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    【一覧】知っておくべきアルミホイールメーカー17選を大公開!国内から海外の人気ブランドまでご紹介!

    最終更新日 2025年12月4日

    「各ホイールメーカーの特徴を知りたい」「スポーツ系からラグジュアリー系など自分の車に合うメーカーが知りたい」「ホイールメーカーや商品の選び方は?」など、ホイール選びにお悩みの人はいませんか。

    比較的手を出しやすい車のカスタムといえばホイール交換ですが、種類も多く選び方が分からないユーザーも多いはず。ホイールの候補をピックアップするためにも、代表的なホイールメーカーを把握し特徴を掴んでおきましょう。

    本記事では、抑えておくべき国内・海外のホイールメーカーを1つずつ紹介していきます。各メーカー毎の人気モデルも記載していますので、ホイール選びの材料にしてくださいね。

    ホイールメーカーを選ぶためのポイントやコツについても触れていきますので、最後までご覧ください。

    ホイール交換は特徴を出しやすく人気のカスタム

    ホイール交換は特徴を出しやすく人気のカスタム

    ベスト写真館より

    見た目のドレスアップや走行性能を上げるためのカスタムで定番になるのが、ホイールの交換です。

    特に純正ホイールを履いたままのユーザーであれば、ホイールを交換するだけで一気に印象や走り心地が変わる可能性があるでしょう。

    高級ホイールを購入すれば、費用が高額になるカスタムではあるものの、交換する作業自体は難しくなく、工賃もそこまで高い金額にはなりません。

    ホイールメーカーは数多く存在するため、まずはどんなメーカー毎の特徴をチェックしてください。

    アルミホイールメーカーの調べ方

    アルミホイールメーカーの調べ方は、とにかく種類が多いため、ホイールに求めるジャンルや特徴を絞ったうえで調べるのがおすすめです。

    次の項目をイメージしておきましょう。

    ● 価格帯
    ● 特徴
    ● デザイン(雰囲気)

    希望する内容を決めておけば、店舗に足を運んだ際も候補を見つけやすく、比較もしやすいはずです。

    代表的なホイールメーカーだけでも知っておきたいのであれば、後ほど知っておくべき国内・海外のホイールメーカーをピックアップしていますのでご覧ください。

    車のホイールで人気ブランドは国産が多い?

    国内のホイールメーカーは、品質や機能性において評判が非常に高く、世界でも高い評価を獲得しているホイールが数多く存在します。

    例えば、高級ホイールの代名詞ともいえるBBSジャパンは、2022年から2025年の間、F1世界選手権に出場する全マシンにホイール提供する予定です。モータースポーツの最高峰F1においてホイールを独占することになり、国内ホイールメーカーの強さや品質を裏付ける形になりました。

    他にも、エンケイは世界に拠点を構える大企業で、世界でトップのシェアを誇るなど、確かな実績を残している国内メーカーは多数存在します。

    海外でも優れたメーカーは存在しますが、足回りを支える重要なパーツになるホイール選びでは、国内メーカーを主軸に検討しておけば間違いありません。

    知っておくべきホイールメーカーの一覧表(国内メーカー編)

    では、必ず抑えておくべきホイールメーカーを国内メーカー・海外メーカー合わせて16選で紹介していきます。

    国内メーカーをメインに紹介し、注目されている海外メーカーもまとめたので、1つずつ確認していきましょう。

    車に詳しくない方は知らないケースも多いですが、国内ホイールメーカーには世界中から支持を集めるメーカーが多数存在します。

    まずは高い技術力から生まれる以下の国内ホイールメーカーをチェックしておきましょう。

    RAYS(レイズ)

    RAYS(レイズ)

    レイズ公式サイトへ

    人気ブランド ボルクレーシング
    グラムライツ
    ホムラ
    デイトナ
    KCデコール(軽自動車)

    車好きであれば一度は「RAYS」ロゴのホイールに憧れるほど、認知度・人気度共にトップを走るメーカーです。国内での人気に留まらず、品質と信頼性の高さから、海外にも熱狂的なファンが存在します。

    1973年から変わることなく国内生産にこだわり、数々のレーシングカーにも採用され実績を残し続けてきたので、一流メーカーといっても過言ではありません。「鍛造」「鋳造」の両方を得意とし、強靭で強いホイールが売りです。

    また、斬新で洗練されたデザイン性も特徴で、装着すればまるで別人かのように車がドレスアップされます。価格相場はタイヤとセットで123,700円〜です。

    レイズのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    展開しているブランドで代表的な製品は「ボルクレーシング」で、鍛造の最高峰モデルに位置付けされている製品です。他にも、SUVユーザーから絶大な人気を誇る「デイトナ」からも目が離せません。

    RAYSの鍛造技術の特徴と代表的なモデル

    RAYSの鍛造ホイールの特徴は、モータースポーツシーンでの実績が豊富で、軽量かつ高強度のホイールを得意とする点です。

    特徴 詳細
    軽量化 高張力アルミ合金の採用や、独自の鍛造技術により、軽量化を徹底
    強度 高い強度を確保することで、激しい走行にも耐えられる耐久性を備えています
    デザイン スポーティでスタイリッシュなデザインが多く、スポーティーな車両とのマッチングが可能

    代表的な鍛造ホイールは、「ボルクレーシング」・「VMF(ベルサスモードフォージド)」です。

    鍛造ホイール名 特徴 画像
    ボルクレーシング RAYSを代表するシリーズで、様々なモデルが展開されています。GT-Rをはじめとするスポーツカーに多く採用されている RAYS ボルクレーシング ホイール
    VMF(ベルサスモードフォージド) 軽量性や高強度に加え、デザイン性と乗り心地を両立 VMF(ベルサスモードフォージド)

    ENKEI(エンケイ)

    ENKEI(エンケイ)

    エンケイ公式サイトへ

    人気ブランド WPS
    レーシング
    レーシングエボリューション
    パフォーマンスライン
    all series

    ENKEIは、国内三大ホイールメーカーの一つで、年間2500万本のアルミホイールを製造し、国内だけでなく海外でもトップシェアを誇るメーカーです。

    1950年以降から積み上げた高い技術力によって、モータースポーツ界でも製品を提供しています。マクラーレンF1チームにも提供し、F1だけでなくフォーミュラジャパン、GT、耐久レースなど数多くのジャンルから選ばれるほど信頼性があるといえます。

    磨かれた技術はそのまま製品に生かされるため、驚異的な強さと軽さを兼ね備えたホイールを揃え、数あるホイールメーカーの中でも絶対的な存在です。ダービル鋳造システム、MAT PROCESS(MATプロセス)と呼ばれる独自の技術を持っており、他社には真似できないホイールを製造し続けています。価格相場はタイヤとセットで78,310円〜です。

    また、他メーカーは数年置きにモデルチェンジを実施しますが、エンケイは販売期間が長い傾向があります。新モデルが頻繁に発売されてしまうと、旧モデルは時代遅れ感が出てしまいますが、エンケイであれば長く愛用できるのも強みです。

    ENKEIのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    代表的な製品は「WPS」で、エンケイの最高級ホイールとして君臨しています。一般ユーザーがおしゃれで使いやすいホイール「all series」といったモデルもあるため、スポーツカー以外にも装着できる製品も購入可能です。

    エンケイについて詳しい内容はこちらでも解説しています。

    WORK(ワーク)

    WORK(ワーク)

