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    ローダウンする方法は?人気の足廻りメーカーもご紹介!

    皆さんこんにちは、タイヤワールド館BEST栗生店片柳です。
    やはり、車をカスタムするならローダウンはかかせないですね。愛車を好みの雰囲気に変更したり、走行性能を向上させたりと、様々な役割があります。

    そこで、今回はローダウンについて徹底解説していきますので、最後までご覧ください。

    1.ローダウンとは

    ローダウンしたGR86

    ローダウンとは、サスペンションの調整や変更で、クルマの最低地上高を低くすることです。

    ローダウンすることで、クルマの最低地上高が下がると、クルマが地に踏ん張るような見た目となります。

    もともとはレーシングカーなどでクルマの重心を下げ、挙動を安定させるために行われていた車高調節の方法です。

    2.ローダウンの種類

    ダウンサス・車高調などローダウンするにはさまざまな種類があります。

    ・ダウンサスを使用する方法

    サスペンションのスプリングのみを「ダウンサス」とよばれる全長の短いものに交換する方法です。車高のダウン量はスプリングの長さに依存するので、好みの車高になるようなスプリングを選ぶことで、ローダウンできます。

    しかし、スプリングのみ短いのに交換すると、サスペンションの上下の運動量が減少してしまうため、ゴツゴツとした振動が伝わりやすくなってしまいます。その為、乗り心地が悪くなったり、サスペンションの底づきを起こしてしまう可能性がある為、注意が必要になります。

    ・車高調整式サスペンション(車高調)

    スプリングと共にサスペンションユニットを交換する方法があります。車高調は、もともとはクルマのハンドリングを改善する目的でサスペンションのセッティングを頻繁に変える必要のあった新型車の開発やモータースポーツシーンで使用されていました。また、車高調の中にも何種類か方法があります。

    ・ネジ式車高調

    ネジ式車高調

    スプリングの下側の受け皿(ロワシート)を調整ネジによって上下させ、バネの取り付け位置を調整して車高を変える方法です。この方法のメリットは構造が単純なことです。また、比較的安価のものが多いです。デメリットは、車高を下げるほどサスペンションストロークの有効長が減り、乗り心地が悪化したり、サスペンションの底づきが起こりやすくなったりすることがあるので注意が必要です。

    車高を落とすためにスプリングを縮めるとプリロード(通常時のスプリングにかかる荷重)が多くなり、ダンパーの寿命を短めたり、意図しない走行性能低下の原因になってしまう可能性があります。

    ・全長調整式車高調整

    全長調整式車高調
    サスペンション自体の長さを変えることで車高の調整が出来るユニットになってます。サスペンションの長さは、ダンパー下部の車体に取り付ける部品を上下に調整します。

    全長調整式車高調整は、車高調整時に、プリロードが変化しないため、車高によってダンパーの性能を最大限に発揮させることが出来ます。メリットで言いますと、調整可能範囲が広いため自由度の高いセットアップが可能です。デメリットは、比較的高価な商品が多いところです。

    ・エアサス

    画像の説明

    公式サイトへ

    エアサスとは、エアサスコントローラーを用いて車高やサスペンションの調整を行うローダウン方法です。エアサスはエアサスペンションの略で、金属製のスプリングではなく空気をスプリングの代わりに使用したサスペンションシステムで高級車やバスなどに使用されています。

    通常の金属製のスプリングの車両をエアサス化する場合は、専門業者と大掛かりな作業と構造変更が必要になってきますので専門業者に相談する事をおススメします。

    ・ローダウンモール

    ローダウンモール

    Amazonより引用

    ローダウンモールは上記で説明してきた方法とは違い、実際にはローダウンせず、視覚的にローダウン効果を得る方法になっています。


    ローダウンモールを貼り付けることでフェンダーアーチとタイヤの間隔を埋め、車高が下がっているように見せる方法になります。モールを両面テープで貼るだけの為、コストパフォーマンスが最大のメリットです。

    3.ローダウンのメリット・デメリット

    メリットデメリット

    車高を下げるメリットとデメリットを知っていくことがとても大切です。

    メリット

    まずメリットは、車体の重心を下げたり、ばねの硬さを調整する事によってコーナリング性能など運動性能の向上が図れます。また、愛車を好みの雰囲気にカスタマイズする事が出来ます。

    デメリット

    続いてデメリットは、車高を下げることでサスペンションの本来の動きが制限されてしまい、運動性能向上以前に、乗り心地の悪化、耐久性の悪化を引き起こしてしまう可能性があります。そのため、ローダウンは目的に合わせて選択する事が極めて重要になってきます。

    4.ローダウンをするうえで知っておくこと

    image1

    国土交通省の定める道路運送車両の保安基準第3条で、「最低地上高は9cm以上」であることが決められています。

    この高さが車検で適応される数値になっています。この最低地上高は空車時に舗装された平面に置かれ、規定された空気圧で巻き尺などで測定されます。車高調整機構がついている場合は、その中間位置で行う事が決められています。

    また、最低地上高をクリアしてもスプリングに遊びがないことが条件になり、そのため、保安基準法で定められた範囲内のローダウンであれば合法で一般車両を走行する事が出来ます。

    5.おススメの車高調メーカー

    おすすめ

    おすすめの車高調メーカーとそれぞれの特徴を解説していきます!

    1.ブリッツ

    blitz

    ブリッツは、国産車・輸入車のチューニングパーツの企画、製造、販売をしているメーカーになっております。ブリッツでは5モデルの車高調を販売しており、その中でもおススメなのが「DAMPER ZZ-R」です。

    リーズナブルな価格の全長調整式の車高調になってます。32段減衰力調整が可能で、アルミ製パーツを使用し軽量で強度が高い特徴があります。

    2.TEIN

    tein

    TEINは車高調・サスペンションの専門メーカーとして有名です。もともとは、ダウンサスを製造していましたが、現在は車高調も評判がよく人気があります。TEINの車高調は車種別に設計・製造しています。

    17モデルあり、ストリート用・スポーツ用・競技用と分かれています。ストリート用では、「STREET ADVANCE Z」がおススメです。ねじ式の車高調で16段の減衰力調整式となっており、高品質で高耐久な車高調をリーズナブルな価格で購入する事が出来ます。スポーツ用では、「MONO SPORT DAMPER」がおススメです。

    ストリート走行からサーキット走行まで幅広く対応できる車高調で、全長調整式で16段の減衰力調整式かつ車種専用設計となっていますので、車種に応じた最適なセッティングが基から施されています。

    3.tanabe.

    tanabe

    タナベは、サスペンション・マフラー・GTパーツなどのチューニングパーツの製造・販売をしているメーカーで、その中でも車高調はミリ単位のセッティングが可能で、快適な乗り心地を実現しています。

    タナベは車高調のラインナップは9種類もあり、スポーティ・リフトアップ・ローダウン・EALSPORTA×TANABEの4モデルあります。ローダウンのおススメは、「SUSTEC PRO CR」モデルです。ねじ式で減衰力調整なしの車高調ですが、コストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。

    ショックアブソーバー内部のバルブシステムにより、街乗りで不快なごつごつ感を大幅に軽減し、ほどよくローダウン出来るというのが特徴になってます。

    4.HKS

    HKS

    HKSは、車の車高調やマフラー、ターボチャージャーやレース用エンジンなど幅広くチューニングパーツを製造・販売しています。車高調は比較的高価なものが多いですが、性能の高さや乗り心地の良さなどから多くの人気があります。

    9モデルの車高調が販売されており、その中でも「HYPER MAX S」というモデルがおススメです。全長調整式で30段の減衰力調整式の車高調です。HKSの技術が詰め込まれ、高性能で高耐久な仕上がりとなっています。

    スポーツカーからミニバンまで幅広い車種に対応しており、コーナリングの安定性や直進安定性、揺れの収束の早さや快適な乗り心地を体感できます。

    6.メーカーを選ぶポイントは?

    point-7

    選ぶポイントで一番大切なのが、お客様自身が何を重視してカスタムしていくのかを明確にして行く事です。

    車高の高さ・乗り心地・走行性能などどこに重きを置くのかで車高調も変わってきます。どこを重視するかを決めたら、メーカー→モデルの順番に絞り込みます。

    ここから注意して頂きたいことがあります。それは、適合車種を必ず確認してください。もう一つ注意して頂きたいことは、「4.ローダウンをするうえで知っておくこと」にも書いてある、最低地上高9cm以上を確保してください。

    もし不安な場合はぜひ、タイヤワールド館BESTまでお問い合わせください。

    7.まとめ

    今回はローダウンについて解説しました。車高を下げるにはさまざまなパーツがありどんな乗り心地が良いのか?予算はどのくらいなのか販売員に相談しながら決めることをおすすめ致します。
    また足廻り交換後はアライメント調整を行い車のバランスをととのえましょう。最後までご覧頂きありがとうございました。

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    ホイールナットキャップ(ナットカバー)とは?役割から外し方まで徹底解説

    「ナットキャップとは?」
    「おすすめのナットキャップは?」
    「失敗しないナットキャップの選び方を知りたい」

    このように悩んでいませんか?
    ナットキャップとは、ナットに被せるカバーのことで、長距離トラックのホイールによく付いているものです。

    当記事では、ナットキャップの説明から選び方、着脱方法まで徹底解説します。
    ぜひ最後までご覧ください。

    ナットキャップとは

    ナットキャップとは

    参考:Amazon公式サイトへ

    ナットキャップは、ホイールのナットに被せるカバーのことです。別名ナットカバーとも呼ばれます。

    ナットにカバーを被せる目的は様々ですが、たとえばトラックのナットが錆びつかないようにカバーを被せることがあります。

    様々な種類のナットキャップが販売されているので、目的に応じて適したものを選びましょう。以下の項目でおすすめを紹介します。

    ナットキャップの種類【価格あり】

    ナットキャップの種類【価格あり】

    ナットキャップには以下のとおり様々な種類があります。

    ナットキャップ おすすめ製品 価格(税込)
    JETナットキャップ 角型ナットカバー6個入り 1,870円
    スチール製ナットキャップ 丸型ナットカバー スチール製クロームメッキ仕上げ
    10ヶ入 トラック用
    4,400円
    シリコンナットキャップ ナットカバー(グレー)25個入り 1,390円
    デコキャップ miyabiナットキャップ 41mm用 2個入り 990円

    以下で詳しく見ていきましょう。

    1.ジェットイノウエ(JET INOUE) ナットキャップ

    ナットキャップの種類1.JET INOUEナットキャップ

    参考:Amazonサイト

    JET INOUEナットキャップは、クロームメッキ処理を施してある樹脂製のキャップです。「ナットキャップはジェットイノウエのJETナットキャップを選んでおけば間違いない」といえるほど王道なナットキャップです。

    樹脂製なので錆びる心配がないうえに、金属キャップのようなデザインでかっこいいのでおすすめです。

    2.スチール製ナットキャップ

    ナットキャップの種類2.スチール製ナットキャップ

    参考:Amazonサイト

    スチール製ナットキャップは丈夫で光り方がかっこいいのが特徴です。
    シリコン製のナットキャップは錆びない代わりに見た目がスタイリッシュでない欠点があります。
    少し重量があって錆びやすい点を気にする方がいるかもしれませんが、かっこよさを優先したい方はスチールを選びましょう。

