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    タイヤパンク修理キットの使い方は?メリット・デメリットだけじゃなく使うときの注意点も解説

    「タイヤパンク修理キットの適切な使い方が分からない」「タイヤパンク修理キットの注意点を知りたい」このような悩みがある方は、多いのではないでしょうか。

    この記事ではタイヤパンク修理キットの使い方をはじめ、タイヤパンク修理キットのメリットまで網羅的に解説します。

    タイヤパンク修理キットについて詳しく知りたいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

    タイヤパンク修理キットとは

    パンク修理キットとは?

    引用:マルニ工業MARUNI YouTubeより

    タイヤパンク修理キットとは車のタイヤがパンクした際に、簡単に応急処置ができる便利なアイテムです。主に「シーラント剤(修理液)」「エアコンプレッサー(空気入れ)」がセットとなっており、パンクの穴をふさぎながら空気を補充できます。

    ジャッキや工具を使わずに修理ができるので、力のない方や緊急時にも役立つでしょう。ただし、あくまで応急処置のため、処置後は速やかに専門店で点検・修理を受けることが重要です。

    パンク修理キットは標準装備に必要?

    近年、多くの車種でスペアタイヤの代わりにパンク修理キットが標準装備されています。これはパンク修理キットを装備することによって、車両を軽量化させることや、燃費を向上させることが目的です。

    パンク修理キットは簡単に応急処置ができる便利なアイテムですが、大きな穴やタイヤのサイド部分の損傷には対応できません。

    そのため、長距離運転が多い方や悪路を走る機会が多い方は、スペアタイヤの設置も検討するとよいでしょう。

    最近の新車ではスペアタイヤではなく、パンク修理キットを標準装備とする車も多いです。
    マルニ工業株式会社の2022年の資料では、応急パンク修理の搭載車種一覧表がありますので、愛車をぜひ調べてみてくださいね。

    参考:応急パンク修理 自動車メーカー別 搭載車種一覧表

    パンク修理キットはどこにある?

    パンク修理キットはどこに入っているの?

    パンク修理キットはトランクの床下や助手席の足元、またはリアシートの下に収納されていることが多いです。特にスペアタイヤを搭載していない車両では、標準装備としてパンク修理キットを設置する割合が高くなっています。

    車種によって収納場所が異なるため、事前に取扱説明書を確認しておくことが重要です。また、いざという時にすぐ使えるように定期的にキットの状態をチェックして、シーラント剤の使用期限が切れていないかも確認しておきましょう。

    【注意!】タイヤパンク修理キットが使えない5つの条件

    【注意!】タイヤパンク修理キットが使えない5つの条件

    いざタイヤがパンクしてタイヤパンク修理キットを使用したいと思っても、修理できないケースがあります。

    ここからは、修理キットが使えないケースについて解説します。修理キットが使えないケースを把握しておくことで、適切なタイミングで使えるようになりましょう。

    それでは、各ケースを以下に記載していきます。

    1. パンク修理材の有効期限が過ぎている場合
    2. タイヤが2本以上パンクしている場合
    3. タイヤの側面がパンクしている場合
    4. タイヤの空気が抜けた状態で走行していた場合
    5. ホイールに損傷がある場合

    1.パンク修理材の有効期限が過ぎている場合

    タイヤパンク修理キットに含まれるシーラント剤(修理材)には、有効期限があります。期限が過ぎると成分が劣化して、適切に穴を塞げなくなる可能性があるため、使用する前に必ず確認しましょう。

    有効期限はパッケージや取扱説明書に記載されていることが多く、一般的に3〜5年程度が目安となります。定期的にチェックして、期限が近い場合は早めに交換するのがおすすめです。

    パンク修理材は使用期限がある

    期限切れの修理材を使用すると修理が失敗したり、さらなるトラブルが起こる原因となるかもしれません。

    2.タイヤが2本以上パンクしている場合

    タイヤパンク修理キットは基本的に1本のタイヤの軽いパンクを応急処置するためのものです。そのため、タイヤが2本以上パンクしている場合は、修理キットだけでは対応できないので、走行するのが難しくなる可能性が高いでしょう。

    このような状況ではスペアタイヤがあれば交換して、無ければロードサービスを呼ぶのがおすすめです。

    また、2本以上のパンクは釘などの異物の踏みつけや、路面の異常が原因の可能性もあるため、走行前に周囲の安全確認もおこないましょう。

    3.タイヤの側面がパンクしている場合

    タイヤパンク修理キットは主にトレッド面(地面と接する部分)の小さな穴を塞ぐためのものです。そのため、タイヤの側面(サイドウォール)がパンクしている場合は、修理キットでは対応できません。

    側面はゴムが薄く、修理剤を使用しても強度を確保することが困難です。仮に、修理剤を使用した状態で走行するとタイヤが破損して、重大な事故につながる恐れがあります。

    もし、タイヤの側面がパンクした場合は安全な場所に停車して、スペアタイヤに交換するか、ロードサービスを利用しましょう。

    4.タイヤの空気が抜けた状態で走行していた場合

    タイヤの空気が抜けた状態で走行を続けると、タイヤの内部構造まで損傷することもあり、修理キットでは対応できないことがあります。

    特に、ホイールが直接路面と接触するほど空気圧が低下した場合は、タイヤの側面が潰れたり、内部のワイヤーが切れたりすることもあるでしょう。このような損傷を受けたタイヤは、シーラント剤で穴を塞いでも安全に走行できません。

    空気が抜けたらすぐに停車してタイヤ修理キットを使用するか、スペアタイヤに交換するようにしましょう。

    5.ホイールに損傷がある場合

    タイヤパンク修理キットはタイヤのトレッド面のパンクに対応するものであって、ホイール自体に損傷がある場合には使用できません。

    ホイールが変形したり、ひび割れたりしていると、修理キットでタイヤを膨らませても空気が漏れてしまい、正常に走行できない可能性があります。

    特に縁石や障害物に強くぶつかった場合は、ホイールの歪みが発生しやすいため注意が必要です。

    パンク修理キットの使い方

    パンク修理キットの使い方

    ここからは、パンク修理キットの使い方について説明します。パンク修理キットは主にシーラント剤を先に注入して、その後に空気を入れる『別注入方式』と、シーラント剤と空気を同時に注入する『同時注入方式』があります。

    別注入方式はシーラントがしっかり穴を塞ぐため、修理の確実性が高くなる特徴があり、同時注入方式には手順が少なく、短時間で修理が完了するのが特徴です。 

    それぞれのパンク修理キットの使い方を以下に解説します。

    別注入方式のパンク修理キットの使い方

    別注入方式のパンク修理キットの使い方

    別注入方式のパンク修理キットの使用方法をお伝えします。

    1. パンクの確認
    2. タイヤ穴の拡張
    3. 修理プラグを挿入
    4. 余分なプラグをカット
    5. 空気を入れて漏れチェック
    6. 実際に走行して確認

    以上です。それぞれの手順を詳しくお伝えします。

    1.パンクの確認

    まず、どこに穴が開いているのかを特定します。
    異物(釘やガラス片など)が刺さっている場合は、慎重に取り除きましょう。

    また、パンクした箇所が見つからない場合は、石けん水をタイヤにスプレーして、気泡が出る部分を探すのがおすすめです。

    2.タイヤの穴を拡張

    修理プラグを確実に挿入するために、キットに付属しているリーマー(ヤスリ状の工具)を使用して、パンク穴を適切な大きさに広げます。

    この作業によって、修理プラグがしっかりと密着するようになり、空気漏れを防げるでしょう。

    ただし、無理に広げすぎると穴が大きくなりすぎて修理をするのが難しくなるので、説明書に従って慎重に作業しましょう。リーマーを何度か出し入れして穴を滑らかにして、異物が残っていないことを確認することが重要です。

    3.修理プラグを挿入

    修理プラグ(ゴム製の補修材)を専用のインサートツールにセットして、拡張したパンク穴に奥まで押し込みます。修理プラグはしっかりと密着することで空気漏れを防ぐため、しっかりとした力で挿入することが重要です。

    挿入後にプラグの中央部分が穴を塞ぐように位置を調整します。この作業を丁寧におこなわないと修理が不完全となり、再び空気が漏れる可能性があるので、しっかりと奥まで差し込むことを意識しましょう。

    4.余分なプラグをカット

    修理プラグを適切に挿入したら、タイヤ表面に飛び出た余分な部分をカッターやハサミでカットします。タイヤ表面と同じ高さにすることで走行時の違和感を防ぐだけでなく、修理箇所がしっかり密着するのをサポートしてくれるでしょう。

    余分なプラグが残っていると摩擦で剥がれる可能性があるため、できるだけ平らに整えることがポイントです。切断後は修理箇所を軽く押して密着していることを確認して、修理の仕上がりをチェックしましょう。

    5.空気を入れて漏れチェック

    修理が完了したら、エアコンプレッサーやエアポンプを使用して適正な空気圧までタイヤに空気を入れます。
    空気を入れた後、修理箇所から漏れがないかを確認しましょう。

    確認方法として、修理箇所に石けん水をスプレーして気泡が出ないかをチェックするのが効果的です。もし空気が漏れている場合は、プラグの挿入が不十分な可能性があるため、再度プラグを差し込み直すか、専門店での修理を検討しましょう。

    6.実際に走行して確認

    最後に、修理が完了したら低速で走行して、違和感や異常がないかを確認します。走行中に異音が出たり、空気圧が急激に下がったりするようであれば、修理が不完全な可能性があるため、すぐに停車して状態を確認しましょう。

    また、あくまで応急処置なので、そのまま長期間使用せず、できるだけ早めに専門店で点検・交換を行うことが安全運転のために重要です。

    同時注入方式のパンク修理キットの使い方

    同時注入方式のパンク修理キットの使い方

    画像参考:国民生活センター

    次に同時注入方式のパンク修理キットの使用方法をお伝えします。

    1. パンクの確認
    2. タイヤの空気を抜く
    3. シーラントを注入
    4. タイヤを回してシーラントを均等に分布
    5. 空気を入れて漏れチェック
    6. 実際に走行して確認

    それぞれの手順を詳しくお伝えします。

    1.パンクの確認

    まず、別注入方式と同様にどこに穴が開いているのかを特定します。異物(釘やガラス片など)が刺さっている場合は、慎重に取り除きましょう。また、パンクした箇所が見つからない場合は、石けん水をタイヤにスプレーして、気泡が出る部分を探すのがおすすめです。

    2.タイヤの空気を抜く

    シーラント剤(修理剤)をしっかり注入するために、まずタイヤ内部の空気を完全に抜きます。これによりシーラントが均等に広がるので、パンク穴を効果的に塞ぐことが可能です。

    空気を抜く際はバルブキャップを外し、エアバルブの芯を軽く押すことで空気を逃がします。空気を完全に抜ききることで、シーラントと新しい空気がスムーズに充填されるので、修理の効果が最大化されるでしょう。

    3.シーラントを注入

    修理キットに付属しているホースをエアバルブに接続して、シーラント剤をタイヤ内部に注入します。同時注入方式ではシーラントと空気が同時に送り込まれるため、特別な手順は不要です。

    シーラントが流れ込みながら空気が入ることで、パンク穴を塞ぎつつ適正な空気圧を確保できます。ボトルの指示に従って規定量を注入したら、すぐにホースを外してエアバルブキャップをしっかり閉めましょう。

    4.タイヤを回してシーラントを均等に分布

    シーラントがタイヤ全体に行き渡るように車をゆっくり前後に動かすか、タイヤを数回手で回します。これにより、シーラントが遠心力によってタイヤの内側に均等に広がり、パンク穴を確実に塞ぎます。

    この工程をしっかりおこなわないと、一部のエリアにシーラントが偏ってしまうので、丁寧に動かすことがポイントです。

    5.空気を入れて漏れチェック

    修理が完了したら、エアコンプレッサーやエアポンプを使用して適正な空気圧までタイヤに空気を入れます。空気を入れた後、修理箇所から漏れがないかを確認しましょう。

    確認方法として、修理箇所に石けん水をスプレーして気泡が出ないかをチェックするのが効果的です。もし空気が漏れている場合は、プラグの挿入が不十分な可能性があるため、再度プラグを差し込み直すか、専門店での修理を検討しましょう。

    6.実際に走行して確認

    最後に、修理が完了したら低速で走行して、違和感や異常がないかを確認します。走行中に異音が出たり、空気圧が急激に下がったりするようであれば、修理が不完全な可能性があるため、すぐに停車して状態を確認しましょう。

    また、あくまで応急処置なので、そのまま長期間使用せず、できるだけ早めに専門店で点検・交換を行うことが安全運転のために重要です。

    パンク修理キットのメリット

    パンク修理キットのメリット

    パンク修理キットにはさまざまなメリットが存在します。それらを把握しておくことで、パンク修理キットを適切なタイミングで使用できるようになるとより安全な自動車運転をおこなえるようになるでしょう。以下に、メリットを解説していきます。

    ● 手間がかからない
    ● タイヤを外すことなくパンク修理ができる
    ● スペアタイヤを積む必要がない

    手間がかからない

    パンク修理キットはジャッキアップやタイヤの取り外しが不要なため、短時間で簡単に応急処置ができます。特に、スペアタイヤ交換に比べて力を必要とせず、工具を使う手間も少ないのが大きなメリットです。

    操作手順もシンプルで初心者でも説明書を見ながら対応しやすくなっており、夜間や悪天候時にも迅速に対応できます。

    タイヤを外すことなくパンク修理ができる

    パンク修理キットの最大のメリットはタイヤを取り外さずに修理できることです。通常、スペアタイヤへの交換にはジャッキアップやナットの取り外しが必要で重いタイヤを持ち上げる作業が伴います。

    しかし、パンク修理キットならタイヤのバルブからシーラント剤を注入して、空気を補充するだけで修理が可能です。特に力のない方や緊急時には重宝されることが多く、安全かつ素早く応急処置ができる便利なアイテムとなっています。

    スペアタイヤを積む必要がない

    パンク修理キットを使用すればスペアタイヤを車に積む必要がなくなり、車内のスペースを有効に活用することが可能です。特に、コンパクトカーや軽自動車では、スペアタイヤを省いた分、トランクの収納スペースが広がることによって荷物を積みやすくなります。

    また、スペアタイヤを積まないことで車両重量が軽減され、燃費が向上するでしょう。

    パンク修理キットで修理後は必ず近くのお店で点検しよう

    パンク修理キットで修理後は必ず近くのお店で点検しよう

    本記事では、パンク修理キットについて、使い方やメリットなどを幅広く紹介しました。

    車によってはパンク修理材は積んでいなく、スペアタイヤを積んでいるお客様もいるかと思います。

    パンク修理材を積んであるお客様は、いざというときに便利なのでぜひ使い方を覚えておいてくださいね。

    また、急なバーストやパンクはどうすればいいかパニックになってしまう場合もあるかと思いますが、そんな時は頼りになるJAFに連絡しましょう。
    JAF加入者であれば、連絡をするとすぐに現場にJAF隊員の方が駆け付けてくれて、その場で対応してくれます。

    繰り返しになりますが、パンク修理材での修理は応急処置なので、ご使用した後に近くのタイヤショップで点検することをおすすめします。

    もし、パンク修理キットを使用した後に、新しいタイヤを購入されたい方はぜひタイヤワールド館ベストにご来店ください。スタッフ一同心よりお待ちしております!

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    栗生店
    栗生店
    TEL: 022-796-6411
    住所:仙台市青葉区落合4-1-1
    アクセス:旧48号線沿い
    営業時間:10:00~19:00
    カテゴリー
    タイヤの基礎知識 栗生店 タイヤ交換

    タイヤ保管サービスとは?預かり料金やメリットを紹介

    「マンションでタイヤ交換のたびに運ぶのが大変」「タイヤを適切に保管できるような倉庫やスペースがない」そんなお悩みはありませんか?

