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【意味ない?】ホイールコーティングのメリット5選!種類や施工方法も解説

最終更新日 2024年3月28日

ホイールのコーティングに興味はあるけれど、「効果があるのかわからないし…」と思っている人は多いのではないでしょうか。

お気に入りのホイールを長くきれいに保つためには、日々のメンテナンスがかかせません。しかし、洗ってもすぐに汚れてしまう、汚れがひどすぎて落ちないなど、見栄え良くキープするのはなかなか大変です。

本記事では、ホイールコーティングのメリットを5つ解説します。種類や一般的な施工方法もお伝えするので、コーティングのイメージがしやすくなるでしょう。

ホイールコーティングは見た目のきれいさを保つだけでなく、ホイールを守る役割もあります。

せっかく選んだ大切なホイールです。見栄えの良い状態で長く使いたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ホイールコーティングとは?

ホイールコーティングとは?

ホイールコーティングとは、その名の通りコーティング剤を塗布してホイールを汚れから守り、きれいな状態をキープするものです。

コーティングを施すと、表面に薄い被膜ができます。その被膜が汚れや傷からホイールを守り、耐久性を高めたり日々のお手入れを楽にしたりしてくれます。

新しいスマホを購入すると、使用する前に保護フィルムを貼る人が多いと思いますが、それと同じことがいえるでしょう。

大切なホイールを守り、きれいな見た目を長く保つ役割があります。

ホイールコーティングは、コーティング剤の種類や、商品によって特徴が異なる場合があります。

● コーティング剤の種類
● 商品によって特徴が異なる

ひと口に「ホイールコーティング」といっても、種類や特徴を理解して選ぶことをオススメします。

順番に解説します。

コーティング剤の種類

コーティング剤には、大きく分けて3つの種類があります。

● ポリマー系コーティング
● ガラス系コーティング
● セラミックコーティング

ポリマー系のコーティング剤の特徴は、素人でも施工がしやすく、単価が安い傾向にあることです。ツヤ出し効果の高いものが多く、ホイールの光沢を出したい人にオススメです。

ただし、効果が持続する期間は短いので、定期的に施工を行う必要があるでしょう。

ガラス系のコーティング剤は、厳密にいえば「ガラス系コーティング」と「ガラスコーティング」の2種類があります。

ガラス系コーティングは簡単に施工できるタイプのものが多く、ガラスコーティングに比べて安価です。強度や持続期間は劣りますが、頻繁にメンテナンスをしたい人にはオススメです。

ガラスコーティングは、ホイールの上にガラス被膜をのせることでホイールを守ります。高い硬度と耐久性が特徴で、迷うならガラスコーティングを選んでおけば間違いないでしょう。

セラミックコーティングは、耐久性が最も高く、効果が持続する期間が長く続くのが特徴です。UVカット効果がふくまれる商品もあり、紫外線からもホイールを守ってくれます。ただし、その分価格は高くなります。

目的や使用する環境によって選ぶと良いでしょう。

種別 金額 特徴 効果持続期間
ポリマー系
コーティング
安い ホイールの光沢を出したい人にオススメ 約2,3ヶ月
ガラス系
コーティング
やや安い 硬い被膜・簡単に施工できる 約6ヶ月〜1年
ガラス
コーティング
やや高い 高い硬度と耐久性 約3〜5年
セラミック
コーティング
高い 耐久性が最も高く、効果も持続 価格が高い 約5年

商品によって特徴が異なる

ホイールのコーティング剤は、商品によって施工方法や優先している効果が変わります。

コーティング剤のタイプにも、スプレー、液体、ジェル状、水で希釈して使用する商品などがあります。

コーティング初心者でも簡単に施工できるものもあれば、中には慣れた人でないとムラになるなどコツがいるような場合もあるでしょう。

比較的スプレーやジェル状のタイプは施工しやすく、手軽に行える商品が多い印象です。

また、重視する効果にも違いがあります。見た目のツヤ感だけでなく、耐熱性や耐久性に優れたものや、ホイール以外にも使えるものなど、用途によってさまざまです。

コーティング剤を選ぶときは、施工方法やほしい効果を考えて購入することをオススメします。

ホイールコーティングのメリット5選

ホイールコーティングのメリット5選

ホイールコーティングには、5つのメリットがあります。

  1. 汚れがつきにくくなる
  2. 錆の発生を軽減する
  3. 耐熱性が上がり劣化を防ぐ
  4. 小石や砂利からホイールを守る
  5. メンテナンスがしやすい