    3.シリコンナットキャップ

    ナットキャップの種類3.シリコンナットキャップ

    参考:Amazonサイト

    ナットを保護する目的で購入するなら、大量にまとめ買いできるシリコンナットキャップがおすすめです。
    安価で長持ちするので、かなり費用が抑えられます。
    経済面を考えると、シリコン製が最も適した商品です。

    4.デコキャップ

    ナットキャップの種類5.デコキャップ

    参考:Amazonサイト

    ナットキャップをドレスアップ目的で使いたいなら、デコキャップを選びましょう。
    ホイールに個性がでて、人目を引くこと間違いなしです。
    たとえば、今回紹介したmiyabiのナットキャップは、走るたびにマジックカットが乱反射してホイールの存在感を強める効果があります。
    他にもゴールドや花柄のナットキャップもあるので、好きなデザインを探してみましょう。

    ナットキャップの役割

    ナットキャップの役割

    参考:Amazonサイト

    ナットキャップには大きくわけて次の3つの役割があります。

    ● 腐食防止のため
    ● 安全対策のため
    ● センスをアピールするため

    1つずつ説明します。

    腐食防止のため

    ナットキャップをつけると、ナットの腐食防止になります。
    とくに、トラックのナットは過酷な環境を走行する中で錆びたり汚れたりしがちですが、ナットキャップで保護しておけば劣化を防げます。
    腐食防止のためにナットキャップをつけたいなら、錆びる心配がないシリコン製を選びましょう。

    安全対策のため

    安全対策のためにナットキャップを利用する方もいます。
    ナットやボルトが飛び出たままになっているより、キャップをつけたほうが安全にホイールの手入れができます。
    安全性を重視するなら、袋ナットキャップのような丸みのある樹脂製のやわらかいものがいいでしょう。

    センスをアピールするため

    ナットキャップをトラックのホイールにつければ、他の人とは違ったセンスをアピールできます。
    個性的なデザインのキャップを選べば他と差別化できます。
    たとえば、ゴールドナットキャップを取り付ければ、タイヤやホイールを変えずに、安価に足回りのイメージチェンジが可能です。
    センスをアピールしたいならデコキャップの中から気に入ったものを選びましょう。

    ナットキャップを選ぶ際の特徴

    ナットキャップを選ぶ際の特徴

    ナットキャップを選ぶ際には、以下の特徴を見て購入を検討しましょう。

    ● 色
    ● 材質
    ● デザイン

    好みによって選ぶべき製品は異なるため、どんなものがあるか詳しく説明します。

    ナットキャップの色はメタリックなシルバーが多いです。
    ナットと同じ色にすることで、違和感の少ないイメージチェンジが可能です。
    反対に、ナットキャップをドレスアップ目的で使うなら赤やゴールド等、派手目な色を選ぶのもいいでしょう。
    ナットキャップに求める役割に応じて自由に色を選びましょう。

    材質

    最近ではシリコン製のナットキャップが多い印象です。
    スチール製もかっこいいですが、腐食や汚れが気になるなら金属っぽく見えるシリコン製のナットキャップがおすすめです。
    ナットキャップの交換頻度を下げたいなら、クロームメッキで保護されているものを選ぶと長持ちします。

    デザイン

    シリコンキャップの目的が多様化するにつれて、様々なデザインのナットキャップが販売されるようになってきました。

    ナットの頭に近いデザインのものから、走るとキラキラ光って存在を主張するものまであります。

    たとえば、桜の花びらをあしらったナットキャップで、さりげなくセンスを見せつけることができます。
    ドレスアップ目的なら、取り付けたときの印象まで考えてナットキャップのデザインを選びましょう。

    ナットキャップの選び方【3つのポイント】

    ナットキャップの選び方【3つのポイント】

    ナットキャップを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

    1. サイズに合ったナットキャップを選ぶ
    2. ナットの数を間違えない
    3. 色選びはセンスが問われるので慎重に

    順番に説明します。

    サイズに合ったナットキャップを選ぶ

    ナットキャップを購入する前に、必ずサイズを確認しましょう。
    サイズを間違えると走行中にナットキャップが外れて車道に落ち、事故やパンクの原因になりかねません。
    間違えて小さいサイズのナットキャップを購入してしまい、キャップがはまらなかったという残念な経験をした方もいます。

    購入したナットキャップのサイズが違って使えない、という事態に陥らないために、購入前にもう一度サイズをチェックしましょう。

    ナットの数を間違えない

    ナットのサイズだけでなく、数もしっかり把握しておきましょう。
    ナットキャップの数が足りないと格好がつきません。
    仮に、本当は8個必要だったのに6個しか入っていなかったとすると、2個だけナットが剥き出しのまま走行することになります。

    ナットの保護目的でもドレスアップ目的でも、個数が足りないとナットキャップをつけるメリットが半減してしまいます。
    購入前に、いくつ必要なのか数えておきましょう。

    色選びはセンスが問われるので慎重に

    ナットキャップの色選びは慎重におこないましょう。
    取り付けてからイメージと違うことに気づいてしまった場合、せっかく購入したナットキャップを外したくなってしまうでしょう。

    一番無難なのは、やはりナットに近いシルバーです。
    はじめてのナットキャップ購入で失敗が怖い方は、ナットに近いデザインのJETナットキャップを選んでみましょう。

    ナットキャップの取り付け方4ステップ

    ナットキャップの取り付け方4ステップ

    ナットキャップの取り付け方を4ステップで解説します。

    1. ナットにインナーゴムを取り付ける
    2. 中性洗剤をインナーゴムのまわりに塗る
    3. ナットキャップを取り付ける
    4. ナットキャップの入りを確認する

    順番に見ていきましょう。

    ステップ1.ナットにインナーゴムを取り付ける

    まず、ナットにインナーゴムを取り付けます。インナーゴムを取り付けることで、ナットキャップが外れにくくなります。

    ナットキャップがしっかりはまっていなかったせいで、走行中に外れてしまう事故も発生しているため、できるならインナーゴムを用意して装着しておきましょう。

    ステップ2.中性洗剤をインナーゴムのまわりに塗る

    中性洗剤をインナーゴムのまわりに頒布します。中性洗剤を塗ると、ナットキャップを取り付けやすくなります。

    少し硬くても力ずくではめる気合いがある方はこの工程を省いても問題ありませんが、スムーズにナットキャップを取り付けたいなら中性洗剤を塗っておきましょう。

    ステップ3.ナットキャップを取り付ける

    ナットキャップの面を合わせて、ぐっと押し込んで取り付けます。このときケガ防止のために、軍手をはめておくのがおすすめです。

    前のステップで中性洗剤を塗っておくことで、女性でも取り付けやすくなります。

    ステップ4.ナットキャップの入りを確認する

    ナットキャップを取り付けたら、もう一度1つずつ押し込んで、>きちんとはまっているか確認していきます。

    入りが甘いと、走行中に外れて紛失してしまいます。ナットキャップを1つ紛失するだけで統一感がなくなり、締まりのない印象のホイールになってしまうので気をつけましょう。

    ぐっと押し込んで、はまっていることを確認したら完了です。

    ナットキャッププライヤーがあると便利

    ナットキャッププライヤーがあると便利

    参考:Amazonサイト

    ナットキャップの着脱は、ナットキャッププライヤーがあるとさらに簡単におこなえます。ナットキャッププライヤーとは、ナットキャップ専用のレンチのような工具です。

    ナットキャッププライヤーを使えばナットキャップを傷つけずに素早く着脱できます。頻繁に着脱する方は、用意することをおすすめします。

    ナットキャップを取り外す際の注意点

    ナットキャップを取り外す際の注意点

    ナットキャップを取り外す際には、以下の2点に気をつけましょう。

    ●劣化状況を見て自分でできるか判断する
    ●抜けない場合はプロに見てもらう

    まず劣化状況を見て自分で取り外せるか判断しましょう。あまりにも劣化が激しい場合は、自分で取り外そうとしても外れません。

    取り外せないと判断したらプロに対処してもらう必要があります。以下で詳しく見ていきましょう。

    劣化状況を見て自分でできるか判断する

    ナットキャップを取り外す前に、劣化状況を見て自分でできるか判断します。
    劣化していないナットキャップなら、ナットキャッププライヤーでつかんで引っ張れば外せます。
    ただし、スチール製のナットキャップは錆びや腐食により、素人では取り外せなくなっている可能性があります。
    無理に外そうとするとホイールやナットを痛めてしまう恐れがあるため、いったん作業を中止しましょう。

    抜けない場合はプロに見てもらう

    ナットキャップが抜けなくなってしまったら、諦めてプロに見てもらいましょう。

    抜けないナットキャップを無理に引き抜こうとすると、ナットを破損してしまったり、手をケガしてしまったりすることがあります。

    最寄りのカーショップに持ち込んで相談すれば、きっと対応してもらえます。もちろん、多少の料金はかかってしまいますが、プロに頼んで安全に取り外しましょう。

    ナットやホイールで愛車をイメージチェンジしよう

    ナットやホイールをイメージチェンジしよう"

    今回はナットキャップの説明から選び方、着脱方法まで詳しく説明しました。ナットキャップをつけるだけでトラックの足回りの印象がかなり変わります。

    タイヤやホイールを変えずにホイールの印象を変えて気分転換したい方は、新しいナットキャップを探してみましょう。

    なお、ホイールの印象をガラッと変えたいなら、思い切ってホイールから変えてしまうのもひとつの手です。ディッシュホイールからスポークホイールに変えるだけで、別の車かと思うくらい印象が変わります。

    新しいタイヤやホイールに履き替えたいなら、タイヤワールド館ベストで購入していただくのがお得です。

    全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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    気になる方は下記のボタンからホイールを探してみてくださいね。

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    多賀城店 カスタムその他

    クリアな視界一新された外観!フォグランプのLED化

    こんにちは!
    タイヤワールド館ベスト多賀城店です!
    今回は純正装着も増えてきたLEDフォグランプについて紹介していきます♪

    フォグランプをLEDに交換するメリット

    LEDとは?

