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    タイヤがパンクする5つの原因!対策や未然に防ぐ方法も解説

    「タイヤがパンクする原因ってなんだろう?」
    「タイヤがパンクしたらどうすればいいの?」

    タイヤがパンクする原因は、普段の走行やタイヤの状態によって異なります。
    実はあなたのタイヤも、知らないうちにパンクしやすい状態になっているかもしれません。
    タイヤのパンクを未然に防ぐためには、パンクの原因を理解して対策する必要があります。
    本記事では、タイヤがパンクする原因や対策、パンクを未然に防ぐ方法を解説します。

    タイヤがパンクする原因

    タイヤがパンクする原因

    タイヤのパンクは一般的に、地面と接地するトレッドやタイヤのサイズが印字されるサイドウォール(側面)など、ゴムの部分が傷つくことで発生します。

    たとえば、トレッドに釘が刺さってパンクしたり、サイドウォールの亀裂が悪化してパンクしたりと、外傷によるパンクが多いです。

    しかし、タイヤがパンクする原因は外傷だけではありません。本章では、タイヤがパンクする5つの原因を紹介します。

    1. 強い衝撃
    2. 鋭利な物
    3. 空気圧不足
    4. 劣化したタイヤの使用
    5. 定期点検不足

    強い衝撃

    タイヤがパンクする原因の1つ目は、タイヤへの強い衝撃です。

    タイヤの一部分に強い衝撃があると、局所的に負担が強くなりパンクしやすくなります。タイヤに強い衝撃が加わる場所は、たとえば以下の通りです。

    ●縁石
    ●未舗装道路
    ●道路上にある凹んだ穴

    上記のようなタイヤに強い衝撃が加わる道路は、私たちが普段から運転する道路に多く存在します。

    ブリヂストンの調査では、縁石の乗り上げによるタイヤの擦れや、衝撃を経験したことがある人は6割以上という結果があります。

    タイヤ側面の接触経験調査

    引用:ブリヂストン

    タイヤのパンクを未然に防ぐために、強い衝撃が加わりやすい場所は十分に注意して走行しましょう!

    鋭利な物

    タイヤがパンクする原因の2つ目は、鋭利な物に刺さることです。

    鋭利な物が刺さる場所は、主にタイヤと地面が接触するトレッド部です。イメージしやすい鋭利な物は釘ですが、釘の他にも以下の鋭利な物も落ちている可能性があります。

    ●ガラス片
    ●鋭い金属
    ●とがった石

    上記のように、釘以外のさまざまな鋭利な物が路面に落ちているため注意が必要です。

    万が一タイヤに鋭利な物が刺さった場合は、最寄りの店舗で応急処置かタイヤ交換してもらうことをおすすめします!

    空気圧不足

    タイヤがパンクする原因の3つ目は、タイヤの空気圧不足です。

    タイヤは、メーカーが指定した空気圧以下になると、タイヤへの負担が増加してパンクしやすくなります。

    また、タイヤの空気圧不足によるパンクの他に、以下のタイヤのトラブルも起きやすくなります。

    ●タイヤの変形
    ●バースト
    ●ブレーキ性能が発揮できない

    上記のようなタイヤのトラブルは、走行中に事故につながる可能性が高く大変危険です。

    タイヤの空気圧は無料で簡単にチェックできるため、1ヵ月に1回はタイヤの空気圧点検を実施し、タイヤの空気圧不足を未然に防ぎましょう!

    劣化したタイヤの使用

    タイヤがパンクする原因の4つ目は、劣化したタイヤの使用です。
    劣化したタイヤとは、たとえば以下の通りです。

    ●偏摩耗している
    ●ひび割れしている
    ●タイヤの寿命を大幅に超えて使用している

    上記のような劣化したタイヤは、タイヤの状態が悪いためパンクしやすい状態です。

    また、長期間使用したタイヤはゴムが損傷しやすいため、走行中にタイヤが破裂する可能性も考えられます。

    劣化したタイヤを使用中の方は、安全に走行するためにも、タイヤ交換をおすすめします。

    定期点検不足

    タイヤがパンクする原因の5つ目は、タイヤの定期点検不足です。
    タイヤを定期点検しないと、以下の問題に気付けないかもしれません。

    タイヤの状態 トラブルの内容
    タイヤの空気圧 タイヤの空気圧不足によりタイヤへの負担が増加
    タイヤのすり減り 偏摩耗による走行性能低下
    タイヤのひび割れ バーストの危険性
    タイヤの溝の深さ スリップする危険性がある
    タイヤの膨らみ カーカスが断裂

    上記のタイヤトラブルは、すべてタイヤのパンクにつながる可能性があります。
    タイヤの状態は定期的に確認し、タイヤのトラブルは未然に防ぎましょう!

    よくパンクする人の特徴

    よくパンクする人の特徴

    本章では、よくパンクする人の一般的な特徴を解説します。

    ●タイヤの管理不足
    ●運転が荒い

    タイヤの管理不足

    「移動に困らなければタイヤの空気圧は気にしない」
    「タイヤのひび割れはあるけど点検には行っていない」

    上記のような、タイヤの管理不足の方は注意が必要です。

    理由は、以下のタイヤチェック内容を見落としている可能性があるからです。

    見落としチェック内容 タイヤの状態
    タイヤの使用期間 製造年月日から5年以上経過している
    タイヤの保管状態 未使用タイヤを雨ざらしで保管している
    タイヤの傷やひび割れ 傷が深い状態を無視して走行している

    上記のチェックを見落とせば、先述の通りタイヤのパンクだけでなく、バーストの危険も高くなります。

    安全に走行するためにはタイヤの管理を定期的に実施しましょう!

    運転が荒い

    普段から運転が荒い方は、タイヤのパンクに注意が必要です。周囲の道路状況を確認しないまま走行すれば、タイヤがパンクする可能性は高くなります。

    たとえば、段差が多い場所や凸凹道、段差の高い縁石です。

    タイヤが高い縁石に乗り上げたり、タイヤに傷が付いても放置して走行を続けたりと、タイヤがパンクする原因を知らないうちに作っているかもしれません。

    走行中にパンクを防ぐためには、周囲の道路状況を確認しながら走行する必要があります。高い段差や悪路は注意しながら走行し、タイヤのパンクは未然に防ぎましょう!

    タイヤのがパンクしたときの対処方法

    タイヤがパンクしたときの対処方法

    「パンクしたけど対処方法がわからない」
    「パンクしたけど店舗まで近いからそのまま走行して持ち込もう」

    タイヤの想定外のパンクは、冷静に手順を踏んで対処することが大切です。
    パンクしたタイヤでの走行は危険ですから、道路脇に停車して周囲の安全を確認してから対応しましょう。
    本章では、タイヤがパンクしたときの対処方法を解説します。

    ●タイヤパンク修理キットを使う
    ●スペアタイヤに交換する
    ●ロードサービスに依頼する

    タイヤパンク修理キットを使う

    タイヤがパンクしたときの対処方法の1つ目は「タイヤパンク修理キットを使う」です。

    タイヤパンク修理キットの収納場所は車種によって異なりますが、一般的にはトランクルームやシート下に収納されています。タイヤパンク修理キットの使用手順は、以下の通りです。

    1. 修理キットを収納場所から取り出す
    2. パンク修理剤とエアコンプレッサーを準備する
    3. パンク修理剤をよく振って中身を混ぜる
    4. タイヤのバルブキャップを外してパンク修理剤を注入する
    5. タイヤバルブにエアコンプレッサーのホースを差し込む
    6. エアコンプレッサーの電源がオフであることを確認する
    7. 電源プラグを車内のソケットに差し込む
    8. パーキングブレーキがかかっていることを確認し車のエンジンをかける
    9. エアコンプレッサーの電源をオンにする
    10. パンク時の指定空気圧まで空気を入れる
    11. 指定空気圧まで入ったらエアコンプレッサーを外してバブルを取り付ける

    上記のパンク修理は、あくまで応急処置であることは忘れてはいけません。タイヤがパンクした場合、最寄りのタイヤ専門店で、点検や交換することをおすすめします。

    ただし、重度のパンクやタイヤのサイドウォール(側面)に穴が空いた場合は修理できないため、加入中の保険会社やロードサービスに対応してもらいましょう!

    タイヤ修理キットについては、【パンク修理キットの使い方やメリット・デメリットをご紹介】の記事も参考にしてみてください。

    スペアタイヤに交換する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の2つ目は「スペアタイヤに交換する」です。
    スペアタイヤに交換する状況は、以下の通りです。

    ●タイヤの修理キットがない
    ●タイヤに大きな傷があり修理できない

    スペアタイヤへの交換手順は、以下の通りです。

    1. ジャッキを使って車体を上げる
    2. ホイールナットを外す
    3. タイヤを取り外す
    4. スペアタイヤを取り付ける
    5. ホイールナットを対角線上に締める
    6. 車体を下ろす
    7. ホイールナットを最後までしっかり締める

    上記の手順でスペアタイヤへの交換が完了しても、あくまで応急処置であることは忘れてはいけません。タイヤの専門店へ相談し、新たなタイヤへ交換しましょう。

    自分でタイヤ交換する方法と選び方については、【タイヤ交換を安くする方法は?自分で交換する方法とタイヤの選び方】の記事も参考にしてみてください。

    ロードサービスに依頼する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の3つ目は「ロードサービスに依頼する」です。ロードサービスに依頼する状況は、たとえば以下の通りです。

    ●タイヤのパンク修理キットがない
    ●スペアタイヤがない
    ●タイヤのパンク修理キットやスペアタイヤがあっても自分でできない

    パンクの修理キットやスペアタイヤの応急処置も困難な場合は、ロードサービスに依頼がおすすめです。
    理由は、タイヤがパンクしたときに一番安心できる方法だからです。
    「パンク修理キットで本当に修理できるのか不安」
    「スペアタイヤに交換する自信がない」

    上記のように、突然のタイヤのパンクに対処できない方も少なくありません。
    たとえば、JAF会員なら以下のトラブルも無料で対応してくれます。

    JAF会員なら以下のトラブルも無料で対応

    引用:JAF

    JAFの他にも、あなたの自動車保険でもロードサービスが付帯されている可能性があります。
    パンクが修理できない場合でも、タイヤ販売店までレッカー移動も可能です。

    タイヤのパンク対応が不安な方は、自動車保険のロードサービス付帯の確認やJAFなどのロードサービス専門の会社への入会をおすすめします。

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法

    タイヤのパンクを未然に防ぐためには、日頃から運転やタイヤの状態を把握する必要があります。理由は、運転のクセやタイヤの状況を把握すれば、タイヤのパンクを防ぐことが可能だからです。

    本章では、タイヤのパンクを未然に防ぐ方法を5つ紹介します。

    1. タイヤの空気圧を適正値に保つ
    2. 悪路や未舗装道路などの運転は注意する
    3. タイヤの寿命が来たら思い切って交換する
    4. タイヤの劣化を未然に防ぐ
    5. タイヤをローテーションする

    タイヤの空気圧を適正値に保つ

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法1つ目は「タイヤの空気圧を適正値に保つ」です。メーカーが定めたタイヤの空気圧を保てば、タイヤのもつ本来の耐久性を保てます。

    理由は、タイヤの空気圧が低下すると、タイヤの変形やバーストにつながり危険だからです。タイヤの空気圧を適正値に保つと、以下のメリットもあります。

    ●偏摩耗予防
    ●燃費低下の抑制

    上記のように、タイヤの状態悪化や燃費効率の低下を予防できるため、タイヤの空気圧は定期的に確認し、タイヤの空気圧は適正値に保ちましょう!

    なお、タイヤの空気圧を長い期間保ちたい方は、窒素ガスタイヤを検討してもよいかもしれません。タイヤの空気圧が低下しにくく、タイヤの空気圧を適正値で維持しやすいためおすすめです。

    窒素ガスタイヤについては、【タイヤに窒素ガスは必要?入れて得られる5つの効果・メリットを初心者向けに解説!】の記事も参考にしてみてください。

    悪路や未舗装道路などの運転は注意する

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法2つ目は「悪路や未舗装道路などの運転は注意する」です。悪路や未舗装道路は、車とタイヤに想定外な衝撃が加わりやすいため注意が必要です。

    たとえば、悪路や未舗装道路の走行中には以下の危険性が考えられます。

    ●釘や鋭利な物が刺さりパンク
    ●スロープがない高い段差を乗り上げてパンク
    ●大きな石に接触してパンク

    上記のような、パンクしやすい場所を走行している方も少なくありません。

    悪路や未舗装道路などを走行するときは、より運転に注意してパンクを未然に防ぎましょう!

    タイヤの寿命が来たら思い切って交換する

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法3つ目は「タイヤの寿命が来たら思い切って交換する」です。

    劣化した状態のタイヤを継続して使用すれば、走行中にパンクする危険性が高まります。

    夏タイヤとスタッドレスタイヤの寿命の目安は、以下の通りです。

    タイヤの寿命の目安

    夏用タイヤ スタッドレス
    約5年 約3年

    タイヤの寿命は走行距離やタイヤの状態によって異なりますが、タイヤは寿命を超えるとゴムの部分は傷つきやすく劣化も早まります。

    「まだ大丈夫だからそのまま同じタイヤを使おう」
    「費用がかかるからなるべくギリギリまで同じタイヤを使いたい」

    上記のように継続してタイヤを使用すると、走行中のパンクやバーストにつながるため危険です。もし安全に走行できると思っていても、タイヤの劣化は進んでいます。

    タイヤのパンクを未然に防いで安全に走行するためにも、タイヤの寿命がきたら思い切ってタイヤ交換することをおすすめします!

    タイヤの寿命については、【タイヤの寿命|タイヤ交換目安3つのポイント】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤの劣化を未然に防ぐ

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法4つ目は「タイヤの劣化を未然に防ぐ」です。

    タイヤの劣化を未然に防げば、パンクの原因であるタイヤのひび割れや亀裂を予防できるため、パンクする可能性が低くなります。

    たとえば、使用中のタイヤの劣化を防ぐ方法は以下の通りです。

    ●タイヤ表面にタイヤワックスを使用して劣化原因の紫外線対策
    ●タイヤの点検を定期的に実施して状態の確認

    また、未使用(保管中)のタイヤの劣化を防ぐ方法は以下の通りです。

    ●タイヤカバーを使用して紫外線から守る
    ●水分の付着を予防して錆から守る
    ●適切な保管の方法でタイヤの変形を予防する

    上記のように、タイヤの使用中や保管中でもタイヤの劣化を対策すれば、タイヤがパンクするリスクを軽減できます。

    タイヤの劣化を未然に防ぎ、タイヤのパンクも予防しましょう!

    タイヤの保管方法については、【タイヤの正しい保管方法は?事前準備でタイヤを長持ちさせよう】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤをローテーションする

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法5つ目は「タイヤをローテーションする」です。

    タイヤのすり減りに偏りが出ると、走行が不安定になりタイヤへの負担が大きくなります。偏摩耗したタイヤで走行を続ければ、タイヤのすり減りが強くなりタイヤのパンクやバーストの可能性が高くなるため、大変危険です。

    一方で、タイヤをローテーションすればタイヤの摩耗が均一に近づくため、タイヤの安全性を保った状態で走行できます。

    タイヤをローテーションする頻度は走行状態や走行距離によって異なりますが、一般的には5,000km〜10,000kmに一度おこないます。

    タイヤローテーションを定期的に実施し、タイヤの摩耗を均一にしておくことがおすすめです。

    タイヤのローテーションについては、【タイヤローテーションは長持ちの秘訣!スペアタイヤや4WDについても解説】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤのパンクでよくある質問

    タイヤのパンクでよくある質問

    本章では、タイヤのパンクでよくある質問を紹介します。

    1. パンクしたら気付きますか?
    2. タイヤの傷はどこまで大丈夫?
    3. タイヤがパンクしたら交換するタイヤは1本だけで大丈夫?

    1.パンクしたら気付きますか?

    タイヤがパンクした瞬間は、気付きにくいかもしれません。理由は、パンクするときはパン!と音が鳴るのではなく、パンクしたタイヤの空気が少しずつ抜けていくからです。
    タイヤがパンクしたときに感じる異変は、たとえば以下の通りです。

    ●走行中に異音や騒音
    ●まっすぐ走らない
    ●コーナリングが不安定になる
    ●ブレーキがきかない

    上記のような違和感がある場合は、タイヤがパンクしているかもしれません。
    タイヤ1本でもパンクすれば、走行中のバランスが崩れるため異変は感じやすくなります。
    走行中に異変を感じたら、自分で判断せず専門店に相談し、パンクの修理またはタイヤ交換することをおすすめします!

    2.タイヤの傷はどこまで大丈夫?

    問題なく走行可能なタイヤの傷は、たとえば以下の通りです。

    ●タイヤ表面の軽い擦れ
    ●ひび割れしない程度の傷

    参照:JATMA

    ただし、上記のようなひび割れや傷でも、タイヤの骨格の役割であるカーカスに達した場合はタイヤ交換が必要になるため、タイヤの傷の深さは必ず確認しましょう!
    なお、修理可能なタイヤのパンクの傷は以下の通りです。

    車の大きさ 直径 個数 周上間隔
    乗用車
    小型トラック
    6mm以下 2個以内 40cm以上
    トラック
    バス
    8mm以下 3個以内 70cm以上

    参照:JATMA

    タイヤの傷やパンク修理可能範囲については、あくまで目安です。

    JATMAの調べでは、タイヤのパンク修理後にタイヤが破裂する事故も発生しています。タイヤの状態の判断が難しい方は、最寄りの店舗で対応してもらうことをおすすめします。

    タイヤの傷については、【タイヤのバーストが起きてしまう原因は?予兆や修理可否についても解説】の記事も参考にしてみてください。

    3.タイヤがパンクしたら交換するタイヤは1本だけで大丈夫?

    タイヤがパンクしたら交換するタイヤは1本だけで大丈夫です。ただし、1本だけ交換する場合は走行性能を維持できるように、残った3本のタイヤとタイヤローテーションをしてバランスをとる必要があります。

    なぜなら、タイヤのすり減りは4本すべて均一とは限らないからです。

    タイヤを1本だけ交換すると、4本のタイヤのバランスが崩れてまっすぐ走らなかったり、偏摩耗になったりと、トラブルが増える危険性があります。
    タイヤを何本交換すればよいのか判断が難しい場合は、最寄りの店舗で点検してもらうことをおすすめします!

    タイヤのパンクについては、【タイヤがパンク!1本だけ変える?4本変えた方がいい?そのお悩み解決します!】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤワールド館ベストではタイヤパンク保証サービスも実施しております!

    タイヤワールド館ベストではタイヤパンク保証サービスも実施しております!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ●タイヤがパンクする原因
    ●よくパンクする人の特徴
    ●タイヤのがパンクしたときの対処方法
    ●タイヤのパンクを未然に防ぐ方法
    ●タイヤのパンクでよくある質問

    タイヤのパンクを未然に防ぐためには、日頃からタイヤの点検を実施し、タイヤを最適な状態に保つ必要があります。また、タイヤの管理が不十分の場合は、パンクだけでなくバーストなどの危険性も高まることを忘れてはいけません。

    タイヤワールド館ベストではタイヤ交換や点検の他に、タイヤパンク保証サービスも実施しております。

    タイヤパンク保証サービス

    現在は宮城県内の直営店舗だけですが、オンラインショップでも対応できるようにただいま準備中です。

    いつでもご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡くださいね!

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    タイヤのサイドウォールによくある問題とは?問題の原因と対策方法を解説


    「タイヤのサイドウォールに傷がある」
    「タイヤのサイドウォールがひび割れしている」

    このようなタイヤの状態を放置したまま走行していませんか?

    車が安全に走行するためには、タイヤは必要不可欠な部品のひとつです。
    タイヤにトラブルが発生すれば対処するのは一般的ですが、トラブルに気付かない人も少なくありません。

    トラブルに対処しないとタイヤの劣化を早めたり、タイヤが損傷したり、最悪バーストして大事故につながったりなど、多くの危険が潜んでいます。

    本記事では、タイヤのサイドウォールによくあるトラブルと原因、対策方法を解説します。

    タイヤのサイドウォールとは?

    タイヤのサイドウォールとは?

