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    タイヤの基礎知識 栗生店

    エクストラロード規格(XL規格)タイヤとは?おすすめ商品12選&違いやメリット・デメリットを解説

    タイヤのサイズの後ろに「XL」と書かれたものを見かけたことはありませんか?
    今回はこの「XL」こと、エクストラロード規格について、初心者向けに詳しく解説します。

    この規格の成り立ちや特徴、スタンダード規格との違い、さらに使用に適した車種や状況について分かりやすく説明します。この内容を読むだけで、エクストラロード規格の全体像をしっかりと理解できるようになるでしょう。

    おすすめ商品もたくさん紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!

    エクストラロード規格タイヤとは?

    エクストラロード規格タイヤとは?

    エクストラロード規格のタイヤとは、ヨーロッパのタイヤ規格(ETRTO)で定められたタイヤの一種です。タイヤのサイズを変えずに負荷能力を高めるため、スタンダード規格よりも高い空気圧に対応できるよう内部構造が強化されています。この特性により、より高い負荷能力を発揮することが可能です。

    タイヤサイズの後ろに「XL」と書いてあればエクストラロード規格のタイヤです。

    タイヤサイズの後ろに「XL」と書いてあればエクストラロード規格のタイヤ

    アルファード・ヴェルファイアの20インチサイズなのですがこちらもエクストラロード規格です。

    エクストラロード規格タイヤと普通タイヤとの違いは?

    エクストラロード規格タイヤと普通タイヤとの違いは?

    エクストラロード規格タイヤ(XLタイヤ)とスタンダードタイヤ(STDタイヤ)は、見た目こそ似ていても、内部構造や性能において大きな違いがあります。それぞれの特徴を詳しく解説します。

    ● 構造の違い
    ● 耐荷重性能の違い
    ● 空気圧設定の違い
    ● 乗り心地・燃費の違い

    構造の違い

    XLタイヤは内部構造が強化されており、タイヤにかかる負荷に対してより高い空気圧を設定できる設計となっています。このため、同じサイズでもより高い耐荷重性能を発揮できます。
    また、内部構造が強化されているため、製造コストが高く、一般のタイヤよりも価格が高い傾向があります。

    耐荷重性能の違い

    XLタイヤは空気圧を高くすることで、同じタイヤサイズでも耐荷重性能が向上します。例えば、XLタイヤは荷物をたくさん積む車や、大人数が乗車する場合に適しています。

    普通タイヤの場合は、荷重が増えすぎるとタイヤにかかる負担が大きくなり、摩耗や損傷のリスクが高まります。

    空気圧設定の違い

    XLタイヤは高い空気圧設定が必要で、適切に管理することで最大の性能を発揮します。不適切な空気圧では、本来の耐荷重性能を活かせません。

    乗り心地・燃費の違い

    XLタイヤは高い空気圧設定が求められるため、路面からの振動を拾いやすく、硬めの乗り心地になることがあります。特に軽量な車ではその影響が顕著です。

    また、高い空気圧により転がり抵抗が減少する場合もありますが、タイヤの重さや構造によっては燃費性能が悪化する場合もあります。

    エクストラロード規格タイヤのメリットは?

    エクストラロード規格タイヤのメリットは?

    エクストラロード規格(XL規格)のタイヤは、標準規格(スタンダード規格、STD規格)のタイヤとは異なる特徴を持ちます。ここでは、メリットとデメリットを具体的に掘り下げて解説します。

    1. 高い耐荷重性能
    2. 優れた走行安定性
    3. 耐パンク性能の向上

    高い耐荷重性能

    エクストラロード規格のタイヤは、内部構造が強化されており、スタンダード規格のタイヤよりも高い空気圧で使用できます。そのため、より重い荷物を載せる車両や、大人数が乗車する場合に対応できます。

    優れた走行安定性

    高い空気圧で使用することでタイヤのたわみが少なくなり、走行中の安定性が向上します。特に、高速道路での直進安定性やコーナリング性能が優れています。これは、高速移動を頻繁に行うユーザーや長距離移動が多い車にとって大きなメリットです。

    耐パンク性能の向上

    強化された構造により、通常のタイヤよりも外的要因による損傷(パンクやバースト)のリスクが低減します。荒れた路面や未舗装道路を走行する機会が多い場合でも、安心感が高まります。

    エクストラロード規格タイヤのデメリットは?

    エクストラロード規格タイヤのデメリットは?

    エクストラロード規格にはデメリットもあります。購入前に検討するポイントを具体的に示します。

    1. 価格が高め
    2. 乗り心地が硬め
    3. 燃費が悪化する場合がある
    4. 適切な空気圧管理が必要

    価格が高め

    エクストラロード規格タイヤは、スタンダード規格のタイヤよりも製造コストが高いため、価格も割高です。
    一般的に1本あたりの価格が数千円高くなることもあり、コストパフォーマンスを重視するユーザーにはハードルとなる可能性があります。

    乗り心地が硬め

    高い空気圧で使用するため、タイヤのたわみが少なく、乗り心地が硬く感じることがあります。
    特に軽量車両では路面の凹凸を拾いやすく、快適性を求めるユーザーにはデメリットとなる場合があります。

    燃費が悪化する場合がある

    一部の車両では、エクストラロード規格タイヤを装着することで転がり抵抗が増加し、燃費性能が若干悪化することがあります。ただし、空気圧を適切に管理すればこのデメリットはある程度軽減できます。

    適切な空気圧管理が必要

    エクストラロード規格タイヤは、高い空気圧設定が前提となるため、適切な空気圧管理が必須です。空気圧が不足していると、負荷能力が低下し、本来の性能を発揮できません。また、頻繁な空気圧チェックが求められます。

    エクストラロード規格タイヤがおすすめの人

    エクストラロード規格タイヤがおすすめの人

    XLタイヤは高い空気圧設定が可能で、通常のスタンダードタイヤよりも重い荷物に対応できます。

    XLタイヤは高い耐荷重性能を求める車両や状況で活躍します。具体的には、以下のような用途に適しています:

    1. 重い荷物を積むことが多い人
    2. 大型車や重い車に乗っている人
    3. 高速道路をよく利用する人
    4. オフロード走行をする人
    5. カスタム車やインチアップをしている人

    重い荷物を積むことが多い人

    XLタイヤは高い空気圧設定が可能で、通常のスタンダードタイヤよりも重い荷物に対応できます。そのため、SUVやミニバン、商用車などで荷物をたくさん積む機会が多い方に最適です。

    ● 荷物を運ぶ仕事をしている方(物流業者、引っ越し業者など)
    ● レジャー用品(キャンプ道具やスポーツギアなど)を頻繁に積む方
    ● ファミリーで旅行や帰省の際に車を多人数で使用する方

    大型車や重い車に乗っている人

    車両重量が大きい場合、タイヤにかかる負荷も大きくなります。XLタイヤは耐荷重性能が強化されているため、車両自体が重いSUV、ミニバン、高級セダンなどにおすすめです。

    ● トヨタ アルファードやヴェルファイアなどの大型ミニバン
    ● トヨタ ランドクルーザーや日産 エクストレイルなどのSUV
    ● メルセデス・ベンツ SクラスやBMW 7シリーズなどの高級セダン

    高速道路をよく利用する人

    高速道路では走行時の安定性や耐パンク性能が求められます。XLタイヤは強化された構造により、長距離移動や高速道路を頻繁に利用するドライバーにもおすすめです。

    ● 長距離通勤や出張が多い方
    ● 旅行やアウトドアで車を多用する方

    オフロード走行をする人

    XLタイヤの強化された内部構造は、悪路での衝撃やタイヤへの負荷に強く、耐久性が高いです。そのため、未舗装道路や悪路を走る機会が多い方にも適しています。

    ● オフロードドライブが好きな方
    ● 工事現場や農道などの荒れた道を走る機会がある方

    カスタム車やインチアップをしている人

    インチアップするとタイヤの側面が薄くなり、負荷が増えるため、耐荷重性能が高いXLタイヤも選択肢でしょう。
    車をカスタマイズしている方、特にホイールのインチアップをしている方におすすめです。

    ● 車のデザインや見た目を重視する方
    ● ローダウン、リフトアップなどカスタム車にお乗りの方

    おすすめのエクストラロード規格サマータイヤ7選

    おすすめのエクストラロード規格サマータイヤ7選

    ここからはおすすめのエクストラロード規格タイヤをご紹介していきます。なお、紹介する商品はすべてのサイズでXL規格というわけではありません。
    ご購入の際は、サイズ表記の後ろに「XL」という表記があるものをご選択くださいね。

    1. 【走行性能】SPスポーツマックス 060+
    2. 【走行性能】エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス
    3. 【オフロード】グラントレックPT5
    4. 【乗り心地】エフィシェントグリップ コンフォート
    5. 【乗り心地】レグノGR-XⅢ
    6. 【ミニバン・SUV】イーグルF1アシメトリック3 SUV
    7. 【オールシーズンタイヤ】シンクロウェザー

    【走行性能】SPスポーツマックス 060+

    SP SPORT MAXX 060+

    ダンロップ公式サイトへ

    ダンロップのSPスポーツマックス 060+は、ハイパワーかつハイトルクなプレミアムカー向けに開発されたフラッグシップタイヤです。

    天然由来の新素材「サステナブルシリカ分散剤」の採用で、シリカの分散性が向上し、ウェット性能と耐摩耗性能が大幅に改善されています。

    また、サイドウォールのブランドロゴと商品名に独自の黒色デザイン技術「ナノブラック」を採用し、プレミアムカーの上質さにフィットする高級感と存在感を創出しています。
    高速安定性、コーナリング性能、ウェット性能を高次元で両立し、プレミアムカーの性能を最大限に引き出すことができるタイヤです。

    メーカー ダンロップ
    商品名 SPスポーツマックス 060+
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 24,900円/1本(単品)〜
    132,600円/4本(ホイールセット)〜

    【走行性能】エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス

    エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス

    コンチネンタル公式サイトへ

    コンチネンタルのエクストリーム・コンタクト DWS06 プラスは、ドライ、ウェット、スノーの各路面条件に対応する高性能オールシーズンタイヤです。

    トレッド面に「D」(ドライ)、「W」(ウェット)、「S」(スノー)の文字が刻まれており、摩耗によって各文字が消えることで、対応する路面での性能限界を視覚的に確認できます。

    「SPORTPLUSテクノロジー」の採用で、正確なハンドリングと滑りやすい路面での優れたグリップ性能を実現しています。また、トレッドライフ(耐摩耗性)も向上しています。

    メーカー コンチネンタル
    商品名 エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 17,600円/1本(単品)〜
    119,400円/4本(ホイールセット)〜

    【オフロード・SUV】グラントレックPT5

    グラントレックPT5

    ダンロップ公式サイトへ

    ダンロップのグラントレック PT5は、オンロードでの走行性能と快適性を追求したSUV向けタイヤです。M+S(マッド&スノー)規格に適合しており、浅い雪道や荒れた路面でも十分なグリップとトラクションを発揮します。

    プロファイル(断面形状)の変更によりトレッドの接地面積を広げ、ウェット性能と静粛性を高めています。また、サイドウォール全体で振動を吸収する設計により、快適な乗り心地を実現しています。

    メーカー ダンロップ
    商品名 グラントレックPT5
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 20,100円/1本(単品)〜
    117,400円/4本(ホイールセット)〜

    【乗り心地】エフィシェントグリップ コンフォート

    エフィシェントグリップ コンフォート

    グッドイヤー公式サイトへ

    グッドイヤーのエフィシェントグリップ コンフォートは、以下の特徴を持つコンフォートタイヤです。

    パターンノイズを28%低減し、通過騒音を1dB低減することで、静かな走行を実現しています。 また、縦バネを6%低減し、路面からの衝撃を効果的に吸収することで、快適な乗り心地を提供します。

    メーカー グッドイヤー
    商品名 エフィシェントグリップ コンフォート
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 18,600円/1本(単品)〜
    107,300円/4本(ホイールセット)〜

    【乗り心地】レグノGR-XⅢ

    レグノGRX3

    ブリヂストン公式サイトへ

    ブリヂストンのレグノ GR-XⅢは、静粛性、走行性能、環境性能を高次元で両立させたプレミアムコンフォートタイヤです。

    新開発の「GR-tech Motionライン」や「ULTIMAT EYE®」技術により、接地面積を増やし、接地圧を分散することで、ハンドル操作に対するリニアな反応と、レーンチェンジやコーナリング時のふらつき抑制を実現しています。

    また、新たなサイレントテクノロジーを採用し、ロードノイズやパタンノイズを大幅に低減。これにより、荒れたアスファルト路面で約12%、滑らかなアスファルト路面で約8%の騒音エネルギー低減を実現しています。

    メーカー ブリヂストン
    商品名 レグノGR-XⅢ
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 38,500円/1本(単品)〜
    193,500円/4本(ホイールセット)〜

    【ミニバン・SUV】イーグルF1アシメトリック3 SUV

    イーグルF1アシメトリック3 SUV

    グッドイヤー公式サイトへ

    グッドイヤーのEAGLE F1 ASYMMETRIC 3 SUVは、ラグジュアリーSUV向けに最適化されたウルトラハイパフォーマンスタイヤです。

    ドライおよびウェット路面での優れたブレーキング性能とハンドリング性能を体験できます。また、高剛性で軽量な構造により、高速走行時の安定性とコーナリング性能を実現しています。

    ブレーキング時には路面との接地面積を拡大する「アクティブブレーキングテクノロジー」を採用しており、制動距離の短縮することができます。

    メーカー グッドイヤー
    商品名 イーグルF1アシメトリック3 SUV
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 43,700円/1本(単品)〜
    264,200円/4本(ホイールセット)〜

    【オールシーズンタイヤ】シンクロウェザー

    シンクロウェザー

    ダンロップ公式サイトへ

    ダンロップのシンクロウェザーは、路面状況に応じてタイヤのゴム特性が変化する新技術「アクティブトレッド」を採用した次世代オールシーズンタイヤです。

    この技術により、ドライ、ウェット、雪上、氷上といったさまざまな路面で優れた性能を発揮します。

    「アクティブトレッド」は、水に触れるとゴムが柔らかくなる「水スイッチ」と、低温下でもゴムの柔軟性を維持する「温度スイッチ」の2つの機能を持ちます。これにより、ウェット路面でのグリップ力向上や、氷雪路面での安定した走行が可能となります。

    全く新しいオールシーズンタイヤを体感していたい方におすすめです。

    メーカー ダンロップ
    商品名 シンクロウェザー
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット-準備中-
    価格 21,450円/1本(単品)〜

    おすすめのエクストラロード規格スタッドレス5選

    おすすめのエクストラロード規格スタッドレス5選

    スタッドレスタイヤでも、エクストラロード規格の商品があります。なお、サマータイヤ同様、紹介する商品はすべてのサイズでXL規格というわけではありません。
    ご購入の際は、サイズ表記の後ろに「XL」という表記があるものをご選択くださいね。

    1. ブリザック VRX3
    2. ウィンターマックス3
    3. バイキングコンタクト8
    4. ICE NAVI8
    5. X-ICE SNOW SUV

    ブリザック VRX3

    ブリザックVRX3

    ブリヂストン公式サイトへ

    ブリヂストンのスタッドレスタイヤブリザック VRX3は、ブリヂストンの最新スタッドレスタイヤです。

    氷上ブレーキ性能が前モデル「VRX2」と比較して、氷上でのブレーキ性能が20%向上、摩耗寿命が17%向上し、長期間にわたり高い性能を維持します。

    新素材「フレキシブル発泡ゴム」を採用することで、ゴムの柔軟性が長期間保たれ、経年劣化が抑えられるため、安定した性能を発揮します。

    メーカー ブリヂストン
    商品名 ブリザック VRX3
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 25,000円/1本(単品)〜
    151,800円/4本(ホイールセット)〜

    ウィンターマックス03

    ウィンターマックス03

    ダンロップ公式サイトへ

    ダンロップのウィンターマックス 03は、氷上性能に特化したスタッドレスタイヤです。独自の「ナノ凹凸ゴム」を採用し、氷上ブレーキ性能が従来品より22%向上しています。

    また、摩耗が進んでも新たな凹凸構造が生まれる設計となっており、長期間にわたり安定した性能を発揮します。ミニバン、セダン、SUV、軽自動車など、幅広い車種に対応しているのも特徴です。

    さらに、氷上コーナリング性能も11%向上しており、冬季の安全な走行をサポートします。

    メーカー ダンロップ
    商品名 ウィンターマックス03
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 15,500円/1本(単品)〜
    84,600円/4本(ホイールセット)〜

    バイキングコンタクト8

    バイキングコンタクト 8

    コンチネンタル公式サイトへ

    コンチネンタルのバイキング・コンタクト 8は、氷雪路での優れた性能に加え、環境性能や快適性も追求したプレミアム・スタッドレスタイヤです。

    独自の「ノルディック・ウインター・コンパウンド」を採用し、シリカとの相互作用を改善したアイスポリマーにより、凍結路面でのグリップ力を向上。低温下でもトレッドが柔軟性を保ち、氷上でのハンドリング性能を高めています。

    また、新しいパターンレイアウトとコンパウンドの組み合わせにより、走行中の振動や騒音を吸収し、車内の静粛性を高めています。

    メーカー コンチネンタル
    商品名 バイキングコンタクト8
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 22,000円/1本(単品)〜
    109,200円/4本(ホイールセット)〜

    アイスナビ8

    アイスナビ 8

    グッドイヤー公式サイトへ

    グッドイヤーのアイスナビ8は、冬道での性能向上と長寿命を両立させたスタッドレスタイヤです。シリーズ初の左右非対称パターンを採用し、氷上でのブレーキ性能やコーナリング性能を高めています。

    また、コンパウンドの改良により、氷上ブレーキ性能が従来品と比較して8%向上しています。

    さらに、トレッドパターンの最適化により、ウェット性能や静粛性も改善されています。これらの技術により、冬道での安全性と快適性を提供するタイヤとなっています。

    メーカー グッドイヤー
    商品名 アイスナビ8
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 21,260円/1本(単品)〜
    118,300円/4本(ホイールセット)〜

    X-ICE SNOW SUV

    X-ICE SNOW

    ミシュラン公式サイトへ

    ミシュランのX-ICE SNOW SUVは、SUVおよびクロスオーバー車向けに設計されたスタッドレスタイヤで、日本の冬道に対応する高い性能を備えています。

    従来モデル「X-ICE3+」と比較して、氷上での制動距離が約9%短縮、雪上での制動距離が約4%短縮されています。

    また、新開発のコンパウンド「EverWinterGrip」には、剛性の高いポリマーベースの素材が採用されています。この素材により、摩耗が進んでも微細な凹凸が再生され続け、長期間にわたって優れたグリップ力を維持することができます。

    メーカー ミシュラン
    商品名 X-ICE SNOW SUV
    商品ページ
    (最新価格)
    タイヤ単品
    ホイールセット
    価格 13,200円/1本(単品)〜
    69,200円/4本(ホイールセット)〜

    エクストラロード規格タイヤの適切な空気圧管理方法とは?

