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    タイヤの空気圧を高めに調整するべき理由は?目安や空気圧の調整方法を解説!

    タイヤの空気圧は高い方がよいという話がありますが、実際どれくらいを目安に調整すべきか知っている方は少ないのではないでしょうか?

    空気圧は高ければよいというものではなく、適正な範囲で調整しなければさまざまな弊害をもたらします。

    本記事ではタイヤの空気圧の目安や空気圧を高くし過ぎた際に起こる弊害、実際に空気圧を調整する方法について解説します。

    タイヤの空気圧を高めに調整するべき理由
    タイヤの空気圧の目安
    タイヤの空気圧が高すぎると起こる弊害
    タイヤの空気圧を調整する方法と気をつけるべきポイント

    タイヤを所持しており、空気圧の調整を検討されている方は、本記事を読んで空気圧の目安や方法について事前に理解しておきましょう。

    タイヤの空気圧を高めに調整すべき理由

    タイヤの空気圧を高めに調整すべき理由

    タイヤは常に車の重量(車重)がかかっており、安全に運転ができるように適正空気圧が指定されています。

    適正空気圧を下回ることで、タイヤが車重に耐えられなくなれば、さまざまな弊害を引き起こし、事故の元になりかねません。

    以下では、タイヤの空気圧を指定空気圧に調整するべき具体的な3つの理由を説明します。

    タイヤの寿命が長くなる

    タイヤはゴム製の消耗品であるため、長く使うことですり減っていきますが、空気圧を適正値に調整することで長持ちさせることができます。

    上述したとおり、タイヤには常に車重の負担がかかっている状態のため、適正空気圧を下回ると本来の形を保てません。

    結果として、転がり抵抗と摩擦が増えてしまい、タイヤを痛めることに繋がります。

    また、空気圧が低い状態ではタイヤの摩擦が均等に起こらずに偏って擦り減っていってしまうため、寿命を短くする原因となるでしょう。

    タイヤの寿命を長くするためにも、指定空気圧に調整することが重要です。

    燃費が良くなる

    タイヤは適正空気圧の状態なら車体姿勢を保てるため、燃費よくスムーズに走行できるのも理由のひとつ。

    しかし、適正空気圧を下回ってしまうと、ゴムがたわんでしまい、車軸が平衡に保てなくなります。

    同時に転がり抵抗が高くなることで、道路との摩擦が増えて燃費が悪くなってしまいます。

    一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)の2021年のテストデータによると、タイヤの空気圧が適正値から30%下回ると燃費が4.6%悪化、60%下回ると12.3%悪化する結果となりました。

    燃費よく走るためにも、空気圧は定期的に調整するようにしましょう。

    操作性の低下を防げる

    タイヤは空気圧を適正値に調整することで本来の形を保ち、適切に操作できます。

    しかし、適正空気圧を下回るとタイヤの形はいびつになっていくため、走行中にハンドルを取られてしまい、安定性の低下や事故に繋がりかねません。

    また、タイヤは道路の凸凹を吸収する役割も担っていますが、空気圧が低い状態で走行していると、細かい振動がシート越しに乗員に伝わってしまいます。

    とくに段差を乗り越える際には、大きな振動が伝わり、ホイールも傷つける可能性があるので注意するようにしましょう。

    タイヤの空気圧の高さの目安

    タイヤの空気圧の高さの目安

    タイヤは本来の機能を発揮して安全に走行ができるように、サイズによって指定空気圧が定められています。

    ただし、指定空気圧の数字は上限数値ではなくあくまで目安であって、規定値よりプラス10ほどは高く調整しても問題ありません。

    とくに高速道路を走行する機会が多いトラックなどについては、走行距離やスピードに伴ってタイヤの負担も大きくなります。その分空気が抜けやすいため、タイヤの空気圧を高めに調整することをオススメします。

