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    タイヤインチアップ時の注意点!計算方法と空気圧は?外径と許容範囲まで解説

    インチアップの注意点!タイヤの選び方と干渉まで詳しく解説

    毎年この時期になるとたくさんのホイールメーカーから新作商品が発表されます。
    数あるホイールの中から自分好みのホイールが見つかると愛車に履かせてみたい!と気分が弾みますよね。

    しかし、かっこよく、オシャレに履きこなしたいという気持ちから、むやみに装着しては運転に支障がでることはもちろん、車自体を故障させる原因に繋がってしまいます。

    そこで今回は冬タイヤから夏タイヤへ交換する時にインチアップをご検討されている方へ、インチアップをする際の注意点についてご紹介していきます。

    インチアップとは

    インチアップとは

    インチアップとはタイヤの外径を変えずにホイールサイズを大きくする事をいいます。(外径=円の外側の直径のことです)

    大半の場合、インチアップすると見た目がかっこよくなります。タイヤが薄くホイールを大きく見せる装着の仕方はとても素敵に見えますよね。

    しかし、冒頭でも触れましたが、なにも気にせずに装着してしまうと、トラブルが発生したり、違反により切符を切られたりする場合があります。

    そうならないように必ず調べてから愛車のドレスアップを始めましょう。

    インチアップの注意点

    インチアップの注意点

    インチアップの際の注意する点は、大きく以下の5つです。

    1. 外径が変わらないようにする
    2. 荷重指数が下がらないようにする
    3. 正しい空気圧で使用する
    4. ホイール・車体の干渉に注意する
    5. はみ出さないようにする

    詳しく説明していきます。

    1.外径が変わらないようにする

    インチアップの注意点1・外径が変わらないようにする

    インチアップのタイヤを選ぶ際にまず大切なのは、外径が変わらないタイヤサイズを選ぶことです。タイヤの外径とは、タイヤの直径のことです。

    タイヤの外径とはタイヤの直径のこと

    なぜインチアップの際タイヤの外径を変えてはいけないのか?

    外径が変わると、タイヤが一回転したときの距離が変わってしまうため、メーターと実際の速度に誤差が出てしまいます。

    実速度とメーター速度との誤差は規定内にしなければいけません。

    このスピードメーターの誤差は、車検での検査の対象にもなっています。

    メーター誤差が許容範囲内かの確認方法

    車検で合格する誤差の許容範囲は+6%~-22.5%で、以下を参考にしてみてください。

    平成19年1月1日以降製造の車 スピードメーターが40km/hの時点で、実速度が30.9km/h~42.55km/hの範囲内に収まっていること
    平成18年12月31日以前製造の車 スピードメーターが40km/hの時点で、実速度が30.9km/h~44.4km/hの範囲内に収まっていること

    タイヤ外径の計算方法

    メーターの誤差は、タイヤの外径と密接に関わっています。ここでは『195/65R15』を例に外径を計算して、メーター誤差が許容範囲内かどうか確認してみしましょう。計算に必要なデータは、『タイヤの外径』『リム経』です。

    タイヤ外径の計算方法

    計算式 195/65R15の場合
    タイヤの厚み
    タイヤの外径×偏平率 195×0.65=126.75mm
    タイヤの厚み=126.75mm
    リム径
    1インチ=25.4ミリ
    25.4×インチ×インチ
    25.4×15=381mm
    リム径=381mm
    外径
    タイヤの厚み×2+リム経
    ※タイヤの厚みは上下があるので×2
    126.75×2+381mm=634.5mm
    195/65R15の外径=634.5mm
    (タイヤによって誤差はあります)

