最終更新日 2024年8月7日
「ナットキャップとは?」
「おすすめのナットキャップは?」
「失敗しないナットキャップの選び方を知りたい」
このように悩んでいませんか?
ナットキャップとは、ナットに被せるカバーのことで、長距離トラックのホイールによく付いているものです。
当記事では、ナットキャップの説明から選び方、着脱方法まで徹底解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
- ナットキャップとは
- ナットキャップの種類【価格あり】
- ナットキャップの役割
- ナットキャップを選ぶ際の特徴
- ナットキャップの選び方【3つのポイント】
- ナットキャップの取り付け方4ステップ
- ナットキャップを取り外す際の注意点
- ナットやホイールで愛車をイメージチェンジしよう
ナットキャップとは
ナットキャップは、ホイールのナットに被せるカバーのことです。別名ナットカバーとも呼ばれます。
ナットにカバーを被せる目的は様々ですが、たとえばトラックのナットが錆びつかないようにカバーを被せることがあります。
様々な種類のナットキャップが販売されているので、目的に応じて適したものを選びましょう。以下の項目でおすすめを紹介します。
ナットキャップの種類【価格あり】
ナットキャップには以下のとおり様々な種類があります。
ナットキャップ | おすすめ製品 | 価格(税込) |
---|---|---|
JETナットキャップ | 角型ナットカバー6個入り | 1,870円 |
スチール製ナットキャップ | 丸型ナットカバー スチール製クロームメッキ仕上げ 10ヶ入 トラック用 |
4,400円 |
シリコンナットキャップ | ナットカバー(グレー)25個入り | 1,390円 |
デコキャップ | miyabiナットキャップ 41mm用 2個入り | 990円 |
以下で詳しく見ていきましょう。
1.ジェットイノウエ(JET INOUE) ナットキャップ
JET INOUEナットキャップは、クロームメッキ処理を施してある樹脂製のキャップです。「ナットキャップはジェットイノウエのJETナットキャップを選んでおけば間違いない」といえるほど王道なナットキャップです。
樹脂製なので錆びる心配がないうえに、金属キャップのようなデザインでかっこいいのでおすすめです。
2.スチール製ナットキャップ
スチール製ナットキャップは丈夫で光り方がかっこいいのが特徴です。
シリコン製のナットキャップは錆びない代わりに見た目がスタイリッシュでない欠点があります。
少し重量があって錆びやすい点を気にする方がいるかもしれませんが、かっこよさを優先したい方はスチールを選びましょう。
3.シリコンナットキャップ
ナットを保護する目的で購入するなら、大量にまとめ買いできるシリコンナットキャップがおすすめです。
安価で長持ちするので、かなり費用が抑えられます。
経済面を考えると、シリコン製が最も適した商品です。
4.デコキャップ
ナットキャップをドレスアップ目的で使いたいなら、デコキャップを選びましょう。
ホイールに個性がでて、人目を引くこと間違いなしです。
たとえば、今回紹介したmiyabiのナットキャップは、走るたびにマジックカットが乱反射してホイールの存在感を強める効果があります。
他にもゴールドや花柄のナットキャップもあるので、好きなデザインを探してみましょう。
ナットキャップの役割
ナットキャップには大きくわけて次の3つの役割があります。
● 安全対策のため
● センスをアピールするため
1つずつ説明します。
腐食防止のため
ナットキャップをつけると、ナットの腐食防止になります。
とくに、トラックのナットは過酷な環境を走行する中で錆びたり汚れたりしがちですが、ナットキャップで保護しておけば劣化を防げます。
腐食防止のためにナットキャップをつけたいなら、錆びる心配がないシリコン製を選びましょう。
安全対策のため
安全対策のためにナットキャップを利用する方もいます。
ナットやボルトが飛び出たままになっているより、キャップをつけたほうが安全にホイールの手入れができます。
安全性を重視するなら、袋ナットキャップのような丸みのある樹脂製のやわらかいものがいいでしょう。
センスをアピールするため
ナットキャップをトラックのホイールにつければ、他の人とは違ったセンスをアピールできます。
個性的なデザインのキャップを選べば他と差別化できます。
たとえば、ゴールドナットキャップを取り付ければ、タイヤやホイールを変えずに、安価に足回りのイメージチェンジが可能です。
センスをアピールしたいならデコキャップの中から気に入ったものを選びましょう。
ナットキャップを選ぶ際の特徴
ナットキャップを選ぶ際には、以下の特徴を見て購入を検討しましょう。
● 材質
● デザイン
好みによって選ぶべき製品は異なるため、どんなものがあるか詳しく説明します。
色
ナットキャップの色はメタリックなシルバーが多いです。
ナットと同じ色にすることで、違和感の少ないイメージチェンジが可能です。
反対に、ナットキャップをドレスアップ目的で使うなら赤やゴールド等、派手目な色を選ぶのもいいでしょう。
ナットキャップに求める役割に応じて自由に色を選びましょう。
材質
最近ではシリコン製のナットキャップが多い印象です。
スチール製もかっこいいですが、腐食や汚れが気になるなら金属っぽく見えるシリコン製のナットキャップがおすすめです。
ナットキャップの交換頻度を下げたいなら、クロームメッキで保護されているものを選ぶと長持ちします。
デザイン
シリコンキャップの目的が多様化するにつれて、様々なデザインのナットキャップが販売されるようになってきました。
ナットの頭に近いデザインのものから、走るとキラキラ光って存在を主張するものまであります。
たとえば、桜の花びらをあしらったナットキャップで、さりげなくセンスを見せつけることができます。
