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    インセット40と45の違いは?変更時のメリット・デメリットや許容範囲も解説

    最終更新日 2024年10月25日

    ホイールのインセットの変更を検討しているけれど、「インセット40と45の違いがわからない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

    ドレスアップの定番である「ツライチ」には、インセットの変更は外せません。

    本記事では、インセット40と45の違いをわかりやすく解説します。インセット数値を下げることで得られるメリットやデメリットもお伝えするので、変更後のイメージがつかみやすくなります。

    足回りのカスタマイズを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

    ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

    ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

    ホイールのインセットとは、ホイールを横から見たときに、リムの幅(タイヤがはまる部分)の中心からホイールを車体に取り付ける面までの距離を表す数値のことを指します。

    ホイールの取り付け面がリム幅の中心にあれば「ゼロセット(0)」、中心より外側にあれば「インセット(+)」、内側にあれば「アウトセット(-)」と表記されます。

    インセットイメージ

    参考:ブリヂストン

    リムの中心より内側 リムの中心 リムの中心より外側
    アウトセット(-) ゼロセット(0) インセット(+)

    ホイールのサイズ表記では、一番後ろにある数値がインセットの数値です。

    たとえば、ホイールサイズが「16 61/2 J 5 114.3 48」なら、インセットの数値は「48」となります。ホイールの取り付け面が、リム幅の中心から48mm外側にある、という意味です。

    インセットの数値は、大きくなるほどホイールは車体の内側に入り、小さくなる(0に近づく)ほど外側に出るので、ツライチを目指すのなら数値を下げていくことになります。

    現在は「インセット」ですが、2008年7月11日以前は「オフセット」といわれていました。これは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)から国際基準に合わせようと呼びかけがあり、名称が変更になったためです。

    インセットとオフセットの意味は同じです。

    正しくは「インセット」ですが、オフセットと呼ぶ人も多く、どちらの呼び方でも伝わるでしょう。

    どう変わる?インセット40と45の違い

    どう変わる?インセット40と45の違い

    インセット40と45の違いについて解説します。

    ● インセット40
    ● インセット45

    5mmの違いなら、乗り心地に大きな差は出にくいでしょう。ホイールや車種によって異なりますが、主に変化するのは見た目です。

    それぞれ解説します。

    インセット40

    インセット40とは、ホイールの中心から取り付け面が40mm外側にある状態のことです。インセット45と比べると、ホイールは外側に出ていることになります。

    理論上では、ホイールが5mm外側に出るので、インセット45よりもツライチに近づきます。

    インセット45のホイールを装着したときと比較すると、車種によってはかなり外側に出ている印象です。人によって見え方は異なるものの、イメージはガラッと変わります。

    インセット40は45よりも、スポーティーな足回りを演出できるでしょう。

    インセット45

    インセット45とは、ホイールの中心から取り付け面が45mm外側にある状態のことです。インセット40と比べると、ホイールは内側(車体側)に入っていることになります。

    理論上では、ホイールが5mm内側に入るので、インセット40よりフェンダーとのすき間が広くなります。

    車種にもよりますが、インセット40のホイールを装着したときよりも、フェンダーとの距離にだいぶ余裕がみられる印象です。

    ギリギリを攻めるツライチよりも、フェンダーとのすき間にある程度空間がほしい人は、インセット45を選ぶといいかもしれません。

    ただし、実車では5mm以上の差が出る可能性もあります。車種やホイールによって変化するので、必ず5mmの差が出るとは考えにくいでしょう。

    インセット数値を下げるメリット・デメリット

    インセット数値を下げるメリット・デメリット

    インセット数値を下げることで得られるメリットと、考えられるデメリットを解説します。

    足回りをツライチに近づけるためには、インセット数値を下げる(0に近づける)必要があります。数値を下げることでどのような変化があるのか、良い面だけでなく悪い面も理解しておきましょう。

    メリットはドレスアップ効果や走行性能の向上

    主なメリットは以下の2つです。

    ・ドレスアップ効果
    ・走行性能の向上

    インセットの数値を下げ、ツライチに近づける最大のメリットは、ドレスアップ効果を得られることです。

    ホイールとフェンダーの面がそろうことで、レーシングカーのような迫力ある足回りを演出できます。ドレスアップの王道といっても過言ではありません。

    ホイールの存在感を引き出し、おしゃれな足元を楽しめます。

    また、走行性能の向上が期待できます。ホイールを外側に出すことで、トレッドの距離が広がり、コーナリングでグッと踏ん張る力が増すこともメリットです。

    ※トレッドとは、左右のタイヤの接地面の中心から中心までの距離のことです。

    デメリット

    反対に、ツライチにはデメリットもあります。主なデメリットは以下の3つです。

    ・干渉の危険性
    ・ボディに傷がつきやすくなる
    ・乗り心地や燃費が悪化する

    ホイールをあまりにもフェンダーギリギリの位置に設定すると、ボディに干渉してしまう可能性があります。

    走行中にフェンダーを巻き込んでしまうと、ホイールに傷がついたり、フェンダーが変形して走行できなくなったりと非常に危険です。

    フェンダーとのすき間が少なくなることで小石や泥などをかきあげ、ボディに汚れや傷がつきやすくなる恐れもあります。

    また、インセットを下げると同時にタイヤの幅を広げた場合は、乗り心地や燃費の悪化も考えられます。

    スタイリッシュな見た目と引き換えに、さまざまな短所があることも理解してカスタマイズを行うようにしましょう。

    インセットの計算方法

    インセットの計算方法

    インセットの計算方法を解説します。慣れていない人には少し難しく感じるかもしれませんが、手順はシンプルです。

    糸、おもり、ものさし(端に余白がないもの)を準備し、以下の流れで行います。

    1. ホイールのサイズを確認する
    2. フェンダーとホイールの距離を測る
    3. 測った数値からインセットを計算する

    ホイールのサイズや車種が同じでも、車は1台1台違います。必ず実車で確認し、自己責任で行うようにしてください。

    インセットの許容範囲は?

    インセットの許容範囲は?

    インセットの変更には許容範囲があります。安全に走行するためにも、必ず把握して行うようにしましょう。

    主に気をつける点は、以下の2つです。

    ● フェンダーより外にはみ出さない
    ● 足回りの部品に干渉させない

    1つずつ解説します。

    フェンダーより外にはみ出さない

    インセット数値を下げてツライチに近づけるとき、ホイールがフェンダーからはみ出さないようにしましょう。

    ホイールがフェンダーからはみ出してしまうと、車検に通らない可能性があるからです。

    厳密には、タイヤ側面のラベリングとホイールリムを保護するためのリムガードは、10mm未満の場合に限り、はみ出しは許容されています。(道路運送車両の保安基準 第178条(車枠及び車体))

    しかし、その他の部分では、はみ出しは認められていません。ホイールやホイールナットがはみ出すと、車検に通らないだけでなく走行中も危険だからです。

    はみ出した部分が接触してハンドルをとられたり、事故を起こしたりする可能性もあります。

    わかりやすくいうと、扇風機のカバーを外してスイッチを入れている状態です。羽の部分がむき出しで回転しているのは、非常に危険です。それと同じことがいえます。

    自分だけでなく周りにも危険が及びます。注意してカスタマイズを行いましょう。

    足回りの部品に干渉させない

    気をつけなければいけないのは、見える部分だけではありません。車体側、つまりホイールの内側にあるサスペンションやブレーキの部品に干渉しないように注意が必要です。

    たとえば、サイズは同じホイールで、インセットの数値だけを40から45に変更したとします。ホイールを取り付ける位置が5mm内側に入るので、その分ホイールと足回りの部品の距離がせまくなります。

    内側のすき間を確認せずに、サスペンションやブレーキなど足回りの主要部品とホイールが干渉してしまうと、走行に支障が出るからです。

    ブレーキやサスペンションはもちろんですが、インセット数値の変更時には干渉しやすいナックル(車体とつなぎ車輪を支え方向を変える部品)とのすき間を測っておくようにしましょう。

    取り付け時に問題なく、走行してハンドルを切ったり段差を超えたりしても干渉がないか、足回りの部品に注意してください。

    インセットを変更するときの注意点

    インセットを変更するときの注意点

    車には個体差があります。たとえ車種が同じで、ホイールのサイズとデザインが同じものでも、必ず数値が一致するとは限りません。

    前後と左右でも、測った数値が異なる場合もあります。車は左右対称ではなく、エンジンやミッションなどの重い部品も均等に配置されているわけではないからです。

    足回りの部品をカスタマイズして車高が変わっていたり、タイヤの種類によって変わったりすることも考えられます。

    たとえ同じ車種の情報があったとしても、自分の車と同じ数値になる保証はありません。必ず実車で数値を測り、自己責任で行うようにしましょう。

    また、インセットの変更に自信がない人は専門家を頼るのも1つの方法です。
    お近くの方は、当店にぜひご相談くださいね!

    足回りのカスタマイズは、少しのミスでも大きな事故につながる恐れがあります。走る、曲がる、止まるを繰り返し行い、負荷がかかる部分だからです。

    インセットを変更したいけれど知識に不安がある人は、無理に1人で行わずプロに相談することをオススメします。

    微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

    微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

    ホイールのインセットを調整したものの、「あと少しのすき間が気になる」といった場合もあると思います。そんなときは、「ホイールスペーサー」を利用して調整する方法もあります。

    ホイールスペーサー

    参考:ハブリング付きスペーサー/DIGICAM

    ホイールスペーサーとは、車体(ホイールを取り付ける部分)とホイールの間にはさむ円形の金属です。間にはさむことで、厚みの分だけホイールを外側に出せます。

    サイズ設定も豊富で、1mmから選択できます。外に出せるギリギリまでホイールのインセットを調整し、微調整をホイールスペーサーで行うことも可能です。

    10mm以上厚みのあるものは「ワイドトレッドスペーサー」といい、円形の金属にハブボルトが一体になっています。

    車体についているハブボルトに固定して使用するタイプで、ホイールスペーサーと見た目は異なりますが、同じ目的の部品です。

    間にはさむだけでインセットを調整できる手軽さは魅力ですが、ホイールスペーサーにはデメリットもあります。

    本来、車体とホイールの間には部品がはさまっていない状態です。そこにホイールスペーサーをはさみ込むと、ホイールナットを取り付けるハブボルトへのかみこみがどうしても浅くなってしまいます。

    その結果、走行を繰り返すとホイールナットに負荷がかかり、緩みやすくなる可能性もあります。装着時にあまりにもかみこみが浅い場合は、ハブボルトの交換が必須です。

    インセットを調整するときは、できるだけホイールサイズの変更で対応することをオススメします。

    ぴったり合うサイズのホイールがなかった場合や、どうしてもすき間をうめたい場合、補助的な使用を検討してみましょう。

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    インセット40と45では、主に見た目が変化します。5mmの差なら、乗り心地に大きな違いはないでしょう。

    インセット数値が小さくなる(0に近づく)ほどホイールが外側に出て、大きくなるほどホイールが内側に入り込みます。

    足回りのドレスアップでツライチを目指すのなら、インセットの数値を下げていくことになります。

    車種にもよりますが、フェンダーとホイールのすき間に余裕がほしい人はインセット45、攻めたカスタマイズをしたい人はインセット40を選択するといいかもしれません。

    インセットを変更するメリットとデメリットも理解して、許容範囲で足回りのドレスアップを楽しんでください。

    インセットの変更でホイールを交換するのなら、タイヤワールド館ベストがオススメです。さまざまなサイズのホイールを取り揃えており、デザインの種類も豊富です。あなたの好みに合ったホイールが見つかりますよ。

    オンラインからの注文も可能です。ぜひチェックしてみてくださいね。

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    ホイールメーカー トヨタ スタッドレスタイヤ 西多賀店 セダン

    XV70型カムリにおすすめしたいスタッドレスタイヤ&アルミホイール6選

    最終更新日 2025年10月27日

    日本市場でも北米市場でも人気の高いセダンであるTOYOTA・カムリは現行型で10代目となります。

    まず曲面を用いた複雑な造形のインパネが目を引きTNGAプラットフォームと新設計のエンジン「ダイナミックフォース」の採用など魅力的です。

    今回はそんな人気のTOYOTA・カムリにおすすめのスタッドレスタイヤ&アルミホイールをご紹介いたします。

    2025年スタッドレス特集!

    ※お願い※
    新車であってもグレード差やオプションにより、純正装着とは異なるサイズ(適応サイズ)が実際に装着されているケースがあります。とくに中古車の場合、前オーナーによる交換歴があるかもしれません。
    タイヤ購入の際には、運転席ドアを開けたところにあるタイヤサイズ表示シールと、現在装着されているタイヤの側面にも刻印されているサイズの両方を、必ず現物でご確認ください。

    70系カムリのグレード別純正タイヤ・アルミホイールサイズ一覧

    10代目70系カムリのグレード別純正タイヤ・アルミホイールのサイズ情報

    BEST写真館より

    10代目70系カムリのグレード別のタイヤ&アルミホイールのサイズ表は以下の通りです。

    グレード 純正タイヤサイズ 純正ホイールサイズ
    WSレザーパッケージ 235/45R17 17インチ 5/114+50
    Gレザーパッケージ 235/45R17 17インチ 5/114+50
    WS 215/55R17 17インチ 5/114+45
    G 215/55R17 17インチ 5/114+45
    X 205/65R16 16インチ 5/114+40

    グレード、型式によりサイズが異なるので購入の際はご注意下さい。店頭で購入の場合はサイズを一緒に確認させて頂きますのでご安心下さい。

    カムリにおすすめしたいスタッドレスタイヤ4選

    カムリにおすすめしたいスタッドレスタイヤ

    カムリにおすすめしたいスタッドレスタイヤを3つご紹介します。

    1. ダンロップ WINTER MAXX03
    2. ブリヂストン ブリザックVRX3
    3. トーヨー オブザーブGIZ2
    4. ミシュラン X-ICE SNOW

    1.みんカラでのユーザー評価4.45!ダンロップ WINTER MAXX03

    ウィンターマックス03

    WINTER MAXX 03は、ゴムの剛性が強く乾燥した路面でも減りにくく、かつしなやかなゴムが凍った路面に対していち早く除水をして、安心・安全に走行できるスタッドレスタイヤです。ウィンターマックス3は以下のような方におすすめです。

    • ● 冬でも長距離を走る
    • ● 高速道路をよく使う
    • ● 早朝や夜中にお車を使うことが多い方

    ナノレベルの柔軟性に富んだ突起が、水を「押し出す」ことによって瞬時に水膜を除去するという特許出願中の「ナノ凹凸ゴム」により、従来商品より約1.5倍~2倍のスピードで除水を可能としたWINTER MAXX 03。

    ナノ凹凸ゴム

    走行によりタイヤが摩耗してきても、新たな凹凸構造が生まれるため、凍結路面や雪道でも、使い終わりまで安心して走行することができます。

    液状ファルネセンゴム

    前型WINTER MAXX 02でも使用されていたゴムのしなやかさを長期にわたって保つ「液状ファルネセンゴム」がWM03にも使用されています。

    ゴムと軟化剤、両方の性質を持っているのが特徴で低温下での密着とゴムの柔らかさを両立するため時間が経ってもしなやかさを維持してくれます。

    WM03は車重の重い車につけても長持ちします。


    【口コミ情報】
    ●車種:日産セレナ
    ●使用頻度:走行距離 毎日片道30分の送迎・通勤
    『アイスバーン性能も良く、乾燥した路面のふらつきも少ないのでとても快適です』

    2.雪国在住の人からの信頼度抜群!ブリヂストン ブリザックVRX3

    ブリザックVRX3

    BLIZZAK VRX3は、北海道・北東北主要5都市での装着率が20年連続No.1のブリザックシリーズのスタッドレスです。どんな時でも走らないといけないタクシードライバーさんの味方装着率69.5%(北海道札幌市)を実現する安心・安全なタイヤで、以下のような方におすすめです。

    • ● お住いの地域に坂が多い
    • ● 雪が沢山降る地域にお住まいの方
    • ● ウィンタースポーツ等で山道を走ることが多い

    2021年発表商品でブリヂストンの独自技術である「発泡ゴム」を、さらに進化させた「フレキシブル発泡ゴム」により、従来品より氷上でのグリップ力と効きの持ちを向上させた、BLIZZAK VRX3。

    フレキシブル発泡ゴム 画像

    VRX3は使用後から4年経過時点でも、新品時のVRX2より氷上での効きが長もちするということで、複数年にわたって安心して使えます!