    これらを解決してくれるのが「タイヤ保管サービス(タイヤ預かりサービス)」です。

    ディーラーや大手カー用品店などで実施していますので、今回はこのタイヤ保管という仕組みや金額などを詳しく解説していきます!

    タイヤ保管にかかる料金相場

    タイヤ保管にかかる料金相場

    タイヤ保管にかかる費用は、含まれているサービスによって変わってきますので、ご利用の際にはしっかり内容を確認してください。当然ですが、単純に預かるだけのパターンが費用は安く済みます。

    今回は以下の3つのお店の料金を確認してみました。

    ● ガソリンスタンド(宇佐美)
    ● カー用品店(オートバックス)
    ● タイヤ専門店(タイヤワールド館ベスト)

    カー用品大手のオートバックスやイエローハットは、多くのフランチャイズ展開をしているということもあり、店舗によって実施していたりしていなかったりのようなので、直接ご確認ください。

    ガソリンスタンド(宇佐美)のタイヤ保管料金

    ガソリンスタンド大手である宇佐美さんの場合、地域によって金額が異なるようです。
    また、保管料金には、タイヤの交換料・バランス調整などの料金は含まれていないとのことでした。

    冬シーズン(10/1〜5/31)
    地域 料金
    関東圏外 6,160円〜10,560円
    関東圏内 7,400円〜13,400円

    カー用品店(オートバックス)のタイヤ保管料金

    カー用品店大手のオートバックスさんの場合、フランチャイズ店もあり、一律料金ではないようです。
    基本料金+月額保管料+保管期間でサイズ別で金額が設定されており、1ヶ月から預けることができるようです。
    また、保管料金には、タイヤ取付交換に関わる工賃、処分料などは含まれていないとのことでした。

    項目 料金
    基本料 2,500〜4,000円
    月額保管料 400〜1,100円
    4ヶ月 4,100円〜8,400円
    8ヶ月 5,700円〜12,800円

    参考:オートバックス286根岸店

    タイヤワールド館ベスト(タイヤ専門店)のタイヤ保管料金

    タイヤワールド館ベストでは、以下の内容が料金に含まれています。

    ● タイヤ保管
    ● 次回のタイヤ交換
    ● バランス調整
    ● 空気圧調整
    ● 残溝チェック&ホイール安全点検

    各タイヤサイズでの料金一覧は以下の通りです。

    乗用車・ミニバン SUV・4×4
    〜13インチ 8,800円
    14インチ 9,900円
    15インチ 11,000円 15インチ 12,100円
    16インチ 12,100円 16インチ 13,200円
    17インチ 13,200円 17インチ 14,300円
    18インチ 14,300円 18インチ 16,500円
    19インチ 15,400円 19インチ 17,600円
    20インチ 16,500円 20インチ 18,700円

    こちらは、1サイクル(半年)ホイール付きのタイヤ保管サービスの金額は以下の通りです。タイヤ単品は一律で上記金額+¥2,200円でお預かりしています。

    タイヤ保管サービスを利用するメリット

    タイヤ保管サービスを利用するメリット

    タイヤ保管サービスを利用するメリットは、以下の通りです。

    1. タイヤを保管する場所を確保する必要がない
    2. タイヤ交換のたびに車に積んで降ろす必要がない
    3. タイヤに不備がある場合、教えてもらえる

    順番に見ていきましょう。

    1.タイヤの保管場所がいらない

    タイヤの保管場所がいらない

    タイヤは意外にも繊細な商品で、間違った方法で保管してしまうと、劣化が早まってしまいます。

    タイヤの劣化を早める原因は、汚れ・紫外線・雨風・湿度・温度の5つです。

    汚れを落とし、よく乾かしてから直射日光の当たらない風通しのよい冷暗所に保管する、が正しいタイヤの保管方法です。

    特に、直射日光は大敵で、冷暗所に保管することは重要です。ガレージや倉庫など日の当たらない場所がベストですが、やむを得ずマンションやアパートのベランダに保管される方は、タイヤ保管専用カバーに加えてビニール袋を2重にして使うことをオススメします。

    意外と融通がきかないタイヤの保管場所。

    限られたお家のスペースを有効活用するためにも、適切なスペースがない場合は検討されてみてはいかがでしょうか。

    2.タイヤ交換のたびに車に積んで降ろす必要がない

    地味につらい、タイヤ交換のために車にタイヤを積み下ろしする作業。特に女性にとって大口径のタイヤは難しく、必然的に「タイヤ交換は男の仕事」のようになってしまっているのではないでしょうか。

    特にアパートなどで階段の上り下りが必要な場合などは、男性にとっても大変な作業ですよね。

    タイヤ保管サービスを利用すれば、それらの大変な作業から開放されます。交換予約さえすれば、買い物帰りにサクッと交換できるようになるのです。

    3.タイヤに不備がある場合、教えてもらえる

    タイヤ保管サービスでは、次回のタイヤ交換作業とセットになっている場合もあります。プロがタイヤの取付を行うので、溝がなかったり、ひび割れ・劣化が進んだ危険なタイヤを発見した場合、大抵は教えてくれます。(お店の商売的にも見逃すことは少ないです)

    ちなみにベストではお預かりしたタイヤの「残溝チェック」・「ホイール安全点検」を行っておりますので、安心です。

    また、プロにタイヤ交換をしてもらえるので、交換後の空気圧の調整などもしてもらうことができるのも嬉しいポイントです。

    タイヤ保管サービスのしくみ

    タイヤ保管サービスのしくみ

    次に、一例として、弊社でのタイヤ保管サービスの仕組みを挙げてご紹介していきます。

    今回のお客様は、「軽自動車のタイヤを夏タイヤに履き替えてスタッドレスを預けたい!」というご要望とします。

    車種:軽自動車
    預けるタイヤ:夏タイヤ
    その他作業:スタッドレスタイヤへのタイヤ交換

    受付から手続きまでの流れ

    現在、タイヤ保管の新規受付はご予約制ではないので、直接お近くのベストまでご来店ください。(ただし、繁忙期はお待たせしてしまう可能性がありますので、ご来店前にお電話いただけると嬉しいです。)

    ご来店後、以下の流れで行っていきます。

    ①受付
    ②溝チェック
    ③お会計

    ①受付

    お客様情報記入シートに記入

    お車についての情報などの必要事項を記入して頂きます。次回のタイヤ交換の時期にお知らせのはがきをお送りしますので、ご住所のご記入をお願いしております。

    ②溝チェック

    タイヤの溝チェック

    4輪の溝チェックをしていきます。お車についているタイヤを外した時に溝を確認します。

    確認後、タイヤのパターン・タイヤサイズなど記入した用紙をお控えとしてお渡しします。

    ③お会計

    お会計

    最後にお会計です。お支払いをしていただいた際に作成したお客様控えをお渡しして終了となります。

    ※ナット・ホイールカバー・ホイールキャップなどはお客様にご返却しております。次回また使用するので、タイヤ交換の際はお忘れのないようににお願い致します。

    タイヤのお預かり期間

    ご利用の際は、どれくらいの期間タイヤを預けるかを決めてください。ベストでは1サイクル(約半年)または2サイクル(約1年)の2つの期間からお選びいただきます。

    タイヤのお預かり期間について

    今回のサイズの場合、以下の金額となります。

    ▶1サイクル14インチ
    ¥8,800(税込)
    ▶2サイクル14インチ
    (夏・冬タイヤが両方14インチの場合)
    ¥16,500(税込)

    ※2サイクルの途中で解約もできますが、ご返金等出来かねますので転勤や引っ越しがある可能性もある方は1サイクルをお勧めいたします。

    この金額は、今回の保管料(預かり料)+次回の交換工賃まで込みの価格です。

    また、タイヤ交換時のバランス調整・空気圧調整・残溝チェック&ホイール安全点検も料金に含まれているのでお得です。

    料金はお車の車種・タイヤのインチによって異なるので、後ほどご紹介します。

    タイヤの保管環境について

    ベストでは、2019年に竣工した合計15万本分収容できる2階建ての新倉庫をメインに使用し、お預かりしたタイヤを適切な環境で保管しています。

    タイヤの保管環境について

    次回のタイヤ交換時期と予約方法

    タイヤ交換の目安

    お客様にご登録して頂いたご住所にはがきが届きましたら、タイヤ交換のスタートととなります。

    また届いたはがきに残溝も記載してあります。

    はがきの残溝記載

    このように、残溝は〇、△、×で記載してあります。また、残溝△、✕のお客様には、買い替え用のおすすめタイヤのお見積りを一緒に記載させていただいております。残溝が〇の場合は、お見積り欄はこのように空白です。

    はがきのお見積り欄

    残溝が✕のお客様はご予約いただいた際にタイヤもご注文していただくと当日スムーズにタイヤ交換ができます。

    また、お見積りに記載されている商品以外をご購入したい場合は、前もって店舗にご来店いただけるとスムーズにタイヤ交換を行うことができます。

    タイヤ交換の予約方法

    はがきに記載してあるフリーダイヤルにお電話していただき、交換希望店舗・ご希望の日程をご指定ください。
    ※繁忙時期はご希望に添えない場合がございますので、ご了承ください。

    タイヤが外れた状態持ち込んでも大丈夫?

    このような質問をいただく場合もございますが、もちろん大丈夫です!

    お車に積んであるタイヤをお預かりして受け付けさせていただく流れになります。

    別途オプションでさらに快適に

    タイヤ保管の際には、以下のようなオプションをつけることもできます。状況に応じて検討してみてください。

    ホイールクリーニング

    ホイールをキレイにするクリーニング

    お預かりしたタイヤのホイールを洗浄します。洗車だけでは落ちない油汚れやブレーキダストなどを専用のケミカルと道具で洗浄するので、次回の交換時はキレイな状態で装着できます。

    サイズ 料金
    一律4本 2,200円

    ホイールコーティング

    ホイールに汚れをつきにくくする、ホイールコーティング

    分厚いガラス被膜を塗布します(ホイールコーティング2)。ブレーキダストを付きにくくする効果があり、汚れ・錆防止に効果的です。いくつか種類がありますので、詳しくはスタッフにご相談ください。

    サイズ(4本) 料金
    15インチ以下 9,880円
    16〜19インチ 11,200円
    20インチ以上 13,200円

    タイヤ梱包サービス

    保管の際に、ホイールが傷つかないように梱包して保管させていただきます。

    サイズ 料金
    一律4本 1,100円

    宮城・仙台でのタイヤ保管サービスならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    宮城でのタイヤ保管サービスならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    今回はタイヤ保管サービスについて詳しくご紹介させていただきました!弊社のサービスを例にしてご説明しましたが、どの会社のサービスも似たような構造になっていると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

    タイヤを保管する場所がない、そんなお客様はベストのタイヤ保管サービスはいかがですか?ご不明点等ございましたらお近くのお店までぜひお問い合わせください!

    店舗一覧

    みなさまのご来店スタッフ一同心よりお待ちしております!

    次回のタイヤ工賃込みでお得!タイヤ保管サービス

    次回のタイヤ工賃込みでお得!タイヤ保管サービス

    オンラインショップhttps://tireworldkan.com/
    店舗一覧https://tireworldkan.com/shop.html

    栗生店
    栗生店
    TEL: 022-796-6411
    住所:仙台市青葉区落合4-1-1
    アクセス:旧48号線沿い
    営業時間:10:00~19:00

    キーパープロショップ

    オンライン商談

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    メンテナンスその他 メンテナンス情報 ホイールの基礎知識 栗生店 タイヤ交換

    エアバルブは必ず交換しよう!工賃や交換の仕方を解説

    タイヤホイールのエアバルブの寿命と交換の目安はどれくらいなのでしょうか?

    ホイールのバルブの役割は、タイヤホイールに空気を注入する為の部品の一部であり、タイヤの空気圧を一定に保つ役割とタイヤ内部の空気を外部に逃さないというの重要な役割を担っています。

    今回はエアバルブの種類や交換の手順、交換にかかる費用などを解説していきますので、最後までぜひご覧ください。

    エアバルブ交換の重要性

    エアバルブ交換の重要性

    エアバルブは、タイヤの空気圧を適切に保つための部品です。タイヤに適切な空気を入れる「入口」であり、空気圧の維持に不可欠な部品なので、これが損なわれると、燃費や走行性能に影響します。

    また、ゴム製バルブは紫外線・熱・経年劣化で硬化・ひび割れが生じ、これが空気漏れの主な原因となります。

    劣化を放置すると、エア漏れによる空気圧低下や、偏摩耗、バーストの原因になる可能性があり注意が必要です。さらに高速走行時の「スタンディングウェーブ現象」でバーストするリスクもあります。

    【ポイント】
    ● 空気圧維持の要である
    ● ゴム製バルブは劣化しやすい
    ● エア漏れすると燃費悪化、偏摩耗、バーストなどのリスクが高まる

    エアバルブの交換頻度・タイミングはいつ?

    一般的にバルブの交換の時期の目安は約2~3年です。
    「タイヤと同じゴム製品なのでタイヤの交換時期と同じ」と覚えておきましょう。

    基本的にはゴムバルブも金属バルブもその構造上、ホイールからタイヤを取り外した状態でしか交換することができません。そのため、エアバルブの交換は新しいタイヤを購入するタイミングで一緒に交換するのがおすすめ
    です。

    たとえ履き替えの際に、まだバルブの状態が良好であったとしても、次の履き替えまでの3~4年を考慮して、事前に交換しておくことが得策と言えます。

    また、金属バルブでも内部のゴムパッキンは同じく劣化するため、丸ごと交換するのがおすすめです。

    直射日光や雨にさらされる場合は、2年を待たずに劣化が進むケースもあるため、お店でタイヤ交換や点検の際には、確認してもらうようにしましょう。

    エアバルブの種類

    ゴムバルブと金属バルブ

    エアバルブには、ホイールの構造や種類に合わせて様々なタイプがあり、一般的には大きく別けて、全体がゴムで覆われたタイプの【ゴムバルブ】全体が金属状でホイールの外側と内側をゴムパッキンを介し内側からナットで締め付けるタイプの【金属バルブ】の2つにわけることができます。

    種類 構造 メリット デメリット
    ゴムバルブ
    (スナップインバルブ)
    軸部分に金属のバルブステムがあり、その周囲をゴム(スナップインボディ)が覆った構造。 一般的な乗用車の純正バルブ。安価で、柔軟性があり取り付けや交換が簡単です。 紫外線や熱で劣化しやすいです。
    金属バルブ
    (クランプインバルブ/メタルバルブ)
    全体が金属製で、ナットやゴムパッキンを使ってリム外側から締め付けて固定される構造。 耐久性・耐圧性・耐熱性に優れ、高速走行や高温環境でも安定します。外観もカスタム性があるほか、ゴムパッキンのみ交換で済むモデルもあります。 ゴムパッキンは劣化するため定期的な交換が必要です。

    それぞれについて詳しくみていきましょう。

    ゴムバルブの特徴と構造

    ゴムバルブの特徴

    メーカーの純正ホイールに多く装着されているバルブです。部品の大部分がゴムでつくられており、金属バルブに比べると安いです。

    また、衝撃が加わっても折れにくいというメリットがありますが、デザイン性が低く金属製に比べて劣化しやすいというデメリットもあります。

    ゴムバルブの構造

    ゴムバルブは、バルブ本体・バルブコア・バルブキャップの3つのパーツから構成されています。

    ホイールへ接し、空気が漏れないよう蓋の役割を果たすのが「バルブ本体」、空気をタイヤへ送り逆流するのを防ぐのが「バルブコア」、砂や埃、水分などの侵入を防ぐ役割を果たすのが「バルブキャップ」です。

    ほぼ全てがゴム製のため、劣化した際はすべてを交換します。

    金属バルブの特徴と構造

    金属バルブの特徴

    ファッション性の高い金属バルブは、カラーバリエーションも豊富なことから、社外ホイールに多く採用されています。

    素材が金属であるため、鋭利なものへの耐久性はありますが、衝撃に弱いという弱点があります。

    また、走行中の振動で、バルブキャップが緩んでしまう可能性がありますので、キャップの締め付けには注意が必要です。

    金属バルブの構造

    ゴムバルブは、バルブ本体とバルブコアが一体となっており、ホイールと接する部分はゴム製のパッキンで挟まれ、ナットで締めて固定されています。

    劣化するゴムパッキン部分を交換すれば、本体はそのまま使うことができます。

    金属バルブ・ゴムバルブそれぞれの寿命は?

