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ナットキャップ(ナットカバー)とは?役割から着脱方法まで徹底解説

「ナットキャップとは?」
「おすすめのナットキャップは?」
「失敗しないナットキャップの選び方を知りたい」

このように悩んでいませんか?
ナットキャップとは、ナットに被せるカバーのことで、長距離トラックのホイールによく付いているものです。

当記事では、ナットキャップの説明から選び方、着脱方法まで徹底解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

ナットキャップとは

ナットキャップとは

参考:Amazon公式サイトへ

ナットキャップは、ホイールのナットに被せるカバーのことです。別名ナットカバーとも呼ばれます。

ナットにカバーを被せる目的は様々ですが、たとえばトラックのナットが錆びつかないようにカバーを被せることがあります。

様々な種類のナットキャップが販売されているので、目的に応じて適したものを選びましょう。以下の項目でおすすめを紹介します。

ナットキャップの種類【価格あり】

ナットキャップの種類【価格あり】

ナットキャップには以下のとおり様々な種類があります。

ナットキャップ おすすめ製品 価格(税込)
JETナットキャップ 角型ナットカバー6個入り 1,870円
スチール製ナットキャップ 丸型ナットカバー スチール製クロームメッキ仕上げ
10ヶ入 トラック用
4,400円
シリコンナットキャップ ナットカバー(グレー)25個入り 1,390円
デコキャップ miyabiナットキャップ 41mm用 2個入り 990円

以下で詳しく見ていきましょう。

1.ジェットイノウエ(JET INOUE) ナットキャップ

ナットキャップの種類1.JET INOUEナットキャップ

参考:Amazonサイト

JET INOUEナットキャップは、クロームメッキ処理を施してある樹脂製のキャップです。「ナットキャップはジェットイノウエのJETナットキャップを選んでおけば間違いない」といえるほど王道なナットキャップです。

樹脂製なので錆びる心配がないうえに、金属キャップのようなデザインでかっこいいのでおすすめです。

2.スチール製ナットキャップ

ナットキャップの種類2.スチール製ナットキャップ

参考:Amazonサイト

スチール製ナットキャップは丈夫で光り方がかっこいいのが特徴です。
シリコン製のナットキャップは錆びない代わりに見た目がスタイリッシュでない欠点があります。
少し重量があって錆びやすい点を気にする方がいるかもしれませんが、かっこよさを優先したい方はスチールを選びましょう。

3.シリコンナットキャップ

ナットキャップの種類3.シリコンナットキャップ

参考:Amazonサイト

ナットを保護する目的で購入するなら、大量にまとめ買いできるシリコンナットキャップがおすすめです。
安価で長持ちするので、かなり費用が抑えられます。
経済面を考えると、シリコン製が最も適した商品です。

4.デコキャップ

ナットキャップの種類5.デコキャップ

参考:Amazonサイト

ナットキャップをドレスアップ目的で使いたいなら、デコキャップを選びましょう。
ホイールに個性がでて、人目を引くこと間違いなしです。
たとえば、今回紹介したmiyabiのナットキャップは、走るたびにマジックカットが乱反射してホイールの存在感を強める効果があります。
他にもゴールドや花柄のナットキャップもあるので、好きなデザインを探してみましょう。

ナットキャップの役割

ナットキャップの役割

参考:Amazonサイト

ナットキャップには大きくわけて次の3つの役割があります。

● 腐食防止のため
● 安全対策のため
● センスをアピールするため

1つずつ説明します。

腐食防止のため

ナットキャップをつけると、ナットの腐食防止になります。
とくに、トラックのナットは過酷な環境を走行する中で錆びたり汚れたりしがちですが、ナットキャップで保護しておけば劣化を防げます。
腐食防止のためにナットキャップをつけたいなら、錆びる心配がないシリコン製を選びましょう。

安全対策のため

安全対策のためにナットキャップを利用する方もいます。
ナットやボルトが飛び出たままになっているより、キャップをつけたほうが安全にホイールの手入れができます。
安全性を重視するなら、袋ナットキャップのような丸みのある樹脂製のやわらかいものがいいでしょう。

センスをアピールするため

ナットキャップをトラックのホイールにつければ、他の人とは違ったセンスをアピールできます。
個性的なデザインのキャップを選べば他と差別化できます。
たとえば、ゴールドナットキャップを取り付ければ、タイヤやホイールを変えずに、安価に足回りのイメージチェンジが可能です。
センスをアピールしたいならデコキャップの中から気に入ったものを選びましょう。

ナットキャップを選ぶ際の特徴

ナットキャップを選ぶ際の特徴

ナットキャップを選ぶ際には、以下の特徴を見て購入を検討しましょう。

● 色
● 材質
● デザイン

好みによって選ぶべき製品は異なるため、どんなものがあるか詳しく説明します。

ナットキャップの色はメタリックなシルバーが多いです。
ナットと同じ色にすることで、違和感の少ないイメージチェンジが可能です。
反対に、ナットキャップをドレスアップ目的で使うなら赤やゴールド等、派手目な色を選ぶのもいいでしょう。
ナットキャップに求める役割に応じて自由に色を選びましょう。

材質

最近ではシリコン製のナットキャップが多い印象です。
スチール製もかっこいいですが、腐食や汚れが気になるなら金属っぽく見えるシリコン製のナットキャップがおすすめです。
ナットキャップの交換頻度を下げたいなら、クロームメッキで保護されているものを選ぶと長持ちします。

デザイン

シリコンキャップの目的が多様化するにつれて、様々なデザインのナットキャップが販売されるようになってきました。

ナットの頭に近いデザインのものから、走るとキラキラ光って存在を主張するものまであります。

たとえば、桜の花びらをあしらったナットキャップで、さりげなくセンスを見せつけることができます。
ドレスアップ目的なら、取り付けたときの印象まで考えてナットキャップのデザインを選びましょう。

ナットキャップの選び方【3つのポイント】

ナットキャップの選び方【3つのポイント】

ナットキャップを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

  1. サイズに合ったナットキャップを選ぶ
  2. ナットの数を間違えない
  3. 色選びはセンスが問われるので慎重に

順番に説明します。

サイズに合ったナットキャップを選ぶ

ナットキャップを購入する前に、必ずサイズを確認しましょう。
サイズを間違えると走行中にナットキャップが外れて車道に落ち、事故やパンクの原因になりかねません。
間違えて小さいサイズのナットキャップを購入してしまい、キャップがはまらなかったという残念な経験をした方もいます。

購入したナットキャップのサイズが違って使えない、という事態に陥らないために、購入前にもう一度サイズをチェックしましょう。

ナットの数を間違えない

ナットのサイズだけでなく、数もしっかり把握しておきましょう。
ナットキャップの数が足りないと格好がつきません。
仮に、本当は8個必要だったのに6個しか入っていなかったとすると、2個だけナットが剥き出しのまま走行することになります。

ナットの保護目的でもドレスアップ目的でも、個数が足りないとナットキャップをつけるメリットが半減してしまいます。
購入前に、いくつ必要なのか数えておきましょう。

色選びはセンスが問われるので慎重に

ナットキャップの色選びは慎重におこないましょう。
取り付けてからイメージと違うことに気づいてしまった場合、せっかく購入したナットキャップを外したくなってしまうでしょう。

一番無難なのは、やはりナットに近いシルバーです。
はじめてのナットキャップ購入で失敗が怖い方は、ナットに近いデザインのJETナットキャップを選んでみましょう。

ナットキャップの取り付け方4ステップ

ナットキャップの取り付け方4ステップ

ナットキャップの取り付け方を4ステップで解説します。

  1. ナットにインナーゴムを取り付ける
  2. 中性洗剤をインナーゴムのまわりに塗る
  3. ナットキャップを取り付ける
  4. ナットキャップの入りを確認する

順番に見ていきましょう。

ステップ1.ナットにインナーゴムを取り付ける

まず、ナットにインナーゴムを取り付けます。インナーゴムを取り付けることで、ナットキャップが外れにくくなります。

ナットキャップがしっかりはまっていなかったせいで、走行中に外れてしまう事故も発生しているため、できるならインナーゴムを用意して装着しておきましょう。

ステップ2.中性洗剤をインナーゴムのまわりに塗る

中性洗剤をインナーゴムのまわりに頒布します。中性洗剤を塗ると、ナットキャップを取り付けやすくなります。

少し硬くても力ずくではめる気合いがある方はこの工程を省いても問題ありませんが、スムーズにナットキャップを取り付けたいなら中性洗剤を塗っておきましょう。

ステップ3.ナットキャップを取り付ける

ナットキャップの面を合わせて、ぐっと押し込んで取り付けます。このときケガ防止のために、軍手をはめておくのがおすすめです。

前のステップで中性洗剤を塗っておくことで、女性でも取り付けやすくなります。

ステップ4.ナットキャップの入りを確認する

ナットキャップを取り付けたら、もう一度1つずつ押し込んで、>きちんとはまっているか確認していきます。

入りが甘いと、走行中に外れて紛失してしまいます。ナットキャップを1つ紛失するだけで統一感がなくなり、締まりのない印象のホイールになってしまうので気をつけましょう。

ぐっと押し込んで、はまっていることを確認したら完了です。

ナットキャッププライヤーがあると便利

ナットキャッププライヤーがあると便利

参考:Amazonサイト

ナットキャップの着脱は、ナットキャッププライヤーがあるとさらに簡単におこなえます。ナットキャッププライヤーとは、ナットキャップ専用のレンチのような工具です。

ナットキャッププライヤーを使えばナットキャップを傷つけずに素早く着脱できます。頻繁に着脱する方は、用意することをおすすめします。

ナットキャップを取り外す際の注意点

ナットキャップを取り外す際の注意点

ナットキャップを取り外す際には、以下の2点に気をつけましょう。

●劣化状況を見て自分でできるか判断する
●抜けない場合はプロに見てもらう

まず劣化状況を見て自分で取り外せるか判断しましょう。あまりにも劣化が激しい場合は、自分で取り外そうとしても外れません。

取り外せないと判断したらプロに対処してもらう必要があります。以下で詳しく見ていきましょう。

劣化状況を見て自分でできるか判断する

ナットキャップを取り外す前に、劣化状況を見て自分でできるか判断します。
劣化していないナットキャップなら、ナットキャッププライヤーでつかんで引っ張れば外せます。
ただし、スチール製のナットキャップは錆びや腐食により、素人では取り外せなくなっている可能性があります。
無理に外そうとするとホイールやナットを痛めてしまう恐れがあるため、いったん作業を中止しましょう。

抜けない場合はプロに見てもらう

ナットキャップが抜けなくなってしまったら、諦めてプロに見てもらいましょう。

抜けないナットキャップを無理に引き抜こうとすると、ナットを破損してしまったり、手をケガしてしまったりすることがあります。

最寄りのカーショップに持ち込んで相談すれば、きっと対応してもらえます。もちろん、多少の料金はかかってしまいますが、プロに頼んで安全に取り外しましょう。

ナットやホイールで愛車をイメージチェンジしよう

ナットやホイールをイメージチェンジしよう"

今回はナットキャップの説明から選び方、着脱方法まで詳しく説明しました。ナットキャップをつけるだけでトラックの足回りの印象がかなり変わります。

タイヤやホイールを変えずにホイールの印象を変えて気分転換したい方は、新しいナットキャップを探してみましょう。

なお、ホイールの印象をガラッと変えたいなら、思い切ってホイールから変えてしまうのもひとつの手です。ディッシュホイールからスポークホイールに変えるだけで、別の車かと思うくらい印象が変わります。

新しいタイヤやホイールに履き替えたいなら、タイヤワールド館ベストで購入していただくのがお得です。

全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

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気になる方は下記のボタンからホイールを探してみてくださいね。

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【おすすめ商品・費用も掲載】ホイールキャップ(ホイールカバー)は1日で塗装できる!やり方を7ステップで解説

ホイールキャップ(ホイールカバー)は、クルマのホイールを保護するアイテムです。自分で塗装すれば、センスを示すファッションアイテムにもなり、まわりのクルマと差をつけられます。