    サイドウォールとは、タイヤを構成する部位のひとつです。タイヤの表面に見える部位は4つにわけられます。タイヤの部位の名称と役割は、以下の通りです。

    部位別の名称と面の位置 役割
    トレッド部
    (地面に直接接している面)
    ・タイヤの摩耗や外傷を予防
    ・カーカスを守る
    ショルダー部
    (タイヤの湾曲した面)
    ・カーカスを守る
    ・タイヤ内部の熱を放出する
    サイドウォール部

    (タイヤの側面)

    ・タイヤの情報を伝える情報源
    ・カーカスを守る
    ビート部
    (ホイールに一番近い面)
    ・カーカスの両端を固定する
    ・タイヤをリムに固定する

    上記の表でわかるように、タイヤのサイドウォールはカーカス(※タイヤを形成するコード層のひとつ)を守ったり、タイヤのサイズや扁平率などを伝える情報源になっていたりと、重要な役割を持ちます。

    タイヤのサイドウォールのカーカス

    参考:ダンロップ

    また、4つの部位の中で一番屈曲が激しい部位であり、走行中の衝撃を吸収し乗り心地にも影響します。

    また、サイドウォールのゴムの厚みは薄く傷が付きやすい部位であるため、走行中の外傷には注意が必要です。

    タイヤのサイドウォールでよくある問題【種類別】

    タイヤのサイドウォールでよくある問題【種類別】

    本章では、タイヤのサイドウォールでよくある問題について解説します。

    1. タイヤのサイドウォールが擦れる
    2. タイヤのサイドウォールが傷つく
    3. タイヤのサイドウォールがひび割れする
    4. タイヤのサイドウォールに膨らみがある

    1.タイヤのサイドウォールが擦れる

    タイヤのサイドウォールでよくある問題1つ目は「タイヤのサイドウォールが擦れる」です。
    タイヤのサイドウォールの擦れは、多くの方が経験しているかもしれません。
    「車を駐車するとき道路脇に寄せて縁石に擦った」
    「気付いたらタイヤ表面が擦れていた」

    上記のように、タイヤのサイドウォールが擦れるケースも多いです。基本的に擦れるだけでは、大きなトラブルにはなりません。

    ただし、何度も同じ部位を擦ればタイヤのひび割れや亀裂によるパンクなど、大きなトラブルにつながるため注意が必要です。(筆者はこれが原因でバーストを経験しております‥)

    タイヤのサイドウォールの擦れを未然に防ぐために、安全な走行を心がけましょう。

    2.タイヤのサイドウォールが傷つく

    タイヤのサイドウォールでよくある問題2つ目は「タイヤのサイドウォールが傷つく」です。
    タイヤのサイドウォールの傷つきは、以下のような場所で発生する可能性が高くなります。

    ・未舗装道路
    ・砂利道
    ・縁石にスロープがないお店

    上記の場所は大きな石や鋭利な石、高い段差など大きな衝撃が加わりやすい場所です。タイヤが接触する部位や衝撃の強さによっては、傷の深さがカーカスに到達したりタイヤがえぐれたりと、タイヤ交換を余儀なくされる可能性もあります。

    タイヤのサイドウォールの傷が小さい場合は問題ありませんが、タイヤに傷が付いて心配の方は最寄りの店舗で点検することをおすすめします。

    3.タイヤのサイドウォールにひび割れがある

    タイヤのサイドウォールでよくある問題3つ目は「タイヤのサイドウォールにひび割れがある」です。
    タイヤのサイドウォールのひび割れは、タイヤの外傷以外に経年劣化でも発生します。
    たとえば、以下の通りです。

    ・紫外線を浴び続けたタイヤ
    ・タイヤの平均寿命の5年を経過している

    上記のようなタイヤは、ゴムが劣化しやすいためタイヤのひび割れが発生しやすくなっています。
    あなたの使用しているタイヤがひび割れしやすいタイヤなら、一度店舗で相談することをおすすめします。

    4.タイヤのサイドウォールに膨らみがある

    タイヤのサイドウォールでよくある問題4つ目は「タイヤのサイドウォールに膨らみがある」です。タイヤのサイドウォールに膨らみがある場合、ピンチカットしている可能性があります。

    ピンチカットとは、タイヤ内部のカーカスが断裂することで発生する変形です。
    カーカスはタイヤの骨組みの役割を果たすコード層のひとつなので、断裂した状態のままの走行はバーストにつながる可能性があります。

    また、ピンチカットの修理は不可能であるため、タイヤ交換が必要になります。しかし、ピンチカットによる膨らみが小さい場合はタイヤの変形に気付きにくいかもしれません。

    強い衝撃が加わった覚えのある方は目視でタイヤの状態を確認し、タイヤの膨らみがわからず不安な場合は、最寄りのショップで点検してもらいましょう。

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因は、タイヤの状態や走行する状況によってさまざまです。
    また、タイヤのサイドウォールが傷つく原因はタイヤの外傷だけではありません。
    本章では、タイヤのサイドウォールが傷つく原因を4つ紹介します。

    1. 悪路での走行
    2. 高い段差の乗り上げ
    3. タイヤの経年劣化
    4. タイヤの保管状態が悪い

    1.悪路での走行

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因1つ目は「悪路での走行」です。悪路での走行は、想定外の強い衝撃をうける可能性があります。

    理由は、車体ががたつくほど不安定な道だったり大きい石が道路に転がっていたりと、タイヤ1本にかかる負担が大きくなりやすい道路だからです。

    たとえば、車体ががたつきやすい悪路は以下の通りです。

    ・凸凹道
    ・未舗装道路

    上記の道路では、気付かぬうちに大きな凹みにタイヤが入ったり、大きな石にぶつかったりと想定外の強い衝撃をうける可能性があります。衝撃がひどい場合は、一度の衝撃でパンクする危険性も考えられます。

    悪路を走行した後は念のため、タイヤに傷がないか点検しましょう。

    2.高い段差の乗り上げ

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因2つ目は「高い段差の乗り上げ」です。
    一般的に高い段差がある場所には簡易的なスロープを設置していますが、スロープがない状況で段差を乗り越える方も少なくありません。

    たとえば、タイヤのゴム状の部分が、縁石の角に強く接触すればタイヤのサイドウォールが傷つく可能性も高くなります。

    他にもタイヤが傷つきやすい状況は、以下の通りです。

    ・駐車場の出入り口
    ・店舗出入り口
    ・内輪差で縁石に後輪が接触

    上記のような、普段から使用している状況では、無意識の状態で走行しているかもしれません。
    タイヤのサイドウォールが傷つかないように、高い段差に遭遇したら注意しながら走行しましょう!

    3.タイヤの経年劣化

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因3つ目は「タイヤの経年劣化」です。

    タイヤは外傷だけでなく、タイヤ本体の劣化に伴い傷がつきやすくなります。理由は、タイヤに含まれる劣化防止剤の減少により、タイヤ自体が傷つきやすくなるからです。

    タイヤが劣化すればタイヤ表面のひび割れや亀裂も発生しやすくなります。たとえば、夏タイヤとスタッドレスタイヤの平均寿命は以下の通りです。

    夏タイヤの寿命 スタッドレスタイヤの寿命
    約5年 約3年

    上記の寿命を大幅にこえた状態のタイヤを使用すると、タイヤの傷がつきやすくなりひび割れや亀裂も入りやすくなります。

    タイヤが経年劣化で傷がつきやすくなる前に、タイヤ交換することをおすすめします。
    タイヤの交換については>【タイヤの交換時期はいつ?新車から何万キロで寿命になるのか解説】の記事も参考にしてみてください。

    4.タイヤの保管状態が悪い

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因4つ目は「タイヤの保管状態が悪い」です。

    タイヤの保管状態が悪いとタイヤは傷つきやすくなります。理由は、タイヤ保管は紫外線や雨風を避けた場所に丁寧に保管する必要があるからです。

    タイヤをそのままの状態で屋外保管した場合におこるタイヤへの悪影響は以下の通りです。

    屋外保管でタイヤに悪影響をあたえる要因 タイヤの状態
    紫外線 タイヤのひび割れを促進させる
    タイヤにゴムや埃が付着する
    水分の付着でタイヤやホイールに錆

    上記のようにタイヤの保管方法を誤ると、タイヤが悪影響をうけて傷つきやすくなります。
    タイヤを保管するときは、紫外線や雨風を避けられる適切な環境で保管しましょう。

    タイヤの正しい保管方法については>【タイヤの正しい保管方法は?事前準備でタイヤを長持ちさせよう】記事も参考にしてみてください。

    タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法!許容範囲も解説

    タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法!許容範囲も解説

    タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法は、タイヤが傷ついた状態によって異なります。一番重要なことは、タイヤのサイドウォールの傷を発見したら無視して走行しないことです。

    理由は、小さな傷でも放置して走行を続ければ、最悪の場合バーストする危険性があるからです。

    本章では、タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法と許容範囲を解説します。

    1. タイヤのサイドウォールを擦った場合
    2. タイヤのサイドウォールにひび割れが発生した場合
    3. タイヤのサイドウォールに深い傷がある場合
    4. タイヤのサイドウォールが変形した場合

    1.タイヤのサイドウォールを擦った場合

    タイヤのサイドウォールを擦った場合は、どの程度擦ったか確認しましょう。

    ・タイヤの表面が白くなる程度の擦れ
    ・浅い傷

    以下の擦れや傷は走行を続けても問題ありません。

    タイヤのサイドウォールに問題がある擦れや傷は以下の通りです。

    ・タイヤのサイドウォールがえぐれた
    ・タイヤのサイドウォールに線状の深い傷がある

    上記のような擦れや傷は、タイヤ内部のカーカスに達している可能性があるため危険な状態です。必ず専門店へ相談に行きましょう。

    2.タイヤのサイドウォールにひび割れが発生した場合

    タイヤのサイドウォールにひび割れが発生した場合は、ひび割れの状態を確認します。
    JATMAでは、タイヤがひび割れしても継続使用できる判断基準を以下のように設けています。

    クラック別使用可否表

    引用:JATMA

    上記で確認するポイントは以下の通りです。

    レベル 傷の詳細 判断基準
    レベル1
    レベル2
    表面の軽い擦れや傷程度 継続して走行可能
    レベル3
    レベル4
    線状に浅いひび割れ 経過観察しながら走行可能
    レベル5 深いひび割れ タイヤ交換が必要

    引用:JATMA

    上記のようにタイヤのひび割れ具合によって対処方法が異なります。
    詳細は後述しますが、タイヤのひび割れはタイヤの空気圧不足も原因のひとつです。
    タイヤのひび割れを未然に防ぐためにも、タイヤの空気圧は定期的に点検しましょう。

    3.タイヤのサイドウォールに深い傷がある場合

    タイヤのサイドウォールに深い傷がある場合、カーカスに達している可能性が高く、継続使用は危険が伴うためタイヤ交換が必要になります。

    カーカスは、タイヤにかかるすべての負担に耐える役割を持っているため、傷が深ければタイヤが荷重に耐えられないからです。カーカスの役割は以下の通りです。

    ・タイヤにかかる衝撃に耐える
    ・空気圧補充時の空気圧に耐える
    ・タイヤにかかる荷重に耐える

    深い傷があれば、上記の役割を果たせずパンクやバーストの原因につながるため、最悪事故の危険性も考えられます。
    タイヤのサイドウォールに深い傷がある場合は、最寄りの店舗に相談しましょう。

    4.タイヤのサイドウォールが変形した場合

    タイヤのサイドウォールが変形した場合は、安全のためにもタイヤ交換をおすすめします。理由は、ピンチカット(カーカスの断裂)している可能性が高いからです。

    タイヤの骨組みであるカーカスが断裂した状態で走行を続ければ、バーストする可能性が高くなります。

    タイヤのサイドウォールが変形した場合はそのまま走行せず、最寄りの店舗でタイヤを交換しましょう。

    タイヤのサイドウォールは修理できない

    タイヤのサイドウォールは修理できない

    基本的にタイヤのサイドウォールは修理できません。
    理由は以下の2つです。

    ・サイドウォールのゴム部分が薄い
    ・タイヤ全体のなかで一番動きが大きい部位

    上記でわかるように、タイヤのサイドウォールはたわみが強くおきる部位なので修理は困難です。ただし、先述の通り軽い擦れや傷なら、走行は継続して問題ありません。

    タイヤのサイドウォールは修理できませんが、タイヤを傷から守るタイヤワックスを使えばひび割れの対策ができるためおすすめです。

    タイヤのひび割れについては【タイヤのひび割れの原因と正しい保管方法は?リスクなどをご紹介】、の記事も参考にしてみてください。

    サイドウォールの傷を無視した走行は危険

    サイドウォールの傷を無視した走行は危険

    タイヤのサイドウォールの傷を無視して走行を継続するのはおすすめできません。

    理由は、小さな傷が知らぬ間に大きくなっていたり傷の深さがカーカスに達していたりと、気付かないうちにタイヤの傷の状態が悪化している可能性があるからです。

    また、サイドウォールの傷を無視して走行を続ければ、タイヤへの負荷が増加してパンクにつながるため危険です。さらに傷がひどい状態になれば走行中にバーストする危険性も高くなります。

    サイドウォールの傷の状態がわからない方は、安全に走行するためにも一度店舗に相談することをおすすめします。

    タイヤのサイドウォールの傷は予防することが可能です。
    本章では、使用中のタイヤと保管中のタイヤで傷を予防する方法を解説します。

    ・タイヤ装着中の場合
    ・タイヤ保管中の場合

    タイヤ装着中の場合

    タイヤ装着中の場合にサイドウォールの傷を予防する方法は以下の通りです。

    ・タイヤに強い衝撃がかかる場所は慎重に運転する
    ・タイヤの空気圧を適正に保つ
    ・タイヤが傷つく前にタイヤワックスを使用する

    安全に走行するためにもぜひ参考にしてみてください。

    タイヤに強い衝撃がかかる場所は慎重に運転する

    タイヤ装着中のサイドウォールの傷を予防する方法1つ目は「タイヤに強い衝撃がかかる場所は慎重に運転する」です。
    安全運転を心がけていても、予期せぬ場所で強い衝撃をうける可能性があります。
    たとえば、以下のような場所です。

    場所 走行状況
    凸凹道 車体が不安定になるためタイヤへの負荷が強い
    未舗装道路 鋭利な物に刺さる可能性がある
    店舗出入口 内輪差で後輪が段差に接触する
    スロープのない縁石 前輪後輪問わず強い衝撃をうける
    バス停付近や大型車両が通る道 部分的に穴が空いた道路にタイヤがはまる

    上記のような場所は、気付かないうちに通っている方もいるかもしれません。
    サイドウォールが傷つかないように、タイヤに強い衝撃がかかる場所は慎重に運転しましょう。

    タイヤの空気圧を適正に保つ

    タイヤ装着中のサイドウォールの傷を予防する方法2つ目は「タイヤの空気圧を適正に保つ」です。

    理由は、タイヤの空気圧不足で走行したときと比較してタイヤへの負担が少ないからです。

    たとえば、タイヤの空気圧が適正以下になった状態で走行すると、タイヤの傷以外にも以下のトラブルになる方も少なくありません。

    ・ひび割れやパンク
    ・バースト
    ・燃費が悪くなる
    ・偏摩耗が起きる

    上記のようなトラブルが発生しないためにも、タイヤの空気圧の低下は未然に防ぐことが重要です。

    タイヤの空気圧の点検や補充は簡単なイメージがありますが、JATMAの調べでは、4台に1台が空気不足というデータが存在します。

    タイヤの空気圧は簡単に確認や補充ができるため、1ヶ月に1回はタイヤの空気圧をチェックして適正な状態にしましょう。

    タイヤが傷つく前にタイヤワックスを使用する

    タイヤ装着中のサイドウォールの傷を予防する方法3つ目は「タイヤが傷つく前にタイヤワックスを使用する」です。

    汚れや紫外線はタイヤの劣化を早める原因のひとつでもあるため、タイヤワックスを使用すればタイヤの劣化に伴う傷も未然に防げるためおすすめです。タイヤワックスは、艶出し以外に以下の役割があります。

    ・汚れ対策
    ・紫外線対策

    タイヤワックスを使用する際のポイントは以下の2点です。

    ・油性タイプはタイヤの劣化を早める
    ・使用するなら水性タイプ

    タイヤワックスを使用してもサイドウォールに傷が付く可能性はあるため、タイヤの傷は定期的に確認しましょう。

    タイヤ保管中の場合

    タイヤ保管中の場合にサイドウォールの傷を予防する方法は以下の通りです。

    ・タイヤカバーを使用する
    ・屋内で保管する
    ・タイヤ保管サービスを利用する

    タイヤカバーを使用する

    タイヤ保管中のサイドウォールの傷を予防する方法1つ目は「タイヤカバーを使用する」です。

    タイヤカバーを使用すると、タイヤ劣化の原因のひとつである紫外線からタイヤを守ることで、タイヤを適切な状態で保管できます。

    紫外線の他にも雨や風からタイヤを保護する役割があるため、タイヤのゴム部分の傷つきを未然に防ぐことが可能です。

    タイヤカバーについては【タイヤカバーは屋外保管で必須!必要性と選ぶポイントを解説!】の記事も参考にしてみてください。
    タイヤの保管中はタイヤカバーを使用して、次に使用するまで適切な方法で保管しましょう。

    屋内で保管する

    タイヤ保管中のサイドウォールの傷を予防する方法2つ目は「屋内で保管する」です。
    サマータイヤやスタッドレスタイヤを交換後は屋内に保管することをおすすめします。
    理由は、タイヤの屋外保管は雨や風、紫外線の影響を受けやすいからです。
    タイヤの屋内保管は以下の場所がおすすめです。

    ・自宅内
    ・ガレージ
    ・倉庫

    上記のような場所でのタイヤ保管をおすすめしますが、タイヤの保管方法によってはスペースを確保する必要があります。

    タイヤを屋内保管する場合、事前に自宅内のスペースを確保し、タイヤが保管できる環境を整えてから保管しましょう。

    タイヤ保管サービスを利用する

    タイヤ保管中のサイドウォールの傷を予防する方法3つ目は「タイヤ保管サービスを利用する」です。
    タイヤ保管サービスは、未使用のタイヤを適切な環境で保管してくれるためおすすめです。たとえば、以下のようなお悩みをお持ちの方に向いています。

    ・自宅内外にタイヤを保管するスペースがない
    ・タイヤの状態を定期的に確認しない
    ・タイヤに不具合があってもわからない

    タイヤ保管サービスは、タイヤの空気圧チェックやバランス調整をしながら最適な状態で保管できます。タイヤ保管のスペースがなく、タイヤ管理もなかなかできない方にはタイヤ保管サービスの利用をおすすめします。

    タイヤワールド館ベストでもタイヤ保管サービスを実施しておりますので、いつでもご相談ください。

    タイヤ保管サービスについては【タイヤ保管サービスとは?おすすめ点や料金をご紹介】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤの状態確認はタイヤワールド館ベストにお任せください!

    タイヤの状態確認はタイヤワールド館ベストにお任せください!

    あらためて本記事では、以下の内容を解説しました。

    ● タイヤのサイドウォールとは?
    ● タイヤのサイドウォールでよくある問題【種類別】
    ● タイヤのサイドウォールが傷つく原因
    ● タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法!許容範囲も解説
    ● タイヤのサイドウォールは修理できない
    ● タイヤのサイドウォールの傷を無視した走行は危険
    ● タイヤのサイドウォールの傷を予防する方法

    とくに大切なポイントは、以下の4つです。

    1. サイドウォールに発生した傷の修理はできない
    2. 深い傷やひび割れはタイヤ交換する
    3. タイヤは定期的にメンテナンスする
    4. 未使用タイヤも丁寧に保管する

    タイヤは走行するためには欠かせない部品のひとつです。
    タイヤワールド館ベストでは、タイヤの空気圧チェックや点検も無料で実施しております。
    相談するかお悩みの方も、お気軽にお立ち寄りくださいね!

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    タイヤの基礎知識 ライターチーム

    ロードインデックス(LI)とは?見方と注意点・荷重指数との関係を解説


    「ロードインデックスってなんですか?」「ロードインデックスは自分で確認できますか?」

    ロードインデックスは聞き慣れない用語ですが、車体やタイヤにとって重要な役割を持ちます。ロードインデックスを理解すれば、走行中の危険を未然に防ぎ最適なタイヤを選ぶことが可能です。

    本記事では、ロードインデックスの見方から注意点までわかりやすく解説します。

    タイヤのロードインデックス(LI)とは

    タイヤのロードインデックス(LI)とは

    ロードインデックスとは、1本のタイヤで支えられる最大負荷能力のことです。最大負荷能力はメーカーが決めており、タイヤの種類や大きさによってロードインデックスの数値は異なります。

    たとえば、車体の重量が重い場合、負荷能力が不足したタイヤを使用すればタイヤの損傷やタイヤの劣化を促してしまいます。

    タイヤの損傷を未然に防いで安全に走行するためにも、ロードインデックスは必ず確認することをおすすめします。

    ロードインデックスと荷重指数は違うの?

