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    軽自動車におすすめの深リムホイール5選!選び方から車検対応まで徹底解説

    「愛車の軽自動車を、もっと個性的に、もっとカッコよく見せたい!」「あの『深リム』って、軽自動車にも似合うのかな?」「カスタムしたいけど、車検は大丈夫?」

    軽自動車のオーナーなら、一度はそう考えたことがあるかもしれませんね。街中で見かける、ホイールの奥が深くえぐられたような「深リムホイール」は、見る人に強烈なインパクトを与えて、その車の個性を際立たせます。

    この記事では、そんな深リムホイールの魅力から、軽自動車に装着する際の注意点、車検対応のポイント、そしてあなたにぴったりの深リムホイールの選び方まで、徹底的に解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

    深リムホイールとは?その魅力と基本知識

    深リムホイールとは?その魅力と基本知識

    「深リム」という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどんなホイールを指すのか、その構造や魅力について詳しく知らない方もいらっしゃるでしょう。

    ここでは、深リムの定義や深リムを構造の特徴や視覚的効果を解説していきます。

    リムの深さの定義(一般的なホイールとの比較)

    深リムホイールとはホイールのスポーク面がリムの外側に向かって大きく落ち込み、リムが深く見えるデザインのホイールのことをいいます。

    一般的なホイールはスポーク面がリムの面に近いか、あるいはやや内側に窪んでいる程度ですが、深リムホイールはその「リムの深さ」が最大の魅力であり、視覚的な特徴です。この深いリムはホイールの「インセット(オフセット)」という数値が小さい(マイナスオフセットに近い)ほど実現しやすくなります。

    なぜ「深い」のか?構造的な特徴

    深リムホイールの多くは多ピース構造(2ピースや3ピース)を採用していることが多いです。
    これはリム部分とディスク(スポーク)部分を別々に製造し、組み合わせて作られるため、リムの深さを自由に設計できるためです。

    また、ディスク面のデザインもリムの深さを際立たせるように設計されており、視覚的な奥行きを最大限に引き出す工夫が凝らされています。

    深リムホイールのメリット

    深リムホイールのメリット

    深リムホイールを装着することで得られる魅力は、見た目だけではありません。ここでは、深リムホイールを装着した際のメリットを2つ紹介いたします。

    ● 圧倒的な存在感とカスタムアピール
    ● ホイールデザインの選択肢が広がる可能性

    圧倒的な存在感とカスタムアピール

    深リムホイールの最大のメリットは、何と言ってもその圧倒的な存在感です。街中で見かける車の多くは、一般的なデザインのホイールを装着しているため、深リムホイールは非常に目立ち、他の車とは一線を画す強烈な個性を放つでしょう。

    イベント会場やオフ会などでも足元から視線を集めて、オーナーのこだわりを強くアピールすることが可能です。まるでショーカーのような雰囲気を手軽に手に入れることができます。

    ホイールデザインの選択肢が広がる可能性

    一般的なホイールはコストや量産性を考慮してデザインの制約がある場合が多いですが、深リムホイールは多様な構造や製造方法を持つため、非常に多種多様なデザインが存在します。

    スポーク、メッシュ、ディッシュといった基本的なデザインに加えて、リム部分の加工(段付きリム、リバースリムなど)やカラーリングの選択肢も豊富です。

    これによりあなたの軽自動車のボディカラーやコンセプトに合わせた、より細やかなデザインのマッチングが可能になり、理想のスタイルを追求できる可能性が広がります。

    深リムホイールのデメリット

    深リムホイールのデメリット

    魅力的な深リムホイールですが、装着にはいくつかのデメリットや注意点も存在します。しっかりとデメリットを把握した状態で、装着するのが重要です。

    ● 重量増による運動性能への影響の可能性
    ● 洗車・メンテナンスの手間
    ● 価格帯が高めになる傾向

    重量増による運動性能への影響の可能性

    深リムホイールはその構造上、一般的な軽量ホイールと比較して重量が増加する傾向があります。ホイールの重量が増えることは、車全体の「バネ下重量」の増加に直結するでしょう。

    バネ下重量が重くなると加速性能や減速性能、そして燃費性能にも影響が出ることが多いです。また、路面からの衝撃を吸収しにくくなり、乗り心地が悪化する可能性も出てきます。