しかし、いざ自分でホイールキャップを塗り直そうと思っても、どのような手順で何に気をつけて作業すればいいか悩んでしまうでしょう。

当記事では、ホイールキャップの外し方から塗装方法、塗装に必要なスプレー缶は何本かまで解説します。

具体的な費用感までお伝えするので、ホイールキャップをDIYでデザインチェンジしてみたいと考えている方はぜひご覧ください。

ホイールキャップ(ホイールカバー)は1日あれば自分で塗装できる

ホイールキャップ(ホイールカバー)は1日あれば自分で塗装できる

ホイールキャップの塗装は、素人でも約1日でできます。厳密にいうと乾かす工程等で時間がかかるため、日をまたいで作業する場合もありますが、24時間以内に完了する作業です。

塗装方法は以下で詳しくお伝えするので、まずは塗装前に知っておくべきことを以下のとおりお伝えします。

  1. 塗装に必要なものを揃える
  2. 塗装前に洗って干す工程が大事
  3. 樹脂製は下地処理をしないと剥がれやすい

それぞれ見ていきましょう。

塗装に必要なものを揃える

まずは塗装に必要なものを揃えましょう。塗装用のスプレー缶以外にも、以下のとおり用意しておくと便利なものはたくさんあります。

● プラスチック用プライマー(下地材)
● シリコンオフ(脱脂材)
● 塗装用スプレー
● クリアスプレー
● 紙ヤスリ(300〜600番・1000番)
● 軍手もしくはゴム手袋
● マスキングテープ
● マスク
● 新聞紙

紙ヤスリは案外すぐに削れて使えなくなってしまうため、粗さの違うものを多めに用意しておくといいでしょう。
全部揃えると5,000円〜6,000円くらいの出費になります。スプレーについては後ほど詳しく解説します。

塗装前に洗って干す工程が大事

塗装前の準備として、外したホイールキャップを水洗いして乾かします。この工程を省くと、ホイールキャップの汚れやゴミを一緒に塗装してしまい、ボコボコした不恰好な仕上がりになってしまいます。

DIYで少しでもきれいな仕上がりにしたいなら、面倒に思えるひと手間を独断で省かないようにしましょう。

樹脂製は下地処理をしないと剥がれやすい

樹脂製のホイールキャップは、塗装前の下地処理を怠ると剥がれやすくなります。シリコンオフで脱脂したりプライマーで密着力を高めたりする作業が重要です。

特に紙ヤスリでホイールキャップを削る工程がしんどくて面倒ですが、仕上がりの質を左右する工程なので、丁寧に下地処理を行いましょう。

ホイールキャップの外し方【塗装前の準備】

ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説

塗装するために、まずホイールキャップを外す必要があります。ホイールキャップの外し方は次の3パターンあります。

  1. 器具を使って取り外す場合
  2. 手で取り外す場合
  3. ボルトで固定されている場合

どの方法で外すべきか見ていきましょう。

器具を使って取り外す場合

ホイールキャップはドライバーやクリップリムーバー等の器具で簡単に外せます。金属製で棒状になっている器具が適切です。

ホイールキャップのリム(外側の金属の出っ張り)にドライバー等をひっかけ、前に引き出すようにひっぱると外れます。

ただし、金属の棒を差し込みすぎると、ホイールの金属部分を傷つける恐れがあるため注意しましょう。

手で取り外す場合

ホイールキャップは手で外すことも可能です。器具を使ったほうが怪我につながりにくくなるためおすすめですが、近くに金属の棒がない場合は手でも外せます。

軍手もしくはゴム手袋を装着し、タイヤと接着しているリム部分に手を差し入れてひっぱります。

素手で外すとリムとタイヤの間に手が挟まって怪我をする可能性があるため、必ず手袋をして作業しましょう。

ボルトで固定されている場合

リムに爪ではめ込まれているタイプなら上記の方法で外せますが、なかにはボルトで固定されているタイプのホイールキャップもあります。

ボルトで固定されているホイールキャップの具体的な外し方は次のとおりです。

  1. ジャッキでクルマを浮かせる
  2. レンチやスパナでボルトを外す
  3. ホイールキャップを外す

ボルトで固定されているタイプのホイールキャップは、共締め構造になっていることが多いため、ジャッキでクルマを浮かせると作業しやすくなります。

ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説

ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説

いよいよ、ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説します。具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 塗装を削る
  2. 脱脂剤で拭きあげる
  3. プライマーを吹き付ける
  4. スプレー缶で塗装する
  5. マスキングして色を塗り分ける
  6. クリア塗装する
  7. ホイールキャップを装着する

順番に見ていきましょう。

ステップ1.塗装を削る

ホイールキャップを外して洗ったら、もともと施してある塗装を紙ヤスリで削ります。塗装を施したときに定着しやすくなるように、あえて紙ヤスリの傷を残します。

まずは300〜600番の紙ヤスリで荒削りして塗装を落とし、1000番の紙ヤスリでなめらかにしましょう。

細かいところは紙ヤスリを棒に巻きつけて削ると作業しやすいです。紙ヤスリはすぐに削れなくなるので、多めに用意しておくのがおすすめです。

ステップ2.脱脂剤で拭きあげる

塗装部分に油分が残っていると、せっかく塗った塗料が剥がれやすくなるため、シリコンオフを使って油分を除去します。

シリコンオフが用意できない場合はエタノールでも代用できます。

万が一塗装部分に油分が付着していると、塗装スプレーが浮いてただれた火傷痕のように残念な見た目になってしまうため、ムラなく脱脂しましょう。

ステップ3.プライマーを吹き付ける

シリコンオフが乾いたらプラスチック用のプライマーを吹き付けます。プライマーを使うことで塗料の密着力がアップします。

より密着力を強化するために、プライマーを満遍なく吹き付ける→乾燥を3回繰り返しました。ミッチャクロンというプライマーがおすすめですが、プラスチック用のプライマーならどれでも問題なく使えます。

ステップ4.スプレー缶で塗装する

ようやく塗装の段階に入ります。塗装したい色のスプレーを用意して塗装→乾燥を3〜4回繰り返します。きれいに仕上げるポイントは以下のとおりです。

● スプレー缶をよく振り、缶を温めて内圧をあげる
● 風がない場所で作業する
● ホイールキャップから離して噴射する
● 薄い塗装を繰り返す
● 5〜10分乾燥させる

ただし、どんなに気をつけて塗装しても、空気溜まりやホコリで表面がでこぼこしたり、色ムラが生じるのは避けられません。

遠目で見ると気にならない程度ですが、許容できない方は安易にDIYしないほうがいいでしょう。

ステップ5.マスキングして色を塗り分ける

カラーを変えたい部分があれば、塗装したい部分を除いてマスキングテープでガードします。塗装しない部分をマスキングテープでカバーすれば、きれいに色を塗り分けられます。

ここでも3〜4回にわけて重ね塗りしましょう。細かい部分は筆を使って塗装するのもありです。

ステップ6.クリア塗装する

塗装が完了したら、剥がれないようにクリア塗装します。この工程を省くと、走っているうちにせっかくの塗装がボロボロになってしまう可能性が高くなります。

塗装スプレーと同じように吹き付ける→乾燥を3〜4回繰り返しましょう。

ステップ7.ホイールキャップを装着する

クリアスプレーが乾いたら、いよいよ完成したホイールキャップ装着します。ボルトを固定するタイプのホイールキャップ以外は、押し込んではめれば取り付けられます。

ボルトが必要なホイールキャップは、再度ジャッキでクルマを持ち上げてボルトを止めましょう。

ホイールキャップの塗装に必要なスプレーは4種類【価格あり】

ホイールキャップの塗装に必要なスプレーは4種類【価格あり】

ホイールキャップの塗装に必要なスプレーは次の4種類です。

  1. 脱脂工程で必須のシリコンオフ
  2. 密着力を高めるミッチャクロン
  3. ホイール塗装用のスプレー
  4. 仕上げのクリアスプレー

ホイール塗装用のスプレーは2〜3本あればクルマ1台分塗装できます。1つずつ説明します。

1.脱脂工程で必須のシリコンオフ

ホイールキャップの塗装に必要なスプレー1.脱脂工程で必須のシリコンオフ

参考:Amazon

脱脂工程で使うスプレーが、シリコンオフです。ソフト99の商品で、150mlのチビ缶なら560円で購入できます。

速乾性なので5分ほど乾燥すれば次の工程に取りかかれます。

2.密着力を高めるミッチャクロン

ホイールキャップの塗装に必要なスプレー2.密着力を高めるミッチャクロン

参考:Amazon

塗装材の密着力を高める下地にはミッチャクロンがおすすめです。420mlの缶が1,500円で販売されています。

1度塗りでは不安なので2〜3度吹き付けて密着力を高めます。

3.ホイール塗装用のスプレー

ホイールキャップの塗装に必要なスプレー3.ホイール塗装用のスプレー

参考:Amazon

全面的に塗装するなら、300mlスプレーを2〜3本用意しましょう。アスペンの300mlのラッカースプレーなら、1本490円で買えます。

きれいに仕上げるには薄く重ね塗りしていく必要がありますが、5分くらいで乾くので効率よく作業を進められます。

ホイールサイズによっては2本のスプレーで4度塗りできる場合もありますが、余裕を持って3本用意しておくのがおすすめです。理由は、ラッカースプレーは残量が少なくなると、ガスの圧力が弱まってダマが出ることがあるからです。

4.仕上げにクリアスプレーをかけると長持ちする

ホイールキャップの塗装に必要なスプレー4.仕上げにクリアスプレーをかけると長持ちする

参考:Amazon

仕上げに透明なラッカースプレーをかけると塗装が剥がれにくくなります。インターネット上では、アスペンのラッカースプレー(300ml)が490円で販売されています。

塗装と同じく3〜4度塗りしたいので、2〜3本買っておくのがいいでしょう。途中で足りなくなってヒヤヒヤしたくないなら、多めに用意するのが無難です。

ホイールキャップではなくホイールのDIY塗装をおすすめしない2つの理由

ホイールキャップではなくホイールのDIY塗装をおすすめしない2つの理由

さて、ホイールキャップの塗装について説明してきましたが、ホイール本体を自分で塗装するのは自信がない方にはあまりおすすめできません。理由は以下のとおりです。

1. 自分で塗装すると剥がれやすいから
2. ホイールが売れなくなるから

詳しく解説します。

理由1.自分で塗装すると剥がれやすいから

自分でホイール塗装すると、剥がれやすい塗装になってしまう恐れがあります。塗料の密着度を高めるには、表面に傷をつけて脱脂材やプライマーを満遍なく吹き付ける必要があります。

しかし、ホイールキャップより複雑な形状のホイールは、隅々まできれいに削ってスプレーを吹き付けるのが難しすぎるのです。

シンプルな5本スポークやディッシュホイールならDIYでも塗装できるかもしれませんが、デザインが複雑なホイールを塗装するのは、やめておいたほうがいいでしょう。

理由2.ホイールが売れなくなるから

ホイールを自分で塗装すると、不要になって売りたくなったときにリセールバリュー(販売価格)が落ちてしまいます。最悪の場合、ホイールに売値がつかなくなることも。

1枚2,000円代から買い替えられるホイールキャップならまだしも、ホイール塗装で失敗して売れなくなったら困ってしまうでしょう。

ホイールはホイールキャップより高値で中古ショップに売れる可能性があるため、ホイールの印象を変えたいならホイールキャップの塗装をおすすめします。

ホイールキャップを被せることでホイールを守れるので一石二鳥です。

ホイールキャップ塗装以外の手軽なイメージチェンジ方法

ホイールキャップ塗装以外の手軽なイメージチェンジ方法

ホイールキャップの塗装は、クルマの印象を変えたいときにぴったりなイメージチェンジ方法です。一方で「手軽にできると思ったら意外と手間と時間がかかって大変…」と思ってしまいがちな作業でもあります。

ホイールをおしゃれにしてクルマのイメージチェンジを図りたいなら、タイヤワールド館ベストでホイールを思い切って新調してしまうのも手です。

車種を選んでから購入に進むのでクルマに装着できないホイールをうっかり購入してしまう心配がありません。また、取り付けまでセットで依頼できるので、手間を省きつつ簡単にホイールを変えられます。

ホイールシュミレーションもあるので、愛車に似合うホイールをぜひ探してみてください。

手軽に愛車のイメージを変えたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

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ホイール塗装の料金相場は?専門店は高い?業者とDIYによる費用や手順を徹底解説

ホイールの塗装を検討している方は、車のドレスアップや傷隠しに悩んでいるケースが多いと思います。この記事では業者に頼んだ場合の料金相場やDIYによる手順について解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!

