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タイヤ交換の脱着とは?組み換えとの違いやDIYの方法を解説!

「タイヤ交換の脱着とは?」
「タイヤの脱着と組み換えの違いは?」

タイヤ交換は、古くなったタイヤの交換をイメージするかもしれません。しかし、タイヤ交換は、タイヤを脱着したり組み換えたりと、作業工程によって言い方が異なります。

本記事では、タイヤ交換の脱着の解説や組み換えとの違い、自身で脱着できるDIYの方法を解説します。ぜひ参考にしてください。

タイヤ交換とは?

タイヤ交換とは?

一言に「タイヤ交換」といっても、タイヤ交換における作業工程によって言い方が異なります。タイヤ交換の作業工程は、たとえば以下の通りです。

言い方の種類 作業内容例
タイヤを交換する 新品のタイヤに交換する
タイヤを脱着する タイヤをローテーションする
タイヤを組み換えする 黒いゴムの部分だけ交換する

上記のように、作業内容によってタイヤ交換の意味合いが異なります。次章ではタイヤの脱着と組み換えの違いについて詳しく解説します。

タイヤ交換については【タイヤ交換を安くする方法は?自分で交換する方法とタイヤの選び方】の記事も参考にしてください。

タイヤの脱着と組み換えの違いとは?

タイヤの脱着と組み換えの違いとは?

タイヤの脱着と組み換えの違いは、以下の通りです。

種類 作業内容
タイヤの脱着 ホイール付きのタイヤを取り外しや取り付け作業
タイヤの組み換え ホイールはそのまま残し、タイヤのみ交換する作業

上記の表でわかるように、ホイール付きタイヤをそのまま使用するか、ホイールを残してゴム部分のみ交換するかの違いです。本章では、タイヤの脱着と組み換えの違いについてそれぞれ解説します。

● タイヤの脱着とは?
● タイヤの組み換えとは?

タイヤの脱着とは

タイヤの脱着とは、ホイール付きのタイヤを取り付けたり取り外したりする作業です。タイヤを脱着する作業内容と頻度は、たとえば以下の通りです。

作業内容 作業頻度
タイヤを夏用やスタッドレスへ交換 1年に2回
タイヤをローテーションする 5,000~10,0000kmで実施

上記の作業内容は、ホイール付きのタイヤを取り外して新たなホイール付きのタイヤを取り付ける作業になるため、比較的時間がかかりません。

また、タイヤ交換に必要な工具があれば、自分でもタイヤ交換の作業は可能です。自分でタイヤ交換する場合は、以下の工具が必要になるため初期費用がかかります。

必要な工具 役割 費用目安
車止め 車が動かないようにする 約1,000円
油圧式ジャッキ 車両を持ち上げる 約7,000円
ジャッキスタンド 持ち上げた車両を支える 約5,000円
クロスレンチ ナットを締めたり緩めたりする 約3,000円
トルクレンチ メーカー規定のトルク値に締め付ける 約5,000円

上記商品は、機能面や対応車種、メーカーなどによって価格もさまざまです。自分でタイヤ交換する場合は、事前に価格も確認し、タイヤに見合った工具を準備しておきましょう。

一方で、自分でタイヤをローテーションするのは難しいかもしれません。

理由は、タイヤ4本の摩耗を均一に近づけるためのタイヤローテーションは、プロがタイヤのすり減り具合を確認し、適切な配置を検討するからです。

タイヤローテーションの方法を間違えれば、タイヤのバランスも崩れやすく、偏摩耗のリスクも高まります。

タイヤのローテーションを希望の方は、店舗に相談することをおすすめします。

タイヤの組み換えとは

タイヤの組み換えとは

タイヤの組み換えとは、ホイールを変更せずにタイヤのみを交換する作業です。タイヤ組み換え作業状況は、たとえば以下の通りです。

【タイヤが1本パンクした場合】

状況例 残り3本のタイヤの状態は問題ないため、1本だけタイヤ交換したい
作業内容 ホイールは変更せずに、パンクしたタイヤのゴム部分を組み換える

【タイヤを変更したい場合】

状況例 スタッドレスタイヤに交換したい
新品のタイヤに交換する
作業内容 ホイールは変更せずに、夏タイヤをスタッドレスタイヤに、古いタイヤを新しいタイヤへ組み換える

