最終更新日 2024年11月30日
今年スタッドレスタイヤを購入予定のみなさん、どこで、いつ買うかはもう決まりましたか?店舗で相談しながら?安さを求めてネットショップ?
冬道の必須アイテムでもある、スタッドレスタイヤ。
買い替えは必要だけれど、出来れば安く済ませたいという方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな方に向けてお得にスタッドレスタイヤの交換と購入ができる時期についてご紹介します!
- スタッドレスのタイヤ購入・交換が1番安い時期は?
- ┗スタッドレスタイヤが安いのは9月・10月
- ┗各メーカーの値上げ前に購入する
- ┗購入時は製造年の確認を忘れずに
- スタッドレスタイヤはどこで買うべき?
- ┗タイヤショップで購入する場合
- ┗オンラインショップで購入する場合
- ┗中古で購入する場合
- スタッドレスを安く買う方法とは
- ┗早期販売を狙う
- ┗在庫一掃セールを狙う
- ┗新春初売りを狙う
- ┗ホイールセットで購入する
- スタッドレスタイヤ購入・交換を早めに行うメリット・デメリット
- スタッドレスタイヤの購入からタイヤ交換までにかかる費用
- スタッドレスの購入と交換に関する疑問
- ┗スタッドレスタイヤを早く装着しすぎると溝が早く減るって本当?
- ┗12月まで待つとタイヤが値下がりしますか?
- ┗購入・持ち込みどちらもタイヤ交換の予約はできますか?
- 新品購入時のみ加入できるサービスも確認しよう
- まとめ:スタッドレスの購入は9・10月がおすすめ
スタッドレスのタイヤ購入・交換が1番安い時期は?
春にタイヤ交換をして、スタッドレスタイヤの買い替えをお勧めされた方も多くいらっしゃるにではないでしょうか。物価高の情勢もあり、なるべく安く商品を手に入れたい、少しでもお得に手に入れたいと考えられる方も多いはずです。実は、タイヤも時期によってお得に手に入れられる時があるんです。
今回は、冬に備えて、スタッドレスタイヤの購入と交換が安くなる時期についてお伝えいたします。ポイントは以下の3つです。
- スタッドレスタイヤが安いのは9月・10月
- 各メーカーの値上げ前に購入する
- 購入時は製造年の確認を忘れずに
1.スタッドレスタイヤが安いのは9月・10月
通常、スタッドレスタイヤを安く購入・交換できる時期は冬に入る前の、9月と10月です。
この時期はスタッドレスタイヤの早期割引キャンペーンやセールを企画するタイヤ販売店が多い傾向があります。
そのため、9月や10月は相場よりも安くタイヤを買える可能性の高い時期になります。
また、年明けの初売り期間など様々なキャンペーンを用いてお得感のある販売をしていることも多いです。
タイヤワールド館ベストでもお得なキャンペーンを開催中です!是非、ご来店ください。
2.各メーカーの値上げ前に購入する
もう一つタイヤを安く買う方法としてご紹介したいのは、タイヤの値上げ前に購入することです。昨今の値上げラッシュの波は、タイヤにも及んでいます。
実際に今期スタッドレスタイヤはスタッドレスの値上げが発表され、すでに値上げを行っているメーカーもあります。
購入する予定がある方は、値上げ情報を忘れずにチェックしてみてくださいね。
3.購入時は製造年の確認を忘れずに
この時期のスタッドレスタイヤは製造年数をきちんと理解してから購入することをおすすめします。実際にできる限り製造年が新しい方がいいと言う方も多い傾向です。
実際は、製造から一年経過が経過しようとしているタイヤは機能上新品のタイヤと大きく差があったり、劣化しているということはありません。
したがって、お得に早めにスタッドレスタイヤを準備しておきたい方はこの時期を狙ってみてはいかがでしょうか。
スタッドレスタイヤはどこで買うべき?
そもそもスタッドレスタイヤは一年中買えるものなのでしょうか。次に「どこ」で買うかを基準にして、買うべきタイミングを見ていきましょう。
- タイヤショップで購入する場合
- オンラインショップで購入する場合
- 中古で購入する場合
1.タイヤショップで購入する場合
一般的にスタッドレスタイヤがタイヤショップで大々的に販売され始める時期は10月中旬頃です。
10月なんてまだ早いなぁと思われるかもしれませんが、この時期はタイヤの在庫も豊富で、前型モデルがお買い得価格になっていることも!
