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    タイヤの基礎知識 スタッドレスタイヤ ライターチーム

    スタッドレスタイヤで車検は通る?車検に通るタイヤの基準

    「そもそもスタッドレスタイヤで車検は受けられるの?」
    「特別に注意することはある?」

    今回はスタッドレスシーズンの車検についてのあれこれに答えていきたいと思います。

    車検について

    車検について

    車に乗っていたら数年に必ずくる車検。正式名称は、自動車検査登録制度と言います。

    法律で義務付けされている制度で、「定められた期間に受けないと公道を走行できなくなる」ので注意が必要です。

    車検は安全性の確保や公害防止から点検・整備・検査3つの工程を踏み、国が指定する保安基準を満たしているかどうかをチェックするよう、道路運送車両法で定められています。

    新車の場合

    車両・登録区分によって車検のタイミングは異なりますが、自家用登録の乗用車や軽自動車は、初回は登録日から3年後、以降は2年ごとに車検が必要となります。

    車種 初回 2回目以降
    自家用自動車
    軽自動車
    小型二輪自動車(250cc超)
    3年 2年

    中古車の場合

    中古車は、製造1年未満の場合を除き、すべて2年ごとに車検を行わなければなりません。中古車を購入する際は、車検までの期日が残っていると、出費がかさむことがなくお得です。

    新車登録から10年経った車の場合

    10年経った自家用車は、毎年車検を受けなければならない、と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、その法律は1995年に改正されています。現在では自家用車であれば、10年以上でも車検は2年おきで大丈夫です。

    車検でチェックするタイヤのこと

    車検でチェックするタイヤのこと

    車検の検査項目の中に、タイヤの点検・整備・検査があります。車検では、純正タイヤ・サマータイヤ・スタッドレスタイヤ全てにおいてタイヤの種類は関係ありません。

    大事なのは、タイヤの溝です。

    車検に受かるタイヤの溝の深さは1.6mm以上です。したがって、スリップサインをしっかり確認することが大切です。

    スリップサインとは?

    新品タイヤとスリップサイン露出タイヤとの比較

    スリップサインは、全てのタイヤについている限界摩耗の目印で、限界値から約1.6mm程度のところにあり、1つのタイヤに4つ程度(タイヤによっては少ない場合もあります)ついています。

    サイドに目印がついていることが多いので、見つけやすいです。

    スリップサイン

    スタッドレスではプラットフォームの確認も

    スリップサイン

    スタッドレスタイヤにはスリップサインのほかに、プラットフォームという目印もあります。

    これは、タイヤとしての限界ではなく、スタッドレスタイヤとしての限界のサインとされています。つまり、スタッドレスタイヤにはスリップサインとプラットフォームの2つの目印があるということですね。

    プラットフォームが出てくるのは、溝が50%になった時です。
    ですので、順番としては、プラットフォーム→スリップサインの順で現れます。

    スタッドレスタイヤとして使える溝の深さは、夏タイヤより少ない=(溝はスタッドレスの方が深く彫ってあるが)寿命はスタッドレスタイヤの方が短いといわれる所以でもあります。

    スタッドレスのお手軽な残溝チェック方法として、100円玉を用いた方法があります。溝に「100円玉」の数字の1が下になるように差し込み、「1」が見えたら交換のタイミングです。

    プラットフォームの100円玉を用いたチェック方法

    結論・気にすべきはスリップサイン

    結論から言うと、スタッドレスタイヤはプラットフォームが出ていても、スリップサインが残っていたらそのまま車検には通ります。

    問題はスリップサインなので。

    しかし、プラットフォームが見えている場合は、スタッドレスタイヤとしての性能はありません。安全のために、冬本番を迎える前に交換しておきましょう

    車検に通らない代表的なタイヤ

    車検に通らないタイヤとして、大きく3つ挙げられます。

    ・スリップサインが出ているタイヤ
    ・明らかなひび割れがあるタイヤ
    ・サイズが合っていないタイヤ

    詳しくみていきましょう。

    スリップサインが出ているタイヤ

    スリップサインが出ているタイヤは車検NG

    先程も触れましたが、スリップサインが出ているタイヤは車検に通りません。
    タイヤの溝が少ないと車検に通らないだけではなく、制動距離が長くなり、車の安全性が低下します。事故を引き起こす可能性もありますので、軽視してはいけません。

    タイヤの溝は、雨などの路面の水を排出する排水溝の役割があります。溝が無くなったタイヤは路面の排水能力が極めて低くなっているので、雨の日に滑りやすく大変危険です。

    また、摩耗した分だけ接地面が薄くなっているので、路面からの衝撃を吸収しきれず、乗り心地が悪化したり、ロードノイズが大きくなるなど、快適性も損なわれます。

    「車検に通らないから変えよう」ではなく、命を乗せる車の大事なパーツなので、溝がなくなったら速やかに新しいタイヤに交換することをおすすめします。

    明らかなひび割れがあるタイヤ

    明らかなひび割れがあるタイヤは車検NG

    ひび割れや摩耗などでタイヤが劣化していると車検に通らないことがあります。

    全てのタイヤが均一に摩耗するわけではないので一概には言えませんが、運転の仕方や空気圧、車種によっても劣化具合は変わります。車体のバランスが崩れており、1本のみタイヤが摩耗する場合もあります。

    ひび割れは、何cm以上あったら不合格、などという基準はありません。したがって、担当の整備士などによっても判断が分かれるところです。

    ただし、あくまでそれは判断が微妙なひび割れ・摩耗の場合です。明らかなひび割れは通りませんので、安全性の面からみても交換することをおすすめします。

    ひび割れは、タイヤ内部の金属部分にまで達すると、水分などで錆が発生し構造を保てず最悪の場合はバースト(破裂)に繋がってしまいます。

    また、経年劣化で固くなったゴムは、路面へ密着出来ずグリップ力が低下して滑りやすくなったり、乗り心地の悪化・ロードノイズの増大を招きますので、やはり交換を検討しましょう。

    タイヤのバースト

    サイズが合っていないタイヤ

    サイズが合っていないタイヤは車検NG

    サイズ不適合で代表的なものが、インチアップはみ出しタイヤです。順に見ていきましょう。

    過度なインチアップタイヤ

    ドレスアップとして純正サイズよりも大きくて扁平の薄いタイヤを使用している方もいると思います。

    わかりやすくNGなのは、純正サイズよりも明らかに外径が大きなタイヤです。こちらは、スピードメーターの誤差が許容範囲内に収まらない場合があります。

    はみ出しタイヤ

    タイヤがフェンダーからはみ出している場合もNGとなります(いわゆるはみ出しタイヤ)。

    法律では、歩行者などの安全のために、ホイールの中心から上側が前30度・後50度の範囲内がフェンダー内に収まっている必要があると規定されています。

    平成29年6月より、上記の部分でも10mm未満であれば、タイヤのはみ出しを認めるように法改正されましたが、これはあくまでタイヤ部分のみ。
    ホイール部分ははみ出してはいけません(ナットもNG)。

    もちろん、純正サイズであれば問題はありません。

    スタッドレスタイヤを長持ちさせる3つの方法

    スタッドレスタイヤを長持ちさせる方法

    一般的に、スタッドレスタイヤはノーマルタイヤより寿命が短いとされています。これはスタッドレスタイヤで使用されるゴムが柔らかく、乾燥路面でのすり減りが進みやすいことなどが原因です。

    少しでもスタッドレスの寿命を延ばすためのポイントが、以下の3つです。

    ・タイヤローテーション
    ・適正空気圧の維持
    ・正しいタイヤ保管

    タイヤローテーション

    スタイヤローテーション

    車の駆動形式によって、タイヤの摩耗率は変わります。

    FF車(前輪駆動)の場合

    FF車(前輪駆動)の場合は、後ろのタイヤよりも前のタイヤのほうが早く減る傾向があります。

    したがって、前輪についていたタイヤを後輪に変えることで等しくタイヤの摩耗が進むようになります。

    左前を左後ろへ・右前を右後ろへ
    左前を右後ろへ・右前を左後ろへ

    R車及び、4WD車(後輪駆動・全輪駆動)の場合

    FR車及び、4WD車(後輪駆動・全輪駆動)の場合は、前のタイヤよりも後ろのタイヤの方が早く減る傾向があります。
    したがって、後輪についていたタイヤを前輪へ変えることで等しくタイヤの摩耗が進むようになります。

    左後ろを左前へ・右後ろを右前へ
    左後ろを右前へ・右後ろを左前へ

    お店でタイヤの取付をする場合は、ほとんどのお店でタイヤローテーションをして取付をしてくれます。しかし、ご自分で行う場合は、ぜひ意識してみてください。

    タイヤをローテーションすることで長く使用でき、4本一緒にまとめて交換することが容易になりますので、ぜひ行ってみてください。

    適正空気圧の維持

    経年使用のタイヤを交換したあとは必ず、空気圧チェックを行いましょう。

    約半年から8ヶ月程度置いておいたタイヤは、空気が抜けてしまっている可能性がありますので、改めて確認をしましょう。

    ディーラーやガソリンスタンド、自動車用品販売店などで入れ替える場合は、プロがしっかり確認してくれるので問題ないですが、ご自身でタイヤ交換をする場合は、その後すぐにガソリンスタンドなどで空気圧のチェックをし、適正の空気圧に調整してください。

    適正空気圧にすることでタイヤに過度な負担がかからず、長持ちする秘訣になります。

    正しいタイヤ保管

    タイヤの劣化を早める主な原因は、汚れ・紫外線・雨風・湿度・温度の5つです。これらを考慮すると、タイヤの保管は、直射日光の当たらない風通しのよい冷暗所を選びましょう。

    タイヤ専用のラックや、タイヤカバーなど、便利な道具も売っているので、それらを利用するのもおすすめです。

    そうは言っても、タイヤの保管にはかなりのスペースが必要です。
    場所の確保が難しい場合は、各社が行っているタイヤ預かりサービスを利用することも一つの手です。

    ベストの場合、バランス調整・空気圧調整・残溝チェック&ホイール安全点検も料金に含まれていますのでお得です。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    タイヤはその種類ではなく、溝で車検に通るかが決まります。
    スタッドレスでも問題なく車検へ行ってきてくださいね。

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    タイヤの基礎知識 スタッドレスタイヤ ライターチーム タイヤ交換

    スタッドレスタイヤの適正空気圧とは?高めがいい?プロが詳しく解説

    「スタッドレスタイヤの空気圧はどれくらいがいいの?」「高めがいいっていうけど、本当?」「スタッドレスではインチダウンしたんだけど、空気圧はどうすればいいの?」

    今回は、このようなスタッドレスタイヤに関する空気圧についての疑問について、ご説明していきたいと思います。

    スタッドレスタイヤの空気圧を調整する理由とは?

    スタッドレスタイヤの空気圧を調整する理由とは?

    タイヤの空気圧とは、タイヤ内部に充填された空気の圧力を指し、その適正値が守られているかどうかは、タイヤの性能や安全性、さらには車の燃費にも大きな影響を与えます。適正空気圧を維持することは、特にスタッドレスタイヤを使用する冬場において重要なポイントの一つです。

    普通タイヤとスタッドレスタイヤの違い

    通常、普通タイヤ(ノーマルタイヤ)は、メーカーが指定した適正空気圧で使用されます。しかし、スタッドレスタイヤはその性能やゴムの特性がノーマルタイヤとは異なるため、「同じ空気圧で大丈夫なのか?」と疑問を抱く方も多いでしょう。

    結論として、スタッドレスタイヤだからといって、特別に空気圧を高めたり低めたりする必要はありません。

    高め・低めの設定にはそれぞれメリットがあるものの、雪が時々降る程度の地域や凍結路面とドライ路面が混在する環境では、通常の適正空気圧で十分対応可能です。その理由は、適正空気圧が最もバランスよくタイヤ性能を発揮できるよう設計されているからです。

    豪雪地帯では空気圧調整が有効な場合も

    ただし、常に雪上や氷上を走行する豪雪地帯や、冬季の気温低下が大きい地域にお住まいの場合には、環境に応じた空気圧調整が効果的な場合があります。これから説明するポイントを考慮し、ご自身のカーライフに合った空気圧に調整してみることをおすすめします。

    スタッドレスタイヤの適正な空気圧はどれくらい?

    スタッドレスタイヤの空気圧を調整する理由とは?

    スタッドレスタイヤの適正な空気圧は、基本的に車両メーカーが指定する標準タイヤの空気圧と同じです。この情報は、車両の取扱説明書や運転席ドアの内側に貼られたラベルで確認できます。

    ただし、冬季の低温環境では、気温の低下によりタイヤ内の空気圧が自然に低下する傾向があります。そのため、メーカー指定の空気圧に対して0~+20kPaの範囲で高めに調整することが推奨されています。

    「スタッドレスタイヤだから空気圧を高めにする」のではなく、「気温低下により空気圧が自然に抜けていくので、寒い地域では高めに設定した方がよい」ということなのです。

    空気圧が高すぎる・低すぎるとどうなる?

    空気圧が高すぎる・低すぎるとどうなる?

    タイヤの空気圧が適正でない場合、低すぎても高すぎても、さまざまな問題が発生する可能性があります。それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

    空気圧が低すぎると起こること

    空気圧が低すぎると、以下のようなアクシデントが発生するリスクがあります。

    ● トレッド面のはく離やコード切れ
    ● トレッド面の両肩部の異常磨耗
    ● バーストやハイドロプレーニングの危険性

    空気圧が低すぎると、トレッド面のはく離やコード切れタイヤ内部の構造が損傷しやすくなり、走行中に重大なトラブルを引き起こす可能性があります。また、 タイヤの接地面が不均一になるため、両肩部分が過度に摩耗し、寿命が短くなります。

    さらに、空気圧不足により、タイヤが路面の水をうまく排水できず、コントロールを失う危険性が高まります。

    空気圧が高すぎると起こること

    反対に、空気圧が高すぎる場合も問題が発生する可能性があります。

    ● 衝撃キズや切りキズを受けやすくなる
    ● タイヤの中央部の異常磨耗
    ● バーストやハイドロプレーニングの危険性

    空気圧が高すぎると、タイヤが硬くなるため、路面からの衝撃や異物による損傷を受けやすくなります。

    また、接地面が中央部分に集中するため、中央部分が早く摩耗し、均等な性能を発揮できなくなります。高すぎる空気圧でも、適正な排水性能を発揮できず、滑りやすくなります。

    タイヤの空気圧は、低すぎても高すぎても、重大事故を引き起こす恐れがあります。そのため、常に適正値の空気圧を維持することが非常に重要です。定期的に空気圧をチェックし、メーカー推奨の基準を守るよう心がけましょう。

    雪道・凍結道路での空気圧について

    タイヤのトレッド

    スタッドレスタイヤは、雪上ではトレッドパターンが大きな役割を果たし、アイスバーンではゴム(コンパウンド)が性能を大きく左右します。

    タイヤのトレッドとは、タイヤの構造のうち、地面と接触する部分のことです。一方のゴム(コンパウンド)は混合物、複合物の意味で、タイヤで使用される複合ゴムのことを指します。

    項目 説明
    トレッドパターン タイヤの地面と接触する部分で、雪上でのグリップ力を左右します。
    ゴムコンパウンド 複数の素材を組み合わせたゴムで、氷上での柔軟性とグリップ力に影響します。

    雪道での適正空気圧

    圧雪された路面では、トレッドブロックが雪を踏む力がポイントとなります。

    この観点から言うと、タイヤ幅が細い(=空気圧は高め)の方が、接地面圧が高くなるので有利になるということです。

    しかし、柔らかい雪の中で埋もれてしまった場合はタイヤの設置面を増やした(=空気圧は低め)の方が脱出しやすいです。

    新雪の上をどうしても走行しなければならない場合は、空気圧を下げることを検討してもいいでしょう。

    路面状況 空気圧設定の考え方
    圧雪路面 トレッドブロックが雪を踏みしめる力が重要です。このため、タイヤ幅が細く(=空気圧が高め)設定すると接地面圧が高まり、グリップ力が向上します。
    新雪や深雪 柔らかい雪に埋もれた場合、接地面積を増やす(=空気圧を低めに設定)ことで、脱出しやすくなります。新雪を走行する際は、空気圧を下げることを検討してください。

