最終更新日 2024年10月28日
「ガソリンスタンドのタイヤ交換ってどうなの?」
「タイヤは専門店で交換したいけど自宅近くにはガソリンスタンドしかない」
タイヤ専門店は店舗数が多くはないので、自宅から遠くに足を運ばないといけない場合もあるでしょう。一方ガソリンスタンドなら、全国どこにでもあるので気軽にタイヤ交換ができます。
しかし、ガソリンスタンドのタイヤ交換は本当にお得でしょうか。
結論、タイヤ交換は専門店に任せるのがおすすめです。専門店ならではの技術とサポートがあり、ガソリンスタンドでは得られない安心感と信頼があります。
この記事ではガソリンスタンドでタイヤ交換するときの値段や、メリット・デメリットを解説します。
タイヤは地面に接する大事な部品です。信頼できる店舗で交換し、家族全員が安心して車に乗れるように定期的なメンテナンスをしておきましょう。
- ガソリンスタンドのタイヤ交換の値段は1,500円〜2,500円
- ガソリンスタンドのタイヤ交換にかかる時間は約30分〜1時間
- ガソリンスタンドでタイヤ交換するメリット
- ガソリンスタンドでタイヤ交換するデメリット
- ガソリンスタンドでタイヤの持込交換してもらうときの注意点
- タイヤワールド館ベストなら全国約4,000店の提携店舗でタイヤ交換できる
- タイヤ交換は専門店に頼む方が安心
ガソリンスタンドのタイヤ交換の値段は1,500円〜2,500円
ガソリンスタンドでタイヤ交換する場合の値段相場は、1本あたり約1,500円〜2,500円です。他にも、カーディーラーやカー用品店で作業してもらえます。
具体的な値段の目安は、下記の通りです。
交換店舗 | 工賃(税込) |
---|---|
ガソリンスタンド (出光・エネオス) |
¥1,650〜¥2,750 |
カーディーラー | ¥2,200〜 |
カー用品店 | ¥2,200〜 |
タイヤ専門店 | ¥1,980〜 |
工賃だけですと、ガソリンスタンドが1番安いように見えます。
表の値段は、作業する店舗でタイヤ本体を購入した場合の工賃です。仮に、自分で購入したタイヤを作業店へ持ち込むと工賃が高くなります。ただ、タイヤ本体は、ネットなら5,000円前後安く買えるでしょう。
一例として、スタッドレスタイヤの「ブリザック VRX2 165/65R14」の値段を比較します。ガソリンスタンドは、販売しているタイヤの種類が店舗によって異なり値段もバラバラなため、カー用品店で比較しました。
「ブリザック VRX2 165/65R14」の販売店 | 「ブリザック VRX2 165/65R14」の値段 |
---|---|
カー用品店 | ¥18,020 |
タイヤワールド館ベスト | ¥8,580 |
※執筆時の金額です。最新の価格はリンク先よりご確認ください。
タイヤ本体の値段に大きな差があり、工賃と合計するとタイヤ専門店が1番安く作業できる可能性が高いでしょう。タイヤ専門店は、メーカーからまとめて大量に仕入れているため、お客様に低価格で提供できます。
工賃だけを見て「ガソリンスタンドが安い」と決めるのは早いです。必ず本体の値段も確かめて、工賃とタイヤの合計金額を比べてから安いかどうか判断しましょう。
ガソリンスタンドのタイヤ交換にかかる時間は約30分〜1時間
ガソリンスタンドのタイヤ交換にかかる時間は約30分〜1時間をみておくといいでしょう。ホイールの大きさによって作業スピードは変わるので、18インチ〜だと1時間以上かかる場合もあります。
ガソリンスタンドは、店舗スタッフの人数や忙しさによって作業時間は変わります。主な業務は給油であり、タイヤ交換ではないからです。
たとえば、店舗スタッフが2人おり、タイヤ交換中に給油の車両が2台きた場合は、作業を止められてしまう可能性があります。スタッフ全員が給油にまわる状況が続くと、作業時間は伸びていくでしょう。
一方タイヤ専門店なら、タイヤ交換中に他の作業に取り掛かることはありません。
ガソリンスタンドでタイヤ交換するメリット
ネットと比べると、ガソリンスタンドはタイヤ本体の値段が高い傾向にあります。しかし、利用する人によってはメリットに感じる面もあります。
● 待ち時間が少ない傾向にある
● 営業時間が長い
