「タイヤ交換したいけど必要なものがわからない」
「タイヤ交換の手順を知りたい」
はじめてのタイヤ交換は必要なものが多いため、タイヤ交換に必要なものに悩む方もいるのではないでしょうか。
またタイヤを自分で交換する場合、タイヤ交換の手順や工具の使用方法、工具の使用上の注意点を確認し安全にタイヤ交換作業をしなければいけません。タイヤ交換の手順や道具の使い方を誤れば脱輪にもつながる危険があるため、事前準備が重要です。
本記事では、タイヤ交換初心者の方に向けて、タイヤ交換に必要なものや工具の使用方法、工具の使用上の注意点を解説します。
- タイヤ交換で必要なものと使用用途の解説
- 自分でタイヤを交換する手順
- タイヤ交換後の注意点
- タイヤ交換に必要な工具一式の費用の目安
- タイヤ交換を自分でやる前にリスクは必ず確認する
- 店舗でタイヤ交換した方がお得になる可能性がある
- タイヤ交換でよくある質問
タイヤ交換で必要なものと使用用途の解説
タイヤ交換を安全に実施するために重要なことは、タイヤ交換に必要な道具の使用用途と注意事項です。道具一式を揃えても、 正しく使用できなければ意味がありません。
本章では、タイヤ交換で一般的に必要なものと使用用途を解説します。
- 輪止め
- ジャッキ
- ジャッキスタンド
- クロスレンチ
- トルクレンチ
安全にタイヤ交換作業するために必要な道具であるため、解説する道具は必ず準備することをおすすめします。
1.輪止め
輪止めはタイヤ交換時に車体が動かないようにするための道具です。車は停止しても動いてしまう恐れがあるため、必ず使用しなければいけません。
一般的に運送業者が使用していることが多いため、日常的に良く目にする商品ではないでしょうか。
使用用途や注意点は、以下の通りです。
使用用途 | タイヤ交換時に車体が動かないようにする道具 |
---|---|
注意点 | 必ず平坦な場所で車を停車させてから設置する |
2.ジャッキ
ジャッキは車体を昇降させるために必須の道具です。ジャッキは車載されていることが多いため、購入しない選択をする方も少なくありません。
しかし、車載されているジャッキは手動で昇降させるパンタグラフジャッキであり、タイヤ交換時の手間が多くかかるためおすすめできません。
油圧式のジャッキの方が車体を昇降する際に、負担少なく効率良く作業に取りかかれるためおすすめです。
使用用途や注意点は、以下の通りです。
使用用途 | 車体を昇降させるために必要な道具 |
---|---|
注意点 | ジャッキアップポイントに密着させて作業すること |
3.ジャッキスタンド
ジャッキスタンドはジャッキで上げた車両を支えるための道具です。ジャッキだけでタイヤ交換を実施した場合、ジャッキアップ後に万が一車体が落下すれば事故につながり大けがするかもしれません。ジャッキスタンドは安全に作業するために必須の道具といえます。
使用用途や注意点は、以下の通りです。
使用用途 | 持ち上げた車体を支えるための道具 |
---|---|
注意点 | 車体の重さによって2台~4台のジャッキスタンドが必要な場合がある |
4.クロスレンチ
クロスレンチはホイールナットを借り締めしたり緩めたりする時に使用する道具です。レンチの種類には、以下のようなレンチもあります。
● L字レンチ
上記の違いはレンチの形状のみであり、使用用途は同じです。ただしホイールナットを締めたり緩めたりする作業は重労働であるため、力が加わりやすいクロスレンチをおすすめします。
使用用途や注意点は、以下の通りです。
使用用途 | ホイールナットを締めたり緩めたりする道具 |
---|---|
注意点 | ホイールナットを本締めする用途では使用してはいけない |
5.トルクレンチ
トルクレンチはホイールナットを本締めするために使用する道具です。タイヤを取り付けたあとは、必ずナットを規定のトルク値で締め付けなければいけません。
トルクレンチの種類は大きく分けて、以下の2種類です。
タイプ | 特徴 |
---|---|
シグナル式 |
●単能型(トルク値が決まっている) ●プレセット型(トルク値を設定できる) |
直読式 | ●デジタル型(モニターでトルク値を確認できる) |
トルクレンチの本体価格は1万円以下から3万円以上と価格帯の幅も広いため、事前にリサーチしてから自分に合ったトルクレンチを購入することをおすすめします。
使用用途や注意点は、以下の通りです。
使用用途 | ホイールナットを最後に締め付けるときに使用する |
---|---|
注意点 | 規定のトルク値で締め付けない場合、最悪脱輪の可能性がある |
自分でタイヤを交換する手順
本章では、自分でタイヤ交換する手順を解説します。
- 輪止めで車両が動かないように固定
- クロスレンチを使用してホイールナットを少し緩める
- ジャッキを使用して車体を持ち上げる
- 持ち上げた車両の下にジャッキスタンドを設置する
- すべてのホイールナットを取り外す
- タイヤを取り外す
- 新しいタイヤを取り付ける
- すべてのホイールナットを仮締めする
- ジャッキスタンドを取り外し、車両をゆっくり下ろす
- トルクレンチで車種に指定された締め付けトルク値まで締める
先述した工具を使用して解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。作業時の手の保護も忘れないように、軍手も準備しておきましょう!
