最終更新日 2024年8月3日
「スポークホイールの特徴や魅力は?」
「スポークホイールの選び方と注意点は?」
「ドレスアップにおすすめのスポークホイールが知りたい」
など、スポークホイールに関して情報をお探しではないでしょうか。
スポークホイールは4種類あるホイールデザインの一つで、純正ホイールにも採用されるほど、今では主流になっているホイールです。
ホイールを選ぶ際に必ず候補に入れるべき種類になりますので、ここで特徴や選び方を把握しておきましょう。
また、スポークホイールのおすすめをプロ目線で10選紹介しますので、こちらも参考にしてみてください。
- スポークホイールとは
- スポークホイールのメリット・デメリット
- スポークホイール以外は3種類ある
- スポークホイールを選ぶ際に注意すべきポイント
- ┗スポーク本数
- ┗製造方法
- ┗サイズ
- 【低価格帯】おすすめのスポークホイール5選
- ┗マルカ:ユーロスピードV25
- ┗ホットスタッフ:ジースピードP-02
- ┗ウェッズ:ザミックティート
- ┗共豊(キョウホウ):サーキュラーC10R
- ┗マルカ:シュナイダーSQ27
- 【カスタム・スポーツタイプ】おすすめのスポークホイール5選
- ┗レイズ:ボルクレーシングTE37 SAGA S-plus(サーガ)
- ┗ウェッズ:ウェッズスポーツRN-55M
- ┗ワーク:ワーク エモーションZR10
- ┗エンケイ:パフォーマンスラインPF07
- ┗SSR:GTX03
- スポークホイールなら専門店のタイヤワールド館ベスト
スポークホイールとは
ホイールのデザインは大まかに分類して4種類に分かれますが、スポークホイールは最も主流となっているホイールデザインです。
スタイリッシュな雰囲気を出しやすいため、車をスポーティーにドレスアップするホイールとしても人気を集めています。
愛車にマッチするホイールを選ぶためにも、今回紹介するスポークホイールの特徴をつかんでおきましょう。
スポークホイールの特徴
スポークホイールは、スポークがホイールの中心から外側へ向くように配置をしているデザインのホイールです。
そもそも「スポークって何?」という方もいると思いますが、スポークはホイールの中心と外側をつないでいる棒状の部分を指します。
アルミホイールの中で最もスタンダードなデザインに位置しているため、多くの車に採用されているホイールといえます。
また、他ホイールデザインと比較すると以下の特徴があります。
● 強度が高い構造
● 重量のバランスが優れている
機能性が高いホイールになることから、各メーカーの純正アルミホイールとしてスポークホイールを採用されているケースが多いです。
また、スポークホイールはレーシングカーのホイールとして使用される場面も多く、機能性に優れた形状といえます。
スポークホイールの魅力
スポークホイールの魅力は機能性の高さに加えて、スポーティーな雰囲気やラグジュアリー感の演出に優れ、車体を問わずドレスアップしやすい点が魅力です。
さらに、シンプルで飽きがこないデザインも多く、長く愛用しやすい点も魅力でしょう。
デザインの種類は豊富に存在するため、社外ホイール選びが初めての方でも選びやすく、車体とのミスマッチも起こりにくいホイールでおすすめです。
スポークホイールのメリット・デメリット
スポークホイールのメリットを確認しつつ、デメリットも把握しておきましょう。
具体的に解説していきます。
スポークホイールのメリット
スポークホイールはデザイン性に優れているタイプでもありますが、パフォーマンスにもおいても以下、3つのメリットがあります。
● スポークの本数や太さ次第で強度が出しやすい
● ホイール重量を軽量化できるため、燃費性能が向上する
● ホイールが軽量になることで「バネ下重量」に負荷をかけない
スポークホイールは、空洞になっている範囲が広く、常に熱を逃がせる構造になっています。
したがって、足回りで発生する熱を軽減しやすく、ブレーキ性能の低下を抑制することが可能です。
さらに、軽量化しやすい構造によって車体の重量を軽くできるため、燃費や走行性の向上も狙えます。
スポークホイールのデメリット
選ぶホイール次第にはなりますが、大きなコストがかかるのはデメリットでしょう。また、スポークの太さ・デザインによっては「強度に不安がある」という声もあります。
● スポークが細いホイールは強度に不安がある場合がある
具体的には、10本以上の細いスポークで構成されているホイールを装着しているケースで、重量が重い車体でアクティブな走行・強い衝撃が加わったタイミングで稀にホイールが割れる可能性があると言われています。
