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    タイヤのサイドウォールによくある問題とは?問題の原因と対策方法を解説


    「タイヤのサイドウォールに傷がある」
    「タイヤのサイドウォールがひび割れしている」

    このようなタイヤの状態を放置したまま走行していませんか?

    車が安全に走行するためには、タイヤは必要不可欠な部品のひとつです。
    タイヤにトラブルが発生すれば対処するのは一般的ですが、トラブルに気付かない人も少なくありません。

    トラブルに対処しないとタイヤの劣化を早めたり、タイヤが損傷したり、最悪バーストして大事故につながったりなど、多くの危険が潜んでいます。

    本記事では、タイヤのサイドウォールによくあるトラブルと原因、対策方法を解説します。

    タイヤのサイドウォールとは?

    タイヤのサイドウォールとは?

    サイドウォールとは、タイヤを構成する部位のひとつです。タイヤの表面に見える部位は4つにわけられます。タイヤの部位の名称と役割は、以下の通りです。

    部位別の名称と面の位置 役割
    トレッド部
    (地面に直接接している面)
    ・タイヤの摩耗や外傷を予防
    ・カーカスを守る
    ショルダー部
    (タイヤの湾曲した面)
    ・カーカスを守る
    ・タイヤ内部の熱を放出する
    サイドウォール部

    (タイヤの側面)

    ・タイヤの情報を伝える情報源
    ・カーカスを守る
    ビート部
    (ホイールに一番近い面)
    ・カーカスの両端を固定する
    ・タイヤをリムに固定する

    上記の表でわかるように、タイヤのサイドウォールはカーカス(※タイヤを形成するコード層のひとつ)を守ったり、タイヤのサイズや扁平率などを伝える情報源になっていたりと、重要な役割を持ちます。

    タイヤのサイドウォールのカーカス

    参考:ダンロップ

    また、4つの部位の中で一番屈曲が激しい部位であり、走行中の衝撃を吸収し乗り心地にも影響します。

    また、サイドウォールのゴムの厚みは薄く傷が付きやすい部位であるため、走行中の外傷には注意が必要です。

    タイヤのサイドウォールでよくある問題【種類別】

    タイヤのサイドウォールでよくある問題【種類別】

    本章では、タイヤのサイドウォールでよくある問題について解説します。

    1. タイヤのサイドウォールが擦れる
    2. タイヤのサイドウォールが傷つく
    3. タイヤのサイドウォールがひび割れする
    4. タイヤのサイドウォールに膨らみがある

    1.タイヤのサイドウォールが擦れる

    タイヤのサイドウォールでよくある問題1つ目は「タイヤのサイドウォールが擦れる」です。
    タイヤのサイドウォールの擦れは、多くの方が経験しているかもしれません。
    「車を駐車するとき道路脇に寄せて縁石に擦った」
    「気付いたらタイヤ表面が擦れていた」

    上記のように、タイヤのサイドウォールが擦れるケースも多いです。基本的に擦れるだけでは、大きなトラブルにはなりません。

    ただし、何度も同じ部位を擦ればタイヤのひび割れや亀裂によるパンクなど、大きなトラブルにつながるため注意が必要です。(筆者はこれが原因でバーストを経験しております‥)

    タイヤのサイドウォールの擦れを未然に防ぐために、安全な走行を心がけましょう。

    2.タイヤのサイドウォールが傷つく

    タイヤのサイドウォールでよくある問題2つ目は「タイヤのサイドウォールが傷つく」です。
    タイヤのサイドウォールの傷つきは、以下のような場所で発生する可能性が高くなります。

    ・未舗装道路
    ・砂利道
    ・縁石にスロープがないお店

    上記の場所は大きな石や鋭利な石、高い段差など大きな衝撃が加わりやすい場所です。タイヤが接触する部位や衝撃の強さによっては、傷の深さがカーカスに到達したりタイヤがえぐれたりと、タイヤ交換を余儀なくされる可能性もあります。

    タイヤのサイドウォールの傷が小さい場合は問題ありませんが、タイヤに傷が付いて心配の方は最寄りの店舗で点検することをおすすめします。

    3.タイヤのサイドウォールにひび割れがある

    タイヤのサイドウォールでよくある問題3つ目は「タイヤのサイドウォールにひび割れがある」です。
    タイヤのサイドウォールのひび割れは、タイヤの外傷以外に経年劣化でも発生します。
    たとえば、以下の通りです。

