ホイールナットのサイズを知りたくても、「サイズの見方がわからない…」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
ホイールナットは車体とホイールを固定する重要な部品です。もし車に合わないホイールナットに交換してしまうと、脱輪や部品の故障につながる恐れがあります。
本記事では、メーカー別の適合表や、交換時の注意点を紹介します。
また、ホイールナットのサイズの見方も詳しく解説しています。サイズの見方がわかれば、交換するときに車に合うホイールナットを選べるでしょう。
ホイールナットの交換を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
メーカー別!ナットサイズ適合表

まずはメーカー別にホイールナットの適応サイズを表にまとめました。
メーカーが同じでも、車種やグレード、年式によってホイールナットのサイズが異なる場合があります。とくに「M14×P1.5」サイズは例外も多く、注意が必要です。
| メーカー | ねじのサイズ |
|---|---|
| 軽自動車・スズキ・ダイハツ・スバル・マツダ(旧車) | M10×P1.25 |
| 軽自動車・ホンダ・三菱(旧車) | M10×P1.5 |
| 日産・スバル・スズキ | M12×P1.25 |
| トヨタ・ホンダ・三菱・マツダ・ダイハツ | M12×P1.5 |
| ランドクルーザー・レクサス・ホンダ レジェンド・シビック タイプR・日産GT-R NISMO・グランエース・センチュリー (一部例外あり) | M14×P1.5 |
OEM車についても同様で、ホイールナットのサイズが、違うメーカーのものになっている可能性もあります。必ず現車・メーカーの公式サイト等で確認してください。
また、以下の5つのメーカーについては以下で人気の20車種を取り上げて適合表を記載しましたので、参考にしてみてください。
トヨタの人気20種のナット適合表
トヨタの車の多くは、以下のホイールナットのサイズが使用されています。
二面幅(HEX):21mm
また、トヨタ純正アルミホイールの多くは「平面座ナット」を採用していますが、社外品ホイールを装着する場合は「テーパー座ナット」が必要となることが一般的なので、注意が必要です。
| 車種名 | ネジサイズ | 二面幅(HEX) | 備考 |
|---|---|---|---|
| クラウン(180系以降) | M12×P1.5 | 21mm | |
| プリウス(20系、30系) | M12×P1.5 | 21mm | |
| マークII | M12×P1.5 | 21mm | |
| ハリアー | M12×P1.5 | 21mm | |
| アルファード | M12×P1.5 | 21mm | 一部ロングナット使用 |
| ヴェルファイア | M12×P1.5 | 21mm | |
| エスティマ | M12×P1.5 | 21mm | |
| ノア | M12×P1.5 | 21mm | |
| ヴォクシー | M12×P1.5 | 21mm | |
| カローラ | M12×P1.5 | 21mm | |
| アクア | M12×P1.5 | 21mm | |
| ヴィッツ | M12×P1.5 | 21mm | |
| ランドクルーザー(100系、200系) | M14×P1.5 | 22mm | |
| レクサスLS | M14×P1.5 | 22mm | |
| トヨタ86 | M12×P1.25 | 19mm | スバルとの共同開発車種 |
ランドクルーザー100系・200系やレクサスLSでは、M14×P1.5のネジサイズが採用されています。 また、トヨタ86のようなOEM車種では、スバルの影響でM12×P1.25のナットサイズが使用されています。
また、OEM車(他メーカーから供給された車種)や特定の車種では、上記と異なるナットサイズが採用されている場合があります。ホイールナットを交換・購入する際は、必ずご自身の車両の仕様を確認し、適切なサイズ・形状のナットを選択してください。
ホンダの人気20種のナット適合表
ホンダの車の多くは、以下のホイールナットのサイズが使用されています。
二面幅(HEX):19mm
また、ホンダ車の純正ホイールは球面座のナットが使用されていますが、社外ホイールに交換する場合、一般的に60°テーパー座のナットが必要となるので注意が必要です。
主なホンダ車とそのホイールナットのサイズは以下の通りです。
| 車種名 | 型式 | ネジサイズ | 二面幅(HEX) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| フィット | GR1-4・GS4・6 | M12×P1.5 | 19mm | 純正ホイールは球面座 |
| N-BOX | JF5・6 | M12×P1.5 | 19mm | |
| フリード | GB5-8 | M12×P1.5 | 19mm | |
| ステップワゴン | RP6-8 | M12×P1.5 | 19mm | |
| オデッセイ | RC1・2・4 | M12×P1.5 | 19mm | |
| ヴェゼル | RV3-6 | M12×P1.5 | 19mm | |
| N-VAN | JJ1・2 | M12×P1.5 | 19mm | |
| N-WGN | JH3・4 | M12×P1.5 | 19mm | |
| N-ONE | JG3・4 | M12×P1.5 | 19mm | |
| ライフ | JC1・2 | M12×P1.5 | 19mm | |
| ZR-V | RZ3-6 | M12×P1.5 | 19mm | |
| フリード+ | GB5-8 | M12×P1.5 | 19mm | |
| S660 | JW5 | M12×P1.5 | 19mm | |
| N-BOXスラッシュ | JF1・2 | M12×P1.5 | 19mm | |
| バモス | HM1-4 | M12×P1.5 | 19mm | |
| アクティトラック | HA6-9 | M12×P1.5 | 19mm | |
| ゼスト | JE1・2 | M12×P1.5 | 19mm | |
| シャトル | GK8・9・GP7・8 | M12×P1.5 | 19mm | |
| WR-V | DG5 | M12×P1.5 | 19mm | |
| シビックタイプR | FL5 | M14×P1.5 | 22mm |
シビックタイプR(FL5、FK8)では、他の車種と異なりM14×P1.5のネジサイズが採用されています。
ホイールナットの形状やサイズは車種やホイールの種類によって異なる場合があります。交換や購入の際は、必ずご自身の車両に適合するナットサイズと形状を確認することが重要です。
日産(ニッサン)の人気20種のナット適合表
日産の車の多くは、以下のホイールナットのサイズが使用されています。
二面幅(HEX):21mm
また、日産車の純正アルミホイールには平面座(フラットシート)のナットが使用されている場合がありますが、社外ホイールに交換する際は、一般的に60°テーパー座のナットが必要となることが多いため、注意が必要です。
主な日産車とそのホイールナットのサイズは以下の通りです。
| 車種名 | ネジサイズ | 二面幅(HEX) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ノート | M12×P1.25 | 21mm | |
| セレナ | M12×P1.25 | 21mm | |
| エクストレイル | M12×P1.25 | 21mm | |
| フェアレディZ | M12×P1.25 | 21mm | |
| スカイライン | M12×P1.25 | 21mm | |
| マーチ | M12×P1.25 | 21mm | |
| ジューク | M12×P1.25 | 21mm | |
| キューブ | M12×P1.25 | 21mm | |
| リーフ | M12×P1.25 | 21mm | |
| ムラーノ | M12×P1.25 | 21mm | |
| フーガ | M12×P1.25 | 21mm | |
| ティアナ | M12×P1.25 | 21mm | |
| シルフィ | M12×P1.25 | 21mm | |
| ラティオ | M12×P1.25 | 21mm | |
| ウイングロード | M12×P1.25 | 21mm | |
| デュアリス | M12×P1.25 | 21mm | |
| シーマ | M12×P1.25 | 21mm | |
| エルグランド | M12×P1.25 | 21mm | |
| NV350キャラバン | M12×P1.5 | 21mm | |
| アトラス | M12×P1.5 | 21mm |
NV350キャラバンやアトラスなどの一部商用車では、M12×P1.5のネジサイズが採用されています。
さらに、近年では一部車種でホイールナットの二面幅が21mmから17mmに変更されているケースも報告されています。
ホイールナットのサイズや形状は車種やホイールの種類、製造年によって異なる場合があります。交換や購入の際は、必ずご自身の車両に適合するナットサイズと形状を確認することが重要です。
スズキの人気20車種のナット適合表
スズキの車の多くは、以下のホイールナットのサイズが使用されています。
二面幅(HEX):19mm
しかしながら、スズキの軽自動車の一部旧規格車種では、ネジサイズがM10×P1.25の場合があります。
また、ホイールナットの二面幅(HEX)は、一般的に19mmですが、車種や年式によっては17mmが採用されている場合もあるため、注意が必要です。
主なスズキ車とそのホイールナットのサイズは以下の通りです。
| 車種名 | 型式 | ネジサイズ | 二面幅(HEX) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アルト | HA24S/HA25S/HA35S/HA36S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| アルトワークス | HA36S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| アルトターボRS | HA36S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジムニー | JA11V/JA11C/JA12V/JA12C/JA22W/JB23W/JB64W | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エブリイワゴン/エブリイ | DA64W/DA64V/DA17W/DA17V | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| カプチーノ | EA21R | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ハスラー | MR31S/MR41S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラパン | HE21S/HE22S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Kei | HN11S/HN21S/HN12S/HN22S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| パレット | MK21S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| スペーシア | MK32S/MK42S/MK53S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ワゴンR | MC11S/MC21S/MC12S/MC22S/MH21S/MH22S/MH23S/MH34S/MH44S/MH35S/MH55S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| セルボ | HG21S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| MRワゴン | MF21S/MF22S/MF33S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| イグニス | FF21S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジムニーワイド/シエラ | JB33W/JB43W/JB74W | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| スイフト | HT51S/ZC11S/ZD11S/ZC21S/ZD21S/ZC71S/ZC72S/ZD72S/ZC13S/ZC43S/ZC53S/ZD53S/ZC83S/ZD83S | M12×P1.25 | 19mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| スイフトスポーツ | HT81S/ZC31S/ZC32S/ZC33S |
| 車種名 | ネジサイズ | 二面幅(HEX) | 備考 |
|---|---|---|---|
| デミオ | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| アクセラ | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| アテンザ | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| CX-3 | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| CX-5 | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| CX-8 | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| ロードスター | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| プレマシー | M12×P1.5 | 21mm | |
| MPV | M12×P1.5 | 21mm | |
| フレア | M12×P1.25 | 19mm | スズキ ワゴンRのOEM車種 |
| フレアワゴン | M12×P1.25 | 19mm | スズキ スペーシアのOEM車種 |
| キャロル | M12×P1.25 | 19mm | スズキ アルトのOEM車種 |
| スクラム | M12×P1.25 | 19mm | スズキ エブリイのOEM車種 |
| ボンゴ | M12×P1.5 | 21mm | |
| ベリーサ | M12×P1.5 | 21mm | |
| RX-8 | M12×P1.5 | 21mm | |
| CX-30 | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| MX-30 | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| MAZDA3 | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
| MAZDA6 | M12×P1.5 | 21mm | 2018年5月以降のモデルは17mmの場合あり |
スズキからのOEM供給を受けている軽自動車(フレア、フレアワゴン、キャロル、スクラムなど)では、ネジサイズがM12×P1.25、二面幅が19mmとなっています。
何度も繰り返しますが、ナットのサイズや形状は車種や年式、ホイールの種類によって異なる場合があります。交換や購入の際は、必ずご自身の車両に適合するナットサイズと形状を確認してくださいね。
ホイールナットとは?その基本的な役割

ホイールナットは、自動車のタイヤを車体にしっかりと固定するためのネジのことです。小さな部品ながらその役割は非常に重要で、安全な走行を支える上で欠かせない存在です。
ホイールナットの主な役割は以下の3つです。
● 車両の安定性
● 安全性の確保
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| タイヤの固定 | ホイールナットは、ホイールと車体側のハブを強固に結びつけ、走行中の振動や衝撃からタイヤが外れるのを防ぎます。 |
| 車両の安定性 | タイヤがしっかりと固定されることで、車両の安定性・操縦性が向上します。 |
| 安全性の確保 | タイヤが外れてしまうと、大変危険です。ホイールナットは、安全な走行を確保するために不可欠なパーツです。 |
ホイールナットサイズの見方

ホイールナットのサイズを正確に把握することは、車の安全性を保つうえで非常に重要です。不適切なサイズを使用すると、走行中にナットが緩む可能性があり、大事故につながる危険性もあります。
まずはホイールナットのサイズのポイントと、正確なサイズを確認する方法をみていきましょう。
ホイールナットのサイズを構成する3つのポイント
ホイールナットのサイズを正しく理解するためには、以下の3つのポイントを抑えておけばOKです。
●ネジピッチ
●座面形状
ネジ径(スレッドサイズ)
ネジ径は、ナットの内側にあるネジ山の直径を示します。一般的に「M12」や「M14」のような表記が使われます。これにより、適合するボルトの太さを確認できます。
ネジピッチ
ネジピッチは、ネジ山とネジ山の間隔を指します。「1.25」や「1.5」などの単位で表記されており、車種によって異なります。
座面形状
座面形状は、ホイールナットがホイールに接触する部分の形状です。一般的には「テーパー座」「球面座」「平面座」の3種類があります。形状が合わない場合、正しい締め付けができません。
ホイールナットのサイズを確認する手順
ホイールナットのサイズを調べるためには、以下の2つの方法があります。
● 実際のナットを測定し、座面形状を目視で確認する
最もおすすめなのは、車両の取扱説明書に記載されている推奨ナットサイズを確認することです。現行車の場合はメーカーのWebサイトにも掲載されているので、検索してみましょう。
デジタルノギスを使用して、ナットの内径(ネジ径)とピッチを測定し、座面形状を目視で確認するという方法もあります。
しかしながらこの方法はツールが必要であったり、経験がないと判別しにくいというデメリットもあるため、初心者にはおすすめできません。
車両取扱説明書が見当たらない場合、カーショップやタイヤ専門店でプロに見てもらいましょう。
ホイールナットのサイズの見方(詳細)
ホイールナットのサイズの見方の詳細を参考まで解説します。メーカーや車種、グレードによって表記は異なりますが、基本的な見方は同じです。

- ミリメートル
- ねじの直径(mm)
- ねじ山のピッチ
- ねじの山と山との距離(mm)
- 六角形の二面幅(mm)
- 六角形(HEXAGON)
ねじの直径とは、ホイールナットの穴側の直径のことを指します。ねじの山と山との距離は、穴の中に切ってある山の間隔です。
六角形の二面幅は、外側のナットの大きさです。ホイールナットのサイズは、上記の6つで表されます。
ホイールナットとボルトの名称は、以下のようになります。

ホイールナットの種類

ホイールナットの形状には、さまざまな種類があります。ホイールメーカーや自動車メーカーによって使用している形状は異なり、ナットを取り付けるホイール側の座面の形もそれぞれです。
ホイールナットはサイズだけでなく、ナットの形状とホイール側の取り付け座面の形状が一致する必要があります。
ホイールナットの種類を間違えないように、しっかりと理解しておきましょう。
● 球面座
● 平面座
順番に解説します。
テーパー座

テーパー座は、多くのホイールメーカーや自動車メーカーで使用されている形状です。社外ホイールの大半はテーパー座といわれており、幅広い対応が期待できます。
テーパー座のナットは、先端に向かって細くなっています。この角度は60°で統一されており、ホイール側の座面の角度も同じです。コストも安く、汎用性が高いのが特徴です。
球面座

球面座は、ホンダ車の純正部品として使われるケースが多い形状です。ナットの先端が丸くなっており、摩擦力が生まれやすいため緩みにくいのが特徴です。
多少精度の悪いナットでも、テーパー座より高い締め付け力が期待できます。テーパー座と形状が似ており、間違えやすいため注意が必要です。
平面座

平面座は、トヨタ車やレクサスの純正部品として使われるケースが多い形状です。ナットにワッシャーが取り付けられているため、面と面でしっかり密着できます。
そのため、テーパー座や球面座よりも安定してホイールを固定できるのがメリットです。コストは高くなりますが、強い締め付け力が期待できるでしょう。
ホイールナット交換時の注意点

ホイールナットを交換するときの注意点を解説します。
- 純正ナットを保管しておく
- ホイールやハブボルトに合うものを使う
- OEM車は要確認
サイズや形状の確認も大事ですが、ほかにも気をつけるべきポイントがあります。ホイール周辺は走行に直結する重要な部分なので、見落とさないようにしましょう。それぞれ解説します。
1. 純正ナットを保管しておく
ホイールナットを交換したあと、純正ナットは捨てずに保管しておきましょう。「必要ない」と思っていても、緊急で使用する場合もあります。
純正品に戻したいときに、ホイールナットがなければ使用できない、というケースも考えられます。とくに、トヨタ車は要注意です。
トヨタ車の純正ホイールナットは平面座を採用している車種も多く、あとから購入すると高額になる可能性があります。
車のトランクや、頻繁に使用しない収納などに保管し、なくさないようにしましょう。
2. ホイールやハブボルトに合うものを使う

