最終更新日 2024年4月6日
「そろそろタイヤの寿命かな?」
「タイヤ交換は、どのくらいかかるんだろう?」
このような悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。
はじめてタイヤを交換するときは、タイヤの種類や費用相場がよくわからなくて迷ってしまいますよね。
本記事では、タイヤ交換を安く行う方法や、自分で交換する際の手順などをまとめています。
タイヤ交換をする際に役立つ有益な情報を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- 車のタイヤ交換時期はいつごろ?
- 車のタイヤ交換の値段や費用の目安は?
- 車のタイヤを安く交換する3つの方法とは?
- ┗自分でタイヤを交換する
- ┗買ったタイヤをお店に持ち込んで交換依頼する
- ┗お店でタイヤを選んでもらって交換依頼す
- 自分でタイヤ交換をする方法
- ┗車に合うサイズのタイヤを購入する
- ┗タイヤ交換に必要な工具を用意する
- ┗タイヤ交換の手順を確認し作業する
- 自分でタイヤ交換をする際の注意点
- 自分の車に合うタイヤを選ぶコツ
- 【車種別】車に合うおすすめのタイヤ
- ┗「アルファード」に合うタイヤ
- ┗「プリウス」に合うタイヤ
- 車に合うタイヤはどこで買える?
- ┗タイヤ専門店やカーショップ
- ┗インターネット通販
- 持ち込みでタイヤ交換ができるのはどこ?
- ┗カーショップ
- ┗ガソリンスタンド
- ┗ディーラー
- タイヤの保管場所がないときの対策
- ┗タイヤの保管サービスを利用する
- ┗作業店舗への直送に対応しているサービスを利用する
- 持ち込みでタイヤ交換をしたい人はタイヤワールドベストがおすすめ
車のタイヤ交換時期はいつごろ?
タイヤの交換時期を判断する要素のひとつが、「スリップサイン」の確認です。
タイヤの残り溝が約1.6mm以下になると、摩耗を知らせるスリップサインが目視で確認できるようになります。タイヤは4本が均等にすり減るわけではないので、場所によって摩耗具合が変わります。1本のタイヤに4~9箇所程度のスリップサインが設けられているので、1箇所だけではなく全体を満遍なく確認してみてください。
スリップサインはその名のとおり、スリップを引き起こす危険性を教えてくれる印です。
1箇所でもスリップサインが見えている場合、タイヤ交換を早急に行う必要があります。
スタッドレスタイヤの場合は、スリップサインに加えてスタッドレス性能の限界を示す「プラットホーム」というサインが設けられています。
プラットホームが見えているタイヤはスタッドレスの機能を果たせなくなっているので、冬用のタイヤとして雪道を走行することはできません。
そのほかに、タイヤがひび割れしていたり、ゴムが劣化していたりする場合もタイヤを交換する必要があります。
また、走行距離が少なくタイヤに溝がある状態でも、劣化が進んでいるケースもあるので一定期間が過ぎたら交換を検討してください。
特に、製造から10年以上経っている場合は、走行距離にかかわらず交換しましょう。
車のタイヤ交換の値段や費用の目安は?
車のタイヤ交換の費用相場を、以下の表にまとめました。
依頼先 | お店でタイヤを購入した場合の工賃 | 自分で購入したタイヤを 持ち込みした場合の工賃 |
タイヤ専門店 | 約8,000~12,000円 | 約12,000~18,000円 |
カーショップ | 約6,000~10,000円 | 約8,000~14,000円 |
ガソリンスタンド | 約4,000~20,000円 | 約8,000~30,000円 |
ディーラー | 約8,000~32,000円 | 約12,000~48,000円 |
車のタイヤ交換は「タイヤの商品代金」と「取り付けの作業工賃」をあわせたものが総額の費用になります。
タイヤの商品代金は製品のグレードによって異なりますが、作業工賃は全国どこで交換してもそれほど大きな差がでることはありません。
取り付け作業には2種類があり、「お店で買ったタイヤをその場でつけてもらう場合」と、「自分で買ったタイヤを持ち込んで作業だけを依頼する場合」にわかれます。
多くの場合は店頭で購入したタイヤの取り付けのほうが、作業工賃が安く設定されています。
店舗によっては、タイヤの購入者に割引サービスをしているところもあるので、詳しい価格は依頼したいお店に確認してみてください。
車のタイヤを安く交換する3つの方法とは?