実際、簡単に割れるといった状況はあまり考えられませんが、スポークが細いホイールを購入する際は、製造方法などをチェックし強度が高いホイールを選んでおく(質の高いホイール)を選ぶようにしましょう。
スポークホイール以外は3種類ある
ホイールのデザインは、スポーク以外にもディッシュ・メッシュ・フィンの3種類があります。
各種類の特徴を簡単に解説しておきますので、ホイールに関する知識が少ない方は理解しておきましょう。
ディッシュ
ディッシュホイールはディスク部が円盤状になっているホイールで、スポークよりもディスク部がデザインのメインになっています。
独特のデザインでインパクトがあるため、「ガラッと車の印象を変えたい」「ラグジュアリーさ・重厚感を出したい」というシーンに最適なホイールです。
こだわり派から長く愛され続けているデザインですが、車種によってはホイールの存在感が強すぎることでミスマッチが起きる可能性もある種類になります。
メッシュ
メッシュホイールは、ホイールの外周から中心に向かって網目状にスポークが配置されています。
細いスポークが網目状になっていることで、高級感や繊細な雰囲気が演出できるホイールです。
セダンやミニバンユーザーから高い支持を獲得しています。
スポークホイールよりも複雑なデザインになるため、洗車などお手入れする時に手間がかかるというデメリットもあります。
フィン
フィンホイールは、たくさんの細いスポークが放射線状に伸びたデザインです。
細いスポークが無数に広がっていることで、ホイールを大きく見せる効果があります。
他ホイールよりも、美しさや上品さを演出できるホイールなので、ラグジュアリーに仕上げたい車に最適です。
各ホイールの詳しい解説はこちら▼
スポークホイールを選ぶ際に注意すべきポイント
スポークホイールは、各メーカーからたくさんのモデルが販売されています。
デザイン重視で選ぶ方は多いと思いますが、合わせて「スポーク本数」「製造方法「サイズ」もチェックしておき、愛車に最適なホイールを選ぶようにしましょう。
スポーク本数
スポーク本数によって、車の印象値が大きく異なるため、イメージに適したホイールを選ぶ必要があります。
スポーク本数による違いは以下の表を参考にしてみてください。
スポーク本数 | 特徴 |
---|---|
5スポーク | 最もシンプルなデザイン、飽きにくい |
6スポーク | スポーティーな雰囲気を演出 |
7スポーク | より上品かつスポーティーな雰囲気を演出 |
8スポーク以上 | 高級感漂う足周りを演出 |
また、本数だけではなく太さや形状によっても印象値は変わるため、車体の雰囲気と合わせる必要があるでしょう。
製造方法
アルミホイールの製造方法には4つの種類があります。
製造方法によって、特徴や機能性、価格が大きく変わるため、必ずチェックしておきましょう。
製造方法の種類と特徴は、以下表で簡単にまとめておきます。
製造方法 | 特徴 |
---|---|
鋳造 |
・多くのアルミホイールで採用されている製造方法(鍛造よりも質は落ちる) ・量産化できるため価格も安い |
金型鍛造 |
・高い圧力で製造されるため、高密度化されたホイールになり、高い強度と軽量化を実現したホイール ・製造コストが高く価格も高い |
鍛造削り出し |
・金型鍛造よりもデザインの自由度が高い ・価格は金型鍛造よりも安い |
フローフォーミング製法 |
・鋳造でありながら、強度と軽量化を実現 ・鍛造と同等レベルの機能性はない |
製造方法による違いは専門性が高い領域にもなるため、専門スタッフがいるショップで相談するのがおすすめです。
サイズ
必ず装着する車両に適合するサイズのホイールを購入してください。
チェックしておく項目は以下となります。
● リム幅(インチ)
● ボルト穴数
● PCD
● インセット
最も簡単な方法は、現在装着しているホイールと同等のサイズを購入するのがおすすめです。
しかし、ホイールサイズはホイールの裏面に記載していることが多いため、一度車体から外す必要があります。
タイヤ交換に慣れている人であれば問題ありませんが、一度もやったことがない人はカーショップやガソリンスタンドで確認してもらうようにしてください。
【低価格帯】おすすめのスポークホイール5選
ここからは数あるスポークホイールの中でも、低価格帯のおすすめ商品をご紹介します。
- マルカ:ユーロスピードV25
- ホットスタッフ:ジースピードP-02
- ウェッズ:ザミックティート
- 共豊(キョウホウ):サーキュラーC10R
- マルカ:シュナイダーSQ27
安いだけでなく、信頼できるメーカー・品質の高いホイールを集めました。
1.マルカ:ユーロスピードV25
国内で高いシェア率を誇るマルカから販売されるユーロスピードV25は、高い品質とデザイン性を持ちながら、お手軽な価格で購入できると人気を集めています。
