最終更新日 2024年10月21日
インチアップの注意点!タイヤの選び方と干渉まで詳しく解説
毎年この時期になるとたくさんのホイールメーカーから新作商品が発表されます。
数あるホイールの中から自分好みのホイールが見つかると愛車に履かせてみたい!と気分が弾みますよね。
しかし、かっこよく、オシャレに履きこなしたいという気持ちから、むやみに装着しては運転に支障がでることはもちろん、車自体を故障させる原因に繋がってしまいます。
そこで今回は冬タイヤから夏タイヤへ交換する時にインチアップをご検討されている方へ、インチアップをする際の注意点についてご紹介していきます。
- インチアップとは
- インチアップの注意点
- 1.外径が変わらないようにする
- ┗なぜインチアップの際タイヤの外径を変えてはいけないのか?
- ┗タイヤ外径の計算方法
- ┗簡単な外径が変わらないタイヤの選び方
- 2.荷重指数が下がらないようにする
- ┗負荷能力表
- ┗エクストラロード規格(XL)とは
- 3.正しい空気圧で使用する
- ┗インチアップ時の空気圧の調べ方
- ┗インチアップ後の空気圧を調べる便利ツール
- 4.ホイール・車体の干渉に注意する
- 5.はみ出さないようにする
- ┗はみ出しはタイヤのみ10mm未満
- インチアップのメリット・デメリット
- ┗インチアップのメリット
- ┗インチアップのデメリット
- 主なタイヤサイズのインチアップ早見表
- インチアップの相談はタイヤワールド館ベストにおまかせ
インチアップとは
インチアップとはタイヤの外径を変えずにホイールサイズを大きくする事をいいます。(外径=円の外側の直径のことです)
大半の場合、インチアップすると見た目がかっこよくなります。タイヤが薄くホイールを大きく見せる装着の仕方はとても素敵に見えますよね。
しかし、冒頭でも触れましたが、なにも気にせずに装着してしまうと、トラブルが発生したり、違反により切符を切られたりする場合があります。
そうならないように必ず調べてから愛車のドレスアップを始めましょう。
インチアップの注意点
インチアップの際の注意する点は、大きく以下の5つです。
- 外径が変わらないようにする
- 荷重指数が下がらないようにする
- 正しい空気圧で使用する
- ホイール・車体の干渉に注意する
- はみ出さないようにする
詳しく説明していきます。
1.外径が変わらないようにする
インチアップのタイヤを選ぶ際にまず大切なのは、外径が変わらないタイヤサイズを選ぶことです。タイヤの外径とは、タイヤの直径のことです。
なぜインチアップの際タイヤの外径を変えてはいけないのか?
外径が変わると、タイヤが一回転したときの距離が変わってしまうため、メーターと実際の速度に誤差が出てしまいます。
実速度とメーター速度との誤差は規定内にしなければいけません。
このスピードメーターの誤差は、車検での検査の対象にもなっています。
メーター誤差が許容範囲内かの確認方法
車検で合格する誤差の許容範囲は+6%~-22.5%で、以下を参考にしてみてください。
平成19年1月1日以降製造の車 | スピードメーターが40km/hの時点で、実速度が30.9km/h~42.55km/hの範囲内に収まっていること |
平成18年12月31日以前製造の車 | スピードメーターが40km/hの時点で、実速度が30.9km/h~44.4km/hの範囲内に収まっていること |
タイヤ外径の計算方法
メーターの誤差は、タイヤの外径と密接に関わっています。ここでは『195/65R15』を例に外径を計算して、メーター誤差が許容範囲内かどうか確認してみしましょう。計算に必要なデータは、『タイヤの外径』『リム経』です。
計算式 | 195/65R15の場合 | |||
タイヤの厚み | ||||
タイヤの外径×偏平率 | 195×0.65=126.75mm タイヤの厚み=126.75mm |
|||
リム径 | ||||
1インチ=25.4ミリ 25.4×インチ×インチ |
25.4×15=381mm リム径=381mm |
|||
外径 | ||||
タイヤの厚み×2+リム経 ※タイヤの厚みは上下があるので×2 |
126.75×2+381mm=634.5mm 195/65R15の外径=634.5mm (タイヤによって誤差はあります) |
このように、「純正タイヤサイズ」と「インチアップ先」のタイヤサイズの外径を調べて、外径がなるべく変わらないようなタイヤを選びます。
個人の好みはありますが、外径は+-10mm以内に収められるのがベターです。
迷ったら外径が小さくなる方を購入した方が無難