また、お店には比較的余裕があるので、スタッフにしっかり相談しながら愛車にピッタリのタイヤを選ぶことができます。
2.オンラインショップで購入する場合
オンラインショップの場合、一年中スタッドレスタイヤを購入することができます。しかし、秋~冬の需要に向けて在庫を揃えたり、ホームページを作新したりするので、
それ以外の時期は商品が少なかったり、欠品サイズがある可能性があります。
したがって買い時はやはり店舗同様10月頃になります。
スタッドレスタイヤは慣らし運転が必要なので、降雪予報が出る1ヶ月前くらいに購入するのがおすすめです。
(一般的に夏タイヤは、外気温7度前以下では本来の性能を発揮できなくなると言われています。)
2021年は東北地方は11月中旬、東京でも11月下旬には最低気温が7℃を下回っていました。
そのため、10月頃は気象状況からみても、バッチリな購入タイミングとなります。
ネットで取付店まで予約する場合
ネットでタイヤを安く買い、取付店予約まで行う商品の場合、繁忙期にかかってしまうと取付店が既にいっぱいで予約がとれないという可能性も。
遠くの取付店や、希望日以外の日時になってしまわないように、予約調整の工程を考慮し、さらに1~2週間早めに購入することをおすすめします。
3.中古で購入する場合
新品のスタッドレスではなく中古タイヤを狙う場合は、おすすめの購入時期は夏場(6〜9月)と12月末です。
なぜなら、夏場は早期割引がされている場合が多く、12月末は年を越してしまう年数が1年古くなってしまうからです。お店としては、その前に販売したいと特典や割引をつける場合が多いはず。
また、中古のスタッドレスタイヤを購入する場合、タイヤの状態をよく確認しましょう。チェックの際のポイントは、製造年や溝の深さ、摩耗やパンクなどです。
店舗型の販売店ではお店のスタッフに確認することができますが、インターネットのオークションサイトやフリマアプリでは確認が難しい場合もありますので、しっかり信頼できる出品者から購入するようにしてください。
中古タイヤについては以下の記事も参考にしてみてください。
スタッドレスを安く買う方法とは
さて、大体どこで購入するかの検討をつけたら、次はいつ買うか=フェアやセールの時期を見ていきましょう!
- 早期販売を狙う
- 在庫一掃セールを狙う
- 新春初売りを狙う
- ホイールセットで購入する
在庫一掃セールを狙う
早期販売を狙う
タイヤ販売店の本音としては、どうしても物理的な問題で、繁忙期に交換できる台数には限りがあるので、なるべく早い時期から交換してもらいたい
‥という思いがあります。
そこで多くの販売店では、9~10月頃にスタッドレス早期販売会と称して、お買い得価格のタイヤや、洗車や交換サービスがついたスタッドレスが販売されます!
「早く装着するとすり減ってしまうんじゃないの‥?」と心配されるかもしれませんが、
スタッドレスの溝の減りは3000kmで約1mmと言われています。
ざっくり計算となりますが、一般的に年間走行距離は約8000kmくらいなので、ひと月で650kmくらい。
1ヶ月で約0.2mm減る計算となるので、10月中旬~4月中旬の6ヶ月間履くとすると1シーズン約1.2mm。4年で約4.8mm。
(スタッドレスの溝の深さは新品で約10mmで、半分の5mmの深さになると寿命です)
このように考えると溝の減りについては、4年間は大丈夫という計算になります。
*あくまで例です。個人差があります。
=1シーズン約1.2mmすり減る
=4年で約4.8mmすり減る
スタッドレスは残溝5mmで寿命=4年履ける!
スタッドレスは溝のすり減りだけでなく、ゴムの硬化によっても寿命がありますので、通常3~4年が交換目安となります。
したがって、少し早く装着したからといって、使用期間が大幅に短くなる、ということはありません!