車のタイヤを安く交換する、3つの方法を紹介します。
・買ったタイヤをお店に持ち込んで交換する
・お店でタイヤを選んでもらって交換する
以下で詳しく解説します。
自分でタイヤを交換する
タイヤ交換の費用をできるだけ安くおさえたい人は、自分でタイヤ交換をするのがオススメです。
自分で交換の作業ができるようになれば、タイヤの商品代金だけで済むので出費をおさえられます。
ただしタイヤ交換をするためには専用の工具が必要なので、持っていない方は道具から揃える必要があります。
また、交換の手順をしっかり把握していなければならないので、事前に知識をつけておくことも重要です。
買ったタイヤをお店に持ち込んで交換依頼する
自分で用意したタイヤの取り付けだけを依頼する場合も、比較的費用をおさえられます。タイヤを譲りうけたときや中古タイヤを購入した場合は、商品代金を節約でき、工賃とあわせても総額が安くなります。
新品を購入する場合でも、店頭にある商品よりもインターネット通販のタイヤのほうが安いことが多いです。
できるだけ費用をおさえたいときは、お買い得なタイヤを探してみましょう。
お店でタイヤを選んでもらって交換依頼する
タイヤ交換を1番簡単に済ませる方法は、近隣の車屋やディーラーに出向いて交換してもらうことです。
お店でタイヤを購入し取り付けまでお願いすると、自分でタイヤ交換をする場合に比べて費用は高くなります。
しかし、まったく知識がない人が自分の車に合うタイヤを探すとなると、ある程度の時間を割くことになるでしょう。
タイヤについて調べるのが面倒な人は、多少費用がかさんでもお店に行ってお任せするのがもっとも時間の節約になります。
自分でタイヤ交換をする方法
自分でタイヤ交換をしてみたい人は、以下の手順を覚えておいてください。自分でできるようになると、いつでも気軽にタイヤ交換を行えるので、お店に行く手間も省けます。
・タイヤ交換に必要な工具を用意する
・タイヤ交換の手順を確認し作業する
最初は難しく感じると思いますが、慣れれば意外と簡単にできるようになりますよ。
以下でそれぞれを詳しく解説します。
車に合うサイズのタイヤを購入する
タイヤ交換をしようと考えたときに最初に行うことは、マイカーのタイヤサイズを確認することです。
サイズはタイヤの側面と空気圧ステッカー部分に記載されているので、チェックして数字を確認します。
タイヤのサイズの見方は以下の記事も参考にしてみてください。
タイヤのサイズが把握できたら、同じサイズの商品を探します。店舗に出向いて購入するか、インターネット通販で検索して商品を取り寄せてください。
商品によっては取り寄せに時間がかかることもあるので、タイヤの寿命がくる前に早めにオーダーしておきましょう。
タイヤ交換に必要な工具を用意する
タイヤ交換をするために準備するものは、以下の6点です。
・ジャッキハンドル
・ボックスレンチ
・トルクレンチ
・軍手
・輪止め
ジャッキ・ジャッキハンドル・ボックスレンチの3点は、スペアタイヤと一緒に車についていることが多いです。
トルクレンチはよりしっかりとナットを締めるために使う道具なので、できれば用意しておきましょう。
パンクしてしまい、道路上で緊急にタイヤ交換をする際は、三角表示板を用意してから作業してください。
タイヤ交換の手順を確認し作業する
タイヤ交換の基本的な手順は、以下のとおりです。
ジャッキアップする | ・ジャッキアップポイントに棒をあわせて、車体を持ち上げる ・危険なので車体の下には入り込まない |
ホイールナットを外す | ・ホイールカバーがついている場合は、カバーを外してからナットを緩める ・完全には外さず緩めたままにして次の工程にうつる |
タイヤを外す | ・地面から浮いた車体から、ナットを外して古いタイヤをとる ・外したタイヤを車体の下に挟んでおくと、万が一ジャッキが外れた際に安全を保てる |
新しいタイヤをつける | ・新しいタイヤをセットする ・ナットは対角線上に順番に締めていくと均等に力がかかる |
車体を下してナットを完全に締める | ・ジャッキを回して車体を下す ・タイヤが地面についてからナットを最後まで完全に締める |
タイヤ交換する際には、かならず「P(パーキング)」に入れて、サイドブレーキをかけてから行います。
また車体が動かないように輪止めをかけて、安全を確保しておくことも大切です。
自分でタイヤ交換をする際の注意点
自分でタイヤ交換をした際には、以下の2点に注意が必要です。
・空気圧が適正量か?
