+」ボタンと「−」ボタンで指定空気圧を設定したら、空気充填機のノズルをタイヤの差込口に挿入します。

    充填中に鳴っている音が止まったら終了なので、キャップを締めて完了です。

    据え置き型(デジタル式)の特徴

    据え置き型(デジタル式)の空気充填機は、以下の特徴があります。

    ● 空気充填機は移動できない
    ● 空気圧の計測はできない
    ● 設定した空気圧を自動で充填できる

    据え置き型(デジタル式)の充填機は、特定の場所に設置されているため、近くに車を移動させなければいけません。

    空気圧の計測はできませんが、指定空気圧を入力すれば、不足している分を自動で充填してくれます。

    据え置き型(ダイヤル式)

    据え置き型(ダイヤル式)の使い方は、据え置き型充填機(デジタル)とほとんど同じですが、空気圧を調整するのはメーターの横にあるダイヤルです。

    ダイヤルを時計方向に回すと数値が増え、反時計方向に回すと数値が減ります。

    空気圧を設定した後は、充填機のノズルをタイヤの差込口に挿入して自動で空気が調整されます。

    音が鳴り止んだら充填終了の合図なので、キャップを締めて完了です。

    据え置き型(ダイヤル式)の特徴

    据え置き型(ダイヤル式)の空気充填機の特徴は、以下の通りです。

    ● 空気充填機は移動できない
    ● 空気圧の計測はできない
    ● 設定した空気圧を自動で充填できる

    据え置き型(ダイヤル式)の充填機は、デジタル式と同様、移動はできません。

    またデジタル式同様、空気圧を指定すると不足している分を自動で入れてくれるのもダイヤル式の特徴です。

    適正な空気圧を計測するコツ7選

    適正な空気圧を計測するコツ7選

    指定空気圧を保つことでタイヤは長持ちし、燃費の悪化も防げます。

    より正確に空気圧を充填するため、以下の6つの計測する際のコツを紹介します。

    1. 点検はタイヤが冷えている時に行う
    2. 空気圧の上限は+10%までにする
    3. タイヤの空気圧を調べてから充填する
    4. 空気漏れがないか確認する
    5. タイヤ交換後は空気圧を確認する
    6. タイヤの状態も確認する
    7. タイヤの専門家に相談する

    点検はタイヤが冷えている時に行う

    空気圧を計測するのは、以下の時間帯で行うのがおすすめです。

    ・早朝または夜(日が出ていない)
    ・走行前(タイヤが冷えている)

    タイヤが温かいと、内部の空気が膨張して正確な空気圧を計測できません。

    具体的には、気温が10℃上昇する毎に、タイヤの空気圧は10kPa上昇します。

    したがって、正確な空気圧を計測するタイミングは、日が沈んでいる朝や夜、タイヤが冷えている運転前が適しています。

    より正確な空気圧を把握したい方は、空気圧計を購入して、運転前に自宅で計測するのがよいでしょう。

    空気圧の上限は+10%までにする

    空気圧の上限は、指定空気圧の上限+ 10%までにしましょう。

    本来は指定空気圧の数値に沿って充填するべきですが、空気圧点検の頻度を抑えるために、多めに空気を補充したい方は少なくないはずです。

    空気が多すぎれば、乗り心地やタイヤの摩耗具合に影響しますが、指定空気圧の上限+ 10%であれば許容範囲です。

    したがって、指定空気圧の数値を下回らないように、上限の+ 10%の範囲で空気圧を充填しましょう。

    タイヤの空気圧を調べてから充填する

    前輪と後輪の入れるべき空気圧が同じとは限らないので、すべてのタイヤの指定空気圧を確認してから充填しましょう。

    また、純正品からサイズの異なるタイヤに変更した場合は、車に記載された指定空気圧の値が異なります。

    インチアップ等でタイヤサイズを変更した場合、専門店から適正な空気圧の値を確認しましょう。

    空気漏れがないか確認する

    エアーバルブとキャップの間に隙間があれば、走行中に空気が漏れてしまうため、充填後の締め付けはしっかり行いましょう。

    キャップはゴムでできているので、2〜3年ほどで劣化する可能性があります。

    キャップの劣化を見極めるには、洗剤を含んだ水をバルブの付近に垂らす方法が有効です。

    垂らした液体が泡立つのは、隙間から空気が放出されている証拠なので、キャップの交換を検討するのがよいでしょう。

    空気漏れの確認方法

    キャップが固定されているにもかかわらず空気の減りが早い場合は、タイヤ自体が劣化している可能性があるので、買い換えるのがおすすめです。

    タイヤ交換後は空気圧を確認する

    夏タイヤとスタッドレスタイヤを交換する際は、空気圧を確認しましょう。

    タイヤの空気は使用の有無にかかわらず自然と抜けるため、保管している間に指定空気圧を下回る可能性があります。

    また、スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べて摩耗が早いので、空気圧が不足しないように注意しましょう。

    スペアタイヤを積んでいる方は、万が一の際に使用できるよう、合わせて空気圧を確認するのがおすすめです。

    タイヤの状態も確認する

    空気圧の点検とあわせて、タイヤの状態に異常がないか確認しましょう。

    タイヤは製造年月日から約4年、もしくは約3万km以上の走行で寿命を迎えます。

    その他にも、以下の状態のタイヤは、交換するのがおすすめです。

    ● スリップサインが露出している
    ● 著しいひび割れがある

    寿命を過ぎたタイヤを使用した場合、交通事故の遭遇や交通違反に該当する可能性があるため、注意が必要です。

    タイヤの寿命を見極める方法は、下記の記事を参考にしてください。

    タイヤの専門家に相談する

    タイヤの空気圧に不安があり自分で判断するのが難しい場合、タイヤ専門店や整備工場など専門家に相談するのがおすすめです。

    タイヤの専門家なら、車種やタイヤの種類、季節や環境に適した空気圧を把握しているため適切に空気圧の調整が可能です。また、タイヤの摩耗状態や小さな傷など、空気圧以外の異常もチェックしてもらえるでしょう。

    とくに、旅行で長距離運転を予定している場合や、荷物を多く積む予定がある場合などは、一度専門家に相談した上で空気圧を調整するのがおすすめです。

    タイヤ専門店である「タイヤワールド館ベスト」でも、タイヤに関する相談を随時受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

    →タイヤワールド館ベストに相談してみる

    車用タイヤの空気入れを持っておいたほうがいい人

    車用タイヤの空気入れを持っておいたほうがいい人

    車用タイヤの空気入れは、必ず持っておいたほうがいいわけではありません。しかし、以下のような人は、車用タイヤの空気入れを購入するのがおすすめです。

    ● 通勤や家族の送迎など日常的に車を利用する人
    ● キャンプや長距離ドライブ等が趣味の人
    ● 緊急時に備えておきたい人
    ● 家族や友人の車をメンテナンスする人
    ● 自転車やアウトドア用品をよく利用する人

    車用タイヤの空気入れは、アタッチメントを変えれば自転車のタイヤや各種ボール、キャンプ用のエアマットや浮き輪などにも使えます。

    車用タイヤの空気入れは、安いものであれば5,000円ほどで買えるため、上記に当てはまる人は購入し車の中に常備するといいでしょう。

    車用タイヤの空気入れの選び方

    車用タイヤの空気入れの選び方

    車用タイヤの空気入れの選び方は、以下の5つです。

    ● 使用方法で選ぶ
    ● 作業スピードで選ぶ
    ● 表示単位で選ぶ
    ● 電源の種類で選ぶ
    ● アタッチメントの種類で選ぶ

    それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    使用方法で選ぶ

    使用シーンや目的を考慮することで、自分に合う車用タイヤの空気入れが選べます。

    たとえば車のみに使用するなら、車専用でリーズナブルかつシンプルな空気入れがおすすめです。一方、自転車やボールなどにも使いたい場合、多機能タイプの空気入れがいいでしょう。

    また、持ち運びしたい方は、シガーソケット式やコードレス式が向いています。あるいは、家庭用として自宅だけで使う予定の方は、据え置き型がおすすめです。

    車用タイヤの空気入れは使用用途を考え、自分に合うタイプを選びましょう。

    作業スピードで選ぶ

    作業スピードは、車用タイヤの空気入れを選ぶ上で重要なポイントです。

    とくに、緊急時や複数のタイヤに空気を入れる必要がある際は、短時間で作業できるモデルがおすすめです。

    空気圧の充填スピードは製品によって異なるため、パッケージの情報や口コミなどを参考にしたり、店舗スタッフに相談したりしながら、作業効率の高い空気入れを購入しましょう。

    自宅のみで使用し、作業スピードにこだわりがない方は、お得な値段で買えるものを選ぶのもいいでしょう。

    表示単位で選ぶ

    タイヤの空気圧の測定単位は、製品によって異なるため、事前確認が必要です。日本では主に「kPa(キロパスカル)」が使われ、「psi」や「bar」などの単位が併記されているモデルもあります。

    普段使用している単位が簡単に確認できる空気入れを選ぶと、使いやすく便利です。悩んだ際は、デジタル表示で複数の単位に対応しているものが、視認性が高く使いやすいでしょう。

    なお、空気圧の表示単位は、モデルにより以下4つに分けられます。

    空気圧の表示単位 使用シーン
    kgf/cm2(キログラムフォース) 国産車やバイクに使用されることが多い
    kPa(キロパスカル) 一般的な単位で日本の車両マニュアルにも記載されている
    psi(ポンド毎平方インチ) 海外製品や輸入車で使用される場合が多い
    bar(バール) 一部の製品やヨーロッパでよく使われる

    電源の種類で選ぶ

    車用タイヤの空気入れの電源は、以下の種類に分けられます。

    電源の種類 特徴とおすすめの人
    シガーソケット式 ・車内電源のみで使用できるタイプ
    ・車内のみで利用する人におすすめ
    コードレス式(充電式) ・場所を選ばず使用できる充電タイプ
    ・車以外の用途にも使いたい人におすすめ
    家庭用コンセント式 ・家庭用コンセントで使用するタイプ
    ・自宅のみで使用する人におすすめ

    パワフルな空気圧の充填をしたい方は、安定した電源供給が可能な家庭用コンセント式がいいでしょう。

    手軽さを重視するなら、シガーソケット式やコードレス式(充電式)がおすすめです。

    アタッチメントの種類で選ぶ

    車のタイヤ以外の空気入れにも使用したい方は、アタッチメントの種類で空気入れを選びましょう。

    アタッチメントが付いている空気入れは、一般的に自動車用のバルブだけでなく、自転車用のバルブやボール用のノズルが付属しています。

    アウトドア用品やスポーツ用品など、さまざまなものへの使用が想定される場合、汎用性の高いアタッチメントが付いたモデルがおすすめです。

    アタッチメントの種類で選ぶ際は、自分の使用用途を考慮し購入するといいでしょう。

    おすすめの車用タイヤの空気入れ3選

    おすすめの車用タイヤの空気入れ3選

    ここでは、前章の選び方を踏まえ、おすすめの車用タイヤの空気入れを3つ紹介します。

    ● AstroAI「エアコンプレッサー」
    ● アイリスオーヤマ「充電式エアコンプレッサー」
    ● KUKIIRE「スマート空気入れ」

    それぞれの製品の特徴をわかりやすく解説するので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。

    AstroAI「エアコンプレッサー」

    AstroAI「エアコンプレッサー」

    引用:Amazon

    項目 内容
    価格 3,999円(税込)
    電源の種類 シガーソケット式
    表示単位 kgf/cm2・kPa・psi・bar
    作業スピードの目安 195/65/R15型の自動車用タイヤを1分で30psiから36psiに空気注入可能
    アタッチメントの種類 自転車用・ボール用・浮き輪用
    製品の重量 1,100g

    AstroAIのエアコンプレッサーは、シガーソケットに接続するだけで使用できます。

    コンパクトな設計で車内での収納も簡単なので、車の中に常備したい方におすすめです。

    デジタルディスプレイを搭載しており、設定した空気圧で自動停止するため、初心者でも使用しやすい点が魅力的です。LEDライトが付いているため、夜間や暗い場所でも使いやすいでしょう。

    アイリスオーヤマ「充電式エアコンプレッサー」

    アイリスオーヤマ「充電式エアコンプレッサー」

    引用:Amazon

    項目 内容
    価格 8,523円(税込)
    電源の種類 コードレス式(充電式)
    表示単位 kPa・psi・bar
    作業スピードの目安 最大空気量8L/minで空気をスピード注入
    アタッチメントの種類 自転車用・ボール用・浮き輪用
    製品の重量 870g

    アイリスオーヤマの充電式エアコンプレッサーは、コードレスで場所を選ばず使用できます。家庭用電源やUSBで充電できる手軽さも魅力的です。

    自動停止機能付きで設定した空気圧で止まるので、充填しすぎる心配もありません。

    付属のバッテリーは「アイリスオーヤマ」コードレス工具シリーズと共通で使用できるため、アイリスオーヤマのコードレス工具を使っている方にもおすすめです。

    KUKIIRE「スマート空気入れ」

    KUKIIRE「スマート空気入れ」

    引用:Amazon

    項目 内容
    価格 7,980円(税込)
    電源の種類 コードレス式(充電式)
    表示単位 kgf/cm2・kPa・psi・bar
    作業スピードの目安 ママチャリ40秒で完了(毎分29Lの充填量)
    アタッチメントの種類 自転車用・ボール用・浮き輪用
    製品の重量 430g