1.輪止めで車両が動かないように固定
水平の場所に車を停止させてから、輪止めで車両が動かないように固定します。先述のした通り、必ず水平の場所で作業しましょう!
2.クロスレンチを使用してホイールナットを少し緩める
クロスレンチ、またはL字レンチを使用して、ホイールナットを緩めていきます。
ジャッキを事前に設置すれば次の作業がしやすいため、一緒に準備してもよいかもしれません。
3.ジャッキを使用して車体を持ち上げる
次にジャッキを使用して車体を持ち上げます。車体の裏のジャッキアップポイントを必ず確認してから作業しましょう!
ジャッキアップポイントに当てて車体を持ち上げない場合、作業中に車体のバランスが悪くなり、車体の落下につながるため注意が必要です。
4.持ち上げた車両の下にジャッキスタンドを設置する
ジャッキで持ち上げた車体の下に、ジャッキスタンドを設置します。
ジャッキスタンドがない場合でもタイヤ交換作業はできますが、万が一車体が落下しても事故を未然に防げるため、用意しておくことをおすすめします!
また車両の大きさ(重さ)によってジャッキスタンドを接地する台数も異なるため、車体の重さとジャッキスタンドの台数は事前に確認しておきましょう!
5.すべてのホイールナットを取り外す
事前にレンチで緩めたホイールナットを、すべて取り外します。ホイールナットは小さいため、紛失しないためにわかりやすい場所にまとめて保管しておきましょう!
また交換時にナットに傷や破損を発見した場合、ナット交換できるように同じサイズのナットを事前に準備しておくのもおすすめです。
6.タイヤを取り外す
すべてのホイールナットを取り外したあとは、タイヤを取り外します。前傾姿勢で行うと腰に負担がかかるため、タイヤはなるべく水平の状態で取り外すことを心がけましょう!
7.新しいタイヤを取り付ける
交換するタイヤを地面と水平にして、しっかり奥まで差し込みます。タイヤをしっかり差し込めない場合、タイヤ交換後にナットが緩む原因につながります。
タイヤ交換後のナットの緩みによる脱輪も後を絶ちませんから、必ず奥までしっかり差し込んで取り付けましょう!
タイヤを取り外すとき同様に腰を落とせば、腰の負担が軽減できるため心がけましょう!
8.すべてのホイールナットを仮締めする
タイヤの取り付けが完了したら、レンチを使用してホイールナットを仮締めします。
9.ジャッキスタンドを取り外し、車両をゆっくり下ろす
ジャッキスタンドを取り外し、車両をゆっくり降ろします。
10.トルクレンチで車種に指定された締め付けトルク値まで締める
タイヤ交換最後の締めはトルクレンチを使用します。
トルクレンチを規定のトルク値に設定し「カチン」と音が1回なるまで締め付けます。
以下の写真のように、対角線を結ぶような順番でホイールナットを締め付けるのがポイントです。
上記のように対角線を結ぶような手順でホイールナットを締め付けた後の注意点は、2回目の締め付けは行わないことです。
トルクレンチの音が2回以上鳴るまで締め付けた場合オーバートルクにつながり、ボルトが捻じ切れる危険性があります。
またホイールナットの締め付けトルクは弱すぎてもナットの緩みにつながるため、「カチッ」と音が1回鳴るまで締め付けましょう!