    アイスバーンでの適正空気圧

    凍結した路面では、ゴムコンパウンドの柔軟性が鍵となります。
    接地面積を広く取るために、タイヤ幅を太く(=空気圧を低めに設定)すると有利です。一部では、接地面圧を増やす(=空気圧を高めに設定)と滑りにくくなるとの説もありますが、タイヤメーカーからの公式な推奨は確認されていません。

    結論:適正空気圧の維持が最適

    スタッドレスタイヤは、雪道と氷上という相反する条件下で性能を発揮するよう設計されています。

    空気圧が適正値から外れると、このバランスが崩れ、タイヤ本来の性能を十分に発揮できなくなる可能性があります。特に、除雪されたドライ路面や高速道路を走行する機会が多い場合、適正空気圧を維持することが安全で効果的です。

    高めでも低めでもメリット・デメリットがあるので、スタッドレスタイヤの空気圧も、車両ごとに決まっている適正空気圧で設定するのがおすすめです。

    これにより、さまざまな路面状況で安定した性能を確保できます。

    スタッドレスタイヤの空気圧調整時の注意点

    スタッドレスタイヤの空気圧調整時の注意点

    スタッドレスタイヤの空気圧を適切に調整することは、冬季の安全な走行において非常に重要です。以下に、調整時の注意点をまとめました。

    1. 適正空気圧の確認
    2. 冬季の気温変化への対応
    3. 空気圧調整のタイミング
    4. 定期的な点検
    5. タイヤサイズ変更時の対応

    1. 適正空気圧の確認

    車両メーカーが指定する適正空気圧は、車種やタイヤサイズによって異なります。この情報は、車両の取扱説明書や運転席ドア付近のラベルで確認できます。スタッドレスタイヤ装着時も、基本的にはこの指定値を基準とします。

    空気圧の表示位置
    適正空気圧は、下の写真のように運転席側ドア部分に記載されていることが多いです

    写真の場合は、前輪は240kpa(キロパスカル)=2.4キロ、後輪は220kpa=2.2キロ、ということです。

    安全面から見て、空気圧調整の調整幅は±0.2キロ程度、多くても上限は10%程度に留めましょう。

    2. 冬季の気温変化への対応

    前述しましたが、寒冷地では、気温の低下によりタイヤ内の空気圧が自然に低下する傾向があります。

    そのため、メーカー指定の空気圧に対して0.1~0.2気圧(kPa)高めに設定することもおすすめです。これにより、低温下でも適正な空気圧を維持できます。

    3. 空気圧調整のタイミング

    空気圧は、タイヤが冷えている状態で測定・調整することが重要です。走行直後や直射日光下では、タイヤ内の空気が膨張し、正確な測定が難しくなります。

    そのため、走行前や日陰での測定を心がけましょう。

    4. 定期的な点検

    タイヤの空気圧は、自然に減少する傾向があります。
    最低でも月に一度は空気圧をチェックし、適正値を維持するよう努めましょう。特に長距離走行前や気温変化が大きい時期には、点検することが望ましいです。

    しかしながら、なかなか実施は難しいと思いますので、ガソリン入れるときやカー用品に行く際に、習慣付けるのがおすすめです。

    もしくは、窒素ガスを充填することも1つの対策となります。窒素ガスは空気よりも抜けにくいため1度か2度、空気圧チェックを忘れてしまっても多少の安心感があります。

    ちなみにタイヤワールド館ベストでは、新しく窒素ガスを入れる場合は¥2,200円、補充の場合は¥550円で行っています。

    とはいえ、1ヶ月に1度以上確認したほうが良いのは間違いないので、しっかり確認をするようにしましょう。

    5. タイヤサイズ変更時の対応

    タイヤのサイズを変更した場合(インチダウンやインチアップ)、適正空気圧も変わる可能性があります。
    不安な方は、タイヤメーカーや販売店に相談し、適切な空気圧を確認・設定することが重要です。

    とくにスタッドレスタイヤの場合はインチダウンをする方が多いので、次の章で詳しくご説明します。

    インチダウン時の空気圧はどうすればよい?

    インチダウン図

    スタッドレスタイヤは、サマータイヤよりも装着期間が短いこともあり、インチダウンという選択をしやすいタイヤです。

    インチダウンとは、タイヤの外径(外側の大きさ)を変えず、ホイールサイズを一回り小さくすることを指します。(インチとはタイヤのリム径のことです。)普通タイヤ(ノーマルタイヤ)でドレスアップのために行われる「インチアップ」と反対のことですね。

    インチダウン時の空気圧の調べ方

    タイヤのサイズを変更した際の空気圧の調べ方は次の通りです。

    ①純正タイヤの荷重指数と適正空気圧を確認する。
    ②こちらの対応表から、その負荷能力を調べる。
    ③インチダウン後のタイヤの負荷能力が基準を満たしていることを確認する。
    ④インチダウン後の新しいタイヤの適正空気圧を確認する。

    ①の荷重指数表はこちら

    ②の負荷能力はこちら

    複雑でよくわからない‥と感じた方もご安心を。

    ブリヂストンのページに、タイヤサイズ変更時の推奨空気圧検索システムがありました。こちらで簡単に調べることもできますので、ご覧になってみてください。

    シーズンオフ・外したタイヤの保管方法

    シーズンオフ・外したタイヤの保管方法

    シーズンオフの使用しないタイヤを保管する際は、以下のポイントに注意することで、タイヤの劣化を防ぎ、次のシーズンでも良好な状態で使用できます。

    1. 空気圧を調整する
    2. 洗浄と乾燥をする
    3. 最適な保環境で保管する
    4. タイヤ預かりサービスの利用

    1.空気圧を調整する

    ホイール付きのタイヤを保管する際は、指定空気圧の半分程度まで空気を抜いておきましょう。これは、走行時に適正とされている空気圧のまま保管すると、内圧でゴムに負担がかかる可能性があるからです。

    2.洗浄と乾燥をする

    シーズンオフのタイヤは、保管前にタイヤを水洗いし、しっかり乾燥させることで、汚れや湿気による劣化を防げます。

    タイミング ポイント
    洗浄時 中性洗剤を使用し、専用のブラシやスポンジでトレッド面やサイドウォールを丁寧に洗いましょう。特にトレッドの溝に詰まった小石や異物は、走行中の異音や後続車への飛散の原因となるため、しっかりと取り除きます。
    洗浄後は 十分にすすぎ、清潔なクロスで水分を拭き取ります。乾燥は、直射日光を避け、風通しの良い日陰で行いましょう。

    とくに湿気が残った状態で保管すると、カビの発生やゴムの劣化を招く可能性があるので注意が必要です。

    3.最適な保環境で保管する

    タイヤの劣化を早める主な原因は、汚れ・紫外線・雨風・湿度・温度の5つです。これらを考慮すると、保管場所は直射日光の当たらない風通しの良い冷暗所が最適です。

    さらに、タイヤ専用のラックを購入して保管するとなお良しです。

    4.タイヤ預かりサービスの利用

    保管スペースが確保できない場合や管理が難しい場合は、各社が提供するタイヤ預かりサービスを利用するのも一つの手です。

    タイヤワールド館ベストの場合、バランス調整・空気圧調整・残溝チェック&ホイール安全点検も料金に含まれていますのでお得です。

    まとめ

    今回はスタッドレスタイヤにまつわる空気圧についてご説明してみました。

    スタッドレスタイヤの空気圧は、基本的に車両メーカーが指定する適正値に設定することがおすすめです。適正値から外れると、タイヤの異常摩耗やバーストのリスクが高まります。

    とくに豪雪地帯での特別な状況を除き、適正空気圧を維持することが安全で効果的です。

    空気圧はおろそかにされがちですが、タイヤの性能を引き出し、安全なカーライフにとってとても重要です。

    思わぬ事故につながることもありますので、ぜひご自身に合った空気圧で冬のドライブも楽しんでくださいね。

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    ドライブお役立ち情報 タイヤの基礎知識 スタッドレスタイヤ 泉八乙女

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどちらが良いの?チェーンの選び方も紹介!

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどちらが良いの?チェーンの選び方も紹介!

    古い:タイヤチェーンとスタッドレスタイヤはどちらが良いの?チェーンの選び方も紹介!

    雪道や凍結路などで運転する予定があり、スタッドレスタイヤやチェーンの装着を考えていませんか?そんな方が持つであろう、次の疑問に回答します。

    ● スタッドレスタイヤとタイヤチェーンはどちらが良いの?
    ● スタッドレスタイヤとタイヤチェーンの違いはなんだろう?
    ● スタッドレスタイヤとタイヤチェーンは併用したほうがいい?

    購入時の参考にするため、おすすめのタイヤチェーンを知りたい方もいるでしょう。

    本記事では、タイヤチェーンとスタッドレスタイヤの違いや特徴、タイヤチェーンの選び方を紹介します。

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンの装着に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンの違い

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンの違い

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンは冬シーズンで活躍する商品ですが、それぞれ特徴があります。

    スタッドレスタイヤは雪道や凍結路はもちろん、冬シーズンは常時装着するため一般道や高速道路での走行が可能です。

    タイヤチェーンは雪道や凍結路に加え、チェーン規制が発令されている区間で使用可能です。

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンの違いを、以下の表にまとめました。

    比較項目 タイヤチェーン スタッドレスタイヤ
    価格帯 安価な商品が多い × 数十万以上費用がかかる
    路上着脱 必要時に着脱できる × 着脱時には道具が必須
    利便性 × 着脱が必要 シーズン中は履き替え不要
    乗り心地 × 音や振動が発生する 夏用タイヤと遜色なし
    グリップ性能 雪道でも安定した走行が可能 タイヤチェーンより劣る
    走行スピード 約30km~60km程度 時速100km以上可
    持ち運びやすさ 車に積み込みやすい × 持ち運びに負担がかかる
    耐久性 × ちぎれる、ホイールを傷つける可能性がある 3,000km走行で約1mm摩耗
    保管 省スペースで保管可能 × 保管スペースが必須

    スタッドレスタイヤの特徴

    スタッドレスタイヤはタイヤチェーンと異なり、日常生活で普段使いとして使用できます。スタッドレスタイヤは夏タイヤと比較してゴム素材がやわらかいため、雪道や凍結路でも強い摩擦力を発揮し安定して走行することが可能です。

    スタッドレスタイヤは溝の深さが5mmになると、プラットホームという印が出現します。プラットホームが出現した場合、冬用のタイヤとして使用や、雪道や凍結路の走行ができないため注意しましょう。

    またタイヤ表面が摩耗しやすいため、スタッドレスタイヤの寿命は約3年といわれています。

    タイヤの寿命 約3年
    タイヤの使用期間 11月~4月(積雪地域の場合)
    タイヤの柔軟性 やわらかい
    タイヤの溝の深さ 10mm
    路面摩擦抵抗 高い

    スタッドレスタイヤのメリットデメリットを、以下の表にまとめました。

    メリット デメリット
    ノーマルタイヤと変わらない使用感 コストがかかる
    一度の装着で手間いらず タイヤの保管場所が必要

    タイヤチェーンの特徴

    タイヤチェーンの一番の特徴は、雪上で発揮するグリップ性能です。タイヤチェーンをタイヤ本体に取り付けることで、雪道や凍結路など滑りやすい路面で安定した走行を可能にします。

    またタイヤチェーンには金属製品や非金属製品、布製品などさまざまな種類のタイヤチェーンが存在し、種類によって装着方法や走行性能が異なります。

    ただし雪道途中のトンネル内やチェーン規制が発令されていない場所など、雪のない路面では使用できません。

    ● 「タイヤチェーンの脱着が面倒だからこのままトンネルを抜けよう」
    ● 「ゆっくり走ればタイヤチェーンをつけたままでも大丈夫」

    このような考えでタイヤチェーンを付けたまま雪道や凍結路を走行した場合、以下の危険があるため注意しましょう!

    ● タイヤチェーンが切れる
    ● ホイールが傷つく
    ● チェーンが使用できなくなる

    雪道や凍結路など冬の滑りやすい路面を安全に走行するために、タイヤチェーンの特徴を把握しておきましょう。タイヤチェーンのメリットデメリットを、以下の表にまとめました。

    メリット デメリット
    低価格で手に入る ホイールに傷がつきやすい
    雪上でのグリップ性能が抜群 速度が上げられない
    タイヤの溝の深さ 脱着に手間がかかる

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンは併用がおすすめ

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンは併用がおすすめ

    タイヤチェーンとスタッドレスタイヤは併用することをおすすめします。

    理由はスタッドレスタイヤを履いて走行していても、「全車両チェーン装着規制」が発令される道路があるからです。

    後述しますが「全車両チェーン装着規制」が発令された区間では、スタッドレスタイヤ装着車でもチェーンを装着して走行しなければいけません。

    また積雪地域では「全車両チェーン装着規制」が発令される道路が多いため、タイヤチェーンの準備をしていない場合、通行できず立ち往生する可能性も考えられます。

    チェーン規制が発令しても安全に走行するためには、タイヤチェーンを事前に備えることが重要です。

    積雪地域にお出かけの際は、安全に走行するためにもタイヤチェーンとスタッドレスタイヤを併用できる状態にしておきましょう!

    スタッドレスでもチェーン装着が義務付けられるチェーン規制

    チェーン規制とは大雪に対する緊急発表や大雪特別警報が出た場合など、異例の降雪がある場合に実施する規制のことです。

    タイヤチェーンを装着することで大雪による大規模な立ち往生を防止し、従来なら全面通行止めにしていた時間帯でも通行可能にすることを目的にしています。

    チェーン規制道路ではスタッドレスタイヤを装着していても、チェーン規制対象区間はタイヤチェーンを装着することが義務付けられているため、タイヤチェーン未装着車は通行できません。

    タイヤチェーン規制がある区間手前には、以下の標識が存在します。

    タイヤチェーン規制標識

    参照:国土交通省【タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め】

    タイヤチェーン規制が発令しても安全に走行できるように、積雪地域方面にお出かけを予定している方は事前にタイヤチェーンを準備しておきましょう!

    スタッドレスタイヤとチェーン併用時の注意点

    スタッドレスタイヤを装着しても、規制時にタイヤチェーンと併用することがあるでしょう。その際は、以下の点に注意してください。

    ● タイヤチェーンは原則駆動輪に装着する
    ● タイヤチェーン装着時は速度を落として走行する
    ● 積雪または凍結道路から出たら取り外す

    JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)が行ったテストでは、駆動輪ではないタイヤにチェーンを装着すると、雪道の坂を登りきれなかったり、ブレーキ時の制動距離が長くなったりしました。

    参照:JAF「雪道でのタイヤチェーン、駆動輪以外に装着していませんか?(JAFユーザーテスト)」

    また、タイヤチェーン装着時の推奨速度は、金属製で時速30km以下、非金属製でも時速50km以下です。

    チェーンを装着したまま通常の道路を走行すると、車両が損傷する恐れがあるため、雪道や凍結道路から出たら、チェーンを取り外すことも大切です。

    スタッドレスタイヤへのチェーンの付け方手順

    まず、スタッドレスタイヤにチェーンを付ける際は、以下のものを準備しましょう。

    ● タイヤチェーン
    ● 輪止め
    ● 軍手
    ● スコップ

    チェーンの付け方の手順は、以下のとおりです。

    1. 安全な場所に車を停める
    2. 軍手をはめて作業の準備をする
    3. スコップでタイヤ周辺の雪を取り除く
    4. チェーンを広げねじれの有無を確認する
    5. タイヤを左右どちらかに切り露出させる
    6. タイヤにチェーンを付けて内側のフックをかける
    7. ムラをなくし外側のフックもかける
    8. 補助器具をタイヤ内側に取り付ける

    チェーンを装着する際は、チェーン装着場をはじめ、必ず他の車の邪魔にならないところで行いましょう。

    いきなり装着すると難しいかもしれないため、積雪がある前に一度チェーンを付ける練習をするのがおすすめです。

    スタッドレスにチェーンを取り付けるタイミング

    スタッドレスにチェーンを取り付けるタイミング

    スタッドレスにチェーンを取り付けるタイミングは、一般的にタイヤチェーン規制エリア前のチェーン着脱場です。

    NEXCO中日本の管軸エリアでは、以下のチェーン着脱場が各所に存在します。

    チェーン着脱場

    参照:NEXCO中日本ドライバーズサイト

    ● 「一度付けたタイヤチェーンはいつ取り外せばよいの?」
    ● 「取り付けた後は目的地までチェーンが付いた状態で走行するの?」

    タイヤチェーンは雪道や凍結路以外で走行した場合、切れる可能性があるため状況に応じてこまめに着脱しなければいけません。

    金属製品のタイヤチェーンは雪道や凍結路では高いグリップ性能を発揮する一方で、雪のない道路では摩擦抵抗により切れてしまいます。

    また群馬県と新潟県の県境に長い関越トンネルは、金属製のタイヤチェーンを装着したままの走行は禁止されているため注意が必要です。

    金属製のタイヤチェーンを付けたまま雪のない道路を走行した場合、タイヤチェーンが破損して切れるだけでなく、最悪事故につながるため危険です。

    チェーン規制区間の前後にはチェーン着脱場があるため、安全な走行を継続するためにタイヤのチェーンはこまめに着脱しましょう!