    KUKIIREのスマート空気入れは、スタイリッシュなデザインと高機能が特徴の製品です。

    見やすいデジタル表示で、空気圧を確認しながら簡単に操作できるだけでなく、自動停止機能により適正な空気圧を調整しやすくなっています。

    デザイン性の高さや持ち運びやすさを重視する方には、KUKIIREのスマート空気入れがおすすめです。

    >空気圧の点検は月に一度がおすすめ

    タイヤの空気は時間とともに自然に減少するため、1か月に1回程度の定期的な点検がおすすめです。
    点検は、ガソリンスタンドやカー用品店で行うことが可能です。

    また、エアゲージを使用して自分で測定することも可能です。この際、タイヤが冷えた状態で測定することで、より正確な数値を得られます。

    適切な空気圧を維持することで、車の性能を最大限に引き出し、安全で快適なドライブを楽しめます。定期的な点検と調整を心がけましょう。

    空気圧以外のタイヤのチェックポイント

    空気圧以外のタイヤのチェックポイント

    空気圧以外のタイヤのチェックポイントは、以下の3つです。

    ● 溝の深さ
    ● 傷の有無
    ● バルブの劣化状況

    安全な走行やタイヤの寿命を伸ばすために重要なポイントのため、空気圧とあわせて定期的に確認することが大切です。

    それぞれの具体的な内容を確認しましょう。

    溝の深さ

    タイヤの溝の深さは、グリップ力や雨天時の排水性に大きく影響します。溝が浅いとブレーキ性能が低下し、スリップのリスクが高まるため、非常に危険です。

    溝の深さが1.6mm未満になると、スリップサインが出現し、走行性能の低下につながります。さらに、スリップサインが出た状態のタイヤでは、車検に通りません。

    タイヤの溝は定期的に目視で確認したり、定期点検時に店舗に確認してもらったりして、安全性を保ちましょう。

    タイヤのスリップサインについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

    傷の有無

    タイヤに傷やひび割れがあると、走行中のパンクやバーストの恐れがあります。とくに、タイヤ側面の傷や亀裂は、異常が発生するリスクが高く修理も難しい場合が多いです。

    タイヤの傷は、路面の段差や鋭利なものでできる可能性があるため、走行後に目視で確認することで早期発見できます。

    傷以外にも、摩耗によるスリップの危険性もあるため、偏摩耗を防ぐためにタイヤローテーションを行うのも効果的です。タイヤローテーションについては、以下の記事を参考にしてください。

    バルブの劣化状況

    タイヤのバルブは、空気圧を保持する重要な部品ですが、ゴム製のため時間とともに劣化します。劣化したバルブはヒビ割れや硬化につながり、空気漏れを起こすリスクがあります。

    とくに古いタイヤや長期間使用しているタイヤは、バルブが劣化し空気漏れを引き起こすかもしれません。

    タイヤ交換時には、バルブも一緒に点検してもらい、劣化している場合は新しいものと交換しましょう。また、空気漏れについては劣化だけでなく、バルブが確実に締まっているかも確認してください。

    空気圧に関するよくある質問

    よくある質問

    空気圧点検に関するよくある質問に回答します。

    1. どれくらいの頻度で空気圧を計測するべき?
    2. 高速道路に乗る際は高い空気圧にした方がいい?
    3. スタッドレスタイヤと夏タイヤの空気圧は異なる?
    4. 空気圧が低いまま走行するとどうなる?
    5. 空気圧が高いまま走行するとどうなる?
    6. 窒素ガスを充填するメリットは?

    どれくらいの頻度で空気圧を計測するべき?

    空気圧の計測は、1ヶ月に1回のペースで空気圧を計測するのがおすすめです。

    JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、タイヤの空気は1ヶ月に5%ほど抜けていると公表しています。

    頻繁に空気圧を確認するのが最善ですが、最低限1ヶ月に1回以上のペースで確認するのがよいでしょう。

    また、使用の有無にかかわらず空気は抜けるので、走行距離が短くても定期的に空気圧の確認をしてください。

    高速道路に乗る際は高い空気圧にした方がいい?

    「高速道路に乗る際は、空気圧を多く入れるべき」という意見もありますが、あえて指定空気圧の数値以上に充填する必要はありません。

    高速道路では、空気圧不足による運転の違和感やタイヤの摩耗を感じやすいですが、指定空気圧が保たれていれば問題ないからです。

    空気圧過多の場合でも、乗り心地の悪さを感じたり、タイヤが摩耗しやすかったりするので、多くとも上限+10%を目安に充填しましょう。

    スタッドレスタイヤと夏タイヤの空気圧は異なる?

    スタッドレスタイヤと夏タイヤは、どちらも同じ空気圧で問題ありません。

    タイヤの性質や形状は異なりますが、タイヤの容量は変わらないからです。

    ただし、保管期間が長いスタッドレスタイヤは、「使用していないから空気は抜けていないはず」と思う方も少なくありません。

    使用の有無にかかわらずタイヤの空気は抜けるので、交換の際は空気圧を確認してから取り付けるのがおすすめです。

    スタッドレスタイヤの詳細な空気圧については、以下の記事をご覧ください。

    空気圧が低いまま走行するとどうなる?

    空気が不足していると、タイヤの状態が悪くなるだけではなく、燃費の悪化や事故の原因につながる可能性もあります。

    適正な空気圧が保たれたタイヤの、地面との接地面積は「はがき1枚分」です。

    しかし、タイヤの空気が不足すれば地面との接地面積が増えて、以下のようなデメリットが発生します。

    ● 摩耗しやすくなる
    ● 発熱してバーストしやすくなる
    ● サイド部分が切れてパンクしやすくなる
    ● 水を排出する溝が埋まるので、水溜まりでスリップしやすくなる
    ● タイヤのたわみで運転しにくい
    ● 抵抗が増すので、燃費が悪くなる

    定期的に指定空気圧を確認して調整するのが重要です。

    空気圧が高いまま走行するとどうなる?

    「定期的に空気を充填するのは面倒だから、一度に多く入れたい」と考える人も少なくないでしょう。

    しかし、空気圧過多のタイヤは、中央部が盛り上がり接地面積が狭くなるので、以下のようなデメリットが発生します。

    ● タイヤが衝撃を吸収しにくくなるので、乗り心地が悪くなる
    ● 接地面積が狭くなるので、ブレーキがききにくくなる
    ● 接地面積が狭くなるので、部分的に摩耗しやすくなる
    ● 障害物を踏んだ際にバーストしやすくなる

    多めに空気を充填したい方は、許容範囲の上限10%を目安に調整するのがおすすめです。

    窒素ガスを充填するメリットは?

    タイヤに空気ではなく、窒素ガスを入れる主なメリットは以下の3つです。

    ● 窒素は抜けにくい
    ● タイヤが劣化しにくい
    ● 気温による影響が少ない

    窒素は、酸素よりもゴムを通り抜けにくい性質があるので、空気の減りを抑えられます。

    また、窒素には水分が含まれていないので、気温の変化による膨張・圧縮や、鉄製のホイールを劣化させにくいのも特徴です。

    窒素ガスを扱っている店は限られますが、ガソリンスタンドやタイヤ販売店で充填できます。

    ただし、窒素の充填はタイヤ1本あたり500円ほどかかるので、料金とメリットを見比べて検討するのがよいでしょう。

    スペアタイヤの空気圧もチェックしたほうがいい?

    スペアタイヤの空気圧も定期的にチェックするのがおすすめです。

    スペアタイヤは、パンクやバーストなどの緊急時に使用するものですが、使用機会が少ないため、空気圧の低下に気づきにくい傾向にあります。スペアタイヤの空気圧が適切でないと、緊急時に役に立たないかもしれません。

    スペアタイヤは使用機会がなく、長時間放置されているため、少し高めの空気圧で調整することが大切です。

    自宅で調整できる方は月に1回程度行い、店舗に依頼する場合は、定期点検時にスペアタイヤの空気圧もチェックしてもらいましょう。

    空気圧に関するお悩みはタイヤワールド館ベストにおまかせください

    空気圧に関するお悩みはタイヤワールド館ベストにおまかせください

    空気圧を適正に保つことで、タイヤの劣化や燃費の悪化を防げます。
    指定空気圧の上限+10%を目安に、定期的にメンテナンスを行いましょう。

    空気圧の充填は、ガソリンスタンドなどに設置された機材で行えますが、調整はセルフです。そのため、自分で調整するのが不安な方は、最寄りのタイヤワールド館ベストにお越しくださいね。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    タイヤの空気圧の入れ方をはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

    カテゴリー
    サマータイヤ ライターチーム タイヤ交換

    夏タイヤの寿命はどれくらい?製造年月日や許容範囲・交換目安を解説


    「夏タイヤはいつまで使い続けられるの?」「夏タイヤとスタッドレスタイヤの寿命は同じ?」

    これからタイヤ交換を行う場合、上記のような疑問をもつ方もいるでしょう。

    タイヤには寿命があるので、適切なタイミングで交換しなければ、事故に遭遇してしまう可能性もあります。

    そこで今回は、夏タイヤの寿命とタイヤの交換方法について紹介します。

    適切なタイヤ交換のタイミングを見極めて、安全なカーライフを過ごしてください。

    夏タイヤの寿命は?走行距離と製造年月日の目安を紹介

    夏タイヤの寿命は?走行距離と製造年月日の目安を紹介

    夏タイヤの寿命は、以下の4つの基準が目安になります。

    ● タイヤの残り溝が1.6mm以下(4mm)
    ● 走行距離が約3万km
    ● 製造年月日から約4〜5年
    ● タイヤにひび割れや偏摩耗がある

    タイヤの残り溝が1.6mm以下(4mm)

    タイヤの溝が1.6mm以下になると、法律で使用が禁止されています。スリップサインと呼ばれるマークがタイヤの溝に設けられており、これが露出している場合は交換が必要です。

    しかしながら、残り溝が4mmを切ると制動距離が急激に大きくなるという調査もあります。

    制動距離

    参考:ブリヂストン

    法律では1.6mmですが、安全面を考えると4mmだと考えるのが良いでしょう。

    走行距離が約3万km

    約3万km走行すると、夏タイヤが摩耗して寿命を迎えます。

    そもそも寿命とは、タイヤの溝が1.6mm以下の状態を指します。

    道路交通法により、タイヤの溝は1.6mm以上を維持することが義務付けられているからです。

    空気入ゴムタイヤ の接地部の全幅にわたり滑り止めのために施されている凹部のいずれの部分においても 1.6mm以上の深 さを有すること。

    引用:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示

    では「なぜ3万kmの走行で溝が1.6mm以下になるの?」と思われる方もいるでしょう。

    具体的な計算方法は、下記のとおりです。

    (8mm-1.6mm)×5,000km=32,000km

    ブランドや種類によって異なりますが、新品の夏タイヤの溝は基本的に約8mmです。

    5,000km走行する毎に夏タイヤは1mm程度摩耗するので、寿命までに走行できる距離は約3万kmになります。

    3万kmの走行で、必ず溝が1.6mm以下になるとは限りませんが、タイヤの寿命を確認する目安として走行距離を意識するのがよいでしょう。

    製造年月日から約4〜5年

    夏タイヤの寿命を判断するもうひとつの方法は、製造されてからの経過年数を確認することです。
    使用済みのタイヤは、製造から約4年で寿命を迎えます。

    タイヤの素材であるゴムは、使用の有無にかか関わらず劣化する性質があり、未使用でも製造から10年以上経過している場合は、品質に異常がないか注意して使用してください。

    製造年月日は、タイヤの側面に記載された「4桁の数字」で確認します。

    タイヤの側面4桁数字の見方

    下2桁は「製造年」で、上2桁は「週」を表します。たとえば、上記の画像は、2015年の12周目(4月)に製造されたタイヤです。

    したがって、製造から4年後の、2019年4月がタイヤを交換するタイミングの目安です。

    製造年月日の見方について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

    タイヤにひび割れや偏摩耗がある

    ひび割れや偏摩耗などの異常が見られる場合、走行距離や使用年数に関わらず、速やかな交換が必要です。

    偏摩耗とはその名の通り、偏ったすり減りがあるタイヤです。タイヤの摩耗状態に偏りがあると、一部分だけスリップサインが現れてしまい、通常より早く寿命がきてしまいます。

    夏タイヤの交換時期を確認する方法

    夏タイヤの交換時期を確認する方法

    前章で紹介した夏タイヤの寿命は、あくまで目安に過ぎません。

    なぜなら、夏タイヤの寿命は品質や保管方法、運転の仕方によって変わるからです。

    丁寧に運転をしていれば3万km以上走行することも可能ですし、適切ではない方法でタイヤを保管すれば、1年以内に寿命を迎えることもあります。

    したがって、タイヤを交換するタイミングは、以下の2つに注意しながら目視で確認するのがおすすめです。

    ・スリップサインが露出していないか?
    ・深いひび割れがないか?

