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    タイヤの空気圧の入れ方・確認方法!適正な空気圧を計測する7つのポイント

    最終更新日 2025年1月28日

    タイヤの空気圧の入れ方・確認方法!適正な空気圧を計測する7つのポイント

    車のタイヤの空気圧に関して、以下の疑問を持っていませんか?

    ● 「車のタイヤ空気の入れ方は?自分でできる?」
    ● 「車のタイヤには、どれだけ空気を入れればいいの?」
    ● 「空気圧の入れすぎはよくないの?」

    車のタイヤは目で見たり手で触ったりしても、自転車のように空気圧の変化がわかりにくいですよね。

    空気圧がわからないと「このまま走っても大丈夫?」と不安な気持ちにもなるでしょう。

    空気が不足している状態で運転を続けると、タイヤの劣化や燃費の悪化につながります。2015年〜2019年にJATMAによって行われた調査では、「乗用車の4台に1台が空気圧不足」という結果が判明しました。

    そこで本記事では、空気圧の正しい入れ方や確認方法を詳しく解説し、適正な空気圧を計測するための7つのポイントを紹介します。

    さらに、タイヤの状態チェックや専門家への相談の重要性についても触れています。

    空気圧を適切に管理し、安全で快適なドライブを楽しむための情報が詰まっているので、ぜひ参考にしてください。

    車のタイヤの空気圧とは?

    車のタイヤの空気圧とは?

    車のタイヤの空気圧は、安全で快適な運転に欠かせない要素です。適切な空気圧を保つことで、タイヤの寿命が延び、燃費の向上にもつながります。

    具体的な単位は「kPa(キロパスカル)」や「psi(ポンド毎平方インチ)」で表され、適正な空気圧は車両メーカーによって指定されています。

    一方、空気圧が適正でないと、タイヤの摩耗が早まったり、走行中の安定性が損なわれたりする可能性があるため注意が必要です。

    適正な空気圧は車両メーカーによって指定されています。適正空気圧を保つことは、安全で快適な走行を実現するために不可欠です。

    空気圧は気温や経過時間によって変化するため、月に1回以上の定期的な点検が推奨されます。正しい知識を持ち、適正値を維持することが安全運転の第一歩です。

    タイヤの空気の入れ方

    タイヤの空気の入れ方

    車タイヤの空気の入れ方は、以下の手順で行います。

    1. 適切な空気圧を確認する
    2. 空気圧を測定する
    3. 空気圧を調節する

    それぞれの作業内容を具体的に解説するので、自分で空気圧を調整したい方は、ぜひ参考にしてください。

    適切な空気圧を確認する

    自分の車に合った空気圧は、車種やタイヤサイズによって異なります。通常、運転席のドアを開けた部分や給油口のフタの裏に貼られた「車両指定空気圧」ラベル、または車の取扱説明書に記載されています。

    適正な空気圧は車のドアに記載されている

    kPa(キロパスカル)で表示された指定空気圧を保つことで、タイヤの摩耗や燃費の悪化を防げます。

    もしドアに記載がない場合は、車の取扱説明書でも確認できるので、チェックしてみてください。

    空気圧を測定する

    タイヤの空気圧を計測するには、エアーバルブに空気圧計を使用します。

    空気圧計を購入すれば自宅で計測できますし、ガソリンスタンドやタイヤ販売店では、無料で機材を貸出していることも少なくありません。

    空気圧計を用意したら、以下の5ステップで計測します。

    1. 指定空気圧を把握する
    2. エアーバルブのキャップを外す
    3. 空気圧計を用いて計測
    4. 足りなければ充填
    5. エアーバルブにキャップを締める

    エアーバルブのキャップは小さくなくしやすいため、袋に入れるなどして対策しましょう。

    キャップは空気漏れの防止以外にも、タイヤに水やほこりなどの異物を侵入させないための役割があります。

    キャップはタイヤ販売店などで購入可能なため、万が一なくした際は補充しましょう。

    空気圧を調節する

    空気圧が適正値に達していない場合、以下の方法で調整しましょう。なお、空気圧の調整はタイヤが冷えている状態で行ってください。

    1. 空気圧ゲージを準備する
    2. バルブキャップを外す
    3. 現在の空気圧を測定する
    4. 空気を充填する
    5. 再度空気圧を測定する
    6. 適正値になっているか確認する
    7. 空気漏れをチェックする(シューッという音がしないか確認)
    8. バルブキャップを締める
    9. 作業終了後タイヤ全体を確認する

    空気を入れる際は、適正空気圧の±10%を目安に調整しましょう。

    一方で空気圧を抜く場合は、バルブの中心にあるピンを押すことで空気が抜けます。空気圧を抜く際は、抜きすぎないよう測定器を確認しながら少しずつ調整しましょう。

    空気圧が適正値でない場合のリスク

    空気圧が適正値でない場合のリスク

    タイヤの空気圧が適正値から外れると、車両の安全性や性能に深刻な影響を及ぼします。適正でない空気圧が引き起こす主なリスクは以下の5つです。

    1. 燃費の悪化
    2. 走行安定性の低下
    3. タイヤの異常摩耗
    4. ハイドロプレーニング現象のリスク増大
    5. タイヤの損傷リスク増加

    燃費の悪化

    空気圧が低いと、タイヤのたわみが増加し、転がり抵抗が大きくなることでエンジンへの負荷が増し、燃費が悪化します。

    一般財団法人省エネルギーセンターのテストによれば、適正値から50kPa低い状態で走行すると、市街地では2.5%、郊外では4.3%、高速道路では4.8%燃料消費量が悪化するとの報告がされています。

    一般財団法人省エネルギーセンターのテスト

    参考:一般財団法人省エネルギーセンター

    走行安定性の低下

    適正でない空気圧は、タイヤの剛性を損ない、カーブ走行時にタイヤがよれるなどして走行安定性が低下します。これにより、ハンドル操作が重くなったり、左右に取られるなどの影響が生じ、運転の安全性が損なわれてしまう可能性があります。

    タイヤの異常摩耗

    空気圧が低くても高くても、タイヤの接地面積が増加し、特定の部位が過度に摩耗する「偏摩耗」が発生します。これにより、タイヤの寿命が短くなり、早期の交換が必要となる場合があります。

    ハイドロプレーニング現象のリスク増大

    空気圧が低いと、タイヤの排水性が低下し、雨天時に路面とタイヤの間に水膜が形成されやすくなります。これにより、ハンドルやブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。

    タイヤの損傷リスク増加

    適正でない空気圧は、タイヤの過熱や変形を引き起こし、最悪の場合、走行中のバースト(破裂)につながる可能性があります。バーストは重大な事故の原因となるため、とくに注意が必要です。

    これらのリスクを避けるためには、定期的な空気圧の点検と適正値への調整が不可欠です。安全で快適なドライブを維持するためにも、月に一度のチェックを習慣化しましょう。

    ガソリンスタンドでタイヤの空気をセルフで入れる方法

    ガソリンスタンドでタイヤの空気をセルフで入れる方法

    タイヤの空気を入れる際は、ガソリンスタンドやタイヤ販売店に設置されている機材から行えます。

    基本的には無料で使用できますが、場所によって有料の場合もあるので、事前に確認してください。

    空気圧の調節はセルフサービスのため、以下では機材の使用方法について紹介します。

    ガソリンスタンドなどに設置されている空気充填機の種類は、主に以下の3種類です。

    ● エアータンク式
    ● 据え置き型(デジタル式)
    ● 据え置き型(ダイヤル式)

    場所によって設置されている機材が異なりますが、手順どおりに操作すればとくに難しくありません。

    それぞれの使い方と特徴を見ていきましょう。

    エアータンク式

    エアータンク式の空気圧充填機は、以下の4ステップで使用できます。

    1. エアーバルブのキャップを外す
    2. ノズルをタイヤの差込口に挿入する
    3. +と−ボタンを押して空気圧を調整する
    4. キャップを取り付けて完了

    充填機のノズルをタイヤの差込口に挿入すると、現在の空気圧が計測されるので、不足している分は「+」ボタンを押しながら充填しましょう。

    多く入れすぎた場合は、「−」ボタンを押せば放出できます。

    指定空気圧まで調整できたら、キャップを取り付けて完了です。

    エアータンク式の特徴

    エアータンク式の充填機は、以下の特徴があります。

    ● 持ち運びできる
    ● 空気圧の計測もできる

    エアータンク式の充填機は持ち運びできるので、車を移動させずに空気圧を調整できます。

    また、充填だけではなく、空気圧の計測も同時に行えるのが魅力です。

    据え置き型(デジタル式)

    据え置き型(デジタル式)の空気充填機は、以下の5ステップで使用できます。

    1. メーターに指定空気圧を入力する
    2. エアーバルブのキャップを外す
    3. ノズルをタイヤの差込口に挿入する
    4. 空気が自動で充填される
    5. 終了したらキャップを取り付けて完了

    「+」ボタンと「−」ボタンで指定空気圧を設定したら、空気充填機のノズルをタイヤの差込口に挿入します。

    充填中に鳴っている音が止まったら終了なので、キャップを締めて完了です。

    据え置き型(デジタル式)の特徴

    据え置き型(デジタル式)の空気充填機は、以下の特徴があります。

    ● 空気充填機は移動できない
    ● 空気圧の計測はできない
    ● 設定した空気圧を自動で充填できる

    据え置き型(デジタル式)の充填機は、特定の場所に設置されているため、近くに車を移動させなければいけません。

    空気圧の計測はできませんが、指定空気圧を入力すれば、不足している分を自動で充填してくれます。

    据え置き型(ダイヤル式)

    据え置き型(ダイヤル式)の使い方は、据え置き型充填機(デジタル)とほとんど同じですが、空気圧を調整するのはメーターの横にあるダイヤルです。

    ダイヤルを時計方向に回すと数値が増え、反時計方向に回すと数値が減ります。

    空気圧を設定した後は、充填機のノズルをタイヤの差込口に挿入して自動で空気が調整されます。

    音が鳴り止んだら充填終了の合図なので、キャップを締めて完了です。

    据え置き型(ダイヤル式)の特徴

    据え置き型(ダイヤル式)の空気充填機の特徴は、以下の通りです。

    ● 空気充填機は移動できない
    ● 空気圧の計測はできない
    ● 設定した空気圧を自動で充填できる

    据え置き型(ダイヤル式)の充填機は、デジタル式と同様、移動はできません。

    またデジタル式同様、空気圧を指定すると不足している分を自動で入れてくれるのもダイヤル式の特徴です。

    適正な空気圧を計測するコツ7選

    適正な空気圧を計測するコツ7選

    指定空気圧を保つことでタイヤは長持ちし、燃費の悪化も防げます。

    より正確に空気圧を充填するため、以下の6つの計測する際のコツを紹介します。

    1. 点検はタイヤが冷えている時に行う
    2. 空気圧の上限は+10%までにする
    3. タイヤの空気圧を調べてから充填する
    4. 空気漏れがないか確認する
    5. タイヤ交換後は空気圧を確認する
    6. タイヤの状態も確認する
    7. タイヤの専門家に相談する

    点検はタイヤが冷えている時に行う

    空気圧を計測するのは、以下の時間帯で行うのがおすすめです。

    ・早朝または夜(日が出ていない)
    ・走行前(タイヤが冷えている)

    タイヤが温かいと、内部の空気が膨張して正確な空気圧を計測できません。

    具体的には、気温が10℃上昇する毎に、タイヤの空気圧は10kPa上昇します。

    したがって、正確な空気圧を計測するタイミングは、日が沈んでいる朝や夜、タイヤが冷えている運転前が適しています。

    より正確な空気圧を把握したい方は、空気圧計を購入して、運転前に自宅で計測するのがよいでしょう。

    空気圧の上限は+10%までにする

    空気圧の上限は、指定空気圧の上限+ 10%までにしましょう。

    本来は指定空気圧の数値に沿って充填するべきですが、空気圧点検の頻度を抑えるために、多めに空気を補充したい方は少なくないはずです。

    空気が多すぎれば、乗り心地やタイヤの摩耗具合に影響しますが、指定空気圧の上限+ 10%であれば許容範囲です。

    したがって、指定空気圧の数値を下回らないように、上限の+ 10%の範囲で空気圧を充填しましょう。

    タイヤの空気圧を調べてから充填する

    前輪と後輪の入れるべき空気圧が同じとは限らないので、すべてのタイヤの指定空気圧を確認してから充填しましょう。

    また、純正品からサイズの異なるタイヤに変更した場合は、車に記載された指定空気圧の値が異なります。

    インチアップ等でタイヤサイズを変更した場合、専門店から適正な空気圧の値を確認しましょう。

    空気漏れがないか確認する

    エアーバルブとキャップの間に隙間があれば、走行中に空気が漏れてしまうため、充填後の締め付けはしっかり行いましょう。

    キャップはゴムでできているので、2〜3年ほどで劣化する可能性があります。

    キャップの劣化を見極めるには、洗剤を含んだ水をバルブの付近に垂らす方法が有効です。

    垂らした液体が泡立つのは、隙間から空気が放出されている証拠なので、キャップの交換を検討するのがよいでしょう。

    空気漏れの確認方法

    キャップが固定されているにもかかわらず空気の減りが早い場合は、タイヤ自体が劣化している可能性があるので、買い換えるのがおすすめです。

    タイヤ交換後は空気圧を確認する

    夏タイヤとスタッドレスタイヤを交換する際は、空気圧を確認しましょう。

    タイヤの空気は使用の有無にかかわらず自然と抜けるため、保管している間に指定空気圧を下回る可能性があります。

    また、スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べて摩耗が早いので、空気圧が不足しないように注意しましょう。

    スペアタイヤを積んでいる方は、万が一の際に使用できるよう、合わせて空気圧を確認するのがおすすめです。

    タイヤの状態も確認する

    空気圧の点検とあわせて、タイヤの状態に異常がないか確認しましょう。

    タイヤは製造年月日から約4年、もしくは約3万km以上の走行で寿命を迎えます。

    その他にも、以下の状態のタイヤは、交換するのがおすすめです。

    ● スリップサインが露出している
    ● 著しいひび割れがある

    寿命を過ぎたタイヤを使用した場合、交通事故の遭遇や交通違反に該当する可能性があるため、注意が必要です。

    タイヤの寿命を見極める方法は、下記の記事を参考にしてください。

    タイヤの専門家に相談する

    タイヤの空気圧に不安があり自分で判断するのが難しい場合、タイヤ専門店や整備工場など専門家に相談するのがおすすめです。

    タイヤの専門家なら、車種やタイヤの種類、季節や環境に適した空気圧を把握しているため適切に空気圧の調整が可能です。また、タイヤの摩耗状態や小さな傷など、空気圧以外の異常もチェックしてもらえるでしょう。

    とくに、旅行で長距離運転を予定している場合や、荷物を多く積む予定がある場合などは、一度専門家に相談した上で空気圧を調整するのがおすすめです。

    タイヤ専門店である「タイヤワールド館ベスト」でも、タイヤに関する相談を随時受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

    →タイヤワールド館ベストに相談してみる

    車用タイヤの空気入れを持っておいたほうがいい人

    車用タイヤの空気入れを持っておいたほうがいい人

    車用タイヤの空気入れは、必ず持っておいたほうがいいわけではありません。しかし、以下のような人は、車用タイヤの空気入れを購入するのがおすすめです。

    ● 通勤や家族の送迎など日常的に車を利用する人
    ● キャンプや長距離ドライブ等が趣味の人
    ● 緊急時に備えておきたい人
    ● 家族や友人の車をメンテナンスする人
    ● 自転車やアウトドア用品をよく利用する人

    車用タイヤの空気入れは、アタッチメントを変えれば自転車のタイヤや各種ボール、キャンプ用のエアマットや浮き輪などにも使えます。

    車用タイヤの空気入れは、安いものであれば5,000円ほどで買えるため、上記に当てはまる人は購入し車の中に常備するといいでしょう。

    車用タイヤの空気入れの選び方

    車用タイヤの空気入れの選び方

    車用タイヤの空気入れの選び方は、以下の5つです。

    ● 使用方法で選ぶ
    ● 作業スピードで選ぶ
    ● 表示単位で選ぶ
    ● 電源の種類で選ぶ
    ● アタッチメントの種類で選ぶ

    それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    使用方法で選ぶ

    使用シーンや目的を考慮することで、自分に合う車用タイヤの空気入れが選べます。

    たとえば車のみに使用するなら、車専用でリーズナブルかつシンプルな空気入れがおすすめです。一方、自転車やボールなどにも使いたい場合、多機能タイプの空気入れがいいでしょう。

    また、持ち運びしたい方は、シガーソケット式やコードレス式が向いています。あるいは、家庭用として自宅だけで使う予定の方は、据え置き型がおすすめです。

    車用タイヤの空気入れは使用用途を考え、自分に合うタイプを選びましょう。

    作業スピードで選ぶ

    作業スピードは、車用タイヤの空気入れを選ぶ上で重要なポイントです。

    とくに、緊急時や複数のタイヤに空気を入れる必要がある際は、短時間で作業できるモデルがおすすめです。

    空気圧の充填スピードは製品によって異なるため、パッケージの情報や口コミなどを参考にしたり、店舗スタッフに相談したりしながら、作業効率の高い空気入れを購入しましょう。

    自宅のみで使用し、作業スピードにこだわりがない方は、お得な値段で買えるものを選ぶのもいいでしょう。

    表示単位で選ぶ

    タイヤの空気圧の測定単位は、製品によって異なるため、事前確認が必要です。日本では主に「kPa(キロパスカル)」が使われ、「psi」や「bar」などの単位が併記されているモデルもあります。

    普段使用している単位が簡単に確認できる空気入れを選ぶと、使いやすく便利です。悩んだ際は、デジタル表示で複数の単位に対応しているものが、視認性が高く使いやすいでしょう。