展開しているサイズは多く、軽自動車からミニバン、SUVまで幅広いユーザーに対応可能です。
10本スポークによって、低価格帯に見えないデザインになっていますので、初めて社外ホイールを購入する方にもおすすめ。
カラー | メタリックグレー |
---|---|
展開サイズ | 12インチ〜18インチ |
価格 | 26,100円〜 |
2.ホットスタッフ:ジースピードP-02
人気メーカーホットスタッフのジースピードP-02は、メタリックシルバーとブラックの2トーンカラーで、足回りのインパクトを増大させるホイールです。
シンプルすぎないデザインになっているため、20代〜50代まで幅広く選んでいただけるホイールとして人気を集めています。
軽自動車のドレスアップにも最適で、流行りのハイト系ワゴンにもマッチします。
サイズも豊富に展開しており、ホールも4穴と5穴をインチによって用意している形です。
カラー | メタリックブラックポリッシュ |
---|---|
サイズ展開 | 13インチ〜18インチ |
価格 | 33,750円〜 |
3.ウェッズ:ザミックティート
ウェッズのザミックティートは、軽自動車のドレスアップに最適なホイールです。
シャープなスポーク、色鮮やかなカラーリングで軽自動車の足回りを引き締めてくれます。
ホイールの重量が非常に軽く、走行のパフォーマンスは確実に向上し、燃費性能も上げてくれるでしょう。
耐腐食性機能が搭載されているため、劣化を抑えて長期で使用し続けられるのもポイントです。
カラー | ディープメタル |
---|---|
サイズ展開 | 12インチ〜18インチ |
価格 | 37,510円〜 |
4.共豊(キョウホウ):サーキュラーC10R
キョウホウのサーキュラーC10Rは、バランス性に最も優れているとされる10スポークが採用され、価格からは想像もつかない品質の高さが売りのホイールです。
ホイールメーカーの中でも品質がトップレベルのエンケイが監修を行い、厳格な製造基準をクリアしており、マネージド・バイ・エンケイを獲得している商品となります。
スポーティなデザインに加えて立体感を最大限演出するよう、リムオーバーなスポーク形状を採用しています。
したがって、ダイナミックさと躍動感を演出し、力強い走りを意識させるホイールに仕上がっているのもポイントです。
塗装後に粉体を吹きかけ、焼き付け時に溶けてコーティングされているため、高い光沢感による高級感も併せ持っています。
カラー | グロスブラック |
---|---|
サイズ展開 | 14インチ〜18インチ |
価格 | * |
5.マルカ:シュナイダーSQ27
マルカのシュナイダーSQ27は、できる限りスポークが細く作られ、クロス部分をセンター寄せにすることで、ワンサイズ大きなホイールに見えるよう工夫されたホイールです。
足回りを大きく見せると車の迫力・ラグジュアリーさが増すため、ドレスアップには最適なホイールといえます。
軽自動車を始め、あらゆる車体にマッチしやすいでしょう。また、スポークが細いとはいえ、全体のバランスや強度にも配慮されています。
具体的には、スポークサイドにリブを設定したことでほど良いボリューム感が生まれ、強度に対する不安も払拭している形です。
カラー | メタリックブラック/メタリックシルバー |
---|---|
サイズ展開 | 12インチ〜18インチ |
価格 | 33,350円〜 |
【カスタム・スポーツタイプ】おすすめのスポークホイール5選
最後に、カスタム好きやスポーツタイプ、高級感溢れるおすすめの商品も紹介していきます。
- レイズ:ボルクレーシングTE37 SAGA S-plus(サーガ)
- ウェッズ:ウェッズスポーツRN-55M
- ワーク:ワーク エモーションZR10
- エンケイ:パフォーマンスラインPF07
- SSR:GTX03
愛車の雰囲気をガラッと変えたい、高級車にも負けない雰囲気に仕上げたい人には最適なホイールばかりですので、参考にしてみてください。
1.レイズ:ボルクレーシングTE37 SAGA S-plus(サーガ)
ホイール3大メーカーの1つであるレイズは、デザイン・機能性ともに最高級品質なホイールが多く、憧れる人も多いメーカーです。
ボルクレーシングTE37 SAGA S-plusは、JWL・VIA基準をクリアしているだけでなく、それよりも厳しいレイズ独自の基準「JWL+R Spec 2」をクリアし、品質は最高レベルのホイールになっています。
さらに、強度はこの厳しい基準を大幅にクリアするほどの性能を持っているため、どんな車でも安心して支えることができるホイールです。