    金属バルブ・ゴムバルブそれぞれの寿命は?

    どちらのエアバルブも、基本的にはホイールとの接点はゴムとなので、タイヤと同じで経年劣化で硬化します。したがって、耐久性自体に大差はありません。

    しかしながら、交換時にエアバルブ全体を交換しないとならないゴムバルブに対し、金属バルブは内側からナットで締め込む構造のため、経年劣化でゴムパッキンが痩せてしまった場合でも、その分締め込めば継続して使用することができます。

    ※金属バルブもゴム部分に亀裂が生じた場合はパッキンを交換する必要があります。

    以上のことから、ゴムバルブと比較すると金属バルブの方が使用年数は長いと言えます。

    バルブの種類 ゴム硬化の場合 耐用年数
    ゴムバルブ エアバルブ全体を交換 2~3年
    金属バルブ 締め込めば継続使用 ゴムバルブよりは長く使用できるが、劣化はするので漏れる場合は寿命

    エアバルブ交換の手順

    エアバルブ交換の手順

    エアバルブの交換手順は以下の通りです。

    1. 車体からタイヤ・ホイールセットを取り外す
    2. 古いエアバルブを取り外す
    3. 新しいエアバルブを取り付ける
    4. タイヤをホイールに組み込む
    5. ホイールバランスを調整する
    6. 車体にタイヤ・ホイールセットを装着する

    当店でバルブ交換する際にかかる時間の目安は約30分~40分程ですが、実際に状態を見てそれ以上かかる場合もあります。

    エアバルブ単体の交換はラジオペンチがあれば取り換えは可能ですが、バルブキャップツールのような専用の工具もあります。

    バルブキャップは、ゴム製のものを使用するのがおすすめです。
    アルミのキャップは、金属を腐食させる化学反応を起こす恐れがあるため注意しましょう。

    エアバルブの交換費用は?

    ゴムバルブの価格は商品自体は1本400円〜からあり、4本交換する場合で約1600円くらいを見ておけばよいでしょう。

    金属バルブは4本で2000円〜で購入することができます。

    注意したいのが、エアバルブ交換の際にはタイヤを外す作業が発生するということです。

    エアバルブの交換のみの場合は、作業工賃でかなりの割高となってしまうので、前述の通りタイヤ交換の際での交換がベストです。

    エアバルブの交換作業は、カー用品店やタイヤ専門店、ガソリンスタンドなどで行うことができます。タイヤ交換をお願いする際にエアバルブの状態も確認してもらい、必要に応じて交換しましょう。

    タイヤワールド館ベストでは、以下の金額で作業を行っています。

    ゴムバルブ
    1本交換 ¥440
    (税込み)
    4本交換 ¥1,760
    (税込み)

    上記金額は2024年8月時点のものとなります。最新の価格や詳しい作業内容は各店舗にお問い合わせくださいね。

    店舗一覧

    エアバルブを交換しないとどうなる?

    エアバルブを交換しないとどうなる?

    バルブ交換をしないまま乗り続けると、エア漏れやパンクの原因に繋がってしまう可能性があります。

    エアバルブはその構造上、たとえ経年劣化でゴムに亀裂が生じたとしても、バルブ自体が折損してしまわない限り、一気にはタイヤ内部の空気が漏れることはありません。

    ゆっくりと空気漏れがおこるため、空気圧低下に気付きにくく、気付いた時にはすでにタイヤ自体が使用不可能となってしまっている、というケースも少なくありません。
    バルブ交換をしないまま乗り続けると、エア漏れやパンクの原因になります。

    空気漏れの調べ方

    エアバルブから空気漏れが起こっているかどうかは見た目では判別しにくい場合があります。その際は、石鹼水などを吹き付けると確認することができます。

    垂らした液体が泡立つのは、隙間から空気が放出されている証拠なので、キャップの交換を検討するのがよいでしょう。

    空気漏れの確認方法

    家庭用洗剤などを代用すれば一般的家庭でも簡単に点検することができますので、遠方へお出掛けの際や、洗車ついでに点検してみることをお勧めいたします。

    このように、見た目では発見しにくいエアバルブの不具合を早く解決するためにも、日頃の点検がとても重要となります。

    エアバルブ交換はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    エアバルブ交換はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    本日はバルブ交換についてご紹介させていただきました。
    新品のタイヤを購入された際、また3~4年以上たったタイヤを履いてらっしゃる方は
    バルブの交換もおすすめしております。

    小さく見落としがちな部品ではありますが、点検や定期的な交換を怠ると、1本数万円はするタイヤ自体の損失に直結する恐れのある、とても重要な部品の一つとなります。

    月に一度はタイヤの空気圧チェックを行い、エアバルブの外観や、エア漏れがないか確認しておきましょう。

    もちろん、タイヤワールド館ベストでは無料にて点検を実施しておりますので、気になる方は一度お近くのタイヤワールド館ベストへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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    栗生店
    栗生店
    TEL: 022-796-6411
    住所:仙台市青葉区落合4-1-1
    アクセス:旧48号線沿い
    営業時間:10:00~19:00

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    仙台本店 タイヤ交換

    タイヤ交換はどれくらい時間かかる?作業内容別の時間と待ち時間が長くなる車の特徴も解説

    忙しい合間を縫ってタイヤ交換をしたいと思っても、どれくらい時間がかかるか分からず、スケジュールが立てられないなどお困りの方も多いと思います。

    今回は、タイヤ交換にかかる時間について、作業別に詳しく解説していきます。
    また、乗っているお車によっては通常よりも時間がかかるなど、特殊なケースもあるので、そちらについても触れていきますね。

    さらに、少しでも時間短縮をするためのポイントも紹介しますので、こちらの記事を読んでいただければ、タイヤ交換をよりスムーズに終わらせられるはずです。

    タイヤ交換はどれくらい時間がかかる?

    タイヤ交換はどれくらい時間がかかる?

    タイヤ交換をしようと思っても、どれくらい時間がかかるのか分からないと感じる方も多く、忙しい生活の中で依頼するタイミングを迷ってしまう方が見受けられます。

    まずは、おおまかな作業時間や流れをここで理解しておきましょう。

    タイヤ交換にかかる時間目安

    タイヤ交換にかかる車1台分の作業時間の目安は、以下の通りです。

    タイヤサイズ 作業時間
    10〜15インチ 約20〜40分
    16〜18インチ 約30〜50分
    19〜20インチ 約40〜60分以上

    単純に作業にかかる時間なので、これに待ち時間や受付・お会計の時間を追加したものがタイヤ交換にかかる時間となります。
    ※おおよその時間です。実際は、作業内容、車種、タイヤ、ホイールによって終了時間は前後致します。

    タイヤ交換の作業・基本的な流れ

    タイヤ交換の作業自体は、「脱着」と「組替え」の2種類があり、それぞれ作業内容も異なります。こちらについては、後ほど詳しく解説させていただきます。

    簡単な流れとしては、以下となります。(タイヤのみを交換する組替えの場合)

    1. ピットに車を移し、リフトアップ(車体を持ち上げホイールごと取り外し)
    2. 取付タイヤの確認(サイズ、状態の確認)
    3. ホイールへタイヤを組み込む(古いタイヤから新しいタイヤへ)
    4. ホイール&タイヤを車体に取り付ける
    5. バランス調整(専用機械でホイールバランス調整)
    6. タイヤを車体に取り付ける(ホイール&タイヤセットを取り付ける)
    7. トルクレンチで締め具合を確認(規定値でナットが締まっているか確認)

    ステップ1:ピットに車を移し、リフトアップ

    作業をする車をリフトアップし、タイヤを車から外していきます。

    タイヤ交換予約日当日のお客様の流れ

    ステップ2:取付タイヤの確認

    間違いがないように、取り付けるタイヤのサイズや状態を確認します。

    タイヤ交換予約日当日のお客様の流れ

    ステップ3:ホイールへタイヤを組み込む

    ホイールから古いタイヤを外し、新しいタイヤを装着していきます。

    ホイールからタイヤを外す

    ホイールからタイヤを外す

    新しいタイヤへホイールを組み込む

    ステップ4:ホイール&タイヤを車体に取り付ける

    ホイール&タイヤセットを車体に取付していきます。

    ステップ5:バランス調整

    ホイールバランサーで数値を確認しながら、ウェイトを貼ってバランスを調整していきます。

    バランス調整

    ウェイトを貼ってバランスを調整

    ステップ6:タイヤを車体に取り付ける

    ホイールがセットされたタイヤを車体に取り付けていきます。

    タイヤを車体に取り付ける

    新品タイヤではない場合、タイヤの状態を見て、均等に摩耗されていくようにタイヤの位置を調整して(タイヤローテーション)取り付けていきます。

    ステップ7:トルクレンチで締め具合を確認

    最後にお客様の前でトルクレンチをかけます。しっかり締まっているか実際に見て確認できるので安心です。

    締め付けトルクをお客様の目の前で行います

    ちなみに、トルクレンチによる締め具合の確認を一緒に行ってくれない取付店もあります。
    万が一のトラブルも考え、一緒に確認できないか申し出て、チェックしておきましょう。

    タイヤ交換の作業には2種類ある

    タイヤ交換の作業には2種類ある

    タイヤ交換と言っても、タイヤとホイールを丸ごと交換するのか、ホイールはそのままでタイヤだけを交換するかによって、作業は異なります。

    工程は大きく変わるため、作業時間に差はでる形です。
    ご自身が行う交換がどちらに当たるのかは理解しておきましょう。

    脱着

    脱着とは、今付いているホイールとタイヤを車両からそのまま外し、ホイールにタイヤがセットされたものと交換を行う作業です。

    イメージしやすいのが、夏タイヤからスタッドレスタイヤへ交換する作業、スタッドレスタイヤから夏タイヤへ交換する作業が「脱着」になります。

    ホイールからタイヤを取り外す・組み込む手間がないため、交換にかかる時間は比較的短く済みます。

    また、脱着であれば整備に関する知識と専用工具があれば、ご自宅でも作業は可能です。
    とはいえ、慣れがある程度必要な上に、間違った方法で取付をしてしまうと故障やトラブルにつながる可能性もあるので、できればプロに依頼するのをおすすめします。

    組替え

    組替えとは、ホイールはそのままでタイヤのみを交換(入れ替え)をする作業です。

    ホイールからタイヤを外すには専用の機械を使用する必要があるので、整備工場やタイヤ専門店に依頼するのが基本となります。

    脱着よりも手間がかかるため、その分作業時間も長いと考えておきましょう。

    タイヤ交換時に合わせて行うべき「バランス調整」もチェック

    タイヤ交換に合わせてよく行う作業として「バランス調整」と呼ばれるものがあります。
    作業時間は少し長くなってしまいますが、交換後に起こる不具合を無くすためにも、タイヤ交換時に実施しておくべき作業なので、覚えておきましょう。

    作業内容としては、タイヤを組み付けた状態のホイールを専用の機械で回転させて数値を測り、全体の重さを均一に調整します。

    ホイールがアンバランスな状態だと走行時にハンドルがぶれたり、偏摩耗につながったりする可能性があるので注意が必要です。

    タイヤの組替え時に実施するのが一般的ですが、走行による摩耗やホイールの歪みでバランスが崩れることもあるため、定期的に調整しておくとより安全といえます。

    【作業内容別】タイヤ交換にかかる時間

    【作業内容別】タイヤ交換にかかる時間

    では、実際にかかる作業時間をみていきます。依頼する場所で若干の差はあると思いますが、一般的な目安時間としてお考えください。

    なお、タイヤサイズが大きくなればなるほど、作業時間は長くなります。

    脱着+バランス調整の場合にかかる時間

    脱着にかかる作業時間は、以下が目安となります。

    タイヤサイズ 作業時間
    10〜15インチ 約30分
    16〜18インチ 約40分
    19〜20インチ 約50分

    バランス調整は、一般的に20分〜30分前後かかりますので、上記の時間にプラスで考えるようにしてください。

    もし、慣れていない方が自宅で脱着を行う場合は、1時間以上かかる可能性も十分にあります。

    さらに慌てて作業するとジャッキアップによるトラブル、ホイールナットの締めすぎ・緩すぎなど、危険な状況につながる可能性があるので注意が必要です。

    持ち込みタイヤ入れ替え(組替え)+バランス調整にかかる時間

    タイヤを持ち込んで組替えにかかる作業時間は、以下が目安となります。

    タイヤサイズ 作業時間
    10〜15インチ 約30分〜40分
    16〜18インチ 約40分〜50分
    19〜20インチ 約50分〜60分

    バランス調整は、一般的に20分〜30分前後かかりますので、上記の時間にプラスで考えるようにしてください。

    組替えはタイヤを外して、新品タイヤへ入れ替えをする必要があるので、どうしても作業時間はかかります。
    脱着と比べると、少なくても10分以上は変わってくるはずです。

    組替えは、このような機械を使用して、タイヤとホイールを組んだり、組み替えたりします。
    詳しい組替えの様子は以下の記事も参考にしてみてください。

    新品タイヤ・ホイールセットを購入した場合にかかる時間

    新しくタイヤ・ホイールセット(ホイールにタイヤが組み込まれた状態)を購入した場合にかかる作業時間は、以下が目安となります。

    尚、バランス調整の作業時間も含めています。

    タイヤサイズ 作業時間
    10〜15インチ 約30分〜40分
    16〜18インチ 約40分〜50分
    19〜20インチ 約50分〜60分以上

    ご自身でタイヤ・ホイールセットを持参する場合と、作業時間はほぼ変わりませんが、店舗やオンラインを活用して購入すれば持ち運び手間がかからないので、最もおすすめの方法です。

    タイヤとホイールがセットになっていると、サイズや種類によっては1個20キロ近くなるケースもあるので、労力が非常にかかると覚えておきましょう。

    作業時間がかかる車の特徴・繁忙期はある?

    作業時間がかかる車の特徴・繁忙期はある?