    このように、「純正タイヤサイズ」と「インチアップ先」のタイヤサイズの外径を調べて、外径がなるべく変わらないようなタイヤを選びます。

    個人の好みはありますが、外径は+-10mm以内に収められるのがベターです。

    迷ったら外径が小さくなる方を購入した方が無難

    外径と速度との関係をまとめました。

    外径 実速度 許容範囲
    大きい 速くなる 狭い
    小さい 遅くなる 広い

    以上のことから、タイヤサイズで悩んだ時は外径が小さくなる方を購入することをおすすめします。

    メーターの指す速度と検査メーターに誤差が出てしまうと車検は通りません。

    メーターと実際のスピードに誤差があるということは、本人が気づかないままスピートを出てしまったり、反対にのろのろ運転をしてしまうということです。

    スピード違反で罰金となってしまったり、事故につながってしまう可能性もあるので、注意してくださいね。

    外径が変わらないタイヤの選び方

    では実際に、タイヤの外径が変わらないタイヤをどのように選べばよいのでしょうか。

    もっとも簡単なインチアップサイズタイヤの選び方は、自分の車の高位グレードが装着しているサイズを選ぶことです。

    多くの場合、グレードが上がると、大きいサイズのタイヤが純正で装着されています。ご自身の車の公式サイトやパンフレットで、上位グレードのタイヤサイズを調べましょう。

    トヨタアクアの例

    例えば、こちらはトヨタのアクアの主要装備一覧の一部抜粋です。アクアではグレード別に14〜17インチまでのタイヤサイズがあるということがわかります。

    アクアの場合

    ここに表記されているサイズ、175/70R14、185/65R15、195/55R16、205/45R17を選ぶと、問題がない場合が大半です。

    しかしながら何事にも例外はありますので、タイヤ専門店や自動車販売店で確認をすると安心です。

    2.荷重指数が下がらないようにする

    荷重指数とは、タイヤ1本で支えられる最大の負荷能力を示す数字のことです。
    ロードインデックス(LIとも省略されます)と呼ばれたりもします。

    荷重指数

    上のタイヤサイズ表記でみると、『91』の部分になります。

    この数字に対応した負荷能力は以下の通りです。『91』の場合、615kgまで耐えられるということですね。

    負荷能力

    インチアップの際に、荷重指数を無視して純正サイズで指定されていた数字を下回るタイヤを装着してしまうと、車を支えられる力が足りなくなってしまいます。

    荷重指数が足りないと、タイヤの損傷、最悪の場合は走行中にバーストしてしまう可能性があるので、注意してください。

    負荷能力表

    各サイズの代表的な荷重指数を表にしたので、こちらでインチアップ先の荷重指数(LI)が純正荷重指数(LI)を下回らないかどうか確認してください。

    ※タイヤのパターンにより異なる場合があります。正確な指数はメーカーHPまたは当店までお問い合わせください。()内がLIです。

    13インチ 14インチ 15インチ
    155/65R13(73) 155/55R14(69)
    165/55R14(72)
    165/50R15(73)
    145/80R13(75) 155/65R14(75) 165/55R15(75)
    165/50R15(73)
    155/80R13(79) 165/70R14(81) 175/60R15(81)
    185/60R15(84)
    185/55R15(82)
    155/80R13(79) 175/65R14(82) 185/55R15(82)
    175/65R15(84)
    185/65R15(88)
    195/65R15(91)
    195/65R15(91)
    16インチ 17インチ 18インチ
    165/45R16(74)
    165/40R16(70)
    165/40R17(73)
    165/50R16(75)
    165/45R16(74)
    165/40R17(73)
    195/50R16(84)
    195/45R16(80)
    195/40R17(81)
    205/40R17(80)
    205/40R17(84XL)
    195/45R16(80)
    195/50R16(84)
    195/40R17(81)
    205/40R17(84)
    175/60R16(82)
    185/55R16(83)
    205/45R17(84)
    195/55R16(87)
    205/50R16(87)
    205/45R17(84)
    215/45R17(83)
    215/45R17(87XL)
    195/60R16(89)
    205/55R16(89)
    205/55R16(91)
    205/50R17(89)
    205/50R17(93XL)
    215/50R17(91)
    215/45R17(87)
    215/45R17(91XL)
    215/45R18(89)
    215/45R18(93XL)
    215/40R18(85)
    225/40R18(88)
    225/40R18(92XL)
    195/60R16(89)
    205/55R16(89)
    205/55R16(91)
    205/50R17(89)
    205/50R17(93XL)
    215/50R17(91)
    215/45R17(87)
    215/45R17(91XL)
    215/45R18(89)
    215/45R18(93XL)
    215/40R18(85)
    225/40R18(88)
    225/40R18(92XL)
    215/65R16(98) 215/60R17(96) 215/55R18(95)
    235/50R18(97)
    225/50R18(95)
    215/60R16(95) 215/55R17(94) 225/45R18(91)
    225/50R18(95XL)
    19インチ 20インチ 21インチ
    215/35R19(85)
    225/35R19(84)
    225/35R19(88XL)
    245/40R19(94)
    245/40R19(98XL)
    245/35R20(91)
    245/35R20(95XL)
    225/40R19(89)
    225/40R19(93XL)
    235/35R19(87)
    235/35R19(91XL)
    225/35R20(88)
    225/35R20(90XL)
    235/30R20(88XL)

    195/65R15をインチアップする場合の例

    では、実際に195/65R15を例に、インチアップ後の荷重指数を見ていきましょう。

    サイズ LI 可否
    標準 195/65R15 91
    1インチ
    アップ
    205/55R16 91 問題なし○
    2インチ
    アップ
    205/50R17 89 91を下回るため×

    195/65R15の荷重指数(LI)は『91』。つまり、このタイヤを装着している車は荷重指数91を下回らなければOKということになります。=標準指数

    16インチの場合、標準サイズと荷重指数が同等のため問題ありませんが、17インチでは荷重指数が『89』。標準指数『91』を下回るため、不可となります。

    205/50R17の場合、同じサイズでエクストラロード規格(XL)があり、LIは『93』。この場合は91を上回るのでOKです。

    エクストラロード規格(XL)とは

    エクストラロード規格(XL)

    参考:ブリヂストン公式サイト

    エクストラロード規格(XL)とは、ヨーロッパのタイヤ規格(ETRTO)で、タイヤの内部構造を強化し、通常企画よりも高い空気圧を入れることができるタイヤのことです。