タイヤ組み換え作業は、タイヤの脱着と異なりホイールのコストがかかりません。気に入ったホイールを継続して使用したい方には、おすすめの方法です。

しかし、タイヤ組み換え作業には、タイヤ組み換え専用の機械であるタイヤチェンジャーを使用してタイヤを組み換えるため、自分でタイヤ組み換え作業はできません。

また、タイヤを引き伸ばして組み換えるため、タイヤやホイールに傷がつく可能性があります。
タイヤ組み換えを希望する方は、専門店に依頼することをおすすめします。

タイヤ交換の組み換えについては、【タイヤワールド館ベスト】タイヤ交換作業動画(組み換え・バランス調整作業)の動画も参考にしてください。

タイヤの脱着を自分でする方法

タイヤの脱着を自分でする方法

本章では、タイヤの脱着を自分でする方法を解説します。

  1. レンチを使ってホイールナットを軽く緩める
  2. ジャッキを使って車体を持ち上げる
  3. ホイールナットをすべて取ってタイヤをはずす
  4. 新しいタイヤを取り付ける
  5. ホイールナットを取り付けて手締めする
  6. 車体をゆっくり下ろす
  7. 最後の仕上げはトルクレンチで規定のトルク値まで締めて完了

タイヤ交換時の安全確保のため、以下の4点は事前に確認しましょう!

● 車のエンジンを切る
● サイドブレーキをかける
● パーキングの状態にする
● 車止めで車両を動かないようにする

1.レンチを使ってボルトを緩める

レンチを使ってボルトを緩める

引用:JAF channel

レンチを使って対角線上に軽く緩めます。

使用工具
レンチ(L字レンチやクロスレンチ)

2.ジャッキを使って車体を持ち上げる

ジャッキを使って車体を持ち上げる

引用:JAF channel

ジャッキを使用して車体をゆっくり持ち上げます。

使用工具
ジャッキ、ジャッキスタンド

3.ホイールナットをすべて取ってタイヤをはずす

ホイールナットをすべて取ってタイヤをはずす

引用:JAF channel

一度緩めたホイールナットをすべて取り、タイヤを完全に取り外します。

4.新しいタイヤを取り付ける

新しいタイヤを取り付ける

引用:JAF channel

新しいタイヤやスタッドレスタイヤなど、ホイール付きのタイヤを取り付けます。タイヤを取り付けるときは、タイヤを水平の状態で取り付けないと奥まで入らないので、しっかり車体の奥までタイヤを差し込みましょう!

5.ホイールナットを取り付けて手締めする

ホイールナットを取り付けて手締めする

引用:JAF channel

ホイールナットを取り付け、対角線上に仮締めします。

6.車体をゆっくり下ろす

車体をゆっくり下ろす

引用:JAF channel

ジャッキを使ってゆっくり下ろします。

7.最後の仕上げはトルクレンチで規定のトルク値まで締めて完了

最後の仕上げはトルクレンチで規定のトルク値まで締めて完了

最後の仕上げは、トルクレンチで規定のトルク値まで締めて完了です。
トルクレンチを使用するときも、対角線上に締め付けをしましょう!

使用工具
トルクレンチ

タイヤの脱着をDIYで実施した後の注意点

タイヤの脱着をDIYで実施した後の注意点

タイヤの脱着をDIYで実施したあとは、定期的なトルク管理が必要です。タイヤの締め付けトルクが不足した状態のまま走行すれば、ナットがボルトから外れて脱輪の危険性があります。
たとえば、タイヤのトルク管理を実施する頻度は以下の通りです。

● タイヤの脱着直後は500~1,000kmで増し締め点検
● 定期的に5,000km~10,0000kmで増し締め点検

一般的には、上記のタイミングでトルク管理を実施します。タイヤの脱着をDIYで実施したあとは、定期的にタイヤのトルク管理を実施し、安全に走行できるタイヤの状態を保ちましょう!