    なお、空気圧の表示単位は、モデルにより以下4つに分けられます。

    空気圧の表示単位 使用シーン
    kgf/cm2(キログラムフォース) 国産車やバイクに使用されることが多い
    kPa(キロパスカル) 一般的な単位で日本の車両マニュアルにも記載されている
    psi(ポンド毎平方インチ) 海外製品や輸入車で使用される場合が多い
    bar(バール) 一部の製品やヨーロッパでよく使われる

    電源の種類で選ぶ

    車用タイヤの空気入れの電源は、以下の種類に分けられます。

    電源の種類 特徴とおすすめの人
    シガーソケット式 ・車内電源のみで使用できるタイプ
    ・車内のみで利用する人におすすめ
    コードレス式(充電式) ・場所を選ばず使用できる充電タイプ
    ・車以外の用途にも使いたい人におすすめ
    家庭用コンセント式 ・家庭用コンセントで使用するタイプ
    ・自宅のみで使用する人におすすめ

    パワフルな空気圧の充填をしたい方は、安定した電源供給が可能な家庭用コンセント式がいいでしょう。

    手軽さを重視するなら、シガーソケット式やコードレス式(充電式)がおすすめです。

    アタッチメントの種類で選ぶ

    車のタイヤ以外の空気入れにも使用したい方は、アタッチメントの種類で空気入れを選びましょう。

    アタッチメントが付いている空気入れは、一般的に自動車用のバルブだけでなく、自転車用のバルブやボール用のノズルが付属しています。

    アウトドア用品やスポーツ用品など、さまざまなものへの使用が想定される場合、汎用性の高いアタッチメントが付いたモデルがおすすめです。

    アタッチメントの種類で選ぶ際は、自分の使用用途を考慮し購入するといいでしょう。

    おすすめの車用タイヤの空気入れ3選

    おすすめの車用タイヤの空気入れ3選

    ここでは、前章の選び方を踏まえ、おすすめの車用タイヤの空気入れを3つ紹介します。

    ● AstroAI「エアコンプレッサー」
    ● アイリスオーヤマ「充電式エアコンプレッサー」
    ● KUKIIRE「スマート空気入れ」

    それぞれの製品の特徴をわかりやすく解説するので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。

    AstroAI「エアコンプレッサー」

    AstroAI「エアコンプレッサー」

    引用:Amazon

    項目 内容
    価格 3,999円(税込)
    電源の種類 シガーソケット式
    表示単位 kgf/cm2・kPa・psi・bar
    作業スピードの目安 195/65/R15型の自動車用タイヤを1分で30psiから36psiに空気注入可能
    アタッチメントの種類 自転車用・ボール用・浮き輪用
    製品の重量 1,100g

    AstroAIのエアコンプレッサーは、シガーソケットに接続するだけで使用できます。

    コンパクトな設計で車内での収納も簡単なので、車の中に常備したい方におすすめです。

    デジタルディスプレイを搭載しており、設定した空気圧で自動停止するため、初心者でも使用しやすい点が魅力的です。LEDライトが付いているため、夜間や暗い場所でも使いやすいでしょう。

    アイリスオーヤマ「充電式エアコンプレッサー」

    アイリスオーヤマ「充電式エアコンプレッサー」

    引用:Amazon

    項目 内容
    価格 8,523円(税込)
    電源の種類 コードレス式(充電式)
    表示単位 kPa・psi・bar
    作業スピードの目安 最大空気量8L/minで空気をスピード注入
    アタッチメントの種類 自転車用・ボール用・浮き輪用
    製品の重量 870g

    アイリスオーヤマの充電式エアコンプレッサーは、コードレスで場所を選ばず使用できます。家庭用電源やUSBで充電できる手軽さも魅力的です。

    自動停止機能付きで設定した空気圧で止まるので、充填しすぎる心配もありません。

    付属のバッテリーは「アイリスオーヤマ」コードレス工具シリーズと共通で使用できるため、アイリスオーヤマのコードレス工具を使っている方にもおすすめです。

    KUKIIRE「スマート空気入れ」

    KUKIIRE「スマート空気入れ」

    引用:Amazon

    項目 内容
    価格 7,980円(税込)
    電源の種類 コードレス式(充電式)
    表示単位 kgf/cm2・kPa・psi・bar
    作業スピードの目安 ママチャリ40秒で完了(毎分29Lの充填量)
    アタッチメントの種類 自転車用・ボール用・浮き輪用
    製品の重量 430g

    KUKIIREのスマート空気入れは、スタイリッシュなデザインと高機能が特徴の製品です。

    見やすいデジタル表示で、空気圧を確認しながら簡単に操作できるだけでなく、自動停止機能により適正な空気圧を調整しやすくなっています。

    デザイン性の高さや持ち運びやすさを重視する方には、KUKIIREのスマート空気入れがおすすめです。

    >空気圧の点検は月に一度がおすすめ

    タイヤの空気は時間とともに自然に減少するため、1か月に1回程度の定期的な点検がおすすめです。
    点検は、ガソリンスタンドやカー用品店で行うことが可能です。

    また、エアゲージを使用して自分で測定することも可能です。この際、タイヤが冷えた状態で測定することで、より正確な数値を得られます。

    適切な空気圧を維持することで、車の性能を最大限に引き出し、安全で快適なドライブを楽しめます。定期的な点検と調整を心がけましょう。

    空気圧以外のタイヤのチェックポイント

    空気圧以外のタイヤのチェックポイント

    空気圧以外のタイヤのチェックポイントは、以下の3つです。

    ● 溝の深さ
    ● 傷の有無
    ● バルブの劣化状況

    安全な走行やタイヤの寿命を伸ばすために重要なポイントのため、空気圧とあわせて定期的に確認することが大切です。

    それぞれの具体的な内容を確認しましょう。

    溝の深さ

    タイヤの溝の深さは、グリップ力や雨天時の排水性に大きく影響します。溝が浅いとブレーキ性能が低下し、スリップのリスクが高まるため、非常に危険です。

    溝の深さが1.6mm未満になると、スリップサインが出現し、走行性能の低下につながります。さらに、スリップサインが出た状態のタイヤでは、車検に通りません。

    タイヤの溝は定期的に目視で確認したり、定期点検時に店舗に確認してもらったりして、安全性を保ちましょう。

    タイヤのスリップサインについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

    傷の有無

    タイヤに傷やひび割れがあると、走行中のパンクやバーストの恐れがあります。とくに、タイヤ側面の傷や亀裂は、異常が発生するリスクが高く修理も難しい場合が多いです。

    タイヤの傷は、路面の段差や鋭利なものでできる可能性があるため、走行後に目視で確認することで早期発見できます。

    傷以外にも、摩耗によるスリップの危険性もあるため、偏摩耗を防ぐためにタイヤローテーションを行うのも効果的です。タイヤローテーションについては、以下の記事を参考にしてください。

    バルブの劣化状況

    タイヤのバルブは、空気圧を保持する重要な部品ですが、ゴム製のため時間とともに劣化します。劣化したバルブはヒビ割れや硬化につながり、空気漏れを起こすリスクがあります。

    とくに古いタイヤや長期間使用しているタイヤは、バルブが劣化し空気漏れを引き起こすかもしれません。

    タイヤ交換時には、バルブも一緒に点検してもらい、劣化している場合は新しいものと交換しましょう。また、空気漏れについては劣化だけでなく、バルブが確実に締まっているかも確認してください。

    空気圧に関するよくある質問

    よくある質問

    空気圧点検に関するよくある質問に回答します。

    1. どれくらいの頻度で空気圧を計測するべき?
    2. 高速道路に乗る際は高い空気圧にした方がいい?
    3. スタッドレスタイヤと夏タイヤの空気圧は異なる?
    4. 空気圧が低いまま走行するとどうなる?
    5. 空気圧が高いまま走行するとどうなる?
    6. 窒素ガスを充填するメリットは?

    どれくらいの頻度で空気圧を計測するべき?

    空気圧の計測は、1ヶ月に1回のペースで空気圧を計測するのがおすすめです。

    JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、タイヤの空気は1ヶ月に5%ほど抜けていると公表しています。

    頻繁に空気圧を確認するのが最善ですが、最低限1ヶ月に1回以上のペースで確認するのがよいでしょう。

    また、使用の有無にかかわらず空気は抜けるので、走行距離が短くても定期的に空気圧の確認をしてください。

    高速道路に乗る際は高い空気圧にした方がいい?

    「高速道路に乗る際は、空気圧を多く入れるべき」という意見もありますが、あえて指定空気圧の数値以上に充填する必要はありません。

    高速道路では、空気圧不足による運転の違和感やタイヤの摩耗を感じやすいですが、指定空気圧が保たれていれば問題ないからです。

    空気圧過多の場合でも、乗り心地の悪さを感じたり、タイヤが摩耗しやすかったりするので、多くとも上限+10%を目安に充填しましょう。

    スタッドレスタイヤと夏タイヤの空気圧は異なる?

    スタッドレスタイヤと夏タイヤは、どちらも同じ空気圧で問題ありません。

    タイヤの性質や形状は異なりますが、タイヤの容量は変わらないからです。

    ただし、保管期間が長いスタッドレスタイヤは、「使用していないから空気は抜けていないはず」と思う方も少なくありません。

    使用の有無にかかわらずタイヤの空気は抜けるので、交換の際は空気圧を確認してから取り付けるのがおすすめです。

    スタッドレスタイヤの詳細な空気圧については、以下の記事をご覧ください。

    空気圧が低いまま走行するとどうなる?

    空気が不足していると、タイヤの状態が悪くなるだけではなく、燃費の悪化や事故の原因につながる可能性もあります。

    適正な空気圧が保たれたタイヤの、地面との接地面積は「はがき1枚分」です。

    しかし、タイヤの空気が不足すれば地面との接地面積が増えて、以下のようなデメリットが発生します。

    ● 摩耗しやすくなる
    ● 発熱してバーストしやすくなる
    ● サイド部分が切れてパンクしやすくなる
    ● 水を排出する溝が埋まるので、水溜まりでスリップしやすくなる
    ● タイヤのたわみで運転しにくい
    ● 抵抗が増すので、燃費が悪くなる

    定期的に指定空気圧を確認して調整するのが重要です。

    空気圧が高いまま走行するとどうなる?

    「定期的に空気を充填するのは面倒だから、一度に多く入れたい」と考える人も少なくないでしょう。

    しかし、空気圧過多のタイヤは、中央部が盛り上がり接地面積が狭くなるので、以下のようなデメリットが発生します。

    ● タイヤが衝撃を吸収しにくくなるので、乗り心地が悪くなる
    ● 接地面積が狭くなるので、ブレーキがききにくくなる
    ● 接地面積が狭くなるので、部分的に摩耗しやすくなる
    ● 障害物を踏んだ際にバーストしやすくなる

    多めに空気を充填したい方は、許容範囲の上限10%を目安に調整するのがおすすめです。

    窒素ガスを充填するメリットは?

    タイヤに空気ではなく、窒素ガスを入れる主なメリットは以下の3つです。

    ● 窒素は抜けにくい
    ● タイヤが劣化しにくい
    ● 気温による影響が少ない

    窒素は、酸素よりもゴムを通り抜けにくい性質があるので、空気の減りを抑えられます。

    また、窒素には水分が含まれていないので、気温の変化による膨張・圧縮や、鉄製のホイールを劣化させにくいのも特徴です。

    窒素ガスを扱っている店は限られますが、ガソリンスタンドやタイヤ販売店で充填できます。

    ただし、窒素の充填はタイヤ1本あたり500円ほどかかるので、料金とメリットを見比べて検討するのがよいでしょう。

    スペアタイヤの空気圧もチェックしたほうがいい?

    スペアタイヤの空気圧も定期的にチェックするのがおすすめです。

    スペアタイヤは、パンクやバーストなどの緊急時に使用するものですが、使用機会が少ないため、空気圧の低下に気づきにくい傾向にあります。スペアタイヤの空気圧が適切でないと、緊急時に役に立たないかもしれません。

    スペアタイヤは使用機会がなく、長時間放置されているため、少し高めの空気圧で調整することが大切です。

    自宅で調整できる方は月に1回程度行い、店舗に依頼する場合は、定期点検時にスペアタイヤの空気圧もチェックしてもらいましょう。

    空気圧に関するお悩みはタイヤワールド館ベストにおまかせください

    空気圧に関するお悩みはタイヤワールド館ベストにおまかせください

    空気圧を適正に保つことで、タイヤの劣化や燃費の悪化を防げます。
    指定空気圧の上限+10%を目安に、定期的にメンテナンスを行いましょう。

    空気圧の充填は、ガソリンスタンドなどに設置された機材で行えますが、調整はセルフです。そのため、自分で調整するのが不安な方は、最寄りのタイヤワールド館ベストにお越しくださいね。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    タイヤの空気圧の入れ方をはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

    カテゴリー
    泉八乙女 セダン

    XV70型カムリに似合うカスタムホイール特集!

    最終更新日 2024年8月2日

    カムリはトヨタが4代目プリウスから採用した新しいクルマ作りの思想「TNGA」に基づき開発されています。TNGAによる美しいデザイン、意のままの走り、上質な乗り味に加えて、運転しやすさを追求したインテリアの操作系、上質で仕立ての良い室内空間、最新の運転支援システムなど、新世代のミッドサイズセダンという位置付けにふさわしい内容が盛り込まれており、大人気の車種です。
    低くスポーティな外観で最新のハイブリッドはさすがの好燃費、静かで乗り心地が良いのにスポーティ!そんなカムリにピッタリなカスタムホイールをご紹介します。

    70型カムリにグレード別純正タイヤ・ホイールサイズ

    インチアップは純正サイズを基準にサイズアップしましょう。

    インチアップをする際に知っていてほしい事があります。

    その1 タイヤの外径はほぼ同じものを選択する
    タイヤの外径が変わってしまうようなインチアップをすると、
    タイヤが車体へ接触する可能性があります。
    また、タイヤの円周の長さが変わってしまうため
    スピードメーターの誤差が起こる原因となってしまいます。

    その2 タイヤ幅は車体との接触やはみ出し装着にならないものを選ぶ
    はみ出し装着は法律上でも違反となり、走行上も大変危険です。

    その3 ロードインデックス値を同等以上になるようにする
    タイヤはサイズごとに支えられる重さ(負荷能力)が規格で定められています。
    この負荷能力はロードインデックス(LI)という指数でタイヤに示されています。
    インチアップするサイズの負荷能力が標準タイヤの負荷能力を下回らないようご注意ください。

    負荷能力の指数であるロードインデックス(LI)については
    以下をご参考ください。

    あわせて読みたい

    インチアップによるメリット・デメリットを把握をしよう‼
    インチアップとは、タイヤの外径を変えずにホイール(リム)を大径化し、タイヤの扁平率を下げることを指します。つまり、タイヤを薄くした分ホイールを大きくするということです。…

    上記の通りに基本をたどっていき
    70系カムリのタイヤサイズをインチアップするとなると・・・
    235/40R19
    235/35R20

    あたりが良いと思います。一度ご相談ください!

    おすすめホイールメーカーと商品

    WEDS Kranze Schritt|ウェッズ クレンツェ シュリット

    ウェッズの中で最高峰に位置付けられるクレンツェシリーズから2023年も新作が登場。芸術的な要素を取り入れられたデザインは20年以上ぶりのメッシュデザインです。今回のNEWクレンツェは一目置かれるホイールになることでしょう。風格、ボリューム感文句なしの迫力満点なカムリへ導きます。

    ・セピアブラックポリッシュ
    ・SBC/ポリッシュ
    ・ブラック&バフ/ブラッシュド
    ・デザインクローム

    20×8.5J 44 Lo [L] 235/35-20
    19×8.5J 44 Lo [L] 235/40-19

    マッチングをみると20インチ、19インチおすすめです。
    ご参考までに…公式マッチングサイト


    WEDS Kranze Vierharm|ウェッズ クレンツェ ヴィルハーム

    ストレートスポークデザインがシンプルさを漂わせながら、華やかさも掛け持つダブルフェイス形状。光を受けた時の存在感が増し躍動感あふれるホイールです。シャープさを感じさせる上品なカムリへ導きます。

    ・セピアブラックポリッシュ
    ・SBC/ポリッシュ
    ・ブラック&バフ/ブラッシュド

    20×8.0J 43 S-Lo [S] 235/35-20
    19×8.0J 43 S-Lo [S] 235/40-19

    マッチングをみると20インチ、19インチおすすめです。
    ご参考までに…公式マッチングサイト


    WEDS MAVERICK 1505S|ウェッズ マーベリック1505S

    上質な足元を創り上げる2ピース構造を採用されているマーベリックシリーズから2023年NEWモデルが登場。5本のY字スポークがシンプルベースなマーベリックをラグジュアリーに。大人なデザインをお求めなカムリユーザーへおすすめです。

    ・ハイパーメタルブラック
    ・サムライゴールド
    ・ホワイト(受注生産)

    Hi-CAP使用時
    20×8.5J 44 S-Lo [S] 235/35-20
    19×8.0J 40 S-Lo [S] 235/40-19
    18×8.0J 40 S-Lo [S] 235/45-18

    マッチングをみると20インチ、19インチおすすめです。
    ご参考までに…公式マッチングサイト


    WEDS LEONIS RT|ウェッズ レオニス RT

    高い品質と優れたデザインで人気を集めているレオニスシリーズ2023年の新作モデルは2種類!メインスポークに捻りを加えたデザインの『RT』。金属を切り削りとる切削部にミラーカットを採用し、より輝きを放つデザイン性が魅力です。華やかさを兼ね備えつつ自然体を求めているカムリユーザーへおすすめです。

    ・PBMC(パールブラック/ミラーカット)
    ・ BMCMC(ブラックメタルコート/ミラーカット)

