最終更新日 2024年10月15日
「スタッドレスタイヤの交換費用はどれくらい?」「費用を安く抑える方法はある?」
毎シーズン訪れるスタッドレスタイヤの交換費用は、どれくらいかかるのか気になりませんか?雪の降る地域に引っ越しをして、スタッドレスタイヤをはじめて装着する方もいるかもしれません。
スタッドレスタイヤの交換費用の目安は、1本あたり1,000円〜3,000円です。
当記事では、タイヤ交換で発生する作業の内訳や交換費用を安く抑えるコツ、おすすめのスタッドレスタイヤを紹介しています。
タイヤの交換費用について理解しておけば、履き替えにかかる費用の目安がわかるようになります。そのため、交換を依頼するお店の工賃が安いか高いかを判断できるようになるでしょう。
なお、タイヤワールド館ベストでは全国に提携取付店があり、1本あたり1,980円〜で交換できます。一度、自宅近くにベスト提携の取付店がないか検索してみてくださいね。
- スタッドレスタイヤの交換費用は1本1,000円〜3,000円が相場
- タイヤ交換で発生する作業の内訳
- スタッドレスタイヤの交換費用はお店によって変わる
- ┗カーディーラーの工賃
- ┗カー用品店の工賃
- ┗ガソリンスタンドの工賃
- スタッドレスタイヤの交換費用を安く抑えるコツ
- ┗繁忙期前の9月〜10月を狙う
- ┗タイヤ・ホイールセットで購入する
- ┗工具を揃えて自分で交換する
- お店でスタッドレスタイヤを交換する際の注意点
- おすすめのタイヤ・ホイールセット
- スタッドレスタイヤの交換費用はホイールセットを購入して安く抑えよう
スタッドレスタイヤの交換費用は1本1,000円〜3,000円が相場
スタッドレスタイヤの交換費用の相場は1本あたり1,000円〜3,000円が相場です。1,000円〜3,000円の中には、タイヤの脱着とホイールを車体に取り付けるための工賃が含まれています。価格に開きがあるのは、交換を依頼するお店やタイヤサイズによって工賃が変わるためです。
他にもスタッドレスタイヤ本体の価格が発生します。たとえば、タイヤの値段が1本8,000円だった場合は、1本のタイヤ交換で合計9,000円〜12,000円が必要となります。
スタッドレスタイヤの交換費用はお店によって異なるため、何件か調べて工賃が安いところに依頼するといいでしょう。
ご参考までタイヤワールド館ベストでの金額を以下のパターンに分けてご紹介します。
● 【タイヤ持ち込み】タイヤ組み換えの場合
● 【タイヤ当店購入】タイヤ脱着の場合
● 【タイヤ当店購入】タイヤ組み換えの場合
※なお、繁忙期には金額変更となります。通常時期の参考としてご覧ください。
基本的には購入店と取り付け店を同じ(系列店含む)にすると費用を安く抑えることができるでしょう。
ちなみに脱着と組み換えの違いは以下の通りです。
種類 | 作業内容 |
タイヤの脱着 | ホイール付きのタイヤを取り外しや取り付け作業 |
タイヤの組み換え | ホイールはそのまま残し、タイヤのみ交換する作業 |
【タイヤ持ち込み】タイヤ脱着の場合
インチ | 通常価格(4本1台分) | アプリ会員(4本1台分) |
軽自動車 | ¥4,400円 | ¥3,300円 |
普通車 | ¥5,500円 | ¥4,400円 |
ミニバン/1BOX SUV/クロカン |
¥6,600円 | ¥5,500円 |
ジャッキ使用 | 上記脱着料に+1,300円 |
【タイヤ持ち込み】タイヤ組み換えの場合
お持込商品の場合 | ||
インチ | 通常価格(4本1台分) | アプリ会員(4本1台分) |
10~15インチ | ¥14,300円 | ¥12,100円 |
16~18インチ | ¥16,500円 | ¥14,300円 |
19~20インチ | ¥18,700円 | ¥16,500円 |
21インチ | ¥20,900円 | ¥18,700円 |
22インチ | ¥23,100円 | ¥20,900円 |
22インチ | ¥25,300円 | ¥23,100円 |
※23インチ以降は1インチ上がるごとに+¥2,200円/(1台)、
※ランフラットは別途1本/1,100円(会員)、1本/2,200円(通常)
【タイヤ当店購入】タイヤ脱着の場合
当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。
【タイヤ当店購入】タイヤ組み換えの場合
タイヤワールド館ベストでご購入の場合 | ||
インチ | 通常価格(4本1台分) | アプリ会員(4本1台分) |
