最終更新日 2024年7月19日
ホイールデザインには4つの種類があることをご存知でしたか?
種類によって、ベースとなるデザインや特徴も変わってきますので、車体のデザインや足回りに求める要素に合わせて種類を選ぶと、愛車にぴったりのホイールが見つかるはずです。
もしドレスアップをメインに考え、足回りに個性を出したいとお考えであれば、「ディッシュホイール」が最もおすすめです!デザイン性が高く、カスタムユーザーからも長く愛され続けているホイールの一つです。
ただし、車の知識があまりない方だと「ディッシュホイールって何?」「どんな特徴があるの?」と感じている方も多いと思います。
そこで今回はディッシュホイールの魅力や特徴、メリットまで詳しく解説していきます。
最後は、インチ別に分けて「2024年おすすめのディッシュホイール」も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
- ディッシュホイールとは
- ディッシュホイールのメリット・デメリットは?
- ディッシュホイールが似合う車・似合わない車
- 【サイズ別】今人気のディッシュホイールを紹介
- ┗【14インチ】ウェッズ:ヴィセンテ04 EV
- ┗【14インチ】モンツァジャパン:ハイブロックバレックス
- ┗【15インチ】MLJ:DaytonaSS(デイトナ)
- ┗【15インチ】KYOHO:AME PPX MIL8(ミルエイト)
- ┗【16インチ】MID(マルカ):ROADMAX(ロードマックス)
- ┗【16インチ】クリムソン:ディーン クロスカントリー
- ┗【17インチ・18インチ】MLJ:XTRIME-J XJ 03
- ┗【17インチ・18インチ】AKUT(アクト):ゼロブレイクZ
- ┗【17インチ・18インチ・20インチ】シルクブレイズ:ジュネスグルーヴ
- ディッシュホイールを選ぶならタイヤワールド館ベスト
ディッシュホイールとは
ディッシュホイールとは、流行りに流されないこだわり派からも愛され続けているデザインのホイールです。
インパクトがある外観になるため、愛車の印象を一気に変えられるなど、他ホイールにはない特徴が魅力となっています。
ホイール選びの幅を増やすためにも、ディッシュホイールの基本に迫っていきます。
ディッシュホイールの特徴と構造
ディッシュホイール最大の特徴は、ディスク部が円盤状になっているケースが多く、スポークではなくディスク部がデザインのメインになっています。
通常、ホイールはリム(ホイール外周部)とディスク部の二つがスポークで繋がって構成されていますが、ディッシュホイールには基本的にスポークがありません。
短いスポークがあるディッシュホイールもありますが、ディスク部が大きい=ディッシュホイールと覚えておきましょう。
ちなみにディスク部が円盤状になっていて、「お皿に見たい」と例えられたことから、ディッシュホイールと呼ばれているそうです。
尚、全てのホイールに共通する内容ですが、「構造」について理解をしておくほうがより最適なホイール選びができるようになりますので、以下補足情報も記載しておきます。
構造 | 形状 | 特徴 |
---|---|---|
1ピース構造 | リムとディスク部が一体になっている | 軽量、強度が高い |
2ピース構造 | リムとディスク部が別々になっている | ディスク部のデザインやオフセットの自由度が高い |
3ピース構造 | 表側リム・裏側リム・ディスク部が別々になっている | ディスク部のデザインやオフセットの自由度が最も高い |
ホイールの構造によって特徴やメリットも変わりますので、ホイールを選ぶ時には、構造による違いも意識してみてください。
デザインが「スポーク」「フィン」「メッシュ」タイプとは異なる
ホイールには、「スポーク」「フィン」「メッシュ」「ディッシュ」の4タイプがありますが、ディッシュホイールが最も個性的なデザインをしています。
ディッシュホイールは、ディスク部が円盤状に広がっているデザインになるため、足回りを個性的なデザインに仕上げたいユーザーにはピッタリのデザインです。
最近はスポークホイールが主流になっていますが、オリジナリティを出したいならディッシュホイールを候補の一つに入れるべきでしょう。
今でも人気があるレトロホイール
先ほど説明したように、最近はスポークを主体としたホイールが多くなっている風潮もあり、スポークがないディッシュホイールは「レトロ」と呼ばれる存在でもあります。
ただ、いまだに根強いファンは多く、車好きからは常に注目を集めている種類でもあります。
また、ディッシュホイールはスポーティーな雰囲気ではなく、「ラグジュアリー」「重厚感」を最大限出せるホイールです。
ドレスアップ目的でホイールを変えるのであれば、必ずチェックしておきましょう。
ディッシュホイールのメリット・デメリットは?