    知っている方も多いかと思いますがLED(Light Emitting Diode)とは発光ダイオードと呼ばれるダイオードの一種で、順方向に電圧を加えた際に発行する半導体素子のことです。
    省エネ効果の優れたLED照明は一般家庭の照明をはじめ、施設、屋外照明、車のライトなどにも幅広く使用されています。

    LEDは寿命が長い

    電気屋さんに行くと白熱電球よりLED電球の方が長く使えて節電、節約になるという宣伝を目にしたり耳にすることがあると思います。LEDは少ない消費電力で明るく点灯し、尚且つ寿命が長いです。ハロゲンが800時間、HIDが2000時間、LEDは30000時間と言われています。
    なぜ寿命が長いかというとまず、光の出し方、仕組みがハロゲンやHIDと違い電気の流れを利用して自然に発光させていて、消費電力を抑えることが出来る為、寿命が長くなります。

    光が安定する

    フォグランプをLEDにすると照射位置が安定します。もともとフォグランプは大雨、濃霧、視界が悪い時に見やすくする為に使うものなので照射位置が安定するとしっかりと明るく前を照らすことが出来ます。

    衝撃に強い

    フィラメントを使用しないので衝撃に強くなります。

    ※フィラメントとは…白熱電球の中にあるクルクルとらせん状に巻かれた線状の金属のこと。

    フィラメントを使用した従来のハロゲン球などは車体からの衝撃(段差を越えた時等)でフィラメントが破損、故障しやすいです。ひきかえ、LEDはフィラメントを使用しておらず衝撃にも強いので破損のリスクを減らすことが出来ます。

    フォグランプをLEDに交換するデメリット

    純正に比べて熱をもたない

    LED自体は発熱しますがフォグランプの全面レンズはほとんど熱を持たずレンズ面についた雪は溶けず積もってしまいます。雪の多い地域では降雪時、フォグランプが埋まってしまいほとんど使用することが出来なくなってしまいます。
    ただハロゲンやHIDに比べて熱を持たないのでその分、故障のリスクも低くなります。

    HIDに比べて光量が少ない

    HIDとLEDを比べるとLEDの方が明るさが劣ります。

    ※HID(High Intensity Discharge lamp)とは…金属原子高圧蒸気中のアーク放電による光源である。
    高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプの総称であり、高輝度放電ランプ ともいう。
    電極間の放電を利用しているためフィラメントがなく、白熱電球と比べて長寿命・高効率である。

    同じ仕組みのランプだと蛍光灯や体育館などの大規模な商業施設で使用されおり明るく白い光で視界が一番いいのがHIDの特徴です。ライトの色(発光色)も気にした方が良いポイントです。
    白色と黄色では見え方が違い、通常時は白色の方が明るく見えます。
    ですが黄色の光は雨や雪といった悪天候時に見えやすくなるというメリットがあります。そこで2色切り替えのできるLEDフォグランプにするか、お住いの地域、走行環境などで発光色を選ぶのがオススメです。

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    LEDフォグランプを選ぶ時のポイント

    明るさ

    LEDフォグランプの明るさはLM(ルーメン)という単位で表します。

    ※ルーメンとは…ルーメンとは国際単位系(SI)における「光束」の単位のこと。
    光束とは、ある面を通過する光の明るさを表す物理量のこと。 これを表す単位がルーメン(LM)1ルーメンは「すべての方向に対して1カンデラの光度を持つ標準の点光源が1ステラジアンの立体角内に放出する光束」と定義されている。

    3000LM、6000LMなど数字が大きくなるほど明るくなります。フォグランプは視界が悪い時に使用するものなので走行時の明るさは確認しましょう!

    色温度

    LEDフォグランプの色温度はK(ケルビン)という単位で表します。

    ※色温度とは…色温度とは、ある光源が発している光の色を定量的な数値で表現する尺度である。単位には熱力学的温度の K(ケルビン) を用いる。ケルビンとは…色温度の単位のこと。

    色温度といっても、実際の光自体に温度があるわけではなく、光の色を人間の目に見える感覚に置き換えて表した数値の事です。数値が小さいと赤みを帯びた光の色に、数値が大きいと青みを帯びた光の色になります。
    またこのケルビンは数値が高ければいいものではなく、高すぎると眩しく感じてしまいます。
    8000Kを超えるとかなり眩しくなるので対向車のことも考えて6000K程度のものを選ぶのがオススメです!

    発光色

    LEDフォグランプは発光色を切り替えることのできるものもあります。LEDフォグランプの一般的な発光色はホワイトとイエローの2色です。
    発光色が切り替えられると状況に応じて切り替えることができ、視認性を確保することが出来るので切り替え機能のあるものがオススメです!

    おすすめのLEDフォグランプ5選

    ベロフ トランス・レイ S バイカラーLED

    ヴァレンティ ジュエルLEDエクスチェンジバイカラーフォグバルブシリーズ

    ケースペック ギャラックス デイライト機能付きLEDフォグバルブ

    PIAA フォグライト専用バルブ LEF402

    IPF LED FOG LAMP BULB X3 L1B 6500K

    まとめ

    いかがだったでしょうか?今回はLEDフォグランプについて紹介しました。最近は純正のヘッドライトやフォグランプもLED化されています💡
    寿命も長く視界も良くなりメリットの多いLED✨純正品だけでは補えない部分を社外品で補い、より良いカーライフをご提案できればと思います♪このブログをご覧の皆様のご来店、心待ちにしております。

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    ヘッドライト交換は大きく分けて2種類あります

    バルブの交換

    バルブと呼ばれる電球のを交換する作業です。比較的安価でおしゃれ目的で交換される方もいます。

    ヘッドライトそのものを丸ごと交換

    ヘッドライト自体の交換もあり、数十万円かかることも。

    ヘッドライトの種類とそれぞれの特徴と注意点

    ハロゲン

    ハロゲンランプは、HIDが登場するまでヘッドライトのほとんどに使用されていたタイプです。フィラメントと呼ばれる電球の中にある細かい線が発光することで、対向車に優しい淡い暖色系の光を放つのが特徴です。

    雨や霧の中でも前方を明るく照らすことが可能です。

    メリット
    ・比較的安く入手できる
    ・自分でも交換することができる

    デメリット
    ・HIDやLEDほどの明るさはない
    ・消費電力が多い上に寿命が短い

    HID

    HIDは高輝度放電ランプともいい1990年代に普及が始まりました。ハロゲンランプのようにフィラメントがなく、空中放電を起こすことで発光するのが特徴です。

    HIDはヘッドライトバルブの中で最も明るい光を発し、消費電力も35〜55Wと省電力です。さらに、カラーバリエーションが豊富という魅力もあります。

    メリット
    ・ヘッドライトバルブの中で最も明るい
    ・省電力
    ・寿命が長い

    デメリット
    ・価格が高い
    ・交換作業には専門知識が必要

    LED

    LEDとは発光ダイオードを使ったライトのことをいいます。消費電力は約20Wと少なめで、発熱もほとんどありません。

    明るさはHIDに劣りますが、すぐに最大の光量に達します。このような特徴から、今後はLEDの普及が進むと考えられています。

    メリット
    ・明るい
    ・寿命が長い
    ・発熱がほとんどない
    ・省電力

    デメリット
    ・価格が高い

    ヘッドライト・バルブの交換時間と費用相場

    〈交換時間〉

    ハロゲン・・30分~1時間

    HID・LED・・1時間~2時間

    ※車種により異なります

    〈費用相場〉

    ハロゲン・・1000円~2000円+工賃(車種により異なります)

    LED・HID・・10000円~30000円+工賃(車種により異なります)

    ※ハロゲンからHIDへ交換したいケースでは専用のキットが必要となり50000円ほどになる可能性もあります

    バルブ交換なら自分で交換可!その際の注意点

    ・ヘッドライト消灯直後はバルブが高温になっているので、冷めてから作業を行う

    ・ヘッドランプスイッチを切った状態で作業する

    ・エンジンを切った状態で作業をする

    ・やけどなどの怪我をしないよう手袋をする

    ・手の油分がガラスに付着しないようにする

    交換に不安がある場合は安全のため専門店での交換をおすすめします。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。今回はヘッドライトの種類、交換についてのご紹介でした。最近のクルマは、電灯関係をLEDにしていることも多く、バルブも品質が向上しています。

    そのため、ヘッドライトが点灯不良を起こすことも少なくなっています。しかし、電灯関係はいつ寿命がくるかわかりません。夜中に乗車している際、突発的にヘッドライトが点灯しなくなることもあり得るのです。

    リスクを避けるためにも、ヘッドライト交換時期の目安を守りましょう。バルブ交換ならDIYでも可能ですが、少しでも不安な場合は業者に依頼することをおすすめします。

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    【おすすめ商品・費用も掲載】ホイールキャップ(ホイールカバー)は1日で塗装できる!やり方を7ステップで解説

    ホイールキャップ(ホイールカバー)は、クルマのホイールを保護するアイテムです。自分で塗装すれば、センスを示すファッションアイテムにもなり、まわりのクルマと差をつけられます。

    しかし、いざ自分でホイールキャップを塗り直そうと思っても、どのような手順で何に気をつけて作業すればいいか悩んでしまうでしょう。

    当記事では、ホイールキャップの外し方から塗装方法、塗装に必要なスプレー缶は何本かまで解説します。

    具体的な費用感までお伝えするので、ホイールキャップをDIYでデザインチェンジしてみたいと考えている方はぜひご覧ください。

    ホイールキャップ(ホイールカバー)は1日あれば自分で塗装できる

    ホイールキャップ(ホイールカバー)は1日あれば自分で塗装できる

    ホイールキャップの塗装は、素人でも約1日でできます。厳密にいうと乾かす工程等で時間がかかるため、日をまたいで作業する場合もありますが、24時間以内に完了する作業です。

    塗装方法は以下で詳しくお伝えするので、まずは塗装前に知っておくべきことを以下のとおりお伝えします。

    1. 塗装に必要なものを揃える
    2. 塗装前に洗って干す工程が大事
    3. 樹脂製は下地処理をしないと剥がれやすい

    それぞれ見ていきましょう。

    塗装に必要なものを揃える

    まずは塗装に必要なものを揃えましょう。塗装用のスプレー缶以外にも、以下のとおり用意しておくと便利なものはたくさんあります。

    ● プラスチック用プライマー(下地材)
    ● シリコンオフ(脱脂材)
    ● 塗装用スプレー
    ● クリアスプレー
    ● 紙ヤスリ(300〜600番・1000番)
    ● 軍手もしくはゴム手袋
    ● マスキングテープ
    ● マスク
    ● 新聞紙

    紙ヤスリは案外すぐに削れて使えなくなってしまうため、粗さの違うものを多めに用意しておくといいでしょう。
    全部揃えると5,000円〜6,000円くらいの出費になります。スプレーについては後ほど詳しく解説します。

    塗装前に洗って干す工程が大事

    塗装前の準備として、外したホイールキャップを水洗いして乾かします。この工程を省くと、ホイールキャップの汚れやゴミを一緒に塗装してしまい、ボコボコした不恰好な仕上がりになってしまいます。

    DIYで少しでもきれいな仕上がりにしたいなら、面倒に思えるひと手間を独断で省かないようにしましょう。

    樹脂製は下地処理をしないと剥がれやすい

    樹脂製のホイールキャップは、塗装前の下地処理を怠ると剥がれやすくなります。シリコンオフで脱脂したりプライマーで密着力を高めたりする作業が重要です。

    特に紙ヤスリでホイールキャップを削る工程がしんどくて面倒ですが、仕上がりの質を左右する工程なので、丁寧に下地処理を行いましょう。

    ホイールキャップの外し方【塗装前の準備】

    ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説

    塗装するために、まずホイールキャップを外す必要があります。ホイールキャップの外し方は次の3パターンあります。

    1. 器具を使って取り外す場合
    2. 手で取り外す場合
    3. ボルトで固定されている場合

    どの方法で外すべきか見ていきましょう。

    器具を使って取り外す場合

    ホイールキャップはドライバーやクリップリムーバー等の器具で簡単に外せます。金属製で棒状になっている器具が適切です。

    ホイールキャップのリム(外側の金属の出っ張り)にドライバー等をひっかけ、前に引き出すようにひっぱると外れます。

    ただし、金属の棒を差し込みすぎると、ホイールの金属部分を傷つける恐れがあるため注意しましょう。

    手で取り外す場合

    ホイールキャップは手で外すことも可能です。器具を使ったほうが怪我につながりにくくなるためおすすめですが、近くに金属の棒がない場合は手でも外せます。

    軍手もしくはゴム手袋を装着し、タイヤと接着しているリム部分に手を差し入れてひっぱります。

    素手で外すとリムとタイヤの間に手が挟まって怪我をする可能性があるため、必ず手袋をして作業しましょう。

    ボルトで固定されている場合

    リムに爪ではめ込まれているタイプなら上記の方法で外せますが、なかにはボルトで固定されているタイプのホイールキャップもあります。

    ボルトで固定されているホイールキャップの具体的な外し方は次のとおりです。

    1. ジャッキでクルマを浮かせる
    2. レンチやスパナでボルトを外す
    3. ホイールキャップを外す

    ボルトで固定されているタイプのホイールキャップは、共締め構造になっていることが多いため、ジャッキでクルマを浮かせると作業しやすくなります。

    ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説

    ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説

    いよいよ、ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説します。具体的な手順は以下のとおりです。

    1. 塗装を削る
    2. 脱脂剤で拭きあげる
    3. プライマーを吹き付ける
    4. スプレー缶で塗装する
    5. マスキングして色を塗り分ける
    6. クリア塗装する
    7. ホイールキャップを装着する