    高い空気圧を入れることができるので、負荷能力を増やすことができます。レインフォースド(RFD)規格とも言われたりします。

    インチアップで荷重指数が下がってしまう場合は、エクストラロード規格(XL)のタイヤを選びましょう。

    3つのタイヤ規格

    タイヤには、大きく分けて3つの規格があります。

    1.JATMA規格

    一般社団法人 日本自動車タイヤ協会のこと。 国産メーカーのブリヂストン、ダンロップ、ヨコハマ、トーヨータイヤ、ミシュランはこの規格です。 空気圧の最大は、240kPa。

    2.ETRTOスタンダード規格

    ヨーロッパタイヤはこの規格です。タイヤの側面に「E」マークがあります。 空気圧の最大は、250kPa。

    3.ETRTOレインフォースド(RF)・エクストラロード(XL)規格

    耐荷重性能を強化したタイヤです。RFもXLも意味は同じです。空気圧の最大は、290kPa。
    ※国産メーカータイヤでもRF・XLであればETRTO(XL・RF)規格で見ます。

    3.正しい空気圧で使用する

    正しい空気圧で使用する

    空気圧は、先程説明した「荷重指数」と関係しています。インチアップをするとタイヤの厚みが薄くなる(低偏平タイヤ)ので自動的にタイヤ内部の空気も少なくなります。

    低偏平タイヤ

    したがって、インチアップ後のタイヤの空気圧は標準タイヤに比べると大幅に減っている=タイヤの耐久力(耐荷重)が落ちているということになります。

    低偏平タイヤはタイヤのたわみが少ない分、見た目での空気圧の変化がわかりにくいので、必ずエアゲージを使って数値で確認してください。

    耐荷重を無視して走行していると、バースト・偏摩耗・操縦安定性の低下に繋がります。

    そのため、荷重指数を無視せずに、きちんと適正値の空気を入れ、定期的に空気圧点検を行いましょう。

    インチアップ時の空気圧の調べ方

    タイヤの耐久力(耐荷重)は、適正な空気圧が入って初めて発揮されます。適正空気圧の調べ方の手順は以下の通りです。

    用意するデータ
    純正タイヤサイズ 195/65R15(91)
    指定空気圧 210kPa
    インチアップ後の
    タイヤサイズ
    215/45R17(XL91)
    インチアップ後の空気圧を調べる手順
    内容
    1 純正サイズでの最大不可能力を調べる 195/65R15の場合は91
    2 JATMA規格で純正サイズで指定空気圧を入れた時の最大不可能力を調べる。 JATMA規格より、荷重指数91での210kPaでの最大負荷能力は570kg。
    3 インチアップ後の荷重指数で、最大負荷能力570kgを満たす空気圧を、JATMA規格またはETRTO規格(XLタイヤの場合)より調べる。今回はXLタイヤを使用するのでETRTO規格を確認。 215/45R17(XL)の荷重指数は91。負荷能力570kgを満たすためには270kPaの空気圧が必要ということがわかる。

    車両指定空気圧は、運転席側のドア付近あるいは給油口等に貼付された空気圧表示シールに記載されています。

    空気圧の位置はこちら

    参考:ダンロップのHP

    インチアップ後の空気圧を調べる便利ツール

    細かく空気圧の調べ方を説明しましたが、実はインチアップ後の空気圧を簡単に調べることができる、ブリヂストンの『空気圧検索システム』という便利なページがあります。

    調べ方はとても簡単で、純正サイズとインチアップ後のタイヤサイズを入れるだけでOKです。

    空気圧検索システムの使い方

    例として、純正サイズ195/65R16(91)のタイヤを205/50R17(93)にインチアップの場合、260kPaが推奨空気圧だということがわかります。

    ブリヂストン|空気圧検索システム

    4.ホイール・車体の干渉に注意する

    ホイール・車体の干渉に注意する

    タイヤサイズの変更では、変更後のタイヤが操作時、走行時にフェンダー等と干渉してはいけません。インチアップをしたタイヤホイールは、タイヤの幅が変わっているため、車体の各部へ当たってしまう可能性があるので十分注意しましょう。

    ホイールの干渉は、運転中ハンドルをきった際にタイヤを削ってしまい、大変危険です。

    実際にハンドルを全開に切った状態でも干渉していないかどうかしっかり確認しましょう。

    5.はみ出さないようにする

    はみ出さないようにする

    タイヤ、ホイールは車体からはみ出してはいけません。純正サイズ以外のタイヤを装着する場合は注意しましょう。

    ホイールもタイヤ同様にサイズがあります。わかりやすい所でいうと、ナットで取り付ける穴数(4穴~6穴、マルチなど)、リム径(タイヤサイズが195/65R15→リム径は15、215/45R17→リム径は17など)、ホイールの取り付け面(インセット、ゼロセット、アウトセット)などです。

    これらはプロにおまかせした方が無難です。
    大手のネットタイヤショップは、購入時に車種情報から適合ホイールしか買えないようになっていたり、車種情報からマッチング(タイヤ外径、ホイール径、リム幅、タイヤハウス内での干渉などの条件をクリアして車に適合させること)済の商品を配送してくれる所もあります。