トルクレンチの重要性については【ホイールナットの締め付けトルクを守らないと危険?!トルク管理の基本を解説】の記事も参考にしてください。
タイヤ交換後の注意点
本章では、タイヤ交換後の注意点を解説します。タイヤ交換作業が完了しても安心はできません。ホイールナットを指定のトルク値で締め付けをしても、ホイールナットは緩む可能性があります。タイヤ交換後は適切なトルク管理やタイヤ保管を行いましょう。
● 交換したタイヤは適切な環境で保管する
タイヤ交換後に100km走行したら増し締めチェック
タイヤ交換後の増し締めチェックは、タイヤ交換後の重要な点検作業のひとつです。トルクレンチで「カチッ」と音が鳴るまで締め付けても、走行中にナットが緩む可能性があります。
走行中にナットが緩んだ場合、最悪脱輪につながり大変危険です。
国土交通省発表の「大型車の脱輪事故発生状況」では、令和3年度の車輪脱落事故が123件のうち81件がタイヤ交換後の脱輪による事故と示されています。
引用:国土交通省(令和3年度大型車の車輪脱落事故発生状況と傾向分析について)
タイヤを交換したあとに安全な走行を継続できるよう、100km走行したら増し締めチェックを実施しましょう。
トルクレンチの増し締めについては【定期的なトルクレンチチェック!その頻度はどのくらい??】の記事も参考にしてください。
交換したタイヤは適切な環境で保管する
タイヤは未使用の状態でも劣化は進行しているため、交換したタイヤは適切な環境で保管することが重要です。適切な環境でタイヤを保管した場合1本のタイヤを長く使用できるため、タイヤにかかるコストを削減できます。
「交換したタイヤをそのままの状態で保管している」
「タイヤを保管している場所は屋外で横積みしています」
上記のような保管方法ではタイヤの劣化を早め、以下のトラブルが発生しやすくなります。
タイヤの保管状態 | タイヤに与える悪影響 |
---|---|
タイヤをむき出した状態で屋外保管 | タイヤのひび割れや亀裂が発生しやすい |
タイヤを重ねて横積み保管 | 1番下のタイヤが変形する |
上記のようなトラブルを未然に防ぐために、以下のポイントを守ってタイヤ保管することをおすすめします。
● タイヤを重ねて保管する場合、専用のタイヤラックを使用する
交換したタイヤを上記のように適切な環境で保管すれば、次回のタイヤ交換時も同じタイヤを使用することが可能です。
なおタイヤを自宅で保管できない場合、タイヤ保管サービスの利用もおすすめです。
タイヤ保管サービスについては【タイヤ保管サービスとは?おすすめ点や料金をご紹介】の記事も参考にしてください。
タイヤ交換に必要な工具一式の費用の目安
先述した工具は安全に作業する上で必要な商品です。
タイヤ交換に必要な工具一式の費用の目安を、以下の表にまとめました。
必要な工具 | 作業目的 | 費用(目安) |
---|---|---|
輪止め | 車が動かないようにする | 約1,000円 |
ジャッキ | 車体を持ち上げる | 約8,000円 |
ジャッキスタンド | 持ち上げた車体を支える | 約5,000円 |
クロスレンチやL字レンチ | ナットを締めたり緩めたりする | 約5,000円 |
トルクレンチ | 規定のトルク値に締め付ける | 約18,000円 |
軍手やタオルなどの備品 | ケガや汚れ予防 | 約1,000円 |
工具合計金額 | 約37,000円 |
上記費用はあくまで目安ですから、愛車の種類や重量によって、商品の必要個数や費用も異なります。また工具のデザインや機能面、使いやすさでも費用に差がでてきます。
タイヤ交換を検討中の方は、必要な工具の費用を事前にリサーチしておきましょう!
タイヤ交換を自分でやる前にリスクは必ず確認する
本章では、タイヤ交換で発生しやすいリスクを解説します。
● ジャッキアップの失敗
● 適切なタイヤローテーションができないv
● パーツが破損する
自分でタイヤ交換する場合、タイヤ交換時やタイヤ交換後のリスクは把握しておきましょう!