スタッドレスシーズンが終了する1~2月も特価で購入するチャンスです。
3、4月のサマータイヤへの商品入れ替えの前に、店舗はなるべく在庫を減らしたいと考えます。
1シーズン過ぎてしまっているので、ゴムの硬化が始まってるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
雨風のあたる環境に野ざらしで保管、などということはないので(大抵は倉庫や店舗内に適正な温度・湿度でしっかり保管)
適正期間しっかりとスタッドレス性能を発揮してくれます。
スタッドレスのゴム硬化について
ゴムの硬化は、装着後の使用状況、オフシーズン時の保管状況等により様々です。
ゴムの硬さを測定する「硬度計」は、タイヤを取り扱っているお店では大抵持っています。
そろそろ交換かな?と思ったらお店でゴムの硬さを測定してもらいましょう。
ゴム硬度 | 対応 |
---|---|
60以上 | 必ず交換を |
55~60 | 交換を検討 |
45以下 | 大半の新品タイヤの数字 |
新春初売りを狙う
お正月の初売り期間は、数量限定で大特価商品があったり、大規模な割引や豪華景品プレゼント等、各店気合が入った企画が催されている期間です。
ドライブレコーダーやバッテリーなどの周辺機器もお買い得になっている場合もあり、タイヤだけでなく、それらも合わせてチューニングしたいとお考えの方は、この時期を狙うのがおすすめです。
4.ホイールセットでお得にゲットする
タイヤ単品ではなく、ホイールとセットで購入するという選択肢もあります。
純正の冬タイヤが18インチの場合、16インチにインチダウンしてホイールセットを購入したほうが安くなる、という例もあります。
飽きてきたホイールを一新でき、タイヤも新品で満足度の高い方法だと思います。
愛車のインチダウンサイズについては、車のメーカーページの各グレードのタイヤサイズを調べる方法や、タイヤショップ・ガソリンスタンド等で調べてもらうこともできます。
参考まで、ヴォクシーでウィンターマックス03の場合をシュミレーションしてみました。
18インチでタイヤのみ交換した場合
項目 | 内容 |
---|---|
タイヤサイズ | 18インチ(215/45R18) |
タイヤの金額 | 1本約38,700円 |
タイヤ4本の金額 | 約154,800円 |
タイヤ組込み工賃1台分 | 9,900円 |
合計金額 | 約145,000円 |
16インチにインチダウンしてホイールセット購入の場合
項目 | 内容 |
---|---|
タイヤサイズ | 16インチ(205/60R16 XL) |
タイヤ&ホイールセットの金額 | 約135,000円~ |
タイヤ脱着工賃1台分 | 約2,160円~(当店購入の場合は無料) |
合計金額 | 約137,160円 |
*金額は弊社の記事執筆時の価格を参照。正確な価格は公式サイトでご覧ください。
タイヤ単品の場合、「組込み」という、古いタイヤをはがし、新しいタイヤに使用していたホイールを取り付ける作業がホイールセットを買う場合と違い発生します。
余計な出費は嫌だなぁ‥という方には、このあたりも立派な判断材料になるかと思います。
一年を通して長い期間装着するサマータイヤの方でインチアップやドレスアップをして、スタッドレスはその分抑えて‥というお客様は多い印象です。
スタッドレスタイヤ購入・交換を早めに行うメリット・デメリット
スタッドレスタイヤ購入・交換を早めに行うメリット・デメリットをここで整理しておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
・いざという時に焦らずに済む ・交換作業の待ち時間が短くなる ・「タイヤの在庫がない!」という生産待ちを回避できる ・ならし走行ができ、氷上・雪上でのスタッドレスタイヤの効きがより実感できる |
・タイヤの消耗が早くなる ・燃費が悪くなる |
メリット
「タイヤってどのタイミングで交換したらいいの?」「10月に安くなるって聞いたけれど、その時期じゃ早すぎない?」など、不安に思う方も多いのではないでしょうか。実は、タイヤの早期交換には多くのメリットがあるんです。
● 交換作業の待ち時間が短くなる
● 「タイヤの在庫がない!」という生産待ちを回避できる
● ならし走行ができ、氷上・雪上でのスタッドレスタイヤの効きがより実感できる
いざという時に焦らずに済む
豪雪地帯の方なら経験したことがあるであろう突然の降雪や凍結に慌てなくていいということです。仕事に行こうと思って道路を見たら凍っていた、そんな経験、一度はしたことがあると思います。その時に焦らなくていいというのも、早期交換・購入のメリットになります。
交換作業の待ち時間が短くなる
混雑時期がずれるため、待ち時間が少なくて済みます。希望通りの日程でタイヤ交換ができるので、スケジュールも立てやすくなります。
「タイヤの在庫がない!」という入荷待ちを回避できる
スタッドレスタイヤの在庫が豊富にあるというのも、早期購入のメリットになります。混雑時期に、いざ買い替えようと思っても、思いの外在庫がなくタイヤの入荷を待つ…なんてこともあり得ます。
しかし、早期購入をすることによって、降雪に焦ることなくのんびりとタイヤの入荷を待ったり、店舗に置いてある在庫を即購入することもできます。