ディッシュホイールの特徴だけでなく、メリット・デメリットも把握しておきましょう。
ホイールを選ぶ際の判断材料になるはずです。
メリット
ディッシュホイール最大のメリットは、他タイプにはない個性的なデザインのホイールが選べる点です。
● 足回りのインパクト
● 独特なデザイン
● 高級感
これらを車全体で演出したいユーザーは、ディッシュホイールを一度試してみるのをおすすめします。
車の足回りを変えるだけで、ガラッと車の印象が変わるはずです。
他にも、「強度が高い」といったメリットもあるため、足回りを強固に固めたいユーザーにも最適でしょう。
デメリット
ディッシュホイールのデメリットは、3つあります。
● 車体に合っていないと違和感が出る
● 小さな傷が気になる
最も気になるのは「ホイールが重い」部分で、バネ下重量によってパフォーマンスに影響が出る車には大きなデメリットになるでしょう。
不向きな車のタイプについては、後ほど解説します。
また、デザイン重視のホイールになるため、車体がカスタマイズされていない・地味な車体に装着してしまうと、ホイールが浮いた存在になり違和感が出る点も注意です。
さらに、見た目を重視していることもあり、小さな傷が気になってしまうなど神経質になってしまうのも一つのデメリットになります。
ディッシュホイールが似合う車・似合わない車
ディッシュホイールに似合う車(最適な車)と似合わない車(不向きな車)について整理しておきます。
似合うタイプ | 似合わないタイプ |
---|---|
セダン車 | スポーツ車 |
ミニバン車 | 小型車 |
VIPカー | パワーが非力な車 |
車体サイズが大きい車・アメ車 | – |
豪華でラグジュアリー、剛性感のある重厚な雰囲気のホイールになるので、似合う車も限られてきます。
一方で、ディッシュホイールは重量があるため、パフォーマンス重視のスポーツタイプやサイズが小さい車には避けたほうが良いでしょう。
ちなみに不向きな車については、あくまでメリットやデメリットを踏まえた上での指標となりますので、必ずしもNGというわけではありません。あくまで一つの参考として捉えていただければと思います。
【サイズ別】今人気のディッシュホイールを紹介
最後に、今人気を集めているおすすめのディッシュホイールを紹介していきます。ディッシュホイールが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【14インチ】モンツァジャパン:ハイブロックバレックス
【15インチ】MLJ:DaytonaSS(デイトナ)
【15インチ】KYOHO:AME PPX MIL8(ミルエイト)
【16インチ】MID(マルカ):ROADMAX(ロードマックス)
【16インチ】クリムソン:ディーン クロスカントリー
【17インチ・18インチ】MLJ:XTRIME-J XJ 03
【17インチ・18インチ】AKUT(アクト):ゼロブレイクZ
【17インチ・18インチ・20インチ】シルクブレイズ:ジュネスグルーヴ
【14インチ】ウェッズ:ヴィセンテ04 EV
人気メーカーのウェッズから販売されているヴィセンテ04は、インチが小さいながらも重厚感と気品あるデザインで人気のホイールです。
カラーは2種類展開で、赤いラインが入っているブラック&レッドラインカラーが特に人気となっています。
基本的にはエブリィワゴン専用ホイールとして販売されていますが、OEM車両であるクリッパーやタウンボックスなど他の軽バンにも装着可能となります。
カラー | シルバーorブラック&レッドライン |
PCD | 100.0 |
ホール数 | 4 |
価格 | ¥33,300〜 |
【14インチ】モンツァジャパン:ハイブロックバレックス
ハイブロックバレックスはディッシュホイールらしく、ディスク部が大きく広がっているデザインで、足回りに存在感かつパワフルさを演出してくれるホイールです。
さらに、リムカラーがディスク部と変わっていることがアクセントになり、軽快に走り抜けるようなデザインになっている点も注目でしょう。
似たようなホイールがないため、個性を出したいユーザーにおすすめです。
カラー | MAT Black / RIM Polish 、 Pearl White / RIM Polish |
PCD | 100.0 |
ホール数 | 4 |
【15インチ】MLJ:DaytonaSS(デイトナ)
デイトナSSはカスタムユーザーから絶大な人気を誇るMLJのデイトナシリーズで、スチール製でありながら愛用家も多いホイールです。
見た目がワイルドなので、ジムニーやデリカ、ハイエースなど人気カスタム車との相性が良いだけでなく、軽バンのインチアップ・ドレスアップにもおすすめです。
今回は15インチでのおすすめですが、14〜16インチのサイズ展開があるので、足回りに存在感を持たせたいユーザーはぜひ手に取ってみてください。
なおスチール製になるので、ホイールが重くなってしまう点はデメリットです。