1つずつ解説します。

1.汚れがつきにくくなる

ホイールコーティングを行う一番のメリットは、汚れがつきにくくなることです。

ホイールは地面に接している部分なので、雨の日に泥水をはねたり、雪の日の道路にまかれた凍結防止剤でホイールが汚れたりします。

天気が悪いときだけではなく、ブレーキをかけたときに発生するブレーキダスト(摩擦により削られたブレーキ部品の金属の粉末)がホイールに付着し、そのままにしておくと、こびりついて取れなくなる可能性もあるでしょう。

ホイールコーティングを行うことで被膜がホイールを守り、汚れの付着を軽減できます。洗車の回数を減らせるのは大きなメリットです。

2.錆の発生を軽減する

ホイールに錆が発生するリスクを減らせることもメリットです。

錆びてしまったホイール

海の近くに住んでいる人や、雪が頻繁に降る地域に住んでいる人は、どうしても塩害の影響を受けやすくなります。車の足回りが錆びないように防錆塗装をするのも、海風や凍結防止剤から守るためです。

ホイールも金属の部品なので、塩害により錆が発生し、腐食する可能性があります。

コーティングには塩害抑制効果があるので、大切なホイールが錆びてしまう前に実施しておくと良いでしょう。

3.耐熱性が上がり劣化を防ぐ

ホイールは走行中、高熱にさらされています。走るときは高速で回転し、停止するときにはブレーキによる熱にも耐える必要があるからです。

走行中に発生する熱だけでなく、紫外線からも影響を受けます。塗装が剥げてしまったり、色があせてしまったりと見た目が悪くなってしまうこともあるでしょう。
ホイールコーティングを行うと、耐熱性が上がり、走行中の熱や紫外線からホイールを保護してくれます。

劣化を防ぎ、見栄えの良い状態をキープできるので、耐熱効果を得られるのはコーティングの利点といえます。

4.小石や砂利からホイールを守る

ホイールコーティングには、走行中にはねあげる小石や砂利などの小傷から、ホイールを守る効果も期待できます。

小石や砂利でできたホイールの傷

ガラスコーティングを例にあげると、ホイールの表面にガラスの被膜を乗せることで、傷をつきにくくしています。1層だけでなく層を重ねることで、より高い効果が得られる場合が多いでしょう。

道路に落ちている小石や砂利から受ける小傷は、どんなに気をつけて運転しても防ぐことは不可能です。

ホイールに目立つ傷がつく前に、コーティングで保護することが大切です。

5.メンテナンスがしやすい

ホイールコーティングをすると、もしホイールに汚れが付着しても簡単に落とすことが可能です。

コーティングの被膜がホイールについた汚れをはじいてくれるので、水をかけるだけで汚れが落ちる場合が多いです。

汚れが落ちにくいからとブラシで強くこすってしまうと、ホイールに傷がつく原因になります。また、時間をかけて洗ってもきれいにならなかった、といったことがなくなります。

ホイールについた汚れは、なるべく早く簡単に落としたいと思っている人にオススメです。

ホイールコーティングの注意点

ホイールコーティングの注意点

メリットが多いホイールコーティングですが、注意点もあります。

● マット系のホイールは要注意
● ガラスコーティングのDIYはムラになりやすい

順に解説します。

マット系のホイールは要注意

マット系のホイールは表面が凸凹しており、光をさまざまな方向に反射させてツヤがないように見せています。つまり、コーティングの下処理でホイールを磨くと、ツヤが出てしまいマットの質感が失われる可能性があるのです。

しかし、マット系のホイールこそコーティングをすべきともいえます。表面が凸凹で汚れやすく、しかも磨けないので、できるだけ汚れや傷がつく前に施工するのがオススメです。