ならし走行ができ、氷上・雪上でのスタッドレスタイヤの効きがより実感できる
最も大きなメリットとして挙げたいのは、早期交換によって新品スタッドレスタイヤの慣らし走行ができるという点です。タイヤは装着してすぐ性能を発揮するようできていますが、慣らし走行を行うことにより、新品タイヤ特有の表皮が剥がれ、スタッドレスタイヤ本来の性能を発揮させることができます。
そのため、より安心・安全に冬道を走行することができます。意外かもしれないですが、早期交換・早期購入には多くのメリットがあるのです。
デメリット
当然ですが早期交換によるデメリットも存在します。デメリットは以下のとおりです。
● 燃費が悪くなる
メリットとデメリットを理解した上で、早期交換を検討くださいね。
タイヤの消耗が早くなる
早めにスタッドレスを装着すると、タイヤの消耗が早くなる場合があります。
あまりに気温が高い日が続いている中でスタッドレスタイヤに履き替えてしまうと、スタッドレスタイヤが熱に弱いこともありゴムが溶けやすくなったり、走り方によっては著しく減ってしまう可能性があります。
燃費が悪くなる
スタッドレスタイヤは雪道や凍結路でのグリップ力を向上させるために夏タイヤよりも柔らかく作られています。そのため、接地面積も夏タイヤと比べて大きくなる傾向があります
スタッドレスタイヤの購入から取付までにかかる費用の内訳
タイヤのサイズや種類によって費用は変わります。購入から取り付けにかかるまでの費用は以下の通りです。
作業内容 | 料金 |
---|---|
タイヤホイール入れ替え(又は組み込み)+バランス調整 | 1本 2,200円~ |
ゴムエアバルブの交換代 | 1本 330円~ |
スタッドレスの購入と交換に関する疑問
ここではスタッドレス購入に関するよくある疑問についてお答えします。
- スタッドレスタイヤを早く装着しすぎると溝が早く減るって本当?
- 12月まで待つとタイヤが値下がりしますか?
- 購入・持ち込みどちらもタイヤ交換の予約はできますか?
1.スタッドレスタイヤを早く装着しすぎると溝が早く減るって本当?
運転の仕方や装着時期にもよりますが、極端に減るということはありません。
溝の減りは3000kmで約1mmが減ると言われています。一般的な年間走行距離が8000kmとされているため、11月から4月まで履いたと仮定した場合、約1.2mm~1.3mm減る計算になります。例え早期に交換したとしても、タイヤの減りが大きく変わるということはありませんので、ご安心ください。
2.12月まで待つとタイヤが値下がりしますか?
12月にタイヤの値段が下がるということはありません。12月はスタッドレスタイヤの需要が高まる時期のため、値下がりの可能性は低いです。
スタッドレスタイヤは11月〜1月が需要が高まる時期と言われています。冬前か、新年明けの初売りが狙い目です。
3.購入・持ち込みどちらもタイヤ交換の予約はできますか?
タイヤワールド館ベストでは新品商品ご購入時のみご予約を受け付けております。
持ち込みでのタイヤ交換の場合は、ご予約はお受けできませんので、お手数ですがご来店いただき直接受付をお願いいたします。
新品購入時のみ加入できるサービスの確認しよう
新品タイヤをどこで購入するかの最後の検討項目は、購入の際にしか加入できないサービス等を比較検討するということです。
● パンク保証
● ホイールコーティング
窒素ガス充填
例えば、弊社では出荷時に窒素ガスを充填するサービスがあります。
窒素ガスは空気が抜けにくく、酸化しにくいので、タイヤのゴム劣化・ホイールの腐食を軽減することができます。
また、発火もしにくいので、万が一の事故でも被害を最小限にするとこが期待できます。
窒素ガス充填1台分¥2,000円
パンク保証
「タイヤパンク保証」も新品購入時のみ加入できるサービスです。
こちらは保証期間2年の間に釘踏み、いたずら、縁石乗り上げ等によるタイヤパンク損害が発生した場合、1本のパンクでも4本とも新品のものと交換するというサービスです。
タイヤパンク保証¥4,000円~
ホイールコーティング
日々のお手入れが楽になるホイールコーティングを出荷時に施工するサービスもあります。
タイヤ&ホイールセット購入時¥6,480~
このように、各店舗によって新品購入時に追加できるサービスも異なるので、こちらも考慮すると満足度が高いお買い物になると思います。
スタッドレスの購入は9・10月がおすすめ
以上、スタッドレスタイヤを購入する場所・時期についてご紹介しました!
私のおすすめは、ずばり「早期販売」です!買うと決めたらしっかり話を聞いて、選択肢の多い中購入したい派です。
でも「新春初売り」の、あの独特なお祭り気分で色々サービスしてもらいながらのの買い物も、購入欲を満たしてくれて魅力的ですよね。
みなさんのタイヤ購入の参考になれば幸いです。
2022年6月からベストライターチームとして本格始動!
タイヤやホイール等車に関するあらゆる悩みを解消できたり、
購入する時のポイントなど
足回りを取り扱うプロとして執筆していきます!
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