「タイヤ交換が大変だとは思わなかった」
「タイヤ交換時にパーツが破損してしまった」
上記のように自分でタイヤ交換をして後悔する方も少なくありません。
タイヤ交換のリスクを事前に把握すれば、より安全にタイヤ交換作業をすることが可能です。ぜひ参考にしてください。
タイヤが外れる可能性がある
タイヤ交換のリスクで一番恐れられることは、タイヤが外れて脱輪することです。タイヤをしっかり取り付けたあとでも、ホイールナットが徐々に緩んでタイヤが外れる事故は後を絶ちません。
走行中に脱輪した場合あなたの車だけでなく、最悪他者を巻き込む大きな事故になる可能性も考えられます。
タイヤが外れる危険性を回避するポイントは、以下の通りです。
● メーカー規定の締め付けトルク値を守ってホイールナットを締め付ける
● ホイールナットの締め付けは「カチッ」と1回音が鳴ったらそれ以上締め付けない
● タイヤ交換後に定期的に増し締めチェックを実施する
上記のポイントを確認し、タイヤが外れないよう対策を取りながらタイヤ交換を実施しましょう!
ジャッキアップの失敗
タイヤ交換ではジャッキアップを失敗する可能性もあるため、十分に注意しましょう。ジャッキアップが失敗する原因は、以下の通りです。
● ジャッキアップポイントが間違っている
● ジャッキスタンドを使用していない
上記のような場所でタイヤ交換をした場合、道具を適切な方法で使用できなかったり道具が不足していたりすると、最悪車体が落下し大けがするかもしれません。
安全にタイヤ交換作業を実施するために、作業環境や必要な道具は事前に揃えておきましょう!
適切なタイヤローテーションができない
「前後左右の摩耗のバランスがわからない」
「前回使用していたタイヤの位置を覚えていない」
このような状況では、適切なタイヤローテーションができないかもしれません。
また適切なタイヤローテーションができない場合、4本のタイヤの摩耗バランスが崩れてしまい、偏摩耗の発生につながります。
さらにタイヤの劣化が早くなるため、タイヤローテーションを実施しても逆効果になります。
たとえばFF車のタイヤローテーションは、以下の通りです。
● 後輪の右→前輪の左
● 後輪の左→前輪の右
上記のタイヤローテーション方法はFF車の場合ですが、FR車や4WD、方向性タイヤなど、他にもタイヤローテーションの方法は存在します。
適切なタイヤローテーションを実施するために、以下のポイントをおさえましょう。
● 交換するタイヤは、前後左右どの部分で使用していたか把握しておく
● タイヤ4本の摩耗状態を把握する
タイヤローテーションは4本の摩耗しているタイヤの状態に応じた、位置交換が重要です。タイヤのローテーションを検討中の方は、タイヤの摩耗状態を把握してからタイヤローテーションを実施しましょう!
タイヤのローテーションについては【車のタイヤの位置交換(ローテーション)は重要!やり方と目安も解説!
】の記事も参考にしてください。
パーツが破損する
自分でタイヤ交換をする場合、タイヤに関連するパーツが破損する可能性があることも考慮しましょう。たとえばタイヤに関連するパーツや破損する状況は、以下の通りです。
破損するパーツ | 破損する状況 |
---|---|
ハブボルト | オーバートルク(ナットを強く締め付けすぎ)でボルトが捻じ切れる |
ホイールナット |
●不適合サイズのレンチを使用してナットが傷つく ●力任せにナットを締めて傷つける |
上記のように、タイヤ交換時のホイールナットやハブボルトが損傷する可能性があります。
また走行中にタイヤが脱輪した場合、車体に大きな損傷があるだけでなく他者の車を巻き込む事故に発展する可能性も考えられます。タイヤ交換を検討中の方は、リスクを確認してから作業しましょう。
自分でタイヤ交換を実施することに不安を感じる方は、最寄りの店舗でタイヤ交換を依頼した方が安心かもしれません。
店舗でタイヤ交換した方がお得になる可能性がある
「自分でタイヤ交換した方が安く済む」このように思っている方は、店舗で一度見積もりをとることをおすすめします。
タイヤ交換を依頼する店舗によっては、自分でタイヤ交換するよりトータル費用がお得になるかもしれません。先述した工具一式の費用合計の目安は、以下の通りです。
必要な工具 | 費用(目安) |
---|---|
輪止め | 約1,000円 |
ジャッキ | 約8,000円 |
ジャッキスタンド | 約5,000円 |
クロスレンチやL字レンチ | 約5,000円 |
トルクレンチ | 約18,000円 |
軍手やタオルなどの備品 | 約1,000円 |
工具合計金額 | 約37,000円 |
上記の道具の合計金額に、タイヤの本体価格が加わります。
タイヤワールド館ベストでタイヤを購入した場合、以下の料金でタイヤ交換が可能です。
【店舗購入でタイヤ交換を依頼した場合】
タイヤ(15インチ) | ホイール | 工賃(アプリ会員) | 合計金額 |
---|---|---|---|
EC202L(ダンロップ) | V-EMOTION RC10 Vエモーション RC10 | ・タイヤ入替 ・バランス調整 ・タイヤ取付 |
– |
セット価格:55,500円 | 8,800円 | 64,300円 |
上記のように店舗に依頼した場合、タイヤ交換やバランス調整費用を含んでいるため、自分でタイヤ交換する工具を揃えるよりお得にタイヤ交換できるのではないでしょうか?