外径と速度との関係をまとめました。
外径 | 実速度 | 許容範囲 |
大きい | 速くなる | 狭い |
小さい | 遅くなる | 広い |
以上のことから、タイヤサイズで悩んだ時は外径が小さくなる方を購入することをおすすめします。
メーターの指す速度と検査メーターに誤差が出てしまうと車検は通りません。
メーターと実際のスピードに誤差があるということは、本人が気づかないままスピートを出てしまったり、反対にのろのろ運転をしてしまうということです。
スピード違反で罰金となってしまったり、事故につながってしまう可能性もあるので、注意してくださいね。
外径が変わらないタイヤの選び方
では実際に、タイヤの外径が変わらないタイヤをどのように選べばよいのでしょうか。
もっとも簡単なインチアップサイズタイヤの選び方は、自分の車の高位グレードが装着しているサイズを選ぶことです。
多くの場合、グレードが上がると、大きいサイズのタイヤが純正で装着されています。ご自身の車の公式サイトやパンフレットで、上位グレードのタイヤサイズを調べましょう。
トヨタアクアの例
例えば、こちらはトヨタのアクアの主要装備一覧の一部抜粋です。アクアではグレード別に14〜17インチまでのタイヤサイズがあるということがわかります。
ここに表記されているサイズ、175/70R14、185/65R15、195/55R16、205/45R17を選ぶと、問題がない場合が大半です。
しかしながら何事にも例外はありますので、タイヤ専門店や自動車販売店で確認をすると安心です。
2.荷重指数が下がらないようにする
荷重指数とは、タイヤ1本で支えられる最大の負荷能力を示す数字のことです。
ロードインデックス(LIとも省略されます)と呼ばれたりもします。
上のタイヤサイズ表記でみると、『91』の部分になります。
この数字に対応した負荷能力は以下の通りです。『91』の場合、615kgまで耐えられるということですね。
インチアップの際に、荷重指数を無視して純正サイズで指定されていた数字を下回るタイヤを装着してしまうと、車を支えられる力が足りなくなってしまいます。
荷重指数が足りないと、タイヤの損傷、最悪の場合は走行中にバーストしてしまう可能性があるので、注意してください。
負荷能力表
各サイズの代表的な荷重指数を表にしたので、こちらでインチアップ先の荷重指数(LI)が純正荷重指数(LI)を下回らないかどうか確認してください。
※タイヤのパターンにより異なる場合があります。正確な指数はメーカーHPまたは当店までお問い合わせください。()内がLIです。
13インチ | 14インチ | 15インチ |
---|---|---|
155/65R13(73) | 155/55R14(69) 165/55R14(72) |
165/50R15(73) |
145/80R13(75) | 155/65R14(75) | 165/55R15(75) 165/50R15(73) |
155/80R13(79) | 165/70R14(81) | 175/60R15(81) 185/60R15(84) 185/55R15(82) |
155/80R13(79) | 175/65R14(82) | 185/55R15(82) |
175/65R15(84) | ||
185/65R15(88) | ||
195/65R15(91) | ||
195/65R15(91) |
16インチ | 17インチ | 18インチ |
---|---|---|
165/45R16(74) 165/40R16(70) |
165/40R17(73) | |
165/50R16(75) 165/45R16(74) |
165/40R17(73) | |
195/50R16(84) 195/45R16(80) |
195/40R17(81) 205/40R17(80) 205/40R17(84XL) |
|
195/45R16(80) 195/50R16(84) |
195/40R17(81) 205/40R17(84) |
|
175/60R16(82) 185/55R16(83) |
205/45R17(84) | |
195/55R16(87) 205/50R16(87) |
205/45R17(84) 215/45R17(83) 215/45R17(87XL) |
|
195/60R16(89) 205/55R16(89) 205/55R16(91) |
205/50R17(89) 205/50R17(93XL) 215/50R17(91) 215/45R17(87) 215/45R17(91XL) |