タイヤのトルク管理が不安な方や苦手意識のある方は、定期的に最寄りの店舗での増し締め点検の実施をおすすめします。

タイヤ交換以外の脱着はおすすめできない

ホイール付きタイヤの交換以外の脱着は、DIYではおすすめできません。理由は、タイヤのローテーションに伴う脱着やタイヤの組み換えは、専門の機械や組み換え技術など、専門性が高い作業だからです。

たとえば、タイヤのローテーションは既存のタイヤ4本の摩耗を均一に近づけるために、以下のように入れ替えます。

タイヤのローテーション

引用:ブリヂストン

上記の場所にタイヤを入れ替えるためには、専門家が前後左右のタイヤのすり減りを確認し、適切な位置にタイヤの脱着を実施します。

タイヤの入れ替える位置によっては、タイヤの真芯をとるためにホイールバランサーという専門の機械を使用した、タイヤのバランス調整が必要です。

また、タイヤ組み換えは、タイヤチェンジャーやホイールバランサーなどの専門の機械を使用した作業が必要になります。

タイヤのバランス調整をせずに走行すれば、走行中に車体のがたつきやハンドルのブレが発生し、不安定になる可能性があるため危険です。

ホイール付きタイヤの交換以外の脱着は、タイヤの知識や技術、専用の機械が必要になるため、店舗に依頼することをおすすめします。

【作業別】工賃と費用の相場

【作業別】工賃と費用の相場

本章では、タイヤ交換の作業別に工賃と費用を解説します。

タイヤ交換の工賃と費用

タイヤ交換は、新しいタイヤに交換したり、スタッドレスタイヤに変更したりとホイール付きのタイヤを交換する作業です。

タイヤ交換に伴う工賃の費用は店舗によって異なりますが、タイヤワールド館ベストでは以下の料金でタイヤ交換を実施しています。

当店でご購入の場合

タイヤワールド館ベストでご購入の場合
インチ 通常価格 アプリ会員
10~15インチ ¥8,800円 ¥6,600円
16~18インチ ¥11,000円 ¥8,800円
19~20インチ ¥13,200円 ¥11,000円
21インチ ¥15,400円 ¥13,200円
22インチ ¥17,600円 ¥15,400円

※ランフラットは別途1本/1,100円

タイヤを持ち込んだ場合のタイヤ交換工賃は、以下の通りです。

お持込商品の場合
インチ 通常価格 アプリ会員
10~15インチ ¥11,000円 ¥8,800円
16~18インチ ¥13,200円 ¥11,000円
19~20インチ ¥15,400円 ¥13,200円
21インチ ¥17,600円 ¥15,400円
22インチ ¥19,800円 ¥17,600円

※ランフラットは別途1本/2,200円

上記の交換工賃に、タイヤの価格が加わります。
タイヤとホイールを一緒に購入した場合のタイヤ交換費用は、たとえば以下の通りです。
【店舗購入の場合】

タイヤ(15インチ) ホイール 工賃 合計金額
EC202L(ダンロップ)
>V-EMOTION RC10 Vエモーション RC10
・タイヤ入替
・バランス調整
・タイヤ取付
セット価格:53,300円 8,800円 62,100円

【タイヤ持ち込みの場合】

タイヤ(15インチ) ホイール 工賃 合計金額
EC202L(ダンロップ)
>V-EMOTION RC10 Vエモーション RC10
・タイヤ入替
・バランス調整
・タイヤ取付
セット価格:53,300円 11,000円 64,300円

タイヤワールド館ベストのアプリ会員は、タイヤ交換費用を抑えることが可能です。また、アプリ会員限定クーポンも配信しておりますので、ぜひ参考にしてください。

タイヤの脱着の工賃と費用

タイヤ脱着の作業は、ホイール付きのタイヤを取り外したり取り付けたりする作業を指します。タイヤ1本の脱着の工賃は店舗によって異なりますが、一般的にはタイヤ1本あたり数百円〜約1,000円で実施しています。

ガソリンスタンドでタイヤを脱着する場合の工賃は、たとえば以下の通りです。

タイヤの本数 軽・普通車 1BOX・SUV車
1本 600円 1,000円
4本 2,400円 4,000円

参照元:宇佐美ガソリンスタンド

上記の料金は、タイヤを脱着するだけの工賃です。タイヤの劣化具合やタイヤの脱着により、ホイールバランスの崩れがある場合はタイヤの脱着と一緒に、以下の作業を実施する可能性があります。

【作業内容例】

作業内容 作業目的 工賃
タイヤローテーション タイヤ4本の摩耗を均一に近づける 2,200円~/1台
バランス調整 タイヤがまっすぐ転がるように調整する 1,100円~/1本

