タイヤのサイズの後ろに「XL」と書かれたものを見かけたことはありませんか?
今回はこの「XL」こと、エクストラロード規格について、初心者向けに詳しく解説します。
この規格の成り立ちや特徴、スタンダード規格との違い、さらに使用に適した車種や状況について分かりやすく説明します。この内容を読むだけで、エクストラロード規格の全体像をしっかりと理解できるようになるでしょう。
おすすめ商品もたくさん紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
エクストラロード規格タイヤとは?

エクストラロード規格のタイヤとは、ヨーロッパのタイヤ規格(ETRTO)で定められたタイヤの一種です。タイヤのサイズを変えずに負荷能力を高めるため、スタンダード規格よりも高い空気圧に対応できるよう内部構造が強化されています。この特性により、より高い負荷能力を発揮することが可能です。
タイヤサイズの後ろに「XL」と書いてあればエクストラロード規格のタイヤです。

アルファード・ヴェルファイアの20インチサイズなのですがこちらもエクストラロード規格です。
エクストラロード規格タイヤと普通タイヤとの違いは?

エクストラロード規格タイヤ(XLタイヤ)とスタンダードタイヤ(STDタイヤ)は、見た目こそ似ていても、内部構造や性能において大きな違いがあります。それぞれの特徴を詳しく解説します。
● 構造の違い
● 耐荷重性能の違い
● 空気圧設定の違い
● 乗り心地・燃費の違い
構造の違い
XLタイヤは内部構造が強化されており、タイヤにかかる負荷に対してより高い空気圧を設定できる設計となっています。このため、同じサイズでもより高い耐荷重性能を発揮できます。
また、内部構造が強化されているため、製造コストが高く、一般のタイヤよりも価格が高い傾向があります。
耐荷重性能の違い
XLタイヤは空気圧を高くすることで、同じタイヤサイズでも耐荷重性能が向上します。例えば、XLタイヤは荷物をたくさん積む車や、大人数が乗車する場合に適しています。
普通タイヤの場合は、荷重が増えすぎるとタイヤにかかる負担が大きくなり、摩耗や損傷のリスクが高まります。
空気圧設定の違い
XLタイヤは高い空気圧設定が必要で、適切に管理することで最大の性能を発揮します。不適切な空気圧では、本来の耐荷重性能を活かせません。
乗り心地・燃費の違い
XLタイヤは高い空気圧設定が求められるため、路面からの振動を拾いやすく、硬めの乗り心地になることがあります。特に軽量な車ではその影響が顕著です。
また、高い空気圧により転がり抵抗が減少する場合もありますが、タイヤの重さや構造によっては燃費性能が悪化する場合もあります。
エクストラロード規格タイヤのメリットは?

エクストラロード規格(XL規格)のタイヤは、標準規格(スタンダード規格、STD規格)のタイヤとは異なる特徴を持ちます。ここでは、メリットとデメリットを具体的に掘り下げて解説します。
- 高い耐荷重性能
- 優れた走行安定性
- 耐パンク性能の向上
高い耐荷重性能
エクストラロード規格のタイヤは、内部構造が強化されており、スタンダード規格のタイヤよりも高い空気圧で使用できます。そのため、より重い荷物を載せる車両や、大人数が乗車する場合に対応できます。
優れた走行安定性
高い空気圧で使用することでタイヤのたわみが少なくなり、走行中の安定性が向上します。特に、高速道路での直進安定性やコーナリング性能が優れています。これは、高速移動を頻繁に行うユーザーや長距離移動が多い車にとって大きなメリットです。
耐パンク性能の向上
強化された構造により、通常のタイヤよりも外的要因による損傷(パンクやバースト)のリスクが低減します。荒れた路面や未舗装道路を走行する機会が多い場合でも、安心感が高まります。
エクストラロード規格タイヤのデメリットは?