10~15インチ | ¥9,900円 | ¥7,700円 |
16~18インチ | ¥12,100円 | ¥9,900円 |
19~20インチ | ¥14,300円 | ¥12,100円 |
21インチ | ¥16,500円 | ¥14,300円 |
22インチ | ¥18,700円 | ¥16,500円 |
23インチ〜 | ¥20,900円 | ¥18,700円 |
※ランフラットは別途1本/1,100円
アプリのDL&登録で会員価格になる
当店の場合、スマホアプリのDL&会員登録で各種サービスをお得に受けることができます。このようなキャンペーンを行っている場合は多いので、取り付け店を決めたらお得情報も合わせて調べてみるのがおすすめです。
AppStoreへ | GooglePlayへ |
タイヤ交換で発生する作業の内訳
一言でタイヤ交換といっても、タイヤの組み替えから処分までさまざまな工程があります。
● ホイールの脱着
● バランス調整
● エアバルブ交換
● タイヤの処分
タイヤの交換作業について理解しておけば、トラブルが起きたときでもお店との交渉がスムーズに進むでしょう。
タイヤ組み替え
タイヤの組み替えとは、ホイール本体からタイヤを取り外して新しいタイヤに取り替えることです。組み替え作業では、タイヤチェンジャーと呼ばれる機械を使用し、タイヤやホイールを傷めないようにする技術が必要とされます。
タイヤチェンジャーを使うには「タイヤの空気充てん作業特別教育」を受けることが義務付けられています。新品のタイヤに空気を入れる作業は、毎年死亡事故が発生しているほど危険です。
特別教育を受けていないなら、仮にタイヤチェンジャーを使える状況でも使用しないようにしましょう。
ホイールの脱着
車体からタイヤがついているホイールを取り外す作業のことです。ホイール付きのスタッドレスタイヤへの履き替えやタイヤローテーション、ほとんどのホイールに関する作業で行われます。
ホイールの脱着は難しい作業ではないため、自分で作業する方も多いでしょう。
スタッドレスタイヤはホイールセットで準備しておけば、タイヤの組み替え作業が発生しないので、工賃を安く抑えられます。
バランス調整
タイヤとホイールの組み付けにはバランス調整が必要です。バランス調整は、ホイールの裏側にバランスウェイトと呼ばれる重りを取り付けて行います。
バランスがとれていないと、走行時にハンドルがぶれたりまっすぐ進めなくなったりします。また、タイヤの偏摩耗の原因となり、タイヤの寿命に影響することもあるでしょう。
バランス調整はホイールの脱着時には必要ありませんが、タイヤを組み替える際はどの業者も必ず行っている作業です。
エアバルブ交換
タイヤに空気を充填するエアバルブは極めて重要なパーツです。エアバルブはホイールに装着されており、根本部分のゴムが劣化すると、少しずつ空気が抜けてしまいます。
そのため、安全なドライブのためには定期的なメンテナンスや交換が必須です。しかし、エアバルブの交換だけを依頼すると工賃が割高になります。
エアバルブ交換は必須の作業ではありませんが、タイヤ交換と同時であれば工賃を抑えられるので、あわせて依頼するのがおすすめです。
タイヤの処分
タイヤを組み替えて不要になったタイヤは、必ず処分しないといけません。しかし、タイヤは粗大ゴミとして処分できないので、お店に依頼するのが一般的です。タイヤの処分にかかる費用は、1本あたり500円〜1,000円程度かかります。
溝が残っているタイヤや製造してから日が浅いタイヤは、フリマアプリやリサイクルショップで買い取ってもらえる場合があります。
まだ使用できそうなタイヤは持ち帰り、フリマアプリに出品すればタイヤの処分費用は梱包や郵送費用のみに抑えられるでしょう。
スタッドレスタイヤの交換費用はお店によって変わる
スタッドレスタイヤの交換費用はカーディーラーやカー用品店などでも変わります。そこで、タイヤ交換ができる代表的なお店の交換にかかる工賃目安を紹介します。
- カーディーラーの工賃
- カー用品店の工賃
- ガソリンスタンドの工賃
工賃の値段だけでなく、自宅からの距離や行き来しやすいお店を選ぶのがおすすめです。
カーディーラーの工賃
カーディーラーでタイヤ交換する際の工賃は以下の通りです。
作業内容 | 1本あたりの工賃相場 |
---|---|
タイヤの組み替え | 2,000円〜8,000円 |
ホイールの脱着 | 1,500円〜2,200円 |