    19×8.0J 43 235/40-19
    18×8.0J 42 235/45-18
    17×7.0J 42 215/55-17
    16×6.5J 40 205/65-16

    ご参考までに…


    WEDS LEONIS VR|ウェッズ レオニス VR

    リムまで伸びた3D形状にスポークエンドは末広がりに…立体で協調性のあるデザインが魅力。特徴のある力強いデザインがお好みの方へおすすめです。

    ・PBMC(パールブラック/ミラーカット)
    ・PBMC/TI(パールブラック ミラーカット/チタントップ)
    ・BMCMC(ブラックメタルコート/ミラーカット)

    19×8.0J 43 235/40-19
    18×8.0J 42 235/45-18
    17×7.0J 42 215/55-17
    16×6.5J 40 205/65-16

    ご参考までに…


    WORK VS XV|ワーク VS XV

    超ロングセラーモデルのワークホイール王道3ピースを継承したモデルVS XVは2020年に登場して以来絶大な人気を誇るホイールです。3ピース構造だからこそできる全周ピアスボルトをはじめ高級感を尊重しています。クラシカルなイメージを持たせつつ、先端デザインである現代に合ったホイールをお望みのカムリユーザーへおすすめです。

    ・シルキーリッチシルバーSRS
    ・ブリリアントシルバーブラックBSB
    ・マットダークガンメタMDG

    20×8.5J+47(A)O 235/35-20
    19×8.5J+47(A)O 235/40-19
    18×8J+46(O) O 235/45-18

    ご参考までに…


    WORK ZEAST ST2|ワーク ジースト・エスティーツー

    ワークホイールの中でも高い人気を誇るジーストシリーズ。力強いスポークデザインを採用し、高級感かつスポーティー感がでるデザインです。本質はシンプルデザインなのでやんちゃさを感じさせないビターな印象をもたせます。大人なデザインをお求めなカムリユーザーへおすすめです。

    ・ブラッシュドBRU
    ・トランスグレーポリッシュTGP
    ・マットブラックMBL

    20×8.5J+48(S)S 235/35-20
    ご参考までに…


    RAYS C-01 LIMITED EDITION|レイズ C-01 リミテッドエディション

    造形美をもつVMFシリーズにダイヤモンドカット/シャイニングブロンズメタルカラーを追加!ブロンズにもゴールドにもブラックにも見えるカラーは足元に他では真似出来ないプレミアム感を与えるホイールです。鍛造ホイールでありながら、デザインや乗り心地に特化しており見た目だけではないところが流石レイズ様。特別な足元にしたいカムリユーザーへおすすめです。

    ダイヤモンドカット/シャイニングブロンズメタル(NX)

    20×8.5J+45
    19×8.5J+43

    ご参考までに…


    RAYS HOMURA 2x7FT|レイズ ホムラ 2x7FT

    高級感や普遍的なデザインを全身から感じさせるホイールそれがレイズ『HOMURA(ホムラ)』です。安定感のあるスタイリングが刺さる人には刺さる!その中でも2x7FTはエレガントな印象を持たせる優美さが魅力的です。美しさ、上品さをお求めのカムリユーザーへおすすめです。

    ・ダイヤモンドカット/サイドグレイスシルバー(QAJ)
    ・ブラッククロームコーティング(YNJ)

    20×8.5J+45
    19×8.5J+45

    ご参考までに…

    実際に店舗でカスタムしたお客様の実例集

    当社でカスタムしたカムリをご紹介します!
    カムリへウェッズ ヴィルハーム 20インチをお取り付け。


    投稿者コメント
    3ピース構造のスポークは20本で、フィンタイプのように同形状の足が均等に並ぶのではなく、少しずつカタチの異なるスポークが絶妙なバランスのデザインになっており、とてもオシャレです!

    カムリ ハイブリッドへワークVS XV 20インチをお取り付け。


    投稿者コメント
    ゴールドピアス仕様で高級感溢れる仕上がりにTEINの車高調でキッチリローダウン抜群のセッティングとなりました!!

    ベスト写真館へもたくさんの投稿がありますので是非参考にしてみてください!また、定期的に開催している「フォトコンテスト」に素敵なカムリが沢山投稿されております。

    まとめ

    新商品が続々発表され、沢山おすすめのホイールがありますがその中でもイチ押しのホイールをご紹介しました。参考になれば幸いです!
    素敵なカムリにしてくださいね。

    カテゴリー
    サマータイヤ ライターチーム タイヤ交換

    夏タイヤの寿命はどれくらい?製造年月日や許容範囲・交換目安を解説

    最終更新日 2025年1月24日


    「夏タイヤはいつまで使い続けられるの?」「夏タイヤとスタッドレスタイヤの寿命は同じ?」

    これからタイヤ交換を行う場合、上記のような疑問をもつ方もいるでしょう。

    タイヤには寿命があるので、適切なタイミングで交換しなければ、事故に遭遇してしまう可能性もあります。

    そこで今回は、夏タイヤの寿命とタイヤの交換方法について紹介します。

    適切なタイヤ交換のタイミングを見極めて、安全なカーライフを過ごしてください。

    夏タイヤの寿命は?走行距離と製造年月日の目安を紹介

    夏タイヤの寿命は?走行距離と製造年月日の目安を紹介

    夏タイヤの寿命は、以下の4つの基準が目安になります。

    ● タイヤの残り溝が1.6mm以下(4mm)
    ● 走行距離が約3万km
    ● 製造年月日から約4〜5年
    ● タイヤにひび割れや偏摩耗がある

    タイヤの残り溝が1.6mm以下(4mm)

    タイヤの溝が1.6mm以下になると、法律で使用が禁止されています。スリップサインと呼ばれるマークがタイヤの溝に設けられており、これが露出している場合は交換が必要です。

    しかしながら、残り溝が4mmを切ると制動距離が急激に大きくなるという調査もあります。

    制動距離

    参考:ブリヂストン

    法律では1.6mmですが、安全面を考えると4mmだと考えるのが良いでしょう。

    走行距離が約3万km

    約3万km走行すると、夏タイヤが摩耗して寿命を迎えます。

    そもそも寿命とは、タイヤの溝が1.6mm以下の状態を指します。

    道路交通法により、タイヤの溝は1.6mm以上を維持することが義務付けられているからです。

    空気入ゴムタイヤ の接地部の全幅にわたり滑り止めのために施されている凹部のいずれの部分においても 1.6mm以上の深 さを有すること。

    引用:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示

    では「なぜ3万kmの走行で溝が1.6mm以下になるの?」と思われる方もいるでしょう。

    具体的な計算方法は、下記のとおりです。

    (8mm-1.6mm)×5,000km=32,000km

    ブランドや種類によって異なりますが、新品の夏タイヤの溝は基本的に約8mmです。

    5,000km走行する毎に夏タイヤは1mm程度摩耗するので、寿命までに走行できる距離は約3万kmになります。

    3万kmの走行で、必ず溝が1.6mm以下になるとは限りませんが、タイヤの寿命を確認する目安として走行距離を意識するのがよいでしょう。

    製造年月日から約4〜5年

    夏タイヤの寿命を判断するもうひとつの方法は、製造されてからの経過年数を確認することです。
    使用済みのタイヤは、製造から約4年で寿命を迎えます。

    タイヤの素材であるゴムは、使用の有無にかか関わらず劣化する性質があり、未使用でも製造から10年以上経過している場合は、品質に異常がないか注意して使用してください。

    製造年月日は、タイヤの側面に記載された「4桁の数字」で確認します。

    タイヤの側面4桁数字の見方

    下2桁は「製造年」で、上2桁は「週」を表します。たとえば、上記の画像は、2015年の12周目(4月)に製造されたタイヤです。

    したがって、製造から4年後の、2019年4月がタイヤを交換するタイミングの目安です。

    製造年月日の見方について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

    タイヤにひび割れや偏摩耗がある

    ひび割れや偏摩耗などの異常が見られる場合、走行距離や使用年数に関わらず、速やかな交換が必要です。

    偏摩耗とはその名の通り、偏ったすり減りがあるタイヤです。タイヤの摩耗状態に偏りがあると、一部分だけスリップサインが現れてしまい、通常より早く寿命がきてしまいます。

    夏タイヤの交換時期を確認する方法

    夏タイヤの交換時期を確認する方法

    前章で紹介した夏タイヤの寿命は、あくまで目安に過ぎません。

    なぜなら、夏タイヤの寿命は品質や保管方法、運転の仕方によって変わるからです。

    丁寧に運転をしていれば3万km以上走行することも可能ですし、適切ではない方法でタイヤを保管すれば、1年以内に寿命を迎えることもあります。

    したがって、タイヤを交換するタイミングは、以下の2つに注意しながら目視で確認するのがおすすめです。

    ・スリップサインが露出していないか?
    ・深いひび割れがないか?

    順番に解説していきます。

    スリップサインが露出していないか

    タイヤには、摩耗具合を確認できる「スリップサイン」があります。

    下記のように、溝が1.6mm以下になると、スリップサインが露出します。

    スリップサイン

    引用:ダンロップ公式サイト

    スリップサインが露出したタイヤを使用している場合、交通違反で反則金が課せられるので速やかに交換してください。

    また、スリップサインを確認する際は、すべての箇所を確認しましょう。

    走行中のタイヤが均等に摩耗するとは限らず、一部分が集中して削れる可能性もあります。

    そのため、設置された4〜9箇所のスリップサインをすべて確認して、タイヤの摩耗具合を判断しましょう。

    スリップサインの見方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

    深いひび割れがないか

    タイヤに著しいひび割れがあれば、交換するのがよいでしょう。

    タイヤの素材はゴムなので、時間の経過とともにひび割れが発生します。

    細かいひび割れであれば走行可能でも、深いひび割れはパンクやバースト(破裂)の原因になります。

    運転に支障があるほどのひび割れか見極めるのは難しいので、細かな傷を発見したらタイヤ販売店などに勤めるプロに相談するのがおすすめです。

    また、ゴムの性質上、熱や湿度、紫外線も劣化の原因になります。

    未使用のタイヤでもひび割れを起こす可能性があるので、交換の際は必ず確認するようにしましょう。

    タイヤの品質を保つための適切な保管方法を後述しているので、ぜひ参考にしてください。

    夏タイヤの寿命を伸ばすコツ5選

    夏タイヤの寿命を伸ばすコツ5選

    寿命を過ぎたタイヤを使うのは危険なので、異変を感じた際はすぐスグに交換してください。

    しかし、「お金がもったいないので、なるべく長く使い続けたい」と感じる方も少なくないでしょう。

    そこで、タイヤの寿命を伸ばすコツを5つ紹介します。

    ・タイヤローテーションを行う
    ・空気圧をチェックする
    ・必要最低限の荷物を乗せる
    ・ホイールアライメントを調整する
    ・適切な方法で保管する

    順にご説明します。

    タイヤローテーションを行う

    タイヤの寿命を伸ばすために、定期的にタイヤの配置を交換するのがおすすめです。

    車の構造や重量によって、前後どちらかのタイヤに集中して負荷がかかることは少なくないからです。

    負荷がかかるタイヤから摩耗が進むので、定期的にタイヤローテーションを実施しましょう。

    ただし、タイヤローテーションを行う際は、車種やタイヤの種類によって取り付け方が決まっているので注意してください。

    たとえばFF車とFR車のタイヤローテーションは、以下のように行います。

    タイヤローテーション

    引用:ダンロップ公式サイト

    FF車(前輪駆動) FR車(後輪駆動)
    前輪はそのまま後輪に移動 後輪は左右を入れ替えて前輪に移動
    後輪はそのまま前輪に移動 前輪は左右を入れ替えて後輪に移動

    タイヤローテーションを頻繁に行うのは少々手間なので、タイヤが1mm摩耗する5,000kmの走行距離を目安に交換するのがおすすめです。

    また、タイヤ交換をお店に依頼する場合は、念の為タイヤローテーションの希望を伝えておくのがよいでしょう。

    空気圧をチェックする

    空気圧を適正に保つことも、夏タイヤの寿命を伸ばす方法のひとつです。

    なぜなら、空気圧が不足しているタイヤは地面との接地面積が増えるため、摩耗しやすくなるからです。

    適正な空気圧は、運転席のドア開口部に貼られた「車両指定空気圧」から確認しましょう。

    車両指定空気圧

    ただし、指定空気圧よりも多く空気を充填しても、地面との接地面積が減って負荷が集中するため、タイヤの摩耗が早まります。

    空気を充填する際は、指定空気圧の上限10%以内に留めるのがおすすめです。

    空気圧の計測と充填は、ガソリンスタンドやタイヤ販売店で行えます。

    適正な空気圧を保ったタイヤは劣化だけでなく、燃費の悪化も防げるので、調整する際は下記の記事を参考に行ってください。

    必要最低限の荷物を乗せる

    夏タイヤの寿命を伸ばすために、不要な荷物はなるべく車から降ろしましょう。

    車が重いと、その分タイヤへの負担も大きくなり、摩耗を早めてしまいます。

    また、車が重いほど走行に必要な燃料が増えるので、燃費の悪化にも影響します。

    したがって、夏タイヤの劣化と燃費の悪化を抑えるために、不要な荷物を車に載せないようにしましょう。

    ホイールアライメントを調整する

    タイヤの適正な設置角度であるホイールアライメントを守り、過度な摩耗を防ぎましょう。

    縁石への衝突や経年劣化などが原因で、タイヤの適正な設置角度がズレることがあります。

    設置角度がズレた状態で走行を続ければ、タイヤの一部が集中して摩耗することもあります。

    明らかに角度がズレている場合は走行中に違和感を覚えますが、若干のズレは気づきにくいため、定期的に店頭で確認するのがおすすめです。

    適切な方法で保管する

    夏タイヤの寿命を伸ばすため、保管方法に注意してください。

    タイヤはゴムでできているので、未使用の状態でも時間の経過とともに劣化します。

    保管場所の気温や湿度、紫外線などの影響でタイヤの劣化は早まるため、適切な方法で管理しましょう。

    具体的には、以下の手順で夏タイヤを管理するのが有効です。

    1. タイヤを水洗いする
    2. しっかり乾燥させる
    3. タイヤの空気圧を抜いて保管する

    タイヤは汚れや湿度の影響で劣化しやすいため、しっかり洗浄して乾かしてください。

    また、走行時の空気圧の状態で保管すると、内圧でゴムに負担がかかるので、半分ほど空気圧を抜いておくのがよいでしょう。

    タイヤを長持ちさせるための保管方法については、下記の記事で詳しく紹介しています。

    夏タイヤはスタッドレスタイヤよりも寿命が長い

    夏タイヤはスタッドレスタイヤよりも寿命が長い

    一般的に、新品の夏タイヤは溝が8mmなのに対して、スタッドレスタイヤは10mmです。

    「それじゃあ、寿命が長いのはスタッドレスタイヤ?」と思われるかもしれませんが、寿命が長いのは夏タイヤです。

    夏タイヤとスタッドレスタイヤの寿命の違いを、以下にまとめました。

    夏タイヤ スタッドレスタイヤ
    製造年月日 約4年 約4年
    走行距離 約3万km 約1万km

    経過年数の寿命は大差ありませんが、走行距離の寿命が短いのはスタッドレスタイヤです。

    スタッドレスタイヤに使用されているゴムには、低い気温でもしなやかさが損なわれないように、夏タイヤよりも柔軟性が高いものが使用されています。

    そのため、地面との接地面積が増えて、タイヤの摩耗が早くなります。

    夏タイヤをメインに使用して、以下のタイミングでスタッドレスタイヤに切り替えれば、タイヤの交換頻度を抑えられるでしょう。

    ・最低気温が3℃以下(路面が凍結する可能性が高い)
    ・11月〜4月の間(積雪の可能性が高い)

    スタッドレスタイヤと夏タイヤの詳細な使い分けについて知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

    夏タイヤを限界まで使うのは危険

    夏タイヤを限界まで使うのは危険

    前章ではタイヤの寿命を伸ばす方法を紹介しましたが、異変を感じた場合はすぐに交換しましょう。

    タイヤを限界まで使うと、以下のようなリスクが考えられます。

    ・水を排出する溝が浅くなり、濡れた路面でスリップする
    ・ブレーキが効きにくくなり、人や物に衝突する
    ・タイヤが劣化して走行中にバースト(破裂)する

    交換の手間を惜しんでタイヤを使い続けると、大きな代償を支払わなければならない可能性もあります。

    したがって、「そろそろ寿命かもしれない」と感じた際は、迷わずタイヤ交換をするのがおすすめです。

    寿命の見極めが難しい場合は、タイヤ販売店やディーラーで判断してもらうのもよいでしょう。

    タイヤを交換する方法

    タイヤを交換する方法

    寿命が近づいてきたタイヤを交換する方法は、以下3つの方法があります。

    ・自分で交換する
    ・タイヤを購入してお店で交換する
    ・お店でタイヤを購入して交換する

    それぞれタイヤ交換にかかる費用や労力が異なるため、自分に合った方法を試してください。

    自分で交換する

    「タイヤ交換にお金をかけたくない」という方は、インターネットでタイヤを購入して自分で交換する方法がおすすめです。

    工具を購入する費用はかかりますが、2回目以降はタイヤを購入するだけで交換できます。

    取り付けに必要な工具や、タイヤの選び方を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    タイヤを購入してお店で交換する

    「なるべく安い価格でタイヤ交換はしたいけど、取り付けはプロに任せたい」という方におすすめな交換方法です。

    インターネットのタイヤ販売は、店頭に比べて安い傾向にあります。

    取り付けの工賃はかかりますが、タイヤ代と労力を抑えられるのが特徴です。

    タイヤワールド館ベストでは、取付工賃込みの商品もありますので、そのようなタイヤを選択するのも一つの手です。

    「自分の車に合ったタイヤがわからない」という方は、以下の記事を参考に選ぶのがよいでしょう。

    また、タイヤの摩耗を抑えるために、交換と同時にホイールアライメントの点検も行うのがおすすめです。

    お店でタイヤを購入して交換する

    店頭でタイヤを購入すれば、そのまま取り付けてもらえます。

    「とにかく簡単にタイヤ交換を済ませたい」という方におすすめの交換方法です。

    ただし、タイヤの品揃えは店頭よりもインターネットの方が充実している可能性があります。

    タイヤワールド館ベストでは、約2,500種類以上のタイヤを販売しています。

    より多くの選択肢の中からタイヤを選びたい方は、ぜひ一度サイトをご覧ください。

    タイヤに異変を感じたらすぐに交換しよう

    タイヤに異変を感じたらすぐに交換しよう

    夏タイヤの寿命は、走行距離にして約3万km、製造から約4年が目安です。

    しかし、タイヤの寿命は品質や管理状態によって異なるので、目視で判断するのがおすすめです。

    寿命を過ぎたタイヤを使用した場合、スリップやバーストなどの交通事故に遭遇する可能性があります。そのため、少しでもタイヤに異変を感じたら、すぐに交換しましょう。

    タイヤの寿命を守って、充実したカーライフを過ごしてください。

    カテゴリー
    メンテナンスその他 タイヤの基礎知識 西多賀店 パンク

    タイヤのひび割れの原因と許容範囲は?対処法や保管方法などもご紹介!