エクストラロード規格にはデメリットもあります。購入前に検討するポイントを具体的に示します。
- 価格が高め
- 乗り心地が硬め
- 燃費が悪化する場合がある
- 適切な空気圧管理が必要
価格が高め
エクストラロード規格タイヤは、スタンダード規格のタイヤよりも製造コストが高いため、価格も割高です。
一般的に1本あたりの価格が数千円高くなることもあり、コストパフォーマンスを重視するユーザーにはハードルとなる可能性があります。
乗り心地が硬め
高い空気圧で使用するため、タイヤのたわみが少なく、乗り心地が硬く感じることがあります。
特に軽量車両では路面の凹凸を拾いやすく、快適性を求めるユーザーにはデメリットとなる場合があります。
燃費が悪化する場合がある
一部の車両では、エクストラロード規格タイヤを装着することで転がり抵抗が増加し、燃費性能が若干悪化することがあります。ただし、空気圧を適切に管理すればこのデメリットはある程度軽減できます。
適切な空気圧管理が必要
エクストラロード規格タイヤは、高い空気圧設定が前提となるため、適切な空気圧管理が必須です。空気圧が不足していると、負荷能力が低下し、本来の性能を発揮できません。また、頻繁な空気圧チェックが求められます。
エクストラロード規格タイヤがおすすめの人

XLタイヤは高い空気圧設定が可能で、通常のスタンダードタイヤよりも重い荷物に対応できます。
XLタイヤは高い耐荷重性能を求める車両や状況で活躍します。具体的には、以下のような用途に適しています:
- 重い荷物を積むことが多い人
- 大型車や重い車に乗っている人
- 高速道路をよく利用する人
- オフロード走行をする人
- カスタム車やインチアップをしている人
重い荷物を積むことが多い人
XLタイヤは高い空気圧設定が可能で、通常のスタンダードタイヤよりも重い荷物に対応できます。そのため、SUVやミニバン、商用車などで荷物をたくさん積む機会が多い方に最適です。
● 荷物を運ぶ仕事をしている方(物流業者、引っ越し業者など)
● レジャー用品(キャンプ道具やスポーツギアなど)を頻繁に積む方
● ファミリーで旅行や帰省の際に車を多人数で使用する方
大型車や重い車に乗っている人
車両重量が大きい場合、タイヤにかかる負荷も大きくなります。XLタイヤは耐荷重性能が強化されているため、車両自体が重いSUV、ミニバン、高級セダンなどにおすすめです。
● トヨタ アルファードやヴェルファイアなどの大型ミニバン
● トヨタ ランドクルーザーや日産 エクストレイルなどのSUV
● メルセデス・ベンツ SクラスやBMW 7シリーズなどの高級セダン
高速道路をよく利用する人
高速道路では走行時の安定性や耐パンク性能が求められます。XLタイヤは強化された構造により、長距離移動や高速道路を頻繁に利用するドライバーにもおすすめです。
● 長距離通勤や出張が多い方
● 旅行やアウトドアで車を多用する方
オフロード走行をする人
XLタイヤの強化された内部構造は、悪路での衝撃やタイヤへの負荷に強く、耐久性が高いです。そのため、未舗装道路や悪路を走る機会が多い方にも適しています。
● オフロードドライブが好きな方
● 工事現場や農道などの荒れた道を走る機会がある方
カスタム車やインチアップをしている人
インチアップするとタイヤの側面が薄くなり、負荷が増えるため、耐荷重性能が高いXLタイヤも選択肢でしょう。
車をカスタマイズしている方、特にホイールのインチアップをしている方におすすめです。
● 車のデザインや見た目を重視する方
● ローダウン、リフトアップなどカスタム車にお乗りの方
おすすめのエクストラロード規格サマータイヤ7選

ここからはおすすめのエクストラロード規格タイヤをご紹介していきます。なお、紹介する商品はすべてのサイズでXL規格というわけではありません。
ご購入の際は、サイズ表記の後ろに「XL」という表記があるものをご選択くださいね。
- 【走行性能】SPスポーツマックス 060+
- 【走行性能】エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス
- 【オフロード】グラントレックPT5
- 【乗り心地】エフィシェントグリップ コンフォート
- 【乗り心地】レグノGR-XⅢ
- 【ミニバン・SUV】イーグルF1アシメトリック3 SUV
- 【オールシーズンタイヤ】シンクロウェザー
【走行性能】SPスポーツマックス 060+