    ワーク公式サイトへ

    人気ブランド エクイップ
    エモーション
    マイスター
    ランベック
    グノーシス
    ジースト

    創業当初からモデル「Equip(エクイップ)」が大ヒットを記録し、認知度を一気に広めたメイドインジャパンメーカーです。

    WORKといえばデザイン性の高さが評判ですが、スポーツカーから一般車までどんな車のスタイルにも合わせられるモデルの多さに評価も集めています。

    また、フォーミュラやGTにもホイールを提供し、悪走路をどんなに走っても破損しないうえに結果も残すとして、品質や機能性は世界からも評判です。世界の中でも最も過酷と言われるメキシコのバハ1000にて、WORKの一般向けモデルのホイールを装着した車が破損せず優勝するという驚異の戦績も残しています。

    レースで積み上げた経験から、WORK独自の技術「ワーク・ソリッド・リム」は各モデルに伝承され、強固で軽量なホイールの開発に成功しています。価格相場はタイヤとセットで79,400円〜です。

    ワークのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    WORKの代表的な製品は、スリーピース構造で長年に渡って人気が続いている「エクイップ」、「エモーション」「マイスター」といったアルミホイールの中でも認知度の高いブランドを展開中です。

    ウェッズ

    ウェッズ

    ウェッズ公式サイトへ

    人気ブランド クレンツェ
    マーベリック
    レオニス
    ウェッズアドベンチャー

    ウェッズは1969年から続く日本最古のホイールメーカーで、知る人ぞ知る国内ホイール界のパイオニアと呼ばれています。

    現代ではRAYSやWORKが日本を代表するホイールメーカーですが、そもそも国内でアルミ鍛造3ピースホイールを初めて世に送り出したのはこのウェッズです。日本の歴史を作ったとも言われ、根強いファンが多く存在します。

    強度・軽量・デザインの3つを高品質に仕上げるAMF製法と呼ばれる独自の高い技術力によって、ハイクオリティの製品を揃えています。また、マーケティングにも長けていて、トレンドに合わせた9ブランドを展開し、幅広い層を取り囲むことに成功しているメーカーです。価格相場はタイヤとセットで27,550円〜です。

    ウェッズのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    ウェッズの代表的な製品は、幅広い車種向けにラインナップを揃えるクレンツェや上品さが漂うデザインのマーベリックがあります。

    ウェッズについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

    KYOHO(キョウホウ/共豊)

    KYOHO(キョウホウ/共豊)

    キョウホウ公式サイトへ

    人気ブランド AME
    byAME
    エンケイチューニング
    レーベンハート

    共豊コーポレーションは自己ブランドを貫き、自動車用品業界を常にリードしているアルミホイールの会社です。

    『AME』をはじめ、『by.AME』、『エンケイ チューニング』と、コストパフォーマンスに優れているホイールから、上級なドレスアップホイールまで軽自動車~大型ミニバンと様々な車種に対応したホイールがラインナップされています。価格相場はタイヤとセットで41,570円〜です。

    共豊のホイール装着画像

    ベスト写真館より

    装着画像は「AME」のシュタイナーで、華やかなメッシュデザインと奥行き感のある深リム、専用設計のピアスボルトがオシャレでカッコイイです。

    MID(マルカ)

    MID(マルカ)

    MID・マルカ公式サイトへ

    人気ブランド RMP
    ユーロスピード
    シュナイダー
    ナイトロパワー

    マルカサービスは、車のアルミホイール、機能用品の卸売業、企画、開発を行う企業で、タイヤとセットで販売されることが多く、カー用品店では当たり前に見かけるほどメジャーなホイールです。

    「ホイールを作る過程すべてにおいて世界基準で高品質を目指す」というプロジェクト、「MID」(「MID」とはMaruka Intelligent Designの略称)が特徴で、「MIDホイール」として広く知られています。

    安全性とデザイン性の両方にこだわり、クオリティーを最大限高めたホイールは多くの方から支持されています。価格相場はタイヤとセットで26,100円〜です。

    マルカ・MIDホイール装着画像

    ベスト写真館より

    装着画像はナイトロパワーのH12ショットガンで、リフトアップも行っています。オフロードうけ抜群です。

    BBS

    BBS

    BBS公式サイトへ

    人気ブランド BBS LM
    BBS LM-R
    BBS SUPER-RS

    BBSはフェラーリF1チームにも製品を提供する品質と信頼性が高いホイールメーカーです。

    今や多くのメーカーで鍛造アルミホイールの製造は定番ですが、鍛造アルミホイールを世界に広めたのはBBSであり、パイオニアと言われています。

    知らない方も多いですが、実はBBS自体はドイツで始まった会社で、1971年に富山県で高品質な鍛造アルミ製品を製造していたワシマイヤー株式会社と提携し、BBSジャパンが誕生しています。したがって、BBSの鋳造ホイールはドイツで製造、鍛造ホイールは富山県で製造しているため、海外と国内両方を拠点にしている独自のメーカーです。価格相場はタイヤとセットで177,250円〜です。

    BBSのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    世界トップクラスの技術力で製造されるだけに価格は高めの設定。しかし、「強くてしなやか、そして軽い」という他にはない特性を持っている鍛造ホイールは一度試す価値はあります。

    BBSの鍛造技術の特徴と代表的なモデル

    BBSは、高級車やスポーツカーに多く採用される、高品質な鍛造ホイールを製造しています。

    特徴 説明
    高品質 緻密な品質管理のもと、高い精度と品質が保証されている
    デザイン クラシックで上品なデザインが多く、高級感のある車両とのマッチングが抜群
    耐久性 長期間にわたって高い性能を維持できる耐久性を備えている

    日本で製造されているBBSホイールはすべて鍛造ホイールですが、その中でも代表的な鍛造ホイールは、「LM」「RI-D」「RG」です。

    鍛造ホイール 特徴 画像
    LM BBSを代表するモデルで、その美しいデザインと高い性能から、世界中のカーマニアから支持されている BBS LM ホイール
    RI-D 超々ジュラルミンを採用した軽量かつ高強度のモデルで、最新の技術が投入されている BBS RI-D ホイール
    RG スポーツカー向けのモデルで、スポーティなデザインと高い剛性を両立 alt=

    ホットスタッフ

    ホットスタッフ

    ホットスタッフ公式サイトへ

    人気ブランド トラフィックスターフォージド
    クロススピード
    マッドクロス

    ホットスタッフは福岡県に拠点を置くメーカーで、ドレスアップに向けたデザインのモデルを多く販売し、一般ユーザーからカスタムユーザーまで幅広い層に対応できる製品を揃えています。価格相場はタイヤとセットで33,520円〜です。

    ホットスタッフのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    どのモデルもデザインは尖りすぎずシンプルな雰囲気でありながら、車に装着すればスタイリッシュで美しい雰囲気を漂わせてくれるのでドレスアップ目的には最適です。

    価格設定が中堅クラスで購入しやすい点も支持されています。

    SSR

    SSR

    SSR公式サイトへ

    人気ブランド GT
    プロフェッサー
    フォーミュラ
    ディバイド
    スピードスター

    SSRは30年以上モータースポーツに携わり、独自の技術と開発力でポテンシャルの高いホイールを送り出し続けているメーカーです。レースで培われた経験や知識をそのまま市販品の開発に使用し、とにかくクオリティの高いホイール開発に挑戦し続ける、こだわり派メーカーといえます。