参照元:オートバックス

タイヤ脱着後も安全に走行するためには、上記のような作業も重要です。

タイヤの脱着を検討中の方は、店舗に相談してから最適な方法でタイヤ交換することをおすすめします。

タイヤの組み換えの工賃と費用

タイヤ組み換えは、ホイールは変更せずタイヤのゴムの部分のみ交換する作業です。タイヤの脱着作業と異なり手間がかかるため、一般的にはタイヤの脱着と比較し、タイヤの組み換え料金は高くなります。

タイヤの脱着とタイヤの組み換え工賃を比較すると、たとえば以下の通りです。

作業別 タイヤ1本 タイヤ4本
タイヤの脱着工賃目安 600円~ 2,400円~
タイヤの組み換え工賃目安 1,100円~ 4,400円~

参照元:宇佐美ガソリンスタンド

上記の表でわかるように、タイヤの組み換え工賃は高めですが、ホイールの費用は発生しません。タイヤ組み換えを依頼した場合、たとえば以下の料金になります。
【15インチタイヤの場合】

タイヤ ホイール 作業内容 合計金額
EC202L(ダンロップ)
変更なし タイヤ組み換え
25,200円/4本 0円 4,400円/4本 29,600円

参照元:宇佐美ガソリンスタンド

ホイールを変更せずにタイヤのみ組み換えをすれば、タイヤ交換のコスト削減が可能です。しかし、先述の通りタイヤの組み換えは、タイヤやホイールに傷がつくかもしれません。

また、タイヤ組み換え費用の他に、タイヤのバランス調整やタイヤローテーション、タイヤ処分代などの費用もかかる可能性があります。

タイヤの組み換え希望の方は、店舗へ相談して見積もりをとってからタイヤ組み換えすることをおすすめします。

タイヤの処分については【タイヤの処分はどうやってやる?回収してくれるお店と費用相場を紹介】の記事も参考にしてください。

タイヤ脱着や組み換えのタイミングを見逃さないためのポイント

タイヤ脱着や組み換えのタイミングを見逃さないためのポイント

「スリップサインが出たから交換した」
「店員さんに交換を提案されたからお願いした」

タイヤの脱着やタイヤの組み換えするタイミングは、走行状況やタイヤの状態によって変わります。
本章では、タイヤ脱着や組み換えのタイミングを見逃さないためのポイントを紹介します。

● タイヤに偏摩耗はないか
● タイヤにひび割れはないか
● 走行中のハンドル操作にブレはないか
● タイヤの寿命を超えて使用していないか5

偏摩耗はないか

タイヤにすり減りが確認できた場合、タイヤの摩耗状態に合った対応や対策が必要です。タイヤのすり減り具合の状態は、たとえば以下の通りです。

タイヤの摩耗状態 対応&対策方法
偏摩耗があった場合 新品タイヤへ交換か組み換え
偏摩耗はないがタイヤにすり減りがある場合 タイヤをローテーションする

タイヤの偏摩耗を無視すれば、部分的なすり減りが悪化してバーストの危険性があるため、ホイール付きタイヤへの交換か、タイヤのゴム部分の組み換え作業が必要です。
偏摩耗には以下のようなパターンがあります。

タイヤの偏摩耗図

引用:JATMA

上記のような偏摩耗がある場合は、無視をせずにタイヤ交換をしましょう!

また、タイヤにすり減りはあるが偏摩耗ではない場合は、タイヤをローテーションして偏摩耗を未然に防ぐことが可能です。タイヤのローテーション内容は、たとえば以下の通りです。

タイヤのローテーション内容

引用:グッドイヤー

上記のように、タイヤローテーションをすれば偏摩耗を未然に防げます。タイヤの状態を日頃から確認し、タイヤの状態に応じた対応や対策を実施しましょう!

タイヤのローテーションについてはタイヤローテーションは長持ちの秘訣!スペアタイヤや4WDについても解説
の記事も参考にしてください。

タイヤにひび割れはないか

タイヤのひび割れを確認した場合は、以下の対応が必要になる場合があります。

● ホイール付き新品タイヤへの交換
● タイヤのゴム部分の組み換え

タイヤのひび割れは修復できないため、そのまま無視して走行を続けると、タイヤのひび割れが悪化しパンクやバーストの危険があります。
ただし、タイヤのひび割れ度合いによっては継続使用できるため、一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)の基準を参考に、タイヤのひび割れ具合を確認しましょう。

タイヤのクラックイメージ

引用:JATMA

上記のレベル1〜4のひび割れは、カーカスに達していなければ同じタイヤの継続使用は可能です。レベル5のようなタイヤに大きなひび割れが発生した場合、タイヤ交換は必須です。
安全に走行するためにも、最寄りの店舗でタイヤ交換を依頼しましょう!