    同じタイヤサイズでも車によって指定空気圧は異なる

    タイヤは指定空気圧が定められていると前述しましたが、ご自身の車の指定空気圧を知っている方は少ないのではないでしょうか。

    タイヤサイズが同じであればどの車も空気圧は同じ、というわけではありません。

    「荷重支持機能」はタイヤの重要な役割ですが、空気圧によって支えられる車重は異なります。

    別の言い方ですと、タイヤサイズが同じでも、支える車が変わると必要な空気圧は変化します。

    車ごとに指定空気圧は決められることに注意しましょう。

    メーカー指定の空気圧をチェック

    タイヤのサイズは同じでも、車によって指定空気圧は変わるため、メーカー指定の適正値をチェックするようにしましょう。

    運転席のドア開口部にある「車両指定空気圧」というステッカーからチェックができます。

    指定空気圧表示位置

    取扱説明書をお持ちの方は、説明書にも記載されているので保管しておくことがオススメです。

    車種によってはかなり細かく設定されているものあり、積載重量や乗車人数によって適正値が明記されています。

    空気圧を調整する前に、一度確認するようにしましょう。

    タイヤの空気圧が高すぎることで起こる3つの弊害

    タイヤの空気圧が高すぎることで起こる3つの弊害

    空気圧が低いことで何かしらのトラブルが生じることは想像できますが、高くし過ぎることで弊害が起こることもあります。

    以下では、タイヤの空気圧が高すぎることで起こる可能性が高い3つの弊害をご紹介します。

    乗り心地が悪くなる

    タイヤの空気圧が低い場合は振動が乗員に伝わってしまいますが、高すぎる場合でも乗り心地が悪くなることもあります。

    タイヤの空気圧が高いと内部から外側にかけて空気が大きく押し出され、タイヤがパンパンに張った状態となってしまいます。

    タイヤは道路の凸凹を拾う役割も担っているため、タイヤが張った状態で走行すると、反発して車体自体が跳ねるように感じてしまうかもしれません。

    とくにボディや足回りの剛性が低いタイプの車は、乗り心地が悪くなりやすいため空気の入れ過ぎには注意しましょう。

    ブレーキの効きが悪くなる

    空気圧が高い状態ですと、タイヤが道路に接着する部分がセンター部分に集中し、転がりやすくなるため、ブレーキの効きが悪くなる可能性があります。

    空気圧が適正値の状態ですと、タイヤは全体的に道路に接着しますが、パンパンに張った状態だとセンター部分が少し盛り上がるような状態になります。

    そのため、道路と接着する部分が少なくなり、転がり抵抗が低くなるのです。

    事故を未然に防ぐためにも、タイヤの空気圧の入れすぎには注意が必要です。

    偏摩擦が増えて最悪の場合バーストする

    タイヤの空気圧が高すぎる場合、センター部分が押し出されて偏摩擦が増えることで、パンクや最悪の場合バーストなどにもつながるため注意が必要です。

    タイヤの溝の深さが一定以上あれば法律上使用は可能ですが、センター部分のみ偏摩擦が起こると、とくに足場が悪い道では事故を起こす可能性も高まります。

    パンクやバーストの危険性もあるので、空気圧は適正値に調整するようにしましょう。

    タイヤの空気圧を調整する方法

    タイヤの空気圧を調整する方法

    タイヤは走行せずに車に装着しているだけでも、車重によって空気は少なからず常に抜けていきます。

    とくに寒い冬の時期は、空気が収縮する働きによってタイヤの空気圧が下がる傾向にあるので、1ヶ月に1度程度チェックすることが重要です。
    以下では空気圧を調整する手順を説明します。

    まずは空気圧をチェックする

    まず、タイヤのエアバルブのキャップを外してください。

    工具を使って外す方法もありますが、ホイールの中に落としてしまうこともあるため、素手で外すことがオススメです。

    キャップを外した後は、エアゲージという専用の機械を使って空気圧を測定します。

    エアゲージはショップなどで販売されていますが、ガソリンスタンドでも貸してもらえます。

    空気圧が測定できれば、実際に空気をタイヤに入れていきますが、以下では2つの方法を説明するので参考にしてください。

    タンク型の空気入れで調整する場合

    タンク型の空気入れで調整する手順は、以下の通りです。

    1. 空気入れのホースをエアバルブに接続する
    2. ホースがしっかり接続できているのを確認した後、規定の空気圧まで空気を入れる
    3. 調整する際、空気を入れ過ぎないように適宜レバーを外して、空気圧をチェックする
    4. 空気圧を入れ過ぎた場合はエアゲージに搭載されている空気抜きボタンを押して、適正値に調整する
    5. 空気圧を適正値に調整できれば、ホースを外してエアバルブにキャップをはめる

    タンク内の空気が無くなることもあるので、その際はスタッフの方などに空気の補充を依頼しましょう。

    据え置き型の空気入れで調整する場合

    据え置き型の空気入れで調整する手順は、以下の通りです。

    1. メーター横にあるダイヤルを指定空気圧の数値になるように調整する
    2. ダイヤルを調整できたら、ホースのノズルをエアバルブに接続する
    3. ホースがしっかり接続されると、音が鳴って自動的に空気がタイヤに入る
    4. 音が鳴りやむと空気を入れ終わったサインなので、ホースを外してエアバルブにキャップをはめる
    5. 空気を調整し終えたらダイヤルの針は元の「0」の状態に戻す
    6. 空気が入り過ぎていたらバルブのムシを押して手動で調整する