    【要確認】スタッドレス装着済みでもチェーンが必要な規制区間

    本章では、スタッドレス装着済みでもチェーンが必要な規制区間を紹介します。

    直轄国道のチェーン規制区間は、以下のとおりです。

    都道府県 路線番号 箇所名 区間 延長(km)
    山形県 112 月山道路 西川町月山沢~鶴岡市田麦俣 15.2
    山梨県・静岡県 138 山中湖・須走 山梨県山中湖村平野~静岡県小山町須走字御登口 8.2
    新潟県 7 大須戸~上大鳥 村上市大須戸~村上市上大鳥 15.3
    福井県 8 石川県境~坂井市 あわら市熊坂~あわら市笹岡 3.2
    広島県・島根県 54 赤名峠 広島県三次市布野町横谷~島根県飯南町上赤名 2.5
    愛媛県 56 鳥坂峠 西予市宇和町~大洲市北只 7.0

    高速道路のチェーン規制区間は、以下のとおりです。

    都道府県 路線番号 箇所名 区間 延長(km)
    新潟県・長野県 E18 上信越道 信濃町IC~新井PA(上り線) 24.5
    山梨県 E20 中央道 須玉IC~長坂IC 8.7
    長野県 E19 中央道 飯田山本IC~園原IC 9.6
    石川県・福井県 E8 北陸道 丸岡IC~加賀IC 17.8
    福井県・滋賀県 E8 北陸道 木之本IC~今庄IC 44.7
    岡山県・鳥取県 E73 米子同 湯原IC~江府IC 33.3
    広島県・鳥取県 E74 浜田道 大朝IC~旭IC 26.6

    転載:国土交通省

    【例外】スタッドレスのみでタイヤチェーンがいらない地域もある

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンの併用をおすすめする一方で、スタッドレスのみでタイヤチェーンがいらない地域もあります。

    たとえば以下のような地域です。

    ● 雪の降る可能性が低い地域
    ● 凍結や積雪の心配がない地域

    具体的には東京都や千葉県、神奈川県など年間を通して雪量が少ない地域は、スタッドレスタイヤのみで問題ありません。

    ただしあくまであなたが在住している地域の話であることを忘れてはいけません。

    冬シーズン中に旅行や仕事で積雪地域に行く場合、タイヤチェーンは必要です。雪量が少ない地域でも大雪になる可能性があるため、万が一大雪警報が発令されても対処できるように、タイヤチェーンは事前に準備したほうがよいでしょう。

    スタッドレスタイヤのみでタイヤチェーンがいらない可能性がある方も、万が一に備えるためにタイヤチェーンは車に積んでおき、路面の状況に応じて使い分けすることをおすすめします!

    チェーンがあればスタッドレスタイヤはいらない?

    チェーンがあればスタッドレスタイヤはいらない?

    タイヤチェーンを装着すれば、スタッドレスタイヤはいらないと思うかもしれません。しかし、スタッドレスタイヤとチェーンの使用目的は異なります。

    ここでは、スタッドレスタイヤとチェーンそれぞれの使用目的を解説します。

    スタッドレスタイヤとチェーンどちらを使用すればいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

    スタッドレスタイヤは日常的な運転で使用する

    スタッドレスタイヤは、積雪や凍結道路以外に、通常の舗装道路でも走行可能です。そのため、日常的な運転でも使用できるのが特徴です。

    通常の舗装道路におけるスタッドレスタイヤのグリップ性能は、ノーマルタイヤに比べると劣りますが、走行時の安全性は十分に確保してくれます。

    ただし、スタッドレスタイヤは通常のタイヤよりも柔らかいため、気温の高い時期や荒い路面で使用すると摩耗が早まる可能性があるでしょう。

    チェーンは凍結時やチェーン規制時に使用する

    一方タイヤチェーンは、雪道や凍結路面での走行がスタッドレスタイヤよりも優れています。豪雪地帯の場合「チェーン規制」が発令され、スタッドレスタイヤを装着していても、チェーンを装着しないと走行できない可能性があります。

    大雪が降る可能性のある地域では、急な大雪や凍結などに備えて、チェーンを車に常備しておくのがおすすめです。

    たとえスタッドレスタイヤでも、積雪や凍結状況によっては安全に運転できない可能性もあるでしょう。

    スタッドレスタイヤの選び方

    スタッドレスタイヤの選び方

    スタッドレスタイヤの選び方は、以下の3つです。

    ● 価格で選ぶ
    ● 性能で選ぶ
    ● 使用用途で選ぶ

    それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    価格で選ぶ

    スタッドレスタイヤを選ぶ際は、価格が一つの選択基準と言えます。スタッドレスタイヤの価格は、ブランドや性能、サイズによって大きく異なります。

    たとえば、価格が高いタイヤは最新技術が採用され、優れた性能を持つ場合が多いですが、すべての車で優れた性能が必要とは言えません。

    日常的な走行程度で、積雪も少ない地域なら、標準的な性能で価格も高くないコストパフォーマンスの良いスタッドレスタイヤで問題ないでしょう。

    早期購入セールやホイールとのセット、タイヤ交換とあわせて行うなどすることで、お得な価格で購入できることもあります。

    性能で選ぶ

    スタッドレスタイヤには、以下のような性能があり、どの性能を重視するかで選ぶタイヤは変わるでしょう。

    ● 冬道でのグリップ力
    ● 冬道でのブレーキ性能
    ● 耐摩耗性
    ● 燃費や静粛性
    ● 乗り心地

    たとえば、雪が多い地域では深い溝を持つタイヤが効果的です。凍結路では、氷上性能が優れたものが適しています。

    スタッドレスタイヤとしての性能は満たした上で、自分のライフスタイルに合う性能のものを選びましょう。

    使用用途で選ぶ

    スタッドレスタイヤを選ぶ際は、使用用途を考慮することも大切です。雪が多い地域なら、深い雪への対応力が高いタイヤや氷上性能に優れたタイヤがいいでしょう。

    都市部で積雪が少ない地域なら、静粛性や低燃費性、乗り心地などを重視するといいでしょう。

    毎日通勤で車を使用する方や、長距離移動の予定がある方は、耐久性に優れたモデルがおすすめです。

    スタッドレスタイヤを選ぶ前に、自分の使用目的を確認し、ライフスタイルにあったスタッドレスタイヤを選びましょう。

    タイヤチェーンの選び方

    タイヤチェーンの選び方

    「タイヤチェーンを選ぶ基準が知りたい」
    「タイヤチェーンを取り付けられる自信がない」

    タイヤチェーンは多くの種類が存在するため、購入前に悩むかもしれません。本章では、タイヤチェーンの選び方を紹介します。

    ● 素材で選ぶ
    ● 形状で選ぶ
    ● 脱着の手間で選ぶ

    素材で選ぶ

    タイヤチェーンの選び方1つ目は「素材で選ぶ」です。タイヤチェーンの素材によって、雪道や凍結路で走行するときのグリップ性能が異なります。
    一般的にタイヤチェーンの素材は、以下の通りです。

    ● 金属製
    ● 非金属製
    ● 布製

    各素材の特徴は、以下の通りです。

    素材 メリット デメリット
    金属製 ●素材の中で一番グリップ性能が高い
    ●比較的安価
    ● ホイールが傷つく可能性がある
    ● 乾燥した路面で走行できない
    非金属製 ● 走行中の振動が少なく走行性がよい
    ● 乾燥した路面でも走行できる商品がある
    ● グリップ性能は金属より劣る
    ● 金属製と比較して本体価格が高い
    布製 ● 着脱が簡単
    ● 軽量で取り扱いしやすい
    ● 耐久性は金属や非金属と比較して劣る

    タイヤチェーンは上記のように素材によってグリップ性能や耐久性、取り外しのしやすさなど、特徴が異なります。

    素材で選ぶときは上記のメリット・デメリットを参考に、あなたに合ったタイヤチェーンを購入しましょう!

    形状で選ぶ

    タイヤチェーンの選び方2つ目は「形状で選ぶ」です。以下のタイヤチェーンの形状と特徴は以下の通りです。

    形状 特徴
    はしご型(ラダー型) ● 前後のグリップ性能が高い
    ● グリップ性能は亀甲型と比較して横滑りしやすい
    ● 価格帯も金属製品のなかでは比較的安価で手に入る
    亀甲型 ● 凍結路や雪道でもグリップ性能が高い
    ● 金属製品でも走行中の振動が少ない
    ● タイヤチェーン切れると修理が困難
    分離型 ● 複数のパーツで構成される非金属性のタイヤチェーン
    ● 金属製のタイヤチェーンと比較するとグリップ性能は劣る
    ● 振動が少ないため乗り心地良好
    ● 脱着や本体の収納がしやすい
    ネット型 ● タイヤ全体を覆うタイヤチェーン
    ● 金属製や非金属製、布製の商品がある

    上記タイヤチェーンの形状と特徴を把握することで、あなたがお出かけする積雪地域に合ったタイヤチェーンを選ぶことが可能です。

    後述しますがタイヤチェーンの形状によっては、脱着しにくい商品もあります。

    雪が降っている過酷な環境でタイヤチェーンの脱着作業をする可能性もあるため、タイヤチェーンの形状と脱着のしやすさは確認しておくことをおすすめします!

    脱着の手間で選ぶ

    タイヤチェーンの選び方3つ目は「脱着の手間で選ぶ」です。
    「脱着に時間がかかるのは嫌」「大雪の過酷な環境でタイヤチェーンを脱着した」
    このようなお悩みや経験をした方もいるのではないでしょうか。
    先述のとおり、タイヤチェーンは素材や形状によって脱着方法が異なります。
    具体的にタイヤチェーン脱着時にかかる手間は、以下のとおりです。

    手間の種類 タイヤチェーン脱着時の手間の詳細
    車移動の有無 タイヤチェーンの脱着に車移動が必要
    増し締めの有無 取り付け後に数百メートル走行後、タイヤチェーンのバンドを再度締め直す

    上記のようにタイヤチェーンの種類によって、車移動や増し締めを必要とする商品があります。

    取り付け方を誤った場合、タイヤチェーンが走行中に外れたりタイヤチェーンが外れて車体やホイールが損傷したりと、タイヤチェーン以外の問題が発生する危険もあります。

    タイヤチェーンを選ぶときは、タイヤチェーンの脱着の手間や脱着方法を必ず確認してから購入しましょう!

    スタッドレスタイヤ用チェーンでおすすめの商品8選

    スタッドレスタイヤ用チェーンでおすすめの商品8選

    本章では、スタッドレスタイヤ用チェーンのおすすめ商品を8つ紹介します。

    1.【亀甲型】NEWRAYTON(ニューレイトン)アイスバーン

    【亀甲型】NEWRAYTON(ニューレイトン)アイスバーン

    参照:Amazon

    「金属製のチェーンを検討している」「収納スペースが気になる」「グリップ性能が高い商品を購入したい」このような方におすすめしたい商品が、エマーソンのNEWRAYTON(ニューレイトン)アイスバーンです。雪上道や凍結路でグリップ性能を発揮する金属製の本商品は、ジャッキアップ不要で取り付けしやすく、チェーン形状もタイヤの縦方向と横方向の両方向の力に強い亀甲型になっています。

    また収納ケースもコンパクトであるため、車に積んでもスペースをとらないためおすすめです。

    メーカー エマーソン(Emerson)
    商品名 NEWRAYTON(ニューレイトン)アイスバーン
    素材 金属
    形状 亀甲型
    JASAA認定有無
    取り付けのしやすさ
    価格 4,505円(税込)~
    販売ページ 参照:Amazon

    2.【亀甲型】weissenfels クラック&ゴー ユニカ M32

    【亀甲型】weissenfels クラック&ゴー ユニカ M32

    参照:Amazon

    weissenfels(バイセンフェルス)の「クラック&ゴー ユニカM32」は、以下のような方におすすめです。

    ● 簡単に装着できるチェーンを探している
    ● ジャッキアップせずに装着したい
    ● 高品質で耐久性のあるチェーンが欲しい

    JASAA認定は受けていませんが、ヨーロッパでの認証を取得しており、国際的な品質基準を満たしています。

    また、走行中の静粛性が高く、振動も少ないため、快適な運転環境を維持したい方にも向いています。

    メーカー weissenfels(バイセンフェルス)
    商品名 クラック&ゴー ユニカM32
    素材 金属
    形状 亀甲型
    JASAA認定有無
    取り付けのしやすさ
    価格 11,400円(税込)~
    販売ページ 参照:Amazon

    3.【分離型】バイアスロン クイックイージーQE

    wm03イメージ

    参照:Amazon

    「非金属製のタイヤチェーンを検討している」「非金属製でも走行が安定する商品を購入したい」「脱着の手間をなるべく避けたい」このようなタイヤチェーンをお探しのあなたにおすすめの商品は、JASAA認定品のカーメイトのバイアスロンクイックイージーです。

    JASAA認定品とは、日本自動車交通安全用品協会による試験を受けた製品を指します。JASAA認定品のタイヤチェーンは、以下のような走行性能が期待できるため、雪道や凍結路でも安定した走行性能を発揮します。

    参考:日本自動車交通安全用品協会

    ジャッキアップ不要で脱着できることはもちろん、本商品を装着したまま関越トンネルを走行することが可能です。

    非金属であるためグリップ性能は金属製のタイヤチェーンと比較して劣りますが、108本のスパイクピンにより凍結路やアイスバーンでも安定した走行を可能にします。非金属性でも安定した走行性能を求める方におすすめの商品です。

    メーカー カーメイト(Carmate)
    商品名 バイアスロンクイックイージーQE
    素材 非金属(高性能ポリウレタンエラストマー)
    形状 分離型
    JASAA認定有無
    取り付けのしやすさ
    価格 30,800円(税込)~
    販売ページ 参照:Amazon

    4.【分離型】Viugreum タイヤチェーン

    【分離型】Viugreum タイヤチェーン

    公式サイトへ

    Viugreumのタイヤチェーンは、以下のような方におすすめです。

    ● アイスチェーンに基本的な性能のみを求めている
    ● コストパフォーマンスを重視している
    ● 手軽に装着できるチェーンを探している

    Viugreumの「タイヤチェーン」は、とにかく価格が抑えられており、コストパフォーマンスの高さが魅力と言えます。

    素材に高品質のマンガン鋼を使用しており、優れたグリップ力を持つタイヤチェーンです。

    雪道や凍結路以外にも、泥水で滑りやすい悪路にも対応しています。

    メーカー Viugreum
    商品名 タイヤチェーン
    素材 金属
    形状 分離型
    JASAA認定有無
    取り付けのしやすさ
    価格 1,342円(税込)~
    販売ページ 参照:Amazon