ドレスアップ目的なら、取り付けたときの印象まで考えてナットキャップのデザインを選びましょう。
ナットキャップの選び方【3つのポイント】
ナットキャップを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
- サイズに合ったナットキャップを選ぶ
- ナットの数を間違えない
- 色選びはセンスが問われるので慎重に
順番に説明します。
サイズに合ったナットキャップを選ぶ
ナットキャップを購入する前に、必ずサイズを確認しましょう。
サイズを間違えると走行中にナットキャップが外れて車道に落ち、事故やパンクの原因になりかねません。
間違えて小さいサイズのナットキャップを購入してしまい、キャップがはまらなかったという残念な経験をした方もいます。
購入したナットキャップのサイズが違って使えない、という事態に陥らないために、購入前にもう一度サイズをチェックしましょう。
ナットの数を間違えない
ナットのサイズだけでなく、数もしっかり把握しておきましょう。
ナットキャップの数が足りないと格好がつきません。
仮に、本当は8個必要だったのに6個しか入っていなかったとすると、2個だけナットが剥き出しのまま走行することになります。
ナットの保護目的でもドレスアップ目的でも、個数が足りないとナットキャップをつけるメリットが半減してしまいます。
購入前に、いくつ必要なのか数えておきましょう。
色選びはセンスが問われるので慎重に
ナットキャップの色選びは慎重におこないましょう。
取り付けてからイメージと違うことに気づいてしまった場合、せっかく購入したナットキャップを外したくなってしまうでしょう。
一番無難なのは、やはりナットに近いシルバーです。
はじめてのナットキャップ購入で失敗が怖い方は、ナットに近いデザインのJETナットキャップを選んでみましょう。
ナットキャップの取り付け方4ステップ
ナットキャップの取り付け方を4ステップで解説します。
- ナットにインナーゴムを取り付ける
- 中性洗剤をインナーゴムのまわりに塗る
- ナットキャップを取り付ける
- ナットキャップの入りを確認する
順番に見ていきましょう。
ステップ1.ナットにインナーゴムを取り付ける
まず、ナットにインナーゴムを取り付けます。インナーゴムを取り付けることで、ナットキャップが外れにくくなります。
ナットキャップがしっかりはまっていなかったせいで、走行中に外れてしまう事故も発生しているため、できるならインナーゴムを用意して装着しておきましょう。
ステップ2.中性洗剤をインナーゴムのまわりに塗る
中性洗剤をインナーゴムのまわりに頒布します。中性洗剤を塗ると、ナットキャップを取り付けやすくなります。
少し硬くても力ずくではめる気合いがある方はこの工程を省いても問題ありませんが、スムーズにナットキャップを取り付けたいなら中性洗剤を塗っておきましょう。
ステップ3.ナットキャップを取り付ける
ナットキャップの面を合わせて、ぐっと押し込んで取り付けます。このときケガ防止のために、軍手をはめておくのがおすすめです。
前のステップで中性洗剤を塗っておくことで、女性でも取り付けやすくなります。
ステップ4.ナットキャップの入りを確認する
ナットキャップを取り付けたら、もう一度1つずつ押し込んで、>きちんとはまっているか確認していきます。
入りが甘いと、走行中に外れて紛失してしまいます。ナットキャップを1つ紛失するだけで統一感がなくなり、締まりのない印象のホイールになってしまうので気をつけましょう。
ぐっと押し込んで、はまっていることを確認したら完了です。
ナットキャッププライヤーがあると便利
ナットキャップの着脱は、ナットキャッププライヤーがあるとさらに簡単におこなえます。ナットキャッププライヤーとは、ナットキャップ専用のレンチのような工具です。
ナットキャッププライヤーを使えばナットキャップを傷つけずに素早く着脱できます。頻繁に着脱する方は、用意することをおすすめします。
ナットキャップを取り外す際の注意点
ナットキャップを取り外す際には、以下の2点に気をつけましょう。
●抜けない場合はプロに見てもらう
まず劣化状況を見て自分で取り外せるか判断しましょう。あまりにも劣化が激しい場合は、自分で取り外そうとしても外れません。
取り外せないと判断したらプロに対処してもらう必要があります。以下で詳しく見ていきましょう。
劣化状況を見て自分でできるか判断する
ナットキャップを取り外す前に、劣化状況を見て自分でできるか判断します。
劣化していないナットキャップなら、ナットキャッププライヤーでつかんで引っ張れば外せます。
ただし、スチール製のナットキャップは錆びや腐食により、素人では取り外せなくなっている可能性があります。
無理に外そうとするとホイールやナットを痛めてしまう恐れがあるため、いったん作業を中止しましょう。
抜けない場合はプロに見てもらう
ナットキャップが抜けなくなってしまったら、諦めてプロに見てもらいましょう。
抜けないナットキャップを無理に引き抜こうとすると、ナットを破損してしまったり、手をケガしてしまったりすることがあります。
最寄りのカーショップに持ち込んで相談すれば、きっと対応してもらえます。もちろん、多少の料金はかかってしまいますが、プロに頼んで安全に取り外しましょう。
ナットやホイールで愛車をイメージチェンジしよう
今回はナットキャップの説明から選び方、着脱方法まで詳しく説明しました。ナットキャップをつけるだけでトラックの足回りの印象がかなり変わります。
タイヤやホイールを変えずにホイールの印象を変えて気分転換したい方は、新しいナットキャップを探してみましょう。
なお、ホイールの印象をガラッと変えたいなら、思い切ってホイールから変えてしまうのもひとつの手です。ディッシュホイールからスポークホイールに変えるだけで、別の車かと思うくらい印象が変わります。
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