ナットの締め方が弱いと、タイヤが外れて大事故になる可能性があるので、よく確認しておきましょう。
力が弱い人の場合、きつく締められていないことがあるので注意が必要です。
交換したあとは、タイヤの空気圧が適正量かチェックしておくことも重要です。
とくに緊急でスペアタイヤを使った場合は、空気圧が弱いケースが多いので、忘れずに計測しておいてください。
タイヤ交換の手順自体は複雑なものではないのですが、ひとつずつの作業を丁寧に行わないと車の不具合や事故につながる可能性があるので、十分注意しましょう。
自分の車に合うタイヤを選ぶコツ
自分の車に合うタイヤを選ぶためには、「求める性能」を考えることが重要です。具体的には、タイヤによって以下のような違いがあります。
・ハンドリングの良いスポーツ向けのタイヤ
・オフロード向けのタイヤ
・機能に特化しないバランスの良いタイヤ
・コストパフォーマンスの良いタイヤ
それぞれの製品に特徴があるので、商品説明を読んで、どのようなタイヤかを判断しましょう。運転時に重視したい項目を考えて、自分の好みに合うタイヤをぜひ見つけてください。
店舗に行けばスタッフさんに相談することもできるので、ひとりで選べない方はお店に出向いてみるとよいかもしれません。
【車種別】車に合うおすすめのタイヤ
車種別のオススメタイヤをサマータイヤ2つ、スタッドレスタイヤ1つ紹介します。
「プリウス」に合うタイヤ
人気の2車種に合うタイヤを、以下で解説します。
「アルファード」に合うタイヤ
アルファードにオススメのタイヤは、以下の3つです。
名称 | トーヨータイヤ トランパスLU2 |
種別 | サマータイヤ |
特徴 | ・全席で上質な静粛性を実現 ・快適な空間を生むマイルドな乗り心地 |
名称 | ダンロップ エナセーブRV505 |
種別 | サマータイヤ |
特徴 | ・低燃費と長持ちを両立したミニバン専用タイヤ ・優れた耐摩耗性能を実現 |
名称 | ブリヂストン ブリザック VRX3 |
種別 | スタッドレスタイヤ |
特徴 | ・さまざまな冬道に効く しっかり止まる・曲がる ・北海道/北東北主要5都市での装着率20年連続NO.1 |
アルファードの純正タイヤサイズは16インチから18インチまであります。
20系 215/65R16,215/60R17,235/50R18
30系 215/65R16,225/60R17,235/50R18
グレードにより純正設定のタイヤサイズは違いますので、マイカーのタイヤサイズを確認してから購入してくださいね。
「プリウス」に合うタイヤ
プリウスにオススメのタイヤは、以下の3つです。
名称 | ダンロップ ル・マン ファイブ |
種別 | サマータイヤ |
特徴 | ・高い静粛性能を持つコンフォートタイヤ ・タイヤラベリング制度:転がり抵抗性能「AA」 |
名称 | ブリヂストン レグノ クロスツー |
種別 | サマータイヤ |
特徴 | ・様々な路面でのノイズ抑制が進化し、摩耗時も静粛性が持続。 ・タイヤラベリング制度:転がり抵抗性能「AA」(一部サイズ「A」) |
名称 | ダンロップ ウィンターマックス ゼロスリー |
種別 | スタッドレスタイヤ |
特徴 | ・ナノ凹凸ゴムで瞬間密着の氷上性能特化型 ・摩耗しても新たな凹凸構造が生まれる、高い効き持ち性能 |
プリウスの純正タイヤサイズは「195/65R15」です。
インチアップは、ツーリングセレクションで使用されている215/45R17か215/40R18を選ぶのが一般的です。
19インチや20インチも装着可能ではありますが、タイヤがはみ出したり、フェンダーにあたったりする可能性が高いため、純正サイズが推奨されています。
車に合うタイヤはどこで買える?