    作業時間に関しては、乗っている車やタイミングによって、先ほど解説した所要時間から大きくズレる可能性もあります。

    ここでは、時間がかかりやすいケースについて紹介していきます。

    もし、当てはまるようでしたら、少し長めに作業時間を見積もっておきましょう。

    車の特徴

    以下のような車は、一般的にタイヤ交換の時間が通常よりかかりやすいです。

    ● リフトアップしにくい車
    ● タイヤの種類やサイズが特殊な車・足回りをカスタムしている車
    ● 高価な社外ホイールを装着している車

    リフトアップしにくい車

    リフトアップしにくい車は、通常よりも交換時間がかかります。
    通常、タイヤ交換をする際は、リフトと呼ばれる設備を使って車体を持ち上げた状態で作業を行います。

    基本的にはどの車もリフトアップできるのですが、車高が低い車・エアロパーツが装着されている車はリフトアップしにくい、もしくはできない可能性があります。

    そうなると、通常よりも交換に時間が必要になりますので、該当しそうな車であれば依頼先に時間は確認しておきましょう。

    タイヤの種類やサイズが特殊な車・足回りをカスタムしている車

    使用しているタイヤの種類によっては、交換に時間がかかります。
    具体的には、サイドウォールが補強されているランフラットタイヤ、ハイグリップタイヤです。

    また、扁平率が低い厚みのあるタイヤを装着している場合も作業時間は長くなります。

    高価な社外ホイールを装着している車

    高価な社外ホイールを使用している場合、作業も慎重にならざるおえないため、時間がかかってしまいやすいでしょう。

    どれくらいの時間が増えるかは、整備する人の熟練度にもよりますので、予測はつきにくいといえます。

    タイヤ交換の繁忙期

    タイヤ交換を行う時期が繁忙期、混雑しているタイミングに当たってしまうと、通常よりも時間がかかってしまう可能性があります。

    特にスタッドレス需要とノーマル履き替えシーズンは注意です。

    タイヤの種類 繁忙時期
    スタッドレス 11月後半〜12月前半
    ノーマルタイヤ 3月後半〜4月前半

    雪が降ったり急に寒くなったりすると、スタッドレスタイヤの需要が高まり、店舗が非常に混雑し、希望通りにタイヤ交換ができない可能性があります。

    急ぎではないタイヤ交換の場合は、11月後半〜12月前半はを避けたほうがよいでしょう。

    また、新品のスタッドレスタイヤでは、乾いた路面で走行をして、いわゆる「皮むき」をした方が効きがいいので、早めのタイヤ交換がおすすめです。

    同様に、3月後半〜4月前半頃もスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ交換する方が多く、予約が取りにくい場合があります。

    作業自体は通常の時間でも、待ち時間が長くなってしまう可能性があります。

    少しでも大切な時間を守るために、混み合う時期を避けて、事前に交換予約をしていただくことをおすすめします。

    タイヤ交換にかかる時間を短くするコツとは

    タイヤ交換にかかる時間を短くするコツとは

    では、ここでタイヤ交換にかかる時間を少しでも短くするコツについて紹介します。

    タイヤ専門店ならではの情報なので、ぜひ参考にしてみてください。

    1. 作業予約を行う
    2. 混み合う時期や曜日を避ける
    3. 特殊なカスタムやタイヤサイズは事前に連絡する
    4. 新しいタイヤ購入は事前に決めておく

    作業予約を行う

    ほとんどのお店で、取付予約を受け付けていますので、タイヤ交換をすると決めたら、直接希望日に店舗に行くのではなく、事前に予約を行い、確実にタイヤ交換をできるようにしましょう。

    意外と予約をしないで飛び込み来店する方は多いのですが、タイミングが悪いと順番待ちになるだけではなく、当日中に交換できない可能性もありますので、予約は必須と考えておくのがベストです。

    混み合う時期や曜日を避ける

    前述したとおり、タイヤ交換には混み合う時期があるため、その期間の前に交換することがおすすめです。

    スタッドレスシーズンの11月後半〜12月頃、ノーマルタイヤ履き替え時期の3月〜4月は例年作業予約が大量に入るので避けましょう。

    また、土日ではなく、平日でご指定いただくと、比較的スムーズに作業を進めることができます。

    特殊なカスタムやタイヤサイズは事前に連絡する

    バリバリの足回りカスタムや低扁平タイヤの方は、事前に取付店にご相談することをおすすめします。相談しておけば、取付店側も交換当日に準備等や段取りも行っておけるので、作業当日がスムーズにいきやすいです。

    また、店頭にて購入する場合、特殊なタイヤサイズはその日の店頭に在庫がなく、取り寄せ等の対応になるケースもありますので、余裕を持ったタイヤ交換スケジュールを組みましょう。

    新しいタイヤ購入は事前に決めておく

    繁忙期では、人気サイズのタイヤが在庫切れ、という場合もあります。新しいタイヤを購入する場合は、前もって購入タイヤを決めておくとスムーズです。

    タイヤ交換の作業時間に影響するわけではありませんが、もし当日新しいタイヤを選ぶケースであれば、選択・購入の時間が余計にかかります。

    希望するタイヤの在庫がなければ、より迷う時間も増えますので、新しいタイヤ・ホイールをお求めの方は、事前に商品を決めて注文しておくと安心です。

    タイヤも各メーカーからさまざまな種類がでており、時間に余裕がある状況で選んだほうが愛車に最適な商品を見つけやすくもなります。

    タイヤ交換をするべきタイミングはいつ?見極め方も解説

    タイヤ交換をするべきタイミングはいつ?見極め方も解説

    タイヤの寿命を見極めるポイントや判断基準について、知りたい方もいると思います。

    基本的な知識として、タイヤを使い始めてから期間や走行距離で判断します。

    それだけでなく、車の使い方や事故・トラブルによって、劣化・損傷が起きる可能性もあるため、異常があった場合は、即交換が必要になるケースもあるでしょう。

    ここでは、交換すべきタイミングや判断基準について解説します。

    ● 使用開始後3年〜5年以内には交換
    ● 走行距離3万キロが交換目安
    ● 損傷や摩耗など見た目で判断する

    使用開始後3年〜5年以内には交換

    一般的に、使用開始後3年〜5年を目安に交換が必要とされており、各メーカーも同様の基準で交換を推奨しております。

    少し分かりにくいですが、「使用年数」と「製造年数」は必ずしもイコールではありませんので、あくまで使用開始後という基準になります。
    とはいえ、新品で購入される方も多いと思いますので、そのようなケースでは製造年数を基準にすれば使用年数が分かりますね。

    ちなみに、「使用をほとんどしていない古いタイヤ」が使えるのか疑問に感じる方も多いと思いますが、製造から10年以上経っているタイヤは使用を避けるべきでしょう。

    また、製造から5年以上経っているタイヤも万が一の可能性もあり、一般ユーザー目線では問題ないように見えても、危険性が高いレベルになっていることもあるので、プロに一度点検してもらうべきです。

    専門知識としては、タイヤは使用せず溝が充分に残っていても、時間の経過とともにゴムの状態は劣化していきます。

    さらに、タイヤの保管状況、車の使用状況、運転方法によっては、劣化・摩耗が早く進み、目安にしていた時期よりも早く交換が必要になるケースもあるので注意が必要です。

    タイヤは事故を防ぐ重要な部分になるので、定期的な点検はしておきましょうね。

    走行距離3万キロが交換目安

    一般的に、走行距離が3万キロ前後に到達した時点でタイヤ交換するのが推奨されています。

    これは、通常5,000km走行するとタイヤが1mm摩耗するとされており、3万キロを超えてくると、保安基準である残溝1.6mmに近い状態の計算になるため、走行距離を1つの目安にできます。

    尚、摩耗のスピードは走る路面状況や車の使い方によって変わってくるので、あくまで一つの目安とお考えくださいね。

    損傷や摩耗など見た目で判断する

    タイヤの表面をチェックして、損傷や摩耗状態で交換が必要か判断可能です。

    チェックする部分は以下となります。

    ● サイトウォール部やトレッド面(断面部分)の切り傷
    ● サイドウォール部やトレッド面(断面部分)の擦り傷やひび割れ
    ● トレッド面(断面部分)の残溝、摩耗具合
    ● タイヤに異物が刺さっていないか

    これらは日常点検として確認する癖をつけておけば、不具合にもいち早く気付けるのでぜひやってみてください。

    判断が難しい・自信がないと考える方は、専門店に行けば無料でチェックしてくれると思います。

    弊社タイヤワールド館ベストでも点検は可能ですので、ぜひお越しください。

    ▼店舗一覧はこちら

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    タイヤ交換にかかる料金表もチェック

    タイヤ交換にかかる料金表もチェック

    最後にタイヤ交換にかかる料金表もチェックしておきましょう。タイヤ交換はサイズが大きくなるほど、作業にかかる料金は高くなります。

    弊社タイヤワールド館ベストの料金を紹介させていただきますので、参考にしてみてください。

    タイヤ脱着料金表

    こちらは、タイヤとホイールがセットになっている状態のものを取り付ける作業(脱着)の料金です。当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
    脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。

    ▼タイヤ脱着料金表

    お持込商品の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    軽自動車 4,400円 3,300円
    普通車 5,500円 4,400円
    ミニバン/1BOX
    SUV/クロカン
    6,600円 5,500円
    ジャッキ使用 上記脱着料に+1,300円

    脱着・バランス調整込みの作業料金になります。
    タイヤ処分、バルブ交換(必要に応じて)、ナット交換(必要に応じて)費用等は含まれていません。

    ホイール組替え料金表

    タイヤワールド館ベストでご購入の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    10~15インチ 9,900円 7,700円
    16~18インチ 12,100円 9,900円
    19~20インチ 14,300円 12,100円
    21インチ 16,500円 14,300円
    22インチ 18,700円 16,500円
    23インチ〜 20,900円 18,700円

    ※ランフラットは別途1本/1,100円

    お持込商品の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    10~15インチ 14,300円 12,100円
    16~18インチ 16,500円 14,300円
    19~20インチ 18,700円 16,500円
    21インチ 20,900円 18,700円
    22インチ 23,100円 20,900円
    22インチ 25,300円 23,100円

    ※23インチ以降は1インチ上がるごとに+¥2,200円/(1台)、
    ※ランフラットは別途1本/1,100円(会員)、1本/2,200円(通常)

    タイヤワールド館ベストでは、アプリ会員になるとお得にタイヤ交換ができます。フリー会員(無料)でも対象になりますので、ご利用の際にはぜひ事前にダウンロードください。

    タイヤワールド館ベストアプリのダウンロードはこちら

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    組替え・バランス調整込みの作業料金になります。
    タイヤ処分、バルブ交換(必要に応じて)、ナット交換(必要に応じて)費用等は含まれていません。

    タイヤ交換をするならタイヤワールド館ベストがおすすめ

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    タイヤ交換は当日の作業時間を待つ手間だけでなく、商品を選ぶ時間や状況によってはタイヤの運搬など手間がかかるのが難点です。

    もし面倒なく、スムーズに交換を終わらせたいとお考えであれば、タイヤ保管サービスもおすすめです。

    次回のタイヤ工賃込みでお得!タイヤ保管サービス

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    遠方の方は、タイヤワールド館ベストのオンラインショップがおすすめになります。

    店舗に足を運ばずに、ネット上で豊富な在庫数の中から最適なタイヤを探せます。
    よくあるメーカーやブランド毎の検索だけでなく、車種を指定すれば、自動で最適なタイヤをリストアップしますので、相性の良い商品を簡単に探せるはずです。

    指定車種に適合するサイズのホイールも一緒に探せるため、難しい知識を必要とせずに、ホイールセットを選べるのも魅力ですよ。

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    さらに、タイヤワールド館ベストは全国に約4,000のお店と提携しているので、オンラインで購入したものを指定箇所に直送が可能です。
    面倒な持ち運びもなく、当日は予約した取付店にいけば良いだけなので、手間なくタイヤ交換を進められるので、ぜひ一度ご利用ください。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    仙台本店
    仙台本店
    TEL: 022-231-4114
    住所:仙台市宮城野区苦竹2-6-5
    アクセス:仙台国道45号線沿い
    営業時間:10:00~19:00
    カテゴリー
    タイヤの基礎知識 多賀城店 タイヤ交換

    タイヤのローテーションは意味ない?やり方や目安・頻度も解説

    「タイヤのローテーションは重要?」
    「タイヤをローテーションする頻度やタイミングが知りたい」

    タイヤのローテーションを定期的におこなうことで、タイヤの摩耗予防やタイヤを長持ちさせる効果が期待できます。

    タイヤをローテーションしない場合、タイヤが偏摩耗したりタイヤの劣化が促されたりと、タイヤの寿命が短くなる原因につながるため、注意が必要です。

    本記事では、車のタイヤのローテーションをするメリットやタイヤローテーションのやり方、ローテーションの適切なタイミングを解説します。

    タイヤ交換のローテーション(位置交換)とは?

    タイヤ交換のローテーション(位置交換)とは?

    タイヤのローテーションとは、前後左右のタイヤを位置交換し、4本のタイヤの摩耗を均一に近づける作業です。
    1本のタイヤを、長い期間使用したい方におすすめの方法です。

    たとえば、前輪が摩耗しやすいFF車の場合、以下のようにタイヤをローテーションします。

    FF車のタイヤローテーション

    上記はFF車のタイヤローテーションですが、車種やタイヤの種類によって、タイヤのローテーション方法は異なります。

    一方で、タイヤをローテーションしない場合、4本のタイヤの摩耗バランスが悪くなり偏摩耗につながるため、事故につながる可能性も高くなるため危険です。

    タイヤのローテーションは、タイヤを長持ちさせるだけでなく、安全に走行するために必要な作業です。次章では、タイヤをローテーションするメリットを、具体的に紹介します。

    タイヤローテーションは意味がない?

    タイヤローテーションは意味がない?

    「タイヤローテーションは意味がないのでは?」という質問もよく聞かれますが、タイヤローテーションは、タイヤの寿命を延ばし、安全性を維持するために重要な作業です。
    とくに、前輪駆動(FF)車では前輪の摩耗が早く進行する傾向があり、後輪駆動(FR)車では後輪の摩耗が進みやすいです。

    このため、定期的なローテーションにより、タイヤの摩耗を均一にし、寿命を延ばすことができます。

    タイヤローテーションのメリットをまとめましたのでご紹介していきます。

    ● 偏摩耗を予防できる
    ● 車体の振動や異音を予防できる
    ● タイヤが長持ちする
    ● タイヤにかかるコストを削減できる

    偏摩耗を予防できる

    タイヤをローテーションする1つ目のメリットは「偏摩耗を予防できる」です。
    タイヤが偏摩耗する部分は、車種や運転操作、タイヤの空気圧などによって異なります。たとえば、タイヤの偏摩耗の種類は、以下の通りです。

    タイヤの摩耗の種類 摩耗の状態
    片べり摩耗 タイヤの片側だけ摩耗する
    両肩べり摩耗 タイヤの両側が中心部と比べて早く摩耗する
    センター摩耗 タイヤの中心が両側と比べて早く摩耗する
    スポット摩耗 タイヤが局部的に摩耗する
    ヒール&トゥ摩耗 タイヤが円周方向にのこぎりのような形状に摩耗する

    上記のような、タイヤが偏摩耗する原因は、タイヤの空気圧や運転操作、タイヤのローテーション不足などがあげられます。

    偏摩耗したタイヤで走行を続ければ、タイヤのバランスの乱れや走行性能の低下に繋がります。タイヤのローテーションを実施して、タイヤの偏摩耗は未然に防ぎましょう!

    車体の振動や異音を予防できる

    タイヤをローテーションする2つ目のメリットは「車体の振動や異音を予防できる」です。定期的にローテーションせずに走行を続けると、4本のタイヤが摩耗するバランスが崩れてきます。

    タイヤの摩耗のバランスが悪いまま走行すれば、平坦な道でも不安定になり、車体に振動が発生するリスクがあります。車体の振動によりハンドル操作を誤れば、大きな事故につながる可能性も少なくありません。

    また、タイヤの摩耗バランスが顕著な場合、車体の振動の他にも異音が発生し、タイヤ以外に不具合が生じる可能性もあります。

    タイヤの摩耗を均一に近づけるタイヤローテーションは、安全に走行するために必要な作業です。タイヤのローテーションを実施して、車体の振動や異音を未然に防ぎ、安全に走行できる状態にしておきましょう!

    タイヤが長持ちする

    タイヤをローテーションする3つ目のメリットは「タイヤが長持ちする」です。4本のタイヤの摩耗を均一に近づけることで、1本のタイヤを長く使用できる効果が期待できます。

    たとえば、ローテーションしないタイヤを継続的に使用すれば、以下のリスクも考えられます。

    ● タイヤに偏摩耗が発生する
    ● スリップサインが早く出る

    上記のタイヤは、タイヤ交換が必要な状態です。スリップサインが1カ所でも出たら、同じタイヤを継続して使用できないためタイヤ交換が必須です。

    また、偏摩耗したタイヤは、パンクやバーストの原因につながり、危険な状態であるためタイヤ交換が必要になります。
    「この程度の摩耗なら大丈夫」「前輪だけの摩耗だから問題ない」
    上記のようにお考えの方は、安全に走行するためにも、早い段階でタイヤローテーションを実施しましょう!

