「タイヤ交換を安く済ませたい……」
「お店はたくさんあるけど、結局どこで買うのが一番いいんだろう?」
マイカーのメンテナンスにおいて、このような悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。タイヤ交換は少なくとも数万円以上の出費になるので、タイヤを買うお店は慎重に選びたいですよね。
今回は安いタイヤが買えるお店の紹介や、格安タイヤと国産タイヤの違いについて解説します。
新しいタイヤへの交換やスタッドレスタイヤへの履き替えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
- タイヤが安く買えるお店はどこ?
- 格安タイヤは品質が良くないの?
- 安いタイヤと高いタイヤの違いは?
- 【車種別】タイヤの交換費用の相場
- ┗軽自動車の場合
- ┗セダンの場合
- ┗SUVの場合
- スタッドレスタイヤが安い時期はいつ?
- タイヤ交換の費用が高いと感じたら?
- ┗自分で費用相場を調べる
- ┗複数の店に見積りをお願いする
- タイヤを買う際の注意点
- ┗車に合うサイズのタイヤを購入する
- ┗タイヤの性能をチェックしておく
- 通販で買った安いタイヤの取り付け方法
- ┗お店で取り付けをしてもらう
- ┗自分で取り付けする
- 通販で安いタイヤを買いたい人はタイヤワールド館ベストがおすすめ
タイヤが安く買えるお店はどこ?
タイヤを安く買えるおすすめのお店は「インターネット通販」です。
インターネットで「タイヤ・ホイール通販」と検索すると、タイヤやホイール商品を扱っているネットショップを見つけられます。その他に、タイヤを売っているお店には以下のようなものがあります。
・カーショップ
・ディーラー
・ガソリンスタンド
チェーン展開している実店舗で知名度が高いのは「オートバックス」や「イエローハット」ですが、地域密着型で運営しているお店も多数存在します。
タイヤ自体はメーカーが作っているので、どこのお店で購入しても同じ製品ですが、「取扱い製品のラインナップ」と「価格」が各店舗の違いです。
欲しいタイヤの型番があらかじめ分かっている場合であれば、インターネット通販サイトで検索するのが手早いでしょう。インターネット通販は実店舗の家賃や人件費のコストがかからないため、実店舗での販売価格より安い傾向にあります。
また、店頭に置かれているのは限られた商品になるので、インターネット通販のほうが幅広い品揃えのなかから選べる点もメリットです。タイヤのネット通販について不安がある方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
格安タイヤは品質が良くないの?
タイヤ選びをしていると「格安タイヤ」「激安タイヤ」という言葉を耳にすることがあります。安いタイヤを見つけた際に、「コストをおさえたいけど、格安タイヤの品質ってどうなんだろう?」と心配になってしまう方が多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、走りや性能に強いこだわりがなければ、値段が安いタイヤでも問題なく使用できます。
ひと昔前は、値段は安いけれど品質があまりよくないタイヤが流通したこともあったようですが、現在は粗悪な商品は少なくなってきています。
メーカーや価格よりもタイヤの品質に関係が深いのは、製造年月日と保管状態です。いくら高いタイヤであっても、紫外線にずっとさらされていたり、作ってから時間が経ちすぎていたりする製品は品質が落ちます。
格安であまり知らないメーカーのタイヤであっても、製造年月日が浅ければゴムの劣化は少ないです。
タイヤの寿命は5年前後が目安と言われているので、手頃な価格のタイヤをこまめに履き替えるのもひとつの方法といえるでしょう。
安いタイヤと高いタイヤの違いは?