アルミホイール塗装の料金相場とポイント

アルミホイール塗装の料金相場とポイント

車に詳しくなければ、塗装にどれくらいの費用がかかるかは分かりませんよね。まずは業者に依頼した場合の料金を確認していきましょう。依頼する業者によって値段には差が出ますが、相場を知っておけば依頼先を検討する材料にも使えます。

また、ホイール塗装はDIYでも可能です。その場合にかかる費用も確認していきます。

専門店(業者)にアルミホイール塗装を依頼した場合の料金

ホイール塗装に関しては、趣味で車をカスタムしている人や塗装・整備経験がある人以外は、業者へ依頼するケースが多いと思います。

インターネットで上位に出てくる業者をリサーチした結果、料金相場は以下となります。

塗装種別 料金(1本あたり)
黒塗装 7,000円〜
シルバー塗装 15,000円〜20,000円
パール/メタリック/マット塗装 20,000円〜

上記は17インチまでの料金相場(工賃込)です。17インチ以上は1インチ毎にプラスで、1,000〜3,000円かかるケースが多いでしょう。

また、塗装するカラーの種類によって、料金は変わります。定番のシルバーや黒は安く、パールやマットなどの特殊な塗装は料金が高い傾向です。希望する塗装がある場合は、事前に料金の確認はしてください。

他にも傷の修理やホイールの形状、マスキング加工などによって、オプション料金がプラスされます。

作業項目 追加料金(1本あたり)
傷の修理 +5,000円〜20,000円
ホイールが特殊なメッシュ形状 +1,000円〜
マスキング加工 +1,000円〜2,000円
ウエイトシール剥がし +1,000円〜
タイヤ外し +1,000円〜2,000円
センターキャップ塗装 +1,000円〜

オプションは店舗によって設定がさまざまなので、業者の候補が見つかったら確認しておきましょう。

傷に関しては、大きさや状態によって料金は大きく変わります。また、損傷が激しい場合は修理不可・塗装不可と断られてしまうケースもあるので注意が必要ですね。

アルミホイール塗装・ガリ傷修理など専門店で格安はどこ?オートバックスは?

ホイール塗装を依頼するなら、「できる限り費用を安く抑えたい」というのが本音だと思います。ちなみにホイール塗装は、傷などの状態によって料金も変わるため、相見積もりを取るようにすれば少しでも価格を抑えることが可能です。

個人店も含めれば、相場以下の料金でホイール塗装が完了してしまうケースも少なくありません。業者によっては、遠方でも配送を使って全国規模で対応しているケースもありますので、とにかく安さにこだわりたい人は徹底的にリサーチしてください。

また、大手専門店や大手カーショップなどを依頼先に考えている人も多いと思います。各店舗の対応状況と分かる範囲の料金を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

業者名 料金
株式会社シンボリ シルバー/ブラック/ホワイト塗装:4,400円
アルミホイール修理専門店カーリユース 傷修理+塗装:20,000円(1本)
オートバックス 一部対応可
イエローハット 対応不可
アップガレージ 修理シルバー再塗装11,000円〜(1本)
ガソリンスタンド 対応不可

ホイールの色変えの値段は?

ホイールの色変えの値段は、定番のシルバー塗装であれば15,000円〜20,000円(1本)が相場です。

ちなみに、「ホイール塗装」と「ホイールの色変え」は同じ作業を意味しています。業者によって言い回しが違うケースもあるので、覚えておきましょう。

ホイールのメッキ塗装は料金はどれくらいかかる?

ホイールのメッキ塗装には種類があり、スパッタリング加工クロームメッキ加工があります。クロームメッキ加工がしたい場合は、スパッタリング加工よりも料金は高くなります。

メッキ塗装の相場は以下が目安です。

● クロームメッキ加工:35,000円〜
● スパッタリング加工:15,000円〜

ホイールの大きさによって、料金相場は変わります。また、業者によって加工方法や品質にも違いがあるため注意が必要です。

ちなみに、クロームメッキ加工のメリットは、輝かしい光沢に加えて強度が増す点です。大切なホイールに傷がついてしまうリスクを極力下げることができます。

一方でスパッタリング加工は、クロームメッキよりも費用を安く抑えられるのが特徴です。カラーの選択肢が多いため、好みのデザインに仕上げやすい点もメリット。ただし、メッキが剥がれやすい難点があります。

メッキ塗装は、車の印象を大きく変えるドレスアップとしても最適なカスタマイズになるため、ホイール塗装時に検討するのも良いでしょう。

DIYでホイール塗装した場合の料金

DIYでホイール塗装した場合の料金相場は、10,000円前後です。

単純に道具代のみで塗装はできるため、業者へ依頼するよりも確実に費用は抑えられます。
DIY塗装にかかる費用の内訳は以下です。

アイテム 価格範囲
塗料 1,000円〜4,000円程度
マスキングテープ 100円〜300円程度
サンドペーパー 1,000円程度
ホイール洗剤 1,000円〜3,000円程度
脱脂アイテム(シリコンオフ) 1,000円程度
サフェーサー、ミッチャクロン 2,000円程度

費用は安いものの、誰でも簡単に塗装ができるわけでもないため、費用と仕上がりのどちらを優先するかしっかり検討しておきましょう。

ホイールのガリ傷修理で塗装は必要?料金は?

ホイールのガリ傷修理で塗装は必要?料金は?

ホイールにガリ傷をつけてしまった場合、放置しておけば白カビの発生など何かしらのデメリットが生じます。

さらに、ホイールの傷は見た目の印象もグッと下がってしまうため、なるべく早く塗装をしておくのが必須です。た

だし、傷修理を施工してから塗装の流れになるので、傷の修理代+塗装代がかかり、ある程度のコストは覚悟しておく必要はあります。

ガリ傷修理と塗装の両方を施工した時の料金は、17インチ以下で20,000円前後が相場のようです。ホイールの種類やインチによって料金はさらに上がります。

ガリ傷はカビや見た目の問題だけでなく、放置し続けることでホイール自体に思わぬダメージを与え続けるきっかけにもなりかねません。ガリ傷修理と塗装になれば痛い出費になるかもしれませんが、安全に乗り続ける為にも同時に施工しておくのをおすすめします。

アルミホイールの塗装や修理を業者に依頼するメリット・デメリット

アルミホイールの塗装や修理を業者に依頼するメリット・デメリット

ホイール塗装を業者に依頼するメリットとデメリットは以下となります。

メリット デメリット
仕上がりの品質が高い 費用が高い
傷と塗装両方に対応できるため手間がない 施工日数がかかる
自分が理想とするデザインになる 店舗へ足を運ぶなど手間がかかる

業者にホイール塗装を依頼した場合は材料費と工賃が発生するため、どうしても費用は高額になりがちです。比較すると金額差は非常に大きいといえます。

ただしコストと引き換えに失敗がなく、プロによる施工で表面の仕上がりもまるで雲泥の差です。腕利きの職人であれば、依頼者が希望する雰囲気からズレなく完成してくれるので、車全体のデザインを損なうこともありません。

アルミホイールの塗装や修理をDIYするメリット・デメリット

ホイール塗装をDIYするメリットとデメリットは以下となります。

メリット デメリット
コストが安く抑えられる 失敗のリスクがある
好きなタイミングで塗装ができる 手間と時間が多くかかる
車を預ける必要がない 品質が低い

ホイール塗装をDIYする最大のメリットは、コストが大幅に抑えられる点です。金額で考えれば、1本当たり10,000円〜20,000円の費用をカットできます。場合によってはそれ以上の金額差が発生する可能性もあるでしょう。

その半面、装技術がない人であれば、失敗するリスクや仕上がりがイマイチになる可能性があります。費用を重視するのか、仕上がりを重視するのかを考えたうえで、DIYを選ぶようにしてください。

アルミホイールの塗装をDIYで実施する手順は?

アルミホイールの塗装をDIYで実施する手順は?

ホイール塗装は必要な道具も揃いやすく、手順自体に複雑な工程はありません。

ただし工程が単純とはいえ、技術力によって塗装の仕上がりには大きな差が発生する点だけは肝に命じておきましょう。

それでは、ホイール専門店が教えるDIY手順や注意点、揃えるべき道具をそれぞれ解説します。

【ラバースプレー使用】ホイール塗装で準備する道具は?

ホイール塗装で準備する道具は次の通りです。

  1. 塗料(ラッカースプレー、ラバースプレー)
  2. 耐水ペーパー(400番、800番、1500番、2000番)
  3. シリコンオフ(脱脂剤)
  4. マスキングテープ
  5. サフェーサー・ミッチャクロン
  6. クリア塗料
  7. コンパウンド
  8. ホイール洗浄関連
  9. 手袋・マスク

塗料は車用が基本になりますが、アルミサッシ用やラッカースプレー、ラバースプレーでも問題ありません。耐熱塗料でないと塗装ができないという声もありますが、問題ないので安心してください。

ちなみに仮に失敗しても剥がせるため、塗装に自信がない方でも挑戦しやすい塗料になります。また、カラーの種類が豊富で、期間限定で奇抜カラーに挑戦したい人にもおすすめです。

サフェーサーやミッチャクロン、コンパウンドは、より質の高い仕上がりには欠かせないアイテムとなるので、忘れずに用意しましょう。

プロが教えるDIYによるホイール塗装の手順

塗装経験がないのであれば、「なんとなく」で塗装してしまうと失敗する確率は高いです。ここで紹介する手順を正しく守っていただき、綺麗な塗装に仕上げましょう。

手順は8ステップです。

  1. ホイールを綺麗に洗浄する
  2. 耐水ペーパー・ヤスリで表面に傷をつける
  3. 塗装をつけたくない部分をマスキングテープで保護する
  4. シリコンオフなどの脱脂剤で油分を除去する
  5. サフェーサー等で塗料が付着しやすい環境にする
  6. カラー塗装をする
  7. クリア塗装をする
  8. コンパウンド等で綺麗に仕上げる

ステップ1:ホイールを綺麗に洗浄する

塗料がしっかりと付着するように、表面に付いている汚れをクリーナーを使って洗浄してください。ブレーキダストは落ちにくい汚れなので、専用クリーナーを使用するのがベストです。

手洗いでも洗浄はできますが、ブラシを使って隅々をこすったほうが徹底的に汚れを落とせます。隙間の汚れも落とせるように、細めのブラシを用意しておくのがベストです。

ステップ2:耐水ペーパー・ヤスリで表面に傷をつける

塗装面にある程度の凹凸がないと塗料が綺麗に乗らないため、耐水ペーパーやヤスリを使って小さい傷をつけていきます。つける傷の目安は、表面がマット状の状態になればOKです。

ホイールが綺麗であれば耐水ペーパーは1500番もしくは800番、表面に凹凸等の傷がすでにあれば800番もしくは400番を使用してください。

深い傷や凹みがある場合は、パテを使って表面を埋めておき、なるべく平らにしておきましょう。

ステップ3:塗装をつけたくない部分をマスキングテープで保護する

塗料を付けたくない場所をマスキングテープで保護します。塗料は想像以上に広い範囲へ飛び散るため、色を付けたくない場所へ確実にマスキングテープを貼っておきましょう。

ホイールを車体に付けたままで塗装する場合、タイヤやブレーキ周り、車体にも塗装が飛んでしまう可能性があるので、念入りに保護するようにしてください。

エアバルブやナット穴はうっかり忘れがちな場所になるので、忘れないようにしてくださいね。

ステップ4:シリコンオフなどの脱脂剤で油分を除去する

ホイールに油分が付着していると塗料を弾いてしまうため、脱脂剤で事前に油分を除去しておきます。

脱脂剤で油分を除去したとしても、手でホイールをベタベタ触ってしまえば、手油が付着してしまいます。手油も塗料を弾く要因になってしまうので、脱脂剤を使うタイミングから手袋は必須です。