    同じような用語として荷重指数があります。基本的に荷重指数とロードインデックスは同じものです。どちらもタイヤが支えることができる最大の荷重(重量)を示す指標で、主にタイヤに関する情報として使われます。

    ロードインデックスは通常、「LI」や「ロードインデックス(Load Index)」と表記され、数値で示されます。この数値が高いほど、より重い荷重に耐えられるタイヤであることを意味します。

    ロードインデックスには2つの規格が存在する

    ロードインデックスには、日本で定めたJATMA規格とヨーロッパで定めたETRTO規格(XL規格)があります。

    JATMA規格とXL規格の違いは、タイヤ1本に入る最大空気圧と支えられる最大負荷です。

    タイヤに入る最大空気圧と支えられる最大負荷を比較すると、以下の通りです。

    規格 LI 180 190 200 210 220 230 kPa
    JATMA規格 84 425 435 455 460 475 490 kg
    XL規格 84 370 385 400 415 kg
    規格 LI 240 250 260 270 280 290 kPa
    JATMA規格 84 500 kg
    XL規格 84 430 445 460 470 485 500 kg

    上記のように空気圧に対して支えられる最大負荷は、規格によって異なります。

    タイヤの交換を検討する場合は、JATMA規格かXL規格でタイヤに充填する空気圧が異なるため、必ず確認してから購入しましょう。

    ロードインデックス別・負荷能力表

    LI別の詳細な負荷能力表も用意しましたので、こちらで確認してみてくださいね。

    ロードインデックスの見方

    wロードインデックスの見方

    タイヤの側面(サイドウォール)には、タイヤの情報が印字されています。印字された数字や英字にはそれぞれ意味があり、タイヤの情報すべてを把握することが可能です。

    ロードインデックスは、タイヤの側面を見れば簡単に確認できます。たとえば以下の通りです。

    ロードインデックスイメージ

    上記写真の白丸で囲った数字が、タイヤのロードインデックスです。
    また、タイヤの側面にはロードインデックスの他に、以下のような意味を持つ数字やアルファベットが印字されています。

    印字内容 数字の意味 詳細
    205 タイヤの幅 タイヤの幅
    55 扁平率 タイヤ幅に対する高さ
    R ラジアル ラジアル構造タイヤ
    17 リム径 インチ数
    91 ロードインデックス 1本のタイヤが支えられる最大負荷
    V スピードレンジ タイヤが走行できる最高速度

    ロードインデックス早見表

    ロードインデックスによって耐えられる負荷は異なります。以下表はJATMA規格の負荷能力です。

    LI 負荷能力 LI 負荷能力 LI 負荷能力 LI 負荷能力
    60 250kg 75 387kg 90 600kg 105 925kg
    61 257kg 76 400kg 91 615kg 106 950kg
    62 265kg 77 412kg 92 630kg 107 975kg
    63 272kg 78 425kg 93 650kg 108 1000kg
    64 280kg 79 437kg 94 670kg 109 1030kg
    65 290kg 80 450kg 95 690kg 110 1060kg
    66 300kg 81 462kg 96 710kg 111 1090kg
    67 307kg 82 475kg 97 730kg 112 1120kg
    68 315kg 83 487kg 98 750kg 113 1150kg
    69 325kg 84 500kg 99 775kg 114 1180kg
    70 335kg 85 515kg 100 800kg 115 1215kg
    71 345kg 86 530kg 101 825kg
    72 355kg 87 545kg 102 850kg
    73 365kg 88 560kg 103 875kg
    74 375kg 89 580kg 104 900kg

    タイヤのロードインデックスは空気圧も重要

    タイヤのロードインデックスは空気圧も重要

    タイヤのロードインデックスは、タイヤの空気圧が重要です。タイヤの空気圧の増減で、タイヤ1本の支えられる最大負荷は低下します。
    ロードインデックスとタイヤの空気圧の違いは以下の通りです。

    項目 役割
    ロードインデックス(LI) タイヤ1本が支えられる最大負荷と空気圧を定める基準
    タイヤの空気圧(kPa) 車種や年式によって定められた指定空気圧

    以下の写真を参考に解説します。

    空気圧表示イメージ

    ロードインデックス 耐えられる最大負荷 タイヤ空気圧
    91 615kg 240kPa

    上記の写真の場合、タイヤの空気圧が240kPaあれば、1本のタイヤが615kgまで耐えられることがわかります。

    言い換えると、タイヤの空気圧が240kPaないと615kgまでの負荷まで耐えられないのです。

    たとえば、ロードインデックスが91のタイヤの空気圧が220kPaになった場合は以下の通りです。

    ロードインデックス 耐えられる最大負荷 タイヤ空気圧
    91 585kg 220kPa

    上記のようにタイヤの空気圧が低下すれば、ロードインデックスが91でも耐えられる負荷は615kgではなく585kgになります。

    また、 タイヤ1本が支えられる最大負荷が低い状態で走行するとタイヤの負担が大きくなるだけでなく、タイヤが損傷する可能性があるため危険です。

    ロードインデックスとタイヤの空気圧は役割が異なりますが、関係性が高いため車を安全に乗るためには必ず確認が必要です。

    タイヤのロードインデックスを確認すると同時に、タイヤの空気圧も一緒に確認して安全に走行できる状態にしましょう。

    ロードインデックスが不足するデメリット3つ

    ロードインデックスが不足するデメリット3つ

    タイヤのロードインデックスは、不足しないように注意する必要があります。
    ロードインデックスの低下により走行性能が発揮できなかったり、空気圧の減少でタイヤに負担がかかったりと、タイヤへの悪影響が多いためです。
    本章では、ロードインデックスが不足するデメリットを3つ紹介します。

    1. タイヤが偏摩耗する
    2. タイヤがバーストする
    3. タイヤの劣化が早くなる

    1.タイヤが偏摩耗する

    タイヤのロードインデックスが不足するデメリット1つ目は「タイヤが偏摩耗する」です。タイヤの負荷能力が低下すれば、タイヤへの負担が大きくなります。

    たとえば、タイヤの指定空気圧が240kPaでタイヤの空気圧が低下した場合は、以下の通りです。

    タイヤの空気圧240kPa
    ロードインデックス 1本の最大負荷 4本合計
    91 615kg 2460kg
    タイヤの空気圧220kPa
    ロードインデックス 1本の最大負荷 4本合計
    91 585kg 2340kg

    上記のようにタイヤの空気圧が低下すると、タイヤの最大負荷が4本合計で100kg以上も差が出ることがわかります。

    タイヤの空気圧が低下した状態で走行すれば、通常以上にタイヤに負荷がかかるため偏摩耗につながる可能性があります。

    また、タイヤに負荷がかかり続ければタイヤのひび割れの原因にもなるため注意が必要です。

    安全に走行できるタイヤの状態を保てるように、タイヤの空気圧は定期的に確認しましょう!

    2.タイヤがバーストする

    タイヤのロードインデックスが不足するデメリット2つ目は「タイヤがバーストする」です。タイヤの空気圧が低下すれば、タイヤにかかる負担が増加します。
    たとえば以下の通りです。

    適正空気圧240kPaの場合
    タイヤサイズ LI 180 190 200 210 220 230 240 kPa
    205/55/17R 91 520 535 555 570 585 600 615 kg

    上記のように、適正空気圧が240kPaの場合、1本のタイヤが支えられる最大負荷は最大615kgです。タイヤの空気圧が低下するほど、支えられる最大負荷が低くなることがみてわかります。

    タイヤの負荷能力が低下した状態で走行すれば、バーストする危険性が高くなるため注意が必要です。
    「タイヤの空気圧点検は月1回もしていない」
    「ロードインデックスが高いタイヤなら大丈夫」

    このような考えのあなたのタイヤは、気付かないうちに空気圧が減少しロードインデックスが低下して、タイヤに大きな負担がかかっているかもしれません。
    最悪の事態にならないよう空気圧は定期的に確認し、ロードインデックスに合った空気圧を保ちましょう。

    3.タイヤの劣化が早くなる

    タイヤのロードインデックスが不足するデメリット3つ目は「タイヤの劣化が早くなる」です。
    タイヤが劣化した状態で走行すると以下の危険が考えられます。

    ● タイヤにひび割れが発生
    ● タイヤが損傷する
    ● タイヤに偏摩耗が発生する
    ● タイヤがパンクする
    ● 最悪の場合タイヤがバースト

    タイヤのロードインデックスが不足した状態で走行を続ければ、上記のような危険な症状が早く発生する可能性があるため大変危険です。

    また、タイヤの劣化に伴いホイールバランスの乱れも考えられます。タイヤ以外の車体にも悪影響が出る可能性が高いため、注意が必要です。

    タイヤの劣化を未然に防ぐためにも、ロードインデックスは既定値を維持できるように心がけましょう。

    【状況別】ロードインデックスの注意点

    【状況別】ロードインデックスの注意点

    「タイヤのロードインデックスは数字が高ければ大丈夫」
    「自分の好きなタイヤなら何でも大丈夫」
    「XL規格にして、タイヤの空気圧高めにすれば安心」

    このような考えのあなたは、注意が必要です。

    理由は、ロードインデックスはタイヤのサイズや種類によって異なり、各メーカーで基準値が決まっているからです。

    ロードインデックスが適正でない場合、車自体に乗れない可能性もあります。本章では、ロードインデックスの注意点を3つ紹介します。

    1. タイヤをインチアップするとき
    2. XL規格に変更するとき
    3. 車検のとき

    1.タイヤをインチアップするとき

    タイヤをインチアップするときは、純正タイヤのロードインデックスを下回るのは避けましょう。

    理由は、タイヤ4本が支えられる最大負荷が不足するからです。たとえば、ロードインデックスが低くなるインチアップは以下の通りです。

    タイヤサイズ LI 支えられる最大負荷 取付可否
    205/50R16 87 545kg ×
    205/45R17 84 500kg

    上記タイヤのインチアップは、ロードインデックスが純正タイヤより低いため、インチアップできません。
    次に、ロードインデックスが同じインチアップは以下の通りです。

    タイヤサイズ LI 支えられる最大負荷 取付可否
    205/50R16 87 545kg
    215/45R17 87 545kg

    上記タイヤのインチアップは、ロードインデックスが同じであるため、インチアップ可能です。
    最後に、ロードインデックスが上回るインチアップは以下の通りです。

    タイヤサイズ LI 支えられる最大負荷 取付可否
    205/50R16 87 545kg
    225/40R18 88 560kg

    上記タイヤのインチアップは、ロードインデックスが上回っているため、インチアップ可能です。
    ロードインデックスが下回ると、支えられる最大負荷の低下につながります。
    タイヤのインチアップを検討中の方は、ロードインデックスが下回らないタイヤを選びましょう。
    タイヤ選びにお悩みの場合は、最寄りの店舗に相談することをおすすめします。
    インチアップ時の荷重指数・空気圧についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

    2.XL規格に変更するとき

    XL規格は、JATMA規格と比較すると支えられる最大負荷が高めになるため、タイヤに必要な空気圧は高めに設定する必要があります。
    たとえば、ロードインデックスが91で指定空気圧が240kPaの場合、以下の規格空気圧が異なります。

    タイヤサイズ205/55R/16の場合
    規格 LI 180 190 200 210 220 230 kPa
    JATMA規格 91 520 535 555 570 585 600 kg
    XL規格 91 455 475 495 510 kg
    規格 LI 240 250 260 270 280 290 kPa
    JATMA規格 91 615 kg
    XL規格 91 530 545 565 580 600 615 kg

    参照:ブリヂストン

    ロードインデックスが91で指定空気圧が240kPaの場合、上記のようにXL規格に交換しても、JATMA規格と同じ空気圧のままでは、1本のタイヤが耐えられる荷重が530kgと大幅に低くなるため注意が必要です。
    JATMA規格に合ったタイヤの空気圧はXL規格では290kPaです。
    先述の通り、タイヤが空気圧不足のまま走行を続けるのはおすすめできません。
    タイヤをXL規格に変更する場合は、事前にロードインデックスや空気圧を確認し、適切な空気圧で走行しましょう。

    3.車検のとき

    結論として、ロードインデックスが不足した状態では車検には通りません。
    理由は、保安基準を満たしていないからです。
    国土交通省の「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(第167条4)」では、以下の記載があります。

    自動車の積車状態における軸重を当該軸重に係る輪数で除した値である空気入ゴムタイヤに加わる荷重は、当該空気入ゴムタイヤの負荷能力以下であること。


    引用元:国土交通省

    ロードインデックスが不足すると先述のようにデメリットだけでなく、車検に通らないため車自体使用できません。
    タイヤが支えられる最大荷重が保てるように空気圧も定期的に確認して、ロードインデックスの低下を未然に防ぎましょう。

    タイヤの交換やインチアップはタイヤワールド館ベストにお任せください

    タイヤの交換やインチアップはタイヤワールド館ベストにお任せください

    あらためて本記事では、以下の内容を解説しました。

    ● ロードインデックス(LI)とは?
    ● ロードインデックスの見方
    ● タイヤのロードインデックスは空気圧が重要
    ● ロードインデックスが不足するデメリット3つ
    ● 【状況別】ロードインデックスの注意点

    タイヤはサイズや種類、規格が多いためご自身が求めているタイヤを探すのは大変かもしれませんタイヤワールド館ベストでは、あなたに合ったタイヤの相談はもちろん、タイヤ交換やインチアップの相談も承っております。お気軽にご来店くださいね!

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    スタッドレスタイヤ ライターチーム 軽自動車

    ワゴンRにおすすめのスタッドレスタイヤ12選!サイズ早見表と価格・交換方法も解説


    「ワゴンRにぴったりなスタッドレスを知りたい」
    「ワゴンRのふらつきを防止できるスタッドレスはあるかな」

    このように悩んでいませんか。

    当記事では、ワゴンRにおすすめのスタッドレス12選と、ワゴンRの標準タイヤ早見表、スタッドレスの交換方法まで解説します。

    ワゴンRのタイヤサイズ早見表

    ワゴンRの純正タイヤサイズ早見表【スタッドレスタイヤサイズの確認】

    スタッドレスに履き替えたいなら、ワゴンRの純正タイヤのサイズも知っておく必要があります。
    ここでは2代目ワゴンR〜6代目ワゴンRまで生産時期に区切ってタイヤサイズを記載します。

    ・2代目 MC21S/11S/22S/12S型(1998年~2003年)
    ・3代目 MH21S/22S型(2003年4月~2008年9月)
    ・4代目 MH23S型(2008年9月~2012年9月)
    ・5代目 MH34S/44S型(2015年12月~2017年2月)
    ・6代目 MH35S/55S型(2017年2月~2020年1月)
    ・現行 MH85S/95S型(2017年1月~)

    グレードごとにわかりやすく表にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

    2代目ワゴンR MC21S/11S/22S/12S型(1998年~2003年)

    2代目ワゴンRのタイヤサイズは13インチ155/65R13です。外径が小さめなので、スタッドレスの価格も比較的抑えられます。

    グレード 型式 タイヤサイズ
    FTエアロ MC22S 155/65R13
    FMエアロ MC22S 155/65R13
    N-1ターボ MC22S 155/65R13
    B MC22S 155/65R13
    A MC22S 155/65R13
    N-1スペシャル MC22S 155/65R13

    3代目ワゴンR MH21S/22S型(2003年4月~2008年9月)

    3代目にワゴンRは、13インチ(155/65R13)、14インチ(165/55R14)のタイヤがでてきます。タイヤ幅も10mm太くなり、扁平率が下がっています。

    グレード 型式 タイヤサイズ
    FS MH21S 155/65R13
    FX MH21S 155/65R13
    FA MH21S 155/65R13
    FXリミテッド MH21S 165/55R14
    FTリミテッド MH21S 165/55R14
    250X MH21S 165/55R14
    250T MH21S 165/55R14
    FT-Sリミテッド MH21S 165/55R14
    FX-Sリミテッド MH21S 165/55R14
    ナビスペシャル MH21S 165/55R14
    FT-Sリミテッド MH22S 165/55R14
    FX-Sリミテッド MH22S 165/55R14
    FX MH22S 155/65R13
    FA MH22S 155/65R13
    FC MH22S 155/65R13
    リミテッド MH22S 165/55R14

    4代目ワゴンR MH23S型(2008年9月~2012年9月)

    4代目ワゴンRは13インチ(145/80R13)と14インチ(165/55R14・155/65R14)です。14インチはグレードによってタイヤ幅がバラバラなので注意が必要です。

    グレード 型式 タイヤサイズ
    FXリミテッド MH23S 165/55R14
    FTリミテッド MH23S 165/55R14
    FA MH23S 145/80R13
    FX MH23S 145/80R13
    FXリミテッド2 MH23S 155/65R14
    FX-Sリミテッド MH23S 155/65R14
    リミテッド MH23S 155/65R14
    リミテッド2 MH23S 155/65R14
    FXアイドリングストップ MH23S 155/65R14
    FXリミテッド MH23S 155/65R14

    5代目 MH34S/44S型(2015年12月~2017年2月)

    5代目になるとタイヤサイズがアップし、14インチ(155/65R14)、15インチ(165/55R15)です。
    20周年記念車は15インチの迫力のあるタイヤを履いています。

    グレード 型式 タイヤサイズ
    FXリミテッド MH34S 155/65R14
    FX MH34S 155/65R14
    20周年記念車 MH34S 165/55R15
    FX-E MH34S 155/65R14
    FZ MH34S 155/65R14
    FX MH34S 155/65R14
    FA MH34S 155/65R14
    FZ MH34S 155/65R14
    FZレーダーブレーキ
    サポート装着車
    MH34S 155/65R14
    FX MH34S 155/65R14
    FXリミテッド
    MH44S
    MH44S 155/65R14

    6代目 ワゴンR MH35S/55S(2017年2月~2020年1月)

    6代目ワゴンRは14インチ(155/65R14)、15インチ(165/55R15)のタイヤも珍しくなくなりました。
    タイヤ幅や扁平率は初期モデルとあまり変わらない印象です。

    グレード 型式 タイヤサイズ
    ハイブリッドFZ MH55S 155/65R14
    ハイブリッドFX MH55S 155/65R14
    FA MH55S 155/65R14
    ハイブリッド MH55S 165/55R15
    FZリミテッド MH55S 165/55R15
    ハイブリッド
    FXリミテッド
    MH55S 155/65R14
    リミテッド MH55S 155/65R14
    ハイブリッドFZ MH55S 155/65R14
    ハイブリッドFX MH55S 155/65R14
    FA MH55S 155/65R14
    ハイブリッドFX MH95S 155/65R14
    ハイブリッドFZ MH95S 155/65R14
    FA MH85S 155/65R14

    現行 ワゴンR 85S/95S型(2017年1月~)

    現行のワゴンRは14インチ(155/65R14)が純正装着されています。カスタムZのアップグレードで15インチ(165/55R15)です。1インチダウンの13インチ(145/80R13)も装着可能です。

    グレード 型式 タイヤサイズ
    FX MH85S 155/65R14
    ハイブリッドFX-S MH95S 155/65R14

    ワゴンRにおすすめのスタッドレス12選【価格あり】

    ワゴンRにおすすめのスタッドレス12選【価格あり】

    スズキのワゴンRは1993年の発売以来、30年経った今も人気を誇っているロングセラー商品です。
    人気の秘訣は「燃費」「運転のしやすさ」「使いやすさ」です。
    ここでは、ワゴンRにおすすめのスタッドレスを12種類並べてみました。

    1. ブリヂストンのブリザックVRX3
    2. ダンロップのウインターマックス03
    3. ヨコハマのアイスガード6
    4. トーヨータイヤのウィンタートランパスTX
    5. グッドイヤーのアイスナビ7
    6. ミシュランのエックスアイスXI3
    7. コンチネンタルのバイキングコンタクト7
    8. ファルケンのエスピア ダブルエース
    9. ピレリのアイスアシンメトリコ
    10. ナンカンのアイスアクティバESSN-1
    11. ブリヂストンのブリザックVRX2
    12. ダンロップのウインターマックス02

    それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

    1.ブリヂストンのブリザックVRX3

    1.ブリヂストンのブリザックVRX3

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    世界シェアNo.1のタイヤメーカーブリヂストンの最新スタッドレス、ブリザックVRX3
    無敵と思われる高性能スタッドレスを世に送り出し続けてきたブリヂストンですが、ブリザックVRX3には欠点がほぼありません。

    あえていうなら、1本あたり税込8,900円〜と価格が高めに感じる点が気になりますが、4年以上使い続けられると考えれば費用対効果が良いといえるでしょう。

    スタッドレスに信頼感と安心感を求める方はブリザックVRX3を選びましょう。

    3.ダンロップのウインターマックス03

    3.ダンロップのウインターマックス03

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    ダンロップのウインターマックス03は、ナノ凹凸ゴムのおかげで実現した、路面に対する密着力が特徴のスタッドレスタイヤです。

    元々ロングライフに定評のあるダンロップの「氷上性能特化型」と謳われるタイヤということで、トータルバランスが優れたスタッドレスとなっています。

    2.ヨコハマのアイスガード6

    2.ヨコハマのアイスガード6

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    ヨコハマのアイスガード6は、スタッドレスタイヤに低燃費性能を求める方におすすめです。

    オレンジオイルを配合したことで、ゴムの柔らかさを4シーズンもキープできるロングライフ性能を実現しました。
    販売価格5,300円〜と、バランスの良い値段もポイントです。

    ヨコハマのスタッドレス最新作はアイスガード7ですが、アイスガード6もまだまだ人気でリーズナブルになっているので、ヨコハマタイヤが好きな方はこちらも選択肢に入るかと思います。

    4.トーヨータイヤのウィンタートランパスTX

    4.トーヨータイヤのウィンタートランパスTX

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    トーヨータイヤのウィンタートランパスTXは、雪道などでふらつきやすいワゴンRのような車種を想定して作られたスタッドレスです。

    専用スタッドレスだけあって「豪雪地帯でも滑らずに走れた」という口コミがありました。
    価格は税込8,700円〜と少々高めですが、雪道で安心して走れる専用タイヤというメリットを考えると、妥当な値段でしょう。

    5.グッドイヤーのアイスナビ7

    5.グッドイヤーのアイスナビ7

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    グッドイヤーのアイスナビ7は、乾いた路面を走ることで起こる偏摩耗を極力抑えたい方におすすめです。
    4,450円〜と、お手頃価格で手に入り、長く使えるのでコストパフォーマンスに優れたスタッドレスといえるでしょう。
    もちろん氷上性能もばっちりです。

    6.ミシュランのエックスアイスXI3

    6.ミシュランのエックスアイスXI3

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    ミシュランのエックスアイスXI3はバランスの良いスタッドレスタイヤで、雪道はもちろん、通常の道路での安全性も考慮して作られています。
    凍った道では柔らかく、乾いた道では硬くなる「フレックスアイスコンパウンド」という機能を備えています。
    販売価格は12,990円と高めですが、総合性能の高さを求める方におすすめできる商品です。

    7.コンチネンタルのバイキングコンタクト7

    7.コンチネンタルのバイキングコンタクト7

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    コンチネンタルのバイキングコンタクト7とワゴンRのESP機能を合わせれば、雪道のカーブを曲がる際に横滑りしにくくなります。
    「ノルディックコンパウンド」を導入したおかげでグリップ性能が高くなっています。
    4,300円〜で手に入る、雪道でしっかり曲がれるスタッドレスです。

    8.ファルケンのエスピア ダブルエース

    8.ファルケンのエスピア ダブルエース

    ファルケンのエスピア ダブルエースは高速道路でもスタッドレスで安全に走行したい方におすすめの商品です。
    3,340円〜で販売しているので、お財布にも優しいスタッドレスタイヤです。
    専用のアイスホールドゴムが、ワゴンRの氷上コーナリング・ブレーキ性能を高めてくれます。