    タイヤワールド館ベストではホイールセットの場合、専門のスタッフがマッチングしております。車種選択画面でお間違いのないように愛車をお選びください。

    タイヤのはみ出し許容はタイヤのみ10mm未満

    タイヤのはみ出し許容はタイヤのみ10mm未満

    はみ出しタイヤに関しては、道路運送車両の保安基準 第178条 2項、及び~1号で規定されています。

    この規定では、歩行者などの安全のために、ホイールの中心から上側が前30度・後50度の範囲内がフェンダー内に収まっている必要があると定められています。

    平成29年6月より、上記の部分でも10mm未満であれば、タイヤのはみ出しを認めるように法改正されましたが、これはあくまでタイヤ部分のみです。ホイール部分ははみ出してはいけません。

    はみ出しが認めらているのは、タイヤ側面にある、タイヤサイズなどを指すラベリングと、ホイールリムを保護するためのリムガードです。

    ホイールはもちろん「ナット」などもはみ出しNGなので、ツライチを目指す際はぜひ気をつけてくださいね。

    インチアップのメリット・デメリット

    インチアップのメリット・デメリット

    インチアップをする際の注意点を詳しくみてきましたが、インチアップのメリット・デメリットもしっかり確認しておきましょう。

    ルックスの向上だけでなく、走行性能にもメリットを発揮するインチアップ。
    それぞれご説明します。

    インチアップのメリット

    インチアップの主なメリットは以下の3つです。

    ・見た目がカッコ良くなる
    ・ハンドリングが向上する
    ・グリップ・ブレーキング性能が上がる

    見た目がカッコ良くなる

    インチアップをすることでホイールが大きくなり、見た目がカッコよくなります。インチアップする理由として最も多いのが、このメリットを求めてだと思います。

    ホイールによっては大きいサイズ展開しかない場合もあるので、インチアップをすることで好みのアルミホイールを履くことができるようになります。

    ハンドリングが向上する

    インチアップを行うとタイヤのサイドウォールが薄くなり幅も広がります。その結果タイヤがヨレにくくなるため、操舵に対するレスポンスが良くなります。クイックなハンドリングが好みの人にとってはメリットとなることでしょう。

    グリップ・ブレーキング性能が上がる

    タイヤの扁平率が下がるとタイヤが薄くなり幅が広くなります。タイヤの幅が広くなるとグリップ力が上がり、与えた荷重に対してのステアリング反応が良くなります。

    また、タイヤの厚みが薄くなるとたわみが少なくなるので、コーナリングやブレーキング、発進時のトラクション性能が向上します。

    さらに、ホイールが大きくなるため、走行中にホイール内に空気が送り込まれ、ブレーキ自体が適度に冷やされ、熱による制動力の低下などを防ぐことも出来ます。

    制動力の向上は、安全な運転にも大きく貢献します。

    インチアップのデメリット

    インチアップでよく言われるデメリットは以下の3つです。

    ・乗り心地が悪化する
    ・燃費が悪くなる
    ・タイヤ代が高くなる

    乗り心地が悪化する

    インチアップを行うと、タイヤのサイドウォールが薄くなるため、タイヤのたわみが少なくなり路面から受けるショックが大きくなってしまいます。
    また、タイヤの幅が広くなることで、ロードノイズも気になる場合があります。

    また、タイヤ内のたわみが少なくなることで、ハンドルが重い、わだちでハンドルが取られやすくなる、と感じる方もいるようです。
    操作面での不安がある方は、インチアップは控えたほうがよいでしょう。

    燃費が悪くなる

    タイヤが幅広くなり接地面積が増えると転がり抵抗が増加するため、燃費が悪化します。タイヤ自体も転がり抵抗が大きい銘柄であった場合、よりその傾向は強くなるでしょう。

    さらに、ホイールの大径化で重量が増すため、エネルギーのロスによっても燃費が悪化します。

    転がり抵抗とは、ものを転がすためにかかる力のことです。進行方向とは逆方向きに働き、摩擦力に近いイメージです。

    インチアップ時は、目安として1Lあたり5~20%くらい燃費が悪化すると考えておきましょう。

    タイヤ代が高くなる

    タイヤは大きいサイズになるほど、材料費や流通量の関係で高価になる場合が多いです。インチアップをすると必然的に扁平率の低いタイヤになるので、タイヤ代金がアップすることも考慮しましょう。

    主なタイヤサイズのインチアップ早見表

    主なタイヤサイズのインチアップ早見表

    さて、詳しくインチアップについて説明してきましたが、これらの条件をクリアした一般的なインチアップのサイズというものがあります。インチアップ初心者はこちらの表から選びましょう!