    順番に解説していきます。

    スリップサインが露出していないか

    タイヤには、摩耗具合を確認できる「スリップサイン」があります。

    下記のように、溝が1.6mm以下になると、スリップサインが露出します。

    スリップサイン

    引用:ダンロップ公式サイト

    スリップサインが露出したタイヤを使用している場合、交通違反で反則金が課せられるので速やかに交換してください。

    また、スリップサインを確認する際は、すべての箇所を確認しましょう。

    走行中のタイヤが均等に摩耗するとは限らず、一部分が集中して削れる可能性もあります。

    そのため、設置された4〜9箇所のスリップサインをすべて確認して、タイヤの摩耗具合を判断しましょう。

    スリップサインの見方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

    深いひび割れがないか

    タイヤに著しいひび割れがあれば、交換するのがよいでしょう。

    タイヤの素材はゴムなので、時間の経過とともにひび割れが発生します。

    細かいひび割れであれば走行可能でも、深いひび割れはパンクやバースト(破裂)の原因になります。

    運転に支障があるほどのひび割れか見極めるのは難しいので、細かな傷を発見したらタイヤ販売店などに勤めるプロに相談するのがおすすめです。

    また、ゴムの性質上、熱や湿度、紫外線も劣化の原因になります。

    未使用のタイヤでもひび割れを起こす可能性があるので、交換の際は必ず確認するようにしましょう。

    タイヤの品質を保つための適切な保管方法を後述しているので、ぜひ参考にしてください。

    夏タイヤの寿命を伸ばすコツ5選

    夏タイヤの寿命を伸ばすコツ5選

    寿命を過ぎたタイヤを使うのは危険なので、異変を感じた際はすぐスグに交換してください。

    しかし、「お金がもったいないので、なるべく長く使い続けたい」と感じる方も少なくないでしょう。

    そこで、タイヤの寿命を伸ばすコツを5つ紹介します。

    ・タイヤローテーションを行う
    ・空気圧をチェックする
    ・必要最低限の荷物を乗せる
    ・ホイールアライメントを調整する
    ・適切な方法で保管する

    順にご説明します。

    タイヤローテーションを行う

    タイヤの寿命を伸ばすために、定期的にタイヤの配置を交換するのがおすすめです。

    車の構造や重量によって、前後どちらかのタイヤに集中して負荷がかかることは少なくないからです。

    負荷がかかるタイヤから摩耗が進むので、定期的にタイヤローテーションを実施しましょう。

    ただし、タイヤローテーションを行う際は、車種やタイヤの種類によって取り付け方が決まっているので注意してください。

    たとえばFF車とFR車のタイヤローテーションは、以下のように行います。

    タイヤローテーション

    引用:ダンロップ公式サイト

    FF車(前輪駆動) FR車(後輪駆動)
    前輪はそのまま後輪に移動 後輪は左右を入れ替えて前輪に移動
    後輪はそのまま前輪に移動 前輪は左右を入れ替えて後輪に移動

    タイヤローテーションを頻繁に行うのは少々手間なので、タイヤが1mm摩耗する5,000kmの走行距離を目安に交換するのがおすすめです。

    また、タイヤ交換をお店に依頼する場合は、念の為タイヤローテーションの希望を伝えておくのがよいでしょう。

    空気圧をチェックする

    空気圧を適正に保つことも、夏タイヤの寿命を伸ばす方法のひとつです。

    なぜなら、空気圧が不足しているタイヤは地面との接地面積が増えるため、摩耗しやすくなるからです。

    適正な空気圧は、運転席のドア開口部に貼られた「車両指定空気圧」から確認しましょう。

    車両指定空気圧

    ただし、指定空気圧よりも多く空気を充填しても、地面との接地面積が減って負荷が集中するため、タイヤの摩耗が早まります。

    空気を充填する際は、指定空気圧の上限10%以内に留めるのがおすすめです。

    空気圧の計測と充填は、ガソリンスタンドやタイヤ販売店で行えます。

    適正な空気圧を保ったタイヤは劣化だけでなく、燃費の悪化も防げるので、調整する際は下記の記事を参考に行ってください。

    必要最低限の荷物を乗せる

    夏タイヤの寿命を伸ばすために、不要な荷物はなるべく車から降ろしましょう。

    車が重いと、その分タイヤへの負担も大きくなり、摩耗を早めてしまいます。

    また、車が重いほど走行に必要な燃料が増えるので、燃費の悪化にも影響します。

    したがって、夏タイヤの劣化と燃費の悪化を抑えるために、不要な荷物を車に載せないようにしましょう。

    ホイールアライメントを調整する

    タイヤの適正な設置角度であるホイールアライメントを守り、過度な摩耗を防ぎましょう。

    縁石への衝突や経年劣化などが原因で、タイヤの適正な設置角度がズレることがあります。

    設置角度がズレた状態で走行を続ければ、タイヤの一部が集中して摩耗することもあります。

    明らかに角度がズレている場合は走行中に違和感を覚えますが、若干のズレは気づきにくいため、定期的に店頭で確認するのがおすすめです。

    適切な方法で保管する

    夏タイヤの寿命を伸ばすため、保管方法に注意してください。

    タイヤはゴムでできているので、未使用の状態でも時間の経過とともに劣化します。

    保管場所の気温や湿度、紫外線などの影響でタイヤの劣化は早まるため、適切な方法で管理しましょう。

    具体的には、以下の手順で夏タイヤを管理するのが有効です。

    1. タイヤを水洗いする
    2. しっかり乾燥させる
    3. タイヤの空気圧を抜いて保管する

    タイヤは汚れや湿度の影響で劣化しやすいため、しっかり洗浄して乾かしてください。

    また、走行時の空気圧の状態で保管すると、内圧でゴムに負担がかかるので、半分ほど空気圧を抜いておくのがよいでしょう。

    タイヤを長持ちさせるための保管方法については、下記の記事で詳しく紹介しています。

    夏タイヤはスタッドレスタイヤよりも寿命が長い

    夏タイヤはスタッドレスタイヤよりも寿命が長い

    一般的に、新品の夏タイヤは溝が8mmなのに対して、スタッドレスタイヤは10mmです。

    「それじゃあ、寿命が長いのはスタッドレスタイヤ?」と思われるかもしれませんが、寿命が長いのは夏タイヤです。

    夏タイヤとスタッドレスタイヤの寿命の違いを、以下にまとめました。

    夏タイヤ スタッドレスタイヤ
    製造年月日 約4年 約4年
    走行距離 約3万km 約1万km

    経過年数の寿命は大差ありませんが、走行距離の寿命が短いのはスタッドレスタイヤです。

    スタッドレスタイヤに使用されているゴムには、低い気温でもしなやかさが損なわれないように、夏タイヤよりも柔軟性が高いものが使用されています。

    そのため、地面との接地面積が増えて、タイヤの摩耗が早くなります。

    夏タイヤをメインに使用して、以下のタイミングでスタッドレスタイヤに切り替えれば、タイヤの交換頻度を抑えられるでしょう。

    ・最低気温が3℃以下(路面が凍結する可能性が高い)
    ・11月〜4月の間(積雪の可能性が高い)

    スタッドレスタイヤと夏タイヤの詳細な使い分けについて知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

    夏タイヤを限界まで使うのは危険

    夏タイヤを限界まで使うのは危険

    前章ではタイヤの寿命を伸ばす方法を紹介しましたが、異変を感じた場合はすぐに交換しましょう。

    タイヤを限界まで使うと、以下のようなリスクが考えられます。

    ・水を排出する溝が浅くなり、濡れた路面でスリップする
    ・ブレーキが効きにくくなり、人や物に衝突する
    ・タイヤが劣化して走行中にバースト(破裂)する

    交換の手間を惜しんでタイヤを使い続けると、大きな代償を支払わなければならない可能性もあります。

    したがって、「そろそろ寿命かもしれない」と感じた際は、迷わずタイヤ交換をするのがおすすめです。

    寿命の見極めが難しい場合は、タイヤ販売店やディーラーで判断してもらうのもよいでしょう。

    タイヤを交換する方法

    タイヤを交換する方法

    寿命が近づいてきたタイヤを交換する方法は、以下3つの方法があります。

    ・自分で交換する
    ・タイヤを購入してお店で交換する
    ・お店でタイヤを購入して交換する

    それぞれタイヤ交換にかかる費用や労力が異なるため、自分に合った方法を試してください。

    自分で交換する

    「タイヤ交換にお金をかけたくない」という方は、インターネットでタイヤを購入して自分で交換する方法がおすすめです。

    工具を購入する費用はかかりますが、2回目以降はタイヤを購入するだけで交換できます。

    取り付けに必要な工具や、タイヤの選び方を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    タイヤを購入してお店で交換する

    「なるべく安い価格でタイヤ交換はしたいけど、取り付けはプロに任せたい」という方におすすめな交換方法です。

    インターネットのタイヤ販売は、店頭に比べて安い傾向にあります。

    取り付けの工賃はかかりますが、タイヤ代と労力を抑えられるのが特徴です。

    タイヤワールド館ベストでは、取付工賃込みの商品もありますので、そのようなタイヤを選択するのも一つの手です。

    「自分の車に合ったタイヤがわからない」という方は、以下の記事を参考に選ぶのがよいでしょう。

    また、タイヤの摩耗を抑えるために、交換と同時にホイールアライメントの点検も行うのがおすすめです。

    お店でタイヤを購入して交換する

    店頭でタイヤを購入すれば、そのまま取り付けてもらえます。

    「とにかく簡単にタイヤ交換を済ませたい」という方におすすめの交換方法です。

    ただし、タイヤの品揃えは店頭よりもインターネットの方が充実している可能性があります。

    タイヤワールド館ベストでは、約2,500種類以上のタイヤを販売しています。

    より多くの選択肢の中からタイヤを選びたい方は、ぜひ一度サイトをご覧ください。

    タイヤに異変を感じたらすぐに交換しよう

    タイヤに異変を感じたらすぐに交換しよう

    夏タイヤの寿命は、走行距離にして約3万km、製造から約4年が目安です。

    しかし、タイヤの寿命は品質や管理状態によって異なるので、目視で判断するのがおすすめです。

    寿命を過ぎたタイヤを使用した場合、スリップやバーストなどの交通事故に遭遇する可能性があります。そのため、少しでもタイヤに異変を感じたら、すぐに交換しましょう。

    タイヤの寿命を守って、充実したカーライフを過ごしてください。

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    タイヤのひび割れはどこまで大丈夫?原因・交換目安・対処法を解説

    タイヤのひび割れを見つけて、「まだ使えるのか」「交換した方がいいのか」と不安に感じていませんか?

    当店でも日々のタイヤ交換や点検の現場で、ひび割れに関するご相談を多くいただいていますが、見た目では問題なさそうでも、実際には劣化が進んでいるケースは少なくありません。

    タイヤはゴム製品のため、走行距離だけでなく紫外線や保管環境の影響でも劣化が進みます。そのため、「溝があるから大丈夫」とは限らず、ひび割れの状態や使用年数を含めた総合的な判断が重要です。

    この記事では、実際の販売・装着・点検の実務経験をもとに、タイヤのひび割れの原因や許容範囲、交換の判断基準を分かりやすく解説します。あわせて、ひび割れを防ぐ保管方法やおすすめのタイヤもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

    【結論】ひび割れが気になるなら早めの交換がおすすめ

    【結論】ひび割れが気になるなら早めの交換がおすすめ

    タイヤのひび割れは軽度であればすぐに危険とは限りませんが、進行すると安全性が大きく低下するため、早めの交換が安心です。

    とくに以下に当てはまる場合は交換を検討しましょう。

    • ● ひび割れが深い・数が多い
    • ● 使用年数が5年以上
    • ● 長距離・高速走行が多い

    迷った場合は無理に使い続けず、専門店での点検・交換がおすすめです。

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    タイヤのひび割れの原因とは?4つの主な劣化要因

    タイヤのひび割れがおきる原因とは?

    ひび割れの主な原因は以下の4つです。

    1. 紫外線や摩擦熱による劣化
    2. 傷や異物による局所的な負荷
    3. 空気圧不足による過度なたわみ
    4. タイヤワックスの使いすぎによる劣化

    詳しくご説明していきます。

    紫外線や摩擦熱による劣化

    紫外線や摩擦熱による劣化

    タイヤのゴムは熱の影響を受けやすく、特に夏場はアスファルトの路面温度がかなり上昇するため注意が必要です。

    タイヤのゴムは熱による劣化で固くなり、ひび割れを起こしやすくなります。

    また、夏の厳しい日差しは強い紫外線を含んでいます。この紫外線を受け続けることが、タイヤの劣化へと繋がります。

    タイヤのひび割れやシワは、そのままにしておくとバーストやパンクに繋がってしまう可能性があるので、夏場は特に気をつけましょう。

    傷や異物による局所的な負荷

    傷や異物による局所的な負荷

    タイヤに一度傷がついてしまうと、その弱った部分に力が集中し、劣化が進んでしまいます。

    決められた荷重以上の荷物を積載している車両は、燃費の悪化だけでなく、タイヤの劣化も早まりますので、使用しない荷物は車から適宜おろしましょう。

    空気圧不足による過度なたわみ

    空気圧不足による過度なたわみ

    空気圧は不足しても、多く入れすぎても偏摩耗の原因となります。空気圧不足ではタイヤの両端が偏摩耗し、入れ過ぎでは中心が偏摩耗してしまいます。
    空気圧は高めにする場合でも規定値よりプラス10くらいにしておくのがおすすめです。
    タイヤは適正な空気圧で本来の性能を発揮するので、車種に適した空気圧で走行しましょう。

    タイヤワックスの使いすぎによる劣化

    タイヤの見栄えをよくするタイヤワックスや艶出し剤ですが、タイヤの劣化を早める場合があります。

    特に油性のワックスには石油系溶剤が含まれている商品があり、これはタイヤのゴム成分を徐々に溶かしてしまう恐れがあります。

    したがって、タイヤワックスを使用する際には水性のものを選ぶことをおすすめします。

    タイヤのひび割れはどこまで大丈夫?交換の判断基準

    当店では日々のタイヤ交換や点検の現場で、ひび割れに関するご相談を多くいただいていますが、見た目では問題なさそうに見えても内部の劣化が進んでいるケースは少なくありません。

    とくにタイヤはゴム製品のため、走行距離だけでなく紫外線や保管環境の影響も受けて劣化が進みます。そのため、「まだ溝があるから大丈夫」とは限らず、ひび割れの状態や使用年数を総合的に判断することが重要です。

    以下では、実際の現場でも判断基準としている「ひび割れの状態」「使用年数」「 ひび割れの5段階判断」について解説します。

    ひび割れの深さ・幅の目安

    タイヤのひび割れは、浅い表面の細かいヒビ(ヘアクラック)であればすぐに危険とは限りませんが、溝の奥まで達するような深いひび割れや、広範囲に広がっている場合は交換が必要です。

    とくに以下の状態は要注意です。

    • ● 指で触って分かるほど深いひび割れ
    • ● トレッド面や側面に複数のひびが発生している
    • ● ひび割れ部分が白く変色している

    見た目では判断が難しい場合もあるため、不安な場合は早めの点検をおすすめします。

    製造年(使用年数)から見る劣化の目安

    タイヤはゴム製品のため、走行距離に関係なく経年劣化します。一般的には使用開始から3〜5年程度でひび割れが発生しやすくなり、5年以上経過したタイヤは交換が推奨されます。

    製造年はタイヤ側面の「4桁の数字(例:2022年の第15週→1522)」で確認できます。

    製造年月日の見方についてはこちらに詳しく書いています。

    タイヤのひび割れはレベル1〜5で判断できる

    タイヤのひび割れはレベル1〜5で判断できる

    引用:日本自動車タイヤ協会

    タイヤのひび割れは日本自動車タイヤ協会により使用許容範囲のレベルが設定されています。各レベルの目安は以下の通りです。

    レベル 状況
    1〜2 継続使用可能
    3〜4 継続使用可能(要経過観察)
    5 要注意

    ひび割れがタイヤ内部のカーカスコードに達していない限り、継続使用は可能です。ただ、時間の経過とともにカーカスコードに達する可能性があるので、ひび割れを発見した時点でタイヤの劣化具合は気にしておきましょう。

    ひび割れが発生しているタイヤは、レベル5に達する前に交換するのがおすすめです。

    ひび割れは補修できる?