    ・紫外線を浴び続けたタイヤ
    ・タイヤの平均寿命の5年を経過している

    上記のようなタイヤは、ゴムが劣化しやすいためタイヤのひび割れが発生しやすくなっています。
    あなたの使用しているタイヤがひび割れしやすいタイヤなら、一度店舗で相談することをおすすめします。

    4.タイヤのサイドウォールに膨らみがある

    タイヤのサイドウォールでよくある問題4つ目は「タイヤのサイドウォールに膨らみがある」です。タイヤのサイドウォールに膨らみがある場合、ピンチカットしている可能性があります。

    ピンチカットとは、タイヤ内部のカーカスが断裂することで発生する変形です。
    カーカスはタイヤの骨組みの役割を果たすコード層のひとつなので、断裂した状態のままの走行はバーストにつながる可能性があります。

    また、ピンチカットの修理は不可能であるため、タイヤ交換が必要になります。しかし、ピンチカットによる膨らみが小さい場合はタイヤの変形に気付きにくいかもしれません。

    強い衝撃が加わった覚えのある方は目視でタイヤの状態を確認し、タイヤの膨らみがわからず不安な場合は、最寄りのショップで点検してもらいましょう。

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因は、タイヤの状態や走行する状況によってさまざまです。
    また、タイヤのサイドウォールが傷つく原因はタイヤの外傷だけではありません。
    本章では、タイヤのサイドウォールが傷つく原因を4つ紹介します。

    1. 悪路での走行
    2. 高い段差の乗り上げ
    3. タイヤの経年劣化
    4. タイヤの保管状態が悪い

    1.悪路での走行

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因1つ目は「悪路での走行」です。悪路での走行は、想定外の強い衝撃をうける可能性があります。

    理由は、車体ががたつくほど不安定な道だったり大きい石が道路に転がっていたりと、タイヤ1本にかかる負担が大きくなりやすい道路だからです。

    たとえば、車体ががたつきやすい悪路は以下の通りです。

    ・凸凹道
    ・未舗装道路

    上記の道路では、気付かぬうちに大きな凹みにタイヤが入ったり、大きな石にぶつかったりと想定外の強い衝撃をうける可能性があります。衝撃がひどい場合は、一度の衝撃でパンクする危険性も考えられます。

    悪路を走行した後は念のため、タイヤに傷がないか点検しましょう。

    2.高い段差の乗り上げ

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因2つ目は「高い段差の乗り上げ」です。
    一般的に高い段差がある場所には簡易的なスロープを設置していますが、スロープがない状況で段差を乗り越える方も少なくありません。

    たとえば、タイヤのゴム状の部分が、縁石の角に強く接触すればタイヤのサイドウォールが傷つく可能性も高くなります。

    他にもタイヤが傷つきやすい状況は、以下の通りです。

    ・駐車場の出入り口
    ・店舗出入り口
    ・内輪差で縁石に後輪が接触

    上記のような、普段から使用している状況では、無意識の状態で走行しているかもしれません。
    タイヤのサイドウォールが傷つかないように、高い段差に遭遇したら注意しながら走行しましょう!

    3.タイヤの経年劣化

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因3つ目は「タイヤの経年劣化」です。

    タイヤは外傷だけでなく、タイヤ本体の劣化に伴い傷がつきやすくなります。理由は、タイヤに含まれる劣化防止剤の減少により、タイヤ自体が傷つきやすくなるからです。

    タイヤが劣化すればタイヤ表面のひび割れや亀裂も発生しやすくなります。たとえば、夏タイヤとスタッドレスタイヤの平均寿命は以下の通りです。

    夏タイヤの寿命 スタッドレスタイヤの寿命
    約5年 約3年

    上記の寿命を大幅にこえた状態のタイヤを使用すると、タイヤの傷がつきやすくなりひび割れや亀裂も入りやすくなります。

    タイヤが経年劣化で傷がつきやすくなる前に、タイヤ交換することをおすすめします。
    タイヤの交換については>【タイヤの交換時期はいつ?新車から何万キロで寿命になるのか解説】の記事も参考にしてみてください。