    緑を純正サイズとして、+1インチアップはベター、+2以上のインチアップは自己判断でお願いします。

    コンパクトカー ミニバン ミニバン(大)
    14インチ
    155/65R14 165/70R14
    15インチ
    165/55R15
    175/65R15
    195/65R15
    16インチ
    165/45R16
    195/50R16
    205/55R16
    215/65R16
    165/50R16
    17インチ
    195/45R17
    215/45R17
    215/60R17
    205/50R17
    18インチ
    215/40R18
    235/50R18
    215/45R18
    19インチ
    225/30R19
    245/45R19
    225/35R19
    20インチ
    245/40R20

    インチアップの相談はタイヤワールド館ベストにおまかせ

    インチアップの相談はタイヤワールド館ベストにおまかせ

    インチアップは簡単そうですが、初心者には以外と難しいものです。しかし、難関を超えれば世界に一つだけの自分だけの車の完成します。

    細かいところを考え抜くことで、見た目がかっこいいことはもちろん、安全で安心なドライブをすることができます!ぜひ意識してみてください。

    車種によってサイズはバラバラなので、ご自身で調べるのはちょっと…という方はぜひご相談ください。各店スタッフが分かりやすく、お客様に合った商品をご提案させていただきます!

    店舗一覧

    もちろん、当社オンラインショップでも対応可能ですので、ぜひインチアップの検討もしてみてくださいね。

    泉八乙女店
    泉八乙女店
    TEL: 022-773-2811
    住所:仙台市泉区上谷刈1-6-1
    アクセス:仙台北環状線沿い
    営業時間:10:00~19:00

    キーパープロショップ

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    自分でホイールはリペア(修理)・補修できる?DIYの方法や費用も解説!

    大切に履いていたホイールを思いっきり傷つけてしまった…

    そんなときは、「自分で直せないかな?」「専門業者に直してもらうべきかな?」と迷ってしまいますよね。

    ホイールのキズ・サビ・歪み等をホイールを買い替えずに再生修復するサービスは、ホイール修理、修正、補修、ホイールリペアなどと呼ばれています。

    ホイール修理は傷等の内容により修理工程が異なり、修正して使用できる状態にする、プロの高度な技術と機材を必要とする作業の一つです。

    当記事では、ホイールを自分で修理(リペア)・補修できるか、どんなときに専門業者に依頼すべきかを解説していきます。

    大切に履いていたホイールを傷つけてしまった…と落ち込んでいる方、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

    症状別|ホイールを自分で修理(リペア)・補修できる?

    ホイールを自分で修理(リペア)・補修できる?

    ホイールのダメージは主にガリ傷、サビ、歪みの3つに分けられます。

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    ホイールについたガリ傷

    ホイールについたガリ傷

    ホイールについたガリ傷は、酷いものでなければ自分で補修できます。

    ガリ傷とは削り傷のことです。少し傷ついた程度なら、自分で削って補修すれば問題なくホイールを使い続けることができます。

    しかしながら、放置するとホイールのクラックにつながったり、サビの原因になったりするので、小さいうちに補修してしまいましょう。

    ガリ傷からクラックやサビに発展してしまった場合は、専門業者に修理を依頼することをおすすめします。

    ガリ傷の原因

    ガリ傷は主に、車の走行中や駐車時に縁石などに接触した際にできますが、タイヤが引っ張られてリムが突出しているもの(太いホイールに適正サイズより細いタイヤが装着されたもの)は、特に傷つくリスクが高くなります。

    ガリ傷の予防方法

    ガリ傷から守る方法のひとつとしてホイールコーティングが有ります。コーティングをしている分、軽度のスリ傷であれば、ホイール本体まで到達する傷にはならない可能性が高くなります。

    ホイールのサビ

    ホイールについたガリ傷

    スチールホイールは経年劣化により錆びることもあります。アルミホイールは錆びにくいと言われていますが、こちらもアルミと表面のクリアー塗装の間に錆が侵食し、ミミズがはったような状態になる白サビと呼ばれるカビが生じることもあり、注意が必要です。

    ホイールの白サビ

    白サビ写真参考:(有)オートサービス西

    スチールホイールに付く軽いサビ(赤錆)なら、スポンジに洗剤をつけて擦れば落とせます。

    しかし、白サビが発生してしまったら自分で直すのはかなり難しい上に、完全に元通りにできる保証もないため、専門家に見てもらうことをおすすめします。

    サビの種類 発生するホイール材質 リペア方法
    赤錆 スチールホイール 擦ったり削ったりすれば比較的簡単に落とすことができる
    白錆 アルミホイール 面のクリア塗装の中にサビが入ってしまっているので、補修は難しい

    サビの原因

    錆びの原因としては融雪剤、ブレーキダスト、洗車した際の洗剤の洗い残しが紫外線と反応する事による劣化等が考えられます。特に傷付いたホイールは症状が出やすいでしょう。

    多少のサビは、走行には問題ありませんが、錆びが酷くなると腐食に繋がり塗装がはがれタイヤとホイールの圧着面から空気が抜けたり、ナットホールのサビによる腐食でナットが適正トルクで締め付け出来ずナットが緩むなどの支障がでてきます。