    エクストラロード規格タイヤの適切な空気圧管理方法とは?

    XLタイヤは、スタンダードタイヤよりも高い空気圧で使用するよう設計されています。空気圧が高いほど、タイヤのたわみが少なくなり、耐荷重性能が向上します。

    しかし、過剰な空気圧や不足した空気圧では、タイヤの性能が発揮されないだけでなく、走行安全性にも影響を及ぼします。

    エクストラロード規格タイヤの空気圧の目安は、通常、スタンダードタイヤよりも0.2~0.3bar(約20~30kPa)高いことが一般的です。

    車両メーカーやタイヤメーカー推奨の空気圧を確認し、車種やタイヤサイズに応じた適切な空気圧で走行しましょう。

    空気圧の確認方法 内容
    車両側 車両の取扱説明書、運転席ドアの内側に貼られたステッカー
    タイヤメーカー側 ウェブサイトやカタログ

    エクストラロード規格タイヤもタイヤワールド館ベストにおまかせ

    エクストラロード規格タイヤもタイヤワールド館ベストにおまかせ

    「空気圧を多く入れることで負荷能力が向上する」特性を持つエクストラロード規格のタイヤですが、正しい空気圧に設定しないと本来の負荷能力を発揮できません。適切な空気圧の設定と定期的な管理を行い、快適で安全な走行を心がけましょう。

    本日はエクストラロード規格タイヤについて詳しくご紹介しました。「XL」と表示されたタイヤを目にする機会も増えているのではないでしょうか?
    タイヤワールド館ベストでは、さまざまな種類のタイヤを豊富に取り揃えております。ぜひお気軽にお立ち寄りください。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております!

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    タイヤの基礎知識 ライターチーム 輸入車(外車)

    ランフラットタイヤとは?選び方のポイントやおすすめ商品を徹底解説

    運転中にパンクすると、スペアタイヤに交換したりレッカー車を呼んだりする手間が発生し大変ですよね。長距離運転で高速道路を運転する際は、途中でパンクすると大きなトラブルに発展する危険性もあります。

    突然のパンクでも安心して走行できるのが「ランフラットタイヤ」です。
    通常のタイヤとは異なり、空気圧がゼロになっても一定距離なら走行できるのが最大の特徴です。

    高速道路や悪天候時にパンクしても、すぐに停車する必要がないため、ドライバーにとって大きなメリットとなります。

    本記事では、ランフラットタイヤの特徴を詳しく解説します。また、メリットやデメリット、選び方やおすすめ商品なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

    ランフラットタイヤとは

    ランフラットタイヤとは

    ランフラットタイヤとは「空気圧がゼロになっても走行可能なタイヤ」です。

    タイヤは浮き輪のようなチューブ状になっていて、釘が刺さったりひび割れしたりするとなかの空気が抜けてしまいます。

    しぼんだ(空気圧が低い)タイヤで運転を続けると、ハンドル操作が正しくできなくなり事故につながる可能性があります。

    一方、ランフラットタイヤは二層構造になっていて、通常のタイヤゴムの内側に「サイド補強ゴム」が入っているのが特徴です。

    パンクによって空気が抜けてしまったときでも、補強ゴムが荷重を支えるため、空気圧がゼロになっても一定距離の走行が可能です。

    もしパンクしてしまってもガソリンスタンドや修理工場までの道のりを走行できるため、急なトラブルの際に役立つタイヤです。

    ランフラットタイヤ構造イメージ

    ブリヂストンHPより

    ランフラットタイヤの4つのメリット

    ランフラットタイヤの4つのメリット

    ランフラットタイヤを車に装着すると以下のメリットがあります。

    1. パンクしても走行できる
    2. 環境にやさしい
    3. 車のデザインが向上する
    4. 燃費の向上が期待できる

    パンクに強いだけではなく、車のデザインに関連する理由も確認しましょう。

    1.パンクしても走行できる

    特殊な構造のランフラットタイヤは、パンク後もおよそ80kmの距離を走行可能なため、タイヤのトラブルが心配な方におすすめです。

    JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の調べによると、2023年度のタイヤトラブルによる出動要請は約45万件となっており、2020年に比べて約1.28倍に増加しています。

    さらにロードサービスでよくある出動理由の第2位は「タイヤのパンク」で、とくに高速道路上でのトラブルが多くなっています。
    参照:2021年度 JAFロードサービス出動理由

    もし高速道路上でタイヤの空気が抜けてしまったら、大きな事故につながる可能性があり危険です。ランフラットタイヤなら、パンクを恐れない快適なカーライフを送れるでしょう。

    2.環境にやさしい

    ランフラットタイヤのメリットのひとつは、スペアタイヤを使わないことによる「環境への配慮」です。

    一般社団法人 日本ゴム工業会がまとめている資料の【地球温暖化対策の取組】低炭素社会実行計画低炭素社会実行計画の中に、ランフラットタイヤによる2つの効果が記載されています。

    目標とする内容 ランフラットタイヤを使うことで
    得られる効果
    低炭素社への効果 ・ランフラットタイヤを装備することでスペアタイヤが不要となり、車体が軽くなる
    ・軽量化できれば走行時の道路への負荷が減り、CO2の削減につながる
    3R
    (リデュース・リユース・リサイクル)
    ・ランフラットタイヤを採用するとスペアタイヤが不要になる
    ・廃棄スペアタイヤの数を減らせる

    上記からもわかるように、ランフラットタイヤは環境へ配慮できるアイテムとして普及が進められています。

    3.車両デザインが向上する

    ランフラットタイヤを装着している車には、スペアタイヤが不要です。

    「車にスペアタイヤを装備しなければならない」という法律はありませんが、車に不具合が起きた際、速やかに対応できるように何らかの準備はしておかなければなりません。

    近年の車には「パンク修理キット」が搭載されているケースが多いですが、ランフラットタイヤの場合はこうした工具も不要です。

    スペアタイヤや修理キットがないことでトランク内のスペースが広く取れるので、車のデザインの幅が広がるメリットがあります。

    4.燃費の向上が期待できる

    ランフラットタイヤはパンクしても走行可能なため、スペアタイヤが不要になり、車両の総重量を軽減できます。

    車両重量が軽くなることで、燃費の向上が期待できる点は、ランフラットタイヤを使用するメリットです。

    さらに、ランフラットタイヤの中には、転がり抵抗を低減する技術を採用したモデルもあり、燃費を意識した設計になっています。

    スペアタイヤが不要になり、トランクの収納スペースを広く使えるため、利便性の向上も期待できるでしょう。

    ランフラットタイヤのデメリット4つ

    ランフラットタイヤのデメリット4つ

    ランフラットタイヤの主なデメリットは以下の4点です。

    1. 価格が高い
    2. 装着に技術が必要なので対応していない店もある
    3. 通常のタイヤに比べて乗り心地が悪い
    4. ノーマルタイヤに比べて商品の選択肢が少ない

    ランフラットタイヤの具体的な価格については、次の章でさらに詳しく解説しています。

    1.価格が高い

    多くのメリットがあるランフラットタイヤですが、価格の高さは導入時の大きなネックです。

    普通のタイヤとは異なる特殊な構造となっており、商品代金が高めになっているものが多いでしょう。

    BMWやメルセデス・ベンツ、レクサスの一部車種ではランフラットタイヤが標準装備となっています。

    しかし、タイヤ交換時の料金の高さや扱いにくさなどの理由で、ランフラットタイヤから一般のタイヤへの変更を検討する人もいます。

    車を購入する際は、ランフラットタイヤ交換にかかるコストについてもチェックしてみてください。

    2.装着に技術が必要なので対応していない店もある

    ランフラットタイヤの取り付け作業には専用の工具が必要なため、対応できない店舗があります

    すぐに交換作業をしたいときや、近くの店舗で済ませたい人にとっては手軽に交換できないことはデメリットです。

    また作業対応している場合でも、通常より工賃が上乗せされるケースもあります。

    ランフラットタイヤの装着を検討している人は、交換作業ができる店舗をあらかじめチェックしておきましょう。

    3.通常のタイヤに比べて乗り心地が悪い

    ランフラットタイヤは通常のタイヤに比べて、乗り心地があまりよくない場合が多いです。

    ランフラットタイヤに使用される原料のゴムは、一般的なタイヤに比べて硬いものが多く、弾力性に欠けることが理由です。

    そのため地面からの衝撃を吸収しづらく、路面が悪いと座席までガタガタと響くことがあります。

    乗り心地を重視する方には、あまり向いていないタイヤであることを把握しておきましょう。

    4.ノーマルタイヤに比べて商品の選択肢が少ない

    ランフラットタイヤは通常のタイヤと比べて、市場に出回っている種類が少なく、選択肢が少ないのがデメリットです。

    軽自動車やコンパクトカー向けは少なく、主に高級車やスポーツカー向けのラインナップが中心となっています。

    特定のタイヤメーカーに限定されることが多く、自分の好みに合ったタイヤを見つけるのは難しいでしょう。

    また、特殊な構造を持つランフラットタイヤは、通常のタイヤに比べると価格が高めに設定されています。

    ランフラットタイヤの選び方

    ランフラットタイヤとは

    ランフラットタイヤを選ぶ際は、以下5つの点を考慮しましょう。

    ● 車両のタイプで選ぶ
    ● 価格で選ぶ
    ● メーカーやブランドで選ぶ
    ● 走行性能で選ぶ
    ● 路面環境で選ぶ

    それぞれ詳しい内容を解説するので、ランフラットタイヤの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

    車両のタイプで選ぶ

    ランフラットタイヤを選ぶ際は、まず自分の車両タイプに適合するかを確認することが重要です。

    ランフラットタイヤは主に高級車やスポーツカー向けに開発されており、特定の車種に最適化されたモデルが多くなっています。

    一方、軽自動車やコンパクトカー向けのランフラットタイヤは種類が限られており、選択肢は少なめです。

    また、タイヤのブランドによっては、特定のサイズしか対応していない場合もあるため、自分の車に装着できるサイズがあるか確認することが大切です。

    タイヤサイズの見方については、以下の記事を参考にしてください。

    価格で選ぶ

    ランフラットタイヤは、一般的なタイヤと比べて高価な傾向にあります。そのため、予算に応じた選び方も重要なポイントです。

    価格はサイズやブランド、性能によって異なりますが、高性能である場合は価格も高くなります。

    ランフラットタイヤ購入時は、タイヤ本体の価格だけでなく、交換工賃やアフターサービスなどの費用も考慮しましょう。

    一部のメーカーでは、燃費性能や耐久性を向上させたモデルもあるため、長期的なランニングコストを抑えたい方は、長く使えるランフラットタイヤを選ぶことが重要です。また、価格だけではなく、走行性能も比較しながら、自分に合ったモデルを選びましょう。

    メーカーやブランドで選ぶ

    ランフラットタイヤは、メーカーやブランドによって性能や特徴が大きく異なります。そのため、普段から使用しているメーカーや、大手で信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。

    たとえば、ブリヂストンやミシュラン、ピレリやダンロップなどの大手メーカーは、高い品質と耐久性を備えたランフラットタイヤを提供しています。

    メーカーごとに得意とする技術や強みが異なるため、口コミやレビューを参考にしたり、タイヤ専門店のプロに相談したりして、商品を選ぶことが重要です。

    メーカーやブランドの特徴を押さえ、車両との相性を考慮しながら選ぶと、より快適な走行が可能になります。

    走行性能で選ぶ

    ランフラットタイヤの選択肢を比較する際は、以下のような走行性能も重要なポイントです。

    ● グリップ性能
    ● ウェット性能
    ● 燃費性能
    ● 乗り心地
    ● 静粛性

    スポーツカーの場合、高速走行時の安定性やコーナリング性能が求められるため、グリップ力が高く、剛性の高いモデルを選ぶのがおすすめです。

    快適な乗り心地を重視する場合は、振動吸収性や静粛性に優れたモデルを選ぶといいでしょう。

    なお、ランフラットタイヤは通常のタイヤよりも硬めの設計が多く、乗り心地がやや硬く感じることもあります。

    路面環境で選ぶ

    使用する地域や路面状況などを考慮し、環境に適したランフラットタイヤを選ぶことが重要です。

    たとえば、雪が多い地域では、スタッドレスタイヤ、オフロード走行をする方はオールシーズンタイプのランフラットタイヤを選ぶことで、安全性の向上が期待できます。

    雨が多い地域では、排水性能の高いタイヤを選ぶことで、ウェット路面でのグリップ力が安定します。

    さらに、長距離移動が多い場合は、耐摩耗性や燃費性能を考慮したモデルを選ぶことで、トータルコストを抑えられるでしょう。

    ランフラットタイヤの価格の目安

    ランフラットタイヤの価格の目安

    ランフラットタイヤの価格の目安は1本あたり3~5万円が相場で、一般的なタイヤより価格が高い傾向にあります。

    以下でタイヤワールド館ベストで販売しているランフラットタイヤと、サマータイヤの価格を比較してみました。

    ランフラットタイヤ サマータイヤ
    メーカー ミシュラン トーヨータイヤ
    商品名 クロスクライメートプラス ZP PROXES CF3
    インチ 18インチ 18インチ
    サイズ 225/40R18 XL ZP 225/40R18 XL
    価格 41,100円/1本 26,400円/1本
    公式ページ ミシュランHP トーヨータイヤHP
    購入ページ 商品詳細を見る 商品詳細を見る

    同じサイズ規格の「225/40R18」で比較した結果、ランフラットタイヤは41,100円、サマータイヤは26,400円となっており、およそ1万5千円の差がでています。

    こちらは1本あたりの価格なので、4本交換する場合は6万円近い差が生じることになります。

    タイヤは定期的にメンテナンスが必要なので、ランフラットタイヤを使い続けるための金銭的負担は大きいです。

    さらに、タイヤ交換時には別途で工賃がかかることも頭に入れておきましょう。

    ※タイヤは同じサイズであってもグレードによって価格が大きく異なるため、比較内容は参考程度にご覧ください。

    ランフラットタイヤのおすすめ5選

    ランフラットタイヤのおすすめ5選

    ランフラットタイヤのおすすめは、以下の5種類です。

    1. ダンロップ「SP SPORT MAXX 060+」
    2. ミシュラン「CROSSCLIMATE 2」
    3. ブリヂストン「POTENZA S001 RFT」
    4. ヨコハマタイヤ「ADVAN Sport V105 Z・P・S」
    5. ピレリ「SCORPION VERDE RUN FLAT」

    それぞれの特徴や強みを確認しましょう。

    1.ダンロップ「SP SPORT MAXX 060+」

    SP SPORT MAXX 060+

    ダンロップ公式サイトへ

    ダンロップのSP SPORT MAXX 060+は、車の才能を鮮やかに引き出し、耐久性に優れたパフォーマンスタイヤです。

    商品の概要は、以下の表にまとめているので参考にしてください。

    項目 内容
    商品名 SP SPORT MAXX 060+
    対応サイズ 16〜21インチ
    ※16/17/18インチでランフラットモデルあり
    価格相場 2万〜8万円/1本
    特徴 ・タテに走る太い溝が水はけを促しウェット性能を向上
    ・広い接地面で高速走行時でも安定
    公式サイト ダンロップHP
    購入ページ タイヤ単品
    ホイールセット

    ダンロップのタイヤは、高級感を演出する独自の黒色デザイン技術「Nano Black」を採用しているため、差別化しにくいタイヤのデザインにもこだわれるのが魅力です。

    2.ミシュラン「CROSSCLIMATE 2」

    クロスクライメート2

    ミシュラン公式サイトへ

    ミシュランのCROSSCLIMATE 2は、雪も走れる夏タイヤで、夏も冬も高い走行性能で快適な走りを実現してくれます。

    商品の概要は、以下の表にまとめているので参考にしてください。

    項目 内容
    商品名 CROSSCLIMATE 2
    対応サイズ 15〜21インチ
    価格相場 2万〜8万円/1本
    特徴 ・高い初期性能が長く続くロングライフタイプ
    ・高速道路冬用タイヤ規制時でもチェーン装着不要で走行可能
    公式サイト ミシュランHP
    購入ページ タイヤ単品
    ホイールセット