    ひび割れは補修できる?

    結論からいうと、タイヤのひび割れは補修はできません。

    なぜなら、タイヤはゴム製品で経年劣化が主な原因となるため、ひび割れは進行していく一方だからです。

    タイヤが地面に接地した際にゴムが伸び縮みしますが、そのゴムが硬くなると伸び縮みしにくくなり、段々と細かいひびが大きくなりゴムが割れてしまいます。

    タイヤの内側には骨組みがあり、そこにゴムを巻き付けて製造されています。

    この骨組みは鉄のワイヤーで出来ているので、ひびが入っている隙間から水等が侵入してしまうと錆びてしまいます。

    錆びてしまうと、走行中に骨組みとゴムが剝がれてしまいこれによりタイヤの強度が下がり、走行の負荷に耐えられず最悪の場合、バーストする可能性があります。

    タイヤの補修については、パンクについてもまとめてありますので、参考にしてみてください。

    ひび割れたタイヤを使い続けるとどうなる?リスク解説

    ひび割れたタイヤを使い続けるとどうなる?リスク解説

    もし使用している車両のタイヤにひび割れが確認された場合は、早めにタイヤを交換することをおすすめします。ひび割れたタイヤを使い続けると、以下のようなリスクがあります。

    • ゴムの弾力低下によるグリップ力の低下
    • 雨天時の制動距離の増加
    • 走行中の振動や異音の発生
    • 最悪の場合、バースト(破裂)につながる危険性

    タイヤのひび割れは修理・補修が不可能なので、交換以外に方法はありません。

    そのまま使用し続けてしまうとひび割れが進行し、バーストを起こしてしまう危険性が高まります。

    実際にバーストしてしまったタイヤ

    ダンロップ公式HPより引用

    タイヤのバーストとはタイヤに負荷がかかることでタイヤ内が発熱し、車の走行中にタイヤが破裂してしまう現象のことです。

    衝撃でハンドルが取られる等、コントロールが効かなくなり車が意図しない動きをしてしまうので、最悪の場合、周囲を巻き込む大事故や死亡事故に発展してしまう為非常に危険です。

    また、タイヤはゴムのしなやかさで路面へ密着してグリップ力を発生させたり、路面からの衝撃を和らげる働きをしています。

    経年劣化で固くなったゴムは路面へ密着出来ずグリップ力が低下して滑りやすくなったり、乗り心地の悪化・ロードノイズの増大を招くこともあります。

    とくに高速道路や長距離走行ではリスクが高まるため、ひび割れが目立つ場合は早めの交換が安全です。

    タイヤのひび割れを防ぐ・遅らせる保管方法

    タイヤのひび割れを防ぐ・遅らせる保管方法

    タイヤの劣化を遅らせる保管方法のポイントは以下の3つです。

    • ● 直射日光や雨を避け、空気を抜いて保管する
    • ● 油や熱を避けて保管する
    • ● タイヤを過剰に洗浄しない

    詳しく見ていきましょう。

    直射日光や雨を避け、空気を抜いて保管する

    直射日光や雨を避け、空気を抜いて保管する

    ゴムは紫外線により劣化するので、長期間日光にさらしておくとゴム表面にひび割れが発生します。

    またタイヤの空気圧は、クルマの車重や荷重がかかっても十分に耐えられるよう設定されており、かなりの内圧がかかっています。

    取り外してそのまま保管すると、内圧でゴムに負担がかかり劣化やひび割れがより進んでしまいます。

    空気を抜くことでゴムに負担がかからず、劣化やひび割れが抑制されます。

    タイヤは暗く涼しいところで、空気を抜いて保管しましょう。

    油や熱を避けて保管する

    油や熱を避けて保管する

    ゴムは油を吸収する性質を持っているので、油分が発生する環境での保管は避けましょう。

    また、ストーブの近くなど高熱の場所でもゴムが老化してしまいます。

    油が付着したらきれいに拭き取り、せっけん水で洗ってください。
    また熱源の近くでは保管しないでください。

    タイヤを過剰に洗浄しない

    タイヤを過剰に洗浄しない

    洗剤やタイヤワックスなどでの過剰な清掃は表面を傷めやすく、サイドウォールを中心に「オゾンクラック(亀裂)」を発生させ、場合によっては空気漏れを起こします。

    通常は水洗いにとどめ、ひどく汚れた場合だけ洗剤を使い、乾いた布で拭くようにしましょう。

    ひび割れたタイヤの交換はどこで?失敗しない選び方

    ひび割れたタイヤの交換はどこで?失敗しない選び方

    タイヤ交換は、タイヤ専門店・カー用品店・ディーラーなどで対応可能ですが、価格・品揃え・提案力に差があります。

    とくに重要なのは以下のポイントです。

    • ● 車種・サイズに適合した提案ができるか
    • ● 使用用途(街乗り・高速・雪道など)に合ったタイヤを選べるか
    • ● 交換・取付まで一括で対応できるか

    迷った場合は、実店舗での装着実績がある専門店を選ぶと失敗しにくいです。

    当店「タイヤワールド館ベスト」では、車種・使用環境に合わせた最適なタイヤ選びから取付まで対応可能です。何を買ったらいいかわからない…という方もお気軽にお問い合わせくださいね。≫タイヤワールド館ベストに相談する

    ひび割れが気になる方におすすめのタイヤ

    ひび割れが気になる場合は、ゴムの劣化耐性・ウェット性能・耐久性に優れたタイヤを選ぶのがおすすめです。
    ここでは、初めての方でも失敗しにくい定番モデルをご紹介します。

    1. バランス重視|YOKOHAMA BluEarth-GT AE51
    2. コスパ重視|TOYO PROXES CF3
    3. 低燃費&長持ち|DUNLOP ENASAVE EC205
    4. 快適性も重視したい|BRIDGESTONE REGNO GR-XⅡ

    タイヤの耐久性比較については以下で詳しく解説しています。

    バランス重視|YOKOHAMA BluEarth-GT AE51

    ブルーアースGT

    ヨコハマタイヤのブルーアース-GT AE51は、快適性・静粛性・安定性をバランスよく備えた万能タイヤ。高速走行でもふらつきにくく、低燃費とウェット性能も両立しているため、街乗りから長距離まで幅広く使える失敗しにくいモデルです。

    ・乗り心地と静粛性のバランスが良い
    ・街乗り〜高速まで幅広く対応
    ・初めての交換でも失敗しにくい定番モデル

    コスパ重視|TOYOTIRE PROXES CF3

    プロクセス CF3

    トーヨータイヤのPROXES CF3は、低燃費性能とウェットグリップをバランスよく両立したコンフォートタイヤ。転がり抵抗を抑えて燃費向上に貢献しつつ、日常使いでも安心して使える基本性能を確保。価格と性能のバランスが良く、普段使い中心の方におすすめのモデルです。

    ・価格を抑えつつ基本性能はしっかり確保
    ・普段使い中心の方におすすめ
    ・コストを抑えて交換したい方に最適

    低燃費&長持ち|DUNLOP ENASAVE EC205

    エナセーブ EC205

    ダンロップのエナセーブ EC205は、低燃費性能とロングライフ性能を両立したスタンダードタイヤ。接地圧を均一化する設計により偏摩耗を抑え、最後まで使いやすいのが特徴です。従来モデルの強みを維持しつつ、ウェット性能も向上し、日常使いに適したバランスの良い1本です。

    ・雨の日のグリップ性能に優れる
    ・低燃費性能も高く長く使いやすい
    ・通勤・街乗りが多い方におすすめ

    快適性も重視したい|BRIDGESTONE REGNO GR-XⅢ

    レグノGRXⅢ

    ブリヂストンREGNO GR-XⅢは、静粛性と乗り心地を重視したプレミアムタイヤ。ロードノイズを抑えた快適な車内空間を実現し、長距離でも疲れにくいのが特徴。直進安定性も高く、高速走行が多い方や乗り心地にこだわる方におすすめです。

    ・静粛性と耐久性が非常に高いプレミアムモデル
    ・ひび割れしにくい高品質ゴムを採用
    ・長距離・高速走行が多い方におすすめ

    タイヤのひび割れに関するよくある質問

    タイヤのひび割れに関するよくある質問

    タイヤのひび割れについては、「まだ使えるのか」「交換すべきか」で迷われる方が非常に多く、当店でも日々多くのご相談をいただいています。

    実際の現場でも、見た目では問題なさそうでも安全性の観点から交換をおすすめするケースや、逆にすぐに交換しなくても問題ないと判断できるケースもあります。

    ここでは、これまでの販売・装着・点検の実務経験をもとに、よくある疑問について分かりやすく解説します。

    1. タイヤにひび割れがあっても走って大丈夫?
    2. タイヤのひび割れはどこまでなら車検に通る?
    3. タイヤのひび割れは何年くらいで発生する?

    タイヤにひび割れがあっても走って大丈夫?

    浅いひび割れであればすぐに危険とは限りませんが、深さが増している場合や数が多い場合は交換が必要です。劣化が進むとバーストのリスクが高まるため、早めの点検・交換をおすすめします。

    タイヤのひび割れはどこまでなら車検に通る?

    軽度の表面ひびであれば通るケースもありますが、ゴムの劣化が進んでいる場合は不適合になる可能性があります。最終的な判断は検査員によるため、不安な場合は事前交換が安心です。

    タイヤのひび割れは何年くらいで発生する?

    タ使用環境にもよりますが、3〜5年程度で劣化が進みひび割れが発生することがあります。紫外線や保管状態によって進行速度は大きく変わります。

    まとめ

    タイヤの買い替えならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    タイヤのひび割れは、軽度であればすぐに危険とは限りませんが、劣化が進行すると安全性が大きく低下するため、早めの交換が安心です。

    特に、ひび割れが深い・数が多い・使用年数が5年以上といった場合は、交換のタイミングといえるでしょう。見た目だけでは判断が難しいため、不安な場合は専門店での点検がおすすめです。

    タイヤの買い替えならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    「どこでタイヤを購入すればいいか分からない…」という方には、タイヤワールド館ベストがおすすめです。宮城県に7店舗を展開するほか、オンラインショップでも購入可能で、全国約4,000の提携店舗で取付できるため、どのエリアの方でも安心して利用できます。

    タイヤワールド館ベストは創業55周年を迎えた老舗のタイヤ&ホイール専門店です。長年の販売・交換実績で培った知識をもとに、プロフェッショナルとして安全で快適なカーライフをサポートしています。ネット購入でも安心してタイヤ交換ができるのが特徴です。

    【タイヤワールド館ベストの強み・特徴】

    • ● 創業55年以上の実績を持つ老舗タイヤ&ホイール専門店
    • ● タイヤ販売本数は年間約70万本の豊富な実績
    • ● トーヨータイヤの販売本数は東北・宮城エリアNo.1
    • ● 楽天・Yahooなどで10年以上の販売実績
    • ● 宮城県内に直営7店舗を展開し、現場での対応実績も豊富
    • ● 正規流通品のみ取り扱いで安心
    • ● 全国約4,000店舗の提携店で取付可能

    今のタイヤに不安がある方は、サイズからすぐに交換用タイヤを探せますので、ご覧下さいね。

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    営業時間:10:00~18:00

    この記事について

    • 執筆・監修:タイヤワールド館ベスト
      (タイヤ・ホイール交換および足回り点検の実務経験を持つ専門スタッフ)
    • 記事の内容:タイヤのひび割れの原因や許容範囲、交換の判断基準や対処法について解説
    • 記事の根拠:日々のタイヤ交換・点検作業や、お客様からのひび割れに関するご相談事例をもとに作成
    • 補足:ひび割れの進行度や安全性の判断は、車種・使用状況・保管環境によって異なります
    • 注意事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、最終的な判断は現車確認や専門店での点検をおすすめします
    • 記事更新日:2026年3月(最新情報に基づき内容を更新)
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    タイヤの空気圧を高めに調整するべき理由は?目安や空気圧の調整方法を解説!

    タイヤの空気圧は高い方がよいという話がありますが、実際どれくらいを目安に調整すべきか知っている方は少ないのではないでしょうか?