    またブレーキダストに含まれる鉄分を放置しておくとその鉄分が錆びてしまい、徐々にホイールに浸透する事でホイールのサビ、腐食の原因になります。

    冬の融雪剤だけでなく、車を動かしブレーキを踏む限りこの要因は消せませんので、サビのリスクは常に抱えていることになります。

    サビの予防方法

    錆の予防としては、洗浄を怠らないことです。特に外車はブレーキダスト量が多いので特にこまめな洗浄が必要です。またホイールコーティングする事で塩害、ブレーキダストのダメージを軽減する事も出来ます。

    ホイールの歪み

    ホイールの歪み

    写真参考:NIKKO P WATANABE

    ホイール歪みの原因

    ホイールが変形して歪んでしまう原因の多くは、走行中のホイールに大きな衝撃が加わったことであると考えられています。段差や窪みにタイヤが落ちたなどの場合が多く、また扁平タイヤ(厚みの無いタイヤ)を履いている場合はクッション性が落ちるので特に歪みやすいと考えられます。

    歪んだホイールはなるべく早く修理しよう

    歪んだホイールは大変危険です。目に見えて歪んでいる状態は判別しやすいですが、特に問題ないように見えても実は、全体にわたり歪んでいることもあります。

    歪んだまま走行すると、タイヤの揺れやハンドルのぶれなど運転中に影響が出てしまいます。

    ホイールのバランスが崩れる事でタイヤの片寄った摩耗やエア漏れの原因ともなり、タイヤの寿命が短くなるほか、パンクやスリップといった事故の原因になる場合もありますので、ホイールの歪みが発覚したら速やかに修理してもらいましょう。

    歪んでしまったホイールを自分で直すのは難易度が高すぎるため、専門業者に修理を依頼することをおすすめします。

    ホイール歪みの予防方法

    ホイール歪みの対策は、運転の際に段差、窪み、落下物等に注意するしかありません。衝撃を与えないように安全運転を心がけましょう。

    ホイールを早めに修理(リペア)・補修したほうがいい2つの理由

    ホイールを早めに修理(リペア)・補修したほうがいい2つの理由

    ホイールの歪みや、傷を発見した場合は、早めに修理をしましょう。

    主な理由は以下の2つです。

    1. 走行中にトラブルを引き起こす恐れがある
    2. 見栄えを損なう

    詳しくみていきましょう。

    理由1.走行中にトラブルを引き起こす恐れがある

    ホイールのダメージを放置して走り続けると、走行中にトラブルを引き起こす可能性があり、大変危険です。

    たとえば、ホイールとタイヤが接触しているリム部分に看過できない程度の傷があると、そこから少しずつ空気が漏れ、左右のタイヤのバランスが狂ってしまう原因になります。
    ホイールは走行性に影響を与える重要なパーツなので、ダメージが生じていたらできるだけ早くメンテナンスしましょう。

    理由2.見栄えを損なう

    アルミホイールをドレスアップ目的で選んでいる方にとって、ホイールが傷ついたことで見栄えを損なうのは問題になりがちです。

    車のホイールは車の印象を左右する重要なパーツでもあり、傷があると大切な車を無頓着に扱っているように見えてしまいます。

    ドレスアップ用のパーツとしてホイールを大切にしたいなら、シートタイプのクリーナーを常備して、こまめにメンテナンスするようにしましょう。

    ホイール修理の費用相場は?

    ホイールの修理(リペア)・補修費用の相場は?

    ホイール修理の費用相場のポイントは以下のとおりです。

    ・ガリ傷をプロに依頼すると補修費用の相場は8,000〜20,000円
    ・ガリ傷を自分で直せば約5,000円以内でおさまる
    ・歪んだホイールの修理(リペア)費用は1本1万5,000円〜

    また、専門業者に依頼する場合は、上記費用に追加して作業料金が別途かかる場合が大半(脱着代、タイヤとホイールのバラシ、組込み等)なので、まずは見積もりを取ることをおすすめします。

    修理内容 方法 相場
    ガリ傷 専門業者 8,000〜20,000円
    自分で 〜5,000円
    歪んだホイールの修理 専門業者 15,000円/1本〜

    ガリ傷を専門業者に補修依頼する場合の費用相場

    ガリ傷の補修費用の相場は8,000〜20,000円程度です。リム磨きで1本8,000円〜、部分ハイパー塗装で〜20,000円等、修繕内容によって値段が変わります。範囲、インチ数、カラーによっても価格が大きく変動しますので注意してください。