    9.ピレリのアイスアシンメトリコ

    9.ピレリのアイスアシンメトリコ

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    パワーとコントロールに重きを置いたスタッドレス、ピレリのアイスアシンメトリコ
    価格は5,000円〜と平均的な値段です。
    凍結路面にしっかり密着しつつ、乾いた路面では静かに走れるよう趣向を凝らしてあります。

    10.ナンカンのアイスアクティバESSN-1

    10.ナンカンのアイスアクティバESSN-1

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    ナンカンのアイスアクティバESSN-1は低価格で高性能を実現しているスタッドレスタイヤで、1本4,400円〜で販売されています。

    3年履いてもゴムの柔らかさが落ちず、摩耗も激しくないというロングライフ性能もばっちりなスタッドレスです。

    11.ブリヂストンのブリザックVRX2

    11.ブリヂストンのブリザックVRX2

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    新しくブリザックVRX3が発売されたとはいえ、ブリヂストンのブリザックVRX2もまだまだ高い人気を誇っています。

    1本あたり8,900円〜のVRX3と比べると、7,000円〜購入できるブリザックVRX2はお買い得です。
    スタッドレスとしての性能はもちろん抜群で、ユーザーの口コミで5段階中4の高評価を獲得しています。
    ブリザックVRXシリーズが気になっている方は、VRX2が狙い目です。

    12.ダンロップのウインターマックス02

    11.ブリヂストンのブリザックVRX2

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    ダンロップのウインターマックス02は、超密着ナノフィットゴムのおかげで実現した、路面に対する密着力が特徴のスタッドレスタイヤです。

    1本4,800円〜とお手頃で、スタッドレスとしての性能も十分備えているため、ユーザー満足度が5段階中3.95と、評価が高めなタイヤです。

    予算の関係でウインターマックス3を諦めなければならない場合は、こちらも検討してみてください。

    ワゴンRをスタッドレスタイヤに履き替える手順を7ステップで解説

    ワゴンRをスタッドレスタイヤに履き替える手順を7ステップで解説

    履き替えるスタッドレスが決まったら交換作業を行います。
    ここでは以下の7ステップで解説します。

    1. ボルトをホイールレンチでゆるめる
    2. ジャッキで車体を持ち上げる
    3. ボルトを外し、タイヤを取り外す
    4. タイヤを交換したら、ボルトを締める
    5. ジャッキで車を下ろす
    6. ボルトをホイールレンチで締める
    7. 空気圧をチェック

    ステップ1.ボルトをホイールレンチでゆるめる

    ホイールレンチを用意して、ボルトを手で回せる程度にゆるめます。
    車体を持ち上げたときにタイヤが外れるのを防ぐため、ボルトを完全に外してしまわないよう注意しましょう。

    ステップ2.ジャッキで車体を持ち上げる

    車体の下を覗くとジャッキを当てる部分があるので、ジャッキを正確に当ててタイヤを3〜5cm浮かせましょう。
    ジャッキを当てる場所やタイヤの持ち上げ角度を誤ると事故につながりかねないため、慎重に行います。

    ステップ3.ボルトを外し、タイヤを取り外す

    ホイールレンチでゆるめたボルトを手で外し、丁寧にタイヤを外していきましょう。
    タイヤを手前に引っ張ると簡単に外れます。

    ステップ4.タイヤを交換したら、ボルトを締める

    スタッドレスタイヤをはめて、ボルトを手で締められるところまで締めていきます。
    交換前にスタッドレスのスリップサインを確認しておくと、安全に使用できます。

    ステップ5.ジャッキで車を下ろす

    ジャッキでゆっくりと車体を下ろしましょう。
    下ろすことに集中しすぎて、足を挟まないよう要注意です。

    ステップ6.ボルトをホイールレンチで締める

    車体を下ろし切ったらボルトをホイールレンチで締めます。
    ボルトが緩すぎると走行中にタイヤが外れる可能性があり、締めすぎると次回のタイヤ交換時に外せなくなってしまいます。
    絶妙な力加減で締める自信がない方は、プロに頼みましょう。

    ステップ7.空気圧をチェック

    最後にバルブキャップを開けて空気圧をチェックします。
    バルブに空気圧計を押し付けると計測できます。
    以上の作業を4本分行えば、スタッドレスの履き替え作業が完了です。

    ワゴンRのインチアップ・インチダウンのタイヤサイズ

    ワゴンRのインチアップ・インチダウンのタイヤサイズ

    ワゴンR・14インチのタイヤ・ホイールサイズ

    ワゴンRは多くのグレードで14インチを純正装着しており、14インチが標準サイズとしてよいでしょう。

    タイヤサイズ 155/65R14
    ホイールサイズ 14×4.5J
    PCD 100
    インセット 40

    ワゴンR・15インチのタイヤ・ホイールサイズ

    タイヤサイズ 165/55R15
    ホイールサイズ 15×5J
    PCD 100
    インセット 45

    純正14インチ(155/65R14)は、ロードインデックスが75なので、75以上にする必要があります。

    165/55R15はロードインデックス「75」ですが、165/50R15だと「73」で既定値を下回ってしまうため注意が必要です。

    主なタイヤサイズの負荷能力表を確認して、インチアップ先の荷重指数(LI)が純正荷重指数(LI)を下回らないかどうか確認してくださいね。

    主なタイヤサイズの負荷能力表

    ワゴンR・16インチのタイヤ・ホイールサイズ

    16インチで外径が近いものは165/45R16となります。

    タイヤサイズ 165/45R16
    ホイールサイズ 16×5J
    PCD 100
    インセット 45

    ワゴンR・17インチのタイヤ・ホイールサイズ

    17インチでのタイヤサイズは165/40R17となります。ワゴンRは純正14インチなので、3インチアップとなり、はみ出しに注意が必要です。乗り心地もかなり硬いと感じるかと思うので16インチアップくらいまでがおすすめです。

    タイヤサイズ 165/40R17
    ホイールサイズ 17×5.5J
    PCD 100
    インセット 45

    ワゴンRのホイールサイズ・個数

    ワゴンRのホイールサイズは以下の通りです。

    ・M12×1.25
    ・19HEX(19ミリ)
    ・16個

    ワゴンRのインチアップ・インチダウンする際の注意点

    ワゴンRのインチアップ・インチダウンする際の注意点

    ワゴンRのスタッドレスをインチアップ・インチダウンする際の注意点をお伝えします。

    ・タイヤの外径を変えない
    ・ホイールサイズが合っていることを確認する
    ・タイヤの耐荷重も考慮する

    以上の注意点を念頭に置いて、インチアップ・インチダウンするメリットとデメリットを見ていきましょう。

    インチアップするメリット

    インチアップしたスタッドレスを装着するメリットは以下のとおりです。
    タイヤが大きくなることで安定感が増します。

    ・設置面積が広くなり、グリップ性能が良くなる
    ・タイヤの幅が広がることで横ブレしにくくなる
    ・乾いた路面で走行しやすくなる

    インチアップするデメリット

    インチアップするデメリットは次のとおりです。タイヤが大きくなることで走りにくくなる可能性があります。

    ・タイヤの価格が高くなる
    ・設置面積が増えることで雪道の走行性能が落ちる
    ・タイヤの表面についた雪が落ちにくくなる

    インチアップについては以下の記事も参考にしてみてください。

    インチダウンするメリット

    スタッドレスタイヤでインチダウンをする方は多くみられますので、しっかりとメリット・デメリットを確認しましょう。

    インチダウンするメリットは以下のとおりです。タイヤが小さく、厚みが増すことで乗りやすさが向上する場合があります。

    ・タイヤの価格が安くなる
    ・扁平率が高くなり、乗り心地が良くなる
    ・設置面積が減って雪道を走行しやすくなる

    インチダウンするデメリット

    インチダウンするデメリットは以下のとおりです。タイヤ幅が細くなることで安全性が落ちるのが大きなデメリットです。

    ・おとなしい見た目になる
    ・横ブレしやすくなる
    ・アイスバーンなどで止まりにくくなる

    以上を踏まえた上でタイヤのインチサイズを決定しましょう。

    ワゴンRのスタッドレスはタイヤワールド館ベストにおまかせ

    ワゴンRのスタッドレスはタイヤワールド館ベストにまかせよう

    ワゴンRに履かせたいスタッドレスタイヤと履き替え方、インチを変更する際の注意点をお話ししました。
    スタッドレスは高くても信頼性のある商品を選ぶと、雪道を安全に走行できます。
    また、履き替えるときプロに任せると、事故につながりにくくなります。

    ベスト写真館では、ワゴンRの装着画像も随時更新しておりますので、ぜひご覧ください!

    ワゴンRの装着画像へ

    また、ホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、こちらもぜひお試しください。

    タイヤ購入から交換まで安く安全に済ませたいなら、ぜひタイヤワールド館ベストにまるっとお任せください。みなさまのご来店をお待ちしております!

    タイヤワールド館ベスト:軽自動車特集ページ

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    【2024最新】スタッドレスタイヤの高額買取のコツとは?相場や売り時についても解説

    冬季限定で使用する車のスタッドレスタイヤは、保管場所の確保が難しく、劣化が進んでしまうなら、高く売って手放したい人も多いのではないでしょうか。

    きっと売れるかどうかも分からず放置している人が大半なはず。

    結論、スタッドレスタイヤは売れます。

    また、ポイントを抑えておけば少しでも買取価格を上げることは可能です。

    この記事では、スタッドレスタイヤの買取相場や高く売るコツを紹介していきます。
    3シーズン以内に売却するメリットなど、他サイトでは拾えない情報が満載です。

    記事の最後には、次に買うべきスタッドレスタイヤや購入場所に関する情報も記載しているので、是非参考にしてみてください。

    スタッドレスタイヤの買取事情

    スタッドレスタイヤの買取事情

    スタッドレスタイヤはシーズンや地域限定で必要になるため、転勤や引っ越しで不要になったり、その逆で突然必要になるケースも存在します。

    そのため、新品価格よりも安く購入できる中古市場は需要が高く、買取も盛んに行われている商品です。

    スタッドレスタイヤの買取価格は、タイヤの状態やメーカー・サイズなどによって様々で、一般的に中古市場で需要が高いブランドタイヤや人気のサイズは高値で取引される傾向があります。

    スタッドレスタイヤの売却を検討されている方は、「高値で売るポイント」を押さえておくことで、ちょっとした収入を得ることができます。

    また、買取業者によっても買取相場は異なることがあるため、複数の買取業者の特徴を理解し査定依頼を行うこともポイントです。

    ポイントに関しては、 「スタッドレスタイヤの高価買取を狙うコツやポイントとは?」をご覧ください。

    スタッドレスタイヤの買取相場価格とメーカー傾向

    スタッドレスタイヤの買取相場価格

    スタッドレスタイヤの買取相場は、4本で4,000円〜25,000円程度であり、買取価格はタイヤのブランドやサイズ、売却時期になどによって大きく異なります。

    一般的に、ワゴンやSUVなどの大型の車両に使用される太い幅、高扁平率のタイヤは買取相場は高くなる傾向です。
    一方で、軽自動車やコンパクトカーに多く採用される狭い幅、小さいリム径のスタッドレスタイヤは買取相場は安い傾向になります。

    参考に、各タイヤメーカーの代表的な製品と買取相場を記載しておきます。相場を知るために、最新モデルや年式以外の商品もリサーチしてみました。

    ※あくまで、2023年4月時点でオークションに出品されている商品であり、実際の販売価格は常に変動しているため、目安程度にお考え下さい。

    タイヤメーカー 製品名 製造年 サイズ・買取相場
    (4本セット)
    ダンロップ WINTER MAXX 02 2016年製 205/55R16
    ¥13,000円
    トーヨータイヤ オブザーブギズ2 2021年製 195/65R15
    ¥14,000円
    ブリヂストン ブリザックVRX3 2021年製 195/65R15
    ¥48,400円
    ヨコハマ アイスガード6 2018年製 175/65R15
    ¥23,500円
    グッドイヤー アイスナビ7 2018年製 165/65R14
    ¥13,200円
    コンチネンタル バイキングコンタクト7 2014年製 205/50R17
    ¥17,421円
    ミシュラン エックスアイス スノウ 2019年製 215/50R17
    ¥18,000円
    ピレリ アイスゼロ アシンメトリコ 2019年製 245/45R18
    ¥14,500円

    参照元:価格.com/オークション/オークファン

    本章では代表的な以下の8つのメーカーの買取傾向について詳しく解説します。

    ・ブリヂストン
    ・ダンロップ
    ・トーヨータイヤ
    ・ヨコハマタイヤ
    ・ミシュラン
    ・グッドイヤー
    ・コンチネンタル
    ・ピレリ

    ブリヂストンのスタッドレス買取傾向

    ブリヂストンのスタッドレス買取傾向

    世界で最も使用されていると言っても過言ではないタイヤブランドで、シェア率は約14.7%を誇ります。
    スタッドレスタイヤ市場においても、氷上性能はトップクラスの性能です。

    ブリジストンのスタッドレスシリーズは「ブリザック」で、その中でも「VRX」シリーズが主力であり、現在では「VRX3」が最新モデルとして販売されています。

    独自技術のアクティブ発砲ゴムは、タイヤ表面の水分を効率的に排水・吸水を行い、凍結路でも安定したグリップ力を確保できます。

    VRXシリーズは、その性能の高さからとても人気があり、新品価格も高額であることから中古市場では他製品よりも1〜2万円以上も高い価格で取引されています。

    ダンロップのスタッドレス買取傾向

    ダンロップのスタッドレス買取傾向

    ダンロップは、ファルケンなどのブランドも展開しているタイヤメーカーで、その歴史は古く、低燃費でロングライフなタイヤで有名なメーカーです。
    その中で、スタッドレスタイヤは「ウィンターマックス」というシリーズで販売されており、他の製品と比べロングライフ優先の設計が行われているのが特徴です。

    タイヤの素材には「液状ファンネセンゴム」を採用し、購入から4年経過しても硬化が進まず、氷上でのブレーキ性能がほとんど変わりません。

    買取相場は、最新作のウィンターマックス3以外は新品価格がリーズナブルということから高値にはなりにくいようですが、ロングライフ性能から古いスタッドレスタイヤであっても高値で売買されている傾向にあります。

    トーヨータイヤのスタッドレス買取傾向

    トーヨータイヤのスタッドレス買取傾向

    トーヨータイヤは、タイヤ製造を中心に自動車部品や工業用ゴム、耐震ゴムなど幅広いジャンルの製品を取り扱うメーカーです。

    トーヨータイヤのスタッドレスシリーズは、「オブザーブ」シリーズで普通車用とSUV車に特化したものが販売されています。
    タイヤも素材には、「鬼クルミ」を配合しており、地面にしっかりと嚙み込み、高いグリップ性能を発揮するのが特徴です。

    国産タイヤメーカーの中で安価な分類に入るため、普段積雪地域ではない方でも購入しやすいスタッドレスタイヤです。

    中古市場での買取相場は、新品価格がリーズナブルだということもあり、そこまで高くはありませんが、SUVユーザーから人気が高く、中古市場でも人気です。

    ヨコハマタイヤのスタッドレス買取傾向

    ヨコハマタイヤのスタッドレス買取傾向

    ヨコハマタイヤは、「YOKOHAMA」とローマ字表記が印象深いタイヤメーカーで、一度は目にしたことある方も多いでしょう。特に、モータースポーツで使用されるADVANシリーズはとても人気が高いです。

    そんなヨコハマゴムのスタッドレスタイヤは、「アイスガード」シリーズで、氷上/積雪路性能、コストパフォーマンス共に優れたトータルバランスの良いタイヤになります。

    価格は、グッドイヤーやダンロップよりも少し高価になりますが、その分グリップ性能は高く設計されています。
    「しっかり止まり、発進できる」スタッドレスタイヤなので、積雪が多いエリアの方でも安心して使用できるのが特徴です。

    新品価格が高いこともあり、中古買取相場も他製品よりも1万円ほど高く取引されています。

    ミシュランのスタッドレス買取傾向

    ミシュランのスタッドレス買取傾向

    ミシュランは世界的に有名なタイヤメーカーであり、普通自動車向けタイヤのみならず、大型車両や農業、航空、スペースシャトルのタイヤなども製造しています。

    ミシュランのスタッドレスといえば「エックスアイス」シリーズで、世界のなかでも過酷な条件が揃うという理由で国内にて開発され、北欧や欧米にも輸出されています。

    一般的にスタッドレスタイヤは、タイヤパターンの関係上ロードノイズが発生しやすいですが、ブロックの大きさや配置を独自に最適化することでロードノイズを減らし、快適な車内空間を実現しています。
    中古市場での買取相場、輸入スタッドレスであるため相場は高めにある傾向です。

    グッドイヤーのスタッドレス買取傾向

    グッドイヤーのスタッドレス買取傾向

    グッドイヤーは、世界最大のタイヤ会社でありながら、世界最大のゴム会社でもあります。世界で初めて空気入りタイヤを開発し、アポロ14号の月面探査車などにも、使われるほど歴史のある会社です。

    スタッドレスタイヤは「アイスナビ」シリーズで、他のスタッドレスタイヤと比べて安価で販売されており、週末にスキーやスノーボードなど使用頻度が少ない方におすすめのタイヤです。

    中古市場での買取相場は新品価格同様に安価であるため、中古品として売却するよりも、数シーズンかけて消耗品として履き潰してしまうイメージの方がよいでしょう。

    コンチネンタルのスタッドレス買取傾向

    コンチネンタルのスタッドレス買取傾向

    コンチネンタルは、150年以上にわたってドイツの自動車部品メーカーとして、高品質なタイヤや自動車部品を製造しています。
    特に、ヨーロッパを中心に高い評価を集めているメーカーです。

    コンチネンタルのスタッドレスはバイキングコンタクトシリーズが有名であり、輸入スタッドレスの中でも高い氷上/積雪路性能を誇ります。

    このタイヤは、凍結路・シャーベット・ウェット路面でも高い走行性能を実現し、「あらゆる冬道を支配する」というコンセプトで設計されています。

    欧州車などのタイヤサイズにも対応しているスタッドレスは、国産タイヤブランドでは限られています。
    したがって、その希少性の高さから古いタイヤであっても中古市場でも高値で買取される傾向です。

    同時に輸入タイヤでもあるため、新品価格も高く、中古での需要が高いといえます。

    ピレリのスタッドレス買取傾向

    ピレリのスタッドレス買取傾向

    ピレリは、イタリアに本社を置く150年以上の歴史を持つタイヤメーカーであり、スポーツタイヤとして有名です。
    そのため、スタッドレスタイヤにもスポーツ性能を兼ね備えた設計がされているのが特徴です。

    ピレリのスタッドレスは「ウィンターアイス アシンメトリコ」シリーズで、国内でテストを実施し、日本の雪道に適した設計が行われています。

    乾燥路や高速道路での走行性能にも優れており、ヨーロッパのパワーがある車でも安心して使用できるタイヤとして評価されています。

    スポーツカーに多く採用されるブランドになるため、中古市場ではタイヤサイズが18インチ、低扁平率のタイヤが買取相場も高くなる傾向です。

    スタッドレスタイヤの高価買取を狙うコツやポイントとは?

    スタッドレスタイヤの高価買取を狙うコツやポイントとは?

    スタッドレスタイヤを少しでも高く買い取って貰うためには、いくつかのコツやポイントがあります。

    1. 3シーズン以内に売る
    2. 不要になったタイミングで売る
    3. 高値で買取されるタイミングがある

    買取ポイント①3シーズン以内に売る

    タイヤの性能や品質は、使用年数が長くなるほど低下していきます。
    スタッドレスタイヤの寿命は、おおよそ3年程度になるため、3シーズン以内に売ることがおすすめです。

    また、スタッドレスタイヤの使用頻度が低く、タイヤの溝が深く残っている内に買取に出せば、少しでも買取価格は高くなりますので覚えておきましょう。

    買取ポイント②不要になったタイミングで売る

    スタッドレスタイヤは、使用しなくなったらすぐに買取に出してしまうのが大切です。
    なぜなら、タイヤは使用していない間にどんどん劣化が進行すると同時に、買取価格も下がってしまう可能性があるからです。

    よくあるパターンとして、「そのうち買取に出せばいいか」と後回しにして、そのまま倉庫に眠ってしまうケースも多く、結局売れなくなってしまうこともあります。

    もし保管するのであれば、劣化を少しでも防ぐために以下の対策をしておきましょう。

    ・保管する前に汚れなど綺麗に拭き取っておく
    ・風や雨を避けるカバーで囲っておく
    ・直接日光が当たらないよう場所を確保する

    買取ポイント③高値で買取されるタイミングがある

    冒頭でもお伝えしたように、スタッドレスタイヤの買取価格は、需要と供給のバランスによって変動します。

    そのため、買取価格が高くなる「冬の始め」に売却することがおすすめです。

    目安としては、早い時期からスタッドレスを探している人もいるため、秋頃から買取相場を調べて10月〜12月に売ってしまうのがよいでしょう。

    また、同じスタッドレスタイヤであっても、買取先の流通や在庫状況によって買取価格が異なります。
    複数の業者に査定を依頼し、高価格で買取してくれる業者を選ぶことは必須です。

    業者によっては相見積もりしておくことで、他社よりも高く買取してくれた事例もあるようですので、手間をかける価値はあります。

    買うなら高額査定になりやすいスタッドレスを狙おう

    買うなら高額査定になりやすいスタッドレスを狙おう

    最新モデルのスタッドレスタイヤは、需要が高く高額査定が期待できます。さらに、最新でなくても3年以内であれば買取価格は高い傾向です。

    一方、安価なモデルでは、新品でも買取価格が低くなることが多いため、高額査定を狙う場合は、人気モデルを選ぶことがおすすめです。

    現在人気があるモデルのスタッドレスタイヤも紹介しておきます。
    人気シリーズは安定した買取価格が期待できますので、ぜひ購入の参考にしてください。

    ● ブリヂストン ブリザックVRX3
    ● ダンロップ ウィンターマック03
    ● トーヨータイヤ ウィンタートランパスXT
    ● ヨコハマタイヤ アイスガード7

    ちなみに、スタッドレスタイヤは命を守る部品であり、高く売ることが目的ではありません。
    とはいえ、使用したスタッドレスを売却して戻ってきたお金で、新たなタイヤを買うことができれば、効率よく状態のよいスタッドレスを使用し続けられます。

    タイヤの性能チェックにくわえて、買取にも興味がある方は、人気モデルも意識して購入しましょう。

    スタッドレスタイヤを売るならどこ?