    3.コスパ重視のかたにおすすめ!トーヨー オブザーブGIZ2

    オブザーブ GIZ2

    オブザーブGIZ2は、氷上でのグリップ力に「吸着クルミゴム」と「NEO吸水カーボニックセル」を採用し、優れた吸水効果を発揮します。以下のような方におすすめです。

    • ● 近場への通勤や街乗りがメイン
    • ● コストを抑えたい

    「持続性密着ゲル」と呼ばれる素材を配合したコンパウンドを使用することで、ゴム自体の密着性が高められています。これにより氷上性能が永く効果を発揮して、経年劣化による摩擦力の低下も穏やかとなり、長期間使用することができます。

    NEO吸水カーボニックセル 画像

    トーヨータイヤさんといえばお馴染みの「鬼クルミ殻」を配合しており、氷を直接ひっかくことで優れたグリップ性能を発揮します。

    4.長持ちでふらつきが少なく快適! ミシュラン X-ICE SNOW

    X-ICE SNOW

    X-ICE SNOWは、冬タイヤでも夏タイヤの様な感覚で走れると定評があり、ゴムの剛性が強く乾燥した路面でも減りにくく、溝が減ってきても雪上・氷上で高い性能が続き安心・安全に走行でき、下記のような方におすすめです。

    • ● 冬でも長距離を走る
    • ● 高速道路をよく使う
    • ● 車重が重いお車や輸入車にお乗りの方

    「EverWinterGrip コンパウンド」
    (エバー・ウィンター・グリップ・コンパウンド)を新規採用したX-ICE SNOW(エックスアイス スノー)は、使い終わりまで性能が長続きするタイヤとして定評があります。

    ベースとして配合されているタイヤのコンパウンドと、別に配合されている剛性の高いコンパウンドとの摩耗差により、断続的に微小な凹凸を生成することを可能としていて、高いアイスグリップ性能とロングライフ性能を実現したスタッドレスタイヤです!

    X-ICE史上一番止まり、溝が減ってきても高い性能を発揮してくれる。さらに次の履き替え時まで安心して運転出来る冬の強い味方です!

    そしてこのミシュラン夏タイヤに乗っているんだろうか?!と錯覚するくらいふらつきが少なく乗り心地が良いのです。

    それってゴムがかたいのでは?と思いますよね?タイヤの中はワイヤーが巻かれており、ミシュランタイヤは特にしっかり巻かれているので車重の重い車に着けても車重に負けないため減りにくく、乗り心地も良いです。ゴムはしなやかでアイスバーン性能もとても良いので安心して下さいね。

    カムリに似合うアルミホイール6選

    カムリに似合うアルミホイール6選

    トヨタ・カムリは、快適性・高級感を備えたミドルセダン仕様ながら、スポーティ仕上げ・足回り強化・ホイールアップグレードといったカスタムを楽しむ愛好家にも一定の支持があるお車です。

    そして、こうしたカスタムを前提に快適性能に適したホイールを選定することが、質の高い仕上がりを左右する重要なポイントとなります。

    今回はインチ別でおすすめホイールを紹介いたします!

    1. 【18インチ】WORK EMOTION ZR10
    2. 【18インチ】RAYS ヴェルサスVV21S
    3. 【17インチ】weds レオニスLM
    4. 【17インチ】マルカ RMP025F
    5. 【16インチ】KYOHO スマックヴァルキリー
    6. 【16インチ】weds ヴェルヴァ スポルトⅡ

    また、カムリの装着画像はベスト写真館にも多数掲載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

    カスタム事例がたくさん!ベスト写真館

    カスタム事例がたくさん!ベスト写真館

    1.【18インチ】WORK EMOTION ZR10

    【18インチ】WORK EMOTION ZR10

    公式サイトへ

    WORK EMOTION ZR10は、人気のスポーティーホイールの10本スポークデザインです。
    リムをとる事でホイールに奥行きと立体感を演出してくれます。

    特にグリミットブラックカラーは高級感が増し増しで素敵な愛車に仕上がります。

    グリミットブラック、チタンダイヤリップカットやアズールホワイト等の標準カラー設定他、様々なオプションカラーから愛車にぴったりのホイールをお選び頂けます。

    項目 内容
    メーカー ワーク
    商品名 WORK EMOTION ZR10
    ピース 1ピース構造
    サイズ設定 15~19インチ
    カラー ・グリミットブラック
    ・チタンダイヤリップカット
    ・アズールホワイト
    価格(タイヤワールド館ベスト) 176,700円〜/4本(ホイール付き)

    2.【18インチ】【RAYS】ヴェルサスVV21S

    【18インチ】【RAYS】ヴェルサスVV21S

    公式サイトへ

    RAYSのヴェルサスVV21Sは、ツイン5本スポークで車両の迫力に負けないよう、スポークサイド形状を取り入れて、細身でありながらも「スカスカ感」を抑え迫力満点でおすすめです!

    このようなデザインはサイズが多きいとスポークの長さが強調されてとてもかっこいいんです。カムリは純正サイズがもともと大きいのでサイズそのままで装着してもかっこいい!

    RAYS ベルサスVV21S 画像

    マットスーパーダークガンメタ(APJ)、ジェットブラック (YNJ)2色からお選び頂けます。

    項目 内容
    メーカー レイズ
    商品名 ヴェルサスVV21S
    ピース 1ピース構造
    サイズ設定 18~20インチ
    カラー ・マットスーパーダークガンメタ(APJ)
    ・ジェットブラック (YNJ)
    価格(タイヤワールド館ベスト) 206,200円〜/4本(ホイール付き)

    3.【17インチ】weds レオニスLM

    【17インチ】weds レオニスLM

    公式サイトへ

    wedsのレオニスLMは、変形Y字スポークと直線的なV字スポークという複雑なダブルフェイスデザインで厳つさの中にも上品なイメージがあるのもポイント!美しいデザインに魅了されること間違いなし!

    レオニスKM PBMC/TI 装着画像

    PBMC(パールブラック/ミラーカット)、PBMC/TI(パールブラック ミラーカット/チタントップ)、BMCMC(ブラックメタルコート/ミラーカット)の3種類のカラーからお選び頂けます。

    項目 内容
    メーカー weds
    商品名 レオニスLM
    ピース 1ピース構造
    サイズ設定 18~20インチ
    カラー ・BMC(パールブラック/ミラーカット)
    ・PBMC/TI(パールブラック ミラーカット/チタントップ)
    ・BMCMC(ブラックメタルコート/ミラーカット)
    価格(タイヤワールド館ベスト) 準備中

    4.【17インチ】マルカ RMP025F

    【17インチ】マルカ RMP025F

    公式サイトへ

    マルカのRMP025Fは、スポークサイドの削ぎ落としがアクセントになった開口感のある2×5スポークデザインの『025F』。

    センターからリムまで伸びたスポークが実寸以上の大きさを演出してくれます。

    RMP 025F ホイール 装着画像

    シャープなシルエットながらスポーティーさもあるスポーツ性とプレミアム性の2面性を実現しています。

    項目 内容
    メーカー マルカ
    商品名 RMP025F
    ピース 1ピース構造
    サイズ設定 17~21インチ
    カラー ・ハイパーメタルコート/ブラッシュドフィニッシュ
    ・セミグロスガンメタ+リムエッジDC+ロゴマシニング
    ・セミグロスブラック+リムエッジDC+ロゴマシニング
    価格(タイヤワールド館ベスト) 準備中

    5.【16インチ】KYOHO スマックヴァルキリー

    【16インチ】KYOHO スマックヴァルキリー

    公式サイトへ

    スマックシリーズ初のWフェイスデザインであるKYOHOのスマックヴァルキリー。ダイナミックなメインスポークはポリッシュ加工を施し高級感を演出しております。

    サブスポークには通常時はブラックながらも太陽光等が当たる事により、ブルーメタリックフレークが輝きを放つというカラーをヴァルキリー専用色として開発されたそうです。

    スマックヴァルキリー 装着画像

    こちらは塩害低減対策を採用しておりますので冬向けホイールとしてもおすすめです。

    項目 内容
    メーカー KYOHO
    商品名 スマックヴァルキリー
    ピース 1ピース構造
    サイズ設定 13~18インチ
    カラー ・サファイアブラック×ポリッシュ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 59,020円〜/4本(ホイール付き)

    6.【16インチ】weds ヴェルヴァ スポルトⅡ

    【16インチ】weds ヴェルヴァ スポルトⅡ

    公式サイトへ

    wedsのヴェルヴァ スポルトⅡは、細いスポークによってスポーティーさが演出できます。

    ディープメタルⅡというカラーはただのガンメタではなく少し青みががった様なカラーなのでお洒落さが極まります。

    ヴェルバスポルトツー ホイール 装着画像

    項目 内容
    メーカー weds
    商品名 ヴェルヴァ スポルトⅡ
    ピース 1ピース構造
    サイズ設定 12~19インチ
    カラー ・ディープメタルⅡ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 51,770円〜/4本(ホイール付き)

    ホイールセットを購入する場合はナット購入も忘れずに

    ホイールセットを購入する場合はナット購入も忘れずに

    ホイールを取り付けるナットにはいくつか種類があります。お車とタイヤ・ホイールを止めている大事な部分ですので間違ったナットをつけてしまうと、最悪の場合ナットが緩みタイヤが外れてしまい事故になってしまう恐れも‥。

    とくに、トヨタ車の場合は純正の平座ナットが付いている可能性が高いので、元から装着されている純正ホイール以外である社外品ホイールを取付する際には、テーパーナットを用意するのを忘れないでくださいね。

    まとめ

    まとめ

    BEST写真館より

    今回は70型カムリにおすすめしたいスタッドレスタイヤ&アルミホイールについてご紹介しました。

    そろそろスタッドレスタイヤの時期が近づいてきてますね。来たる冬に向けて早めの準備をすることで慌てることなく冬を迎えられます。

    タイヤ・ホイールにも様々な種類があり、どれを選んで良いのかと迷ってしまいますよね…お客様の用途に合わせたタイヤ選びの参考になればと思います。スタッドレスタイヤ・アルミホイール等ご相談お待ちしております!

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    西多賀店
    西多賀店
    TEL: 022-398-3801
    住所:仙台市太白区泉崎2-23-17
    アクセス:仙台国道286号線沿い
    営業時間:10:00~19:00
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    メンテナンスその他 タイヤの基礎知識 泉八乙女

    定期的に車に乗らないと起きてくる不具合

    最終更新日 2024年8月2日

    コロナも明けて多くのイベントが活気を取り戻してきました。それに伴い、久しぶりに車で出掛けてみようなんて考えている方も居るのではないでしょうか。

    実は、車は定期的に乗らないと不具合が起こりやすいって知っていましたか?

    今回は、最近車に乗っていない方や、久しぶりに車を動かそうと考えている方に向けて、定期的に車に乗らないと起こってくる不具合やトラブルについてご紹介いたします。

    車を定期的に動かさないとバッテリー以外に問題は生じるのか?

    エンジン・バッテリー・タイヤなど様々な部分に影響が出てきます。

    エンジンルーム画像

    最近車に乗っていなかったから久しぶりに動かそうとして、バッテリーが上がってしまったという経験ありませんか?

    実際に経験していなくとも、人づてに出がけにバッテリーが上がってしまって困ったという話を聞いたことがありませんか?

    このように、バッテリーのトラブルはよく聞くけれど、他の部品でのトラブルは聞かないからバッテリーだけ点検して出かけようと考える方も居ると思います。

    しかし、実際にはバッテリーだけではなく、エンジンやタイヤなど様々な部分にも問題が生じます。

    では、どのようなトラブルが起こるのか解説していきます。

    エンジンとバッテリーへの影響

    エンジンのオイルや冷却液の劣化

    最初に紹介するのは、エンジンオイルや冷却液の劣化による影響です。

    オイル画像

    まずは、エンジンオイルの劣化に伴う不具合について解説していきます。エンジンオイルは車に乗らなくても劣化していきます。エンジン内部は密閉状態にはなっていますが、完全な密閉状態ではないため、車に乗らなくても徐々にオイルが酸化していきます。

    見た目ではわかりづらいため、劣化していないと思う方も多いのですが、実際には劣化していたということが多くあります

    また、長期で車に乗っていない場合は、エンジンオイルが劣化している可能性が高いため、特に注意が必要です。

    劣化したオイルで走行し続けてしまうと、燃費の悪化や加速力の低下、最悪の場合エンジンの故障につながります。

    そして、車を一月全く動かさない状態だと、エンジンを始動した際に内部の金属部品にオイルが潤滑せずに乾いた状態で動いてしまうドライスタートと呼ばれる現象が起こってしまう危険性もあります。

    見た目ではわかりづらいため、専門店での点検をお勧めいたします。

    冷却水画像

    続いて、冷却水の劣化についてお話しします。冷却水は、主にエンジンの温度を冷やすやために使用されています。<

    冷却水には防錆効果もあるため、長期間車を放置してしまうとその効果が薄れ、冷却水の通路が錆が発生してしまう<ことも起こりえます。

    エンジンオイルと冷却水のどちらにも言えることですが、<冷却水もオイルも循環させずにいるとその通路内で不純物が詰まってしまうことも考えられます。

    このように、長期で動かしていない車の場合も、久々に車を動かす場合も、バッテリー以外に点検が必要です。

    バッテリーの充電不良によるトラブルバッテリー画像

    バッテリーが充電されないことには、いくつか原因が挙げられます。

    一つ目が、電気を溜める部分であるバッテリーの自然放電です。車は走行すること以外にも、カーナビや時計なども電装品を積んでいるために、走行しなくても徐々に電力を消耗してしまいます。

    走行することでバッテリーに電気が充電される仕組みのため、車を動かさずにいると充電していないのに電力が消費されていきます。そのため、自然放電が起こり、バッテリーが上がってしまう現象につながります。

    バッテリー上がりはバッテリー自体に負荷をかけるため、バッテリーの寿命が短くなってしまい、劣化してしまうことも考えられます。劣化してしまうと、いくら充電してもバッテリー内に電気を溜められなくなってしまいます。その為、充電不良が起こる原因の一つと考えられるのです。

    二つ目は、電気を作るオルタネーターと呼ばれる部品の故障です。この部品が壊れてしまうと、エンジンをかけても電気が作られない為、バッテリーの充電が始まらずに充電不足を引き起こします。

    三つ目が、レギュレーターの故障です。この部品は、オルタネーターで発電された電気を変換させてバッテリーに送る役割があります。その為、この部品が故障してしまうと、発電した電気を変換させることができないため、バッテリーに充電されず充電不良が起こってしまいます。

    バッテリーが上がってしまうと、エンジンの始動ができない、室内灯やヘッドライトがつかない、そして電装品が使用できないといったトラブルが起こります。

    また、最近の車に多いリモコンキーもバッテリーの充電不良によって使用できなくなってしまう可能性があるため、注意が必要です。

    タイヤへの影響

    タイヤの偏摩耗や空気圧の変化

    タイヤ画像

    長期的に車に乗らなくても、タイヤに影響はないとお考えの方もいると思います。ですが、タイヤにも影響が出てきてしまうのです。それが、タイヤ内の空気圧の変化です。

    タイヤは適切な空気圧を維持して運用することで、走行時に本来のスペックを発揮します。しかし、空気は自然に抜けていってしまうため、長期的に車を放置していた場合だと、タイヤ内の空気圧が大きく低下している場合があります。

    タイヤの空気圧が適切でないと、偏摩耗の原因となったり、車の自重を支えられずにタイヤやホイールが変形してしまう原因となります。

    また、タイヤに空気を入れるゴムバルブと呼ばれる部品も、同じくゴム製品のため時間が経つにつれて劣化していきます。そのため、久しぶりに車を動かそうとしてゴムエアバルブから空気が抜けているのに気が付かず走行してしまい、空気圧が下がってしまったなんてこともあります。

    このように、走らなくてもタイヤは劣化していってしまいます。

    燃料の劣化

    燃料系統やエンジンに悪影響を及ぼす問題

    長期間乗っていなかった場合一番気をつけたいのは、燃料の劣化です。

    ガソリンを入れたまま車を放置してしまうと、ガソリンも酸素に触れて酸化してしまう為、劣化してしまいます。劣化したガソリンは、見た目がどろどろとしたものになり、時間がたつと固まっていってしまいます。また、劣化したガソリンは異臭を放ちますので、給油口を開けてみて今までに嗅いだことのないような異臭がした場合は劣化している可能性が考えられます。

    時間経過以外にもガソリンタンク内に発生した結露によって、水滴がガソリンに混ざってしまうことも、劣化の原因と考えられています。

    劣化したガソリンをタンク内に入れ続けてしまうと、ガソリンタンクや配管といった金属部品が腐食を起こしてしまう可能性があります。さらに粘性が高いと、ポンプや配管などのガソリンを通る部品が目詰まりを起こしてしまいます

    もし無理に車を始動させた場合、エンジン周辺の部品が破損し、車の故障に繋がります。もしも、車にガソリンを入れたまま半年以上経過してしまっている場合には、ガソリンの入れ替えが必要なため必ずガソリンスタンドなどにご相談ください。

    まとめ


    車は定期的に動かさないと、不具合が起こる可能性が高くなってきます。

    一週間以上乗らなかった場合は、三十分以上ゆっくりと走行させるのが理想と言われています。

    三十分走らせると、エンジンオイルが循環しエンジン自体も温まってくるからです。

    週末や休日に少し遠くのスーパーや、買い物、ドライブなどをして三十分以上走行することを意識してみてください。

    時々動かすことで、オイルやバッテリーの不具合を防ぐこともできます。

    もしも、長期間車に乗っていないけれど動かす予定がある方、どこか不具合があるか心配な方はベストでは簡易点検も行っておりますので、ぜひご相談ください。また、タイヤの空気圧点検もしておりますので、長距離ドライブや久しぶりに車を動かす際には、ぜひタイヤワールド館ベストへご来店ください!

