最終更新日 2023年11月21日
自分でタイヤ交換をした際、古いタイヤの処分方法に迷ってしまう人は多くいるでしょう。タイヤは簡単に一般ゴミとしては捨てられないので、正しい処分方法を把握しておくことが大切です。
処分方法によってかかる費用や手順が変わるので、自分にあう方法をチェックしておくことがおすすめです。
今回はタイヤを処分できるお店の種類や、廃棄にかかる料金の相場などを解説しています。タイヤの状態によっては高く売れてお金になることもあるので、ぜひさまざまな方法を検討してみてください。
- タイヤを回収してくれるお店はどこ?
- ┗カー用品店
- ┗タイヤ専門店
- ┗ディーラー
- ┗整備工場
- ┗不用品回収業者
- ┗ガソリンスタンド
- タイヤの処分費用の目安
- 無料でタイヤを処分する方法
- ┗フリマアプリで売る
- ┗リサイクルショップに持ち込む
- タイヤのアルミホイールは売れる?
- タイヤの保管場所に困っているときに便利なサービス
- 廃棄処分になったタイヤってどうなるの?
- ┗タイヤチップになる
- ┗道路やグラウンドの舗装材になる
- ┗リサイクルされて他の製品に生まれ変わる
- ベランダにタイヤを放置しているとどうなる?
- ┗保管はタイヤのみなら縦置き、ホイール付きなら横置きで
- タイヤワールド館ベストなら購入から処分依頼までワンストップ!
タイヤを回収してくれるお店はどこ?
古いタイヤを処分してくれる代表的なお店は以下の6か所です。
・タイヤ専門店
・ディーラー
・整備工場
・不用品回収業者
・ガソリンスタンド
タイヤは各自治体が行っている「不用品回収」や「資源回収」には出せないケースが多いため、自分で処方する方法を考えなくてはなりません。
古いタイヤの処分を請け負っているお店を把握しておけば、タイヤ交換がスムーズに行えます。
車のタイヤ交換の費用や依頼できるお店については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
カー用品店
多くのカー用品店では、タイヤの回収サービスを行っています。カー用品店はチェーン展開している店舗が多く、身近で気軽に利用できる点がメリットです。
料金体系も明示されているので、車のことにあまり詳しくない人でも安心して利用しやすいでしょう。
タイヤ専門店
タイヤ販売に特化した専門店でも、古いタイヤの処分を受け付けています。タイヤのプロフェッショナルであるスタッフが常駐しているので、車の足回りに関する相談もできます。
カー用品店に比べると店舗数は少なめですが、もし近くにあれば利用してみてください。
ディーラー
各メーカーのディーラーでもタイヤを処分してくれます。ディーラーで車を購入している人であれば利用しやすいですが、そうでない場合は少しハードルが高く入りにくいと感じることもあるでしょう。
はじめて来店する際には、事前に電話で問い合わせしておくのがおすすめです。
整備工場
自動車整備工場でもタイヤの処分を請け負っているところがあります。個人の整備工場だとホームページがないことが多いので、インターネットで探すのは難しいかもしれません。
近所の人に聞いたり、地域の情報誌などで探したりすると見つかりやすいです。
不用品回収業者
生活不用品を回収してくれる業者はタイヤの処分も請け負ってくれます。不用品回収業者は電話1本で自宅までタイヤを取りに来てくれるので、自分でお店に運ぶ手間が省けます。
ただし、処分費用はほかの方法に比べて高めの設定であることが多いです。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドに古いタイヤを持ち込みすることも可能です。
タイヤ処分を受け付けているガソリンスタンドは多いですが、なかには対応していない店舗もあるので事前に確認しておきましょう。
地域にたくさんの店舗が点在しているので、近くのお店が見つけやすい点はメリットです。