    5.【はしご型】エフ・イー・シー (FEC)雪道楽α1

    wm03イメージ

    参照:Amazon

    続いておすすめする商品はエフ・イー・シーの雪道楽α1です。

    本商品のチェーン形状は、はしご(ラダー)型でありタイヤの前後方向のグリップ性能が高いため、雪道や凍結路で高い走行性能を発揮します。一方横方向のグリップ性能は劣るため、亀甲型と比較して横滑りしやすいデメリットがあります。

    年に限られた回数しか使用しない方や、お手頃の価格でタイヤチェーンを用意しておきたい方におすすめの商品です。

    メーカー エフ・イー・シー(FEC)
    商品名 雪道楽α1
    素材 金属
    形状 はしご型
    JASAA認定有無
    取り付けのしやすさ
    価格 8,800円(税込)~
    販売ページ 参照:Amazon

    6.【はしご型】 INVERNO スタンダードチェーン IS-160

    【はしご型】 INVERNO スタンダードチェーン IS-160

    参照:Amazon

    INVERNOの「スタンダードチェーン IS-160」は、以下のような方におすすめのタイヤチェーンです。

    ● 耐久性の高いタイヤチェーンを探している
    ● 雪道や凍結路での高いグリップ力を求めている
    ● 乗用車・軽自動車・ミニバン・1BOXカーに乗っている

    INVERNOの「スタンダードチェーン IS-160」は、角断面チェーンが氷や雪を砕くことで、優れたグリップ力を実現しています。

    さらに、特殊合金鋼を使用しており、従来のチェーンと比較して2倍の耐久性を持っている点も魅力的です。

    ただし、オフロード車やトラック全般には適用していないため、あらかじめ適用サイズを確認して購入しましょう。

    メーカー INVERNO
    商品名 スタンダードチェーン IS-160
    素材 金属
    形状 はしご型
    JASAA認定有無
    取り付けのしやすさ
    価格 5,980円(税込)~
    販売ページ 参照:Amazon

    7.【ネット型】ISSE スノーソックス スーパー TYPEⅡ

    【ネット型】ISSE スノーソックス スーパー TYPEⅡ

    参照:Amazon

    ISSEの「スノーソックス スーパー TYPEⅡ」は、金属製ではなく布タイプで、以下のような方におすすめのソックスタイプのタイヤチェーンです。

    ● 布タイプのタイヤチェーンを探している
    ● 金属チェーンと同様のグリップ力を求めている
    ● 金属製よりも簡単に装着できるものが欲しい

    「スノーソックス スーパー TYPEⅡ」は布製ながら、金属製に匹敵するグリップ力があります。

    ジャッキアップや工具も不要で、およそ3分で装着できる手軽さが魅力です。金属製に比べて静粛性が高いのも、スノーソックスのメリットと言えます。

    ただし、布製タイヤチェーンは金属製に比べると耐久性が劣る可能性があるため、メリットやデメリット、価格などを考慮し選択することが大切です。

    以下のISSE公式YouTubeでは、スノーソックスの装着方法を紹介しているので参考にしてください。

    参考:ISSE公式YouTube

    メーカー ISSE
    商品名 スノーソックス スーパー TYPEⅡ
    素材
    形状 ネット型
    JASAA認定有無
    取り付けのしやすさ
    価格 21,890円(税込)~
    販売ページ 参照:Amazon

    8.【ネット型】AUTOSOCK 布製タイヤすべり止め

    【ネット型】AUTOSOCK 布製タイヤすべり止め

    参照:Amazon

    AUTOSOCKの「布製タイヤすべり止め」は、以下のような方におすすめです。

    ● ホイールやタイヤを傷つけたくない
    ● 取り外しが簡単なタイヤチェーンが欲しい
    ● 持ち運びしやすいタイヤチェーンを探している

    布製タイプのタイヤチェーンは、金属製に比べてしなやかなため、ホイールやタイヤを傷つけるリスクが少ないです。

    また、重さは1kgと軽量でコンパクトなため、持ち運びしやすく、車内にあっても大きな負担にならないのも魅力でしょう。

    ただし、乾燥路面での使用や長時間の連続使用には適していないため、使用状況に応じて適切に取り扱うことが重要です。

    メーカー AUTOSOCK
    商品名 布製タイヤすべり止め
    素材
    形状 ネット型
    JASAA認定有無
    取り付けのしやすさ
    価格 10,270円(税込)~
    販売ページ 参照:Amazon

    【注意】スタッドレスにスプレーはおすすめできない

    【注意】スタッドレスにスプレーはおすすめできない

    スタッドレスタイヤに滑り止め効果の高いスプレーを使用するのはおすすめできません。滑り止めの薬剤を吹きかけて滑り止めの効果を高めても、チェーン規制が発令された道路では通行できないからです。

    タイヤチェーンの規制が発令された道路では、必ずタイヤチェーンを取り付けなければいけません。タイヤチェーン規制区間で走行できるチェーンの種類や製品素材詳細は、以下の3種類です。

    タイヤチェーンタイプ(素材) 製品素材の詳細
    金属 金属製のチェーンやワイヤーの製品
    ウレタン&ゴム ゴムなどの樹脂製の製品
    布カバー アラミドなどの特殊繊維製の製品

    参考:国土交通省

    タイヤの販売店で購入するタイヤチェーンであれば、基本的に問題ありません。事前に準備するならスプレータイプでなく、チェーン規制に対応したタイヤチェーンの購入をおすすめします!

    【走行注意】雪道や凍結した路面を安全に走行するポイント

    【走行注意】雪道や凍結した路面を安全に走行するポイント

    雪道や凍結路では、スタッドレスタイヤやチェーンを装着してもスリップやハンドルが効かなくなるなど、走行中に予測できないトラブルが発生するかもしれません。本章では、雪道や凍結した道路を安全に走行するポイントを紹介します。

    ● ノーマルタイヤで走行しない
    ● 車間距離を普段の2倍は確保する
    ● 「急」のつく運転操作を避け事故を未然に防ぐ

    ノーマルタイヤで走行しない

    「雪も多くないからこのまま走行できる」「大雪になったらチェーンだけ使用すれば大丈夫」「ゆっくり走行すればノーマルタイヤでも問題ない」
    上記のような考えの方は、走行中にスリップする可能性が高いため危険です。
    ノーマルタイヤは気温が7度以下になると走行性能が低下します。
    気温が極端に低い場合、雪が降っていなくても路面が凍結している可能性があるためスリップの原因にもつながります。

    凍結路面で夏タイヤとスタッドレスタイヤの制動距離を比較したJATMAの実験データは、以下のとおりです。

    夏タイヤとスタッドレスタイヤの制動距離を比較したJATMAの実験データ

    参考:JATMA

    上記データでわかるように、夏用タイヤはスタッドレスタイヤの約1.5倍も制動距離が伸びています。雪道や凍結路、気温が低い環境をノーマルタイヤで走行は危険しかありません。

    なお沖縄県を除く各都道府県の積雪路や凍結路で冬用タイヤを装着等せずに運転した場合、法令違反で以下の反則金を課せられます。

    車種 料金
    大型 7,000円
    普通 6,000円
    二輪 6,000円
    原付 5,000円

    事故や違反のリスクを回避するために、スタッドレスタイヤは必ず装着しましょう!

    車間距離を普段の2倍は確保する

    普段走行している乾燥道路の2倍を目安に車間距離をあけることで、雪道や凍結路を安全に走行できます。

    雪道や凍結した路面は制動距離が伸びるため、普段と同じ車間距離ではブレーキが間に合わず追突やスリップにつながるため危険です。最悪の場合、前方の車両や歩行者、走行中の自転車に追突して負傷者が出てしまうかもしれません。

    雪道を安全に走行するためには、車間距離を十分に確保することが重要なのです。

    実際積雪地域である新潟県では令和5年12月~令和6年3月の4ヵ月間で、冬道のスリップによる人身交通事故が42件発生しています。

    また、42件中31件と全体の8割以上が、追突事故や正面衝突です。

    【車両相互の発生件数のみ抽出し作成】

    事故発生区分 正面衝突 追突 出会い頭 追越・追抜すれ違い時 右左折時 その他 合計
    発生件数 11 20 2 1 3 37

    参考:新潟県警察(冬道の安全走行)

    原因別発生状況【安全運転義務違反のみ抽出し作成】

    項目 ハンドル操作不適 ブレーキ操作不適 前方不注意 安全速度 安全不確認 安全運転義務/その他 合計
    発生件数 4 30 1 5 40

    ※そのほか「悪質危険違反」「その他」の発生件数が2件あり合計で42件となる

    参考:新潟県警察本部交通部交通企画課(冬道の安全走行)

    上記の表でわかるように追突事故の原因の多くがブレーキ操作不適です。
    「なんとなくカンで車間距離をあけている」「雪が降っていない道路と同じくらいの車間距離で大丈夫」

    このような走行方法は事故の危険性が高くなるため危険です。必ず十分な車間距離を確保して、雪道を安全に走行しましょう!

    「急」のつく運転操作を避け事故を未然に防ぐ

    「急」のつく運転操作を避けることで、雪道や凍結した道路で事故を未然に防ぐことが可能です。
    「急」のつく運転操作は3つあり、「急」のつく運転操作をすると走行中に、以下の危険性を高めてしまいます。

    急な運転操作 起こりうる危険
    急ハンドル 車体をコントロールできなくなる
    急ブレーキ タイヤがスリップする
    急発進 タイヤが空回りしてタイヤが雪に埋もれて発進できない

    上記の運転操作は、最悪の場合事故につながります。またタイヤの劣化を早める運転操作でもあるため、「急」のつく運転操作はデメリットしかありません。
    「スタッドレスタイヤを履いているから大丈夫」「タイヤにチェーンをつければ絶対に滑らない」上記のように思ったあなたは注意が必要です。

    栃木県では、2022年1月10日〜2022年1月11日まで降り続いた雪の影響でスリップ事故が37件も発生しました。スリップ事故37件の事故に関係した8割の車が、冬用タイヤを着用していたことがわかっています。

    参考:下野新聞

    つまりスタッドレスタイヤを装着していても、事故につながる可能性は十分にあるのです。
    事故を未然に防ぐためにも「急」な運転操作は避け、気持ちに余裕をもってゆっくり運転することを心がけましょう!

    【事前確認】雪道を安全に走行する前にタイヤ点検がおすすめ

    【事前確認】雪道を安全に走行する前にタイヤ点検がおすすめ

    スタッドレスタイヤを装着して積雪地に出かける前に、雪道を安全に走行するためにタイヤ点検を実施しておきましょう。

    スタッドレスタイヤの状態が悪い場合グリップ性能を発揮できない可能性があるため、雪道や凍結路の運転は大変危険です。

    「スタッドレスタイヤなら雪道でも安心」「定期的に点検していない」このようなスタッドレスタイヤの使用方法では、雪道でトラブルに巻き込まれるかもしれません。
    たとえばタイヤの点検不足によりタイヤの空気圧が低い状態で走行した場合、以下のリスクが高くなります。

    ● 燃費が悪くなる
    ● グリップ性能が低下してブレーキが効きにくくなる
    ● スタンディングウェーブ現象が発生しタイヤがバーストする

    上記は夏用タイヤとスタッドレスタイヤで同じことがいえ、制動距離が長くなる雪道ではとくに注意が必要です。

    タイヤの空気圧をメーカーが指定した数値にすることで、タイヤ本来の走行性能を発揮し安全に走行することが可能です。

    タイヤのトラブルが原因で車体にまで悪影響を及ぼす可能性もあるため、スタッドレスタイヤを装着しても雪道に行くときは、事前にタイヤ点検を実施して安全に走行できる状態にしておきましょう!

    スタッドレスタイヤとチェーンに関するよくある質問

    スタッドレスタイヤとチェーンに関するよくある質問

    スタッドレスタイヤとチェーンに関するよくある質問は、以下の3つです。

    1. スタッドレスタイヤとチェーンはどちらが滑らない?
    2. タイヤチェーンの寿命はどれくらい?
    3. ノーマルタイヤでもチェーンのみ装着すれば問題ない?

    それぞれの回答を確認しましょう。

    1.スタッドレスタイヤとチェーンはどちらが滑らない?

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンのどちらが滑りにくいかは、使用する状況により異なります。

    スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路に適した特殊ゴムと溝形状により、冬道での安定したグリップ力を発揮します。また、通常の乾燥路も走行可能で、幅広い環境に対応したタイヤです。

    一方、タイヤチェーンは凍結した急な坂道や深い雪が積もった悪路など、とくに滑りやすい状況での優れたグリップ力が特徴です。

    日常的に雪道や凍結路を走行する場合、利便性の高いスタッドレスタイヤが適しており、急な豪雪やアイスバーンなどに対してはチェーンを常備するといいでしょう。

    2.タイヤチェーンの寿命はどれくらい?

    タイヤチェーンの寿命は、使用頻度や使用環境、素材などによって異なります。金属製のタイヤチェーンは、適切に使用すれば5〜10年ほど使用可能です。

    一方、布製のタイヤチェーンは金属製よりも耐久性が低く、一般的に5年ほどでの交換が推奨されています。たとえば、AutoSock社のスノーソックスは、雪道で500km以上は走行可能とされています。

    長く使うためには、使用後汚れを落とし乾燥させて、適切に保管することが大切です。寿命は商品によっても異なるため、メーカーの推奨使用期間を確認し、早めの交換を心がけましょう。

    3.ノーマルタイヤでもチェーンのみ装着すれば問題ない?

    ノーマルタイヤにチェーンを装着するだけでも、一定の滑り止め効果は期待できます。しかし、チェーンは駆動輪にのみ装着するため、チェーンを付けていないタイヤのグリップ力に不安が残るでしょう。

    また、ノーマルタイヤはスタッドレスタイヤと比較してゴムが硬いため、雪道や凍結路で十分なグリップ力を発揮しません。そのため、チェーンを装着しても十分なブレーキ性能を発揮できない可能性があります。

    降雪や凍結の可能性が少しでもある地域では、スタッドレスタイヤの装着が基本です。その上で、急勾配な雪道やアイスバーンでは、適宜チェーンを装着しましょう。

    タイヤ点検や交換はタイヤワールド館ベストにおまかせください!

    タイヤ点検や交換はタイヤワールド館ベストにおまかせください!

    スタッドレスタイヤとタイヤチェーンを併用することで、積雪地域でチェーン規制が発令されても対処可能です。

    ただしタイヤの空気圧不足や摩耗が多い場合、タイヤ本体の走行性能低下により安全に走行できない可能性があることを忘れてはいけません。

    積雪地域にお出かけの際は、一度タイヤ点検の実施をしておきましょう!タイヤ点検なら、タイヤ専門店の「タイヤワールド館ベスト」におまかせください。

    また、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンをはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストにぜひお気軽にご相談ください。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    泉八乙女店
    泉八乙女店
    TEL: 022-773-2811
    住所:仙台市泉区上谷刈1-6-1
    アクセス:仙台北環状線沿い
    営業時間:10:00~19:00
    カテゴリー
    スタッドレスタイヤ 仙台本店 輸入車(外車)

    ベンツSクラスにおすすめスタッドレスタイヤ・アルミホイール

    男性オーナーさんの人気の高い高級セダンのベンツSクラス!今回はベンツSクラスセダンのおすすめホイールと合わせて履きたい冬タイヤもご紹介させていただきます。

    ベンツSクラスの純正タイヤ・ホイール情報

    ベンツCクラス画像
    ベンツSクラス(W223)の純正タイヤサイズ

    ■18インチ:255/50R18
    ■20インチ:F)255/40R20・R) 285/35R20
    ■21インチ:F) 255/35R21・R) 285/30R21

    ベンツSクラス(W223)の純正ホイールサイズ

    ■18インチ:18×8.0 5/112 +39
    ■20インチ:F)20×9.5 5/112 +34・R)20×10.0 +48
    ■21インチ:F) 21×9.0 5/112 +34・R) 21×10.0 +48

    各グレード3サイズずつ設定があります。購入の際は注意が必要です。

    ベンツSクラスにはどんなスタッドレスタイヤ・ホイールが合うのか?