    またタイヤワールド館ベストではお客様がカスタムしたお車を
    沢山掲載している【写真館】がございます。

    ホイールの購入を検討しているかたぜひご覧ください!

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    デリカ スタッドレスタイヤ ライターチーム 軽自動車

    デリカミニのおすすめスタッドレスタイヤは?サイズやタイヤの正しい選び方を紹介!

    最終更新日 2025年9月12日

    デリカミニのタイヤ交換を検討しているものの、どのようなタイヤを選べばいいのかわからない方も多いでしょう。さらに、デリカミニの純正タイヤサイズやタイヤサイズの調べ方がわからない方もいるのではないでしょうか。

    そこで今回は、デリカミニのタイヤサイズに加え、タイヤサイズを確認できる一般的な方法を解説します。さらに、スタッドレスタイヤの特徴や寿命、デリカミニに合うスタッドレスタイヤの選び方も併せて紹介します。

    そのほか、デリカミニにおすすめのタイヤや価格についても見ていきましょう。

    ※お願い※
    新車であってもグレード差やオプションにより、純正装着とは異なるサイズ(適応サイズ)が実際に装着されているケースがあります。とくに中古車の場合、前オーナーによる交換歴があるかもしれません。
    タイヤ購入の際には、運転席ドアを開けたところにあるタイヤサイズ表示シールと、現在装着されているタイヤの側面にも刻印されているサイズの両方を、必ず現物でご確認ください。

    デリカミニとは

    デリカミニとは

    デリカミニは2023年1月13日に三菱自動車の新型スーパーハイトワゴン軽自動車としてデビューしました。デリカミニは、三菱自動車が誇るデリカD:5のパワフルなコンセプトを踏襲しつつ、日常使いもしやすい新しいキャラクターの軽自動車で大人気です。

    デリカミニのタイヤサイズは?

    デリカミニのタイヤサイズは?

    ここでは、デリカミニの代表的なグレードのタイヤサイズとホイールサイズを見ていきましょう。

    デリカミニの型式別タイヤサイズ

    グレード 型式 タイヤサイズ
    T Premium 2WD HXTTZ 165/55R15
    G 2WD HXTRG 155/65R14
    T 4WD HXTPZZ 165/60R15

    デリカミニのタイヤサイズは駆動方式やグレードによって異なります。上級グレードのT Premiumは165/55R15であるのに対し、スタンダードグレードのG 2WDは155/65R14と一回り小さなサイズのタイヤが装着されています。

    なお、デリカミニの場合、4WDを選択すると、すべて同一のタイヤサイズとなり、165/55R15が標準装備です。

    デリカミニ14インチのホイールサイズ

    タイヤサイズ 155/65R14
    型式 5AA-B34A
    ホイールサイズ 14×4.5J
    PCD 100
    インセット 46

    デリカミニ15インチ(2WD)のホイールサイズ

    タイヤサイズ 165/55R15
    型式 5AA-B35A
    ホイールサイズ 15×4.5J
    PCD 100
    インセット 46

    デリカミニ15インチ(4WD)のホイールサイズ

    タイヤサイズ 165/60R15
    型式 5AA-B37A
    ホイールサイズ 15×4.5J
    PCD 100
    インセット 46

    デリカミニのナットサイズ

    ・M12×1.5
    ・21HEX(21ミリ)
    ・16個(1台分)

    デリカミニはインチアップできる?

    デリカミニはインチアップできる?

    デリカミニのインチアップについては最大で16インチまでとなります。17インチは165/35R17になりますが、ロードインデックスが保てない為不可となります。

    16インチで選択できるサイズは165/45R16または165/50R16となります。

    デリカミニ16インチのタイヤ・ホイールサイズ

    16インチのタイヤサイズ

    タイヤサイズ 外径 車検
    165/50R16 554mm
    荷重指数足りない為
    165/45R16 571mm

    16インチのホイールサイズ

    タイヤサイズ 16インチ
    ホイールサイズ 16×5J
    PCD 100
    インセット 46

    車検に通るインチアップは165/50R16

    165/45R16は見た目はカッコよくなるのですが、荷重指数足りないため車検は通りません。

    一方の165/50R16はハスラーなどと同サイズで車検も通りますが、扁平率が厚いので見栄えがそこまでよくなるということはありません。

    インチアップをすることの主な目的は「見た目のカッコよさ」だと思うのですが、デリカに関しては車検に通るインチアップにそこまで見た目のインパクトがないため、インチアップはせずに、14、15インチで乗る方が多い印象です。

    最近の車は足回りで言うと、フェンダー(内側)が広く、ホイールハウス(外側)が狭い作りになっている車が多く、太いホイールが履けない傾向にあります。

    インチ別!デリカミニのおすすめタイヤと価格

    インチ別!デリカミニのおすすめタイヤと価格

    ここでは、デリカミニにおすすめのタイヤと価格をインチ別に詳しく紹介します。

    14インチ【サマータイヤ】ヨコハマ/ジオランダー X-AT G016
    14インチ【スタッドレスタイヤ】ダンロップ/ ウィンターマックス03
    15インチ【サマータイヤ】ダンロップ/エナセーブ RV505
    15インチ【スタッドレスタイヤ】ブリヂストン/ブリザック VRX3

    14インチのおすすめタイヤと価格

    【サマータイヤ】ヨコハマ/ジオランダー A/T G015

    ジオランダーA/T

    ヨコハマ公式サイトへ

    「ヨコハマ/ジオランダーA/T G015」は、オフロード性能もオンロード性能も兼ね備えたSUV向けのオールテレーンタイヤです。優れた耐摩耗性、マッド&スノー性能も保持しており、オールテレーンタイヤ特有のワイルドなトレッドパターンにより、未舗装道路でも安定した走行が可能となります。

    さらに、デザイン性においても、オフローダー要素のあるデリカミニとぴったりといえるでしょう。
    「ヨコハマ/ジオランダーA/T G015」の155/65R14の価格は執筆時点で9,800円/本ですが、最新の価格は以下よりご確認ください。

    【スタッドレスタイヤ】ダンロップ/ ウィンターマックス03

    デリカミニのおすすめタイヤ②ダンロップ/ ウィンターマックス03

    「ダンロップ/ ウィンターマックス03」は、雪上性能、耐摩耗性、ドライ性能が高く、トータルバランスが優れたスタッドレスタイヤです。「ダンロップ/ ウィンターマックス03」には、液状ファルネセンゴムが採用されており、雪上や氷上などの低温路面においても、ゴムの柔軟性を維持でき、高いグリップ力を発揮します。

    「ダンロップ/ ウィンターマックス03」の155/65R14の価格は執筆時点で11,100円/本ですが、最新の価格は以下よりご確認ください。

    15インチのおすすめタイヤと価格

    【サマータイヤ】ダンロップ/エナセーブ RV505

    デリカミニのおすすめタイヤ③ダンロップ/エナセーブRV505

    「ダンロップ/エナセーブ RV505」は、ミニバンやコンパクトカー、軽自動車を対象にした低燃費タイヤです。ダンロップ独自の技術により、従来製品から耐摩耗性が約53%向上しており、優れた耐久性を誇ります。

    さらに、デリカミニのようなスーパーハイトワゴン軽自動車では、高速走行時にふらつきが発生することがありますが、「ダンロップ/エナセーブ RV505」では非対称のトレッドパターンが採用されているほか、新設計のサイドウォールによってトレッド面および外側の剛性が高められていることから、耐ふらつき性能が高められています。

    「ダンロップ/エナセーブ RV505」の165/60R15の価格は執筆時点で11,900円/本ですが、最新の価格は以下よりご確認ください。

    【スタッドレスタイヤ】ブリヂストン/ブリザック VRX3

    デリカミニのおすすめタイヤ④ブリヂストン/ブリザック VRX3

    「ブリヂストン/ブリザック VRX3」は、氷上路面における走行性能はもちろん、静粛性の高さに加え、低燃費性能、ウェット性能、ドライ性能など、タイヤの性能を構成するさまざまな要素において高い評価を得ています。

    北海道、北東北主要5都市においては、22連続の装着率No.1の記録を保持しており、雪深い地域においても、安心して使用できるスタッドレスタイヤといえるでしょう。

    「ブリヂストン/ブリザック VRX3」の165/60R15の価格は執筆時点で17,240円/本ですが、最新の価格は以下よりご確認ください。

    スタッドレスタイヤの特徴

    スタッドレスタイヤの特徴

    積雪地帯に住んでいる方や、レジャーやアウトドアで雪が降る地域に行くことがある方は、冬になるとスタッドレスタイヤに交換することがほとんどです。ただ、そもそもサマータイヤとスタッドレスタイヤは、どう違うのか具体的にはわからない方も多いのではないでしょうか。

    ここでは、サマータイヤとスタッドレスタイヤの違いや、スタッドレスタイヤの特徴を詳しく見ていきましょう。

    ゴムが柔らかい

    サマータイヤとスタッドレスタイヤの大きな違いの一つは、ゴムの柔らかさです。

    通常のサマータイヤの場合、気温や路面温度が低いと硬くなり、熱くなると柔らかくなるという性質があります。タイヤは柔らかいほど、グリップ力が高まると言われており、レースなどでは走行前にタイヤを温めて使用します。

    一方、スタッドレスタイヤの場合、気温や路面温度が低い冬の装着を想定していることから、柔らかいゴムが使われており、温度が低くても十分なグリップ力を発揮できるのが特徴です。

    なお、低温でも柔軟性を維持するために柔らかいゴムが使用されているため、路面温度が高くなる夏に使用すると、たわみの原因となったり、最悪の場合はバーストを引き起こしたりする可能性が高くなります。

    スタッドレスタイヤは、あくまでも雪道や気温が低い季節に使用することを留意しておきましょう。

    タイヤのトレッド面のブロックが深い

    スタッドレスタイヤのトレッド面には深いブロックが配列されており、ブロックパターンが雪道や凍結路面をひっかくようにタイヤが回転することから、タイヤが空転することなく車を進められます。

    さらに、深いブロックパターンだけでなく、サイプという細かな溝が無数に配列されており、そのサイプによって水や雪を排出することで、濡れた路面や積雪路面でも、タイヤ本来のグリップ力を保つことが可能です。

    そのほか、サイプがたくさん刻まれることで、トレッドパターンの各所の硬さを調整する役割があり、しなやかで柔らかいだけでなく、しっかりとした強度を維持できます。

    スタッドレスタイヤの寿命はどれくらい?

    デリカミニのスタッドレスタイヤの寿命はどれくらい?

    すでにスタッドレスタイヤを装着している方の中で、スタッドレスタイヤの寿命はどれくらいなのかわからない方もいるでしょう。さらに、これからスタッドレスタイヤに交換するうえで、どれくらいの頻度で新しいタイヤに交換したほうがいいのか気になる方も多いのではないでしょうか。
    寿命を判断するポイントは以下のつです。

    1. 新品から50%摩耗
    2. 使用開始から5年以上経過
    3. 製造後10年以上経過

    ここでは、スタッドレスタイヤの寿命について詳しく解説します。

    1.新品から50%摩耗

    スタッドレスタイヤは新品から50%摩耗すると、雪道や氷上路面でのグリップ力が大幅に低下するといわれています。スタッドレスタイヤには細かなサイプが無数に刻まれており、その溝によって排水性や雪道でのグリップ力を保っています。

    しかし、タイヤが摩耗すると、サイプが浅くなってしまい、排水性が低下してしまうことから、雪道でのグリップ力も低下してしまうのです。タイヤメーカーによっては、スタッドレスタイヤを使用し、新品時から50%摩耗したタイミングで交換することを推奨しています。

    使用環境や保管状態によっても、タイヤの劣化具合は異なるものの、タイヤ本来の性能を維持するためにも、50%摩耗したタイミングをひとつの目安として、スタッドレスタイヤの交換を検討しましょう。

    2.使用開始から5年以上経過

    スタッドレスタイヤを使用してから5年以上経過したタイミングでタイヤ交換を検討しましょう。

    タイヤはゴム製品であり、経年によって劣化が進みます。とくに5年以上経過したタイヤは、タイヤ内部に含まれる油分が揮発してしまい、柔軟性が失われて硬化することも少なくありません。

    タイヤが硬化するとしなやかさが失われて、路面をしっかりと捉えることができず、安全に走行できなくなってしまう恐れがあります。そのため、タイヤの残溝にかかわらず、使い始めてから5年以上経過したら、タイヤ専門店に点検してもらい、交換が必要かどうかを確認することをおすすめします。

    3.製造後10年以上経過

    タイヤはゴムでできているので、使用環境や保管状態にかかわらず、経年によって劣化します。タイヤが劣化すると、ゴムが硬化してグリップ力が低下してしまい、雪道や凍結路面を安全に走行できなくなるリスクが高まるでしょう。

    そのため、タイヤの残溝や状態にかかわらず、タイヤが製造されてから10年以上経過している場合は、早急に交換することをおすすめします。

    なお、タイヤのサイドウォールには「YYY2522」「X0117」といったアルファベットと数字が刻印されており、4桁の数字が製造年週を示しています。

    たとえば、「2522」の場合は2022年の25週目、「0117」は2017年の1週目に製造されたという意味です。数字の上2桁が何週目かを表し、下2桁が製造年を示しています。

    デリカミニに合うスタッドレスタイヤの選び方

    デリカミニに合うスタッドレスタイヤの選び方

    デリカミニのタイヤをスタッドレスタイヤに交換することを検討しているものの、どのタイヤを選べばいいかわからず、悩んでいる方もいるでしょう。

    ここでは、デリカミニに合うスタッドレスタイヤの選び方を詳しく解説します。

    ● 氷上性能
    ● 雪上性能
    ● 耐摩耗性
    ● ドライ性能
    ● 価格

    氷上性能

    スタッドレスタイヤを選ぶうえで、注目したいのが氷上性能です。氷上性能とは、文字通り、凍結した路面で走行できるかの性能であり、スタッドレスタイヤを選ぶうえでは、重要な項目となります。

    ひとえにスタッドレスタイヤといっても、さまざまな種類があり、銘柄によって性能が変わります。氷上性能が高ければ高いほど、凍結路面での走破性が高いだけでなく、優れた制動力も期待できるでしょう。