    順番に見ていきましょう。

    ステップ1.塗装を削る

    ホイールキャップを外して洗ったら、もともと施してある塗装を紙ヤスリで削ります。塗装を施したときに定着しやすくなるように、あえて紙ヤスリの傷を残します。

    まずは300〜600番の紙ヤスリで荒削りして塗装を落とし、1000番の紙ヤスリでなめらかにしましょう。

    細かいところは紙ヤスリを棒に巻きつけて削ると作業しやすいです。紙ヤスリはすぐに削れなくなるので、多めに用意しておくのがおすすめです。

    ステップ2.脱脂剤で拭きあげる

    塗装部分に油分が残っていると、せっかく塗った塗料が剥がれやすくなるため、シリコンオフを使って油分を除去します。

    シリコンオフが用意できない場合はエタノールでも代用できます。

    万が一塗装部分に油分が付着していると、塗装スプレーが浮いてただれた火傷痕のように残念な見た目になってしまうため、ムラなく脱脂しましょう。

    ステップ3.プライマーを吹き付ける

    シリコンオフが乾いたらプラスチック用のプライマーを吹き付けます。プライマーを使うことで塗料の密着力がアップします。

    より密着力を強化するために、プライマーを満遍なく吹き付ける→乾燥を3回繰り返しました。ミッチャクロンというプライマーがおすすめですが、プラスチック用のプライマーならどれでも問題なく使えます。

    ステップ4.スプレー缶で塗装する

    ようやく塗装の段階に入ります。塗装したい色のスプレーを用意して塗装→乾燥を3〜4回繰り返します。きれいに仕上げるポイントは以下のとおりです。

    ● スプレー缶をよく振り、缶を温めて内圧をあげる
    ● 風がない場所で作業する
    ● ホイールキャップから離して噴射する
    ● 薄い塗装を繰り返す
    ● 5〜10分乾燥させる

    ただし、どんなに気をつけて塗装しても、空気溜まりやホコリで表面がでこぼこしたり、色ムラが生じるのは避けられません。

    遠目で見ると気にならない程度ですが、許容できない方は安易にDIYしないほうがいいでしょう。

    ステップ5.マスキングして色を塗り分ける

    カラーを変えたい部分があれば、塗装したい部分を除いてマスキングテープでガードします。塗装しない部分をマスキングテープでカバーすれば、きれいに色を塗り分けられます。

    ここでも3〜4回にわけて重ね塗りしましょう。細かい部分は筆を使って塗装するのもありです。

    ステップ6.クリア塗装する

    塗装が完了したら、剥がれないようにクリア塗装します。この工程を省くと、走っているうちにせっかくの塗装がボロボロになってしまう可能性が高くなります。

    塗装スプレーと同じように吹き付ける→乾燥を3〜4回繰り返しましょう。

    ステップ7.ホイールキャップを装着する

    クリアスプレーが乾いたら、いよいよ完成したホイールキャップ装着します。ボルトを固定するタイプのホイールキャップ以外は、押し込んではめれば取り付けられます。

    ボルトが必要なホイールキャップは、再度ジャッキでクルマを持ち上げてボルトを止めましょう。

    ホイールキャップの塗装に必要なスプレーは4種類【価格あり】

    ホイールキャップの塗装に必要なスプレーは4種類【価格あり】

    ホイールキャップの塗装に必要なスプレーは次の4種類です。

    1. 脱脂工程で必須のシリコンオフ
    2. 密着力を高めるミッチャクロン
    3. ホイール塗装用のスプレー
    4. 仕上げのクリアスプレー

    ホイール塗装用のスプレーは2〜3本あればクルマ1台分塗装できます。1つずつ説明します。

    1.脱脂工程で必須のシリコンオフ

    ホイールキャップの塗装に必要なスプレー1.脱脂工程で必須のシリコンオフ

    参考:Amazon

    脱脂工程で使うスプレーが、シリコンオフです。ソフト99の商品で、150mlのチビ缶なら560円で購入できます。

    速乾性なので5分ほど乾燥すれば次の工程に取りかかれます。

    2.密着力を高めるミッチャクロン

    ホイールキャップの塗装に必要なスプレー2.密着力を高めるミッチャクロン

    参考:Amazon

    塗装材の密着力を高める下地にはミッチャクロンがおすすめです。420mlの缶が1,500円で販売されています。

    1度塗りでは不安なので2〜3度吹き付けて密着力を高めます。

    3.ホイール塗装用のスプレー

    ホイールキャップの塗装に必要なスプレー3.ホイール塗装用のスプレー

    参考:Amazon

    全面的に塗装するなら、300mlスプレーを2〜3本用意しましょう。アスペンの300mlのラッカースプレーなら、1本490円で買えます。

    きれいに仕上げるには薄く重ね塗りしていく必要がありますが、5分くらいで乾くので効率よく作業を進められます。

    ホイールサイズによっては2本のスプレーで4度塗りできる場合もありますが、余裕を持って3本用意しておくのがおすすめです。理由は、ラッカースプレーは残量が少なくなると、ガスの圧力が弱まってダマが出ることがあるからです。

    4.仕上げにクリアスプレーをかけると長持ちする

    ホイールキャップの塗装に必要なスプレー4.仕上げにクリアスプレーをかけると長持ちする

    参考:Amazon

    仕上げに透明なラッカースプレーをかけると塗装が剥がれにくくなります。インターネット上では、アスペンのラッカースプレー(300ml)が490円で販売されています。

    塗装と同じく3〜4度塗りしたいので、2〜3本買っておくのがいいでしょう。途中で足りなくなってヒヤヒヤしたくないなら、多めに用意するのが無難です。

    ホイールキャップではなくホイールのDIY塗装をおすすめしない2つの理由

    ホイールキャップではなくホイールのDIY塗装をおすすめしない2つの理由

    さて、ホイールキャップの塗装について説明してきましたが、ホイール本体を自分で塗装するのは自信がない方にはあまりおすすめできません。理由は以下のとおりです。

    1. 自分で塗装すると剥がれやすいから
    2. ホイールが売れなくなるから

    詳しく解説します。

    理由1.自分で塗装すると剥がれやすいから

    自分でホイール塗装すると、剥がれやすい塗装になってしまう恐れがあります。塗料の密着度を高めるには、表面に傷をつけて脱脂材やプライマーを満遍なく吹き付ける必要があります。

    しかし、ホイールキャップより複雑な形状のホイールは、隅々まできれいに削ってスプレーを吹き付けるのが難しすぎるのです。

    シンプルな5本スポークやディッシュホイールならDIYでも塗装できるかもしれませんが、デザインが複雑なホイールを塗装するのは、やめておいたほうがいいでしょう。

    理由2.ホイールが売れなくなるから

    ホイールを自分で塗装すると、不要になって売りたくなったときにリセールバリュー(販売価格)が落ちてしまいます。最悪の場合、ホイールに売値がつかなくなることも。

    1枚2,000円代から買い替えられるホイールキャップならまだしも、ホイール塗装で失敗して売れなくなったら困ってしまうでしょう。

    ホイールはホイールキャップより高値で中古ショップに売れる可能性があるため、ホイールの印象を変えたいならホイールキャップの塗装をおすすめします。

    ホイールキャップを被せることでホイールを守れるので一石二鳥です。

    ホイールキャップ塗装以外の手軽なイメージチェンジ方法

    ホイールキャップ塗装以外の手軽なイメージチェンジ方法

    ホイールキャップの塗装は、クルマの印象を変えたいときにぴったりなイメージチェンジ方法です。一方で「手軽にできると思ったら意外と手間と時間がかかって大変…」と思ってしまいがちな作業でもあります。

    ホイールをおしゃれにしてクルマのイメージチェンジを図りたいなら、タイヤワールド館ベストでホイールを思い切って新調してしまうのも手です。

    車種を選んでから購入に進むのでクルマに装着できないホイールをうっかり購入してしまう心配がありません。また、取り付けまでセットで依頼できるので、手間を省きつつ簡単にホイールを変えられます。

    ホイールシュミレーションもあるので、愛車に似合うホイールをぜひ探してみてください。

    手軽に愛車のイメージを変えたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

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    ホイールの知識 ライターチーム カスタムその他

    ホイール塗装の料金相場は?専門店は高い?業者とDIYによる費用や手順を徹底解説

    ホイールの塗装を検討している方は、車のドレスアップや傷隠しに悩んでいるケースが多いと思います。この記事では業者に頼んだ場合の料金相場やDIYによる手順について解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!

    アルミホイール塗装の料金相場とポイント

    アルミホイール塗装の料金相場とポイント

    車に詳しくなければ、塗装にどれくらいの費用がかかるかは分かりませんよね。まずは業者に依頼した場合の料金を確認していきましょう。依頼する業者によって値段には差が出ますが、相場を知っておけば依頼先を検討する材料にも使えます。

    また、ホイール塗装はDIYでも可能です。その場合にかかる費用も確認していきます。

    専門店(業者)にアルミホイール塗装を依頼した場合の料金

    ホイール塗装に関しては、趣味で車をカスタムしている人や塗装・整備経験がある人以外は、業者へ依頼するケースが多いと思います。

    インターネットで上位に出てくる業者をリサーチした結果、料金相場は以下となります。

    塗装種別 料金(1本あたり)
    黒塗装 7,000円〜
    シルバー塗装 15,000円〜20,000円
    パール/メタリック/マット塗装 20,000円〜

    上記は17インチまでの料金相場(工賃込)です。17インチ以上は1インチ毎にプラスで、1,000〜3,000円かかるケースが多いでしょう。

    また、塗装するカラーの種類によって、料金は変わります。定番のシルバーや黒は安く、パールやマットなどの特殊な塗装は料金が高い傾向です。希望する塗装がある場合は、事前に料金の確認はしてください。

    他にも傷の修理やホイールの形状、マスキング加工などによって、オプション料金がプラスされます。

    作業項目 追加料金(1本あたり)
    傷の修理 +5,000円〜20,000円
    ホイールが特殊なメッシュ形状 +1,000円〜
    マスキング加工 +1,000円〜2,000円
    ウエイトシール剥がし +1,000円〜
    タイヤ外し +1,000円〜2,000円
    センターキャップ塗装 +1,000円〜

    オプションは店舗によって設定がさまざまなので、業者の候補が見つかったら確認しておきましょう。

    傷に関しては、大きさや状態によって料金は大きく変わります。また、損傷が激しい場合は修理不可・塗装不可と断られてしまうケースもあるので注意が必要ですね。

    アルミホイール塗装・ガリ傷修理など専門店で格安はどこ?オートバックスは?