    タイヤにかかるコストを削減できる

    タイヤをローテーションする4つ目のメリットは「タイヤにかかるコストを削減できる」です。

    先述の通り、タイヤをローテーションしない場合、以下のリスクが考えられます。

    ● タイヤに偏摩耗が発生する
    ● 車体振動による足回りに不具合が発生する
    ● タイヤの寿命が短くなる

    上記のように、タイヤや車体の状態が悪くなり、多くのコストが発生するかもしれません。
    たとえば、タイヤ交換が必要になった場合、タイヤワールド館ベストで実施しているタイヤ交換費用の目安は、以下の通りです。

    【17インチタイヤを当店で購入した場合】

    ※最新の金額は詳細ページをご確認ください

    本数 タイヤ本体価格 工賃 合計金額
    4本 38,000円 9,680円 47,680円

    参考タイヤ:ファルケン(ZIEX ZE914F ジークス ZE914F)

    約50,000円のタイヤ交換の費用に対して、タイヤ交換(タイヤローテーション)の費用は一般的に10,000円以下で依頼可能です。

    タイヤのローテーションをする目安や頻度

    タイヤのローテーションをする目安や頻度

    **タイヤのローテーションをする目安や頻度/**は、走行距離やタイヤの摩耗状態など、タイヤの使用状況によって異なります。
    本章では、タイヤのローテーションを検討するタイミングを紹介します。

    1. 走行距離が5000kmに達したとき
    2. タイヤが摩耗したとき
    3. タイヤを履き替えるとき
    4. 定期的点検のとき

    走行距離が5,000kmに達したとき

    タイヤのローテーションを検討する目安の1つ目は「走行距離が5,000kmに達したとき」です。タイヤは5,000kmで1mm摩耗するといわれているため、多くの店舗では5,000kmでローテーションすることを推奨しています。

    ただし、タイヤの状態や走行距離によっては、5,000kmよりも早くなったり遅くなったりする可能性もあります。「5,000km走行したらタイヤをローテーションする」ということを意識し、タイヤの状態を定期的に確認しながら、タイヤをローテーションするタイミングを見逃さないようにしましょう!

    タイヤが摩耗したとき

    タイヤのローテーションを検討する目安の2つ目は「タイヤが摩耗したとき」です。
    タイヤの摩耗を放置すると、4本のタイヤのバランスが崩れ、偏摩耗やスリップサイン出現の原因につながり、タイヤ交換を余儀なくされる可能性が高くなります。
    偏摩耗やスリップサインが出ると、以下の危険性が考えられます。

    タイヤの状態 考えられる危険性
    偏摩耗 タイヤがバーストする
    スリップサインがでる ハイドロプレーニング現象によるスリップ

    また、スリップサインが出た状態で走行した場合、道路交通法違反(整備不良)で違反になるため、注意が必要です。
    タイヤの摩耗は定期的に確認し、タイヤの摩耗状態に応じてタイヤをローテーションしましょう!

    タイヤの摩耗状態がわからない場合は、最寄りの店舗で確認してもらうことをおすすめします!

    タイヤを履き替えるとき

    タイヤのローテーションを検討する目安の3つ目は「タイヤを履き替えるとき」です。

    走行距離が5,000kmに達していない場合、シーズン毎にタイヤの摩耗状況を確認しながら実施できるため、タイヤローテーションにおすすめのタイミングといえます。

    また、交換したタイヤの保管は、前後左右の位置がわかるようにしなければいけません。
    理由は、タイヤの前後左右を把握しないと次回のタイヤ装着時に、4本のタイヤの摩耗状態に合った装着ができなくなるからです。

    タイヤを履き替えるときは、シールやガムテープを使用して、保管するタイヤの前後左右が把握できるようにしておきましょう!

    ベストのタイヤの前後左右シール

    定期的点検のとき

    タイヤのローテーションを検討する目安の4つ目は「定期的点検のとき」です。定期点検は、専門家が目視でタイヤの摩耗状態を確認してくれるため、おすすめのタイミングといえます。

    また、定期点検でタイヤをローテーションしても、解決できない問題も発見できます。たとえば、タイヤのローテーション以外に発生する問題は、以下の通りです。

    問題点 改善方法
    ホイールバランスが乱れている 専用機械を使用してホイールバランスを調整
    アライメントが狂っている アライメント調整

    上記のような、タイヤの問題も一緒に解決できるタイミングでもあるため、定期点検時のタイヤのローテーションはおすすめです。

    タイヤローテーションのやり方【車種・タイヤ種別】

    タイヤローテーションのやり方【車種・タイヤ種別】

    引用:グッドイヤー

    タイヤのローテーションのやり方は、車種やタイヤの種類によって異なります。たとえば、車種による摩耗の進行状態は、以下の通りです。

    問題点 改善方法
    ホイールバランスが乱れている 専用機械を使用してホイールバランスを調整
    アライメントが狂っている アライメント調整

    上記のように、車種によってタイヤの摩耗する部分が異なるため、車種やタイヤに合ったローテーションを実施する必要があります。本章では、車種とタイヤ種別に合わせた、タイヤローテーションのやり方を解説します。

    ● FF車の場合
    ● FR車・4WDの場合
    ● 方向性タイヤの場合
    ● スペアタイヤ含めた5本の場合

    なお、タイヤのローテーション作業において、タイヤの脱着手順に変わりはありません。
    タイヤの取り外しから取り付けまでの作業手順は以下の通りです。

    1. レンチを使って軽く緩める
    2. ジャッキアップ
    3. ホイールナットをすべて取り外す
    4. タイヤを取り外す
    5. タイヤを取り付ける
    6. ホイールナットを仮止めする
    7. トルクレンチで規定トルク値に締める

    引用:YOKOHAMA

    ぜひ参考にしてください。

    FF車の場合

    FF車は前輪が駆動輪と舵をとる役割であるため、リアタイヤと比較して摩耗しやすい特徴があります。FF車のタイヤローテーション方法は以下の通りです。

    FF車のタイヤローテーション方法

    引用:YOKOHAMA

    ● 前輪は左右の位置は変更せずに後輪へ
    ● 後輪の右→前輪の左
    ● 後輪の左→前輪の右

    FR車・4WDの場合

    FR車・4WDは後輪が駆動輪であるため、フロントタイヤと比較して後輪が摩耗しやすい特徴があります。FR車・4WDのタイヤローテーション方法は、以下の通りです。

    FR車・4WDのタイヤローテーション方法

    引用:YOKOHAMA

    ● 前輪の右→後輪の左
    ● 前輪の左→後輪の右
    ● 後輪は左右の位置は変更せずに前輪へ

    方向性タイヤの場合

    タイヤの回転する方向性が決まっている方向性タイヤは、前後の入れ替えしかできません。
    左右で入れ替えてしまうと、タイヤ本来の走行性能が発揮できないからです。
    方向性タイヤのタイヤローテーション方法は、以下の通りです。

    方向性タイヤのタイヤローテーション方法

    引用:YOKOHAMA

    スペアタイヤを含めた5本の場合

    同じサイズのスペアタイヤを含めたタイヤローテーション方法は、以下の通りです。

    スペアタイヤを含めたタイヤローテーション方法

    引用:YOKOHAMA

    ● 前輪左→後輪右
    ● 前輪右→スペアタイヤ
    ● 後輪右→前輪右
    ● 後輪左→前輪左
    ● スペアタイヤ→後輪左

    タイヤローテーションの注意点

    タイヤローテーションの注意点

    タイヤローテーションの注意点を把握しないと、走行に支障が出るかもしれません。本章では、タイヤをローテーションする際の注意点について解説します。

    ● タイヤがローテーションできない場合がある
    ● ローテーション後は100km走行したら増し締めチェック
    ● 保管するタイヤは前後左右がわかるようにする

    タイヤがローテーションできない場合がある

    タイヤのローテーションは、すべてのタイヤでできるわけではありません。理由は、4本のタイヤのバランスが悪くなるタイヤがあるからです。

    たとえば、タイヤの回転する方向が決まっている方向性タイヤは、取り付ける位置が決まっています。

    タイヤのローテーションは、すべてのタイヤでできるわけではない

    引用:グッドイヤー

    上記のようなタイヤは、タイヤのローテーションを左右でするとバランスが崩れ、走行性能を発揮できなくなります。安全に走行するためにも、メーカー指定の方向でローテーションを実施しましょう。

    また、前輪と後輪が異なるサイズのタイヤを使用している場合でも、タイヤのローテーションは困難です。

    一般的に、タイヤローテーションは前後左右でタイヤを入れ替えるため、サイズが異なるタイヤのローテーションは走行に支障が出て危険です。

    使用しているタイヤの種類や状態によっては、タイヤ交換が必要になるかもしれません。タイヤのローテーションを検討中の方は、事前に店舗に相談することをおすすめします。

    ローテーション後は100km走行したら増し締めチェック

    タイヤをローテーションした後は、増し締めチェックを忘れてはいけません。理由は、タイヤ交換するときにトルクレンチで締めても、走行中にホイールナットが緩む可能性があるからです。
    タイヤの脱輪事故は、令和3年3月末までに925件発生している国土交通省が発表しており、現在も後を絶ちません。

    なお、タイヤ脱輪の要因は以下の通りです。

    【タイヤ交換時の作業不備】

    ● 規定の締付トルクで締め付けられていない。
    ● ホイールやナット、ボルトなどの錆
    ● タイヤ周辺の掃除不足

    【タイヤ交換後の保守管理の不備】

    ● 増し締めが行われていない
    ● 日常点検や定期点検時、ホイールやボルトの点検が不十分
    ● 規定の締付トルクで増し締めがされていない
    ● 増し締めの実施時期(距離)が遅い

    参照:国土交通省

    車輪の脱落事故を防ぐために、タイヤのローテーション後はトルクレンチを使って定期的に増し締めしましょう!

    保管するタイヤは前後左右がわかるようにする

    タイヤ交換後に保管するタイヤは、タイヤの前後左右がわかるように保管がおすすめです。理由は、次回のタイヤ交換時に、タイヤの前後左右の摩耗状態によって適切な場所に取り付けができるからです。

    一般的には、店舗でタイヤを交換すると、タイヤの前後左右がわかるように以下のようなシールを貼り付けます。

    タイヤの前後左右がわかるシール

    引用:Amazon

    タイヤの前後左右がわからないまま取り付けた場合、タイヤ4本の摩耗のバランスが悪くなり、タイヤの劣化を早める原因にもつながる可能性があります。

    タイヤを長持ちさせるためにも、タイヤ交換後のタイヤの保管は、タイヤの前後左右の位置がわかるようにしておきましょう!

    タイヤローテーションの費用

    タイヤローテーションの費用

    タイヤローテーションは自分でも作業できますが、プロにおまかせすることをおすすめします。理由は、タイヤの摩耗や劣化具合、タイヤの状態をプロのように把握できない可能性があるからです。タイヤ交換時に適切な位置にローテーションするなら、プロに任せた方が安心かもしれません。

    また、タイヤローテーションにかかる費用も、自分で作業する場合と店舗に依頼した場合で異なります。本章では、タイヤローテーションを自分で実施した場合と店舗に依頼した場合にわけて紹介します。

    ● 自分でタイヤローテーションする場合
    ● 店舗に依頼した場合

    自分でタイヤローテーションする場合

    自分でタイヤローテーションをする場合は、タイヤ交換に必要な工具が必要です。先述した、タイヤ交換の作業工程に必要な工具は、以下の通りです。

    必要な工具 作業内容 費用(目安)
    輪止め 車が動かないようにする 約1,000円
    ジャッキ 車体を持ち上げる 約7,000円
    ジャッキスタンド 持ち上げた車体を支える 約5,000円
    クロスレンチやL字レンチ ナットを締めたり緩めたりする 約3,000円
    トルクレンチ 規定のトルク値に締め付ける 約5,000円
    軍手やタオルなどの備品 ケガや汚れ予防 約1,000円

    上記の工具があれば、タイヤをローテーションしたり、タイヤを交換したりと、自分でタイヤの脱着作業が可能です。

    しかし、4本のタイヤを自分でローテーションするには、時間と労力も必要になります。

    タイヤ交換作業の手間と工具にかかる費用も考慮しながら、自分でタイヤローテーションを行うか検討しましょう!

    店舗に依頼した場合

    店舗にタイヤローテーションを依頼する場合の一般的な相場は、2,000円〜5,000円です。タイヤローテーションの相場に価格幅がある理由は、タイヤのサイズや車種によって異なるからです。

    たとえば、ガソリンスタンドの宇佐美では、以下のような作業メニューがあります。

    【タイヤ1本の価格】

    メニュー 軽・普通車 1BOX・SUV
    ホイールバランス調整 1,100円 1,100円
    ローテーション 600円 1,000円
    タイヤの脱着 600円 1,000円

    参照:宇佐美

    上記のように、一般的には車種やタイヤの状態に応じてメニューが決まっています。

    自分でタイヤローテーションするときにかかる工具費用と比較すると、店舗に依頼した方がお得にタイヤをローテーションできるかもしれません。

    タイヤ交換のローテーションは、安心できるプロに任せることをおすすめします!

    タイヤ交換のローテーションと一緒にやりたい点検項目

    タイヤ交換のローテーションと一緒にやりたい点検項目

    タイヤ交換のローテーションを実施するなら、本章で紹介する点検も一緒に依頼することをおすすめします。理由は、タイヤローテーションの実施だけでは、タイヤの摩耗状態や劣化の早さを改善できない可能性があるからです。

    本章では、タイヤ交換のローテーションと一緒にやりたい点検項目を紹介します。

    ● タイヤの空気圧点検
    ● ホイールバランス調整
    ● バルブ点検

    タイヤの空気圧点検

    タイヤ交換のローテーションと一緒にやりたい点検項目1つ目は「タイヤ空気圧点検」です。タイヤの空気圧点検は、タイヤの偏摩耗の予防につながるためおすすめの点検です。

    タイヤが空気圧過多や不足している状態に応じて、タイヤの偏摩耗の種類は異なります。タイヤの空気圧による偏摩耗は、以下の通りです。

    タイヤの空気圧による偏摩耗

    上記のような、タイヤの偏摩耗を未然に防ぐためには、タイヤの空気圧点検は必要です。タイヤの適切な空気圧は、車のドアを開けた側面で確認できます。

    タイヤの空気圧は、自分でも簡単に点検できますが、店舗でタイヤローテーションした際に
    一緒に依頼することをおすすめします!

    ホイールバランス点検

    タイヤ交換のローテーションと一緒にやりたい点検項目2つ目は「ホイールバランス点検」です。ホイールのバランスが悪い場合は、タイヤの重心を中心にするホイールバランス調整が必要です。

    タイヤローテーションを実施しても、ホイールバランスが崩れると以下のリスクが考えられます。

    ● まっすぐ走らない
    ● タイヤの摩耗が偏る

    上記のような新たなリスクが発生しては、タイヤをローテーションした意味がなくなるかもしれません。タイヤのローテーションと一緒にホイールバランス点検を実施すれば、タイヤのバランスが整うため、安全に走行を継続できます!

    ホイールバランス点検は、ホイールバランサーという専門の機械を使用するため、店舗に依頼することがおすすめです!