    雪道や凍結路面を安全に走行するためにも、スタッドレスタイヤを選ぶときは氷上性能をしっかり確認することが大切です。

    雪上性能

    スタッドレスタイヤの性能の中でも、氷上性能と同じくらい重要なのが雪上性能です。雪上性能は、雪道での走行性能のことであり、積雪道路において安全に走行できるかを示しています。

    スタッドレスタイヤは、雪道を走行することを想定しているので、どのスタッドレスタイヤを選んでも、ある程度の雪上性能は保たれています。しかし、メーカーや銘柄によって、雪上性能に違いがあることから、雪道をたくさん走る方や、積雪量が多い地域に住んでいる方などは、雪上性能が高いスタッドレスタイヤを選びましょう。

    耐摩耗性

    タイヤはゴム製品であり、走行するたびに摩耗していきます。しかし、メーカーや銘柄によって摩耗の進行度合いが異なることから、できるだけ交換頻度を抑えたい方は耐摩耗性の高いタイヤを選ぶことをおすすめします。

    同一メーカーであっても、銘柄によって耐摩耗性が異なるケースがあるので、さまざまな種類の中から耐摩耗性を比較したうえで自分に合ったタイヤを選びましょう。

    ドライ性能

    スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路面を走行することを想定しているものの、場合によってはドライ路面を走行するシーンも少なくありません。そのため、スタッドレスタイヤを選ぶときは、雪上性能だけでなく、ドライ性能も併せて確認することが大切です。

    とくに、積雪量が少ないエリアに住んでいる方や、普段は雪が降らない地域に住んでいてスキー場に行くなど、レジャー目的で雪道を走行する機会がある方は、ドライ性能も高いスタッドレスタイヤがおすすめです。

    価格

    スタッドレスタイヤを選ぶときは、性能だけでなく価格も重要な要素です。国産メーカーか海外メーカーかによっても異なることに加え、同一メーカーであっても銘柄が異なると価格に違いがあります。

    軽自動車のスタッドレスタイヤの場合、14インチであれば1本あたり20,000〜30,000円程度となります。とはいえ、購入店や購入方法によっても異なるので、詳しくはタイヤ販売店に相談しましょう。

    タイヤサイズについては、【スタッドレスタイヤの性能を解説!チェックすべき7つのポイント】の記事も参考にしてみてください。

    デリカミニのタイヤ交換にかかる費用相場

    デリカミニのタイヤ交換にかかる費用相場

    スタッドレスタイヤに交換するときは、タイヤ本体代がかかることに加え、交換工賃や廃タイヤ代などがかかります。

    ここでは、デリカミニのタイヤ交換にかかる費用相場を見ていきましょう。

    デリカミニのタイヤサイズは14または15インチであり、4本を交換するとなると、タイヤ代で80,000〜120,000円、交換工賃が4,000〜40,000円となります。

    タイヤ代については、銘柄によって大きく異なるので、予算を含めて自分に合ったタイヤを選びましょう。

    そして、交換工賃については、どこで交換するかによって変わります。たとえば、ディーラーで交換する場合は、8,000〜40,000円ほどの費用が必要ですが、タイヤ専門店であれば5,000〜15,000円程度となります。

    タイヤ交換にかかる費用をできるだけ抑えたい方は、タイヤを購入する場所はもちろん、安く交換できるところを探しましょう。

    デリカミニのタイヤを交換する工賃

    デリカミニのタイヤを交換する工賃

    タイヤ交換の総額料金は「商品の価格」+「工賃」です。

    タイヤ交換工賃の相場は、1本あたり2,000~30,000円前後と幅があります。

    タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換の工賃を以下のように定めているので、参考にしてみてください。こちらはタイヤ単品を購入して、ホイールから古いタイヤを外して新しいタイヤに入れ替える作業の場合の金額となります。

    デリカミニの場合、10~15インチの料金帯になると思います。

    タイヤ脱着料金表

    当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
    脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。

    お持込商品の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    軽自動車 ¥4,400円 ¥3,300円
    普通車 ¥5,500円 ¥4,400円
    ミニバン/1BOX
    SUV/クロカン
    ¥6,600円 ¥5,500円
    ジャッキ使用 上記脱着料に+1,300円

    ホイール組み換え料金表

    タイヤワールド館ベストでご購入の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    10~15インチ ¥9,900円 ¥7,700円
    16~18インチ ¥12,100円 ¥9,900円
    19~20インチ ¥14,300円 ¥12,100円
    21インチ ¥16,500円 ¥14,300円
    22インチ ¥18,700円 ¥16,500円
    23インチ〜 ¥20,900円 ¥18,700円

    ※ランフラットは別途1本/1,100円

    お持込商品の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    10~15インチ ¥14,300円 ¥12,100円
    16~18インチ ¥16,500円 ¥14,300円
    19~20インチ ¥18,700円 ¥16,500円
    21インチ ¥20,900円 ¥18,700円
    22インチ ¥23,100円 ¥20,900円
    22インチ ¥25,300円 ¥23,100円

    ※23インチ以降は1インチ上がるごとに+¥2,200円/(1台)、
    ※ランフラットは別途1本/1,100円(会員)、1本/2,200円(通常)

    タイヤワールド館ベストでは、アプリ会員になるとお得にタイヤ交換ができます。フリー会員(無料)でも対象になりますので、ご利用の際にはぜひ事前にダウンロードください。

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    デリカミニのタイヤを購入するならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    まとめ|デリカミニのタイヤを購入するならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    今回は、デリカミニのタイヤサイズやおすすめのタイヤについて、また、タイヤサイズを確認する一般的な方法などを解説しました。

    デリカミニは三菱自動車が誇るデリカD:5のパワフルなコンセプトを踏襲しつつ、日常使いもしやすい新しいキャラクターの軽自動車であり、タイヤにこだわることでより楽しいカーライフを送れます。

    タイヤは、シーズンによって適切な種類が異なるのはもちろん、乗り心地や静粛性などの機能によっても違いがあります。タイヤの種類で満足度が大きく変わってくるため、求める性能や環境などに応じて適したタイヤを選ぶようにしましょう。

    なお、デリカミニでどのようなタイヤを選べばいいかわからない人は、タイヤワールド館ベストへの相談がおすすめです。

    タイヤワールド館ベストは、タイヤのプロスタッフが常駐し、デリカミニをはじめとして車種や要望、予算などに応じて最適なタイヤを提案していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

    タイヤワールド館ベスト:軽自動車特集ページタイヤワールド館ベスト:軽自動車特集ページ軽自動車のおすすめホイールセット一覧はこちら>>

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    泉八乙女店
    泉八乙女店
    TEL: 022-773-2811
    住所:仙台市泉区上谷刈1-6-1
    アクセス:仙台北環状線沿い
    営業時間:10:00~19:00
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    メンテナンスその他 仙台本店 カスタムその他

    車のフォグランプとは?車検に通る色と場所・交換方法について解説

    最終更新日 2025年2月4日

    「フォグランプの適切な使い方が分からない。」「フォグランプの交換方法を知りたい」このような悩みがある方は、多いのではないでしょうか。

    この記事ではフォグランプの役割や使い方をはじめ、車検で通るフォグランプの取り付け方やフォグランプの交換方法まで網羅的に説明します。

    フォグラントについて詳しく知りたいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

    フォグランプとは

    フォグランプとは

    フォグランプとは車両の前方や後方に装備されている補助灯です。
    主に霧が濃かったり、豪雨や降雪だったり、視界が悪くなる条件下で使用されます。

    通常のヘッドライトよりも低い位置に設置しており、拡散性の高い光を広範囲に照射することで地面や道路周辺をより明確になるように照らします。

    これによって、ドライバーが障害物や路面状況を認識しやすくなるので、より安全に運転をするのが可能です。前方用のフォグランプは白や黄色の光を発して、後方用は赤色の光を発するのが一般的です。

    適切に使用できれば安全性は向上しますが、視界が十分な状況では使用を控えるなど正しい使い方を心掛けましょう。

    LED・HID・ハロゲンの違い

    LED・HID・ハロゲンの違い

    フォグランプには主にLED、HID、ハロゲンの3種類のライトがあります。それぞれの特徴は次の通りです。

    種類 項目
    LED 省エネで長寿命でありながら、即時に点灯できる
    HID 明るさが高く夜間の視認性に優れているが、点灯までに時間がかかる
    ハロゲン 価格が安く照射範囲が広い。熱を多く発生するために消耗が早い

    LEDは省エネで長寿命でありながら、即時に点灯できるのが特徴です。HIDは明るさが高く夜間の視認性に優れていますが、点灯までに時間がかかります。

    ハロゲンは価格が安く照射範囲が広いですが、熱を多く発生するために消耗が早いというデメリットもあります。それぞれの特性を理解して使用目的に合ったライトを選ぶことが重要です。

    フォグランプと他のライト・ランプの違い

    フォグランプと他のライト・ランプの違い

    自動車にはさまざまなライトが装着されており、ライトごとに役割が異なります。

    ここではフォグランプ以外の2つのライトである、ヘッドライトとスモールライトについて説明します。

    ● ヘッドライト
    ● スモールライト

    ヘッドライト

    ヘッドライトは車の前方を照らすために設置されていて、夜に運転する際などに主に使用される照明装置です。夜間やトンネル内、暗い場所などで視界を確保することを目的に使用されます。

    ヘッドライトには「ロービーム」と「ハイビーム」の2種類があります。ロービームは対向車が眩しくなることを防ぐように手前を照らすようになっていて、ハイビームは遠くまで明るくするように前方を照らしてくれるのが役割です。

    一方で、フォグランプは主に濃霧や悪天候時に使用されるので、光の拡散性を重視した設計です。

    このため、ヘッドライトが遠くを明るく照らすのに対し、フォグランプは近距離を幅広く照らす点で役割が異なります。それぞれの用途を理解して、状況に応じて使い分けることが安全運転の鍵です。

    スモールライト

    スモールライトは自車の存在を周囲に知らせるために使用される補助的なライトで、正式には「車幅灯」とも呼ばれます。主に夕暮れ時やトンネル内などの完全な暗闇ではないが、自社の存在を周囲に知らせる必要がある場面で使用されるものです。

    スモールライトはヘッドライトやフォグランプに比べて光量が少ないです。光量は路面や周囲を照らすほどでは無くて、車両の幅や位置を周囲の車に知らせる程度となっています。

    スモールライトは「見せるための光」、フォグランプは「照らすための光」というふうに役割が異なります。それぞれの特性を理解して、適切に使い分けるようにしましょう。

    フォグランプの正しい使い方

    フォグランプの正しい使い方

    実際に自動車を運転していて、どのタイミングでフォグランプを使用していいのか迷ったことはありませんか。ここからは、フォグランプを正しく使う方法を紹介します。

    フォグランプをつけるタイミング

    フォグランプを使用するべきタイミングは霧が濃い時や、豪雨、降雪などの悪天候で視界が大きく制限される時です。
    特にヘッドライトだけでは道路や障害物が十分に確認できない場合に迷わず使用するようにしましょう。

    フォグランプは光を広範囲に拡散して地面を照らす設計となっているため、悪天候時でも道路の形状や路面状況を把握しやすくなっています。

    一方で晴天や視界が良好な状況で使用すると、対向車や前方車両が眩しくなって迷惑をかける可能性があるため避けるようにしましょう。

    また、夜間の運転時でも視界が悪い環境でのみ使用することを心掛けて、適切なタイミングでオン・オフを切り替えることが重要です。

    フォグランプのつけ方

    フォグランプのつけ方は車種によって異なりますが、一般的にはダッシュボードやステアリング周辺にある専用スイッチや、ヘッドライトスイッチに付随する操作機能を使用して点灯させます。

    また、ライトを点ける順番として、ヘッドライトを点灯させた状態で、フォグランプのスイッチを操作して点灯させることが多いでしょう。

    一部の車両ではインジケーターランプが点灯することで、フォグランプが作動していることを確認できるようになっています。

    使用前には取扱説明書で操作方法を確認しておきましょう。また、周囲の状況や法律を守り、必要な場面でのみフォグランプを適切に使用することが重要です。

    車検が通るフォグランプとは

    車検が通るフォグランプとは

    実際にフォグランプを取り付けてみたいけれど、車検に通るか不安な方もいるでしょう。そのような方に向けて、車検を受ける際に注意すべき5つの点について解説していきます。

    1. フォグランプの色
    2. フォグランプの点灯数
    3. フォグランプの取り付け位置
    4. フォグランプの明るさ
    5. フォグランプの光軸(向き)

    簡単にまとめると以下の通りです。

    項目 前方 後方
    白か黄色(淡黄色)で同一であること 赤色
    点灯数 2 2個以下
    取り付け位置 地面から250mm以上、800mm以下 地面から250mm以上、1,200mm以下
    明るさ 明確な光度の上限はなし
    (ただし、他の交通を妨げないものであることとの規定あり)
    300カンデラ以下
    向き 光軸は下向きに調整されている 車両の後方に向けられる必要があり

    詳しく説明していきますが、各項目で細かい条件もあり、専門家にまかせることが望ましいでしょう。

    フォグランプの色

    フォグランプの色は車検を通過する上で重要なポイントです。一般的には白色または黄色(淡黄色)の光が使用されることが多く、これらの色の光は法律で許容される範囲となっています。

    白色は視認性が高くて夜間や霧のない環境下であっても有効ですが、濃霧や悪天候の場合は黄色のほうが効果的とされています。

    黄色の光は白色よりも波長が長いため、霧や雨粒による散乱が少なく、視界を確保しやすいのが特徴です。

    ただし、青色やピンクなどの規定外の色を発するフォグランプは車検に通らない場合があるため注意が必要です。

    フォグランプを交換する際は法律に準じた光の色を選び、安全性と法令遵守を両立させましょう。

    参照:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2020.9.25】第199条(前部霧灯)

    参照:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2022.6.22】第207条(後部霧灯)

    フォグランプの点灯数

    車検を通すためにはフォグランプの点灯数にも気を付けましょう。一般的に前方のフォグランプは左右に2つ設置され、それぞれが独立した状態で正常に点灯する必要があります。

    片側のライトが切れている、または明るさに大きな差がある場合は車検に通らない可能性があります。

    一方、後方のフォグランプは車両の中央、または左右いずれかに1つ設置されていれば問題ありません。ただし、後方にフォグランプが2つ以上設置されている場合は、左右で均等に点灯することが求められます。

    フォグランプの点灯状態を事前に確認して不具合がある場合は早めに修理や交換を行うことが重要です。

    フォグランプの位置 設置位置 個数 点灯条件
    前方 左右 2 それぞれが独立した状態で正常に点灯する
    後方 車両の中央、または左右いずれか 2個以下 (左右均等) 1つの場合はそのまま点灯
    2つ以上設置されている場合は、左右で均等に点灯する

    参照:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2020.9.25】第199条(前部霧灯)

    参照:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2022.6.22】第207条(後部霧灯)

    フォグランプの取り付け位置

    車検に通るフォグランプの取り付け位置には法律で定められた基準があります。
    前方のフォグランプは地面から一定の高さ(通常は250mm以上、800mm以下)に取り付けるだけではなく、車両の左右対称に配置されていることが重要です。

    また、前方のフォグランプはヘッドライトの光を補助する役割があるため、周囲のドライバーを眩しくさせない角度で設置する必要があります。

    後方のフォグランプは車両の中心線に近い位置、または左右どちらかに設置され、地面からの高さや光の方向が規定を満たしていることが条件です。

    取り付け位置が不適切な場合、車検に通らない可能性があるため事前に確認するようにしましょう。

    フォグランプの位置 高さ 位置
    前方 地面から250mm以上、800mm以下 車両の最外側から400mm以内
    後方 地面から250mm以上、1,200mm以下 車両の中心線から左右に250mm以上離れた位置

    後方のフォグランプは車両の中心線に近い位置、または左右どちらかに設置され、地面からの高さや光の方向が規定を満たしていることが条件です。

    参照:道路運送車両の保安基準第2章及び第3章の規定の適用関係の整理のため必要な事項を定める告示【2023.1.4】第30条(前部霧灯)
    参照:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2022.6.22】第129条(後部霧灯)