    最終更新日 2024年9月2日

    タイヤのひび割れがおきる原因は?

    タイヤのひび割れがおきる原因とは?

    タイヤのひび割れの主な原因は以下の4つです。

    1. 紫外線や摩擦熱による劣化
    2. 傷などによる局部への応力の集中
    3. 空気圧不足などによる過度の屈伸
    4. タイヤワックスや艶出し剤などの塗りすぎ

    詳しく説明します。

    1. 紫外線や摩擦熱による劣化

    紫外線や摩擦熱による劣化

    タイヤのゴムは熱の影響を受けやすく、特に夏場はアスファルトの路面温度がかなり上昇するため注意が必要です。

    タイヤのゴムは熱による劣化で固くなり、ひび割れを起こしやすくなります。

    また、夏の厳しい日差しは強い紫外線を含んでいます。この紫外線を受け続けることが、タイヤの劣化へと繋がります。

    タイヤのひび割れやシワは、そのままにしておくとバーストやパンクに繋がってしまう可能性があるので、夏場は特に気をつけましょう。

    2. 傷などによる局部への力の集中

    傷などによる局部への応力の集中

    タイヤに一度傷がついてしまうと、その弱った部分に力が集中し、劣化が進んでしまいます。

    とくに==決められた荷重以上の荷物を積載している車両/==は、燃費の悪化だけでなく、タイヤの劣化も早まりますので、使用しない荷物は車から適宜おろしましょう。

    3. 空気圧不足などによる過度の屈伸

    空気圧不足などによる過度の屈伸

    空気圧は不足しても、多く入れすぎても偏摩耗の原因となります。空気圧不足ではタイヤの両端が偏摩耗し、入れ過ぎでは中心が偏摩耗してしまいます。
    空気圧は高めにする場合でも規定値よりプラス10くらいにしておくのがおすすめです。

    タイヤは適正な空気圧で本来の性能を発揮するので、車種に適した空気圧で走行しましょう。

    タイヤワックスや艶出し剤などの塗りすぎ

    タイヤの見栄えをよくするタイヤワックスや艶出し剤ですが、タイヤの劣化を早める場合があります。

    特に油性のワックスには石油系溶剤が含まれている商品があり、これはタイヤのゴム成分を徐々に溶かしてしまう恐れがあります。

    したがって、タイヤワックスを使用する際には水性のものを選ぶことをおすすめします。

    タイヤのヒビ割れの許容範囲と基準

    タイヤのヒビ割れの許容範囲と基準

    実際にタイヤにひび割れを発見してしまった場合、以下のポイントに注意してどの程度であれば走行可能であるか確認しましょう。

    ●ひび割れの深さや幅
    ●タイヤの製造年月日

    ひび割れの深さや幅


    まず、ひびの状態を確認してください。ひび割れがタイヤ内部のコードに達している場合は、タイヤ交換が必要です。ひび割れが深くまで達している場合バーストの危険性も高まります。

    じつは、タイヤのひび割れの許容範囲については、日本自動車タイヤ協会により使用許容範囲のレベルが設定されています。

    タイヤのひび割れの許容範囲

    引用:日本自動車タイヤ協会

    判断基準はシンプルでひび割れ(クラック)がタイヤ内部のコードに達しない限り継続使用は可能です。

    タイヤの製造年月日

    ゴムの性質上、経年劣化でひび割れはどうしても発生してしまうので、タイヤの製造年月日もチェックしましょう。

    タイヤの製造年刻印

    ↑こちらがタイヤに刻印されている製造年月日です。
    赤枠で囲んでいるところに【2721】とありますが、これは【2021年27週】に製造されたタイヤということになります。

    また、ブリヂストンは、劣化したタイヤについて以下のように説明しています。

    使用開始後5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します。(中略)外観上使用可能のように見えたとしても(溝深さが法律に規定されている値まですり減っていない場合も)製造後10年(注)経過したタイヤ(含むスペアタイヤ)は新しいタイヤに交換されることをお奨め致します。


    引用元:ブリヂストン

    いつ購入したかの目安にもなるので、製造年月日の見方は覚えておくと良いかと思います。

    タイヤのひび割れは修理できる?

    ひび割れは補修できる?

    結論からいうと、タイヤのひび割れは補修はできません。

    なぜなら、タイヤはゴム製品で経年劣化が主な原因となるため、ひび割れは進行していく一方だからです。

    タイヤが地面に接地した際にゴムが伸び縮みしますが、そのゴムが硬くなると伸び縮みしにくくなり、段々と細かいひびが大きくなりゴムが割れてしまいます。

    タイヤの内側には骨組みがあり、そこにゴムを巻き付けて製造されています。

    この骨組みは鉄のワイヤーで出来ているので、ひびが入っている隙間から水等が侵入してしまうと錆びてしまいます。

    錆びてしまうと、走行中に骨組みとゴムが剝がれてしまいこれによりタイヤの強度が下がり、走行の負荷に耐えられず最悪の場合、バーストしてしまう可能性があります。

    ひび割れの状態で走行を続けていると起きること

    ひび割れの状態で走行を続けていると起きること

    タイヤのひび割れは修理・補修が不可能なので、交換以外に方法はありません。そのまま使用し続けてしまうとひび割れが進行し、バーストを起こしてしまう危険性が高まります。

    実際にバーストしてしまったタイヤ

    ダンロップ公式HPより引用

    タイヤのバーストとはタイヤに負荷がかかることでタイヤ内が発熱し、車の走行中にタイヤが破裂してしまう現象のことです。

    衝撃でハンドルが取られる等、コントロールが効かなくなり車が意図しない動きをしてしまうので、最悪の場合、周囲を巻き込む大事故や死亡事故に発展してしまう為非常に危険です。

    また、タイヤはゴムのしなやかさで路面へ密着してグリップ力を発生させたり、路面からの衝撃を和らげる働きをしています。

    経年劣化で固くなったゴムは路面へ密着できず、グリップ力が低下して滑りやすくなったり、乗り心地の悪化・ロードノイズの増大を招くこともあります。

    もし使用している車両のタイヤにひび割れが確認された場合は、早めにタイヤを交換することをおすすめします。

    タイヤのひび割れ・劣化を遅らせる保管方法

    タイヤの劣化を遅らせる保管方法

    タイヤの劣化を遅らせる保管方法のポイントは以下の3つです。

    1. 直射日光や雨を避け、空気を抜いて保管する
    2. 油や熱を避けて保管する
    3. タイヤを過剰に洗浄しない

    詳しく見ていきましょう。

    1. 直射日光や雨を避け、空気を抜いて保管する

    直射日光や雨を避け、空気を抜いて保管する

    ゴムは紫外線により劣化するので、長期間日光にさらしておくとゴム表面にひび割れが発生します。

    またタイヤの空気圧は、クルマの車重や荷重がかかっても十分に耐えられるよう設定されており、かなりの内圧がかかっています。

    取り外してそのまま保管すると、内圧でゴムに負担がかかり劣化やひび割れがより進んでしまいます。

    空気を抜くことでゴムに負担がかからず、劣化やひび割れが抑制されます。

    タイヤは暗く涼しいところで、空気を抜いて保管しましょう。

    2. 油や熱を避けて保管する

    油や熱を避けて保管する

    ゴムは油を吸収する性質を持っているので、油分が発生する環境での保管は避けましょう。

    また、ストーブの近くなど高熱の場所でもゴムが老化してしまいます。

    油が付着したらきれいに拭き取り、せっけん水で洗ってください。
    また熱源の近くでは保管しないでください。

    3. タイヤを過剰に洗浄しない

    タイヤを過剰に洗浄しない

    洗剤やタイヤワックスなどでの過剰な清掃は表面を傷めやすく、サイドウォールを中心に「オゾンクラック(亀裂)」を発生させ、場合によっては空気漏れを起こします。

    通常は水洗いにとどめ、ひどく汚れた場合だけ洗剤を使い、乾いた布で拭くようにしましょう。

    ひび割れでタイヤを新調するならタイヤワールド館ベストへ

    ひび割れでタイヤを新調するならタイヤワールド館ベストへ

    タイヤのひび割れは経年劣化や空気圧、外部からの衝撃などさまざまな原因で起こります。

    ひび割れに気付かないまま走行してしまうと、パンクやバーストを起こし操縦が困難になります。

    重大な事故を引き起こす危険性もあるので、タイヤがひび割れしていないかこまめに確認をするようにしましょう。

    新しいタイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめです。

    定期的にひび割れの点検をして、安心安全なドライブを楽しんでくださいね。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    西多賀店
    西多賀店
    TEL: 022-398-3801
    住所:仙台市太白区泉崎2-23-17
    アクセス:仙台国道286号線沿い
    営業時間:10:00~19:00
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    タイヤの基礎知識 ライターチーム タイヤ交換

    タイヤの空気圧を高めに調整するべき理由は?目安や空気圧の調整方法を解説!

    最終更新日 2024年9月2日

    タイヤの空気圧は高い方がよいという話がありますが、実際どれくらいを目安に調整すべきか知っている方は少ないのではないでしょうか?

    空気圧は高ければよいというものではなく、適正な範囲で調整しなければさまざまな弊害をもたらします。

    本記事ではタイヤの空気圧の目安や空気圧を高くし過ぎた際に起こる弊害、実際に空気圧を調整する方法について解説します。

    タイヤの空気圧を高めに調整するべき理由
    タイヤの空気圧の目安
    タイヤの空気圧が高すぎると起こる弊害
    タイヤの空気圧を調整する方法と気をつけるべきポイント

    タイヤを所持しており、空気圧の調整を検討されている方は、本記事を読んで空気圧の目安や方法について事前に理解しておきましょう。

    タイヤの空気圧を高めに調整すべき理由

    タイヤの空気圧を高めに調整すべき理由

    タイヤは常に車の重量(車重)がかかっており、安全に運転ができるように適正空気圧が指定されています。

    適正空気圧を下回ることで、タイヤが車重に耐えられなくなれば、さまざまな弊害を引き起こし、事故の元になりかねません。

    以下では、タイヤの空気圧を指定空気圧に調整するべき具体的な3つの理由を説明します。

    タイヤの寿命が長くなる

    タイヤはゴム製の消耗品であるため、長く使うことですり減っていきますが、空気圧を適正値に調整することで長持ちさせることができます。

    上述したとおり、タイヤには常に車重の負担がかかっている状態のため、適正空気圧を下回ると本来の形を保てません。

    結果として、転がり抵抗と摩擦が増えてしまい、タイヤを痛めることに繋がります。

    また、空気圧が低い状態ではタイヤの摩擦が均等に起こらずに偏って擦り減っていってしまうため、寿命を短くする原因となるでしょう。

    タイヤの寿命を長くするためにも、指定空気圧に調整することが重要です。

    燃費が良くなる

    タイヤは適正空気圧の状態なら車体姿勢を保てるため、燃費よくスムーズに走行できるのも理由のひとつ。

    しかし、適正空気圧を下回ってしまうと、ゴムがたわんでしまい、車軸が平衡に保てなくなります。

    同時に転がり抵抗が高くなることで、道路との摩擦が増えて燃費が悪くなってしまいます。

    一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)の2021年のテストデータによると、タイヤの空気圧が適正値から30%下回ると燃費が4.6%悪化、60%下回ると12.3%悪化する結果となりました。

    燃費よく走るためにも、空気圧は定期的に調整するようにしましょう。

    操作性の低下を防げる

    タイヤは空気圧を適正値に調整することで本来の形を保ち、適切に操作できます。

    しかし、適正空気圧を下回るとタイヤの形はいびつになっていくため、走行中にハンドルを取られてしまい、安定性の低下や事故に繋がりかねません。

    また、タイヤは道路の凸凹を吸収する役割も担っていますが、空気圧が低い状態で走行していると、細かい振動がシート越しに乗員に伝わってしまいます。

    とくに段差を乗り越える際には、大きな振動が伝わり、ホイールも傷つける可能性があるので注意するようにしましょう。

    タイヤの空気圧の高さの目安

    タイヤの空気圧の高さの目安

    タイヤは本来の機能を発揮して安全に走行ができるように、サイズによって指定空気圧が定められています。

    ただし、指定空気圧の数字は上限数値ではなくあくまで目安であって、規定値よりプラス10ほどは高く調整しても問題ありません。

    とくに高速道路を走行する機会が多いトラックなどについては、走行距離やスピードに伴ってタイヤの負担も大きくなります。その分空気が抜けやすいため、タイヤの空気圧を高めに調整することをオススメします。

    同じタイヤサイズでも車によって指定空気圧は異なる

    タイヤは指定空気圧が定められていると前述しましたが、ご自身の車の指定空気圧を知っている方は少ないのではないでしょうか。

    タイヤサイズが同じであればどの車も空気圧は同じ、というわけではありません。

    「荷重支持機能」はタイヤの重要な役割ですが、空気圧によって支えられる車重は異なります。

    別の言い方ですと、タイヤサイズが同じでも、支える車が変わると必要な空気圧は変化します。

    車ごとに指定空気圧は決められることに注意しましょう。

    メーカー指定の空気圧をチェック

    タイヤのサイズは同じでも、車によって指定空気圧は変わるため、メーカー指定の適正値をチェックするようにしましょう。

    運転席のドア開口部にある「車両指定空気圧」というステッカーからチェックができます。

    指定空気圧表示位置

    取扱説明書をお持ちの方は、説明書にも記載されているので保管しておくことがオススメです。

    車種によってはかなり細かく設定されているものあり、積載重量や乗車人数によって適正値が明記されています。

    空気圧を調整する前に、一度確認するようにしましょう。

    タイヤの空気圧が高すぎることで起こる3つの弊害

    タイヤの空気圧が高すぎることで起こる3つの弊害

    空気圧が低いことで何かしらのトラブルが生じることは想像できますが、高くし過ぎることで弊害が起こることもあります。

    以下では、タイヤの空気圧が高すぎることで起こる可能性が高い3つの弊害をご紹介します。

    乗り心地が悪くなる

    タイヤの空気圧が低い場合は振動が乗員に伝わってしまいますが、高すぎる場合でも乗り心地が悪くなることもあります。

    タイヤの空気圧が高いと内部から外側にかけて空気が大きく押し出され、タイヤがパンパンに張った状態となってしまいます。

    タイヤは道路の凸凹を拾う役割も担っているため、タイヤが張った状態で走行すると、反発して車体自体が跳ねるように感じてしまうかもしれません。

    とくにボディや足回りの剛性が低いタイプの車は、乗り心地が悪くなりやすいため空気の入れ過ぎには注意しましょう。

    ブレーキの効きが悪くなる

    空気圧が高い状態ですと、タイヤが道路に接着する部分がセンター部分に集中し、転がりやすくなるため、ブレーキの効きが悪くなる可能性があります。

    空気圧が適正値の状態ですと、タイヤは全体的に道路に接着しますが、パンパンに張った状態だとセンター部分が少し盛り上がるような状態になります。

    そのため、道路と接着する部分が少なくなり、転がり抵抗が低くなるのです。

    事故を未然に防ぐためにも、タイヤの空気圧の入れすぎには注意が必要です。

    偏摩擦が増えて最悪の場合バーストする

    タイヤの空気圧が高すぎる場合、センター部分が押し出されて偏摩擦が増えることで、パンクや最悪の場合バーストなどにもつながるため注意が必要です。

    タイヤの溝の深さが一定以上あれば法律上使用は可能ですが、センター部分のみ偏摩擦が起こると、とくに足場が悪い道では事故を起こす可能性も高まります。

    パンクやバーストの危険性もあるので、空気圧は適正値に調整するようにしましょう。

    タイヤの空気圧を調整する方法

    タイヤの空気圧を調整する方法

    タイヤは走行せずに車に装着しているだけでも、車重によって空気は少なからず常に抜けていきます。

    とくに寒い冬の時期は、空気が収縮する働きによってタイヤの空気圧が下がる傾向にあるので、1ヶ月に1度程度チェックすることが重要です。
    以下では空気圧を調整する手順を説明します。

    まずは空気圧をチェックする

    まず、タイヤのエアバルブのキャップを外してください。

    工具を使って外す方法もありますが、ホイールの中に落としてしまうこともあるため、素手で外すことがオススメです。

    キャップを外した後は、エアゲージという専用の機械を使って空気圧を測定します。

    エアゲージはショップなどで販売されていますが、ガソリンスタンドでも貸してもらえます。

    空気圧が測定できれば、実際に空気をタイヤに入れていきますが、以下では2つの方法を説明するので参考にしてください。

    タンク型の空気入れで調整する場合

    タンク型の空気入れで調整する手順は、以下の通りです。

    1. 空気入れのホースをエアバルブに接続する
    2. ホースがしっかり接続できているのを確認した後、規定の空気圧まで空気を入れる
    3. 調整する際、空気を入れ過ぎないように適宜レバーを外して、空気圧をチェックする
    4. 空気圧を入れ過ぎた場合はエアゲージに搭載されている空気抜きボタンを押して、適正値に調整する
    5. 空気圧を適正値に調整できれば、ホースを外してエアバルブにキャップをはめる