    ベンツSクラスは車重が重いため、強度のあるタイヤを
    おすすめします。強度があるタイヤといってもゴムが
    硬いというわけではなく、タイヤの内部のワイヤーがしっかり
    巻かれているものを選ぶと車重に負けず減りにくい
    安定して走行できます。

    アルミホイールも国産車に比べるとサイズが特殊です。
    冬用アルミホイールは選択肢が少ないのですが、純正の
    センターキャップを使用できるなど嬉しいポイントもあります。

    ベストがおすすめするスタッドレスタイヤ3選

    【ミシュラン X-ICE SNOW】

    Sクラスは車輛重量が重く、パワーのある大型セダンなので、基本的には剛性と耐摩耗性が高いタイヤがおすすめです。
    ミシュランX-ICEスノー
    従来より高い剛性による走行安定性と耐摩耗性は他の追随を許さないミシュランさん。今回のX-ICE SNOWはそれに加えエバーグリップコンパウンドを加える事により、接地表面に微細な凹凸を発生。それによってエッジ効果と氷表面の水膜を破って密着する効果で氷上性能を向上させました。
    冬の高速道路を頻繁に走るなど、スタッドレスタイヤ特有のフラツキ感に悩まされていた方におすすめしたいタイヤです。

    【ピレリー WINTER SOTTOZERO™ 3】

    ピレリSOTTOZERO3
    このタイヤは最高級のプレミアムカーやSUV用として開発されたもので、特にどのような天候であっても最大限の安全性、制御性、およびパフォーマンスを提供し、最新の自動車に最適のタイヤです。国産と違いしっかりとしたショルダーとトレッドパターンが特徴で、雪道やアイスバーンの走行でも安心して走破してくれるタイヤです。

    【コンチネンタル ContiVikingContact TM6】

    コンチネンタル
    コンチネンタルは、アウト側がドライ、センター部分がアイス、イン側がスノーと、それぞれを重視するブロックレイアウトが特徴です。これってドライでも氷路でも雪道でも、正確なハンドリング性能を追求できる最高のタイヤではないでしょうか。おすすめしたいタイヤの一つですね。

    冬に履きたいアルミホイール3選

    ■スマートライン365

    ホイールサイズ:19×8.5 5/112 +31
    スマートライン365
    シンプルなデザインが魅力の輸入車用アルミホイールです。「スマートな365日」というキャッチフレーズで製作されており、365日どんなシチュエーションでも、どんな車種にもお使いいただけるような汎用性を持たせたアルミホイールとなっています。また、純正キャップ・純正ボルトで装着できるホイールです。

    ■AGA Burg

    ホイールサイズ:19×8.5 5/112 +38
    AGA Burg
    ホイール交換でハンドリングに変化を起こさない事に注力したホイール!AGAはタイヤ・ホイール交換により起こる、ハンドリングの変化を最小限におさえるため、可能な限り純正タイヤサイズに適したインセット値・リム幅に設定しているところが特徴です。また、純正キャップ・純正ボルトで装着できるホイールです。

    ■MAK KRONE

    MAKKRONE
    ホイールサイズ:20×8.5 5/112 +29メルセデス・ベンツ専用に開発されたブラックミラー・フィンホイール。
    Aクラス用17インチからGLEクラス用20インチまで幅広く対応しています。
    純正キャップ対応・純正ボルト対応・TPMS対応・車種専用設計のホイールです。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。グレードによりますが21インチのスタッドレスタイヤがサイズ設定にないのでインチダウンが必要になる場合や、グレードによってはインチダウン不可の場合もございます。また今回ご紹介した商品以外ももちろんありますので、より詳しくスタッドレスを検討される場合は、タイヤホイールのプロショップである当店へ是非ご来店下さい。
    皆様のご来店お待ちしております!

    カテゴリー
    スタッドレスタイヤ 泉八乙女 輸入車(外車)

    アウディQ3におすすめスタッドレスタイヤ・ホイールセット

    快適性・機能性で定評のあるプレミアムコンパクトSUV『アウディQ3』はコンパクトながらもやはりドイツ車、シックな高級感漂う風格はもちろんどのグレードもパワーが格別です。SUV×スポーティさがブームの今、Q3は見る人の目を奪いますね♪今回はアウディQ3におすすめするスタッドレスタイヤとホイールをご紹介いたします!

    アウディQ3純正タイヤ・ホイールサイズ早見表

    グレード別早見表はこちら

    グレード 純正タイヤサイズ 純正アルミホイール
    35TFSI
    35TFSI アドバンスド
    35TDI クワトロアドバンスド
    35TDI クワトロライン
    35TFSI Sライン
    215/65R17
    235/55R18
    235/50R19
    1770 5/112+40
    1870 5/112+43
    1970 5/112+43
    1.4TFSI
    1.4TFSIスポーツ
    2.0クワトロ170PS
    2.0クワトロ170PS Sパッケージ
    2.0TFSIクワトロ180PS
    2.0TFSIクワトロ180PS Sパッケージ
    2.0TFSIクワトロ211PS
    2.0TFSIクワトロ211PS Sパッケージ
    2.0TFSIクワトロ220PS
    2.0TFSIクワトロ220PS Sパッケージ
    235/55R17
    235/50R18
    1770 5/112+40
    1870 5/112+43
    RSベースグレード 255/40R20 2085 5/112+38
    2.5 4WD
    パフォーマンス4WD
    255/35R20 2085 5/112+36

    アウディQ3のスタッドレスタイヤを選ぶ時のポイント

    ご自身が普段走る路面「凍結路が多い」、「積雪が多い」等を基準に選ぶのがポイントです!

    SUV専用タイヤを選ぶこと

    Q3はSUVのボディタイプに分けられるので、スタッドレスタイヤを選ぶ際は『SUV専用』を選ぶのが良いと思います。
    違いとしては、ノイズは多少気になるかもしれませんが操縦性は安定します。SUVは車重が重く特有のふらつきがみられます。タイヤにかかる負担が大きくなればなるほどタイヤの寿命にも関わってくる理由のひとつです。もちろん、スタッドレスタイヤにもとめる性能を重視するのが第一ですが、『SUV専用』となっているタイヤを選択するのがおすすめです。

    アウディQ3におすすめのスタッドレスタイヤ

    DUNLOP WINTER MAXX03|ダンロップ ウィンターマックス03

    『氷に瞬間で効く、効きが長く続く MAXX止まる』氷、雪道に対する性能を重視して作られたダンロップのスタッドレスタイヤWM03は乾燥路面もフラつきが少なく快適に運転できます。目に見えない凸凹した氷上路面を嚙み合うようにガッチリ密着。〈止まる〉効果が実感できます。通勤通学、お買い物など街乗りメインの方へおすすめ!アイスバーンなど氷の上が得意なタイヤです。
    本記事では、ダンロップのスタッドレスタイヤ「ウィンターマックス03」が滑りやすいという評判が本当なのかを解説し、製品の特長や使用している人の口コミなどを紹介しています。同じシリーズのウィンターマックス02、SJ8+、SV01についても触れていますので、自分の求める機能や価格に近いのはどれかチェックしてみてくださいね。

    DUNLOP WINTER MAXX SJ8+|ダンロップ ウインターマックス SJ8+

    「長持ち」をコンセプトに掲げているダンロップもちろん「効き」にも重視して年々ハイレベルなタイヤが発表されています。
    その中で、SUVに特化したスタッドレスタイヤがSJ8+です。氷上性能の効きを重視しながらも、コストを抑えたい方へおすすめのスタッドレスタイヤです。
    上記WM03との違いは?
    雪山、「スキー・スノーボードへ行くことが多い…」「東北地方でも北側の雪が積る地域によく行く…」など、雪が積もった積雪路面をメインに使用する場合におすすめのタイヤです。

    BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3|ブリヂストン ブリザック DM-V3

    「冬道に力強さと安心感を」を掲げているブリヂストン。期待を裏切らない性能を発揮してくれ、ユーザーに安心感を与えています。その中で、SUVに特化したスタッドレスタイヤがDM-V3です。圧雪道やスノースポーツへ雪山、坂道の多い道をよく運転する…そんな方へおすすめのスタッドレスタイヤです。

    MICHELIN X-ICE SNOW SUV|ミシュラン X-ICEスノーSUV

    『X-ICE史上一番止まる』が特徴のミシュランのスタッドレスタイヤ。横ぶれしにくく、雪道でも安定した走行ができるのが特徴。剛性がしっかりしており、車重の重い輸入車に装着しても減りにくい・ふらつきが少ないので運転中のストレスも少ないと好評です。

    アウディQ3におすすめのアルミホイール

    WEDS LEONIS NAVIA07|ウェッズ レオニス ナヴィア07

    ナヴィア07公式サイトへ

    スタイリッシュな7本スポークホイールです!軽量化に特化したナヴィアシリーズはスポーティさを大きく表現してくれます。塩害対策もされているので冬でも安心して装着していただけます。

    IRVINE F01|アーヴィンF01

    アーヴィンF01公式サイトへ

    リムエンドまで伸びているスポークがお車をスポーティーに魅せてくれます!冬に強い塗装で作られているので安心して雪道を走れるのも魅力の一つ!

    MAK UNION|マック ユニオン

    マック ユニオン公式サイトへ

    五角形のボックスとダブルスポークを組み合わせたユニークで力強いデザイン。車種専用設計されているのでガタつきなど心配なし!冬もお洒落なホイールを履きたい方へおすすめです。

    EURO ZWEI FK-10|ユーロツヴァイFK-10

    ユーロツヴァイFK-10公式サイトへ

    コストパフォーマンスに優れた安心・安全なホイール。デザインにもこだわりたい方へおすすめのホイールです。
    他にもオンラインショップでは沢山のアルミホイールを出品しているのでぜひご覧ください。

    まとめ

    ご自身の用途に合ったタイヤ選びが大切です。わからない・不安などある場合は専門店へ直接相談してみるのもおすすめです!希少サイズのタイヤはシーズンへ入ると欠品になり手に入らなくなる場合がございます。ご相談・準備はお早めに♪またタイヤワールド館ベストではお客様の装着画像を掲載しています。ぜひご覧ください!

    カテゴリー
    メルセデスベンツ スタッドレスタイヤ 古川店 輸入車(外車)

    ベンツCクラスにおすすめのスタッドレスタイヤ6選!適応サイズやインチダウン・選び方の注意点についても解説

    「ベンツCクラスに合うスタッドレスタイヤとホイールを探している」「雪道でもラグジュアリー感を損なわず、安全に走りたい」「コストと性能のバランスが取れたホイールセットを選びたい」

    そんな悩みを持つCクラスオーナーに近年注目されているのが、専用設計のスタッドレスタイヤ&ホイールセットです。

    Cクラスの上質な走行性能を維持しながら、雪道や凍結路でも確実なグリップを発揮することが求められます。さらに、TPMS(空気圧監視システム)対応や純正ボルト適合、デザイン性と耐久性も重要なポイントです。

    この記事では、ベンツCクラスに適したスタッドレスホイールの特徴やメリット・デメリット、主要タイヤ・ホイールモデルの性能解説世代・グレード別のおすすめセットを詳しく紹介します。冬のドライブを安心・快適に楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

    ※お願い※
    新車であってもグレード差やオプションにより、純正装着とは異なるサイズ(適応サイズ)が実際に装着されているケースがあります。とくに中古車の場合、前オーナーによる交換歴があるかもしれません。
    タイヤ購入の際には、運転席ドアを開けたところにあるタイヤサイズ表示シールと、現在装着されているタイヤの側面にも刻印されているサイズの両方を、必ず現物でご確認ください。

    ベンツCクラスのスタッドレスホイール選びの基礎知識

    ベンツCクラスのスタッドレスホイール選びの基礎知識

    まずは、クラス世代別の違いや、純正ホイールとの違いなどについて解説します。

    Cクラス世代別の違い(W204/W205/W206)

    CクラスはW204・W205・W206と進化するごとにボディサイズやホイール径が変化してきました。W204は16〜17インチが主流、W205は17〜18インチ、現行W206では18インチ以上も多く採用されています。

    世代 年式 ホイールサイズの特徴
    W204 2007年~2014年 非AMG仕様では16~17インチのホイール採用例が多く、17インチ前後を標準とする構成例も多数。一部上級仕様やスポーツ仕様では、18インチ(前後異径)や19インチ仕様がオプションとして採用されていた例もあります。
    W205 2014年~2021年 ホイール大型化の傾向が進み、17~18インチ構成が代表的となり、前後異径仕様も比較的一般化しました。
    W206 2021年~現行 さらに大径化が進む傾向にあり、18インチ以上の仕様が標準・オプションの両面で多く見られます。

    スタッドレスタイヤ用ホイールを選ぶ際は、自分のCクラスの型式を必ず確認することが大切です。車検対応や走行性能の安定性にも直結するため注意しましょう。

    Cクラスにホイールセットが必要な理由

    スタッドレスタイヤを冬だけ使用する場合、ホイールとセットで用意するとメリットが大きいでしょう。毎回の付け替え作業が簡単になり、純正ホイールを傷つけるリスクも減少します。

    さらに、シーズンごとの保管や作業コストを抑えられる点も魅力です。特にベンツはボルト規格が特殊なため、専用ホイールセットを持つことで作業性が向上して、安心かつ経済的に冬を過ごせます。

    純正ホイールとの違いとメリット・デメリット

    スタッドレス用のホイール選びでは「純正」か「社外」かで悩む方も少なくありません。純正ホイールはフィッティング精度と高級感が強みですが、コストが高い点がデメリットです。

    対して、社外ホイールは価格やデザインの選択肢が豊富で、冬季専用として割り切りやすい魅力があります。それぞれの特徴を理解して比較することで、自分に合ったホイールセット選びが可能になるでしょう。

    純正ホイールのメリット

    ベンツCクラスに純正ホイールを選ぶ最大の魅力は、車体デザインとの一体感と安心感です。メーカー設計のため適合性が高く、走行性能を損なう心配がありません。

    また、高級感あるデザインは冬用でも所有満足度を高め、中古市場での価値も維持しやすい点が大きなメリットです。さらに、保証面でも安心でき、長期的にクオリティを維持したい方には理想的な選択肢となります。

    純正ホイールのデメリット

    一方で、純正ホイールは価格が高額で、スタッドレスタイヤ用に別途揃えると大きな負担になります。さらに、デザインバリエーションが少なく、個性を出しにくい点もデメリットです。

    冬場に傷や汚れがつくとリセール価値が下がる可能性もあり、気軽に使うには不向きでしょう。実用性やコストを重視するなら、デザイン性に優れ価格も手頃な社外ホイールを選ぶ方も多くなっています。

    ベンツCクラス世代別の装着可能タイヤ&ホイールサイズ

    ベンツCクラス世代別の装着可能タイヤ&ホイールサイズ

    現行型(5代目)や4代目、3代目のタイヤ&ホイールサイズを紹介します。

    ※お願い※
    本仕様表はあくまで「代表的・想定される仕様例」を示したものであり、すべての年式・グレード・オプション車に当てはまるものではありません。実際に購入される際は、車検証記載の仕様・純正ホイール番号・購入されるホイールメーカーの公式カタログ・正規ディーラー等の資料と照合し、実車でのご確認を必ずお願いします。

    【現行型・5代目】W206のタイヤ&ホイールサイズ

    現行型 W206(2021年以降)では、純正タイヤ・ホイール仕様として主に17〜19インチ が採用されています。標準グレードでは225/50R17 のタイヤが一般的で、スポーツ/オプション仕様では 225/45R18(F)・245/40R18(R)の異形仕様も設定されています。

    さらにAMGや高性能仕様モデルでは 19インチ異形仕様(例:225/40R19・255/35R19)も純正例があります。

    スタッドレスタイヤ用途では、見た目とコストのバランスから17 インチ仕様を選ぶケースが比較的多く見られます。

    Cクラス W206-S206
    年式 タイヤサイズ
    2021〜
    標準仕様
    225/50R17
    2021〜
    大口径仕様
    225/45R18(F)・245/40R18(R)
    W206-S206
    年式 ホイールサイズ
    2021〜
    純正仕様
    17×7.0J 5/112 インセット+44.5 ハブ径66.6mm
    2021〜
    大口径仕様
    前:18×8.0J 5/112 インセット+40〜44
    後:18×8.5J 5/112 インセット+49〜52