ホイールナットは、ホイールやハブボルトに合うものを使用しましょう。
ホイールナットにはサイズや形状だけでなく、以下のようなちがいもあります。
● ショート or ロング
● ホイールボルト
貫通式または袋式
貫通式のホイールナットは、装着したときにハブボルトが見える形をしています。全体の高さを抑えられるので、ホイールキャップを装着する場合にオススメです。
袋式はその名の通りナットが袋のような形をしているため、ハブボルトを隠せて足回りをスッキリ見せる効果があります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 貫通式 | ボルトが見える。ホイールキャップ装着時にスッキリとした印象に。 |
| 袋式 | ボルトが見えない。足回りをスッキリと見せたい場合に適している。 |
ショートまたはロング
ショートとロングは、ホイールナットの長さのちがいです。ホイールナットが長いと、脱着作業がしやすいなどのメリットがありますが、あまりに長すぎると車体からはみ出す恐れがあります。
車体からホイールナットがはみ出せば車検は通らず、接触事故などの危険性もあります。車体の内側に収まる長さを選びましょう。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ショート | ホイールナットが短いタイプ。ホイールハウス内に収まりやすく、見た目がすっきりする。 |
| ロング | ホイールナットが長いタイプ。ホイール脱着作業がしやすいが、長すぎると車体からはみ出す可能性あり。 |
ホイールボルト
ホイールボルトは、輸入車に多く見られる取り付け形状です。車体側にねじが切ってあり、ナットではなくボルトで固定するタイプです。
| 取り付け方 | 内容 |
|---|---|
| ナット式 | 一般的なタイプで、ホイールボルトにナットをねじ込んで固定する |
| ボルト式 | 輸入車に多く見られるタイプで、車体側にねじが切ってあり、ボルトで直接固定する |
それぞれの車やホイールに合った種類のホイールナットを選んでください。
3. OEM車は要確認
OEM車の場合、メーカー別でホイールナットを選ぶと合わない可能性があります。
OEM車とは、他社で製造した車を自社の商品として販売している車です。たとえば、スズキのスペーシアはマツダのフレアワゴンとして販売されています。同じような形なのに、メーカーのマークがちがう車を見かけたことがあるのではないでしょうか。
OEM車は、販売されているメーカーではなく、製造したメーカーの仕様になっているケースがあります。
車のメーカー名だけでホイールナットを選んでしまうと、サイズや形状が異なる場合も考えられます。
必ず製造されたメーカーの情報や、現車での確認を行いましょう。
また三菱の軽自動車は、車体側のハブボルトという部分が長く、一般的なテーパー座ナットよりも長めに作られています。ショートナットを使用すると底づきするため、デイズ・ekワゴン等にお乗りの方はご注意ください。
知らずに装着すると最後までしっかり止めることができないので緩んでくる可能性がありますので気をつけて下さいね。
ホイールナットを交換するメリット

ホイールナットを交換するメリットを解説します。
● ロックナットの使用で盗難防止になる
ホイールナットは、ホイールを車体に取り付けるだけの部品ではなく、交換することでさまざまなメリットが得られます。足回りのおしゃれを楽しむのはもちろん、安全面での活躍も期待できます。
ドレスアップができる
ホイールナットを交換すると、足回りを華やかに演出できます。素材を変更したり、デザインにこだわったものを使用したりすれば、ひと味ちがうカスタマイズを楽しめます。
赤や黄色など、色つきのホイールナットに交換するだけでガラッと見た目が変わるのも魅力です。
車の足回りを自分好みにドレスアップできますよ。
ロックナットの使用で盗難防止になる
ロックナットを使用することで、大切なホイールを盗難から守れます。ロックナットは一般的なホイールナットとは異なる形をしているため、特定の工具を使用しないと外れない仕組みになっています。
ロックナットごとに専用工具が設けられており、持ち主にしか取り外しができません。
盗難のリスクを減らし、安全面を強化できます。
ロックナットはホイール1本につき1個の装着が主流です。
ホイールナットを選ぶ際の注意点

形状の合わないホイールナットを使用するのは非常に危険です。ナットのサイズとピッチ(ねじ山の間隔)が合っていれば大丈夫と思われがちですが、実際はちがいます。
たとえば、ペットボトルを種類の違う蓋で閉めようとしても、最後まできちんと閉まらなかった経験はありませんか?
ナットも同様で、サイズは同じに見えても、形状が異なるとしっかり固定できません。
ホイールナットを選ぶ際のポイントは以下の4つです。
- 形状を確認する
- ピッチサイズを確認する
- ナットの材質を確認する
- 信頼できるメーカーの製品を選ぶ
安全に走行するためにも、車やホイールに合ったナットを装着するようにしてくださいね。
1.形状を確認する
ナットを選ぶ際は、「テーパー座」「球面座」「平面座」の中から、 必ず自分の車のホイールに合った形状のナットを選びましょう。
とくに注意したいのが、「テーパー座」と「球面座」という形状です。この2つは見た目が似ているため、間違えやすいのですが、互換性はありません。
また、ナットの座面の大きさが、ホイールの座面と一致しているか確認しましょう。
直径の単位は、ミリメートル(mm)が一般的です。
2.ピッチサイズを確認する
ナットのピッチサイズが、ハブボルトのピッチサイズと合っているかを確認しましょう。ピッチサイズが合っていないとハブボルトが傷つき、最悪の場合折れてしまうこともあります。
3.ナットの材質を確認する
ナットの材質も、強度や耐久性に影響を与えます。アルミ合金、スチール、クロモリなど、様々な材質があるので、強度や耐久性、軽量化などを考慮して選びましょう。
また、外気に触れる部分なので、耐食性が高い素材を選ぶことも重要です。
| 材質 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| アルミ合金 | 最軽量、表面処理によっては耐食性あり、比較的安価、カラーバリエーション豊富 | 強度がやや劣る、熱膨張率が高い |
| スチール | アルミより高強度、比較的安価、多くの車両に適合する | 重め、表面処理をしないと錆びやすい |
| クロモリ | 高強度、軽量、高い耐久性 | 価格が高い |
4.信頼できるメーカーの製品を選ぶ
安価な製品の中には、品質が低いものも存在します。信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。おすすめのホイールナットのメーカーを3つご紹介します。
● レイズ(RAYS)
● マックガード(McGard)
協永産業(KYO-EI)

協永産業(KYO-EI)は、多様なラインナップを取り揃え、高品質な製品が特徴です。ラグナットスーパーコンパクトなど、人気商品も多数あります。
レイズ(RAYS)

レイズ(RAYS)は。ホイールメーカーとしても知られており、高品質なホイールナットを製造しています。
デザイン性が高く、ドレスアップ志向の方におすすめです。
マックガード(McGard)

マックガード(McGard)は、盗難防止に特化したロックナットが有名です。
高いセキュリティ性能を求める方におすすめです。
自分でナットを交換するときの注意点

ホイールナットを交換するときの注意点を解説します。
- 対角線上にナットを締める
- 必ず規定トルクを守る
ホイールナットは、取り外して装着すればいいだけではありません。走行中に負荷がかかる部分だからこそ、注意点をよく理解して確実に取り付けを行いましょう。
1つずつ解説します。
1. 対角線上にナットを締める
ホイールナットは、必ず対角線上に締め付けるようにしてください。間違った順番で締めてしまうと、ナットを締め付ける力が偏ってしまい、ゆがみが生じてしまいます。
すべてのナットがしっかり締まらず固定できなかったり、たとえ締まったように見えても精度が悪くすぐに緩んでしまったりします。ホイールを取り付けたら、位置がズレないように足で抑え、まずは工具を使わずに指で仮付けしてください。
次に、工具を使って対角線上に締めていきます。4穴なら順番に、5穴、6穴なら星マークを描くように締めていくとわかりやすいでしょう。
ホイールを取り付けるときに、1本だけ最後まで締めきってしまうのは避けたほうがいいです。
反対側の取り付け面が浮き上がり、無理やり力を加えてナットを締めると、ハブボルトに負担がかかります。まんべんなく力がかからないと、ホイールナットが緩む原因にもなります。
しっかりと固定するためにも、必ず順番は守ってください。
4穴の場合

4穴の場合は、工具を使って対角線上に締めていきます。
5穴の場合

5穴の場合は、星マークを描くように締めていきましょう。
6穴の場合

6穴の場合も、星マークを描くように締めていきましょう。
2 .必ず規定トルクを守る
ホイールナットを取り付けるときは、規定トルクでの締め付けが必須です。決められた力で締められていないと、ナットが緩み走行中に外れる可能性があります。
たとえば、日産ノートの締め付けトルクは以下の通りです。

上記の取扱説明書のように、ホイールナットの締め付けトルクは「108N・m」を指定しています。このように、指定された締め付けトルク以外の強さで締め付けをしても、ネジは緩んでしまいます。
また、締めすぎもいけません。ハブボルトやホイールナットの破損、ホイールの変形など、あらゆるトラブルの原因になります。必ずトルクレンチを使用し、決められた力で締め付けるようにしましょう。
タイヤ交換時はトルクレンチを使用しよう
トルクレンチとは、ボルトやネジ、ナットなど決まったトルク(締め付け力)で締めるための工具です。
ホイールナットを工具で締め付けたあと、ジャッキからおろした状態で使用します。走行中に不具合を起こさないためにも、規定トルクを守って取り付けを行ってください。
トラブル事例:ホイールナットが外れない原因と対策

ナットが回らない原因は、主に以下の3つが考えられます。
- 錆による固着
- ゴミの噛み込み
- ピッチが合っていないナット使用
- ワイヤーブラシを使う
- 錆取り剤を使う
- 重曹を使う
- クエン酸を使う
- 専門業者に依頼する
- ディッシュホイールとは
- ディッシュホイールのメリット・デメリットは?
- ディッシュホイールが似合う車・似合わない車
- 【サイズ別】今人気のディッシュホイールを紹介
- ┗【14インチ】ウェッズ:ヴィセンテ04 EV
- ┗【14インチ】モンツァジャパン:ハイブロックバレックス
- ┗【15インチ】MLJ:DaytonaSS(デイトナ)
- ┗【15インチ】KYOHO:AME PPX MIL8(ミルエイト)
- ┗【16インチ】MID(マルカ):ROADMAX(ロードマックス)
- ┗【16インチ】クリムソン:ディーン クロスカントリー
- ┗【17インチ・18インチ】MLJ:XTRIME-J XJ 03
- ┗【17インチ・18インチ】AKUT(アクト):ゼロブレイクZ
- ┗【17インチ・18インチ・20インチ】シルクブレイズ:ジュネスグルーヴ
- ディッシュホイールを選ぶならタイヤワールド館ベスト
- スリップサインとは?
- 夏タイヤのスリップサインの見方
- 夏タイヤのスリップサインが見えることによるデメリット
- 夏タイヤのスリップサインの出現を遅らせるコツ
- 夏タイヤのスリップサイン以外に判断できるタイヤ交換の基準
- 夏タイヤのスリップサインに関するよくある質問
- 夏タイヤのスリップサインを見逃さず安全に運転しよう
- タイヤの側面にある三角マークを確認する
- 三角マークの延長線上にある縦溝を確認する
- 縦溝に橋がかかったような状態になっている(上記写真を参照)
- 急ハンドルや急ブレーキを避ける
- 定期的に空気圧を調整する
- タイヤのローテーションを行う
- 適切な方法でお手入れする
- 荷物をバランスよく積む
- 夏タイヤはスリップサインが出るギリギリまで使ってもいい?
- 走行可能なスリップサイン溝の深さは高速道路でも同じ?
- 夏タイヤが寿命を迎える溝の深さは何ミリ?
- トヨタの純正ホイールはかっこいい?
- トヨタの純正ホイールのメリット
- トヨタの純正ホイールのデメリット
- トヨタの純正ホイールの値段や購入方法
- 【車種別】トヨタの純正ホイールの特徴とおすすめホイールを紹介
- ┗アクア
- ┗シエンタ
- ┗プリウス
- ┗ハリアー
- ┗ヴェルファイア
- かっこいいトヨタの純正ホイールは流用もおすすめ
- 純正ホイール以外にもトヨタ者に合ったかっこいいホイールがある
- 純正ホイールの流用とは?
- 純正ホイールを流用する際の注意点
- トヨタの純正ホイール流用例
- ホイールナットに錆が付く原因
- ホイールナットに付いた錆を取る方法5選
- ┗1.ワイヤーブラシを使う
- ┗2.錆取り剤を使う
- ┗3.重曹を使う
- ┗4.クエン酸を使う
- ┗5.専門業者に依頼する
- ホイールナットが錆びないための予防対策
- ホイールナットの錆を放置するリスク
- ホイールナットに付いた錆に関するよくある質問
- ┗1.ホイールナットの内側の錆はどうすれば取れますか?
- ┗2.錆びたホイールナットが回らないときはどうすればいいですか?
- ┗3.ホイールナットの交換時期の目安はいつですか?
- ホイールナットの錆は事前対策が大切
- ワイヤーブラシを使う
- 錆取り剤を使う
- 重曹を使う
- クエン酸を使う
- 専門業者に依頼する
- 重曹と水を1:4を目安で溶かしペースト状にする
- 錆びたホイールナットに重曹ペーストを塗る
- 1時間ほど放置して歯ブラシで磨く
- 温水か水で洗い流し乾いた布で水気を取る
- トレーにお湯を入れる
- クエン酸をお湯で溶かす
- 錆びたホイールナットをトレーに入れる
- 一晩つけ置きしておく
- つけ置き後に洗い流す
- 錆防止剤を塗る
- 錆に強いナットを使う
- こまめに洗浄を行う
- ホイールナットの内側の錆はどうすれば取れますか?
- 錆びたホイールナットが回らないときはどうすればいいですか?
- ホイールナットの交換時期の目安はいつですか?
- 浸透潤滑剤スプレー缶をよく振る
- ナットやボルト部分を軽く叩き衝撃を与え浸透潤滑剤を浸み込ませる
- ホイールナットにスプレーをして数分間放置する
- ナットが回るようになっているか確認する
- タイヤはホイールなしでも買える?
- ホイールなしでタイヤだけ買うメリット
- ┗ホイールとセットで買うよりも安く済む
- ┗ホイール付きよりも持ち運びしやすい
- ┗お気に入りのホイールをそのまま使える
- ホイールなしでタイヤだけ買うデメリット
- ┗タイヤだけで保管すると傷みやすい
- ┗タイヤのみ交換する際に手間が増える
- ホイールなしでタイヤだけ買うのが向いている人
- ホイールの役割
- ホイールなしのタイヤに関するよくある質問
- タイヤはホイールなしでも買えるが車の走行にホイールは必要
- ホイールなしのタイヤでも走行できますか?
- タイヤ交換はホイールなしでもできますか?
- ホイールなしのタイヤの値段はいくらですか?
- ホイールのハブ径とは?
- ホイールと車のハブ径が合わないとどうなる?
- ホイールと車のハブ径が合わない場合の対処法
- ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うメリット
- ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うデメリット
- ホイールのハブ径に関するよくある質問
- ホイールのハブ径のサイズによって合わない場合の対処法が変わる
- タイヤの速度記号とは
- ┗速度記号が表す重要な情報
- ┗アルファベットで表されている速度記号一覧
- 速度記号の意味と重要性は?
- ┗安全性へ影響するのか?
- ┗タイヤ選びに重要になる要素は?
- お車に合った速度記号の選び方
- ┗車両スタイルと速度記号の整合性をみましょう
- 高速道路での速度記号の影響はあるのか
- ┗高速道路での速度記号の重要性はどのくらい?
- タイヤの速度記号と耐久性の関係性
- ┗速度記号とタイヤの材質・構造の影響
- ┗耐久性向上のための速度記号の適切な選び方
- ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの速度記号には違いがあるの?
- ┗ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの違い
- この記事のまとめ
- ホイールカラーで車の印象をガラリと変わる
- ホイールカラー選びで注意すべき5つのポイント
- 失敗しないホイールカラーの選び方4つのポイント
- ┗基本カラーを押さえる
- ┗ベーシックカラーを選ぶ
- ┗シーズンに合わせる
- ┗使用目的に合わせる
- カラーホイールでよくある質問
- ┗赤いホイールに似合う車は?
- ┗青いホイールに似合う車は?
- ┗白いホイールに似合う車は?
- まとめ
- 車のボディカラーとの相性
- 車の使用シーンを考慮
- メンテナンスのしやすさ
- トレンドを追うか、オリジナリティを重視するか
- 価格(再販売価値があるか)
- 基本カラーを押さえる
- ベーシックカラーを選ぶ
- シーズンに合わせる
- 使用目的に合わせる
- 赤いホイールに似合う車は?
- 青いホイールに似合う車は?
- 白いホイールに似合う車は?
- グレード別サイズ表
- ┗ハリアーサイズ早見表
- ハリアーのタイヤを選ぶ時のポイント
- ┗サマータイヤの場合
- ┗スタッドレスタイヤの場合
- ハリアーにおすすめしたいタイヤ
- ┗おすすめのサマータイヤ
- ┗おすすめのスタッドレスタイヤ
- “ハリアーのタイヤに関するよくある質問 “
- ┗ハリアーの235/55R18におすすめな1番お手頃価格の国産サマータイヤを教えてほしいです。海外品はやめた方がいいですか?商品商品リンク入れてください
- ┗ハリアーは16インチにインチダウンすることはできますか?
- ┗ミシュランのサマータイヤをはきたいのですがサイズ設定はあってもSUV専用ではないのですが装着しても問題ないですか?
- まとめ
車とホイールは、車側からでているボルトとホイールを止めているネジ(ナット)とで固定されています。どちらも金属なので、融雪剤による錆や経年劣化による錆により固着してしまっている場合があります。
ネジ山のピッチが合っていないネジやボルト・ナットが使われてしまい、雄ネジ・雌ネジのネジ山同士が噛み合わない状態になっている、というのが3番目のパターンです。
ネジを外せたとしても、ネジ山を修正しなければいけないので、結果的には、ボルトもナットも部品交換が必要になります。
ナットが外れない場合の対処法
ナットが外れない場合は、まずはWD-40やPBブラスターなどのオイルを使用してみてください。オイルをナットとボルトの間にしみ込ませ、数時間待ってから、ナットをゆっくりと緩めてみましょう。
それでも外れない場合は、ペンチやレンチを使ってみる、ナットの頭を叩いて緩めるというような方法もあります。
最終手段としては、ナットツイスターを使用する方法もあります。ナットツイスターとは、損傷したボルトを取り外すための工具です。
ボルトを損傷するため、最後の手段として使用されます。ナットツイスターを使用したボルトは再利用できません。
ナットの錆をとる方法
ナットの錆の主な原因は、酸素と水分が含まれた空気が、ホイールナットの金属部分に触れることで引き起こされる化学反応です。
ホイールナットの錆が広がると、ホイールだけでなくタイヤ全体の機能にも影響を及ぼします。そのため、ナットの錆に気づいたらすぐに取り除くことが大切です。ナットの錆をとる方法は以下の5つです。
自宅で簡単にできる方法もあるため、ぜひ試してみてください。詳しい方法は以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ:ホイールナットは合うものを選ぼう

