タイヤサイズの見方について、以下の疑問を持っていませんか?
● タイヤの側面に書いてある数字はなんだろう?
● 175/65R14 82Sってどういう意味?
タイヤの側面にはたくさんの数字やアルファベットが並んでいますが、知識がないとこれらを見てもよくわからないですよね。
今回は、初心者でもわかるタイヤサイズの見方を解説 します。タイヤ交換やインチアップを考えている人の参考になる情報をご紹介するので、ぜひご覧ください。
車のタイヤサイズはどこを見ればわかる?
車のタイヤサイズは、「タイヤの側面」 「タイヤ規格」 と呼ばれるものがあり、以下のどちらかの規格に基づいて製造されています。
略号
ISO
JATMA
規格名
国際標準化機構規格
日本自動車タイヤ協会規格
内容
世界で使用される タイヤの基本的な規格
日本国内で使用される タイヤの規格
参照:日本グッドイヤー
タイヤサイズの見方を把握すれば、タイヤの性能についても理解が深まります。
タイヤ側面の数値の見方は、『製造年・サイズだけじゃない!タイヤの側面は情報の宝庫!見かたを伝授!』の記事も、ぜひ参考にしてみてください。
タイヤサイズ表記の見方
タイヤの側面の数値や記号には、以下のような情報が記されています。
タイヤ幅
扁平率
ラジアル構造
リム径(インチ)
ロードインデックス
速度記号
速度カテゴリー
タイヤの強度
タイヤサイズ表記の見方を以下で詳しく解説します。
タイヤ幅
『175/65R14 82S』という表記があった場合、先頭の『175』がタイヤの幅を表す数字 です。
単位はmmとなっているので、175mm幅のタイヤということになります。
『165/55R15 75H』であれば165mm、『155/65R14 75H』は155mmです。
扁平率
『175/65R14 82S』という表記があった場合、2つめの数字の『65』は扁平率 を表しています。
扁平率とはタイヤの断面層に対する高さの比率 のことで、厚い(数字が大きい)ほうが乗り心地が良い と言われています。
『165/55R15 75H』であれば扁平率は55%、『155/65R14 75H』であれば65%です。
ラジアル構造
『175/65R14 82S』の表記で、最初にでてくるアルファベットの『R』は「ラジアルタイヤ」 であることを表しています。
ラジアル構造のタイヤとは、 内部の繊維層が進行方向に対して直角に編み込まれている製品のことです。ラジアル構造のほかに、繊維層を斜めに編み込んでいる「バイアス構造」のタイヤもあります。
近年はほとんどの乗用車がラジアルタイヤ となっているため、バイアスタイヤを見かけることはあまりないかもしれません。
リム径(インチ)
『175/65R14 82S』の表記で、3つめの数字である『14』はリム径 を表しています。
リム径とは、タイヤについているホイールの直径 のことで、単位はインチです。『165/55R15 75H』であればリム径は15インチ、『155/65R14 75H』であれば14インチです。
1インチは2.54cmなので、14インチは35.56cm、15インチであれば38.1cmとなります。
ロードインデックス
『175/65R14 82S』の表記で、4つめの数字となる『82』がロードインデックス の数値を表しています。
ロードインデックスとは、タイヤがどれだけの重さに耐えられるかの指標となる数字 です。
ロードインデックス82の場合は、タイヤ1本あたりの負荷能力は475kgが目安となっています。
数値と負荷能力の目安表は以下のとおりですので、参考にしてみてください。
速度記号
『175/65R14 82S』の最後のアルファベットである『S』は速度記号 と呼ばれるもので、そのタイヤが走行できる最大速度 を表しています。速度記号の早見表は以下のとおりです。
速度記号
最高速度(km/h)
L
120km
M
130km
Q
160km
S
180km
H
210km
V
240km
W
270km
Y
300km
『175/65R14 82S』の場合、速度記号はSなので最高速度は180km、『165/55R15 75H』はHと記載があるので210kmです。
速度カテゴリー
タイヤの側面に『ZR』という表記があった場合、それは「速度カテゴリー」 を表しています。現在、主に使われているSやHなどの速度記号と同じ役割を持っており、ZRは最高時速が240km であることを表しています。