    【4代目】W205のタイヤ&ホイールサイズ

    W205(2014~2021)では、純正ホイールは主に 17〜18インチが採用されており、225/50R17 や225/45R18・245/40R18 の組み合わせが代表的です。

    16インチ仕様も稀に存在しますが、主流ではありません。また、スポーツ/AMG 系グレードでは前後異形のタイヤを採用する例もあります。冬用・スタッドレス用途では、乗り心地とタイヤ価格のバランスを重視して17インチを選ぶユーザーが比較的多い傾向です。

    Cクラス W205
    年式 タイヤサイズ
    2015
    標準
    225/50R17
    2015
    オプション仕様
    225/45R18(F)・245/40R18(R)
    2018〜 225/50R17・225/45R18(F)・245/40R18(R)
    Cクラス W205
    年式 ホイールサイズ
    2015〜
    純正仕様
    17×7.5J 5/112 インセット+47
    ハブ径:66.6mm
    2021〜
    大口径仕様
    前:18×7.5J 5/112 インセット+44
    後:18×8.5J 5/112 インセット+52
    ハブ径:66.6mm
    2018〜 上記同様

    【3代目】W204のタイヤ&ホイールサイズ

    2007年から2014年に販売されたW204は、クラシックかつコンパクトなCクラスとして人気でした。純正ホイールサイズは16〜18インチが中心で、標準グレードには205/55R16や225/45R17が採用され、上級グレードでは225/40R18なども設定されています。

    スタッドレスタイヤを導入する際は16〜17インチで選ぶのが一般的で、雪道での安定性を確保しつつ、交換コストを抑えることができます。

    W204では、AMG仕様またはスポーツ仕様を選択すると18インチ段違いタイヤが採用されることが多いです。

    現在も中古市場で流通が多く、手頃にホイールセットを揃えやすい世代です。

    Cクラス W204
    年式 タイヤサイズ
    2007~2014
    標準例
    225/45R17(F)・245/40R17(R)
    2007~2014
    標準オプション
    205/55R16
    2011~2014
    上級仕様
    225/40R18(F)・255/35R18(R)
    2008~2014
    C63 AMG(19インチ)
    235/35R19(F)
    255/30R19(R)
    または 265/30R19・285/30R19
    Cクラス W204
    年式 ホイールサイズ
    2015〜
    純正仕様
    1770 5/112+44
    2021〜
    大口径仕様
    1875 5/112+40(F)・1885 5/112+52 (R)
    2008~2014
    C63 AMG(19インチ)
    前:19×8.0J 5/112 ET+45
    後:19×9.0J 5/112 ET+54
    (AMGパフォーマンスパッケージでは前 19×9J、後 19×9.5J 採用例あり)
    ハブ径:66.6mm

    ベンツCクラスはインチダウン可能?世代別まとめ

    ベンツCクラスはインチダウン可能?世代別まとめ

    世代別でインチダウンが可能かどうかについて詳しく紹介します。

    W206(現行・5代目)のインチダウンサイズ

    現行型のベンツCクラスW206は純正で17〜19インチが主流です。インチダウンは17インチまでが現実的で、16インチはブレーキキャリパーやホイールクリアランスの制約から難しくなっています。

    スタッドレスタイヤを選ぶ際も17インチを基準にするのが安心です。なお、グレードやブレーキサイズによっても可否は変わるため、最終的にはホイールメーカーの適合表を確認し、PCD112・5穴・ハブ径66.6mm・純正ボルト対応の専用ホイールを選ぶことをおすすめします。

    W205(4代目)のインチダウンサイズ

    ベンツCクラスW205は2014〜2021年に販売されたモデルで、純正では17〜18インチが設定されています。16インチ仕様例も規格的には見られますが、AMGや大径ブレーキ装着車では16インチ化できない場合もあります。

    スタッドレス用としてのおすすめは、コストと安定性のバランスを重視した17インチです。インチダウンの際は必ず適合表を確認し、ベンツ専用設計(PCD112・5穴・ハブ径66.6mm・純正ボルト対応)のホイールを選択すると安心です。

    >W204(3代目)のインチダウンサイズ

    2007〜2014年に登場したベンツCクラスW204は、純正サイズが16〜18インチです。スタッドレスタイヤ用途では16インチが定番となり、雪道走行での安定感と経済性を両立できます。

    ただし、AMGグレードは16インチ装着ができない場合があるため注意が必要です。インチダウンを検討する際は、ブレーキキャリパーのサイズやグレードにより適合が異なるため、必ずホイールメーカーの適合表を確認しましょう。専用規格(PCD112・5穴・ハブ径66.6mm)に対応するホイールを選ぶことがポイントです。

    ベンツCクラスにおすすめのスタッドレスタイヤ6選

    ベンツCクラスにおすすめのスタッドレスタイヤ3選

    ベンツCクラスにおすすめのスタッドレスタイヤを6つ解説します。

    1. ブリヂストン:BLIZZAK (ブリザック) WZ-1
    2. ダンロップ:ウィンターマックス WM03
    3. ヨコハマタイヤ:アイスガード8
    4. グッドイヤー:アイスナビ8
    5. ミシュラン:X-ICE SNOW
    6. コンチネンタル:ノースコンタクト NC7

    今回は4代目(W205)、5代目(W206)が共通で装着できる17インチ(225/50R17)でご紹介してきます。

    1.ブリヂストン:BLIZZAK (ブリザック) WZ-1

    ブリザックWZ-1

    ブリヂストンのBLIZZAK WZ-1は「アクティブ発泡ゴムPLUS」を採用し、氷上での摩擦力を大幅に向上させています。微細な気泡と親水コーティングが路面の水膜を素早く除去し、確実にグリップすることが可能です。

    Cクラスの重量の車体でも安定した制動性能を発揮して、雪道や凍結路での信頼性は業界トップクラスとなっています。さらに、「非対称パタン設計」により静粛性も高く、高速走行が多いCクラスオーナーに安心を与える一品です。

    項目 内容
    メーカー ブリヂストンプ
    商品名 ブリザック WZ-1
    サイズ 225/50R17
    シーズン スタッドレスタイヤ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 54,900円/1本(単品)〜
    最新価格へ タイヤ単品〜

    2.ダンロップ:ウィンターマックス WM03

    ウィンターマックス03

    ダンロップのウィンターマックス WM03は、DUNLOPの一番新しいモデルです。ナノ凹凸ゴムが素早く水膜を除去し氷に瞬間密着します。

    前モデルウィンターマックス02よりも氷上ブレーキ性能が22%も向上し、冬道でもしっかり止まります。

    項目 内容
    メーカー ダンロップ
    商品名 ウィンターマックス WM03
    サイズ 225/50R17
    シーズン スタッドレスタイヤ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 42,400円/1本(単品)〜
    最新価格へ タイヤ単品〜

    3.ヨコハマタイヤ:アイスガード8

    アイスガード8

    ヨコハマタイヤのアイスガード8は、、2025年発売の新技術コンセプト「冬テック」を採用したスタッドレスタイヤです。

    氷上制動性能は従来のアイスガード7比で約14%短く止まり、氷上旋回性能も約13%向上。新開発コンパウンド「冬ピタ吸水ゴム」と、天然由来素材「水膜バスター」によって氷上の水膜を吸水し、氷とゴムの接触密度を大幅に改善。

    トレッドデザインもAI技術で最適化し、接地面積を約8%増、雪上・氷上でのエッジ効果やグリップ性能を高めながら、静粛性や耐摩耗、ドライ・ウェット性能もバランス良く保たれています。

    項目 内容
    メーカー ヨコハマタイヤ
    商品名 アイスガード8
    サイズ 225/50R17
    シーズン スタッドレスタイヤ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 57,200円/1本(単品)〜
    最新価格へ タイヤ単品〜

    4.グッドイヤー:アイスナビ8

    アイスナビ 8

    グッドイヤーのアイスナビ8は、グットイヤー史上最高のプレミアムスタッドレスと呼ばれ、あらゆる冬道において高いブレーキング性能、コーナリング性能を発揮し、ロングライフで使用できるスタッドレスタイヤです。

    左右非対称パターンを採用していますので、さまざま状況下において最適なグリップ力、引っかき効果を発揮してくれます。

    冬もアクティブにドライビングを楽しみたい方は、こちらを選んでおいて損はありませんよ。

    項目 内容
    メーカー グッドイヤー
    商品名 ICE NAVI8
    サイズ 225/50R17
    シーズン スタッドレスタイヤ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 34,300円/1本(単品)〜
    最新価格へ タイヤ単品〜

    5.ミシュラン:X-ICE SNOW

    X-ICE SNOW

    ミシュランのX-ICE SNOWは「EverWinterGripコンパウンド」を採用しており、低温でも柔軟性を保ちながら氷雪路で高いグリップを実現することが可能です。加えて「Vシェイプトレッドデザイン」により排雪・排水性を強化することで、雪道での安定した走破性を確保します。

    ロングライフ性能にも優れており、タイヤ寿命が長いのが大きな魅力でしょう。Cクラスに装着すれば、高速道路や都市部のドライ路面でも快適性を損なわず、オールラウンドに活躍するスタッドレスです。

    項目 内容
    メーカー ブリヂストン
    商品名 ブリザック WZ-1
    サイズ 225/50R17
    シーズン スタッドレスタイヤ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 54,900円/1本(単品)〜
    最新価格へ タイヤ単品〜

    6.コンチネンタル:ノースコンタクト NC7

    ノースコンタクト NC7

    コンチネンタルのノースコンタクト NC7は、「ノルディック・コンパウンド」を採用し、低温下でも柔軟性を維持して氷雪路で安定したグリップを発揮します。さらに「ダイヤモンドエッジ・トレッドデザイン」によって制動力を高め、雪道でもしっかり止まれる安心感があるのが特徴です。

    ドイツメーカーならではの「バランス設計」により、雪上だけでなく乾燥路や高速域でも高い安定性を実現します。Cクラスの上質な乗り心地と相性抜群のスタッドレスタイヤです。

    項目 内容
    メーカー ブリヂストンプ
    商品名 ブリザック WZ-1
    サイズ 225/50R17
    シーズン スタッドレスタイヤ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 54,900円/1本(単品)〜
    最新価格へ タイヤ単品〜

    ベンツCクラス用スタッドレスホイールの7つのポイント

    ベンツCクラス用スタッドレスホイールの7つのポイント

    ベンツCクラスのスタッドレスタイヤに装着するホイールを選ぶ際の7つのポイントについて解説していきます。

    1. ホイール取付部規格の確認(PCD112/5穴/ハブ径66.6mm)
    2. インチサイズの選択(インチダウンのメリット)
    3. TPMS(空気圧監視システム)への対応
    4. 降雪地域別のデザイン・カラー選択
    5. センターキャップとハブリングの仕様
    6. 純正ボルト対応の重要性
    7. 予算と性能のバランス

    1.ホイール取付部規格の確認(PCD112/5穴/ハブ径66.6mm)

    ベンツのホイール選びで最も重要なのが取付部規格です。PCD112、5穴、ハブ径66.6mmという専用設計が採用されており、国産車とは規格が異なります。

    これを誤ると装着できないだけでなく、走行中の安全性にも直結します。スタッドレスタイヤ用のホイールを選ぶ際は必ず規格を確認し、Cクラス専用もしくは適合確認済みの製品を選びましょう。

    2.インチサイズの選択(インチダウンのメリット)

    スタッドレスタイヤでは純正より小さなインチサイズを選ぶ「インチダウン」が一般的です。例えばCクラス純正が18インチでも、冬用には17インチを選ぶことでタイヤの厚みが増し、雪道でのグリップ力と乗り心地が向上します。

    また、タイヤ価格を抑えられる点も大きな魅力です。見た目よりも安全性と経済性を優先するなら、インチダウンはCクラスユーザーにおすすめの選択肢です。

    3.TPMS(空気圧監視システム)への対応

    ベンツCクラスにはTPMS(タイヤ空気圧監視システム)が搭載されています。スタッドレスタイヤ用ホイールを選ぶ際には、このセンサーに対応しているかを確認することが重要です。

    非対応だと警告灯が点灯し続け、走行中の不安につながります。専用のTPMSセンサーを組み込めるホイールや、センサー移設可能なホイールセットを選ぶと安心です。快適で安全な冬ドライブのために欠かせない要素でしょう。

    4.降雪地域別のデザイン・カラー選択

    ホイールはデザインだけでなくカラー選択も重要です。降雪地域では融雪剤による腐食や汚れが目立ちやすいため、ブラックやガンメタといった濃色のホイールが人気となっています。

    シルバーは傷が目立ちにくいのがメリットです。Cクラスにスタッドレスホイールを装着する際は、住んでいる地域の気候や道路環境を考慮して選ぶと実用性が高まります。美観とメンテナンス性を両立させることがポイントです。

    5.センターキャップとハブリングの仕様

    スタッドレス用ホイールを選ぶ際、純正のセンターキャップが流用できるかどうかを確認しておきましょう。Cクラスの高級感を損なわず、純正らしい仕上がりになります。

    また、社外ホイールを使用する場合はハブ径が合わないケースもあるため、ハブリングで調整する必要があります。適切なハブリングを使うことで走行中のブレを防ぎ、安心感のあるドライブを実現することが可能です。

    6.純正ボルト対応の重要性

    ベンツCクラスは国産車と異なりボルトでタイヤを固定する方式です。そのため、社外ホイールを選ぶ場合でも純正ボルトが使えるかどうかを必ず確認しましょう。

    非対応のホイールを選ぶと、別途専用ボルトが必要になり、コストや手間が増えます。純正ボルト対応のホイールを選べば交換作業がスムーズで、取付トラブルを避けることが可能です。冬のスタッドレス交換でも効率的に作業できます。

    7.予算と性能のバランス

    スタッドレスホイール選びでは価格と性能のバランスも大切です。純正ホイールは安心感がありますが高額になることが多いでしょう。一方、社外ホイールは価格が抑えられ、デザインやカラーの選択肢も豊富です。

    Cクラスに装着する際は雪道での安全性を確保しつつ、予算に合ったセットを選ぶのがいいでしょう。安さだけでなく信頼性と耐久性を考慮した選び方が、長く安心して走れる秘訣です。

    ベンツCクラスのスタッドレスタイヤ&ホイール選びでよくある質問

    ベンツCクラスのスタッドレスタイヤ&ホイール選びでよくある質問

    ベンツCクラスのスタッドレスタイヤ&ホイールを選ぶ際に良く出てくる質問について回答していきます。

    1. TPMS(タイヤ空気圧監視システム)は必須?
    2. 装着不可となるケースはある?その対策は?
    3. 購入前にチェックすべき適合確認項目は?
    4. よくあるホイール購入時の失敗事例と回避方法は?

    1.TPMS(タイヤ空気圧監視システム)は必須?

    2025年9月現在、日本ではTPMS装着は義務化されていません*。そのため、Cクラスを日本国内で使う場合、「必須」ではありません。

    しかし、W205以降のCクラスにはほぼ標準装備されており、実際には外せない装備になっています。

    ベンツCクラスにはTPMS(タイヤ空気圧監視システム)が搭載されており、スタッドレスタイヤ用ホイールでも対応が推奨されています。非対応だと警告灯が点灯し続けますし、安全性や快適性に影響するでしょう。

    購入時にはホイールを交換する際は TPMSセンサー対応品かどうかを必ず確認しましょう。

    特に長距離走行や高速道路を利用するCクラスオーナーにとっては、冬季の安全性確保に欠かせない重要な機能といえます。

    *・第 167 条(走行装置)関連にて、「空気入りゴムタイヤの空気圧が適正であること」 が規定されています。
    ・しかし、「すべての車両にタイヤ空気圧監視装置(TPMS)を装着しなければならない」とは書かれていません。


    道路運送車両の保安基準(国交省)

    2.装着不可となるケースはある?その対策は?