    4.タイヤの保管状態が悪い

    タイヤのサイドウォールが傷つく原因4つ目は「タイヤの保管状態が悪い」です。

    タイヤの保管状態が悪いとタイヤは傷つきやすくなります。理由は、タイヤ保管は紫外線や雨風を避けた場所に丁寧に保管する必要があるからです。

    タイヤをそのままの状態で屋外保管した場合におこるタイヤへの悪影響は以下の通りです。

    屋外保管でタイヤに悪影響をあたえる要因 タイヤの状態
    紫外線 タイヤのひび割れを促進させる
    タイヤにゴムや埃が付着する
    水分の付着でタイヤやホイールに錆

    上記のようにタイヤの保管方法を誤ると、タイヤが悪影響をうけて傷つきやすくなります。
    タイヤを保管するときは、紫外線や雨風を避けられる適切な環境で保管しましょう。

    タイヤの正しい保管方法については>【タイヤの正しい保管方法は?事前準備でタイヤを長持ちさせよう】記事も参考にしてみてください。

    タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法!許容範囲も解説

    タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法!許容範囲も解説

    タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法は、タイヤが傷ついた状態によって異なります。一番重要なことは、タイヤのサイドウォールの傷を発見したら無視して走行しないことです。

    理由は、小さな傷でも放置して走行を続ければ、最悪の場合バーストする危険性があるからです。

    本章では、タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法と許容範囲を解説します。

    1. タイヤのサイドウォールを擦った場合
    2. タイヤのサイドウォールにひび割れが発生した場合
    3. タイヤのサイドウォールに深い傷がある場合
    4. タイヤのサイドウォールが変形した場合

    1.タイヤのサイドウォールを擦った場合

    タイヤのサイドウォールを擦った場合は、どの程度擦ったか確認しましょう。

    ・タイヤの表面が白くなる程度の擦れ
    ・浅い傷

    以下の擦れや傷は走行を続けても問題ありません。

    タイヤのサイドウォールに問題がある擦れや傷は以下の通りです。

    ・タイヤのサイドウォールがえぐれた
    ・タイヤのサイドウォールに線状の深い傷がある

    上記のような擦れや傷は、タイヤ内部のカーカスに達している可能性があるため危険な状態です。必ず専門店へ相談に行きましょう。

    2.タイヤのサイドウォールにひび割れが発生した場合

    タイヤのサイドウォールにひび割れが発生した場合は、ひび割れの状態を確認します。
    JATMAでは、タイヤがひび割れしても継続使用できる判断基準を以下のように設けています。

    クラック別使用可否表

    引用:JATMA

    上記で確認するポイントは以下の通りです。

    レベル 傷の詳細 判断基準
    レベル1
    レベル2
    表面の軽い擦れや傷程度 継続して走行可能
    レベル3
    レベル4
    線状に浅いひび割れ 経過観察しながら走行可能
    レベル5 深いひび割れ タイヤ交換が必要

    引用:JATMA

    上記のようにタイヤのひび割れ具合によって対処方法が異なります。
    詳細は後述しますが、タイヤのひび割れはタイヤの空気圧不足も原因のひとつです。
    タイヤのひび割れを未然に防ぐためにも、タイヤの空気圧は定期的に点検しましょう。

    3.タイヤのサイドウォールに深い傷がある場合

    タイヤのサイドウォールに深い傷がある場合、カーカスに達している可能性が高く、継続使用は危険が伴うためタイヤ交換が必要になります。

    カーカスは、タイヤにかかるすべての負担に耐える役割を持っているため、傷が深ければタイヤが荷重に耐えられないからです。カーカスの役割は以下の通りです。

    ・タイヤにかかる衝撃に耐える
    ・空気圧補充時の空気圧に耐える
    ・タイヤにかかる荷重に耐える

    深い傷があれば、上記の役割を果たせずパンクやバーストの原因につながるため、最悪事故の危険性も考えられます。
    タイヤのサイドウォールに深い傷がある場合は、最寄りの店舗に相談しましょう。