ステップ5:サフェーサー等で塗料が付着しやすい環境にする

ステップ2で塗料が乗りやすい環境にしていますが、より塗料がホイールへ密着するためにサフェーサーやミッチャクロンを塗布しておきます。

面倒に感じるかもしれませんが、仕上げの質を高めるためにも丁寧に塗布しておきましょう。厚塗りは効果を半減させますので、薄く均一に塗ることを意識してください。

塗布後は、番手の低い耐水ペーパーで水研ぎをしておき、再度脱脂しておくと安心です。

ステップ6:カラー塗装をする

ここからメインの塗装に入ります。カラー塗装前に、表面が乾いていることを確認してから、塗料を塗るようにしてください。

塗料はなるべく薄く塗り、一度で完成させないようにしてください。最初はハッキリと色がついていなくても問題ありません。複数回に分けて薄塗りを重ねて、ムラなく塗装していくのがコツです。

ちなみに、重ね塗りは表面が軽く乾いたタイミングで進めるようにしましょう。

ステップ7:クリア塗装をする

カラー塗装が完了したら、表面のコーティングや艶出しをかねてクリア塗装をしていきます。より綺麗に仕上げるためにも大切なポイントになるため、面倒でも忘れずに実施してください。

ラッカークリアでも問題はありませんが、仕上がりにとことんこだわる人であればウレタンクリアの使用がおすすめです。より耐久性が強く、光沢感に優れています。

ステップ8:コンパウンド等で綺麗に仕上げる

最終仕上げとしてコンパウンドを使って、表面を綺麗に仕上げます。

ステップ7の時点で満足できるツヤがでていれば、無理にコンパウンドで仕上げる必要もありません。理由としては、コンパウンドで磨きすぎてしまうとクリア塗装を落としてコーティング効果を薄める可能性があります。

コンパウンドを使用する場合は、磨きすぎに注意しましょう。

【注意点】車のホイール塗装で塗ってはいけない場所は?

車のホイール塗装で絶対に塗ってはいけない場所は次の通りです。

● ホイールボルトやナットが当たる部分
● ホイールと車体が当たるハブ部分

この二箇所を塗装してしまうと、ボルトやナットを締めこんだ際に、塗装した部分の割れが発生してしまいます。塗装が割れてしまった部分には小さな隙間が発生してしまうので、放置しておけば隙間が原因となってボルトのゆるみが起きてしまう可能性があるでしょう。

車体を支える足回りのボルトがゆるんで外れてしまったら…。説明するまでもないですが、危険な状況に陥る可能性があるのはお分かりいただけたと思います。

この2つの部分には必ずマスキングテープで保護してから塗装作業をしてください。

不安を感じる人は、業者に依頼するか新しくホイールを購入し直すか検討したほうがよいですね。

塗装が面倒であればホイールの買い替えを視野に入れる

塗装が面倒であればホイールの買い替えを視野に入れる

ここまで見てきたように、ホイール塗装は業者に依頼してもDIYで塗装しても一定のコストや手間、リスクがかかります。

コストを抑えようとDIYを試みる人も多いですが、塗装に慣れている人以外はイメージしていた仕上がりにならない可能性も高いため注意が必要でしょう。

であれば、ホイールを買い替えをしてしまうのも一つの手です。無駄なコストと手間がかからずに新しいホイールを装着しておけば余計な不安もありません。

また、ホイールのプロがいるカーショップ等で購入すれば、最適なホイール探しから取付手配までワンストップで対応してくれるはずです。

愛車にぴったりのホイールを探すならタイヤワールド館ベストで決まり!

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ホイールの買い替えを検討している人は、豊富な品揃えがあるタイヤワールド館ベストがおすすめです。

北海道・宮城・岩手に店舗を構えるだけでなくタイヤワールド館ベストも展開し、自宅にいながら愛車にぴったりのホイール選びが可能です。また、タイヤとセットで購入すれば、提携している全国4,000店の取付工場からお好きな場所で取付まで、ネット上で手配できます。

ベスト写真館では素敵なカスタム写真もたくさんありますのでぜひ覗いて見てくださいね!

カテゴリー
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センターキャップの外し方は難しい?なしだとダメ?ホイールに付ける必要性やサイズ選びも解説

「ホイールをカッコよく仕上げるために、センターキャップを付けたけれど、どうやって外せばいい?」
「センターキャップって必ずつける必要があるの?」
とお悩みではありませんか?

センターキャップを付ける必要性や付けた後の取り外し方など、気になるポイントはいろいろとありますよね。

そこでこちらの記事では、センターキャップについての必要性や選び方、外し方や取り付けの注意点など、幅広い情報を網羅的に解説します。

センターキャップについて知りたいことがある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

センターキャップとは?

wm03イメージ

参考:キョウホウ

はじめに、センターキャップについての基本的な特徴を紹介します。

センターキャップの取り付けにはどのような意味があるのか、素材は何でできているのかなど、1つずつ確認してみましょう。

ホイールの中心に取り付ける装飾的なカバー

センターキャップは、車のホイールの中心に取り付けられるカバーです。

その名の通り、ホイールの中心部を覆う役割を果たしますが、その意味だけではなく、車のスタイルや個性をアピールするアクセントを担う役割もあります。

車のデザインを一層引き立て、オーナーのセンスや好みを表現する手段としても利用されているものです。

車によって、メーカーの純正品が付いている場合もありますが、そちらを取り外して好みの社外品を付け直すこともできます。

素材はプラスチックやアルミニウムが一般的

センターキャップの素材は、一般的に>プラスチックやアルミニウム ハブの保護やホイールの見栄えをよくする効果がある

センターキャップの役割として、ハブを保護する意味があります。

ハブは車輪の中心部であり、ダストや小石などが侵入することで損傷する可能性がありますが、センターキャップが防いでくれるので安心です。

また、センターキャップはホイールの見た目を向上させる効果もあります。

車輪の中心部がセンターキャップで飾られることで、車全体の統一感をアップし、上質な印象を与えることができます。

センターキャップの外し方を解説

センターキャップの外し方を解説

続いて、センターキャップを上手に外す方法を具体的に紹介しますね。

  1. 裏側から押す
  2. 専用のレンチを使う
  3. 吸盤で吸着する

センターキャップを外す際は、慎重に行うことが大切です

1つずつ解説していきます。

裏側から押して外す

1つ目の方法は、*キャップの裏側から押して外す方法です。ホイールを車から取り外し、裏側を向けてセンターキャップの中央を押せば簡単に外すことができます。

ただし、力を入れすぎるとセンターキャップの爪が折れるなど問題が起こる可能性があるので注意しましょう。

専用のレンチを使って外す

専用のレンチを使って外す

参考:京都機械工具(KTC) アルミホイルキャップレンチ

2つ目の方法は、専用のレンチを使用して外す方法です。上記のような道具を使用します。

センターキャップ専用の工具を使えば、キャップを傷つける心配がなく、車からホイールを取り外す必要もないので簡単に取り外せます。(ただし、レンチが当たる部分は養生をした方が無難です)

車に取り付いたままのホイールのセンターキャップの隙間にレンチを差し込み、てこの原理を使って取り外しましょう。

マイナスドライバーなどで代用することもできなくはありませんが、センターキャップやホイールに傷をつける恐れがあるのでできるだけ専用のレンチを使うのがおすすめです。

吸盤で吸着して外す

3つ目の方法は、吸盤を活用すして外す方法です。

強力な吸盤をセンターキャップの中央に取り付け、ゆっくりと外す方向に引っ張ることで、キャップを外すことができます。

傷もつきづらく、自分でもやりやすい方法なので試してみるといいでしょう。

ただし、吸盤が取り付けやすい平面なセンターキャップでしか使えない方法なので注意してくださいね。

センターキャップを取り付ける際の注意点

センターキャップを取り付ける際の注意点

次に、センターキャップを取り付ける時に注意したいポイントを3つ紹介します。


● サイズの選び方
● 前もって掃除をすること
● 向きや位置を確認すること

これらを詳しく解説していきます。

ホイールのハブ穴径のサイズを測ってサイズを選ぶ

センターキャップを取り付ける際の大切なポイントは、ホイールのハブ穴径に合ったサイズを選ぶことです。

ハブ穴とセンターキャップの径が合わないと、入れることができなかったりグラグラして走行中に外れてしまったりします。

ハブ穴径の測定を正確に行い、適切なサイズのセンターキャップを選びましょう。

自分でサイズを測る自信がない人は、ホイールやセンターキャップの説明書をチェックして数字を確認するのがおすすめです。

取り付ける前にホイールを掃除する

センターキャップを取り付ける前に、ホイールをしっかりと掃除しましょう。

ホイール表面に汚れやダストが残っていると、センターキャップが正しく取り付けられず外れてしまう可能性があります。

洗剤を使って洗浄したりブラシで擦ったりしてホイールを清潔にしてからキャップを取り付けるようにしてくださいね。

センターキャップの向きや位置を確認する

センターキャップを取り付ける前に、センターキャップの向きや位置をしっかりと確認しておくことが大切です。

センターキャップの位置が正しくないと、外観が乱れるだけでなく、キャップが外れる恐れもあります。

取り付け前に正確な位置を確認し、取り付けてからもセンターキャップがしっかりと噛み合っていることを確認しましょう。

センターキャップを取り付けるメリットは?

センターキャップを取り付けるメリットは?

それでは改めて、センターキャップを取り付けることで得られるメリットについて紹介していきます。

● ホイールや車全体の見栄えがよくなる
● カスタマイズすることで個性が出せる
● 汚れやダメージから守る

これらのメリットを魅力に感じる人は、ぜひ取り付けを検討してみましょう。

ホイールや車全体の見栄えがよくなる

センターキャップを取り付ける最大のメリットは、ホイールや車全体の見栄えが大きく向上することです。

キャップはホイールの中心部を飾るポイントとなり、単調な外観にアクセントを加えて魅力的な印象を与えます。

シンプルなデザインから個性的なものまで、キャップの種類によって車のスタイルをカスタマイズすることができるのが魅力です。

カスタマイズすることで個性が出せる

センターキャップを取り付けることで、愛車の個性を自由に表現することができます。

キャップのデザインや素材を選ぶことで、自分のスタイルや趣味を車に反映させることができるのがメリットです。

他の車と差をつけたり、特別な雰囲気を演出したりすることに魅力を感じる人は、センターキャップの使用が向いていると言えるでしょう。

汚れやダメージから守る

センターキャップは、ホイールの中心部を汚れやダストから守る重要な役割も果たします。

日常の走行中にハブに侵入するダストや小石は、ホイールの見た目だけでなく回転バランスにも悪影響を及ぼす可能性があります。

センターキャップがしっかりとハブを覆うことで、これらの問題を軽減し、ホイールの長寿命化にも貢献してくれるでしょう。

このように、センターキャップは見た目と実用性の両面において、メリットがあると言えます。

センターキャップを取り付けるデメリットはある?

センターキャップを取り付けるデメリットはある?

たくさんのメリットがあるセンターキャップですが、取り付けるにあたってデメリットはあるのでしょうか?