    また、19インチまでは20,000円以内でも、20インチ以上のタイヤは数千円単位で金額が高くなる等、サイズによって値段が変わる場合もあります。

    専門業者に相談して、ホイールによっては、修理と買い替えの値段が変わらない場合も…あまりにも高くなりそうなら新品交換も視野に入れましょう。

    上記の補修費用に加えて、タイヤの脱着等の作業料金が別途かかる場合があるので、忘れずに確認してください。

    ダイヤモンドカット等の加工が施されたホイールは修理(リペア)費用が高額に

    ダイヤモンドカットホイールを工場で直そうとすると、20,000〜50,000円と高額になる場合があります。

    ダイヤモンドカットホイールとは、CD盤面のように虹色の輝きを放つ、特殊加工仕上げの高級ホイールです。

    新品を作る際だけでなく、修理の際にも専用マシーンを使用して仕上げる必要があるため、高額になりがちです。

    ホイールを修理した後に新たにダイヤモンドカットし直すのは、新品を作る工程に近い修理方法になるので非常に難しく、修理を断られる場合もありますので、注意が必要です。

    ガリ傷を自分で直す場合の費用相場

    軽度のガリ傷は自分で補修できます。やすりで傷を削ってなめらかにした後、削った箇所にパテを塗って補修すれば、5,000円かからずに直すことも可能です。

    ただし、ガリ傷を削る工程で相当な体力と根気を要します。コーティングをはがして素材が出てくるまでに2時間、ガリ傷を削るだけで6時間かかったという事例も。

    自分でやりたくないと思ったら業者に任せてしまうのがおすすめです。

    歪んだホイールを専門業者に補修依頼する場合の費用相場

    歪んだホイールの修理費用は、変形具合にもよりますが、基本的には専門業者に依頼することになるので、1本15,000円〜が目安です。

    こちらも修理費用に加えて、タイヤの脱着等の作業料金が別途かかる場合があるので、忘れずに確認してください。

    歪みの状態や、塗装と一緒に修理する場合などにより価格が変わりますので、一度見積りに出してみると良いでしょう。

    ホイールのガリ傷を自分で修理(リペア)・補修する方法5ステップ

    ホイールのガリ傷を自分で修理(リペア)・補修する方法5ステップ

    ホイールのガリ傷を自分で補修する方法を5ステップで解説します。

    1. マスキング
    2. やすりで傷を削る
    3. パテ盛り
    4. 表面仕上げ
    5. 塗装

    順番に見ていきましょう。

    手順1.マスキング

    修繕する前に、やすりで削る際に補修部分以外を傷つけてしまわないように、マスキングテープでカバーします。

    ガリ傷周辺のタイヤゴム部分とアルミホイールの内側にマスキングテープを貼ると、うっかり削ったり、パテや塗料を塗ってしまうのを防げます。

    手順2.やすりで傷を削る

    ガリ傷を紙やすりで平らに削っていきます。

    やすりは4種セットになっている耐水サンドペーパーセットMがおすすめです。
    はじめは粗いやすりを使って磨き、だんだん細かいものに変えていくときれいに仕上がります。

    この工程はかなり時間と体力と根気を要するため、気合を入れて頑張りましょう。

    手順3.パテ盛り

    手順3-1.脱脂

    パテを塗る前に、必ずシリコンオフで脱脂しましょう。
    パテ補修する部分に油分が残っていると、せっかく塗ってもはがれ落ちてしまいます。

    手順3-2.アルミパテ

    脱脂したらアルミパテの主材と硬化剤をしっかり練ってパテヘラで塗ります。
    このとき主材と硬化剤がうまく混ざり合っていないと硬化しない場合があるため、混ざったと思ってからプラス30回は練りましょう。

    手順3-3.硬化

    補修したい部分にアルミパテを少し盛り上げ気味に塗ったら、マスキングテープをはがして硬化するのを待ちます。
    硬化するまでに、気温20度で約2時間、完全硬化は約12時間かかります。
    硬化する前に次の作業を行うと、せっかく盛ったパテが痩せてしまい、思ったとおりの仕上がりにならないので、気長に待ちましょう。

    手順4.表面仕上げ

    アルミパテが硬化したら、やすりで表面を整えましょう。
    傷付くのを防ぐために、ホイールの内側にもう一度マスキングテープを貼って作業するのがおすすめです。
    ここでも粗いやすりから、だんだん番数を上げてなめらかに仕上げます。

    手順5.塗装

    表面がきれいに仕上がったら、仕上げに塗装します。
    その前に、もう一度ホイールを洗浄と油分の除去をしておくと、塗料の持ちが良くなります。
    塗料はホイールカラーに合ったものを選んで塗りましょう。

    ホイールのサビを修理(リペア)・補修する方法

    ホイールのサビを修理(リペア)・補修する方法

    ホイールのサビを補修する方法を説明します。
    軽度のサビなら洗浄剤をスポンジに含ませて擦れば落ちますが、ひどいものはコンパウンド入りのものでないと対処できません。

    対処法を誤るとホイールを補修するつもりが、余計に傷つけてしまうことになりかねないため、注意しましょう。

    アルミホイールがサビ、腐食してしまった場合のDIYでの補修はかなり困難です。腐食は塗装の下のアルミ部分で起きているため、補修、除去するためには塗装を落とし、さらに腐食したアルミを磨かなければなりません。しかも腐食したアルミを磨いても、腐食の進行度合いにより完全に元通りになるかどうかはわかりませんので、アルミホイールのサビは専門業者に依頼することをおすすめします。