    フォグランプの明るさ

    フォグランプの明るさにも気を付けるようにしましょう。フォグランプは濃霧や悪天候時に使用されるため、適切な明るさであることが重要です。過剰に明るいフォグランプは対向車や周囲の車両に対して眩惑を引き起こす可能性があり、車検で問題視されることがあります。

    フォグランプの位置 光度
    前方 明確な光度の上限はなし
    (ただし、他の交通を妨げないものであることとの規定あり)
    後方 300カンデラ以下

    一方で、暗すぎるフォグランプは本来の照明効果を発揮することが難しいので、これも基準を満たさない可能性があるでしょう。車検では明るさや照射範囲が法律の規定に適合しているかが確認されます。

    フォグランプを交換する際には車検対応品であることを明記した製品を選び、適切な取り付けと調整を行うことが大切です。

    参照:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2020.9.25】第199条(前部霧灯)

    フォグランプの光軸(向き)

    フォグランプの光軸は車検を通過するための重要な要素の一つです。光軸とはフォグランプの照射する光の方向や角度を指していて、適切に調整されている必要があります。具体的には光軸が地面に対して一定の角度で下向きに設定されていなければなりません。

    このように調整されることで、対向車や周囲の車両に眩しい思いをさせることなく、路面や道路の周辺を効果的に照らすことが可能となります。

    フォグランプの位置 角度
    前方 光軸は下向きに調整されている
    後方 車両の後方に向けられる必要があり

    光軸が高すぎたり、左右にずれたりしている場合は、車検に通らない可能性があるため注意が必要です。フォグランプを交換したり、調整したりした後は専門店で光軸の確認と調整をおこなうことで安全に運転できるでしょう。

    参照:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2020.9.25】第199条(前部霧灯)

    フォグランプを後付けする方法

    フォグランプを後付けする方法

    車を購入した後でフォグランプを取り付けたくなった方もいるでしょう。ここでは、フォグランプを後付けする方法についてステップごとに解説します。

    1. 必要な部品を確認する
    2. 車検に対応した明るいバルブを選ぶ
    3. フォグランプの取り付け位置を決める
    4. フォグランプの取り付け方法を決める

    必要な部品を確認する

    フォグランプを後付けする際は必要な部品を事前に確認しましょう。
    基本的にはフォグランプ本体、取り付け用のブラケット、専用スイッチ、配線キット、リレー、ヒューズが必要です。

    車種によっては取り付け位置に適した専用の取り付けキットや、車両の既存配線と互換性のあるコネクターが必要になる場合があります。

    また、後付けするフォグランプが車検対応品であるかを確認することも忘れないようにしましょう。さらに、必要に応じて工具やテスターを準備して、配線作業や取り付け位置の調整が正確におこなえるように備えておくことが重要です。

    部品の不足がないように事前に取扱説明書や販売店に相談して確実に準備を進めましょう。

    車検に対応した明るいバルブを選ぶ

    フォグランプを後付けする際には、H8バルブなどの車検に対応した明るいバルブを選ぶことが重要です。バルブの明るさは視界確保に大きな影響を与えますが、過剰に明るすぎるバルブは対向車や周囲の車両に眩惑を与えるため、車検で不適合とされる場合があります。

    そのため、法律で定められた光量基準を満たしつつ、適切な照射性能を持つ製品を選ぶことが必要です。また、色温度にも注意が必要で、車検では一般的に白色(4000~6000K)や黄色(3000K程度)の光がよいでしょう。

    バルブの製品を選ぶ際には「車検対応」と記載されているものを選ぶことで、安心して使用できるフォグランプを取り付けることが可能となります。

    フォグランプの取り付け位置を決める

    フォグランプを後付けする際は取り付け位置を適切に決めることが重要です。
    一般的に、フォグランプは車両前部のバンパー下部に取り付けられることが多く、地面からの高さが250mm以上、800mm以下であることが推奨されています。

    この範囲内で取り付けることで、濃霧や雨、雪といった悪天候時でも路面を広く照らしつつ、対向車への眩惑を防ぐことが可能です。

    また、左右対称に設置することで視認性が向上して車検に適合することも確認できます。取り付け位置を決める際には、車両のデザインやスペースを考慮しつつ専門店などのアドバイスを参考にすることをお勧めします。

    フォグランプの取り付け方法を決める

    フォグランプを後付けする際には、車種や設置環境に応じた取り付け方法を決めることが重要です。
    取り付け方法としては、車両の純正フォグランプ用スペースを利用する方法や、専用のブラケットを使用してバンパー下部に取り付ける方法があります。

    純正スペースがない場合は、汎用の取り付けキットを活用すると効率的です。また、配線作業が伴うため、スイッチやリレー、ヒューズを正しく接続する計画を立てることも必要です。

    さらに、取り付け角度や光軸調整を適切におこなうことで、安全性と車検適合を確保します。専門店に依頼するか、自分で作業する場合でもガイドラインを確認しながら慎重に進めましょう。

    フォグランプの交換もタイヤワールド館ベストにおまかせ

    フォグランプの交換もタイヤワールド館ベストにおまかせ

    本記事では、車のフォグランプについて、使い方や交換方法などを幅広く紹介しました。

    フォグランプは、車や車のグレードによって装着がされているか・されていないかが決まります。最新の車にはフォグランプが採用されていない車が増えてきています。

    これは、ヘッドライト技術が進歩し、照射範囲を状況に合わせ、自動で変化させる頭の良いヘッドライトが最近の車には多く採用されているためです。

    現在、フォグランプは、悪天候時に必要な装備ではありますが、現在では車のファッションパーツとなりつつあります。ファッションパーツとして装着する場合は、フォグランプが対向車の目くらましにならないようにする、ということを頭に入れておくことが重要です。

    車検に通るフォグランプの装着には色々と注意点があります。また、装着にはさまざまな工具も必要となったり、配線の知識も重要となってくるのでいざ取り付けようと思っても大変なことが多いでしょう。

    もし、フォグランプの装着を検討されている方はぜひタイヤワールド館ベストにご来店ください。スタッフ一同心よりお待ちしております。

    仙台本店
    仙台本店
    TEL: 022-231-4114
    住所:仙台市宮城野区苦竹2-6-5
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    タイヤ交換にトルクレンチはいらない?使い方や選び方を徹底解説!

    最終更新日 2025年8月8日

    「タイヤを交換するときにトルクレンチって必要?」「トルクレンチが必要ならの選び方を知りたい」

    トルクレンチは車のタイヤ交換のときに、規定のトルク値で締められる必要不可欠な工具です。
    トルクレンチを使用しない場合、走行中にネジが緩んだり車体のブレにつながったり、最悪脱輪する危険性があります。
    本記事では、タイヤ交換時のトルクレンチの必要性やトルクレンチ選びのポイント、使い方をわかりやすく解説します。

    ぜひ参考にしてみてください。

    トルクレンチと一緒に覚えたい締め付けトルクとは?

    トルクレンチと一緒に覚えたい締め付けトルクとは?

    タイヤ交換で必ず聞く用語が「締め付けトルク」です。締め付けトルクとは、タイヤ交換時にナットにかかる締め付ける強さを指します。

    たとえば、日産ノートの締め付けトルクは以下の通りです。

    日産ノートの締め付けトルク

    上記の取扱説明書のように、ホイールナットの締め付けトルクは「108N・m」を指定しています。

    ホイールナットに指定された締め付けトルク以外の強さで締め付けをしても、ネジは緩んでしまいます。トルクレンチを使用する場合は、必ず締め付けトルクを確認してから作業しましょう!

    締め付けトルクについては、以下の記事も参考にしてみてください。

    タイヤ交換に必要なトルクレンチの選び方

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選び方

    タイヤ交換に必要なトルクレンチは、車の所有者の目的によって異なります。
    タイヤ交換における、あなたの目的にあった商品を選びましょう。
    本章では、タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイントを解説します。

    1. トルク値の設定範囲で選ぶ
    2. トルクレンチの種類で選ぶ
    3. 使いやすさで選ぶ

    1.タイヤ交換に必要なトルク値の設定範囲で選ぶ

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント1つ目は「トルク値の設定範囲で選ぶ」です。タイヤ交換時の一般的な締め付けトルクは、以下の通りです。

    車両別 トルク値設定範囲
    軽自動車 約80~100N
    普通自動車 約100~120N

    締め付けトルクは車種によって異なるため、車種に合ったトルクレンチを選ぶ必要があります。たとえば、車種別の締め付けトルク値は以下の通りです。

    車種 締め付けトルク
    ハスラー(スズキ) 85N・m
    ハイエース(トヨタ) 100N・m
    アクア(トヨタ) 103N・m
    N-BOX(ホンダ) 108N・m

    上記のように、4台の車は規定のトルク値が異なります。プリセット型やデジタル式トルクレンチは、軽自動車と普通車の規定トルク値範囲を網羅しているためおすすめです。

    一方で、トルク値の設定が手間とお考えの方は、トルク値設定不要の単能型トルクレンチをおすすめします。

    2.トルクレンチの種類で選ぶ

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント2つ目は「トルクレンチの種類で選ぶ」です。タイヤ交換で使用するトルクレンチは、以下の3種類です。

    トルクレンチの種類 特徴
    プリセット型 トルク値の調整ができる
    単能型 トルク値が決まっている
    デジタル型 目視でトルク値を確認できる

    上記のように、トルクレンチの種類によって特徴が異なります。
    プレセット型や単能型と比較して、デジタル型トルクレンチの本体は高価なため、あなたの目的にあったトルクレンチを選びましょう!

    3.使いやすさで選ぶ

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント3つ目は「使いやすさで選ぶ」です。機能性の高いトルクレンチでも、使いこなせなければ意味がありません。

    たとえば、使いやすいトルクレンチは以下の通りです。

    ● トルク値の設定がしやすい
    ● トルクレンチの重量が軽い
    ● トルクレンチに力が入りやすい

    また、トルクレンチをうまく扱えない理由は以下の通りです。

    ● トルクレンチが高機能すぎてトルク値の設定に時間がかかる
    ● トルクレンチが重すぎて締め付けるとき大変な思いをする
    ● トルクレンチの持ち手が握りにくく力が入りにくい

    上記のように使いにくいトルクレンチを使用すれば、タイヤ交換や締め付けトルク管理に手間を感じてしまいます。タイヤ交換が必要な状況は、たとえば以下の通りです。

    ● 劣化したタイヤを新品タイヤに交換
    ● 夏用タイヤをスタッドレスタイヤに交換
    ● スタッドレスタイヤを夏用タイヤに交換
    ● タイヤのパンクなど不具合によるタイヤ交換

    上記のように、劣化したタイヤを交換したり、タイヤの種類を変更したりと、タイヤ交換する回数はさまざまです。

    タイヤ交換が必要な状況を想定し、あなたに合った使いやすいトルクレンチを選ぶことをおすすめします。

    トルクレンチの使い方

    トルクレンチの使い方

    本章では、トルクレンチの中でも一般的な、プリセット型トルクレンチの使い方を解説します。

    1. ロックを解除する
    2. 設定したい締め付けトルク値に合わせる
    3. 解除したロックを戻してソケットを差し込む
    4. 規定のトルク値まで締める

    1.ロックを解除する

    ロックを解除する

    引用:大橋産業株式会社

    規定トルク値に設定する前に、ロックつまみを半時計回りに回してロックを解除します。

    2.設定したい締め付けトルク値に合わせる

    設定したい締め付けトルク値に合わせる

    引用:大橋産業株式会社

    トルク値は、主目盛と副目盛りの合計で設定します。たとえば、N-BOX(ホンダ)の場合は以下のように締め付けトルクを調整します。

    N-BOX(ホンダ)締め付けトルク値:108N・m
    主目盛 副目盛
    100N・m 8N・m

    3.解除したロックを戻してソケットを差し込む

    解除したロックを戻してソケットを差し込む

    引用:大橋産業株式会社

    締め付けトルク値に設定が完了したら、ロック解除したつまみを時計回りに止まるまで回して再度ロックします。
    つまみがとまったら、ボルトとナットのサイズに適合したソケットを差し込みます。
    ソケットの差し込みが甘いとボルトが傷つく可能性があるため、しっかり奥まで差し込みましょう!

    4.規定のトルク値まで絞める

    規定のトルク値まで絞める

    引用:大橋産業株式会社

    上記のように、締める方向でトルクがかけられるようにレバーを切り替え、規定のトルク値までしっかり締めます。
    締め直しはオーバートルクの原因になるため、注意して締めましょう!

    トルクレンチを使うときのポイント

    トルクレンチを使うときのポイント

    トルクレンチは、規定のトルク値を間違えると危険な走行につながることを忘れてはいけません。規定のトルク値に締め付けできなければ、最悪タイヤがはずれて、大きな事故につながります。

    本章では、安全に走行するためにも、トルクレンチを使うときのポイントを5つ紹介します。

    1. 丁寧に扱う
    2. 「カチン」とシグナル音が鳴るまで締める
    3. 力任せに何度も締めない
    4. 緩める目的で使用しない
    5. 最後の仕上げにトルクレンチを使う

    1.丁寧に扱う

    トルクレンチを使うときのポイント1つ目は「丁寧に扱う」です。
    「丁寧に扱うのは当たり前」
    「なるべく注意すれば大丈夫」

    このようにトルクレンチを管理している方は、トルクレンチを使うときのポイントを参考にしてみてください。

    先述の通り、トルクレンチは種類問わず精密機械であり繊細な工具です。トルクレンチに強い衝撃が加われば、故障して正確なトルクで締め付けられません。
    強い衝撃が加わりやすい状況は、たとえば以下の場面です。

    ● 使用中に高い位置から落下
    ● むき出しの状態で持ち運び中に物と接触

    上記のように、作業中や持ち運び時は無意識のうちに強い衝撃が加わるかもしれません。
    正確な締め付けトルクをかけるためにも、トルクレンチは丁寧に扱いましょう!

    2.「カチン」とシグナル音が鳴るまで締める

    トルクレンチを使うときのポイント2つ目は「「カチン」とシグナル音が鳴るまで締める」です。

    トルクレンチは種類によって異なりますが、一般的には規定のトルク値に達すると「カチン」とシグナル音で知らせてくれます。

    音が鳴る前に締め付けをやめるとネジが緩みやすく車体やタイヤのガタつきにつながり、最悪の場合脱輪する危険性もあるため注意が必要です。

    トルクレンチを使用するときは、必ずシグナル音が鳴るまで締め付けを行いましょう!

    3.力任せに何度も締めない

    トルクレンチを使うときのポイント3つ目は「力任せに何度も締めない」です。
    「シグナル音はなったけど念のためもう1回締めよう」
    「とにかく強く締めれば大丈夫だ」
    上記のような締め付け方を、オーバートルクといいます。
    規定のトルク値以上に締め付けると、タイヤのボルトが以下のような状態になるかもしれません。

    ● 強く締めすぎてボルトが変形する
    ● 車体側にあるボルトが捻じ切れる

    上記のようになると最終的にはネジが緩み、タイヤが車体からはずれる可能性があるため大変危険です。トルクレンチは力任せに何度も締めずに、規定のトルク値に達したら作業を終了しましょう!