    ホイール塗装を依頼するなら、「できる限り費用を安く抑えたい」というのが本音だと思います。ちなみにホイール塗装は、傷などの状態によって料金も変わるため、相見積もりを取るようにすれば少しでも価格を抑えることが可能です。

    個人店も含めれば、相場以下の料金でホイール塗装が完了してしまうケースも少なくありません。業者によっては、遠方でも配送を使って全国規模で対応しているケースもありますので、とにかく安さにこだわりたい人は徹底的にリサーチしてください。

    また、大手専門店や大手カーショップなどを依頼先に考えている人も多いと思います。各店舗の対応状況と分かる範囲の料金を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

    業者名 料金
    株式会社シンボリ シルバー/ブラック/ホワイト塗装:4,400円
    アルミホイール修理専門店カーリユース 傷修理+塗装:20,000円(1本)
    オートバックス 一部対応可
    イエローハット 対応不可
    アップガレージ 修理シルバー再塗装11,000円〜(1本)
    ガソリンスタンド 対応不可

    ホイールの色変えの値段は?

    ホイールの色変えの値段は、定番のシルバー塗装であれば15,000円〜20,000円(1本)が相場です。

    ちなみに、「ホイール塗装」と「ホイールの色変え」は同じ作業を意味しています。業者によって言い回しが違うケースもあるので、覚えておきましょう。

    ホイールのメッキ塗装は料金はどれくらいかかる?

    ホイールのメッキ塗装には種類があり、スパッタリング加工クロームメッキ加工があります。クロームメッキ加工がしたい場合は、スパッタリング加工よりも料金は高くなります。

    メッキ塗装の相場は以下が目安です。

    ● クロームメッキ加工:35,000円〜
    ● スパッタリング加工:15,000円〜

    ホイールの大きさによって、料金相場は変わります。また、業者によって加工方法や品質にも違いがあるため注意が必要です。

    ちなみに、クロームメッキ加工のメリットは、輝かしい光沢に加えて強度が増す点です。大切なホイールに傷がついてしまうリスクを極力下げることができます。

    一方でスパッタリング加工は、クロームメッキよりも費用を安く抑えられるのが特徴です。カラーの選択肢が多いため、好みのデザインに仕上げやすい点もメリット。ただし、メッキが剥がれやすい難点があります。

    メッキ塗装は、車の印象を大きく変えるドレスアップとしても最適なカスタマイズになるため、ホイール塗装時に検討するのも良いでしょう。

    DIYでホイール塗装した場合の料金

    DIYでホイール塗装した場合の料金相場は、10,000円前後です。

    単純に道具代のみで塗装はできるため、業者へ依頼するよりも確実に費用は抑えられます。
    DIY塗装にかかる費用の内訳は以下です。

    アイテム 価格範囲
    塗料 1,000円〜4,000円程度
    マスキングテープ 100円〜300円程度
    サンドペーパー 1,000円程度
    ホイール洗剤 1,000円〜3,000円程度
    脱脂アイテム(シリコンオフ) 1,000円程度
    サフェーサー、ミッチャクロン 2,000円程度

    費用は安いものの、誰でも簡単に塗装ができるわけでもないため、費用と仕上がりのどちらを優先するかしっかり検討しておきましょう。

    ホイールのガリ傷修理で塗装は必要?料金は?

    ホイールのガリ傷修理で塗装は必要?料金は?

    ホイールにガリ傷をつけてしまった場合、放置しておけば白カビの発生など何かしらのデメリットが生じます。

    さらに、ホイールの傷は見た目の印象もグッと下がってしまうため、なるべく早く塗装をしておくのが必須です。た

    だし、傷修理を施工してから塗装の流れになるので、傷の修理代+塗装代がかかり、ある程度のコストは覚悟しておく必要はあります。

    ガリ傷修理と塗装の両方を施工した時の料金は、17インチ以下で20,000円前後が相場のようです。ホイールの種類やインチによって料金はさらに上がります。

    ガリ傷はカビや見た目の問題だけでなく、放置し続けることでホイール自体に思わぬダメージを与え続けるきっかけにもなりかねません。ガリ傷修理と塗装になれば痛い出費になるかもしれませんが、安全に乗り続ける為にも同時に施工しておくのをおすすめします。

    アルミホイールの塗装や修理を業者に依頼するメリット・デメリット

    アルミホイールの塗装や修理を業者に依頼するメリット・デメリット

    ホイール塗装を業者に依頼するメリットとデメリットは以下となります。

    メリット デメリット
    仕上がりの品質が高い 費用が高い
    傷と塗装両方に対応できるため手間がない 施工日数がかかる
    自分が理想とするデザインになる 店舗へ足を運ぶなど手間がかかる

    業者にホイール塗装を依頼した場合は材料費と工賃が発生するため、どうしても費用は高額になりがちです。比較すると金額差は非常に大きいといえます。

    ただしコストと引き換えに失敗がなく、プロによる施工で表面の仕上がりもまるで雲泥の差です。腕利きの職人であれば、依頼者が希望する雰囲気からズレなく完成してくれるので、車全体のデザインを損なうこともありません。

    アルミホイールの塗装や修理をDIYするメリット・デメリット

    ホイール塗装をDIYするメリットとデメリットは以下となります。

    メリット デメリット
    コストが安く抑えられる 失敗のリスクがある
    好きなタイミングで塗装ができる 手間と時間が多くかかる
    車を預ける必要がない 品質が低い

    ホイール塗装をDIYする最大のメリットは、コストが大幅に抑えられる点です。金額で考えれば、1本当たり10,000円〜20,000円の費用をカットできます。場合によってはそれ以上の金額差が発生する可能性もあるでしょう。

    その半面、装技術がない人であれば、失敗するリスクや仕上がりがイマイチになる可能性があります。費用を重視するのか、仕上がりを重視するのかを考えたうえで、DIYを選ぶようにしてください。

    アルミホイールの塗装をDIYで実施する手順は?

    アルミホイールの塗装をDIYで実施する手順は?

    ホイール塗装は必要な道具も揃いやすく、手順自体に複雑な工程はありません。

    ただし工程が単純とはいえ、技術力によって塗装の仕上がりには大きな差が発生する点だけは肝に命じておきましょう。

    それでは、ホイール専門店が教えるDIY手順や注意点、揃えるべき道具をそれぞれ解説します。

    【ラバースプレー使用】ホイール塗装で準備する道具は?

    ホイール塗装で準備する道具は次の通りです。

    1. 塗料(ラッカースプレー、ラバースプレー)
    2. 耐水ペーパー(400番、800番、1500番、2000番)
    3. シリコンオフ(脱脂剤)
    4. マスキングテープ
    5. サフェーサー・ミッチャクロン
    6. クリア塗料
    7. コンパウンド
    8. ホイール洗浄関連
    9. 手袋・マスク

    塗料は車用が基本になりますが、アルミサッシ用やラッカースプレー、ラバースプレーでも問題ありません。耐熱塗料でないと塗装ができないという声もありますが、問題ないので安心してください。

    ちなみに仮に失敗しても剥がせるため、塗装に自信がない方でも挑戦しやすい塗料になります。また、カラーの種類が豊富で、期間限定で奇抜カラーに挑戦したい人にもおすすめです。

    サフェーサーやミッチャクロン、コンパウンドは、より質の高い仕上がりには欠かせないアイテムとなるので、忘れずに用意しましょう。

    プロが教えるDIYによるホイール塗装の手順

    塗装経験がないのであれば、「なんとなく」で塗装してしまうと失敗する確率は高いです。ここで紹介する手順を正しく守っていただき、綺麗な塗装に仕上げましょう。

    手順は8ステップです。

    1. ホイールを綺麗に洗浄する
    2. 耐水ペーパー・ヤスリで表面に傷をつける
    3. 塗装をつけたくない部分をマスキングテープで保護する
    4. シリコンオフなどの脱脂剤で油分を除去する
    5. サフェーサー等で塗料が付着しやすい環境にする
    6. カラー塗装をする
    7. クリア塗装をする
    8. コンパウンド等で綺麗に仕上げる

    ステップ1:ホイールを綺麗に洗浄する

    塗料がしっかりと付着するように、表面に付いている汚れをクリーナーを使って洗浄してください。ブレーキダストは落ちにくい汚れなので、専用クリーナーを使用するのがベストです。

    手洗いでも洗浄はできますが、ブラシを使って隅々をこすったほうが徹底的に汚れを落とせます。隙間の汚れも落とせるように、細めのブラシを用意しておくのがベストです。

    ステップ2:耐水ペーパー・ヤスリで表面に傷をつける

    塗装面にある程度の凹凸がないと塗料が綺麗に乗らないため、耐水ペーパーやヤスリを使って小さい傷をつけていきます。つける傷の目安は、表面がマット状の状態になればOKです。

    ホイールが綺麗であれば耐水ペーパーは1500番もしくは800番、表面に凹凸等の傷がすでにあれば800番もしくは400番を使用してください。

    深い傷や凹みがある場合は、パテを使って表面を埋めておき、なるべく平らにしておきましょう。

    ステップ3:塗装をつけたくない部分をマスキングテープで保護する

    塗料を付けたくない場所をマスキングテープで保護します。塗料は想像以上に広い範囲へ飛び散るため、色を付けたくない場所へ確実にマスキングテープを貼っておきましょう。

    ホイールを車体に付けたままで塗装する場合、タイヤやブレーキ周り、車体にも塗装が飛んでしまう可能性があるので、念入りに保護するようにしてください。

    エアバルブやナット穴はうっかり忘れがちな場所になるので、忘れないようにしてくださいね。

    ステップ4:シリコンオフなどの脱脂剤で油分を除去する

    ホイールに油分が付着していると塗料を弾いてしまうため、脱脂剤で事前に油分を除去しておきます。

    脱脂剤で油分を除去したとしても、手でホイールをベタベタ触ってしまえば、手油が付着してしまいます。手油も塗料を弾く要因になってしまうので、脱脂剤を使うタイミングから手袋は必須です。

    ステップ5:サフェーサー等で塗料が付着しやすい環境にする

    ステップ2で塗料が乗りやすい環境にしていますが、より塗料がホイールへ密着するためにサフェーサーやミッチャクロンを塗布しておきます。

    面倒に感じるかもしれませんが、仕上げの質を高めるためにも丁寧に塗布しておきましょう。厚塗りは効果を半減させますので、薄く均一に塗ることを意識してください。

    塗布後は、番手の低い耐水ペーパーで水研ぎをしておき、再度脱脂しておくと安心です。

    ステップ6:カラー塗装をする

    ここからメインの塗装に入ります。カラー塗装前に、表面が乾いていることを確認してから、塗料を塗るようにしてください。

    塗料はなるべく薄く塗り、一度で完成させないようにしてください。最初はハッキリと色がついていなくても問題ありません。複数回に分けて薄塗りを重ねて、ムラなく塗装していくのがコツです。

    ちなみに、重ね塗りは表面が軽く乾いたタイミングで進めるようにしましょう。

    ステップ7:クリア塗装をする

    カラー塗装が完了したら、表面のコーティングや艶出しをかねてクリア塗装をしていきます。より綺麗に仕上げるためにも大切なポイントになるため、面倒でも忘れずに実施してください。

    ラッカークリアでも問題はありませんが、仕上がりにとことんこだわる人であればウレタンクリアの使用がおすすめです。より耐久性が強く、光沢感に優れています。

    ステップ8:コンパウンド等で綺麗に仕上げる

    最終仕上げとしてコンパウンドを使って、表面を綺麗に仕上げます。

    ステップ7の時点で満足できるツヤがでていれば、無理にコンパウンドで仕上げる必要もありません。理由としては、コンパウンドで磨きすぎてしまうとクリア塗装を落としてコーティング効果を薄める可能性があります。

    コンパウンドを使用する場合は、磨きすぎに注意しましょう。

    【注意点】車のホイール塗装で塗ってはいけない場所は?

