最終更新日 2026年3月4日
タイヤの値上げが続いています。
近年は原材料価格や物流費、エネルギーコストの上昇などの影響により、国内外のタイヤメーカーで価格改定が相次いで発表されています。実際に2025年も複数メーカーが値上げを実施し、平均5〜8%前後の価格改定が行われました。
さらに2026年も海外メーカーを中心に値上げの発表が見られ、タイヤ価格は今後も動向に注意が必要な状況です。
この記事では、主要タイヤメーカーの値上げ率や実施時期などの最新情報をまとめました。
タイヤの購入や交換を検討している方は、値上げのタイミングを見逃さないようぜひ参考にしてみてください。
タイヤはなぜ値上げされるのか
近年、タイヤの価格は継続的に値上がりしています。主な原因は以下のとおりです。
- ● 天然ゴムなど原材料価格の上昇
- ● 原油価格の高騰(合成ゴム・輸送コスト)
- ● 電力・ガスなどエネルギー価格の上昇
- ● 世界的な物流コストの増加
タイヤメーカー各社はコスト削減などの企業努力を行っていますが、原材料や輸送費の上昇を吸収することが難しく、価格改定が実施されています。
2026年国内メーカー別の値上げまとめ

2025年は国内主要メーカーが価格改定を発表しています。
| メーカー | 値上げ時期 | 値上げ率 |
|---|---|---|
| ブリヂストン | 2025年6月(夏) / 9月(冬) | 6〜8% |
| ヨコハマタイヤ | 2025年6月 / 9月 | 5〜8% |
| ダンロップ | 2025年4月 | 約6% |
| トーヨータイヤ | 2025年6月 / 9月 | 最大10% |
2024年は大きな値上げがなかったものの、2025年は原材料価格の上昇などを理由に主要メーカーが価格改定を実施しました。
ブリヂストン
乗用車用・トラック用タイヤともに、数%〜10%前後の価格改定が実施されています。
- 2023年:価格改定を実施
- 2024年:大きな価格改定なし
- 2025年:価格改定(6〜8%値上げ)
最新の値上げ情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 国内市販用タイヤ(夏/冬)、チューブ、フラップ |
| 値上げ率 | 6~8%(各商品グループ平均) ※商品により改定率が異なります |
| 値上げ時期(夏) | 2025年6月1日(日) |
| 値上げ時期(冬) | 2025年9月1日(月) |
ダンロップ・ファルケン(住友ゴム)
ダンロップ・ファルケン(住友ゴム)はトラック・バス用、農業機械用タイヤなどで8%、乗用車用タイヤなどで6%の値上げをすると発表しています。
- 2023年:価格改定を実施
- 2024年:大きな価格改定なし
- 2025年:価格改定(約6%)
最新の値上げ情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 国内市販用タイヤおよびチューブ・フラップ |
| 値上げ率 | 生産財系商品(トラック・バス用、農業機械用タイヤなど) 8% 消費財系商品(乗用車用タイヤなど) 6% |
| 実施時期 | 2025年4月1日 |
ヨコハマタイヤ
ヨコハマタイヤは、2023年は大きな値上げがなかったものの、2025年に再び値上げが発表されています。
- 2023年:価格改定を実施(平均7%)
- 2024年:大きな価格改定なし
- 2025年:価格改定を発表(5〜8%値上げ)
最新の値上げ情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 国内市販用タイヤ全品種(夏、冬、オールシーズン) チューブ・フラップ |
| 値上げ率 | 5~8%(品種により改定率は異なります) |
| 夏用タイヤ、チューブ・フラップ | 2025年6月1日(日) |
| 冬用タイヤ、オールシーズンタイヤ | 2025年9月1日(月) |
トーヨータイヤ・ニットータイヤ
トーヨータイヤ・ニットータイヤは2025年6月から国内市販用タイヤの価格を最大10%程度値上げしています。
- 2023年:価格改定を実施
- 2024年:大きな価格改定なし
- 2025年:価格改定(最大10%値上げ)
最新の値上げ情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 国内市販用タイヤ全商品、チューブ、フラップ |