    タンク内の空気が無くなることもあるので、その際はスタッフの方などに空気の補充を依頼しましょう。

    据え置き型の空気入れで調整する場合

    据え置き型の空気入れで調整する手順は、以下の通りです。

    1. メーター横にあるダイヤルを指定空気圧の数値になるように調整する
    2. ダイヤルを調整できたら、ホースのノズルをエアバルブに接続する
    3. ホースがしっかり接続されると、音が鳴って自動的に空気がタイヤに入る
    4. 音が鳴りやむと空気を入れ終わったサインなので、ホースを外してエアバルブにキャップをはめる
    5. 空気を調整し終えたらダイヤルの針は元の「0」の状態に戻す
    6. 空気が入り過ぎていたらバルブのムシを押して手動で調整する

    はじめて据え置き型の空気入れを使用する場合、わからないこともあるので、不明点などがあればスタッフの方に確認するようにしましょう。

    タイヤの空気圧を調整する際に気をつけるべき2つのポイント

    タイヤの空気圧を調整する際に気をつけるべき2つのポイント

    タイヤの空気圧を入れる際には、空気圧を高めに調整し過ぎないようにする点以外にも気をつけるべきポイントがあります。

    とくにはじめて空気圧を調整する方はわからないことが多く、不安になることもあるでしょう。

    以下では、タイヤの空気圧を調整する際に気をつけるべき2つのポイントを説明します。

    タイヤが冷えているかを確認

    空気圧を調整する際には、タイヤが冷えているかを確認するようにしましょう。

    タイヤは熱を持っていると中の空気圧が膨張してしまうため、本来の空気圧が測定できません。

    とくに高速道路を走行した後は、通常の道路よりスピードを出して走行しているため、タイヤと道路の摩擦が強くなって熱を生じやすくなります。

    たとえば、高速道路を時速120kmで走行したとすると、タイヤの温度は40℃〜50℃上がるとされており、空気圧も伴って10%から15%ほど上がるとされています。

    空気圧を測定する場合は、タイヤを冷ましてから確認するようにしましょう。

    スペアタイヤも一緒に確認

    タイヤの空気圧を調整する際に、スペアタイヤをお持ちの方は一緒に確認するようにしましょう。

    もし、出先でメインタイヤがパンクなどで使用不可になってしまった場合に、空気圧が低くて使用できなければ、スペアタイヤを持っている意味がありません。

    タイヤは、使用しなくても少しずつ空気が抜けていってしまうため、メインのタイヤより少し高めに空気圧を調整しましょう。

    適正空気圧はタイヤ側面に表示されている数字、もしくはホイールに貼られているラベルにて確認できます。

    半年から少なくとも1年に1度は確認することをオススメします。

    まとめ

    まとめ

    今回の記事では、タイヤの空気圧の目安や空気圧を高くし過ぎた際に起こる弊害、実際に空気圧を調整する方法についてまとめてきました。

    空気圧をあまり確認してこなかった方は、指定空気圧を下回っている可能性もあり、安全性や燃費の低下につながる可能性もあるので、定期的に確認することをオススメします。

    タイヤの空気圧を調整する場合はタイヤワールド館ベストで行うのがオススメです。

    専門のスタッフが空気圧の確認方法や調整方法について、丁寧に説明いたします。

    宮城県に7店舗、全国に約3,200の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    摩擦などによって劣化が進んでおり、タイヤの交換が必要な場合はインターネットでのご予約も可能ですので、ぜひタイヤワールド館ベストをチェックしてみてください。

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    泉八乙女 SUV

    カローラクロスにおすすめの16インチ・17インチのアルミホイール

    最終更新日 2024年12月4日

    2021年9月デビューのカローラクロスは、カローラシリーズ初のSUV車として話題になっている今大人気のクルマです。カローラクロスは純正サイズ17インチ・18インチですが今回は16インチのホイールもご紹介します!最新モデルも交えておりますのでぜひご覧ください。

    カローラクロスのグレード別ホイールサイズ

    カローラクロスのインチダウンは16インチまでが一般的には推奨されています。
    ただし、ホイールの形状によっては、ブレーキキャリパーへの干渉などが原因でインチダウンが不可能な場合もあります。
    また、正規ディーラーの多くはOKサインを出していないので、車検・点検時には注意が必要になります。

    15インチへのインチダウンは社外ホイールがブレーキキャリパーへ完全に干渉してしまうため不可です。

    カローラクロス16インチにおすすめしたいホイール

    スタッドレスタイヤを16インチへインチダウンするユーザーが多いと思いますが、リフトアップをしていて夏用のタイヤゴツゴツ系のタイヤを装着したい!そんな方も少なくないと思います。そんな方へおすすめするホイールもご紹介します!

    DELTA FORCE OVAL|デルタフォース オーバル

    ディスクは12本のスポークリム側をテーパー加工したホールで構成されており、剛性が強いホイールです。オフホイールをお求めの方に人気のホイール。シンプルにビードロック風のデザインが人気の理由の一つです。
    ※※※リフトアップ等の確認が必要になります。

    WORK CRAG T-GRABICⅡ|ワーク クラッグ Tグラビック2

    数量限定で発表されたブラック/オレンジロック(BLKRCO)がベストに限定1台!独創的なスポーク形状が陰影で浮かび上がるカラーリングがイチ押し。
    ※※※リフトアップ等の確認が必要になります。

    MID NITRO POWER M26 CROSS FANG|ナイトロパワー M26 クロスファング

    オフホイールで人気のマルカ ナイトロパワーシリーズから2023年新商品が登場!スポークがリムフランジまで繋がるデザインを同シリーズの人気モデルであるクロスクロウより引き継ぎ、名であるファング(FANG)= 牙を造形。また一味違ったデザインがカローラクロスを変身させます。
    ※※※リフトアップ等の確認が必要になります。

    KYOHO SMACK LEGINA|共豊 スマック レジーナ

    スタイリッシュにしたいのであればスマックシリーズ!ブラックとメタリックカラーが足元を引き締めます。夏タイヤにも冬タイヤにもマッチするスマックレジーナはかなりの人気モノ。価格もリーズナブル!おすすめです。

    カローラクロス17インチにおすすめしたいホイール

    WEDS LEONIS RT・VR|ウェッズ レオニス RT・VR

    高い品質と優れたデザインで人気を集めているレオニスシリーズ2023年の新作モデルは2種類!

    WEDS LEONIS RT|ウェッズ レオニス RT

    メインスポークに捻りを加えたデザインの『RT』。金属を切り削りとる切削部にミラーカットを採用し、より輝きを放つデザイン性が魅力です。華やかさを兼ね備えつつ自然体を求めているユーザーへおすすめです。

    WEDS LEONIS VR|ウェッズ レオニス VR

    リムまで伸びた3D形状にスポークエンドは末広がりに…立体で協調性のあるデザインが魅力。特徴のある力強いデザインがお好みの方へおすすめです。

    WEDS MUD VANCE 08|ウェッズ マッドヴァンス08

    四駆ホイールをお求めの方に大人気のウェッズマッドヴァンスシリーズから新商品が登場!こだわりはかなり凝っていて…ホイールのデザイン面全体にショットピーニング処理を施し、塗装面にザラついた質感を出しています。 艶消しの仕上げでより一層のマット感を表現した新しいカラーモデル!

    WEDS Sport SA-27R |ウェッズ ウェッズスポーツSA-27R

    ウェッズスポーツの人気シリーズSAのラインナップに2023年モデルの「SA-27R」が加入。スポーティー感を出したいカローラクロスユーザーへおすすめしたいホイールです。十分な強度と剛性を確保しながらグラム単位にまでこだわり軽量化を実現しています。

    MID RMP 025SV|マルカ アールエムピー025SV

    2023年RMP新作ホイールは平行にのびたな5本スポークのようなシルエットデザイン。細かな部分までエッジ感を洗練されたスポーティー感漂うプレミアムホイールです。最新の深みのあるボディカラーと調和し足元を彩ります。大人シック系に仕上がります。

    MARUKA M10 PERSHING BARREL BLACK EDITION|マルカ M10パーシング バレルブラックエディション

    M10シリーズに2023年新フェイスが登場です。今までのM10とはちがうカラーリングで実現した無骨感がオフホイールに持ってこいなデザインです。すでに人気殺到の予感!

    4x4engineering Air/G Rocks|4×4エンジニア エアージー ロックス

    ワイルドなアメリカンスタイルを代表する4x4engineeringのホイール。メッシュフェイスが現代を現し今のどんなモデルにもマッチします。立体感を強調させたいユーザーへおすすめです。

    ホイールを社外に変えたらナットの購入も忘れずに

    社外(純正ホイール以外)のホイールを装着する際には社外ホイール用ナットが必要になります。
    なぜならトヨタ純正ナットは特殊な形状をしており、社外ホイールに取付をしてしまうとしっかりはまりません。すると車体からタイヤホイールが外れてしまう最悪のケースが考えられます。ホイールの穴形状にしっかりと合うナットを装着しましょう。

    カローラクロスの場合は社外ホイール用のナットサイズは
    【M12×P1.5 21HEX】です。
    社外用ナットを装着した際、外したトヨタ純正ナットは車のトランクなどに大切に保管して下さいね。

    あわせて読みたい

    ナットは車種ごとに形状が違います!正しく付けて安全走行!
    ナットの存在…知っていますか?
    車にタイヤとホイールを装着するのに必要不可欠な部品です。
    簡単に言うと、ナットがなければ車は動かせません!
    小さな部品ですが大きな役割を果たしており、
    使用する種類を間違えると大惨事を引き起こします。
    今回はそのナットがどのように必要なのか、
    何が大切なのかをご紹介します。…

    まとめ

    半導体不足で納車が遅れていたり、受注を停止していたりと手元にこないユーザーがまだまだ多いようですね。しかし最近では長い事待ちようやく納車されている方もやや多い傾向にあります。カッコイイカローラクロスに素敵なホイールを装着して誰よりも素敵なカローラクロスにしませんか?まだまだホイールの種類はありますので他に気になる商品がありましたらいつでもご相談ください!

    タイヤワールド館ベストの公式インスタグラムではお客様の装着写真を掲載しています!ぜひご覧ください。

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    泉八乙女 車高調

    車高調の基礎知識!性能・予算別で自分にピッタリの商品を選ぼう

    最終更新日 2025年4月26日

    多くの車高調がラインアップされていますが、どの商品がどのような性質特徴を持っているか知っていますか?カスタムをするのには必要不可欠と言っても過言ではない車高調。愛車をカッコ良くキメたいですよね。今回は!全長調整式…減衰力…調整…単筒式…など、「つまりなんのこと?」そう思っている方へ!理解しつつもイマイチな方へ!是非読んでみて下さい。

    車高調とは?

    車高調とは「車高調整式サスペンション」の略称で、車高の調整をするサスペンションを意味します。
    車高調にはいくつかの種類があり、それぞれで特徴が異なります。

    また、車高調を取り付けることで、減衰力といってサスペンションの動作を制限する力を調整することも可能です。
    減衰力の調整段階も車高調の製品により異なり、10数段階の調整のものから40段階ほどまで調整できるタイプがあります。
    ハードに調整するとクイックで爽快なハンドリングになり、ソフトに調整するとしなやかで快適な乗り心地になり、自分好み、自身の用途に合った調整を可能にします。

    また、減衰力調整は、乗り心地を変えるだけではなく直進安定性を高めるなどの効果があり、走行機能の向上に重要な役割を果たします。

    それぞれの名称と役割

    ここでは、わかりにくい専門用語について画像とともに紹介していきたいと思います。

    ショックアブソーバ
    スプリング
    アッパーマウント
    ブラケット

    ショックアブソーバ

    乗り味を決める重要なパーツ。内部のオイルの動きを制御して足の味付けを決める。

    スプリング

    クルマの車重を支えるのと路面から受ける衝撃を緩和・吸収し必要以上に車体や乗員にその衝撃を伝えないようにするパーツ。

    アッパーマウント

    車重を受け止める取り付部。多くは強化ゴムに変更して剛性アップを実現。

    ブラケット

    全長調整式において、車高を変える部分。ロックシートを緩めて、ショックを回転させて車高を調整。ネジ式は、この部分が一体型となる。

    全長調整式とネジ式それぞれの特徴

    全長調整式の特徴

    ショック下部の車体に取り付ける部品であるロワブラケットを上下させ、サスペンション自体の長さを変えて調整。
    乗り心地や走行性などを低下させないのが特徴の一つです。調整可能な範囲が広く、自由が利くのも利点。
    構造が複雑なため高価な製品が多いです。

    ネジ式の特徴

    スプリング下部の受け皿であるロワシートを上下させ、ばねの取り付け位置で調整。車高調整が容易であることが特徴の一つ。
    構造が単純なので安価な製品が多いです。

    単筒式と複筒式のそれぞれの特徴

    単筒式

    ひとつの筒で機能するサスペンションで、ショックアブソーバーのシェルケース内がピストンケースになっている構造です。

    複筒式

    シェルケースの中にもうひとつ筒がある二重構造になっているサスペンションです。

    比べてみると…

    減衰力調整は固定式と調整式どちらを選んだら良い?

    減衰力調整式

    調整可能な段数はメーカーやモデルによってさまざまですが、上限から下限までの幅は大きく変わりません。段数が多ければ多いほど減衰力特性が優れているということではなく、細かく調整でき自身に合った乗り心地・ハンドリングを設定できます。

    減衰力固定式

    あらかじめメーカーが車種に合わせてベストなセッティングにしてあるのが特徴のひとつです。調整を必要としない方、リーズナブルな価格を求めている方へ最適です。

    みなさん車高調の各所パーツの役割などご理解頂けましたでしょうか?車高調の事を知りこれからのカスタムをより楽しめますように!!

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    栗生店 軽自動車 SUV

    タフトドライバー必見!最適なアルミホイールの選び方とおすすめホイールのご紹介

    最終更新日 2024年8月2日

    大人気軽自動車ダイハツタフト。近年軽自動車ユーザー様の間でごつごつしたタイヤを履かせたりとカスタムの領域も様々でワクワクしますよね!本日はダイハツタフトについて詳しくご紹介していきます!

    まずはタフトに合う適切なホイールサイズを選びましょう

    ダイハツタフトの純正ホイールサイズ

    ▶純正タイヤサイズ
     165/65R15

    ▶純正ホイールサイズ
    1545 4/100+45

    型式・グレードによって純正に装着されるホイールはアルミホイール、もしくはスチールホイールになります。

    タフト純正ホイール

    タフト純正ホイール
    このような鉄ホイールの場合はダイハツのロゴが入った
    センターカバーが装着されます。鉄ホイールを冬用にし
    アルミホイールを購入される方がとても多いですよ!

    タフト純正ホイール

    ホイールサイズが大きすぎると起きる問題

    インチアップをしたタイヤホイールは、タイヤの幅が変わっているので車体の各部へ当たってしまう可能性があります。そうなると運転中、ハンドルをきった際にタイヤを削ってしまい、大変危険です。車体に干渉していないかどうか、しっかりと確認することが大切です。

    インセットの許容範囲

    インセットとは、ホイール(リム幅)の中心線から取り付け面までの距離を表します。

    ホイールの中心位置がディスク部より外側に取り付け面があればインセット(プラス記号)、プラスマイナス0であれば「ゼロセット」、内側にあればアウトセット(マイナス記号)となります。

    インセット

    ホイールを購入するときのポイント

    予算を決める

    どのホイールメーカーを選ぶかによって予算は変わってきます。
    だいたいで構いません!おおよそこの位の予算内でドレスアップしたいな~というのを決めておくと予算内からスタッフがピックアップさせて頂きます。ピンからキリまであるのでお財布と相談して決めてくださいね。

    予算

    こんなイメージにしたいというのをざっくり決める

    タフトであれば純正のホイールと同じ感じにしたい、今流行のゴツゴツしたワイルド系のオフロードホイールにしたい、スポーティーな感じにしたいなど仕上がりのイメージをお伝え下さい!

    ざっくりとしたイメージがあるとホイールを選ぶ時にあまり迷わずに済むと思います。

    迷う

    ホイールブランドの特徴を知る

    各ホイールメーカーによって特徴は変わってきます。

    ①鋳造ホイール
    ②鍛造ホイール
    ③軽量ホイール
    ④防錆塗装がされていて腐食に強いホイール

    等様々なホイールがあります。他にもスポーティな感じが得意なメーカー、高級感溢れるメーカー、カラーホイールの取扱いが多いなど特徴はそれぞれ!

    タフトに似合うホイールをベストがセレクト!

    流行のワイルド系に仕上げたいならこのホイール

    ①WORK CRAG CKV クラッグ・シーケーブイ
    ■15×4.5J 4/100+45
    ■ブラックマシニングカットクリア
    WORK CRAG CKV

    タフトWORK CRAG CKV

    ▶オフ系ホイールとして魅力的なクラッグ。
    オフ系ホイールはマッド系の色が多いですがグロスブラックマシニングカットクリアが高級感が出ます。

    ➁RAYS TEAM DAYTONA M9 チームデイトナM9
    ■15×5J 4/100+45
    ■SBP/BBP

    RAYS TEAM DAYTONA M9

    ブラック/ディスククリアスモーク

    RAYS TEAM DAYTONA M9

    セミグロスブラック/リムダイヤモンドカット

    ↓オートサロンのお写真です!
    今大注目のデリカミニになります!!