ホイールナットは、一見すると小さなパーツですが、車の安全な走行を支える上で非常に重要な役割を果たしています。形状の合わないナットを使用することは、自分だけでなく、周りの人にも危険を及ぼす可能性があります。
ホイールナットを選ぶ際は、形状やサイズなどをしっかりと確認し、安全に走行できるよう心がけましょう。
ホイールナットを交換すると、ドレスアップや盗難防止効果が期待できます。自分好みの足回りを演出しながら、大切なホイールを守れるメリットがあります。
サイズや形状はメーカーや車種によって異なるので、必ず自分の車に合ったものを取り付けるようにしましょう。
タイヤワールド館ベストでも、ホイールナットを取り扱っております。当店のオンラインショップで購入の場合は、車種情報からピッタリのサイズ・個数のナットをお届けします。
全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。
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ホイールデザインには4つの種類があることをご存知でしたか?
種類によって、ベースとなるデザインや特徴も変わってきますので、車体のデザインや足回りに求める要素に合わせて種類を選ぶと、愛車にぴったりのホイールが見つかるはずです。
もしドレスアップをメインに考え、足回りに個性を出したいとお考えであれば、「ディッシュホイール」が最もおすすめです!デザイン性が高く、カスタムユーザーからも長く愛され続けているホイールの一つです。
ただし、車の知識があまりない方だと「ディッシュホイールって何?」「どんな特徴があるの?」と感じている方も多いと思います。
そこで今回はディッシュホイールの魅力や特徴、メリットまで詳しく解説していきます。
最後は、インチ別に分けて「2024年おすすめのディッシュホイール」も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ディッシュホイールとは

ディッシュホイールとは、流行りに流されないこだわり派からも愛され続けているデザインのホイールです。
インパクトがある外観になるため、愛車の印象を一気に変えられるなど、他ホイールにはない特徴が魅力となっています。
ホイール選びの幅を増やすためにも、ディッシュホイールの基本に迫っていきます。
ディッシュホイールの特徴と構造
ディッシュホイール最大の特徴は、ディスク部が円盤状になっているケースが多く、スポークではなくディスク部がデザインのメインになっています。
通常、ホイールはリム(ホイール外周部)とディスク部の二つがスポークで繋がって構成されていますが、ディッシュホイールには基本的にスポークがありません。
短いスポークがあるディッシュホイールもありますが、ディスク部が大きい=ディッシュホイールと覚えておきましょう。
ちなみにディスク部が円盤状になっていて、「お皿に見たい」と例えられたことから、ディッシュホイールと呼ばれているそうです。
尚、全てのホイールに共通する内容ですが、「構造」について理解をしておくほうがより最適なホイール選びができるようになりますので、以下補足情報も記載しておきます。
| 構造 | 形状 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1ピース構造 | リムとディスク部が一体になっている | 軽量、強度が高い |
| 2ピース構造 | リムとディスク部が別々になっている | ディスク部のデザインやオフセットの自由度が高い |
| 3ピース構造 | 表側リム・裏側リム・ディスク部が別々になっている | ディスク部のデザインやオフセットの自由度が最も高い |
ホイールの構造によって特徴やメリットも変わりますので、ホイールを選ぶ時には、構造による違いも意識してみてください。
デザインが「スポーク」「フィン」「メッシュ」タイプとは異なる
ホイールには、「スポーク」「フィン」「メッシュ」「ディッシュ」の4タイプがありますが、ディッシュホイールが最も個性的なデザインをしています。
ディッシュホイールは、ディスク部が円盤状に広がっているデザインになるため、足回りを個性的なデザインに仕上げたいユーザーにはピッタリのデザインです。
最近はスポークホイールが主流になっていますが、オリジナリティを出したいならディッシュホイールを候補の一つに入れるべきでしょう。

今でも人気があるレトロホイール
先ほど説明したように、最近はスポークを主体としたホイールが多くなっている風潮もあり、スポークがないディッシュホイールは「レトロ」と呼ばれる存在でもあります。
ただ、いまだに根強いファンは多く、車好きからは常に注目を集めている種類でもあります。
また、ディッシュホイールはスポーティーな雰囲気ではなく、「ラグジュアリー」「重厚感」を最大限出せるホイールです。
ドレスアップ目的でホイールを変えるのであれば、必ずチェックしておきましょう。
ディッシュホイールのメリット・デメリットは?

ディッシュホイールの特徴だけでなく、メリット・デメリットも把握しておきましょう。
ホイールを選ぶ際の判断材料になるはずです。
メリット
ディッシュホイール最大のメリットは、他タイプにはない個性的なデザインのホイールが選べる点です。
● 足回りのインパクト
● 独特なデザイン
● 高級感
これらを車全体で演出したいユーザーは、ディッシュホイールを一度試してみるのをおすすめします。
車の足回りを変えるだけで、ガラッと車の印象が変わるはずです。
他にも、「強度が高い」といったメリットもあるため、足回りを強固に固めたいユーザーにも最適でしょう。
デメリット
ディッシュホイールのデメリットは、3つあります。
● 車体に合っていないと違和感が出る
● 小さな傷が気になる
最も気になるのは「ホイールが重い」部分で、バネ下重量によってパフォーマンスに影響が出る車には大きなデメリットになるでしょう。
不向きな車のタイプについては、後ほど解説します。
また、デザイン重視のホイールになるため、車体がカスタマイズされていない・地味な車体に装着してしまうと、ホイールが浮いた存在になり違和感が出る点も注意です。
さらに、見た目を重視していることもあり、小さな傷が気になってしまうなど神経質になってしまうのも一つのデメリットになります。
ディッシュホイールが似合う車・似合わない車

ディッシュホイールに似合う車(最適な車)と似合わない車(不向きな車)について整理しておきます。
| 似合うタイプ | 似合わないタイプ |
|---|---|
| セダン車 | スポーツ車 |
| ミニバン車 | 小型車 |
| VIPカー | パワーが非力な車 |
| 車体サイズが大きい車・アメ車 | – |
豪華でラグジュアリー、剛性感のある重厚な雰囲気のホイールになるので、似合う車も限られてきます。
一方で、ディッシュホイールは重量があるため、パフォーマンス重視のスポーツタイプやサイズが小さい車には避けたほうが良いでしょう。
ちなみに不向きな車については、あくまでメリットやデメリットを踏まえた上での指標となりますので、必ずしもNGというわけではありません。あくまで一つの参考として捉えていただければと思います。
【サイズ別】今人気のディッシュホイールを紹介

最後に、今人気を集めているおすすめのディッシュホイールを紹介していきます。ディッシュホイールが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【14インチ】モンツァジャパン:ハイブロックバレックス
【15インチ】MLJ:DaytonaSS(デイトナ)
【15インチ】KYOHO:AME PPX MIL8(ミルエイト)
【16インチ】MID(マルカ):ROADMAX(ロードマックス)
【16インチ】クリムソン:ディーン クロスカントリー
【17インチ・18インチ】MLJ:XTRIME-J XJ 03
【17インチ・18インチ】AKUT(アクト):ゼロブレイクZ
【17インチ・18インチ・20インチ】シルクブレイズ:ジュネスグルーヴ
【14インチ】ウェッズ:ヴィセンテ04 EV

人気メーカーのウェッズから販売されているヴィセンテ04は、インチが小さいながらも重厚感と気品あるデザインで人気のホイールです。
カラーは2種類展開で、赤いラインが入っているブラック&レッドラインカラーが特に人気となっています。

基本的にはエブリィワゴン専用ホイールとして販売されていますが、OEM車両であるクリッパーやタウンボックスなど他の軽バンにも装着可能となります。
| カラー | シルバーorブラック&レッドライン |
| PCD | 100.0 |
| ホール数 | 4 |
| 価格 | ¥33,300〜 |
【14インチ】モンツァジャパン:ハイブロックバレックス

ハイブロックバレックスはディッシュホイールらしく、ディスク部が大きく広がっているデザインで、足回りに存在感かつパワフルさを演出してくれるホイールです。
さらに、リムカラーがディスク部と変わっていることがアクセントになり、軽快に走り抜けるようなデザインになっている点も注目でしょう。

似たようなホイールがないため、個性を出したいユーザーにおすすめです。
| カラー | MAT Black / RIM Polish 、 Pearl White / RIM Polish |
| PCD | 100.0 |
| ホール数 | 4 |
【15インチ】MLJ:DaytonaSS(デイトナ)

デイトナSSはカスタムユーザーから絶大な人気を誇るMLJのデイトナシリーズで、スチール製でありながら愛用家も多いホイールです。
見た目がワイルドなので、ジムニーやデリカ、ハイエースなど人気カスタム車との相性が良いだけでなく、軽バンのインチアップ・ドレスアップにもおすすめです。
今回は15インチでのおすすめですが、14〜16インチのサイズ展開があるので、足回りに存在感を持たせたいユーザーはぜひ手に取ってみてください。

なおスチール製になるので、ホイールが重くなってしまう点はデメリットです。
| カラー | ブラック(レッド/ブルーライン)orクローム |
| PCD | 139.7 |
| ホール数 | 6 |
| 価格 | ¥57,400〜 |
【15インチ】KYOHO:AME PPX MIL8(ミルエイト)

ミルエイトはかっこよさの中にちょっとした遊び心を取り入れたデザインで、アクティブ派ユーザーに最適なデザインでおすすめです。
ベースは、無骨な雰囲気に車をドレスアップさせるデザインになっていますが、アクセントにイエローラインが入っていることで、可愛らしい一面も持っています。
したがって、冒険に出かけるようなワクワク感を演出しているホイールです。

また、見た目がポップなデザインにもなっているため、女性が乗る自動車とも相性が良いでしょう。
| カラー | セミグロスブラック×イエローライン |
| PCD | 100.0 |
| ホール数 | 4 |
| 価格 | ¥55,460円〜 |
【16インチ】MID(マルカ):ROADMAX(ロードマックス)WO-7

ロードマックスWO-7は、丸型に切り抜かれたデザインで、独特なデザインの中に渋い一面も演出してくれるホイールです。
こちらのホイールを製造しているマルカは、国内でも高いシェア率を誇るメーカーで品質の高さに高評価を獲得しているので、デザインだけでなくクオリティに関しても信頼性は十分といえます。

街中をみてもあまり見かけないホイールになっているので、個性派にはうってつけといえます。
| カラー | セミグロスブラック/フランジDC |
| PCD | 114.3or139.7 |
| ホール数 | 5 |
| 価格 | ¥57,300〜 |
【16インチ】クリムソン:ディーン クロスカントリー

クロスカントリーは長年支持を集め続けているディーンシリーズから販売されているクラシカルなデザインで、レトロ感が好きなユーザーにはたまらないホイールです。
このホイールを装着するだけで一気にレトロな車へ大変身するため、ゴツい車にアクセントを加えたい時にもマッチします。

ランドクルーザーやハイエースに装着するユーザーも多いホイールで、絶大な人気を誇っています。
| カラー | マットブラックorバーニッシュバーニッシュグレイorマーガレットホワイト |
| PCD | 150.0 |
| ホール数 | 5 |
| 価格 | ¥128,900〜 |
【17インチ・18インチ】MLJ:XTRIME-J/XJ03

XTRIME-J XJ 03はディスク部とリムが2トーンになっているホイールで、洗練されたデザインでまとまりつつ、個性的なワイルドな雰囲気も兼ね備えたホイールになっており、オフロード系とも相性は抜群です。
XTRIMEシリーズはSUV車ユーザーから人気を集めていて、今回紹介するホイールは足回りを綺麗にまとめてくれるデザインに仕上がっているだけに、支持率が高い商品になっています。

無骨な雰囲気やタフさの中に、上品さを求める方にも最適なホイールです。
| カラー | フラットブラック/スモークフランジ |
| PCD | 150.0 |
| ホール数 | 5 |
| 価格 | ¥86,600〜 |
【17インチ・18インチ】AKUT(アクト):ゼロブレイクZ

ゼロブレイクZはハイエース専用として設計されたホイールで、豪快なデザインに仕上がっているため、足回りに迫力を求めるユーザーには最適なホイールです。
似たようなデザインのホイールはないため、特別なハイエースに仕上げたいユーザーはぜひこちらのホイールを選んでみてください。

ハイエース専用と選べるユーザーは限定的ですが、日産キャラバンなどサイズが合えば他の車にも流用ができます。
| カラー | ブラックポリッシュ |
| PCD | 139.7 |
| ホール数 | 6 |
| 価格 | ¥110,760〜 |
【17インチ・18インチ・20インチ】シルクブレイズ:ジュネスグルーヴ

ジュネスグルーヴはディスク部から細いスポークが伸びていて、独特なデザインをしているホイールで、装着するだけで外車のような雰囲気に変貌できる点が魅力です。

ラグジュアリーな雰囲気と迫力感を持っているため、ドレスアップ目的で装着するにはぴったりのホイールでしょう。
| カラー | ブラックポリッシュ |
| PCD | 139.7 |
| ホール数 | 6 |
| 価格 | ¥133,300〜 |
ディッシュホイールを選ぶならタイヤワールド館ベスト

車の足回りを変えるだけで、車体全体の印象を大きく変えられるため、個性を出したいユーザーであればディッシュホイールを選ぶのがおすすめです。
スポークタイプが主流になっているからこそ、ディッシュホイールを履いているだけで、他の車と大きな差別化が狙えますので、ホイールを選ぶ際は候補にあげてみてはいかがでしょうか。
ディッシュホイールを含めて、豊富な在庫数から愛車にぴったりのホイールを探したい方は、タイヤワールド館ベストがおすすめです。東北エリアにお住まいであれば、各店舗 に足を運んでいただき、プロスタッフに直接相談しながらホイール選びが可能です。
もし、遠方にお住まいであれば、検索機能が分かりやすく、愛車に適合するホイールが誰でも探せると高評価を集めているオンライントもご用意しています。
ただホイールを注文するだけでなく、全国に約4,000の提携店舗しているため、インターネット上で取付作業の手配まで完了できます。
住んでいる地域内の取付店を予約できるので、予約当日は車に乗って現地へ向かうだけで取付可能です。
気になる方は、下記のリンクからECサイトにも足を運んでみてください。




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夏タイヤのスリップサインについて、以下のような疑問や不安を抱いていませんか?
● スリップサインが見えることによるデメリットは?
● スリップサインが見えても同じタイヤを使い続けていいの?
本記事では、夏タイヤのスリップサインの見方や、スリップサインが見えることによる車への影響などを解説します。
スリップサインの出現を遅らせるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
スリップサインとは?