ダンロップ公式サイトへ
ダンロップのSPスポーツマックス 060+は、ハイパワーかつハイトルクなプレミアムカー向けに開発されたフラッグシップタイヤです。
天然由来の新素材「サステナブルシリカ分散剤」の採用で、シリカの分散性が向上し、ウェット性能と耐摩耗性能が大幅に改善されています。
また、サイドウォールのブランドロゴと商品名に独自の黒色デザイン技術「ナノブラック」を採用し、プレミアムカーの上質さにフィットする高級感と存在感を創出しています。
高速安定性、コーナリング性能、ウェット性能を高次元で両立し、プレミアムカーの性能を最大限に引き出すことができるタイヤです。
メーカー |
ダンロップ |
商品名 |
SPスポーツマックス 060+ |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
24,900円/1本(単品)〜
132,600円/4本(ホイールセット)〜 |
【走行性能】エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス

コンチネンタル公式サイトへ
コンチネンタルのエクストリーム・コンタクト DWS06 プラスは、ドライ、ウェット、スノーの各路面条件に対応する高性能オールシーズンタイヤです。
トレッド面に「D」(ドライ)、「W」(ウェット)、「S」(スノー)の文字が刻まれており、摩耗によって各文字が消えることで、対応する路面での性能限界を視覚的に確認できます。
「SPORTPLUSテクノロジー」の採用で、正確なハンドリングと滑りやすい路面での優れたグリップ性能を実現しています。また、トレッドライフ(耐摩耗性)も向上しています。
メーカー |
コンチネンタル |
商品名 |
エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
17,600円/1本(単品)〜
119,400円/4本(ホイールセット)〜 |
【オフロード・SUV】グラントレックPT5

ダンロップ公式サイトへ
ダンロップのグラントレック PT5は、オンロードでの走行性能と快適性を追求したSUV向けタイヤです。M+S(マッド&スノー)規格に適合しており、浅い雪道や荒れた路面でも十分なグリップとトラクションを発揮します。
プロファイル(断面形状)の変更によりトレッドの接地面積を広げ、ウェット性能と静粛性を高めています。また、サイドウォール全体で振動を吸収する設計により、快適な乗り心地を実現しています。
メーカー |
ダンロップ |
商品名 |
グラントレックPT5 |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
20,100円/1本(単品)〜
117,400円/4本(ホイールセット)〜 |
【乗り心地】エフィシェントグリップ コンフォート

グッドイヤー公式サイトへ
グッドイヤーのエフィシェントグリップ コンフォートは、以下の特徴を持つコンフォートタイヤです。
パターンノイズを28%低減し、通過騒音を1dB低減することで、静かな走行を実現しています。 また、縦バネを6%低減し、路面からの衝撃を効果的に吸収することで、快適な乗り心地を提供します。
メーカー |
グッドイヤー |
商品名 |
エフィシェントグリップ コンフォート |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
18,600円/1本(単品)〜
107,300円/4本(ホイールセット)〜 |
【乗り心地】レグノGR-XⅢ

ブリヂストン公式サイトへ
ブリヂストンのレグノ GR-XⅢは、静粛性、走行性能、環境性能を高次元で両立させたプレミアムコンフォートタイヤです。
新開発の「GR-tech Motionライン」や「ULTIMAT EYE®」技術により、接地面積を増やし、接地圧を分散することで、ハンドル操作に対するリニアな反応と、レーンチェンジやコーナリング時のふらつき抑制を実現しています。
また、新たなサイレントテクノロジーを採用し、ロードノイズやパタンノイズを大幅に低減。これにより、荒れたアスファルト路面で約12%、滑らかなアスファルト路面で約8%の騒音エネルギー低減を実現しています。
メーカー |
ブリヂストン |
商品名 |
レグノGR-XⅢ |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
38,500円/1本(単品)〜
193,500円/4本(ホイールセット)〜 |
【ミニバン・SUV】イーグルF1アシメトリック3 SUV