カーディーラーは車の販売だけでなく、タイヤ交換や整備も対応しています。メーカーの車に関する専門知識をもった整備士が作業してくれるため、安心して任せられます。ただ、他の作業店に比べて工賃が高いのがデメリットです。
安心を優先したい方はカーディーラーで交換するのがおすすめです。
カー用品店の工賃
カー用品店とは、オートバックスやイエローハットのようなカー用品の販売をしているお店です。カー用品店でタイヤ交換を依頼する際の工賃は、以下の通りです。
作業内容 | 1本あたりの工賃相場 |
---|---|
タイヤの組み替え | 1,500円〜2,000円 |
ホイールの脱着 | 1,000円〜1,500円 |
カー用品店はタイヤの取扱点数が多く、気軽に足を運べるのがメリットです。カーディーラーに比べると工賃が安く、スタッドレスタイヤの交換費用を抑えられるでしょう。
ただ、休日や雪が降る前は混雑しやすい傾向にあり、当日に来店しても作業を断られる可能性があります。
カー用品店でタイヤ交換する際は、電話で混雑状況を確認し作業の予約をしておきましょう。
ガソリンスタンドの工賃
ガソリンスタンドでタイヤ交換を依頼すると以下のような工賃になります。
作業内容 | 1本あたりの工賃相場 |
---|---|
タイヤの組み替え | 1,000円 〜 5,000円 |
ホイールの脱着 | 500円 〜 1,500円 |
ガソリンスタンドは店舗数が多く、タイヤ交換のついでに洗車や給油ができます。しかし、車の専門知識をもったスタッフが対応してくれるとは限らないため、信頼性にかけます。
「車のトラブルがあったときはすぐ対処できる」という方は、紹介した中ではガソリンスタンドがもっとも費用を抑えられるでしょう。
スタッドレスタイヤの交換費用を安く抑えるコツ
スタッドレスタイヤへの交換は毎年行うものなので、少しでも安くしたいと思いませんか?そこで、スタッドレスタイヤの交換費用を安く抑えるコツを紹介します。
● タイヤ・ホイールをセットで購入する
● 工具を揃えて自分で交換する
上記の方法を実践すれば、冬前の11月〜12月にスタッドレスタイヤのみの交換をするより費用を安く抑えられるでしょう。
繁忙期前の9月〜10月を狙う
スタッドレスタイヤがもっとも安くなるのは、冬前の9月〜10月です。
9月〜10月は気温が20度以上の日もあり、まだ暖かいと感じる日も多いでしょう。しかし、9月〜10月からスタッドレスタイヤへの交換を検討すれば、冬前に交換するよりも安く交換できることがあります。
スタッドレスタイヤ交換の需要が高まるのは、冬が始まる少し前の11月〜1月です。11月〜1月はスタッドレスタイヤの購入・交換の方で取付店が混雑します。
そこで取付店は、冬前のスタッドレスタイヤ交換による混雑を少しでも分散したいと考え、9月〜10月にスタッドレスタイヤの早期交換キャンペーンを行うようになりました。
9月〜10月は早期交換キャンペーンを利用できるため、安くスタッドレスタイヤを購入できるでしょう。
タイヤ・ホイールセットで購入する
スタッドレスタイヤをホイールセットで購入しておけば、交換費用を安く抑えられます。ホイールセットで購入すれば、タイヤ組み替えによる工賃が発生しないためです。
タイヤ交換では「タイヤの組み替え」と「ホイールの脱着」の工賃が発生します。通常は、車体からホイールを外してからホイールのタイヤを組み替えます。しかし、ホイールセットで購入した場合、すでにタイヤが組み込まれているので「タイヤの組み替え」の工賃は発生しません。
一方で「ホイールセットだと購入時の価格が高いのでは」と思いませんか?タイヤワールド館ベストのホイールセットは、軽自動車のサイズなら40,000円代から購入できます。
スタッドレスタイヤを購入する際は、ホイールとセットで購入すると毎年の交換費用を安く抑えられます。
工具を揃えて自分で交換する
タイヤ・ホイールセットで購入しておけば、工具を揃えて自分で交換できます。自分で作業できれば工賃がかからないため、スタッドレスタイヤ交換の費用は発生しません。
ただ、タイヤ交換に必要な工具を揃え、ホイールセットで購入しておく必要があります。交換に必要な工具は、主に以下のようなものがあります。
● クロスレンチ
● トルクレンチ
● ジャッキスタンド
上記の工具をすべて揃えるのに約3〜5万円はかかるでしょう。初期費用はかかりますが、一度工具を揃えてしまえば毎年の工賃が発生しなくなるので、スタッドレスタイヤの交換費用を安く抑えられます。
お店でスタッドレスタイヤを交換する際の注意点
「今年はじめてスタッドレスタイヤに交換する」という方もいるかもしれません。そこで、スタッドレスタイヤに交換する際の注意点を紹介します。