タイヤのひび割れについては【【危険】タイヤのひび割れは補修すべき?原因や対処法を解説】の記事も参考にしてください。

走行中のハンドル操作にブレはないか

走行中のハンドル操作にブレを感じたら、以下の問題が発生している場合があります。

● タイヤの空気圧が低下している
● タイヤが偏摩耗している
● ホイールバランスが悪くなっている
● アライメントが崩れている

上記問題の中で、タイヤの偏摩耗やホイールバランスが悪いときは、タイヤを一度取り外した対応が必要になります。

タイヤの偏摩耗やホイールバランスの問題に対する対応や対策方法は、たとえば以下の通りです。

問題 対応&対策方法
タイヤが偏摩耗している 新品タイヤへ交換か組み換え
ホイールバランスが悪くなった ホイールをバランス調整する

タイヤの偏摩耗についての対応方法は、先述の通りタイヤ交換が必要になります。ホイールバランスが悪い場合は、タイヤのバランス調整が必要です。

タイヤを取り外し、バランスウエイトという部品を使用し、タイヤの重心を中心にするためにバランス調整をする作業です。

走行中のハンドルのブレについては、さまざまな原因や対策が必要になる可能性があるため、自分で対応するのは難しいかもしれません。走行中にハンドルのブレを感じたら、最寄りの店舗への相談がおすすめです。

タイヤ交換時のホイールバランスについては【タイヤ交換時のホイールバランスは重要!崩れるとおこる危険と対策を解説】の記事も参考にしてください。

タイヤの寿命を超えて使用していないか

タイヤの寿命を超えて使用している場合は、ホイール付き新品タイヤか新品タイヤへの組み換えがおすすめです。

タイヤは経年劣化すると、タイヤにひび割れや傷が付きやすく、ゴムの柔軟性も低下してタイヤの状態が悪化します。車の夏用タイヤとスタッドレスタイヤの寿命は、以下の通りです。

タイヤ種類 寿命の目安
夏用タイヤ 5年
スタッドレス 3年

上記のタイヤの寿命は、走行距離やタイヤの状態によって異なります。ただし、タイヤは未使用状態でも劣化が進んでいるため、使用してからタイヤの寿命をカウントするのではなく、タイヤの製造日年月日からカウントしてください。

たとえば、製造年月日から交換時期までの目安は、以下の通りです。

【寿命の目安5年の場合(夏用タイヤ)】

製造年月日 交換目安時期
2018年4月 2023年4月

上記のように、製造年月日を確認すればタイヤ交換の目安が把握できるため、的確な時期に対応が可能です。
タイヤの製造年月日は、タイヤのサイドウォールに印字されているため目視で確認できます。
ただし、タイヤの寿命はあくまで目安なので、店舗での定期点検は忘れずに行いましょう!
タイヤの製造年月日の見方については【タイヤの製造年月日の見方は?使用の許容範囲や寿命を解説】の記事も参考にしてください。

タイヤの脱着もタイヤワールド館ベストにお任せください!

タイヤの脱着もタイヤワールド館ベストにお任せください!

あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

● タイヤ交換とは?
● タイヤの脱着と組み換えの違いとは?
● タイヤの脱着を自分でする方法
● タイヤの脱着をDIYで実施した後の注意点
● 【作業別】タイヤ交換・脱着・組み換え費用相場
● タイヤ脱着やタイヤ組み換えのタイミングを見逃さないためのポイント

タイヤ交換の作業内容は、タイヤの状態によって異なるため、定期的なタイヤ点検は必要です。

タイヤワールド館ベストでは、バランス調整やタイヤのローテーション、タイヤの脱着作業も実施しております。お気軽にご連絡ください!

なお、タイヤワールド館ベストのオンラインショップでタイヤを購入すると、取付けからタイヤ処分まで対応してくれるお店をワンストップで手配できるので非常に便利です。

タイヤをスムーズに交換したい方は、おすすめのサービスなのでぜひ参考にしてください!

作成者: ベストライターチーム

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