215/45R18(89) 215/45R18(93XL) 215/40R18(85) 225/40R18(88) 225/40R18(92XL) |
195/60R16(89) 205/55R16(89) 205/55R16(91) |
205/50R17(89) 205/50R17(93XL) 215/50R17(91) 215/45R17(87) 215/45R17(91XL) |
215/45R18(89) 215/45R18(93XL) 215/40R18(85) 225/40R18(88) 225/40R18(92XL) |
215/65R16(98) | 215/60R17(96) | 215/55R18(95) 235/50R18(97) 225/50R18(95) |
215/60R16(95) | 215/55R17(94) | 225/45R18(91) 225/50R18(95XL) |
19インチ | 20インチ | 21インチ |
---|---|---|
215/35R19(85) 225/35R19(84) 225/35R19(88XL) |
||
245/40R19(94) 245/40R19(98XL) |
245/35R20(91) 245/35R20(95XL) |
|
225/40R19(89) 225/40R19(93XL) 235/35R19(87) 235/35R19(91XL) |
225/35R20(88) 225/35R20(90XL) 235/30R20(88XL) |
195/65R15をインチアップする場合の例
では、実際に195/65R15を例に、インチアップ後の荷重指数を見ていきましょう。
サイズ | LI | 可否 | |
標準 | 195/65R15 | 91 | – |
1インチ アップ |
205/55R16 | 91 | 問題なし○ |
2インチ アップ |
205/50R17 | 89 | 91を下回るため× |
195/65R15の荷重指数(LI)は『91』。つまり、このタイヤを装着している車は荷重指数91を下回らなければOKということになります。=標準指数
16インチの場合、標準サイズと荷重指数が同等のため問題ありませんが、17インチでは荷重指数が『89』。標準指数『91』を下回るため、不可となります。
205/50R17の場合、同じサイズでエクストラロード規格(XL)があり、LIは『93』。この場合は91を上回るのでOKです。
エクストラロード規格(XL)とは
エクストラロード規格(XL)とは、ヨーロッパのタイヤ規格(ETRTO)で、タイヤの内部構造を強化し、通常企画よりも高い空気圧を入れることができるタイヤのことです。
高い空気圧を入れることができるので、負荷能力を増やすことができます。レインフォースド(RFD)規格とも言われたりします。
インチアップで荷重指数が下がってしまう場合は、エクストラロード規格(XL)のタイヤを選びましょう。
3つのタイヤ規格
タイヤには、大きく分けて3つの規格があります。
1.JATMA規格
一般社団法人 日本自動車タイヤ協会のこと。 国産メーカーのブリヂストン、ダンロップ、ヨコハマ、トーヨータイヤ、ミシュランはこの規格です。 空気圧の最大は、240kPa。
2.ETRTOスタンダード規格
ヨーロッパタイヤはこの規格です。タイヤの側面に「E」マークがあります。 空気圧の最大は、250kPa。
3.ETRTOレインフォースド(RF)・エクストラロード(XL)規格
耐荷重性能を強化したタイヤです。RFもXLも意味は同じです。空気圧の最大は、290kPa。
※国産メーカータイヤでもRF・XLであればETRTO(XL・RF)規格で見ます。
3.正しい空気圧で使用する
空気圧は、先程説明した「荷重指数」と関係しています。インチアップをするとタイヤの厚みが薄くなる(低偏平タイヤ)ので自動的にタイヤ内部の空気も少なくなります。
したがって、インチアップ後のタイヤの空気圧は標準タイヤに比べると大幅に減っている=タイヤの耐久力(耐荷重)が落ちているということになります。
低偏平タイヤはタイヤのたわみが少ない分、見た目での空気圧の変化がわかりにくいので、必ずエアゲージを使って数値で確認してください。
耐荷重を無視して走行していると、バースト・偏摩耗・操縦安定性の低下に繋がります。
そのため、荷重指数を無視せずに、きちんと適正値の空気を入れ、定期的に空気圧点検を行いましょう。
インチアップ時の空気圧の調べ方