| 値上げ率 | 最大10% |
| 夏用タイヤ、チューブ・フラップ | 2025年6月1日(日) |
| 冬用タイヤ、オールシーズンタイヤ | 2025年9月1日(月) |
2026年海外メーカー別の値上げまとめ

海外タイヤメーカーでも、原材料価格の上昇や物流費・エネルギーコストの高騰を背景に、近年は価格改定(値上げ)が続いています。
日本国内で販売されている輸入タイヤも同様に、国内代理店やメーカー発表に基づき価格改定が実施されています。
2025年は、ピレリ・コンチネンタル・ミシュランなどの主要メーカーが価格改定を発表しており、平均で約5%前後の値上げとなっています。
さらに、ピレリやコンチネンタルでは2026年の価格改定も発表されており、原材料価格や輸送コストの上昇を背景に、今後も価格改定が続く可能性があります。
国内メーカーと同様に、海外メーカーでもコスト上昇への対応として価格改定が行われている状況です。
タイヤ購入を検討している場合は、価格改定のタイミングやシーズン前の需要増加も考慮して、早めの購入を検討するのも一つの方法といえるでしょう。
| メーカー | 値上げ時期 | 値上げ率 |
|---|---|---|
| ピレリ | 2026年4月 / 7月 | 平均5% |
| ハンコック | 2025年4月 | 平均5% |
| コンチネンタル | 2026年3月 / 7月 | 平均5% |
| ミシュラン・BFグッドリッチ | 2025年2月 | 平均5〜8% |
海外メーカーのタイヤは、為替や物流コストの影響を受けやすいため、国内メーカーと同様に定期的な価格改定が行われる傾向があります。
ピレリ
ピレリは2026年2の値上げが2月に発表されました。
- 2023年:価格改定を実施
- 2024年:一部スタッドレスタイヤ値上げ
- 2025年:平均5%値上げ(2025年3月1日)
- 2026年:平均5%値上げ(2025年4月1日)
最新の値上げ情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 乗用車、SUVタイヤ、モータースポーツタイヤ、二輪タイヤ、スクータータイヤ |
| 値上げ率 | 平均5% |
| 夏・オールシーズン・モータースポーツタイヤ | 2026年4月1日 |
| 冬用タイヤ | 2026年7月1日 |
ハンコック
ハンコックは2025年4月より「平均5%」値上げされます。
- 2023年:価格改定を実施
- 2024年:大きな価格改定なし
- 2025年:平均5%値上げ(2025年4月1日)
最新の値上げ情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 国内市販用タイヤ全商品(夏タイヤ・冬タイヤを含む) |
| 値上げ率 | 平均5%(商品によって異なる場合があります) |
| 適用時期 | 2025年4月1日 |
コンチネンタル
コンチネンタルは夏用タイヤ・オールシーズンタイヤは2026年の3月1日より、スタッドレスタイヤは2026年7月1日より値上げするという発表がありました。
- 2023年:価格改定を実施
- 2024年:一部スタッドレスタイヤ値上げ
- 2025年:平均5%値上げ
- 2026年:平均5%値上げ
最新の値上げ情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 乗用車用タイヤ、トラック用タイヤ、バイキング、ギスラベッド、ゼネラルタイヤブランド |
| 値上げ率 | 平均5%(改定率は商品、サイズにより異なります) |
| 夏用タイヤ・オールシーズンタイヤ | 2026年3月1日 |
| 冬用タイヤ | 2026年7月1日 |
ミシュラン・GFグッドリッチ
ミシュラン・BFグッドリッチブランドは2025年2月1日より平均5%~8%値上げすると発表がありました。
- 2024年:価格改定を実施
- 2025年:平均5〜8%値上げ(2025年2月1日)
最新の値上げ情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 乗用車、ライトトラック用、トラック、バス用タイヤ、 チューブ・フラップ |
| 値上げ率 | 平均5%~8% ※商品により改定率が異なります。 |