    スタッドレスタイヤを売るならどこ?

    スタッドレスタイヤを売りたい場合、「オークションサイト」「カー用品店」「タイヤ専門店」などで取り扱われています。
    買取価格や在庫状況、サービス内容などは異なるため、比較検討することがおすすめです。

    以下で、具体的に解説していきます。

    1. オークションサイト・フリマサイト
    2. カー用品店
    3. タイヤホイール買取専門業者

    1.オークションサイト・フリマサイト

    オークションサイト・フリマサイトとは、「ヤフオク」や「メルカリ」に代表される、不要になった物を出品できるサービスです。特徴は以下のとおりです。

    項目 特徴
    買取相場 ・売主が自由に決められる
    ・サイトごとの販売手数料がかかる
    発送費用 ・双方で発送方法を協議ができる
    ・送料は4本で約8000円前後かかる
    保管の有無 ・商品が売れるまで売主が保管する

    メリット

    一番のメリットは、販売価格を自由に設定できる点です。本当に売りたい価格や、周りの相場を比較した上で設定できるため、損することが少ないといえます。

    また、自動車用パーツも多く売買されており、需要が高く高額取引されやすいフィールドです。

    デメリット

    商品の「出品〜発送」までを全て自分で行う必要があり、余計な手間がかかります。
    特にタイヤは大きくて重いため、発送のための梱包も一苦労です。

    また、出品したからといって必ず売れるとも限らないため、売れるまで商品を保管する必要があります。

    2.カー用品店

    カー用品専門店とは、「アップガレージ」や「フジサワ」など自動車関連の買取を扱うお店です。
    また、買取だけでなく自社で販売も行っている店舗がほとんどになるため、安定した買取とスピーディな買取が期待できます。

    項目 特徴
    買取相場 ・お店の査定によって決定
    ・品揃えや地域に左右される
    発送費用 ・お店に直接持ち込み
    ・ネット査定や出張買取もある
    保管の有無 ・即座に売却できる

    メリット

    一番のメリットは自動車部品を専門で扱っているため、タイヤそのものの価値を正しく査定してもらえることです。
    また、中古品販売も行っている店舗が多く、買取った商品をすぐに販売出来るため高額価格になるケースもあります。

    また、タイヤの保管スペースに悩まされることなく、即座に買取って貰えるためスペースの確保も必要ありません。

    デメリット

    店舗によっては、ネット査定や出張買取をしていないお店もありタイヤを直接持ち込む必要があります。

    仕事やプライベートなどの都合を合わせる必要があるので若干不便です。

    3.タイヤホイール買取専門業者

    タイヤホイールの買取専門業者としては、「タイヤ王」「タイヤ買取ドットコム」などがあります。
    これらの業者は、全国に店舗を持っており、タイヤホイールの買取を行っています。

    インターネット上でも査定申し込みができ、自宅にいながら面倒な作業を完了できるためとても便利です。

    項目 特徴
    買取相場 ・お店の査定によって決定
    ・タイヤの価値を正確に判定
    発送費用 ・お店に直接持ち込み
    ・ネット査定や出張買取もある
    保管の有無 ・即座に売却できる

    タイヤワールド館ベスト・アウトレットユーズド館でも、タイヤ&ホイールの買い取りを行っていますので、宮城県のお住まいで買取ご希望の方はぜひお立ち寄りください。

    ベストのタイヤ・ホイール買取!

    ベストのタイヤ・ホイール買取ページへ

    メリット

    タイヤを専門と扱うショップであるため、地域によって買取価格が変動することが少ないのが特徴です。
    また、しっかりとタイヤの価値を判断した査定を行ってもらえます。

    デメリット

    在庫や流通量が豊富にあるため、価格が固定化されてしまう点があります。

    需要の無いタイヤであれば、在庫の関係からほとんど価格が付けられない可能性もあるため、カー用品点などへ査定に出し比較してから買取先を決定するようにしましょう。

    スタッドレスタイヤの寿命の見極める方法

    スタッドレスタイヤの寿命の見極める方法

    基本的には通常の使用頻度であれば、新品スタッドレスでおおよそ3シーズン〜5シーズン程度で本来の性能を発揮できなくなり、凍結路などのグリップ性能が低下します。そのため、残り溝ではなく使用年数を基準に寿命を見極めるのもおすすめです。

    しかし、長距離走行が多く通常よりも使用頻度が高い人であれば、使用年数に関わらず残り溝が限界に達する可能性もありますので、毎年溝の深さも忘れずに確認しておきましょう。

    タイヤの溝については保安基準が定められており、残り溝が1.6mm以下になるとスリップサインが現れ、そのタイヤの使用限界を示します。

    くわえて、スタッドレスには通常のスリップサインとは別にプラットフォームと呼ばれる積雪路における排雪性能限界を示す指標もあります。

    タイヤが50%摩耗した時点で現れるプラットフォームが現れた際には、使用年数に関係なく交換が必要となりますので注意してください。

    スタッドレスタイヤならタイヤワールド館ベストへ

    スタッドレスタイヤならタイヤワールド館ベストへ

    人気メーカーやモデルのスタッドレスタイヤを新品で購入するとなれば、決して安い買い物ではありません。
    履き替えが面倒であれば、ホイールセットで購入することも考える必要もあります。

    種類も多く、詳しいことが分からない人も多いと思いますので、直接店舗にいって商品状態や詳しい説明を聞きながら購入することがおすすめです。

    タイヤワールド館ベストは、人気メーカーやモデルのスタッドレスタイヤを揃えているだけでなく、タイヤのプロスタッフが常駐しています。
    あなたの車種に合った最適解を一緒に探しましょう。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    近隣に店舗がない場合でしたら、、オンラインショップも展開しています。
    車種に適合するタイヤを誰でも検索しやすい仕様になっていますので、安心してご利用いただけます。

    また、オンラインでタイヤ交換予約までできるので安心です。

    自動車のなかでも足回りは重要な部品になりますので、信頼できるショップでの購入をおすすめしますよ。

    まとめ

    まとめ

    本記事では、スタッドレスタイヤの買取相場や高値で売るためのコツを紹介しました。
    不要になったスタッドレスタイヤは保管しておくのではなく、買取査定に出して売却してしまうのがおすすめです。

    スタッドレスタイヤの買取は、「使用年数」「劣化状況」が重要となります。
    また、購入時に人気メーカーやモデルを選んでおくのが高額査定を狙うポイントです。

    この記事を参考に、適切な売却タイミングや方法を確認し、高値でスタッドレスタイヤを売却しましょう。

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    ホイールの基礎知識 ライターチーム カスタムその他

    ホイールのオフセットの計算方法とは?許容範囲や注意点もあわせて解説

    ホイールのサイズを変更してツライチを目指すときに、必要なのが「オフセット」です。オフセットの数値によってホイールの取り付け位置が変わり、見栄えにも大きく影響します。

    しかし、「オフセットの計算方法がよくわからない…」と思っている人も多いのではないでしょうか。

    本記事では、ホイールオフセットの計算方法をわかりやすく解説します。許容範囲や注意点もお伝えするので、見落としがちなミスを防げるでしょう。

    ツライチは足回りのカスタマイズに欠かせない要素です。ホイールを交換してドレスアップを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

    オフセットとは?インセットもあわせて解説

    オフセットとは?インセットもあわせて解説

    オフセットとは、ホイールを横から(車に取り付けた状態からだと真上から)見たときのリム幅の中心位置から、ホイールを車体に取り付ける面までの距離を表した数値のことです。

    オフセットは、2008年7月11日以降、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が国際基準に合わせようという呼びかけがあり「インセット」に変更されました。

    ※しかし、現在でもオフセットと呼ぶ人が多くいることから、本記事では「オフセット」と表記いたします。

    オフセットは、ホイールの取り付け面がリム幅の中心に位置していれば「ゼロセット(0)」、中心より内側にあれば「アウトセット(-)」、外側にあれば「インセット(+)」と表示されます。

    ホイールの取り付け面が…

    リム幅の中心 中心より内側 中心より外側
    ゼロセット(0) アウトセット(-) インセット(+)

    ホイールサイズの一番後ろに表記してある数字がオフセットで、たとえば「15×61/2 J 5 114.3 50」だと、「インセット50」という意味合いです。

    つまり、ホイールの中心から車体に取り付ける面が50mm外側にあると表記されています。

    オフセットの数字が大きいほどホイールは内側に、逆に数字が小さいほど外側に出ることから、ツライチにするときはオフセットの数値を下げていくようにします。

    オフセットの計算方法

    オフセットの計算方法

    実際にオフセットを計算するときの方法を解説します。手順は以下の3点です。

    1. ホイールのサイズを確認する
    2. フェンダーとホイールの距離を測る
    3. 数値からオフセットを計算する

    オフセットを計算するときには、基準となる数値を出すことが肝心です。まずは現状を把握してから、数値を計算するようにしましょう。

    詳しく解説します。

    1.ホイールのサイズを確認する

    ホイールのサイズを確認する

    まず、現在はいているホイールのサイズを調べます。サイズがわからなければ正確な数値が出せないので、間違いのないようにしっかり確認しておきましょう。

    ホイールのサイズは、主に以下の3つの場所に表記してあることが多いです。

    ・ホイールの外側(側面に記載)
    ・ホイールの内側(リム幅に記載)
    ・ホイール内側のスポーク(中心から放射線状に伸びる棒状の部品に記載)

    ホイールの表面に見当たらないときは、裏面に記載がある可能性が高いです。その場合はタイヤを取り外して確認してください。

    2.フェンダーとホイールの距離を測る

    ホイールのサイズを確認したら、フェンダーからホイールの距離を測ります。

    用意するものは以下の3つです。

    ・糸
    ・おもり
    ・ものさし(端に余白がないもの)

    まず、糸におもりをくっつけます。タコ糸などを使うと良いでしょう。おもりにはホイールに当たっても傷がつかないように布やウエスなどを巻くと安心です。

    おもりをホイールのセンターキャップの中心にあわせ、フェンダーから糸を垂らし、ホイールのリムから糸の位置までの距離をものさしで測ります。

    ホイールがどれくらいフェンダーの内側にあるのかを測ることで、あと何mmホイールを外に出せるのかがわかります。

    3.数値からオフセットを計算する

    ホイールのサイズとフェンダーまでの距離が測れて基準値がわかったら、いよいよオフセットを計算していきます。

    今回は、ホイールのサイズが「16x7J 5 114.3 40」、フェンダーまでの距離が「42mm」、16インチから19インチにサイズアップすると仮定して計算してみましょう。

    ※車は1台1台異なります。仮定した数値と同じでも、同じサイズのホイールがはけるとは限りません。必ず自分の車で確認し、自己責任で行うようにしてください。

    オフセットの計算で重要になるのが、リム幅を表す「7J」オフセットを表す「40」です。(1J=25.4mm、オフセットの1=1mm)

    ホイールのオフセットが「+40」なので、現状のホイールはリム幅の中心から取り付け面が40mm外側にあります。

    フェンダーまでの距離が42mmなので、計算上はあと42mmホイールを外側に出せることになります。(オフセットの数値を下げられる)

    いまのホイールのオフセットからフェンダーまでの距離を引くと

    40-42=-2

    つまり、16インチのホイールであれば、理論上は「7J -2」でツライチになる計算になります。

    ですが実際には、オフセットの数値を下げる前にタイヤのJ数(横幅)を上げて再計算します。

    ホイールのJ数が大きくなればホイールの横幅が長くなり、その分ホイールを外に出すことができるからです。

    タイヤのJ数(横幅)を上げて再計算

    今回は、7Jを9Jに大きくした場合で計算します。

    1J=25.4mmなので、2J大きくするとホイールの横幅は50.8mm大きくなります。ですが、外側と内側に半分ずつ大きくなるので、外側に大きくなるのは25.4mmです。

    ※1J数値が上がるとリム幅が内側に12.7mm、外側に12.7mm(合計25.4mm)大きくなります。

    7Jのホイールでは、オフセットが-2でツライチになるので、-2に25.4を足した数字が9Jのホイールでツライチになるオフセットの数値です。

    つまり、

    -2+25.4=23.4 

    「9J 23.4」でツライチになる計算になります。

    許容範囲と注意点

    許容範囲と注意点

    ホイールを外に出すときに知っておくべき許容範囲と注意点を3つ解説します。

    1. フェンダーからはみ出さない
    2. ブレーキやサスペンションに干渉させない
    3. 数値は車によって変わる

    オフセットの計算ばかりに気を取られがちですが、ドレスアップを楽しみながら安全に走行するためにも、必ず把握しておきましょう。

    それぞれ順番に解説します。

    フェンダーからはみ出さない

    フェンダーからホイールがはみ出してしまうと、車検に通らない可能性があります。

    正確には、タイヤ側面のラベリングと、ホイールリムを保護するためのリムガードは10mm未満であればはみ出しても良いとされています。(道路運送車両の保安基準 第178条(車枠及び車体))

    しかし、ホイールやホイールナットなど、そのほかの部分は認められていません。

    車検に通らないだけでなく、はみ出した部分が接触して事故を起こしたり、小石などの異物をはねやすくなったりと危険をともないます。

    ルールを守って安全に走行するためにも、必ずフェンダーからはみ出さないようにカスタマイズしてください。

    ブレーキやサスペンションに干渉させない

    ツライチは外側にホイールをどれだけ出せるのかを重視されがちですが、内側(車体側)にある部品とホイールとの距離が変わることも忘れてはいけません。

    同じ大きさのホイールでオフセットの数値だけが小さくなるのなら、ホイールと内側の部品とのすき間は広くなります。

    しかし、J数(ホイールの横幅)が上がると、ホイールが外に出ると同時に内側にも太くなり、すき間がせまくなります。

    車のホイール付近には、走行に直結する重要な部品が多いです。回転するホイールがブレーキやサスペンションに干渉してしまうと、非常に危険です。

    部品の破損だけでなく、事故を起こす可能性もあります。

    ナックル(タイヤを支えハンドル操作を伝える部品)、ロアアーム(タイヤとサスペンションを車体につなぐ部品)、ブレーキなどの部品とホイールとの距離がどれくらいあるのかをあらかじめ測っておきましょう。

    数値は車によって変わる

    車種やホイールのサイズが同じでも、数値はその車によって変わります。同じ車種でも、個体差は必ずあるからです。

    また、車は左右対称に見えても、実際には異なります。

    例をあげると、エンジンルームには重さも大きさもちがうエンジンやミッションがあります。バッテリーなどの部品も、左右両方についているわけではありません。

    車の車高によっても変わりますし、タイヤの種類やカスタマイズの有り無しによっても大きく変わります。

    車種やホイール、タイヤの種類などが同じでも、1台1台数値は異なることを心にとめておきましょう。

    仮にあわせられるホイールをはいて、数値を測ることができればベストです。

    オフセットの調整だけでツライチにならないときの対処法

    オフセットの調整だけでツライチにならないときの対処法

    ホイールのオフセット調整だけでツライチにならないときは、ホイールスペーサーを使う方法があります。

    ホイールスペーサーとは、車体(ハブ)とホイールの間にはさむ円状の金属です。厚さの種類も豊富で、1mmから選ぶことができ、微妙な調整をするのに役立ちます。

    ちょうどいいサイズのホイールがないときや、ギリギリまでホイールを外に出したいときは、ホイールスペーサーを装着するのも1つの方法です。

    しかし、メリットもあればデメリットもあります。

    ホイールナットがゆるむ可能性があったり、厚みによってはハブボルト(ホイールナットを取り付けるボルト)の交換が必要になったりするケースもあります。

    悪い面や注意点をよく理解したうえで、使用するようにしましょう。

    ホイールの交換を依頼できる場所

    ホイールの交換を依頼できる場所

    ホイールの交換を依頼できるお店は、主に以下の3つです。

    ● カー用品店
    ● カスタマイズ専門店
    ● タイヤ専門店

    それぞれ解説します。

    カー用品店

    カー用品店は入りやすく依頼がしやすいお店で、その場で気軽に相談できるのがメリットです。展示してある実物を見て選ぶことができ、交換したときのイメージがつかみやすいでしょう。

    ホイールだけでなくカー用品の取り扱いも多いので、メンテナンスやその他のカスタマイズを同時に行うことができます。

    持ち込み交換を実施している店舗も多く、幅広い作業に対応してくれます。料金設定が明確で作業工賃が安い傾向にあるのも特徴です。

    事前にネット予約できる場合も多いので、時間を効率よく使いたい人にオススメです。

    カスタマイズ専門店

    カスタマイズ専門店では、ホイールの交換はもちろん、車全体のドレスアップを総合的に考えてくれます。

    イメージする姿に近づけるように、1つの方法にこだわらず適切な方法を提案してくれるのがメリットです。

    ドレスアップに関して知識も豊富で、さまざまな車種やあらゆるパターンを経験している技術者も多く、多方面からのアドバイスが期待できます。

    ホイールオフセットの計算もしっかりと測ってくれる店舗が多いので、はきたいホイールのデザインや形などから最適なサイズを選んでくれるでしょう。

    ホイールだけでなく、ほかの部分もカスタマイズして全体的にドレスアップを楽しみたい人にオススメです。

    タイヤ専門店

    タイヤ専門店は、タイヤとホイールに特化したお店です。タイヤやホイールに関する知識が豊富で、ホイールの種類が多いのがメリットです。

    数あるデザインや形の中からを選ぶことができるので、お気に入りのホイールが見つかりやすいでしょう。

    さまざまなサイズのホイールがあり、オフセット調整だけでなくインチアップ、インチダウンなどあらゆる相談もプロの視点からアドバイスがもらえます。

    整備工場を併設している店舗も多く、国産車だけでなく輸入車も対応してくれます。

    ホイールの交換はホイールのプロに任せたい、こだわりのホイールを見つけたい人はタイヤ専門店がオススメです。

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    オフセットの計算は、ホイールを交換してツライチにするときに欠かせないものです。正確な数値が出せないと、せっかく選んだお気に入りのホイールをはくことはできません。

    許容範囲や注意点を把握しておくことも大切です。安全に走行しながら足回りのカスタマイズができるように、しっかり確認しておきましょう。

    ホイールの交換は、タイヤワールド館ベストがオススメです。さまざまな種類のホイールを数多く取り揃えているので、あなたにぴったりのホイールが見つかりますよ。

    足回りのデザインにこだわりたい人は、ぜひご相談ください。

    カテゴリー
    スタッドレスタイヤ オールシーズンタイヤ ライターチーム

    スタッドレスタイヤの見分け方!燃費の違いや寿命と価格差についても解説

    「スタッドレスとノーマルタイヤの違いは?」「タイヤの寿命が分からず交換時期が分からない」「スタッドレスを夏履いても問題ない?」といったお悩みをお持ちではありませんか?