    CROSSCLIMATE 2はオールシーズンタイヤのため、積雪量が少ない地域に住んでおり、季節に応じてタイヤ交換する手間を省きたい方におすすめです。

    3.ブリヂストン「POTENZA S001 RFT」

    ポテンザS001RFT

    ブリヂストン公式サイトへ

    ブリヂストンのPOTENZA S001 RFTは、パンク時の走行でもタイヤの発熱を抑える「新サイド補強ゴム」を採用しているタイヤです。

    商品の概要は、以下の表にまとめているので参考にしてください。

    項目 内容
    商品名 POTENZA S001 RFT
    対応サイズ 16〜19インチ
    価格相場 3万〜10万円/1本
    特徴 ・ノーマルタイヤと遜色ないレベルの乗り心地
    ・高いドライ&ウェット性能
    公式サイト ブリヂストンHP

    ブリヂストンという大手メーカーが開発していることもあり、信頼性抜群のおすすめタイヤです。

    4.ヨコハマタイヤ「ADVAN Sport V105 Z・P・S」

    アドバン・スポーツ V105 Z.P.S

    ヨコハマ公式サイトへ

    ヨコハマタイヤADVAN Sport V105 Z・P・Sは、超高性能タイヤである「ADVAN Sport V105」のランフラットモデルです。

    商品の概要は、以下の表にまとめているので参考にしてください。

    項目 内容
    商品名 ADVAN Sport V105 Z・P・S
    対応サイズ 16〜20インチ
    価格相場 2万〜6万円/1本
    特徴 ・軽量化を実現しながらランフラットタイヤに求められる耐久性を向上
    ・ヨコハマ独自のランフラット技術「Z・P・S」を搭載
    公式サイト ヨコハマタイヤHP

    ADVAN Sport V105 Z・P・Sは、空気の抜けた状態、かつフル積載(重量)で、苛酷なテストコースや速度域での実車テストを重ねて開発されています。万が一のトラブルに備えたい方にもおすすめのランフラットタイヤです。

    5.ピレリ「SCORPION VERDE RUN FLAT」

    スコーピオン ヴェルデ RUN FLAT

    ピレリ公式サイトへ

    ピレリSCORPION VERDE RUN FLATは、燃料消費量とCO2排出量を削減に成功した、SUVおよびクロスオーバー用ランフラットタイヤです。

    商品の概要は、以下の表にまとめているので参考にしてください。

    項目 内容
    商品名 SCORPION VERDE RUN FLAT
    対応サイズ 18〜20インチ
    価格相場 2万〜5万円/1本
    特徴 ・低い回転抵抗と削減された重量で燃料消費量とCO2排出量の削減を実現
    ・節約や環境保護だけでなく快適性と安全性も高次元
    公式サイト ピレリHP

    ピレリのランフラットタイヤは、メルセデス・ベンツやBMWなどとコラボーレーションしているため、信頼性の高いタイヤと言えるでしょう。

    ランフラットタイヤを使用する際の注意点

    ランフラットタイヤを使用する際の注意点

    ランフラットタイヤを使用する際の3つの注意点を解説します。

    ・空気圧の管理を怠らない
    ・パンク修理はできない
    ・タイヤ空気圧警報装置の装着が必要

    ランフラットタイヤの特性や正しい使用方法を把握しておきましょう。

    空気圧の管理を怠らない

    ランフラットタイヤを装着する際は、タイヤの空気圧管理を怠らないようにしてください。

    規定よりも極端に空気圧が低いと、タイヤの内部がパンクしたときと同じ状態になってしまいます。

    この状態が続くとタイヤ内部の補強ゴムに負荷がかかり、製品の劣化が進みます。

    補強ゴムの性能が落ちてしまうと、実際にパンクしたときに本来の性能を発揮できなくなるので注意が必要です。

    いつも適正な空気圧をキープできるように、こまめにタイヤをチェックしておきましょう。

    パンク修理はできない

    ランフラットタイヤは原則として修理できないため、パンクした場合は交換となります。

    ただし、条件によっては部分的な修理が可能なケースもあります。
    具体的には以下のような場合であれば修理が可能です。

    ・パンクした状態で走行していない場合
    ・軽微なトラブル(釘刺さり)である場合
    ・整備士が修理可能と判断した場合

    タイヤの外側から破損具合を正確に確認するのは困難なため、修理できるかどうかの判断は難しいことがあります。

    またランフラットタイヤの修理や交換には知識や技術も必要なので、依頼したい店舗が受付可能か事前の確認が必要です。

    タイヤ空気圧警報装置の装着が必要

    ランフラットタイヤを履いている車には、タイヤ空気圧警報装置(空気圧センサー)を装着することが義務づけられています。

    タイヤ空気圧警報装置とは、タイヤの空気圧の異常を察知した場合に、警告灯やチャイムで知らせてくれる機器です。

    ランフラットタイヤは、内部の空気が減ってもしばらくは通常どおり走行できる機能を持っているため、パンクに気づかない可能性があります。

    空気圧の低下に気づかずに長い距離を走行し続けると、パンクに強いランフラットタイヤであってもいずれ運転に支障をきたします。

    タイヤ空気圧警報装置は、タイヤのトラブルを早急に発見するために欠かせないアイテムなので、かならず装備しておきましょう。

    ランフラットタイヤに関するよくある質問

    ランフラットタイヤに関するよくある質問

    ランフラットタイヤに関する、よくある5つの質問をまとめました。

    1. ランフラットタイヤの見分け方は?
    2. ランフラットタイヤの寿命はどのくらい?
    3. ランフラットタイヤはどれくらい走る?
    4. パンクしたまま走るとどうなる?
    5. ランフラットタイヤの交換費用はいくら?

    ランフラットタイヤは一般のタイヤに比べて流通量が少ないため、詳しい情報を知っている人が少ないのが現状です。

    ランフラットタイヤについて不明な点が多数あるときは、タイヤ専門店やカーディーラーに相談してみるのもおすすめです。

    1.ランフラットタイヤの見分け方は?

    ランフラットタイヤは通常のタイヤと区別するために、各メーカーがそれぞれ規定のアルファベットやマークをつけています。

    主要メーカーのランフラットタイヤについているアルファベットの印を、以下の表にまとめました。

    メーカー ランフラットタイヤに刻印されている文字 公式HP
    ダンロップ DSST ダンロップ公式
    トーヨータイヤ TRF トーヨータイヤ公式
    ブリヂストン RFT ブリヂストン公式
    ミシュラン ZP ミシュラン公式
    ヨコハマタイヤ ZPS ヨコハマタイヤ公式
    グッドイヤー EMT グッドイヤー公式

    各メーカーのアルファベットの印のほかに「国際規格ISOのランフラットマーク」もあります。

    製品によっては、アルファベットではなく国際規格のマークのみを刻印しているものもあります。

    いずれの場合もタイヤ側面の比較的わかりやすい場所に記載してあることが多いので、ぜひ実物をチェックしてみてください。

    2.ランフラットタイヤの寿命はどのくらい?

    ランフラットタイヤの寿命は、一般的なサマータイヤと同等と考えて問題ありません。

    一般的な夏タイヤは走行距離2~4万kmが、平均寿命の目安です。

    またタイヤの溝に「スリップサイン」が見えた場合も寿命となり、早急に交換しなくてはなりません。

    3.ランフラットタイヤはどれくらい走る?

    ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても「速度80km/h」で「80kmの距離」を走行できます。

    これはランフラットタイヤの基本的な要件となっており、ISO規格によって定められています。

    どのタイヤメーカーでも同じ基準が採用されるので、上記2つの数字を覚えておいてください。

    ランフラットタイヤならパンクしたあとも80kmもの距離を走れるので、近くのガソリンスタンドやカーショップを探せる余裕が十分にあるでしょう。

    4.パンクしたまま走るとどうなる?

    ランフラットタイヤは、パンクしたあとも80kmまでそのまま走行可能ですが、規定距離を超えると危険な状態になります。

    具体的にはタイヤの中のワイヤーがでてきてしまったり、ゴムが破れたりしてハンドル操作が効かなくなります。

    最悪のケースでは、バースト(破裂)を起こし、車体を動かせなくなくなることもあるでしょう。

    「パンクしても大丈夫なタイヤ」と過信せず、正しい使用方法を守ることが大切です。

    5.ランフラットタイヤの交換費用はいくら?

    ランフラットタイヤの交換費用は、専用の設備や技術が必要なため、一般的なタイヤよりも高めになっており、1本あたり3,000〜8,000円が目安です。

    通常のタイヤの交換費用が、1本あたり1,500円〜3,000円であることを考慮すると、ランフラットタイヤが高の設定であることがわかります。

    新しくランフラットタイヤを購入し装着まで依頼する場合は、総額で10〜20万円かかる場合もあるでしょう。

    費用を抑えるには、ネット通販で購入し、持ち込み交換可能な店舗を探すのも一つの方法です。

    なお、タイヤ交換の値段に関する詳しい内容は、以下の記事を参考にしてください。

    タイヤを履き替える際はランフラットタイヤも検討してみよう

    タイヤを履き替える際はランフラットタイヤも検討してみよう

    SDGsが注目されている現代では、車からのCO2排出量も大きな課題のひとつです。

    タイヤの空気圧を適正に保つことで快適な運転が実現し、それによって燃費向上が叶い、CO2削減が期待できます。

    ランフラットタイヤには「空気圧をチェックしやすくなる」「スペアタイヤが不要になり廃棄品が減る」などの環境的メリットがあります。

    これからタイヤ交換する方は、環境に配慮したランフラットタイヤへの履き替えを検討してみてはいかがでしょうか。

    タイヤの選び方や交換の手順などは「タイヤ交換を安くする方法は?自分で交換する方法とタイヤの選び方」の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

    ランフラットタイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    ランフラットタイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    ランフラットタイヤは、パンクした際でも一定の距離であれば走行可能なため、急なトラブルにも安心して対応できる特殊なタイヤです。

    ただし、通常タイヤより価格が高めであることや、種類が少なく商品が限られるなどのデメリットがあります。

    ランフラットタイヤを検討している方は、本記事で紹介しているメリットやデメリットを確認した上で購入しましょう。

    タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、どの地域からでも利用しやすくなっています。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    ランフラットタイヤをはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    多賀城店
    多賀城店
    TEL: 022-366-7811
    住所:宮城県多賀城市八幡1-1-5
    アクセス:仙台国道45号線沿い
    営業時間:10:00~19:00
    カテゴリー
    サマータイヤ タイヤの基礎知識 ライターチーム

    プロがおすすめするタイヤ13選!選び方のポイントや注意点も解説

    「タイヤの種類はたくさんあるけれど、結局どれを選べばいいの?」
    「どんなタイヤが自分の車にあうのだろう?」

    タイヤ交換を検討している人や、スタッドレスタイヤに履き替えようと思っている方のなかには、タイヤ選びに迷われている方も多いのではないでしょうか。

    今回はタイヤ交換を失敗しないための選び方のポイントや、おすすめのメーカーをまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

    【車種別】おすすめの安いタイヤはどれ?

    【車種別】おすすめの安いタイヤはどれ?

    まず、車種別のおすすめタイヤを紹介します。

    ● 軽自動車におすすめのタイヤ
    ● ミニバンにおすすめのタイヤ
    ● コンパクトカーにおすすめのタイヤ
    ● SUVにおすすめのタイヤ
    ● セダンにおすすめのタイヤ

    今回はタイヤの製品のみを紹介しますが、下記の記事では工賃や販売店などについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    軽自動車におすすめのタイヤ

    軽自動車におすすめのタイヤ

    軽自動車におすすめのタイヤは、下記の2種類です。

    ● BLIZZAK(ブリザック) VRX2|バランスが良い
    ● BluEarth(ブルーアース) AE-01|燃費性能が良い(低燃費)

    BLIZZAK(ブリザック) VRX2|バランスが良い

    ブリヂストンのブリザックVRX2

    公式サイトへ

    BLIZZAK(ブリザック) 「VRX2」は、氷上性能が抜群で北海道・北東北で長年支持されているブリザックシリーズの前型です。最新型ではないことから、値段と性能のバランスが取れているスタッドタイヤです。

    メーカー ブリヂストン
    種類 スタッドレス
    商品名 ブリザックVRX2
    サイズ 155/65R14
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥5,900円(税込)/1本
    価格(ホイールセット) ¥47,500円(税込)〜/4本

    BluEarth(ブルーアース) AE-01|燃費性能が良い(低燃費)

    ヨコハマタイヤのブルーアース AE-01

    公式サイトへ

    ヨコハマタイヤの「ブルーアース AE-01」は、低燃費に優れた製品です。1本あたり6,500円(税込)となっており、お財布に優しい価格です。

    メーカー ヨコハマタイヤ
    種類 ノーマルタイヤ
    商品名 ブルーアース AE-01
    サイズ 155/65R14
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥7,400円/1本
    価格(ホイールセット) ¥52,800円(税込)〜/4本

    ミニバンにおすすめのタイヤ

    ミニバンにおすすめのタイヤ

    ミニバンにおすすめのタイヤは、下記の2種類です。

    ● TOYO TIRES(トーヨータイヤ)OBSERVE GIZ2|コスパが良い
    ● MICHELIN(ミシュラン)e・PRIMACY|燃費性能が良い(低燃費)

    TOYO TIRES(トーヨータイヤ)OBSERVE GIZ2|コスパが良い

    トーヨータイヤのオブサーブGIZ2(ギズツー)

    公式サイトへ

    トーヨータイヤの「OBSERVE (オブサーブ) GIZ2」は、非対称の溝パターンによって滑りやすさを軽減させています。

    氷上での性能を長くキープできる、独自製法の「吸着クルミゴム」も特徴のひとつです。

    メーカー トーヨータイヤ
    種類 スタッドレス
    商品名 オブサーブGIZ2(ギズツー)
    サイズ 205/60R16
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥21,600円/1本
    価格(ホイールセット) ¥107,000円(税込)〜/4本

    MICHELIN(ミシュラン)e・PRIMACY|燃費性能が良い(低燃費)

    E・プライマシー

    ミシュラン公式サイトへ

    ミシュランの「e・PRIMACY イー プライマシー」は、転がり抵抗を低減させることで、タイヤの燃費向上を目指した製品です。

    静粛性にも優れており、乗り心地の良さも確保しています。

    メーカー ミシュラン
    種類 ノーマルタイヤ
    商品名 e・PRIMACY イー プライマシー
    サイズ 205/60R16
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥20,600円/1本
    価格(ホイールセット) ¥104,500円(税込)〜/4本

    コンパクトカーにおすすめのタイヤ

    コンパクトカーにおすすめのタイヤ

    コンパクトカーにおすすめのタイヤは、下記の2種類です。

    ● DUNLOP(ダンロップ) WINTER MAXX WM02|コスパが良い
    ● TOYO TIRES(トーヨータイヤ) CELSIUS|オールシーズン使える

    DUNLOP(ダンロップ) WINTER MAXX WM02|コスパが良い

    ダンロップのウィンターマックス2

    公式サイトへ

    DUNLOP(ダンロップ) 「ウィンターマックス02」は、凍結路面とロングライフを超密着ナノフィットゴムで実現しています。VRX2同様、最新型ではないため、値段と性能のバランスが取れている今年おすすめのスタッドタイヤです。

    メーカー ダンロップ
    種類 スタッドレス
    商品名 ウィンターマックス2
    サイズ 185/65R15
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥13,400円/1本
    価格(ホイールセット) ¥70,500円(税込)〜/4本

    TOYO TIRES(トーヨータイヤ) CELSIUS|オールシーズン使える

    セルシアス

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    トーヨータイヤの「CELSIUS(セルシアス)」は、降雪時にも使用できるオールシーズン型のタイヤです。
    雪だけではなく、冬場以外の雨にも強い溝のデザインになっており、一年中履き続けられます。

    メーカー トーヨータイヤ
    種類 オールシーズン
    商品名 セルシアス
    サイズ 185/60R15
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥17,000円/1本
    価格(ホイールセット) ¥83,600円(税込)〜/4本

    SUVにおすすめのタイヤ

    SUVにおすすめのタイヤ

    SUVにおすすめのタイヤは、下記の2種類です。

    ● TOYO TIRES(トーヨータイヤ)OBSERVE GSi-6|SUV専用
    ● LUCCINI(ルッチーニ) BOUNO CUV|燃費性能が良い(低燃費)

    TOYO TIRES(トーヨータイヤ)OBSERVE GSi-6|SUV専用

    トーヨータイヤのオブサーブGSi-6

    公式サイトへ

    トーヨータイヤの「OBSERVE (オブサーブ) GSi-6」は「グリップシリカコンパウンド」を取り入れてグリップ性能を向上させています。

    SUV/CCVのために作られた専用のスタッドレスタイヤです。

    メーカー トーヨータイヤ
    種類 スタッドレス
    商品名 オブサーブ GSi-6(ジーエスアイ シックス)
    サイズ 225/65R17
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥18,300円/1本
    価格(ホイールセット) ¥112,200円(税込)〜/4本

    LUCCINI(ルッチーニ) BOUNO CUV|燃費性能が良い(低燃費)

    ルッチーニのヴォーノCUV

    公式サイトへ

    LUCCINI(ルッチーニ) は、台湾のタイヤメーカーNANKANG(ナンカン)が欧州用に展開しているタイヤです。コストパフォーマンスに優れ、国外タイヤを使ってみたい方は、LUCCINI BOUNO CUVを選択してみてはいかがでしょうか。