タイヤの耐久力(耐荷重)は、適正な空気圧が入って初めて発揮されます。適正空気圧の調べ方の手順は以下の通りです。
用意するデータ | 例 |
純正タイヤサイズ | 195/65R15(91) |
指定空気圧 | 210kPa |
インチアップ後の タイヤサイズ |
215/45R17(XL91) |
インチアップ後の空気圧を調べる手順 | ||
内容 | 例 | |
1 | 純正サイズでの最大不可能力を調べる | 195/65R15の場合は91 |
2 | JATMA規格で純正サイズで指定空気圧を入れた時の最大不可能力を調べる。 | JATMA規格より、荷重指数91での210kPaでの最大負荷能力は570kg。 |
3 | インチアップ後の荷重指数で、最大負荷能力570kgを満たす空気圧を、JATMA規格またはETRTO規格(XLタイヤの場合)より調べる。今回はXLタイヤを使用するのでETRTO規格を確認。 | 215/45R17(XL)の荷重指数は91。負荷能力570kgを満たすためには270kPaの空気圧が必要ということがわかる。 |
車両指定空気圧は、運転席側のドア付近あるいは給油口等に貼付された空気圧表示シールに記載されています。
インチアップ後の空気圧を調べる便利ツール
細かく空気圧の調べ方を説明しましたが、実はインチアップ後の空気圧を簡単に調べることができる、ブリヂストンの『空気圧検索システム』という便利なページがあります。
調べ方はとても簡単で、純正サイズとインチアップ後のタイヤサイズを入れるだけでOKです。
例として、純正サイズ195/65R16(91)のタイヤを205/50R17(93)にインチアップの場合、260kPaが推奨空気圧だということがわかります。
4.ホイール・車体の干渉に注意する
タイヤサイズの変更では、変更後のタイヤが操作時、走行時にフェンダー等と干渉してはいけません。インチアップをしたタイヤホイールは、タイヤの幅が変わっているため、車体の各部へ当たってしまう可能性があるので十分注意しましょう。
ホイールの干渉は、運転中ハンドルをきった際にタイヤを削ってしまい、大変危険です。
実際にハンドルを全開に切った状態でも干渉していないかどうかしっかり確認しましょう。
5.はみ出さないようにする
タイヤ、ホイールは車体からはみ出してはいけません。純正サイズ以外のタイヤを装着する場合は注意しましょう。
ホイールもタイヤ同様にサイズがあります。わかりやすい所でいうと、ナットで取り付ける穴数(4穴~6穴、マルチなど)、リム径(タイヤサイズが195/65R15→リム径は15、215/45R17→リム径は17など)、ホイールの取り付け面(インセット、ゼロセット、アウトセット)などです。
これらはプロにおまかせした方が無難です。
大手のネットタイヤショップは、購入時に車種情報から適合ホイールしか買えないようになっていたり、車種情報からマッチング(タイヤ外径、ホイール径、リム幅、タイヤハウス内での干渉などの条件をクリアして車に適合させること)済の商品を配送してくれる所もあります。
タイヤワールド館ベストではホイールセットの場合、専門のスタッフがマッチングしております。車種選択画面でお間違いのないように愛車をお選びください。
タイヤのはみ出し許容はタイヤのみ10mm未満
はみ出しタイヤに関しては、道路運送車両の保安基準 第178条 2項、及び~1号で規定されています。
この規定では、歩行者などの安全のために、ホイールの中心から上側が前30度・後50度の範囲内がフェンダー内に収まっている必要があると定められています。
平成29年6月より、上記の部分でも10mm未満であれば、タイヤのはみ出しを認めるように法改正されましたが、これはあくまでタイヤ部分のみです。ホイール部分ははみ出してはいけません。
はみ出しが認めらているのは、タイヤ側面にある、タイヤサイズなどを指すラベリングと、ホイールリムを保護するためのリムガードです。
ホイールはもちろん「ナット」などもはみ出しNGなので、ツライチを目指す際はぜひ気をつけてくださいね。
インチアップのメリット・デメリット
インチアップをする際の注意点を詳しくみてきましたが、インチアップのメリット・デメリットもしっかり確認しておきましょう。
ルックスの向上だけでなく、走行性能にもメリットを発揮するインチアップ。
それぞれご説明します。
インチアップのメリット
インチアップの主なメリットは以下の3つです。
・ハンドリングが向上する
・グリップ・ブレーキング性能が上がる
見た目がカッコ良くなる
インチアップをすることでホイールが大きくなり、見た目がカッコよくなります。インチアップする理由として最も多いのが、このメリットを求めてだと思います。