    スタッドレスとノーマルタイヤの見分け方、寿命や交換の見極め方を把握しておくのは、安全に車を使用する上で重要な項目です。

    さらに、シーズンオフでもスタッドレスを履いてしまう方は多く、知らないうちに安全性を失っている可能性もあります。

    本記事ではタイヤの見分け方や寿命の見極め方、シーズン以外にスタッドレスを履くデメリットについて解説します。

    ぜひ本記事を読んでタイヤの履き替え・交換時期を理解して、安全で快適なカーライフを楽しめるようにしましょう。

    スタッドレスとノーマルタイヤの見分け方は誰でも出来る

    スタッドレスとノーマルタイヤの見分け方は誰でも出来る

    参考:ブリヂストン

    スタッドレスとノーマルタイヤの見分け方は、それぞれの特徴さえ抑えておけば、車に詳しくない方でも判別できるようになります。

    雪が少しでも降る地域にお住まいの方は、ノーマルタイヤからスタッドレスへ履き替えを行うと思いますので、タイヤの見分け方・特徴の違いを覚えておきましょう。ポイントは以下の4つです。

    1. 側面の見た目で見分ける
    2. ゴムの材質で見分ける
    3. 溝の深さ見分ける
    4. 運転時に見分ける

    詳しく説明します。

    1. スタッドレスタイヤは側面の見た目ですぐに分かる

    スタッドレスタイヤは側面の見た目ですぐに分かる

    最も簡単に見分ける方法としては、タイヤの側面にある表示を見る方法です。

    タイヤの側面には製造メーカーやシリーズ名、サイズなどタイヤに関わる情報が表記されています。
    実はスタッドレスの側面に「STUDLESS」もしくは「SNOW」の表示があり、この表示を見るだけでタイヤの種類を判別できるようになっています。

    ゴムや溝で判別するよりもわかりやすいため、まずは側面を見てタイヤを見分けましょう。

    ただ、劣化によって文字表記が見えなくなってしまうケースもあります。
    その場合は以下で説明していくゴムの材質や溝の深さで判別するようにしてください。

    2. ゴムの材質が大きく違う

    ゴムの材質が大きく違う

    写真参考:PR EDGE

    スタッドレスとノーマルタイヤではゴムの材質が大きく変わります。

    ゴムの性質上、温度が下がると硬くなりますが、スタッドレスは複合ゴムの素材配合を調整して低温でも硬くならず柔軟性を維持する作りになっています。

    柔軟性があり柔らかいほど路面に密着するため、雪や氷の上でも滑らずグリップ力が発揮されます。

    ゴムの材質を確かめるためにも、指でタイヤの表面を押してみると柔らかさの違いが分かるかもしれません。

    また、雪道が滑ってしまうのは氷の上にできる水の層が原因とされています。

    したがって、スタッドレスのゴムは水を吸収するような加工が施され、雪や氷の引っ掻き効果によって安定した走行が可能です。

    3. 溝の深さが異なる

    溝の深さが異なる

    スタッドレスとノーマルタイヤは溝の深さも大きく異なります。

    ノーマルタイヤの溝は約8mm前後の深さに対して、スタッドレスの溝は約10mm前後の深さがあり、より深い形状です。

    さらに、スタッドレスにはサイプと呼ばれる小さな切れ込みが多数入っていて、雪や氷の上でグリップするように作られています。

    スタッドレスタイヤのサイプ

    参考:ネクセン

    溝の深さに加えて、スタッドレスの接地面は角張ったブロック状になっているため、見比べると違いがハッキリ分かるはずです。

    4. スタッドレスタイヤとノーマルは運転した時にも違いがある

    スタッドレスタイヤとノーマルは運転した時にも違いがある

    スタッドレスはゴムの材質や溝の形状が変わるので、ドライ路面を運転した時に感じる感覚はノーマルタイヤと異なります。

    スタッドレスはゴムが柔らかい形状をしているため、ノーマル装着時よりもグニャっとした感触で違和感を感じる人も多いでしょう。
    また、本来雪道や凍結路面を走るために設計されているので、ドライ路面・ウェット路面では制動距離が長くなってしまい「なんだかコントロールしにくい」と感じるはず。

    さらに、ロードノイズと呼ばれる走った時の音も違います。

    スタッドレスでドライ路面を走ると特有の音が発生するため、走っている時に「うるさい」と感じて乗り心地も低下します。
    特に高速道路を走った時に大きな音が発生するので、違いがハッキリ分かるはずです。

    スタッドレスは年々進化しているため、ドライ路面を走った時に乗り心地が低下しないモデルも数多く出ています。
    都会にお住まいの方であれば、スタッドレスでドライ路面を走ることも多いので、乗り心地の性能が高いスタッドレス、もしくはオールシーズンタイヤを選ぶのがおすすめです。

    オールシーズンタイヤについては、「スタッドレスとノーマルタイヤが混合したオールシーズンもおすすめ」こちらもご覧ください。

    スタッドレスとノーマルタイヤにおける寿命の見分け方

    スタッドレスとノーマルタイヤにおける寿命の見分け方

    車を使用すれば自然とタイヤは消耗していきます。日頃から車をチェックしていない方は、気づかない内にタイヤの寿命を迎えている可能性があるでしょう。

    タイヤは劣化しているとスリップしやすいだけでなく、走行中にバースト(破裂)するなど命に関わる危険性が潜んでいます。

    スタッドレスとノーマルタイヤはそれぞれチェックすべきポイントが違うため、ここで理解を深めておき、乗っている車のタイヤが消耗していれば速やかに交換してください。

    ノーマルタイヤはスリップサインで見分ける

    ノーマルタイヤはスリップサインで見分ける

    参考:ブリヂストン

    ノーマルタイヤには「スリップサイン」と呼ばれるマークがあり、溝が基準以下の深さになるとお知らせしてくれます。

    スリップサインが出ている状態は、寿命を完全に超えた危険状態になるため、早急に交換が必要です。
    スリップサイン自体は溝が1.6mm以下になると出現しますので覚えておきましょう。

    さらに、道路交通法で残り溝に対する明確な基準があり、溝の深さが1.6mm以下のタイヤで走行すれば「整備不良車両」となり、法律違反の2点と反則金を受けることにもなります。

    定期的にスリップサインが露出していないかチェックしてください。

    ただポイントとしては、安全に車を使用するならスリップサインが露出してからのタイヤ交換では遅いという点。

    理想としては残り溝が4mm以下になったらタイヤの交換をおすすめします。
    これは溝が4mm以下になってしまうと制動距離が急激に大きくなるとされ、性能も格段に低下する形です。

    具体的には以下の機能が低下します。

    ・タイヤと路面の間にある水の排水機能
    ・タイヤの駆動力とグリップ力
    ・車の操縦安定性

    タイヤの接地面と路面の間に水が残ってしまうと、タイヤが滑りハンドル操作が不安定になるハイドロプレーニング現象も起きやすくなります。

    溝が4mm以下になったら、ノーマルタイヤの寿命と捉えましょう。

    スタッドレスはプラットホームで見分ける

    スタッドレスはプラットホームで見分ける

    スタッドレスは雪道や凍結した道など滑りやすい路面を走るため、交換すべきタイミングはノーマルタイヤに比べて早く訪れます。

    そのタイミングを見分ける方法として「プラットホーム」と呼ばれる突起物がスタッドレスには設置されています。

    溝が50%摩耗すると急激に性能が落ちるとされるため、新品時と比べてどれだけ摩耗しているかを見極められる機能です。

    プラットホームはタイヤの接地面にあるブロックの間に存在し、見方としては突起物の先端がブロックの高さに近づいてきたら交換の合図になっています。

    スタッドレスを必要とする場面において、グリップ力など性能を最大限発揮できなければ大きな事故につながる可能性もあるので、プラットホームはこまめにチェックしてください。

    ちなみに、ノーマルタイヤ同様に1.6mm以下を知らせるスリップサインはスタッドレスにも存在します。

    氷雪路は非常に危険が多いため、スリップサインが露出しているスタッドレスは絶対に使用しないでください。

    また、使用している地域の環境、車の使用頻度、運転の仕方で変わりますが、スタッドレスは3年前後使用したらゴムの劣化も進んでいるので、買い替えを検討するということも覚えておきましょう。

    スタッドレスタイヤは春夏も履きっぱなしにできる?

    スタッドレスタイヤは履きっぱなしにできる?

    冬にスタッドレスへ履き替えたものの、「ノーマルタイヤに戻すのが正直面倒」「交換費用がもったいない」と感じて、そのままスタッドレスを履き続けてしまう、いわゆる「履きつぶし」をする方も見かけます。

    確かに法律でNGになっているわけでもないので、スタッドレスでも春夏の路面を走行することは可能です。

    ただし、スタッドレスはあくまで雪氷路面の走行を想定しているので、ドライ路面では制動距離が長くなり、安全性を損なう可能性があります。

    さらに燃費にも悪影響がでてしまうので、スタッドレスを履き続けることはデメリットが多いといえるでしょう。

    ちなみにスタッドレスを履き続けるメリットは以下しかありません。

    ・交換の手間がない
    ・交換にかかる費用が必要ない

    安全性を失い、命に関わる危険性を考えれば、多少のコストがかかっても履き替えは必須です。

    具体的にどんなデメリットがあるのか詳しく解説していきます。

    1. ウェット路面によって制動力も劣る
    2. 熱に弱くバーストする可能性がある
    3. スタッドレスは燃費性能が劣る
    4. スタッドレスタイヤとノーマルタイヤには価格差もある

    履き潰しのデメリット1.ウェット路面によって制動力も劣る

    スタッドレスはノーマルタイヤと違い、横向きにたくさんの溝が入っています。
    この溝が路面の引っかき効果を生み出し、雪氷路面を滑らないように設計されています。

    ただし横溝は排水機能が悪く、雨の日などの濡れた路面を走った場合は制動距離が伸びてしまい、安全性が損なわれます。

    くわえて、「ハイドロプレーニング現象」と呼ばれるタイヤと路面の間に水の膜が発生し、タイヤが浮いたことでブレーキが効かなくなる現象も起きやすいです。

    制動力が劣れば思わぬ事故を誘発する可能性もあるので、冬シーズン以外はノーマルタイヤに履き替える必要性は高いといえます。

    さらに注意すべきは、乗っている車に「自動ブレーキシステム」が付いているユーザーです。

    自動ブレーキシステムはノーマルタイヤを履いている前衛で作動するため、制動距離に若干の誤差が発生します。

    誤差があるからといって必ず事故につながるとは考えにくいですが、時には命取りになる可能性も0ではないので、履き替えをしておくべきでしょう。

    履き潰しのデメリット2.熱に弱くバーストする可能性がある

    スタッドレスのゴムは柔らかい素材で作られているので、夏の炎天下で高速走行をしているとゴムが耐えられなくなり、バースト(破裂)してしまう可能性があります。
    特に劣化が進んでいるスタッドレスは要注意です。

    何年も使用したスタッドレスであれば、ヒビ割れや傷が発生しているケースも多く、劣化が進んだ箇所を起点に破裂してしまいます。

    ちなみに、タイヤが破裂する予兆の一つとしてスタンディングウェーブ現象(速度が上がるに連れて車体が小刻みに振動する)と呼ばれるものがあります。

    走行していて違和感を感じたスタッドレスは非常に危険なので、履き替え・買い替えをしてください。

    履き潰しのデメリット3.スタッドレスは燃費性能が劣る

    スタッドレスのゴムは柔らかいので、ドライ路面を走った時に密着しやすく摩擦抵抗が増えてしまいます。
    当然抵抗が増えればその分エネルギーを多く必要とするので、力を無駄に消費し燃費悪化につながる形です。

    スタッドレスを履き続けた場合、一般的には約10%程度燃費の悪化が起こるとされています。
    年々車の燃費は良くなっているものの、燃料自体の金額は高く、年間で燃料費を計算すれば大きな金額です。

    無駄な支出を増やさないためにも、シーズン毎の履き替えをおすすめします。

    履き潰しのデメリット4.スタッドレスタイヤとノーマルタイヤには価格差もある

    ノーマルタイヤと比較すればスタッドレスのほうが価格相場は上がります。買い換えとなれば、ノーマルタイヤよりも大きな支出が発生するので、なるべく長く使い続けたいと誰しも考えているはず。

    ただし、冬シーズン以外でもスタッドレスを履き続けてしまえば消耗スピードは早く、買い替えのタイミングは早く訪れてしまいます。

    少しでも使用期間を減らし、消耗を抑えられるようにできれば長く使用できるので、冬シーズンが終わったらすぐに履き替えるようにしましょう。

    履きつぶしについてはスタッドレスタイヤの履きつぶしについての記事も参考にしてみてください。

    スタッドレスとノーマルタイヤが混合したオールシーズンもおすすめ

    スタッドレスとノーマルタイヤが混合したオールシーズンもおすすめ

    項目 ノーマル スタッドレス オールシーズン
    ドライ路面
    ウェット路面 ×
    シャーベット路面 ×
    雪道 ×
    凍結路 ×

    スタッドレスとノーマルタイヤのいいとこ取りをしたのが「オールシーズンタイヤ」です。舗装路ではノーマルタイヤと同様の乗り心地を体験しつつ、雪道も同じタイヤで走行できてしまう優れもの。

    「めったに雪は降らない」「履き替え作業が手間だ」「タイヤの保管場所がない」という方であれば、ぜひ検討してほしいタイヤの種類になります。

    タイヤの製造技術は年々進化しているので、オールシーズンタイヤに不安を感じていた方も安心してお使いいただけます。

    メーカーやモデルにもよりますが、万能タイヤというポテンシャルがありながら、スタッドレスの価格とそこまで大きな差はないので、十分候補に入るのではないでしょうか。

    ただし、以下の条件下ではオールシーズンタイヤのおすすめはできません。

    ・大雪が降る北海道や東北地方に住んでいる
    ・気温が非常に低くアイスバーンがある地域

    雪道は問題ないとしつつも、積雪量が多い路面や凍結した路面では不安が残るので、危険性が高い地域ではスタッドレスを選ぶようにしてくださいね。

    タイヤ選びに困ったらプロに相談しておけば間違いなし!

    タイヤ選びに困ったらプロに相談しておけば間違いなし!

    スタッドレスとノーマルタイヤの見分け方は以下の4つです。

    1. タイヤの側面に「STUDLESS」もしくは「SNOW」の表示があるか
    2. ゴムを押した時の柔らかさ
    3. 溝の深さ(ノーマルタイヤの溝は8mm前後・スタッドレスの溝は10mm前後)
    4. 走行しているときに感じる感触の違い

    種類の見分け方にくわえて、タイヤの寿命を見分ける方法もまとめます。

    1. ノーマルタイヤはスリップサイン・スタッドレスはプラットホームをチェック
    2. ノーマルタイヤは残り溝が4mm以下、スタッドレスは溝が50%摩耗したら交換
    3. タイヤは使用開始から3年〜4年経過したら寿命を迎える

    寿命を迎えたタイヤは、早急に交換・買い替えをしてください。

    また、交換が面倒だからといって、シーズンオフになってもスタッドレスを履き続けてしまう方もいます。

    スタッドレスは、ドライ路面やウェット路面において路面制動力の低下や走行中のバーストといった危険性が潜んでいるので、冬が終わったタイミングで履き替えも実施してくださいね。

    もし、タイヤ交換をするならタイヤワールド館ベストの利用がオススメです。
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    タイヤ交換もインターネットで予約が可能ですので、ぜひ一度タイヤワールド館ベストをチェックしてみてくださいね!

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    カテゴリー
    スタッドレスタイヤ ライターチーム ミニバン

    【トヨタ】ノアのタイヤサイズ早見表!インチ別のおすすめ商品を紹介

    ノアは、トヨタが提供するロングセラーのミニバンです。種類によって適応サイズが異なるため、タイヤ・ホイール購入の際には事前にサイズをチェックしておくことが大切です。

    この記事では、ノアに最適なスタッドレスタイヤをインチ別に紹介します。また、インチアップサイズ、おすすめのスタッドレスタイヤ、取り付け工賃についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

    トヨタ・ノアの種類一覧

    トヨタ・ノアの種類

    ノア型式は大きく分けて4種類で、2001年11月にリリースされた60系から現在販売中の90系までとなります。

    系統 型式 販売期間
    60系 AZR60G/AZR65G 2001年11月~2007年6月
    70系 ZRR70/ZRR75 2007年6月~2014年1月
    80系 ZRR80/ZRR85 2014年1月~
    90系 MZRA90W/MZRA95W 2022年1月~

    ノアのインチアップサイズ早見表

    ノアのタイヤサイズ早見表

    ノアのタイヤの純正サイズと適応サイズは、型式によって異なります。60系から90系まで、それぞれの型式のタイヤサイズについて詳しくみていきましょう。

    60系ノア(AZR60G/AZR65G)のタイヤサイズ

    初代ノアは2001年にタウンエースノアの後継車として登場しました。ヴォクシー、エスクァイアと並んでトヨタ車の中でも人気のミドルクラスミニバンで、広い室内空間とシートアレンジメントにより、快適な乗車環境を提供しています。全グレード15インチが純正装着サイズです。

    インチ 純正サイズ 適応サイズ
    14インチ
    15インチ 195/65R15 195/65R15
    16インチ 205/55R16
    17インチ 215/45R17
    18インチ 225/40R18

    70系ノア(ZRR70/ZRR75)のタイヤサイズ

    2代目ノアは初代ノアよりもスポーティーな外観が好評です。タイヤサイズはZSグレード・Zグレードが16インチ、それ以外のグレードは15インチです。初代とほぼ同サイズで15インチ〜18インチ装着ですが、16インチだけ205/60R16に変更されています。

    インチ 純正サイズ 適応サイズ
    14インチ
    15インチ 195/65R15 195/65R15
    16インチ 205/60R16 205/60R16
    17インチ 215/50R17
    18インチ 215/45R18

    80系ノア(ZRR80/ZRR85)のタイヤサイズ

    3代目ノアのマッチングは2代目R70型と同じで、ZS・Zグレードは16インチ、XやVグレードなどは15インチを純正装着しています。スタイリッシュでモダンな外観デザインが特徴です。

    インチ 純正サイズ 適応サイズ
    14インチ
    15インチ 195/65R15 195/65R15
    16インチ 205/60R16 205/60R16
    17インチ 215/50R17
    18インチ 215/45R18
    225/45R18
    19インチ 225/35R19

    90系ノア(MZRA90W/ MZRA95W)のタイヤサイズ

    現行ノアのグレードはX、G、Z、S-G、S-Zの5種類で、16インチ(Z、G、X)・17インチ(S-Z、S-G)が純正サイズです。

    インチ 純正サイズ 適応サイズ
    14インチ
    15インチ
    16インチ 205/60R16 205/60R16
    17インチ 205/55R17 205/55R17
    18インチ 215/45R18
    225/45R18
    19インチ 225/40R19

    ノアのホイールサイズ

    ノアのホイールサイズ

    次にノアのホイールサイズを、インチごとにみていきましょう。

    15インチ(195/65R15)のホイールサイズ

    ホイールサイズ 15インチ
    リム幅 6.0J
    PCD 114.3
    インセット +50
    ホール数 5

    16インチ(205/60R16)のホイールサイズ

    ホイールサイズ 16インチ
    リム幅 6.0J
    PCD 114.3
    インセット +50
    ホール数 5

    ノアのインチアップサイズ早見表

    ノアのインチアップサイズ早見表

    ノアのインチアップタイヤサイズは以下のとおりです。

    インチアップのタイヤサイズ一覧

    17インチ 215/50R17
    18インチ 215/45R18
    19インチ 225/35R19
    20インチ 225/30R20

    インチアップのホイールサイズ一覧

    ホイールサイズ 17インチ
    リム幅 7.0J
    PCD 114.3
    インセット +48〜53
    ホール数 5
    ホイールサイズ 18インチ
    リム幅 7.0J
    PCD 114.3
    インセット +48〜55
    ホール数 5
    ホイールサイズ 19インチ
    リム幅 7.5J
    PCD 114.3
    インセット +48〜53
    ホール数 5

    ※はみ出す可能性あり

    ノアのインチアップは20インチまで可能ですが、19、20インチははみ出し、干渉の恐れがあるため、注意が必要です。17インチ、18インチあたりは乗り心地もよく、インチアップ初心者でも問題なく装着できると思います。

    おすすめのインチアップサイズは18インチ

    ノアの19、20インチはギリギリのマッチングとなるため、18インチの「215/45R18」が一番のオススメのインチアップサイズです。

    タイヤの種類にもよりますが、扁平も45で乗り心地もある程度確保されており、車両の干渉も無く安心してカーライフを楽しむ事が可能だからです。

    また、このタイヤサイズは80系ノアの特別仕様Si GR SPORTの装着サイズとなっていた、というのもオススメポイントの一つです。

    実際に19インチ、20インチを装着しているお客様も沢山おられます。車高調を装着して、ローダウンして20インチを履かせているとカスタム感もありますし、見た目もかっこ良くなります。

    ただしそこには、車体からのタイヤがはみ出しや、フェンダーに干渉するリスクも存在し、タイヤの扁平も薄くなるので乗り心地も悪くなり、個人的にはおすすめ出来ません。

    インチアップについての注意点などは、以下の記事も参考にしてみてください。

    ノアのスタッドレスタイヤを選ぶときのポイント

    ノアのスタッドレスタイヤを選ぶときのポイント

    ノアのスタッドレスタイヤを選ぶ際は、次の2つのポイントを押さえましょう。

    ● 氷上性能に優れたタイヤを選ぶ
    ● ミニバンに特化したタイヤがおすすめ

    氷上性能に優れたタイヤを選ぶ

    氷上性能は、冬に雪道や凍結路面を走行するうえで追求すべき性能です。氷上性能に優れているスタッドレスタイヤは、雪道や凍結路面でも十分なグリップ力や制動性能を発揮します。

    タイヤメーカーの製品情報やテスト結果を参考にし、氷上性能に優れたタイヤを選ぶことをおすすめします。

    ミニバンに特化したタイヤがおすすめ

    ミニバンは通常、大きな車体であるうえに重い荷物を積むことを想定しています。そのため、ミニバンの特性を踏まえたスタッドレスタイヤを選ぶことが重要です。

    ミニバン向けのタイヤは、優れた安定性や耐荷重性能を持ちます。トーヨータイヤのウィンタートランパスTXなどの専用タイヤがオススメです。

    ノアにおすすめのスタッドレスタイヤ

    ノアにおすすめのスタッドレスタイヤ

    ノアに適合するスタッドレスタイヤの中でも、氷上性能や耐摩耗性などに優れたおすすめのタイヤを紹介します。

    【15インチ】ヨコハマ「アイスガード IG70」
    【16インチ】ダンロップ「ウィンターマックス WM03」
    【17インチ】トーヨータイヤ「ウィンタートランパス TX」
    【18インチ】ブリヂストン「ブリザック VRX3」

    【15インチにおすすめ】ヨコハマ「アイスガード IG70」

    15インチノアにおすすめのスタッドレスタイヤヨコハマ「iceGUARD IG70」

    ヨコハマ公式サイトへ

    ヨコハマのアイスガード IG70は、氷上性能を向上させるために、広い接地面積と優れたブロック剛性を持つスタッドレスタイヤです。IN側に配置された幅広のリブと縦長のベルトブロックにより、氷上でも発進や制動時にしっかりと接地します。