    タイヤが規定のトルク値で絞まっているか不安な方は、店舗で確認してもらうことをおすすめします。

    4.緩める目的で使用しない

    トルクレンチを使うときのポイント4つ目は「緩める目的で使用しない」です。

    理由は、トルクレンチを常用的に逆方向に力をかければ、トルク値が正確に測れなかったり精度が狂ったりと、トルクレンチの破損につながるからです。

    トルクレンチメーカーでは、以下のように説明しています。

    「今トルクレンチで締めた物をそのトルクレンチで緊急的に緩める為の機能」としてあります。今締めたばかりなら手に持っているトルクレンチの容量を越える事は無く、一般的に緩め(戻し)のトルクは締付けトルクより小さい ので、緊急的に緩め(戻し)も可能です。但し緩め(戻し)を常用する場合や、以前締めたねじで締付けトルクが不明な場合や固着(接着剤塗布や焼き付き等)の可能性がある場合には、緩め(戻し)専用工具をご利用ください。


    引用:株式会社東日製作所

    上記のようにラチェット式では逆方向にも利用できますが、メーカーは推奨していません。
    トルクレンチを購入する際は、ホイールナットを緩めるための専用工具も一緒に購入することをおすすめします。

    5.最後の仕上げにトルクレンチを使う

    トルクレンチを使うときのポイント5つ目は「最後の仕上げにトルクレンチを使う」です。

    タイヤ交換時は、最初からトルクレンチは使用しません。理由は、トルクレンチは最後に規定のトルク値にするために使用するからです。

    たとえば、タイヤ交換時にトルクレンチを使うタイミングは以下の通りです。

    タイヤ交換の手順 使う工具
    1.車体を持ち上げる ジャッキ
    2.ホイールをハブボルトに通す 手作業
    3.手締めする 手作業
    4.仮締めする クロスレンチやL字レンチ
    5.車体を下ろす ジャッキ
    6.本締めする トルクレンチ

    上記の表でわかるように、トルクレンチを使用するタイミングは最後の仕上げのときのみです。
    トルクレンチの締め直しでオーバートルクにならないよう、注意しながら締めましょう!

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは?

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは?

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは、ボルトやネジ、ナットなど決まったトルク(締め付け力)で締めるための工具です。トルクレンチは自動車のタイヤ交換の他にもさまざまな場面で使用されています。
    トルクレンチを使用する状況は、たとえば以下の通りです。

    ● 自転車の整備
    ● バイクの整備時
    ● トルクの測定

    上記でわかるように、トルクレンチはさまざまな場面で使用されています。

    タイヤの交換時にトルクレンチは必須?

    タイヤの交換時にトルクレンチが必須な理由

    タイヤを交換するときは、トルクレンチを使用してボルトの締め付けが必要です。理由は、メーカーが定めたトルク値に締めることで安全に走行できるからです。

    メーカー指定のトルク値に設定できないまま走行すると、たとえば以下の危険が考えられます。

    ● 締め足りずにタイヤががたつく
    ● 締めすぎてしまいボルトが破損

    上記のように、締め付けトルクは強すぎても弱すぎても危険が伴います。最悪の場合、脱輪する可能性があるため大変危険です。

    トルクレンチが1本あれば、締め付けトルク管理が可能です。安全に走行するためにも、タイヤ交換時はトルクレンチを使用して締め付けをおこないましょう!

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチは2種類

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチは2種類

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類は、シグナル式と直読式の2つです。

    トルクレンチの種類によって、扱いやすさや重さ、素材が異なります。本章では、タイヤ交換に必要なトルクレンチの種類について解説します。

    ● シグナル式トルクレンチ
    ● 直読式トルクレンチ

    シグナル式トルクレンチ

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類の1つ目は「シグナル式トルクレンチ」です。
    シグナル式のトルクレンチは、既定のトルク値に達すると「カチン」とシグナル音が鳴ることで、ナットが締まったことを確認できる工具です。
    シグナル式にもトルク値の調整が可能なプレセット型と、トルク値の変更できない単能型の、2種類が存在します。

    各トルクレンチの特徴は、以下の通りです。

    メリット デメリット
    プレセット型 トルク値の調整幅が広い 毎回トルク値を調整する
    単能型 トルク値の調整が不要 決まったトルクしか締め付けができない

    直読式トルクレンチ

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類2つ目は「直読式トルクレンチ」です。
    直読式のトルクレンチとは、トルク値を目視で確認しながら作業できる工具です。
    直読式トルクレンチには、プレート型やダイヤル型、デジタル型の3種類あります。

    メリット デメリット
    プレセット型 トルク値の調整幅が広い 毎回トルク値を調整する
    単能型 トルク値の調整が不要 決まったトルクしか締め付けができない

    上記の表でわかるように、プレート型とダイヤル型はトルク数値の確認で使用するため、タイヤ交換で使用するタイプはデジタル型です。
    デジタル型トルクレンチの特徴は、以下の通りです。

    ● 画面上に表示される締め付けトルク値を目視で確認できる
    ● 確実に規定のトルク値で締め付けられる
    ● 規定のトルク値に達したら光やブザー音で知らせてくれる

    上記でわかるように、デジタル型トルクレンチは正確にトルク値を確認できます。
    シグナル式トルクレンチと直読式トルクレンチの特徴を比較すると、以下の通りです。

    トルクレンチ種類 規定トルク確認方法
    シグナル式トルクレンチ ● 「カチン」とシグナル音が鳴る
         
    ● 目視ではトルク値の確認ができない
    直読式トルクレンチ ● 規定のトルク値に達したら光やブザー音で知らせる
     
    ● 数値を目視で確認できる

        
    上記のように、規定のトルク値に締め付けるときに違いがあります。
    お買い求めやすい価格帯から高価な商品まで、多種多様のトルクレンチがあります。

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ

    本章では、タイヤ交換におすすめのトルクレンチを3つ紹介します。

    1. プレセット型トルクレンチ(京都機械工具)
    2. 単能型トルクレンチセット(京都機械工具)
    3. デジタルトルクレンチ(京都機械工具)

    京都機械工具(KTC)12.7sq.プレセット型トルクレンチ

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ1つ目は「京都機械工具(KTC)12.7sq.プレセット型トルクレンチ」です。

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ1「京都機械工具(KTC)12.7sq.プレセット型トルクレンチ」

    引用:Amazon

    メーカー名 京都機械工具株式会社
    トルクレンチ種類 プリセット型
    トルク値設定範囲 40~200N・m
    適用車種 軽自動車/普通自動車
    本体重量 1.3kg
    素材 ABS
    一緒に使いたいおすすめ商品 京都機械工具(KTC) ホイルナットソケット B38Z-21H

    プリセット型の本商品は、幅広いトルク値に対応しているおすすめの商品のひとつです。
    車体別の規定トルク範囲は、たとえば以下の通りです。

    車体別 トルク幅
    軽自動車 80〜100N・m
    普通自動車 100〜120N・m

    プレセット型トルクレンチは、設定できる締め付けトルクの調整幅が広いため、異なる締め付けトルク値の車を所有する方におすすめの商品です。

    本商品は本体のみ販売しているため、車のサイズに合ったソケットの購入をおすすめします。

    京都機械工具(KTC) 12.7mmホイールナットトルクレンチセット

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ2つ目は「京都機械工具(KTC) 12.7mmホイールナットトルクレンチセット」です。

    wm03イメージ

    引用:Amazon

    メーカー名 京都機械工具株式会社
    トルクレンチ種類 単能型
    トルク値設定範囲 85N・m
    108N・m
    適用車種 85N・m:ハスラー/スペーシア/アルト
    108N・m:フィット/N-BOX
    本体重量 1.3kg
    素材 金属
    一緒に使いたいおすすめ商品 京都機械工具(KTC) 早回しクロスレンチ XH30

    本商品は、締め付けトルク値が調整不要なおすすめのトルクレンチです。以下のような方におすすめのトルクレンチです。

    ● 締め付けトルクの調整が苦手
    ● 毎回締め付けトルクの調整は手間がかかる
    ● 同じ車に乗り続けるから締め付けトルクを調整しない

    本商品は締め付けトルク値が決まっているため、調整の手間はかかりません。

    単能型トルクレンチは、所有している車を長期間使用したり、同じトルク値の車に買い換えたりと、締め付けトルクの設定が不要な方には便利でおすすめの商品です。

    なお、本商品はソケット付きですが、タイヤを緩めるためのレンチは付属していません。ご自身でタイヤ交換する場合は、一緒にクロスレンチやL字レンチの購入をおすすめします。

    京都機械工具(KTC) 12.7SQ 充電式 デジタルトルクレンチ

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ3つ目は「京都機械工具(KTC) 12.7SQ 充電式 デジタルトルクレンチ」です。

    wm03イメージ

    引用:Amazon

    メーカー名 京都機械工具株式会社
    トルクレンチ種類 デジタル型
    トルク値設定範囲 40~200N・m
    適用車種 軽自動車/普通自動車
    本体重量 990g
    素材 ABS
    一緒に使いたいおすすめ商品 京都機械工具(KTC) ホイルナットソケット B38Z-21H

    本商品は、重量1kg以下で操作性がよく、締め付けトルク値を目視しながら締め付けができるおすすめのデジタル型トルクレンチです。
    以下のような方におすすめのトルクレンチです。

    ● 確実に締め付けトルク値になっているか確認したい
    ● 使うなら高機能のトルクレンチを使用したい
    ● 幅広い締め付けトルクに対応したトルクレンチを使用したい

    プレセット型や単能型は「カチン」と音が鳴ることで規定トルク値になったことを確認できますが、本商品は数字を見て確認できるため、確実に指定のトルク値で締められます。

    デジタル型トルクレンチは、目視で確認しながらトルクレンチを使用したい方におすすめの商品です。

    なお、本商品はソケット付きですがタイヤを緩めるためのレンチは付属していません。
    ご自身でタイヤ交換する場合は、トルクレンチと一緒にクロスレンチやL字レンチの購入もおすすめします。

    トルクレンチでよくある質問

    トルクレンチでよくある質問

    本章では、トルクレンチでよくある質問を解説します。

    ● タイヤの増し締めの目安
    ● 締め付けトルクを調べる方法

    タイヤの増し締めの目安は?

    増し締めの目安は、タイヤ交換直後の場合は50〜100kmです。タイヤ交換直後は締め付け力が低下し、ネジが緩む可能性があります。

    また、一度タイヤ交換を実施した後の増し締めの目安は以下の通りです。

    ● 2~3ヵ月後
    ● 5000km

    タイヤ交換時にしっかり規定のトルクで締め付けても、走行中にタイヤのネジが緩む可能性はゼロではないため、トルクレンチを使った定期的な増し締めが必要です。安心して走行するためにも、増し締めは定期的に実施しましょう!

    トルクレンチチェックについては、【定期的なトルクレンチチェック!その頻度はどのくらい??】の記事も参考にしてみてください。

    締め付けトルクを調べる方法は?

    規定の締め付けトルクの確認方法は、以下の3つです。

    ● 説明書
    ● メーカーに直接問い合わせ
    ● ディーラーに直接問い合わせ

    説明書は基本的には車載しているため、すぐに確認できるためおすすめです。

    締め付けトルクを調べることが不安な方は、メーカーや車を購入したディーラーに問い合わせて、確実な情報を聞き取る方法がよいかもしれません。

    簡単に調べられるため、タイヤ交換を検討した段階で締め付けトルク値を確認しておきましょう!

    主なタイヤの締め付けトルク一覧

    タイヤのホイールナット(またはボルト)の締め付けトルクは、車種・車両重量・ナットの種類・ホイールの材質(鉄・アルミ)などによって異なります。以下に、日本車・輸入車で一般的な目安トルクを一覧で紹介します。

    下記は一般的な目安なので、必ず車両ごとの整備書や取扱説明書を確認してくださいね。
    (ホイールナットの再確認は100km走行後が基本。アルミホイール装着車は特にトルク管理が重要です。)

    国産車の締め付けトルクの目安

    車種カテゴリー ナットサイズ 推奨トルク(N·m) 備考
    軽自動車 M12×1.5 80〜100 一部車種でM10もあり
    コンパクトカー M12×1.5 90〜110 ヤリス、フィットなど
    セダン・ミニバン M12×1.5 100〜120 ノア・ヴォクシー、クラウンなど
    SUV・大型ミニバン M12×1.5 or M14×1.5 120〜140 アルファード、ハリアーなど
    トラック・商用車 M14×1.5 150〜180 ハイエース、キャラバンなど

    輸入車の締め付けトルクの目安

    メーカー ナット/ボルト 推奨トルク(N·m)
    BMW ボルト(M14×1.25) 約120
    メルセデス・ベンツ ボルト(M14) 約130
    アウディ ボルト(M14×1.5) 約120〜140
    フォルクスワーゲン ボルト(M14) 約120
    プジョー・シトロエン ボルト(M12 or M14) 約100〜120

    トルクレンチの保管方法

    トルクレンチの保管方法

    規定のトルクに締めた後に重要なのが、トルクレンチの管理です。トルクレンチは精密機械であるため、丁寧に保管する必要があります。
    トルクレンチの適切な保管方法は以下の通りです。

    ● トルクレンチ使用後にトルク値は測定最低値の状態に戻す
    ● ハードケースを使用して衝撃から守る
    ● 高温多湿を避ける

    トルクレンチをそのままの状態で保管した場合、以下の不具合が発生するかもしれません。

    ● トルク値が正確に測れない
    ● 埃やゴミが入り込み故障する
    ● 錆が発生する

    上記のような悪い状態のトルクレンチでは、適切な締め付けトルクをかけることはできません。
    適切な締め付けトルクで締め付けるためにも、トルクレンチは大切に保管しましょう!

    タイヤワールド館ベストでは増し締め点検も実施しております!

    タイヤワールド館ベストでは増し締め点検も実施しております!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● 車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは?
    ● タイヤの交換時にトルクレンチが必須な理由
    ● 車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類は主に2つ
    ● タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント
    ● トルクレンチの一般的な使い方
    ● トルクレンチを使うときのポイント
    ● トルクレンチの保管方法
    ● タイヤ交換におすすめのトルクレンチ
    ● トルクレンチでよくある質問

    とくに押さえるべきポイントは以下の3つです。

    ● トルクレンチは精密機械なので丁寧に扱う
    ● 締め付けトルクは強すぎても弱くても危険が伴う
    ● トルクレンチを使用したあとでも不安なら店舗に相談する

    トルクレンチはタイヤ交換に必須な精密機械です。一方で使い方を間違えれば、最悪脱輪につながる危険があることも忘れてはいけません。

    タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換だけでなくトルクレンチの増し締め点検も実施しております。お気軽にお問い合わせください!

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    トーヨータイヤ 多賀城店

    新発売!オープンカントリーAT3 ホワイトレター!

    最終更新日 2024年8月2日

    こんにちは!タイヤワールド館ベスト多賀城店です!
    お待ちかねの新商品、TOYO オープンカントリーAT3 ホワイトレターをご紹介します🎊 このタイヤは、オフロード走行から日常道路まで幅広い状況に対応し、優れたパフォーマンスを発揮します。 ホワイトレターのデザインはスタイリッシュでアクセントにもなりますね! ぜひ最後までご覧ください。

    SUV向けの本格的オールテレーンタイヤ AT3

    オールテレーンタイヤとは?

    オールテレーンタイヤとは「全地形型タイヤ」とも呼ばれる、「オンロード(しっかりと整備されているコースおよび道路の事)」「オフロード(未舗装道路や荒地、悪路の事)」どちらでも対応できるタイヤの事を指します。溝が深く作られている為、ぬかるんだ泥の道も走ることが出来ます。

    主にSUVクロスカントリーなどに履くことが多いです。
    タイヤに「M+S(マッド&スノー)」表記があるものだと、普通路面だけでなく軽い雪道でも走行が可能です⛄

    ただ、オールテレーンタイヤはタイヤ自体が硬く作られているので、浅い積雪は走れても凍結路面に関しては弱く滑ります。
    ちなみに、スタッドレスタイヤはタイヤ自体、柔らかく作られているので柔らかいゴムのグリップ力を利用して凍結路面に強く滑りにくくなっています💪

    しかし、ひとえに「タイヤ」といってもさまざまな種類があり、快適かつ安全なカーライフを送るためにも、シーズンやタイヤに求める機能などに応じて最適な種類を選ぶことが大切です。

    ホワイトレターとは?

    ホワイトレターとは?

    ホワイトレターは、タイヤの側面(サイドウォール部)にタイヤメーカーやブランド名などをホワイトで着色したものを指します。また、ホワイトレターとは異なり、タイヤの側面の中心がホワイトで一周囲われているホワイトリボンタイヤも存在します。どちらも外観をドレスアップする一つのアイテムとして好まれています。

    これまではSUVやクロスカントリー車に多く見られましたが、最近ではワンボックスカー(例: ハイエース)や商用バン(例: プロボックス)にもホワイトレターを取り入れたドレスアップが人気となっています💡

    ちなみに、ホワイトレターは工場から届いた際は青色(ブルーレター)です。これは配送中にホワイトレターが汚れたり落ちないように保護されているためです。綺麗にするためには、中性洗剤を含ませたスポンジで軽くこするときれいにおちます🛀

    AT3ってどんなタイヤ?