スリップサインとは、タイヤにある溝の深さが1.6mmになると見える印のことです。スリップサインの場所は、上記写真のようにタイヤの側面にある三角マークの延長線上に出現します。
三角マークの延長線上にはタイヤの溝があり、その深さを見てタイヤの消耗具合を判断できます。スリップサインはタイヤの消耗が進むと出現するため、スリップサインが見える状態での走行は危険です。

スリップサインが出た状態で走行した場合、以下のように整備不良で罰則を受ける可能性があります。
● 9,000円の罰金
また、国土交通省が明示する保安基準の中にも、タイヤに関して以下の基準が設けられています。
滑り止めのために作られたタイヤの溝部分は、1.6mm以上の深さを有すること
参考:国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」
夏タイヤを履く際は、スリップサインが出ていないか定期的に確認しましょう。
夏タイヤのスリップサインの見方

夏タイヤのスリップサインの見方は、以下のとおりです。
先ほどの国土交通省が示した保安基準では、タイヤの溝が1.6mm以上の深さを有することとされていましたが、安全に走行できる深さは4mmまでです。
新品の夏タイヤは溝の深さが8mmのため、およそ半分以下の深さになるとタイヤの交換基準と言えます。

スリップサインの見方については、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。

夏タイヤのスリップサインが見えることによるデメリット

夏タイヤのスリップサインが見えることによるデメリットは、以下の3つです。
● 交通違反になる可能性がある
● 車検に引っかかり走行不可になる
それぞれ詳しい内容を確認しましょう。
大きな事故につながる
スリップサインはその名の通り、見えている状態で走行するとスリップの原因になり大きな事故につながります。夏タイヤの溝がなくなると、濡れた路面を走行した際にタイヤのトレッドと道路の間にある水を排出できなくなるため、スリップしやすくなるからです。
とくに雨の日の高速道路では、夏タイヤのトレッドと道路の間に水の膜が発生し、車が宙に浮いたような状態になります。この状態で走行すると、うまくハンドルを操作できずブレーキがききにくくなり、ハイドロプレーニング現象(タイヤの水上滑走現象)の発生につながる恐れがあります。
交通違反になる可能性がある
スリップサインが見える状態で走行し続けると、整備不良と見なされ交通違反になるかもしれません。
万が一、整備不良であることが発覚すると、普通車と大型車ともに違反点数2点の加算対象になります。また普通車と大型車で、それぞれスリップサインに対する罰金が以下の金額に定められています。
| 車の種類 | 罰金の金額 |
|---|---|
| 普通車 | 9,000円 |
| 大型車 | 12,000円 |
罰金はあくまでも運転者本人の問題ですが、スリップサインが見える状態での走行は大きな事故につながり、他人を巻き込むリスクがあることを頭に入れておきましょう。
車検に引っかかり走行不可になる
夏タイヤの溝の深さが1.6mm以下になり、スリップサインが見えると車検に引っかかり走行不可になる可能性があります。その場でタイヤ交換をしたのち、再度車検を受けるため、その分費用や時間の負担は増えます。
夏タイヤの平均寿命は5年ほど。そのため、新車購入後2回目もしくは3回目の車検を受ける際は、夏タイヤの溝の深さを確認しておきましょう。スリップサインが見えるなら、車検前にタイヤ交換が必要です。
車検に合格するためのタイヤの溝の深さについて知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

夏タイヤのスリップサインの出現を遅らせるコツ

夏タイヤのスリップサインの出現を遅らせるコツは、以下の5つが挙げられます。
ちょっとした工夫でスリップサインの出現を遅らせられるため、ぜひ実践してみてください。
1.急ハンドルや急ブレーキを避ける
急ハンドルや急ブレーキなどの荒い運転は、夏タイヤの摩耗ペースを早めるため避けたほうがいいでしょう。
また、スピードを出しすぎると、夏タイヤの消耗に影響します。高スピードで走行するとブレーキをかける時間が増加し、夏タイヤへの負担が増えるからです。
運転する際は緩やかにハンドルを操作し、スピードの出しすぎやブレーキの踏みすぎなどに気をつけながら、夏タイヤに負担の少ない走行を心がけましょう。
2.定期的に空気圧を調整する
車の基本的な点検である空気圧の調整は、夏タイヤの消耗に大きな影響を与えます。
空気圧を安定させることで夏タイヤの性能を十分に発揮できるだけでなく、偏摩耗(タイヤの消耗する箇所が偏ること)を抑制できます。そのほかにも、夏タイヤの空気圧を安定させれば、走行抵抗が軽減し燃費の悪化防止にもなるでしょう。
夏タイヤの空気は自然に抜けていくため、車検とは別に1ヶ月に1回程度の定期的な点検をして、タイヤのコンディションを良好な状態にすることが大切です。
3.タイヤのローテーションを行う
タイヤの装着位置を入れ替える「タイヤローテーション」は、スリップサインの出現を遅らせる効果が期待できます。なぜなら、タイヤは装着位置によって摩耗に偏りが出るからです。
一般的に、前輪のほうが摩耗しやすく、タイヤ設置面のショルダー部分が減りやすい傾向にあります。後輪の場合、接地面のセンター部分が摩耗しやすくなります。
なおタイヤローテーションをする走行距離の目安は、5,000kmほど。摩耗具合の適切な判断や安全な作業のためにも、業者に依頼するのがおすすめです。
4.適切な方法でお手入れする
適切なお手入れや保管により夏タイヤの劣化を防ぎ、スリップサインの出現を遅らせる効果が期待できます。
主に、以下の点に注意してお手入れや保管をしましょう。
● ワックスを使用する場合は水性タイプを使う
● 可能なら雨が凌げる場所に駐車する
● タイヤのみ保管する場合はカバーを被せる
屋根がある場所に駐車できない場合は、車カバーやタイヤカバーを使用し、雨の侵入を防ぐのがおすすめです。
5.荷物をバランスよく積む
積載する荷物が多ければ、夏タイヤに負荷がかかります。夏タイヤの劣化が進むと、スリップサインの出現も早まります。そのため、不要な荷物は積みっぱなしにせず、車から降ろしましょう。
とくにトランクにある荷物で使ってない不要なものがあれば、降ろすか処分するか検討しましょう。
また荷物の積み方に偏りがあると、重い部分の夏タイヤのみが摩耗しやすくなり、スリップサインの出現にも偏りが生まれるため、荷物はバランスよく積むことが大切です。
夏タイヤのスリップサイン以外に判断できるタイヤ交換の基準

夏タイヤのスリップサイン以外のタイヤ交換の基準は、以下3つの要素から判断できます。
● 走行距離
● 劣化状態
それぞれどのような点を見ればいいか解説します。
使用年数
夏タイヤの寿命は、およそ5年といわれています。そのため、溝が残っておりスリップサインが見えていなくても、使用開始後5年以上経過した夏タイヤは交換を検討しましょう。
タイヤはゴム製品のため、使用せずとも時間が経つにつれて柔軟性がなくなり、ひび割れが発生する恐れがあります。
柔軟性がなくなると路面をつかみにくくなり、ブレーキやハンドルなどの操作に影響するかもしれません。ひび割れはパンクにつながる恐れもあるため、5年以上経過した場合は業者に点検してもらいましょう。
走行距離
一般的にタイヤのゴムは、5,000kmほど走行するとおよそ1mm摩耗します。夏タイヤの溝の深さは8mmなので、およそ40,000km走ると溝がなくなる計算です。
夏タイヤが安全に走行できる溝の深さは4mmまでといわれています。摩耗した状態で走り続けると、トレッド部分の水を正常に排出できなくなり、ブレーキやハンドルがきかなくなり滑るハイドロプレーニング現象の発生につながります。
参考:BRIDGESTONE「タイヤの寿命はどれぐらい?知っておきたい交換時期と見分け方」
以上のことから、夏タイヤは走行距離20,000kmを目安に交換しましょう。

劣化状態
夏タイヤの見た目から劣化状態を確認して、交換を判断することも可能です。たとえば、夏タイヤの表面がひび割れていたり、釘やガラスのかけらなどが刺さっていたりする場合、パンクの危険性もあるので交換したほうがいいでしょう。
またひび割れは夏タイヤが柔軟性を失ったサインでもあり、鋭利なものに触れると損傷するリスクが高まります。
外から見えない夏タイヤの内部が損傷する可能性もあるため、定期的にタイヤ点検をしてもらい、夏タイヤの内部状態も確認してもらいましょう。
夏タイヤのスリップサインに関するよくある質問

夏タイヤのスリップサインに関するよくある質問は、以下の3つです。
それぞれの質問に対し、わかりやすく回答します。
夏タイヤはスリップサインが出るギリギリまで使ってもいい?
スリップサインが出るまで夏タイヤを使うのは危険です。
夏タイヤは溝の深さが残り4mm以下になると、ハンドルやブレーキがききにくくなりタイヤが浮いたように滑る「ハイドロプレーニング現象」が起きやすくなります。
新しい夏タイヤの溝の深さは8mmですが、5,000km走行すると1mm摩耗するため、20,000km走ると溝の深さは残り4mmになります。
走行距離も考慮しながら、スリップサインが見えるギリギリまで使用するのは避けましょう。
走行可能なスリップサイン溝の深さは高速道路でも同じ?
走行可能なスリップサインの溝の深さは、一般道路と高速道路で以下のように異なります。
| 車の種類 | 走行可能な溝の深さ (一般道路) |
走行可能な溝の深さ (高速道路) |
|---|---|---|
| 普通車・軽トラック | 1.6mm | 1.6mm |
| 小型トラック | 1.6mm | 2.4mm |
| 大型車 | 1.6mm | 3.2mm |
高速道路の場合、より早いスピードでのスリップのリスクが高まるため、走行可能な溝の深さが異なります。
ただし、走行可能な溝の深さは最低ラインであり、1.6mmギリギリまで走行し続けるのは危険です。先述のとおり、溝の深さが4mm以下になったらタイヤ交換を検討しましょう。
夏タイヤが寿命を迎える溝の深さは何ミリ?
夏タイヤが寿命を迎える溝の深さは、4mm程度といわれています。新しい夏タイヤの溝の深さは8mmなので、半分以下になると交換したほうがいいでしょう。
夏タイヤの溝の深さが1.6mm以下になると、スリップサインが出現します。スリップサインが出現した状態では、車検に合格できない可能性があります。
夏タイヤの寿命も考慮し、スリップサインが出現する前に交換できるよう、業者で定期的に点検してもらいましょう。
夏タイヤのスリップサインを見逃さず安全に運転しよう

夏タイヤはスリップサインが見えた時点で、かなり摩耗している状態です。夏タイヤの寿命は溝の深さが4mm以下といわれているため、スリップサインが出現する前に交換することが大切です。
本記事内でも紹介した「夏タイヤのスリップサインの出現を遅らせるコツ」を参考に、タイヤを長持ちさせましょう。
タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。
夏タイヤのスリップサインをはじめタイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストにぜひお気軽にご相談ください。

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トヨタの純正ホイールは、車種にあったデザインで開発されているため、かっこいいと感じる方もいるでしょう。ただ純正ホイールだからといって、必ずしもすべての人がかっこいいと感じるとは限りません。
● 純正ホイールのメリットやデメリットは?
● 純正ホイール以外におすすめのホイールはある?
本記事では、トヨタの純正ホイールについて触れながら、車種別のおすすめホイールを紹介します。トヨタ車に乗っており、ホイールの選択に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
トヨタの純正ホイールはかっこいい?

純正ホイールはその車種にあったデザインで開発されているため、パッと見たときのバランスのよさが特徴です。しかし、見た目がかっこいいと感じるのは一人ひとりの価値観によって異なるため、純正ホイール=かっこいいとは言えないでしょう。
トヨタ車にもさまざまな車種があり、純正ホイールのデザインも車に合わせて作られています。高級感があるデザインをかっこいいというのなら、トヨタの場合はレクサスという上級ブランドを展開しており、純正ホイールも車に合わせた作りになっています。
かっこよさの基準は人それぞれ異なるため、実際に車やホイールのデザインを見ながら、自分好みのものを選ぶのがいいでしょう。
トヨタの純正ホイールのメリット

トヨタの純正ホイールのメリットは、以下の3つです。
● 強度が高い
● 高値で取引できる場合がある
純正ホイールは車にはじめから備えられているため、車を購入するだけで上記のメリットを得られます。それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。
サイズやデザインが車にあっている
トヨタの純正ホイールは、あらかじめ装着する車に合わせて作られているため、サイズがぴったりとフィットします。また、装着する車に馴染みやすい見た目にデザインされているのも特徴です。
ホイールのサイズが合わないと車両からはみ出しますし、そもそも装着すらできない場合もあります。純正ホイールなら、サイズやデザインが合わないなどの失敗はありません。
強度が高い
トヨタをはじめとした純正ホイールは、社外ホイールに比べると重量が重めに作られている分、強度があり耐久性に優れています。重量が重いホイールを着用することで、走行が安定し乗り心地がよくなる効果も期待できます。
また純正ホイールは、塗装も分厚く塗られているものが多く剥がれにくいため、見た目を保つ上での強度も強いのが特徴です。
ホイールを含めたタイヤの重さが車にもたらす影響については、以下の記事で詳しく解説しています。

高値で取引できる場合がある
トヨタの純正ホイールは、販売する車種に合わせて作られているため、希少価値がありオークションで高値で取引されることがあります。
とくにグレードの高い車種の純正ホイールは、ほかの車種に装着することでアップグレード感を出せるため人気の商品です。トヨタ車の中では、クラウンやベルファイア、レクサスなどが挙げられるでしょう。
ただ基本的に純正ホイールの価値は、装着されている車種がモデルチェンジされるまでと言われています。生産量の少ない希少な車種のホイールは、変わらず高値で取引される可能性があるでしょう。
トヨタの純正ホイールのデメリット

一方、トヨタの純正ホイールのデメリットは以下の2つです。
● 他の人と被りやすい
純正ホイールは車種に合わせて作られているため、デメリットは多くありません。とはいえ注意すべきポイントもあるため、購入前に確認しましょう。
強度は強いが重い
トヨタ車をはじめとした純正ホイールは、強度が強く耐久性に優れているのがメリットですが、その反面ホイール自体は重いのが特徴です。
ホイールが重いと、走行が安定するというメリットはあるものの、以下のようなデメリットもあります。
● 持ち運びしにくい
● 加速しにくい
燃費に関しては、タイヤの空気圧が少なくなると悪化するため、定期的にタイヤの空気圧はチェックしましょう。
他の人と被りやすい
トヨタ車に限らず、純正ホイールはその車種に初期装備されているため、ほとんどの方は純正ホイールを装着しています。そのため、他の方とデザインが被りやすくオリジナリティはありません。
車種によっては、ホイールのデザインが古く感じる方もいるでしょう。トヨタの純正ホイールはトヨタのマークが入っているデザインが特徴で、同じ車種に乗っていれば同じホイールになります。
ホイールを自分好みのデザインにして、他の方と差別化を図りたい場合は、純正ではなく社外ホイールを選ぶのがおすすめです。
トヨタの純正ホイールの値段や購入方法

トヨタの純正ホイールは、ディーラーやタイヤショップなどでも購入できますが、値段が高い傾向にあるため、ネットショップやオークションなどで購入するのがおすすめです。
ネットショップの場合は中古扱いですが、購入と同時に純正ホイールを外した「新車外し」という新品同様のものが販売される場合もあります。
たとえば、楽天市場でトヨタの純正ホイールを検索すると、以下のような値段のものが表示されます。
| ホイールの概要 | 値段 |
|---|---|
| ・中古未使用品 ・トヨタ80系ハリアー純正ホイール ・4本セット/225/55R/19インチ |
198,000円 |
| ・中古新品同様 ・トヨタエスティマ アルミホイールリメイク品 ・4本セット/18×7J/18インチ |
129,800円 |
ただしネットショップやオークションはトラブルのリスクもあります。正規品を購入したい場合は値段は高くなりますが、ディーラーに相談するのがおすすめです。
【車種別】トヨタの純正ホイールの特徴とおすすめホイールを紹介

以下5つのトヨタ車をピックアップし、それぞれの純正ホイールの特徴と、車種ごとにおすすめのホイールを紹介します。
● シエンタ
● プリウス
● ハリアー
● ヴェルファイア
タイヤワールド館ベストでは、さまざまなホイールを取り扱っており、お客様の車にあったホイールも見つかるはずです。
純正ホイールから別のホイールに変更したい方は、ぜひ探してみてください。
アクア
アクアの純正ホイールの概要は、以下のとおりです。
| 車のグレード | Z(2WD) |
|---|---|
| タイヤサイズ | 185/65R15 |
| ホイール | 15×6Jアルミホイール(センターオーナメント付) |
アクアにおすすめのホイールは、以下のようなものがあります。
| ブランド | LEONIS レオニスSK |
|---|---|
| カラー | パールブラックミラーカット(PBMC) |
| インチ | 14インチ |
| 価格 | 93,700円〜 |
| ブランド | AME スマックCREST(クレスト) |
|---|---|
| カラー | サファイアブラック/ポリッシュ |
| インチ | 15インチ |
| 価格 | 74,800円〜 |
「LEONIS レオニスSK」は、シンプルながら高低差のある立体的なデザインが特徴のホイールです。
「AME SMACK AME スマックCREST(クレスト)」は、トレンド性の高いデザインで高級感と存在感をプラスしてくれます。塩害低減対策設計が採用されており、冬でも安心して装着可能です。
関連記事:トヨタ アクアにおすすめしたいスタッドレスタイヤ・ホイール紹介

シエンタ
シエンタの純正ホイールの概要は、以下のとおりです。
| 車のグレード | HYBRID Z 2WD(7人乗り) |
|---|---|
| タイヤサイズ | 185/65R15 |
| ホイール | 15×5½Jスチールホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック×シルバーメタリック塗装]) |
シエンタにおすすめのホイールは、以下のようなものがあります。
| ブランド | LEONIS レオニスVR |
|---|---|
| カラー | PBMC/TI(パールブラックミラーカット/チタントップ) |
| インチ | 15インチ |
| 価格 | 107,800円〜 |
| ブランド | AME SMACK AME スマックGRAIVE(グレイヴ) |
|---|---|
| カラー | サファイア ブラック×ポリッシュ |
| インチ | 15インチ |
| 価格 | 66,700円〜 |
「LOENIS レオニスVR」は、個性的なデザインが好きで雰囲気を180度変えたい方におすすめです。
「AME SMACK AME スマックGRAIVE(グレイヴ)」は、複雑な造形でホイールの美しさを強調したい方に向いているでしょう。
関連記事:新型シエンタにおすすめしたいカスタム系アルミホイール