    また、OUT側は大型のブロックが互いに支え合う構造で、コーナリング時にブロックが倒れ込まないことで優れたグリップ力を発揮します。

    また、ブロック中央部ではサイプの傾斜方向と交差させることで、横方向のエッジ効果を向上させています。一方、ブロックのエッジ部にはサイプの傾斜と同じ方向に配置することで、効率よく排水して水膜による滑りを防止する仕組みです。

    前作アイスガード 6との比較
    氷上制動を14%向上
    氷上発進を15%向上
    氷上旋回を7%向上
    雪上発進を3%向上
    雪上制動を3%向上
    吸水率7%向上
    メーカー ヨコハマタイヤ
    商品名 アイスガードIG70
    インチ 15
    サイズ 195/65R15
    商品ページ タイヤ単品
    ホイール付き
    価格 20,050円/1本(単品)
    110,400円~/4本(ホイール付き)

    【16インチにおすすめ】ダンロップ「ウィンターマックス WM03」

    16インチノアにおすすめのスタッドレスタイヤウィンターマックス WM03

    ダンロップ公式サイトへ

    ダンロップのウィンターマックス WM03は、凹凸構造によって水膜を素早く除去することで、氷上でのグリップ力を高めたスタッドレスタイヤです。

    車の速度やタイヤの大きさが同じであれば、どのタイヤでも接地時間は同じです。しかし、ウィンターマックス WM03のタイヤ表面の凹凸構造は柔軟性に優れたゴム素材のため、氷面に隙間なく密着できます。また、密着面積が広いため、氷との密着力が向上します。
    ロングライフ性能ににも定評があるスタッドレスです。

    前作ウィンターマックス02との比較
    氷上性能22%UP
    氷上コーナリングで11%UP
    氷上ブレーキ性能で36%UP

    と進化しています。

    メーカー ダンロップ
    商品名 ウィンターマックスWM03
    インチ 16
    サイズ 205/60R16 XL
    商品ページ タイヤ単品
    ホイール付き
    価格 27,000円/1本(単品)
    135,000円~/4本(ホイール付き)

    【17インチにおすすめ】トーヨータイヤ「ウィンタートランパス TX」

    17インチノアにおすすめのスタッドレスタイヤ・トーヨータイヤ「ウィンタートランパス TX」

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    トーヨータイヤのウィンタートランパス TXは、ふらつきを抑えた安定感のある走りと、進化したアイス性能をそなえた、 ハイト系専用スタッドレスで、SUV・ミニバン専用タイヤです。

    トレッドコンパウンドにソフトキープコンパウンドを採用することで、経年変化によるグリップの低下を抑えたスタッドレスタイヤです。

    トレッドパターンに多くのサイプを配置するとともに溝底補強ブロックや3Dグリップサイプを採用し、アイス路面からドライ路面に変わったときの安定性にも優れています。さらに、4本のストレートグルーブを採用することでハイドロプレーン現象を抑制し、濡れた路面でも安定した走行性能を発揮します。

    メーカー トーヨータイヤ
    商品名 ウィンタートランパス TX
    インチ 17
    サイズ 205/55R17
    商品ページ タイヤ単品
    ホイール付き
    価格 27,900円/1本(単品)
    136,100円~/4本(ホイール付き)

    【18インチにおすすめ】ブリヂストン「ブリザック VRX3」

    18インチノアにおすすめのスタッドレスタイヤ・ブリヂストン「ブリザック VRX3」

    ブリヂストン公式サイトへ

    ブリヂストンのブリザックVRX3は、前モデルのVRX2と比べて氷上性能が120%向上しているスタッドレスタイヤです。特に凍結路でのブレーキ性能が大幅に向上しており、優れた安全性を発揮します。

    また、タイヤの耐摩耗性が17%向上しており、長期にわたり性能を維持できます。さらに、反対側の溝に貫通させない「端止めサイプ」、「L字ブロック」と呼ばれる小さな突起など特殊な構造により、水の流れを制御している点も大きな特徴です。

    また、耐摩耗性が17%向上しており、性能を長期にわたり維持できる点も大きな魅力です。

    前作vrx02との比較
    氷上性能20%UP
    摩耗ライフ17%UP
    効き持ち向上
    メーカー ブリヂストン
    商品名 ブリザックVRX3
    インチ 18
    サイズ 215/45R18
    商品ページ タイヤ単品
    ホイール付き
    価格 34,890円/1本(単品)
    206,000円~/4本(ホイール付き)

    ノアのタイヤを交換する工賃

    ノアのタイヤを交換する工賃

    ノアのタイヤを交換する際は、工賃も予算に組み込む必要があります。タイヤ交換の総額は、「タイヤの価格」+「工賃」で決まります。

    タイヤ交換工賃の相場は、1本あたり2,000~30,000円前後です。タイヤ交換は難しい作業ではないものの、トラブルを防ぐためにも信頼性が高い店舗に依頼しましょう。

    タイヤワールド館ベストでは、当店で購入いただいたタイヤに交換する場合、以下の金額で承っております。

    タイヤ脱着料金表

    当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
    脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。

    お持込商品の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    軽自動車 ¥4,400円 ¥3,300円
    普通車 ¥5,500円 ¥4,400円
    ミニバン/1BOX
    SUV/クロカン
    ¥6,600円 ¥5,500円
    ジャッキ使用 上記脱着料に+1,300円

    ホイール組み換え料金表

    タイヤワールド館ベストでご購入の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    10~15インチ ¥9,900円 ¥7,700円
    16~18インチ ¥12,100円 ¥9,900円
    19~20インチ ¥14,300円 ¥12,100円
    21インチ ¥16,500円 ¥14,300円
    22インチ ¥18,700円 ¥16,500円
    23インチ〜 ¥20,900円 ¥18,700円

    ※ランフラットは別途1本/1,100円

    お持込商品の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    10~15インチ ¥14,300円 ¥12,100円
    16~18インチ ¥16,500円 ¥14,300円
    19~20インチ ¥18,700円 ¥16,500円
    21インチ ¥20,900円 ¥18,700円
    22インチ ¥23,100円 ¥20,900円
    22インチ ¥25,300円 ¥23,100円

    ※23インチ以降は1インチ上がるごとに+¥2,200円/(1台)、
    ※ランフラットは別途1本/1,100円(会員)、1本/2,200円(通常)

    タイヤワールド館ベストでは、アプリ会員になるとお得にタイヤ交換ができます。フリー会員(無料)でも対象になりますので、ご利用の際にはぜひ事前にダウンロードください。

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    タイヤの購入ならタイヤワールド館ベストがおすすめ

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    今回はノアにおすすめのスタッドレスタイヤや選び方について紹介しました。ノアは車体重量が重いため、それだけ氷上性能や耐摩耗性などに優れたスタッドレスタイヤを選ぶことが大切です。

    今回紹介したダンロップやヨコヤマタイヤなど、長い歴史を持つ信頼性が高いメーカーのスタッドレスタイヤを選びましょう。

    また、ベスト写真館ではノアの装着画像も随時更新しておりますので、ぜひのぞいてみてください!

    ノアの装着画像へ

    また、ホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、ぜひこちらもお試しください。

    タイヤ購入の際はタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    愛車にピッタリのタイヤ&ホイールが見つかる参考になれば幸いです。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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    【危険】タイヤのひび割れは補修すべき?原因や対処法を解説

    「タイヤのひび割れって補修できるの?」
    「タイヤがひび割しているけど、次の点検までこのままでいいかな?」

    ひび割れしたタイヤは、基本的には交換することをおすすめします。理由は、ひび割れしたタイヤは新品の状態に戻せないため、補修をしてもタイヤの劣化は進行するからです。

    ただし、タイヤのひび割れや劣化を予防することで、タイヤを交換しなくて済む場合があります。本記事では、タイヤがひび割れする原因や対処法、タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なことを、わかりやすく解説します。

    タイヤのひび割れとは?

    タイヤのひび割れとは?

    タイヤのひび割れとは、言葉の通り、タイヤに細かな割れや亀裂が入ることを指します。ひび割れする部分は、以下の3カ所です。

    ・タイヤの接地面
    ・タイヤの側面
    ・タイヤの溝底

    上記の部位に、外的要因(接触してできる傷)やタイヤの経年劣化によって、タイヤにひび割れが発生します。

    経過観察(走行可能)かタイヤ交換(走行不可)の判断材料は、タイヤがどの程度ひび割れしているかで決まります。

    タイヤの経年劣化とひび割れは避けられないため、タイヤのひび割れチェックは定期的におこないましょう!

    タイヤがひび割れする5つの原因

    タイヤがひび割れする5つの原因

    タイヤのひび割れは、走行距離やメンテナンス頻度など、車の状態によって異なります。タイヤは消耗品であるため、経年劣化によるタイヤのひび割れは必ず発生します。

    しかし、タイヤのひび割れの原因を把握することで、対策することが可能です。本章では、タイヤがひび割れする5つの原因を解説します。

    1. タイヤの空気圧が不足した状態で走行する
    2. タイヤが紫外線を浴びる
    3. タイヤに艶出し剤を過度に使用する
    4. タイヤを定期的にメンテナンスしていない
    5. タイヤの保管状態が悪い

    タイヤの空気圧が不足した状態で走行する

    タイヤがひび割れる1つ目の理由は「タイヤの空気圧が不足した状態で走行する」です。タイヤの空気圧不足で走行した場合、地面とタイヤの接地面が多くなることで、タイヤに負担がかかります。

    タイヤに負担がかかった状態で走行を続ければ、偏摩耗のリスクも高くなるため注意が必要です。JATMAの調べでは以下のように、4台に1台のタイヤが空気不足というデータがあります。

    4台に1台が空気圧不足

    引用:JATMA

    気付かないうちにタイヤの空気が抜けている状態で走行している方も少なくありません。

    タイヤの空気圧は、最寄りのガソリンスタンドでも簡単に確認できるため、定期的に確認しましょう。

    タイヤが紫外線を浴びる

    タイヤがひび割れる2つ目の理由は「タイヤが紫外線を浴びる」です。

    タイヤは100種類以上の成分からできており、タイヤを紫外線から守ってくれる劣化防止剤という成分が含まれています。タイヤが紫外線を浴び続けることで、劣化防止剤は徐々に減少し、タイヤのひび割れにつながります。

    紫外線は避けられませんが、タイヤを紫外線から守るための対策は可能です。

    水性のタイヤコーティングスプレーやタイヤワックスを活用し、タイヤを紫外線から守りましょう。

    タイヤに艶出し剤を過度に使用する

    タイヤがひび割れる3つ目の理由は「タイヤに艶出し剤を過度に使用する」です。

    市販で販売されている艶出し剤は、水性と油性の取り扱いがあり、タイヤに含まれる劣化防止剤の減少を促進する商品が存在します。

    たとえば油性の艶出しワックスは、タイヤの成分と化学反応を起こし、タイヤワックスと一緒に劣化防止剤も溶け出してしまいます。そのため、油性の艶出しワックスはタイヤの劣化を早めるため、おすすめできません。

    タイヤワックスを使用する場合は、水性のワックスを適度に使用して、タイヤの劣化を未然に防ぎましょう。

    タイヤを定期的にメンテナンスしていない

    タイヤがひび割れる4つ目の理由は「タイヤを定期的にメンテナンスしていない」です。

    「普段から、タイヤの点検をしていない」
    「乗っていて気にならないからタイヤのことは気にしていない」

    あなたも上記のようにお考えかもしれません。しかし、タイヤのメンテナンスを怠ると、たとえば以下のような危険が考えられます。

    ・タイヤがパンクする
    ・偏摩耗によりホイールバランスが崩れる
    ・空気圧低下により燃費が悪くなる

    タイヤを定期的にメンテナンスすれば、上記の問題を未然に解決できます。

    専門店に任せることも大切ですが、タイヤのひび割れは自分でもチェックできるため、定期的にタイヤの状態は確認しておきましょう。

    タイヤの保管状態が悪い

    タイヤがひび割れる5つ目の理由は「タイヤの保管状態が悪い」です。

    タイヤのひび割れは、タイヤが未使用の状態でも発生します。

    一般的なタイヤ保管はタイヤカバーをかけて保管しますが、タイヤカバーを使わずにタイヤを保管している方は注意が必要です。たとえば、以下の環境でのタイヤ保管はおすすめできません。

    ・タイヤカバーを使用せず、タイヤをむき出した状態で屋外に保管
    ・タイヤを、地面に直置きして保管
    ・ビニール袋にタイヤを入れて、日当たりのよい場所で保管

    上記のような環境で保管した場合、紫外線や雨風の影響を受けるため、タイヤのひび割れにつながります。タイヤを保管する時は、タイヤの負担が少ない環境で保管しましょう。

    タイヤのひび割れは補修できるがあくまで応急処置

    タイヤのひび割れは補修できるがあくまで応急処置

    タイヤのひび割れは補修できても、応急処置であることを忘れてはいけません。理由は、タイヤのひび割れは完全に修復できないからです。

    タイヤの経年劣化は避けられないため、ひび割れは必ず発生します。たとえば、タイヤの軽度のひび割れが発生した場合の対処方法は、以下の通りです。

    ・シリコンを含んだタイヤワックスの使用
    ・タイヤのひび割れが軽度であるため経過観察

    上記の対処方法は、根本的にタイヤのひび割れがなくなる方法ではありません。

    タイヤが劣化することでひび割れは発生するため、タイヤの劣化を未然に防ぐことも重要です。

    なお、タイヤのひび割れ度合いによっては、タイヤ交換が必要です。タイヤ交換か補修するべきか判断が難しい方は、最寄りの店舗に相談してみましょう。

    タイヤのひび割れ度合いで補修できるか決まる

    タイヤのひび割れ度合いで補修できるか決まる

    タイヤのひび割れ補修の可否は、タイヤのひび割れ度合いによって異なります。ただし、先述の通りタイヤのひび割れは、完全に修復できません。

    タイヤのひび割れ具合を確認することで、今どのような対策をするべきか理解することが大切です。
    一般社団法人日本自動車タイヤ協会のJATMAでは、タイヤのひび割れ具合の判断基準を、以下の写真でわかるように記載しています。

    クラック発生レベル

    引用:JATMA

    本章では、タイヤのひび割れを補修できるレベルから、タイヤのひび割れが補修できないレベルまで、3つのレベルにわけて解説します。

    1. タイヤのひび割れを補修できるレベル
    2. タイヤのひび割れを経過観察するレベル
    3. タイヤのひび割れが補修できないレベル

    タイヤのひび割れを補修できるレベル

    タイヤのひび割れを補修できるタイヤの状態は、以下の通りです。

    ・タイヤ表面の軽度な擦れ
    ・タイヤ側面の軽度なひび割れ

    上記のタイヤ状態は、ほとんどタイヤにひび割れが発生していないため、問題なく走行できるレベルです。

    タイヤのひび割れが悪化しないように、タイヤワックスを適度に使用すれば、タイヤのひび割れを予防することが可能です。

    タイヤのひび割れ対策をしながら、タイヤの状態を定期的に確認しましょう。

    タイヤのひび割れを経過観察するレベル

    タイヤのひび割れを経過観察するタイヤの状態は、以下の通りです。

    ・タイヤ表面のひび割れが、目視で確認できる
    ・タイヤ表面のひび割れが、繋がって線状に亀裂が入っている

    上記のタイヤ状態で注意したい点は、ひび割れ箇所の溝の深さです。タイヤ内部のコードまでひび割れが進行した場合は、安全に走行できない可能性が高いため、タイヤを交換する必要があります。

    コードに達していない場合、タイヤのひび割れ補修は可能ですが、あくまで応急処置です。

    確実にタイヤのひび割れは進行しているため、ひび割れが深くなる前に最寄りの店舗で確認してもらいましょう。

    タイヤのひび割れが補修できないレベル

    タイヤのひび割れが補修できないタイヤの状態は、以下の通りです。

    ・完全にひび割れしている
    ・タイヤ内部のコードに達している

    上記のようなタイヤは、走行時の危険性が高いため補修をおすすめできません。

    また、タイヤに大きく亀裂が入っている場合は、早めにタイヤ交換をする必要があります。

    「まだ大丈夫かな?」
    「1ヶ月後に定期点検だからそれまではこのままでいいかな?」

    タイヤのひび割れの対策をせずに無視して走行すれば、走行中にパンクやバーストなどのリスクが高まります。

    タイヤのひび割れで悩んだら、最寄りの店舗に相談しましょう。

    タイヤのひび割れを無視しておこる危険なこと

    タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なこと

    タイヤのひび割れを無視した走行には、タイヤのひび割れ悪化やバーストなど、多くの危険が潜んでいます。

    タイヤのひび割れは、タイヤの経年劣化に伴い必ず発生するため避けられません。安全に走行を継続させるためにも、タイヤのひび割れチェックや劣化具合は、定期的に確認しましょう。

    本章では、タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なことを紹介します。

    ・タイヤがバーストする
    ・タイヤの寿命が短くなる

    タイヤがバーストする

    タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なこと1つ目は、「タイヤがバーストする」です。タイヤのひび割れを無視して走行を続ければ、タイヤへの負担が大きくなり、最悪バーストする危険性があります。

    たとえば、強い衝撃によるバーストや、荷物の積み過ぎによりタイヤが発熱して破裂するなど、走行中にバーストが起きれば大きな事故につながりかねません。

    また、タイヤのひび割れ原因と走行時のタイヤへの負担が組み合わさることで、バーストする危険性も高まります。

    タイヤのひび割れを無視して走行するのは、危険しかありません。

    安全に走行を継続するためにも、タイヤのひび割れがどの程度なのか、定期的に確認しましょう。

    タイヤの寿命が短くなる

    タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なこと2つ目は、「タイヤの寿命が短くなる」です。タイヤのひび割れが悪化しやすい状況で走行を続ければ、タイヤにかかる負担が増加し続けます。

    たとえば、タイヤのひび割れを無視すれば、以下の流れを早く繰り返す可能性があります。

    1. タイヤのひび割れが発生
    2. 無視して走行を継続する
    3. タイヤの状態が悪化
    4. タイヤに亀裂が入りやすくなる
    5. タイヤが走行中にバーストする
    6. タイヤの交換を余儀なくされる

    上記の流れが早いほど、タイヤの寿命が短くなりタイヤの交換回数が増え、多くのコストが発生します。

    一方で、タイヤの状態を確認しながらタイヤの劣化やひび割れ対策をすれば、タイヤの寿命を伸ばすことは可能です。

    タイヤ管理を適切におこない、タイヤの劣化やひび割れを未然に防ぎ、タイヤの寿命を伸ばしましょう。

    タイヤのひび割れを予防する方法

    タイヤのひび割れを予防する方法

    これまで、タイヤのひび割れ原因や危険なことについて解説してきました。重要なポイントは以下の3つです。

    1. タイヤの経年劣化は避けられない
    2. タイヤのひび割れは完全には補修できない
    3. タイヤのひび割れは無視してはいけない

    本章では、タイヤを長く使用できるように、タイヤのひび割れを予防する4つの方法を紹介します。

    1. タイヤの空気圧を適正値に保つ
    2. タイヤワックスを適度に使用する
    3. タイヤを定期的にメンテナンスする
    4. タイヤを適切な方法で保管する

    タイヤの空気圧を適正値に保つ

    タイヤのひび割れを予防する方法の1つ目は「タイヤの空気圧を適性値に保つ」です。タイヤの空気圧が低下したままの連続走行は、タイヤと地面の接する面積が増えることで通常以上の負担がかかります。

    一方、タイヤの空気圧を保てばタイヤへの負担が軽減でき、タイヤのひび割れを予防することが可能です。タイヤの空気圧を適正値に保つと、他にも以下のメリットがあります。

    ・偏摩耗の予防
    ・タイヤの劣化予防
    ・燃費の低下を抑制

    タイヤの空気圧は定期的にチェックする必要があります。最寄りのガソリンスタンドで簡単に補充できるため、月1回はタイヤの空気圧を確認して適正値を保ち、タイヤへの負担を抑えましょう。

    なお、タイヤの空気が抜けにくくなる窒素ガスを使用すれば、タイヤの空気圧を一定に保てるためおすすめです。
    タイヤの窒素ガスについては、【タイヤに窒素ガスは必要?入れて得られる5つの効果・メリットを初心者向けに解説!】、タイヤの空気の入れ方については、【車の空気圧を確認する方法|適正な値を計測する6つのコツも紹介】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤワックスを適度に使用する

    タイヤのひび割れを予防する方法の2つ目は「タイヤワックスを適度に使用する」です。タイヤワックスは、タイヤの表面にコーティングすることで、汚れや劣化を抑制させる効果があります。

    タイヤのひび割れを予防する場合は、水性タイプのタイヤワックスをおすすめします。油性タイプのタイヤワックスは、タイヤ成分の劣化防止剤と化学反応をおこしてしまい、タイヤの劣化を早める恐れがあるからです。

    水性タイプと油性タイプの特徴は以下の通りです。

    タイヤワックス種類 メリット デメリット
    水性タイプ タイヤの劣化予防や汚れからの保護 水と一緒に流れやすい
    油性タイプ タイヤに艶が出てキレイに仕上がる タイヤの劣化を早める

    タイヤの寿命を伸ばすために、水性タイプのタイヤワックスを適度に使用して、タイヤのひび割れを未然に防ぎましょう。

    タイヤを定期的にメンテナンスする

    タイヤのひび割れを予防する方法の3つ目は「タイヤを定期的にメンテナンスする」です。

    一般的に車を点検する頻度は、法令点検を除き数ヵ月に1回ですが、タイヤのひび割れを予防するためには、月1回の点検をおすすめします。タイヤの状態を把握できれば、タイヤのひび割れ対策をできるだけでなく、タイヤのひび割れ以外の問題を発見できる可能性があるからです。