近年はL・M・Q・S・Hといった表記を用いている製品が多いので、ZRの文字は見かけることが少ないかもしれません。
タイヤの強度
バンや小型トラック向けのタイヤには、『PR』というアルファベットが記載されている製品があります。PRは「プライレーティング」の頭文字で、タイヤの強度を示す「耐荷重強度指数」のこと です。
『145R12 8PR』という表記の場合、「8プライ」と読み、最大負荷能力は450kg程度です。
普段トラックや商業車に乗らない人はあまり見ることはないので、参考として知っておく程度で問題ありません。
タイヤサイズに関するその他の記号について
タイヤサイズに関するその他の記号について、以下3つの項目別に解説します。
● ホイールのJ数
● タイヤサイズのXL表記
● タイヤサイズのLT表記
それぞれ詳しい内容を確認しましょう。
ホイールのJ数
「ホイールのJ数」とは、リム幅のことで、ホイールを横から見た時の幅をインチで表したものです。 厳密にいうと「J」とは、ホイールのフランジ形状の規格を指し、ホイールの外面の縁にある形状のことです。
自動車用のホイールでは「J」が一般的で、ほとんどの車両に適合可能です。そのほかにも「JJ」や「K」、「B」などの表記もホイールのフランジ形状の規格を指します。たとえば、4WDのような大型の車は「JJ」が用いられるケースもあります。
ホイールのサイズに関しては、J数以外にも、リム幅やインチ径、PCDなどもあり、詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。
タイヤサイズのXL表記
タイヤサイズにある「XL」は、「エクストラロード(Extra Load)」の略で、通常のタイヤより高い空気圧に対応できるよう内部構造が強化されているタイヤに表記されています。
内部構造が強化されることで高い耐久性が期待できますが、その反面、標準タイヤと比べると乗り心地が硬く感じる可能性があります。
そのため、XLタイヤを検討する場合、事前に自分の車にあっているか確認して装着することが重要です。
タイヤサイズのLT表記
タイヤサイズの「LT」は、「ライトトラック(Light Truck)」の略で、小型トラックや商用車向けに設計されたタイヤであることを示します。
LT表記があるタイヤは、通常のタイヤよりも重い荷物や悪路に耐えられる構造になっています。
XLタイヤと同様に、丈夫で耐久性が高い反面、ノーマルタイヤよりも硬い乗り心地だったり燃費が落ちる可能性があったりする点がデメリットです。
タイヤサイズに関する4つの法律
タイヤのサイズには決まりがあり、規定内のタイヤを装着していないと車検に通りません。タイヤを装着する際は、以下の4点を確認する必要があります。
はみ出し禁止
荷重指数の確保
メーターに誤差が生じないこと
干渉禁止
以下でそれぞれを詳しく解説します。
はみ出し禁止
タイヤは、車体からはみ出さないように装着 しなくてはいけません。はみ出てしまう大きなサイズのタイヤだと、車のボディと接触してハンドル操作に影響を与えます。
安全に走行をするためにも、車体におさまるサイズのタイヤを選びましょう。
荷重指数の確保
荷重指数とは、1本あたりのタイヤが支えられる重さのことで、この数値をあらわしたものがロードインデックス と呼ばれる数値です。すべてのタイヤにはロードインデックスの数値が記載されているので、規定の数値を下回らないように しましょう。
その車ごとの規定の数値は、純正で装着していたタイヤに記載されています。
タイヤを履き替える際には、もとのタイヤ以上のロードインデックス数値がある製品を選んでください。
メーターに誤差が生じないこと
タイヤのサイズ変更をしたことによって、メーターの表示が狂ってしまうことがあります。
タイヤの外径によって、メーター表示は以下のように変化します。
タイヤの外径
進む距離
メーター表示
小さくした場合
短くなる
遅くなる
大きくした場合
長くなる
速くなる
メーターに誤差が生じると気付かずにスピード違反 になってしまうことがあるので、注意が必要です。
原則として、純正のタイヤサイズに合わせたサイズでインチアップを行いましょう。
干渉禁止
タイヤのサイズが適正でないと、フェンダーに干渉して運転に影響を与え ます。インチアップする際には、車体に干渉しないサイズを確認しておきましょう。
積雪時にチェーンを装着する可能性がある場合は、その分の余白も残しておく必要があります。
タイヤサイズを変更する際の許容範囲は?