プリウス
プリウスの純正ホイールの概要は、以下のとおりです。
| 車のグレード | Z(ハイブリッド車 2WD) |
|---|---|
| タイヤサイズ | 195/50R19 |
| ホイール | 19×6½Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック/センターオーナメント付) |
プリウスにおすすめのホイールは、以下のようなものがあります。
| ブランド | ZACK ザックJP-325 |
|---|---|
| カラー | ブライトシルバー |
| インチ | 18インチ |
| 価格 | 99,100円〜 |
| ブランド | VELVA ヴェルヴァSPORT2(スポルト2) |
|---|---|
| カラー | ディープメタル2 |
| インチ | 19インチ |
| 価格 | 131,300円〜 |
「ZACK ザックJP-325」は、軽い、強い、かっこいいの3要素を高い次元で融合するホイールです。塩水腐食耐久試験でも1,000時間をクリアしており、冬でも安心して使用可能です。
「VELVA ヴェルヴァSPORT2(スポルト2)」は、スポーツカーへの装着を想定したホイールで、軽量化とデザイン性が高いレベルで実現されています。
関連記事: 冬にはきたい60系プリウスにおすすめのアルミホイール
ハリアー
ハリアーの純正ホイールの概要は、以下のとおりです。
| 車のグレード | Z“Leather Package”(ハイブリッド車 2WD) |
|---|---|
| タイヤサイズ | 225/55R19 |
| ホイール | 19×7Jアルミホイール(スーパークロームメタリック塗装) |
ハリアーにおすすめのホイールは、以下のようなものがあります。
| ブランド | RMP 050F |
|---|---|
| カラー | セミグロスガンメタリック |
| インチ | 19インチ |
| 価格 | 177,100円〜 |
| ブランド | HOMURA ホムラ2×10BD |
|---|---|
| カラー | DMC/サイドグレイスシルバー |
| インチ | 19インチ |
| 価格 | 277,700円〜 |
「RMP 050F」は、シンプルかつスポーティなデザインが特徴のホイールです。スポークの長さを目立たせながらも、落ち着きのあるシャープな見た目を表現しています。
「HOMURA ホムラ2×10BD」は、凛とした佇まいのメッシュ系デザインで、SUVによく似合います。さらに、メッシュデザインと一体となったセンターキャップにあるRAYSのエンブレムも印象的です。

ヴェルファイア
ヴェルファイアの純正ホイールの概要は、以下のとおりです。
| 車のグレード | Z Premier(ハイブリッド車 2WD) |
|---|---|
| タイヤサイズ | 225/55R19タイヤ |
| ホイール | 19×7Jアルミホイール(ブラックスパッタリング塗装) |
ヴェルファイアにおすすめのホイールは、以下のようなものがあります。
| ブランド | EMITZ イミッツ |
|---|---|
| カラー | ブラックカットクリア(BP) |
| インチ | 19インチ |
| 価格 | 353,700円〜 |
| ブランド | MAVERICK マーベリック1613M |
|---|---|
| カラー | サムライゴールド |
| インチ | 19インチ |
| 価格 | 340,100円〜 |
「EMITZ イミッツ」は、クラシカルなデザインで、足元に重厚さと輝きをを与えてくれるホイールです。
「MAVERICK マーベリック1613M」は、80年代のトレンドであった13交点のデザインが特徴のホイールです。低位置に構えたピアスボルトが、さらに奥行きを生み出しています。


かっこいいトヨタの純正ホイールは流用もおすすめ

かっこいいトヨタの純正ホイールは、流用するのもおすすめです。以下3つのテーマ別に、流用について解説します。
トヨタの純正ホイールの流用例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.純正ホイールの流用とは?
純正ホイールの流用とは、他メーカーや他車種の純正ホイールを装着することです。たとえば、現在使用中の日産の車にトヨタの純正ホイールを装着すると、純正ホイールを流用したことになります。
流用のメリットは、本来装着しているホイールにはないかっこよさがあり、自分のセンスを表現できる点です。別メーカーの純正ホイールを装着する面白さも味わえるでしょう。
2.純正ホイールを流用する際の注意点
純正ホイールを流用する際は、事前に以下3つのことを確認しておきましょう。
● PCDの数値(※)
● ハブ径
※PCDとは”Pitch Circle Diameter”の略で、「ピッチサークル直径」のことです。ホイールにあるボルトの穴は円状に配置され、その円の直径をmmの単位で表したものです。
装着したい純正ホイールがあっても、これらの数やサイズが異なると装着できないので、事前に確認した上で流用しましょう。
3.トヨタの純正ホイール流用例
トヨタの純正ホイールの流用には、以下のような例があります。
| 装着した車種 | 流用した純正ホイール |
|---|---|
| トヨタマークX | トヨタクラウン |
| トヨタアルファード | レクサスRX |
| トヨタプリウス | トヨタイプサム |
| トヨタプリウス | カローラスポーツ |
純正ホイールは販売時に装着する車種に合わせたデザインですが、ほかの車種に流用することで、新鮮なデザインになる場合もあります。
トヨタの車種で好きな純正ホイールがある場合、自分の車種に流用してカスタマイズを楽しみましょう。
純正ホイール以外にもトヨタ者に合ったかっこいいホイールがある

トヨタの純正ホイールはかっこいいものもありますが、社外ホイールもさまざまなデザインがあり、自分好みのものが見つかるでしょう。
社外ホイールは純正ホイールに比べて値段もお手頃なものが多いため、ホイールのデザインや機能などに悩む方は、ぜひタイヤワールド館ベストにご相談ください。
タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、トヨタの純正タイヤに関する相談をはじめ、タイヤに関することを専門に対応しています。

2022年6月からベストライターチームとして本格始動!
タイヤやホイール等車に関するあらゆる悩みを解消できたり、
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ホイールナットに付いた錆に関して、以下の悩みを感じていませんか?
● ホイールナットの錆は放っておくと危険?
● 錆が付きにくくする方法を知りたい
ホイールナットが錆びると、見た目だけでなく車の走行にも影響を及ぼす可能性があり、放置するのは危険です。
本記事では、ホイールナットの錆の取り方や予防対策、錆による車へのリスクなどを紹介します。ホイールナットの錆に悩む方は、ぜひ参考にしてください。
ホイールナットに錆が付く原因

ホイールナットに錆が付く主な原因は、以下の4点です。
● 排気ガスやホコリなどの汚れ
● 塩分や硫黄などの付着
● 保護塗装の破損や劣化
錆の主な原因は酸素と水分が含まれた空気が、ホイールナットの金属部分に触れることで引き起こされる化学反応です。
さらにホイール表面に汚れや塩分などが付着したり、ホイールを保護している塗装が剥がれたりすることで、錆が広がりやすくなります。
ホイールナットの錆が広がると、ホイールだけでなくタイヤ全体の機能にも影響を及ぼします。そのため、錆が発生したらすぐに取り除くことが大切です。こまめにメンテナンスを行うことが、効果的な錆対策につながります。
ホイールナットに付いた錆を取る方法5選

ホイールナットに付いた錆を取る方法は、以下の5つです。
自宅で簡単にできる方法もあるため、ぜひ試してみてください。それぞれの詳しい方法を確認しましょう。
1.ワイヤーブラシを使う
軽い錆なら、金属製のワイヤーブラシで削り取れます。ワイヤーブラシは用途により、以下の3種類に分かれます。
| ワイヤーブラシの種類 | 用途 |
|---|---|
| 真鍮(しんちゅう) | しつこい汚れの除去 |
| ナイロン | 傷つきやすい部分の掃除 |
| ステンレス | 水回りの汚れや錆落とし |
錆の状況や付いた部分によって、ワイヤーブラシの種類を使い分けましょう。ホイールナットの場合、真鍮とステンレスのどちらかが有効の可能性があります。
使用方法は簡単で、錆の部分を磨くように削り落とすだけです。ただしステンレスの場合はブラシ分が硬く、ホイールを傷つける恐れもあるため、慎重に様子を見ながら使用しましょう。
2.錆取り剤を使う
ワイヤーブラシでは落ちそうにない頑固な錆に対しては、錆取り剤が有効です。
錆取り剤は主に2つのタイプがあり、それぞれの使い方を以下の表にまとめました。
| タイプ | 使い方 |
|---|---|
| 磨くタイプ | 1. 錆取り剤、ゴム手袋、やわらかい布2枚を準備する |
| 2.ゴム手袋を着用し、布に錆取り剤を適量付ける | |
| 3.錆びた部分を布で拭く | |
| 4.きれいな布で錆取り剤を完全に拭き取る | |
| つけ置きタイプ | 1.錆取り剤、ステンレストレー、歯ブラシ、ゴム手袋、ゴーグルを準備する |
| 2.ゴム手袋とゴーグルを着用する | |
| 3.ステンレストレーに錆びたホイールナットを入れる | |
| 4.ステンレストレーに錆取り剤を入れる | |
| 5.最大1時間を限度につけ置く | |
| 6.歯ブラシで磨きながら温水か水で洗い流す |
錆取り剤によっては強力な酸性のものもあるため、皮膚に直接付かないようゴム手袋の着用は必須です。
3.重曹を使う
重曹を水に溶かしてペースト状にすると、重曹の粒子が錆を削り落とし、錆取り剤の替わりとして使えます。
重曹を使った錆取りで必要なものは、以下の4つです。
● 水
● 歯ブラシ
● 乾いた布
錆取り手順は、以下のとおりです。
錆がひどくなる前に使用すれば、効果的に錆を落とせる可能性があるので、日頃からホイールナットの錆のチェックも行いましょう。
重曹は錆取り剤以外にも、キッチンやトイレなどの掃除にも使える万能アイテムです。一家にひとつあれば非常に便利なので、ホイールナットの錆取りや普段の掃除のために購入するのもおすすめです。
4.クエン酸を使う
クエン酸でホイールナットの錆を落とすことも可能です。手頃な値段で、気軽に購入できる使い勝手のよさが魅力です。
まずは以下のものを準備しましょう。
● お湯
● プラスチック製のトレー
クエン酸を使ったホイールナットの錆取り手順は、以下のとおりです。
クエン酸は水に溶けにくいため、必ずお湯に溶かして使いましょう。
またクエン酸とお湯を入れるトレーは、プラスチック製のものを選んでください。金属製のものは、クエン酸の成分により変色する可能性があります。
5.専門業者に依頼する
ホイールナットの錆が重度の場合、ディーラーやタイヤ専門店などの業者に依頼するのがいいでしょう。ブラシや錆取り剤などを使用して錆を取ることは可能ですが、重度の錆の場合はホイールナットやホイールを傷つける恐れがあります。
また錆の付き具合によって、適切な錆の取り方や錆取り剤が異なる可能性があります。業者に依頼すれば、専門知識と経験をもとにホイールを傷つけることなく錆取りしてくれるでしょう。
タイヤワールド館ベストでも、ホイールの錆取りをはじめ車のメンテナンスに関する悩みに対応しているので、ぜひご活用ください。
ホイールナットだけでなくホイール全体に錆が発生した場合の対処法については、以下の記事をぜひ参考にしてください。

ホイールナットが錆びないための予防対策

ホイールナットが錆びないためには、以下3つの予防対策が有効です。
ちょっとした工夫でホイールナットは錆びにくくなります。事前にできる対策は確実に行っておきましょう。
1.錆防止剤を塗る
ナット部分を含めたホイール全体を、錆防止剤でコーティングすることで錆を予防可能です。
ホイール自体は、基本的に塗装保護されているため錆びにくい状態になっています。専用の錆防止剤でコーティングすることで、より強い保護効果が期待できるでしょう。
錆防止剤は自分で購入して塗ることも可能ですが、専門の業者に依頼するのがおすすめです。業者によるコーティングは錆防止以外にも、錆の要因となる汚れを防いだり、ホイールの劣化を遅らせたりする効果もあります。
2.錆に強いナットを使う
錆に強いナットを使うのも効果的です。たとえば、以下のようなタイプのナットは錆びにくくなっています。
● 袋式タイプ
保護膜が厚いものは、通常のものよりも厚くメッキが塗られているため、錆びにくい加工がされています。
袋式タイプは、内側に空気や水が入りにくい形のため、ボルト部分を含めたナットの内側が汚れにくく錆びにくいのが特徴です。
市販のものを購入して自分で付けることはできますが、よくわからない方は専門の業者に依頼したほうがミスなく装着できるでしょう。
3.こまめに洗浄を行う
ホイール全体の汚れは、ホイールナットが錆びる原因のひとつです。ホイールの表面に付いた雨水や排気ガスの汚れなどが、錆の広がりを促進します。
そのため、ホイールの洗浄をこまめに行うことは、効果的な錆予防対策になります。
ホイールの洗浄をする際は、以下の点に注意してください。
● 頑固な汚れはブラシやスポンジで無理に落とそうとしない
● どうしても落ちない汚れは強酸タイプのクリーナーを使う
● 見えない部分の汚れはスプレータイプの洗剤で洗い落とす
● 洗浄後は水気を取って乾燥させる
洗浄中にホイールの表面に傷を発見した場合は、業者に依頼して補修することで錆が広がりにくくなります。
ホイールナットの錆を放置するリスク

ホイールナットが錆びたままの状態にしておくと、以下のリスクにつながる恐れがあります。
● パンクやバーストするの危険性がある
● タイヤが外しにくくなる
脱輪やパンクなどは大きな事故につながる危険性が高いため、ホイールナットの錆対策は確実に行うことが大切です。リスクを把握した上で、錆対策の重要性を認識しましょう。
脱輪する恐れがある
ホイールナットの錆を放置すると、ナットがハブボルトから外れてしまい脱輪する危険性があります。万が一、走行中に脱輪すると車や自分だけでなく、他人も巻き込む重大な事故になりかねません。
ホイールナットが少し錆びているからといって、すぐに脱輪する可能性は低いです。しかし、ホイール全体に錆が広がるまで放置するのは
パンクやバーストするの危険性がある
ホイールナットの錆を放置すると、ホイールだけでなくタイヤのパンクやバーストなどの重大事故につながります。ホイールナットの錆はホイールに広がり、そこからタイヤを腐食させることで空気が抜ける原因となります。
ホイールナットの錆によるタイヤの腐食では、徐々に空気が抜けていくため、すぐにパンクには気づきにくいです。そのため、気づかず高速道路を走行すると、パンクやバーストする恐れがあります。
遠出する際は、ホイールの錆だけでなくタイヤ全体のメンテナンスを業者に依頼して、パンクやバーストなどのリスクを減らしておきましょう。
タイヤが外しにくくなる
ホイールナットの錆をそのままにしておくと、ボルトが錆に引っかかりタイヤが外れにくくなります。自分でタイヤ交換をする場合に、ホイールナットの錆が原因でタイヤが外れないときは、専門業者に依頼しましょう。
錆がひどい場合は自力でタイヤを外すのは難しく、無理やりタイヤを外そうとするとナットやボルトが変形する恐れがあります。無理に取ろうとしてナットやボルトが変形した状態で業者に依頼すると、余計な手間が発生します。
自力で外すのが難しいと感じた時点で、迷わず業者に依頼し、プロに任せましょう。
ホイールナットに付いた錆に関するよくある質問

ホイールナットに付いた錆に関するよくある質問は、以下の3つです。
それぞれわかりやすく回答しているので、参考にしてください。
1.ホイールナットの内側の錆はどうすれば取れますか?
ホイールナットの内側の錆は、以下の方法で取るのが効果的です。
● 重曹を溶かしたお湯につけ置きする
● クエン酸を溶かしたお湯につけ置きする
錆取り剤や重曹などとあわせて、最後にブラシを使うことで、より効果的に錆を取り除くことが可能です。
ホイールナットの内側の錆は目に見えにくいため、定期的に清掃を兼ねて錆取りをするといいでしょう。
2.錆びたホイールナットが回らないときはどうすればいいですか?
錆びたホイールナットが回らないときの効果的な対処法は、浸透潤滑剤を使うことです。浸透潤滑剤は自転車のチェーンの動きをよくしたり、錆を予防したりする効果があります。
浸透潤滑剤を使った、回りにくい錆びたホイールナットを回す手順は、以下のとおりです。
「タイヤが外れない」「ナットが回らない」などの困りごとの解決法は、以下の記事を参考にしてください。

3.ホイールナットの交換時期の目安はいつですか?
ホイールナットの交換時期は、メーカーが指定していない限り基本的には半永久品となります。ただし、時間の経過とともに必ず劣化するので、車の点検時にあわせてホイールナットの状態をチェックしてもらうといいでしょう。
本記事のテーマである「ホイールナットの錆対策」は、ホイールナットの劣化に関係する重要な要素です。長く丈夫に使い続けるためにも、ホイールナットの錆取りや予防対策はできるだけ行いましょう。
ホイールナットの錆は事前対策が大切

ホイールナットは錆が発生する前に予防することが大切です。錆の予防対策は、本記事で紹介した「ホイールナットが錆びないための予防対策」を参考にしてください。
ホイールナットの錆を放置すると、タイヤの脱輪やパンク、バーストなどのリスクが高まり大きな事故につながる恐れがあります。日頃からホイール全体の錆チェックを行い、こまめにメンテナンスを行いましょう。
タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。
ホイールナットの錆をはじめとしたメンテナンス関係でお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。




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購入する時のポイントなど
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タイヤを買おうか迷っており、以下の疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
● ホイールって絶対必要なの?
● そもそもホイールの役割って何?
ホイールは、車のデザインや走行などのために重要な役割を担っています。本記事では、ホイールなしのタイヤに関するさまざまな疑問に回答します。
ホイールなしのタイヤを購入したい方や、ホイールの役割などが知りたい方は、ぜひ本記事をお役立てください。
タイヤはホイールなしでも買える?