    ホイールバランサー

    バルブ点検

    タイヤ交換のローテーションと一緒にやりたい点検項目3つ目は「バルブ点検」です。

    バルブは、タイヤの空気圧を適正に保つ重要な役割を担っています。バルブが劣化した状態のまま走行した場合、タイヤの空気圧が低下しやすく、偏摩耗の原因につながります。

    バルブの劣化や不具合は、タイヤの摩耗につながる原因のひとつでもあるため、タイヤのローテーションに合わせて点検するのがおすすめです。

    ゴムバルブ

    タイヤワールド館ベストでは、タイヤのバルブ交換を以下の価格で承っております!
    ゴムバルブの場合

    本数 価格
    1本 330円
    4本 1,320円

    バルブ交換は1本数百円と比較的安く、タイヤの空気圧低下や偏摩耗を未然に防ぐため、タイヤのローテーション時に併せてバルブ交換しても損はないかもしれません。

    タイヤのローテーションはタイヤワールド館ベストにおまかせください!

    タイヤのローテーションはタイヤワールド館ベストにお任せください!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● タイヤ交換のローテーション(位置交換)とは?
    ● タイヤをローテーションするメリット
    ● タイヤのローテーションを検討するタイミング
    ● タイヤローテーションのやり方【車種・タイヤ種別】
    ● タイヤローテーションの注意点
    ● タイヤローテーションの費用
    ● タイヤ交換のローテーションと一緒にやりたい点検項目

    タイヤのローテーション(位置交換)は、タイヤを長く使うためだけでなく、安全に走行する上で重要な作業です。一方で、タイヤをローテーションしていない場合、タイヤの寿命が短く偏摩耗にもつながり、走行に支障が出るため大変危険です。

    タイヤワールド館ベストでは、タイヤローテーションも実施しております。使用しているタイヤに不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください!

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    多賀城店
    多賀城店
    TEL: 022-366-7811
    住所:宮城県多賀城市八幡1-1-5
    アクセス:仙台国道45号線沿い
    営業時間:10:00~19:00
    カテゴリー
    ホイールの基礎知識 西多賀店 タイヤ交換

    インチは一緒なのにどうして装着できない?ホイールのJ数とは?

    同じインチなのになんで取り付けることができないのか?そもそも「J数」ってなに?「J数」が合わないホイールを購入したらどうなるの?などなど、今回はホイールの「J数」について詳しく解説していきます!

    インチだけではない、ホイールサイズのチェックポイント

    ホイールの名称

    ホイールのサイズってよく分からないですよね。例えば同じ17インチなのに
    取り付け出来たり出来なかったり‥そもそも17インチのホイールとは、リム径(=ホイールの直径)が17インチのホイールという意味です。

    ホイールのサイズでメインとなるのは、

    リム幅(インチ):ホイールを横から見た時の幅
    穴数:ボルトを通す穴の数
    PCD(mm):ボルト穴の中心を結んでできた円の直径
    インセット(mm):ホイールを横から見た時の中心断面から、ホイールの取付面までの距離をmmで表したもの

    などがあり、その他メーカー純正ホイールの場合はハブ径も関係してきます。

    そして、装着できるサイズは車種ごとに異なっているため、

    『前の車と同じ17インチだから、そのまま使おうとしたら取付できなかった‥』

    というような事が起こるわけです。

    ホイールのJ数とは?

    ホイールの名称2

    いわゆるJ数とはリム幅のことで、ホイールを横から見た時の幅をインチで表したものです。

    厳密にいうと「J」とは、ホイールのフランジ形状の規格のことで、ホイールの外面の縁にある形状を指しています。フランジの形状は「J」のほかに「JJ」があり、この二つが一般的です。

    リム幅はこの「J」の前にくるので、「J数」と呼ばれたり、「J数を増やす=リム幅を大きくする」のような使われ方がされますが、「J」自体はフランジ形状の規格なので注意が必要です。

    この記事では、みなさんの馴染みがある「J数」として記事を執筆していますが、本来「J」はフランジ形状だということはご留意ください。

    J数は、ホイールの裏側に刻印されていたり、ステッカーが貼られていたりしています。「6 1/2 J」や「4.5 J」などで表されます。 それぞれ、6.5インチ(約165mm)や4.5インチ(約114mm)ということですね。

    タイヤハウス(車両のタイヤが収まるところ)のスペースには限りがあり、どんな幅のホイールでも装着できるわけではありませんので、タイヤ幅毎に適合リム幅があります。例えば195/65R15では「5.5J~7.0J」あたりが適正リム幅に該当します。

    タイヤサイズごとの適合リム幅は各タイヤメーカーのホームページで確認することができます。

    ブリヂストン

    ダンロップ

    トーヨータイヤ

    ヨコハマタイヤ

    このように、ホイールは適正なJ数の範囲内のサイズで装着する必要があります。

    実際には、明らかに太いリム幅のホイールも市販されている

    明らかに太いリム幅のホイールも市販されている

    一方で、標準的なサイズから見て、明らかに太いリム幅のホイールも市販されています。なぜそんなサイズのホイールが市販されているかというと、

    ・タイヤを太くして見た目をかっこよくする(ドレスアップ)
    ・車高を下げてタイヤを引っ張り、いわゆる「ツライチ」にする(ドレスアップ)
    ・太いタイヤを装着して接地面を増やし、グリップを上げる(レース・スポーツ)

    (※引っ張るとはタイヤ幅よりも太いリム幅のホイールにタイヤを組付けて、タイヤのサイドウォールを左右に引っ張るように組むことです)

    などの目的のためです。

    一方で、以下のようなデメリットもあるので、注意が必要です。

    ・車のタイヤを付けるスペースには限りがあり、サイズ選定を間違うとはみ出しや干渉を起こしてしまう
    ・タイヤを引っ張ると本来の性能を発揮できない事がある
    ・タイヤの偏摩耗の原因になり、寿命が短くなる

    J数が合わないホイールを購入してしまった失敗談

    タイヤハウス図

    リム幅が適正範囲よりも太いホイールを購入してしまって‥

    ・車両からホイールがはみ出してしまった!
    ・タイヤハウスの内側にタイヤが干渉してしまった!

    リム幅が適正範囲よりも細いホイールを購入してしまって‥

    ・ホイールがブレーキキャリパーに干渉してしまった!
    ・タイヤホイールが異様に引っ込んでしまった!
    ・タイヤのサイドウォール(側面)が異様に盛り上がってしまった!

    など、そもそも装着出来なかったり、見た目に違和感があったりと様々な失敗が発生していますので、適正範囲のJ数のホイールを装着しましょう。

    ホイールが太くなるメリット・デメリット

    ホイールが太くなるメリット・デメリット

    社外ホイールに交換する時、「なるべくホイールは太いものを」と希望されるお客さまが多いです。見た目がかっこいい太ホイールのメリットとデメリットを確認しておきましょう。

    リム幅が太いホイールのメリット

    『リムが深くとれる』=見た目が格好良くなる
    ・後ろから見たときのボリューム感がアップする
    ・『太いホイール』=タイヤも太くなるので、グリップ力が増しコーナリング性能や直進安定性が向上する

    リム幅が太いホイールのデメリット

    ・ホイールが重くなるので、燃費が悪くなる
    ・タイヤが外に出ると運転の難易度が上がる
    ・タイヤのたわみが少なくなり、乗り心地が悪くなることもある

    J数はホイールインセットとのバランスが大切

    ホイールインセットとは

    ホイールインセットとは、リム幅の中心線から取り付け面までの
    距離のこと
    で、タイヤにホイールをセットするときの基準となるものです。

    ホイールインセットは車種ごとに異なりますが、3つに分類することができます。

    中心線よりも、

    ・装着面が、内側(インナー側)に入る
    アウトセット(マイナスインセット)数字の前に「-」
    ・装着面が、中心線と同じ(プラスマイナス0)
    ゼロセット
    ・装着面が外側(アウター側)に出る
    インセット(プラスインセット)数字の前に「+」

    と呼ばれます。

    J数もですが、このインセットの数値も適正ではない場合、ホイールがはみ出したり、フェンダーに干渉したりする可能性があります。

    乗用車用のホイールサイズの表記方法はいくつかあります。例えば、

    「15×6 1/2 J 5 114.3 45」

    のように書かれている場合、

    「リム径×リム幅 フランジの形状 ボルト穴数 P.C.D インセット」

    を表しており、この場合のホイールインセットの値は「45」です。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    一言にホイールといっても、選び方には気を付けなければいけないポイントが多数あり、中々ご自身ではどうしていいか分からないですよね。

    当店では専門知識を持ったスタッフがホイール選びをお手伝いさせて頂きますので、インチアップをしたいけれど「どんなホイール・サイズがいいの?」とお悩みでしたら、ぜひご来店下さい!

    お待ちしております。

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    【宮城・仙台】スタッドレスタイヤの選び方と運転のポイントを解説

    冬の運転は凍結路面・圧雪路面・わだち路面と不安に思う方も多いのではないでしょうか?タイヤは車の性能を左右する最も重要な要素の一つ。特に雪の多い宮城県では、冬タイヤの選び方が運転の安全を大きく左右します。毎年、冬の到来とともに多くのドライバーが悩むのが、最適なスタッドレスタイヤの選択。

    「雪が降ってから慌てて準備するのは危険」「どのタイヤを選べばいいかわからない」

    そんな不安を抱えているあなたへ。仙台のタイヤ専門店が、宮城県の地域特性に合わせた冬タイヤの選び方を徹底解説します。

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    宮城の冬道の特徴

    宮城の冬道の特徴

    東北地方における宮城県の特徴

    宮城県は東北6県の中では比較的積雪量が少ない地域になります。とはいえ県内の中で大崎地区・栗原地区は北に位置するため降雪量も多くスタッドレスタイヤの動きが1番早い地域でもあります。

    また年間の降雪日数は20~30日と言われていて1月・2月にドカッと積もるイメージです。

    仙台市は除雪スピードが早く通勤時には雪がだいぶ除雪されていますがゆとりをもって出発する事が大事ですね。

    危険な路面条件

    宮城県の道を走行する上で、とくに気にするべき場所・状況は以下の3つです。

    • ● 橋の上
    • ● トンネルの中
    • ● 朝晩の気温差

    橋の上

    橋は地面から浮いているため、上下左右すべてが冷気に直接さらされています。また地面に接していないため、地面の蓄熱効果がないので温度低下が早く、凍結しやすいので注意が必要です。

    トンネルの中

    トンネル出入り口は日光が当たりにくいということもありと凍結部分が溶けにくいので注意が必要です。スピードにはご注意下さいね。

    朝晩の気温差

    夜に雨が降った次の日はとくに要注意です。朝になると気温が下がりブラックアイスバーンになってる所があります。知らずにスピードをあげて走行しているとスリップに繋がるのでお気をつけ下さい。

    宮城のドライバーが不安に思う冬の運転ポイント

    アイスバーン

    「ハンドルが効かなくなり事故に繋がる」ことを防ぐためには、心に余裕を持って「滑り始める前の予防運転」が鍵になります。

    1. アイスバーン対策
    2. 新雪道での運転の注意点
    3. わだち路面での走行テクニック

    1.アイスバーン対策

    雪による積雪だけでなく、気温の低下や日陰・橋の上・交差点付近などでは「見た目は路面が普通でも実は凍っている(ブラックアイスバーン)」という危険な状態が発生します。

    そのため、まず基本として「急ブレーキ・急ハンドル・急発進」を徹底することが重要です。

    具体的には、以下のことを心がけて運転しましょう。

    • ● 通常より速度を控えめに走る(例えば、1割以上速度を落とす)
    • ● 車間距離を通常より多めに確保する(2倍を目安)
    • ● 橋の上やトンネル出口、日陰など「凍結しやすい場所」で特にスローダウンする
    • ● 冬用タイヤ(スタッドレス)やチェーンなど滑り止め対策

    2.新雪道での運転注意点

    降りたての新雪の道では、タイヤが雪にはまってしまい「抜け出せない」状態になることがあります。特に同乗者がいない場合、外に出て押すのも大変ですし、焦りによる誤操作がリスクを高めます。
    ここでのポイントは以下の通りです。

    • ● 抜け出そうとして焦ってハンドルをあれこれ切らない。ハンドルを真っすぐにしてゆっくりと前に進んでみる
    • ● タイヤが既に雪に埋もれてしまっている場合、無理にアクセルを踏み込んで空転させると雪がさらに固まったり車体が深くはまったりします
    • ● 脱出が困難な場合は、焦らずにスコップ等で雪を掘る・雪の上に滑り止め(砂、マット、板など)を敷くなど別の手段を考える

    特に宮城県のように、積雪量が地域で差があるものの「凍結・雪・新雪」それぞれが組み合わさる環境であるため、準備と落ち着いた対応が重要です。

    3.わだち路面での走行テクニック

    轍(わだち)は一見走りやすそうに見える反面、左右の雪の壁や変形した路面が車を不意に振るわせる場合もあります。だからこそ「軽いハンドル操作で、車任せに」進むというマインドが有効です。

    • ● 轍を無理に外そうとせず、ハンドルを軽く握って車に路面の凹凸に沿って進んでもらう
    • ● 速度を落として、ハンドル操作を最小限に抑える。タイヤが轍に沿って動いてくれるよう、余裕をもたせる
    • ● もし轍から外れてしまったら、慌ててハンドルを切らず、ゆっくり戻すか、轍の中に戻る方向を慎重に判断する

    思い切って轍に身を任せるという所がポイントです。あえてハンドルを軽く握り走行する事で轍にそって車が進んでくれます。

    エリア別おすすめスタッドレスタイヤ3選

    ここからは宮城県を3つのエリアにわけて、それぞれにおすすめのタイヤをご紹介していきます。

    • ● 東部(仙台市中心部)におすすめ:ウィンターマックス02
    • ● 西部(山形寄り)におすすめ:ブリザックVRX3
    • ● 東部・西部共通:ウィンターマックス03

    東部(仙台市中心部)におすすめ:ウィンターマックス02

    ウィンターマックス02

    東部は仙台市の中心部にあたります。車通りも多く、雪もあまり積もりにくいイメージがありますよね。

    「安定した表情性能で、持ちがいいタイヤを履きたい!」そんなお客様にはWM02をオススメします!WM02はトータルバランス型スタッドレスタイヤ2016年発売モデルで旧モデルとなります。

    トータルバランス型スタッドレスとは凍結、雪上、ウエット、ドライなど様々な路面での走行性やライフ性能含む経済性において高いレベルでバランスの取れたスタッドレスタイヤの事です!

    走行する際に坂道などない方、冬にウィンタースポーツに行かない方、一つ前のモデルなのでお財布にも優しいのが嬉しいポイント!

    西部(山形寄り)におすすめ:ブリザックVRX3

    ブリザックVRX3

    宮城県西部は山形県よりになるので東部に比べると雪の降り方も違ってきます。雪が積もり、走行が怖い経験をした方も多いのではないでしょうか。

    雪が積もる、坂道が多い、安心して走行したいお客様にオススメのタイヤはVRX3です。これまでのブリザック史上「断トツ」の氷上性能!

    従来のVRXシリーズに比べてライフ性能、ICE性能・効き・持ち・が高くなりました!坂道が多く雪道に効く、氷上性能が高いタイヤが良い方にお勧めです!

    東部・西部共通:ウィンターマックス03

    ウィンターマックス03

    効き、長持ちするタイヤが良い!そんな方にはWM03がおススメです。※WM03は2020年発売現行モデルです。

    氷上性能特化型のタイヤになっていて長持ちしますし凍結路面や雪道の走行が不安なお客様にオススメのタイヤで、溝が減ってきても効きが最後まで続くので冬に安心のタイヤです!