近年、車のハイパワー・重量化が進んでいますが、高剛性・高強度の実現によって、大型国産車から輸入車まで問題なく装着可能となります。
カラー | ダイヤモンドダークガンメタ/ブロンズ(オプションで他カラー有り) |
---|---|
サイズ展開 | 15インチ〜19インチ |
価格 | 309,400円〜 |
2.ウェッズ:ウェッズスポーツRN-55M
ウェッズのウェッズスポーツRN-55Mは、次世代製法と呼ばれる技術を駆使し、軽量化と個性溢れるデザインの両方を実現したハイスペックホイールです。
これまで、軽量化の追求とデザインの追求は相反する関係であり、両方を実現するのは難しいとされていました。
しかし、ウェッズは金型成形ではできない「H断面形状」を取り入れ、極限までの軽量化とデザイン性の向上を実現し、独自の製法でこちらのホイールを完成させています。
走り好きユーザーであれば、他にはない軽快さと華やかさを持ち合わせた「ウェッズスポーツ」を一度試してみてはいかがでしょうか。
カラー | ブラックブルーマシニング/グロスブラック |
---|---|
サイズ展開 | 18インチ〜19インチ |
価格 | 200,800円〜 |
3.ワーク:ワーク エモーションZR10
ワークのワークエモーションZR10は、鋳造で製造されたホイールでありながら、スーパーGTで使用され、その後市販品へ流用された高性能ホイールです。
ホイールの軽さと高剛性は、市販品とは思えないほど高品質に仕上がっています。
デザインはいかにも高級感溢れる雰囲気、スポーティーさを持ち合わせ、ワーク特有の雰囲気で車をドレスアップしてくれます。
カラー | グリミットブラックダイヤカットリム/チタンダイヤリップカット/ブラックダイヤリップカット/アズールホワイト/マットネイビー |
---|---|
サイズ展開 | 15インチ〜19インチ |
価格 | 120,500円〜 |
4.エンケイ:パフォーマンスラインPF07
トップクラスのシェア率を誇るエンケイのパフォーマンスラインPF07は、7本の力強いスポークで構成され、シンプルかつスポーティーに仕上がったホイールです。
デザインだけでなく性能も細部まで追求され、タフ&スポーツをコンセプトにしています。
カスタム好き・走り好きの車に合わせて、ビックキャリパーにも対応できるようホイール内を広くし、ブレーキ冷却性能も同時に高める設計になっています。
他にも、肉抜きによる軽量化、タイヤずれを防止するローレット加工も採用するなど、車体のパフォーマンスを最大限引き出せるモデルです。
カラー | ダークシルバー/パールホワイト/ゴールド/SBK |
---|---|
サイズ展開 | 15インチ〜19インチ |
価格 | 85,200円〜 |
5.SSR:GTX03
モータースポーツでも実績を残しているSSRですが、これまでの経験から新たなスポーク断面を採用し、軽量と高剛性を実現させたのがGTX03です。
細身なスポークが採用されていますが、リブを設けて剛性アップをしており、強度の心配要素は一切ありません。
さらに、センターパートはキャップレスにすることで厚みを抑え、ホイールの軽量化を追求しています。
見た目は高級感溢れる仕上がりで、上品な輝きを放っているため、他にはない存在感をアピールできます。
カラー | クロムシルバー/マシンドグラファイトガンメタ |
---|---|
サイズ展開 | 15インチ〜19インチ |
価格 | 110,800円〜 |
スポークホイールなら専門店のタイヤワールド館ベスト
ホイール選びは種類が多く、愛車にぴったりの商品を見つけるのは時間も労力もかかります。特に、車の知識が少ない人は「選び方が分からない」と悩んでいるケースも多く見かけます。
迷った時は、ホイールデザインの種類だけでも絞っておくとスムーズに進めやすくなるため、主流になっているスポークホイールを選んでおけば間違いありません。
ホイールシュミレーションもあるので、イメージを確認してみるのもおすすめです。
また、タイヤワールド館ベストではオンラインショップも展開しています。
ホイールメーカー検索、車種別検索、タイヤセット検索など、検索機能が充実しているため、「愛車のホイールが探しやすい」と大好評です。
全国に約4,000と提携もしているので、購入後はお住まい近くの取付店を予約して、当日現地へ向かうだけで取付まで完了できます。
ホイールだけでなく、タイヤの在庫も豊富に揃っていますので、ぜひ一度サイトをチェックしてみてください。
趣味:お客様の車をドレスアップすること
モットー:全てのお客様から喜びの声を沢山頂けるよう接客を行うこと
特技:タイヤ・ホイールのインチアップ・マッチング・インセット計算
20年以上のキャリアを持ち多くの顧客から絶大な信頼を得ている。