    メーカー ルッチーニ
    種類 ノーマルタイヤ
    商品名 ヴォーノCUV
    サイズ 225/65R17
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥14,400円/1本
    価格(ホイールセット) ¥84,000円(税込)〜/4本

    セダンにおすすめのタイヤ

    セダンにおすすめのタイヤ

    セダンにおすすめのタイヤは、下記の2種類です。

    ● DUNLOP(ダンロップ) WINTER MAXX WM03|氷上性能が良い
    ● TOYO TIRES(トーヨータイヤ) ナノエナジー3+|燃費性能が良い(低燃費)

    DUNLOP(ダンロップ) WINTER MAXX WM03|氷上性能が良い

    ウィンターマックス03

    ダンロップ公式サイトへ

    DUNLOP(ダンロップ) 「ウィンターマックス03」は、従来品より氷上ブレーキ性能22%アップ、摩耗後氷上ブレーキ性能36%アップと、使い始めから使い終わりまでしっかり止まるタイヤです。

    メーカー
    種類 スタッドレス
    商品名 ウィンターマックス3
    サイズ 195/65R15
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥19,300円/1本
    価格(ホイールセット) ¥100,200円(税込)〜/4本

    TOYO TIRES(トーヨータイヤ) ナノエナジー3+|燃費性能が良い(低燃費)

    ナノエナジー3PLUS

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    TOYO TIRES(トーヨータイヤ) のナノエナジー3+は、基本性能と摩耗ライフの向上を両立した低燃費タイヤのスタンダードタイヤです。

    商品名にもなっているナノバランステクノロジーとは、ゴム材料を分子レベルで観察、予測、機能創造、精密制御することによって、理想的なゴム材料を高精度に開発する技術のことです。

    メーカー トーヨータイヤ
    種類 ノーマルタイヤ
    商品名 ナノエナジー3+
    サイズ 195/65R15
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格(タイヤ単品) ¥6,800円/1本
    価格(ホイールセット) ¥63,900円(税込)〜/4本

    タイヤワールド館ベストがおすすめするスタッドレスタイヤ3選

    タイヤワールド館ベストがおすすめするスタッドレスタイヤ3選

    次にタイヤワールド館ベストがおすすめするスタッドレスタイヤを、3点ピックアップして紹介します。

    サイズ 商品名 特徴
    14インチ 【ブリヂストン】
    ブリザック VRX2
    5,900円(税込)/1本〜
    どのような雪道にも対応できる総合的な性能を備えた商品。カーブも滑らずに曲がりやすい。
    商品ページはこちら
    15インチ 【ダンロップ】
    ウィンターマックス WM02
    13,400円(税込)/1本〜
    従来品から氷上ブレーキ性能12%アップ、コーナリング性能3%アップ。高密度ゴムで長持ちする製品。
    商品ページはこちら
    17インチ 【ダンロップ】
    ウインターマックス SJ8+
    24,800円(税込)/1本〜
    ナノ凹凸ゴムを採用しており、深い雪道にも対応可能。
    商品ページはこちら

    スタッドレスタイヤは冬本番になると品薄になるため、装着を検討している人は早めに予約しておいてくださいね。

    サマータイヤや車種別のおすすめタイヤについては、後ほど詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

    タイヤの選び方のポイント

    タイヤの選び方のポイント

    タイヤ交換の際にタイヤを選ぶ際のポイントは以下の4つです。

    1. 純正タイヤと同じサイズを選ぶ
    2. 燃費の良さで選ぶ
    3. 乗り心地で選ぶ
    4. 走行目的で選ぶ

    タイヤ交換をする際には、サイズが適合するかだけでなく、性能面もチェックすることが重要です。

    純正タイヤと同じサイズを選ぶ

    タイヤを選ぶ際にもっとも重要なのは「純正と同じサイズがどうか」です。

    基本的には、標準装備としてついているタイヤと同じサイズの製品を選びましょう。

    タイヤは「インチアップ」「インチダウン」といって、異なるサイズを装着するカスタマイズも可能です。

    しかし知識なくカスタマイズをしてしまうと、ハンドルの感覚が変わったり、燃費が悪くなったりするデメリットもあるので注意が必要です。

    燃費の良さで選ぶ

    数あるタイヤ製品のなかで、どれを選ぶか決める際には「低燃費」に着目してみましょう。

    昨今は低燃費を特徴にした商品が多数あるので、ぜひ各社の製品を比べてみてください。

    燃費が良いとガソリンの節約になるので、車の維持費をおさえることができます。

    ガソリンの価格は2020年5月に115円 / L(レギュラー)を記録したのを最後に右肩上がりで値段が高騰しています。2022年3月には163円 / Lを記録しており、今後も高騰を続ける可能性があります。(参考:e-燃費 最近5年間のレギュラー価格)

    CO2削減にも貢献できる低燃性のタイヤは環境にも配慮された製品なので、ぜひチェックしてみてください。

    乗り心地で選ぶ

    車に快適さを求める人は「乗り心地」の良さを追及できる製品を選びましょう。

    せっかくのカーライフを存分に楽しむためには、気持ちよく運転できることが重要です。

    タイヤの種類によって、クッション性や静粛性が異なるので、製品の説明をよくチェックしてみてください。

    また、タイヤと車種の組み合わせによってノイズが発生するケースがあるので「ノイズ軽減」の性能がついているタイヤを選んでみるのもおすすめです。

    走行目的で選ぶ

    タイヤを選ぶ際は、ご自身の走行目的に合わせたものを選びましょう。

    たとえば、買い物や通勤などの普段乗りの機会が多い場合、走行性能よりも燃費やコストパフォーマンスを重視したタイヤが適しています。

    一方、長距離ドライブや旅行の機会が多いなら、静粛性やロングドライブ性能に着目すると良いでしょう。

    また、スポーツ走行や峠道の走行を目的とするなら、グリップ力や操縦安定性に優れたタイヤを選ぶのがおすすめです。

    走行目的に応じて適したタイヤは異なるため、ご自身の乗り方にあわせて検討してみてください。

    タイヤ交換時におすすめのメーカー4選

    タイヤ交換時におすすめのメーカー4選

    タイヤを選ぶ際には、製造メーカーにも着目してみましょう。
    とくにおすすめのタイヤメーカーは以下の4社です。

    ● ダンロップ
    ● トーヨータイヤ
    ● ブリヂストン
    ● ヨコハマタイヤ

    同じような性能で価格面でも差がない場合は、好きなメーカーを選んでみてください。

    なお、人気のタイヤメーカーについては下記記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

    ダンロップ

    おすすめのタイヤメーカー①ダンロップ
    ダンロップは1888年に空気入りタイヤを実用化させた、歴史の長いメーカーです。ダンロップの企業の特徴は以下の3点です。

    ・技術
    ・環境
    ・安心・安全

    技術面では、最先端のスーパーコンピュータを駆使した製品開発を行っており、安全性の高いタイヤを生み出しています。

    また、環境への配慮にも力を入れていて「石油・石炭などの化石資源を一切使わない、世界初の100%石油外天然資源タイヤ」を開発した実績もあります。

    トーヨータイヤ

    おすすめのタイヤメーカー②トーヨータイヤ

    トーヨータイヤは、乗用車用タイヤをはじめ、トラック用タイヤやバス用タイヤなどの製造も手がけている企業です。

    タイヤの性能を正確に把握するため、宮崎県と北海道(冬期用)に専用コースを持っており、実車でのテストを行っています。

    高性能タイヤの「PROXES(プロクセス)」は、グローバルで高い評価を得ている人気の製品です。

    ブリヂストン

    おすすめのタイヤメーカー③ブリヂストン

    ブリヂストンは、1930年代からタイヤの開発を行っている老舗企業で、近年は自動車用タイヤのみならず、ゴムの技術を用いたさまざまな製品を手がけています。

    東京2020オリンピックでは、ブリヂストンのタイヤが自転車競技用タイヤとして採用されており、国内外を代表するタイヤブランドとして認められているブランドです。

    「空気を使わないタイヤ技術エアフリーコンセプト®」や、低燃費性に優れた「ダブルネットワークゴム」など、独自の製品を多数開発しています。

    ヨコハマタイヤ

    おすすめのタイヤメーカー④ヨコハマタイヤ

    ヨコハマタイヤ(横浜ゴム株式会社)は、1917年に日本の横濱電線製造と米国のBFグッドリッチの合弁事業で設立されました。スポーツタイヤが有名で、「ADVAN」は広く知られています。
    スタッドレスタイヤは、20年の歴史を持つ「iceGUARD(アイスガード)」シリーズを展開しています。

    タイヤに関するよくある質問

    タイヤに関するよくある質問

    最後に、タイヤに関する「よくある質問」にお答えします。

    1. 車のタイヤの寿命は何年?
    2. タイヤ値上げはいつから?
    3. タイヤ交換しないとどうなる?
    4. タイヤ交換の際は4本変えたほうが良い?

    正しい情報を把握して、適切にマイカーのメンテナンスを行いましょう。

    車のタイヤの寿命は何年?

    車のタイヤの寿命は、以下の年数が目安です。

    タイヤの種類 使用の許容範囲
    未使用のサマータイヤ 製造から約3年間(適正な状態で保管していた場合)
    未使用のスタッドレスタイヤ 製造から約3年間(適正な状態で保管していた場合)
    使用済みのすべてのタイヤ 製造から約10年間(5年経過時に点検を推奨)

    使用中のタイヤの場合、走行距離が約2~4万kmを超えると寿命を迎えることが多いです。

    またタイヤの溝が減ってくると、交換を知らせる「スリップサイン」が見えるようになります。

    スリップサインが見えたタイヤは製造年数や走行距離にかかわらず、すぐに交換が必要です。

    タイヤの寿命については、下記の記事でも詳しく解説しています。

    タイヤ値上げはいつから?

    タイヤの値上げは順次、各メーカーで予定されています。2024年には、ミシュランが以下のスケジュールで値上げを発表しています。

    上げ幅 実施時期
    6%~10% 夏/冬タイヤ 2024年2月1日

    各メーカーの値上げスケジュールは、以下の記事で詳しく解説しています。

    タイヤ交換しないとどうなる?

    タイヤ選びに迷ってしまい、交換しないまま寿命を過ぎると下記のような危険があります。

    ・タイヤがバースト(破裂)する
    ・溝が無くなってスリップする

    劣化したタイヤをそのまま履き続けていると、タイヤにヒビが入ったり、内部のワイヤーが出てきてしまったりすることもあります。

    また突然バーストしてハンドル操作ができなくなり、事故につながってしまうケースもあるので注意しましょう。

    タイヤ交換の際は4本変えたほうが良い?

    タイヤ交換の際は、4本すべてをまとめて交換するのが理想的です。

    しかし、コストの面から4本すべてを交換するのが難しい場合、以下の項目をチェックしましょう。

    ● タイヤの溝が少なくないか(スリップサインが現れていないか)
    ● 表面のゴムが硬くなっていないか
    ● ヒビ割れがないか
    ● 購入から10年以上経過していないか
    ● 走行時のハンドリングに違和感がないか

    上記にひとつでも当てはまる場合、すでにタイヤが劣化している可能性があるため、4本すべて交換することをおすすめします。

    タイヤを4本すべて交換するべきか、1本でも問題ないかの判断が難しい場合、タイヤ専門店にご相談ください。

    車種に合うタイヤ選びはタイヤワールド館ベストがおすすめ

    車種に合うタイヤ選びはタイヤワールド館ベストがおすすめ

    正しいタイヤの選び方を把握しておけば、マイカーに合う製品が見つけやすくなります。

    製品を選ぶ際はそれぞれの特性をチェックして、好きなメーカーから選んでみることもおすすめです。

    タイヤの値上げが各メーカーで予定されているので、タイヤの購入は早めの時期が良いかもしれません。

    新しいタイヤをお探しの方は、ぜひ一度タイヤワールド館ベストのオンラインショップをチェックしてみてください。車種別でタイヤを選択できるので、初心者の方でも選びやすくなっています。

    お気に入りのタイヤを見つけて、カーライフを楽しみましょう。

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    泉八乙女 タイヤ交換

    タイヤ交換後にやってほしい2つのポイント

    「タイヤ交換をしたから安心!」で終わらないで下さい!
    タイヤ交換をした後の重要なポイントを理由と共にお伝えします。

    タイヤ交換後に増し締めを行いましょう!

    増し締めとは、ホイールナットの緩みをチェックすることです。一定距離を走行した後に規定トルクでナットが締まっているか再確認する事で、規定より強いトルクでナットを締め付けるわけではありません。タイヤ交換後に増し締めを行う必要がある理由は、交換時に適切なトルクでナットが締め付けられてないとホイールが振れ、ハブボルト・ナットに負荷がかかり走行中にボルトが折れてしまい脱輪する可能性があるからです。一般的に50〜100km走行したらナットの増し締めを行うようおすすめしています。もしくは、1週間程度経ったら確認しましょう。ベストでタイヤ交換した場合も「増し締めチェックを行いますので、またご来店下さい」とご案内させていただいております。

    タイヤの空気圧もチェックポイントです!

    空気圧は高すぎても低すぎてもいけません。タイヤを早く劣化させたり、変なタイヤの減り方をしたり、最悪の場合はバーストの原因にもなり危険です。また、運転中にハンドルを取られてしまったりと燃費等にも影響を与えます。そのため空気圧のチェック・点検は、タイヤ交換をした後にしっかりと行うことが重要です。ほとんどの車は、運転席ドアを開けたところやガソリンの給油口にステッカーが貼られていて、指定空気圧が記載されています。ただし、この数値は車体にタイヤを装着した状態での空気圧です。同じホイール付きタイヤでも、車体への装着前と後では空気圧が変わり、装着後の空気圧は車重がかかっている分高くなります。そのため空気圧のチェックは車体にタイヤを装着した状態で行ってください。

    まとめ

    増し締め、空気圧チェックの大切さをお伝えいたしました。
    タイヤ交換をした際は、定期的にホイールナットの増し締め・空気圧の点検を行うことが大切です。タイヤワールド館ベストでは全店【増し締め】【空気圧チェック】を無料で行っております。いつでもご来店ください!

     

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    店舗一覧https://tireworldkan.com/shop.html

    泉八乙女店
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    タイヤの基礎知識 ライターチーム

    どこが安い?タイヤの送料比較!ホイールやタイヤの送り方も解説

    「タイヤを送りたいけれど、送料はどのくらいだろう?」
    「タイヤを送るときはどのように梱包すればいいんだろう?」

    このような疑問をお持ちの方は多くいらっしゃいます。

    タイヤ交換をした際、取り外したタイヤがまだ使える状態なのに廃棄してしまうのはもったいないですよね。

    状態の良いタイヤであれば、フリマアプリやオークションで販売することが可能です。

    タイヤは大きくて重い商品なので、自分で送れるのか心配になる方もいるかもしれませんが、一般的な宅配便と同じように発送できます。

    今回は宅配業者の料金比較や、安全に発送できる梱包方法について解説しています。

    タイヤの発送方法を把握したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

    タイヤを送る前にチェックしよう!重量や三辺の調べ方

    タイヤを送る前にチェックしよう!重量や三辺の調べ方

    タイヤを発送する前に、送りたい商品の「重量」や「三辺の長さ」を調べる必要があります。

    発送予定のタイヤのメーカーと品番を調べると、各製品の概要ページが出てくるので以下の4点を確認しましょう。

    ・重量
    ・タイヤ断面幅
    ・タイヤ扁平率
    ・インチ

    各メーカーの製品スペックが記載してあるページを見れば、上記が把握できるはずです。

    ヤマト運輸のホームページに、タイヤを発送する際の運賃を調べる計算ツールが設置されており、上記の要素を入力すると三辺の長さがわかるようになっています。

    一例として、利用者の多い15インチのタイヤで試算してみましょう。

    195/65R15と記載のあるタイヤの場合、断面幅は195mm、扁平率は65、インチは15となります。

    これらを計算ツールに入力すると三辺の長さは「146.8mm」という結果がでました。

    送料の出し方

    あくまで概算の数値にはなりますが、三辺の合計がわかれば発送サイズが把握できます。

    それぞれに記載されている数値の読み解き方は、タイヤサイズの見方は?表記や選び方を解説を参考にしてみてください。

    各社のタイヤやホイールの送料まとめ

    各社のタイヤやホイールの送料まとめ

    タイヤの発送を行える配達業者の送料をまとめました。

    ・佐川急便のタイヤの送料
    ・ヤマト運輸タイヤの送料
    ・メルカリ便タイヤの送料
    ・西濃運輸タイヤの送料
    ・日本郵便(ゆうパック)タイヤの送料
    ・福山通運タイヤの送料

    以下では、各社の料金を比較するために同条件の送料をそれぞれ紹介します。

    タイヤのサイズや送り先によって送料は異なりますので、ここでは流通の多い15インチのタイヤを送ると想定して、「150~160サイズ」「関東発→関西着」の条件の場合の送料を比較してみましょう。

    佐川急便のタイヤの送料

    佐川急便のタイヤの送料

    佐川急便の配達料金は【料金を調べる】のページで確認できます。

    タイヤを発送する場合の料金目安は以下のとおりです。

    15インチのタイヤ1本(約7~8kg)を送る場合
    サイズ 160サイズ
    発着地 関東発→関西着
    料金の目安 佐川急便:2,178円

    佐川急便のサイズ区分は、以下のようにわかれています。

    ・140サイズ(20kgまで)
    ・160サイズ(30kgまで)
    ・180サイズ(50kgまで)
    ・200サイズ(50kgまで)