    ここまで他社を寄せ付けないポジションを勝ち取れたのも、市販品のクオリティがあまりにも高く、高性能ホイールを提供し続けているからでしょう。SSRはレースで供給するホイールと市販品のホイールが同じスペックになっているため、一般ユーザーでも高性能のホイールを体験できます。

    そもそもレースの参加も、ホイールのクオリティを向上させるためにチャレンジしている側面もあるようです。それだけ、品質や性能にこだわりを持っているメーカーという裏付けでもあります。さらに、JWL基準を超える独自の厳しい品質基準を設けているので、安全や品質についても申し分なしです。価格相場はタイヤとセットで105,200円〜です。

    SSRのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    SSRの代表的な製品は、「GT」、「エグゼキューター」、「プロフェッサー」など、展開しているバリエーションは多く、どんな一般ユーザーでも自分の車に合うホイールを見つけられます。

    ※JWL基準とは、「Japan Light Alloy Wheel」という言葉の略で、軽合金ホイールに関する基準を定めたものです。WL基準は、軽合金ホイールの設計や製造に関する様々な要件を指定しており、これに従って製造されたホイールは安全性や耐久性が確保されることが期待されています。

    YOKOHAMA WHEEL(ヨコハマホイール)

    ヨコハマホイール

    ヨコハマホイール公式サイトへ

    人気ブランド ADVAN Racing GT
    ADVAN Racing TC-4
    SUPER ADVAN Racing Ver.2

    YOKOHAMA WHEEL(ヨコハマホイール)は、タイヤメーカーとして認知されている横浜ゴムが展開するホイールブランドです。さまざまなレースにタイヤを提供してきたメーカーだからこそ、高い知識と技術をホイール開発にも応用しています。

    当然ながら、抜群の強度と軽さがあるホイールに仕上がった製品が多いですが、ヨコハマホイールが支持を集める理由にはデザイン性の高さにもあります。

    元レーサーの荻原修氏が開発に加わり、デザインの美しさにとにかくこだわり、多少のコストがかかってもデザイン性を重視するメーカーとしてファンを獲得してきたメーカーです。クルマのドレスアップには最適なモデルも多く、高級感を意識したいユーザーからの満足度も高いといえます。
    価格相場はタイヤとセットで143,600円〜です。

    ヨコハマのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    YOKOHAMA WHEELの代表的な製品は、なんと言っても「ADVAN(アドバン)」シリーズ。高い性能かつ力強くダイナミックな印象を持たせしてくれるホイールとして君臨しているモデルです。

    デルタフォース

    デルタフォース

    デルタフォース公式サイトへ

    人気ブランド OVAL(オーバル)

    デルタフォースは、アウトドアやオフロード好きなら必ずチェックしておくべきホイールメーカーです。近年、アウトドアブームもあってオフ系ホイールは人気を集めていますが、その中でも頭一つ飛び抜けて人気を集めているといえます。

    デルタフォースといえば、「OVAL(オーバル)」モデルが代名詞で、車種専用設計を採用し、ハイラックスやジムニーなど人気車種用にラインナップが揃っています。オフロードスタイルとアウトドアを感じるミリタリーテイストが混ざり、唯一無二のデザイン性が特徴です。カラーに関しても、アウトドアユーザーに向けたカラーのみを展開し、一貫性を極めた製品として仕上がっています。価格相場はタイヤとセットで164,300円〜です。

    デルタフォースのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    ハイラックス、ランドクルーザー、ジムニー、ハイエースなどアウトドア車を最高に「アゲる」ホイールを選ぶなら、デルタフォース一択かもしれません。

    ブリヂストン

    ブリヂストン

    ブリヂストン公式サイトへ

    人気ブランド バルミナ
    ポテンザ

    ブリヂストンといえばタイヤのイメージですが、実はアルミホイール製品も展開し、歴史も古いです。ブリヂストンのタイヤは、性能の高さから世界の中でもシェア率は高いですが、車のトータルサポートとしてホイールも提供しています。

    タイヤ同様、安全性をとことん追求し、強度・軽さ・精度にこだわった製品を開発し続けているメーカーです。

    ブリジストンのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    ブリヂストンで代表的な製品は「バルミナ」で、幅広い層がスタンダードに履けるホイールとして多くのユーザーを獲得しています。軽自動車からミニバンまで車種を選ばず、履きやすいデザインが多いので、一般ユーザーであれば安全性も安心できる「バルミナ」は候補に入れて損はないでしょう。

    クリムソン

    クリムソン

    クリムソン公式サイトへ

    人気ブランド MG
    DEAN(ディーン)
    BARBERO(バルベロ)

    クリムソンといえば、SUVや四駆車ユーザーから支持を集めているホイールメーカーで、迫力あるデザインのモデルが非常に人気です。したがって、大型車向けメーカーと思われがちですが、ジムニーなどの車種にも履かせられる製品も揃えています。

    クリムソンの魅力は迫力感だけでなく、どこかクラシカルでおしゃれな雰囲気を漂わせるモデルも揃え、女性からも好まれるメーカーとしてシェアを拡大しています。特に、「ディーン クロスカントリー」は街中で見かけることも多く、つい二度見してしまうユーザーも多いはず。価格相場はタイヤとセットで79,230円〜です。

    クリムソンのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    シリーズによってデザインの雰囲気が一気に変わり、種類も多いのでお気に入りのホイールがクリムソンなら見つかるはずです。

    RSワタナベ

    RSワタナベ

    RSワタナベ公式サイトへ

    人気ブランド エイトスポークBタイプ
    エイトスポークRタイプ
    エイトスポークF8タイプ

    RSワタナベは車好きなら多くの人が知っているホイールメーカーで、あのイニシャルDの主人公、藤原拓海の愛車にも装着されていました。

    元々はレーシングカーを製作していた会社で、コースレコードをいくつも所持するほど技術力があったため、その技術力を生かして1972年にホイールメーカーとしてスタートしています。

    RSワタナベのホイール装着画像

    RSワタナベHPより

    RSワタナベではトレンドに流されることなく、1ピース製鋳造ホイールを作り続け、8スポークといえばRSワタナベと言われるほどです。貫き通したデザインは飽きることなく、一度履いてしまえば変えられない魔力も感じます。

    イニシャルDの効果もあり、旧車=RSワタナベと不動の地位も獲得している状態です。

    知っておくべきホイールメーカーの一覧表(海外製造編)

    国内だけじゃなく、海外にも品質やデザイン性が高いメーカーは数多く存在します。

    本記事では、チェックしておくべき3メーカーに絞って紹介していきます。

    OZ Racing

    OZ Racing

    OZ Racing公式サイトへ

    人気ブランド OZ ATELIER FORGED
    OZ RACIMG
    MSW

    OZ Racingcはイタリアを代表するメーカーで歴史も長く、数々のトップレーシングチームから採用されてきたホイールメーカーです。

    現在もフェラーリ、メルセデス、ルノー、アルファロメオなどF1チームがこぞってOZ Racingを指名している状況で、品質の高さが伺えます。

    常にトップを走り続けたホイールメーカーが、最先端の技術を使って一般ユーザー向けのホイールも開発しています。カスタムが好きな人やモータースポーツが好きな人であれば、一度は手にしてOZ Racingの凄さを体験するべきでしょう。

    なんと一部のモデルでは、オーダーメイドで制作も可能です。自分だけのカスタム車を作りたいこだわり派にはぜひおすすめします。価格相場はタイヤとセットで233,200円〜です。

    OZレーシングのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    OZ Racingの代表的な製品は、「OZ RACING」で100%イタリア製で、OZ Racingの技術力をダイレクトに生かした高性能・高品質のアルミホイールです。

    KMC

    KMC

    KMC公式サイトへ

    人気ブランド KM718 SUMMI
    XD ロックスター
    KM542 IMPACT

    KMCはオフロード界の中でも絶対的な存在として君臨し、アメリカらしい見た目のパワフルさと頑丈な設計、軽量さで世界中にファンがいるホイールメーカーです。

    とにかく存在感が抜群で、装着してしまえば一瞬で車が「ゴツくてイカつい」雰囲気に変貌します。国内でもオフローダーから絶大な人気を集めて、カスタムを楽しむユーザーが多いホイールです。

    KMCのホイール装着画像

    KMCのHPより

    見た目だけでなく、性能の高さも間違いありません。オフロードレースへホイールの提供もしており、過酷な路面でも耐えられる技術力の高さは実証済みです。

    ランドクルーザー、FJクルーザー、ラングラー、キャデラックなど迫力ある車との相性は抜群なので、SUV・RVユーザーはチェック必須でしょう。

    スーパースター

    スーパースター

    スーパースター公式サイトへ

    人気ブランド ロデオドライブ
    ピュアスピリッツ
    レオンハルト

    スーパースターはホイールメーカーの老舗であり、鍛造3ピースホイールという代名詞を確立したメーカーです。

    ランドクルーザーといった大型SUV向けのホイールが強みで、数々のドレスアップホイールを生み出してきました。見た目から分かる豪華で華やかなデザインは、車の印象をガラッと変えるホイールとして最適です。価格相場はタイヤとセットで107,900円〜です。

    スーパースターのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    その分、価格は高く高級アルミホイールの分類に入るメーカーともいえます。ただし、最近は1ピースホイールも手がけ、これまでの路線と比べれば若干安価なモデルも製造しているので、これまで手が出せないと考えていたユーザーにもおすすめのメーカーです。

    鍛造ホイールの特徴とおすすめのメーカー

    鍛造ホイールの特徴とおすすめのメーカー

    参考:BBS公式サイト

    アルミホイールの製造方法には鍛造と鋳造の2種類があります。違いは次の通りです。

    種類 製造方法 特徴
    鍛造ホイール アルミの塊を高温に加熱し、圧力をかけて形成 強度が高く軽量だが高価
    鋳造ホイール 溶かしたアルミを型に流し込んで冷やし固める 製造コストが安く、複雑なデザインも可能

    鍛造ホイールは、スポーツカーなど高性能な車に多く採用され、鋳造ホイールは、デザイン性を重視する車やコストを抑えたい車に多く採用されます。

    鍛造ホイールは、その軽さと強度から、高い人気を誇ります。

    鍛造ホイールとは?その製造方法とメリット

    鍛造ホイールは、アルミ合金の塊を高温で加熱し、金型に入れて強い圧力をかけて成形したホイールです。
    鋳造ホイールと比べて、密度が高く強度が非常に高いことが特徴です。

    製造工程は手間と時間がかかるため高価ですが、軽量で耐久性が高く、スポーツカーや高級車に多く採用されています。軽量化による運動性能の向上や、耐久性による安全性向上などが期待できます。

    おすすめの鍛造ホイールメーカーとブランド一覧

    おすすめの鍛造ホイールメーカーはいくつかありますが、個人的はRAYS、BBS、WORKを推したいと思います。

    それぞれのブランドの強みや特徴を踏まえて、愛車にぴったりのホイールを選んでくださいね。

    ブランド 特徴 代表的なモデル ターゲット層
    RAYS 軽量化、高強度、スポーティなデザイン、モータースポーツでの実績が豊富 VOLK RACING・VMF スポーツカーオーナー、サーキット走行を楽しむ方
    BBS 高品質、耐久性、クラシックなデザイン、高級車への採用が多い LM・RI-D(日本製はすべて鍛造ホイール) 高級車オーナー、落ち着いた雰囲気を求める方
    WORK 個性的なデザイン、カスタム性の高さ、幅広いラインナップ Emotionシリーズ(※鋳造もあり)・マイスターシリーズ(※鋳造もあり) 個性を重視する方、カスタムカーオーナー

    高級ホイールでおすすめのメーカーは?

    高級ホイールでおすすめのメーカーは?

    高級ホイールを提供するメーカーとして、国内ではBBS,国外ではHRE、フォージアートなどがあります。BBSはこちらで紹介しているので、あとの2つのメーカーの高級ラインや特長、価格帯などを紹介します。

    HRE(海外ブランド:アメリカ)

    おすすめ高級ホイール:HRE(海外ブランド:アメリカ)

    HRE日本正規販売店:公式サイトへ

    アメリカの高級ホイールブランドであるHREは、超高級車にふさわしい、芸術的なデザインと卓越した品質を誇ります。鍛造による高い強度と軽量化が特徴で、カスタムホイールとして高い人気を誇ります。

    フォージアート(海外ブランド:アメリカ)

    おすすめ高級ホイール:フォージアート(海外ブランド:アメリカ)

    フォージアート公式サイトへ

    フォージアートのホイールは、その独特のデザインと高い品質で、多くのカーマニアから支持されているブランドです。特に、カスタムカーや高級車に多く採用されており、愛車を個性的に彩るアイテムとして人気を集めています。

    高級ホイールメーカーの素材選びのポイント

    高級ホイールを選ぶ際は、ブランドの信頼性、デザイン、素材、適合性、価格を考慮しましょう。デザインや素材も重要で、車種に合ったものを選ぶことが大切です。価格と品質のバランスも考慮し、最適なホイールを選びましょう。

    ホイールの素材としてあ、以下の3つが主流です。

    素材 特徴
    アルミニウム合金 軽量で加工しやすく、多様なデザインが可能。放熱性や耐久性にも優れている。
    マグネシウム合金 アルミニウムよりもさらに軽量で、高い剛性を持つ。しかし、加工が難しく、耐食性の面で課題があるため、高級車やレーシングカーにで使用される。
    スチール(鉄) 強度が高く価格が安価だが、重量があり、放熱性や耐久性の面でアルミニウムやマグネシウムに劣る。高級ホイールではあまり使用されない。

    社外品のアルミホイールや純正車の高級グレードでは、アルミニウム合金が高級ホイールの主流となっており、特に鍛造アルミホイールは軽量で高強度なため、性能とデザイン性を両立させたい人に人気があります。

    アルミホイールに関するよくある質問

    アルミホイールに関するよくある質問

    アルミホイールのメーカーを中心に見てきましたが、構造や製法やデザイン、カラーなどさらにホイール選びの参考になる情報を、よくある質問から抜粋してお答えします。

    1. ホイールのデザインについて教えて
    2. ホイールのピースとは?
    3. アルミホイールとスチールホイールの違いは?
    4. アルミホイールのカラー選びのポイントは?