    4.タイヤのサイドウォールが変形した場合

    タイヤのサイドウォールが変形した場合は、安全のためにもタイヤ交換をおすすめします。理由は、ピンチカット(カーカスの断裂)している可能性が高いからです。

    タイヤの骨組みであるカーカスが断裂した状態で走行を続ければ、バーストする可能性が高くなります。

    タイヤのサイドウォールが変形した場合はそのまま走行せず、最寄りの店舗でタイヤを交換しましょう。

    タイヤのサイドウォールは修理できない

    タイヤのサイドウォールは修理できない

    基本的にタイヤのサイドウォールは修理できません。
    理由は以下の2つです。

    ・サイドウォールのゴム部分が薄い
    ・タイヤ全体のなかで一番動きが大きい部位

    上記でわかるように、タイヤのサイドウォールはたわみが強くおきる部位なので修理は困難です。ただし、先述の通り軽い擦れや傷なら、走行は継続して問題ありません。

    タイヤのサイドウォールは修理できませんが、タイヤを傷から守るタイヤワックスを使えばひび割れの対策ができるためおすすめです。

    タイヤのひび割れについては【タイヤのひび割れの原因と正しい保管方法は?リスクなどをご紹介】、の記事も参考にしてみてください。

    サイドウォールの傷を無視した走行は危険

    サイドウォールの傷を無視した走行は危険

    タイヤのサイドウォールの傷を無視して走行を継続するのはおすすめできません。

    理由は、小さな傷が知らぬ間に大きくなっていたり傷の深さがカーカスに達していたりと、気付かないうちにタイヤの傷の状態が悪化している可能性があるからです。

    また、サイドウォールの傷を無視して走行を続ければ、タイヤへの負荷が増加してパンクにつながるため危険です。さらに傷がひどい状態になれば走行中にバーストする危険性も高くなります。

    サイドウォールの傷の状態がわからない方は、安全に走行するためにも一度店舗に相談することをおすすめします。

    タイヤのサイドウォールの傷は予防することが可能です。
    本章では、使用中のタイヤと保管中のタイヤで傷を予防する方法を解説します。

    ・タイヤ装着中の場合
    ・タイヤ保管中の場合

    タイヤ装着中の場合

    タイヤ装着中の場合にサイドウォールの傷を予防する方法は以下の通りです。

    ・タイヤに強い衝撃がかかる場所は慎重に運転する
    ・タイヤの空気圧を適正に保つ
    ・タイヤが傷つく前にタイヤワックスを使用する

    安全に走行するためにもぜひ参考にしてみてください。

    タイヤに強い衝撃がかかる場所は慎重に運転する

    タイヤ装着中のサイドウォールの傷を予防する方法1つ目は「タイヤに強い衝撃がかかる場所は慎重に運転する」です。
    安全運転を心がけていても、予期せぬ場所で強い衝撃をうける可能性があります。
    たとえば、以下のような場所です。

    場所 走行状況
    凸凹道 車体が不安定になるためタイヤへの負荷が強い
    未舗装道路 鋭利な物に刺さる可能性がある
    店舗出入口 内輪差で後輪が段差に接触する
    スロープのない縁石 前輪後輪問わず強い衝撃をうける
    バス停付近や大型車両が通る道 部分的に穴が空いた道路にタイヤがはまる

    上記のような場所は、気付かないうちに通っている方もいるかもしれません。
    サイドウォールが傷つかないように、タイヤに強い衝撃がかかる場所は慎重に運転しましょう。

    タイヤの空気圧を適正に保つ

    タイヤ装着中のサイドウォールの傷を予防する方法2つ目は「タイヤの空気圧を適正に保つ」です。

    理由は、タイヤの空気圧不足で走行したときと比較してタイヤへの負担が少ないからです。

    たとえば、タイヤの空気圧が適正以下になった状態で走行すると、タイヤの傷以外にも以下のトラブルになる方も少なくありません。

    ・ひび割れやパンク
    ・バースト
    ・燃費が悪くなる
    ・偏摩耗が起きる

    上記のようなトラブルが発生しないためにも、タイヤの空気圧の低下は未然に防ぐことが重要です。

    タイヤの空気圧の点検や補充は簡単なイメージがありますが、JATMAの調べでは、4台に1台が空気不足というデータが存在します。

    タイヤの空気圧は簡単に確認や補充ができるため、1ヶ月に1回はタイヤの空気圧をチェックして適正な状態にしましょう。

    タイヤが傷つく前にタイヤワックスを使用する

    タイヤ装着中のサイドウォールの傷を予防する方法3つ目は「タイヤが傷つく前にタイヤワックスを使用する」です。

    汚れや紫外線はタイヤの劣化を早める原因のひとつでもあるため、タイヤワックスを使用すればタイヤの劣化に伴う傷も未然に防げるためおすすめです。タイヤワックスは、艶出し以外に以下の役割があります。