● 取り付ける分コストがかかる
● メンテナンスに手間がかかることも
● サイズや適合タイプを間違えると付けられない

人によっては、上記の内容がデメリットになる可能性があるので、1つずつ確認してどうしても許容できないデメリットがないかチェックしておきましょう。

取り付ける分コストがかかる

センターキャップを取り付ける際には、追加のコストが発生することがデメリットの1つです。

キャップの種類やデザインによって価格は異なりますが、シンプルなものの方が安価で、ブランドものやデザイン性に優れているものの方が高価になる傾向があります。

4つセットで1,000円台のものもあれば、1万円を超えるものもあるので、予算に合わせて選ぶことが大切です。

メンテナンスに手間がかかることも

センターキャップをきれいな状態で保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。

外部からの汚れやダストが付着することで、キャップや車全体の見栄えが損なわれる可能性があります。

掃除やメンテナンスに手間をかける必要があるため、これをデメリットと感じる方もいるかもしれません。

なるべく車のメンテナンスに手間をかけたくない人は、取り付ける前にしっかりと検討しましょう。

サイズや適合タイプを間違えると付けられない

センターキャップはホイールのハブにしっかりとフィットする必要があります。

適合サイズやタイプを誤ると、正しく取り付けることができないデメリットが考えられます。

見た目の良さだけでセンターキャップを選んでしまうと、自分の車とサイズが合っていないと付けられないので、きちんとサイズが合うかは前もってチェックしてくださいね。

センターキャップを選ぶ時のポイント

センターキャップを選ぶ時のポイント

参考:ウェッズ公式サイトへ

最後に、センターキャップを選ぶ際、チェックしたいポイントを紹介します。

  1. 直径や爪の長さ
  2. ホイールや車のイメージ
  3. 手軽に使えるタイプのもの

これらの内容を詳しく紹介するので、センターキャップ選びの参考にしてみてくださいね。

直径や爪の長さをチェック

センターキャップを選ぶ際に重要なポイントは、直径や爪の長さを確認することです。

ホイールのハブ穴にフィットする直径や、センターキャップをハブにしっかりと固定するための爪の長さを正確に把握しましょう。

誤ったサイズや形状を選んでしまうと、正しい取り付けが難しくなる可能性があります。

ホイールや車のイメージに合ったものを選ぶ

センターキャップは、取り付けることで車のスタイルや個性をアピールできるアイテムです。

ホイールや車のイメージに合ったデザインや素材を選ぶことで、車の外観をさらに魅力的に演出することができます。

シンプルなものからエレガントなもの、スタイリッシュなもの、他にはない個性的なものまで、幅広いバリエーションから選べるので自分らしいものを選ぶようにしましょう。

車体のライトを変更したりステッカーを貼ったりさまざまなカスタマイズをしているのに、センターキャップを付けていないと物足りなく感じることも。

さまざまなカスタマイズの印象に合わせて、統一感のあるデザインを選ぶのがおすすめです。

ノーマルセンターキャップにシールを貼るだけのものもある

ノーマルセンターキャップにシールを貼るだけのものもある

参考:Aomgsd Aomgsd TRDセンターキャップシール

センターキャップの選択肢として、ノーマルなキャップにオリジナルのシールを貼るだけのものもあります。

この方法なら手軽にカスタマイズを楽しむことができるので、一からセンターキャップを取り付け直すよりも手軽です。

ノーマルなセンターキャップを取り付けておいて、シールのデザインに飽きてきたら手軽に張り替えることもできるので、カスタマイズがより気軽に行えます。

さまざまなデザインを試してみたいと考えている人は、ぜひチェックしてみましょう。

センターキャップで車の足回りを演出しよう

センターキャップで車の足回りを演出しよう

こちらの記事では、センターキャップの外し方からセンターキャップの必要性、センターキャップを取り付けるメリット・デメリットなど気になる情報を網羅的に解説しました。

センターキャップは車にとって必ずしも必要なアイテムではありませんが、ホイールの中心部の保護やホイールや車全体の見栄えの向上に大きく貢献してくれます。

センターキャップを付けるのは、メリットだけでなく人によってはデメリットに感じることもありますが、付けるのが向いている人も多いでしょう。

車のカスタマイズが好きだったり車全体のデザインに統一感を持たせたかったりするなら、ぜひセンターキャップの使用も検討してみてくださいね。

現在付いているセンターキャップを取り外して、新たなものに付け替えたい人は、こちらの記事の外し方や取り付ける際の注意点を参考にして行ってみてください。

カテゴリー
カスタムその他 サマータイヤ タイヤ交換 ハスラー 泉八乙女 足回り

ハスラーリフトアップ&15インチインチアップタイヤホイールセット施工事例

今回は実際にご来店くださったハスラーオーナー様のドレスアップカスタム事例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

お客様の仕上がりイメージと要望

ハスラーをタイヤのインチ数を変えずにリフトアップさせたい

ハスラーの純正サイズは165/60R15、15×4.5J 5/100 +45です。インチアップではなく15インチのままでドレスアップをしたいとご希望。

クロカン仕様、ナイトロパワーシリーズを履いてみたい

林道や砂地のような凸凹が多い道にあるクルマをイメージ。クロカン仕様のハスラーへ変身させたい。

「ナイトロパワーの新商品は合うサイズあるかな…」

車種に対してきちんと合うサイズがあるかどうか確認をさせていただきます!ご安心ください。

軽自動車で人気車種のひとつ、スズキのハスラーはいろいろな仕様へ変身させることができます。お好みに合わせてカスタムしてみましょう♪

装着したナイトロパワーH12ショットガンの大きな魅力

アメリカン!ミリタリーテイストでオフロード系カスタム!

12個のホールを使用してデザインされたワイルドなH12。一見素朴なイメージですが…オフロード系はもちろん、センターに配置されている文字やリムにある専用のピアスボルトが高級感を現します。インストールされたクルマは一気にインパクトあるアメリカンなスタイルへ。

「コストパフォーマンスが高い商品」とはこのことをいう!

繊細な作り込みがされ、ホールの縦壁にはリブが設けられ奥行きのある立体を構成。また、センターに配置された文字は製造技術の限界まで精密な造形でリアルを追求。外周には専用のピアスボルトを打ち込みインパクトのあるアメリカンなディッシュデザインを作り上げています。かなり凝った作りをされており技術にも申し分がありません。コストパフォーマンスが高いホイールとなっておりオフ系カスタムを考えている方にはかなりおすすめのシリーズです。

装着したTOYOタイヤオープンカントリーR/Tの魅力

オフ系の仕上がりにはかかせないホワイトレター

ホワイトレターとはタイヤの側面の文字が白いこと。足元を引き立てるドレスアップの一つの方法で、トーヨータイヤのオープンカントリーRTはオフ系カスタムカーオーナーに絶大な人気を誇っています。

野性味溢れるゴツゴツ感

オープンカントリーRTは新カテゴリータイヤです。”ラギットテレーン”という名のオフロード性能とオンロード性能のいいとこどり!凸凹したゴツゴツタイヤ、「乗り心地悪いよね…」よく聞かれますが、同じ部類の他メーカーと比べると乗り心地には定評のあるのがオープンカントリーの強みです。見た目だけでなく乗り心地にもこだわりたい場合はトーヨータイヤのオープンカントリーRTが断然おすすめです!

タナベのサスでリフトアップ!ラテラルロッドで走行安心

タナベというメーカーの特徴

タナベはホイールやマフラーなども取り扱っており、すべてにおいて好評な商品ばかりです。その中でもサスペンションはユーザーのニーズに合わせてスポーティー・リフトアップ・ローダウン様々な商品展開が行われています。

リフトアップサスの取付前後の写真

今回使用したのは、DEVIDE UP210!ナチュラルなリフトアップ具合が人気の理由!冷間成形ならではの乗り心地で、タイヤから伝わるゴツゴツ感もマイルドに緩和。さらにロールセンターの最適化により、コーナーリングをスムーズになる効果も得られます。

ラテラルロッドの取付でより快適なドレスアップ

今回取付したのはシュピーゲルのラテラルロッド。
適合をきちんと確認してからオーダー。

ラテラルロッドとは、車軸の横方向への動きを規制・支持。車輪の位置を決める棒状の部品です。車高を変えると車が真っ直ぐ走行しなくなったり、タイヤが片方のフェンダーに当たってしまうなどの症状が出てきます。フロントタイヤに対し、リア全体が左右にずれているのが原因です。こうならないためにもラテラルロッドの取付(交換)が必要になります!

まとめ

同じ車でも人によって好みはそれぞれで、十人十色です。「こんな風になるんだ!」「このカスタムいいな~」そのきっかけから自分だけのクルマを完成させてみませんか?

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ぜひご覧ください!

リフトアップが大流行中なワケ!

オフロード仕様がトレンド

リフトアップが大流行中なのはなぜでしょうか?最近は、SUVやクロスオーバーの人気やキャンプやアウトドアの流行があり、リフトアップやオフロード仕様がトレンドになってきています。かつては本格的なクロカンを楽しむ人が主流でしたが、今ではドレスアップの一環として定着しつつあります。リフトアップにはアップサスと車高調の2つの方法があります。それぞれ紹介していきましょう💡

おすすめのリフトアップキットは次の通りです:

おすすめリフトアップキット!

タナベ DEVIDE UP210(アップサス)

このキットは、へたり永久保証が付いており、特殊塗装が施されているためさびや剥がれに強いです。冷間成形による乗り心地も特長で、タイヤからのゴツゴツ感も軽減してくれます。サスペンションの交換のみで手軽にリフトアップができます♪
公式ページはこちら!
※冷間成形とは…室温状態にあるコイル状の金属ワイヤー材を決められた一定の長さに正確に切断し、ツールとダイ内の空間を利用した金属の動きを継続的に行い、径の増大/減少、長さの延長/短縮、またはトリミングやピアスを行い、素材から少量の材料を取り除く等を行う高速の成形プロセスの事です。

KLC アップサス 轟(アップサス)

「KLC 轟」は、ちょいアゲのできるキットです。乗り心地は力強くなりますが、過度に固くなることはありません。純正のショックアブソーバーを使用し、純正ストローク内でのリフトアップが可能です。こちらもサスペンションの交換のみで手軽にリフトアップができます♪♪
公式ページはこちら!

RS-R Best☆i 上下(車高調)

車高アップを可能にし、ワイルドな存在感をアピールできる車高調」を開発コンセプトとしてオンロード・オフロードを問わず安定した走りを実現するため専用設計の車高調です。
こちらの車高調はアップもダウンも出来ます♪
車高を上げ下げしてもしっかりストロークを確保しているので、お気に入りのフォルムで納得の走りを演出し、あらゆるシチュエーションで機能性と見た目を兼ね備えています。
公式ページはこちら!

ダイハツ ウェイクにアップサス 取付け!