タイヤサイズを変更する際は、タイヤがフェンダーからはみ出さない程度のサイズ変更にしましょう。
タイヤのはみ出しに関しては、道路運送車両の保安基準で規定されています。
簡単にいうと、ホイールの中心から上側が前30度・後50度の範囲内がフェンダー内に収まっている必要があります。
ただし、規制緩和により10mm未満ならタイヤのはみ出しは認められますが、あくまでタイヤ部分のみで、ホイール部分のはみ出してはいけません。
タイヤサイズを変更する際は、フェンダーからのはみ出し10mm未満が許容範囲ですが、基本的には、タイヤがはみ出さないサイズ変更がいいでしょう。最悪の場合、車検に通らない可能性もあります。
車検に通らないタイヤについては、以下の記事を参考にしてください。
タイヤサイズのインチダウンとは?
タイヤサイズのインチダウンとは、タイヤのサイズはそのままで、タイヤホイールのサイズを小さくすることを指し、インチアップの逆のことです。
ここでは、インチダウンのメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
タイヤサイズをインチダウンするメリット
タイヤサイズをインチダウンするメリットは、主に以下の5つです。
● コスト削減効果
● 乗り心地の向上
● 静粛性の向上
● 燃費性能の向上
● ハンドリング性能の向上
インチダウンすることでホイールの価格は安くなり、タイヤへの負担も少なくなる場合があります。 寿命が伸びる可能性もあるため、コスト削減につながります。
静粛性やハンドリング性能の向上が期待でき、乗り心地がよくなるのもインチダウンの魅力です。
軽快な走りを求めている方は、タイヤサイズをインチダウンしてみるのもいいでしょう。
タイヤサイズをインチダウンするデメリット
一方、タイヤサイズのインチダウンをすると、以下のようなデメリットがあります。
● タイヤの外見が変わる
● 性能が低下する可能性がある
● 車検不適合の可能性がある
インチダウンすることでタイヤの外見が変わります。ホイールが小さくなることで、タイヤ部分の厚みが強調され、スタイリッシュなデザイン性が損なわれると感じる人もいるでしょう。
また、コーナリングやハンドリング、燃費性能などが低下する可能性もあります。
さらに、タイヤの外径が変化するとスピードメーターに誤差が生じる恐れがあり、車検不適合になる場合もあります。
タイヤサイズをインチダウンする際は、自分が車のデザインや性能面で、どのようなことを優先するのか考えましょう。
タイヤサイズのインチアップとは?
タイヤサイズのインチアップとは、ホイール径を大きなサイズに取り替えるカスタマイズのこと です。ホイールにあわせて、タイヤも扁平率の低い製品に履き替えることが一般的です。
インチアップすると、タイヤの幅が広がり走行時に地面をとらえやすくなるので、ハンドリングがスムーズになります。インチアップしたことでタイヤとホイールの重量が減った場合、車体に対しての負荷も少なくなるので燃費も向上します。
タイヤサイズをインチアップするメリット
タイヤをインチアップするメリットには主に以下の3つがあります。
● 見た目がカッコ良くなる
● 制動力があがる
● 運動性能がアップする
見た目のカッコ良さを追及したい人に、インチアップのカスタマイズは人気です。マイカーをグレードアップするとドライブもより楽しくなりますね。
タイヤが薄くなることでレスポンスがよくなり、運動性能があがります。ブレーキもききやすくなり、運転しやすくなったと感じる人も多いです。
タイヤサイズをインチアップするデメリット
タイヤをインチアップする際のデメリットには、以下の3つがあげられます。
● タイヤ代が高い
● 燃費が悪くなる
● 乗り心地が変わる
インチアップをしたいと考えても、費用の高さに断念してしまう人も多くいます。メリットがある反面、出費がかさむことは覚悟しておきましょう。
インチアップによって、タイヤが薄くなるので地面からの振動をダイレクトに感じるようになるケースもあります。また、重量のあるホイールを装着した場合は負荷がかかるため、燃費が悪くなることもあるので注意が必要です。
タイヤ選びの際サイズ以外で参考になる情報
タイヤ選びの際にサイズ以外で参考になる情報は、以下の3つです。
● 車のタイプ
● ライフスタイル
● 走行する地域
それぞれ具体的な内容を確認しましょう。
車のタイプ
車のタイプ によって、最適なタイヤは異なります。以下の表は、車のタイプ別におすすめのタイヤをまとめたものです。
車のタイプ
おすすめのタイヤの特徴
軽自動車
・性能バランスがいい ・燃費性能が優れている
ミニバン
・燃費性能が優れている ・コストパフォーマンスが高い
コンパクトカー
・コストパフォーマンスが優れている ・オールシーズンに対応している
SUV