    車のホイール塗装で絶対に塗ってはいけない場所は次の通りです。

    ● ホイールボルトやナットが当たる部分
    ● ホイールと車体が当たるハブ部分

    この二箇所を塗装してしまうと、ボルトやナットを締めこんだ際に、塗装した部分の割れが発生してしまいます。塗装が割れてしまった部分には小さな隙間が発生してしまうので、放置しておけば隙間が原因となってボルトのゆるみが起きてしまう可能性があるでしょう。

    車体を支える足回りのボルトがゆるんで外れてしまったら…。説明するまでもないですが、危険な状況に陥る可能性があるのはお分かりいただけたと思います。

    この2つの部分には必ずマスキングテープで保護してから塗装作業をしてください。

    不安を感じる人は、業者に依頼するか新しくホイールを購入し直すか検討したほうがよいですね。

    塗装が面倒であればホイールの買い替えを視野に入れる

    塗装が面倒であればホイールの買い替えを視野に入れる

    ここまで見てきたように、ホイール塗装は業者に依頼してもDIYで塗装しても一定のコストや手間、リスクがかかります。

    コストを抑えようとDIYを試みる人も多いですが、塗装に慣れている人以外はイメージしていた仕上がりにならない可能性も高いため注意が必要でしょう。

    であれば、ホイールを買い替えをしてしまうのも一つの手です。無駄なコストと手間がかからずに新しいホイールを装着しておけば余計な不安もありません。

    また、ホイールのプロがいるカーショップ等で購入すれば、最適なホイール探しから取付手配までワンストップで対応してくれるはずです。

    愛車にぴったりのホイールを探すならタイヤワールド館ベストで決まり!

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    ホイールの買い替えを検討している人は、豊富な品揃えがあるタイヤワールド館ベストがおすすめです。

    北海道・宮城・岩手に店舗を構えるだけでなくタイヤワールド館ベストも展開し、自宅にいながら愛車にぴったりのホイール選びが可能です。また、タイヤとセットで購入すれば、提携している全国4,000店の取付工場からお好きな場所で取付まで、ネット上で手配できます。

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    センターキャップの外し方は難しい?なしだとダメ?ホイールに付ける必要性やサイズ選びも解説

    「ホイールをカッコよく仕上げるために、センターキャップを付けたけれど、どうやって外せばいい?」
    「センターキャップって必ずつける必要があるの?」
    とお悩みではありませんか?

    センターキャップを付ける必要性や付けた後の取り外し方など、気になるポイントはいろいろとありますよね。

    そこでこちらの記事では、センターキャップについての必要性や選び方、外し方や取り付けの注意点など、幅広い情報を網羅的に解説します。

    センターキャップについて知りたいことがある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

    センターキャップとは?

    wm03イメージ

    参考:キョウホウ

    はじめに、センターキャップについての基本的な特徴を紹介します。

    1. ホイールの中心に取り付ける装飾的なカバー
    2. 素材はプラスチックやアルミニウムが一般的
    3. ハブの保護やホイールの見栄えをよくする効果がある

    センターキャップの取り付けにはどのような意味があるのか、素材は何でできているのかなど、1つずつ確認してみましょう。

    1.ホイールの中心に取り付ける装飾的なカバー

    センターキャップは、車のホイールの中心に取り付けられるカバーです。

    その名の通り、ホイールの中心部を覆う役割を果たしますが、その意味だけではなく、車のスタイルや個性をアピールするアクセントを担う役割もあります。

    車のデザインを一層引き立て、オーナーのセンスや好みを表現する手段としても利用されているものです。

    車によって、メーカーの純正品が付いている場合もありますが、そちらを取り外して好みの社外品を付け直すこともできます。

    2.素材はプラスチックやアルミニウムが一般的

    センターキャップの素材は、一般的に>プラスチックやアルミニウム3.ハブの保護やホイールの見栄えをよくする効果がある

    センターキャップの役割として、ハブを保護する意味があります。

    ハブは車輪の中心部であり、ダストや小石などが侵入することで損傷する可能性がありますが、センターキャップが防いでくれるので安心です。

    また、センターキャップはホイールの見た目を向上させる効果もあります。

    車輪の中心部がセンターキャップで飾られることで、車全体の統一感をアップし、上質な印象を与えることができます。

    センターキャップの外し方を解説

    センターキャップの外し方を解説

    続いて、センターキャップを上手に外す方法を具体的に紹介しますね。

    1. 裏側から押す
    2. 専用のレンチを使う
    3. 吸盤で吸着する

    センターキャップを外す際は、慎重に行うことが大切です1つずつ解説していきます。

    1.裏側から押して外す

    1つ目の方法は、キャップの裏側から押して外す方法です。ホイールを車から取り外し、裏側を向けてセンターキャップの中央を押せば簡単に外すことができます。

    ただし、力を入れすぎるとセンターキャップの爪が折れるなど問題が起こる可能性があるので注意しましょう。

    2.専用のレンチを使って外す

    専用のレンチを使って外す

    参考:京都機械工具(KTC) アルミホイルキャップレンチ

    2つ目の方法は、専用のレンチを使用して外す方法です。上記のような道具を使用します。

    センターキャップ専用の工具を使えば、キャップを傷つける心配がなく、車からホイールを取り外す必要もないので簡単に取り外せます。(ただし、レンチが当たる部分は養生をした方が無難です)

    車に取り付いたままのホイールのセンターキャップの隙間にレンチを差し込み、てこの原理を使って取り外しましょう。

    マイナスドライバーなどで代用することもできなくはありませんが、センターキャップやホイールに傷をつける恐れがあるのでできるだけ専用のレンチを使うのがおすすめです。

    3.吸盤で吸着して外す

    3つ目の方法は、吸盤を活用すして外す方法です。

    強力な吸盤をセンターキャップの中央に取り付け、ゆっくりと外す方向に引っ張ることで、キャップを外すことができます。

    傷もつきづらく、自分でもやりやすい方法なので試してみるといいでしょう。

    ただし、吸盤が取り付けやすい平面なセンターキャップでしか使えない方法なので注意してくださいね。

    センターキャップの付け方と取り付ける際の注意点

    センターキャップを取り付ける際の注意点

    次に、センターキャップを取り付ける時に注意したいポイントを3つ紹介します。

    ● サイズの選び方
    ● 前もって掃除をすること
    ● 向きや位置を確認すること

    これらを詳しく解説していきます。

    ホイールのハブ穴径のサイズを測ってサイズを選ぶ

    センターキャップを取り付ける際の大切なポイントは、ホイールのハブ穴径に合ったサイズを選ぶことです。

    ハブ穴とセンターキャップの径が合わないと、入れることができなかったりグラグラして走行中に外れてしまったりします。

    ハブ穴径の測定を正確に行い、適切なサイズのセンターキャップを選びましょう。

    自分でサイズを測る自信がない人は、ホイールやセンターキャップの説明書をチェックして数字を確認するのがおすすめです。

    取り付ける前にホイールを掃除する

    センターキャップを取り付ける前に、ホイールをしっかりと掃除しましょう。

    ホイール表面に汚れやダストが残っていると、センターキャップが正しく取り付けられず外れてしまう可能性があります。

    洗剤を使って洗浄したりブラシで擦ったりしてホイールを清潔にしてからキャップを取り付けるようにしてくださいね。

    センターキャップの向きや位置を確認する

    センターキャップを取り付ける前に、センターキャップの向きや位置をしっかりと確認しておくことが大切です。

    センターキャップの位置が正しくないと、外観が乱れるだけでなく、キャップが外れる恐れもあります。

    取り付け前に正確な位置を確認し、取り付けてからもセンターキャップがしっかりと噛み合っていることを確認しましょう。

    センターキャップを取り付けるメリットは?

    センターキャップを取り付けるメリットは?

    それでは改めて、センターキャップを取り付けることで得られるメリットについて紹介していきます。

    1. ホイールや車全体の見栄えがよくなる
    2. カスタマイズすることで個性が出せる
    3. 汚れやダメージから守る

    これらのメリットを魅力に感じる人は、ぜひ取り付けを検討してみましょう。

    1.ホイールや車全体の見栄えがよくなる

    センターキャップを取り付ける最大のメリットは、ホイールや車全体の見栄えが大きく向上することです。

    キャップはホイールの中心部を飾るポイントとなり、単調な外観にアクセントを加えて魅力的な印象を与えます。

    シンプルなデザインから個性的なものまで、キャップの種類によって車のスタイルをカスタマイズすることができるのが魅力です。

    2.カスタマイズすることで個性が出せる

    センターキャップを取り付けることで、愛車の個性を自由に表現することができます。

    キャップのデザインや素材を選ぶことで、自分のスタイルや趣味を車に反映させることができるのがメリットです。

    他の車と差をつけたり、特別な雰囲気を演出したりすることに魅力を感じる人は、センターキャップの使用が向いていると言えるでしょう。

    3.汚れやダメージから守る

    センターキャップは、ホイールの中心部を汚れやダストから守る重要な役割も果たします。

    日常の走行中にハブに侵入するダストや小石は、ホイールの見た目だけでなく回転バランスにも悪影響を及ぼす可能性があります。

    センターキャップがしっかりとハブを覆うことで、これらの問題を軽減し、ホイールの長寿命化にも貢献してくれるでしょう。

    このように、センターキャップは見た目と実用性の両面において、メリットがあると言えます。

    センターキャップを取り付けるデメリットはある?

    センターキャップを取り付けるデメリットはある?

    たくさんのメリットがあるセンターキャップですが、取り付けるにあたってデメリットはあるのでしょうか?