今回、多賀城店でダイハツ ウェイクにKLC 轟のアップサスを取付けさせて頂きました✨
タイヤホイールもリフトアップに合わせてオフロード仕様にカスタム♪

取付け前


※取付け前全体

※取付け前フロント

取付け後


※取付け後全体

※取付け後フロント


タイヤハウスの隙間から見えるKLC轟の白色のバネがいいですね✨
このKLC轟は前項目でも書いた通り”ちょいアゲ”が出来るアップサスです。
そして完全車検対応なので構造変更などは必要ありません👍
車高は約30㎜アップ♪
タイヤはTOYO OPEN COUNTRY R/T ホワイトレター
公式ページはこちら!
ホイールはマルカ ナイトロパワーH12ショットガン カラー:BC
公式ページはこちら!
名前も見た目もインパクト大でワイルドなオフ系ホイールです😎

取り付け後はアライメント調整で車のバランスを整えましょう

アライメントの役割

まずアライメントとは、車体に対してタイヤやホイールの取り付け角度や位置のことをいいます。
◆かじ取り操作(ステアリング操作)を滑らかにする
◆直進時や旋回時の走行を安定させる
◆タイヤの偏磨耗を軽減する
こういった目的で主に特定の積載量、走行速度において、良好な状態となるよう設定、調整します。

アライメントが狂う理由としては
経年劣化によるサスペンションのゴムブッシュの劣化
縁石などの段差に強く乗り上げる
車高を上げたり下げたり調整した
ホイールを太いものに変更
上記以外にも原因は考えられるかと思いますが主なアライメントが狂う理由としてはこの4つが挙げられます✔
今回はアップサスを新たにつけて車高を上げて調整しているのでアライメント調整をしないとタイヤが偏摩耗してしまう恐れがあります😱

アライメントをとらないと起きること

例えば上記のアライメントが狂う原因の4つのどれかに該当しているのにアライメントをとらないと、、、
ハンドルがブレる
まっすぐ走らない
曲がりにくい
曲がり過ぎる
加速が悪い
タイヤが偏摩耗する
などの症状が生じてきます。
ハンドルが取られたり、ブレーキの効きも悪くなってきます。
そうすると、重大な事故につながる危険性が出てくるのでアライメントに不安を抱えているオーナー様は専門店へとご相談されることをお勧めします👍

 

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私たちタイヤワールド館ベストは足回りのプロショップとして日々営業していますが沢山のタイヤのお悩みを抱えたお客様をみてきました。タイヤが内減りしてしまい、1本新品に変えたがまたすぐに片減りしてしまった・・という事例があり、内減りのそもそもの原因を突き止めない事には何度も内減りをおこしてしまいます。ホイールバランスを再調整しても改善しない場合は
お車のバランスが崩れてしまっているのが原因かもしれません。…

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は今、大流行中の軽自動車のリフトアップについて紹介しました♪
この流行を懐かしいと思う方も多いのではないでしょうか😊
お気に入り1台をオフ系カスタムしてキャンプなどもいいですよね✨
カスタムの際は是非、タイヤワールド館ベストの専門スタッフにご相談ください!
ブログをご覧の皆様のご来店、心待ちにしております♪

カテゴリー
カスタムその他 西多賀店

軽量で強力:チタンマフラーの魅力に迫る

タイヤ・ホイールのドレスアップ以外にも車高調やマフラーなどもカスタマイズしてトータルドレスアップするとより格好良い愛車になります。

今回は人気のチタンマフラーについてご紹介致します!

ヒートグラデーションと呼ばれる特有の青い焼き色の美しさ

チタンマフラー 画像

チタン独自のグラデーション(焼き色)は思わず見とれてしまう程とても美しい色合いです。チタンは熱が入るとグラデーションが生じますが、これはチタン特有の性質です。

このグラデーションはスチールやステンレスでは見られないものなのでチタンが人気の秘訣とも言えます。

チタンマフラーのメリット

【軽量性】チタンの特性と車への影響

チタンの比重は約4.5ととても軽量です。(鉄の比重は約7.8)

車のマフラーだけでなく、航空機器や医療品スポーツ用品などもチタンが活用されています。

【耐久性】高温や腐食に対する優れた耐性

錆びにくい鉄やステンレスよりもさらに強いのがチタンの特徴でもあります。その為マフラーの排気漏れなどが起きにくいのもポイントです。錆びた部分からマフラーに穴が空いてしまうと、排気ガスが漏れてしまいます。排気漏れの状態ですと車検に通すことが出来なくなり、修理あるいは交換が必須となります。チタンマフラーは錆びにくいので安心して長く使用することができます。

【音質とスポーティさ】チタンマフラーの独特な音と魅力

チタンマフラーはステンレスやスチールなどに比べると甲高く乾いた音になりやすいと言われており、魅力を感じる方もいるようです。

【パフォーマンス向上】排気効率と出力向上の関係

チタンマフラーとノーマルマフラーを比較してみると重量が約半分から6分の1と軽量化となり、これがパフォーマンス向上へと繋がります。

昨今の高出力車輌などに対応するために、チタンマフラーを使用することにより耐久性も向上します。

人気のあるチタンマフラーブランドのご紹介

HKS スーパーターボマフラー Ti

HKS チタンマフラー 画像

チタン独特の美しいグラデーションとフルチタンで製造されたマフラー。

BLITZ NUR-SPEC VS/VSR Styled

車種に合わせてより排気効率とサウンドを重視した新設計レイアウトを採用。新開発のストレート構造サイレンサーを採用し車種ごとに適切なパイプ径を設定。

TRUST GReddy スーパーストリートチタン

ハイクオリティ、フルチタンマフラー

グレッディマフラで定評のあるストレート構造を採用し、高いパフォーマンスを追求するのは勿論、MADE IN JAPANが可能にする高い品質にもこだわりました。

チタンの美しいヒートグラデーションで、性能だけでなくスポーティーなリアビューを演出するマフラーです。

全車種車検対応で2010年4月以降に生産された車両については、加速騒音規制にも対応しています。

FUJITSUBO オーソライズ

1931年創業の老舗マフラーメーカー藤壺技研。フジツボマフラーの特徴は品質の高さです。高い技術力を注ぎ込んで開発される高品質なマフラーは、エンジンパワーの向上と排気音質の改善に直結します。

2010年以降の販売車種に対応する「オーソライズ・シリーズ」は「公的権限を与えられる」という意味のネーミングを与えられ、レガリスの役割を受け継いだ次世代マフラー。

柿本改 Class KR

チタン焼け色の特殊コーティングテール(特許取得済)フルステンレスで高品質 品質・ルックスも
エキゾーストチューンには欠かすことのできない存在。

チタンマフラーかと思わせるテールはチタンの焼け色のような虹色の特殊コーティングテール特許取得済(特許番号:4691707号)。ステンレスマフラーの価格でチタンのようなルックスを手に入れられる!

GANADOR Vertex Sports

超軽量のオールチタニウム製マフラーです。マフラーの軽量化によってバネ下重量が軽減され運動性能やコーナリング性能がさらに向上します。それぞれの車種のポテンシャルを発揮出来るように製造されているのでおすすめです!

チタンマフラーを購入・取り付ける際の注意点

・適合表と車検証を見比べて、型式や2WD、4WDなどを確認する。

取り付ける際の注意点
・バンパーに当たらない様に取り付ける
油分などが付着したまま装着すると、その部分が焼けてしまうので注意しながら取付を行う。

・もらい錆の原因となりますので付着した場合は取り除いて下さい。また、錆落し用の清掃薬剤は使用しないで下さい。

まとめ

今回はチタンマフラーについてご紹介致しました。

「自分だけの愛車に仕上げたい」
「あまりほかの人と被らせたくない」
など、愛車のドレスアップをご検討されている場合はタイヤ・ホイール以外にも車高調やマフラーを交換してみるのも良いかと思います!マフラーを交換すると車を後ろから見た際の迫力が倍増すること間違いナシです!

タイヤ・ホイール以外にも車高調やマフラーなどのトータルドレスアップをお考えの方は、是非当店までご気軽にご相談ください!

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超豪華!グランエースにおすすめしたいカスタムホイール特集!

「グランエースのホイール…なかなか種類がなくて何かいいホイールないかな」そう思っているグランエースユーザー様!安心してください!タイヤホイール専門店だからこそ見つけられたグランエースにおすすめしたいホイールをご紹介します。

TOYOTAグランエースの純正ホイールサイズ

6穴130はグランエースのホイールにしか設定されていません。ホイールの種類が少ないのはこれが理由かもしれませんね…
ハイエースやランドクルーザーなどに設定されている6穴139のホイール設定は多々ありますのでネットショッピングなどで購入を考えている方は見間違えないよう要注意です!

グランエースにおすすめしたいアルミホイール

WALD VORSALINO V12-C|ヴァルド ボルサリノ V12-C

斬新なスポークデザインが特徴のヴァルド ボルサリノ。ギアをイメージしたデザインでありながら、7本のアールの効いたスポークが有機的なデザインにも見えるのも特徴です。ラグジュアリー感を出したい方へおすすめです。

実際にベスト多賀城店で装着させて頂いたお客様のお写真です。
純正ホイールでもかなりのインパクトがありましたが、ボルサリノを装着しさらに存在感がでました!
ヴァルド ボルサリノ V12-C

ENKEI WPS GranV|エンケイ ダブルピーエス グランヴェ

限定品!グランエース専用のホイールです。鍛造削り出し製法により贅沢に時間をかけられた工芸品のようなデザインと高性能をあわせもつエンケイのホイール『WPS GranV』。贅沢なデザインと安心を兼ね備えた特別なホイールをお求めの方へおすすめです。

WEDS ADVENTURE KEELER TACTICS|ウェッズ アドベンチャー キーラー タクティクス

ウェッズアドベンチャーシリーズ。価格面やデザイン性でスタッドレスタイヤ用として重宝されている傾向があります。最近の流行ブラックカラーのホイールは断トツ人気ですが、シルバーカラーも設定があるのでお好みに応じてカラーを選択できます。ベーシックなホイールデザインをお求めの方へおすすめです。

KYOHO SMACK CREST|共豊 スマック クレスト

新車装着ホイールに採用されることが多くなっているデザインのブラックポリッシュ系加工(天面切削加工)が施されたホイールです。塩害対策はもちろん、ホイールデザインにも拘った1枚です。Wフェイスデザインを採用してるので立体感になり、装着しても飽きないデザインとなっています。

ホイールを購入したらナットも一緒に購入しましょう

グランエースのナットサイズ

21HEX M14×1.5
6穴ホイールなので24個必要になります。純正ホイール用ナットは社外ホイールへの装着は不可です。
社外のホイールでカスタムした場合は別途社外ホイール用ナットも購入しましょう。

ナットにもカラー付きやロックナットなど種類があります

メッキ・ブラック 定番ナット

ロックナット 別売りもセットもあります

キックス レデューラ 2ピースシェルタイプナット

まとめ

グランエース写真

大きくて豪華なトヨタのミニバン、グランエースはなんと4列シートの8人乗り!(Gグレード)法人での使用が多いようですが最近では個人使用での人気が増えてきているようです。今後ホイールメーカーも商品展開をしてくれることでしょう!また、ホイールのほか、タイヤも大きなボディーを支えるのに必要な加重指数を満たしている種類が少ないのでできるかぎり交換時期に余裕を持たせたほうがいいかもしれません。直接のご相談もお待ちしております。

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ホイールのカスタム方法おすすめ5選!鉄チンやリムガードでオシャレにドレスアップしよう

車のホイールをおしゃれにカスタムしたい!と思っていても、「どんな方法があるのかわからない……」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

カスタムとひと口に言っても、目指しているスタイルによって最適な方法は異なります。

本記事では、オススメのホイールカスタムの方法を5つ紹介します。カスタム方法によって見た目は大きく変わるので、目的や好みに合わせて選べますよ。

ホイールをカスタムするときの注意点や、依頼できる場所もあわせて解説します。

足回りのドレスアップを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

ホイールのカスタム方法5選

ホイールのカスタム方法5選

ホイールのカスタム方法で、オススメのものを5つ紹介します。

  1. 塗装(ペイント)
  2. リムガード
  3. カラーホイールナット
  4. ホイールスペーサー
  5. ホイール交換

手軽にできるものだけでなく、業者に依頼したほうが良いものもあります。理想の足回りに近づけるように、カスタムの目的を明確にしておきましょう。

それぞれ詳しく解説します。

塗装(ペイント)

ホイールのカスタム方法1・塗装(ペイント)

ホイールの塗装(ペイント)とは、ホイールを好きな色に変える方法です。

車のボディの色や全体のバランスを見ながら選べるので、より個性的な足回りにカスタムできます。

ホイールの塗装は自分で行うことも可能です。道具をそろえて時間と手間をかければ、10,000円程度の費用で塗装できます。

高いクオリティを求めるのなら、業者に依頼するほうが良いでしょう。

失敗するリスクを減らせるだけでなく、カラーの種類も多く理想の色味が見つかりやすいメリットもあります。

別料金にはなるものの、タイヤの傷や凹みなどの修理も可能です。

しかし、業者へ依頼すると高い費用が必要になります。ホイールの大きさや状態にもよりますが、1本15,000円前後が目安です。

ホイールを交換するのと変わらない場合もあるので、価格面には注意しましょう。

リムガード

ホイールのカスタム方法2・リムガード取り付け

参考:ワールドウィングライト様

リムガードとは、ホイールのリム(タイヤを結合する部分)を守るものです。

車高の低い車や扁平タイヤを装着していると、少しの段差や縁石でリムが傷ついてしまいます。

リムについた傷は「ガリ傷」とよばれ、リムガードを取り付けることでガリ傷を隠し、ホイールのリムを保護するのが役割です。

ですが、リムの保護だけでなく、ドレスアップを目的に取り付ける場合もあります。

リムガードは色の種類も豊富です。黒やシルバーなどで目立たなくすることもできますが、赤や黄色といったはっきりした色をあえて取り付け、足元をより印象的にすることもできます。