    特に軽自動車は車両重量が軽いため、ホイールの重量増の影響を比較的受けやすい点は認識しておく必要があるでしょう。

    洗車・メンテナンスの手間

    リムが深くなるということはその分、ホコリやブレーキダストが溜まりやすくなるという側面があります。

    特にスポークやメッシュデザインの深リムホイールは、リムの奥まった部分やスポークの隙間が細かく、一般的なホイールに比べて洗車やメンテナンスに手間がかかることがあるでしょう。美しい深リムを保つためにはこまめな手入れが必要となります。

    価格帯が高めになる傾向

    深リムホイールはその多くが多ピース構造や特殊な製造方法を採用しているため、一般的なワンピース構造の鋳造ホイールと比較して価格が高めになる傾向があります。

    また、人気ブランドのモデルやオーダーメイドに近い形で製造されるものほど、その価格は上がることが多いです。予算を考慮しつつ、納得のいく深リムホイールを選ぶ必要があるでしょう。

    軽自動車にぴったりの深リムホイールの選び方

    軽自動車にぴったりの深リムホイールの選び方

    軽自動車に深リムホイールを合法的に、かつカッコよく装着するためには、いくつかのポイントを押さえた選び方が重要です。

    これから記載するポイントを大事にしながら深リムのホイールを選ぶようにしていきましょう。

    ホイールサイズの基本(軽自動車向け)

    軽自動車に深リムホイールを装着する際には、以下の数値が特に重要になります。選ぶ際はしっかりとチェックするようにしましょう。

    インチ数(14インチ、15インチ、16インチが主流?それぞれの特徴)

    軽自動車の深リムカスタムでは、14インチ、15インチ、16インチが主流です。

    インチサイズ 特徴
    14インチ 純正サイズに近い。タイヤの厚みが確保しやすく、乗り心地が良い。深リムデザインも存在しますが、リムの深さは比較的控えめになることが多いです。
    15インチ 最もバランスの取れたサイズ。見た目の迫力と乗り心地のバランスが良く、タイヤの選択肢も豊富。深リムデザインも多く、個性的な足元を演出しやすくなります。
    16インチ インチアップによるドレスアップ効果が大きく、見た目のインパクトは抜群です。しかし、タイヤの扁平率が低くなるため、乗り心地は硬くなる傾向あり。

    17インチやリム幅が広いサイズを選ぶ場合、フェンダーからのはみ出しや車体への干渉の可能性が非常に高まります。その場合、車高調整(ローダウン)やキャンバー調整(タイヤの傾き調整)が必要になることがあるでしょう。

    これらの調整は専門的な知識と技術を要するため、必ずプロのショップに相談することをおすすめします。

    荷重指数にも注意が必要

    軽自動車のインチアップにおいては、荷重指数にも注意が必要です。
    一般的に、16インチで165/50R16のサイズは車検が通るケースが多いですが、165/45R16のサイズや、17インチ(165/40R17など)に関しては、タイヤの荷重指数が軽自動車の車両総重量に対して不足し、車検が通らないものが多いのでご注意ください。

    必ず、装着を検討しているタイヤの荷重指数が、お使いの軽自動車の車両総重量(乗車定員と最大積載量を考慮した重さ)に見合っているかを確認しましょう。

    軽自動車向けインチアップ適合表(参考)

    インチ タイヤ外径基準 扁平率ダウン
    13インチ 145/80R13 155/65R13
    14インチ 155/65R14 165/55R14
    15インチ 165/55R15 165/50R15
    16インチ 165/50R16 165/45R16
    17インチ 165/40R17 165/35R17

    上記の表はタイヤの外径がほぼ同じになるように計算した目安です。車両の個体差、フェンダーのクリアランス、車高、サスペンションセッティング、そして特に「荷重指数」によって車検の適合・不適合が分かれます。必ずプロの専門店にご相談ください。