    TOYOのオープンカントリーシリーズは、日本国内だけでなく海外でも高い人気を誇るタイヤでその中でも、オープンカントリーAT3は2022年7月1日に新たに誕生したタイヤです👶

    このタイヤはタフなオフロード性能を持ちつつ、オンロード時の乗り心地も快適に保っています。更に、燃費効率や雨天時の性能も向上させています。そして、スノーフレークマークが刻印されているため、雪道での優れた性能も備えており、オールラウンドな使い勝手の良さが特長です。その頑強な外観は少しゴツさもあり、アウトドアから街乗りまで幅広く対応できる優れたタイヤです。

    ※スノーフレークマーク…ASTM(米国試験材料協会)の規格により寒冷地での性能が認められた証です。このマークのあるタイヤは、冬季のタイヤ規制時にも通行が許可されます。

    2023年9月より待望のAT3ホワイトレターが発売されます!

    AT3ホワイトレターが発売された理由

    AT3は発売当初はホワイトレターが提供されておらず、待望のホワイトレターモデルは2023年9月についに登場します✨

    オープンカントリーシリーズはもともと人気が高く、その中でも特にホワイトレターモデルは支持を集めています。 現在はキャンプやアウトドアが盛んであり、性別を問わずSUVやクロスカントリー車に乗るユーザーが増えています。

    そのため、ネットやSNS上で多くのAT3ユーザーからホワイトレターモデルの希望の声が寄せられ、その声に応える形で実現したようです🧐

    対象のサイズは22サイズ!

    メインサイズはほぼ網羅!沢山に方に選ばれること間違いなし!

    対象となるサイズは22種類と幅広く、ジムニーシエラやハイエース、ランドクルーザーなど、人気のある車種に対応しています。 人気のある車種のサイズもほぼ網羅されており、待ち望んでいたユーザーの願いが遂に叶うこととなりましたね😍

    まとめ

    いかがだったでしょうか?オープンカントリーは今年で40周年を迎えました👏
    今年、行われた東京オートサロンでもオープンカントリーの展示やオープンカントリーを装着したデモカーが多かったです!
    実際、東京オートサロンではコンセプトタイヤとして「オープンカントリーAT3ホワイトレターコンセプト」を装着したTOYOTA ランドクルーザーを出展していました。
    オープンカントリーシリーズのホワイトレターは走行性能はもちろんの事ですが、見た目も一気にオフ系にチェンジします。
    #オプカン女子」というハッシュタグが生まれるくらい女性人気も高くなってきているようです👩‍🔧
    タイヤワールド館ベストではさまざまな種類のタイヤを取り扱っております✨
    このブログをご覧の皆様の理想に叶ったタイヤを選ぶお手伝いをさせて頂ければ幸いです🤗
    たくさんのご来店、心待ちにしております♪

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    タイヤの基礎知識 仙台本店

    【ヒヤッと注意】車にまつわる5つの危険現象!

    最終更新日 2025年2月5日

    おはこんばんにちは!ベスト本店です!運転走行中、怖い現象に遭遇したことがある方はいませんか?
    今回は、そんなヒヤッとした危険現象についてご紹介します!

    ハイドロプレーニング現象

    ハンドルやブレーキがコントロールできない状態

    濡れた路面を高速で走行した際に、タイヤと路面との間に水膜ができることで浮いた状態になり、ハンドルやブレーキがコントロールできない状態になることです。

    この状態では水が潤滑剤として作用しているため、タイヤと路面の間の水の量が減るまで、加速、操舵、制動のすべてが制御できなくなります。

    対策方法

    雨などで路面に水が溜まっている状態での速度の出しすぎ、タイヤ溝の過度な摩耗や空気圧不足などが原因で発生するため、日常的にタイヤの点検・安全運転を心がけるようにしましょう!

    フェード現象

    坂道でブレーキが効かなくなる現象

    下り坂などでフットブレーキを使いすぎるとブレーキパッドがとても熱くなり、摩擦材の熱分解で発生したガス膜がブレーキローターの間にはさまることで摩擦力が減り、ブレーキの効きが悪くなる現象のことを指します。

    対策方法

    下り坂ではフットブレーキを使いすぎず、低速ギアに切り替え徐々に減速するエンジンブレーキを活用してください。また、ブレーキを踏んだ時に「キー」と甲高い音が鳴るようになったら、ブレーキパッドが摩耗している合図です。

    タイヤワールド館ベストでは、ブレーキパッドの交換・点検も承っておりますので、お気軽にご相談下さい!

    ペーパーロック現象

    熱によって燃料の流れがわるくなりブレーキが効かなくなる現象

    坂道を下るときなどフットブレーキを使いすぎると、その摩擦熱がブレーキフルード(ブレーキ液)に伝わって、ブレーキフルードが沸騰し、気泡が発生します。

    気泡が発生すると、ブレーキペダルによって発生した油圧がブーキフルードに伝わらず、ブレーキが効かなくなってしまう現象のことを指します。

    対策方法

    前述したフェード現象と同じく、フットブレーキを使いすぎず、低速ギアに切り替え徐々に減速するエンジンブレーキを活用してください。

    また、ブレーキフルードの劣化の可能性も考えられるため、定期点検を行ってください。

    グレア現象

    対向車とのライトが重なると横断中の人が見えなくなる現象

    雨の日や夜間の運転時に、対向車と自車のヘッドライトが重なる部分で、お互いの光が反射し合い、その間にいる歩行者等が見えなくなってしまう現象のことを指します。

    まるで一瞬で蒸発したかのように消えてしまうため別名「蒸発現象」とも呼ばれます。

    対策方法

    グレア現象は、人間の目の機能によって起こる現象のため、根本的な防止策はありません。

    そのため、夜間は日中よりも歩行者や障害物が見えづらくなっていることを意識しながら運転することを心掛けましょう。

    スタンディングウェーブ現象

    空気圧不足で走行した時におきる現象

    タイヤの空気圧が不足した状態で高速走行をした際に、タイヤの外側がたるんで波を打つようになる現象のことを指します。

    これにより、タイヤのバーストが発生する危険性があります。

    対策方法

    定期的にタイヤの空気圧の点検を行うようにしましょう。月に一度の空気圧点検を実施することや、高速道路を走行する前に空気圧を確認することが大事です。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?こうした現象が起こる背景は、日常的な車のメンテナンスを怠った場合や、人間の錯覚などで起こる場合がほとんどです。

    車の安全技術が高まっても、こうしたトラブルがいつ起こるか分かりません。

    定期的なメンテナンスを怠らず、安全な運転を心掛けて下さい!

    カテゴリー
    タイヤの基礎知識 ライターチーム パンク

    【危険】車のタイヤがパンクした状態で走行する危険性と対処方法を解説

    最終更新日 2024年8月2日


    「車のタイヤがパンクしても、少しなら走行できる?」
    「タイヤがパンクしたら気付くの?」

    車のタイヤがパンクした場合、基本的に走行はできません。理由は、タイヤのバランスの崩れやホイールの損傷、車体全体にダメージを受けるからです。

    また、タイヤがパンクした状態で走行した場合、最悪バーストする危険もあり、大事故につながるかもしれません。

    しかし、タイヤの小さな傷から少しずつ空気が抜けた場合、パンクに気付かず走行している方も少なくないため、注意が必要です。本記事では、車のタイヤがパンクした状態で走行する危険性と対処方法を解説します。

    タイヤがパンクしたら走行はしてはいけない理由

    タイヤがパンクしたら走行はしてはいけない理由

    車のタイヤがパンクした場合、基本的にパンクしたままの状態では走行できません。理由は、1本のタイヤの空気圧が極端に減少すると、タイヤ全体の空気圧のバランスが悪くなり、安全な走行が継続できないからです。

    タイヤがパンクすると、さまざまな危険を伴うため注意が必要です。本章では、タイヤがパンクしたら走行してはいけない理由を解説します。

    ● タイヤがバーストする危険性がある
    ● 車両やホイールにダメージを与える
    ● 車が発火する恐れがある
    ● まっすぐ走らない

    タイヤがバーストする危険性がある

    タイヤがパンクした状態で走行を続けた場合、タイヤがバーストする可能性があります。理由は、パンクによりタイヤの空気圧が低下した状態で走行すると、タイヤに大きな負担がかかるからです。

    たとえば、タイヤに大きな負担がかかった場合、以下のようなリスクが考えられます。

    ● 走行中にタイヤが変形するスタンディングウェーブ現象の発生
    ● タイヤと路面の摩擦熱が発生

    上記のような現象が発生した場合、タイヤがバーストする可能性も高まるため、十分に注意しなければいけません。

    タイヤのパンクが発覚した場合は、すぐに走行を中断し、タイヤ交換を検討しましょう!

    車両やホイールにダメージを与える

    タイヤがパンクした状態で走行すると、車両やホイールにもダメージを与えます。理由は、車体を支えるタイヤの役割を果たせなくなるからです。

    たとえば、タイヤのパンクを無視して走行した場合、以下の部位に影響があるかもしれません。

    ● 強い衝撃によりホイールが損傷する
    ● 段差昇降時に車体底面が損傷する

    上記のように、タイヤのパンクを無視して走行すれば、必ず車体に悪影響が発生します。また、パンクによりホイールや車体が損傷すれば、 タイヤ以外の修理費用も高額になるかもしれません。

    タイヤがパンクしたら、車体やホイールが傷つく前に、新品のタイヤに交換しましょう!

    車が発火する恐れがある

    タイヤのパンクを無視して走行すると、車が発火する恐れがあるため注意が必要です。理由は、先述の通り、スタンディングウェーブ現象を繰り返すことでタイヤ内部に通常以上に熱が発生するからです。

    堺市消防局の火災調査ファイル20のデータでは、タイヤがパンクしたまま走行した結果、車両火災につながった事例が報告されています。
    また、発火したタイヤ片がブレーキやマフラーに付着して発火したり、ホイールが地面と擦れて車体が発火したりと、タイヤ以外の部位から発火する可能性も考えられます。

    「パンクしたけど、自宅や店舗まで遠くないからこのまま走ります」
    「パンクの穴も小さいから、急いで修理しなくても大丈夫」

    上記のようにお考えの方は、パンクしたタイヤが大変危険な状態であることを忘れてはいけません。タイヤがパンクしたら無理な走行は中断し、車が発火する危険を未然に回避しましょう!

    まっすぐ走れない

    タイヤがパンクした状態で走行を続けた場合、まっすぐ走れない可能性があります。理由は、1本でもタイヤの空気圧が低下した状態で走行をすれば、タイヤのバランスが悪くなるからです。

    タイヤのバランスが悪い状態で走行した場合、以下の危険が考えられます。

    ● ハンドルのブレ
    ● 車体の振動
    ● パンクしたタイヤ以外の摩耗が促される

    上記のように、走行中の支障やタイヤの短寿命化につながるなど、パンクしたタイヤの状態で走行を続けると、デメリットしかありません。

    4本のタイヤのバランスが揃ってはじめて、安全に走行できます。

    タイヤがパンクしたら、周囲の邪魔にならない場所に停車し、パンク修理キッドやスペアタイヤへ交換するなど応急処置をしてから、最寄りの店舗へタイヤ交換に行きましょう!

    タイヤがパンクしても走行できる場合がある

    タイヤがパンクしても走行できる場合がある

    タイヤがパンクした場合、一般的には走行を中断し対処する必要があります。しかし、タイヤがパンクしても走行できてしまう場合があります。

    たとえば、パンクしても走行できる状態は、以下の通りです。

    ● 釘がトレッドに刺さった状態
    ● タイヤの劣化により空気圧が少しずつ低下している状態

    上記の状態のタイヤは、パンクしても走行できる可能性があります。

    タイヤの空気圧が少しずつ減少した場合、タイヤがパンクしたことに気づかずに走行している方も少なくありません。

    ただし、パンクしたことに気付いたら、早急に対処する必要があります。理由は、走行中にパンクが悪化した場合、運転中にハンドル操作を失う危険性があるからです。

    次章では、タイヤがパンクしたときの対処方法を解説します。

    タイヤがパンクしたときの対処方法

    タイヤがパンクしたときの対処方法

    タイヤがパンクしたときは、周囲の安全を確保してから対処しましょう。最寄りの店舗まで走行し、タイヤ交換する方法もありますが、タイヤのパンク状態によって、ホイールや車体にまで悪影響を及ぼす可能性があるためおすすめできません。

    本章では、タイヤがパンクしたときの対処方法を解説します。

    1. タイヤパンク修理キットで応急処置する
    2. スペアタイヤに交換する
    3. ロードサービスに依頼する
    4. 加入中の自動車保険会社に連絡する

    1.タイヤパンク修理キットで応急処置する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の1つ目は「タイヤパンク修理キットで応急処置する」です。

    スペアタイヤが積まれていない新型車の多くは、一般的にタイヤ修理キットが積まれています。タイヤパンク修理キットの使用方法は以下の通りです。

    1. 修理キットを収納場所から取り出す
    2. パンク修理剤とエアコンプレッサーを準備する
    3. パンク修理剤をよく振って中身を混ぜる
    4. タイヤのバルブキャップを外してパンク修理剤を注入する
    5. タイヤバルブにエアコンプレッサーのホースを差し込む
    6. エアコンプレッサーの電源がオフであることを確認する
    7. 電源プラグを車内のソケットに差し込む
    8. パーキングブレーキがかかっていることを確認し車のエンジンをかける
    9. エアコンプレッサーの電源をオンにする
    10. パンク時の指定空気圧まで空気を入れる
    11. 指定空気圧まで入ったらエアコンプレッサーを外してバルブキャップを取り付ける

    ただし、タイヤのパンク修理キットは、あくまで応急処置であることを忘れてはいけません。

    パンクを応急処置したあとは、最寄りの店舗へタイヤ点検を依頼し、パンクの状態に応じて、パンク修理やタイヤ交換で対応してもらいましょう!

    タイヤ修理キットのついては、【パンク修理キットの使い方やメリット・デメリットをご紹介】の記事も参考にしてみてください。

    スペアタイヤに交換する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の2つ目は「スペアタイヤに交換する」です。スペアタイヤに交換する場合、安全な場所の確保が必要です。

    たとえば、一般道路や高速道路など交通量の多い道路では、必ず路肩など安全の確保できる場所に停車する必要があります。また、スペアタイヤ交換したあとの注意点は、以下の2点です。

    ● スペアタイヤは一般的なタイヤと異なり細く耐久性が弱い
    ● スペアタイヤの制限速度は80km

    上記でわかるように、スペアタイヤで通常通りの走行はできません。スペアタイヤに交換したあとは、最寄りの店舗で新品のタイヤに交換しましょう!

    自分でタイヤを交換する手順については、【タイヤ交換を自分でする手順は?トラブルを防ぐための注意点も解説】の記事も参考にしてください。

    ロードサービスに依頼する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の3つ目は「ロードサービスに依頼する」です。先述の通り、タイヤがパンクした場合の応急処置として、タイヤパンク修理キットやスペアタイヤ交換の方法を解説しましたが、安全の確保ができない場合はロードサービスに依頼しましょう。

    たとえば、ロードサービスに依頼する状況は、以下の通りです。

    ● 交通量が多い道路や高速道路など、安全確保が難しい
    ● タイヤのパンクを応急処置できる道具はあるが、自分ではできない

    上記のような状況のときは、ロードサービスに依頼すれば解決できるため安心です。

    また、会員なら無料で対応してくれるロードサービス会社も存在します。たとえば、JAF会員では、以下の内容に無料で対応してくれます。

    JAF会員なら以下のトラブルも無料で対応

    引用:JAF

    ただし、別途料金が発生する可能性も考えられるため、事前にロードサービス会社に確認しましょう!