タイヤの価格は、使用材料や製造手法、メーカー(ブランド)などによって異なります。
安いタイヤの多くは「アジアンタイヤ」と呼ばれるもので、中国・韓国・台湾・インドネシアなどのアジア諸国で作られています。
一方、値段の高いタイヤは国産タイヤのほか、フランスやアメリカなどの企業が販売しているものが多いです。
主要なタイヤメーカーと企業の所在地は以下のとおりです。
メーカー別タイヤのシェア率 ※グーネットピット調べ | ||||
メーカー名 | 企業の本拠地 ※製造工場は各地にある |
シェア率 | ||
1位 | ミシュラン | フランス | 15.0% | |
2位 | ブリヂストン | 日本 | 14.6% | |
3位 | グッドイヤー | アメリカ | 8.2% | |
4位 | コンチネンタル | ドイツ | 6.8% | |
5位 | 住友ゴム (ダンロップ) |
日本 | 4.2% |
1位はフランスのミシュラン、2位と5位には国内企業のブリヂストンと住友ゴムがそれぞれランクインしており、国産タイヤの人気の高さがわかります。
これらのメーカーのタイヤは品質や性能の良さはもちろんありますが、ブランド力によって一定水準の価格が担保されている側面もあります。
アジアタイヤのなかには、高性能ながらもコストをおさえた製品も多数存在しているので、価格だけでどちらが良いという判断は難しいかもしれません。
人気のメーカー品でも、新モデルが出ると「型落ち商品」として安く販売されるケースもあるので、さまざまな角度から総合的に判断することが重要です。
【車種別】タイヤの交換費用の相場
車のタイヤ交換にかかる費用には「タイヤの商品代金」と「取り付け工賃」の2種類があります。
店舗ごとに基本料金は異なり、タイヤの大きさや車種によっても価格は変動します。タイヤ交換にかかる工賃の目安を以下の表にまとめました。
依頼先 | お店でタイヤを購入した場合の工賃 | 自分で購入したタイヤを持ち込みした場合の工賃 |
タイヤ専門店 | 約8,000~12,000円 | 約12,000~18,000円 |
カー用品店 | 約6,000~10,000円 | 約8,000~14,000円 |
ガソリンスタンド | 約4,000~20,000円 | 約8,000~30,000円 |
ディーラー | 約8,000~32,000円 | 約12,000~48,000円 |
お店でタイヤを購入してそのまま取り付けるケースと、持ち込みする場合で違う価格帯になっているケースが多いです。以下では車種別のさらに詳しい費用を解説します。
・セダンの場合
・SUVの場合
タイヤ交換の費用については、こちらの記事も参考にしてみてください。
軽自動車の場合
軽自動車に適したタイヤサイズは次の3種類です。
・155/65R14
・165/55R15
※ハスラーなど一部を除く
普通のタイヤ(サマータイヤ)とスタッドレスタイヤの最安価格の目安をまとめました。
タイヤの種類 | 最安の価格帯 |
軽自動車用 サマータイヤ |
約4,500円~/1本 |
軽自動車用 スタッドレスタイヤ |
約7,500円~/1本 |
※商品の代金や工賃は店舗によって異なります。
たとえばサマータイヤをガソリンスタンドに持ち込んで、車につけてもらった場合の料金は『4,500円+8,000円=12,500円/1本』が目安となります。
セダンの場合
車種により異なりますが、セダンに適したタイヤサイズは17~18インチが目安です。普通のタイヤ(サマータイヤ)とスタッドレスタイヤの最安価格の目安は、以下のとおりです。
タイヤの種類 | 最安の価格帯 |
セダン用 サマータイヤ |
約9,400円~/1本 |
セダン用 スタッドレスタイヤ |
約18,000円~/1本 |
※商品の代金や工賃は店舗によって異なります。
一例として、スタッドレスタイヤをカー用品店に持ち込みした場合は、以下の計算式になります。
『スタッドレスタイヤ18,000円+工賃8,000円=26,000円/1本』となり、4本の場合は『104,000円』が目安です。
SUVの場合
SUVに装着されているタイヤのサイズは17インチ前後が目安です。
普通のタイヤ(サマータイヤ)とスタッドレスタイヤの価格を以下の表にまとめました。
タイヤの種類 | 最安の価格帯 |
SUV用 サマータイヤ |
約12,500円~/1本 |
SUV用 スタッドレスタイヤ |
約18,000円~/1本 |
※商品の代金や工賃は店舗によって異なります。
サマータイヤは約12,500円/1本~、スタッドレスタイヤは約18,000円/1本~で販売されており、軽自動用タイヤの3~4倍以上の価格です。
タイヤ価格に工賃を合わせると、サマータイヤで約20,500円/1本、スタッドレスタイヤで約26,000円/1本程度が料金の総額となります。
スタッドレスタイヤが安い時期はいつ?
車にとって冬の必需品であるスタッドレスタイヤが安い時期は、毎年「9~10月」です。
スタッドレスタイヤは寒い時期の路面凍結や雪道に有効なタイヤですが、何月ごろに取り替えればいいのか迷ってしまう人も多くいます。12~1月あたりの冬本番になるとスタッドレスタイヤの需要が高まり、価格が高騰するケースがあります。
また、カー用品店やタイヤショップへの取り付け作業依頼も増えるため、予約が取れなくなってしまうこともあるでしょう。焦らずに商品を選ぶためにも、早めの9月頃から商品をチェックしておくことがおすすめです。
スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べてやわらかい素材でできているため、1年中装着したままでいると、夏の時期に劣化してしまうことがあるので注意が必要です。
通常時はサマータイヤを使用し、寒くなってきたらスタッドレスタイヤに履き替えるように準備してしましょう。
タイヤ交換の費用が高いと感じたら?