もちろんタイヤ交換に必要な道具を揃えた場合、次回のタイヤ交換時は道具の費用はかからなくなります。しかし自分でタイヤを交換することに不安を感じる方には、店舗でのタイヤ交換をおすすめします。
タイヤの脱着や費用については>の記事も参考にしてください。
タイヤ交換でよくある質問
最後に、タイヤ交換に関するよくある質問に回答します。
● タイヤの寿命は何年ですか?
タイヤ交換しないとどうなりますか?
タイヤ交換しないと、1本のタイヤの寿命が短くなり安全性が低下します。タイヤは走行距離や走行環境によって必ず経年劣化に伴い、以下の問題が発生するからです。
● タイヤにひび割れや亀裂が発生する
上記のようなタイヤの状態で走行した場合、以下のトラブルが発生するかもしれません。
トラブル内容 | 走行中の支障 |
---|---|
タイヤに偏摩耗が発生する | ハンドル操作が不安定になる |
タイヤにひび割れが悪化する | パンクやバーストが発生する |
タイヤの溝の深さが半分以下になる | ハイドロプレーニング現象が発生する |
上記のトラブルをみてわかるように、タイヤ交換をしない場合危険しかありません。安全性を保ちながら走行するために、タイヤの劣化状態に応じてタイヤ交換は実施しましょう!
タイヤの状態を判断できない場合は、タイヤ交換を店舗に相談するのがおすすめです。
タイヤの寿命は何年ですか?
タイヤの寿命は夏タイヤで約5年、スタッドレスタイヤで約3年です。またタイヤの寿命は使用年数で確認する方法の他に、以下のような方法でもタイヤの寿命を確認できます。
タイヤの寿命の確認方法 | 寿命の目安 |
---|---|
走行距離 |
●夏タイヤ:約30,000km ●スタッドレスタイヤ:約25,000km |
スリップサイン | タイヤの溝の深さが1.6mmになったとき |
タイヤのひび割れ具合 | タイヤ内部までひび割れが達したとき |
ただし上記のようなタイヤの寿命を確認する方法は、あくまで目安です。
「タイヤの寿命の目安は超えていないけど大きなひび割れがある」
「スリップサインが出現している」
上記のような危険な状態のタイヤを継続して使用した場合、パンクやバーストが発生するリスクが高まるため危険です。
タイヤの劣化する早さには個人差があるため、定期的にタイヤ点検を実施してタイヤの劣化状態に合った対策をとるのがおすすめです。タイヤの状態を自分で確認できない方は、最寄りの店舗に相談してからタイヤ交換を実施しましょう。
夏タイヤの寿命については【夏タイヤの寿命はどれくらい?長く使い続けるコツを5つ紹介】の記事も参考にしてください。
タイヤ交換に悩んだらタイヤワールド館ベストにご相談ください!
あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。
● 自分でタイヤを交換する手順
● タイヤ交換後の注意点
● タイヤ交換に必要な工具一式の費用の目安
● タイヤ交換を自分でやる前にリスクは必ず確認する
● 店舗でタイヤ交換した方がお得になる可能性がある
● タイヤ交換でよくある質問
とくに重要なポイントは、以下の通りです。
● タイヤ交換後は定期的に増し締めする
● タイヤ交換を自分で実施する場合はリスクを必ず確認する
● 店舗でタイヤ交換した方がお得になる可能性がある
自分でタイヤ交換を実施する場合、上記の点をチェックしてからタイヤ交換を実施しましょう!
タイヤワールド館ベストでは、タイヤの定期的点検からタイヤ交換まで実施しております!
ぜひ一度ご相談ください!
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