車に合うタイヤを購入する際は、以下の2つの方法がオススメです。
・インターネット通販
以下でそれぞれを詳しく解説します。
タイヤ専門店やカーショップ
タイヤを購入しようと考えたときに、真っ先に思い浮かぶのはチェーン店の車屋さんや、タイヤ専門店ではないでしょうか。
カーショップは各地域に多数点在しているので、普段から馴染みのある人も多いでしょう。
自宅の近くにある店舗は気軽に行けるので、パンクや破損など急なトラブルの際も利用しやすいです。
在庫もある程度揃っているので、好みのタイヤが見つかる可能性が高いです。
インターネット通販
タイヤをできるだけ安く買いたい人は、インターネット通販がオススメです。
「インターネットでタイヤを買うのは不安」と思われる方もいるかもしれませんが、タイヤワールド館ベストには、はじめての人にもわかりやすいサービスが用意されています。インターネットでタイヤを購入した際にネックとなる、以下の2点にも対応しているので安心して購入できます。
・届いたタイヤの置き場所がない
タイヤワールド館ベストでは、全国の約3,200店舗の取付店と連携しており、近くのお店を探すことができます。
さらに取付サービスで取り付け予約をした場合には、その店舗に直接タイヤを届けてくれるので、自宅で保管する必要がありません。
好みのタイヤをお得に購入したい人は、ぜひインターネット通販を利用してみてはいかがでしょうか。
持ち込みでタイヤ交換ができるのはどこ?
自分で購入したタイヤを持ち込みで交換できる代表的なお店は、以下の3つです。
多くの店舗では持ち込みの作業を受け付けていますが、対応していない場合もあるので、事前に確認が必要です。
・ガソリンスタンド
・ディーラー
以下でそれぞれを詳しく解説します。
カーショップ
カー用品店の多くは、タイヤの持ち込み対応もしています。幅広い車種に対応しているので、気軽に依頼しやすい点が特徴です。
店舗の大きさにもよりますが、スタッフの人数はある程度いるので、比較的すぐに対応してもらえることが多いです。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでも持ち込みタイヤの交換を受け付けています。ガソリンスタンドはカーショップよりも店舗数が多いので、自宅に近いお店を探しやすいでしょう。
カーショップやタイヤショップ、ディーラーに比べて、価格帯も安いことが多いです。
一方で、常駐している整備士の人数は少ないので、事前に作業可能かどうかを確認しておいたほうがよいでしょう。
ディーラー
カーディーラーでも、タイヤの持ち込みを受け付けてくれますが、作業工賃は高めの設定になっているケースが多いです。ディーラーは自社の車に詳しいので、安心して依頼できますが少しハードルが高く感じる人も多いのではないでしょうか。
ディーラーで購入していない車の場合でも、修理や点検は快く受け付けてくれるので、一度問い合わせしてみることがオススメです。
タイヤの保管場所がないときの対策
インターネット通販でタイヤを購入した場合や、取り外したタイヤの保管場所にお困りの方は、以下の2つの対策を検討してみてください。
・作業店舗への直送に対応しているサービスを利用する
以下でそれぞれを詳しく解説します。
タイヤの保管サービスを利用する
タイヤの置き場所にお困りの方は、「タイヤ保管サービス」がオススメです。「タイヤ保管サービス」に申し込むと、取り外したタイヤや、シーズンオフで使わないスタッドレスタイヤなどをお店で預かってくれます。
タイヤワールド館ベストのタイヤ保管サービスでは、ただタイヤを預かるだけではなく、以下もあわせて行っています。
・空気圧調整
・残溝チェック
・ホイール安全点検
自分でこれらの点検を行うのはとても大変なので、プロに任せるというのも選択肢の一つです。
車屋さんやタイヤ専門店で保管サービスを行っていることが多いので、地域名で検索してみると近くで対応している店舗がきっと見つかりますよ。
作業店舗への直送に対応しているサービスを利用する
インターネット通販でタイヤを購入した場合、自宅に届いたタイヤを長期間保管するのは大変です。お店に取り付け作業を依頼する場合は、直接店舗に送ってもらえるか確認してみるとよいでしょう。
この場合は、販売店と取り付け店の双方の許可が必要です。
タイヤワールド館ベストなら、取付サービスと連携しているので受け入れ可能な店舗がすぐに確認できます。工賃も事前にわかるので、あとから費用が高くなる心配もありません。
インターネットでタイヤを購入する場合は、店舗に直送可能かを事前に確認しておくことがオススメです。
持ち込みでタイヤ交換をしたい人はタイヤワールドベストがおすすめ
タイヤ交換を安く済ませるには、インターネット通販でお得なタイヤを購入するのが得策です。インターネット通販なら実店舗より種類も豊富で、リーズナブルなタイヤを購入できることが多いでしょう。
タイヤワールド館ベストは、全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤの取り付け予約までサポートしています。手続きはすべてオンラインで完結するので、購入者の手間が少ないのもメリットのひとつです。
タイヤ交換を検討している人は、ぜひ一度タイヤワールド館ベストをチェックしてみてください。
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