    1. 取り付ける分コストがかかる
    2. メンテナンスに手間がかかることも
    3. サイズや適合タイプを間違えると付けられない

    人によっては、上記の内容がデメリットになる可能性があるので、1つずつ確認してどうしても許容できないデメリットがないかチェックしておきましょう。

    1.取り付ける分コストがかかる

    センターキャップを取り付ける際には、追加のコストが発生することがデメリットの1つです。

    キャップの種類やデザインによって価格は異なりますが、シンプルなものの方が安価で、ブランドものやデザイン性に優れているものの方が高価になる傾向があります。

    4つセットで1,000円台のものもあれば、1万円を超えるものもあるので、予算に合わせて選ぶことが大切です。

    2.メンテナンスに手間がかかることも

    センターキャップをきれいな状態で保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。

    外部からの汚れやダストが付着することで、キャップや車全体の見栄えが損なわれる可能性があります。

    掃除やメンテナンスに手間をかける必要があるため、これをデメリットと感じる方もいるかもしれません。

    なるべく車のメンテナンスに手間をかけたくない人は、取り付ける前にしっかりと検討しましょう。

    3.サイズや適合タイプを間違えると付けられない

    センターキャップはホイールのハブにしっかりとフィットする必要があります。

    適合サイズやタイプを誤ると、正しく取り付けることができないデメリットが考えられます。

    見た目の良さだけでセンターキャップを選んでしまうと、自分の車とサイズが合っていないと付けられないので、きちんとサイズが合うかは前もってチェックしてくださいね。

    センターキャップを選ぶ時のポイント

    センターキャップを選ぶ時のポイント

    参考:ウェッズ公式サイトへ

    最後に、センターキャップを選ぶ際、チェックしたいポイントを紹介します。

    1. 直径や爪の長さ
    2. ホイールや車のイメージ
    3. 手軽に使えるタイプのもの

    これらの内容を詳しく紹介するので、センターキャップ選びの参考にしてみてくださいね。

    1.直径や爪の長さをチェック

    センターキャップを選ぶ際に重要なポイントは、直径や爪の長さを確認することです。

    ホイールのハブ穴にフィットする直径や、センターキャップをハブにしっかりと固定するための爪の長さを正確に把握しましょう。

    誤ったサイズや形状を選んでしまうと、正しい取り付けが難しくなる可能性があります。

    2.ホイールや車のイメージに合ったものを選ぶ

    センターキャップは、取り付けることで車のスタイルや個性をアピールできるアイテムです。

    ホイールや車のイメージに合ったデザインや素材を選ぶことで、車の外観をさらに魅力的に演出することができます。

    シンプルなものからエレガントなもの、スタイリッシュなもの、他にはない個性的なものまで、幅広いバリエーションから選べるので自分らしいものを選ぶようにしましょう。

    車体のライトを変更したりステッカーを貼ったりさまざまなカスタマイズをしているのに、センターキャップを付けていないと物足りなく感じることも。

    さまざまなカスタマイズの印象に合わせて、統一感のあるデザインを選ぶのがおすすめです。

    3.ノーマルセンターキャップにシールを貼るだけのものもある

    ノーマルセンターキャップにシールを貼るだけのものもある

    参考:Aomgsd Aomgsd TRDセンターキャップシール

    センターキャップの選択肢として、ノーマルなキャップにオリジナルのシールを貼るだけのものもあります。

    この方法なら手軽にカスタマイズを楽しむことができるので、一からセンターキャップを取り付け直すよりも手軽です。

    ノーマルなセンターキャップを取り付けておいて、シールのデザインに飽きてきたら手軽に張り替えることもできるので、カスタマイズがより気軽に行えます。

    さまざまなデザインを試してみたいと考えている人は、ぜひチェックしてみましょう。

    センターキャップで車の足回りを演出しよう

    センターキャップで車の足回りを演出しよう

    こちらの記事では、センターキャップの外し方からセンターキャップの必要性、センターキャップを取り付けるメリット・デメリットなど気になる情報を網羅的に解説しました。

    センターキャップは車にとって必ずしも必要なアイテムではありませんが、ホイールの中心部の保護やホイールや車全体の見栄えの向上に大きく貢献してくれます。

    センターキャップを付けるのは、メリットだけでなく人によってはデメリットに感じることもありますが、付けるのが向いている人も多いでしょう。

    車のカスタマイズが好きだったり車全体のデザインに統一感を持たせたかったりするなら、ぜひセンターキャップの使用も検討してみてくださいね。

    現在付いているセンターキャップを取り外して、新たなものに付け替えたい人は、こちらの記事の外し方や取り付ける際の注意点を参考にして行ってみてください。

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    インセット40と45の違いは?変更時のメリット・デメリットや許容範囲も解説

    ホイールのインセットの変更を検討しているけれど、「インセット40と45の違いがわからない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

    ドレスアップの定番である「ツライチ」には、インセットの変更は外せません。

    本記事では、インセット40と45の違いをわかりやすく解説します。インセット数値を下げることで得られるメリットやデメリットもお伝えするので、変更後のイメージがつかみやすくなります。

    足回りのカスタマイズを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

    ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

    ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

    ホイールのインセットとは、ホイールを横から見たときに、リムの幅(タイヤがはまる部分)の中心からホイールを車体に取り付ける面までの距離を表す数値のことを指します。

    ホイールの取り付け面がリム幅の中心にあれば「ゼロセット(0)」、中心より外側にあれば「インセット(+)」、内側にあれば「アウトセット(-)」と表記されます。

    インセットイメージ

    参考:ブリヂストン

    リムの中心より内側 リムの中心 リムの中心より外側
    アウトセット(-) ゼロセット(0) インセット(+)

    ホイールのサイズ表記では、一番後ろにある数値がインセットの数値です。

    たとえば、ホイールサイズが「16 61/2 J 5 114.3 48」なら、インセットの数値は「48」となります。ホイールの取り付け面が、リム幅の中心から48mm外側にある、という意味です。

    インセットの数値は、大きくなるほどホイールは車体の内側に入り、小さくなる(0に近づく)ほど外側に出るので、ツライチを目指すのなら数値を下げていくことになります。

    現在は「インセット」ですが、2008年7月11日以前は「オフセット」といわれていました。これは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)から国際基準に合わせようと呼びかけがあり、名称が変更になったためです。

    インセットとオフセットの意味は同じです。

    正しくは「インセット」ですが、オフセットと呼ぶ人も多く、どちらの呼び方でも伝わるでしょう。

    どう変わる?インセット40と45の違い

    どう変わる?インセット40と45の違い

    インセット40と45の違いについて解説します。

    ● インセット40
    ● インセット45

    5mmの違いなら、乗り心地に大きな差は出にくいでしょう。ホイールや車種によって異なりますが、主に変化するのは見た目です。

    それぞれ解説します。

    インセット40

    インセット40とは、ホイールの中心から取り付け面が40mm外側にある状態のことです。インセット45と比べると、ホイールは外側に出ていることになります。

    理論上では、ホイールが5mm外側に出るので、インセット45よりもツライチに近づきます。

    インセット45のホイールを装着したときと比較すると、車種によってはかなり外側に出ている印象です。人によって見え方は異なるものの、イメージはガラッと変わります。

    インセット40は45よりも、スポーティーな足回りを演出できるでしょう。

    インセット45

    インセット45とは、ホイールの中心から取り付け面が45mm外側にある状態のことです。インセット40と比べると、ホイールは内側(車体側)に入っていることになります。

    理論上では、ホイールが5mm内側に入るので、インセット40よりフェンダーとのすき間が広くなります。

    車種にもよりますが、インセット40のホイールを装着したときよりも、フェンダーとの距離にだいぶ余裕がみられる印象です。

    ギリギリを攻めるツライチよりも、フェンダーとのすき間にある程度空間がほしい人は、インセット45を選ぶといいかもしれません。

    ただし、実車では5mm以上の差が出る可能性もあります。車種やホイールによって変化するので、必ず5mmの差が出るとは考えにくいでしょう。

    インセット数値を下げるメリット・デメリット

    インセット数値を下げるメリット・デメリット

    インセット数値を下げることで得られるメリットと、考えられるデメリットを解説します。

    足回りをツライチに近づけるためには、インセット数値を下げる(0に近づける)必要があります。数値を下げることでどのような変化があるのか、良い面だけでなく悪い面も理解しておきましょう。

    メリットはドレスアップ効果や走行性能の向上

    主なメリットは以下の2つです。

    ・ドレスアップ効果
    ・走行性能の向上

    インセットの数値を下げ、ツライチに近づける最大のメリットは、ドレスアップ効果を得られることです。

    ホイールとフェンダーの面がそろうことで、レーシングカーのような迫力ある足回りを演出できます。ドレスアップの王道といっても過言ではありません。

    ホイールの存在感を引き出し、おしゃれな足元を楽しめます。

    また、走行性能の向上が期待できます。ホイールを外側に出すことで、トレッドの距離が広がり、コーナリングでグッと踏ん張る力が増すこともメリットです。

    ※トレッドとは、左右のタイヤの接地面の中心から中心までの距離のことです。

    デメリット

    反対に、ツライチにはデメリットもあります。主なデメリットは以下の3つです。

    ・干渉の危険性
    ・ボディに傷がつきやすくなる
    ・乗り心地や燃費が悪化する

    ホイールをあまりにもフェンダーギリギリの位置に設定すると、ボディに干渉してしまう可能性があります。

    走行中にフェンダーを巻き込んでしまうと、ホイールに傷がついたり、フェンダーが変形して走行できなくなったりと非常に危険です。

    フェンダーとのすき間が少なくなることで小石や泥などをかきあげ、ボディに汚れや傷がつきやすくなる恐れもあります。

    また、インセットを下げると同時にタイヤの幅を広げた場合は、乗り心地や燃費の悪化も考えられます。

    スタイリッシュな見た目と引き換えに、さまざまな短所があることも理解してカスタマイズを行うようにしましょう。

    インセットの計算方法

    インセットの計算方法

    インセットの計算方法を解説します。慣れていない人には少し難しく感じるかもしれませんが、手順はシンプルです。

    糸、おもり、ものさし(端に余白がないもの)を準備し、以下の流れで行います。

    1. ホイールのサイズを確認する
    2. フェンダーとホイールの距離を測る
    3. 測った数値からインセットを計算する

    ホイールのサイズや車種が同じでも、車は1台1台違います。必ず実車で確認し、自己責任で行うようにしてください。

    インセットの許容範囲は?

    インセットの許容範囲は?

    インセットの変更には許容範囲があります。安全に走行するためにも、必ず把握して行うようにしましょう。

    主に気をつける点は、以下の2つです。

    ● フェンダーより外にはみ出さない
    ● 足回りの部品に干渉させない

    1つずつ解説します。

    フェンダーより外にはみ出さない

    インセット数値を下げてツライチに近づけるとき、ホイールがフェンダーからはみ出さないようにしましょう。

    ホイールがフェンダーからはみ出してしまうと、車検に通らない可能性があるからです。

    厳密には、タイヤ側面のラベリングとホイールリムを保護するためのリムガードは、10mm未満の場合に限り、はみ出しは許容されています。(道路運送車両の保安基準 第178条(車枠及び車体))

    しかし、その他の部分では、はみ出しは認められていません。ホイールやホイールナットがはみ出すと、車検に通らないだけでなく走行中も危険だからです。

    はみ出した部分が接触してハンドルをとられたり、事故を起こしたりする可能性もあります。

    わかりやすくいうと、扇風機のカバーを外してスイッチを入れている状態です。羽の部分がむき出しで回転しているのは、非常に危険です。それと同じことがいえます。

    自分だけでなく周りにも危険が及びます。注意してカスタマイズを行いましょう。

    足回りの部品に干渉させない

    気をつけなければいけないのは、見える部分だけではありません。車体側、つまりホイールの内側にあるサスペンションやブレーキの部品に干渉しないように注意が必要です。

    たとえば、サイズは同じホイールで、インセットの数値だけを40から45に変更したとします。ホイールを取り付ける位置が5mm内側に入るので、その分ホイールと足回りの部品の距離がせまくなります。

    内側のすき間を確認せずに、サスペンションやブレーキなど足回りの主要部品とホイールが干渉してしまうと、走行に支障が出るからです。

    ブレーキやサスペンションはもちろんですが、インセット数値の変更時には干渉しやすいナックル(車体とつなぎ車輪を支え方向を変える部品)とのすき間を測っておくようにしましょう。

    取り付け時に問題なく、走行してハンドルを切ったり段差を超えたりしても干渉がないか、足回りの部品に注意してください。

    インセットを変更するときの注意点

    インセットを変更するときの注意点

    車には個体差があります。たとえ車種が同じで、ホイールのサイズとデザインが同じものでも、必ず数値が一致するとは限りません。

    前後と左右でも、測った数値が異なる場合もあります。車は左右対称ではなく、エンジンやミッションなどの重い部品も均等に配置されているわけではないからです。

    足回りの部品をカスタマイズして車高が変わっていたり、タイヤの種類によって変わったりすることも考えられます。

    たとえ同じ車種の情報があったとしても、自分の車と同じ数値になる保証はありません。必ず実車で数値を測り、自己責任で行うようにしましょう。

    また、インセットの変更に自信がない人は専門家を頼るのも1つの方法です。
    お近くの方は、当店にぜひご相談くださいね!