タイヤの処分費用の目安
お店別のタイヤ処分の費用目安は以下のとおりです。
カー用品店 | 約300~500円/1本 |
タイヤ専門店 | 約300~500円/1本 |
ディーラー | 約300~500円/1本 |
整備工場 | 約300~500円/1本 |
不用品回収業者 | 約1,000~2,000円/1本 |
ガソリンスタンド | 約300~500円/1本 |
※上記は目安であり実際の価格は店舗によって異なります。
以下のお店では、1本あたり300~500円前後でタイヤの引き取り処分をしてくれます。
・タイヤ専門店
・ディーラー
・整備工場
・ガソリンスタンド
不用品回収業者のみ料金体系が異なり、処分費に加えて「出張費」が加算されることが多いです。
処分費用の相場は1,000~2,000円となっており、他の店舗より料金が高い傾向にあります。
無料でタイヤを処分する方法
無料でタイヤの処分ができるのは以下2つの方法です。
・リサイクルショップに持ち込む
できるだけ出費をおさえたい場合は、処分ではなく「売る方法」を考えてみましょう。
タイヤの状態にもよりますが、商品によっては「思ったより高く売れた」というケースもあります。
フリマアプリで売る
まだ使える状態のタイヤは「フリマアプリ」や「オークション」などに出品してみましょう。出品だけなら無料でできるので、もし売れなくてもデメリットはほとんどありません。
大手フリマアプリの「メルカリ」では、タイヤの出品が許可されており、発送方法についてのガイドも記されています。
出品の手順や梱包について知りたい方は、メルカリコラムを参考にしてみてください。
EEE
リサイクルショップに持ち込む
すぐに売りに出したい場合は、近隣のリサイクルショップに持ち込みしてみましょう。
大手リサイクルショップ、HARD・OFFグループの「ガレージ・オフ」では、タイヤやホイールの買取りをしています。
タイヤの価値は主に「残り溝」の深さで判断されますが、新品時と比較して約7割程度の溝が残ってる状態(7分山以上)であれば、使用済みの商品でも買取り対象です。
ガレージ・オフでの詳しい買取りガイドは、公式ホームページをチェックしてみてください。
タイヤのアルミホイールは売れる?
タイヤに付属している「アルミホイール」は、古くても売ることができます。
タイヤとして利用できない状態であっても「アルミニウム」として溶かせば資源になるので、買取りしてくれるお店が多いのです。
アルミホイールの買取額は「200~300円/1kg」が相場となっており、約4kgの製品であれば800~1,200円/1本の値段がつきます。
しかし、タイヤ(ゴム)部分はあまりにも劣化がひどいと引き取ってもらえないこともあるので、事前に確認しておきましょう。
タイヤワールド館ベストのアウトレットユーズド館でも、タイヤ・ホイール共に買取を実施していますので、お近くの方はぜひお立ち寄りくださいね。
タイヤの保管場所に困っているときに便利なサービス
タイヤ交換をした際に、古いほうのタイヤを「処分」または「保管」のどちらにしようか迷う人もいるでしょう。
「できれば処分したくないけれど、自宅に置く場所がない」と、お困りの方におすすめなのが『タイヤ保管サービス』です。
タイヤ保管サービスとは、カー用品店やタイヤ専門店のお店の敷地に一定期間、自分のタイヤを預けられるシステムです。
料金はかかりますが、ただ並べて保管しておくだけでなく、以下のようなメンテナンスがサービスに含まれています。
・空気圧調整
・残溝チェック
・ホイール安全点検
タイヤワールド館ベストなら、次回の取り付け工賃も含まれた料金システムなので、タイヤを履き替える際の追加料金がかかりません。
タイヤお預かりサービスについて、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をぜひご覧ください。
廃棄処分になったタイヤってどうなるの?