    軽度のサビはスポンジに洗剤をつけて擦れば落とせる

    軽度のサビなら、スポンジに洗浄剤をつけて擦ると落とせます。
    シュアラスターのホイールクリーナーなら、スポンジ付きで販売しているため別途用意する必要がありません。

    少し錆びてしまった程度なら、ホイールクリーナーで補修してみましょう。
    それで対処できなければ、コンパウンド入りの洗浄剤を使います。

    重度のものはコンパウンドを使用

    スポンジで軽く擦っても取れないレベルのサビなら、コンパウンド(研磨剤)入りの洗浄剤を使用します。

    磨き剤は、ブルーマジック・メタルポリッシュクリームなどもおすすめです。

    ホイールのサビを修理(リペア)・補修する方法

    ブルーマジックはコーティング剤も兼ねているので、サビを落とした後にコーティング剤を塗って素材表面を保護する手間が省けます。

    手入れ方法を誤るとホイールを傷つける原因に

    ホイールのサビを自分で磨いて取る場合は、必ずコーティングを行いましょう。

    ホイールの表面を削ると、素材がむき出しの状態になります。そのまま放置すると再びサビが発生したり、ホイールの内部に悪影響を及ぼしたりします。

    また、アルミホイールに特有の「白サビ」が発生してしまったら、自分で対処するのは難しいため専門業者に修理をお願いしましょう。

    ホイールの歪みを修理(リペア)・補修する方法

    ホイールの歪みを修理(リペア)・補修する方法

    ホイールに歪みが生じたら、専門業者にホイール専用修正プレス機で修理してもらいましょう。こちらは専用の機械が無いと修理は難しく、DIYでの作業は基本難しいものとお考え下さい。

    ホイールの歪みはハンマーで修理できる?

    ホイールの歪みを修理(リペア)・補修する方法

    ホイールの歪みをハンマーで叩いて直すのは推奨できません。エアーが漏れなければOKと考える方もいますが、大丈夫そうに見えても高速道路でブレがでて、事故の原因になってしまう場合もあります。

    下手に叩くとクラックが入る恐れもあるので、ホイールの歪みを自分で修理するのはやめておきましょう。

    専門業者にホイール専用修正プレス機で直してもらうのがおすすめ

    ホイールが歪んでしまったら、専門業者にホイール専用修正プレス機で直してもらいましょう。

    曲がった箇所をプレス機で修正し、ダイアルゲージで真円度を計りながら走行可能な状態に戻す作業をしてもらいます。

    1mmのズレも許されないシビアな修理で、初心者には到底まねできない職人芸です。
    ホイールの歪みは走行に支障が出てしまう重大なダメージなので、専門業者にお願いしてきちんと直してもらいましょう。

    ホイールをリペアすべき?新品に交換すべき?判断ポイント

    ホイールを修理(リペア)・補修すべき?新品に交換すべき?

    ホイールのダメージ具合によっては、修理をあきらめて新品交換したほうがいい場合もあります。判断ポイントは以下の2つです。

    ・純正ホイールなら買い替えのほうが得をする場合が多い。ただし、1本単位で購入できるならそれがベスト
    ・社外品ホイールは廃盤やセット販売が基本なので修理した方がメリットが大きい

    純正ホイールなら買い替えのほうが得をする場合が多い

    純正ホイールなら、修理に出すより新品を買ってしまったほうがお得かもしれません。

    ただし、社外品より手軽で安く買えることから、純正ホイールを1本単位で購入可能な場合は、修理よりコスパがいいことがあります。

    リペア前に修理費用とホイール1本の購入費用を比べて検討しましょう。

    社外品ホイールは修理したほうがメリットが大きい

    社外品のホイールを使用しているなら、修理したほうがいい場合が多いです。

    なぜなら、使用しているホイールが廃版になってしまった、4本セットしか売っていない等、買い替えのハードルが純正より高めになるケースが多いからです。

    中古品で安く買い換えられるものが見つかればいいですが、1本だけの交換が難しいようなら修理を依頼しましょう。

    ホイールの修理・補修が難しいようであれば購入を検討しよう

    ホイールの修理・補修が難しいようであれば購入を検討しよう

    ホイールは見栄えだけでなく走行性に関わる大切なパーツです。傷や歪み等のダメージを見つけたらできるだけ早く直しましょう。

    ただし、修理・補修には時間もお金もかかるため、いっそ買い換えてしまったほうがいい場合も多々あります。

    たとえば、ホイールのガリ傷が悪化して白サビがひどくなって修理に多額の費用を払うなら、新品のホイールに買い替えた方がよいでしょう。

    自分で判断できず不安に思っているようなら、一度専門家に相談してみるのがおすすめです。修理すべきか交換すべきか、プロの目線で判断してもらえます。

    また高級ホイールの中には、購入時にサポート会員に登録すると、数年のサポートが付帯しリムの部分が通常価格より安く交換できる場合もあるので、購入の際にはぜひ確認してみてください。

    新品への買い替えの場合はタイヤワールド館ベストがおすすめです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約3,200の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    日頃から点検して、少しでもホイールの不調を見つけたら、修理を検討し、安全なカーライフを送ってくださいね。