    空気圧は高ければよいというものではなく、適正な範囲で調整しなければさまざまな弊害をもたらします。

    本記事ではタイヤの空気圧の目安や空気圧を高くし過ぎた際に起こる弊害、実際に空気圧を調整する方法について解説します。

    タイヤの空気圧を高めに調整するべき理由
    タイヤの空気圧の目安
    タイヤの空気圧が高すぎると起こる弊害
    タイヤの空気圧を調整する方法と気をつけるべきポイント

    タイヤを所持しており、空気圧の調整を検討されている方は、本記事を読んで空気圧の目安や方法について事前に理解しておきましょう。

    タイヤの空気圧を高めに調整すべき理由

    タイヤの空気圧を高めに調整すべき理由

    タイヤは常に車の重量(車重)がかかっており、安全に運転ができるように適正空気圧が指定されています。

    適正空気圧を下回ることで、タイヤが車重に耐えられなくなれば、さまざまな弊害を引き起こし、事故の元になりかねません。

    以下では、タイヤの空気圧を指定空気圧に調整するべき具体的な3つの理由を説明します。

    タイヤの寿命が長くなる

    タイヤはゴム製の消耗品であるため、長く使うことですり減っていきますが、空気圧を適正値に調整することで長持ちさせることができます。

    上述したとおり、タイヤには常に車重の負担がかかっている状態のため、適正空気圧を下回ると本来の形を保てません。

    結果として、転がり抵抗と摩擦が増えてしまい、タイヤを痛めることに繋がります。

    また、空気圧が低い状態ではタイヤの摩擦が均等に起こらずに偏って擦り減っていってしまうため、寿命を短くする原因となるでしょう。

    タイヤの寿命を長くするためにも、指定空気圧に調整することが重要です。

    燃費が良くなる

    タイヤは適正空気圧の状態なら車体姿勢を保てるため、燃費よくスムーズに走行できるのも理由のひとつ。

    しかし、適正空気圧を下回ってしまうと、ゴムがたわんでしまい、車軸が平衡に保てなくなります。

    同時に転がり抵抗が高くなることで、道路との摩擦が増えて燃費が悪くなってしまいます。

    一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)の2021年のテストデータによると、タイヤの空気圧が適正値から30%下回ると燃費が4.6%悪化、60%下回ると12.3%悪化する結果となりました。

    燃費よく走るためにも、空気圧は定期的に調整するようにしましょう。

    操作性の低下を防げる

    タイヤは空気圧を適正値に調整することで本来の形を保ち、適切に操作できます。

    しかし、適正空気圧を下回るとタイヤの形はいびつになっていくため、走行中にハンドルを取られてしまい、安定性の低下や事故に繋がりかねません。

    また、タイヤは道路の凸凹を吸収する役割も担っていますが、空気圧が低い状態で走行していると、細かい振動がシート越しに乗員に伝わってしまいます。

    とくに段差を乗り越える際には、大きな振動が伝わり、ホイールも傷つける可能性があるので注意するようにしましょう。

    タイヤの空気圧の高さの目安

    タイヤの空気圧の高さの目安

    タイヤは本来の機能を発揮して安全に走行ができるように、サイズによって指定空気圧が定められています。

    ただし、指定空気圧の数字は上限数値ではなくあくまで目安であって、規定値よりプラス10ほどは高く調整しても問題ありません。

    とくに高速道路を走行する機会が多いトラックなどについては、走行距離やスピードに伴ってタイヤの負担も大きくなります。その分空気が抜けやすいため、タイヤの空気圧を高めに調整することをオススメします。

    同じタイヤサイズでも車によって指定空気圧は異なる

    タイヤは指定空気圧が定められていると前述しましたが、ご自身の車の指定空気圧を知っている方は少ないのではないでしょうか。

    タイヤサイズが同じであればどの車も空気圧は同じ、というわけではありません。

    「荷重支持機能」はタイヤの重要な役割ですが、空気圧によって支えられる車重は異なります。

    別の言い方ですと、タイヤサイズが同じでも、支える車が変わると必要な空気圧は変化します。

    車ごとに指定空気圧は決められることに注意しましょう。

    メーカー指定の空気圧をチェック

    タイヤのサイズは同じでも、車によって指定空気圧は変わるため、メーカー指定の適正値をチェックするようにしましょう。

    運転席のドア開口部にある「車両指定空気圧」というステッカーからチェックができます。

    指定空気圧表示位置

    取扱説明書をお持ちの方は、説明書にも記載されているので保管しておくことがオススメです。

    車種によってはかなり細かく設定されているものあり、積載重量や乗車人数によって適正値が明記されています。

    空気圧を調整する前に、一度確認するようにしましょう。

    タイヤの空気圧が高すぎることで起こる3つの弊害

    タイヤの空気圧が高すぎることで起こる3つの弊害

    空気圧が低いことで何かしらのトラブルが生じることは想像できますが、高くし過ぎることで弊害が起こることもあります。

    以下では、タイヤの空気圧が高すぎることで起こる可能性が高い3つの弊害をご紹介します。

    乗り心地が悪くなる

    タイヤの空気圧が低い場合は振動が乗員に伝わってしまいますが、高すぎる場合でも乗り心地が悪くなることもあります。

    タイヤの空気圧が高いと内部から外側にかけて空気が大きく押し出され、タイヤがパンパンに張った状態となってしまいます。

    タイヤは道路の凸凹を拾う役割も担っているため、タイヤが張った状態で走行すると、反発して車体自体が跳ねるように感じてしまうかもしれません。

    とくにボディや足回りの剛性が低いタイプの車は、乗り心地が悪くなりやすいため空気の入れ過ぎには注意しましょう。

    ブレーキの効きが悪くなる

    空気圧が高い状態ですと、タイヤが道路に接着する部分がセンター部分に集中し、転がりやすくなるため、ブレーキの効きが悪くなる可能性があります。

    空気圧が適正値の状態ですと、タイヤは全体的に道路に接着しますが、パンパンに張った状態だとセンター部分が少し盛り上がるような状態になります。

    そのため、道路と接着する部分が少なくなり、転がり抵抗が低くなるのです。

    事故を未然に防ぐためにも、タイヤの空気圧の入れすぎには注意が必要です。

    偏摩擦が増えて最悪の場合バーストする

    タイヤの空気圧が高すぎる場合、センター部分が押し出されて偏摩擦が増えることで、パンクや最悪の場合バーストなどにもつながるため注意が必要です。

    タイヤの溝の深さが一定以上あれば法律上使用は可能ですが、センター部分のみ偏摩擦が起こると、とくに足場が悪い道では事故を起こす可能性も高まります。

    パンクやバーストの危険性もあるので、空気圧は適正値に調整するようにしましょう。

    タイヤの空気圧を調整する方法

    タイヤの空気圧を調整する方法

    タイヤは走行せずに車に装着しているだけでも、車重によって空気は少なからず常に抜けていきます。

    とくに寒い冬の時期は、空気が収縮する働きによってタイヤの空気圧が下がる傾向にあるので、1ヶ月に1度程度チェックすることが重要です。
    以下では空気圧を調整する手順を説明します。

    まずは空気圧をチェックする

    まず、タイヤのエアバルブのキャップを外してください。

    工具を使って外す方法もありますが、ホイールの中に落としてしまうこともあるため、素手で外すことがオススメです。

    キャップを外した後は、エアゲージという専用の機械を使って空気圧を測定します。

    エアゲージはショップなどで販売されていますが、ガソリンスタンドでも貸してもらえます。

    空気圧が測定できれば、実際に空気をタイヤに入れていきますが、以下では2つの方法を説明するので参考にしてください。

    タンク型の空気入れで調整する場合

    タンク型の空気入れで調整する手順は、以下の通りです。

    1. 空気入れのホースをエアバルブに接続する
    2. ホースがしっかり接続できているのを確認した後、規定の空気圧まで空気を入れる
    3. 調整する際、空気を入れ過ぎないように適宜レバーを外して、空気圧をチェックする
    4. 空気圧を入れ過ぎた場合はエアゲージに搭載されている空気抜きボタンを押して、適正値に調整する
    5. 空気圧を適正値に調整できれば、ホースを外してエアバルブにキャップをはめる

    タンク内の空気が無くなることもあるので、その際はスタッフの方などに空気の補充を依頼しましょう。

    据え置き型の空気入れで調整する場合

    据え置き型の空気入れで調整する手順は、以下の通りです。

    1. メーター横にあるダイヤルを指定空気圧の数値になるように調整する
    2. ダイヤルを調整できたら、ホースのノズルをエアバルブに接続する
    3. ホースがしっかり接続されると、音が鳴って自動的に空気がタイヤに入る
    4. 音が鳴りやむと空気を入れ終わったサインなので、ホースを外してエアバルブにキャップをはめる
    5. 空気を調整し終えたらダイヤルの針は元の「0」の状態に戻す
    6. 空気が入り過ぎていたらバルブのムシを押して手動で調整する

    はじめて据え置き型の空気入れを使用する場合、わからないこともあるので、不明点などがあればスタッフの方に確認するようにしましょう。

    タイヤの空気圧を調整する際に気をつけるべき2つのポイント

    タイヤの空気圧を調整する際に気をつけるべき2つのポイント

    タイヤの空気圧を入れる際には、空気圧を高めに調整し過ぎないようにする点以外にも気をつけるべきポイントがあります。

    とくにはじめて空気圧を調整する方はわからないことが多く、不安になることもあるでしょう。

    以下では、タイヤの空気圧を調整する際に気をつけるべき2つのポイントを説明します。

    タイヤが冷えているかを確認

    空気圧を調整する際には、タイヤが冷えているかを確認するようにしましょう。

    タイヤは熱を持っていると中の空気圧が膨張してしまうため、本来の空気圧が測定できません。

    とくに高速道路を走行した後は、通常の道路よりスピードを出して走行しているため、タイヤと道路の摩擦が強くなって熱を生じやすくなります。

    たとえば、高速道路を時速120kmで走行したとすると、タイヤの温度は40℃〜50℃上がるとされており、空気圧も伴って10%から15%ほど上がるとされています。

    空気圧を測定する場合は、タイヤを冷ましてから確認するようにしましょう。

    スペアタイヤも一緒に確認

    タイヤの空気圧を調整する際に、スペアタイヤをお持ちの方は一緒に確認するようにしましょう。

    もし、出先でメインタイヤがパンクなどで使用不可になってしまった場合に、空気圧が低くて使用できなければ、スペアタイヤを持っている意味がありません。

    タイヤは、使用しなくても少しずつ空気が抜けていってしまうため、メインのタイヤより少し高めに空気圧を調整しましょう。

    適正空気圧はタイヤ側面に表示されている数字、もしくはホイールに貼られているラベルにて確認できます。

    半年から少なくとも1年に1度は確認することをオススメします。

    まとめ

    まとめ

    今回の記事では、タイヤの空気圧の目安や空気圧を高くし過ぎた際に起こる弊害、実際に空気圧を調整する方法についてまとめてきました。

    空気圧をあまり確認してこなかった方は、指定空気圧を下回っている可能性もあり、安全性や燃費の低下につながる可能性もあるので、定期的に確認することをオススメします。

    タイヤの空気圧を調整する場合はタイヤワールド館ベストで行うのがオススメです。

    専門のスタッフが空気圧の確認方法や調整方法について、丁寧に説明いたします。

    宮城県に7店舗、全国に約3,200の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    摩擦などによって劣化が進んでおり、タイヤの交換が必要な場合はインターネットでのご予約も可能ですので、ぜひタイヤワールド館ベストをチェックしてみてください。

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    ホイールの基礎知識 ライターチーム タイヤ交換

    ホイールカバー(ホイールキャップ)の外し方!買い方・値段・メリットなど解説

    この記事では、ホイールカバー(ホイールキャップ)の交換方法や購入方法、相場やよくある質問にお答えしています。ホイールセンターキャップについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

    ホイールカバーが壊れたみたいだけど、何か意味がある部品なのかと気になっている方も多いのではないでしょうか。

    ホイールカバーは壊れたとしても今すぐ車が動かなくなるアイテムではありません。ただ、そのままほうっておくと経年劣化がいつのまにか進んでしまったということも起こります。

    この記事ではホイールカバー(ホイールキャップ)とは何かを解説しながら、装着する意味やメリット、材質での違いを網羅的にお伝えします。

    ホイールカバー(ホイールキャップ)とは?

    ホイールカバー(ホイールキャップ)とは?

    ホイールカバー(ホイールキャップ)とは車のホイールを保護するためのアイテムです。

    具体的にタイヤの部品(足回りとも言います)を分解してみると以下のようになります。

    タイヤ ゴム製で車を動かす役割
    ホイール タイヤやサスペンションが発生させる摩擦熱を外に逃がす役割
    サスペンション 車体とホイールの間に装着され車の姿勢を制御する役割

    タイヤは車の部品のなかで唯一地面に接しているものであり、ホイールによって下支えされています。また、ホイール部分は車の見た目にも大きく左右し、カスタムで人気のパーツとなっています。

    「ホイールカバー」といった際、多くの場合スチールホイールに装着している(プラスチック製などが多い)ホイールカバーのことを指します。

    ホイールカバーが必要ない「アルミホイール」と比較すると種類が豊富とは言えませんが、検索するとオシャレなスチールホイール専用のホイールカバーも販売されています。

    よく似た言葉で、「ホイールセンターキャップ」というものもあります。これはホイールの中心にある円形のハブに装着して使用するものです。

    ホイールセンターキャップ

    ホイール(のセンター)キャップということで、こちらをホイールキャップと読んでいる方もいるようですが、本サイトではホイールカバー=ホールキャップ、ホイールセンターキャップ=センターキャップとして進めていきます。

    ホイールカバー
    (ホールキャップ)
    ホイールセンターキャップ
    (センターキャップ)
    ホイールカバー(ホイールキャップ) ホイールセンターキャップ(センターキャップ)

    ホイールセンターキャップについては後述しますね。

    ホイールカバーの外し方・交換方法3ステップ

    ホイールカバーの交換方法3ステップ

    ホイールカバーの交換は当店のようなタイヤ専門店でも行えますが、自分でも簡単に外すことができます。
    具体的な方法を3ステップで紹介すると以下のとおりです。

    1. ホイールをリムに引っ掛けて取り外す
    2. エアバルブの位置にあわせてホイールを付ける
    3. タイヤにあっているかを必ず確認する

    それぞれ見ていきましょう。

    1.リムに引っ掛けて取り外す

    まずはじめに、ホイールカバーをリムに引っ掛けて取り外します。

    ホイールカバーにはリム(中心から見て外側の金属の出っ張り)があるため、手や器具を使って取り外します。
    具体的な取り外し方は以下のとおりです。

    ・器具を使う場合
    ・手で外す場合
    ・ボルト固定されている場合

    リムは金属製になっているため、取り外す際にケガをしないように軍手を使ってください。

    器具を使って取り外す場合

    ホイールカバーを取り外す際にはドライバーやクリップリムーバーなどの道具を棒状かつ金属製の道具を使うといいでしょう。

    手で簡単に取り外すことも可能ですが、ケガを負わないようにすぐに用意できる道具を使うことをオススメします。

    純正もしくは傷ついたホイールカバーのタイヤに接着しているリム部分にドライバーを引っ掛け、前面に引き出すように取り外してください。

    ただ、道具も金属なので差し込み過ぎるとホイールの金属部分を傷つけてしまう恐れもあるため注意しましょう。

    手で外す場合

    器具を使ったほうがケガが少なくおすすめなのですが、近くにない場合には手で外すことも可能です。

    器具を使った際と同様に、タイヤと接着しているリムの部分に手を差し入れ、前面に引き出すように取り外します。

    手で外す際には素手状態はリムとタイヤ部分に挟まれてケガをする恐れもあるので、軍手もしくは作業用の手袋をつけましょう。

    ボルト固定されている場合

    先ほどまでは爪でタイヤにはめ込むタイプのホイールカバーの取り外し方でしたが、なかにはボルト固定されているタイプのホイールカバーもあります。

    ボルト固定型のホイールカバーが外れにくくなるメリットもありますが、着脱が難しい点には注意しましょう。

    具体的な取り外し方は以下のとおりです。

    1. ジャッキをつかってタイヤを浮かす
    2. ボルト/ナットを取り外す(専用工具が必要な場合あり)
    3. ホイールカバーを取り外す

    ボルトやナットで固定されているホイールカバーは、共締め構造になっていることが多いので、ジャッキアップ(ジャッキを使って車を浮かすこと)も場合によっては必要です。

    2.エアバルブの位置にあわせてホイールカバーを付ける

    新しいホイールカバーを装着する際にはエアバルブの位置にあわせて装着しましょう。

    エアバルブはタイヤに空気を入れる際に、充填用ホースとタイヤをつなぐ部品を指しています。
    重要な箇所なのでホイールカバーで傷つけないように装着をしましょう。