    佐川急便には「飛脚宅配便」「飛脚ラージサイズ」があり、タイヤ1本の重さ(7~8kg程度)は、送れる重量の範囲内です。

    しかし佐川急便では、タイヤは1本ずつしか受け付けてもらえないケースもあるようです。もし、タイヤが4本ある場合は4個分の送料がかかるので注意しましょう。

    ヤマト運輸タイヤの送料

    ヤマト運輸タイヤの送料

    ヤマト運輸の配達料金は【料金を調べる】のページで確認できます。

    タイヤを発送する場合の料金目安は以下のとおりです。

    15インチのタイヤ1本(約7~8kg)を送る場合
    サイズ 160サイズ
    発着地 関東発→関西着
    料金の目安 ヤマト運輸:2,180円

    ヤマト運輸のホームページには、タイヤの発送について以下のように記載されています。

    Q:タイヤホイールを発送したい

    A:サービス規格内(縦・横・高さの合計が200cm以内、かつ重さが30kg以内)であれば、宅急便として発送できます。

    ※宅急便の1辺の長さは170cm以内となります。
    ※宅急便の補償金額(責任限度額)は、宅急便1個につき30万円(税込み)までです。


    ※ヤマト運輸「よくある質問」から引用

    またヤマト運輸では、2本のタイヤを同時に送ることも可能です。

    複数本のタイヤを一度に発送する場合は、結束バンドを利用し、まとめて梱包すれば1つの荷物としてカウントしてもらえます

    まとめて送ったほうが送料は安くなるので、2本以上発送したい人にはおすすめです。

    メルカリ便タイヤの送料

    メルカリ便タイヤの送料

    メルカリを利用した場合の配達料金は【配送方法 早わかり表】で確認できます。

    タイヤを発送する場合の料金目安は以下のとおりです。

    15インチのタイヤ1本(約7~8kg)を送る場合
    サイズ 160サイズ
    発着地 関東発→関西着
    料金の目安 らくらくメルカリ便(宅急便):1,700円

    メルカリ便は最大で160サイズまで対応可能となっており、軽自動車のタイヤなら2本までまとめて送れるケースもあります(インチサイズによる)

    メルカリで発送する際の注意点は「出品ページごとに送料が割り振られてしまうこと」です。

    タイヤを1本ずつ出品した場合、同じ人が2本購入してくれても発送時に送料を合算できません。

    アプリのシステム上、1ページにつき1枚の発送伝票が発行されてしまうため、購入後のおまとめ発送ができないことに注意してください。

    西濃運輸タイヤの送料

    西濃運輸タイヤの送料

    西濃運輸を利用した場合の配達料金は【運賃お見積り】のページで確認できます。

    タイヤを発送する場合の料金目安は以下のとおりです。

    15インチのタイヤ1本(約7~8kg)を送る場合
    サイズ
    発着地 関東発→関西着
    料金の目安 カンガルー特急便:3,284円

    西濃運輸には「カンガルーミニ便」「カンガルー便」の2つの発送方法がありますが、いずれも最大サイズが130cm(三辺の合計)までとなっています。

    小さめのタイヤでも梱包すると大きさが出てしまうので、これらの発送方法では送れない可能性が高いです。

    上記以外の大きめの荷物に対応しているのは「カンガルー特急便」となっており、20kg以上の荷物も送れます。

    日本郵便(ゆうパック)タイヤの送料

    日本郵便(ゆうパック)タイヤの送料

    日本郵便を利用した場合の配達料金は【運賃・料金計算】のページで確認できます。

    タイヤを発送する場合の料金目安は以下のとおりです。

    15インチのタイヤ1本(約7~8kg)を送る場合
    サイズ 160サイズ
    発着地 関東発→関西着
    料金の目安 ゆうパック:2,160円

    ゆうパックで発送可能なサイズは荷物の縦・横・高さの合計が170cm以下、重さ25kgまでが対象です。

    重さが25kgを超え30kg以下の荷物は「重量ゆうパック」の扱いとなり、基本運賃に510円または520円が追加されます。

    福山通運タイヤの送料

    福山通運タイヤの送料

    福山通運を利用した場合の配達料金は【フクツー宅配便料金表】で確認できます。

    タイヤを発送する場合の料金目安は以下のとおりです。

    15インチのタイヤ1本(約7~8kg)を送る場合
    サイズ 160サイズ
    発着地 関東発→関西着
    料金の目安 フクツー宅配便:2,430円

    フクツー宅配便は個人利用が可能で、取り扱いのサイズは3辺合計160cm以内(重量30kg以内)となっています。

    自分で営業所へお持ち込むと200円、営業所止めを指定すると400円が運賃から割り引かれるサービスがあります。

    タイヤをもっとも安く送れる宅配業者は?

    タイヤを送る際の梱包方法

    タイヤを送る際の梱包方法

    タイヤを送る際の梱包方法を紹介します。

    1.ビニール袋にいれる

    タイヤが汚れるのを防ぐため、また他の荷物を汚さないためにもビニールでの梱包は必ずしましょう。「タイヤ専用袋」と検索すれば、ネット通販で簡単に入手できます。

    2.エアー緩衝材をのせる

    ホイール(金属部分)に傷がつくのを防ぐために、エアー緩衝材を乗せます。通称「プチプチ」と呼ばれているビニール素材のクッション材です。エアー緩衝材はホームセンターや量販店で購入できます。

    3.ダンボールで挟む

    タイヤ全体を保護するために、板状の段ボールで上下から挟みます。段ボールはリサイクル品で構いませんので、新しく買う必要はありません。自宅にない場合は、スーパーやドラッグストアに行くと分けてもらえます。

    4.テープで止める

    挟んだ段ボールをテープでとめましょう。しっかりとした粘着力のあるテープを使うのがおすすめです。

    5.結束バンドで固定する

    タイヤ全体を結束バンドで固定します。結束バンドを縦横にクロスさせて、エアー緩衝材や段ボールがずれないようにしましょう。

    佐川急便「ホイール付きタイヤの梱包方法」のページに梱包方法が動画で掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。

    発送前のタイヤを長持ちさせる保管方法

    発送前のタイヤを長持ちさせる保管方法

    発送前のタイヤを長持ちさせる保管方法を紹介します。

    ・直射日光の当たらない場所に置く
    ・風通しのよい場所に置く
    ・ホイール付きタイヤは縦置きする

    フリマアプリやオークションなどに出してもすぐに売れないこともあるので、自宅で保管する際には良い状態を保てるようにしておきましょう。

    タイヤの保管について詳しくは、タイヤの正しい保管方法は?事前準備でタイヤを長持ちさせようの記事でも紹介しています。

    直射日光の当たらない場所に置く

    タイヤを長持ちさせるためには、直射日光を避けられる場所に保管するのがおすすめです。丈夫そうな見た目のタイヤですが、実は原料のゴムは劣化しやすい性質を持っています。

    できるだけ直射日光や紫外線の当たらない、高温にならない場所に置いておくとよいでしょう。

    スペースを確保するのがなかなか難しいかもしれませんが、できれば室内に保管するのが一番です。

    保存用の専用袋も販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

    風通しのよい場所に置く

    タイヤを良い状態にしておくためには通気性を保つことが大切です。

    予算に余裕があれば、タイヤ専用のラックを購入すると地面に接地せずに保管できるので、湿気が溜まりにくくなります。

    シーズンオフのスタッドレスタイヤをラックに保管することもできるので、持っていると役立つアイテムです。

    ラックがない場合は、スノコや新聞紙の上にタイヤを置いておきましょう。

    地面に近いところは湿気がたまりやすいので、たまに裏返して上下を交換しておいてください。

    ホイール付きタイヤは縦置きする

    ホイールがついたタイヤを縦に並べて置いておくと、タイヤが歪む原因になります。ホイールは重みがあるので、縦にした場合タイヤの下部に圧がかかった状態になります。

    ずっと同じ方向でタイヤを立てかけておくと、下半分に重力が集中して変形してしまうことがあるのです。

    ホイール付きのタイヤは横向きに保管し、適度に裏返しておくと劣化を防ぎやすくなります

    まだ使えるタイヤはフリマアプリやオークションに出してみよう

    まだ使えるタイヤはフリマアプリやオークションに出してみよう

    タイヤを発送するのは難しそうに感じるかもしれませんが、手順がわかれば普通の宅配便と同じように送ることができます。フリマアプリからの発送なら、伝票も簡単に作成できるので手間も少なく便利です。

    タイヤ交換後にまだ使えるタイヤが手元にある方は、メルカリやオークションに出してみてはいかがでしょうか。

    タイヤ交換の方法やタイヤの保管方法については、タイヤ交換を安くする方法は?自分で交換する方法とタイヤの選び方の記事もぜひ参考にしてみてください。

    ベストのタイヤ・ホイール買取!

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    アウトレットユーズド館
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    タイヤの基礎知識 ライターチーム

    タイヤの製造年月日の見方をメーカー別に解説!使用の許容範囲や寿命は?

    「タイヤの製造年月日はどこを見ればわかるんだろう?」このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

    タイヤの横に文字が書いてあるのはなんとなく知っていても、製造年月日の見方がわからない方は多くいらっしゃいます。

    今回はタイヤの製造年月日や製造週の見方を、メーカー別に紹介しています。タイヤの製造メーカーごとに少しずつ記載の数値が違うので、知っておくと役立ちますよ。

    タイヤを使用する際の注意点や保管方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    タイヤ製造年月日・製造週の調べ方

    タイヤ製造年月日・製造週の調べ方

    タイヤの製造年月日を調べる際は、製品のサイドウォール(タイヤの側面)をチェックします。

    製造メーカーによって表記方法は多少異なるのですが、ほとんどの製品に「4桁の数字」が記載されており、この数値の並びで製造年月日と製造週を把握できます。

    たとえば「0117」と記載されていた場合、上2桁が「製造週」で、下2桁が「製造年」です。

    上記の数値であれば「01=01週目」「17=2017年」となり、2017年の1週目(1/1~1/7)に製造されたタイヤだとわかります。

    基本的には外から見える場所に刻印されていますが、製品によってはタイヤの内側に表示されていることもあります。

    どうしても製造年月日が見つからない場合は、近くのタイヤ専門店やカーショップ、ディーラーなどに相談してみてください。

    主要タイヤメーカーの製造年月日はどこを見ればいい?

    主要タイヤメーカーの製造年月日はどこを見ればいい?

    主要メーカー別のタイヤ製造年月日の見方を紹介します。

    ● ブリヂストンタイヤの製造年月日の見方
    ● ダンロップタイヤの製造年月日の見方
    ● トーヨータイヤの製造年月日の見方
    ● ヨコハマタイヤの製造年月日の見方

    タイヤの側面には製造年月日をはじめ、さまざまな情報が刻印されています。

    タイヤに書いてある数字やアルファベットの見方については以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

    ブリヂストンタイヤの製造年月日の見方

    株式会社ブリヂストンのタイヤ製造年月日の見方は、以下のとおりです。

    ブリヂストンのタイヤ製造年月日の見方

    製造番号のうち、ゴムの中にへこんだ文字で下4桁(例2412)の数字が製造年週を示しています。最初の数字24は週(24週目【6月】)を、最後の数字12は年(2012年)を示します。

    1999年以前に製造されたタイヤについては、下3桁(例109)の数字が製造年週を示しています。最初の数字10は週(10週目【3月】)を、最後の数字9は年(1999年)を示します。


    ブリヂストンホームページより引用

    製造年月日の数値はホイールとタイヤの境目あたりに記されていることが多いですが、まれに内側に刻印されている商品もあります。

    ダンロップタイヤの製造年月日の見方

    住友ゴム工業株式会社の主要メーカー「ダンロップ」のタイヤの見方を紹介します。

    ダンロップのタイヤ製造年月日の見方

    製造年週について
    2000年以降の製造番号では、下4桁(例0117)の数字で製造年週を示しています。最初の2桁の数字01は週(1週)を、最後の2桁の数字17は年(2017年)を意味します。

    1999年以前の製造番号では、下3桁(例159)の数字で製造年週を示しています。最初の2桁の数字15は週(15週)を、最後の1桁の数字9は年(1999年)を意味します。


    ダンロップホームページより引用

    ダンロップのタイヤ製造年月日は、数字が凹んで刻印されているのが特徴です。

    トーヨータイヤの製造年月日の見方

    TOYO TIRE 株式会社のタイヤの見方を紹介します。

    トーヨータイヤのタイヤ製造年月日の見方

    製造年週について
    製造番号はタイヤに刻印されており、そのタイヤが作られた製造年週を読み取ることが出来ます。タイヤの側面(片側)には、セリアル記号と呼ばれる記号が刻印されています。セリアルには、そのタイヤの製造年週などが表示されています。

    1999年以前の製造番号では、下3桁(例249)の数字で製造年週を示しています。最初の数字24は週(24週目)を、最後の数字9は年(1999年)を示します。2000年以降の製造番号では、下4桁(例0604)の数字で製造年週を示しています。最初の数字06は週(6週目)を、最後の数字04は年(2004年)を示します。


    トーヨータイヤホームページより引用

    「9KY0604」と刻印があった場合、「9KY」は設計コード「0604」が製造年月日となり、06週/2004年に製造されたタイヤだと読み取れます。

    ヨコハマタイヤの製造年月日の見方

    横浜ゴム株式会社の「ヨコハマタイヤ」の刻印は、製造工場も表記しているのが特徴です。

    ヨコハマタイヤのタイヤ製造年月日の見方

    1.製造週目
    2桁で、その年の何週目に製造されたかを示しています。(11→11週目)

    2.製造西暦
    下2桁で、製造年の西暦下2桁を示していいます。(18→2018年)


    ヨコハマタイヤホームページより引用

    「YYY0222」の場合、「YYY」は製造工場を表すアルファベット、「25」は25週目、「16」は2016年を表しています。

    タイヤの製造年月日の許容範囲とは?

    タイヤの製造年月日の許容範囲とは?

    「未使用」と「使用済み」、それぞれのタイヤの許容範囲を以下の表にまとめました。

    タイヤの種類 使用の許容範囲
    未使用のサマータイヤ 製造から約3年間
    (適正な状態で保管していた場合)
    未使用のスタッドレスタイヤ 製造から約3年間
    (適正な状態で保管していた場合)
    使用済みのすべてのタイヤ 製造から約10年間
    (5年経過時に点検を推奨)

    新品未使用で、適正な状態で保管が行われていれば「3年間は状態が変わらず性能を保てると多くのメーカーが説明しています。

    また、ブリヂストンのホームページには「製造後10年を経過したタイヤは交換推奨」と記載されているので、この範囲内が使用の許容範囲となります。

    表面上では変化がなくても、ゴムの劣化が進んでいるケースもあるので、長く使用している場合は点検や交換を検討してみてください。

    タイヤの寿命の見分け方

    タイヤの寿命の見分け方

    ところで、タイヤの劣化はどこをチェックすればよいのでしょうか?ここではタイヤの寿命の見分け方のポイントを3つ紹介します。

    ・スリップサインをチェック
    ・プラットフォームをチェック
    ・ひび割れをチェック

    製品の寿命を正しく判断し、耐用年(許容範囲)を超えたタイヤは早めに交換しましょう。

    スリップサインをチェック

    タイヤの残り溝が約1.6mm以下になったことを知らせる印のことを「スリップサイン」と呼び、このマークが見えたら交換が必要な時期です。

    1本のタイヤに4~9箇所程度のスリップサインが設けられており、摩耗が進むと溝がなくなり印が見えてきます。

    タイヤは前輪・後輪が均等にすり減るとは限らないので、すべてのタイヤを満遍なく確認してみてください。

    スリップサインの出たタイヤをそのまま履き続けると「整備不良」として道路交通法に違反してしまうので注意が必要です。

    プラットフォームをチェック

    「プラットフォーム」スタッドレスタイヤのみに表れる、摩耗を知らせるサインです。

    スタッドレスタイヤの残溝が50%になると、プラットフォームが目視できるようになり、この状態になったら雪道や凍った道路の走行はできません。

    しかし、プラットフォームはあくまでも「スタッドレスタイヤとしての寿命」を知らせるものなので、サマータイヤとしてはまだ使用できる可能性はあります。

    ひび割れをチェック

    タイヤが少し古くなってきたと感じたら、製品の表面や側面をよくチェックしてみましょう。

    よくある表面的なトラブルは以下のようなものがあります。

    ・ひび割れ
    ・亀裂
    ・ピンチカット

    ピンチカットとは、タイヤのサイドウォール(側面)の一部に変形が見られる現象のことです。

    ピンチカット

    上記のいずれかの症状が出てきたら、タイヤの劣化が進んでいる証拠です。ひび割れを放置してしまうと、パンクやスリップなどの危険性が高まるので注意しましょう。

    製造年月日が古いタイヤを使うとどうなる?

    製造年月日が古いタイヤを使うとどうなる?