装着も簡単で、価格は1,000円〜5,000円ほど。自分で手軽に行えるのも魅力です。

お金をかけずに手早く印象を変えたい人にオススメの方法です。

カラーホイールナット

ホイールのカスタム方法3・カラーホイールナット

ホイールナットとは、ホイールを車体に取り付けているナットのことです。

純正のホイールナットだとあまり存在感がありませんが、カラーを変えるだけで見た目はガラッと変わります。

青や紫、ピンクなど色の種類も豊富で、迷ってしまうほど選択肢が多いのも特徴です。

色だけでなくさまざまな形があるので、ホイールのデザインにあわせて選べるのもメリットです。

価格は2,000円〜7,000円ほどで購入できますが、高いものだと10,000円以上するナットもあります。

まずは小さなところからカスタマイズをはじめたい人にオススメです。

ただし、ホイールナットの変更には注意点もあります。

メーカーや車種によってサイズが異なり、ホイールナットやボルトに切ってあるねじ山の間隔も違います。

ホイールナットを取り付ける座面の形状も同じではないので、必ず車やホイールに合うものを選んでください。

また、ホイールナットの取り付けには、規定トルクでの締め付けが必要です。専門工具をもっていない場合は、業者に依頼して交換しましょう。

ホイールスペーサー

ホイールのカスタム方法4・ホイールスペーサー

ホイールスペーサーとは、車体(ハブ)とホイールの間にはさむ円形の金属のことです。ドレスアップの場合は、タイヤを外側に出す「ツライチ」を目指すために使用されることがほとんどです。

ホイールスペーサーは「ツライチ」を目的に使用される

ホイールスペーサーにはさまざまな厚さがあり、薄いものだと1mmから選択できます。10mm以上厚みのあるものは「ワイドトレッドスペーサー」とよばれ、円形の金属にハブボルトが一体になっている部品もあります。

タイヤを外側に出すことにより、足回りのホイールの存在感を強調。純正とは違う外観を楽しめます。

足回りのカスタムをしっかりやりたい人にオススメです。

価格は1,000円〜5,000円ほどですが、1,000円〜2,000円ほどの工賃もあわせて必要です。

ホイールスペーサーの厚みによっては、ハブボルトの交換が必要になる場合があります。その場合はハブボルトと交換工賃もプラスされます。

ホイールスペーサーを装着するときの注意点は、車体からタイヤがはみ出さないようにすることです。車検に通らない、接触事故等の危険性が考えられます。

また、定期的にガタやゆるみがないか点検も必要です。足回りは常に負荷がかかる部分です。もし取り付け部にゆるみがあると、脱輪やハブボルトが折れる可能性もあります。

規定トルクで締め付けができているか、確認を怠らないようにしましょう。

タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換時に取り付ける場合は別途工賃はかかりませんので、装着の際はご検討ください。

ホイール交換

ホイールのカスタム方法5・ホイール交換

ホイールを交換することで、見た目の印象を大きく変えられます。

数あるホイールの中から自分の好きなデザインを選べ、理想の足回りが手に入りやすいでしょう。

カラーホイールを装着したい場合は、はじめから色つきのホイールを選ぶと塗装する手間もありません。同時にインチアップも可能です。

また、見た目の美しさだけでなく走行性能の向上も期待できます。

ホイールの素材にはスチール以外にアルミ、マグネシウム、カーボンなどの種類があります。

一般的にスチールホイールより軽量であったり、頑丈さがあったりするので、ブレーキ性能や走行性能がアップすることも考えられるでしょう。

ドレスアップでよく用いられるのはアルミ製のホイールです。価格はホイールのサイズやデザイン、材質によって大きく異なります。

まずは足回りからカスタマイズを楽しみたい、個性を出してイメージを大きく変えたい人にオススメです。

ホイールのカスタムを依頼できる場所

ホイールのカスタムを依頼できる場所とは?

ホイールのカスタムを依頼できる場所は、依頼する作業によって異なります。すべての作業に対応している業者もありますが、得意とする作業はその業者によって違います。

できるだけ専門性の高い業者を選ぶことが大切です。

ホイールのカスタムを依頼できる場所は、主に以下の4カ所です。

・板金塗装工場
・カーリペア専門店
・カスタマイズ専門店
・タイヤ専門店

順番に見ていきましょう。

板金塗装工場

ホイールの塗装を依頼するのなら、板金塗装工場がオススメです。

板金塗装工場は、事故などでボディが凹んだり、年数がたち変形してしまったりした車を修理する場所です。

修理した場所が周りから目立たないように形を整え、絶妙な色合いで仕上げを行います。塗装のプロといっても過言ではありません。

板金塗装工場は普段から作業に慣れており、設備も整っている工場が多いです。難しいカラーでも安心して任せられます。

塗装に失敗したくない、仕上がりには完璧を求めたい人は、板金塗装工場に依頼しましょう。

カーリペア専門店

カーリペア専門店とは、車の修理や部品の取り付けなどを幅広く行うお店です。

さまざまな作業を依頼でき、板金、内装修理、フロントガラスの修理など、その種類は多岐にわたります。

中にはホイールリペアを専門に扱うお店もあるため、傷の修理や塗装を依頼できます。加工やゆがみの修復なども受け付けている場合もあるでしょう。

しかし、お店によって得意分野が異なります。業者によっては受け付けをしていない場合もあるので、確認してから依頼してください。

カスタマイズ専門店

カスタマイズ専門店では、車全体のドレスアップが可能です。足回りだけでなく、理想のイメージに近づけるよう総合的に考えて、最適の方法を提案してくれます。

ドレスアップの知識や経験も豊富なので、ホイール以外のカスタマイズも相談できます。ギリギリのところまで攻めたドレスアップの依頼もしやすいでしょう。

ホイール以外の場所もカスタマイズしたい、本格的に車をドレスアップしたいと考えている人はカスタマイズ専門店がオススメです。

タイヤ・ホイール専門店

タイヤ・ホイール専門店は、タイヤとホイールを専門的に販売しているお店のことです。ホイールもいっしょに取り扱っているお店も多く見られます。

あらゆるニーズに対応できるよう、サイズやデザインも充実しており、さまざまなメーカーのタイヤとホイールを取り揃えています。

夏用タイヤだけでなく、スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤなどのラインナップも多く、価格や性能を比較しながら選べるのがメリットです。

専門店ならではの知識や経験があり、小さなことでも相談しやすいのが特徴です。

ホイールの交換や、インチアップ・インチダウンを検討している人はタイヤ専門店に依頼すると良いでしょう。

ホイールをカスタムするときの注意点

ホイールをカスタムするときの注意点

ホイールのカスタムには、注意点もあります。

足回りは車の走行に直結する重要な部分です。一歩間違えれば事故を起こす可能性もあるので、ドレスアップを安心して楽しむためにも、注意点をしっかり理解しておきましょう。

ホイールをカスタムするときの注意点は主に以下の2つです。

  1. ホイールのサイズを確認する
  2. 信頼できる業者を選ぶ

詳しく解説します。

ホイールのサイズを確認する

足回りのカスタマイズをするときは、ホイールのサイズを必ず確認しましょう。

サイズを間違ってしまうと、せっかく購入した部品が合わなかったり、走行中に部品が外れてしまったりします。

塗装をするときは料金の目安になりますし、ホイールの交換はサイズがわからなければ購入もできません。

ホイールスペーサーを装着する場合は、ホイールのサイズだけでなくハブボルト(ホイールを車体に取り付けるためのボルト)の長さもチェックしておきましょう。

厚みがあるホイールスペーサーだと、ハブボルトの長さが足りずホイールの取り付けができなくなる場合があります。

また、ホイールナットのサイズも重要です。取り付ける座面の形状やねじ山の間隔などに注意して交換するようにしてください。

信頼できる業者を選ぶ

ホイールのカスタムを業者に依頼する場合は、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

数ある中から業者を選ぶのは難しいと感じるかもしれませんが、信頼できる業者を選ぶポイントをお伝えします。

・親身になって相談に乗ってくれる
・作業内容や料金をきちんと説明してくれる
・経験が豊富で実績がある

どのような依頼をするときでも、良い対応をしてくれる業者を選びましょう。*接客態度や、こちらの話をどれくらい聞いてくれるのかは重要なポイントです。

適当な受け答えしかしてくれない業者に、あなたの大切な車を預けたいとは思わないですよね。

不明な点があれば納得するまで説明してくれたり、予算オーバーになる場合は別の提案をしてくれたりする業者は、信頼度が高い業者の可能性が高いでしょう。

また、経験や実績が十分にあることも1つの指標です。

ホームページの施工実績はもちろん、お店がにぎわっているか、国産車、輸入車を問わず依頼を受け付けているかなども目安になります。友人や知人に口コミを聞いてみるのも良いでしょう。

業者選びは、カスタマイズの仕上がりを左右する要素です。慎重に選んでくださいね。

鉄チン(スチールホイール)のカスタムはできる?

鉄チン(スチールホイール)のカスタムはできる?

鉄チン(スチールホイール)のままでも、ホイールをカスタムすることは可能です。

好きな色に塗装を施したり、部品を取り付けたりするのも、アルミホイールとは違ったおしゃれを楽しめます。

鉄チンでは、ホイールカバーを装着するカスタマイズもあります。

鉄チンのカスタムはホイールカバーで楽しめる

ホイールカバーは雨水やゴミ、ホコリから足回りの部品(ハブボルトやブレーキなど)を守るための役割もありますが、ドレスアップのアイテムとしても人気です。

社外品にはさまざまなデザインのホイールカバーがあるので、鉄チンならではのドレスアップができますよ。

ホイールのカスタムは交換がオススメ

ホイールのカスタムは交換がオススメ

ホイールのカスタムには、手軽なものから本格的なものまで、さまざまな方法があります。あなたの好みに合わせて足回りをドレスアップして、独自のスタイルを演出しましょう。

中でも大きく見た目の印象を変えたいのなら、ホイールの交換がオススメです。

ホイールはデザインの種類も豊富で、お気に入りのデザインを選べます。はじめから色がついているホイールもあるので、塗装の手間もありません。

足回りで個性を出したい、デザインや色を一新したい人は、ホイールの交換を考えてみてはいかがでしょうか。

ホイールの交換ならタイヤワールド館ベストがオススメです。おしゃれなデザインのホイールを数多く取り扱っているので、どんなホイールを選べばいいのか悩んでいる人は、ぜひご相談ください。

宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。豊富な種類を取り揃えているので、あなたの好みに合ったホイールがきっと見つかりますよ。

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ホイールは自分で(DIY)で塗装できる?必要な道具・手順・注意点について解説

「ホイールの小さな傷が気になる」
「車のデザインに合ったホイールに塗装したい」
このような場合は、DIYでホイール塗装してはいかがでしょうか。

プロに依頼してもホイール塗装は可能ですが、費用と時間がかかります。また、細かな要望が反映されなかったり、信頼できる業者を探すのが大変だったりもします。

自分でDIYで行えば、コストを抑えつつ自分の好みをデザインに反映できるでしょう。そこで今回は、ホイールのDIYでの塗装方法について、必要な道具や手順、注意点などについて詳しく解説します。

ホイールをDIYで塗装するメリット

ホイールをDIYで塗装するメリット

ホイールをDIYで塗装するかどうか決める際は、メリット・デメリットを確認しましょう。メリットがデメリットを上回るのであれば、DIYでのホイール塗装が向いています。まずは、メリットから詳しく解説します。

費用を削減できる

ホイール塗装をDIYで行う場合、費用を大きく削減できます。ホイール塗装をプロに依頼する場合の料金相場は1本15,000~30,000円程度のため、4本で60,000~120,000円程度の費用がかかります。