| 値上げ時期 | 2025年2月1日 |
タイヤは値上げ前に購入するのがおすすめ

タイヤの価格改定は、メーカーによって年1回〜複数回行われることがあります。近年は原材料価格や物流コストの上昇の影響もあり、国内外のタイヤメーカーで値上げが続く傾向にあります。
そのため、値上げ発表後やシーズン直前には駆け込み需要が増え、タイヤの在庫が少なくなったり、交換作業の待ち時間が長くなったりすることもあります。
タイヤは「購入」だけでなく「交換」も必要になるため、いつ準備するべきか迷う方も多いですが、値上げ前やシーズン前に早めに準備しておくことで、価格面や利便性の面でメリットがある場合があります。
とくにスタッドレスタイヤは、雪シーズン直前の11月〜12月にかけて交換が集中するため、少し早めのタイミングで交換することで次のようなメリットがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・タイヤ交換時の待ち時間が少ない ・新品タイヤの慣らし運転ができる ・予想外の雪でも安心して運転できる ・在庫切れやサイズ不足のリスクが低い ・セールなどでお得に購入できる場合がある |
| デメリット |
・走行距離が増える分、タイヤの摩耗がやや早くなる ・乾いた路面や雨の日にサマータイヤよりグリップが低い場合がある |
新品タイヤは装着後すぐに性能が最大になるわけではなく、一定距離の慣らし運転によって本来の性能を発揮しやすくなるとされています。
一方で、スタッドレスタイヤを早めに装着する場合には、上記のようなデメリットが挙げられることもありますが、これらは運転方法や使用状況によって大きく変わるため、実際には大きな問題にならないケースも多いです。
価格改定や繁忙期の混雑を避けるという意味でも、タイヤ交換を検討している場合は、値上げ前やシーズン前に早めに購入・交換しておくことをおすすめします。
スタッドレスタイヤは何月に交換する?
スタッドレスタイヤへの交換時期は、地域や気温によって異なりますが、一般的には雪が降る前のタイミングで交換するのが目安です。
例えば北海道では、例年の初雪が10月末〜11月頃に観測されることが多く、余裕を持って10月〜11月頃に交換するケースが一般的です。東北地方でも11月頃に交換する方が多くなります。
また、スタッドレスタイヤは雪だけでなく気温の低下による路面凍結にも対応するため、降雪を待つのではなく、冷え込みが強くなる前に準備しておくことが重要です。
スタッドレスタイヤを早めに交換するメリット・デメリット
| 項目 | メリット |
|---|---|
| 交換時の待ち時間が少ない | スタッドレスタイヤ需要のピークは北海道では11月、東北では11月中旬〜12月前半頃です。この時期はタイヤ交換の予約が取りにくく、店舗によっては待ち時間が長くなることもあります。早めに交換することで混雑を避けやすくなります。 |
| 慣らし運転ができる | 新品タイヤは装着後すぐよりも、一定距離走行した方が本来の性能を発揮しやすくなります。スタッドレスタイヤは60km/h以下で200km程度の慣らし走行が推奨されており、これによりタイヤの表面がなじみグリップ性能が安定します。 |
| 予想外の雪でも安心 | 急な寒波や降雪が発生することもあるため、早めに装着しておくことで突然の雪でも安心して運転できます。 |
| 在庫切れのリスクが低い | 人気サイズやモデルはシーズン直前に売り切れることがあります。10月頃は在庫が豊富で、タイヤの選択肢も多い傾向があります。 |
| お得に購入できる場合がある | 多くの販売店では9〜10月頃にスタッドレス早期販売キャンペーンが行われることがあり、前モデルなどが特価で販売されることがあります。 |
| 項目 | デメリット |
|---|---|
| 摩耗が少し早くなる | 装着期間が長くなる分、走行距離が増えタイヤの摩耗はやや早くなります。ただしスタッドレスタイヤは溝だけでなくゴムの硬化でも寿命が来るため、一般的な交換目安は3〜4年程度とされています。 |
| 雨の日は滑りやすい場合がある | スタッドレスタイヤは雪や氷の路面を想定した構造のため、濡れた路面ではサマータイヤよりグリップが低くなる場合があります。雨天時は早めのブレーキングを心がけると安心です。 |
スタッドレスタイヤは何°Cで交換する?