● 持ち込みタイヤは断られる可能性がある
● サイズによって価格が変わる
繁忙期の12月ごろに、予約せずお店に行っても交換してくれないこともあります。時間やお金を損しないためにも、注意点は心得ておきましょう。
交換予約をしておく
繁忙期の11月〜1月は、予約をしないとスタッドレスタイヤへの交換はできない可能性が高いでしょう。繁忙期のタイヤ取付店は、スタッドレスタイヤ関係で混雑し、当日の交換は断られることがあります。
時間を無駄にしないためにも、事前に電話やネットで交換したい日時を予約しておくのがおすすめです。
持ち込みタイヤは断られる可能性がある
ネットで購入したタイヤを取付店に持ち込むと、最悪断られるケースがあります。
基本的に持ち込み交換は歓迎されない傾向にあり、取付店で購入したタイヤの取付より工賃が高く設定されています。取付店からするとタイヤ本体の利益がでないので、工賃を上げて対応しているためです。
オンラインならタイヤを安く購入できますが、お店に持ち込むと工賃が高くなるので注意しましょう。タイヤワールド館ベストなら、ネットで購入したタイヤを取付店に直送し、オンラインで予約まで完結できます。
サイズによって価格が変わる
スタッドレスに限らず、タイヤはサイズによって本体価格や工賃が変わります。サイズが大きくなるほどゴムの使用量が増え、交換時もタイヤが重くなり作業がしにくくなるためです。
そのため、タイヤの価格を問い合わせる際は、自分の車のタイヤサイズを確認しておきましょう。自分の車のタイヤサイズを理解しておけば、正確な本体価格・工賃を見積もってもらえます。
おすすめのタイヤ・ホイールセット
「どのスタッドレスタイヤがいいかわからない」という方のために、おすすめのスタッドレスタイヤ・ホイールのセットを紹介します。
- 軽自動車におすすめ:トーヨータイヤ/オブサーブGIZ2
- 普通車におすすめ:ダンロップ/ウィンターマックス02
- ミニバン・SUVにおすすめ:トーヨータイヤ/ウィンタートランパスTX
スタッドレスタイヤに悩んでいる方は、上記3つの中から車にあわせて選ぶといいでしょう。3つとも国産でコスパがよく、高性能なものばかりです。
軽自動車におすすめ トーヨータイヤ OBSERVE(オブサーブ) GIZ2
トーヨータイヤのオブザーブGIZ2は、軽自動車のサイズならホイールセットで45,980円〜から購入でき、コスパがいいのが特徴です。吸着3Dサイプの採用によりアイス路面での制動性・コーナリング性が向上し、信頼ある走りをサポートしてくれます。
購入者のレビューでは「雪の上でも不安なく走行できた」と性能面でも満足されています。コスパがいいので、年に数回しか雪が降らない地域の方におすすめです。
普通車におすすめ ダンロップ WM02 ウィンターマックス
ウィンターマックス02は氷上性能が高く、積雪した路面の走行にもおすすめのスタッドレスタイヤです。新しいモデルが発売されているので型落ちにはなりますが、価格が安いので性能とのバランスがいいのが特徴です。ホイールセットで33,960円〜から購入できます。
性能がいいタイヤを安く手に入れたい方には、ウィンターマックス02がおすすめです。
ミニバン・SUVにおすすめ トーヨータイヤ Winter TRANPATH(ウィンタートランパス) TX
ウィンタートランパスTXは、SUVやミニバンのような背が高い車専用に設計されたタイヤです。ふらつきを抑えた安定感ある走りが特徴で、ミニバン特有のカーブ時に車体が傾くのを抑えてくれます。
ミニバンやSUVに乗っていて、ふらつきが気になるという方におすすめのスタッドレスタイヤです。
スタッドレスタイヤの交換費用はホイールセットを購入して安く抑えよう
スタッドレスタイヤへの交換費用は1本あたり1,000円〜3,000円が相場です。タイヤ単体の交換だと組み替えと脱着、両方の工賃が発生するため、費用を抑えるならホイールセットでの購入がおすすめです。
タイヤワールド館ベストならオンラインショップでタイヤ・ホイールセットを購入し、全国の提携取付店に直送できます。オンラインで購入〜交換予約まで完結するので、予約当日に来店するだけでスタッドレスタイヤへの交換が完了します。
自宅近くにタイヤ交換できるお店がないという方も、ベストの提携店舗ならあるかもしれません。提携店舗は全国に4,000店あるので、最寄りの取付店がないか検索してみてください。
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