皆さん、こんにちは!
タイヤワールド館BEST栗生店、片柳です!
今回は、ヨコハマタイヤで多くの人気を集めている、アドバンシリーズについて紹介していきます!
ヨコハマタイヤの強みはなんといってもウェット性能”グレードa”のサイズ保有数、業界No.1(2023年12月時点)といったところです。雨でもよりちゃんと止まれるを掲げています。
ヨコハマタイヤのアドバンシリーズを徹底解説していきますので最後までご覧ください!
- アドバンシリーズについて
- アドバンの歴史
- アドバンシリーズの種類・性能
- ┗NEW アドバン dB V553(前型モデルはV552)
- ┗NEW アドバン Sport EV
- ┗アドバン Sport V107(前型モデルはV105)
- ┗アドバン Sport V105 Z・P・S
- ┗アドバン APEX V601
- ┗アドバン FLEVA V701
- ┗アドバン NEOVA AD009
- ┗アドバン A052
- アドバン dB V553を実際に乗ってみた感想
- アドバンdBって減りやすいってほんと?
- まとめ
アドバンシリーズについて
アドバンはヨコハマタイヤの乗用車向けにおけるハイブランドタイヤになります。開発当時は、モータースポーツ用として開発されていましたが、現在では幅広く乗用車用のブランドになっています。
初代モデルは「ADVAN HF」として登場しました。当時のアドバンはモータースポーツやスポーツカー向けのタイヤでした。
1982年にアドバンを装着したマシンが国内最高峰のレースであった全日本F2選手権で初優勝し、ヨコハマの高い技術力を示しました。現在では乗用車向けブランドになっておりますが、同社のタイヤブランドの中で依然プレミアムクラスの位置づけで人気を誇ります。
アドバンのコンセプトは「走りを楽しむこと」です。その為、走行性能も重視していますが、静粛性や快適性も非常に重視されています。
アドバンシリーズには多くの車種に対応しており種類も豊富です。
アドバンの歴史
1957年、横浜ゴムは二輪レースである浅間火山レースにタイヤを供給し、以来60年にわたりモータースポーツに関わってきました。1970年代までは国内が中心でしたが、1980年以降では欧州や米国などに活躍の場を広げ、今日では世界各地のモータースポーツに競技用タイヤを供給しています。
カテゴリーもフォーミュラー、GT、ツーリングカー、ラリー、ダートトライアル、カートなどと多様化し、世界有数の競技用タイヤメーカーの一社にとなっています。
また、全日本スーパーフォーミュラ選手権に、2023年以降も複数年にわたりADVANレーシングタイヤを供給しています。2023年以降はサステナブル素材を活用したレーシングタイヤを供給しています。
アドバンシリーズの一覧と特徴
アドバンシリーズは以下のとおりです。
- 【NEW】アドバン dB V553
- 【NEW】アドバン Sport EV
- アドバン Sport V107
- アドバン Sport V105 Z・P・S
- アドバン APEX V601
- アドバン FLEVA V701
- アドバン NEOVA AD009
- アドバン A052
1.【NEW】アドバン dB V553(前型モデルはV552)
アドバン dB V553は、V552の後継型です。
アドバンデシベルの為に専用設計されたコンパウンドにより、「低燃費性能・ウェット性能・耐摩耗性能」があり、ベルト部にサイレンカバーをし、キャップコンパウンドのベースとなるゴムの厚みサイズ毎に最適化、幅の広いベルトを使用することで静粛性に特化しています。
また、サイド部を補強するベルトも使用している為重量級プレミアムカーやSUVにおいても確かな操縦安定性や乗り心地があります。また、ウェット性能もピカイチです。
2.【NEW】アドバン Sport EV
アドバン Sport EVは、タイヤの内側にサイレントフォームというスポンジが貼られており、道路のつなぎ目などで発生する空洞共鳴音を低減してくれます。
トレッド面には極太3+1の縦溝がある為、排水性能が高くウィット性能が高いです。また、EV車に対応しているため、バッテリー搭載による高荷重やモーターによる高トルク出力に対応可能です。
※パンク修理は推奨できません。パンクした際は新品交換お願いします。
3.アドバン Sport V107(前型モデルはV105)
アドバン Sport V107は、V105の後継型です。接地面積を拡大することによって高いグリップ性能を発揮、接地圧力を均等にするためのモデルを使用し高速安定性が向上しています。