    1.ホイールのデザインについて教えて

    アルミホイールのデザインは大きく分けて「スポーク」「メッシュ」「ディッシィ」「フィン」の4種類です。主な特徴は以下のとおりです。

    デザイン イメージ 特徴 おすすめ車種
    スポーク スポークデザイン ホイールの中心から外周に向かって放射状に伸びるスポークが特徴でシンプルでスポーティーな印象に。スポークの本数や形状により、多様なバリエーションあり どんな車種でも◎スポーティーな車種
    メッシュ メッシュデザイン スポークが網目状に配置されたデザインで高級感と繊細さを演出。ブレーキキャリパーが小さい車にもおすすめ。 どんな車種でも◎セダン、SUV、ミニバン
    ディッシュ ディッシュデザイン 円盤状のディスクが特徴で重厚感と存在感を強調でき、迫力ある外観を求める方に人気だが、重量が増す傾向があるため、スポーツカーに不向き 高級セダン、大型ミニバン、4WD
    フィン フィンデザイン スポークデザインの一種で、細いスポークが多数配置したデザイン。繊細でエレガントな印象を与え、ラグジュアリーな仕上がりを求める方に最適 輸入車、高級車、ラグジュアリーカー

    デザインは、それぞれ異なる魅力と機能性を持っています。迷った場合は「メッシュ」「スポーク」を選ぶと、どんな車にもマッチしやすいと思います。

    車種や個人の好みに合わせて最適なデザインを選ぶことが、愛車の魅力を最大限に引き出すポイントです。

    2.ホイールのピースとは?

    ホイールの「ピース」とは、構造上の部品数を指し、以下の種類があります。

    ピース 構造 特徴
    1ピース リムとディスクが一体成型された単一構造 高い剛性と軽量性を持ち、製造コストが抑えられるため、価格も比較的安価
    2ピース リムとディスクが別々に製造され、組み合わせられた構造 デザインの自由度が高く、細かなサイズ調整が可能だが、1ピースに比べて製造コストが高い
    3ピース アウターリム、インナーリム、ディスクの3つの部品で構成される カスタマイズ性が最も高く、リム幅やオフセットの細かな調整が可能だが、製造コストが高く、重量も増加する傾向がある

    これらの構造の違いにより、ホイールの性能やデザイン、価格が変わります。1ピースホイールはスポーツホイールに多い構造で、鋳造後に加工して仕上げるため、精度が高く軽量に作る事ができます。

    2ピースホイールは昨今のアルミホイールの主流で、インセットの設定やディスク部分のデザインの自由度も高いです。

    3ピースホイールは日本国内で製造できるのは数社しかなく、最高級品であり価格も高額になります。

    用途や好みに合わせて選ぶことが重要です。

    3.アルミホイールとスチールホイールの違いは?

    アルミホイールは軽量でデザイン性に優れ、放熱性や耐食性も高いですが、価格が高く、強度が劣る場合があります。
    一方、スチールホイールは強度と耐久性に優れ、価格も安価ですが、重量があり、デザインの選択肢が限られ、錆びやすい傾向があります。

    種類 特徴
    アルミホイール 軽量、多様なデザイン、放熱性・耐食性が高い、価格が高い、強度がスチールに比べて劣る場合がある
    スチールホイール 耐久性が高い、価格が安い、重量がある、デザインの幅が狭い、錆びやすい

    4.アルミホイールのカラー選びのポイントは?

    ホイールのカラー選びは、車の印象を大きく左右します。以下のポイントを参考にしてください。

    ● ボディカラーとの調和
    ● 汚れや傷の目立ちにくさ
    ● 目指す車のスタイル
    ホイールカラー 特徴
    シルバー 上品でどのボディカラーにも合わせやすい定番色
    ガンメタリック スポーティーさと上品さを兼ね備え、汚れが目立ちにくい
    ブラック 車に引き締まった印象を与え、特に青や赤の鮮やかなボディカラーと好相性

    スポーティーな印象を求めるなら、ブラックやガンメタリックがおすすめです。
    上品さや高級感を重視する場合、シルバーやポリッシュ仕上げのホイールが適しています。

    実際の装着例やシミュレーションもできますので参考に、最適なカラーを見つけてくださいね。

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    どのホイールメーカーを選べばいいか分からないときは?

    どのホイールメーカーを選べばいいか分からないときは?

    ホイールメーカーを選ぶとなると、車に詳しい人以外は正直迷ってしまうのではないでしょうか。

    まず大切なことはホイール選びで重視する点を明確にすることが大切です。例えば重視するポイントは次の通り。

    ● ブランド力
    ● 価格
    ● 性能
    ● 重量
    ● 耐久性
    ● デザイン

    これらを総合的に判断して、自分の車に最適なメーカーと製品を選ぶのがベストです。

    とはいえ、「性能や耐久性の違いは分からない」といった人もいると思います。そんな時は、車のプロである専門家に聞いてしまうのが近道です。

    どんなホイールが欲しいのか、予算はどれくらいなのかを伝えて、愛車にぴったりのホイールをピックアップしてもらいましょう。プロが選んだホイールであれば安心して車にも乗っていただけると思います。

    ホイールのことならタイヤ&ホイールの専門店であるタイヤワールド館ベストにおまかせ

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    タイヤワールド館ベストは北海道と宮城・岩手を合わせて、11店舗展開しています。お客様の要望に合わせたホイールを提案できる優良店として、多くの方から高評価を獲得していますので、ぜひお近くであれば足を運んでお気軽にご相談ください。

    もし、お近くのカーショップで欲しいホイールが見つからない、もっとたくさんの在庫の中からホイールを選びたいといった方であれば、オンラインショップの方もチェックしてみてください。

    豊富な在庫数を揃え、人気メーカーから少しマイナーなメーカーまで幅広く商品を揃えています。メーカー別の検索機能はもちろんですが、車種別にマッチするホイールを検索できる機能もあり、誰でも探しやすいオンラインショップとしてもおすすめです。

    また購入するだけでなく、ネット上でホイールの取付まで手配ができるワンストップサービスが用意されています。全国に約4,000の提携店舗があるため、お住まいの近くで取付可能です。当日、車を指定場所に持っていくだけで交換できてしまうので、面倒な手間は一切ありません。

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    ホイールを購入する際は一度オンラインショップもチェックしてくださいね。

    仙台本店
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    TEL: 022-231-4114
    住所:仙台市宮城野区苦竹2-6-5
    アクセス:仙台国道45号線沿い
    営業時間:10:00~19:00
    カテゴリー
    タイヤの基礎知識 ライターチーム インチアップ

    タイヤサイズの見方は?アルファベットの意味や表記・選び方を徹底解説

    最終更新日 2025年1月20日

    タイヤサイズの見方について、以下の疑問を持っていませんか?

    ● タイヤの側面に書いてある数字はなんだろう?
    ● 175/65R14 82Sってどういう意味?

    タイヤの側面にはたくさんの数字やアルファベットが並んでいますが、知識がないとこれらを見てもよくわからないですよね。

    今回は、初心者でもわかるタイヤサイズの見方を解説します。タイヤ交換やインチアップを考えている人の参考になる情報をご紹介するので、ぜひご覧ください。

    車のタイヤサイズはどこを見ればわかる?

    車のタイヤサイズはどこを見ればわかる?