グッドイヤー公式サイトへ
グッドイヤーのEAGLE F1 ASYMMETRIC 3 SUVは、ラグジュアリーSUV向けに最適化されたウルトラハイパフォーマンスタイヤです。
ドライおよびウェット路面での優れたブレーキング性能とハンドリング性能を体験できます。また、高剛性で軽量な構造により、高速走行時の安定性とコーナリング性能を実現しています。
ブレーキング時には路面との接地面積を拡大する「アクティブブレーキングテクノロジー」を採用しており、制動距離の短縮することができます。
メーカー |
グッドイヤー |
商品名 |
イーグルF1アシメトリック3 SUV |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
43,700円/1本(単品)〜
264,200円/4本(ホイールセット)〜 |
【オールシーズンタイヤ】シンクロウェザー

ダンロップ公式サイトへ
ダンロップのシンクロウェザーは、路面状況に応じてタイヤのゴム特性が変化する新技術「アクティブトレッド」を採用した次世代オールシーズンタイヤです。
この技術により、ドライ、ウェット、雪上、氷上といったさまざまな路面で優れた性能を発揮します。
「アクティブトレッド」は、水に触れるとゴムが柔らかくなる「水スイッチ」と、低温下でもゴムの柔軟性を維持する「温度スイッチ」の2つの機能を持ちます。これにより、ウェット路面でのグリップ力向上や、氷雪路面での安定した走行が可能となります。
全く新しいオールシーズンタイヤを体感していたい方におすすめです。
メーカー |
ダンロップ |
商品名 |
シンクロウェザー |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット-準備中- |
価格 |
21,450円/1本(単品)〜
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おすすめのエクストラロード規格スタッドレス5選

スタッドレスタイヤでも、エクストラロード規格の商品があります。なお、サマータイヤ同様、紹介する商品はすべてのサイズでXL規格というわけではありません。
ご購入の際は、サイズ表記の後ろに「XL」という表記があるものをご選択くださいね。
- ブリザック VRX3
- ウィンターマックス3
- バイキングコンタクト8
- ICE NAVI8
- X-ICE SNOW SUV
ブリザック VRX3

ブリヂストン公式サイトへ
ブリヂストンのスタッドレスタイヤブリザック VRX3は、ブリヂストンの最新スタッドレスタイヤです。
氷上ブレーキ性能が前モデル「VRX2」と比較して、氷上でのブレーキ性能が20%向上、摩耗寿命が17%向上し、長期間にわたり高い性能を維持します。
新素材「フレキシブル発泡ゴム」を採用することで、ゴムの柔軟性が長期間保たれ、経年劣化が抑えられるため、安定した性能を発揮します。
メーカー |
ブリヂストン |
商品名 |
ブリザック VRX3 |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
25,000円/1本(単品)〜
151,800円/4本(ホイールセット)〜 |
ウィンターマックス03

ダンロップ公式サイトへ
ダンロップのウィンターマックス 03は、氷上性能に特化したスタッドレスタイヤです。独自の「ナノ凹凸ゴム」を採用し、氷上ブレーキ性能が従来品より22%向上しています。
また、摩耗が進んでも新たな凹凸構造が生まれる設計となっており、長期間にわたり安定した性能を発揮します。ミニバン、セダン、SUV、軽自動車など、幅広い車種に対応しているのも特徴です。
さらに、氷上コーナリング性能も11%向上しており、冬季の安全な走行をサポートします。
メーカー |
ダンロップ |
商品名 |
ウィンターマックス03 |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
15,500円/1本(単品)〜
84,600円/4本(ホイールセット)〜 |
バイキングコンタクト8