    インセット(オフセット)計算方法と適切な数値の見極め方

    インセットはホイールの中心線からハブ取り付け面までの距離を示す数値です。
    この数値が小さいほどホイールは外側に出て、深リムになりやすくなります。

    しかし、小さすぎるとハミタイの原因となるため、車種ごとの適正値を見極めるのが重要です。

    軽自動車の場合、純正のインセットが+45mm~+50mm程度のことが多いため、深リムを目指すなら+35mm~+42mm程度のインセットが候補になることが多いでしょう。専門店の知識を借りて、最適なインセットを選ぶのが重要です。

    P.C.D.とハブ径(軽自動車の一般的な規格)

    P.C.D. (Pitch Circle Diameter)とは、 ホイールを取り付けるボルト穴の中心を結んだ円の直径で、軽自動車のほとんどは100mmです。異なるP.C.D.のホイールは装着できません。

    ハブ径とは、ホイール中央の穴の直径です。軽自動車のハブ径はさまざまですが、ホイール側のハブ径が車両側より大きい場合は、ハブリングを使用して隙間を埋めることで、走行安定性を高めることができます。

    軽自動車にぴったりの深リムホイール5選

    軽自動車にぴったりの深リムホイール5選

    参考:SSR公式サイトへ

    ここからは、軽自動車の深リムカスタムで特に人気が高く、魅力的なホイールを5つご紹介します。

    1. WORK マイスター S1(2ピース)
    2. KYOHO シュタイナー FTX
    3. SSR フォーミュラ メッシュ
    4. シュティッヒ PL-02
    5. WORK リザルタード スポーク TT

    1.WORK マイスター S1(2ピース)

    ORK マイスター S1(2ピース)

    公式サイトへ

    WORKのマイスターS1は、カスタムホイールの代表格であるWORKの定番モデルです。多ピース構造ならではの自由なインセット設定と、段付きリムのクラシカルなデザインが特徴となっています。

    S1R(リバースリム)とS1 2P(ステップリム)があり、どちらも深リムを強調できるデザインです。軽自動車に装着すれば、本格的なカスタムカーの雰囲気を演出できます。

    2.KYOHO シュタイナー FTX

    KYOHO シュタイナー FTX

    公式サイトへ

    KYOHOのシュタイナーFTXは、シャープでエッジの効いたスポークデザインが特徴のシュタイナーシリーズです。立体的なスポークとリムの深さが相まって、軽自動車の足元をより大きくそして、スポーティに見せられます。

    カラーバリエーションも豊富で、ボディカラーに合わせてさまざまなスタイルを演出できるでしょう。

    3.SSR フォーミュラ メッシュ

    SSR フォーミュラ メッシュ

    公式サイトへ

    SSRのフォーミュラ メッシュは、往年のメッシュデザインを現代に蘇らせた、レトロモダンな深リムホイールです。多ピース構造による深いリムと細かく組まれたメッシュが特徴で、軽自動車に装着すると、どこか懐かしくも新しいおしゃれな雰囲気を醸し出します。

    クラシカルな軽自動車はもちろん、ネオクラシックなスタイルを目指す車にもマッチするでしょう。

    4.ホットスタッフ シュティッヒ PL-02

    シュティッヒ PL-02

    公式サイトへ

    ホットスタッフのシュティッヒPL-02は、
    シュティッヒブランドらしい、洗練されたスポークデザインと深いリムが特徴です。流れるようなスポークラインと高級感のあるフィニッシュが、軽自動車の足元にエレガントでスタイリッシュな印象を与えます。

    ドレスアップ志向の軽自動車カスタムに最適な選択肢となるでしょう。

    5.WORK リザルタード スポーク TT

    WORK リザルタード スポーク TT

    公式サイトへ

    WORKのリザルタードスポークTTは、WORKのコンパクトカー・軽自動車向けブランド「リザルタード」シリーズの1つです。細身のスポークがリムの深さを際立たせるデザインで、スポーティかつスタイリッシュな印象を与えます。

    カラーオーダープランなども用意されており、自分だけの個性を表現したいオーナーさんにおすすめです。

    デザインで選ぶ!深リムホイールの種類と特徴

    デザインで選ぶ!深リムホイールの種類と特徴

    参考:WORK公式サイトへ

    深リムホイールには、さまざまなデザインと構造があります。主なデザインや構造についてお伝えしていきます。

    ● ステップリムとリバースリムの違い
    ● スポーク、メッシュ、ディッシュなどデザイン別の印象

    ステップリムとリバースリムの違い

    リムの形状によっても、見た目の印象が大きく変わります。主なリムの種類となる「ステップリム」と「リバースリム」の説明をします。

    ステップリム(段リム)