    エアバルブの位置にあわせてホイールカバーを付ける

    基本的にエアバルブの位置さえ正確に測れていたら、傾かないようにホイールと平行に押し込むだけです。

    3.タイヤに合っているかを必ず確認する

    ホイールカバーを装着したらタイヤに合っているかを最後に必ず確認しましょう。

    ボルト/ナット固定型のホイールカバーでもない限り、タイヤとの相性が悪ければすぐに外れてしまいます。走行中にホイールカバーが外れてしまうと、ホイールを傷つけてしまう要因にもなりますし、事故の要因にもなります。

    そのため、必ず最後は試運転や目視を行ってタイヤとあっているかを確認してください。

    ホイールの種類とホイールカバー

    ホイールには2種類あり、それぞれ特徴が異なります。
    大きく分けるとアルミホイールとスチールホイールがあるため、以下の項目ではこれらの特徴について解説します。

    アルミホイールの特徴

    アルミホイールの特徴

    アルミホイールはサビや腐食に強い特徴があります。アルミとは文字通り、柔らかい金属であるアルミで制作されているためデザイン性に優れているといった面も特徴といえるでしょう。

    ただし、スチールホイールと比べると値段が高めです。
    足回りのドレスアップや機能美を優先したい人におすすめです。

    通常、アルミホイールにはカバーは無いですが、重量軽減や飛び石による傷を防ぐためにアルミホイールにもホイールカバーを使用する場合もあります。

    スチールホイールの特徴

    スチールホイールの特徴

    強度と価格の安さに定評があるのがスチールホイールです。
    スチールとは鉄を意味していて、強度が高く硬い金属になっているため、強度が強く壊れにくいといえるでしょう。
    ただし、アルミホイールと比べるとサビや腐食に弱くデザインが見劣りしてしまうこともあります。

    ホイールカバーはどこで買うべきか・値段相場はいくら?

    ホイールカバーはどこで買うべきか・値段相場はいくら?

    ホイールカバーを探す際にはどこで買うべきかや値段の相場はどれくらいになるのかが気になるところです。

    具体的に質問に対する回答を行うと以下のとおりです。

    ・ホイールカバーを変える場所はたくさんある
    ・ホイールカバーの値段相場は4枚で約3,000〜4,000円代

    それぞれを詳細に確認していきましょう。

    ホイールカバーはどこで買えるの?

    ホイールカバーを変える場所はたくさんあります。具体的にお伝えすると以下のとおりです。

    ・ディーラー店
    ・カーショップ
    ・タイヤ専門店
    ・ホームセンター
    ・楽天・モノタロウ・AmazonなどのECショップ
    ・メルカリ・ヤフオクの中古販売

    ホイールカバーは様々な場所で売っていて、車に関する商品が売られているところであれば、基本的にどこでも購入が可能です。

    ただ、自身の愛車にあったホイールカバーを選ぶならディーラー店やタイヤ専門店などの相談しながら購入できるところがおすすめです。

    ホイールカバーを買って車に合わずに断念したということがないように注意しましょう。

    ホイールカバーの相場はいくら?

    ホイールカバーの値段相場は4枚で3,000〜4,000円になっています(※価格comで各ECサイトを横断的に調査)。

    1枚あたりの価格に直すと、700〜1,000円が相場です。

    もちろん高級品もあり、キャデラックのホイールカバーの場合には税込33万円以上(!)のホイールカバーも売り出されていました。

    とにかくホイールカバーを交換しなくてはならない場合には、1枚売りのホイールカバーを買うのもいいですし、足回りのドレスアップをするなら数万円を出して高級ホイールカバーを選択肢にいれてもいいでしょう。

    ホイールカバーを買ったらセンターキャップも揃えよう

    ホイールカバーを買ったらセンターキャップも揃えよう

    写真参考:WORK

    ホイールカバーを購入したらホイールセンターキャップもあわせて揃えてみるといいでしょう。
    ホイールセンターキャップとは何かを具体的に知るために以下の順番で解説します。

    ・センターキャップとは見た目の向上と汚れやサビの軽減に役立つアイテム
    ・装着するメリット
    ・センターキャップの外し方
    ・センターキャップの選び方
    ・センターキャップの値段相場

    それぞれ見ていきましょう。

    センターキャップは見た目の向上と汚れやサビの軽減に役立つアイテム

    ホイールセンターキャップには見た目の向上と汚れやサビの軽減といった役割があります

    通常ホイールには中心に円形のハブがあり、雨水や泥などの汚れがたまりやすい傾向があります。これらの必ず起こることに対して対処できるのがホイールセンターキャップです。

    アルミ材質の特徴

    金属でできているセンターキャップは少ないですが、アルミ材質の場合にはサビや腐食に強いといった特徴がある点は押さえておきましょう。
    スチール材質よりも柔らかいため耐久性の面では注意が必要です。

    スチール材質の特徴

    またアルミ材質の他にはスチールで作られているセンターキャップもあるでしょう。
    ホイールの時と同様にスチールは耐久性が高いですがサビや腐食に弱いため、メッキ加工がされているかの確認もしておくことをおすすめします。

    プラスチック材質の特徴

    ホイールセンターキャップには、プラスチック(樹脂)製品もあります。
    プラスチックは加工が簡単な材料のため、金属と比べて見た目の良さはあるでしょう。

    また腐食やサビといった金属特有の問題にも対応しています。

    ただし、耐久性の面では踏んで割れる程度になっているので、他の車から飛んできた小石などで破壊されてしまう恐れもある点には注意しましょう。

    センターキャップを装着するメリット

    センターキャップを装着するメリット

    ホイールセンターキャップを装着するメリットは次のとおりです。

    ・見た目の向上
    ・汚れやサビの軽減

    ホイールのほとんどの中心には円形のハブ部分が設置されていて、走行中の泥や砂が貯まりますし、雨ざらしになるとサビの原因にもなります。

    そのためホイールセンターキャップをはめ込むことで、サビや汚れの軽減に役立つでしょう。

    また、センターキャップがない状態ではハブ部分が外から見えてしまうため、キャップを装着することでスタイリッシュさを際立たせることも可能です。

    ただし、センターキャップにも当然材質による違いがあるため、選ぶ際には注意しましょう。

    センターキャップの外し方

    ホイールセンターキャップの外し方は次のように行います。

    1. センターキャップレンチを用意する
    2. キャップ横の細い溝に差し込む
    3. テコの原理で浮かして取り外す

    ホイールカバーとは異なり、手袋をはめた手でセンターキャップを外すことはほとんど不可能なので注意してください。
    センターキャップを購入したら、変更のときに備えて専用工具であるセンターキャップレンチを用意しておくといいでしょう。

    センターキャップの選び方

    センターキャップの選び方はいたってシンプルです。
    具体的な選び方は以下のとおりになります。

    ・ハブ穴径を計測する
    ・同サイズのセンターキャップを購入する

    ハブ穴経(ハブ経)とは、ホイールハブ経とも呼ばれるため、呼称には十分注意して選ぶようにしてください。

    センターキャップは純正品と社外品とに分かれています。

    最も問題が起こりにくいのは、ホンダならホンダ、トヨタならトヨタの、またホイールによってはそのブランドの純正品を使うことです。
    値段は少し上がりますが、愛車のホイールを傷つけないためにはおすすめです。

    ただ、デザインや安さで選ぶのも間違った選択ではないため、あなたが購入したいセンターキャップを選びましょう。

    センターキャップの値段相場

    センターキャップの値段相場は、おおよそ4個セットで2,000〜3,000円です。

    BMWやベンツといった高級外車の純正品となると4個セットで1万円程度になります。

    ホイールカバーと比べると半額程度の費用で、サビ防止や腐食防止に役立つため買っておいて損はないでしょう。

    ホイールカバーについてよくある質問

    ホイールカバーについてよくある質問

    最後に、ホイールカバーについてよくある質問を見ておきましょう。

    ・ホイールカバーにはどのくらいの大きさがありますか?
    ・ホイールカバーはなくなっても大丈夫ですか?
    ・ホイールカバーが外れた場合工賃はどれくらいかかりますか?

    それぞれについて確認していきましょう。

    大きさの違いはある?

    ホイールカバーの大きさはホイールサイズに依存するため、どのくらいの大きさがあるかはホイールのサイズを確認すると早いでしょう。

    具体的なサイズ感は以下のとおりです。

    14インチ 一般的な軽自動車
    15インチ 軽自動車も普通車もある
    16インチ 車普通車のサイズ
    17インチ以上 高級車が多くなってくるイメージ

    昨今ホイールの大型化が顕著になっているため、以前は13インチや12インチが軽自動車としてありましたが、14インチ程度からと考えておくといいでしょう。
    しかし、詳細な大きさはタイヤによって異なるため、タイヤショップに必ず確認するようにしてください。

    なくなっても大丈夫?

    壊れていることに気づかずにホイールカバーが突然外れて、どこかに行ったとしても短期間であれば問題はありません。

    ホイールカバーはあくまでホイールを保護する役目しかないので、外れたからといってすぐに影響はないと考えていいでしょう。

    ただし、ホイールカバーがないとホイールの経年劣化が早まる恐れがあるため、出来る限り早期に対処してください。

    外れた場合工賃はどれくらい?

    ホイールカバーが外れた場合、自身で直すかお店で直してもらうかの二択になります。
    ショップに依頼した場合の工賃は、材料費を抜いておおよそ5,000〜15,000円の範囲かと思います。

    工賃が高いなと感じた方は、当記事でお伝えした取り外し方と取り付け方を参考に自身で行うといいでしょう。

    ただし失敗やケガが怖い場合には迷わずショップまで依頼を行ってください。

    ホイールを新調するならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    ホイールを新調するならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    現在ホイールカバー未装着の場合、迷っている間にもタイヤは少しずつ経年劣化をしていきます。
    数多くのホイールカバーがたくさんの会社から発売されているため、どれを選んでいいかわからなくなってしまう人も多いでしょう。

    そんなときにはタイヤワールド館ベストでタイヤ&ホイールセットで新調してしまうのも1つの手です。

    タイヤワールド館ベストで販売されているホイールは、ホイールカバーが必要ない「アルミホイール」です。ホイールカバーに悩むことなく、気に入ったデザインのホイールを選択してください。車種を入れて購入に進むので、サイズが違って装着できない!ということもありません。

    もし、タイヤ自体も探しているなら、ぜひタイヤワールド館ベストでの購入を検討してみてくださいね。

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    タイヤの基礎知識 多賀城店 タイヤ交換

    溝は10円玉で簡単に測れる!?タイヤ交換の目安を解説

    ご自身でタイヤの交換の時期を見極めるのは難しいですよね?今回は10円玉で簡単に溝を測る方法やタイヤを新しくするなど写真付きで解説していきたいと思います。

    タイヤ交換が必要な溝の目安

    夏タイヤがすり減り、残っている溝の深さが1.6mmになると、スリップサインと呼ばれるマークが出てきます。1箇所でもスリップサインが出たタイヤは、道路交通法で装着・使用が禁止されています。(車検も通りません)

    スリップサイン

    溝が無い状態で走行していると?

    危険なのは勿論ですがスリップサインが出ているタイヤを装着すると整備不良車両になり、制動装置等の整備不良として交通違反で2点の加点と6,000円〜12,000円の反則金が科せられるので注意しましょう。

    タイヤが路面と直接接する部分であるトレッド部にある溝や切れ込みは、総称して“トレッドパタン”と呼ばれ、主に3つの性能があります。

    ・タイヤと路面の間から水を除去する
    ・タイヤの駆動力、制動力、静止力(ブレーキ)の確保
    ・クルマの操縦安定性、タイヤの放熱性の向上

    トレッド部分の溝が浅くなると、上記の性能が低下します。特に、雨の日の高速走行時には排水性能が低下して、溝を通して十分に水を吐き出すことができず、タイヤが路面を滑りブレーキやハンドルがきかなくなるハイドロブレーニング現象が発生しやすくなります。

    そのため、制動距離が急激に大きくなる残り溝4mmが、夏タイヤを安全に使用できる寿命の限界といえます。

    溝のなタイヤ

    ハイドロプレーニング現象とは?

    タイヤが水膜によって浮いてしまう現象のことで、滑りの原因となります。新品タイヤでも速度をあげていくと発生し、溝が浅くなるとより低い速度からその現象が発生することが試験によって確認できています。

    溝が無い=水が逃げないという事です。

    タイヤの溝は10円玉で簡単に測れます

    タイヤの溝を測るために10円玉で簡単に計測することが出来ます!溝の深さを正確に測ることはできませんがタイヤ交換の目安を知る程度でしたら10円玉を使うと判断できるので試してみてくださいね!

    実際に10円玉を使って測ってみましょう!