    Cクラスはグレードやブレーキキャリパーのサイズによって、選べるホイールが制限されることがあります。特にAMGラインや大型キャリパー搭載車では16インチが装着不可の場合があり注意が必要です。

    その場合は17インチ以上を選択するか、専用設計のスタッドレスホイールを選ぶことで解決できます。購入前には必ずメーカーの適合表で確認し、専門店やプロに相談することで装着不可のリスクを回避できるでしょう。

    3.購入前にチェックすべき適合確認項目は?

    ベンツCクラスのスタッドレスタイヤ&ホイール購入前には「PCD112/5穴/ハブ径66.6mm/純正ボルト対応」の専用規格を必ず確認しましょう。さらにサイズ、TPMS対応可否、センターキャップ流用可否も重要なチェックポイントです。

    グレードやキャリパーの大きさで装着可否が変わるため、適合表の確認が必須でしょう。事前にしっかり確認することで、安心してスタッドレス交換を行い、冬道の走行安全を確保できます。

    4.よくあるホイール購入時の失敗事例と回避方法は?

    Cクラスのスタッドレスホイール選びで多い失敗は「サイズ不一致」と「ボルト非対応」です。特に国産車用ホイールを流用しようとして規格が合わず、装着できないケースがあります。

    また、純正ボルトが使えないホイールを購入して、後から追加コストが発生する例も少なくありません。回避するには必ずベンツ専用設計のホイールを選び、適合表やプロのアドバイスを確認することが重要です。

    まとめ

    ベンツCクラスのスタッドレス&ホイールはタイヤワールド館ベストにおまかせ

    ベンツCクラスのスタッドレスタイヤ&ホイールは、車種や運転する環境によって適切なモデルが異なります。愛車に合った適切なスタッドレス&ホイールを選びましょう。

    タイヤワールド館ベストは創業55周年を迎えた老舗のタイヤ&ホイールの専門店で、長年培った専門知識と経験を活かし、プロフェッショナルとしてお客様の安全で快適なカーライフをサポートしています。

    オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっており、車種を入力するだけで、あなたの愛車にぴったりのタイヤ&ホイールを簡単に見つけることができるので非常に便利です。

    ベンツCクラスのスタッドレスタイヤ&ホイールをお探しの際は、タイヤワールド館ベストをぜひチェックしてみてください。

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    古川店
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    TEL: 0229-25-4611
    住所:宮城県大崎市古川穂波3-1-31
    アクセス:古川国道4号線沿い
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    スタッドレスタイヤ 多賀城店 輸入車(外車)

    アウディQ5 におすすめ!スタッドレスタイヤ・アルミホイールのご紹介!

    アウディQ5の純正タイヤ・ホイールサイズ情報

    235/60R18

    235/55R19

    255/45R20

    とグレード毎にサイズが違うので注意が必要です。

    同様に純正ホイールもサイズが3種あります。

    1880 5/112 +39

    1980 5/112 +39

    2080 5/112 +39

    となります。

    今回は冬タイヤということもあり、18インチメインでお話を進めていきたいと思います。

    Q5のスタッドレスタイヤを選ぶ時のポイント

    効きの面ではもちろん、スタッドレスタイヤだから氷に強くしっかり止まることは当然ですよね。
    そのうえで次に気にして戴きたいのはタイヤの剛性だと思います。
    車重があり、パワーのあるお車だからこそ、スタッドレスとしての効きと共に気にしてお求め戴きたいのは剛性です。
    この剛性に関しては夏タイヤも同様に気にして戴きたいポイントですし、輸入車ユーザー様共通でお話させて戴いています。

    おすすめスタッドレスタイヤ3選

    ミシュラン X-ICE SNOW SUV

    前項でもお話した、剛性というポイントでスタッドレスを選ぶのであれば断然、ミシュランになります。

    ブリヂストン DM-V3

    前項でもお話した、効きというポイントでスタッドレスを選ぶのであれば断然、ブリヂストンになります。

    ダンロップ SJ8+

    効き・剛性の2つの性能をおいしいとこどりでコスパもいい方が…というユーザー様ならばこちらになります。

    おすすめアルミホイール5選

    MAK LOWE FF

    <ディーラーオプションにも採用されているブランドMAK>

    ハブのセントリックシステムで、ホイールセンターを出す大部分のヨーロッパ車は、ハブ径にあったホイールを選ぶ必要があります。
    こちらは車種専用設計のホイールの為、車両モデルにあったボアを持ち、ガタの発生や発熱の心配なくワンタッチで装着が可能になっています。

    BBS XR

    <人気、実績ナンバーワンブランドBBS>

    伝統的でありながら現代的かつ革新的なホイールで、7本の特徴的なY字スポークと伝統的なBBSの深みのあるデザインです。

    BORBET タイプW

    <デザイン、カラーバリエーションが豊富なブランドBORBET>

    純正に多いツインスポークデザインで程よいスポークの太さと配置でどんな車にもマッチします。
    BORBETの中でもっともスタンダードなモデルといえます。

    アーヴィン F01

    <コストパフォーマンスナンバーワンブランドIRVINE>

    空気圧センサーも取付可能で、車種専用設計の為、ハブリングも必要なく純正ボルトもそのまま流用できるのでホイールによってボルトを使い分けしなくてもいいホイールになります。

    OZ MSW85

    <OZがデザインを手掛けるブランドMSW>

    車種専用設計の為、ハブリングも必要なく純正ボルトもそのまま流用できるのでホイールによってボルトを使い分けしなくてもいいホイールになります。

    まとめ

    どうしてもホイールサイズも大きい為、初期投資はかかってしまいますが、断然ホイールセットでご購入いただくのがおススメです。
    ホイールを1つでタイヤを毎シーズンごとに組換えしているとタイヤにダメージを与えてしまい寿命を縮める原因になります。
    また同様にホイールにもダメージがでてしまいます。
    シーズンごとに組換えバランス工賃が掛かってしまうため5年後、7年後と先を見据えた場合毎シーズン組換えをしている方がコストがかさんでしまうことも有ります。
    ですので、ホイールセットでのご購入をオススメしております。
    紹介しきれなかったホイールもございますので是非お気軽にお問い合わせください。

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    ベンツEクラスにおすすめ!スタッドレスタイヤとアルミホイール紹介

    ベンツEクラスの純正タイヤ・ホイール情報

    Eクラスの純正タイヤサイズは

    フロント:245/40R19
    リア:275/35R19

    純正ホイールサイズは

    フロント:1980 5/112 +43
    リア:1990 5/112 +49 

    グレードによっては18インチを装着していますが、今回は多くのグレードで採用されている19インチでお話をしたいと思います。

    ベンツEクラスにはどんなスタッドレスタイヤ・ホイールが合うのか?

    フロント・リア異形サイズになっています。タイヤ・ホイール共に購入時には注意が必要です。

    ベンツEクラスタイヤ画像

    また欧州車(一部車種例外を除く)ではほぼ共通事項ですが、日本車はホイールにはナットを使用していますが、欧州車はボルトを使用しています。
    また純正ホイールサイズの部分にも記載してある通りP.C.Dは112となっていて装着できるホイールも限られてきます。

    ボルト画像

    一般的に販売されているホイールではP.C.Dが合わないので、車種専用ホイールもしくは特殊P.C.Dに対応した受注生産ホイールを選択することになりますので購入時は注意が必要です。

    PCD画像

    ベストがおすすめするスタッドレスタイヤ3選

    ミシュラン X-ICE SNOW

    ミシュランX-ICE画像

    欧州車と言えば言わずもがな、夏タイヤと共にミシュランを選択されているユーザー様も多いと思います。やはり剛性

    ブリヂストン VRX3

    ブリヂストンVRX3画像

    氷上性能NO1といっても過言ではないVRX3。パワーのあるリア駆動車だからこそ、坂道や凍りやすい路面に弱いのでVRX3の氷上性能は

    ダンロップ ウィンターマックス03

    ダンロップウィンターマックスWM03画像

    コストパフォーマンスと氷上性能をどちらも持ち合わせた商品になります。

    冬に履きたいアルミホイール3選

    阿部商会 MAK KRONE(クローネ)

    MAK KRONE(クローネ)装着画像

    ハブのセントリックシステムで、ホイールセンターを出す大部分のヨーロッパ車は、ハブ径にあったホイールを選ぶ必要があります。
    こちらは車種専用設計のホイールの為、車両モデルにあったボアを持ち、ガタの発生や発熱の心配なくワンタッチで装着が可能になっています。

    OZ MSW48

    OZ MSW48画像

    冬用のホイールだけどデザインを損なわずに、かつ価格もある程度抑えたい!とお考えのユーザー様にお勧めです。
    欧州車専用設計になっていますのでP.C.D・ハブの問題は勿論クリアしています。

    WORK エモーションZR10 2P

    WORK エモーションZR10 2P画像

    冬でもこだわったホイールを!とお考えならばこちらがおすすめです。
    他の記事でも記載させて頂いておりますが、オーダーインセットやカスタムカラーも選択でき、また欧州車用のP.C.Dも選択できるのもポイントです。
    冬だって2ピースホイールにしたい!とお考えのユーザー様にもおすすめです。

    タイヤ交換風景画像

    初期投資はかかってしまいますが、断然ホイールセットでご購入いただくのがおススメです。
    ホイールを1つでタイヤを毎シーズンごとに組換えしているとタイヤにダメージを与えてしまい寿命を縮める原因になります。
    また同様にホイールにもダメージがでてしまいます。
    シーズンごとに組換えバランス工賃が掛かってしまうため5年後、7年後と先を見据えた場合毎シーズン組換えをしている方がコストがかさんでしまうことも有ります。

    まとめ

    ベンツEクラス画像

    日本車とは違うからこその特性を踏まえたうえでスタッドレスタイヤの選択及びホイールの選択が必要となり、タイヤサイズも大きい為コストがかさんでしまいますが、冬でもおしゃれになるホイールが他にもございます。
    ここでは触れていませんがインチダウンのご相談も承りますので、お気軽にご来店ください。

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    アウディA4アヴァントにおすすめしたいスタッドレスタイヤ

    アウディA4画像

    アウディA4アヴァントの純正タイヤサイズ

    アウディA4画像

    ・225/50R17

    ・245/40R18

    ・245/35R19

    ・245/45R18

    グレードによって純正タイヤサイズが変わってしまいますが、
    今回は多くのグレードの純正サイズで採用されている
    225/50R17でお話しを進めさせていただきます。

    スタッドレスタイヤを選ぶ時のポイント

    冬の凍結路面や降雪・積雪に備えて安全に走行する為に履くスタッドレスですから

    ・しっかり止まる

    のは当たり前の話ですが、

    欧州車だからこそ、気にしなければいけないポイントは

    ・タイヤの剛性

    という点も気にしなければいけないと考えます。
    車重もあり、ハイパワーな車なので、夏タイヤと違いスタッドレスに履き替えたらカーブを曲がった時にふにゃりと腰砕けの印象を持った、なんていうお客様の声もあるのが事実です。
    スタッドレスでも剛性があるメーカーを選んで購入するというのもよろしいかと思います。

    アウディA4アヴァントにおすすめスタッドレスタイヤ

    ミシュラン X-ICE SNOW

    ミシュランX-ICESNOW

    欧州車ユーザーならば一度はミシュランタイヤを装着したことがあると思います。
    前の項目でお話しした剛性というポイントはクリアしていますし、スタッドレスの性能としても申し分ない商品です。

    お客様の声「冬場の高速道路での走行も安心!」

    ブリヂストン VRX3

    ブリヂストンVRX3画像

    アイスバーンやスタッドレスの効きというポイントでは文句なしのブリヂストン。
    効くからこそ柔らかく、も多かったのですが、VRX3はエクストラロード規格のタイヤも作成されおり、剛性というポイントにおいてもご満足いただけると思います。

    お客様の声「凍結路面もしっかりとまったよ!」

    スタッドレスタイヤを長持ちさせるポイント

    ・保管前に水洗いする

    洗車画像
    洗車と一緒にタイヤも洗っちゃいましょう!

    走行中の路面からの汚れには、タイヤの劣化を早める化学物質や油分が含まれている場合があります。
    また冬場には凍結防止剤(塩化カルシウム)が路面に撒かれる場合もある為、こうした汚れや化学物質が付着したままスタッドレスタイヤを保管すると、劣化が早まってしまうのでタイヤの入れ替え前でも構いませんので水洗いをしてください。
    タイヤと同様にホイールも一緒に水洗いしておけば塩化カルシウムによるホイールの錆も防げます。
    タイヤに残った水分もスタッドレスタイヤの劣化を早める原因です。
    洗浄が終わったら、水分のふき取りや乾燥も念入りに行いましょう。

    ・保管する際は、紫外線や水対策をする

    タイヤ・ホイール画像

    スタッドレスタイヤのベストな保管場所は、屋内の冷暗所です。
    スタッドレスタイヤにとっての大敵である、水分・熱・紫外線といったものを防げるからです。
    やむを得ずスタッドレスタイヤを屋外で保管する場合は、しっかり日光や雨水を遮ってくれるカバーを用意することをおすすめします。
    また保管場所がない、コスト面で不安な場合は当社のタイヤ保管サービスをご利用頂くのもよろしいかと思います。
    お客様のタイヤホイールを当社専用倉庫で一括管理させて頂きますので、詳しくは店頭にてご相談ください。

    保管サービス画像

    17インチ1シーズン契約(OFFシーズンお預かり・バランス再調整・エアチェック・溝チェック・次シーズン取替):12,100円(タイヤのみお預かりの場合+2,000円)オプションでホイール洗浄やホイール傷防止の為の梱包も行っております。

    ・タイヤを傷めない積み方(置き方)をする

    タイヤの置き方
    • ホイールが付いているなら「平積み」
    • ホイールがないなら「縦置き」

    ホイールが付いているタイヤは重く、縦置きするとタイヤの接地面が変形してしまいます。
    タイヤを「平積み」することで、変形を避けることができます。
    スタッドレスタイヤからホイールを外して保管する場合は「縦置き」で保管するのがベスト。
    「平積み」だと重みで下のタイヤがひび割れたり、変形したりする可能性があるからです。

    まとめ

    タイヤを長もちさせる方法は

    保管前に水洗いする

    保管する際に紫外線や水対策をする

    タイヤを傷めない積み方(置き方)をする

    また車の特性上

    剛性のあるタイヤがオススメ

    ということをお話しさせていただきました。

    いまだ梅雨っぽい天気だったり急に真夏日になったりとはっきりしない天気は続いていますが、昨今の世界情勢からもタイヤ・ホイール等の値上げがまた入ってくるようですので早めの購入を当店でもオススメさせていただいております。
    お客様の愛車のドレスアップ等もお気軽にご相談ください!