    ステップリム(段リム)は、リムに段差があり、ディスク面が内側に配置される構造です。この段差により、リムの深さを強調でき、立体感のあるデザインが可能となります。しかしながら、ディスク面が小さく見えるため、ホイール全体が小さく感じられることもあります。

    リバースリム(フルリバース)

    リバースリム(フルリバース)は、リムに段差がなく、ディスク面が外側に広がる構造です。ディスク面が大きく見えるため、ホイール全体が大径に見え、フラットでシンプルなデザインが可能です。しかし、リムの深さが出しにくく立体感に欠けることがあるので、お好みでお選びくださいね。

    スポーク、メッシュ、ディッシュなどデザイン別の印象

    それぞれのデザインの印象について解説します。特徴を知ることで、自身の好みであるデザインを選べるといいですね。

    デザイン イメージ 特徴 おすすめ車種
    スポーク スポークデザイン 細身のスポークがリムの深さを際立たせ、スポーティで洗練された印象を与えます。 どんな車種でも◎スポーティーな車種
    メッシュ メッシュデザイン 細かい網目状のデザインが高級感やクラシカルな雰囲気を演出します。スポークの奥に深リムが覗くことで、より立体的な美しさを放つことでしょう。 どんな車種でも◎セダン、SUV、ミニバン
    ディッシュ ディッシュデザイン スポークがなく、一枚板のようなデザインです。足元に重厚感と独特のレトロ感を演出します。ディッシュホイールはその特性上、より深いリムを強調しやすい傾向がある。 高級セダン、大型ミニバン、4WD
    フィン フィンデザイン スポークデザインの一種で、細いスポークが多数配置したデザイン。繊細でエレガントな印象を与え、ラグジュアリーな仕上がりを求める方に最適 輸入車、高級車、ラグジュアリーカー

    車検は大丈夫?軽自動車のホイールに関する法律とルール3つのポイント

    車検は大丈夫?軽自動車のホイールに関する法律とルール

    ホイールを交換する際に最も重要なのが車検に通るかどうかです。特に深リムホイールは、その特性上、合法的に装着するためのハードルがやや高い場合があります。

    しっかりと条件を把握することで、しっかりと車検が通るような整備をしていきましょう。ポイントは3つです。

    1. 「ハミタイ」規制について
    2. 最低地上高の確保
    3. JWL、VIAマーク

    1.フェンダーからはみ出してはいけない「ハミタイ」規制について

    道路運送車両法では、タイヤやホイールがフェンダー(ボディのタイヤを覆う部分)から外側にはみ出すこと(通称「ハミタイ」)を禁止しています。

    深リムホイールは、インセットの数値が小さくなる(より外側に出る)傾向があるため、適切なサイズを選ばないと簡単にハミタイになってしまいます。

    ハミタイは車検に通らないだけでなく、整備不良として検挙の対象にもなるため、絶対に避けるべきです。ホイールを選ぶ際は、必ずフェンダー内に収まることを確認しましょう。

    2.最低地上高の確保の必要性

    車検では車両の最も低い部分(マフラーやサスペンションの一部など)が、路面から9cm以上の高さ(最低地上高)を確保している必要があります。

    インチアップによってタイヤの外径が大幅に変わったり、極端なローダウンをおこなうと、この最低地上高が確保できなくなる可能性が出てくるでしょう。

    深リムホイールの装着と合わせて車高調などでローダウンをする場合は、特に注意が必要です。

    3.ホイールの強度基準(JWL、VIAマーク)とは

    社外ホイールを選ぶ際は、必ず「JWL」と「VIA」というマークが表示されているかを確認しましょう。JWLは国が定めた安全基準を満たしていることを示すマークで、VIAは第三者機関による厳正な強度試験に合格したことを示すマークです。

    これらのマークがないホイールは強度不足の可能性があり、車検に通らないだけでなく、走行中の破損につながる危険性があるため絶対に装着してはいけません。

    信頼できるメーカーのこれらのマークが入ったホイールを選びましょう。

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