    車のタイヤサイズは、「タイヤの側面」「タイヤ規格」と呼ばれるものがあり、以下のどちらかの規格に基づいて製造されています。

    略号 ISO JATMA
    規格名 国際標準化機構規格 日本自動車タイヤ協会規格
    内容 世界で使用される
    タイヤの基本的な規格
    日本国内で使用される
    タイヤの規格

    参照:日本グッドイヤー

    タイヤサイズの見方を把握すれば、タイヤの性能についても理解が深まります。

    タイヤ側面の数値の見方は、『製造年・サイズだけじゃない!タイヤの側面は情報の宝庫!見かたを伝授!』の記事も、ぜひ参考にしてみてください。

    タイヤサイズ表記の見方

    タイヤサイズ表記の見方

    タイヤの側面の数値や記号には、以下のような情報が記されています。

    1. タイヤ幅
    2. 扁平率
    3. ラジアル構造
    4. リム径(インチ)
    5. ロードインデックス
    6. 速度記号
    7. 速度カテゴリー
    8. タイヤの強度

    タイヤサイズ表記の見方を以下で詳しく解説します。

    タイヤ幅

    タイヤ幅

    『175/65R14 82S』という表記があった場合、先頭の『175』がタイヤの幅を表す数字です。

    単位はmmとなっているので、175mm幅のタイヤということになります。

    『165/55R15 75H』であれば165mm、『155/65R14 75H』は155mmです。

    扁平率

    扁平率

    『175/65R14 82S』という表記があった場合、2つめの数字の『65』は扁平率を表しています。

    扁平率とはタイヤの断面層に対する高さの比率のことで、厚い(数字が大きい)ほうが乗り心地が良いと言われています。

    『165/55R15 75H』であれば扁平率は55%、『155/65R14 75H』であれば65%です。

    ラジアル構造

    ラジアル構造

    『175/65R14 82S』の表記で、最初にでてくるアルファベットの『R』は「ラジアルタイヤ」であることを表しています。

    ラジアル構造のタイヤとは、 内部の繊維層が進行方向に対して直角に編み込まれている製品のことです。ラジアル構造のほかに、繊維層を斜めに編み込んでいる「バイアス構造」のタイヤもあります。

    近年はほとんどの乗用車がラジアルタイヤとなっているため、バイアスタイヤを見かけることはあまりないかもしれません。

    リム径(インチ)

    リム径(インチ)

    『175/65R14 82S』の表記で、3つめの数字である『14』はリム径を表しています。

    リム径とは、タイヤについているホイールの直径のことで、単位はインチです。『165/55R15 75H』であればリム径は15インチ、『155/65R14 75H』であれば14インチです。

    1インチは2.54cmなので、14インチは35.56cm、15インチであれば38.1cmとなります。

    ロードインデックス

    ロードインデックス

    『175/65R14 82S』の表記で、4つめの数字となる『82』がロードインデックスの数値を表しています。
    ロードインデックスとは、タイヤがどれだけの重さに耐えられるかの指標となる数字です。

    ロードインデックス82の場合は、タイヤ1本あたりの負荷能力は475kgが目安となっています。

    数値と負荷能力の目安表は以下のとおりですので、参考にしてみてください。

    ロードインデックス

    速度記号

    速度記号

    『175/65R14 82S』の最後のアルファベットである『S』は速度記号と呼ばれるもので、そのタイヤが走行できる最大速度を表しています。速度記号の早見表は以下のとおりです。

    速度記号 最高速度(km/h)
    L 120km
    M 130km
    Q 160km
    S 180km
    H 210km
    V 240km
    W 270km
    Y 300km

    『175/65R14 82S』の場合、速度記号はSなので最高速度は180km、『165/55R15 75H』はHと記載があるので210kmです。

    速度カテゴリー

    速度カテゴリー

    タイヤの側面に『ZR』という表記があった場合、それは「速度カテゴリー」を表しています。現在、主に使われているSやHなどの速度記号と同じ役割を持っており、ZRは最高時速が240kmであることを表しています。

    近年はL・M・Q・S・Hといった表記を用いている製品が多いので、ZRの文字は見かけることが少ないかもしれません。

    タイヤの強度

    タイヤの強度

    バンや小型トラック向けのタイヤには、『PR』というアルファベットが記載されている製品があります。PRは「プライレーティング」の頭文字で、タイヤの強度を示す「耐荷重強度指数」のことです。
    『145R12 8PR』という表記の場合、「8プライ」と読み、最大負荷能力は450kg程度です。

    普段トラックや商業車に乗らない人はあまり見ることはないので、参考として知っておく程度で問題ありません。

    タイヤサイズに関するその他の記号について

    画像の説明

    タイヤサイズに関するその他の記号について、以下3つの項目別に解説します。

    ● ホイールのJ数
    ● タイヤサイズのXL表記
    ● タイヤサイズのLT表記

    それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    ホイールのJ数

    「ホイールのJ数」とは、リム幅のことで、ホイールを横から見た時の幅をインチで表したものです。厳密にいうと「J」とは、ホイールのフランジ形状の規格を指し、ホイールの外面の縁にある形状のことです。

    自動車用のホイールでは「J」が一般的で、ほとんどの車両に適合可能です。そのほかにも「JJ」や「K」、「B」などの表記もホイールのフランジ形状の規格を指します。たとえば、4WDのような大型の車は「JJ」が用いられるケースもあります。

    ホイールのサイズに関しては、J数以外にも、リム幅やインチ径、PCDなどもあり、詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。

    タイヤサイズのXL表記

    タイヤサイズにある「XL」は、「エクストラロード(Extra Load)」の略で、通常のタイヤより高い空気圧に対応できるよう内部構造が強化されているタイヤに表記されています。

    内部構造が強化されることで高い耐久性が期待できますが、その反面、標準タイヤと比べると乗り心地が硬く感じる可能性があります。

    そのため、XLタイヤを検討する場合、事前に自分の車にあっているか確認して装着することが重要です。

    タイヤサイズのLT表記

    タイヤサイズの「LT」は、「ライトトラック(Light Truck)」の略で、小型トラックや商用車向けに設計されたタイヤであることを示します。

    LT表記があるタイヤは、通常のタイヤよりも重い荷物や悪路に耐えられる構造になっています。

    XLタイヤと同様に、丈夫で耐久性が高い反面、ノーマルタイヤよりも硬い乗り心地だったり燃費が落ちる可能性があったりする点がデメリットです。

    タイヤサイズに関する4つの法律

    タイヤサイズに関する4つの法律

    タイヤのサイズには決まりがあり、規定内のタイヤを装着していないと車検に通りません。タイヤを装着する際は、以下の4点を確認する必要があります。

    1. はみ出し禁止
    2. 荷重指数の確保
    3. メーターに誤差が生じないこと
    4. 干渉禁止

    以下でそれぞれを詳しく解説します。

    はみ出し禁止

    はみ出し禁止

    タイヤは、車体からはみ出さないように装着しなくてはいけません。はみ出てしまう大きなサイズのタイヤだと、車のボディと接触してハンドル操作に影響を与えます。

    安全に走行をするためにも、車体におさまるサイズのタイヤを選びましょう。

    荷重指数の確保

    荷重指数の確保

    荷重指数とは、1本あたりのタイヤが支えられる重さのことで、この数値をあらわしたものがロードインデックスと呼ばれる数値です。すべてのタイヤにはロードインデックスの数値が記載されているので、規定の数値を下回らないようにしましょう。

    その車ごとの規定の数値は、純正で装着していたタイヤに記載されています。
    タイヤを履き替える際には、もとのタイヤ以上のロードインデックス数値がある製品を選んでください。

    メーターに誤差が生じないこと

    メーターに誤差が生じないこと

    タイヤのサイズ変更をしたことによって、メーターの表示が狂ってしまうことがあります。

    タイヤの外径によって、メーター表示は以下のように変化します。

    タイヤの外径 進む距離 メーター表示
    小さくした場合 短くなる 遅くなる
    大きくした場合 長くなる 速くなる

    メーターに誤差が生じると気付かずにスピード違反になってしまうことがあるので、注意が必要です。
    原則として、純正のタイヤサイズに合わせたサイズでインチアップを行いましょう。

    干渉禁止

    干渉禁止

    タイヤのサイズが適正でないと、フェンダーに干渉して運転に影響を与えます。インチアップする際には、車体に干渉しないサイズを確認しておきましょう。

    積雪時にチェーンを装着する可能性がある場合は、その分の余白も残しておく必要があります。

    タイヤサイズを変更する際の許容範囲は?