    JAFでは、年間走行距離が10,000km程度の場合、1ヵ月に1度を目安に日常点検の実施を推奨しています。日常点検の15項目の中で、タイヤに関わる点検項目は以下の4つです。

    1. タイヤの亀裂や摩耗、損傷の確認
    2. タイヤの空気圧の確認
    3. タイヤの溝の深さを確認
    4. ランプ類の点灯や点滅の確認

    参照:JAF(日常点検15項目(私にもできるマイカー点検))

    上記の点検を定期的に実施すれば、タイヤへの悪い影響を未然に防ぐことが可能です。タイヤが最適な状態をキープできるように、タイヤを定期的にメンテナンスしましょう。

    タイヤを適切な方法で保管する

    タイヤのひび割れを予防する方法の4つ目は「タイヤを適切な方法で保管する」です。タイヤを適切な方法で保管すれば、タイヤのひび割れ予防の他に、タイヤの長寿命化にもつながります。

    たとえば、以下の保管方法です。

    保管方法 効果
    屋外ではタイヤカバーをする 紫外線と雨風を防ぎ、タイヤのひび割れが予防できる
    タイヤの置き方に留意する タイヤの変形を予防できる

    上記の保管方法は、自宅保管が条件であるため、敷地内にタイヤを保管するスペースが必要になります。自宅で保管が難しい場合は、タイヤを適切な環境で保管してくれるタイヤ保管サービスの利用がおすすめです。

    タイヤを適切な方法で保管して、タイヤのひび割れを未然に防ぎましょう。
    タイヤの正しい保管方法については【タイヤの正しい保管方法は?事前準備でタイヤを長持ちさせよう】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤの寿命がきたら交換がおすすめ

            タイヤの寿命がきたら交換がおすすめ

    タイヤの寿命がきたら、タイヤは早めに交換することがおすすめです。寿命がきたタイヤは、ひび割れやパンク、バーストの危険性があり、走行に支障があり危険だからです。

    タイヤの寿命は、タイヤのすり減りによる溝の深さや、タイヤの製造年月日による経年劣化具合で確認できます。

    一例として、タイヤがすり減る目安や溝の深さ、製造年月日からわかる寿命の目安をまとめました。

    タイヤのすり減り具合から確認する場合
    タイヤの種類 走行距離目安 タイヤがすり減る厚み
    夏用タイヤ 5,000km 1mm
    冬用タイヤ 3,000km 1mm
    タイヤの溝で確認する場合
    タイヤ交換必須の溝の深さ 確認方法
    1.6mm以下 タイヤにスリップサインがでている
    製造年月日で確認する場合
    タイヤ交換の使用年数目安 確認方法
    製造年月日から約5年以上経過 タイヤの側面の印字を確認する

    上記の問題がある場合はタイヤの交換が必要です。

    溝の深さについては、スリップサインが出ている状態で走行すれば、道路交通法違反の「整備不良」に該当するため注意する必要があります。タイヤの状態を確認できずにお困りの方は、最寄りの店舗に相談しましょう。

    本章では、上記情報をもとに、夏用タイヤと冬用タイヤの寿命について解説します。

    ・夏用タイヤ(サマータイヤ)の寿命は約5年
    ・冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の寿命は約3年

    なお、タイヤの製造年月日の見方については、【タイヤの製造年月日の見方は?使用の許容範囲や寿命を解説】の記事も参考にしてみてください。

    夏用タイヤ(ノーマルタイヤ)の寿命は約5年

    夏用タイヤ(サマータイヤ)の寿命は約5年です。夏用タイヤは、ゴムの性質が硬く地面への抵抗も低いため、走行性能の高さが特徴です。夏用タイヤの特徴を、以下の表にまとめました。

    夏用タイヤ(ノーマルタイヤ)の特徴
    タイヤの溝の深さ タイヤのゴムの性質 地面への抵抗力
    8mm 硬い 低め

    タイヤ交換必須であるスリップサイン(1.6mm)まで、計算すると以下の通りです。

    溝深さの算出 8mm-1.6mm=6.4mm
    距離の算出 5,000km×6.4mm=32,000km
    寿命年数の算出 32,000km÷約6,000km(※)=5.3年

    ※:ソニー損保「2020年 全国カーライフ実態調査」

    ただし車の使用状況によって、タイヤの劣化する早さは異なるため注意が必要です。自分で判断が難しい場合は、最寄りの店舗で相談して、タイヤの状態を確認してもらいましょう。

    夏タイヤの寿命については、【夏タイヤの寿命はどれくらい?長く使い続けるコツを5つ紹介】の記事も参考にしてみてください。

    冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の寿命は約3年

    冬用タイヤ(スタッドレス)の寿命は約3年です。冬用タイヤは柔軟性が高く地面への抵抗が強いため、雪道では安定した走行が可能です。ゴムの性質がやわらかいため、タイヤのすり減りが早いという特徴があります。
    冬用タイヤの特徴を、以下の表にまとめました。

    冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の特徴
    タイヤの溝の深さ タイヤのゴムの性質 地面への抵抗力
    8~10mm やわらかい 高め

    タイヤ交換必須であるスリップサイン(1.6mm)まで、計算すると以下の通りです。

    溝深さの算出 8mm-1.6mm=6.4mm
    距離の算出 3,000km×6.4mm=19,200km
    寿命年数の算出 19,200km÷約6,000km(※)=3.2年

    ※:ソニー損保「2020年 全国カーライフ実態調査」

    夏用タイヤと同様に、車の使用状況によってタイヤの劣化の早さは異なります。
    また、冬用タイヤは未使用期間が夏用タイヤより長いため、保管する環境によってはタイヤの劣化を早めるため注意が必要です。
    スタッドレスタイヤは夏用タイヤより劣化が早く、保管環境も重要であるため、使用前にタイヤの状態を必ず確認してから使用しましょう。
    冬用タイヤについては、【スタッドレスタイヤの交換時期は?寿命の見分け方や長持ちさせる方法を解説】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤ点検と交換はタイヤワールド館ベストにお任せください!

    タイヤ点検と交換はタイヤワールド館ベストにお任せください!

    本記事では以下の内容を解説しました。

    ・タイヤのひび割れとは?
    ・タイヤがひび割れする5つの原因
    ・タイヤのひび割れ度合いで補修できるか決まる
    ・タイヤのひび割れを無視しておこる危険なこと
    ・タイヤのひび割れを予防する方法
    ・タイヤの寿命がきたら交換がおすすめ

    とくに重要なポイントは以下の4つです。

    ・タイヤの劣化は避けられない
    ・タイヤのひび割れを確認できたら店舗に相談する
    ・タイヤの最適な状態を維持できるようにメンテナンスは定期的にする
    ・タイヤの寿命がきたら交換する

    タイヤワールド館BESTでは、タイヤの定期点検やタイヤ交換、タイヤ保管サービスも実施しております。
    タイヤのひび割れやタイヤの劣化でご心配の方は、ぜひご相談ください!

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    車のタイヤの重さは走行に関係あるの?走行性能の違いについて解説

    「車のタイヤの重さで走行性能は変わるの?」
    「タイヤを変更したいけどタイヤの重さは重要なの?」

    タイヤの重さは、メーカーやサイズ、ホイールとの組み合わせによって変化し、走行性能も異なります。たとえば、軽いタイヤは悪路に弱い、重いタイヤは悪路に強いなど、タイヤの重さによってメリットデメリットがあります。

    あなたの求めている走行性能を事前に確認すれば、あなたにぴったりな重さのタイヤを選ぶことが可能です。本記事では、タイヤの重さと走行性能について解説します。

    タイヤの重さとは

    タイヤの重さとは

    タイヤの重さとは、タイヤのゴム部分とホイールがセットになった重さを指します。
    タイヤとホイールの重さは、メーカーやサイズによって異なります。
    たとえば、14インチの場合、タイヤとホイールの重さは以下の通りです。
    【参考タイヤ:YOKOHAMA ADVAN dB V552

    重量(1本) 重量(4本)
    ゴムの重さ 約5,5kg 約22kg
    ホイールの重さ 約6kg 約24kg
    合計の重さ 約12kg 約46kg

    また、オフロードタイヤとオンロードタイヤの重さを比較すると、以下の通りです。

    【16インチのオフロードタイヤとオンロードタイヤの比較】

    商品名 重量(1本) 重量(4本)
    GEOLANDAR X-MT
    (オフロード)
    約21.5kg 約86kg
    BluEarth-XT AE61
    (ロード)
    約11.9kg 約47.6kg

    上記のように種類が異なるとタイヤ1本あたり約10kgの差があり、4本合計すると約38.4kgもの差があります。

    さらに、タイヤの重さにホイールの重さが加わるため、タイヤ1本の総重量は想像以上に重いことがわかります。

    タイヤの重さで走行性能が変わる

    タイヤの重さで走行性能は変わる

    タイヤは重さによって、走行性能は大きく変わります。
    たとえば、タイヤの重さによる走行性能の違いは以下の通りです。

    重量別 メリット デメリット
    軽いタイヤ 加速しやすい 路面への抵抗が低い
    重いタイヤ 安定感のある走行ができる 加速しにくい

    また、以下のような機能性があるタイヤもあります。

    ・低燃費性能に優れたタイヤ
    ・高いウエット性能に優れたタイヤ
    ・操縦安定性を追求したタイヤ

    タイヤに求める性能やインチ数によって、タイヤの重さはさまざまです。

    あなたの求める走行性能に合ったタイヤを選ぶためには、タイヤの重さごとのメリット・デメリットを理解する必要があります。

    軽いタイヤのメリット

    軽いタイヤのメリット

    タイヤを軽くすると、バネ下重量が軽くなることで、走行性能が変わります。バネ下重量とは、車体のサスペンション(バネ)から下の部分を指します。

    【参考写真】

    バネ下重量とは、車体のサスペンション(バネ)から下の部分を指す

    本章では、軽いタイヤのメリットを解説します。

    1. 燃費がよい
    2. 加速しやすい
    3. 持ち運びしやすい

    燃費がよい

    軽いタイヤのメリットの1つ目は「燃費がよい」です。車体のトータル重量が軽くなることで、車を動かす動力が少なくなります。

    車を少ない動力で動かせれば車体にかかる負担を軽減できるため、燃費の向上が期待できます。燃費がよい状態で車にかかるコストを抑えたい場合は、軽いタイヤがおすすめです。

    加速しやすい

    軽いタイヤのメリットの2つ目は「加速しやすい」です。タイヤを軽くするとバネ下重量が軽くなるため、平坦な道ではアクセルが踏みやすく加速しやすくなります。

    一方で、道路状況が悪い場所でアクセルが踏みやすくても、タイヤに力が伝わりにくく加速しにくい道も存在します。

    普段から走行する場所が平坦な道であれば、軽いタイヤがおすすめです。

    持ち運びしやすい

    軽いタイヤのメリットの3つ目は「持ち運びしやすい」です。

    軽いタイヤは、以下のような方におすすめです。

    ・自宅でタイヤを保管する人
    ・タイヤ交換を自分でする人

    上記に該当する人は、タイヤの重さが軽くなることで持ち運びにかかる負担を少なくできます。タイヤの重さは軽くて約5kgほどなので、自分でタイヤを管理する方にはおすすめです。

    ただし、ホイールが付いたまま保管する場合、タイヤにホイールの重さが加わり10kg以上になるため、事前に保管方法を検討しておきましょう!

    軽いタイヤのデメリット

    軽いタイヤのデメリット

    軽いタイヤにはデメリットもあるため、軽いタイヤに変更を検討している方は事前に確認しておきましょう!
    本章では、軽いタイヤのデメリットを解説します。

    1. 車体が振動する可能性がある
    2. 路面への抵抗が低い

    車体が振動する可能性がある

    軽いタイヤのデメリットの1つ目は「車体が振動する可能性がある」です。車体が振動する理由は、バネ下重量が過度に軽量化されることです。

    各種メーカーは、タイヤが常に路面に接地するようにパーツを設計しています。タイヤやホイールを軽量化すると、バネ下にある各パーツのバランスにズレが生じるため、車体の振動につながる可能性があります。

    タイヤの軽量化を検討している方は、タイヤ交換をする前に店舗に相談してから実施しましょう!

    路面への抵抗が低い

    軽いタイヤのデメリットの3つ目は「路面への抵抗が低い」です。
    タイヤが軽くなると、路面に接地するタイヤの抵抗が薄くなります。路面への抵抗が低いため、以下のような道路は注意して走行しましょう。

    ・凸凹道
    ・砂利道

    上記のような悪路では、ハンドルを取られやすかったり燃費の低下につながったりと、軽いタイヤの走行性能を発揮できません。

    凸凹道や砂利道での走行は、最悪事故になる可能性があるため危険です。タイヤを軽くして快適に走行するためにも、悪路での走行は十分に注意しましょう。

    重いタイヤのメリット

    重いタイヤのメリット

    重いタイヤは悪路や凸凹道など、不安定な道路でも安定した走行が可能です。走行する場所によっては、重いタイヤの走行性能を存分に発揮できます。本章では、重いタイヤのメリットを2つ紹介します。

    1. 凸凹した道でも安定感のある走行ができる
    2. 加速後のスピードを維持しやすい

    凸凹した道でも安定感のある走行ができる

    重いタイヤのメリットの1つ目は「凸凹した道でも安定感のある走行ができる」です。タイヤが重い分、地面と接地しやすく動力も伝わりやすいため、安定感のある走行が可能です。

    凸凹道を走行するオフロードタイヤは、通常のタイヤと比較して約10kg重いため、凸凹道や道路環境が悪い場所でもグリップ力を存分に発揮してくれます。

    安定性の高いタイヤで走行したい方は、重いタイヤをおすすめします。

    加速後のスピードを維持しやすい

    重いタイヤのメリットの2つ目は「加速後のスピードを維持しやすい」です。タイヤが重くなることで、回転する力がタイヤに伝わりやすくなります。そのため加速後のスピードは、ジャイロ効果(※)によって維持しやすくなります。

    ただし、重いタイヤはブレーキや操作性が鈍くなるため、加速中のハンドル操作や加速後のブレーキは、操作性が低下する危険性もあるので警戒が必要です。
    ※高速回転している物体は回転状態が安定に維持される効果

    重いタイヤのデメリット

    重いタイヤのデメリット

    重いタイヤにはデメリットもあるため、重いタイヤに変更を検討している方は事前に確認しておきましょう。

    1. 燃費が悪くなる
    2. 持ち運びしにくい

    燃費が悪くなる

    重いタイヤのデメリットの1つ目は「燃費が悪くなる」です。理由は以下の2点です。

    1. タイヤが重くなることで車体全体が重くなる
    2. 車体を動かす動力が通常よりも大きくなる

    以上の点から、軽いタイヤと比較すると燃費が悪くなります。重いタイヤは地面への接地面積が多い分、タイヤにかかる負担が大きいため、軽いタイヤより大きい力が必要になります。

    また、タイヤの空気圧が低下している状態で走行すれば、さらに燃費の低下が悪くなるので注意が必要です。重いタイヤを検討の方は、タイヤ交換後は空気圧チェックを定期的におこない、最適な空気圧を維持して燃費の低下を防ぎましょう。

    持ち運びしにくい

    重いタイヤのデメリット2つ目は「持ち運びしにくい」です。タイヤが重いため、以下のような方にはおすすめできません。

    1. タイヤの管理を自身でおこなっている人
    2. 腰痛持ちの人

    上記に該当する人は、タイヤの重さが重くなることで持ち運びにかかる負担が大きくなります。たとえば、1本20kg以上するタイヤを4本分横積み保管したりタイヤ交換したりすると、腰に大きな負担がかかります。

    また、ホイールと組み合わせるとさらに重量が重くなるため、タイヤ交換時やタイヤ保管時など、持ち運ぶ時には注意が必要です。

    重いタイヤを使用する方は安全面を考慮して、店舗でのタイヤ交換やタイヤ保管がおすすめです。

    【一覧表あり】タイヤの重さをインチ別・種類別に紹介

    【一覧表あり】タイヤの重さをインチ別・種類別に紹介

    タイヤの重さは、車種や種類によって異なります。本章では、タイヤの重さをインチと種類にわけて解説します。

    1. 【軽自動車】13インチから15インチまでのタイヤの重さ
    2. 【普通車】16インチから17インチまでのタイヤの重さ
    3. 【SUV車】18インチから20インチまでのタイヤの重さ
    4. 【スタッドレスタイヤ】の重さ

    【軽自動車】13インチから15インチまでのタイヤの重さ

    【軽自動車】13インチから15インチまでのタイヤの重さ"

    軽自動車のタイヤサイズは、一般的に13インチ以上を使用します。
    たとえば、軽自動車のタイヤをインチ別で比較すると、タイヤの重さの目安は以下の通りです。
    【対象タイヤ:YOKOHAMA(BluEarth AE-01)

    車種 インチ数 タイヤの重さ ホイールの重さ
    ミラ 13(165/65R13) 約5.1kg 約5kg
    N-BOX 14(155/65R14) 約5.1kg 約7kg
    ハスラー 15(165/60R15) 約6kg 約8kg

    【上記組み合わせは一例です】

    【普通車】16インチから17インチまでのタイヤの重さ

    【普通車】16インチから17インチまでのタイヤの重さ

    普通自動車のタイヤサイズは、一般的に16インチ以上の大きさを使用します。
    たとえば、普通自動車のタイヤをインチ別で比較すると、タイヤの重さの目安は以下の通りです。
    【対象タイヤ:YOKOHAMA(BluEarth RV-02)

    車種 インチ数 タイヤの重さ ホイールの重さ
    セレナ 16(205/65R16) 約9.9kg 約9.5kg
    ステップワゴン 17(205/55R17) 約10.5kg 約11kg

    【上記組み合わせは一例です】

    【SUV車】18インチから20インチまでのタイヤの重さ

    SUV車】18インチから20インチまでのタイヤの重さ

    SUVのタイヤサイズは、一般的には18インチ以上の大きさを使用します。
    たとえば、SUVのタイヤをインチ別で比較すると、タイヤの重さの目安は以下の通りです。
    【対象タイヤ:YOKOHAMA(ADVAN Sport V105ADVAN Sport V105)

    車種 インチ数 タイヤの重さ ホイールの重さ
    ハリアー 18(235/55R18) 約12.7kg 約13kg
    エクストレイル 19(235/55R19) 約13.3kg 約14kg
    ランドクルーザー 20(285/50R20) 約17.8kg 約18kg

    【上記組み合わせは一例です】

    【スタッドレスタイヤ】の重さ

    スタッドレスタイヤの重さ

    スタッドレスタイヤの重さは、メーカーやサイズによって異なります。
    スタッドレスタイヤの特徴は以下の通りです。

    ・タイヤの溝が深い
    ・タイヤのスリット(切り込み)が多い
    ・地面にグリップできるように硬くなりにくいゴム素材でできている

    上記の特徴により、夏用タイヤと比較して重い作りになっています。たとえば、16インチのタイヤで比較すると以下の通りです。

    【16インチの場合】

    タイヤの種類 商品名 タイヤサイズ タイヤの重さ ホイールの重さ
    夏用タイヤ BluEarth-GT AE51 215/65R16 約9.9kg 約9.5kg
    スタッドレス iceGUARD 7 215/65R16 約10.4kg 約9.5kg

    参照:YOKOHAMA

    【4本合計重量】

    夏用タイヤ 約39.6kg
    スタッドレス 約41.6kg
    タイヤ総重量の差 約2kg

    タイヤ4本を合計して比較すると、約2kgスタッドレスタイヤの方が重い結果になりました。タイヤ4本の総重量は、タイヤが大きくなればなるほど重さの差が大きくなるため、燃費に影響する可能性があります。

    スタッドレスタイヤの重さと燃費が気になる方は、購入前に店舗で相談してから購入することをおすすめします。

    タイヤに合ったホイールを選ぶのもおすすめ

    タイヤに合ったホイールを選ぶのもおすすめ

    タイヤの重さも重要ですが、タイヤに合ったホイール選びも重要です。ホイールの重さも軽量タイプと重いタイプがあるため、タイヤとの組み合わせによって走行性能が変わります。

    たとえば、鍛造ホイールと鋳造ホイールの特徴は、以下の通りです。

    ホイールの種類 重さ デザイン性
    鍛造ホイール 軽量 低い
    鋳造ホイール 重い 高い

    上記の他にもアルミやスチール、マグネシウムなど素材によっても重さが異なります。

    「タイヤは軽いけどホイールが重い」
    「タイヤは重いけどホイールが軽い」

    上記のようにタイヤとホイールの重量バランスが異なると、あなたの求めた走行性能を手に入れることが困難になる可能性があります。

    タイヤとホイールの重さのバランスは考慮する必要があるため、タイヤだけ軽くしたり重くしたりするのは、おすすめできません。あなたが選んだタイヤの重さに合った、最適なホイールを選びましょう。

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    本記事では以下の内容を解説しました。

    ・タイヤの重さとは
    ・タイヤの重さで走行性能が変わる
    ・軽いタイヤのメリット
    ・軽いタイヤのデメリット
    ・重いタイヤのメリット
    ・重いタイヤのデメリット
    ・【一覧表あり】タイヤの重さをインチ別・種類別に紹介
    ・タイヤに合ったホイールを選ぶのもおすすめ

    とくに重要なポイントは、自分に合ったタイヤとホイールを選ぶことです。車種や走行性能以外にも、希望するデザインや機能によって、選ぶ商品は異なります。

    タイヤワールド館ベストでは、タイヤやホイールの相談からタイヤ交換まで対応しております!
    タイヤ選びでお困りの方は、ぜひ最寄りの店舗まで、お立ち寄りください。ご来店お待ちしております!