スタッドレスタイヤは「雪が降ったら交換する」と思われがちですが、実際には気温を目安に判断する方法もあります。
一般的な目安は、最低気温が7°C前後を下回る頃とされています。なぜなら、
この気温を境に、夏タイヤとスタッドレスタイヤの性能が逆転し始めるためです。
夏タイヤは気温が低くなるとゴムが硬くなり、路面とのグリップ力が低下します。一方、スタッドレスタイヤは低温でも柔らかさを保つゴムを使用しているため、寒い時期でも安定したグリップ性能を発揮します。
そのため、雪が降る前でも気温が下がり始めたタイミングでスタッドレスタイヤへ交換しておくことで、凍結路面や突然の降雪にも対応しやすくなります。
目安としては次のようなタイミングが参考になります。
- ● 最低気温が7℃前後を下回る日が増えてきた頃
- ● 初雪予想の約1か月前
- ● 朝晩の冷え込みが強くなってきた時期
例えば北海道では10月〜11月頃、東北では11月頃に交換するケースが多く、地域の気温や降雪時期を目安に準備しておくと安心です。
スタッドレスタイヤはいつまで履く?
スタッドレスタイヤは雪が降る前に装着することが重要ですが、春になったらいつ交換すればよいのか迷う方も多いです。
一般的には、路面の凍結の心配がなくなり、気温が安定して上がってきた頃が交換の目安とされています。
地域によって差はありますが、北海道では4月頃、東北では3月〜4月頃に夏タイヤへ戻すケースが多くなります。
スタッドレスタイヤは低温環境で性能を発揮するよう設計されているため、気温が高い状態で使用し続けるとタイヤが摩耗しやすくなります。
また、乾いた路面ではサマータイヤより制動距離が長くなる場合もあるため、雪や凍結の心配がなくなったタイミングで交換することが推奨されています。
目安としては次のようなタイミングが参考になります。
- ● 最低気温が7℃以上の日が増えてきた頃
- ● 路面凍結の可能性がほぼなくなった頃
- ● 春の気温が安定してきた時期
ただし、地域によっては4月でも雪が降る場合があるため、天気予報や地域の気候を確認しながら判断することが大切です。
スタッドレスタイヤの寿命はどれくらい?
スタッドレスタイヤの寿命は、主に「溝の深さ」と「ゴムの硬化」の2つで判断されます。
一般的に、新品のスタッドレスタイヤの溝の深さは約10mm程度あり、氷雪路で十分な性能を発揮できる目安は残り溝5mm前後とされています。
残り溝がこの水準を下回ると、雪道や凍結路でのグリップ性能が大きく低下するため、交換を検討するタイミングになります。
また、スタッドレスタイヤは溝の減りだけでなく、ゴムの硬化によっても性能が低下します。
ゴムが硬くなると路面への密着性が弱くなり、氷雪路での制動力やグリップ力が落ちてしまいます。
そのため、多くのタイヤメーカーでは使用期間の目安を次のように案内しています。
- ● 残り溝:5mm前後が交換の目安
- ● 使用年数:3〜4年程度が目安
- ● 保管状態や走行距離によって寿命は変わる
例えば、10月中旬から4月中旬までの約6か月間スタッドレスタイヤを使用した場合でも、一般的な年間走行距離であれば1シーズンあたりの摩耗は大きくありません。
ただし、タイヤはゴム製品のため、長期間使用すると硬化が進み性能が低下していきます。
溝が残っていても使用年数が長い場合は、安全のため交換を検討することが大切です。
タイヤ値上げに関するよくある質問

ここからは、タイヤの値上げに関してよく寄せられる質問について解説します。
- タイヤは毎年値上げされるのですか?
- タイヤは値上げ前に買ったほうがいいですか?
- スタッドレスタイヤは夏に買うと安いですか?
- 値上げ後でも安くタイヤを購入する方法はありますか?