    ・汚れ対策
    ・紫外線対策

    タイヤワックスを使用する際のポイントは以下の2点です。

    ・油性タイプはタイヤの劣化を早める
    ・使用するなら水性タイプ

    タイヤワックスを使用してもサイドウォールに傷が付く可能性はあるため、タイヤの傷は定期的に確認しましょう。

    タイヤ保管中の場合

    タイヤ保管中の場合にサイドウォールの傷を予防する方法は以下の通りです。

    ・タイヤカバーを使用する
    ・屋内で保管する
    ・タイヤ保管サービスを利用する

    タイヤカバーを使用する

    タイヤ保管中のサイドウォールの傷を予防する方法1つ目は「タイヤカバーを使用する」です。

    タイヤカバーを使用すると、タイヤ劣化の原因のひとつである紫外線からタイヤを守ることで、タイヤを適切な状態で保管できます。

    紫外線の他にも雨や風からタイヤを保護する役割があるため、タイヤのゴム部分の傷つきを未然に防ぐことが可能です。

    タイヤカバーについては【タイヤカバーは屋外保管で必須!必要性と選ぶポイントを解説!】の記事も参考にしてみてください。
    タイヤの保管中はタイヤカバーを使用して、次に使用するまで適切な方法で保管しましょう。

    屋内で保管する

    タイヤ保管中のサイドウォールの傷を予防する方法2つ目は「屋内で保管する」です。
    サマータイヤやスタッドレスタイヤを交換後は屋内に保管することをおすすめします。
    理由は、タイヤの屋外保管は雨や風、紫外線の影響を受けやすいからです。
    タイヤの屋内保管は以下の場所がおすすめです。

    ・自宅内
    ・ガレージ
    ・倉庫

    上記のような場所でのタイヤ保管をおすすめしますが、タイヤの保管方法によってはスペースを確保する必要があります。

    タイヤを屋内保管する場合、事前に自宅内のスペースを確保し、タイヤが保管できる環境を整えてから保管しましょう。

    タイヤ保管サービスを利用する

    タイヤ保管中のサイドウォールの傷を予防する方法3つ目は「タイヤ保管サービスを利用する」です。
    タイヤ保管サービスは、未使用のタイヤを適切な環境で保管してくれるためおすすめです。たとえば、以下のようなお悩みをお持ちの方に向いています。

    ・自宅内外にタイヤを保管するスペースがない
    ・タイヤの状態を定期的に確認しない
    ・タイヤに不具合があってもわからない

    タイヤ保管サービスは、タイヤの空気圧チェックやバランス調整をしながら最適な状態で保管できます。タイヤ保管のスペースがなく、タイヤ管理もなかなかできない方にはタイヤ保管サービスの利用をおすすめします。

    タイヤワールド館ベストでもタイヤ保管サービスを実施しておりますので、いつでもご相談ください。

    タイヤ保管サービスについては【タイヤ保管サービスとは?おすすめ点や料金をご紹介】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤの状態確認はタイヤワールド館ベストにお任せください!

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    あらためて本記事では、以下の内容を解説しました。

    ● タイヤのサイドウォールとは?
    ● タイヤのサイドウォールでよくある問題【種類別】
    ● タイヤのサイドウォールが傷つく原因
    ● タイヤのサイドウォールに問題が発生した時の対処方法!許容範囲も解説
    ● タイヤのサイドウォールは修理できない
    ● タイヤのサイドウォールの傷を無視した走行は危険
    ● タイヤのサイドウォールの傷を予防する方法

    とくに大切なポイントは、以下の4つです。

    1. サイドウォールに発生した傷の修理はできない
    2. 深い傷やひび割れはタイヤ交換する
    3. タイヤは定期的にメンテナンスする
    4. 未使用タイヤも丁寧に保管する

    タイヤは走行するためには欠かせない部品のひとつです。
    タイヤワールド館ベストでは、タイヤの空気圧チェックや点検も無料で実施しております。
    相談するかお悩みの方も、お気軽にお立ち寄りくださいね!

    作成者: ベストライターチーム

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