上記の3つは、ガソリンスタンドだからこそのメリットといえるでしょう。日常的に仕事が忙しくて時間をとれない方には、ガソリンスタンドのタイヤ交換がおすすめです。
店舗数が多い
ガソリンスタンドは全国に約27,000店あります。
タイヤ専門店が自宅から遠い方は、わざわざ足を運ぶメリットは少ないかもしれません。行き慣れているガソリンスタンドのほうが来店のハードルが低いので、タイヤ専門店より気軽に行きやすいのもメリットです。
店舗によってキャンペーンが違ったり工賃が違ったりするので、ガソリンスタンド同士を比較しお得なところを選びましょう。
待ち時間が少ない傾向にある
冬前後などシーズンによりますが、ガソリンスタンドの待ち時間は少ない傾向にあります。来店してすぐに作業に取り掛かってもらえることもあるでしょう。
スタッフが少ない店舗は燃料補給の人が来店すると、給油を優先するところがほとんどです。給油を優先されると、待ち時間が増えてしまいます。
タイヤ交換の予約時にお店が暇になる時間を聞いておけば、作業中の来店が少なくなるので待ち時間を減らせます。
営業時間が長い
ガソリンスタンドは24時間営業しているところもあり、仕事終わりの遅い時間でもタイヤ交換してもらえます。
24時間営業でも深夜にできることは給油だけです。タイヤ交換は○時までと決められているので、まずはガソリンスタンドに問い合わせしてみましょう。
タイヤ専門店は19時ごろに閉店するところが多いため、仕事が終わる時間が遅い方はガソリンスタンドのほうがタイヤ交換を頼みやすいといえます。
ガソリンスタンドでタイヤ交換するデメリット
メリットがある一方、デメリットもあります。ガソリンスタンドでタイヤ交換するデメリットは以下の通りです。
● タイヤ交換専門ではないスタッフに作業される
● 専門店より高くなる可能性がある
少しでも安心して乗りたい、車が好きでこだわりがある人は、ガソリンスタンドでのタイヤ交換はやめておいたほうがいいでしょう。
タイヤの品揃えが少ない
タイヤ専門店やカー用品店と比べるとガソリンスタンドはタイヤの種類が少なく、満足できるタイヤが選択できない場合があります。タイヤ交換を主な業務としていないため、在庫も多くは抱えていません。
A店ではブリヂストンを扱っているのにB店ではダンロップしか扱っていないなど、店舗によってばらつきがあります。かといって、ネットで購入したタイヤを持ち込むと、工賃は通常よりも高くなってしまいます。
他にもガソリンスタンドでは、価格が安い海外のアジアンタイヤも扱っていません。タイヤメーカーにこだわりがある方、なるべく安く済ませたい方にはガソリンスタンドでのタイヤ交換は不向きでしょう。
タイヤ交換専門ではないスタッフに作業される
ガソリンスタンドの主な作業は給油なので、タイヤ交換の知識はタイヤ専門店のスタッフより劣ります。
もちろん全員知識がないわけではありません。ただ、高校生のアルバイトや自宅から近いという理由で働いている方もいます。
走行中にタイヤが外れるケースも考えられるので、安心して車に乗りたい、プロに作業してほしい方はタイヤ専門店に依頼しましょう。
専門店より高くなる可能性がある
ガソリンスタンドの工賃は高いわけではありません。しかし、タイヤ本体の値段が高いため、タイヤ専門店より合計金額が高くなりやすいです。
専門店で購入するより5,000円以上も高い場合もあり、4本で計算すると10,000円以上の差が出るときもあります。自宅から近いといっても、1万円以上の差が出るならタイヤ専門店に足を運んだほうがお得な場合が多いでしょう。
ガソリンスタンドで販売されるタイヤは値段が高いため、工賃が安くても合計金額でみると高くつく傾向にあります。
ガソリンスタンドでタイヤの持込交換してもらうときの注意点
「タイヤ本体の値段が高いのならネットで購入して持込交換すればいいのでは?」と思われた方も多いでしょう。しかし、ガソリンスタンドへのタイヤの持込交換はおすすめしません。
ガソリンスタンドでタイヤの持込交換するときの注意点は以下の通りです。
● タイヤ・ホイールのサイズを確認する必要がある
● タイヤを車に積んで持ち込む必要がある
工賃が高くなるので、手間がかかった割には「結局安く交換できたのかわからない」ということにもなりかねません。タイヤの持込交換を検討中の方は、デメリットを理解する必要があります。