タイヤをホイールなしで買うのは問題ありません。ただし、タイヤのみを購入する場合は、事前に装着予定のホイールのサイズを確認する必要があります。
またタイヤのみ交換する場合は、ホイールごと交換するよりも手間がかかるため、ほとんどの方はタイヤとホイールセットで購入しています。
タイヤやホイールはインチ数やリム幅などのサイズが決められており、異なるサイズのものは装着できません。ホイールのサイズを把握した上で、交換したいタイヤを選びましょう。
ホイールサイズの見方については、以下の記事で詳しく解説しています。

ホイールなしでタイヤだけ買うメリット

ホイールなしでタイヤだけ買うメリットは、以下の3つです。
● ホイール付きよりも持ち運びしやすい
● お気に入りのホイールをそのまま使える
費用面やデザイン面などを気にする方にとっては、ホイールなしのタイヤを買うのがおすすめです。それぞれのメリットの内容を確認しましょう。
ホイールとセットで買うよりも安く済む
ホイールなしでタイヤだけ買う場合、ホイールとセットで購入するよりも安く済みます。
以下はある商品を、タイヤのみとタイヤとホイールセットで購入した場合の違いです。
| タイヤのサイズ | 14インチ |
| 料金相場 | ・タイヤのみ:5,900円〜 ・タイヤとホイールセット:48,000円〜 |
| 製品ブランド | ・タイヤのみ:5,900円〜 ・タイヤ:BLIZZAK (ブリザック) VRX2 ・ホイール:BEST selection ※参考商品ページ |
ホイールはタイヤのみよりも高いため、新しくタイヤを購入する場合に金額を抑えたい方は、タイヤのみの購入がおすすめです。
ホイール付きよりも持ち運びしやすい
タイヤを自宅で保管する場合、タイヤのみだとホイール付きよりも軽く持ち運びやすいのがメリットです。
ホイールによっては軽量化が進んでいるものもありますが、それでもホイールひとつにつき5kgはあります。重いものだと8kgを超えるものもあり、持ち運びに苦労するでしょう。
店舗に持ち込んでタイヤ交換する際も、タイヤのみのほうが重量が軽く、ホイール付きよりもトランクに載せやすくなります。
お気に入りのホイールをそのまま使える
ホイールにはさまざまなデザインがあり、好みのホイールも人によって異なります。使用中のホイールのデザインや形状が気に入っているのなら、タイヤのみ交換したいと思う方もいるでしょう。
ホイールなしでタイヤのみを購入しておけば、お気に入りのホイールをそのまま使用しタイヤのみ交換という選択も可能です。
現在使用中のホイールのデザインにこだわりがある方は、タイヤのみ購入し、オールシーズン同じホイールでタイヤのみ夏と冬で使い分けてもいいでしょう。

ホイールなしでタイヤだけ買うデメリット

ホイールなしでタイヤだけ買うデメリットは、以下の2つです。
● タイヤのみ交換する際に手間が増える
メリットと比べながらご覧ください。それぞれの詳しい内容を確認しましょう。
タイヤだけで保管すると傷みやすい
ホイールなしでタイヤだけを保管すると、以下の理由で劣化しやすくなります。
● ホイール付きであれば空気を充填し保管できるため歪まない
● タイヤのみで横積みにすると側面に負荷がかかり傷みやすい
ホイールなしのタイヤは軽いため持ち運びは便利ですが、いい状態で保管しにくい点は大きなデメリットです。
タイヤの正しい保管方法については、以下の記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

タイヤのみ交換する際に手間が増える
タイヤのみの交換は、ホイールごと交換するよりも複雑で手間が増えてしまいます。
自分で交換する場合は、タイヤチェンジャーという専用工具が必要です。タイヤチェンジャーとは、タイヤをホイールから外す際に使用する専用機器です。
タイヤのみを交換したい場合、カー用品店やタイヤ専門店などに依頼して、プロに任せたほうがいいでしょう。費用はかかりますが、作業時間や手間なく交換可能です。
なおホイール付きのタイヤ交換を自分でする手順については、以下の記事を参考にしてください。

またタイヤワールド館ベストのYouTubeチャンネルでは、タイヤ交換作業の様子を公開しているので、店舗に依頼する際の参考にしてください。
ホイールなしでタイヤだけ買うのが向いている人

以下の方は、ホイールなしでタイヤだけ買うのに向いているでしょう。
● タイヤの購入費用を安く抑えたい方
● タイヤ交換を自分で行わない方
タイヤのみの交換は手間はかかりますが、デザイン性や費用面などのメリットはあります。先述のメリットやデメリットを考慮しながら、タイヤだけを購入するか考えてみてください。
現在使っているホイールが気に入っている方
現在使用中のホイールのデザインが気に入っている人は、タイヤのみ購入して交換するのがおすすめです。お気に入りのホイールを付けて運転することで、自分好みのおしゃれを車で表現できるため、より楽しく運転できる効果が期待できます。
ホイールとセットで購入したほうが交換時の手間は減りますが、デザイン面で妥協することに抵抗がある方はタイヤのみ交換しましょう。
ただし、スタッドレスタイヤの場合、ホイールによってサイズがない可能性もあるため、事前にディーラーやタイヤ専門店などに問い合わせることが大切です。
タイヤの購入費用を安く抑えたい方
タイヤとホイールをセットで購入するよりも、タイヤのみ購入するほうが値段は安く済みます。ホイール交換が必要なく、タイヤ交換の費用を少しでも安く抑えたい方は、タイヤのみの購入がおすすめです。
ホイールの値段はさまざまですが、タイヤよりも高いため、セットで購入するとどうしても費用は膨らむ傾向があります。しかし大半の場合、タイヤとセットで販売されている商品はセット割引が適用されているので、一概には言えないのが難しいところです。
ホイールもタイヤもさまざまな種類があるため、費用以外にもデザインや機能などを考慮しながら、自分の車にあったものを選びましょう。
タイヤとホイールセットとタイヤのみの値段の違いについては、本記事の「 ホイールとセットで買うよりも安く済む」を参考にしてください。
タイヤ交換を自分で行わない方
タイヤのみの交換は、ホイールごと交換するよりも複雑で自分で作業するのは大変です。ホイールごとタイヤ交換する方は多いですが、タイヤのみの場合は専用の工具が必要になり、作業も複雑になります。
タイヤ交換を自分で行う予定がなくディーラーやタイヤ専門店などのプロに任せるのなら、タイヤのみ購入しても作業負担はありません。
タイヤのみの交換については、記事内の「タイヤのみ交換する際に手間が増える」で解説しているのであわせてご覧ください。
ホイールの役割

ホイールの役割は、主に以下の4つが挙げられます。
● 車のデザイン性を高める
● 走行性能を左右する
● 車の熱を外に逃がす
ホイールは、デザイン以外にも車が走行する上で、さまざまな効果をもたらす重要なパーツです。ホイールの役割を知った上で、自分にあったホイールを探す参考にしてください。
エンジンのパワーをタイヤに伝える
ホイールの最大の役割は、エンジンから生み出されるパワーをタイヤに伝えて車を動かすことです。エンジンのパワーが、ホイールに付いている車軸を回転させることでタイヤを動かします。
タイヤのみでは車に装着できないため、エンジンのパワーがタイヤに伝わらず、走行は不可能です。タイヤとホイールはセットであり、どちらも車の走行に必要不可欠な部品です。
車のデザイン性を高める
ホイールにはさまざまなデザインがあり、車の見た目をおしゃれにしてくれる役割があります。自分好みのホイールを選べば、車を通じてオリジナリティを表現できるのも魅力的です。
純正タイプのホイールもデザインがいいものはありますが、好みの色を選んだり、スポーティーな雰囲気のものを選んだりすれば、自分好みにカスタマイズする楽しみを味わえます。
好きなホイールを選び車のデザイン性を高めると、車への愛着が湧き、運転も楽しくなるでしょう。
走行性能を左右する
ホイールの素材や構造などが異なるだけでも、走行性能は変わります。
たとえば、アルミホイールはほかの素材よりも軽いため、車の下部の重量を抑えてサスペンションの動きを改善する効果が期待できるでしょう。サスペンションの動きが改善されると、スムーズなハンドリングやブレーキ性能の向上などにつながり走行性能が向上します。
ホイールはデザインや値段だけでなく、走行性能を高めて快適な運転を実現してくれます。
車の熱を外に逃がす
車はブレーキをかけると、摩擦によって熱が生じて車の温度が上がる構造です。ブレーキのたびに発生する熱が車の中に溜まり続けると、熱トラブルを引き起こす可能性があります。
車の放熱は、ホイールが回転することで、内部に溜まった熱を放出し外気が中に入る仕組みです。ホイールによって車の温度が上がりすぎないよう調節され、熱トラブルを防止します。
とくにアルミホイールは熱伝導の効果が高く熱を放出しやすいため、熱トラブルのリスクをより軽減してくれます。
ホイールなしのタイヤに関するよくある質問

ホイールなしのタイヤに関するよくある質問は、以下の3つです。
ホイールなしのタイヤに関する情報を事前に知ることで、タイヤ購入や交換の際の参考になり、スムーズに手続きや作業を進められるでしょう。
1.ホイールなしのタイヤでも走行できますか?
ホイールなしでタイヤのみの場合は、車は走行不可能です。なぜなら、ホイールはエンジンの動力をタイヤに伝える役割があり、ホイールなしではタイヤが回転しないからです。ただし、ホイールに付いているホイールキャップはなくても走れます。
ホイールもタイヤも、さまざまなデザインや性能のものがあります。少しでも快適な走り心地を実現するためにも、それぞれの車に合ったタイヤやホイールを選びましょう。
2.タイヤ交換はホイールなしでもできますか?
タイヤ交換はホイールなしでも可能です。たとえば、以下の場合は、タイヤのみ交換するほうがいいでしょう。
● ホイールのデザインが気に入っている
● ホイールなしの新品タイヤが余っている
タイヤのみ交換するのは問題ありませんが、ホイールとのサイズが異なると装着できないため、サイズを確認してから購入しましょう。
タイヤはそのままでホイールのみ交換する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

3.ホイールなしのタイヤの値段はいくらですか?
タイヤワールド館ベストで取り扱っている、ホイールなしのタイヤの料金は以下のとおりです。
| ブランド | サイズ | 値段 |
|---|---|---|
| BLIZZAK (ブリザック) VRX | 14インチ | 9,900円 |
| ZIEX ZE914F | 17インチ | 10,530円 |
| GRANDTREK PT | 20インチ | 42,100円 |
参考: タイヤワールド館ベスト
タイヤのみはホイール付きよりも値段は抑えられますが、ブランドやサイズなどによって値段は大きく異なります。
車のタイヤ交換の値段や、車種別タイヤの価格相場について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

タイヤはホイールなしでも買えるが車の走行にホイールは必要

タイヤはホイールなしでも購入できますが、車の走行においてはホイールは必要不可欠です。ホイールはデザイン性だけでなく、走行機能にも影響する重要なパーツです。
タイヤのみだと購入費用は抑えられますが、交換費用や作業の手間の増加、保管時に劣化しやすいなどのデメリットがあります。タイヤを交換する際は、ホイールとセットで行うほうが効率的です。
タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、オンラインで購入したタイヤを作業店へ直送可能です。購入したタイヤを自宅に一時保管することなく、作業店へ来店するだけでタイヤ交換できます。
タイヤをネット価格で安く購入し、さらに工賃も安くしたい方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索してみてください。



2022年6月からベストライターチームとして本格始動!
タイヤやホイール等車に関するあらゆる悩みを解消できたり、
購入する時のポイントなど
足回りを取り扱うプロとして執筆していきます!
公式InstagramやTwitterも更新しているので是非
そちらもご覧ください!
ホイールと車のハブ径が合わない場合について、以下のような疑問を持っていませんか?
● ホイールと車のハブ径が合わない場合どうすればいいの?
● ホイールのハブ径のサイズは大きくても小さくてもいいの?
本記事では、ホイールと車のハブ径が合わない場合の対処法を紹介します。具体的な対処として、スペーサーを使う方法を解説します。
スペーサーのメリットやデメリットについても触れているので、ホイールと車のハブ径が合わずに困っている方はぜひ参考にしてください。
ホイールのハブ径とは?

ホイールのハブ径とは、ホイールを取り付ける部分の中心にある穴のサイズのことを指します。ホイールを取り替える際は、ハブ径に注意して同様のサイズのものを選ぶことが大切です。
ハブ径が大きすぎるとホイールとハブ径に隙間が生じ、走行時のブレや振動などにつながる可能性があります。
純正ホイールの場合は、車のハブ径とピッタリに作られているため問題ありませんが、ハブ径が異なるホイールを取り付ける際は、ハブリング(スペーサー)を使い隙間を埋めなければいけません。
※ハブリング(スペーサー)については、ハブ径が合わない場合の対処法の「スペーサーを使う」を参考にしてください。
ハブ径は、車の種類によって以下のようにサイズが異なります。
| 車の種類 | ハブ径のサイズ |
|---|---|
| 国産の小型車 | 54mm・56mmなど |
| 国産の普通車 | 60mm・64mm・66mm・67mmなど |
| 欧米車 | 57mm・66.5mmなど |
ホイールを別の種類に取り替えようと考えている方は、所有する車のハブ径のサイズを確認しておくといいでしょう。
純正品と社外品でホイールのハブ径は異なる
純正ホイールと社会ホイールはハブ径が異なります。前述のとおり、純正ホイールは装着する車種に合わせて作られているため、ハブ径はピッタリで問題ありません。
しかし、社会ホイールはさまざまな車種に合わせるため、ハブ径が大きめに作られています。
ホイールはハブ径以外にも、以下のような要素を考慮する必要があります。
● PCD(ピッチ・サークル・ディアメータ)
● インチ
関連記事:ホイールのオフセットの計算方法とは?許容範囲や注意点もあわせて解説
関連記事:ホイールサイズの見方!サイズの変更や選ぶときの注意点も解説
オフセットやPCDは同じサイズでなければいけませんが、ハブ径は多少大きめでもハブリングによって隙間を埋めれば、社外ホイールも使用可能です。
ホイールと車のハブ径が合わないとどうなる?