    坂道に強いスタッドレスタイヤを選ぶポイント

    坂道に強いスタッドレスタイヤを選ぶポイント

    坂道・凍結・雪・新雪が混在する冬道では、平坦な市街地とは異なる運転負荷がかかります。ですので、以下のようなポイントを特に重視してタイヤを選びましょう。

    グリップ性能(制動力・発進力)

    坂道の多いエリアでは、タイヤのグリップ性能が非常に重要です。特に、氷や雪、凍結路面での制動力と発進性能を重視する必要があります。上り坂や下り坂での安定性を確保するため、ゴムがしなやかで排水性が高いスタッドレスタイヤを選びましょう。

    【ポイント】
    ●タイヤがしなやかで、氷・雪上での密着性が高いゴム素材を選ぶ。
    ●ブレーキ・発進時に「グッ」と効く、滑りの少ない性能を重視。

    坂道・急カーブ・荷重変動時の安定性

    坂道では荷重変動が激しいため、ハンドル操作・車体のふらつきを防ぎ、安定して走れるタイヤを選びましょう。

    【ポイント】
    ●サイド剛性・トレッドブロック配置がしっかりしていること。
    ●アクセル・ブレーキを操作したときに「安心できる挙動」があるもの。

    坂道に強いと評価されているスタッドレスタイヤブランド

    坂道に強いと評価されているスタッドレスタイヤブランド

    • ● ブリヂストンタイヤ
    • ● ダンロップタイヤ
    • ● ヨコハマタイヤ

    上記のメーカーなどが坂道に強いと言われています。とくにブリヂストンは北海道に住んでいる方、タクシーの運転手さんからの信頼が高く装着されている方が多いブランドです。
    柔らかさがあり路面への密着も高くおすすめです。

    まとめ

    まとめ

    スタッドレスタイヤはオーナー様が普段どのように車を使われているか、どのような場所にお住まいなのかなどを踏まえて購入する事がポイントです。みなさんが安心安全な冬を過ごせますように!

    仙台本店
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    【危険】夏の暑い路面は要注意!死亡事故にも繋がるバーストの恐ろしさ

    日々の走行中に誰もが起こりうる危険な事故が『タイヤのバースト』です。

    夏休みも始まり、家族などを連れて運転をする機会が増える方も多いのではないでしょうか。そんな中で大事故に繋がりかねないバーストが起こってしまったら元も子もありません。

    今回は、バーストの危険性や原因・対策法について解説します。

    タイヤのバーストとは?

    タイヤのバーストとは、タイヤの内部が損傷し、タイヤが破裂する状態のことを指します。 バーストは、外部からの激しい衝撃や空気圧の低下、タイヤの劣化が原因となって発生します。 万が一、バーストしてしまった際には減速して安全な場所に停車し、ロードサービスに連絡するか、スペアタイヤに交換をしましょう。

    バーストしたタイヤ

    バーストの意味・バーストするとどうなる?

    「そもそも、バーストって何?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
    バーストとは走行中にタイヤが突然破裂してしまう現象です。

    ➤実際にバーストしてしまった状態
    【ダンロップ公式HPより引用】https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/
    products/dictionary/burst.html

    この現象は、パンクと同じように思えますが全く別物です。
    パンクは徐々に空気が抜けるのでドライバーが気付きにくい場合もあります。
    しかし、バーストはタイヤに負荷がかかることで
    タイヤ内が発熱し、大きな破裂音と同時にハンドルが取られてしまう為、すぐに気付きます。衝撃で、車が意図しない動きをしてしまうので、
    最悪の場合は周囲を巻き込む大事故や
    死亡事故に
    発展してしまう非常に危険な現象です。

    なぜバーストが起きるのか?原因となる3大要因

    バーストが起きる3大要因を詳しくご紹介していきますね!

    原因①タイヤの劣化

    バーストする原因の1つとして挙げられるのが
    『タイヤの劣化』です。
    タイヤはゴムで出来ている為、
    例え、走行していなくても時間が経つと共に、ゴムが硬くなり、ひび割れ等も発生してしまいます。身近な物で例えると・・
    輪ゴムは劣化するとヒビが入りすぐにパチンと切れてしまいますよね?そんなイメージです!

    このような状態のまま放置してしまうと、隙間から水などが侵入してしまい、タイヤの内部にあるワイヤーが鉄で作られている為、さびてしまいます。

    錆びてしまうことで、タイヤの強度も下がってしまい、走行の負荷に耐えられずたわみがタイヤに生じ、最終的にバーストを引き起こしてしまいます。
    「愛車のタイヤの状態は大丈夫だろうか?」「そろそろタイヤの買い替え時かな?」と思った方は、迷わずに一度、カーショップやタイヤ専門店でタイヤを点検して頂くことをおすすめしまsy。

    原因➁タイヤのキズ

    年月が経つことによって起きる自然劣化だけでなく、何かの原因でタイヤに傷がつく場合もありますよね?

    例えば『釘が刺さった』『縁石に乗り上げてしまった』などのトラブルが原因でタイヤの側面にキズができてしまう可能性があります。

    そうなると、乗り心地も悪くなりますがタイヤ自体への負荷が大きくなってしまう為、発熱が起き、ゴムの劣化も進んでしまうのでバーストの大きな原因になってしまいます。そうならないようにする為にも、日頃からタイヤにキズなどの損傷や異常がないかどうか、ご自身の目でこまめにチェックすることが重要です。

    ※縁石にぶつけた時など見えない部分にキズついている場合があるので年の為に点検しておくことをおすすめ致します!

    ➤釘がささった状態

    ➤衝撃で穴があいてしまった状態

    原因③空気圧不足

    バーストの原因で多いのが『タイヤの空気圧不足』です。
    空気圧が低い状態のタイヤで高速道路を走行すると、タイヤの表面が波状に変形する『スタンディングウェーブ現象』が起きてしまう可能性があります。

    低空気圧でのスタンディングウェーブ現象実験例

    この現象が起きてしまうと、タイヤが熱を持ち、タイヤの形状を保つための補強材が破損してしまいます。そうなるとバーストが発生してしまうのです。

    また、空気圧が高すぎるのも、今のように暑い時期は空気が膨張してしまい、その状態で走行することによって内部に熱が伝わりバーストが起きてしまいます。

    このような事態を避ける為にも、日頃からガソリンスタンドなどで空気圧を点検して頂き、適性な数値の空気圧を保つことが大切です。

    1ヶ月に1度空気圧点検を行うのが理想ですが、高速道路を走行する予定がある際などは特に意識して点検することが重要です。

    当店でも、無料で空気圧点検を承っておりますので、いつでもお気軽にお越しください!!

    ➤多くのクルマが、運転席ドア開口部の下部分に、
    適性の空気圧を表示したラベルが貼付されています。

    夏はタイヤがバーストしやすいって本当?

    タイヤのバーストは、一般的に夏季と冷季の気温差、特に高温の季節により発生しやすくなります。その原因と言われているのは以下の3つが理由です。

    ●高温による影響
    ●過熱
    ●タイヤの空気圧が増加

    高温による影響

    夏は路面温度が上昇し、タイヤも高温に晒されます。高温はタイヤのゴムに影響を与え、硬化や劣化を引き起こす可能性があります。

    過熱

    長時間の運転や高速道路での走行により、タイヤは過熱する可能性があります。夏の高温の中で高速運転をする際は、この過熱はタイヤ内の空気圧を増加させ、タイヤの内部構造に負担をかけることがあります。

    タイヤの空気圧が増加

    夏場は、適切な空気圧を保つことが特に重要です。高温下ではタイヤの空気圧が増加しやすく、不適切な圧力で走行するとタイヤが過熱してバーストする危険性が高まります。

    夏は夏用タイヤに交換しよう

    夏の安全な運転のために、スタッドレスタイヤを履きっぱなしにするのではなく、夏用タイヤに交換しましょう。

    夏用のタイヤは高温下でも性能が発揮されるように作られており、バーストのリスクを減少させます。

    また、タイヤに過度の負荷をかけることもバーストの原因となります。乗車人数や積載物に応じて適切な負荷を確保しましょう。

    タイヤのバーストについてよくある質問

    バーストについてよくある質問をどんどん答えていきますね!

    新品で購入したばかりのタイヤがバーストしました。劣化したものがバーストすると思っていたので…考えられる要因はなんでしょうか?

    A.『タイヤの空気圧不足』というものも考えられます。
    タイヤの空気圧をいつも適正にしておくこと、それは命を守ることにつながるとても大切な点検ポイントです。
    特にタイヤのコンディション不良は事故につながり、身体の安全を脅かします。最近のタイヤをめぐる技術は発達しており、釘を踏み抜くなどして穴が開いたとしても、一般道路のスピードならば、事故につながるような急激な変形はしないようになっています。しかし、高速走行中となると、タイヤのバースト(破裂)が直接的な事故要因となり、大変危険です。

    なので定期的にガソリンスタンドやカーショップで空気圧点検をすることをおすすめ致します。ベストでも無料で空気圧点検をしております。

    出張先で寄ったガソリンスタンドで、タイヤのワイヤーが出ていていつバーストしてもおかしくないと言われました。そんなにすぐバーストしますか?移動には高速道路を使います。

    A.タイヤが経年劣化により古くなって、ひび割れや亀裂が入ってしまい、中のワイヤーが見えることもあります。 タイヤのワイヤーが見えてしまうということは、タイヤの最終警告で、即刻運転を中止してタイヤを交換する必要があります

    ワイヤーが見えたタイヤはバースト率が高い

    高速道路や自動車専用道路などは絶対に走らないで下さい。 走行時の発熱によりタイヤの内圧が高くなりバーストします。すぐに近くのカーショップなどでタイヤ交換をしていただきたいです。

    夏タイヤとスタッドレスタイヤとではスタッドレスの方が高速でバーストしやすいと聞いたのですが本当ですか?

    A.冬は低温によるタイヤの空気圧低下に気付かず、走行中にバースとしてしまうケースが多いですが、気をつけるべきは冬だけではありません。実は、夏の熱気はタイヤにとっても天敵!
    ゴムの成分が多いタイヤは、熱や紫外線によって劣化してしまいます。

    バーストする前兆はありますか?

    A.タイヤがバーストする前兆として、スタンディングウェーブ現象や劣化によるヒビ割れ、キズが挙げられます。 バーストして事故につながる前に、いち早くこれらの前兆に気付き、もしもの事態に備えましょう。
    ※スタンディングウェーブ現象が発生すると車体が小刻みに振動し、それから大きな振動に変わります。

    スタンディングウェーブ現象】

    バーストしたタイヤは修理できますか?

    A.バーストはタイヤが破裂してしまっているため、修理することができないのです。 タイヤがバーストしたときは修理ではなく、タイヤを交換しなくてはなりません。 また、バーストしたときの衝撃は非常に大きいため、ホイールやフェンダー周りなどタイヤとは別の部分が損傷、破損している可能性もあります。

    まとめ

    タイヤのバーストについて解説させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
    バーストは一歩間違えれば死亡事故にも繋がる非常に危険な事故の1つです。

    万が一、タイヤがバーストした際は、絶対に慌てず安全な場所に車を停めましょう。

    バーストは日々の点検やメンテナンスをしっかり行えば防ぐことができます。大事な愛車や命を守る為に少しでも今回の記事を参考にして頂ければ幸いです。

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    テーパー座が一般的な理由とは?ホイールナットは車種で形状・角度が違う

    ホイールと車体をつなぐホイールナットに種類があるのを知っていますか?3種類あるホイールナットでも、テーパー座ナットが多く使用されています。

    「なぜテーパー座ナットが一般的なの?」と思いますよね。そこで当記事では、テーパー座ナットが多く利用されている理由や、ホイールナットの種類について解説します。

    テーパー座はナットを締めるときにずれにくく、3種類のナットの中ではもっともコンパクトで汎用性が高いため、多く利用されています。

    ホイール・車種ごとに適したナットを利用し、安全なドライブを楽しみましょう。

    テーパー座ナットはホイールがずれにくい

    テーパー座ナットはホイールがずれにくい

    テーパー座ナットは、先端が円錐のような形をしているため、ナットを締めたときにずれにくくなるのが特徴です。テーパー座ナットは角度があることでホイールと面接触でき、締め付ける力を均等に分散できるため、緩みにくい構造だといえます。

    また、テーパー座ナットとホイールの角度は60°で統一され、ナットを締め付けるだけで自然と中心で固定できるようになっています。ホイールを車体に取り付けるとき、ボルトがホイールの中心にくるように調整する作業は必要なく、テーパー座ナットが位置を調整してくれるからです。

    テーパー座ナットが多く使用されている理由は、以下の通りです。

    ● ホイールと面接触できるため、ナットが緩みにくい
    ● ボルトをホイールの中心に合わせる必要がない
    ● 他のナットに比べて、コストが安い

    なお、社外ホイールでもほとんどがテーパー座ナットに対応しており、汎用性の高さがわかります。

    社外ホイールに変えるときはテーパー座に変更がおすすめ

    ホイールを社外品に変更する場合は、テーパー座ナットに変更しておくのがおすすめです。社外ホイールはほとんどがテーパー座ナット対応なので、ナットの形状にこだわっていると選択肢が狭まってしまいます。

    たとえば、交換したナットが球面座で、装着したいホイールがテーパー座対応だった場合、ナットを交換するかホイールを諦めるしかありません。一度、テーパー座ナットに変更しておけば、ナットの形状に悩まされずに済むでしょう。

    ホイールナットには3種類ある

    ホイールナットには3種類ある

    ホイールナットは3種類の形状があります。

    1. テーパー座
    2. 球面座
    3. 平面座

    車のメーカーや車種によって採用しているナットが異なるため、ホイール交換前には所有する車のナットを確認しておきましょう。

    1.テーパー座

    テーパー座

    ほとんどの社外ホイールや車がテーパー座を採用しており、一般的に多く利用されているナットです。先端に角度がついているためナットを締めるときにずれにくく、ボルトをホイールの中心で締め付けられます。

    テーパー座は汎用性が高く、ナットのデザインも豊富なため、車のカスタムをされる方はテーパー座に交換しておくのがおすすめです。

    2.球面座

    球面座

    球面座ナットはホンダ車に多く使用されています。球面座ナットは商品の精度が多少悪くても、線接触できるメリットがあります。そのため精度が悪いナットの場合、テーパー座より球面座のほうが固定力が強いといえるでしょう。

    ただ、球面座は製造コストがかかるため、他メーカーはテーパー座を採用しています。日本車以外だと、ベンツやポルシェも球面座です。

    3.平面座

    平面座

    平面座ナットは、主にトヨタ・レクサスで使用されています。平面座はテーパー座・球面座と違い、面でホイールのセンターを出す構造です。そのため、他のナットより接触面積を稼げるため、安定してホイールを固定できます。

    ただ、球面座と同じく製造コストがかかるため、他メーカーでは取り入れられていません。テーパー座ナットでも固定力に問題はないので、わざわざコストが高い平面座にする必要がないといえます。

    【メーカー別】ホイールナットのサイズ一覧

    【メーカー別】ホイールナットのサイズ一覧

    「ホイールナットに種類があるのはわかったけど、所有するメーカーのナットサイズが知りたい」「どこのメーカーが何のナットを使っているの?」

    上記のように思っている方のために、メーカー別のナット形状を表にまとめてみました。

    メーカー ナット形状 ナットサイズ ソケットサイズ
    トヨタ テーパー座・平面座 M12×P1.5 21
    ホンダ テーパー座・球面座 M12×P1.5(軽自動車はM10) 19
    日産 テーパー座 M12×P1.25 21
    ダイハツ テーパー座 M12×P1.5(軽自動車はM10×P1.25) 21
    スズキ テーパー座 M12×P1.25(軽自動車はM10×P1.25) 19
    マツダ テーパー座 M12×P1.5(軽自動車はM10×P1.25) 21
    スバル テーパー座 M12×P1.25(軽自動車はM10×P1.25) 19
    三菱 テーパー座 M12×P1.5(軽自動車はM10) 21

    表を見るとトヨタ・ホンダ以外はテーパー座を採用しており、汎用性の高さがわかります。社外ホイールも9割ほどがテーパー座対応なので、ホイールを変更される方はテーパー座に変更しておくのがおすすめです。