    デリカミニ デイトナ装着

    ▶アメリカンでワイルドな印象を持つM9。
    1番の特徴は、1ピース構造ながら、
    まるで別体パーツで構成されているようなビードロックリングデザインが特徴です。

    ③MLJ XTREME-J XJ04  エクストリーム・ジェイXJ04

    ■15×4.5J 4/100+43
    ■サテンブラック/グロスブラックマシーン・スモーククリア

    MLJ XTREME-J XJ04 

    MLJ XTREME-J XJ04 
    ▶SUVユーザー様にも大人気なエクストリームJシリーズ!
    軽自動車サイズもあり、オフ系ホイールにピッタリです。

    ブランド・品質にこだわるならこのホイール

    ①BBS RP
    ■15×4.5J 4/100+45
    ■DS/DB/GL

    ▶アルミ鍛造1ピースホイール。8本クロススポークの軽量モデルで、高級感溢れる一台に仕上がります。

    ➁ENKEI PF05

    ■15×5.0J 4/100+45
    ■Dark Silver/Matte Dark Gunmetallic/White/Gold

    エンケイPF05

    ▶5本スポークでお車をスポーティーに魅せてくれます。
    上品且つ躍動感溢れるコンケイブスポークデザインが特徴です。

    ③SSR GTX03 ジーティー エックスゼロスリー
    ■15×5.0J 4/100+45
    ■クロムシルバー/マシンドグラファイトガンメタ+スモーククリア
    SSR GTX03

    SSR GTX03

    ▶軽量化と高剛性化を実現したのがGTX03の持ち味です。

    安いのにこんなにかっこいい!大満足な仕上がりはこのホイール

    ①KYOHO PPX MIL:8 ピーピーエックス ミルエイト
    ■15×4.5J 4/100+45
    ■SEMI-GLOSS×YELLOW LINE

    ミルエイト
    ダイハツ タフト
    ▶人と被らないような個性的なホイールで目立つこと間違いなし!オフロードテイストを強調し、個性と逞しさを表現しているホイールはいかがですか?

    ➁HOT STUFF LaLA Palm CUP ララパームカップ
    ■15×4.5J 4/100+45
    ■プラチナシルバー&リムポリッシュ/パールホワイト&リムポリッシュ/ピアノブラッグ&リムポリッシュ

    ララパーム

    ララパーム

    ララパーム

    ▶コロンとしたフォルムでボリュームのあるスポークが特徴的です。お車をよりスポーティに魅せてくれます!

    ③WEDS RIZLEY MG ライツレーエムジー
    ■15×4.5J 4/100+45
    ■BLACK METALLIC/POLISH

    ライツレー

    ▶ホイールのカラーの中でも人気の高いブラックポリッシュ。
    腐食に強い粉体クリアーも採用されているので安心です。

    お客様のご希望をお聞かせください

    予算・ご希望のホイールメーカー・ホイールのカラー・ホイールの形などお客様のご要望に合ったホイールをご提案させていただきます!

    ざっくりしたイメージで大丈夫なのでぜひお客様のご要望をお聞かせください!ドレスアップ・ホイール購入のお客様はぜひお近くのタイヤワールド館ベストまでご来店ください!

    タイヤワールド館ベスト:軽自動車特集ページタイヤワールド館ベスト:軽自動車特集ページ軽自動車のおすすめホイールセット一覧はこちら>>

    まとめ

    本日はダイハツのタフトについて詳しくご紹介させていただきました。タフトはカスタムの領域も様々で考えるだけワクワクしますよね!
    タイヤをゴツゴツしたブロックタイヤにしてリフトアップにしたり~なんて考えるだけで楽しくなりますよね!

    ホイールのご相談ドレスアップのご相談、ぜひタイヤワールド館ベストまで!みなさまのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております!

    ↓ベストでドレスアップさせていただいた素敵なタフトの写真も是非ご覧ください!

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    タイヤの基礎知識 ライターチーム

    車検に通るタイヤの溝の基準は?測り方や車検費用を抑えるポイントを紹介

    最終更新日 2025年3月21日

    車を利用しているなら、車検を避けては通れません。車検ではさまざまな点から車の状態をチェックされますが、タイヤの溝の深さも点検項目のひとつです。

    しかし、どれくらいの溝の深さであれば車検に合格するのか知っている方は少ないのではないでしょうか?

    本記事では車検に合格するタイヤ溝の深さや、初心者でもできる車検前のタイヤ溝の測り方、タイヤを長持ちさせる方法などについて解説します。

    1. 車検にてタイヤの溝が測られる理由
    2. タイヤ溝の深さの合格基準
    3. 初心者でもできる車検前のタイヤ溝の測り方
    4. 溝の深さ以外に車検に落ちやすいタイヤの特徴
    5. タイヤを長持ちさせる方法

    また、溝が減ったタイヤを使い続けるリスクや車検費用を抑えるポイントも紹介しています。タイヤの安全性や、車検の費用負担などを気にしている方にも役立つ内容です。

    本記事を参考に、車検に向けてタイヤ溝の合格基準や測り方を事前に知り、対策を講じられるようにしておきましょう。

    5円玉を使ったタイヤの溝の測り方

    車検におけるタイヤ溝の深さは1.6mm以上が合格基準

    車検ではタイヤ溝の深さの合格基準は、乗用車・軽トラック以上であれば1.6mm以上と明確に決まっており、高速道路においては車種によってサイズは異なります。

    以下は車種・道路による合格基準の早見表になります。

    車種 一般道路 高速道路
    乗用車・軽トラック 1.6mm 1.6mm
    小型トラック 1.6mm 2.4mm
    大型トラック・バス 1.6mm 3.2m

    高速道路では一般道路に比べ、スピードが速いので大きな事故が起こりやすいことから、溝の深さが一般道路に比べ深くなっています。

    車検でタイヤの溝の深さが測られる3つの理由

    車検でタイヤの溝の深さが測られる3つの理由

    タイヤは車が走行する上で重要な役割を担っており、タイヤの状態は車検において厳しく確認される項目のひとつです。

    タイヤ溝には保安基準が設けられており、基準に満たない場合は不合格となります。

    車検では運転の安全性を考慮してタイヤ溝が測られるので、事前に溝の深さを確認することが重要です。

    また、燃費や環境面などへの影響にも配慮されているため、車にかかる費用の節約や環境保全の効果も期待できます。

    1.運転する際の安全性が考慮されている

    運転の安全性を考慮するのが、車検の際にタイヤ溝の状態を確認される理由の1つです。タイヤは消耗品なので、運転に伴って摩擦して徐々にすり減ったり、劣化していったりします。

    タイヤに傷が蓄積されていくと、ブレーキ機能やハンドリング機能が低下し、安全に運転できなくなります。

    とくに、路面が濡れている場面ではタイヤ溝が浅くなっていると、路面とタイヤの間に水の膜ができる「ハイドロプレーニング現象」が起こり、ハンドルが取られて車体がスリップしてしまうため注意が必要です。

    運転する際の安全性を考慮して、タイヤは定期的に交換することが望ましいでしょう。

    2.道路運送車両法で罰則が規定されている

    タイヤの溝の深さは運転の安全性に大きく関係していることから、国土交通省で保安基準が設もうけられており、基準に満たない場合は公道を運転できません。

    基準値未満にもかかわらず、公道を運転していた場合は道路交通法違反となり、「違反点数2点の加算」 、普通自動車の場合は「9,000円の罰金」(2025年2月時点)が科されます。

    気付かずに運転していることもありますが、安全面や法律面における罰則もあるので、定期的にチェックするようにし、溝が浅い場合は交換するようにしましょう。

    3.燃費や環境面などへの影響に配慮されている

    タイヤの溝の深さは、車の燃費や環境への影響にも関係しています。溝が浅くなるとタイヤの転がり抵抗が大きくなり、スムーズに進みにくくなるため、余計なエネルギーが必要です。

    転がり抵抗が大きくなると燃費が悪くなり、ガソリンを多く消費することになります。ガソリンを使う量が増えると、二酸化炭素(CO₂)の排出量が増え、地球温暖化の原因となるでしょう。

    さらに、タイヤが摩耗するとゴムの微粒子が削れて空気中や道路に広がり、環境汚染の一因となる可能性があります。

    そのため、車検ではタイヤの溝の深さを確認し適切な状態を保つことは、燃費の悪化を防ぎ、環境への影響を減らすことが大切です。

    初心者でもできる車検前のタイヤ溝の測り方

    初心者でもできる車検前のタイヤ溝の測り方

    上述したようにタイヤの溝は、運転の安全性や法律面も考慮して車検前に一度チェックすることが望ましいです。

    しかし、はじめて車検を受ける方はタイヤ溝の測り方をよく知らないかもしれません。

    ここでは、タイヤ溝の深さを一目でチェックする方法や正確に測る方法、5円玉を使ったタイヤの溝の測り方などを説明します。

    溝の深さを一目でチェックする方法

    タイヤ溝の深さを一目でチェックするには「スリップサイン」を目安にします。

    タイヤ溝が1.6mm以下になるとスリップサインが出現するので、ひとつでもあらわれた場合は車検には通りません。

    また、降雪地帯では冬用タイヤであるスタッドレスタイヤの着用が必要ですが、スリップサインの代わりにプラットホームでタイヤ溝の深さを確認できます。

    スリップサインで一目でわかる!

    スリップサインとは、タイヤの残り溝が1.6mm以下になると出現するサインです。

    タイヤの側面には4〜9個の「△」マークがついており、△マークの延長線上にある溝の底にスリップサインがつけられています。

    新品のタイヤは溝の深さが約8mmなので、スリップサインが出た段階で摩擦によりすり減っている状態です。

    ひとつでもスリップサインがあらわれると車検には通らないので、事前に確認するようにしましょう。

    スタッドレスタイヤはプラットフォームホームを確認

    降雪地域や積雪・凍結道路では夏用タイヤではスリップの危険性があることから、冬用タイヤであるスタッドレスタイヤの着用が必須です。

    スタッドレスタイヤはトレッド面に細かな切込みが入っており、ハンドルが取られやすい悪路においても走行しやすいのが特徴です。

    スタッドレスタイヤでは夏用タイヤのスリップサイン以外にも、タイヤ側面に記載されているプラットフォームホームで残り溝の深さを確認できます。

    プラットフォームホームは残り溝が50%以下になったときにあらわれ、冬用タイヤとして雪道では性能が発揮できないことを示します。

    スタッドレスタイヤの使用期限の目安はおおよそ新品購入時から3〜4年で、夏用タイヤと同様に定期的にタイヤの状態を確認するようにしましょう。

    正確に測る方法

    前述した方法では簡単にタイヤの溝をチェックできましたが、正確に測る方法も2つあります。

    以下では工具道具を使う方法と専用の器具を使う方法について、詳しく説明します。

    工具道具の「ノギス」を使って測る

    ノギスとは物の長さを測るのに使用される工具道具で、工具店で簡単に購入できるものです。

    主尺目盛りと副尺目盛りを「0」に合わせて、デブスバーという尖った先端部分をタイヤの溝に垂直に置いてスライダーを動かしながら測ります。

    副尺目盛りが「0」になっているところで、主尺目盛りで出る数値がタイヤの溝の深さとなります。

    タイヤの摩擦を測る専用器具の「タイヤゲージ」を使って測る

    タイヤゲージとは、タイヤ取扱店でタイヤの溝の深さを計測するのに使用される専用器具です。

    ノギスと同じく主尺目盛りと副尺目盛りの2つがあり、スリップサインの位置を避けて先端部分を溝に垂直に当てることでタイヤ溝の深さを計測できます。

    副尺目盛りが0になっているところで、主尺目盛りを読み取るようにしましょう。

    5円玉を使ったタイヤの溝の測り方

    5円玉と使って、夏タイヤの残り溝を測ることも可能です。以下の図のように、5円玉を溝に差し込み、5円玉の見える部分を確認すれば残り溝を測れます。

    5円玉を使ったタイヤの溝の測り方

    5円玉を垂直に差し込んだとき、「五」の文字の三画目の横線が見えたら、溝の深さは約4mmです。これはタイヤの性能が低下し始める目安となるため、交換を考えたほうがよい時期といえます。

    さらに「五」の文字がすべて見えると残り溝は約1.6mmで、すぐにタイヤ交換することが必要です。

    溝が浅くなると、燃費が悪くなったり環境に悪影響を与えたりすることがあります。安全で快適に走るためにも、定期的にタイヤの状態をチェックし、適切なタイミングで交換しましょう。

    スリップサインが出たタイヤを使い続ける3つのリスク

    スリップサインが出たタイヤを使い続ける3つのリスク

    タイヤには「スリップサイン」と呼ばれる摩耗の目印があります。

    スリップサインはタイヤの溝が1.6mm以下になるとあらわれ、そのまま走行すると道路交通法違反となるだけでなく、安全性も大きく低下します。

    スリップサインが出たタイヤを使い続けると、さまざまなリスクが発生し非常に危険です。

    主なリスクは、走行性能の低下やハイドロプレーニング現象の発生、パンクやバーストの危険性が高まることなどです。それぞれのリスクについて詳しい内容を確認しましょう。

    1.走行性能に支障が出る

    タイヤの溝は、地面をとらえグリップすることで、安定した走行を支える重要な役割があります。そのため、スリップサインが出るほど摩耗すると、グリップ力が低下し、加速やブレーキなどの効きが悪くなります。

    とくに、カーブを曲がる際にタイヤが滑りやすくなり、スリップすることで重大な事故のリスクが高まり非常に危険です。

    また、摩耗したタイヤは転がり抵抗が増し、燃費が悪化することもあります。走行中の振動や騒音が大きくなることもあり、運転の快適性も損なわれます。

    タイヤの性能が低下すると、運転のしやすさや安全性に悪影響を及ぼすため、スリップサインが出たら早めにタイヤ交換しましょう。

    2.ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなる

    タイヤの溝には、雨の日に路面の水を排水し、タイヤがしっかり地面をとらえるようにする働きがあります。しかし、スリップサインが出るほど溝が減ると排水機能が弱まり、雨の日に「ハイドロプレーニング現象」が発生しやすくなります。

    ハイドロプレーニング現象とは、タイヤと路面の間に水の膜ができ、タイヤが浮いたような状態になることです。この現象になると、ハンドルやブレーキがほとんど効かなくなり、制御不能に陥る恐れがあります。

    とくに高速道路で発生しやすく、重大な事故につながることもあるため、雨の日の安全を確保するためにも、スリップサインが出る前にタイヤを交換することが重要です。

    3.パンクやバーストの恐れが高まる

    タイヤがすり減ると、ゴムの厚みが減り、内部構造にまで影響が及ぶ恐れがあります。たとえば、過度な摩耗状態のタイヤに小さな石やガラス片が刺さると、急にパンクするリスクがあります。

    さらに、長時間の走行や高温の路面の影響でタイヤに大きな負荷がかかると、「バースト」と呼ばれる破裂が起こる危険もあるでしょう。

    急なパンクやバーストは、突然タイヤの空気が抜けて車がコントロール不能になり、重大事故につながることもあります。

    溝の深さだけでなく、ひび割れや変形がないかも定期的に確認し、早めのタイヤ交換を心がけましょう。

    溝以外も確認!車検に落ちやすいタイヤの特徴

    溝以外も確認!車検に落ちやすいタイヤの特徴

    タイヤ溝の深さについて解説しましたが、タイヤの溝が1.6mm以上でも車検に落ちることがあります。そこで以下では、車検に合格するための溝以外の項目を解説します。

    ● ひび割れや傷
    ● タイヤの変形
    ● 空気圧の低下

    また、通常の走行の安全性にも役立つ内容なので、以下の内容をチェックしてください。

    ひび割れや傷

    車検では、タイヤの劣化状況を確認されます。タイヤはゴムでできているため、使用開始から数年経過するとゴムが硬直して傷やひび割れが生じるためです。

    あまり走行していない場合でも、車重によりタイヤに均一に圧力がかかってしまい、ひび割れが起こる場合もあります。

    ひび割れや傷が付いたタイヤでは、ハンドリングがうまくきかないことがあり、車検には通りにくくなります。

    また、傷やひび割れが深くなると最悪の場合はタイヤが破裂する「バースト」状態に陥ってしまうでしょう。

    タイヤの変形

    タイヤの変形具合も、車検で確認される項目の1つです。タイヤは劣化や摩擦によるダメージでゆがみやこぶのようなものができ、形状が変形することがあります。

    なぜなら、タイヤが変形した状態で走行すると、運転に支障をきたしてしまうからです。

    摩擦による変形は均一には起こらず、前後左右で異なります。タイヤが変形したままの場合、道路にしっかり接着せず滑りやすくなります。

    この状態では、障害物に接触するなどの事故の原因になりかねません。また、ハンドルやエンジン音に異常が出ることもあるので注意しましょう。

    空気圧の低下

    車検では、空気圧の状態もチェックされます。

    ひび割れ同様、タイヤの空気圧によってもハンドリングがうまくきかなくなり、安全に走行できないので車検に通らない場合も。

    適正な空気圧は、タイヤの大きさや車の車種によって異なります。

    車の適正な空気圧は運転席側のドアを開けた脇に記載されているので、一度確認してください。

    車検費用を安く抑える3つのポイント

    車検費用を安く抑える3つのポイント

    車検では、タイヤの溝以外にもさまざまな点検項目があります。車検には数万円から十数万円かかることが多く、できるだけ費用を抑えたいと考える人も多いでしょう。

    車検費用には「法定費用」と「整備費用」が含まれており、法定費用はどこで受けても変わりませんが、整備費用は依頼先によって大きく異なります。

    費用を抑えるためには、ユーザー車検の利用や複数の業者での見積もり、検査項目を必要最低限するなどの工夫が効果的です。それぞれの方法について詳しく説明します。

    1.ユーザー車検を利用する

    車検はディーラーや整備工場に依頼するのが一般的ですが、自分で運輸支局に車を持ち込み、検査を受ける「ユーザー車検」を利用することも可能です。

    ユーザー車検を利用すれば、法定費用や部品交換代のみで支払いが済み、整備費用や代行手数料がかからないため、ディーラーや整備工場に依頼するより安くなる可能性があります。