ホイールと車のハブ径が合わないと、以下のトラブルにつながる可能性があります。
● 走行中のブレや振動につながる
ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合は、そのまま装着できますが、ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合は、ハブリングやホイールの加工などが必要です。
ハブリングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ハブリングの役割と重要性!ハブリングに関する質問にも回答します
ホイールの取り替えをしたいけどハブ径についてよくわからない方は、タイヤワールド館ベストにお気軽にご相談ください。
ホイールと車のハブ径が合わない場合の対処法

ホイールと車のハブ径が合わない場合の対処法について、以下2つのパターン別に解説します。
● ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合
社外ホイールは基本的にハブ径が大きく作られていますが、純正ホイールを流用する場合はハブ径が小さい場合もあります。
どのようなホイールに取り替えるのかによって対処法も異なるので、それぞれのパターンを把握しておきましょう。
ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合
ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合は、以下の対処法が有効です。
● 気になる場合はスペーサーを使う
それぞれ詳しい内容を確認しましょう。
基本的にそのままでも装着できる
ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合は、基本的にそのまま装着しても問題ありません。社外ホイールの場合は、ハブ径が70ミリ以上のものが多く、ほとんどの車に装着可能なサイズです。
ハブ径が異なる場合でも問題なく装着可能で走行もできるため、そのまま着用する方も多くいます。
ただし少なからず走行状態に影響する可能性もあるため、気になる場合はハブリングと言われるスペーサーを使うのがおすすめです。
スペーサーについては「ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うメリット」を参考に、使用をご検討ください。
気になる場合はスペーサーを使う
ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合で、以下の方はスペーサーを使うといいでしょう。
● ハンドルのわずかなブレが気になる
● ホイールを脱着することが多い
● 車への負担を少しでも減らしたい
現状は、ホイールと車のハブ径が合わなくてもそのまま装着している方が多いです。しかし、車の走行状態を完璧にしないと気が済まない方は、スペーサーを使用したほうがストレスなく運転できるでしょう。
ただし「ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うデメリット」もあるので、あわせてご覧ください。
ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合
ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合は、以下の方法で対処しましょう。
● 業者に依頼してホイールを加工してもらう
それぞれの内容を解説します。
スペーサーを使う
ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さいケースは稀ですが、純正ホイールを流用する場合に該当する可能性があります。
この場合は、以下2つの対処法が効果的です。
● ワイドトレッドスペーサーを使用する
ホイールスペーサーやワイドトレッドスペーサーなどについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ホイールスペーサーのメリット・デメリットとは?装着時の注意点と価格も解説
ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合はそのまま装着しても問題ありません。
しかし、ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合にそのまま装着すると、脱輪やブレなどのリスクにつながり非常に危険です。ホイールを取り付ける際は、ハブ径を必ず確認しましょう。
業者に依頼してホイールを加工してもらう
ホイール側にスペーサーを入れる余裕があればいいのですが、ホイールを外側に出す余裕がない場合はスペーサーを使用できません。
スペーサーを使う方法以外にも、ホイールを加工するという選択も可能です。しかし、すべてのホイールが加工ができるとは限りません。また、自力で加工するのは難しいため、業者に依頼することが必要です。
加工を検討中の場合、金属加工業者やホイールの加工業者などに、加工料金の見積もりや加工可能なホイールの確認などを問い合わせてみましょう。
ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うメリット

ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うメリットは、以下の3つが挙げられます。
● ホイールナットの負担軽減につながる
● ホイールの着脱がしやすくなる
スペーサーはハブリングとも言われ、ハブ径が合わない場合に発生するリスクを減らせるので、使用するのがおすすめです。
それぞれのメリットについて、具体的な内容を確認しましょう。
ハンドルのブレを減らせる
スペーサーを使いホイールと車の隙間をなくすことで、ハンドルのブレが軽減される効果が期待できます。
高速道路でスピードを上げた際にハンドルがブレる場合は、ハブ径の違いが原因になっている可能性があります。
社外ホイールを装着後にハンドルのブレが気になる方は、スペーサーの使用を検討しましょう。
ホイールナットの負担軽減につながる
ハブ径が合っていないまま車を走らせると、ホイールからの力はホイールナットが受けることになります。とくに横方向への力は、ホイールを止めているナットへ大きな力がかかるでしょう。
スペーサーを使用すれば、ホイールからの力をナットだけでなくスペーサーも受けることになり分散される効果が期待できます。ホイールナットへの負担を軽減すれば、劣化予防にもつながるでしょう。
ホイールの着脱がしやすくなる
スペーサーを付けることで、ホイールのセンター部分が通常よりも外に出るため、ナットが回しやすくなりホイールの着脱がしやすくなります。
通常はセンター部分が出ていないため、ナットが中に入り込み回しにくくなっています。
タイヤ交換を業者に任せる場合は負担は変わりませんが、普段から自分でタイヤ交換をする方でハブ径が合わない場合、スペーサーを使うことで作業効率がアップするでしょう。
ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うデメリット

ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うデメリットは、以下の2つです。
● スペーサーを取り忘れる場合がある
デメリットへの対策もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
金属タイプの場合は錆が発生しハブに固着しやすい
スペーサーは、主に以下2つのタイプに分かれます。
● 樹脂タイプ
金属タイプの場合は、錆や腐食によりハブに固着しやすい点がデメリットです。金属タイプを使う場合は、あらかじめスペーサーに防錆剤を塗ったり、ハブに付いている錆を落としたりして、固着を予防するのがおすすめです。
樹脂タイプであれば錆や腐食は発生しませんが、金属タイプに比べると耐久性が劣ります。
スペーサーを取り忘れる場合がある
スペーサーを使うのは、純正品以外のホイールを装着する場合です。万が一パンクや故障等で純正のスペアタイヤに交換する際は、スペーサーを取り外さなければいけません。
しかし突然トラブルが発生した場合、スペーサーを取り忘れる可能性があります。
スペーサーを付けたままでも純正ホイールを装着できますが、ホイールナットが通常よりもきつくなり締めつけすぎてボルトを傷める恐れがあります。
パンクやトラブル時に自力でスペアタイヤを取り付ける場合は、必ずスペーサーを外しましょう。
ホイールのハブ径に関するよくある質問

ホイールのハブ径に関するよくある質問は、以下の3つです。
● ホイールのハブ径が合わない場合でもナットを締めれば問題ない?
● ホイールと車のハブ径が合わない場合は必ずスペーサーを使用するべき?
それぞれの回答を見ていきましょう。
ホイールのハブ径が車のハブ径より1mmでも小さいと装着できない?
ホイールのハブ径が、車のハブ径より1mmミリでも小さい場合は、そのままの状態では装着できません。
ホイールのハブ径が車のハブ径より小さい場合は、ホイールスペーサーやワイドトレッドスペーサーを使用して装着しましょう。
装着方法については「 ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合 」を参考にしてください。
ホイールのハブ径が合わない場合でもナットを締めれば問題ない?
ホイールのハブ径が合わない場合でも、テーパー座ナットを採用する車ならばスペーサーは必要ありません。
テーパー座ナットは、先端が円錐のような形をしておりナットを締めた際にズレにくい構造になっているため、スペーサーなしでも問題ないと言われています。
テーパー座ナットは多くの車に採用されていますが、採用されていない車の場合は、スペーサーを使ってハブ径の隙間を埋めましょう。
テーパー座ナットについては、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:【保存版】ホイールナットは車種で形状・角度が違う|テーパー座が一般的な理由とは?
ホイールと車のハブ径が合わない場合は必ずスペーサーを使用するべき?
ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーの使用は必須でありませんが、走行中のブレや脱輪のリスクなどを軽減するためにも、使用が推奨されています。
ただしホイール管理ではナットの重要性が高いため、緩みの確認やトルク管理など定期的なチェックは行いましょう。
スペーサー(ハブリング)ありとなしの比較映像を、タイヤワールド館ベストのインスタグラムで公開しているので、ぜひご覧ください。
ホイールのハブ径のサイズによって合わない場合の対処法が変わる

ホイールのハブ径が合わない場合、以下のようにどちらが大きいかで対処法が異なります。
(スペーサーの使用が推奨されている)
● 車のハブ径がホイールのハブ径よりも大きい場合はスペーサーの使用が必須
ハブ径が異なることで、走行中のブレや振動などにつながる可能性があるため、走行性能を高めるためにも、スペーサーを効果的に使いましょう。
タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。
ホイールのハブ径をはじめタイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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タイヤの速度記号とはスピードレンジとも言います。このタイヤに記載しているスピードレンジはそのタイヤがどのくらいの速度まで耐えられるのかを表す記号になっています。この速度記号が意味する重要性などを現役スタッフが解説していきます!ぜひ最後までご覧下さい。
タイヤの速度記号とは

タイヤの速度記号とはタイヤサイズの後に記載されているアルファベットのことです。これがどんな意味を示しているのか解説してきます!
速度記号が表す重要な情報
速度記号はタイヤの最大許容速度を示すアルファベットのコードになります。これは、タイヤがどれくらいの速度で安全に使用できるかを示す重要な情報で、タイヤの側面に記されています。

アルファベットで表されている速度記号一覧
| 速度記号 | 最高速度 (km/h) |
|---|---|
| N | 140 |
| P | 150 |
| Q | 160 |
| R | 170 |
| S | 180 |
| T | 190 |
| U | 200 |
| H | 210 |
| V | 240 |
| W | 270 |
| Y | 300 |
| ZR | 240以上 |
速度記号の意味と重要性は?

安全性へ影響するのか?
はい!安全性に直接影響します。タイヤは、車両が地面と接触する唯一の部分です。その性能は車両の操縦、制動、加速に大きな影響を与えることになります。
速度記号は、タイヤが安全に扱うことができる最高速度を示すため、速度記号に適合しない高速走行はタイヤにとって危険であり事故のリスクを高めてしまいます。また、速度記号を無視して高速で運転するとタイヤが持つ最大耐久性や耐熱性を超える可能性がありその結果、タイヤが過熱し摩耗が進み最悪の場合はタイヤがバーストしてしまいます。

安全運転とタイヤの寿命を確保するためには、速度記号を適切に選択し、遵守することがとても重要になってきます。
タイヤ選びに重要になる要素は?
私たちタイヤメーカーは、車両に適切な速度記号のタイヤを推奨しています。速度記号だけでなく荷重指数・ノーマルタイヤ・スタッドレスタイヤ・乗り心地・雨天性能・運転条件・もちろん価格も重要な要素ですね。
お客様一人一人に納得したお買い物をしていただきたいので、商品説明を受けた上で購入されたいかたは私たちのようなプロショップにご相談頂ければと思います。
お車に合った速度記号の選び方

車両スタイルと速度記号の整合性をみましょう
一般的な自家用車や普通のセダン、ハッチバックなどの普及車は、速度記号がS(最高速度180 km/h)またはT(最高速度190 km/h)であるタイヤが適しています。
これらの車は、一般的な道路条件での日常的な走行を想定しており、高速道路での安全な走行をサポートする速度記号のタイヤが最適です。
スポーツカーは一般的に高速走行やパフォーマンスを追求する車両のため、速度記号がV(最高速度240 km/h)以上のタイヤが適しています。
これにより、高速道路やトラックでの高速走行時に安定した性能を発揮できます。※公道での速度制限は守りましょう。
SUVやトラックは、様々な道路条件や環境で使用されるため、速度記号がT以上のタイヤが適しています。
特に四輪駆動車やオフロード走行を想定している場合は、より耐久性の高いタイヤが望まれます。
高級車やスーパーカーは、非常に高速での走行を想定しているため、速度記号がW(最高速度270 km/h)以上のタイヤが適しています。
これにより、高速道路やサーキットでの高速性能を最大限に活かすことができます。※公道での速度制限は守りましょう。
高速道路での速度記号の影響はあるのか

■高速道路での速度記号の重要性はどのくらい?
重要性は非常に高く、安全性・車両パフォーマンス・快適性・寿命と耐久性など多くの部分に関わってきます。高速道路では公道よりもスピードがあり、長距離運転をされる方も多いです。
そのため、上記のものが一つでも欠けてしまうと事故に繋がってしまうこともあります。
タイヤの速度記号と耐久性の関係性

速度記号によりタイヤの材質や構造は変わってくるのか?速度記号が大きくなるにつれ耐久性も大きく変化してくると思います。早速解説していきましょう!
速度記号とタイヤの材質・構造の影響
タイヤの耐久性には、使用されるゴムの材質が重要な役割を果たします。高速走行に耐えるためには、耐摩耗性が高く、耐熱性が優れているゴム材料が使用されることが一般的です。
高速道路での高速走行で使用されるタイヤは、通常、耐久性を重視した特殊なコンパウンドで製造されています。
速度記号が高いタイヤは、通常、より高品質な材料が使用され、より高い耐久性になっています。
タイヤの構造も耐久性に影響してきます。高速運転に耐えるためには、タイヤの構造が適切なのが重要です。一般的に、高速道路用のタイヤは、強化されたサイドウォールや耐摩耗性に優れたトレッドパターンを持っています。
これにより、タイヤが高速での走行に耐えられるだけでなく、長期間の使用にも耐えられるようになります。速度記号が高いタイヤは、一般的により強固な構造を持ち、耐久性が高くなっています。
耐久性向上のための速度記号の適切な選び方
通常の道路状況での運転や法定速度制限内での運転が主である場合、S(最高速度180 km/h)やT(最高速度190 km/h)の速度記号のタイヤがおススメです。これらの速度記号のタイヤは一般的な道路条件での日常的な運転に適しています。
より高速での走行をする場合や、高速道路をよく利用する場合は、より高い速度記号のタイヤがおススメです。V(最高速度240 km/h)やW(最高速度270 km/h)などの速度記号のタイヤが適しています。
これにより、高速での操縦安定性と耐久性が向上します。
車両の最高速度やエンジンパワーに合わせて速度記号を選択します。車両が高速走行に適している場合は、それに見合った速度記号のタイヤを選ぶことが重要です。
逆に、車両が高速走行に向いていない場合は、速度記号を過剰に高くする必要はありません。
ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの速度記号には違いがあるの?

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの違い
ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの速度記号には基本的には違いがありません。どちらのタイヤも同じ速度記号が適用されます。速度記号は、タイヤが安全に走行できる最高速度を示すものであり、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤのどちらも同じ速度記号が適用される場合が多いです。
一部のスタッドレスタイヤは、冬季に雪や凍結路面での走行を考慮して設計されているため、氷や雪の上でのトラクションや制動性能を重視し、高速道路での安定性よりも低速での操作性を重視していることがあります。そのため、一部のスタッドレスタイヤは、高速道路での最高速度がノーマルタイヤよりも低い場合があります。
ただし、ほとんどの場合、スタッドレスタイヤもノーマルタイヤと同様に、高速道路での走行に対応する速度記号が適用されます。したがって、一般的には、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの速度記号には大きな違いはありません。
この記事のまとめ
お客様の多くはサイズの重要性はご存じでも速度記号については分からない方が多いと思います。タイヤは唯一路面と接地する部品なので、安全性やお車の性能に大きく関わっていきます。
そのため、お客様の運転スタイルや車の性能に合わせた最高のタイヤを私達プロショップは提供いたします。速度記号以外のことでもなんでもご相談下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




趣味:サッカーをする事・観る事
特技:ちょっとしたマジック
BESTな商品、接客を目指してます!
車のカスタマイズにおいて、ホイールカラーの選択は車の全体的な印象を大きく左右する要素のひとつです。
ホイールは車の足元を飾るアクセサリーのようなもので、その色を変えるだけで、車のスタイルが劇的に変わることがあります。
本記事では、ホイールカラーが車の印象に与える影響と、色の選び方のポイントについて詳しく解説します。
ホイールカラーで車の印象をガラリと変わる

車の印象は、ボディカラーや車種だけでなく、ホイールカラーによっても大きく左右されます。
純正のホイールカラーは、シルバーやブラックなど、落ち着いた色が多いです。
ホイールカラーを変えるだけで、スポーティー、エレガント、個性派など、全く違う印象を与えることができるので、こだわり甲斐がありますよ!
スポーティーさの強調
ブラックやガンメタリックなどの暗い色や、メッシュデザインのホイールは、車にスポーティーな印象を与えます。特にブラックは、車体の色とのコントラストを強調し、力強さをアピールできます。
赤や黄色などの明るい色もスポーティーさを演出するにはピッタリなので、よりオリジナリティを求める方は挑戦してみてはいかがでしょうか?
高級感の演出
シルバーやゴールド、クローム仕上げのホイールは、車に高級感をもたらします。これらの色は光の反射によって輝き、車全体をより洗練された印象に見せます。
また、スポークデザインのホイールはエレガントな雰囲気が漂い、高級感を求める方におすすめでのです。
個性の表現
珍しい色やパターンのホイールを選ぶことで、オーナーの個性や好みを表現できます。特注カラーのピンクやブルーなどの鮮やかな色や、個性的なデザインのホイールを選ぶと良いでしょう。
自分だけの特別な車を演出したい場合には、ユニークな色合いを選ぶことで、他とは違う印象を与えることができます。
ホイールカラー選びで注意すべき5つのポイント

ホイールカラーを変えることで、車の印象をガラリと変えることができます。しかし、ホイールカラーを選ぶ際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
詳しく見ていきましょう。
1. 車のボディカラーとの相性
ホイールのカラーを選ぶ際に最も基本的なポイントは、選ぶホイールカラーが車体色と調和するかどうかです。車体色によっては、特定のホイールカラーが映える場合とそうでない場合があります。
例えば、ダークカラーの車にはシルバーやガンメタルが、ライトカラーの車にはブラックやダークグレーがよく合います。
また、車のタイプによっても、似合うホイールカラーは異なります。例えば、スポーティーな車には、ブラックやガンメタリックなどの暗い色のホイールがよく似合います。一方、エレガントな車には、ゴールドやシルバーなどの明るい色のホイールがよく似合います。
色の組み合わせによって、車全体の印象が大きく変わるため、慎重に選びましょう。
当サイトのホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、こちらもぜひお試しください。
ブレーキキャリパーとの色合いにも注意しよう

近年は、赤いブレーキキャリパーを装備する車が増えています。このような車の場合は、ホイールカラーを選ぶ際に、ブレーキキャリパーとの色合いも考慮する必要があります。例えば、赤いブレーキキャリパーには、ブラックやガンメタリックなどの暗い色のホイールがよく似合います。
2. 車の使用シーンを考慮
ホイールカラーを選ぶ際には、車をどのようなシーンで使用するかも重要なポイントです。日常使いの車であれば、汚れが目立ちにくくメンテナンスがしやすいカラーを選ぶと良いでしょう。
一方で、オフロードやサーキットなど特定の用途で使用する車であれば、その用途に適したカラーを選択することが大切です。
3. メンテナンスのしやすさ
ホイールは走行中に埃や泥などが付着しやすい部分です。そのため、カラーによっては汚れが目立ちやすく、メンテナンスが大変になることがあります。
基本的には明るいカラーよりもダークカラーの方が汚れが目立ちにくい傾向にありますが、スクラッチや傷はダークカラーの方が目立つことがあります。メンテナンスの頻度や手間を考慮して、適切なカラーを選ぶことが重要です。
4. トレンドを追うか、オリジナリティを重視するか
ホイールカラーを選ぶ際には、流行を追うか、自分だけのオリジナリティを出すかを考えることもポイントです。トレンドを追うことで、一時的には周囲の注目を集めやすくなりますが、流行が変わると古く感じられることもあります。
一方、オリジナリティを重視する選択をすれば、長く愛着を持って使用できる可能性が高まります。
5. 価格(再販売価値があるか)
将来的に手放す可能性を考慮するなら、ホイールのカラー選びにおいても再販売価値を意識してみましょう。あまりにも個性的なカラーは、買い手を限定してしまう可能性があります。
一般的に受け入れられやすいカラーを選ぶことで、より広い層の購入候補者に見てもらえる可能性が高くなり、結果的に再販売価値向上に繋がる可能性があります。
再販売価値については、具体的に以下のように言われています。
| 再販価値が高い | ・シルバー・ブラック・ガンメタリック |
|---|---|
| 再販価値が低い | ・派手な色・マットカラー(流行色)・特殊なカラー |
もちろん、再販売価値だけを考慮してホイールカラーを選ぶ必要はありませんが、将来的に手放す可能性がある場合は、参考にしてみるのも良いでしょう。