    10円玉を逆さにして「10」側をタイヤの溝に差し込みます。もし「10」が全て見えていたら、溝の高さは4mm以下ですので、タイヤ交換の検討を始める時期です。

    10円玉を使ってタイヤの溝を測る

    また、10円玉の左右いずれかを差し込んでも測定できます。
    弧を描いている葉の模様の中央の葉が完全に隠れれば溝の深さは十分です。葉が半分見えているようであればそろそろタイヤ交換を考えましょう。

    完全に見えるようであれば早急にタイヤ交換が必要です。

    タイヤのひび割れがないかチェック

    ひび割れはタイヤのゴムが劣化したり内部のワイヤーが切れていたりする可能性があるので、バースト事故などの原因ともなります。

    タイヤのヒビ

    タイヤを使い始めてから何年経過しているか

    タイヤはゴム製品です。そのため、ゴムの特性が経時劣化するのに伴い、タイヤの特性も変化します。時間が経つにしたがってタイヤのゴムからは油が揮発し、次第に柔軟性が失われてしまうのです。

    地面と接している部分がしっかりと路面をつかめなくなると、ブレーキやハンドリングに影響が出てしまいます。

    使用開始後5年以上経過したタイヤは、継続して使用できるかタイヤ販売店等で点検を受けましょう。また、外観上では溝がしっかりと残っていても、製造後10年経過したタイヤはゴムの経時劣化が進んでおり、安全面での性能が保証されないため、新しいものに交換することをおすすめします。

    タイヤの製造年日

    タイヤの寿命の長さは、残り溝の深さ以外に、扁平率や直径、用途、種類や摩耗の状態、クルマの乗り方によっても変わってきます。

    残り溝50%程度がタイヤの性能を発揮できる寿命であり、交換時期の目安になります。4mmは、あくまで平均です。
    タイヤの種類や扁平率によって多少異なるため、4mmにこだわらずトレッド部分が50%ほど摩耗したら交換を検討しましょう。

    バルブも消耗品なので一緒に交換しましょう

    ゴムバルブ

    ゴムバルブはその名の通り、その大部分がゴムでできている部品と、プラスチックや金属製の蓋に加え、空気の逆流を防ぐ作用を持つ、通称「虫ゴム」と呼ばれるバルブコアの3つで成り立っています。

    このゴムバルブの全長は、ホイールに隠れている部分を含めても数センチ程度と小さなものですが、タイヤと同様ゴム製であるため、経年で劣化し、その耐用年数は2~3年と言われています。なお、前述したゴム製の本体部分が金属でできている特殊なものもあり、そちらの耐用年数はゴム製と比べ非常に長くなっています。

    一般的な車種はほとんどがゴム製なので、数年に一度は交換しなくてはなりません。本体が無事でもバルブコアが痛んでそこから空気が漏れ出し、交換しなくてはいけないケースもあります。

    交換するためにはタイヤをホイールから外すという作業が必要の為、タイヤ交換の際に一緒に交換をオススメしています。

    まとめ

    タイヤは消耗品だとわかっていても、いつ交換したらいいのか、今自分が使っているタイヤに問題がないか不安な方もいらっしゃると思います。当店では無料で空気圧点検やスタッフがお客様のタイヤの溝の確認もさせて頂きますのでお気軽にご来店ください。

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    泉八乙女 タイヤ交換

    タイヤ交換後にやってほしい2つのポイント

    「タイヤ交換をしたから安心!」で終わらないで下さい!
    タイヤ交換をした後の重要なポイントを理由と共にお伝えします。

    タイヤ交換後に増し締めを行いましょう!

    増し締めとは、ホイールナットの緩みをチェックすることです。一定距離を走行した後に規定トルクでナットが締まっているか再確認する事で、規定より強いトルクでナットを締め付けるわけではありません。タイヤ交換後に増し締めを行う必要がある理由は、交換時に適切なトルクでナットが締め付けられてないとホイールが振れ、ハブボルト・ナットに負荷がかかり走行中にボルトが折れてしまい脱輪する可能性があるからです。一般的に50〜100km走行したらナットの増し締めを行うようおすすめしています。もしくは、1週間程度経ったら確認しましょう。ベストでタイヤ交換した場合も「増し締めチェックを行いますので、またご来店下さい」とご案内させていただいております。

    タイヤの空気圧もチェックポイントです!

    空気圧は高すぎても低すぎてもいけません。タイヤを早く劣化させたり、変なタイヤの減り方をしたり、最悪の場合はバーストの原因にもなり危険です。また、運転中にハンドルを取られてしまったりと燃費等にも影響を与えます。そのため空気圧のチェック・点検は、タイヤ交換をした後にしっかりと行うことが重要です。ほとんどの車は、運転席ドアを開けたところやガソリンの給油口にステッカーが貼られていて、指定空気圧が記載されています。ただし、この数値は車体にタイヤを装着した状態での空気圧です。同じホイール付きタイヤでも、車体への装着前と後では空気圧が変わり、装着後の空気圧は車重がかかっている分高くなります。そのため空気圧のチェックは車体にタイヤを装着した状態で行ってください。

    まとめ

    増し締め、空気圧チェックの大切さをお伝えいたしました。
    タイヤ交換をした際は、定期的にホイールナットの増し締め・空気圧の点検を行うことが大切です。タイヤワールド館ベストでは全店【増し締め】【空気圧チェック】を無料で行っております。いつでもご来店ください!

     

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    営業時間:10:00~19:00
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    タイヤの基礎知識 ライターチーム タイヤ交換

    タイヤの製造年月日の見方|古いタイヤは危険?寿命と使用限界を解説

    「タイヤの製造年月日はどこを見ればわかるんだろう?」このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

    タイヤの横に文字が書いてあるのはなんとなく知っていても、製造年月日の見方がわからない方は多くいらっしゃいます。

    今回はタイヤの製造年月日や製造週の見方を、メーカー別に紹介しています。タイヤの製造メーカーごとに少しずつ記載の数値が違うので、知っておくと役立ちますよ。

    タイヤを使用する際の注意点や保管方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    結論|タイヤの製造年は「状態と使用年数」で判断

    結論|タイヤの製造年は「状態と使用年数」で判断

    タイヤの製造年月日を調べる際は、製品のサイドウォール(タイヤの側面)をチェックします。

    タイヤの製造年月日は側面の4桁表記で確認できますが、年数だけでなく、使用状況や劣化状態を含めて判断することが重要です。

    タイヤの状態 判断基準・目安 リスクと注意点
    未使用(新品保管) 保管状態を確認(年数だけで判断しない) 適切に保管されていてもゴムは徐々に劣化。装着前の状態チェックが重要です。
    使用中 溝・ひび割れ・偏摩耗などの状態で判断 残り溝1.6mm未満(スリップサイン)は使用不可。ひび割れや異常摩耗にも注意。
    長期使用タイヤ 使用開始から5年以上は点検推奨 経年劣化によりグリップ低下や破損リスクが増加。製造後10年経過したタイヤは交換推奨です。

    使用開始から5年以上経過したタイヤは専門店での点検、製造後10年を超えたタイヤは交換を検討するのが安全です。

    今のタイヤが不安な方はこちらからチェック▼

    タイヤ製造年月日・製造週の調べ方

    たとえば「0117」と記載されていた場合、上2桁が「製造週」で、下2桁が「製造年」です。

    上記の数値であれば「01=01週目」「17=2017年」となり、2017年の1週目(1/1~1/7)に製造されたタイヤだとわかります。

    基本的には外から見える場所に刻印されていますが、製品によってはタイヤの内側に表示されていることもあります。

    どうしても製造年月日が見つからない場合は、近くのタイヤ専門店やカーショップ、ディーラーなどに相談してみてください。

    主要タイヤメーカーの製造年月日はどこを見ればいい?

    主要タイヤメーカーの製造年月日はどこを見ればいい?

    主要メーカー別のタイヤ製造年月日の見方を紹介します。

    ● ブリヂストンタイヤの製造年月日の見方
    ● ダンロップタイヤの製造年月日の見方
    ● トーヨータイヤの製造年月日の見方
    ● ヨコハマタイヤの製造年月日の見方

    タイヤの側面には製造年月日をはじめ、さまざまな情報が刻印されています。

    タイヤに書いてある数字やアルファベットの見方については以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

    ブリヂストンタイヤの製造年月日の見方

    株式会社ブリヂストンのタイヤ製造年月日の見方は、以下のとおりです。

    ブリヂストンのタイヤ製造年月日の見方

    製造番号のうち、ゴムの中にへこんだ文字で下4桁(例2412)の数字が製造年週を示しています。最初の数字24は週(24週目【6月】)を、最後の数字12は年(2012年)を示します。

    1999年以前に製造されたタイヤについては、下3桁(例109)の数字が製造年週を示しています。最初の数字10は週(10週目【3月】)を、最後の数字9は年(1999年)を示します。


    ブリヂストンホームページより引用

    製造年月日の数値はホイールとタイヤの境目あたりに記されていることが多いですが、まれに内側に刻印されている商品もあります。

    ダンロップタイヤの製造年月日の見方

    住友ゴム工業株式会社の主要メーカー「ダンロップ」のタイヤの見方を紹介します。

    ダンロップのタイヤ製造年月日の見方

    製造年週について
    2000年以降の製造番号では、下4桁(例0117)の数字で製造年週を示しています。最初の2桁の数字01は週(1週)を、最後の2桁の数字17は年(2017年)を意味します。

    1999年以前の製造番号では、下3桁(例159)の数字で製造年週を示しています。最初の2桁の数字15は週(15週)を、最後の1桁の数字9は年(1999年)を意味します。


    ダンロップホームページより引用

    ダンロップのタイヤ製造年月日は、数字が凹んで刻印されているのが特徴です。

    トーヨータイヤの製造年月日の見方

    TOYO TIRE 株式会社のタイヤの見方を紹介します。

    トーヨータイヤのタイヤ製造年月日の見方

    製造年週について
    製造番号はタイヤに刻印されており、そのタイヤが作られた製造年週を読み取ることが出来ます。タイヤの側面(片側)には、セリアル記号と呼ばれる記号が刻印されています。セリアルには、そのタイヤの製造年週などが表示されています。

    1999年以前の製造番号では、下3桁(例249)の数字で製造年週を示しています。最初の数字24は週(24週目)を、最後の数字9は年(1999年)を示します。2000年以降の製造番号では、下4桁(例0604)の数字で製造年週を示しています。最初の数字06は週(6週目)を、最後の数字04は年(2004年)を示します。


    トーヨータイヤホームページより引用

    「9KY0604」と刻印があった場合、「9KY」は設計コード「0604」が製造年月日となり、06週/2004年に製造されたタイヤだと読み取れます。

    ヨコハマタイヤの製造年月日の見方

    横浜ゴム株式会社の「ヨコハマタイヤ」の刻印は、製造工場も表記しているのが特徴です。

    ヨコハマタイヤのタイヤ製造年月日の見方

    1.製造週目
    2桁で、その年の何週目に製造されたかを示しています。(11→11週目)

    2.製造西暦
    下2桁で、製造年の西暦下2桁を示していいます。(18→2018年)


    ヨコハマタイヤホームページより引用

    「YYY0222」の場合、「YYY」は製造工場を表すアルファベット、「25」は25週目、「16」は2016年を表しています。

    タイヤの製造年月日の許容範囲とは?

    タイヤの製造年月日の許容範囲とは?

    「未使用」と「使用済み」、それぞれのタイヤの許容範囲を以下の表にまとめました。

    タイヤの種類 使用の許容範囲
    未使用のサマータイヤ 製造から約3年間
    (適正な状態で保管していた場合)
    未使用のスタッドレスタイヤ 製造から約3年間
    (適正な状態で保管していた場合)
    使用済みのすべてのタイヤ 製造から約10年間
    (5年経過時に点検を推奨)

    新品未使用で、適正な状態で保管が行われていれば「3年間は状態が変わらず性能を保てると多くのメーカーが説明しています。

    また、ブリヂストンのホームページには「製造後10年を経過したタイヤは交換推奨」と記載されているので、この範囲内が使用の許容範囲となります。

    表面上では変化がなくても、ゴムの劣化が進んでいるケースもあるので、長く使用している場合は点検や交換を検討してみてください。

    タイヤの寿命の見分け方

    タイヤの寿命の見分け方

    ところで、タイヤの劣化はどこをチェックすればよいのでしょうか?ここではタイヤの寿命の見分け方のポイントを3つ紹介します。

    ・スリップサインをチェック
    ・プラットフォームをチェック
    ・ひび割れをチェック

    製品の寿命を正しく判断し、耐用年(許容範囲)を超えたタイヤは早めに交換しましょう。

    スリップサインをチェック

    タイヤの残り溝が約1.6mm以下になったことを知らせる印のことを「スリップサイン」と呼び、このマークが見えたら交換が必要な時期です。

    1本のタイヤに4~9箇所程度のスリップサインが設けられており、摩耗が進むと溝がなくなり印が見えてきます。

    タイヤは前輪・後輪が均等にすり減るとは限らないので、すべてのタイヤを満遍なく確認してみてください。

    スリップサインの出たタイヤをそのまま履き続けると「整備不良」として道路交通法に違反してしまうので注意が必要です。

    プラットフォームをチェック

    「プラットフォーム」スタッドレスタイヤのみに表れる、摩耗を知らせるサインです。

    スタッドレスタイヤの残溝が50%になると、プラットフォームが目視できるようになり、この状態になったら雪道や凍った道路の走行はできません。

    しかし、プラットフォームはあくまでも「スタッドレスタイヤとしての寿命」を知らせるものなので、サマータイヤとしてはまだ使用できる可能性はあります。

    ひび割れをチェック

    タイヤが少し古くなってきたと感じたら、製品の表面や側面をよくチェックしてみましょう。

    よくある表面的なトラブルは以下のようなものがあります。

    ・ひび割れ
    ・亀裂
    ・ピンチカット

    ピンチカットとは、タイヤのサイドウォール(側面)の一部に変形が見られる現象のことです。

    ピンチカット

    上記のいずれかの症状が出てきたら、タイヤの劣化が進んでいる証拠です。ひび割れを放置してしまうと、パンクやスリップなどの危険性が高まるので注意しましょう。

    製造年月日が古いタイヤを使うとどうなる?

    製造年月日が古いタイヤを使うとどうなる?