    製造年月日が古いものや、劣化したタイヤを使い続けると以下のような危険があります。

    ・バースト(破裂)する
    ・スリップする

    それぞれ見ていきましょう。

    バースト(破裂)する

    バースト

    劣化したタイヤを履き続けるとバースト(破裂)する可能性があります。バーストはパンクとは異なり、大きな爆発音と共に突然タイヤが破裂してしまう現象です。ひび割れしたまま放置しておくと、隙間から水が入り内部がさびてしまい、それによってタイヤ全体が歪みます。

    タイヤがバーストすると、ハンドルが取られて車のコントロールが効かなくなり、事故につながるので非常に危険です。定期的に専門店でタイヤの状態をチェックしてもらうと、不具合を早期発見できるでしょう。

    スリップする

    雨の日はスリップしやすい

    溝が少なくなったタイヤはスリップしやすいので、運転の際は注意しなくてはなりません。雨の日は路面が滑りやすくなり、ブレーキの効きが悪くなるのでとくに危険です。

    溝の減りを感じたら早めに交換することをおすすめします。

    タイヤは製造年より保管方法が重要

    タイヤは製造年より保管方法が重要

    タイヤの製造年月日を気にする人は多くいますが、「いつ作られたのか」よりも「保管方法」のほうが実は重要です。

    タイヤの保管方法のポイントは以下の2つです。

    ・タイヤが長持ちする置き方
    ・タイヤが長持ちする場所

    タイヤが長持ちする置き方

    タイヤの保管方法は「ホイール付きは横置き」「タイヤのみは縦置き」が基本です。

    ホイール付きのタイヤを縦に並べておくと、ホイール(金属部分)の重力によってタイヤ(ゴム部分)が歪んでしまう可能性があります。

    反対に、タイヤのみを横に積み重ねると、下の層に重みがかかり劣化を早める原因になります。もし横置きにする場合は、上段と下段をこまめに入れ替えるとよいでしょう。

    適切な向きで保管しないとタイヤにダメージを与えてしまうので、注意してください。

    タイヤが長持ちする場所

    タイヤを保管する場所を決める際、気をつけておきたいのは以下の5点です。

    汚れ
    紫外線
    雨風
    湿度
    温度

    タイヤの劣化を防ぐためには、できるだけ汚れない屋根のある場所で、紫外線や雨風の影響を受けにくい環境を確保しましょう。

    また高い湿度や、気温が暑すぎる場所もゴムにダメージを与えるので、高温多湿になる場所はさけておいたほうが無難です。

    適切な保管場所がない‥という場合は、次のシーズンまでタイヤを預かってくれるタイヤ保管サービスを検討するのもよいかもしれません。

    ネットでタイヤを買う際に製造年を指定できる?

    ネットでタイヤを買う際に製造年を指定できる?

    「ネット通販でタイヤを購入する際、製造年月日を指定できるのかな?」このような疑問を持たれる方は多くいます。

    タイヤワールド館ベストのQ&Aには、以下のような質問と回答が掲載されています。

    Q:タイヤの製造年はいつになりますか?また、指定は可能ですか?
    A:当店の在庫分でも多数の取り扱いがあるため、基本的には確認及び指定はお受けいたしておりません。また、在庫のしていない商品は、ご注文いただいてからメーカーより取り寄せる場合があります。

    適正な状態で保管された新品スタッドレスタイヤは製造から3年間、同等の性能を保つことが試験により確認されています。

    多くのお客様が気にされる冬用のスタッドレスタイヤで3年ですので、サマータイヤはそれ以上と思われます。そのためメーカーでは細かい製造年週での在庫管理はしておらず、製造年を指定しての発注ができません。予めご了承頂ますようお願い致します。


    タイヤワールド館ベストより引用

    製造年月日が気になってしまう人もいるかもしれませんが、原則として購入者が細かく指定することは難しいでしょう。

    各企業は規定の基準期間を超えない商品のみを販売しているので、信頼して購入するしか方法はありません。

    タイヤをネット通販で買うなら「タイヤワールド館ベスト」がおすすめ

    タイヤをネット通販で買うなら「タイヤワールド館ベスト」がおすすめ

    タイヤを購入する際、製造年月日が心配になってしまうかもしれませんが、メーカーが使用可能と定めている期間内であれば原則として問題はありません。

    「どこでタイヤを購入すればよいかわからない……」という方にはタイヤワールド館ベストがおすすめです。

    タイヤワールド館ベストは、タイヤのネット通販会社ですが、宮城県に7店舗・北海道に3店舗・岩手県に1店舗の実店舗を構える地域密着型の企業です。ネットだけのお店だと実態がなさそうで不安、という方でも利用しやすいのではないでしょうか。

    タイヤ交換を検討している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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    タイヤの基礎知識 栗生店 パンク

    車のバーストは危険!タイヤがバーストする原因や対処方法を解説!

    タイヤのバーストが起きてしまう原因は?予兆や修理可否についても解説

    「車がバーストする原因を知りたい」
    「バーストしたらどうすればいいの?」

    上記のようにお悩みの方は少なくありません。

    車のタイヤがバーストした場合、運転者や同乗者、最悪他者を巻き込む大きな事故につながるため適切な対処が必要です。本記事では、車がバーストする原因や対処方法、バーストを未然に防ぐ方法を解説します。

    車のバーストとは?

    車のバーストとは?

    車のバーストとは、走行中にタイヤが突然破裂する現象です。タイヤに負担がかかり続けることでタイヤ内部が発熱し、タイヤが破裂します。

    大きな爆発音と同時に衝撃も加わりハンドル操作ができなくなるため、車が意図しない動きをしてしまう特徴があります。

    最悪の場合、周囲を巻き込む大事故につながり死亡事故に発展するケースも少なくありません。車のタイヤのバーストは、非常に危険な現象です。

    パンクとバーストの違い

    パンクとバーストの違い

    「パンクと何が違うの?」「なぜ走行中に破裂するの?」
    このように思う方も少なくありません。
    パンクとバーストの大きな違いは、空気の抜け方です。具体的にタイヤの空気がどのように抜けるか、以下の表でまとめました。

    トラブルの内容 空気の抜け方 トラブルの気付きやすさ
    パンク 徐々に抜ける 気付きにくい
    バースト 一気に抜ける すぐ気付く

    「パンクならタイヤの空気は徐々に抜けるからまだ安心」と思わず、パンクとバーストの危険度は同等と考えた方がよいでしょう。

    理由はパンクしたタイヤの空気圧は徐々に低下し、タイヤの空気圧が低下した状態で走行を続けた結果、バーストにつながるからです。

    バーストは大変危険なトラブルですが、パンクも大きな事故につながる可能性があります。
    タイヤに問題があった場合は早急に対処し、トラブルは未然に防ぎましょう!

    車がバーストする原因

    車がバーストする原因

    車のタイヤがバーストする原因はさまざまです。
    タイヤのバーストを予防する方法は後述しますが、タイヤがバーストする原因の理解も大切です。
    車のタイヤがバーストする原因を理解すれば、より安全な走行につながります。
    本章では、車のタイヤがバーストする原因を解説します。

    1. タイヤの空気圧不足
    2. タイヤの劣化
    3. タイヤにキズ
    4. タイヤの負荷能力以上の衝撃

    1.タイヤの空気圧が不足する

    タイヤの空気圧が不足した状態で走行を続けた場合、タイヤがバーストする可能性が高くなります。

    タイヤの空気圧が低い状態で高速道路を走行した場合、タイヤの表面が波状に変形するスタンディングウェーブ現象が発生しやすくなるからです。

    スタンティングウェーブ現象が発生した場合、タイヤは以下のような形状に変形します。
    【低空気圧でのスタンディングウェーブ現象実験例】

    【低空気圧でのスタンディングウェーブ現象実験例】

    引用:ダンロップ公式サイト

    上記のような現象が起きた場合、タイヤが発熱しタイヤの形状を保つための補強材が破損し、タイヤのバーストが発生します。

    またタイヤの空気圧は高すぎてもいけません。とくに暑い時期はタイヤ内部の空気が膨張しやすくなるため、注意が必要です。

    タイヤ内部の空気が膨張した状態で走行を継続した結果、タイヤのバーストにつながります。

    タイヤの空気圧が適正値より低くても高くてもバーストの危険があることを忘れてはいけません。

    タイヤのバーストを避けるためには、日頃からガソリンスタンドなどで空気圧を点検し、トラブルを未然に防ぐことが重要です!

    2.タイヤが劣化する

    タイヤがバーストする原因のひとつとして挙げられるのが「タイヤの劣化」です。

    タイヤを構成する素材の半分以上はゴムでできています。タイヤのゴムの性質上、未使用のタイヤでも時間が経つとともにゴムが硬くなり、タイヤにひび割れや亀裂が発生するなど、タイヤは必ず経年劣化して状態が悪くなります。

    ひび割れが発生したタイヤは、以下の写真のような状態です。

    ひび割れが発生したタイヤ

    タイヤに上記のような深いひび割れが発生した場合、一般的にはすぐにタイヤ交換を実施します。

    タイヤの深いひび割れを無視して走行した場合、タイヤのひび割れた隙間から水などが侵入し、タイヤの内部にある鉄のワイヤーまで到達し、サビが発生します。タイヤ内部にサビが発生した場合、タイヤは以下のような状態になるため危険です。

    ● タイヤ内部のワイヤーが断裂する
    ● タイヤの強度が低下して走行中の負荷に耐えられなくなる
    ● パンクする

    タイヤの劣化に伴うひび割れや亀裂は、上記のような状態になりやすいため注意が必要です。
    「愛車のタイヤの状態は大丈夫だろうか?」「そろそろタイヤの買い替え時かな?」
    このようにお悩みの方は、カーショップやタイヤ専門店でタイヤを点検してもらうのがおすすめです!

    3.タイヤにキズがつく

    「釘が刺さった」「縁石に乗り上げてしまった」
    上記のようなタイヤのキズは、経年劣化に関係なく発生するトラブルのひとつです。

    タイヤにキズが発生した場合、先述した空気圧不足やタイヤのひび割れ同様に、タイヤへの負荷が大きくなってしまいます。

    タイヤのキズによりタイヤへの負担が大きくなり続ければ、タイヤ内部の発熱につながりバーストが発生します。たとえば以下の写真は、タイヤに穴が空いたキズや釘が刺さったタイヤです。

    イヤに穴が空いたキズや釘が刺さったタイヤ

    上記のような穴や釘刺しを発見したら最寄りの店舗に相談し、早急にタイヤ交換を実施しましょう!また日頃からタイヤにキズなどの損傷や異常がないか、ご自身の目でこまめにチェックすることも重要です!

    4.タイヤの負荷能力以上の衝撃が加わる

    タイヤに負荷能力以上の衝撃が加わった場合、バーストするリスクが高まるため注意が必要です。

    タイヤのサイズや種類によって、タイヤ1本が支えられる最大負荷能力が決まっています。1本のタイヤが支えられる最大負荷能力をロードインデックスといい、この最大負荷能力を超えた衝撃がタイヤに加わった場合、タイヤがバーストする可能性があります。

    またロードインデックスは車両に決められた空気圧が適正値だからこそ、最大負荷能力まで耐えることが可能です。

    つまりタイヤの空気圧が不足している場合、1本のタイヤが最大負荷能力まで耐えられないため、バーストの危険性が高い状態のタイヤを使用していることになります。

    タイヤが常に最大限負荷の衝撃に備えられるように、タイヤの空気圧は適正値に保つように心がけましょう!

    ロードインデックスについては【ロードインデックス(LI)とは?ロードインデックスの見方と注意点を解説】の記事も参考にしてください。

    車がバーストしたら絶対にそのまま走行してはいけない

    車がバーストしたら絶対にそのまま走行してはいけない

    車がバーストしたら絶対にそのまま走行してはいけません。
    「まだ少しなら走れそう」このような考えでタイヤのバーストを対処しないまま走行した場合、最悪命にかかわる大事故につながります。
    たとえばタイヤがバーストした状態で走行した場合、以下の危険があります。

    ● 残り3本のタイヤが損傷する
    ● 車体やホイールが損傷する
    ● タイヤが発火し車両に引火する

    上記の危険は自身のみならず、最悪他者も巻き込んでしまう危険も考えられます。タイヤがバーストしたときは、必ず早急に対処しましょう!

    車のタイヤがバーストしたときの対処法

    車のタイヤがバーストしたときの対処法

    「車のタイヤがバーストすると考えただけで頭が真っ白になりそう」
    「バーストしたら何からすればいいのかわからない」

    タイヤのバーストは、できれば避けたいトラブルのひとつです。しかしタイヤがバーストした場合、必ず対処しなければいけません。
    本章では、車のタイヤがバーストしたときの対処法をわかりやすく解説します。

    ● 安全を確保できる場所に停車
    ● スペアタイヤに交換する
    ● ロードサービスに依頼する

    安全を確保できる場所に停車

    車のタイヤがバーストしたときの最優先事項は、安全の確保です。
    一般的にタイヤのバーストは走行中に発生するため、あなたが運転する車以外にも及ぶ可能性があることを忘れてはいけません。
    たとえば高速道路でタイヤがバーストした場合、停車方法は以下の通りです。

    1. 急ハンドルや急停車をせずにハザードを点灯する
    2. ゆっくり路肩に停車させる
    3. 車両後方50m以上距離をとって停止表示板を設置する
    4. 運転者や同乗者も安全が確保できる場所に移動する

    上記のように、車以外にも運転手や同乗者の安全の確保も重要です。タイヤがバーストした場合、まずは安全の確保を最優先しましょう!

    スペアタイヤに交換する

    タイヤがバーストしたあとに安全な場所が確保できた場合、スペアタイヤをお持ちの方はタイヤ交換が可能です。ただしスペアタイヤに交換する場合、以下の注意点を確認しておきましょう!

    ● 安全にタイヤ交換できる場所を確保できているか
    ● スペアタイヤはあくまで応急処置であり、必ずタイヤ交換が必要

    上記のように、安全な場所が確保できてもタイヤ交換に必要な十分なスペースがない場合、スペアタイヤの交換はできません。

    またスペアタイヤは応急処置として使用するタイヤであるため、必ずタイヤ交換が必要です。
    事故を未然に防ぐため、安全に作業できるスペースを必ず確認しましょう!

    タイヤの交換方法については【タイヤ交換を自分でする手順は?トラブルを防ぐための注意点も解説】の記事を参考にしてください。

    ロードサービスに依頼する

    「安全に作業できる場所を確保できたけどスペアタイヤがない」
    「スペアタイヤはあるけど自分にはタイヤ交換する自信がない」

    上記のようにお悩みの方は、ロードサービスがおすすめです。

    ロードサービスはスペアタイヤの交換作業や故障車けん引など、トラブルに応じたサービス内容が充実しているため、当事者におすすめのサービスです。たとえばJAFでは、以下のようなトラブルも解決してくれます。

    JAF

    引用:JAF

    上記のようにさまざまなトラブルにも対応してくれるため、万が一の事態に役立つサービスです!

    ただし加入中の自動車保険によってはロードサービスが付帯されているため、ロードサービスに依頼する前に必ず確認しておきましょう!

    車のタイヤのバーストを予防する方法

    車のタイヤのバーストを予防する方法

    「タイヤのバーストは起こしたくない」「安心して走行したい」
    車のタイヤの経年劣化は避けられませんが、タイヤのバーストを避けることは可能です。

    イヤのバーストを未然に防ぎ安心して走行するために、車のタイヤのバーストを予防する方法を解説します。

    ● タイヤの空気圧はメーカー指定の空気圧にする
    ● タイヤの摩耗状態を確認する
    ● 運転前にタイヤ傷の状態を確認する
    ● タイヤに強い衝撃が加わる場所を避けて走行する

    タイヤはメーカー指定の空気圧にする

    タイヤはメーカー指定の空気圧にするだけで、バーストを未然に防ぐことが可能です。
    タイヤの指定された空気圧に設定することで、タイヤのもつ本来の走行性能をはじめて発揮できます。
    タイヤの走行性能(役割)は、以下の通りです。

    ● 車両の重量を支える
    ● 駆動力、制動力を路面に伝える
    ● 方向を転換・維持する
    ● 路面からの衝撃を和らげる

    参照:ブリヂストン

    タイヤの空気圧をメーカー指定の数値に設定することで、上記のようなタイヤの役割を発揮してくれます。

    一方タイヤの空気圧が高すぎても低すぎてもバーストの危険性は高まってしまいます。タイヤのバーストしないために、タイヤの空気圧はメーカー指定の空気圧に設定しましょう!

    また1ヶ月に1度空気圧点検を行うのが理想ですが、高速道路を走行する予定がある際などはとくに意識して点検することが重要です。

    一般的には運転席ドア開口部の下部分に、適正空気圧を表示したラベルが貼付されています。

    適正空気圧を表示したラベル

    引用:ダンロップ公式サイト

    当店でも無料で空気圧点検を承っておりますので、いつでもお気軽にお越しください!

    タイヤの空気圧については【タイヤの空気圧の量が分からない!見方と注意点!】の記事も参考にしてください。

    タイヤをローテーションする

    タイヤをローテーションすれば、バーストの発生を予防できるだけでなくタイヤを長い間使用できることにもつながります。
    タイヤのローテーションとは、4本のタイヤの摩耗状態を均一に近づける作業です。タイヤのローテーションを実施すると、以下の効果が期待できます。

    ● 偏摩耗を予防できる
    ● 車体の振動や異音を予防できる
    ● タイヤが長持ちする
    ● タイヤにかかるコストを削減できる

    上記のようにバーストを未然に防げるだけでなく、トータル的にタイヤにかかるコストの削減が可能です。ただしタイヤの摩耗を放置した場合、以下のコストが発生する可能性があります。

    タイヤの状態 発生するコスト
    タイヤがバーストする ● タイヤ交換費用
    ● タイヤ以外の損傷パーツを修理または交換
    タイヤに偏摩耗が発生する ● タイヤ交換費用
    ● バランス調整費用
    4本のタイヤのバランスが悪くなる ● タイヤのバランス調整費用
    アライメントが崩れる ● アライメントの調整費用

    上記のようなコストの発生を未然に防げる可能性が高くなるため、タイヤのローテーションはおすすめの方法です!