DIYで塗装する場合は、7,000~12,000円程度で済みます。また、工賃もかからないうえに5回程度までは道具の買い替えも不要です。

定期的にホイールを塗装するうえに費用をなるべく抑えたい場合は、DIYの方がよいでしょう。

好きなタイミングで行える

ホイール塗装のDIYは、好きなタイミングで行えます。プロに任せる場合は予約待ちや難易度の関係で数日かかることもあるため、すぐにでも塗装したい方はDIYで塗装した方がよいでしょう。

また、忙しい方は隙間時間を使って1本ずつ塗装することも可能です。

車が返ってくるのを待つ必要がない

ホイール塗装後は、すぐに車が返ってくるとは限りません。業者の元へ取りに行くのであればすぐに返ってきますが、業者に届けてもらう場合は数日待つことになる可能性があります。

ホイール塗装の作業は作業内容にもよりますが、数日程度かかります。
通常はスペアタイアを持参し、ホイールを預けて塗装をお願いすることが多いと思いますが、場合によっては車ごと預けることもあります。

車を頻繁に使う方、忙しくて取りに行くことが難しい方は、DIYで塗装した方がよいでしょう。

道具が簡単に揃う

DIYには多数の道具が必要ですが、いずれもホームセンターやカー用品店で簡単に揃います。そのため、DIYでよくある「道具を揃えるのに手間がかかる」というデメリットはありません。

ホイールをDIYで塗装するデメリット

ホイールをDIYで塗装するデメリット

ホイールをDIYで塗装したことを後悔しないためにも、メリットだけではなくデメリットも確認しておきましょう。ホイールをDIYで塗装するデメリットは次のとおりです。

失敗するリスクがある

ホイールの塗装は決して難しいわけではありませんが、素人が行う以上は失敗のリスクがあります。タイヤやボディに塗料が付着したり、全く想定していなかった色になったりすれば、修繕に時間と手間がかかります。

絶対に失敗したくないのであれば、ホイール塗装はプロに頼むことが大切です。

仕上がりに満足できない可能性がある

ホイール塗装のDIYは難しくはありませんが、光沢やわずかな色のイメージの差が気になり、仕上がりに満足できない場合があります。補修しようにも、どうすれば満足いく仕上がりになるのかがわからず、DIYしたことを後悔するかもしれません。

予想以上に時間がかかる可能性がある

ホイール塗装自体は数時間もあれば完了しますが、初めて行う場合は予想以上に時間がかかる可能性があります。例えば、土日休みの人が土曜日に塗装して日曜日に使う予定を立てたとしても、予想以上に時間がかかり、日曜日に車が使えなくなる恐れもあるでしょう。

プロにホイール塗装を依頼するメリット

プロにホイール塗装を依頼するメリット

プロにホイール塗装を依頼するメリット・デメリット、DIYで塗装するメリット・デメリットを比較して、どちらが自分に合っているのかを考えましょう。プロにホイール塗装を依頼するメリットは次のとおりです。

細かな仕上がりまで指定できる

プロは、ユーザーの細かな要望を塗装にしっかりと反映してくれます。また、あらかじめ伝えていた要望が反映されていなかった場合は調整も可能です。

また、塗装と同時にホイールについた傷などの修理も合わせて依頼することもできます。

ただし、塗装技術や対応の質は業者によって異なるため、十分な実績を持つ信頼できる業者に依頼する必要があります。

失敗のリスクがない

ホイール塗装をプロに依頼すれば、失敗の心配がなくなります。仮に失敗したとしても、料金を支払っている以上は要望どおりに仕上げる義務があるため、よほど悪質な業者でない限りは調整を依頼できます。

DIYの場合は失敗すると修正の方法がわからず、そのまま諦めてしまうことになりかねません。

結局は業者に依頼することになる可能性もあるため、失敗のリスクを恐れているのであれば最初から業者に依頼した方がよいでしょう。

プロにホイール塗装を依頼するデメリット

プロにホイール塗装を依頼するデメリット

プロにホイール塗装を依頼すれば、ほぼ確実に希望どおりの塗装に仕上げてくれます。その一方で、次のようなデメリットもあります。

車が返ってくるまでに時間がかかる

塗装にかかる時間は数日~1週間程度です。そこから車を取りに行くスケジュールを設定すると、合計で半月程度はかかるでしょう。業者に持ってきてもらうにしても、スケジュールを合わせなければなりません。自分で塗装する場合は、塗装が乾いたらすぐに車に乗ることができます。

コストが高い

業者にホイール塗装を依頼すると、1本15,000~30,000円程度、4本で60,000~120,000円程度の費用がかかります。失敗のリスクがないにしても、DIYの約10~15倍程度の費用がかかることは大きなデメリットと言えるでしょう。

また、頻繁にホイール塗装する場合は、さらに多額のコストがかかります。それだけの費用をかけてまで業者にホイール塗装を依頼すべきかどうか慎重に考えましょう。

ホイール塗装のDIYの種類

ホイール塗装のDIYの種類

ホイール塗装のDIYには複数の種類があります。それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

缶スプレー

缶スプレーは、インクが広範囲に噴射される仕組みのため、初心者でも簡単に塗装できます。色の濃淡の調整も比較的簡単で、これまでスプレー塗装を経験したことがない方にもおすすめです。カー用品店やホームセンターにはさまざまなカラーの缶スプレーが販売されています。

ただし、十分にマスキングしなければタイヤや車体にインクが付着してしまうため、慎重に作業を進める必要があります。

スプレーガン

スプレーガンは、エアコンプレッサーと組み合わせて使用し、吐出量や噴霧パターンを調整することで細かな部分まできれいに塗装できる道具です。複数の色を混ぜ合わせてオリジナルの色を作ることもできます。

ただし、導入のハードルが高いうえに使いこなすには知識と技術が必要です。

ローラー塗り

ローラー塗りは、ローラーにインクを付着させてホイール塗装を行う方法です。缶スプレーやスプレーガンのように周りに飛び散る心配がありません。難易度は高いものの、慣れればハイクオリティに仕上げることもできます。

ただし、複雑な形状のホイールには不向きなため、シンプルなデザインのホイールを塗装したい場合に使いましょう。

筆塗り

筆塗りは、インクをつけた筆でホイールを塗っていく方法です。手軽に行えるうえに塗料が周りに飛び散る心配がありません。筆先の太さを使い分ければ、細かな部分まできれいに仕上がります。

また、スチールホイールは塗装の途中に浮いてきたサビに何度もスプレーする必要がありますが、筆塗りであれば手軽に仕上げることができます。

ホイール塗装のDIYに必要な道具

ホイール塗装のDIYに必要な道具

ホイール塗装のDIYでは、次の道具が必要です。

ホイール洗浄グッズ
(ホイールクリーナーなど)
1,000~3,000円程度
耐水サンドペーパー
(粗目・細目・極細)
1,000円程度
脱脂剤 500~1,000円程度
サフェーサー、ミッチャクロン 各2,000円程度
マスキングテープ 100~300円
塗料 1,000~4,000円程度
手袋、マスクなど 300~600円程度

いずれもホームセンターやカー用品店で購入できます。

ホイールをDIYで塗装する手順

ホイールをDIYで塗装する手順

ホイールをDIYで塗装する際は、正しい手順・方法で行う必要があります。手順を飛ばすと仕上がりが悪くなったり、希望の色調にならなかったりします。ホイールは次の手順・方法で塗装しましょう。

  1. ホイールを洗浄する
  2. ヤスリで表面を削る
  3. マスキングで保護する
  4. 脱脂作業
  5. 密着性を高めるための作業
  6. 塗装する
  7. コーティングする
  8. コンパウンド仕上げ

手順1:ホイールを洗浄する

ホイールに付着した油分や汚れ、ブレーキダストなどを徹底的に除去します。カーシャンプーやホイール用洗浄剤を使いましょう。

手順2:ヤスリで表面を削る

表面がなめらかな状態だと塗料がうまく接着しません。まずは、ヤスリでマットな質感になるまで表面を削りましょう。磨き残しがあると塗料が剥がれる恐れがあるため、細かいところまで入念に削ってください。

手順3:マスキングで保護する

マスキングの目的は、塗装しないところに塗料が付着するのを防ぐことです。ホイールを取り外して塗装しない場合は、タイヤやエアバルブをマスキングテープで保護しましょう。また、ホイールのロゴと本体を別色にしたい場合もマスキングが必要です。

手順4:脱脂作業

ホイールに付着した油分は塗料を弾くため、あらかじめシリコンオフやパーツクリーナーで油を取り除く必要があります。ここで注意したいのが、手の皮脂も塗料を弾くことです。必ず手袋をして、皮脂がホイールに付着しないようにしましょう。

手順5:密着性を高めるための作業

塗料の密着性を高めるために、サフェーサーやミッチャクロンをホイール全体に薄くなりましょう。ミッチャクロンは透明の液体のため、塗りムラを目で確認できないことに注意が必要です。

手順6:塗装する

サフェーサーやミッチャクロンが乾燥したら、希望の色に塗装していきます。一気に塗装するのではなく、複数回に分けて薄く塗り重ねましょう。濃すぎた場合の修正は困難ですが、薄いところは塗り重ねるだけで済みます。

手順7:コーティングする

塗装を保護しつつツヤを出すために、クリアコーティングします。ラッカークリアよりもウレタンクリアの方が耐久性とツヤ感に優れています。

手順8:コンパウンド仕上げ

コーティング後のツヤが不足している場合は、コンパウンドで仕上げましょう。ただし、コーティングを削ってしまい塗装が露出する場合があるため、磨きすぎに注意が必要です。

ホイールをDIYで塗装する際の注意点

ホイールをDIYで塗装する際の注意点

ホイールをDIYで塗装する際は、失敗を防ぐためにも次の注意点を押さえましょう。

風通しが良い場所で行う

スプレーには、大量に吸引すると健康被害が生じる物質が含まれているため、風通しが良い場所で行う必要があります。車庫や物置などで作業する場合は、換気扇を回して窓を開けることが大切です。

また、換気をしていても塗料を吸い込むリスクは解消できないため、マスクを装着しましょう。

なお、風が強い日は塗料が風に流されてきれいに吹きかけることが難しい、また湿度が高い日は塗料が乾きにくいため、適度に風がある湿度が低い天気が良い日に作業をするのがおすすめです。

塗料の相性を確認しておく

複数の塗料を使用する場合は、塗料同士の相性を確認しましょう。

たとえば、ラッカー系とウレタン系の塗料を組み合わせると、表面がなめらかに仕上がらない可能性があります。組み合わせについてはさまざまな条件に応じて選択する必要があるため、初めてDIYでホイール塗装をするのであれば塗料の種類は統一した方がよいでしょう。

完全に乾く前にマスキングを剥がす

塗料が完全に乾いてからマスキングテープを剥がすと、一緒に塗料も剥がれてしまいます。最初からやり直すことになるため、塗料が完全に乾く前に剥がしましょう。

また、勢いよく剥がした場合も塗料が剥がれてしまうため、丁寧に剥がしてください。

まとめ

まとめ

DIYでホイール塗装することで、費用を抑えつつ細かな希望を反映した色に変更できます。その一方で、塗料の組み合わせや調色、下準備などに失敗するリスクもあるため、確実に希望どおりの仕上がりにしたい場合はプロの業者に依頼することが大切です。

DIYが自身に合っている場合は、今回紹介したホイール塗装に必要な道具や手順、注意点などを参考に、DIYに挑戦してみましょう。

DIYも大変そうだし、プロにお願いするのもコストが気になる…そのような場合は、思い切ってホイールを新調するのも一つの手です。

ホイールメーカーによっては、カラーはもちろん、リムや特殊P.C.D.などのカスタムオーダープランがある場合もあります。

参考:WORKカスタムオーダープラン

参考:WORKカスタムオーダープラン

ホイールの新調ならタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約3,200の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。豊富な種類を取り揃えているので、ぜひご検討ください。