    製造年月日が古いものや、劣化したタイヤを使い続けると以下のような危険があります。

    ・バースト(破裂)する
    ・スリップする

    それぞれ見ていきましょう。

    バースト(破裂)する

    バースト

    劣化したタイヤを履き続けるとバースト(破裂)する可能性があります。バーストはパンクとは異なり、大きな爆発音と共に突然タイヤが破裂してしまう現象です。ひび割れしたまま放置しておくと、隙間から水が入り内部がさびてしまい、それによってタイヤ全体が歪みます。

    タイヤがバーストすると、ハンドルが取られて車のコントロールが効かなくなり、事故につながるので非常に危険です。定期的に専門店でタイヤの状態をチェックしてもらうと、不具合を早期発見できるでしょう。

    スリップする

    雨の日はスリップしやすい

    溝が少なくなったタイヤはスリップしやすいので、運転の際は注意しなくてはなりません。雨の日は路面が滑りやすくなり、ブレーキの効きが悪くなるのでとくに危険です。

    溝の減りを感じたら早めに交換することをおすすめします。

    古いタイヤが不安な方へ|用途別おすすめタイヤ3選

    古いタイヤが不安な方へ|用途別おすすめタイヤ3選

    「古いタイヤが不安だけど、どれを選べばいいか分からない…」という方は、用途別に選ぶのがおすすめです。ここでは当店でも人気の3つのタイヤをご紹介します。

    • ● 静粛性重視・街乗り向け|ブリヂストン レグノ GR-XⅢ
    • ● コスパ重視|トーヨータイヤ プロクセス CF3
    • ● 上質な乗り心地・高速安定|ダンロップ スポーツマックス LUX

    静粛性重視・街乗り向け|ブリヂストン レグノ GR-XⅢ

    レグノGRXⅢ

    ブリヂストンの**レグノ GR-XⅢ/**は、ひび割れが気になる方・乗り心地を改善したい方におすすめです。

    当店でも「ロードノイズを抑えたい」「乗り心地を良くしたい」というご相談で選ばれることが多く、街乗り中心の方から高い評価を得ているプレミアムコンフォートタイヤです。

    コスパ重視|トーヨータイヤ プロクセス CF3

    プロクセス CF3

    トーヨータイヤの**プロクセス CF3/**は、価格と性能のバランスが良く安心して使えるモデルです。

    当店でも交換費用を抑えたい方や初めてのタイヤ交換の方に提案することが多く、低燃費性能とウェット性能を両立した扱いやすいコンフォートタイヤです。

    上質な乗り心地・高速安定|ダンロップ スポーツマックス LUX

    SPORT MAXX LUX

    ダンロップの**スポーツマックス LUX/**は、高速安定性も静粛性も重視する方におすすめです。

    長距離走行や高速道路の利用が多い方からの支持が高く、ふらつきの少ない安定した走行性能と上質な乗り心地を両立したプレミアムタイヤです。

    タイヤの製造年や寿命に関するよくある質問

    タイヤの製造年や寿命に関するよくある質問

    ここからは、タイヤの製造年や寿命関連でよくある質問を8つ、詳しく解説していきます。

    1. タイヤの側面の「4桁の数字」の見方は?
    2. 製造から何年経ったタイヤまで使用可能?
    3. アウトレットタイヤを検討中だが、未使用と使用済みで違いはある?
    4. 古いタイヤは危険?
    5. ネット通販で「製造年月日を指定する」ことはできるの?
    6. スタッドレスタイヤとサマータイヤで「劣化するスピード」は違う?
    7. 「プラットフォーム・スリップサイン・ひび割れ」が出たときのそれぞれの許容範囲は?
    8. 海外メーカーの製造年の見方は?特殊表示とかある?

    タイヤの側面の「4桁の数字」の見方は?

    タイヤ側面の上2桁が週、下2桁が年です(例:0117=2017年1週目)タイヤ側面に刻印されている「DOT」または「TIN(Tire Identification Number)」の末尾4桁が製造年週を表します。たとえば「0117」であれば「1週目/2017年製造」という意味です。

    このコードは2000年以降のタイヤに採用されており、製造前年(1999以前)には3桁で表示されていたものもあります。

    「DOT」は米国運輸省(U.S.DOT)の規格を示し、識別番号を通じて製造工場・サイズ・製造週年を追跡可能としています。

    購入時や中古タイヤ装着時に、この4桁を読み取り「製造から何年経過しているか」を確認することで、経年劣化のリスクを把握するひとつの指標になります。

    製造から何年経ったタイヤまで使用可能?

    多くのタイヤメーカー・業界団体は「製造から5年を超えたら年1回以上の点検を」「10年を超えたら使用を控える」ことを推奨しています。

    たとえば、Michelinでは「5年以上経ったら専門店点検/10年超えたら交換を検討」としています。

    ただし「何年だから絶対ダメ」「何年までならOK」という明確な法則はなく、使用状況・保管状況・走行環境などによって劣化速度が変わるため、あくまで「目安」です。

    つまり「製造してから6〜10年以内、かつ溝・ひび割れ・硬化がない状態」であれば使用可能範囲と考えられますが、10年超えたら交換を強くおすすめします。

    アウトレットタイヤを検討中だが、「未使用」と「使用済み」で違いはある?

    「未使用タイヤ」は、製造後装着・走行が一度もされていないタイヤを指し、ホイール組付け・車両装着・走行による摩耗・変形がない状態です。一方「使用済みタイヤ」は実際に装着され、走行・加速・ブレーキ・路面刺激を受けたものです。
    ただし、未使用であっても保管条件(高温・紫外線・オゾン・酸化など)が悪いとゴムの硬化・ひび割れが進行し、実際の使用性能が低下してしまうケースがあります。

    種類 内容 備考
    未使用タイヤ 製造後装着・走行が一度もされていないタイヤ ホイール組付け・車両装着・走行による摩耗・変形がない状態
    使用済みタイヤ 実際に装着されたことがあるタイヤ 走行・加速・ブレーキ・路面刺激を受けている

    使用済みタイヤでは「溝の減り」「偏摩耗」「側面・サイドウォールのひび割れ・変形」などが出てくるため、外観・寸法だけでなく内部ゴムの状態も重要になります。

    そのため、未使用/使用済みの区別以上に「製造年週」「保管状態」「走行距離・使用履歴」を総合して判断することが安全です。

    古いタイヤは危険?

    スタッドレスタイヤではゴムの硬さを気にする方は多いですが、ノーマルタイヤもスタッドレス同様、硬化している場合は非常に危険です。

    タイヤ内部のゴム化合物は、経年・紫外線・酸化・熱・オゾン等の環境ストレスによって硬化・脆化し、グリップ力低下・制動距離延長・ひび割れ・バーストリスク増加といった劣化現象を引き起こします。

    見た目には溝が残っていても、内部ゴムの劣化によって「新品と同じ外見でも性能が劣る」状態があります。
    そのため、ノーマルタイヤでも硬化が疑われる場合は交換を検討しましょう。

    ネット通販で「製造年月日を指定する」ことはできるの?

    オンラインタイヤショップの多くでは「○年製」などの表示がある商品もありますが、注文時に製造年・製造週を 明確に指定できるかどうかはショップ次第です。

    これは、メーカーから出荷される際に製造年別・週別に在庫管理されていない(または細かく管理するとコストがかかる)ことが一因です。

    そのため、どうしても「新しいタイヤ(最近製造)」が欲しい場合は、「最近リリースされたモデル/発売直後商品」や「製造年・週を明示している在庫」を扱うショップを選ぶのが安全です。

    ちなみにタイヤワールド館ベストのQ&Aには、以下のような質問と回答が掲載されています。

    Q:タイヤの製造年はいつになりますか?また、指定は可能ですか?
    A:当店の在庫分でも多数の取り扱いがあるため、基本的には確認及び指定はお受けいたしておりません。また、在庫のしていない商品は、ご注文いただいてからメーカーより取り寄せる場合があります。

    適正な状態で保管された新品スタッドレスタイヤは製造から3年間、同等の性能を保つことが試験により確認されています。

    多くのお客様が気にされる冬用のスタッドレスタイヤで3年ですので、サマータイヤはそれ以上と思われます。そのためメーカーでは細かい製造年週での在庫管理はしておらず、製造年を指定しての発注ができません。予めご了承頂ますようお願い致します。


    タイヤワールド館ベストより引用

    製造年月日が気になってしまう人もいるかもしれませんが、原則として購入者が細かく指定することは難しいでしょう。

    各企業は規定の基準期間を超えない商品のみを販売しているので、信頼して購入するしか方法はありません。

    スタッドレスタイヤとサマータイヤで「劣化するスピード」は違う?

    一般的にスタッドレスタイヤのほうが劣化のスピードが早まる可能性が高い、とされます。なぜなら、スタッドレスタイヤは雪・氷上での柔軟性・グリップ性能を重視して柔らかめのゴム化合物を使っており、温度変化・紫外線・高負荷道路・夏季長期保管などにさらされると、ゴムの硬化・剥離が進みやすいからです。

    それに対してサマータイヤは硬めのゴムが使われ、構造も「夏期用性能+耐摩耗性」を重視して設計されており、理論上は少し劣化スピードが緩やかな傾向があります。

    ただし、タイヤの劣化には「使用環境・保管状態・走行回数・荷重・空気圧」などが大きく影響するため、必ずしも「スタッドレス=必ずすぐ劣化」というわけではありません。

    「プラットフォーム・スリップサイン・ひび割れ」が出たときのそれぞれの許容範囲は?

    まずはプラットフォームとスリップサインについてまとめます。

    名称 意味 備考 判定
    スリップサイン 溝の底部に出るタイヤの使用限界 日本の法律では、乗用車用タイヤの溝は残り1.6㎜(一般タイヤ)で法定限度。特に雨天走行・高速道路利用時はそれ以上の残溝確保が安全です。 スリップサインに達したら即交換が必要です。
    プラットフォーム スタッドレスタイヤの摩耗限界表示 新品溝の約半分消耗した時点で、スタッドレスタイヤとしての“性能低下が顕著”になります。 タイヤとしては使用可能ですが、スタッドレスタイヤとしての機能は限界です。

    ひび割れ(サイドウォール・ショルダー部)に関しては、「この程度までは許容」という明確な数値は一般に公表されておらず、ひび割れが見え始めたら点検・交換を検討すべきとされています。

    つまり、これらのサインが出ている場合、たとえ残溝があっても「タイヤ性能が落ちている可能性が高い」「早期交換を検討すべき」と考えるとよいでしょう。

    海外メーカーの製造年の見方は?特殊表示とかある?

    海外ブランドでも基本的には「末尾4桁=製造週+年」の表示方式が採用されています。たとえば “2319”=2019年第23週製造という意味です。

    ただし、1999年以前の古いタイヤでは3桁表示(例:729=第72週ではなく72週&1999年等)や「▲」マーク付き表示など特殊表記があるケースがあります。

    また、欧州規格(E-mark)や製造工場コード・タイヤタイプコードを含む場合もあり、識別が複雑になることがあります。

    そのため、輸入・並行品・旧モデルタイヤについては「刻印を写真で確認」「製造年週を問合せ可能か」を購入前に確認することをおすすめします。

    タイヤは製造年より保管方法が重要

    タイヤは製造年より保管方法が重要

    タイヤの製造年月日を気にする人は多くいますが、「いつ作られたのか」よりも「保管方法」のほうが実は重要です。

    タイヤの保管方法のポイントは以下の2つです。

    ・タイヤが長持ちする置き方
    ・タイヤが長持ちする場所

    タイヤが長持ちする置き方

    タイヤの保管方法は「ホイール付きは横置き」「タイヤのみは縦置き」が基本です。

    ホイール付きのタイヤを縦に並べておくと、ホイール(金属部分)の重力によってタイヤ(ゴム部分)が歪んでしまう可能性があります。

    反対に、タイヤのみを横に積み重ねると、下の層に重みがかかり劣化を早める原因になります。もし横置きにする場合は、上段と下段をこまめに入れ替えるとよいでしょう。

    適切な向きで保管しないとタイヤにダメージを与えてしまうので、注意してください。

    タイヤが長持ちする場所

    タイヤを保管する場所を決める際、気をつけておきたいのは以下の5点です。

    • ● 汚れ
    • ● 紫外線
    • ● 雨風
    • ● 湿度
    • ● 温度

    タイヤの劣化を防ぐためには、できるだけ汚れない屋根のある場所で、紫外線や雨風の影響を受けにくい環境を確保しましょう。

    また高い湿度や、気温が暑すぎる場所もゴムにダメージを与えるので、高温多湿になる場所はさけておいたほうが無難です。

    適切な保管場所がない‥という場合は、次のシーズンまでタイヤを預かってくれるタイヤ保管サービスを検討するのもよいかもしれません。

    まとめ

    まとめ

    タイヤの製造年月日は、側面にある4桁の数字から確認でき、安全に使用できる目安は製造から3〜5年以内です。

    • ● 製造年月日は「週+年」で表示されている(例:0117=2017年1週目)
    • ● 未使用でも経年劣化するため、保管状態が重要
    • ● ひび割れや硬化がある場合は早めの交換が必要
    • ● 古いタイヤはスリップやバーストのリスクがある

    「まだ使えるか不安…」という場合は、状態をチェックしつつ、早めの交換を検討すると安心です。

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    この記事について

    • 執筆・監修:タイヤワールド館ベスト
      (タイヤ・ホイール販売・交換および点検の実務経験を持つ専門スタッフ)
    • 記事の内容:タイヤの製造年月日の見方や許容範囲、寿命の判断基準、安全に使用するためのポイントについて解説
    • 記事の根拠:日々のタイヤ販売・交換作業や、お客様からの「古いタイヤは使えるのか?」といったご相談事例をもとに作成
    • 補足:タイヤの劣化状態や使用可能な期間は、保管環境・使用状況・走行距離などによって異なります
    • 注意事項:ひび割れや硬化などの劣化が見られる場合は、使用年数に関わらず早めの交換を推奨します
    • 記事更新日:2026年3月(最新情報に基づき内容を更新)