    足回りのカスタマイズは、少しのミスでも大きな事故につながる恐れがあります。走る、曲がる、止まるを繰り返し行い、負荷がかかる部分だからです。

    インセットを変更したいけれど知識に不安がある人は、無理に1人で行わずプロに相談することをオススメします。

    微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

    微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

    ホイールのインセットを調整したものの、「あと少しのすき間が気になる」といった場合もあると思います。そんなときは、「ホイールスペーサー」を利用して調整する方法もあります。

    ホイールスペーサー

    参考:ハブリング付きスペーサー/DIGICAM

    ホイールスペーサーとは、車体(ホイールを取り付ける部分)とホイールの間にはさむ円形の金属です。間にはさむことで、厚みの分だけホイールを外側に出せます。

    サイズ設定も豊富で、1mmから選択できます。外に出せるギリギリまでホイールのインセットを調整し、微調整をホイールスペーサーで行うことも可能です。

    10mm以上厚みのあるものは「ワイドトレッドスペーサー」といい、円形の金属にハブボルトが一体になっています。

    車体についているハブボルトに固定して使用するタイプで、ホイールスペーサーと見た目は異なりますが、同じ目的の部品です。

    間にはさむだけでインセットを調整できる手軽さは魅力ですが、ホイールスペーサーにはデメリットもあります。

    本来、車体とホイールの間には部品がはさまっていない状態です。そこにホイールスペーサーをはさみ込むと、ホイールナットを取り付けるハブボルトへのかみこみがどうしても浅くなってしまいます。

    その結果、走行を繰り返すとホイールナットに負荷がかかり、緩みやすくなる可能性もあります。装着時にあまりにもかみこみが浅い場合は、ハブボルトの交換が必須です。

    インセットを調整するときは、できるだけホイールサイズの変更で対応することをオススメします。

    ぴったり合うサイズのホイールがなかった場合や、どうしてもすき間をうめたい場合、補助的な使用を検討してみましょう。

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    インセット40と45では、主に見た目が変化します。5mmの差なら、乗り心地に大きな違いはないでしょう。

    インセット数値が小さくなる(0に近づく)ほどホイールが外側に出て、大きくなるほどホイールが内側に入り込みます。

    足回りのドレスアップでツライチを目指すのなら、インセットの数値を下げていくことになります。

    車種にもよりますが、フェンダーとホイールのすき間に余裕がほしい人はインセット45、攻めたカスタマイズをしたい人はインセット40を選択するといいかもしれません。

    インセットを変更するメリットとデメリットも理解して、許容範囲で足回りのドレスアップを楽しんでください。

    インセットの変更でホイールを交換するのなら、タイヤワールド館ベストがオススメです。さまざまなサイズのホイールを取り揃えており、デザインの種類も豊富です。あなたの好みに合ったホイールが見つかりますよ。

    オンラインからの注文も可能です。ぜひチェックしてみてくださいね。

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    フォグランプの効果と注意点:霧や悪天候での安全な運転をサポート

    皆さんおはこんばんにちわ!!仙台本店です!今回はフォグランプの役割や付けるときの注意点など解説していきたいと思います。

    フォグランプの基本的な役割と使い方

    フォグランプとは何か?

    フォグランプとは、名前にもある通り「霧」(フォグ)、
    つまり視界不良時のために使用するためのランプです!
    フォグランプは通常、一般的なヘッドライトよりも広範な範囲を照らすことができるように設計されており、低い位置に取り付けられています。これにより、地面近くの霧や雨の粒などを照らすことができ、運転者の視界を改善する役割を果たします。

    フォグランプの効果と注意点

    視界不良時にフォグランプを使用するメリットと注意事項

    視界不良時にフォグランプを使用するメリットは、対向車の接近確認が難しくなったような時に点灯することで、自分の存在をアピールすることができ、未然に衝突事故を防ぐことができることです。

    注意点としては、視界不良時以外にフォグランプを使用するということです。

    前述した通り、視界不良時にフォグランプを使用し、対向車に自分の存在をアピールすることが目的のため、視界良好時に使用すると対向車に迷惑になります。

    つまり、フォグランプが対向車の目くらましになり危険であるということです!

    フォグランプ装着義務の有無と法的要件

    フォグランプの装着義務や法規制について知ろう

    夜間のフォグランプの点灯は特に法律では義務付けられていません。

    逆にヘッドライトをつけないで、フォグランプやスモールライトのみを点灯した状態での走行は法律違反になります。

    また、フォグランプの色は白か黄色(淡黄色)に限定されています。フォグランプの発光色を示すケルビン数が高すぎると青色と判断されるため、ケルビン数にも注意が必要です。

    フォグランプの後付けのポイント

    自分の車にフォグランプを後から装着する際の注意事項

    注意事項としては、フォグランプの装着個数と取り付け位置です。

    装着個数は最大2個まで装着可能で、3個以上取り付けを行うと車検非対応になります。基本奇数での装着は不可になります。

    取り付け位置の注意点は3点あります。
    ① 左右対称に取り付け、ヘッドライトより下に取り付けます。

    ② 地上から250mm以上、最上部800mm以下の位置に取り付けます。

    ③ 車幅の最外側から、取り付けるランプ外側の縁が、400mm以内となるように取り付けます。

    フォグランプの標準装備車と非装備車の違いと対策

    車種ごとのフォグランプの標準装備状況と後付けの選択肢

    車や車のグレードによって装着がされているか・されていないかが決まります。最新の車にはフォグランプが採用されていない車が増えてきています。

    ヘッドライト技術が進歩し、照射範囲を状況に合わせ、自動で変化させる頭の良いヘッドライトが最近の車には多く採用されているためです。

    フォグランプは、悪天候時に必要な装備ではありますが、現在では車のファッションパーツとなりつつあります。

    元悪天候時に足を照らして視界を確保すると同時に、対向車に自分の存在を知らせるという本来の目的に沿って車に装着するのがベストです。

    ただ現在の流行のように、ファッションパーツとして装着するのも良いと思います。その際は、フォグランプが対向車の目くらましになり危険であるということを頭に入れておくことが重要です。

    いかがでしたでしょうか?フォグランプのことをもっと知りたい!・装着を検討されている方はぜひタイヤワールド館ベストにご来店下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております。

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    基礎知識 栗生店 カスタムその他

    パフォーマンス&スタイルの融合!補強パーツのメリット・デメリット

    車の補強パーツを取り付けることによりコーナリング性能がアワーアップしたりハンドリングが良くなったり様々なメリットがあります。一方でデメリットも・・この記事ではおすすめの補強パーツと役割、メリットデメリットを執筆しています。最後までご覧ください。

    車のボディ補強パーツとは?

    簡単ではありますが三つ紹介します!

    ストラットタワーバー

    ストラットタワーバーとは
    サスペンション上部のアッパーマウント部に取り付けるもの!
    車のねじれ剛性を高めて、シャープなハンドリングを実現させます!
    主にフロントに取り付けますが、リアへの取付も出来ますよ!

    スタビライザー

    スタビライザーとは
    元々純正で取付されているお車もあります!
    同じ車種でもグレードや年式で装着済と非装着の車もあります!
    ロール剛性を高めて、コーナリング時の安定性を向上させます!

    アンダーブレース

    アンダーブレースとは
    名前の通りアンダー、車の下部に取付します!
    ロアアーム支持部を連結して、ボディ剛性をアップ!
    コーナリング時のねじれを抑える役割です!
    ※注意!!
    地面との距離が近くなりますので最低地上高が変化します。

    何故必要か?

    そもそも何故取り付けるのか?

    乗り心地と耐久性を向上するために補強するケース

    乗り心地の観点では
    曲がるとき(コーナリング時)にフワフワするなー とかもっとしっかりキビキビ曲がりたいなー と思うときに取り付けます!
    あとは難しいですが・・・例えば固い車高調を装着した時に感じる違和感の解消
    足だけじゃなくて車全体でがっしり走りたい時。(私の見解ですが)

    ドレスアップとして行うケース

    車のボディ剛性とか気にしない!見た目が重要!という場合もあります!
    パーツメーカーによってパーツのカラーが違いますので
    ほかの人が見たときに「おぉー〇〇のメーカーのバーが付いていますね!」って言われて嬉しいです!

    ボディ補強パーツ取付後の効果

    エンジンルーム内写真
    乗り心地も見た目も変わって良いことだらけ!と思いきや・・・

    補強パーツ取付のメリット

    メリットは先ほど話した通り!乗り心地が良くなり見た目でのアピールもできる!

    補強パーツ取付のデメリット

    デメリットは・・・メリットよりも多くあると思います(´;ω;`)
    ①部品代の出費:もともとなくても走行できる車の設計なので家族が取付を許してくれるかな・・・

    ②乗り心地の違い:補強パーツが好きで運転する方はドライブが好きでキビキビした走りが好みかもしれませんが家族はどう感じるでしょうか
    「乗り心地が硬くなって気持ち悪い」って同乗者に言われるかもしれません。

    ③ボディ剛性の変化:先ほども言いましたが、そもそも車はそのままでも充分乗れるし
    メーカーの頭の良い偉い人が設計して作成している車なのでボディ全体の剛性が変化する場合があります。
    これは今回紹介したパーツ以外でもありえます・・・
    ある場所の一部だけ剛性を強くすると弱いところにチカラが寄ってしまうということです( ノД`)
    取付ねじが緩みやすくなったり・・・
    そうなるとあっちも剛性強化して、こっちも剛性強化して・・・と出費が増えますね。

    ④:事故の衝撃が強い:交通事故の際に人を守るためにわざと車を柔らかく設計している車メーカーさんもあります。
    極論ですが、それを故意に剛性アップすると・・・って事です。
    まだまだあると思いますが一例としてお考え下さい。

    デメリットも踏まえてカスタムを行うと、より納得のいく
    お買い物ができるかもしれませんね!

    ボディ補強パーツの導入コスト

    コストがかかる

    そうですね、コストもかかりますね!

    部品代金

    例えば、ストラットタワーバーであればフロント用一つで¥17,600ー税込みからの部品代金。

    作業代金

    取付は車種によっては自分で作業できない場合は整備工場さん等へ作業依頼しなくてはなりません。
    また定期的なナット・ボルトの増し締め点検も必要になってきます!

    まとめ

    デメリットの方が多いような・・・

    すみません、もっとメリットがあると思いますが、デメリットの方を多く書いてしまいました。

    でもデメリットをちゃんと知ってた方が良いと思います!!
    それを納得したうえで取付した方が家族や周りの方への迷惑はかからないかなと思います!
    ご興味があればぜひ近くのタイヤワールド館ベストにお問い合わせください。