・SUV専用で性能を引き出してくれる ・燃費性能が高い
セダン
・走行性能に優れている(コンフォートタイヤ) ・静粛性や燃費性能が高い
スポーツカー
・走行性能に優れている(スポーツタイヤ) ・グリップ力が高い(ハイグリップタイヤ)
タイヤによって走行性能や燃費性能は異なります。上記の情報を、自分が優先する性能を考える際の参考にしてください。
ライフスタイル
ライフスタイル によっても、最適なタイヤは異なるでしょう。たとえば、通勤や買い物など、毎日車を利用する方には、耐久性や静粛性、燃費性能などが優れているタイヤがおすすめです。
一方、休日によくアウトドアに出かける方なら、オフロードタイプのような悪路に強いタイヤがいいでしょう。
走行距離が長い方の場合、低燃費でロングライフ性能が優れているタイヤを装着することで、長期間の安定した走行が期待できます。
耐久性や持続可能性に優れたエコタイヤは、以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
走行する地域
走行する地域 によっても、タイヤの選び方は異なります。たとえば、雪や凍結が頻繁に発生する豪雪地域では、スタッドレスタイヤだけでなくチェーン装着を考慮する必要があります。
一方で、雪はほとんど降らないものの、冬場に少し凍結する可能性がある程度なら、タイヤ交換はせず年間を通じて、オールシーズンタイヤで対応可能 です。
そのほか雨が多い地域なら、排水性能が高く、ウェットグリップに優れたタイヤがおすすめです。
走行する地域の特性を考慮しタイヤを選ぶことで、安全かつ快適なドライブにつながるでしょう。
おすすめタイヤ3選のタイヤサイズ一覧
続いて、タイヤワールド館ベストがおすすめする、以下3つのタイヤのサイズ一覧や特徴を見ていきましょう。
● BRIDGESTONE「REGNO GR-XⅢ」
● DUNLOP「SYNCHRO WEATHER」
● YOKOHAMA TIRE「ADVAN dB V553」
タイヤ選びで悩んでいる方は、ぜひおすすめタイヤを検討してみてください。
BRIDGESTONE「REGNO GR-XⅢ」
ブリヂストン公式サイトへ
BRIDGESTONE「REGNO GR-XⅢ」 は、静粛性と快適性に優れたプレミアムタイヤです。
REGNO GR-XⅢの特徴や適用サイズは、以下のとおりです。
項目
内容
タイヤの名称
REGNO GR-XⅢ
適用サイズ
14〜20インチ
価格(タイヤワールド館ベスト)
22,000〜90,100円 /1本
おすすめな人
・快適な運転を楽しみたい人
・雨の日の安全性を重視する人
・高級車に乗っている人
REGNO GR-XⅢは、ハイクオリティなタイヤのため、高級感を演出したい方におすすめのタイヤと言えます。
また、BRIDGESTONEのそのほかのタイヤのについては、以下の記事にまとめてあるので参考にしてください。
DUNLOP「SYNCHRO WEATHER」
ダンロップ公式サイトへ
DUNLOP「SYNCHRO WEATHER」 は、タイヤが自ら路面状態に適した性能に変化するオールシーズンタイヤです。
SYNCHRO WEATHERの特徴や適用サイズは、以下のとおりです。
項目
内容
タイヤの名称
SYNCHRO WEATHER
適用サイズ
15〜19インチ
価格(タイヤワールド館ベスト)
21,450〜69,630円 /1本
おすすめな人
・積雪がほとんどない地域に住んでいる人
・季節ごとにタイヤ交換したくない人
・燃費や耐久性の高さを求める人
SYNCHRO WEATHERは、急な天候の変化にもシンクロするタイヤのため、季節や天候に関係なく高いパフォーマンスを維持したい方にも向いているでしょう。
なお、DUNLOP製のタイヤについては、以下の記事にまとめてあるのでぜひご覧ください。
YOKOHAMA TIRE「ADVAN dB V553」
ヨコハマ公式サイトへ
YOKOHAMA TIRE「ADVAN dB V553」 は、上質な静粛性が持続するコンフォートタイヤで、快適な乗り心地を実現してくれます。
スタイリッシュなダークデザインで、洗練された見た目を実現している点も魅力的です。
ADVAN dB V553の特徴や適用サイズは、以下のとおりです。
項目
内容
タイヤの名称
ADVAN dB V553
適用サイズ
14〜21インチ
価格(タイヤワールド館ベスト)
13,900〜67,500円 /1本
おすすめな人
・雨の日の雨グリップ性能を重視する人
・上質な乗り心地を求める人
・他車と見た目で差をつけたい人
そのほかYOKOHAMA製のタイヤについて詳しく知りたい方は、以下の記事にまとめてあるのでぜひご覧ください。
タイヤサイズに関するよくある質問
タイヤサイズに関するよくある質問は、以下の5つです。
● タイヤの外径はどこに書いてある?