    タイヤサイズを変更する際の許容範囲は?

    タイヤサイズを変更する際は、タイヤがフェンダーからはみ出さない程度のサイズ変更にしましょう。

    タイヤのはみ出しに関しては、道路運送車両の保安基準で規定されています。
    簡単にいうと、ホイールの中心から上側が前30度・後50度の範囲内がフェンダー内に収まっている必要があります。

    ただし、規制緩和により10mm未満ならタイヤのはみ出しは認められますが、あくまでタイヤ部分のみで、ホイール部分のはみ出してはいけません。

    タイヤサイズを変更する際は、フェンダーからのはみ出し10mm未満が許容範囲ですが、基本的には、タイヤがはみ出さないサイズ変更がいいでしょう。最悪の場合、車検に通らない可能性もあります。

    車検に通らないタイヤについては、以下の記事を参考にしてください。

    タイヤサイズのインチダウンとは?

    タイヤサイズのインチダウンとは?

    タイヤサイズのインチダウンとは、タイヤのサイズはそのままで、タイヤホイールのサイズを小さくすることを指し、インチアップの逆のことです。

    ここでは、インチダウンのメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

    タイヤサイズをインチダウンするメリット

    タイヤサイズをインチダウンするメリットは、主に以下の5つです。

    ● コスト削減効果
    ● 乗り心地の向上
    ● 静粛性の向上
    ● 燃費性能の向上
    ● ハンドリング性能の向上

    インチダウンすることでホイールの価格は安くなり、タイヤへの負担も少なくなる場合があります。寿命が伸びる可能性もあるため、コスト削減につながります。

    静粛性やハンドリング性能の向上が期待でき、乗り心地がよくなるのもインチダウンの魅力です。

    軽快な走りを求めている方は、タイヤサイズをインチダウンしてみるのもいいでしょう。

    タイヤサイズをインチダウンするデメリット

    一方、タイヤサイズのインチダウンをすると、以下のようなデメリットがあります。

    ● タイヤの外見が変わる
    ● 性能が低下する可能性がある
    ● 車検不適合の可能性がある

    インチダウンすることでタイヤの外見が変わります。ホイールが小さくなることで、タイヤ部分の厚みが強調され、スタイリッシュなデザイン性が損なわれると感じる人もいるでしょう。

    また、コーナリングやハンドリング、燃費性能などが低下する可能性もあります。

    さらに、タイヤの外径が変化するとスピードメーターに誤差が生じる恐れがあり、車検不適合になる場合もあります。

    タイヤサイズをインチダウンする際は、自分が車のデザインや性能面で、どのようなことを優先するのか考えましょう。

    タイヤサイズのインチアップとは?

    タイヤサイズのインチアップとは?

    タイヤサイズのインチアップとは、ホイール径を大きなサイズに取り替えるカスタマイズのことです。ホイールにあわせて、タイヤも扁平率の低い製品に履き替えることが一般的です。

    インチアップすると、タイヤの幅が広がり走行時に地面をとらえやすくなるので、ハンドリングがスムーズになります。インチアップしたことでタイヤとホイールの重量が減った場合、車体に対しての負荷も少なくなるので燃費も向上します。

    タイヤサイズをインチアップするメリット

    タイヤサイズをインチアップするメリット

    タイヤをインチアップするメリットには主に以下の3つがあります。

    ● 見た目がカッコ良くなる
    ● 制動力があがる
    ● 運動性能がアップする

    見た目のカッコ良さを追及したい人に、インチアップのカスタマイズは人気です。マイカーをグレードアップするとドライブもより楽しくなりますね。

    タイヤが薄くなることでレスポンスがよくなり、運動性能があがります。ブレーキもききやすくなり、運転しやすくなったと感じる人も多いです。

    タイヤサイズをインチアップするデメリット

    インチアップするデメリット

    タイヤをインチアップする際のデメリットには、以下の3つがあげられます。

    ● タイヤ代が高い
    ● 燃費が悪くなる
    ● 乗り心地が変わる

    インチアップをしたいと考えても、費用の高さに断念してしまう人も多くいます。メリットがある反面、出費がかさむことは覚悟しておきましょう。

    インチアップによって、タイヤが薄くなるので地面からの振動をダイレクトに感じるようになるケースもあります。また、重量のあるホイールを装着した場合は負荷がかかるため、燃費が悪くなることもあるので注意が必要です。

    タイヤ選びの際サイズ以外で参考になる情報

    タイヤ選びの際サイズ以外で参考になる情報

    タイヤ選びの際にサイズ以外で参考になる情報は、以下の3つです。

    ● 車のタイプ
    ● ライフスタイル
    ● 走行する地域

    それぞれ具体的な内容を確認しましょう。

    車のタイプ

    車のタイプによって、最適なタイヤは異なります。以下の表は、車のタイプ別におすすめのタイヤをまとめたものです。

    車のタイプ おすすめのタイヤの特徴
    軽自動車 ・性能バランスがいい
    ・燃費性能が優れている
    ミニバン ・燃費性能が優れている
    ・コストパフォーマンスが高い
    コンパクトカー ・コストパフォーマンスが優れている
    ・オールシーズンに対応している
    SUV ・SUV専用で性能を引き出してくれる
    ・燃費性能が高い
    セダン ・走行性能に優れている(コンフォートタイヤ)
    ・静粛性や燃費性能が高い
    スポーツカー ・走行性能に優れている(スポーツタイヤ)
    ・グリップ力が高い(ハイグリップタイヤ)

    タイヤによって走行性能や燃費性能は異なります。上記の情報を、自分が優先する性能を考える際の参考にしてください。

    ライフスタイル

    ライフスタイルによっても、最適なタイヤは異なるでしょう。たとえば、通勤や買い物など、毎日車を利用する方には、耐久性や静粛性、燃費性能などが優れているタイヤがおすすめです。

    一方、休日によくアウトドアに出かける方なら、オフロードタイプのような悪路に強いタイヤがいいでしょう。

    走行距離が長い方の場合、低燃費でロングライフ性能が優れているタイヤを装着することで、長期間の安定した走行が期待できます。

    耐久性や持続可能性に優れたエコタイヤは、以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

    走行する地域

    走行する地域によっても、タイヤの選び方は異なります。たとえば、雪や凍結が頻繁に発生する豪雪地域では、スタッドレスタイヤだけでなくチェーン装着を考慮する必要があります。