    ただし、事前に点検や整備を自分で行う必要があり、車の知識がないと難しいのが実情です。ユーザー車検は、車の点検に関する知識があり手間をかけられる人には、もっとも安く済ませる方法としておすすめです。

    2.複数の業者に見積もりを依頼する

    車検の整備費用は依頼する業者によって異なるため、できるだけ安く抑えたい場合は、複数の業者に見積もりを依頼するのが有効です。

    それぞれの業者の車検費用の傾向は、以下のとおりです。

    業者の種類 車検費用の傾向
    ディーラー 費用は比較的高め
    整備工場・カー用品店・ガソリンスタンド 費用は比較的低め
    車検専門店 割引サービスが豊富

    見積もりで複数の業者を比較することで、どの業者がコストパフォーマンスがよいのか判断しやすくなります。安さだけでなく、整備の内容やサービスも確認しながら、最適な業者を選ぶようにしましょう。

    3.必要最低限の項目だけ検査してもらう

    車検では、業者によって追加の整備や部品交換をすすめられることがあります。しかし、すべての検査や部品交換が必要とは限らないため、車検に通過するための、最低限の整備だけを依頼することで費用を抑えられます。

    車検に通るために最低限必要な点検項目は決まっており、それ以上の整備は原則任意です。たとえば、「ブレーキパッドの交換」や「オイル交換」などは、まだ使用できる状態なら、車検時に必ず行う必要はありません。

    事前に自分で点検し、必要な整備だけを依頼すれば、無駄な出費を防ぐことが可能です。見積もりの際に業者の説明をしっかり聞き、納得できる範囲で整備を依頼することが重要です。

    タイヤを長持ちさせるための5つの対策方法

    タイヤを長持ちさせるための5つの対策方法

    タイヤは消耗品であるため、状態によっては交換が必要です。しかし、何度も交換するとお金もかかるため、長持ちさせたいと思っている方も多いことでしょう。

    車種によってタイヤにかかる負担も異なり、摩擦するスピードが速いものもあります。

    以下ではタイヤを長持ちさせるための5つの方法を解説するので、日々のメンテナンスの参考にしてみてください。

    1. ローテーションで摩擦を軽減する
    2. 適度に空気圧を調整する
    3. 急発進や急停止を控える
    4. タイヤを適切な場所に保管する
    5. ホイールアライメントを調整する

    1.ローテーションで摩擦を軽減する

    タイヤローテーションは前後左右のタイヤの位置を取り換えて摩擦を抑える方法です。

    タイヤの摩擦の速度は車重や装着している位置によっても異なり、エンジンの動力が伝わるタイヤほど摩擦していきます。

    たとえば、エンジンと駆動輪がフロント部分に位置するフロント車では前輪が、エンジンが駆動輪の後ろにあるリアドライブ車では後輪が先にすり減ることが多いです。

    ローテーションの目安としては、約5,000km走行した時点でタイヤのローテーションを行うようにしましょう。

    2.適度に空気圧を調整する

    タイヤを長持ちさせるためには、適度に空気圧を調整することが大切です。

    タイヤは使用に伴って空気が抜けていくため、調整せずに走行していると本来の性能を維持できなくなります。

    空気圧が不足している場合、タイヤ全体が道路に接地せずに偏摩擦や、最悪の場合はタイヤが破裂するバースト状態を起こしてしまいます。

    ガソリンスタンドなどでも空気を入れられるので、給油の際に確認して空気が不足する場合は入れるようにしましょう。

    3.急発進や急停止を控える

    急発進や急停止を控えることも、タイヤを長持ちさせる方法の1つです。

    急発進や急停止はタイヤに大きな負担を与えるため、タイヤの寿命を短くする原因になります。

    道路には凸凹があるので、通常走行しているだけでも摩擦による影響は受けますが、急発進や急停止はより深くダメージを与えます。

    とくに駆動輪はエンジンの動力を道路に伝える役割を担うため、急発進による摩擦のダメージは他のタイヤより大きくなります。

    急発進や急停止はタイヤの寿命のみならず、車自体にも大きな負荷がかかるため控えるようにしましょう。

    4.タイヤを適切な場所に保管する

    タイヤの保管場所と寿命は大きく関係しており、適切な場所に保管することで長持ちさせられます。

    不適切な環境でタイヤを長い間、保管していると変形することがあります。

    たとえば、タイヤは日光が当たる環境で保管していると紫外線により劣化が進んでしまいます。

    保管する際は、日光が直接当たらず雨風を避けられる屋内の風通しがよい環境で、変形しないように空気を半分ほど抜いて立てて保管しましょう。

    重ねて置く場合は、ホイールをつけて保管すると変形を防げます。

    また、遮光性や防水性を兼ね備えたタイヤカバーを使用することで、結露や埃を防げるのでオススメです。

    5.ホイールアライメントを調整する

    タイヤを長持ちさせるには、取り付け部分を適正な角度に調整することも大切です。

    タイヤは運転の経過に伴って、取り付け部分にズレが生じることがありますが、調整せずに走行すると偏摩擦によって寿命を短くする原因になります。

    アライメントとは整列という意味で、ホイールアライメントは車軸を適正な角度に調整することを指します。

    安全運転を心がけ、タイヤの空気圧が十分にもかかわらず、偏摩擦が起こっている場合はアライメント(車軸)がズレている可能性が高いです。

    アライメントがズレていると偏摩擦によって車がまっすぐに走行しにくくなったり、ハンドルを取られたりする原因にもつながります。

    アライメント調整では、キャンバー角・キャスター角・トー角の3種類を調整し、走行性能を高めます。

    しかし、過度な調整を行うと、かえってタイヤの寿命を短くする恐れもあるので注意が必要です。

    そのため、自力で調整することは控え、時間と費用はかかりますがカー用品店やディーラーに依頼するようにしましょう。

    タイヤの溝に関するよくある質問

    タイヤの溝に関するよくある質問

    タイヤの溝に関する、以下3つの質問に回答します。

    ● タイヤの溝が4mmだと車検に通らない?
    ● タイヤの寿命はどのくらい?
    ● タイヤは1本だけ溝が少なくても4本交換したほうがいい?

    タイヤ交換の際に大切な情報も含まれているので、車検やタイヤ交換が近づいている方は、ぜひ参考にしてください。

    タイヤの溝が4mmだと車検に通らない?

    車検に合格するための最低限のタイヤの溝の深さは1.6mmです。
    そのため、4mmの溝があれば車検には問題なく通ります。

    しかし、4mmを下回るとタイヤの性能が低下し始めるため、交換を検討し始める時期です。

    とくに、雨の日のグリップ力や燃費への影響が大きくなるため、安全性を考えると、タイヤの溝が3~4mm程度になった段階で早めに交換したほうがいいでしょう。

    タイヤの溝は車検に通るかどうかだけでなく、快適で安全な走行のためにも定期的にチェックしましょう。

    タイヤの寿命はどのくらい?

    タイヤの寿命は走行距離や使用環境によって異なりますが、一般的には3~5年です。
    走行距離での場合は、3万~5万km が目安とされています。

    たとえタイヤの溝が十分に残っていても、ゴムの劣化が進むと性能が落ちるため、適切なタイミングで交換することが重要です。

    ひび割れが目立ったり、ゴムが硬くなったりしている場合は、グリップ力が低下し、安全性を損なうため大きな事故につながるリスクもあります。

    使用頻度や走行距離が少なくても、長期間使っていないタイヤは劣化するため、製造年数を目安に交換を検討しましょう。

    タイヤは1本だけ溝が少なくても4本交換したほうがいい?

    タイヤは前後または左右でバランスを取るため、1本だけ交換するよりも、2本または4本セットで交換するのが理想的です。
    片方だけ新しいタイヤにすると、左右のバランスが崩れ、走行時の安定性が損なわれる恐れがあります。

    たとえば、前輪駆動の車で前輪の片方だけ交換すると、左右のグリップ力が違い、ハンドル操作に影響を与えることもあります。4WD車では、前後のバランスが崩れ、駆動輪の負担が増すことも考えられるでしょう。

    タイヤは4本すべてを交換するのが理想ですが、少しでもコストを抑えたい方は、安全性を確保するためにも、前輪2本または後輪2本を交換するのがおすすめです。

    タイヤの点検ならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    タイヤの点検ならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    車検に通るためには、最低でもタイヤの溝は1.6mm以上残っていないといけません。ただし、安全な走行のためには、3〜4mm以上の溝が残っている状態が理想的です。

    車検に通るタイヤの溝の深さはあくまで最低限のラインであり、安全で快適な運転のためには、タイヤの溝が4mm以下になった時点で交換を検討しましょう。

    タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。

    タイヤの溝や車検などをはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

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    スタッドレスタイヤの最適な交換時期は?寿命の見分け方や長持ちさせる方法を解説

    最終更新日 2025年10月22日

    スタッドレスタイヤが必要なシーズンになっても、最適な交換時期がいつかわからず悩んでいませんか?また、次のような疑問を持っているかもしれません。

    ● スタッドレスタイヤの寿命は?
    ● スタッドレスタイヤの寿命の見極め方は?
    ● スタッドレスタイヤを長持ちさせる方法は?

    スタッドレスタイヤの最適な交換時期と寿命の見極め方がわかれば、新しいスタッドレスタイヤを購入する判断基準になります。

    本記事ではスタッドレスタイヤの交換時期や寿命の見分け方、長持ちさせる方法などについて解説します。

    スタッドレスタイヤの購入を検討中の方や現在使用中の方は、本記事を読んで交換時期や長持ちさせる方法を理解し、対策を講じましょう。

    2025年スタッドレス特集!

    スタッドレスタイヤの最適な交換時期は?

    スタッドレスタイヤの最適な交換時期は?

    スタッドレスタイヤは冬の寒い時期で凍結する道路や雪道での運転に適したタイヤですが、夏用タイヤから交換するには最適なタイミングがあります。

    ポイントは以下の3つです。

    ● 初雪の1ヶ月前に交換するのがオススメ
    ● 雪にかかわらず気温が7℃以下なら冬用タイヤがオススメ
    ● スタッドレスタイヤの機能を100%出すには慣らし走行が必要

    新品のタイヤには油や微細なゴミが付着しており、汚れが落ちきるまでは道路に均一に接地できません。

    そのため、新品のタイヤでいきなり凍結した道路を運転すると、100%の機能を発揮できません。

    気温が低くならないうちに慣らし走行をして、雪道でも十分に機能を発揮できる状態にしておきましょう。

    初雪の1ヶ月前に交換するのがおすすめ

    スタッドレスタイヤの機能を十分に引き出すには、道路が凍結する前に慣らし走行が必要です。

    夏用・冬用タイヤに限らず、ホイールにタイヤが慣れるまで慣らし走行をして、タイヤの表面の皮をむくことで100%機能を発揮できるようになります。

    雪道では摩擦が少ないので、乾燥路に比べタイヤの表面の皮をむくことが難しく、スリップの危険性が高くなります。

    スタッドレスタイヤの場合、時速60kmで乾燥路を約200km慣らし走行するのが目安です。

    交換後のタイヤの操縦感覚を覚える意味でも、凍結していない乾燥路で慣らし走行しましょう。

    雪にかかわらず気温が7℃以下なら冬用タイヤがおすすめ

    初雪の1ヶ月前を目処に夏用タイヤからスタッドレスタイヤへの交換をするのがオススメです。

    理由は、初雪前は混雑が想定されるので、ギリギリのタイミングで購入しようとすると在庫切れのリスクがあるからです。

    また、直近数年内の初雪を参考に直前に購入を検討しても、思わぬ初雪に見舞われ、購入のタイミングが遅れることもあります。

    初雪のタイミングは地域によっても変わるので、具体的なタイミングの目安は、気象庁が発表している「霜・雪・結氷の初終日(参考例:富山県の初雪の平均値)」を参考にしましょう。

    1991年〜2020年までの30年間の観測地別データから平均値を出しているので、具体的な月日がわかります。

    スタッドレスタイヤの機能を100%出すには慣らし走行が必要

    雪にかかわらず、気温が7℃以下の場合は冬用タイヤに交換するのがオススメです。

    通常、道路は通常0℃から凍結が始まります。

    しかし、アスファルトは熱を逃がしやすい性質があります。そのため、大気中の温度よりも低くなることがあり、0℃以下でなくとも凍結する可能性も。

    とくに夜間帯は気温と道路表面の温度に大きく乖離が生まれ、気温が5〜7℃の場合でも路面温度は0℃以下になることもあります。

    気温が7℃以上の場合でも、風通しのよい場所や日の当たらない部分は凍結しやすくなるので注意しましょう。

    【地域別】スタッドレスタイヤの交換時期カレンダー

    【地域別】スタッドレスタイヤの交換時期カレンダー

    スタッドレスの交換時期の目安は、初雪の1ヶ月前です。

    タイヤメーカーのスタッドレスタイヤの交換時期カレンダーを参考に、各地域のスタッドレスタイヤ交換時期の目安をまとめたので、タイヤ交換時期を決める参考にしてください。

    地域 初雪(平年) 交換時期の目安
    北海道(札幌市) 11月1日 10月1日
    東北(秋田市) 11月15日 10月15日
    北信越(長野市) 11月18日 10月18日
    関東(東京都) 1月3日 12月3日
    北陸(富山市) 12月3日 11月3日
    東海(静岡市) 1月6日 12月6日
    関西(大阪市) 12月26日 11月26日
    四国(松山市) 12月10日 11月10日
    中国(広島市) 12月13日 11月13日
    九州(福岡市) 12月18日 11月18日

    参考:DUNLOP「冬タイヤの交換時期カレンダー」

    目安の交換時期が近づくと、タイヤ交換の予約が混雑するため、早めの交換がおすすめです。

    早めに予約することで混雑を避けられるだけでなく、通常料金よりもお得な値段で依頼できるメリットもあります。

    スタッドレスタイヤへの交換時期に確認する4つのポイント

    スタッドレスタイヤへの交換時期に確認する4つのポイント

    前シーズンも使用していたスタッドレスタイヤに交換する場合は、事前に点検を実施しなければ不具合を見逃してしまいます。

    しかし、はじめて点検する方はどこをチェックするべきかわかっている方は少ないでしょう。

    以下では、夏用タイヤからスタッドレスタイヤへ交換する際に確認する4つのポイントを解説します。

    1. プラットホームの露出がないか
    2. ひび割れや傷がないか
    3. 変形していないか
    4. ゴムが硬くなっていないか

    プラットホームの露出がないか

    スタッドレスタイヤの寿命を確認するポイントのひとつにプラットホームがあります。

    スタッドレスタイヤは表面にギザギザな切り込みが入っており、スリップしやすい雪道においても走行しやすいのが特徴です。

    プラットホームはタイヤの摩擦限度を示すサインで、50%摩擦するとタイヤ表面に現れます。

    プラットホームが現れると、冬用タイヤとして雪道では性能が発揮できないことを意味します。

    前シーズン使用していたスタッドレスタイヤに交換する前に、一度状態を確認するようにしましょう。

    ひび割れや傷がないか

    ひび割れや傷もスタッドレスタイヤへの交換時の確認すべき項目のひとつです。

    冬の路面ではタイヤに不備があると制動距離が伸びてしまい、カーブが曲がりにくくなります。

    そのため、スタッドレスのひび割れや傷のチェックは夏用タイヤ以上に入念に行いましょう。

    タイヤはゴム製のため、数年使用すると硬直してひび割れや傷が生じやすくなります。

    強度が低下すると、最悪の場合タイヤが破裂する「バースト」を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

    とくに冬の期間はタイヤに雪がかかって見えにくくなることもあり、障害物に当たって傷付くこともよくあります。

    スタッドレスタイヤへの交換前にひび割れや傷がないかを確認し、損傷が激しい場合は新品のものに交換するようにしましょう。

    変形していないか

    スタッドレスタイヤが変形しているかを確認することも、安全な運転のために重要です。

    タイヤは劣化や摩擦、保管状況によってゆがみやこぶのようなものが現れることがあります。

    摩擦による変形は均一には起こらず、タイヤごとにで異なります。

    タイヤが変形したまま走行すると、道路にしっかり接着せず滑りやすくなり、スリップなどの事故の原因になりかねません。

    スタッドレスタイヤに限らず、タイヤの変形は定期的にチェックするようにしましょう。

    ゴムが硬くなっていないか

    ゴムが硬くなるとグリップ力が弱まり、雪道ですべりやすくなるため、スタッドレスタイヤ交換時にはゴムの硬度をチェックしましょう。

    スタッドレスタイヤのゴムの硬度はメーカーにもよりますが、一般的には新品状態でおおよそ「45」以下。「60」を超えると、冬用タイヤとしての機能が失われるとされています。

    未使用の場合でも、年数が経つにつれてゴムの硬度は失われていくので、スタッドレスへの交換時には硬度計などを用いてチェックしましょう。

    スタッドレスタイヤの交換手順

    スタッドレスタイヤの交換手順

    スタッドレスタイヤへ交換する方法は、以下の3つがあります。

    ● 自分で交換する
    ● 自分で用意したタイヤを店舗に持ち込み交換してもらう
    ● 店舗でタイヤを選び交換までしてもらう

    スタッドレスタイヤに自分で交換する手順は、以下のとおりです。

    1. 新しいスタッドレスタイヤを用意する
    2. タイヤ交換を行う場所を確保する
    3. 車が動かないよう輪止めを設置する
    4. ホイールナットを少し緩める
    5. 車体をジャッキアップする
    6. ナットをすべて外し古いタイヤを取り外す
    7. 新しいスタッドレスタイヤを取り付ける