失敗しないホイールカラーの選び方4つのポイント

車の印象を大きく左右するホイールカラー。しかし、種類が豊富で、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは失敗しないホイールカラーの選び方4つのポイントをご紹介します。
1.基本カラーを押さえる
ボディカラーとの相性は、ホイールカラーを選ぶ際に最も重要なポイントの一つです。ここでは、車の色とホイールカラーの基本的な組み合わせをご紹介します。
このセクションでは、車の色に合わせたホイールカラーの選び方の基本原則について解説します。例えば、明るい車体色にはダーク系のホイールが映える、またはその逆の組み合わせなど、基本的なルールを紹介します。
白のボディカラーに似合うホイールの色

基本的に、明るい車体色にはダーク系のホイールが映えます。以下のカラーは定番カラーでもあり、このどれかを選んでおくと失敗することはまずないでしょう。
| ホイールカラー | 説明 |
|---|---|
| シルバー | 定番の組み合わせ。どんな車種にも合わせやすい。 |
| ブラック | スポーティーな印象を与える。 |
| ガンメタリック | 落ち着いた印象を与える。 |

黒のボディカラーに似合うホイールの色

暗い車体色には明るい系のホイールが映えます。なかなか挑戦しにくいカラーかと思いますが、挑戦してみはいかがでしょうか?
もちろんベーシックに仕上げたければ、ガンメタリックやポリッシュ系も似合います。
| ホイールカラー | 説明 |
|---|---|
| シルバー | 高級感を演出する。 |
| ゴールド | 華やかな印象を与える。 |
| ホワイト | 個性を演出する。 |
赤のボディカラーに似合うホイールの色

車体色が赤の場合は、赤いホイールはもちろん、コントラストを強調し、クールで洗練されたコーディネートをつくることができます。
| ホイールカラー | 説明 |
|---|---|
| ブラック | 赤とブラックの組み合わせは洗練された印象に。 |
| シルバー | 明るいシルバーのホイールは赤の車と相性が良く、スポーティーな印象に。 |
| グレー | 暗めのグレーホイールは赤の車と調和し、洗練された外観に。 |
| ゴールド | レーシーな印象を与える。 |
青のボディカラーに似合うホイール色

青のボディカラーに合わせるとなると、ホイールのカラー選びには多少のセンスが必要になってきます。
まず、濃い青やネイビーブルーのボディカラーは、クールでスポーティなイメージを与え、ホイールもそのようなセッティングが好まれるかと思います。
| ホイールカラー | 印象 |
|---|---|
| ブロンズ | ドレスアップに最適なカラー。格好良くビターな印象に。 |
| ホワイト | コントラストを強調したパット目を引くクリーン配色に。 |
| ガンメタリック | スポーティー感やラグジュエリーといった印象に。 |
一方、明るいライトカラーのボディカラーは女性やファミリー層に人気があり、べーシックな足元がおすすめです。

| ホイールカラー | 印象 |
|---|---|
| シルバー | 嫌味がなく大衆受けするセッティングに。 |
| ホワイト | パステル配色で爽やかな印象に。 |
上記はあくまでも基本的な組み合わせであり、車種やデザインによっても似合うホイールカラーは異なります。実際に選ぶ際には、自分の好みや車のイメージに合わせて、様々な組み合わせを試してみることをおすすめします。

2.ベーシックカラーを選ぶ

「やっぱりホイールの色選びは難しい‥」「ダサくならなければいいんだけど‥」
そのような方にはベーシックカラーがおすすめです。
ベーシックカラーは人気があり、幅広い車種・ボディカラーにマッチする色合いです。
ホイールにおいて代表的なベーシックカラーとしては、シルバー、ポリッシュ、ガンメタリックかな、と思います。
これらのカラーは、純正装着ホイールとしても多く採用されているカラーであり、どのような車体色にも似合う色だと考えられます。
ベーシックカラーにはその他にも以下のメリットがあります。
●汚れや傷が目立ちにくく、日常的なメンテナンスが比較的容易
迷った際にはベーシックカラーを選択すると良いでしょう。
どんな車にもマッチするベーシックカラー①シルバー

どんな車にもマッチするベーシックカラー②グレー

金属光沢のあるガンメタリック(グレー)、ダークグレーなど、色々なグレーが販売されているので、見比べてみるのも楽しいです。
どんな車にもマッチするベーシックカラー③ブラックポリッシュ

ブラックポリッシュとは、スポークの間がブラックで、表面がポリッシュ(磨き)になっているデザインのことです。

参考:インターミラノ/LCZ012
純正ホイールの高グレードで採用されることが多いデザインで、高級感がある仕上がりになります。
3.シーズンに合わせる

積雪地域では、タイヤは夏タイヤと冬タイヤの交換が必要になり、それぞれのホイールは履かせたまま交換する方が多いかと思います。
その際にはぜひ、以下のことにも気にかけてみてください。
ノーマルタイヤ用のホイール
明るい日差しとマッチするよう、シルバーやライトグレーのホイールがおすすめです。これらのカラーは夏の日光に反射して車を一層鮮やかに見せてくれます。
スタッドレス用のホイール
冬の厳しい天候や道路の塩分に対して耐性のあるダークカラーが適しています。ブラックやガンメタルは汚れが目立ちにくく、冬の条件下でも管理しやすいです。
また冬用のホイールには、雪道で散布される融雪剤によるサビを防ぐための塩害ガードのホイールを選択することもおすすめです。

4.クルマの使用目的に合わせる

クルマをどのようなシチュエーションで使用するかによっても、最適なホイールのカラーは変わってきますので、ぜひ以下を参考にしてみてください。
| 日常使用 | 日常使用の場合、シルバーやブラックといった汎用性の高いカラーが適しています。これらの色は多くの車体色と合わせやすく、汚れも目立ちにくいです。 |
| オフロード使用 | オフロード使用では、ダートや泥がホイールに付着しやすいため、ダークブラウンやマットブラックなど汚れが目立ちにくい色が理想的です。 |
| スポーツ走行 | スポーツ走行向けには、車のパフォーマンスを象徴するゴールドやレッドなど、よりダイナミックなカラーを選ぶと良いでしょう。これらの色は車のスポーティーなイメージを強調します。 |
カラーホイールでよくある質問

今まではクルマ視点から似合うホイールを見てきましたが、ここからはホイール主役でカラーホイールについて考えていきましょう。
赤いホイールに似合う車は?
赤のホイールは、赤いボディはもちろん、ブラック、ホワイト、シルバー、グレーのボディとよく合います。
全面赤は難易度が高いですが、ホイールのリム部分にだけ赤ラインの入った「リム赤」タイプや、スポークに赤ラインの入った「スポーク赤」などは、控え目ながらも個性をしっかり発揮してくれて、取り入れやすいと思います。

参考:RAYS 57XTREME REVLIMIT EDITION
ブラック: 赤とブラックの組み合わせは、強烈なコントラストを生み出し、スポーティで洗練された外観を演出します。ブラックの車体に赤のホイールを組み合わせると、印象的なスタイリングが生まれます。

ホワイト: 赤のホイールは、清潔感を持つホワイトの車体とも相性が良いです。ホワイトと赤の組み合わせは、ヘッドライトの赤とも共鳴し、大きなインパクトを与えます。
個性的で目を引くスタイリングを求める場合には、赤のホイールを検討してみることをおすすめします。

青いホイールに似合う車は?
青のホイールは、スポーツカーやカスタム車に合います。ボディカラーは青はもちろん、赤の時と同様に、無彩色であるホワイト、ブラック、シルバーなどにマッチします。
総じて、青のホイールはスポーティで個性的な外観を好む車によく似合うと思います。

ホワイト: 青のホイールとホワイトのボディカラーは、清潔感や爽やかさを演出します。コントラストを際立たせ、洗練されたクールな印象を与えます。

ブルー: 青のホイールとブルーのボディカラーは、相性バツグンです。颯爽感のあるスポーティーな仕上がりになります。

白いホイールに似合う車は?
ホワイトのホイールは、どんなボディカラーにもマッチすると思います。特に鮮やかなボディカラーと合わせるとコントラストが際立ち、車とホイールそれぞれの魅力が引き立て合います。



まとめ

ホイールの色選びは、車のカスタマイズにおいて極めて重要な役割を果たします。一つの色が車の全体的な雰囲気を大きく左右し、スポーティさの強調や高級感の演出、個性の表現など、様々な印象につながります。
そのため、ホイールの色を選ぶ際には、車体の色との相性、使用目的やシーンに合わせた色の選択、さらにはメンテナンスのしやすさなど、上記ポイントを考慮して選んでみてくださいね。
愛車にピッタリなホイールの色を選ぶことで、さらに魅力を引き出すことができます。
自らのスタイルや目的に沿った色を選び、理想のカスタムカーを実現しましょう!






2022年6月からベストライターチームとして本格始動!
タイヤやホイール等車に関するあらゆる悩みを解消できたり、
購入する時のポイントなど
足回りを取り扱うプロとして執筆していきます!
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2020年にフルモデルチェンジされたトヨタのハリアー。プレミアムSUV車としても人気で、購入しても納期待ちになることが多いようです。今回は、人気のハリアーに合うおすすめのタイヤを夏と冬合わせてご紹介いたします!
グレード別サイズ表
ハリアーサイズ早見表
| 型式 | 純正タイヤサイズ | 純正ホイールサイズ |
|---|---|---|
| 80系PHEV | 225/55R19 | 19×7.5J +35 |
| 225/60R18 | 18x7J +45 | |
| 225/65R17 | 17x7J +35 | |
| 225/65R17 | 17x7J +35 | |
| 60系 | 235/50R19 | 19x8J +40 |
| 235/55R18 | 18×7.5J +45 | |
| 225/65R17 | 17x7J +39 | |
| 30系ガソリン・ハイブリッド | 235/55R18 | 18×7.5J +35 |
| 225/65R17 | 17x7J +35 |
ハリアーのタイヤを選ぶ時のポイント

サマータイヤの場合
サマータイヤを選ぶときのポイントは自分の使い方に合ったものを選ぶということです。
街乗りでの使用がメインなら、静粛性に力を入れた商品がおすすめです。他にも、高速をよく使うなら高速安定性や操縦性の良いもの、燃費を一番に考えるのなら燃費の良いものなど、こだわりたいところによって選ぶタイヤが変わってきます。
乗り心地や性能の良いものはメーカーの中でも比較的値段が高くなる傾向にあります。タイヤの値段の差は性能の差とも言われているので、同じメーカー内の別の商品と比較した際には値段を参考にタイヤのグレードを考えてみるのもいいかも知れません。
ちなみに、プレミアムコンフォートタイプやコンフォートタイプといったタイヤはメーカの中でも乗り心地が良いだけでなく、雨の日に止まりやすい性能、燃費の良さ、静粛性、高速安定性など商品それぞれの特徴が付属してくるイメージです。
スタッドレスタイヤの場合
スタッドレスタイヤを選ぶ時のポイントは冬の間、自分の車がどのような道路を走るのかを考えることです。
凍結や積雪、街中での走行が多い時は氷上性能の高いものがおすすめです。ウィンタースポーツを楽しむ方はSUV専用タイヤを選択肢に入れてみるのも良いと思います!SUV専用スタッドレスは、氷結道路だけでなく、雪道での走破性も兼ね備えています。
ウィンタースポーツを楽しむ方、冬にアウトドアを楽しみたい方におすすめのタイヤです!実は、スタッドレスタイヤも性能によって価格が分かれています。氷上性能が高いものや最新モデルはメーカーの中でも値段が高くなります。しかし、前モデルは比較的安く買うこともできます。ただし、性能は最新のモデルよりも落ちてしまうため、自分の車の使い方によって前モデルを購入するかご検討ください。SUV専用タイヤは最新モデルにタイヤに比べて費用を抑えられる場合が多いです。
しかし、SUV専用モデルは雪道での走行を想定している場合が多いので、最新モデルと比べた時に氷上性能が下がることもあります。
自分の車の使い方、予算に合ったスタッドレスタイヤを選ぶのが、タイヤ選びのポイントです!
ハリアーにおすすめしたいタイヤ

おすすめのサマータイヤ
DUNLOP VEURO VE304/ダンロップ ビューロ VE304

ダンロップのプレミアムコンフォートタイヤです。タイヤの内側に入っているサイレントスポンジが不快な音を吸収し、走行中のノイズを軽減してくれます。高速安定性にも優れているので高速道路での走行でも、ハンドルの動きにしっかりとついてきてくれるタイヤです。
SUVでも履けるタイヤでもあるため、剛性が高くタイヤが摩耗しづらいです。また、サイド部分の剛性の高さにより重い車体をしっかりと支えてくれます。
BRIDGESTONE ALENZA LX100/ブリヂストン アレンザ LX100

街乗りを想定して作られているSUV専用タイヤです。SUV専用設計のため、カーブ時のタイヤのたわみやを軽減すると同時に、ライフ性能というタイヤの減りづらさに力を入れた商品です。
TOYO OPEN COUNTRY R/T|トーヨー オープンカントリー R/T

オフロードでのトラクション性能と、オンロードでの耐摩耗性能や走行安定性を両立した“遊び心”ある新カテゴリータイヤ。側面のホワイトレターでかっこよく決めることもできます。
SUV向けであり、オフロード性能もあることからオススメの商品としてご紹介いたしました!
おすすめのスタッドレスタイヤ
DUNLOP Winter Maxx03/ウィンターマックス03

ダンロップの中で氷上性能が高い商品です。オンロードを走るSUV車にもぜひ履いてほしいモデルです。素早く路面の水を除去することで、凍った道路に密着し、しっかりと止まります。ダンロップは摩耗しづらいタイヤとも言われているので、凍っていない時の道を走っても、車体の重いSUVが履いても摩耗しづらいためオススメです。
DUNLOP WINTER MAXX SJ8+/ダンロップ ウィンターマックス SJ8+

ダンロップのSUV専用タイヤです。郊外や山間部のシャーベット状の雪や深雪、新雪を走行することが多い方に向けた商品です。SUV専用ということもあり、03に比べて予算が抑えられること、アウトドアを楽しむこともできることがオススメの理由です。
BRIDGESTONE DMV-3/ブリヂストン DM-V3

DM-V3 SUV専用のスタッドレスです。グリップ力をSUVでも最大限に発揮させるため、「SUV専用パタン」を開発。剛性を向上させたブロックと、溝を適正配置したことにより、グリップ力をより向上させ、さまざまな冬道での”しっかり止まる、曲がる”を実現しました。ウィンタースポーツにも出かけたいという方にもオススメです。
“ハリアーのタイヤに関するよくある質問 “

Q ハリアーの235/55R18におすすめな1番お手頃価格の国産サマータイヤを教えてほしいです。海外品はやめた方がいいですか?
お手頃なサマータイヤはトーヨーのプロクセスCL1 SUVです!
トーヨーというメーカーの商品は比較的費用を抑えて購入できる国内メーカーの商品です。プロクセススポーツCL1 SUVはオンロード向けのタイヤで、静粛性や低燃費性能に力を入れている商品です。海外製はやめた方がいいかと言われると、一概に悪いとは言えません。値段が安ければそれなりに性能を我慢する場面が出てきるかもしれませんが、ミシュランやピレリといったメーカーさんもあるので、自分の用途と値段によって選択肢に入れるのも良いと思います。

Q ハリアーは16インチにインチダウンすることはできますか?
型式によってできるものとできないものがあります。
16インチへのインチダウンを考えている時は、車検証に記載されている型式を伝えて専門店で値段や種類を出してもらうか、ホイールメーカーさんのサイトなどでマッチングを調べることもできます。
Q ミシュランのサマータイヤをはきたいのですがサイズ設定はあってもSUV専用ではないのですが装着しても問題ないですか?
荷重指数が足りているなら問題はありません。
タイヤのサイズの後ろに書いてある102や103といった数字が荷重指数になります。この数字はタイヤが支えられる重量を表しているので、標準装備の数字を下回ると車検で落とされることもあります。ですので、この数字をよくチェックすることが大切です。
この記事のまとめ
今回はハリアーにおすすめのタイヤを紹介いたしました!気になる商品はありましたでしょうか?SUV専用タイヤも、専用ではないタイヤも車の使い方によって選ぶ種類が変わってきます。
他の商品も見てみたい、自分の使い方に合う商品を知りたいなどございましたら是非タイヤワールド館ベストにお越しください。ご要望に合った商品を提案させていただきます。


趣味:ドライブ旅行
モットー:一期一会
特技:スノーボード
物腰柔らかな接客で安心して買い物が出来ると定評あり。