● 国産メーカーと輸入メーカーのサイズは違うの?
● 純正タイヤとサイズ違いのタイヤを履くことは可能?
● タイヤ交換の時期の目安は?
● タイヤサイズの見方がどうしてもわからない時は?
それぞれの具体的な回答を確認しましょう。
タイヤの外径はどこに書いてある?
タイヤの外径のサイズは、側面に表記されていないため自分で計算して導き出します。 簡単に外径を求められる計算式は以下のとおりです。
(リム径×25.4)+(2×タイヤ幅×扁平率)=タイヤの外径
インターネットで検索すると、リム径や扁平率を入力するだけで自動的に計算してくれる無料のサイトも複数あります。計算が難しい人は、こうしたツールを使ってみるのもオススメです。
国産メーカーと輸入メーカーのサイズは違うの?
国産タイヤと輸入タイヤは、同じサイズ記載のものを購入した場合でも微妙にサイズが違うことがあります。
『175/65R14 82S』と表記があるタイヤの製品を比較してみました。
タイヤメーカー
商品名
サイズ
外径
総幅
公式サイト/購入ページ
ヨコハマタイヤ(国内)
BluEarth AE-01F
175/65R14 82S
584mm
177mm
公式サイト 購入ページ
ブリヂストン(国内)
NEWNO
175/65R14 82S
584mm
175mm
公式サイト 購入ページ
ダンロップ(国内)
エナセーブ EC204
175/65R14 82S
584mm
176mm
公式サイト 購入ページ
グッドイヤー(海外)
EfficientGrip ECO EG02
175/65R14 82S
585mm
176mm
公式サイト 購入ページ
国産であるブリヂストンの「NEWNO」は、外径が584mm、総幅175mmです。
海外企業のグッドイヤーのタイヤ「EfficientGrip ECO EG02」の場合は、外径が585mm、層幅が176mmとなっています。
それぞれわずかなサイズ差ですが、実際には溝のつくりや全体のデザインでさらにもっと差がでるタイヤもあります。
サイズの違いを確認したい人は、店頭で専門のスタッフに相談するか、販売店に問い合わせをしてマイカーに合うか確認しておくとよいでしょう。
純正タイヤとサイズ違いのタイヤを履くことは可能?
純正タイヤと異なるサイズのタイヤを履くことは可能ですが、その際は以下のことに注意しましょう。
● 許容範囲を超えるはみ出しは車検に通らない
● ハンドリングや乗り心地が変化する可能性がある
● ホイールとの適合性も確認する
純正タイヤは、初期装備する車に合わせて製造されているものもあり、車の性能を最大限引き出してくれる可能性があります。
純正タイヤのインチアップでもインチダウンでも、車の走行にどのような影響があるか事前に確認し、変更を検討しましょう。
タイヤ交換の時期の目安は?
タイヤ交換の時期の目安は、走行距離30,000〜50,000km程度と言われています。
ただタイヤはゴム製品なので、使用しなくても時間の経過とともに劣化します。
そのほかにも、溝の深さが1.6mm以下になってスリップサインが現れたり、タイヤに亀裂や変形が生じたりすると、適切なタイヤの交換時期が変動します。
日頃からこまめな点検を心がけ、異常の早期発見に努め、タイヤ交換時期を少しでも遅らせましょう。
タイヤサイズの見方がどうしてもわからない時は?
タイヤサイズの見方がどうしてもわからない時は、カーショップやディーラーに相談にいきましょう。 ほとんどのお店では、相談だけであれば無料で対応してくれます。
インターネット通販でタイヤを購入したい場合は、メールや電話で相談してみるのもオススメです。
間違ったサイズのタイヤを購入してしまうと大変なので、不安な人は事前によく確認しておくことが大切です。
タイヤ交換の相談ならタイヤワールド館ベストがオススメ
タイヤを交換したいと考えている人は、専門家に相談するのがオススメです。
とくにはじめてタイヤ交換をする際は、わからないことが多いと思うので、タイヤの専門店に行ってみるとよいでしょう。
また、今装着しているタイヤサイズの見方や、新しいタイヤのサイズに悩んでいる方もいるでしょう。
タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗 があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。
タイヤサイズの見方をはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。
全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換
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