    一方で、雪はほとんど降らないものの、冬場に少し凍結する可能性がある程度なら、タイヤ交換はせず年間を通じて、オールシーズンタイヤで対応可能です。

    そのほか雨が多い地域なら、排水性能が高く、ウェットグリップに優れたタイヤがおすすめです。

    走行する地域の特性を考慮しタイヤを選ぶことで、安全かつ快適なドライブにつながるでしょう。

    おすすめタイヤ3選のタイヤサイズ一覧

    おすすめタイヤ3選のタイヤサイズ一覧

    続いて、タイヤワールド館ベストがおすすめする、以下3つのタイヤのサイズ一覧や特徴を見ていきましょう。

    ● BRIDGESTONE「REGNO GR-XⅢ」
    ● DUNLOP「SYNCHRO WEATHER」
    ● YOKOHAMA TIRE「ADVAN dB V553」

    タイヤ選びで悩んでいる方は、ぜひおすすめタイヤを検討してみてください。

    BRIDGESTONE「REGNO GR-XⅢ」

    レグノGRX3

    ブリヂストン公式サイトへ

    BRIDGESTONE「REGNO GR-XⅢ」は、静粛性と快適性に優れたプレミアムタイヤです。

    REGNO GR-XⅢの特徴や適用サイズは、以下のとおりです。

    項目 内容
    タイヤの名称 REGNO GR-XⅢ
    適用サイズ 14〜20インチ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 22,000〜90,100円/1本
    おすすめな人 ・快適な運転を楽しみたい人
    ・雨の日の安全性を重視する人
    ・高級車に乗っている人

    REGNO GR-XⅢは、ハイクオリティなタイヤのため、高級感を演出したい方におすすめのタイヤと言えます。

    また、BRIDGESTONEのそのほかのタイヤのについては、以下の記事にまとめてあるので参考にしてください。

    DUNLOP「SYNCHRO WEATHER」

    シンクロウェザー

    ダンロップ公式サイトへ

    DUNLOP「SYNCHRO WEATHER」は、タイヤが自ら路面状態に適した性能に変化するオールシーズンタイヤです。

    SYNCHRO WEATHERの特徴や適用サイズは、以下のとおりです。

    項目 内容
    タイヤの名称 SYNCHRO WEATHER
    適用サイズ 15〜19インチ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 21,450〜69,630円/1本
    おすすめな人 ・積雪がほとんどない地域に住んでいる人
    ・季節ごとにタイヤ交換したくない人
    ・燃費や耐久性の高さを求める人

    SYNCHRO WEATHERは、急な天候の変化にもシンクロするタイヤのため、季節や天候に関係なく高いパフォーマンスを維持したい方にも向いているでしょう。

    なお、DUNLOP製のタイヤについては、以下の記事にまとめてあるのでぜひご覧ください。

    YOKOHAMA TIRE「ADVAN dB V553」

    アドバンdB V553

    ヨコハマ公式サイトへ

    YOKOHAMA TIRE「ADVAN dB V553」は、上質な静粛性が持続するコンフォートタイヤで、快適な乗り心地を実現してくれます。

    スタイリッシュなダークデザインで、洗練された見た目を実現している点も魅力的です。

    ADVAN dB V553の特徴や適用サイズは、以下のとおりです。

    項目 内容
    タイヤの名称 ADVAN dB V553
    適用サイズ 14〜21インチ
    価格(タイヤワールド館ベスト) 13,900〜67,500円/1本
    おすすめな人 ・雨の日の雨グリップ性能を重視する人
    ・上質な乗り心地を求める人
    ・他車と見た目で差をつけたい人

    そのほかYOKOHAMA製のタイヤについて詳しく知りたい方は、以下の記事にまとめてあるのでぜひご覧ください。

    タイヤサイズに関するよくある質問

    タイヤサイズに関するよくある質問

    タイヤサイズに関するよくある質問は、以下の5つです。

    ● タイヤの外径はどこに書いてある?
    ● 国産メーカーと輸入メーカーのサイズは違うの?
    ● 純正タイヤとサイズ違いのタイヤを履くことは可能?
    ● タイヤ交換の時期の目安は?
    ● タイヤサイズの見方がどうしてもわからない時は?

    それぞれの具体的な回答を確認しましょう。

    タイヤの外径はどこに書いてある?

    タイヤの外径のサイズは、側面に表記されていないため自分で計算して導き出します。簡単に外径を求められる計算式は以下のとおりです。

    (リム径×25.4)+(2×タイヤ幅×扁平率)=タイヤの外径

    インターネットで検索すると、リム径や扁平率を入力するだけで自動的に計算してくれる無料のサイトも複数あります。計算が難しい人は、こうしたツールを使ってみるのもオススメです。

    国産メーカーと輸入メーカーのサイズは違うの?

    国産タイヤと輸入タイヤは、同じサイズ記載のものを購入した場合でも微妙にサイズが違うことがあります。
    『175/65R14 82S』と表記があるタイヤの製品を比較してみました。

    タイヤメーカー 商品名 サイズ 外径 総幅 公式サイト/購入ページ
    ヨコハマタイヤ(国内) BluEarth AE-01F 175/65R14 82S 584mm 177mm 公式サイト
    購入ページ
    ブリヂストン(国内) NEWNO 175/65R14 82S 584mm 175mm 公式サイト
    購入ページ
    ダンロップ(国内) エナセーブ EC204 175/65R14 82S 584mm 176mm 公式サイト
    購入ページ
    グッドイヤー(海外) EfficientGrip ECO EG02 175/65R14 82S 585mm 176mm 公式サイト
    購入ページ

    国産であるブリヂストンの「NEWNO」は、外径が584mm、総幅175mmです。
    海外企業のグッドイヤーのタイヤ「EfficientGrip ECO EG02」の場合は、外径が585mm、層幅が176mmとなっています。

    それぞれわずかなサイズ差ですが、実際には溝のつくりや全体のデザインでさらにもっと差がでるタイヤもあります。

    サイズの違いを確認したい人は、店頭で専門のスタッフに相談するか、販売店に問い合わせをしてマイカーに合うか確認しておくとよいでしょう。

    純正タイヤとサイズ違いのタイヤを履くことは可能?

    純正タイヤと異なるサイズのタイヤを履くことは可能ですが、その際は以下のことに注意しましょう。

    ● 許容範囲を超えるはみ出しは車検に通らない
    ● ハンドリングや乗り心地が変化する可能性がある
    ● ホイールとの適合性も確認する

    純正タイヤは、初期装備する車に合わせて製造されているものもあり、車の性能を最大限引き出してくれる可能性があります。

    純正タイヤのインチアップでもインチダウンでも、車の走行にどのような影響があるか事前に確認し、変更を検討しましょう。

    タイヤ交換の時期の目安は?

    タイヤ交換の時期の目安は、走行距離30,000〜50,000km程度と言われています。
    ただタイヤはゴム製品なので、使用しなくても時間の経過とともに劣化します。

    そのほかにも、溝の深さが1.6mm以下になってスリップサインが現れたり、タイヤに亀裂や変形が生じたりすると、適切なタイヤの交換時期が変動します。

    日頃からこまめな点検を心がけ、異常の早期発見に努め、タイヤ交換時期を少しでも遅らせましょう。

    タイヤサイズの見方がどうしてもわからない時は?

    タイヤサイズの見方がどうしてもわからない時は、カーショップやディーラーに相談にいきましょう。ほとんどのお店では、相談だけであれば無料で対応してくれます。

    インターネット通販でタイヤを購入したい場合は、メールや電話で相談してみるのもオススメです。

    間違ったサイズのタイヤを購入してしまうと大変なので、不安な人は事前によく確認しておくことが大切です。

    タイヤ交換の相談ならタイヤワールド館ベストがオススメ

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    タイヤを交換したいと考えている人は、専門家に相談するのがオススメです。

    とくにはじめてタイヤ交換をする際は、わからないことが多いと思うので、タイヤの専門店に行ってみるとよいでしょう。

    また、今装着しているタイヤサイズの見方や、新しいタイヤのサイズに悩んでいる方もいるでしょう。

    タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。

    タイヤサイズの見方をはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

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