- タイヤの値上げはいつ発表されることが多いですか?
1.タイヤは毎年値上げされる?
タイヤの価格改定は毎年必ず行われるわけではありませんが、近年は原材料価格や物流費、エネルギーコストの上昇などの影響により値上げが続く傾向があります。これらのコスト増加により、メーカーが価格改定を行うケースが増えています。
2.タイヤは値上げ前に買ったほうがいい?
値上げ前に購入しておくことで、同じタイヤでも価格面で有利になる場合があります。特に値上げ発表後やシーズン直前は駆け込み需要が増え、在庫が少なくなったり交換予約が取りにくくなることもあります。
そのため、購入や交換を検討している場合は早めに準備しておくと安心です。
3.スタッドレスタイヤは夏に買うと安い?
スタッドレスタイヤは需要が高まる冬前よりも、夏〜初秋の時期の方が比較的落ち着いた価格で販売されることがあります。また、9〜10月頃には早期販売キャンペーンが行われることもあり、在庫が豊富な時期に購入できるメリットもあります。
4.値上げ後でも安くタイヤを購入する方法はある?
値上げ後でも、セール時期や型落ちモデルを選ぶことで比較的お得に購入できる場合があります。また、タイヤとホイールのセット購入やキャンペーンを利用することで、トータルコストを抑えられるケースもあります。
5.タイヤの値上げはいつ発表されることが多い?
タイヤメーカーの価格改定は、春〜初夏に発表されるケースが多く、実施時期は夏タイヤが春頃、スタッドレスタイヤが夏頃に設定されることがあります。例えば海外メーカーでは夏用タイヤを3月頃、冬用タイヤを7月頃に値上げするケースも見られます。
そのため、タイヤの購入を検討している場合は、春先から初夏にかけての価格改定情報をチェックしておくと安心です。
スタッドレスを夏に購入した場合、タイヤの保管はどうする?

通常、タイヤ購入はタイヤ交換と同時に行うことが多いと思いますが、夏場の今購入した場合、どうすべきでしょうか?考えられる方法は、以下の3つかと思います。
- 少し早いがスタッドレスに履き替える
- 購入したタイヤを倉庫に保管し、冬になったらタイヤ交換店へ持ち込む
- 新しいタイヤをホイールへ組み込んでから冬まで倉庫に保管する
1.少し早いがスタッドレスに履き替える
これは以下の③つの理由からおすすめできません。
・夏場は気温もアスファルトも熱く、走行時にタイヤが劣化しやすい
・スタッドレスタイヤのゴムは柔らかく夏の路面では走行性能が落ちる
・ノーマルタイヤに比べて深く細かい溝が多く、雨の日にハイドロプレーニング現象が起きやすくなる
JAFのテストでも、スタッドレスタイヤはドライ、ウェットどちらの路面においても制動距離が伸びるという結果が出ているため、はやり夏場にスタッドレスタイヤを使用することはおすすめできません。
2.購入したタイヤを倉庫に保管し、冬になったらタイヤ交換店へ持ち込む
時間がない場合は、この方法を取る方もいらっしゃるかと思います。適切に保管できればタイヤの品質には問題ないと思いますが、一つ大きなデメリットがあります。
それは、冬のタイヤ交換時にタイヤ8本をタイヤ交換店に持って行かなければならないということです。
新しいスタッドレスタイヤをホイールとセットで購入する場合は問題ないですが、タイヤ単品で購入した場合、古いタイヤをホイールから外し、新しいタイヤを組み込む、いわゆる「組み換え」の作業を自宅で行うことは難しいです。
その場合は今回購入した新しいスタッドレスタイヤ4本と、古いスタッドレスタイヤがついたホイールのセット4本を店舗に持ち込む必要があります。
まとめると、
・タイヤ8本を積めるミニバン以上の車に乗っている場合
以外の方は、この方法をとるのはおすすめできません。
3.新しいタイヤをホイールへ組み込んでから冬まで倉庫に保管する
夏場にスタッドレスタイヤを購入する場合、多くの方におすすめしたいのが、古いスタッドレス外し、新しいタイヤをホイールへ組み込んでから冬まで倉庫に保管する方法です。