    タイヤのローテーションについては【タイヤローテーションは長持ちの秘訣!スペアタイヤや4WDについても解説】の記事も参考にしてください。

    運転前にタイヤの傷やひび割れの状態を確認する

    運転前のタイヤチェックも、車のバーストを防ぐ有効手段のひとつです。

    タイヤの傷やひび割れは目視で簡単にチェックできます。たとえばタイヤの状態が以下のような場合、最寄りの店舗で対処することをおすすめします。

    ● タイヤに釘が刺さっている
    ● タイヤに大きなひび割れがある

    上記のような状態では、タイヤがパンクしている可能性も考えられます。パンクしたタイヤで走行した場合、タイヤの空気圧不足によりスタンティングウェーブ現象が発生し、最悪バーストしてしまうかもしれません。

    タイヤに傷やひび割れを発見した場合、パンクしている可能性も考慮し最寄りの店舗で点検してもらうことがおすすめです!

    タイヤのひび割れについては【【危険】タイヤのひび割れは補修すべき?原因や対処法を解説】の記事を参考にしてください。

    タイヤに強い衝撃が加わる場所を避けて走行する

    タイヤに強い衝撃が加わる場所を避けて走行することも、バーストを予防する方法のひとつです。
    「車のタイヤはバイクや自転車と比較して丈夫だから問題ない」
    「走行中に強い衝撃がある場所でも気にしていません」
    たしかに車のタイヤは、バイクや自転車と比較すれば丈夫です。しかし縁石や悪路などタイヤに強い衝撃が加わる場所を走行すれば、タイヤ内部の金属素材にダメージが加わります。

    タイヤ内部に衝撃が加わり続けた場合、タイヤの骨格である金属素材が断裂してパンクやバーストにつながります。

    タイヤのバーストを未然に防ぐために、タイヤに強い衝撃が加わる場所の走行は避けましょう!

    バーストを未然に防いで安心してカーライフを満喫しましょう!

    バーストを未然に防いで安心してカーライフを満喫しましょう!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● 車のバーストとは?
    ● パンクとバーストの違い
    ● 車がバーストする原因
    ● 車がバーストしたら絶対にそのまま走行してはいけない
    ● 車のタイヤがバーストしたときの対処法
    ● 車のタイヤのバーストを予防する方法

    安全に走行するためには、バーストを未然に防ぐための対策が重要です。安心してカーライフを満喫するために、車のバーストは未然に防ぎましょう!

    タイヤワールド館ベストではタイヤの点検やローテーション、タイヤ交換まで対応しております!タイヤの状態が気になる方は相談からでも承っておりますので、ぜひ一度ご連絡ください!

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    タイヤの基礎知識 ライターチーム 多賀城店 タイヤ交換

    ネットで購入するタイヤ交換付き商品って実際どうなの?手順とタイヤ交換の様子をレポート

    「ネットで安く購入したタイヤを近くの店舗で取り付けてもらう」

    そんなサービスが人気です。でも、それってどういう流れなの?という方のために、実際に体験してきたのでご紹介いたします。

    寒い中、重いタイヤを運び、重い車をジャッキで上げて‥というタイヤ交換の作業は大変ですよね。こちらのサービスは当日に予約したお店に行くだけだったので、本当に楽でした!

    車種・タイヤなどの情報

    車種・タイヤなどの情報

    今回は18インチのタイヤを購入しました。作業内容としては、タイヤワールド館ベスト・オンラインショップで購入したタイヤを多賀城店で取付ということになります。

    シーズンはスタッドレス真っ只中ですが、取材時はノーマルタイヤの時期でした。

    タイヤ交換する車 三菱・エプリクスクロス
    購入品 タイヤ単品4本
    購入場所 オンラインショップ
    取付店 タイヤワールド館ベスト
    多賀城店
    購入タイヤ トーヨータイヤ
    プロクセス CL1 SUV
    (ノーマルタイヤ)
    タイヤサイズ 225/55R18
    かかった金額 74,080円

    実際に購入したタイヤはこちら

    ネット通販でタイヤを購入

    ネット通販でタイヤを購入

    まずはお好みのタイヤを探しましょう。私の車はSUVなので、専用設計の「プロクセス CL1」を選びましました。タイヤサイズは、純正サイズである「225/55R18」。メジャーなサイズではない場合、ネットでの購入は品揃えが豊富なので安心です。

    今回は現在装着しているホイールをそのまま使用するので、ホイールから古いタイヤを外し、新しいタイヤに入れ替える「タイヤ入替」という作業を依頼することになります。

    タイヤ交換の際には、これとは別に、タイヤにホイールがセットされた状態で車に取付を行う「タイヤ脱着」という作業もあります。

    作業名 内容 タイミング 金額目安
    タイヤ入替
    (組み込み)
    古いタイヤを外し、新しいタイヤに入れ替えること タイヤ単品を購入した際 8,800円~
    タイヤ脱着 タイヤとホイールがセットとなった状態のものを車体に取り付けること スタッドレスへの履き替えや、ホイール付のタイヤセットを購入した際 3,300円~

    ベストの場合、まずは商品をカートへ入れ、購入時に「タイヤ交換」を選択できるようになっています。(※タイヤのみご購入でのタイヤ交換は「4本」での受付となりますので、数量を「4本」にしてお進みください。1〜3本ではタイヤ交換を選択できませんのでご了承ください。)

    お店によって様々なパターンがあるので、購入の際は注意しましょう。

    取付込み商品イメージ

    取付希望店を選ぶ

    取付希望店を選ぶ

    商品をカートに入れ、手続きを進めていくと、取付希望店を選択する画面があります。マップから選んだり、住所の一部、郵便番号などからお近くの取付店を見つけることができます。

    タイヤワールド館ベストでは全国4,000店の提携店があるので、最寄りのお店をお選びください。

    希望日時を入力する

    希望日時を入力する

    取付希望店を選択すると、次に希望日時の選択画面が表示されるので、第3希望まで記入してください。確定日はメールで届くので確認しましょう。

    支払い手続きをする

    支払い手続きをする

    お支払い情報を入力します。タイヤワールド館ベストでは、クレジットカード・銀行振込・代金引換・楽天ペイ・ショッピングローン・後払い決済(コンビニ・銀行)に対応しています。

    お支払いについて詳しくはこちら

    また、送料は無料で対応しています。(※2022年11月現在)

    タイヤ交換予約日当日のお客様の流れ

    それでは次に、予約日当日の流れを見ていきましょう。予約時間にあわせてタイヤ交換をする車で指定した取付店へ向かうところからスタートです。

    受付

    受付・カウンターにて車の鍵をスタッフに渡す

    到着したらカウンターにて受付です。ここで車の鍵をスタッフに渡すことになるので、貴重品が車に置きっぱなしではないかどうかチェックしてくださいね。

    待合スペースでくつろぐ

    受付・カウンターにて車の鍵をスタッフに渡す

    無料のコーヒーやお茶を飲みながら、ゆったりお待ち下さい。作業時間の目安は、通常30分~1時間程度ですが、繁忙期、特殊なホイールや低偏平タイヤはさらにお時間がかかる場合があります。

    キッズスペースも完備

    キッズスペースも完備

    新型コロナの感染状況によって、閉鎖している場合もありますのでご了承ください。

    おすすめホイールなど

    受付・カウンターにて車の鍵をスタッフに渡す

    展示しているホイールやキーパーコーティングの写真などもぜひご覧ください。

    タイヤ交換の締め付けを一緒に確認

    締め付けトルクをお客様の目の前で行います

    最後のナットの締め付けを、お客様にも確認してもらいながら行います(締め付けトルクチェック)。目の前で行うので、安心です。

    作業確認書にサイン

    作業確認書

    トルクチェックを行い、問題がないか確認が終わったら、作業確認書にサインをします。

    鍵を受け取る

    受付・カウンターにて車の鍵をスタッフに渡す

    店内に戻り、廃タイヤ代やエアバルブ代(交換した場合)等の支払いを行い、鍵を受け取って終了です。お疲れさまでした!

    ピット内でのタイヤ交換の様子

    今度はピット内でタイヤ交換が行われる様子を見てみましょう。今回はブログのため、特別に様子を見せてもらいました!

    ピットに車を移し、リフトアップ

    タイヤ交換予約日当日のお客様の流れ

    作業する車をリフトアップし、タイヤを車から外していきます。

    取付タイヤの確認

    タイヤ交換予約日当日のお客様の流れ

    ネットで購入されたタイヤを確認します。作業店に直接送ることができるのは本当に便利ですね。

    ホイールへタイヤを組み込む

    ホイールからタイヤを外す

    ホイールから古いタイヤを外し、新しいタイヤを装着していきます。

    ホイールからタイヤを外す

    見事な手際の良さでどんどん外れていく。見ていて気持ちがいいです。

    新しいタイヤへホイールを組み込む

    バランス調整

    バランス調整

    ホイールバランサーで数値を確認しながら、ウェイトを貼ってバランスを調整していきます。

    ウェイトを貼ってバランスを調整

    タイヤを車体に取り付ける

    タイヤを車体に取り付ける

    タイヤを車体に取り付けていきます。新品タイヤではない場合、タイヤの状態を見て、均等に摩耗されていくようにタイヤの位置を調整して(タイヤローテーション)取り付けていきます。

    ここまで終わった段階で、お客さまと一緒に最後のトルクチェックを行うため、お声がけにいきます。

    ナットも夏冬で分けるのがおすすめ

    今回私の車は三菱の純正ホイール。その純正ナットがこちら。

    wm03イメージ

    一般的なナットと比べると、形がだいぶ違います。

    丸座と平座

    このナットを別のホイールに使用することはできません。

    カラーナットがカッコいいからと、純正ホイールに無理やり別のナットを使用するのは危険なのでやめましょう。

    各社の純正ホイールには純正ナットがついている場合も多いです。(トヨタ、三菱、日産、ホンダは純正ナット率が高めです)

    特にホンダ車は「丸座」なので、ナットをそのまま流用するのは絶対にやめてください。

    一般的に、夏タイヤと冬タイヤとで別々のホイールを使用する人が多いと思います。ナットも同様に、錆や締めづらさを防止するために、夏と冬とで分けるのがおすすめです。

    基本的には、ホイールの購入時にはナットも購入」「と思っていただければOKです。

    共栄ナット

    特殊なアルミホイールでなければ、ナットは一般的なもので大丈夫です。

    タイヤ交換とセットの場合はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    タイヤ交換とセットの場合はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    それでは、購入から取付までの流れをサイド確認してみましょう。

    ・ネット通販で安くタイヤを購入して
    ・購入の際にタイヤ交換日の予約もして
    ・購入タイヤは最寄りの取付店に直送
    ・予約の当日は車で行くだけ

    このように、お得で楽にタイヤ交換をすることができました。

    今回はオンラインショッピングで購入してからの流れでしたが、店舗での購入や持ち込みのタイヤでももちろんOKです!

    特別に見学させてもらったピット内では、とっても手際よく作業が進み、ブログ用の写真を撮る隙がないほどでした。スタッドレス最盛期に突入(取材はサマータイヤの写真でしたが)、タイヤ交換の際の参考になれば幸いです。

    おまけ

    古いタイヤは恥ずかしいほどツルツルでした‥

    溝がなくツルツルな古いタイヤ

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    タイヤの基礎知識 スタッドレスタイヤ ライターチーム

    スタッドレスタイヤで車検は通る?車検に通るタイヤの基準

    「そもそもスタッドレスタイヤで車検は受けられるの?」
    「特別に注意することはある?」

    今回はスタッドレスシーズンの車検についてのあれこれに答えていきたいと思います。

    車検について

    車検について

    車に乗っていたら数年に必ずくる車検。正式名称は、自動車検査登録制度と言います。

    法律で義務付けされている制度で、「定められた期間に受けないと公道を走行できなくなる」ので注意が必要です。

    車検は安全性の確保や公害防止から点検・整備・検査3つの工程を踏み、国が指定する保安基準を満たしているかどうかをチェックするよう、道路運送車両法で定められています。

    新車の場合

    車両・登録区分によって車検のタイミングは異なりますが、自家用登録の乗用車や軽自動車は、初回は登録日から3年後、以降は2年ごとに車検が必要となります。

    車種 初回 2回目以降
    自家用自動車
    軽自動車
    小型二輪自動車(250cc超)
    3年 2年

    中古車の場合

    中古車は、製造1年未満の場合を除き、すべて2年ごとに車検を行わなければなりません。中古車を購入する際は、車検までの期日が残っていると、出費がかさむことがなくお得です。

    新車登録から10年経った車の場合

    10年経った自家用車は、毎年車検を受けなければならない、と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、その法律は1995年に改正されています。現在では自家用車であれば、10年以上でも車検は2年おきで大丈夫です。

    車検でチェックするタイヤのこと

    車検でチェックするタイヤのこと

    車検の検査項目の中に、タイヤの点検・整備・検査があります。車検では、純正タイヤ・サマータイヤ・スタッドレスタイヤ全てにおいてタイヤの種類は関係ありません。

    大事なのは、タイヤの溝です。

    車検に受かるタイヤの溝の深さは1.6mm以上です。したがって、スリップサインをしっかり確認することが大切です。

    スリップサインとは?

    新品タイヤとスリップサイン露出タイヤとの比較

    スリップサインは、全てのタイヤについている限界摩耗の目印で、限界値から約1.6mm程度のところにあり、1つのタイヤに4つ程度(タイヤによっては少ない場合もあります)ついています。

    サイドに目印がついていることが多いので、見つけやすいです。

    スリップサイン

    スタッドレスではプラットフォームの確認も

    スリップサイン

    スタッドレスタイヤにはスリップサインのほかに、プラットフォームという目印もあります。

    これは、タイヤとしての限界ではなく、スタッドレスタイヤとしての限界のサインとされています。つまり、スタッドレスタイヤにはスリップサインとプラットフォームの2つの目印があるということですね。

    プラットフォームが出てくるのは、溝が50%になった時です。
    ですので、順番としては、プラットフォーム→スリップサインの順で現れます。

    スタッドレスタイヤとして使える溝の深さは、夏タイヤより少ない=(溝はスタッドレスの方が深く彫ってあるが)寿命はスタッドレスタイヤの方が短いといわれる所以でもあります。

    スタッドレスのお手軽な残溝チェック方法として、100円玉を用いた方法があります。溝に「100円玉」の数字の1が下になるように差し込み、「1」が見えたら交換のタイミングです。

    プラットフォームの100円玉を用いたチェック方法

    結論・気にすべきはスリップサイン

    結論から言うと、スタッドレスタイヤはプラットフォームが出ていても、スリップサインが残っていたらそのまま車検には通ります。

    問題はスリップサインなので。

    しかし、プラットフォームが見えている場合は、スタッドレスタイヤとしての性能はありません。安全のために、冬本番を迎える前に交換しておきましょう

    車検に通らない代表的なタイヤ

    車検に通らないタイヤとして、大きく3つ挙げられます。

    ・スリップサインが出ているタイヤ
    ・明らかなひび割れがあるタイヤ
    ・サイズが合っていないタイヤ

    詳しくみていきましょう。

    スリップサインが出ているタイヤ

    スリップサインが出ているタイヤは車検NG

    先程も触れましたが、スリップサインが出ているタイヤは車検に通りません。
    タイヤの溝が少ないと車検に通らないだけではなく、制動距離が長くなり、車の安全性が低下します。事故を引き起こす可能性もありますので、軽視してはいけません。

    タイヤの溝は、雨などの路面の水を排出する排水溝の役割があります。溝が無くなったタイヤは路面の排水能力が極めて低くなっているので、雨の日に滑りやすく大変危険です。

    また、摩耗した分だけ接地面が薄くなっているので、路面からの衝撃を吸収しきれず、乗り心地が悪化したり、ロードノイズが大きくなるなど、快適性も損なわれます。

    「車検に通らないから変えよう」ではなく、命を乗せる車の大事なパーツなので、溝がなくなったら速やかに新しいタイヤに交換することをおすすめします。

    明らかなひび割れがあるタイヤ

    明らかなひび割れがあるタイヤは車検NG

    ひび割れや摩耗などでタイヤが劣化していると車検に通らないことがあります。

    全てのタイヤが均一に摩耗するわけではないので一概には言えませんが、運転の仕方や空気圧、車種によっても劣化具合は変わります。車体のバランスが崩れており、1本のみタイヤが摩耗する場合もあります。

    ひび割れは、何cm以上あったら不合格、などという基準はありません。したがって、担当の整備士などによっても判断が分かれるところです。

    ただし、あくまでそれは判断が微妙なひび割れ・摩耗の場合です。明らかなひび割れは通りませんので、安全性の面からみても交換することをおすすめします。

    ひび割れは、タイヤ内部の金属部分にまで達すると、水分などで錆が発生し構造を保てず最悪の場合はバースト(破裂)に繋がってしまいます。

    また、経年劣化で固くなったゴムは、路面へ密着出来ずグリップ力が低下して滑りやすくなったり、乗り心地の悪化・ロードノイズの増大を招きますので、やはり交換を検討しましょう。

    タイヤのバースト

    サイズが合っていないタイヤ

    サイズが合っていないタイヤは車検NG

    サイズ不適合で代表的なものが、インチアップはみ出しタイヤです。順に見ていきましょう。

    過度なインチアップタイヤ

    ドレスアップとして純正サイズよりも大きくて扁平の薄いタイヤを使用している方もいると思います。

    わかりやすくNGなのは、純正サイズよりも明らかに外径が大きなタイヤです。こちらは、スピードメーターの誤差が許容範囲内に収まらない場合があります。

    はみ出しタイヤ

    タイヤがフェンダーからはみ出している場合もNGとなります(いわゆるはみ出しタイヤ)。

    法律では、歩行者などの安全のために、ホイールの中心から上側が前30度・後50度の範囲内がフェンダー内に収まっている必要があると規定されています。

    平成29年6月より、上記の部分でも10mm未満であれば、タイヤのはみ出しを認めるように法改正されましたが、これはあくまでタイヤ部分のみ。
    ホイール部分ははみ出してはいけません(ナットもNG)。