IN・OUT非対称パターンを使用している為高速域をサポートし、IN側では高いウェット性能、OUT側では高いドライ性能を獲得しています。
4.アドバン Sport V105 Z・P・S
アドバン Sport V105 Z・P・Sは、「ADVAN Sport V105」の特徴である超高速域での運動性能、ウェット性能、静粛性、快適性を高次元でバランスの取れたランフラットモデルになっております。
耐久性が軽量化されております。
5.アドバン APEX V601
アドバン APEX V601は、4本のストレートグルーブが排水性を高め、外側の幅広いリブが高いドライ性能を発揮します。
IN側の溝面積を広くしウェット性能を高め、OUT側の接地面積を広くしドライ性能を高めています。また、OUT側の細いストレートリブが排水性能と共にリブに発生した熱の放出に寄与しています。
6.アドバン FLEVA V701
アドバン FLEVA V701は、操作感と静粛性を兼ね揃えた、スポーティーなタイヤになっています。ウェット時のドライビング・パフォーマンスの向上、また高速域での操縦安定性があります。
ショルダー部とセンター部でブロック数を分けたパターンデザインを採用しています。センター部に大きなブロックを配置することによりハンドル操作に対するレスポンスが向上、ショルダー部は溝を多く配置することで排水性能を向上させると共に、ノイズ発生の抑制に貢献しています。
7.アドバン NEOVA AD009
アドバン NEOVA AD009は、ネオバらしさを追求したストリート最強※のスポーツタイヤです。※横浜ゴムのタイヤ製品でおける位置づけです。
方向性から非対称パターンに変更した、ネクストネオバパターンになっています。IN側では太い縦溝を配置することによって排水性を確保でき、横溝でさらなる排水性を確保できてます。OUT側では、縦溝を細くIN側に寄せることで接地面積を広げ、連続するリブによるトレッド剛性の確保が出来ます。
8.アドバン A052
アドバン A052は、突出した走行性能だけでなく、転がり性能の抑制や走行時に発生する車外通過音の国際基準の基準値をクリアした次世代ストリートスポーツラジアルタイヤになっています。
太い主溝をIN側によせ、OUT側に細い縦溝を置くことによりOUT側の接地面積を拡大しています。
※ドライグリップ優先設計となっており、降雨時の使用はスピードを落とし安全走行に心掛けて下さい。
アドバン dB V553を実際に乗ってみた感想
2024年7月23日、ヨコハマタイヤさんが開催したNEWモデルの「ADVAN dB V553」の試乗会に参加し実際に体感してきました。
まず一番に驚いたことは、圧倒的な静粛性です。試乗した車も物凄く静かでさらに「ADVAN dB V553」を履くことで、車内がかなり静かでした。
また、後部座席に乗ってみても物凄く静かで長距離の移動でもつかれないのかなと感じました。
運転してる時の感想でもう一つあるのが、ハンドルの反応が良く、スムーズに曲がれふらつきも少なかった点です。
50%摩耗時でも新品とほぼ同じくらい静粛性があり、操縦安定性もあったと感じます。
他社メーカーのプレミアムコンフォートタイヤと違うところでいうと、転がり性能が良い所です。やはり、他社メーカーのタイヤはタイヤ自体が若干重かったりするため転がり抵抗が大きかったりしますが、「ADVAN dB V553」は転がり性能が良いため燃費が落ちたりはしません。
アドバンdBって減りやすいの?
ADVAN dB V553は、新品時から静粛性に優れ、転がり性能が高いため燃費にも優しく、ウェット性能も高く、上質な乗り心地です。
その理由は、ゴム自体がとても柔らかくなっているからです。
ゴムが柔らかいが故にやはり摩耗が少し早いな、とは感じます。
ADVAN dB V553は、気持ち減りやすい部分を除けば、静粛性・乗り心地・転がり性能・ウェット性能が抜群に優れているタイヤになっています。
まとめ
今回はヨコハマタイヤのADVANシリーズについて解説していきました。
ADVANシリーズの中でも多くの種類があり、スポーツカー向けや、コンフォート向けなど、それぞれ違う役割があります。
お客様が運転する際にどのような性能を重視したいかでタイヤの種類も変わってきます。気になる商品、どのように乗りたいなど、お気軽にご相談ください。
栗生店スタッフ一同来店をお待ちしております。最後までご覧いただきありがとうございました。
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