「タイヤの廃棄費用を支払ったけど、本当に正しく処分されているのだろうか?」と、不安や疑問を感じる方は多くいます。
廃タイヤの主な使用用途は以下の3パターンです。
・道路やグラウンドの舗装材になる
・リサイクルされて他の製品に生まれ変わる
廃タイヤのリサイクル率は非常に高く、国内の約90%がリサイクル資源として生まれ変わっています。
マイカーのタイヤが資源として再び活躍してくれるのは、なんだかうれしい気持ちになりますね。
タイヤチップになる
タイヤチップとは、廃タイヤを細かくカットしたもので工場やボイラーなどの燃料として使われる素材のことです。タイヤチップは高い発熱量を持っているため、貴重なエネルギー資源として注目されていて海外への輸出も行われています。
タイヤチップに石炭を混ぜると有害物質の排出量が減るとされており、環境に配慮できる素材としても幅広く利用されています。
廃タイヤの60%以上がタイヤチップになっていると言われており、リサイクルの手段としてはもっともメジャーな方法です。
道路やグラウンドの舗装材になる
クッション性があるタイヤのゴム部分は、柔軟性が求められる場所の床材として活躍する素材です。
一例としては陸上競技のグラウンドや、子どもが遊ぶ公園の地面など、やわらかい地面を作る際に利用されます。
ゴムを細かくしてアスファルトに混ぜ込んだり、人工芝のシートにゴムの粒子を混ぜたりもできるので、幅広い用途があります。
リサイクルされて他の製品に生まれ変わる
使用用途の割合としては少ないですが、廃タイヤを他の製品に生まれ変わらせるケースもあります。
たとえば、ゴム部分を活かしてオリジナルのバッグを作成している企業や、廃タイヤをジュエリーに仕立てている会社などがあります。
その他にも学校の遊具として使われたり、花壇(プランター)として生まれ変わったりと、廃タイヤにはさまざまな使い道があるのです。
ベランダにタイヤを放置しているとどうなる?
タイヤの処分や保管方法に迷ってしまい、結局ベランダや庭に放置してしまう方は多くいます。重いタイヤは移動させるだけでも一苦労なので、処分したり売りに行ったりするのは面倒に感じてしまいますよね。
しかし、まだ使えるタイヤをベランダに放置していると、あっという間に劣化してしまうので注意が必要です。
タイヤは一見、丈夫そうに見えますが、実は熱や紫外線に非常に弱い素材です。
保管はタイヤのみなら縦置き、ホイール付きなら横置きで
タイヤのみで保管する場合は、縦置きがおすすめです。
横向きにタイヤを数本重ねていると、常に下のほうに重力がかかるため、最下部のタイヤが歪んでしまうからです。
ホイール付きで保管する場合は、タイヤを横にした状態で保管するのがよいでしょう。ホイール付きのタイヤは、縦置きで保管してしまうとホイールの重さがタイヤの接地部分にかかり続けて、変形してしまう可能性があるためです。
できれば専用のタイヤラックを用いて縦置きで保管することがおすすめですが、一般家庭ではなかなか難しいのが現状ですよね。
しばらく使わないタイヤは手早く処分してしまうか、専門店のタイヤ保管サービスを利用するのがよいでしょう。
タイヤの正しい保管方法についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
タイヤワールド館ベストなら購入から処分依頼までワンストップ!
新しいタイヤに交換した時や、スタッドレスタイヤに履き替えた際に悩むのが、古いタイヤの処分方法です。
お店でタイヤ交換を行う際はそのまま古いタイヤを引き取ってくれますが、自分で交換した場合は処分先を決めておかなくてはいけません。
タイヤワールド館ベストでタイヤを購入すると、取付けから処分まで行ってくれるお店をワンストップで手配できるので非常に便利です。
タイヤ交換をスムーズに行いたい方は、お買い得なタイヤが多数ラインナップされているタイヤワールド館ベストをぜひご利用ください。
2022年6月からベストライターチームとして本格始動!
タイヤやホイール等車に関するあらゆる悩みを解消できたり、
購入する時のポイントなど
足回りを取り扱うプロとして執筆していきます!
公式InstagramやTwitterも更新しているので是非
そちらもご覧ください!