    もちろん、純正サイズであれば問題はありません。

    スタッドレスタイヤを長持ちさせる3つの方法

    スタッドレスタイヤを長持ちさせる方法

    一般的に、スタッドレスタイヤはノーマルタイヤより寿命が短いとされています。これはスタッドレスタイヤで使用されるゴムが柔らかく、乾燥路面でのすり減りが進みやすいことなどが原因です。

    少しでもスタッドレスの寿命を延ばすためのポイントが、以下の3つです。

    ・タイヤローテーション
    ・適正空気圧の維持
    ・正しいタイヤ保管

    タイヤローテーション

    スタイヤローテーション

    車の駆動形式によって、タイヤの摩耗率は変わります。

    FF車(前輪駆動)の場合

    FF車(前輪駆動)の場合は、後ろのタイヤよりも前のタイヤのほうが早く減る傾向があります。

    したがって、前輪についていたタイヤを後輪に変えることで等しくタイヤの摩耗が進むようになります。

    左前を左後ろへ・右前を右後ろへ
    左前を右後ろへ・右前を左後ろへ

    R車及び、4WD車(後輪駆動・全輪駆動)の場合

    FR車及び、4WD車(後輪駆動・全輪駆動)の場合は、前のタイヤよりも後ろのタイヤの方が早く減る傾向があります。
    したがって、後輪についていたタイヤを前輪へ変えることで等しくタイヤの摩耗が進むようになります。

    左後ろを左前へ・右後ろを右前へ
    左後ろを右前へ・右後ろを左前へ

    お店でタイヤの取付をする場合は、ほとんどのお店でタイヤローテーションをして取付をしてくれます。しかし、ご自分で行う場合は、ぜひ意識してみてください。

    タイヤをローテーションすることで長く使用でき、4本一緒にまとめて交換することが容易になりますので、ぜひ行ってみてください。

    適正空気圧の維持

    経年使用のタイヤを交換したあとは必ず、空気圧チェックを行いましょう。

    約半年から8ヶ月程度置いておいたタイヤは、空気が抜けてしまっている可能性がありますので、改めて確認をしましょう。

    ディーラーやガソリンスタンド、自動車用品販売店などで入れ替える場合は、プロがしっかり確認してくれるので問題ないですが、ご自身でタイヤ交換をする場合は、その後すぐにガソリンスタンドなどで空気圧のチェックをし、適正の空気圧に調整してください。

    適正空気圧にすることでタイヤに過度な負担がかからず、長持ちする秘訣になります。

    正しいタイヤ保管

    タイヤの劣化を早める主な原因は、汚れ・紫外線・雨風・湿度・温度の5つです。これらを考慮すると、タイヤの保管は、直射日光の当たらない風通しのよい冷暗所を選びましょう。

    タイヤ専用のラックや、タイヤカバーなど、便利な道具も売っているので、それらを利用するのもおすすめです。

    そうは言っても、タイヤの保管にはかなりのスペースが必要です。
    場所の確保が難しい場合は、各社が行っているタイヤ預かりサービスを利用することも一つの手です。

    ベストの場合、バランス調整・空気圧調整・残溝チェック&ホイール安全点検も料金に含まれていますのでお得です。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    タイヤはその種類ではなく、溝で車検に通るかが決まります。
    スタッドレスでも問題なく車検へ行ってきてくださいね。

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    タイヤの基礎知識 スタッドレスタイヤ ライターチーム タイヤ交換

    スタッドレスタイヤの適正空気圧とは?高めがいい?プロが詳しく解説

    「スタッドレスタイヤの空気圧はどれくらいがいいの?」「高めがいいっていうけど、本当?」「スタッドレスではインチダウンしたんだけど、空気圧はどうすればいいの?」

    今回は、このようなスタッドレスタイヤに関する空気圧についての疑問について、ご説明していきたいと思います。

    スタッドレスタイヤの空気圧を調整する理由とは?

    スタッドレスタイヤの空気圧を調整する理由とは?

    タイヤの空気圧とは、タイヤ内部に充填された空気の圧力を指し、その適正値が守られているかどうかは、タイヤの性能や安全性、さらには車の燃費にも大きな影響を与えます。適正空気圧を維持することは、特にスタッドレスタイヤを使用する冬場において重要なポイントの一つです。

    普通タイヤとスタッドレスタイヤの違い

    通常、普通タイヤ(ノーマルタイヤ)は、メーカーが指定した適正空気圧で使用されます。しかし、スタッドレスタイヤはその性能やゴムの特性がノーマルタイヤとは異なるため、「同じ空気圧で大丈夫なのか?」と疑問を抱く方も多いでしょう。

    結論として、スタッドレスタイヤだからといって、特別に空気圧を高めたり低めたりする必要はありません。

    高め・低めの設定にはそれぞれメリットがあるものの、雪が時々降る程度の地域や凍結路面とドライ路面が混在する環境では、通常の適正空気圧で十分対応可能です。その理由は、適正空気圧が最もバランスよくタイヤ性能を発揮できるよう設計されているからです。

    豪雪地帯では空気圧調整が有効な場合も

    ただし、常に雪上や氷上を走行する豪雪地帯や、冬季の気温低下が大きい地域にお住まいの場合には、環境に応じた空気圧調整が効果的な場合があります。これから説明するポイントを考慮し、ご自身のカーライフに合った空気圧に調整してみることをおすすめします。

    スタッドレスタイヤの適正な空気圧はどれくらい?

    スタッドレスタイヤの空気圧を調整する理由とは?

    スタッドレスタイヤの適正な空気圧は、基本的に車両メーカーが指定する標準タイヤの空気圧と同じです。この情報は、車両の取扱説明書や運転席ドアの内側に貼られたラベルで確認できます。

    ただし、冬季の低温環境では、気温の低下によりタイヤ内の空気圧が自然に低下する傾向があります。そのため、メーカー指定の空気圧に対して0~+20kPaの範囲で高めに調整することが推奨されています。

    「スタッドレスタイヤだから空気圧を高めにする」のではなく、「気温低下により空気圧が自然に抜けていくので、寒い地域では高めに設定した方がよい」ということなのです。

    空気圧が高すぎる・低すぎるとどうなる?

    空気圧が高すぎる・低すぎるとどうなる?

    タイヤの空気圧が適正でない場合、低すぎても高すぎても、さまざまな問題が発生する可能性があります。それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

    空気圧が低すぎると起こること

    空気圧が低すぎると、以下のようなアクシデントが発生するリスクがあります。

    ● トレッド面のはく離やコード切れ
    ● トレッド面の両肩部の異常磨耗
    ● バーストやハイドロプレーニングの危険性

    空気圧が低すぎると、トレッド面のはく離やコード切れタイヤ内部の構造が損傷しやすくなり、走行中に重大なトラブルを引き起こす可能性があります。また、 タイヤの接地面が不均一になるため、両肩部分が過度に摩耗し、寿命が短くなります。

    さらに、空気圧不足により、タイヤが路面の水をうまく排水できず、コントロールを失う危険性が高まります。

    空気圧が高すぎると起こること

    反対に、空気圧が高すぎる場合も問題が発生する可能性があります。

    ● 衝撃キズや切りキズを受けやすくなる
    ● タイヤの中央部の異常磨耗
    ● バーストやハイドロプレーニングの危険性

    空気圧が高すぎると、タイヤが硬くなるため、路面からの衝撃や異物による損傷を受けやすくなります。

    また、接地面が中央部分に集中するため、中央部分が早く摩耗し、均等な性能を発揮できなくなります。高すぎる空気圧でも、適正な排水性能を発揮できず、滑りやすくなります。

    タイヤの空気圧は、低すぎても高すぎても、重大事故を引き起こす恐れがあります。そのため、常に適正値の空気圧を維持することが非常に重要です。定期的に空気圧をチェックし、メーカー推奨の基準を守るよう心がけましょう。

    雪道・凍結道路での空気圧について

    タイヤのトレッド

    スタッドレスタイヤは、雪上ではトレッドパターンが大きな役割を果たし、アイスバーンではゴム(コンパウンド)が性能を大きく左右します。

    タイヤのトレッドとは、タイヤの構造のうち、地面と接触する部分のことです。一方のゴム(コンパウンド)は混合物、複合物の意味で、タイヤで使用される複合ゴムのことを指します。

    項目 説明
    トレッドパターン タイヤの地面と接触する部分で、雪上でのグリップ力を左右します。
    ゴムコンパウンド 複数の素材を組み合わせたゴムで、氷上での柔軟性とグリップ力に影響します。

    雪道での適正空気圧

    圧雪された路面では、トレッドブロックが雪を踏む力がポイントとなります。

    この観点から言うと、タイヤ幅が細い(=空気圧は高め)の方が、接地面圧が高くなるので有利になるということです。

    しかし、柔らかい雪の中で埋もれてしまった場合はタイヤの設置面を増やした(=空気圧は低め)の方が脱出しやすいです。

    新雪の上をどうしても走行しなければならない場合は、空気圧を下げることを検討してもいいでしょう。

    路面状況 空気圧設定の考え方
    圧雪路面 トレッドブロックが雪を踏みしめる力が重要です。このため、タイヤ幅が細く(=空気圧が高め)設定すると接地面圧が高まり、グリップ力が向上します。
    新雪や深雪 柔らかい雪に埋もれた場合、接地面積を増やす(=空気圧を低めに設定)ことで、脱出しやすくなります。新雪を走行する際は、空気圧を下げることを検討してください。

    アイスバーンでの適正空気圧

    凍結した路面では、ゴムコンパウンドの柔軟性が鍵となります。
    接地面積を広く取るために、タイヤ幅を太く(=空気圧を低めに設定)すると有利です。一部では、接地面圧を増やす(=空気圧を高めに設定)と滑りにくくなるとの説もありますが、タイヤメーカーからの公式な推奨は確認されていません。

    結論:適正空気圧の維持が最適

    スタッドレスタイヤは、雪道と氷上という相反する条件下で性能を発揮するよう設計されています。

    空気圧が適正値から外れると、このバランスが崩れ、タイヤ本来の性能を十分に発揮できなくなる可能性があります。特に、除雪されたドライ路面や高速道路を走行する機会が多い場合、適正空気圧を維持することが安全で効果的です。

    高めでも低めでもメリット・デメリットがあるので、スタッドレスタイヤの空気圧も、車両ごとに決まっている適正空気圧で設定するのがおすすめです。

    これにより、さまざまな路面状況で安定した性能を確保できます。

    スタッドレスタイヤの空気圧調整時の注意点

    スタッドレスタイヤの空気圧調整時の注意点

    スタッドレスタイヤの空気圧を適切に調整することは、冬季の安全な走行において非常に重要です。以下に、調整時の注意点をまとめました。

    1. 適正空気圧の確認
    2. 冬季の気温変化への対応
    3. 空気圧調整のタイミング
    4. 定期的な点検
    5. タイヤサイズ変更時の対応

    1. 適正空気圧の確認

    車両メーカーが指定する適正空気圧は、車種やタイヤサイズによって異なります。この情報は、車両の取扱説明書や運転席ドア付近のラベルで確認できます。スタッドレスタイヤ装着時も、基本的にはこの指定値を基準とします。

    空気圧の表示位置
    適正空気圧は、下の写真のように運転席側ドア部分に記載されていることが多いです

    写真の場合は、前輪は240kpa(キロパスカル)=2.4キロ、後輪は220kpa=2.2キロ、ということです。

    安全面から見て、空気圧調整の調整幅は±0.2キロ程度、多くても上限は10%程度に留めましょう。

    2. 冬季の気温変化への対応

    前述しましたが、寒冷地では、気温の低下によりタイヤ内の空気圧が自然に低下する傾向があります。

    そのため、メーカー指定の空気圧に対して0.1~0.2気圧(kPa)高めに設定することもおすすめです。これにより、低温下でも適正な空気圧を維持できます。

    3. 空気圧調整のタイミング

    空気圧は、タイヤが冷えている状態で測定・調整することが重要です。走行直後や直射日光下では、タイヤ内の空気が膨張し、正確な測定が難しくなります。

    そのため、走行前や日陰での測定を心がけましょう。

    4. 定期的な点検

    タイヤの空気圧は、自然に減少する傾向があります。
    最低でも月に一度は空気圧をチェックし、適正値を維持するよう努めましょう。特に長距離走行前や気温変化が大きい時期には、点検することが望ましいです。

    しかしながら、なかなか実施は難しいと思いますので、ガソリン入れるときやカー用品に行く際に、習慣付けるのがおすすめです。

    もしくは、窒素ガスを充填することも1つの対策となります。窒素ガスは空気よりも抜けにくいため1度か2度、空気圧チェックを忘れてしまっても多少の安心感があります。

    ちなみにタイヤワールド館ベストでは、新しく窒素ガスを入れる場合は¥2,200円、補充の場合は¥550円で行っています。

    とはいえ、1ヶ月に1度以上確認したほうが良いのは間違いないので、しっかり確認をするようにしましょう。

    5. タイヤサイズ変更時の対応

    タイヤのサイズを変更した場合(インチダウンやインチアップ)、適正空気圧も変わる可能性があります。
    不安な方は、タイヤメーカーや販売店に相談し、適切な空気圧を確認・設定することが重要です。

    とくにスタッドレスタイヤの場合はインチダウンをする方が多いので、次の章で詳しくご説明します。

    インチダウン時の空気圧はどうすればよい?

    インチダウン図

    スタッドレスタイヤは、サマータイヤよりも装着期間が短いこともあり、インチダウンという選択をしやすいタイヤです。

    インチダウンとは、タイヤの外径(外側の大きさ)を変えず、ホイールサイズを一回り小さくすることを指します。(インチとはタイヤのリム径のことです。)普通タイヤ(ノーマルタイヤ)でドレスアップのために行われる「インチアップ」と反対のことですね。

    インチダウン時の空気圧の調べ方

    タイヤのサイズを変更した際の空気圧の調べ方は次の通りです。

    ①純正タイヤの荷重指数と適正空気圧を確認する。
    ②こちらの対応表から、その負荷能力を調べる。
    ③インチダウン後のタイヤの負荷能力が基準を満たしていることを確認する。
    ④インチダウン後の新しいタイヤの適正空気圧を確認する。

    ①の荷重指数表はこちら

    ②の負荷能力はこちら

    複雑でよくわからない‥と感じた方もご安心を。

    ブリヂストンのページに、タイヤサイズ変更時の推奨空気圧検索システムがありました。こちらで簡単に調べることもできますので、ご覧になってみてください。

    シーズンオフ・外したタイヤの保管方法

    シーズンオフ・外したタイヤの保管方法

    シーズンオフの使用しないタイヤを保管する際は、以下のポイントに注意することで、タイヤの劣化を防ぎ、次のシーズンでも良好な状態で使用できます。

    1. 空気圧を調整する
    2. 洗浄と乾燥をする
    3. 最適な保環境で保管する
    4. タイヤ預かりサービスの利用

    1.空気圧を調整する

    ホイール付きのタイヤを保管する際は、指定空気圧の半分程度まで空気を抜いておきましょう。これは、走行時に適正とされている空気圧のまま保管すると、内圧でゴムに負担がかかる可能性があるからです。

    2.洗浄と乾燥をする

    シーズンオフのタイヤは、保管前にタイヤを水洗いし、しっかり乾燥させることで、汚れや湿気による劣化を防げます。

    タイミング ポイント
    洗浄時 中性洗剤を使用し、専用のブラシやスポンジでトレッド面やサイドウォールを丁寧に洗いましょう。特にトレッドの溝に詰まった小石や異物は、走行中の異音や後続車への飛散の原因となるため、しっかりと取り除きます。
    洗浄後は 十分にすすぎ、清潔なクロスで水分を拭き取ります。乾燥は、直射日光を避け、風通しの良い日陰で行いましょう。

    とくに湿気が残った状態で保管すると、カビの発生やゴムの劣化を招く可能性があるので注意が必要です。

    3.最適な保環境で保管する

    タイヤの劣化を早める主な原因は、汚れ・紫外線・雨風・湿度・温度の5つです。これらを考慮すると、保管場所は直射日光の当たらない風通しの良い冷暗所が最適です。

    さらに、タイヤ専用のラックを購入して保管するとなお良しです。

    4.タイヤ預かりサービスの利用

    保管スペースが確保できない場合や管理が難しい場合は、各社が提供するタイヤ預かりサービスを利用するのも一つの手です。

    タイヤワールド館ベストの場合、バランス調整・空気圧調整・残溝チェック&ホイール安全点検も料金に含まれていますのでお得です。

    まとめ

    今回はスタッドレスタイヤにまつわる空気圧についてご説明してみました。

    スタッドレスタイヤの空気圧は、基本的に車両メーカーが指定する適正値に設定することがおすすめです。適正値から外れると、タイヤの異常摩耗やバーストのリスクが高まります。

    とくに豪雪地帯での特別な状況を除き、適正空気圧を維持することが安全で効果的です。

    空気圧はおろそかにされがちですが、タイヤの性能を引き出し、安全なカーライフにとってとても重要です。

    思わぬ事故につながることもありますので、ぜひご自身に合った空気圧で冬のドライブも楽しんでくださいね。