タイヤ交換の費用は車種や使用メーカーによっても異なるため、「どのくらいが適正価格だろう?」と悩んでしまうことも多いです。
お店で提示されたタイヤ交換の費用が高いのかどうかを判断する、2つのコツを紹介します。
・複数の店に見積をお願いする
タイヤ交換の作業は多くても1年に1回程度なので、相場を詳しく把握している人は少ないかもしれません。
適正価格の見分け方を知っておけば、必要以上に迷わずタイヤ交換を依頼できるようになります。
自分で費用相場を調べる
お店で提示された金額をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分でも商品やサービスの価格を調べてみましょう。タイヤ本体の費用相場や、工賃の目安額はインターネットで簡単に調べられます。
カー用品店やガソリンスタンドのホームページには明確な料金が記載されているケースが多いです。自分で情報収集をしてみて、提示された額が適正なのかを判断してみてください。
場合によっては、TwitterやYouTubeなどのSNSを使って情報収集してみるのもおすすめです。ただしインターネット上には誤った知識が載っていることもあるので、その点には注意が必要です。
複数の店に見積りをお願いする
タイヤ交換の適正価格を見極めたいときは、依頼したいお店をいくつかピックアップして、見積りをお願いしてみましょう。
相談や見積りをお願いすると断りにくいと感じるかもしれませんが、あまり気にしなくて大丈夫です。
見積りを依頼する際のポイントは、同じタイヤの品番で、同条件の設置内容での金額を出してもらうことです。タイヤの種類が違ったり、オプションがついていたりすると正しく比較できません。
同じ条件に揃えて、できれば2~3店舗に見積りをお願いしてみてください。複数店舗に見積もりを取ることで、それぞれの店舗の価格差がわかりやすくなり、タイヤ交換の適正な価格帯を判断できるようになります。
タイヤを買う際の注意点
タイヤ交換をする際には、まずマイカーにあう商品を選ばなければなりません。以下でタイヤを買う際に注意しておくとよいポイントを紹介します。
・タイヤの性能をチェックしておく
タイヤは非常に多くの種類があるため選ぶのに苦労することがありますが、チェックするポイントを把握しておけば、失敗せずに選べるようになりますよ。
車に合うサイズのタイヤを購入する
タイヤ選びの第一歩は、車にあうサイズを確認することです。タイヤには非常に多くのサイズや種類があって、はじめて購入するときは戸惑うかもしれません。
基本的には現在ついているタイヤと同じサイズを選びますが、場合によっては「インチアップ」といって、違うサイズを選ぶこともあります。タイヤの選び方については以下の記事も参考にしてみてください。
タイヤの性能をチェックしておく
同じサイズで価格帯も同等のタイヤがあった場合、選ぶ決め手になるのは性能面です。それぞれのタイヤの特徴には以下のようなものがあります。
・乗り心地
・ハンドリング
各メーカーサイトで自社タイヤの特徴を解説しているので、チェックしてみるとよいでしょう。自分が重視したいと思う項目を満たせそうなタイヤを選ぶことがおすすめです。
通販で買った安いタイヤの取り付け方法
インターネット通販でタイヤが購入できたら、取り付けの方法を決めましょう。主な手順は以下のどちらかです。
・自分で取り付けする
お店によっては通販で買ったタイヤを持ち込みできないこともあるため、自分で設置できない人は、あらかじめ対応可能な店舗をチェックしておく必要があります。
お店で取り付けをしてもらう
インターネット通販で購入したタイヤは、カー用品店やガソリンスタンドに持ち込みすれば取り付けを行ってくれます。
ただし、持ち込みでの取り付けは、すべてのお店で対応しているわけではありません。
店舗によっては、自社で販売していない商品の取り付けは行わないケースもあるので、事前の確認が必要です。
インターネット通販でタイヤが購入できる『タイヤワールド館ベスト』なら、購入から取り付け依頼までがまとめて依頼できるのでとても便利です。
自分で取り付けする
通販で買ったタイヤは、自分でマイカーに取り付けることも可能です。タイヤ交換は一見、難しそうに感じますが、手順を覚えれば誰でもできるようになります。
ただし最低限の工具や、交換作業ができる広さがある場所が必要です。
タイヤが正しく設置できていないと脱輪の危険があるので、自分で作業する際には入念なチェックをしなければなりません。分でタイヤ交換を行うとコスト削減になりますが、安全面には十分注意しましょう自。
通販で安いタイヤを買いたい人はタイヤワールド館ベストがおすすめ
安いタイヤを探している人にはインターネット通販のお店がおすすめです。
『タイヤワールド館ベスト』なら、豊富な種類からタイヤが選べて、取り付け店舗まで一緒に手配可能です。
手続きはすべてオンラインで行えて、宮城県7店舗のほかに全国に約4,000の提携店舗から取り付け店が選べます。
タイヤ交換の工賃も注文時にわかるので、あとから「思ったより高くついた……」といった心配もありません。タイヤ交換を検討している人は、ぜひ一度『タイヤワールド館ベスト』をチェックしてみてください。
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