    加入中の自動車保険会社に連絡する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の4つ目は「加入中の自動車保険会社に連絡する」です。

    自動車保険の契約内容によって異なりますが、車が故障したときのロードサービスは付帯している可能性があります。たとえば、東京海上日動の自動車保険のロードアシスト内容は、以下の通りです。

    補償内容 対応内容
    1. 車両搬送費用補償・車両搬送サービス 事故や故障、盗難などにより走行不能となった場合
    2. 緊急時応急対応費用補償・緊急時応急対応サービス バッテリー点検
    インロック時の鍵開け
    スペアタイヤ交換など
    3. 付帯サービス ガソリン切れや故障相談サービスなど

    参照:東京海上日動

    タイヤがパンクした場合、上記「2」の補償内容に該当します。

    自動車保険の補償内容は、対応時の支払い上限金額や無料対応回数など、契約内容や保険会社によって異なります。

    パンクしたときのために、加入中の自動車保険の補償内容を、事前に確認しておきましょう

    タイヤがパンクしないための5つの予防策

    タイヤがパンクしないための5つの予防策

    「パンクを予防する方法は考えていません」
    「タイヤがパンクしてから対策方法を考えます」

    このように、お考えの方もいるかもしれません。

    しかし、タイヤがパンクしたときの適切な対処方法も重要ですが、タイヤがパンクする原因を対策することも大切です。理由は、タイヤのパンクを未然に防ぐことで、パンクの心配なく安心して走行できるからです。

    本章では、タイヤがパンクしないための5つの予防策を解説します。

    1. タイヤの空気圧を適正値に保つ
    2. タイヤの定期点検をする
    3. タイヤのサイドウォールのひび割れを点検する
    4. タイヤのスリップサインを確認する
    5. タイヤの摩耗を確認する

    1.タイヤの空気圧を適正値に保つ

    タイヤがパンクしないための予防策1つ目は「タイヤの空気圧を適正値に保つ」です。

    理由は、タイヤの空気圧を適正値に保つことで、タイヤの走行性能を発揮できるからです。
    タイヤの空気圧には、車種によって規定の空気圧が定められています。たとえば、アクア(トヨタ)のタイヤの指定空気圧は、以下の通りです。

    アクア(トヨタ)のタイヤの指定空気圧

    引用:トヨタ( AQUA 取扱説明書)

    上記のように、タイヤサイズによって、タイヤの適正空気圧も異なります。タイヤの空気圧が不足した状態で走行した場合、パンクの他に、以下のリスクが考えられます。

    ● タイヤが偏摩耗する
    ● タイヤがバーストする
    ● 燃費が低下する

    タイヤの空気圧を適正値に保つことは、上記のリスクも未然に防ぐことにも繋がります。タイヤの空気圧補充は、ガソリンスタンドや専門店で簡単にできるため、おすすめの方法です。

    タイヤの空気圧については、【空気圧の重要性と点検の頻度について解説します!】の記事も参考にしてください。

    2.タイヤの定期点検をする

    タイヤがパンクしないための予防策2つ目は「タイヤの定期点検をする」です。

    タイヤの状態を把握すれば、タイヤの釘刺しやトレッドの亀裂など、点検中のタイヤに問題があった時点で対処できます。

    たとえば、国土交通省が推奨している走行前の日常点検の全15項目チェックのうち、タイヤ点検項目は、以下の4つです。

    点検項目 タイヤがパンクする原因の有無
    タイヤの空気圧の確認
    タイヤのひび割れや亀裂の確認
    タイヤの溝の深さを確認
    ランプ類の点灯や点滅、損傷の確認

    タイヤを定期点検した場合、上記のようなタイヤがパンクする原因の対策ができるため、パンクを未然に防ぐことが可能です。

    タイヤの点検が難しい方は、最寄りの店舗に相談することをおすすめします。安心して走行するために、タイヤは定期的に点検しましょう!

    3.サイドウォールのひび割れを点検する

    タイヤがパンクしないための予防策3つ目は「サイドウォールのひび割れを点検する」です。タイヤのサイドウォールは、タイヤの衝撃緩和やカーブを曲がるときの安定性を保つ役割を果たしており、タイヤで一番薄く傷つきやすくひび割れしやすい部位です。

    たとえば、タイヤの空気圧が低下した状態でカーブを曲がったり悪路を走行したりと、サイドウォールに負担がかかり続ければ、パンクの原因につながります。

    また、タイヤのひび割れを無視して走行した場合、最悪タイヤがバーストする可能性も高くなります。

    タイヤのひび割れを点検するときは、JATMAの判断基準を参考にするのがおすすめです。
    たとえば、タイヤのひび割れの判断基準は、以下の通りです。

    タイヤのひび割れの判断基準

    ひび割れレベル タイヤの状態
    レベル1 タイヤ表面の軽度な擦れ
    レベル2 タイヤ側面の軽度なひび割れ
    レベル3 タイヤ表面のひび割れが、目視で確認できる
    レベル4 タイヤ表面のひび割れが、繋がって線状に亀裂が入っている
    レベル5 タイヤが深くひび割れしている
    タイヤ内部のコードに達している

    参照:JATMA

    タイヤのひび割れレベルに応じた対処方法は、以下の通りです。

    タイヤのひび割れレベル 対処方法
    レベル1
    レベル2
    継続走行可能
    ※タイヤワックスなど使用してひび割れ対策も可能
    レベル3
    レベル4
    継続走行可能(要経過観察)
    ※タイヤ内部までひび割れがあった場合、タイヤ交換必須
    レベル5 タイヤ交換必須

    上記のように、タイヤのひび割れ状態に応じた対応や対策をとりましょう!

    タイヤのサイドウォールについては、【【危険】タイヤのひび割れは補修すべき?原因や対処法を解説】の記事も参考にしてください。

    4.スリップサインを確認する

    タイヤがパンクしないための予防策4つ目は「スリップサインを確認する」です。

    スリップサインとは、タイヤの溝の深さが1.6mmの位置を示す印です。

    スリップサインを確認しない場合、道路交通法による罰則を受ける可能性があったり、走行中にスリップしやすくなったりと、デメリットが多くなるかもしれません。

    道路交通法違反になる可能性がある

    スリップサインが出た状態で走行を続けた場合、以下の罰則を受ける可能性があります。
    【道路交通法(設備不良)による減点と反則金詳細】

    減点数 反則金
    2点 9,000円

    上記のような、罰則を受けないために、スリップサインは必ず確認しておきましょう!

    溝が浅くなると走行に支障が出る

    また、スリップサインが出てくるまで溝が浅くなったタイヤの状態は、以下の通りです。


    ● タイヤの溝が極端に減少している
    ● 偏摩耗が発生しやすい
    ● 4本のタイヤのバランスが崩れている

    上記のような、タイヤの状態で走行を続けると、ハイドロプレーニング現象やタイヤの偏摩耗につながり、走行中の危険性が高くなります。

    また、タイヤの溝が4mm以下になると、制動距離が長くなる実験データも存在します。

    制動距離実験データ

    引用:ブリヂストン

    タイヤの溝が4mm以下になると、制動距離が長くなっていることがわかります。

    罰則対策や安全に走行するためにも、タイヤの溝が浅くなってきたタイミングで、タイヤのローテーションや新品タイヤへ交換するなど、タイヤの溝の深さに応じた対応を実施しましょう!

    5.摩耗を確認する

    タイヤがパンクしないための予防策5つ目は「摩耗を確認する」です。タイヤの摩耗の種類は、車種やタイヤの空気圧によって異なります。

    たとえば、タイヤのすり減り方の種類は、以下の通りです。

    タイヤのすり減り方の種類

    引用:ブリヂストン

    上記のようなタイヤの摩耗は、空気圧不足だったり足回りの設備不良だったりと、原因はさまざまです。タイヤの摩耗を放置すれば偏摩耗につながり、タイヤ交換をしなければいけません。

    また、偏摩耗したタイヤでの走行は、ハンドル操作性の低下やバーストの危険性が高く、大変危険です。偏摩耗を予防するためには、タイヤの空気圧点検やタイヤをローテーションする方法が有効です。

    タイヤのパンクを未然に防ぐために、タイヤの摩耗は定期的に確認しましょう!

    偏摩耗を予防するタイヤのローテーションについては、【タイヤローテーションは長持ちの秘訣!スペアタイヤや4WDについても解説】
    の記事も参考にしてください。

    タイヤのパンクでよくある質問

    タイヤのパンクでよくある質問

    本章では、タイヤのパンクでよくある質問にお答えします。

    ● 走行中にパンクしたらどうなる?
    ● パンクの修理代はいくら?
    ● タイヤがパンクしたら交換は1本だけで大丈夫ですか?

    走行中にパンクしたらどうなる?

    走行中にタイヤがパンクした場合、基本的には走行を中断し、パンクしたタイヤに対する対応をしなければいけません。しかし、少しずつ空気圧が減少する軽度のパンクは、気付きにくいかもしれません。

    たとえば、釘がトレッドに刺さった場合、釘を抜かなければタイヤの空気圧の減少も微量で済む場合があります。

    しかし、タイヤの空気圧が低下した状態で走行すると、以下の危険が考えられます。

    ● 走行中にタイヤの変形が強くなりハンドル操作効かない
    ● バーストする

    パンクすると、上記のように走行が困難になり、周囲を巻き込む事故にもなりかねません。走行中にタイヤがパンクしたら、安全が確保できる場所へ停車し、応急処置やロードサービスを利用しましょう!

    パンクの修理代はいくら?

    パンクの修理代は、車種やパンクの修理方法によって異なります。パンクの修理方法は、タイヤ外面とタイヤ内面で処理する、以下の2種類です。

    修理方法 修理内容
    タイヤ外側 パンク穴に修理剤(プラグ)を打ち込んで、穴をふさぐ
    タイヤ内側 内面から修理剤(パッチ)を差し込み貼りつける

    タイヤ内面のパンクを処理する方が、タイヤをホイールから取り外す作業が発生するため、タイヤ外面の修理方法と比較して、割高になります。
    たとえば、パンク修理料金は、以下の通りです。

    パンク処理方法 軽・普通車 1BOX・SUV車
    外面(打ち込み) 1,800円 2,500円
    内面修理 3,600円 4,400円

    参照:宇佐美

    上記でわかるように、車種やパンクの修理方法によって、パンクの修理代は異なります。

    タイヤのパンクは、必ず修理できるとは限らないため、パンクの修理を検討中の方は、店舗に相談することをおすすめします!

    タイヤがパンクしたら交換は1本だけで大丈夫ですか?

    タイヤがパンクした場合、交換するタイヤは取り急ぎ1本だけで大丈夫ですが、残った3本のタイヤとバランス調整が必要になるため、タイヤをローテーションを行いましょう。

    タイヤの走行性能を発揮するためには、4本のタイヤのバランス調整を実施する必要があります。

    タイヤのバランス調整をしないまま走行した場合、4本のタイヤのバランスが崩れ、偏摩耗につながるため注意が必要です。

    ただし、以下のような車種は、タイヤ交換の本数が異なります。

    車種 タイヤ交換本数 タイヤ交換本数の理由
    4WD 4本 前後左右のタイヤがつながっており、1本のみの交換ではバランスが崩れるため、タイヤ交換は4本
    前輪駆動 2本 タイヤを左右1セット(2本)で交換した方が、前後の摩耗バランスがとりやすいため、タイヤ交換は2本

    上記のように、車種や駆動輪によって、おすすめできるタイヤの交換本数も異なります。タイヤの交換本数に不安がある方は、最寄りの店舗に相談することをおすすめします!

    タイヤ交換の本数については、【タイヤがパンク!1本だけ変える?4本変えた方がいい?そのお悩み解決します!】の記事も参考にしてください。

    タイヤのことならタイヤワールド館ベストにお任せください!

    タイヤのことならタイヤワールド館ベストにお任せください!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● タイヤがパンクしたら走行はしてはいけない理由
    ● タイヤがパンクしても走行できる場合がある
    ● タイヤがパンクした時の対処法
    ● タイヤがパンクしないための5つの予防策
    ● タイヤのパンクでよくある質問

    とくに重要なポイントは、以下の通りです。

    ● タイヤがパンクしたら走行しない
    ● タイヤを日頃から点検して、パンクを未然に防ぐ

    上記のポイントを意識するだけで、安心して走行できるのではないでしょうか。
    タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換や点検の他に、万が一のパンクに備えてタイヤパンク保障を実施しております!

    タイヤパンク保証サービス

    現在は宮城県内の直営店舗だけですが、オンラインショップでも対応できるようにただいま準備中です。

    ご相談からでも、お気軽にご連絡ください!

    カテゴリー
    メンテナンスその他 多賀城店

    ヘッドライトが黄ばむ・曇る原因は?対策方法もご紹介

    最終更新日 2024年8月2日

    こんにちは!タイヤワールド館ベスト 多賀城店です!
    ピカピカのヘッドライトがいつの間にか黄ばんでた、曇っていた、最近ライトが暗く感じる、、、なんてことありませんか?
    今回はその原因、そして対策方法についてご紹介します♪

    ヘッドライトが黄ばむ・曇る原因は?

    ポリカーボネート樹脂になったこと

    1984年に、世界で初めてポリカーボネート製のヘッドライトが採用されたのが初代のトヨタ・ソアラと言われています。
    この頃はまだガラス製のヘッドライトが主流でした。
    その後、1990年代になると、ポリカーボネートのあらゆる面からのメリットが認められ、ポリカーボネート製のヘッドライトが主流となります。

    ※ポリカーボネート樹脂とは熱可塑性樹脂の一種で高い透明性や耐衝撃性が特徴のエンジニアリングプラスチックです。

    ポリカーボネート樹脂は従来のガラス製と比べて軽く衝撃にも強く透明度も高いでのですが劣化しやすい為、レンズ表面に耐候塗料としてハードコートが塗装されています。

    国産車の場合、屋外保管下で3〜5年程度は皮膜を美しい状態のまま保つことができますが5年を超えてくると、紫外線・傷・熱
    により劣化を起こし、傷や変色の隙間に汚れが入り込んで、黄ばんだ状態になってしまいます😱

    黄ばみ・曇りによるデメリット


    ※写真右→曇っているヘッドライト/左→綺麗なヘッドライト
    写真を見ると分かりますが見た通りに綺麗さ、透明感が違うと思います。

    どうしても年月が経つと劣化は避けては通れません。
    そして車検の保安基準であるヘッドライトの光度測定が遠目から近目の測定となり、車検が通りにくくなりました😥
    くもったり黄ばんだりしているヘッドライトは、そのくもりと黄ばみで光の透過率が下がり、また散光することで光度が下がってしまいます。

    黄ばみ・曇ってしまったヘッドライトを綺麗にする方法

    ヘッドライト
    ヘッドライトの黄ばみやくもりを、ご自身でDIYでメンテナンスをする方も多いですが、その場はキレイになってもすぐにまた元通りになってしまうことがほとんどです。
    プロにおまかせしてキレイにしようと考えている方も増えています。

    市販の黄ばみ取りは、劣化したハードコートや凸凹になったポリカーボネートを平らに削り取れない上に、保護する皮膜が薄く、紫外線を透過してしまう為、すぐに黄ばみや くもりが戻ってしまいます。

    当店ではKeePerのヘッドライト クリーン&プロテクトでキレイにします✨

    まず劣化してしまったハードコートを完全にて取り除き、ポリカーボネートの表面を整えることにより黄ばみ等を根本的に取り除きます。
    そのままでは黄ばみが再発しやすくなる為、ガラス系コーティング剤で保護します。
    コーティング剤は皮膜が分厚いので、紫外線を吸収し、黄ばみやくもりを防止します。
    当社インスタグラムにて施工動画UP中

    ヘッドライトの黄ばみ曇りを防ぐ予防方法

    1. ヘッドライト プロテクションフィルム

      一番効果的と言われているのがフィルムでヘッドライトを保護することです。
      フィルム自体が紫外線を約93%以上カットしますので、黄ばみやくもり、ひび割れといった症状を強力に防いでくれます。
      フィルムを貼るので傷、ひび割れの予防にもなります。
    2. コーティングで保護する
      ヘッドライト専用のコーティング皮膜でレンズをしっかりと守る事が出来ます✨
      ポリカーボネートの劣化を遅らせ黄ばみや白ボケを防ぎます。
      1年に一回の繰り返しの施工がオススメです!

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    タイヤワールド館ベストには各店舗にキーパーの有資格者が在籍しております。
    わからない事や気になる事がありましたら、お気軽にご相談ください♪
    ブログをご覧の皆様のご来店、心よりお待ちしております😊