商品もマットカラー対応のものを使用し、汚れは決して磨かず、強くこすらず、コンパウンドの入っていないもので落としましょう。

ガラスコーティングのDIYはムラになりやすい

ガラスコーティングは慣れていない人が施工するには、少しハードルが高いかもしれません。

コーティング前の汚れの除去が甘かったり、コーティング剤のふき残しがあったりと、ムラになりやすいデメリットがあります。

コーティング初心者で慣れていない人や、完璧なクオリティを求める人はプロに依頼するほうが良いでしょう。

ホイールコーティングの施工方法

ホイールコーティングの施工方法

ホイールコーティングを施工するときの一般的な方法と必要な道具を解説します。

  1. ホイールをよく洗浄する
  2. 油汚れを落とす
  3. コーティング剤を塗布しふきあげる
  4. 乾燥させる

コーティングの種類や商品によって多少の変化はありますが、大まかな流れは変わりません。

順番に解説します。

自分でホイールコーティングをする際に必要な道具

手順を詳しく見る前に、自分でホイールコーティングを行う場合に必要な道具について見ていきましょう。

ホイールコーティング剤 ホイールコーティング剤を塗り広げたり、水分を拭き取ったりするのに使用します。柔らかく、吸水性に優れたマイクロファイバークロスを使用しましょう。
マイクロファイバークロス 水分やコーティング剤を拭き取るために使用します。
タオル 水分を拭き取るために使用します。
スポンジ ホイールを洗うために使用します。洗車用スポンジを使用しましょう。
洗車用シャンプー ホイールを洗うために使用します。
高圧洗浄機(オプション) ホイールに付着した頑固な汚れを落とすために使用します。あれば便利です。
洗車用シャンプー ホイールを洗うために使用します。

1.ホイールをよく洗浄する

まずは、ホイールをよく洗いましょう。汚れのついた状態では、コーティング剤がきれいに乗らない可能性があります。

カーシャンプーやホイールクリーナーを使い、スポンジやブラシで汚れを落とします。強くこするとホイールに傷がつく原因になるので、できるだけ優しく洗浄すると良いでしょう。

汚れがきれいに落ちたら、水で洗い流しふきあげます。水分が残らないよう、念入りにふきとってください。

2.油汚れを落とす

次に、脱脂を行います。ホイールの洗浄だけで落としきれない油汚れは、脱脂剤を使って取り除きましょう。

注意点は、脱脂した部分に手を触れないことです。手の脂がホイールに付着してしまうと、脱脂の意味がなくなります。

コーティング剤を塗布する前は、油汚れを徹底的に落とします。

3.コーティング剤を塗布しふきあげる

ホイールの汚れを落としきったら、コーティング剤を塗布していきます。

スポンジやウエスを使って、ムラができないようにまんべんなく塗りこんでいきましょう。塗布し終わったら、コーティング剤を乾燥させます。乾燥時間はコーティングの種類や商品によって異なるので、時間を確認しておくと良いでしょう。

コーティング剤が乾燥したらふきあげを行います。ふき残しがあるとムラになり、見た目も悪くなってしまうので、丁寧にふきあげてください。

4.乾燥させる

コーティング剤が定着するように、乾燥させます。乾燥時間はコーティング剤によって異なりますが、6〜8時間が目安です。早いものだと1時間、施工店によっては24時間以上必要な場合もあります。

最後の乾燥をおろそかにしてしまうと、せっかくかけたコーティングの効果が薄れてしまいます。

決められた時間は走行せず、水や汚れがつかないように気をつけましょう。

【動画】当店でのホイールコーティング施工の様子

ご参考まで、当店でのホイールコーティングの施工様子の動画を掲載します。
ホイールコーティングの溶剤にはいくつか種類がありますが、こちらは「ダイヤモンドキーパー」を使用した際の様子となります。

  1. ホイール洗浄
  2. しっかりと拭き上げ
  3. 表面をコーティング
  4. 塗りムラがないように拭き上げ
  5. 裏面をコーティング
  6. 1時間は水に濡れないように保管・乾燥
  7. おまけ・撥水の実験

ホイール洗浄からコーティング剤の塗布までしていますので、ぜひご自分で施工する際の参考にしてみてください。

ホイールコーティングができる場所は?