    ホイールナットの天井部分にも種類がある

    ホイールナットには、ホイールと接地する側の反対側にも種類があります。

    ● 袋ナット
    ● 貫通ナット

    袋ナットは装着しているときにナットが見えないような形状をしています。ボルトが見えずスッキリしているため、ホイールのセンターキャップがない車におすすめです。

    一方で貫通ナットは、装着しているときにボルトが見えるように天井部が貫通しています。ボルトが見えてしまうため見た目はよくありませんが、天井がない分ナット全体の高さがないメリットがあります。そのため、センターキャップがあるホイールを装着する際は、貫通ナットがおすすめです。

    ナットの天井部分の形状は、ホイールのセンターキャップの有無で決めましょう。

    ホイールナットを選ぶ際のポイント

    ホイールナットを選ぶ際のポイント

    ホイールナットを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

    1. ホイールナットは1台あたり16〜24本必要
    2. 車種にあった適切なサイズを選ぶ
    3. 素材を変えればドレスアップもできる
    4. ロックナットで盗難防止

    ホイールナットはホイールを固定するだけでなく、ドレスアップや盗難防止の効果も得られます。せっかく交換するなら自分の希望にあったホイールナットを選びましょう。

    1.ホイールナットは1台あたり16〜24本必要

    ホイールナットの数は車種によって異なります。ホイール1輪を固定するボルトの数が4本〜6本と、車種ごとに違うためです。

    ホイールナットの数は、以下のように車の種類によって異なります。

    ● 軽自動車・コンパクトカー:4個
    ● 普通車:5個
    ● バンやクロカンSUV:6個

    例外もあるので、ナットを購入する前に所有する車には何個必要か確認してから購入しましょう。必要個数は、実際に装着している車のホイールナットを数えると確実です。

    2.車種にあった適切なサイズを選ぶ

    ナットは座面の種類だけでなく、ネジのピッチサイズも考慮する必要があります。ナットの座面が適合していても、ネジのピッチが合わないと取り付けできません。ピッチとは、ネジ部のギザギザの頂点同士を結んだ距離のことです。

    ピッチが合わないナットを気づかずに装着してしまうと、ボルトが損傷します。そのまま装着していると、走行の振動でナットが外れてしまう可能性があります。

    ホイールナットのピッチは車種名で検索すると見つけられるので「車種名 ホイールナット サイズ」で検索してみてください。

    また、OEM車は製造元メーカーのサイズに統一されています。製造元メーカーも確認し、間違えないようにしましょう。

    3.素材を変えればドレスアップもできる

    ホイールナットにはさまざまな素材が使われています。

    ● スチール
    ● アルミ
    ● クロモリ
    ● 低炭素鋼
    ● チタン

    メーカー純正のナットはスチールが使用されており、安価で耐久性が高い特徴があります。アルミはデザイン性に富んだ商品が多く、ドレスアップで使用されています。ただ、やわらかく耐久性が低いため、日常的に増し締めするのがおすすめです。

    クロモリ・チタンはレーシングカーにも採用されるほど強度があり、信頼性に長けた素材です。ただ、コストがかかるため、気軽に取り入れるのは難しいかもしれません。

    4.ロックナットで盗難防止

    ホイールは盗難される可能性があるパーツです。高価なものや珍しいホイールは狙われやすく、盗難対策が必要になります。そこで活躍するのがロックナットです。

    ロックナットは1輪のホイールに対して1個、またはすべてのホイールナットを、六角形ではない形状に変更する特殊なナットです。ロックナットは取り外す場合、専用のアダプターが必要となるため盗難防止になります。

    また、盗難だけでなくホイールナットを緩められるイタズラの防止にもなります。ただ、ロックナットにはデメリットがひとつあり、アダプターがないとホイールの取り外しが行えないことです。タイヤ交換でお店を訪れたのに、ロックナットのアダプターを忘れてしまうとホイールが外せません。

    そのため、ロックナットのアダプターは車内の外から見えない場所か、車の鍵と一緒に保管するのがおすすめです。

    一部の高級車はサイズが違う

    一部の高級車はホイールナットの形状だけでなく、太さも異なります。日本車の基本的なナットサイズはM12です。一方で、欧州車ではM14が採用されているため、日本車でも欧州車に合わせてホイールナットがM14の車種があります。

    ● ランドクルーザー
    ● センチュリー
    ● GT-R NISMO
    ● レクサスLC、LS
    など

    上記車種のホイールナットにはM14が採用されています。他にもM14が採用されている車種があるので、高級車を所有している方は、ホイール交換前にナットのサイズを詳細に確認しておくのがおすすめです。

    形状が違うホイールナットを使用するリスク

    形状が違うホイールナットを使用するリスク

    形状が違うホイールナットを使用するリスクは以下の通りです。

    ● 走行中にホイールが外れる
    ● ハブボルトが破損する恐れがある

    「ホイールナットのピッチが適合すれば大丈夫」と思っている方はいませんか?ナットの形状が適合していないとホイールが確実に固定できず、走行中にトラブルが発生する可能性があります。

    走行中にホイールが外れる

    走行中にホイールが外れる

    正しいナットではなく、形状が違うホイールナットを装着していると、走行中にホイールが外れる恐れがあります。ホイールの接地面とナットの接地面が一致しないため、確実に固定できないためです。

    通常、ナットとホイールは面で固定します。しかし、テーパー座対応のホイールに球面座のナットを使用すると、接地面が直線と曲線になるため、点でしか固定できません。ナットとホイールが密着していないと車体の振動でナットが緩み、最終的にホイールが外れてしまいます。

    形状が違うナットを使用すると大きな事故につながる可能性があるため、絶対にやめておきましょう。

    ボルトが破損する恐れがある

    ピッチサイズが合わないナットを取り付けるとボルトが破損します。ただ、ピッチサイズが違うナットを使用していても、途中までは締め付けられるときがあります。気づかずにそのまま締め込むと、ボルト自体のピッチが損傷し、使用不可になるでしょう。

    最悪の場合、走行中にボルトが折れ、事故になる可能性もあります。ナットを締め付ける際、奥まで入ってないのに硬くなった場合は、一度外しサイズを確認しなおしましょう。

    ホイールナットは締めすぎないように注意

    ホイールナットは締めすぎないように注意

    ホイールナットは力強く締めればいいわけではなく、適正な力で締め付けるのが重要です。ピッチのサイズが適合していても、強く締め付けすぎるとボルトが破損する恐れがあるからです。締め付ける力が弱すぎるとホイールが外れてしまいます。

    ホイールを適正な力で固定するのに必要なのが「トルクレンチ」です。トルクレンチは締め付け力を調整し、決められた以上の力がかかるとカチッと音がなり、空回りするようになっています。

    ホイールナットはトルクレンチを使用し、適正な力で固定しましょう。

    ホイールを交換するならナットはテーパー座に交換

    ホイールを交換するならナットはテーパー座に交換

    ホイールナットはテーパー座がもっとも汎用性が高く、一般的なナットです。そのため、社外ホイールにもテーパー座対応が多い傾向にあります。

    ホンダ車、トヨタ車は一部車種で球面座・平面座のナットを使用しているため、社外ホイール交換時にはホイールナットの交換が必須です。形状が違うナットをそのまま使用していると、走行中の振動でホイールが外れる恐れがあるため、必ず同時に交換しましょう。

    また、ホイールナットを締め付ける際の力は、強すぎても弱すぎてもいけません。適正な力で締め付けるためにもトルクレンチは必須です。

    ホイールを交換するときはナットの形状にも気を配り、安全なカーライフを過ごしてください。

    古川店
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    タイヤの基礎知識 栗生店 パンク タイヤ交換

    タイヤがパンク!1本だけ変える?4本変えた方がいい?そのお悩み解決します!

    日々、運転をしている中で、誰もが起こり得るパンクによるトラブル。
    長く使ったタイヤだし…

    1本変える?
    それとも2本変えた方がいい?
    この際4本変える?

    このようなご相談をたくさん頂きます。タイヤは決して安価なものではないので、一緒に慎重に判断しましょう!

    今回はパンク修理できない状況や、タイヤの状態に応じて何本変えるべきか等について解説していきます。

    パンク修理はあくまで応急処置

    wm03イメージ

    パンクしてしまった際にまず考えるのが、パンク修理ではないでしょうか。

    できるだけコストを抑えたいところですが、パンク修理ができない状態のタイヤもあります。また、パンク修理はあくまで応急処置ですので、基本的には早めの交換をおすすめします。

    タイヤ各部と内部構造の名称

    タイヤ各部・内部構造の名称のイメージ図

    ダンロップHPより

    ご説明する前に、タイヤ各部と内部構造の名称を確認しておきましょう。こちらをご参考に、読み進めていってください。

    パンク修理ができないタイヤの6つの例

    タイヤのパンクは全て修理できる訳ではありません。主にパンク修理不可なタイヤは以下の6つの状態のタイヤです。

    ①外傷またはヒビ割れがショルダー部分まで達している
    ②ワイヤーが露出するほどの損傷をしている
    ③ピンチカットがある
    ④油・薬品等によるゴム層に変質がある
    ⑤内面に貼り付けられているゴム層の部分に損傷がある
    ⑥スリップサインやベルトが露出したタイヤ

    ①外傷またはヒビ割れがショルダー部分まで達している

    ヒビ割れが起きているタイヤはパンク修理不可

    写真引用元・ Hepporon Library Lifelog

    ショルダーとは、上図のようにタイヤの肩の部分のことです。タイヤのショルダーや側面部分まで傷やひび割れが達しているタイヤは修理することができません。つまり、修理可能な部分は以下に示したトレッド面(接地面)の端っこの手前まです。

    タイヤのトレッド面(接地面)の端っこの手前までなら修理可能

    上記エリア内かつ、

    ・損傷の直径…6㎜以下
    ・損傷の個数…2個以内
    ・損傷の周上間隔…40㎝以上

    の場合、修理することができます。

    なお、当店では安全性担保のため、1本につき1ヵ所までの補修とさせて頂いております。

    この条件から外れた場合や、潰れた状態で走ってしまい側面がボロボロになったタイヤは、そのまま使用するとバーストの可能性が高く大変危険なので、すぐに新品に交換しましょう。

    ②ワイヤーが露出するほどの損傷をしている

    ワイヤー剥き出しタイヤはパンク修理不可

    写真引用元・miyagi-no-shinbun

    溝もなく、ワイヤーが出ていて、更にバーストしてしまった状態です。バーストとは、タイヤの内部が損傷し、タイヤが破裂してしまうことです。

    バーストしてしまう前に溝がない状態の際は早急に新しいタイヤに交換しましょう。

    ③ピンチカットがある

    ピンチカットしたタイヤはパンク修理不可

    ダンロップHPより

    ピンチカットとは、タイヤ内部のカーカスコードが切れて、タイヤ横側の一部が盛り上がったような変形のことをいいます。 縁石に強く乗り上げたりした際に発生し、そのままにしておくとバーストにつながる可能性があります。
    お取り付けは不可能なので交換が必要です。

    ④油・薬品等によるゴム層に変質のあるタイヤ

    油、薬品等によるゴム層に変質のあるタイヤはパンク修理不可

    タイヤに使用されているゴムの成分の中には、油と馴染みやすいものがあります。場合によっては、合成ゴムに染み込んだ油分が、タイヤを保護するための成分を溶かし出してしまう可能性も。

    また、タイヤに塗る油性ワックスが原因となる場合もありますので、ワックスを使用する際には、十分ご注意ください。

    ⑤内面に貼り付けられているゴム層の部分に損傷がある

    面に貼り付けられているゴム層の部分に損傷があるタイヤはパンク修理不可

    写真引用元・タイヤラボDiary2

    パンク修理は、外から生ゴムを差し込む外面修理と、内側から修理パッチを貼って直す内面修理の2通りがあります。外側の修理だけだと、気づきにくかもしれませんが、タイヤにとって大変危険な状態で、修理不可となります。

    ⑥スリップサインやベルトが露出したタイヤ

    スリップサインやベルトが露出したタイヤはパンク修理不可

    スリップサインとはタイヤの摩耗が進んでいることを示すサインで、タイヤの設置面(トレッド面)4〜9カ所に設置されています。タイヤの溝の深さが1.6mmになると、そこがトレッド面と同じ高さになりスリップサインが出てきます。

    一箇所でもスリップサインが出たらタイヤの交換が必要です。タイヤの溝が1.6mm以下で走行していると道路交通違反になってしまいますのでくれぐれもご注意ください。

    スリップサイン表示位置

    ダンロップHPより

    タイヤを1本だけ交換で大丈夫な場合

    1本だけ交換で大丈夫な場合

    パンク修理ができない状態だった場合、早急にタイヤの交換が必要になります。そうなると悩むのが残り3本との性能の差です。

    理想はやはり4本同時交換ですが、コスト的にもできるだけ抑えたいですよね。

    基本的に、他の3本がまだ使えると判断できる状態であれば1本だけを交換しても支障はあまりありません。

    その際は、残りの3本と同じタイヤパターンを装着するのことが理想です。

    また、1本だけ交換した場合は、タイヤを長持ちさせるために、摩耗の進行を平均化させる、タイヤローテーションを行うことをおすすめします。

    タイヤローテーションとは、前輪と後輪のタイヤの位置を変えることです。タイヤの位置を入れ替えることで、表面の摩耗を均一にすることができ、タイヤを長持ちさせることができます。

    タイヤローテーション

    横浜ゴムHPより

    タイヤを2本交換した方がいい場合

    2本交換した方がいい場合

    前輪後輪のバランスを考え、1本だけを交換するのではなく2本交換をすすめてるケースもあります。

    自動車のタイヤは4本ついていますが、基本的には左右のタイヤがペアとなり動いています。

    タイヤの年数が2年以上経っているものや、タイヤの溝が減っている場合は、左右とも新品のタイヤにしましょう。

    この際、新しいタイヤを前輪にはかせることでバランスがとれるので、基本的には前輪に新品タイヤ2本を装着することをおすすめします。

    タイヤを4本交換した方がいい場合

    4本交換した方がいい場合

    タイヤの溝が残り少なかったり、年数が経ちタイヤ表面のゴムが硬化していたりヒビ割れしている状態であれば早急に4本交換することをおすすめします。

    残りの3本が使えるかどうかの判断は、ご自身ではなかなか難しいと思うので、当店を含めたタイヤ専門店にご相談していただければと思います。

    4WDは4本交換が必要

    4WDは消耗具合に関わらず4本交換が必要

    4WDの車は、他のタイヤの状態に関わらず、4本全てのタイや交換が必要になります。

    4WD車は、前後左右の4輪が繋がっています。もし、違うタイヤが1本または2本入ってしまうと、4輪のタイヤの抵抗が変わってしまいます。例えば、1本だけ違うタイヤをはいている場合、ブレーキを踏んだ際に3本は止まっても交換したはずの1本だけまだ止まらない‥という状況が起きてしまう可能性があります。

    そうなってしまうと、タイヤだけではなく、車体の負担も大きくなってしまうので、車自体の劣化が早まってしまいます。これらを踏まえ、4WDの場合はよっぽど新しいタイヤでない限り、4本の交換が望ましいです。

    ※FF車(前輪駆動)ベースの4WDは2本交換可能の場合がありますので、お気軽にご相談ください。

    まとめ

    パンクを防止するためには、日常点検が大切

    ここまでパンクした際のタイヤ交換について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?パンクした際は、パニックにならず落ち着いて適切な処置を行うことが重要です。

    自分の車の特徴や状態をしっかり把握し、難しい場合はタイヤショップなどに相談してみて下さい。

    また、パンクを防止するために、空気圧点検などを日常的に行い、安全で楽しいカーライフを送ってくださいね。

    栗生店
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