ホイールによっては大きいサイズ展開しかない場合もあるので、インチアップをすることで好みのアルミホイールを履くことができるようになります。
ハンドリングが向上する
インチアップを行うとタイヤのサイドウォールが薄くなり幅も広がります。その結果タイヤがヨレにくくなるため、操舵に対するレスポンスが良くなります。クイックなハンドリングが好みの人にとってはメリットとなることでしょう。
グリップ・ブレーキング性能が上がる
タイヤの扁平率が下がるとタイヤが薄くなり幅が広くなります。タイヤの幅が広くなるとグリップ力が上がり、与えた荷重に対してのステアリング反応が良くなります。
また、タイヤの厚みが薄くなるとたわみが少なくなるので、コーナリングやブレーキング、発進時のトラクション性能が向上します。
さらに、ホイールが大きくなるため、走行中にホイール内に空気が送り込まれ、ブレーキ自体が適度に冷やされ、熱による制動力の低下などを防ぐことも出来ます。
制動力の向上は、安全な運転にも大きく貢献します。
インチアップのデメリット
インチアップでよく言われるデメリットは以下の3つです。
・燃費が悪くなる
・タイヤ代が高くなる
乗り心地が悪化する
インチアップを行うと、タイヤのサイドウォールが薄くなるため、タイヤのたわみが少なくなり路面から受けるショックが大きくなってしまいます。
また、タイヤの幅が広くなることで、ロードノイズも気になる場合があります。
また、タイヤ内のたわみが少なくなることで、ハンドルが重い、わだちでハンドルが取られやすくなる、と感じる方もいるようです。
操作面での不安がある方は、インチアップは控えたほうがよいでしょう。
燃費が悪くなる
タイヤが幅広くなり接地面積が増えると転がり抵抗が増加するため、燃費が悪化します。タイヤ自体も転がり抵抗が大きい銘柄であった場合、よりその傾向は強くなるでしょう。
さらに、ホイールの大径化で重量が増すため、エネルギーのロスによっても燃費が悪化します。
転がり抵抗とは、ものを転がすためにかかる力のことです。進行方向とは逆方向きに働き、摩擦力に近いイメージです。
インチアップ時は、目安として1Lあたり5~20%くらい燃費が悪化すると考えておきましょう。
タイヤ代が高くなる
タイヤは大きいサイズになるほど、材料費や流通量の関係で高価になる場合が多いです。インチアップをすると必然的に扁平率の低いタイヤになるので、タイヤ代金がアップすることも考慮しましょう。
主なタイヤサイズのインチアップ早見表
さて、詳しくインチアップについて説明してきましたが、これらの条件をクリアした一般的なインチアップのサイズというものがあります。インチアップ初心者はこちらの表から選びましょう!
緑を純正サイズとして、+1インチアップはベター、+2以上のインチアップは自己判断でお願いします。
軽 | コンパクトカー | ミニバン | ミニバン(大) |
14インチ | |||
155/65R14 | 165/70R14 |
||
15インチ | |||
165/55R15 |
175/65R15 |
195/65R15 |
|
16インチ | |||
165/45R16 |
195/50R16 |
205/55R16 |
215/65R16 |
165/50R16 |
|||
17インチ | |||
195/45R17 |
215/45R17 |
215/60R17 |
|
205/50R17 |
|||
18インチ | |||
215/40R18 |
235/50R18 |
||
215/45R18 |
|||
19インチ | |||
225/30R19 |
245/45R19 |
||
225/35R19 |
|||
20インチ | |||
245/40R20 |
インチアップの相談はタイヤワールド館ベストにおまかせ
インチアップは簡単そうですが、初心者には以外と難しいものです。しかし、難関を超えれば世界に一つだけの自分だけの車の完成します。
細かいところを考え抜くことで、見た目がかっこいいことはもちろん、安全で安心なドライブをすることができます!ぜひ意識してみてください。
車種によってサイズはバラバラなので、ご自身で調べるのはちょっと…という方はぜひご相談ください。各店スタッフが分かりやすく、お客様に合った商品をご提案させていただきます!
もちろん、当社オンラインショップでも対応可能ですので、ぜひインチアップの検討もしてみてくださいね。
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