ホイールコーティングができる場所は?

プロに依頼する場合は、施工店の評判や料金を比較して、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。ホイールコーティングが施工可能な場所は、以下の場所です。

・カーディーラー
・カーコーティング専門店
・ガソリンスタンド
・洗車場
・タイヤ&ホイール専門店

カーディーラーやカーコーティング専門店では、ホイールコーティングの施工経験が豊富なスタッフが、高品質なコーティングを施工してくれます。

ガソリンスタンドや洗車場では、ホイールコーティングの施工を行っている店舗もありますが、カーディーラーやカーコーティング専門店に比べると、施工技術や品質が劣る場合もありますので、口コミや実績などを確認してから選びましょう。

また、当店のようなタイヤ&ホイール専門店でも施工可能です。

多賀城店・施工実績

アウレットユーズド館以外の6店舗で施工できますので、お近くの店舗にご相談ください。

タイヤワールド館ベスト店舗一覧

ホイールコーティングの施工を依頼する場合は、施工店の評判や料金を比較して、信頼できる業者を選ぶようにしてください。

また、ホイールコーティングの種類や施工方法について疑問がある場合は、施工前に詳しく説明を受けてくださいね。

ホイールコーティングのよくあるQ&A

ホイールコーティングのよくあるQ&A

ホイールコーティングに対するよくある質問をまとめました。不安を感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

● どんな人にオススメですか?
● 素人でもDIYできますか?
● 費用はいくらかかりますか?
● どれくらい効果がありますか?

1つずつ解説します。

どんな人にオススメですか?

ホイールを見栄え良く保ちたい人はもちろんですが、頻繁にメンテナンスができない人にもオススメです。

ホイールコーティングを施工すると、汚れがつきにくくなり、もし汚れても簡単に落とせる効果があります。

洗車の回数を減らしたい人や、手軽にメンテナンスがしたい人にオススメです。

素人でもDIYできますか?

手順をよく理解して、丁寧に作業を行えば可能です。

ただし、商品によっては慣れていないとムラになりやすい場合もあります。見た目にこだわる人や、自信のない人、仕上がりに完璧を求める人はプロに依頼するほうが良いでしょう。

費用はいくらかかりますか?

自分で作業をする場合は、部品代だけですみます。
コーティング剤は1,500〜10,000円ほどと商品によって異なります
が、その他の道具は3,000円ほどでそろえられます。

プロの施工店に依頼するとなると、10,000〜30,000円ほどのところが多い印象です。ホイールのサイズによって異なるので、一度問い合わせてみると良いでしょう。

どれくらい効果がありますか?

環境によって異なりますが、ポリマー系コーティングだと3か月程度、ガラスコーティングだと1〜2年が目安になります。

効果を長持ちさせるには、汚れたら早めに洗車をすることです。汚れを放置すると、コーティングした被膜の劣化が早まる恐れがあります。

メンテナンスをきちんと行うことで、効果も持続しやすくなるでしょう。

ホイールコーティングはタイヤワールド館ベストにおまかせ!

ホイールコーティングはタイヤワールド館ベストにおまかせ!

ホイールコーティングには、メリットがたくさんあります。

見た目をきれいに保つだけでなく、熱や錆びによる劣化を防ぐ効果もあるので、車を長く大切に乗りたい人にオススメです。

種類や商品によって特徴や重視する効果も違います。ぜひあなたに合ったコーティングを検討してみてくださいね。

もし種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない!と悩んでしまうなら、ガラスコーティングがオススメです。

タイヤワールド館ベストでも、ホイールコーティングを行っております。ホイールの汚れが気になる人や、ホイールのデザインが複雑で洗車が大変な人は、ぜひ一度ご相談ください。

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作成者: 遠藤 大

趣味:お客様の車をドレスアップすること
モットー:全てのお客様から喜びの声を沢山頂けるよう接客を行うこと
特技:タイヤ・ホイールのインチアップ・マッチング・インセット計算
20年以上のキャリアを持ち多くの顧客から絶大な信頼を得ている。