工賃が割高になる
ガソリンスタンドに限った話ではありませんが、タイヤの持込交換は工賃が割高です。自店舗で販売していないタイヤにトラブルがあった場合は責任が取れませんし、店舗側がリスクを負うことになります。
たとえばエネオスは、サイズにかかわらず1本2,750円で交換してもらえます。しかし、タイヤを持ち込むと15インチで4,400円、18インチだと5,500円です。
工賃の上がり幅は店舗によって異なり、基本的にタイヤを持ち込むと高額になります。タイヤ本体が安く手に入っても、工賃が高いと意味がありません。
タイヤ・ホイールのサイズを確認する必要がある
ネットでタイヤを購入するなら、タイヤ・ホイールのサイズを確かめないといけません。とくに中古車は、メーカーの純正から社外品のタイヤ・ホイールに変わっている場合があるので注意しましょう。
タイヤサイズは側面に書いてあるのですぐにわかりますが「車種専用のタイヤ」はないので自分の目で確かめる必要があります。
サイズは写真のように「205/55/R16」と表記されており、順に「タイヤ幅・タイヤの厚さ・適合ホイールのインチ数」となっています。
ネットで購入する際は、必ず自分の車のタイヤ・ホイールのサイズを確認しましょう。
タイヤを車に積んで持ち込む必要がある
交換してもらう店舗にタイヤを持ち込むなら、もちろん車に積み込まないといけません。
タイヤのゴムの匂いは車内ですぐに充満し、気分が悪くなる方もいるくらいです。窓を開けて換気していても、信号待ちになるとまたすぐに匂ってきます。
コンパクトカーや軽自動車だと、積載するのが困難なときもあります。たとえば、車内が狭いのに子どもを連れて行かないといけない場合などは、タイヤを持ち込むことができないでしょう。
タイヤワールド館ベストなら全国約4,000店の提携店舗でタイヤ交換できる
タイヤワールド館ベストなら全国に約4,000店の提携店舗があり、持込交換のメリットだけを受けてお得にタイヤ交換することができます。
● 取付店に直送できるのでタイヤを積まなくていい
自宅近くにタイヤ専門店がない方でも、タイヤワールド館ベストの提携店舗ならあるかもしれません。工賃は1本あたり1,980円〜なので、タイヤ交換にかかるトータル金額を抑えられます。
全国に約4,000店の提携店舗がある
当社は宮城県・岩手県・北海道に合計11店舗の直営店と、全国で提携している整備工場が約4,000店あります。主に車の販売や整備をしている店舗ばかりで、専門的な知識のあるスタッフが作業いたします。
提携店舗によって対応できるタイヤのサイズは違い、一般的な17・18インチまでは大多数の店舗で交換可能です。
提携店舗がある地域は全国46都道府県ですので、最寄りの店舗を選んでいただけます。
取り付け店に直送できるのでタイヤを積まなくていい
当社で購入したタイヤは取付店に直送いたします。タイヤ・ホイールをセットで購入される場合、車種別の検索ができるため適合サイズを調べる必要がありません。
また、実際にタイヤを交換するのは当社の提携店舗なので、工賃は1,980円〜と比較的お安い金額で提供しております。
「車に積み込めるか不安」といった方にはぴったりのサービスです。手続きはすべてオンラインで完結し、あとはタイヤを交換しに行くだけなので時間がない方にもおすすめです。
タイヤ交換は専門店に頼む方が安心
タイヤは車と地面が接する唯一の部品です。車の快適性や燃費、安全に直結するので定期的に交換しましょう。できればタイヤは値段で決めずに、性能を重視することをおすすめします。
タイヤ交換はガソリンスタンドではなく、専門店に任せるとタイヤ代、工賃のトータルでお得に交換できます。技術もあり、タイヤに関するプロのスタッフが作業してくれるので確実なタイヤ交換ができるでしょう。
タイヤワールド館ベストなら、自分でタイヤを持ち込む必要がないため、めんどうな手間を省けます。実店舗でありがちな店員の勧誘も受けないため、ご自分の意思で気に入るタイヤを満足いくまで選択できます。
まずは、最寄りのタイヤワールド館ベストの提携店舗を検索してみてください。
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