ホイールの保管について、以下のようなお悩みを持っていませんか?
● ホイール保管する際のおすすめアイテムは?
● ホイールの保管サービスってどうなの?
ホイールは適切に保管しなければ劣化を早める恐れがあるため、保管前の準備や保管場所が大切です。
本記事では、ホイールの正しい保管方法や保管時の注意点、ホイールの保管サービスを利用するメリットを紹介します。ホイールの保管に悩む方は、ぜひ参考にしてください。
- ホイールは保管方法によって寿命が変わる
- ホイールのみで保管する際の注意点
- ┗保管前に洗浄する
- ┗洗浄後は完全に乾燥させる
- ┗平積みで保管する
- タイヤ付きホイールの保管方法
- ホイールの保管が楽になる便利グッズ
- 保管場所がない方はホイール保管サービスの利用がおすすめ
- ホイールの保管サービスを利用するメリット
- ホイールの保管に関するよくある質問
- ┗ホイールはベランダで保管しても大丈夫?
- ┗やってはいけないホイールの保管方法は?
- ┗ホイールナットの保管方法は?
- ホイールは正しい方法で保管し大切に使おう
ホイールは保管方法によって寿命が変わる
ホイールは保管方法により寿命が変わります。たとえば、以下の方法で保管すると、長く丈夫に使用できます。
● 直射日光を避ける
● 保管前に洗浄する
またホイールを車に装着している場合でも、長時間同じ場所に駐車すると同じ場所に圧力がかかりホイールにとっても負担です。
そのため、時折駐車位置をずらし、ホイールへの圧力を分散することが推奨されています。
ホイールの寿命は正しい保管方法については、以下の記事でも紹介しているので参考にしてください。
ホイールのみで保管する際の注意点
ホイールのみで保管する際は、以下の点に注意しましょう。
● 洗浄後は完全に乾燥させる
● 平積みで保管する
それぞれ具体的なポイントを確認しましょう。
保管前に洗浄する
ホイールの汚れは放置すると落ちにくくなるため、保管前は必ず洗浄することが大切です。
洗浄は、以下の手順で行います。
- 水洗いで大きな汚れを落とす
- クリーナーで頑固な汚れを浮かせる
- スポンジやブラシで隙間の汚れを落とす
- たっぷりの水で洗剤を洗い流す
- 洗浄後は水気を拭き取る
汚れが少ないうちに洗浄できれば汚れがこびりつかないため、強く擦って傷ができるリスクも軽減できます。
洗浄後は完全に乾燥させる
ホイールを洗浄したら、水気を拭き取るのはもちろん、完全に乾燥させましょう。乾燥させないで保管すると、ホイールの錆や腐食などのリスクにつながります。
ホイールを洗浄したら水気を布で拭き取った後に、30分〜1時間ほど自然乾燥させてください。乾燥後にコーティング剤を吹きかければ、熱や紫外線による劣化や、変色などを予防できます。
できるだけキレイな状態で保管したい場合、洗浄後にコーティングも合わせて行いましょう。
平積みで保管する
ホイールを保管する際は、横向きの平積みがおすすめです。縦置きで保管すると、下部分に長時間圧力が加わり変形する恐れがあります。
平積みで安定しない場合、ホイールとホイールの間に段ボールを挟み、安定させることも可能です。
外で保管する場合、地面に直に置くと汚れたりコンクリートとの摩擦で傷ついたりするかもしれません。保管場所に困るなら、ホイール保管用のラックを活用するのもおすすめです。
タイヤ付きホイールの保管方法
タイヤ付きのホイールを保管する際は、まず以下の事前準備を行いましょう。
● 洗浄後はしっかり乾燥させる
● タイヤの空気圧を半分程度にする
事前準備が完了したら、以下の方法で保管するのがおすすめです。
● 湿気や直射日光を避けて保管する
● 横向きに置いて保管する
直射日光を避けたり保管する向きに気をつけたり、ちょっとした工夫でホイールの寿命は変わるので意識してみてください。
タイヤ付きホイールの詳しい保管方法については、以下の記事で解説したので、あわせてご覧ください。
ホイールの保管が楽になる便利グッズ
以下のアイテムを使用すると、ホイールの保管が楽になります。
● タイヤラック
● オールシーズンタイヤ
それぞれのアイテムの特徴を紹介するので、購入前の参考にしてください。
タイヤカバー
タイヤカバーは、自宅でホイールやタイヤを保管する際の必須アイテムです。タイヤカバーを使用することで、ホイールを埃や雨風、紫外線から守ってくれます。
カバーはタイヤ付きでホイールを保管するためのものなので、タイヤのサイズに合わせて購入しましょう。
グレーや黒など無地のものが多いものの、なかには色やロゴ、文字などがデザインされたものもあります。ご自身の好みや自宅の雰囲気に合わせて選ぶといいでしょう。
タイヤラック
タイヤラックがあれば、タイヤ付きでホイールを保管する際にスペースを有効活用できます。
タイヤラックを使用すると縦置きで保管できるだけでなく、地面にタイヤが接地しないので、汚れる心配もありません。
さらにおすすめの保管方法は、タイヤラックとタイヤカバーの同時利用です。タイヤラック保管用のタイヤカバーを購入すれば、ラックごとタイヤとホイールを保護できます。
オールシーズンタイヤ
オールシーズンタイヤとは、晴れや雨の日はノーマルタイヤ(夏用タイヤ)に近いグリップ力を発揮し、雪道においてはノーマルタイヤよりも強いグリップ力を発揮するタイヤです。
参考:「オールシーズンタイヤ」って、どんなタイヤですか?|JAF
オールシーズンタイヤを装着すれば基本的にタイヤ交換が不要になるため、ホイールを季節に応じて交換する必要がなくなります。ホイールの保管方法に迷う方は、オールシーズンタイヤの導入もご検討ください。
ただしスタッドレスタイヤほどのグリップ力はないため、積雪や凍結がある地域ではスタッドレスタイヤの使用が推奨されています。