カラー | ブラック(レッド/ブルーライン)orクローム |
PCD | 139.7 |
ホール数 | 6 |
価格 | ¥57,400〜 |
【15インチ】KYOHO:AME PPX MIL8(ミルエイト)
ミルエイトはかっこよさの中にちょっとした遊び心を取り入れたデザインで、アクティブ派ユーザーに最適なデザインでおすすめです。
ベースは、無骨な雰囲気に車をドレスアップさせるデザインになっていますが、アクセントにイエローラインが入っていることで、可愛らしい一面も持っています。
したがって、冒険に出かけるようなワクワク感を演出しているホイールです。
また、見た目がポップなデザインにもなっているため、女性が乗る自動車とも相性が良いでしょう。
カラー | セミグロスブラック×イエローライン |
PCD | 100.0 |
ホール数 | 4 |
価格 | ¥55,460円〜 |
【16インチ】MID(マルカ):ROADMAX(ロードマックス)WO-7
ロードマックスWO-7は、丸型に切り抜かれたデザインで、独特なデザインの中に渋い一面も演出してくれるホイールです。
こちらのホイールを製造しているマルカは、国内でも高いシェア率を誇るメーカーで品質の高さに高評価を獲得しているので、デザインだけでなくクオリティに関しても信頼性は十分といえます。
街中をみてもあまり見かけないホイールになっているので、個性派にはうってつけといえます。
カラー | セミグロスブラック/フランジDC |
PCD | 114.3or139.7 |
ホール数 | 5 |
価格 | ¥57,300〜 |
【16インチ】クリムソン:ディーン クロスカントリー
クロスカントリーは長年支持を集め続けているディーンシリーズから販売されているクラシカルなデザインで、レトロ感が好きなユーザーにはたまらないホイールです。
このホイールを装着するだけで一気にレトロな車へ大変身するため、ゴツい車にアクセントを加えたい時にもマッチします。
ランドクルーザーやハイエースに装着するユーザーも多いホイールで、絶大な人気を誇っています。
カラー | マットブラックorバーニッシュバーニッシュグレイorマーガレットホワイト |
PCD | 150.0 |
ホール数 | 5 |
価格 | ¥128,900〜 |
【17インチ・18インチ】MLJ:XTRIME-J/XJ03
XTRIME-J XJ 03はディスク部とリムが2トーンになっているホイールで、洗練されたデザインでまとまりつつ、個性的なワイルドな雰囲気も兼ね備えたホイールになっており、オフロード系とも相性は抜群です。
XTRIMEシリーズはSUV車ユーザーから人気を集めていて、今回紹介するホイールは足回りを綺麗にまとめてくれるデザインに仕上がっているだけに、支持率が高い商品になっています。
無骨な雰囲気やタフさの中に、上品さを求める方にも最適なホイールです。
カラー | フラットブラック/スモークフランジ |
PCD | 150.0 |
ホール数 | 5 |
価格 | ¥86,600〜 |
【17インチ・18インチ】AKUT(アクト):ゼロブレイクZ
ゼロブレイクZはハイエース専用として設計されたホイールで、豪快なデザインに仕上がっているため、足回りに迫力を求めるユーザーには最適なホイールです。
似たようなデザインのホイールはないため、特別なハイエースに仕上げたいユーザーはぜひこちらのホイールを選んでみてください。
ハイエース専用と選べるユーザーは限定的ですが、日産キャラバンなどサイズが合えば他の車にも流用ができます。
カラー | ブラックポリッシュ |
PCD | 139.7 |
ホール数 | 6 |
価格 | ¥110,760〜 |
【17インチ・18インチ・20インチ】シルクブレイズ:ジュネスグルーヴ
ジュネスグルーヴはディスク部から細いスポークが伸びていて、独特なデザインをしているホイールで、装着するだけで外車のような雰囲気に変貌できる点が魅力です。
ラグジュアリーな雰囲気と迫力感を持っているため、ドレスアップ目的で装着するにはぴったりのホイールでしょう。
カラー | ブラックポリッシュ |
PCD | 139.7 |
ホール数 | 6 |
価格 | ¥133,300〜 |
ディッシュホイールを選ぶならタイヤワールド館ベスト
車の足回りを変えるだけで、車体全体の印象を大きく変えられるため、個性を出したいユーザーであればディッシュホイールを選ぶのがおすすめです。
スポークタイプが主流になっているからこそ、ディッシュホイールを履いているだけで、他の車と大きな差別化が狙えますので、ホイールを選ぶ際は候補にあげてみてはいかがでしょうか。
ディッシュホイールを含めて、豊富な在庫数から愛車にぴったりのホイールを探したい方は、タイヤワールド館ベストがおすすめです。東北エリアにお住まいであれば、各店舗 に足を運んでいただき、プロスタッフに直接相談しながらホイール選びが可能です。
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