    タイヤ交換を自分でする方法について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

    店舗にスタッドレスタイヤの交換を依頼する場合、自分で用意したタイヤを持ち込むか、店舗でタイヤを購入し交換してもらうか2つの方法があります。

    タイヤ交換を依頼すべき店舗の特徴やタイヤ交換時の注意点、タイヤ交換を安くする方法などについては、以下の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

    スタッドレスタイヤの交換費用

    スタッドレスタイヤの交換費用

    スタッドレスタイヤの交換を店舗に依頼する場合の費用は、1本につき1,000円〜3,000円が相場です。

    タイヤワールド館ベストでは、スタッドレスタイヤを持ち込み交換した場合の工賃は、以下のとおりです。

    車のタイプ 通常価格(4本1台分) アプリ会員価格(4本1台分)
    軽自動車 4,400円 3,300円
    普通車 5,500円 4,400円
    ミニバン/1BOX/SUV/クロカン 6,600円 5,500円
    ジャッキ使用 上記脱着料に+1,300円

    タイヤを新しく購入する場合、タイヤ本体の料金に上記の工賃を加えた費用が総額になります。

    自分でスタッドレスタイヤの交換を行う場合、タイヤ本体の料金と工具の購入費用が必要です。

    スタッドレスタイヤの交換に使用する工具の価格目安は、以下のとおりです。

    工具 価格目安
    油圧式ジャッキ 約3,000~6,000円
    ジャッキスタンド 約1,500~2,500円
    トルクレンチ 約2,500~4,000円

    スタッドレスタイヤの交換費用については、以下の記事でより具体的に解説しているので参考にしてください。

    スタッドレスタイヤの寿命は3~4年

    スタッドレスタイヤの寿命は3~4年

    スタッドレスタイヤの寿命はおおよそ3〜4年で、走行距離にすると10,000km〜15,000kmが寿命とされています。

    また、タイヤメーカーの保証期間も3〜4年に定めていることがほとんどです。

    理由としては、一般的にスタッドレスタイヤの装着期間は11〜4月であり、1ヶ月で1,000km走行すると仮定すると、約3年で15,000kmに達するためです。

    製造年月日から4年以上経過すると機能性が低くなってしまい、とくに雪道で走行する際やカーブの際にはスリップ事故の可能性が高くなります。

    タイヤの製造年月日を確認するには、タイヤの側面に刻印されている4ケタの数字を確認しましょう。

    最初の2ケタが製造週数を、後ろ2ケタが製造年を示しており、たとえば「2720」の場合2020年の27週(6〜7月頃)を意味します。

    スタッドレスタイヤ使用前だけでなく、購入時にもしっかり確認するようにしましょう。

    スタッドレスタイヤの寿命を7〜10年持たせられる?

    スタッドレスタイヤの寿命は、3〜4年が平均です。ただ技術の進歩により、以前より耐久性の高いスタッドレスタイヤが開発されています。それでも、7〜10年と長期間使用するのは推奨されていません。

    なぜなら、長期間使用すれば確実にタイヤの溝は減り、スタッドレスタイヤとしての性能を十分に発揮できなくなるからです。

    あまり使用しておらず見た目は問題なさそうでも、長期間外気に触れることで、ゴムが劣化している恐れもあります。

    保管状態が良ければ問題なく使用できる可能性があるため、長期間使っていないスタッドレスタイヤは、一度タイヤ販売店でチェックしてもらうといいでしょう。

    夏用タイヤと冬用タイヤの交換時期は異なる

    夏用タイヤも冬用タイヤも保安基準が決められており、残り溝が1.6mm以下の場合は車検に通らないので交換が必要ですが、冬用タイヤとしての寿命は先に訪れます。

    すべてのタイヤには残り溝が1.6mmに達した段階でスリップサインが現れますが、スタッドレスタイヤの場合は使用限度を示すプラットホームにも注目です。

    プラットホームは残り溝が50%以下になった際に現れ、雪道では機能を十分に発揮できないことを意味します。ひとつでも出ている場合は、交換が望ましいでしょう。

    スタッドレスとタイヤの寿命のサインまとめ

    スタッドレスとタイヤの寿命のサインポイントは、プラットホームは冬用タイヤとしての寿命を示すものなので、乾燥路で使用する分には問題がないが、スリップサインはタイヤの限界を示すので走行不可ということです。

    乗車の際にはこれらのサインを確認して、タイヤの寿命も気にかけてあげてください。

    サイン スリップサイン プラットフォーム
    画像 スリップサイン プラットフォーム
    意味 タイヤ使用の限界を示す 冬タイヤとしての限界を示す
    夏タイヤ 表示あり 表示なし
    冬タイヤ 表示あり 表示あり
    出現時期 残り溝1.6mm 残り溝50%
    サイン出現後の走行可否 不可 乾燥路の走行は可

    スタッドレスタイヤを長持ちさせる7つの方法

    スタッドレスタイヤを長持ちさせる7つの方法

    ゴム製品であるスタッドレスタイヤは、使用する中で消耗していくのでいずれ交換が必要な時期が訪れます。

    しかし、降雪時期などでしか使わないスタッドレスタイヤを何度も交換するのはもったいないため、できるかぎり長持ちさせたいと思いますよね。

    以下ではスタッドレスタイヤを長持ちさせる7つの方法を解説するので、日々のメンテナンスの参考にしてみてください。

    1. 乗車前の点検を日常的に行う
    2. ローテーションで摩擦を軽減する
    3. 適度に空気圧を調整する
    4. 急発進や急停止を控える
    5. タイヤを適切な場所・方法で保管する
    6. ホイールアライメントを調整する
    7. 夏は使わないようにする

    1.乗車前の点検を日常的に行う

    乗車前の点検を日常的に行うことで、わずかな異常を発見しやすくなります。

    たとえば、釘や石などの異物が刺さったタイヤは、日常点検により発見できます。空気圧や残りの溝、傷なども、目視による点検で異常に気づけるでしょう。

    乗車前の点検により異常にいち早く気づき、調整やタイヤローテーションなどを早めに行うことで、スタッドレスタイヤの寿命を延ばすことにつながります。

    2.ローテーションで摩擦を軽減する

    ローテーションで摩擦を軽減する

    引用:グッドイヤー

    タイヤローテーションとは、前後左右のタイヤの位置を取り換えて摩擦を抑える方法です。

    タイヤの摩擦速度は装着する位置によって異なり、エンジンの動力が伝わりやすい駆動輪から摩擦していきます。

    そのため、同じ位置に取り付けたままの場合、特定のタイヤだけ摩擦が進んでしまい、事故の原因にもなります。

    目安としては、約5,000km走行した時点でスタッドレスタイヤの位置をローテーションするようにしましょう。

    3.適度に空気圧を調整する

    スタッドレスタイヤの空気圧を適切に調整することで長持ちさせられます。

    スタッドレスタイヤは使用に伴って空気が抜けていくため、調整せずに運転を続けると本来の性能を維持できなくなり、偏摩擦や最悪の場合はタイヤが破裂する恐れもあります。

    ガソリンスタンドなどでタイヤに空気を入れることができるので、定期的に確認するようにしましょう。

    4.急発進や急停止を控える

    急発進や急停止を控えることも、スタッドレスタイヤを長持ちさせる方法のひとつです。

    急発進や急停止はスタッドレスタイヤに大きく負荷をかけるので、寿命を短くする原因となります。

    道路はアスファルトでできているため凸凹しており、通常走行するだけでもタイヤはダメージを受けますが、急発進や急停止が与えるダメージはさらに大きいです。

    とくにエンジンに近い駆動輪は、道路にエンジン動力を伝える役割を持っているため、摩擦によるダメージが大きく早くすり減ります。

    安全面も考慮して、急発進や急停止は控えるようにしましょう。

    5.タイヤを適切な場所・方法で保管する

    スタッドレスタイヤの寿命は保管場所に大きく左右され、適切な場所・方法で保管することで長持ちさせられます。

    不適切な環境ではスタッドレスタイヤが変形する恐れがあり、たとえば日光が当たる環境では紫外線がタイヤの劣化を進めます。

    他にも、雨風に当たる場所ではスタッドレスタイヤに水分が付着して劣化を進めることになるでしょう。

    保管する際は風通しのよい屋内で、タイヤカバーで覆って立てかけて保管しましょう。

    6.ホイールアライメントを調整する

    スタッドレスタイヤを長持ちさせるためには、取り付け部分を適切な角度に調整する(ホイールアライメント)ことも重要です。

    タイヤは運転につれて取り付け部分にズレが生じることがありますが、放置したまま走行すると偏摩擦によって寿命を短くしてしまいます。

    ホイールアライメントとは、タイヤ取り付け部分を適度な角度に調整するという意味です。

    ホイールアライメントは、走行性能を高めるため、キャンバー角・キャスター角・トー角の3種類を調整します。

    注意点として、極端な調整はタイヤ寿命を短くする可能性もあるので、調整を行う場合にはカー用品店やディーラーなど専門知識がある方に依頼するようにしましょう。

    7.夏は使わないようにする

    スタッドレスタイヤを夏に使わないことも、長持ちさせる方法のひとつです。

    夏の暑い時期は、道路の表面温度が60℃以上になることがあります。道路の表面温度が高いと、ゴム製のタイヤは溶けてしまうことがあります。

    また、時期に限らず使用に伴って摩擦していくので、通年使用することは望ましくありません。

    そのため、スタッドレスタイヤは必要な時期のみ使用するようにしましょう。

    スタッドレスタイヤのおすすめ5選

    スタッドレスタイヤのおすすめ5選

    今回ご紹介するスタッドレスタイヤのおすすめは、以下の5つです。

    1. BRIDGESTONE「BLIZZAK VRX3」
    2. DUNLOP「WINTER MAXX03」
    3. YOKOHAMA TIRE「iceGUARD7 IG70」
    4. TOYO TIRE「OBSERVE GIZ3」
    5. MICHELIN「X-ICE SNOW」

    それぞれの具体的な特徴や強みを確認しましょう。

    BRIDGESTONE「BLIZZAK VRX3」

    ブリザックVRX3

    BRIDGESTONE「BLIZZAK VRX3」は、高い氷上性能で、氷の路面でも「しっかり止まる」を実現するスタッドレスタイヤです。

    項目 内容
    サイズ一覧 12〜21インチ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 7,000円〜85,400円/1本
    強み ・ブリザック史上最高性能で氷上ブレーキ性能120%到達
    ・軽からSUVまでさまざまな車種に対応
    ・初期性能が長持ちするロングライフ設計

    北海道・北東北主要5都市での装着率が23年連続No.1で、信頼性は抜群です。スタッドレスタイヤ選びに困った際は、「BLIZZAK VRX3」にしておけば間違いないでしょう。

    DUNLOP「WINTER MAXX03」

    ウィンターマックス03

    DUNLOP「WINTER MAXX03」は、柔軟性に優れたゴムで作られているスタッドレスタイヤで、氷上の凹凸に形状を変えて密着することで、アイスバーンでも走行しやすいタイヤです。

    項目 内容
    サイズ一覧 13〜21インチ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 8,400円〜85,100円/1本
    強み ・滑りにくく密着性の高い凹凸構造
    ・溝が減っても長く続く初期性能
    ・静粛性能や雪上性能なども高いレベルを実現

    柔軟性の高いゴムで溶けた氷の凹凸にもフィットするため、アイスバーンだけでなく、氷が溶けて滑りやすい路面を走行する場面が多い方におすすめのタイヤです。

    YOKOHAMA TIRE「iceGUARD7 IG70」

    アイスガード7

    YOKOHAMA TIRE「iceGUARD7 IG70」は、表情や雪上性能だけでなく、高い静粛性や低燃費性能も兼ね備えたバランス型のスタッドレスタイヤです。

    項目 内容
    サイズ一覧 13〜21インチ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 6,900円〜101,300円/1本
    強み ・進化した非対称パターンで氷上性能を向上
    ・低燃費タイヤシリーズ「BluEarth」の省燃費技術を応用
    ・約4年後も性能をキープしてくれる高い持続性

    「iceGUARD7 IG70」は、スタッドレスタイヤの中でも寿命の長いタイプのため、ひとつのスタッドレスタイヤを長く使いたい方におすすめです。

    TOYO TIRE「OBSERVE GIZ3」

    オブザーブ GIZ3

    TOYO TIRE「OBSERVE GIZ3」は、刻々と変化する冬道で進化した効きが長く続くスタッドレスタイヤです。

    項目 内容
    サイズ一覧 13〜20インチ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 8,700円〜54,700円/1本
    強み ・軽自動車からSUVまで幅広い車種に対応
    ・新たなパターン設計でアイス性能をより強く長くキープ
    ・検証により従来品より性能が向上したことを証明

    幅広い車種に対応し値段もリーズナブルなため、路面の凍結や積雪が少なく、平均的なスタッドレス性能を求める方におすすめのタイヤと言えるでしょう。

    MICHELIN「X-ICE SNOW」

    X-ICE SNOW

    MICHELIN「X-ICE SNOW」は、表情も雪上もすべての冬道で走行しやすいスタッドレスタイヤです。

    項目 内容
    サイズ一覧 15〜21インチ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 11,500円〜82,200円/1本
    強み ・更に進化した氷上のブレーキ性能
    ・雪上路面でも高いパフォーマンスを実現
    ・安全性が長く続くロングライフタイヤ

    スタッドレスとしての性能は申し分なく、高い走行性能や乗り心地のよさが評判のため、氷上や雪上での運転も快適に楽しみたい方におすすめのタイヤです。

    スタッドレスタイヤの寿命がきたら早めに交換を

    スタッドレスタイヤの寿命がきたら早めに交換を

    スタッドレスタイヤの寿命は3〜4年ほどですが、本記事で紹介した寿命の見分け方を参考にこまめに点検し、異常や劣化があれば早めに交換することが大切です。

    雪道は乾燥路に比べてスリップする危険性も高く、損傷や劣化が進んでいる場合は迷わず交換するようにしましょう。

    また、スタッドレスタイヤの需要のピークは11月頃ですが、早めにご準備することをおすすめします。

    早期予約のメリット1.じっくり吟味して購入出来る

    トップシーズンに入ると店内が混雑してしまい、スタッフが捕まらなかったり(申し訳ありません‥)、急に雪予報が出てバタバタとタイヤ購入等を済ませないといけなくなり、自分にあったタイヤをじっくりと選べなかったりする可能性があります。

    余裕をもって準備することで、愛車にあったスタッドレスタイヤをじっくり吟味して検討できます!

    早期予約のメリット2.目当ての商品が在庫切れになる前に購入出来る

    トップシーズンに入ると沢山のお客様がご来店され、せっかくご来店頂いてもすぐにタイヤの在庫がない状況も発生してしまいます。人気メーカーの人気サイズは、入荷待ちになることもありますので、特に余裕を持った購入計画をしてくださいね。

    早期予約のメリット3.タイヤ交換作業の待ち時間が少ない

    タイヤ屋さんのあるあるですが、寒い時期になってからタイヤ交換を検討する方が集中すると、タイヤ交換作業に入るまでにかなりの待ち時間が発生してしまうことも珍しくもありません。

    余裕を持ってスタッドレスタイヤに交換していただくと、急な雪にも対応可能です。

    スタッドレスタイヤの交換時期に関するよくある質問

    スタッドレスタイヤの交換時期に関するよくある質問

    スタッドレスタイヤの交換時期に関するよくある質問は、以下の3つです。

    1. スタッドレスタイヤの価格が安い時期はいつ?
    2. スタッドレスタイヤの交換はどこに頼むのが安い?
    3. スタッドレスタイヤは早めに履き替えたほうがいい?

    それぞれの質問にわかりやすく回答しているので、ぜひご覧ください。

    スタッドレスタイヤの価格が安い時期はいつ?

    スタッドレスタイヤが安いのは、9月〜10月です。なぜなら、9月〜10月は早期割引キャンペーンやセールを企画する店舗が多いからです。

    スタッドレスタイヤ購入時は、値段だけを見るのではなく、製造年月日も確認しましょう。価格は安くても製造年が古ければ、その分劣化している可能性があります。

    一方、過去モデルでも製造年が新しいタイヤを見つければ、状態のいいタイヤをお得に買える場合もあるでしょう。

    スタッドレスタイヤの購入や交換が安い時期について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

    スタッドレスタイヤの交換はどこに頼むのが安い?

    スタッドレスタイヤの交換は、ディーラーに頼むと値段は高めのため、カー用品店やタイヤワールド館ベストなどのタイヤ専門店などに頼むのがおすすめです。

    スタッドレスタイヤの交換費用については、記事内の「スタッドレスタイヤの交換費用」でわかりやすく解説しているので参考にしてください。

    スタッドレスタイヤをまだ購入していない場合、タイヤ購入とセットで店舗にタイヤ交換を依頼すると、持ち込みよりも工賃は安くなります。

    スタッドレスタイヤは早めに履き替えたほうがいい?

    スタッドレスタイヤは、早めに履き替えたほうがいいでしょう。なぜなら、新品のスタッドレスタイヤの場合、慣らし運転したほうが路面に密着しやすくなるからです。

    使用済みのスタッドレスタイヤに交換する場合でも、早めに予約することで、早特割引のようにお得な料金で依頼できます。

    費用面でも走行面でも、スタッドレスタイヤは早めに履き替えたほうがいいでしょう。

    スタッドレスタイヤの交換はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    スタッドレスタイヤの交換はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    スタッドレスタイヤの交換時期は、住んでいる地域によって異なります。
    目安としては、平年の初雪の1ヶ月前です。

    早めにスタッドレスタイヤに交換することで、急な気温低下や積雪などにも対応できるでしょう。

    スタッドレスタイヤの交換時期に悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考に、余裕を持って交換してください。

    タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。

    スタッドレスタイヤの交換時期をはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

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