オールシーズンタイヤだからといって、どんな道も安全に走行できるわけではありません。
保管場所がない方はホイール保管サービスの利用がおすすめ
ホイール保管サービスとは、ディーラーやカー用品店などが実施する、タイヤやホイールの預かりサービスです。
タイヤワールド館ベストで展開している、ホイール付きタイヤの保管サービスを利用する際の料金を、以下の表にまとめました。
タイヤのサイズ | 料金 |
---|---|
〜13インチ | 7,700円 |
14インチ | 8,800円 |
15インチ | 9,900円 |
16インチ | 11,000円 |
17インチ | 12,000円 |
18インチ | 13,200円 |
19インチ | 14,300円 |
20インチ | 15,400円 |
※乗用車やミニバンで、預かり期間が半年の場合の料金です。
上記の金額は次回のタイヤ交換費用が含まれています。また、半年分の料金なので、1ヶ月に換算すると高くても2,000円程度が必要です。
ホイールの保管サービスについては、おすすめポイントや料金などを含めて、以下の記事で紹介したのでご覧ください。
ホイールの保管サービスを利用するメリット
ホイールの保管サービスを利用すると、以下のメリットがあります。
● ホイールを運ぶ作業がない
● ホイールやタイヤのチェックもしてもらえる
料金は発生しますが、さまざまなメリットがあるため、ぜひ利用をご検討ください。それぞれ詳しい内容を確認しましょう。
ホイールを適切に保管できる
ホイールの保管サービスを利用すると、間違った方法で保管する心配もないため、ホイールの劣化予防が期待できます。
ホイールの劣化の原因は、以下の3点です。
● 雨風や湿気
● 汚れの蓄積
ホイールの保管サービスは、ホイールをキレイな状態に保ち、適切な場所で保管してくれるため安心して任せられます。
自宅で保管しなくていいため、ホイールの保管に場所を取られないメリットもあるでしょう。
ホイールを運ぶ作業がない
自宅でホイールを保管すると、ホイールを交換する際にタイヤを運ぶ必要があります。SUVの場合はホイールのサイズも大きく重量も重いため、人によってはひとりで運ぶのが大変かもしれません。
ディーラーやカー用品店などで交換作業をしてもらう場合、その都度お店までホイールやタイヤを運ぶため、大きな負担になります。
ホイールの交換サービスを利用すれば、手ぶらでお店に立ち寄り気軽にホイール交換が可能です。
ホイールやタイヤのチェックもしてもらえる
ホイールの保管サービスを利用すれば、保管以外にもホイールやタイヤを点検してもらえます。
タイヤワールド館ベストの保管サービスでも、以下のサービスを行っています。
● ホイールの安全点検
また別途料金はかかりますが、以下のオプションサービスも利用可能です。
● ホイールコーティング
● タイヤ梱包サービス
ホイールの保管サービスを効果的に利用し、ホイールをいい状態で保管することで、安全な走行につなげましょう。
ホイールの保管に関するよくある質問
ホイールの保管に関するよくある質問は、以下の3つです。
- ホイールはベランダで保管しても大丈夫?
- やってはいけないホイールの保管方法は?
- ホイールナットの保管方法は?
それぞれわかりやすく回答するので、ホイールの保管に迷う方は参考にしてください。
1.ホイールはベランダで保管しても大丈夫?
ホイールをベランダで保管すること自体は問題ありませんが、本記事で紹介したように、保管前の洗浄や乾燥、タイヤカバーを使用した紫外線や雨風の予防は行いましょう。
集合住宅の場合、ベランダが非常経路になっている可能性もあるため、事前にホイールを保管しても問題ないか確認してください。
ベランダが狭く保管スペースがない場合や、集合住宅でベランダまで運ぶのが大変な場合は、必要に応じてホイールの保管サービスを利用するのがおすすめです。
2.やってはいけないホイールの保管方法は?
以下のようなホイールの保管方法は、ホイールの劣化を早める恐れがあるため避けてください。
● 直射日光が当たる場所に置く
● 安定しない場所に置く
● 汚れたままで保管する
● 適当に重ねて保管する
屋内でホイールを保管するなら、湿度や温度が高くなりやすい場所は避けたほうがいいでしょう。
ホイールをいい状態で長持ちさせるためにも、本記事で紹介した「ホイールのみで保管する際の注意点」を参考に、適切な方法で保管することが大切です。
3.ホイールナットの保管方法は?
ホイールナットは交換時に必要のため、わかりやすい場所に忘れないよう保管することが大切です。お店にホイール交換を依頼しても、ホイールナットがなければ装着できません。
ホイールナットはビニール袋やプラケースなどにまとめて入れ、可能ならトランクや座席の下など、車内に保管することがおすすめです。
ホイールナットの一種であるロックナットアダプターの、おすすめの保管方法については、以下の記事で紹介したので参考にしてください。
ホイールは正しい方法で保管し大切に使おう
ホイールは保管する前に洗浄し、紫外線や湿気などを避け、適切な場所で保管することが大切です。
またホイールカバーを使用して雨風や直射日光からホイールを守ったり、専用ラックを活用して限られたスペースを有効活用したりしながら保管するといいでしょう。
保管方法はホイールの寿命にも影響するため、本記事の内容を参考に適切にホイールを保管しましょう。
タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。
ホイールの保管方法をはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。
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