コンチネンタル公式サイトへ
コンチネンタルのバイキング・コンタクト 8は、氷雪路での優れた性能に加え、環境性能や快適性も追求したプレミアム・スタッドレスタイヤです。
独自の「ノルディック・ウインター・コンパウンド」を採用し、シリカとの相互作用を改善したアイスポリマーにより、凍結路面でのグリップ力を向上。低温下でもトレッドが柔軟性を保ち、氷上でのハンドリング性能を高めています。
また、新しいパターンレイアウトとコンパウンドの組み合わせにより、走行中の振動や騒音を吸収し、車内の静粛性を高めています。
メーカー |
コンチネンタル |
商品名 |
バイキングコンタクト8 |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
22,000円/1本(単品)〜
109,200円/4本(ホイールセット)〜 |
アイスナビ8

グッドイヤー公式サイトへ
グッドイヤーのアイスナビ8は、冬道での性能向上と長寿命を両立させたスタッドレスタイヤです。シリーズ初の左右非対称パターンを採用し、氷上でのブレーキ性能やコーナリング性能を高めています。
また、コンパウンドの改良により、氷上ブレーキ性能が従来品と比較して8%向上しています。
さらに、トレッドパターンの最適化により、ウェット性能や静粛性も改善されています。これらの技術により、冬道での安全性と快適性を提供するタイヤとなっています。
メーカー |
グッドイヤー |
商品名 |
アイスナビ8 |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
21,260円/1本(単品)〜
118,300円/4本(ホイールセット)〜 |
X-ICE SNOW SUV

ミシュラン公式サイトへ
ミシュランのX-ICE SNOW SUVは、SUVおよびクロスオーバー車向けに設計されたスタッドレスタイヤで、日本の冬道に対応する高い性能を備えています。
従来モデル「X-ICE3+」と比較して、氷上での制動距離が約9%短縮、雪上での制動距離が約4%短縮されています。
また、新開発のコンパウンド「EverWinterGrip」には、剛性の高いポリマーベースの素材が採用されています。この素材により、摩耗が進んでも微細な凹凸が再生され続け、長期間にわたって優れたグリップ力を維持することができます。
メーカー |
ミシュラン |
商品名 |
X-ICE SNOW SUV |
商品ページ
(最新価格) |
タイヤ単品
ホイールセット |
価格 |
13,200円/1本(単品)〜
69,200円/4本(ホイールセット)〜 |
エクストラロード規格タイヤの適切な空気圧管理方法とは?

XLタイヤは、スタンダードタイヤよりも高い空気圧で使用するよう設計されています。空気圧が高いほど、タイヤのたわみが少なくなり、耐荷重性能が向上します。
しかし、過剰な空気圧や不足した空気圧では、タイヤの性能が発揮されないだけでなく、走行安全性にも影響を及ぼします。
エクストラロード規格タイヤの空気圧の目安は、通常、スタンダードタイヤよりも0.2~0.3bar(約20~30kPa)高いことが一般的です。
車両メーカーやタイヤメーカー推奨の空気圧を確認し、車種やタイヤサイズに応じた適切な空気圧で走行しましょう。
空気圧の確認方法 |
内容 |
車両側 |
車両の取扱説明書、運転席ドアの内側に貼られたステッカー |
タイヤメーカー側 |
ウェブサイトやカタログ |
エクストラロード規格タイヤもタイヤワールド館ベストにおまかせ

「空気圧を多く入れることで負荷能力が向上する」特性を持つエクストラロード規格のタイヤですが、正しい空気圧に設定しないと本来の負荷能力を発揮できません。適切な空気圧の設定と定期的な管理を行い、快適で安全な走行を心がけましょう。
本日はエクストラロード規格タイヤについて詳しくご紹介しました。「XL」と表示されたタイヤを目にする機会も増えているのではないでしょうか?
タイヤワールド館ベストでは、さまざまな種類のタイヤを豊富に取り揃えております。ぜひお気軽にお立ち寄りください。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております!
タイヤワールド館ベスト栗生店 店長
趣味:車を整備する事。
特技:手指の関節をポキポキ鳴らせる事。
モットー:お客様から感謝される接客を心がける事。