新しいタイヤにホイールまでつけてしまえば、冬場には自分でタイヤ交換ができ、お店で交換する場合でもすでにホイールとセットになっているので、新しい4本だけもっていけばOKです。
通常、タイヤをホイールに組み込む「組み換え」の作業には、車にタイヤを取り付ける「脱着」の作業まで含まれていることが多いです。そのサービス分をキャンセルしてしまう、というデメリットはありますが、個人的には一番おすすめです。
通販の場合でも、タイヤ交換店まで新しいタイヤを直送できる場合が多いので、自分は古いスタッドレスタイヤがついたホイールセット4本を車に積んでタイヤ交換店へ行き、組み換えしてもらったホイールセットを車に積んで帰り、冬場まで自宅倉庫に保管、と流れをとることで、「8本のタイヤを運搬する」いう作業を免れることができます。
タイヤワールド館ベストでも、タイヤ交換予約・交換店にタイヤ直送が可能です。
2026年のタイヤ値上げ予想
2025年は、原材料価格の上昇や物流費、エネルギーコストの高騰などの影響を受け、複数のメーカーで価格改定が実施された年となりました。
海外メーカーではすでに2026年に向けた価格改定の発表も見られ、今後もタイヤ価格の動向には注意が必要な状況です。
一方、日本のタイヤメーカーでは、価格改定の発表が春頃に行われるケースが多く、過去の傾向を見ると3月下旬頃に発表されることも少なくありません。
その後、夏タイヤは6月頃、スタッドレスタイヤは9月頃から新価格が適用されるケースが考えられます。
そのため、2026年も同様のスケジュールで価格改定が発表される可能性があり、タイヤの購入を検討している場合は、3月頃から各メーカーの発表をチェックしておくと安心です。
「まだ使えるから来シーズンでいいかな」と先延ばしにしていると、次の値上げタイミングに重なってしまう可能性もあります。
タイヤ交換や購入を検討している場合は、値上げ発表のタイミングやシーズン前の動向を確認しながら、早めに準備しておくことがポイントです。
まとめ

タイヤは原材料価格や物流コストなどの影響により、近年は国内外のメーカーで価格改定(値上げ)が続いています。2026年も海外メーカーを中心に値上げの発表があり、今後もタイヤ価格の動向には注意が必要です。
タイヤは安全性に直結する重要なパーツのため、値上げ情報やシーズン前の動向を確認しながら、早めに購入や交換を検討しておくと安心です。
スタッドレスタイヤもサマータイヤもタイヤワールド館ベストにおまかせ
タイヤワールド館ベストは、1970年に宮城県仙台市で創業したタイヤ・ホイール専門店です。店舗でのタイヤ交換やホイール装着作業、日々のご相談対応などの実務経験をもとに、お客様の車種や使用環境に合わせたタイヤ選びをサポートしています。
宮城県内に複数の店舗を展開しているほか、オンラインショップで購入した場合でも、全国約4,000の提携店舗で取付が可能です。購入から取付までをスムーズに利用できる仕組みを整えています。
タイヤは安全性に直結する重要な部品のため、サイズ選びや交換時期に迷うことも多いと思います。タイヤ選びや交換タイミングについて不安がある場合は、店舗スタッフまでお気軽にご相談ください。

この記事について
- 執筆・監修:タイヤワールド館ベスト
(タイヤ・ホイール販売および交換作業の実務経験を持つ専門スタッフ) - 記事の内容:国内外タイヤメーカーの値上げ率や実施時期、値上げの背景、タイヤ購入のタイミングについて解説
- 記事の根拠:メーカー公式発表・業界ニュース・タイヤ販売の実務経験をもとに作成
- 補足:タイヤの価格改定はメーカーや販売店、地域によって異なる場合があります
- 注意事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新の価格や在庫状況は販売店・メーカー公式情報をご確認ください
- 記事更新日:2026年3月(最新情報に基づき内容を更新)

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