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    ウィンタートランパスTXの評判は?雪道での実力・静粛性・価格・他ブランドとの比較まで徹底解説

    「雪道でも安心して走りたい」「静かで乗り心地の良いスタッドレスを探している」「価格と性能のバランスを重視したい」

    そんなドライバーに近年人気を集めているのが、トーヨータイヤのスタッドレス「ウィンタートランパスTX」です。

    ウィンタートランパスTXは、ミニバン・SUV・セダン・コンパクトカーなど幅広い車種に対応可能です。

    雪道や凍結路でも高いグリップ力を発揮しながら静粛性や乗り心地、燃費性能まで妥協しないオールラウンドな冬タイヤとして評価されています。

    さらに、長寿命設計と優れた低燃費性能により、経済性にも優れ、長期使用でも安心なのが特徴でしょう。
    快適さと安全性を両立したい方にとって、冬の定番タイヤとして選ばれている理由がここにあります。

    この記事では、ウィンタートランパスTXの特徴・他モデルとの違い・おすすめサイズを詳しく解説します。
    冬のドライブをより快適で安全に楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

    ウィンタートランパスTXとは

    ウィンタートランパスTXとは

    まずは、ウィンタートランパスTXの概要やコンセプトなどについて解説します。

    • ●トランパスシリーズとは
    • ●ふらつき低減・横方向剛性の強化
    • ●TXが対象とする車種・ドライバー層は?
    • ●コンセプトは「雪道でもロングライフ&低燃費」

    トランパスシリーズとは

    トランパスシリーズは「ミニバン」「ラグジュアリー系」「軽自動車ハイト系」それぞれに向けて専用タイヤを展開しています。
    例えば普通の乗用車用タイヤではふらつきやすい高重心なミニバンに対して、安定性を重視した構造設計がされているという点が大きな特徴です。

    ウィンターTXはその中でも冬道性能に特化しており、氷雪路での安定性・操縦安定性・長持ち性能を高次元で両立しているのが特徴です。トーヨータイヤ独自の「NEO吸着ナノゲルゴム」により、グリップ力・燃費・快適性のバランスを精密にチューニングしています。

    さらに、タイヤの剛性と柔軟性を高次元で融合し、上質な乗り味と確かな安全性を両立する冬の新定番モデルとして、多くのミニバンユーザーから高い評価を得ています。

    ふらつき低減・横方向剛性の強化

    トランパスウィンターTXでは、タイヤのゴムの中にあるプライコードの巻き上げを通常よりも高くする「スーパー・ハイ・ターン・アップ構造」と称されるサイド剛性の強化やワイドトレッド化、接地幅を最大化といったパターン設計が導入されています。

    この技術はサマータイヤの「トランパスシリーズ」にも採用されており、車線変更時のふらつきや安定性能が向上しています。

    ウィンタートランパスTXの製品特長

    TXが対象とする車種・ドライバー層は?

    ウィンタートランパスTXは、アルファード、ヴォクシー、ステップワゴンなど、重量のある国産ミニバンやLクラスファミリーカーに最適化された設計です。頻繁に雪道を走る地方ユーザーはもちろん、都市部での通勤や送迎など、街乗り中心でも冬季の安全を重視するドライバーにぴったりでしょう。

    また、ロングドライブでも快適さと静粛性を求める人、家族全員が安心して冬道を移動できることを最優先に考えるファミリーユーザーにも厚く支持されています。スタッドレスタイヤ選びで「寿命・燃費・静粛性・安心感」をトータルで重視する人にとって、最もバランスの取れた選択肢のひとつといえるでしょう。

    雪道でもロングライフ&低燃費

    ウィンタートランパスTXの開発コンセプトは「雪道でもロングライフ&低燃費」です。一般的にスタッドレスタイヤは柔らかさを重視するため摩耗が早くなりがちですが、TXはその常識を覆すほど耐摩耗性能を徹底的に改良しています。

    特殊シリカ配合のゴムコンパウンドと新トレッドパターン設計により、雪上・氷上での優れたグリップと長寿命を高いレベルで両立しているのが特徴です。さらに、転がり抵抗を最小限に抑えることで、燃費悪化を防ぎながら経済性と環境性能も両立する、まさに冬の賢い選択肢といえるモデルでしょう。

    ミニバンの特徴とタイヤの選び方

    ミニバンの特徴とタイヤの選び方

    今では背が高い車にはミニバン向けのタイヤという概念が多くなっていますが、ミニバン向けのタイヤは1995年にトーヨータイヤから「TRANPATH MP」が発売されたのが始まりです。

    当時はセダンが主流という時代で、ミニバン専用のタイヤを開発するという発想自体タイヤ業界でも珍しかったようです。ここではミニバンタイヤの特徴についてみていきましょう。

    • ●ミニバンタイヤの特性
    • ●ミニバンはカーブ時に車体が横に傾きやすい

    ミニバンタイヤの特性

    ミニバンやSUV等のハイト系(背が高い車種)の車はセダン等に比べて車重も重く、重心が高いためふらつきも多くなります。

    普段運転をしていて、車体が左右に振られる感じはありませんか?高速道路を走る際だとより分かる方も多いのではないでしょうか。

    そのため、加速時や減速時、コーナリング時にはタイヤにかかる負担も大きくなります。特に外側の部分に負担がかかり、タイヤの内側と外側どちらか一方が偏って摩耗してしまう片減りを起こす可能性もあります。

    トリプルトレッド構造

    そんなミニバン向けのタイヤとして外側の剛性を強くしてライフ性能をアップ、さらにふらつきまでをも低減してくれるミニバン専用設計のスタッドレスタイヤが今回のウィンタートランパスTXです。

    ミニバンはカーブ時に車体が横に傾きやすい

    ミニバンは車高が高い為、カーブ時に車体が横に傾きやすいという特性を持っています。

    この特性を軽減するためにミニバン用タイヤのサイドウォールが固く作られております。これによってミニバン特有のふらつきを抑制する効果があり走行安定性が向上します。

    以前お客様より、

    『乗用車用のタイヤでふらつきが多く車酔いをしてしまっていたお子様がミニバン専用タイヤへ交換した所、ふらつきが減り、車酔いもしなくなりました!』

    というお話をお聞きしたことがあります。

    ミニバン専用タイヤはサイドの部分が特に強くできているのでふらつきが低減されたことによって車酔いにも効果があったのかもしれませんね!

    ウィンタートランパスTXの製品特長

    ウィンタートランパスTXの製品特長

    ここでは、ウィンタートランパスTXの特徴を3つ紹介します。

    1. 先進トレッドパターン
    2. 冬用コンパウンド技術
    3. 静粛・快適設計

    1.先進トレッドパターン

    ウィンタートランパスTXは、ミニバン特有の重量とふらつきを考慮した非対称トレッドパターン「ミニバン専用アシンメトリックデザイン」を採用しています。外側ブロックは剛性を高めてコーナリング時の安定性を確保し、内側ブロックは雪や水を効率よく排出して高い排水性能と雪上グリップ力を発揮するのが特徴です。

    さらに、3Dダブルウェーブグリップサイプにより細かな切れ込みを最適配置することで、氷雪路面をしっかり噛みつき、ブレーキ性能と加速安定性を大幅に向上させています。これにより、発進から制動まで一貫した安定感を実現可能です。

    ウィンタートランパスTXの製品特長

    走行中のふらつきを抑え、安心感と操作性を両立した先進設計として高く評価されています。

    2.冬用コンパウンド技術

    ウィンタートランパスTXには低温下でも柔軟性を保つ新世代ナノバランスコンパウンドを採用しています。分子レベルでゴムの柔軟性を制御することで、氷上でも路面に密着し、優れたトラクションと制動性能を発揮することが可能です。

    さらに、高分散シリカ配合技術によって、発熱を抑えつつ摩耗を軽減し、ロングライフ性能を実現しています。

    柔軟性と耐摩耗性を高次元で両立させ、経済性にも優れた冬タイヤへと進化しました。スタッドレスタイヤ特有の柔らかさを維持しながら、氷点下でも確実に止まる安全性と長寿命を兼ね備えたプレミアム設計です。

    3.静粛・快適設計

    ウィンタートランパスTXは、冬タイヤでありながら高い静粛性と乗り心地の良さを両立しています。路面との接地音を抑制する設計と、ブロックの位相を最適化したノイズリデュースパターンを採用しており、走行中の共鳴音を大幅に低減することが可能です。

    さらに、高剛性サイドウォール構造とアクティブコンフォート設計により、振動吸収性と車体の安定性を両立しています。家族でのロングドライブでも静かで快適な空間を保ち、雪道でも都市部でも上質な走行感を提供してくれるでしょう。

    冬でも快適を追求したワンランク上の乗り味を実感できる仕上がりとなっています。

    ウィンタートランパスTXと他ブランドとの比較

    ここでは、ウィンターとランパスTXと他のブランドの違いを解説します。

    まずはトーヨータイヤのスタッドレス4ブランドをまとめてみました。

    商品名 特徴
    ウィンタートランパス TX 氷上性能・ふらつき抑制・静粛性のバランスが取れた“冬のミニバン専用スタッドレス
    オブザーブGIZ3 乗用車用の万能型スタッドレスタイヤ
    オブザーブGSi-6 雪上・氷上に特化した高性能系(SUV向け)
    オブザーブW/T-R 悪路・積雪深地域向けのSUV/CCV専用オフロード仕様タイヤで、舗装路ではやや扱いづらいかも?

    この章では各性能の違いを他シリーズと比較していきます。

    1. 氷上・雪上性能の違い
    2. 静粛性・乗り心地の違い
    3. 耐摩耗性・寿命の違い
    4. 価格・コスパの違い

    1.氷上・雪上性能の違い

    ウィンタートランパスTXは、ミニバン特有のふらつきを抑え、氷雪路での安定走行を最優先した設計です。接地圧を均一に保つことで、アイスバーンから圧雪路まで、幅広い冬道でバランスの取れた性能を発揮します。

    他のオブザーブシリーズは、より特定の性能に特化しています。GIZ3は氷上での密着性を、GSi-6は雪道でのトラクション性能をそれぞれ重視。さらにW/T-Rは、より過酷な深雪や悪路での走破性を追求したモデルです。TXは、これらの特化型とは異なり、日常的な冬道での総合的な安心感を重視するユーザーに最適な一本です。

    2.静粛性・乗り心地の違い

    静粛性・乗り心地では、ウィンタートランパスTXが群を抜いて優れた快適性を誇ります。サイレントウォール構造が路面との接地音を吸収・拡散し、ミニバン特有の広い車内空間での反響音を抑制することが可能です。長時間のドライブでも快適さを維持します。

    GIZ3はややロードノイズが大きく、GSi-6は快適性重視で中間的なバランスでしょう。W/T-Rは欧州路面に合わせた設計で、硬質な乗り味ながらステアリングの応答性は高く上質です。TXは「静かさ・柔らかさ・安定性」の三拍子が揃った家族にやさしい冬タイヤとして高評価を得ています。

    3.耐摩耗性・寿命の違い

    耐摩耗性でもウィンタートランパスTXは、トップクラスのロングライフ性能が期待できるでしょう。ナノバランスコンパウンドと高剛性ブロック構造により、摩耗を均一化しトレッド寿命を大幅に延長可能です。

    GIZ3は軽量車用ゆえゴムが柔らかく減りが早めです。GSi-6は氷上性能重視で柔軟性が高く摩耗しやすい傾向にあります。

    W/T-Rはドライ寄りで平均的な耐久性となっています。結果としてTXは冬も経済的に走れる長寿命スタッドレスとしてコスパ重視派にも最適といえるでしょう。

    4.価格・コスパの違い

    価格面ではGIZ3が、乗用車モデルということもあり、軽自動車・コンパクトカーの対応サイズが豊富でリーズナブルといえるかもしれません。GSi-6はSUV用ということで大口径にゆえに高価になりやすく、W/T-Rもオフロード性能が高いという理由で中〜高価格帯に位置します。

    ウィンタートランパスTXは中価格帯ながら耐久性・燃費性能・静粛性の三要素が高水準です。長く使うほどコストパフォーマンスが際立つと思います。

    初期投資よりも総合的な安心感と長期コスパを重視するドライバーには最適でしょう。ミニバン用スタッドレスとしてトータルバランスに優れた一本です。

    ウィンタートランパスTXが向いている人・向いていない人

    ウィンタートランパスTXが向いている人・向いていない人

    この章では、ウィンタートランパスTXを使用すべきor使用しない人を記載していきます。

    向いている人:降雪地域に住む・年数重視・静粛性重視のファミリー層

    ウィンタートランパスTXは、雪の多い地域に住み、家族の安全と快適性を何よりも重視するミニバンドライバーに最適なスタッドレスタイヤです。氷雪路での高い安定性とロングライフ性能を両立し、さらに燃費・静粛性・乗り心地のすべてに優れています。

    短距離の送迎から高速道路でのロングドライブまで、あらゆる冬道シーンで安心して走れる万能タイヤです。経済性・静粛性・安全性のバランスが非常に高く、通勤・送迎・旅行・帰省など、日常生活のあらゆるシーンで家族を支える“頼れる冬のパートナーといえるでしょう。

    向いていない人:氷上性能だけを最重視する人

    ウィンタートランパスTXは、総合的な性能バランスに優れた万能モデルですが、氷上グリップ性能特にを極限まで求めるドライバーにとっては、やや物足りなく感じる可能性があります。とくに、凍結した峠道や深夜早朝の極寒走行が多いユーザーには、氷上専用モデルの方が適しているでしょう。

    たとえば、氷結路を頻繁に走る地域やマイナス10度を下回るような環境では、オブザーブGIZ3やオブザーブGSi-6のような氷上特化型スタッドレスがより有効です。
    TXは雪道や都市部走行を中心に設計されているため、氷上特化よりも快適性・経済性・静粛性の総合力を重視する人に最適な選択肢といえるでしょう。

    車種別のおすすめサイズと金額相場

    車種別のおすすめサイズと金額相場

    ウィンタートランパスTXの各車種のおすすめサイズとその執筆時点での金額を紹介していきます。

    軽自動車

    軽自動車には155/65R14、165/55R15などのサイズがおすすめです。車重の軽い軽自動車でもしっかり雪をつかむよう設計されており、発進・停止時の安定性が高く、凍結路でも安心して走行できます。

    タイヤの柔軟性が高く、滑りやすい交差点や坂道でも確実にグリップ可能です。通勤や買い物といった日常走行を快適かつ安全にサポートしてくれます。

    サイズ タイヤ単品 ホイールセット(4本)
    155/65R14 9,800円 58,400円〜
    165/55R15 17,700円 91,300円〜

    コンパクトカー

    コンパクトカーに165/60R15、175/65R14、185/60R15といったサイズが最適です。軽快なハンドリングを維持しながらも、雪道でしっかりと路面を捉えるグリップ性能を発揮します。

    街乗り中心でも冬の安全を確保でき、滑らかな走行と優れた静粛性が快適なドライブを演出可能です。また、燃費性能にも配慮されており、冬季だけでなく年間を通してトータルコストを抑えたいユーザーにおすすめの一台でしょう。

    サイズ タイヤ単品 ホイールセット(4本)
    175/65R14
    165/60R15 16,500円 87,100円〜
    185/60R15

    ミニバン

    ミニバンには185/65R15、195/65R15、205/60R16の装着が人気です。ウィンタートランパスTXはミニバン専用設計のため、車体の重さやふらつきを抑制し、雪道でも高い直進安定性を実現可能です。高速道路の車線変更時やカーブでも安定した接地感を維持できる構造となっています。

    家族を乗せた長距離ドライブでも静粛性が高く、車内での会話や音楽を妨げません。耐摩耗性にも優れ、シーズンをまたいで使用しても性能劣化が少ないため、コストパフォーマンスに優れたタイヤといえるでしょう。

    サイズ タイヤ単品 ホイールセット(4本)
    185/65R15 15,100円 84,900円〜
    195/65R15 16,900円 76,400円〜
    205/60R16 23,100円 98,000円〜

    SUV

    SUVには225/60R17、235/55R18、225/55R19などのサイズが対応可能です。重量級の車体にも負けない高剛性サイドウォール構造とワイドトレッド設計により、雪道やシャーベット路でも確実なトラクションを発揮します。

    また、ドライ性能と耐摩耗性のバランスも良く、街乗り・高速道路・スキー場など幅広い環境に対応可能です。悪路でも安定感があり、冬季もアクティブに走りたいSUVドライバーに最適な一本となっています。

    アウトドア志向のユーザーにも心強いパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

    サイズ タイヤ単品 ホイールセット(4本)
    225/60R17 15,600円 76,400円〜
    235/55R18 28,700円 148,700円〜
    225/55R19 29,100円 152,500円〜

    まとめ

    まとめ

    ウィンタートランパスTXは、車種や運転する環境によって適切なモデルが異なります。愛車に合った適切なウィンタートランパスTXを選びましょう。

    タイヤワールド館ベストのオンラインショップでは、車種を入力するだけで、あなたの愛車にぴったりのウィンタートランパスTXを簡単に見つけることができるので非常に便利です。

    タイヤワールド館ベストは創業55周年を迎えた老舗のタイヤ&ホイールの専門店で、長年培った専門知識と経験を活かし、プロフェッショナルとしてお客様の安全で快適なカーライフをサポートしています。

    オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっていますので、ウィンタートランパスTXをお探しの際は、タイヤワールド館ベストをぜひチェックしてみてくださいね。

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