    はじめて据え置き型の空気入れを使用する場合、わからないこともあるので、不明点などがあればスタッフの方に確認するようにしましょう。

    タイヤの空気圧を調整する際に気をつけるべき2つのポイント

    タイヤの空気圧を調整する際に気をつけるべき2つのポイント

    タイヤの空気圧を入れる際には、空気圧を高めに調整し過ぎないようにする点以外にも気をつけるべきポイントがあります。

    とくにはじめて空気圧を調整する方はわからないことが多く、不安になることもあるでしょう。

    以下では、タイヤの空気圧を調整する際に気をつけるべき2つのポイントを説明します。

    タイヤが冷えているかを確認

    空気圧を調整する際には、タイヤが冷えているかを確認するようにしましょう。

    タイヤは熱を持っていると中の空気圧が膨張してしまうため、本来の空気圧が測定できません。

    とくに高速道路を走行した後は、通常の道路よりスピードを出して走行しているため、タイヤと道路の摩擦が強くなって熱を生じやすくなります。

    たとえば、高速道路を時速120kmで走行したとすると、タイヤの温度は40℃〜50℃上がるとされており、空気圧も伴って10%から15%ほど上がるとされています。

    空気圧を測定する場合は、タイヤを冷ましてから確認するようにしましょう。

    スペアタイヤも一緒に確認

    タイヤの空気圧を調整する際に、スペアタイヤをお持ちの方は一緒に確認するようにしましょう。

    もし、出先でメインタイヤがパンクなどで使用不可になってしまった場合に、空気圧が低くて使用できなければ、スペアタイヤを持っている意味がありません。

    タイヤは、使用しなくても少しずつ空気が抜けていってしまうため、メインのタイヤより少し高めに空気圧を調整しましょう。

    適正空気圧はタイヤ側面に表示されている数字、もしくはホイールに貼られているラベルにて確認できます。

    半年から少なくとも1年に1度は確認することをオススメします。

    まとめ

    まとめ

    今回の記事では、タイヤの空気圧の目安や空気圧を高くし過ぎた際に起こる弊害、実際に空気圧を調整する方法についてまとめてきました。

    空気圧をあまり確認してこなかった方は、指定空気圧を下回っている可能性もあり、安全性や燃費の低下につながる可能性もあるので、定期的に確認することをオススメします。

    タイヤの空気圧を調整する場合はタイヤワールド館ベストで行うのがオススメです。

    専門のスタッフが空気圧の確認方法や調整方法について、丁寧に説明いたします。

    宮城県に7店舗、全国に約3,200の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    摩擦などによって劣化が進んでおり、タイヤの交換が必要な場合はインターネットでのご予約も可能ですので、ぜひタイヤワールド館ベストをチェックしてみてください。

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    タイヤ知識 ライターチーム

    車検に合格するタイヤの溝の深さは?測り方と対策を徹底解説!

    車を利用しているなら、車検を避けては通れません。

    車検ではさまざまな点から車の状態をチェックされますが、タイヤの溝の深さも点検項目のひとつです。

    しかし、どれくらいの溝の深さであれば車検に合格するのか知っている方は少ないのではないでしょうか?

    本記事では車検に合格するタイヤ溝の深さや、初心者でもできる車検前のタイヤ溝の測り方、タイヤを長持ちさせる方法などについて解説します。

    1. 車検にてタイヤの溝が測られる理由
    2. タイヤ溝の深さの合格基準
    3. 初心者でもできる車検前のタイヤ溝の測り方
    4. 溝の深さ以外に車検に落ちやすいタイヤの特徴
    5. タイヤを長持ちさせる方法

    車検でのタイヤ溝の合格基準や測り方を事前に知り、対策を講じられるようにしておきましょう。

    車検でタイヤの溝の深さが測られる2つの理由

    車検でタイヤの溝の深さが測られる2つの理由

    タイヤは車が走行する上で重要な役割を担っており、タイヤの状態は車検において厳しく確認される項目のひとつです。

    タイヤ溝には保安基準が設けられており、基準に満たない場合は不合格となってしまいます。

    車検では運転の安全性を考慮してタイヤ溝が測られるので、事前に溝の深さを確認するようにしましょう。

    運転する際の安全性の考慮

    運転の安全性を考慮するのが、車検の際にタイヤ溝の状態を確認される理由の1つです。タイヤは消耗品なので、運転に伴って摩擦して徐々にすり減ったり、劣化していったりします。

    タイヤに傷が蓄積されていくと、ブレーキ機能やハンドリング機能が低下し、安全に運転できなくなってしまいます。

    とくに、路面が濡れている場面ではタイヤ溝が浅くなっていると、路面とタイヤの間に水の膜ができる「ハイドロプレーニング現象」が起こり、ハンドルが取られて車体がスリップしてしまうため注意が必要です。

    運転する際の安全性を考慮して、タイヤは定期的に交換することが望ましいでしょう。

    道路運送車両法で罰則が規定されている

    タイヤの溝の深さは運転の安全性に大きく関係していることから、国土交通省で保安基準がもうけられており、基準に満たない場合は公道を運転できません。

    基準値未満にもかかわらず、行動を運転していた場合は道路交通法違反となり、「違反点数2点の加算」 、普通自動車の場合は「9,000円の罰金」(2021年4月時点)が科されます。

    気付かずに運転していることもありますが、安全面や法律面における罰則もあるので、定期的にチェックするようにし、溝が浅い場合は交換するようにしましょう。

    車検におけるタイヤ溝の深さは1.6mm以上が合格基準

    車検におけるタイヤ溝の深さは1.6mm以上が合格基準

    車検ではタイヤ溝の深さの合格基準は、乗用車・軽トラック以上であれば1.6mm以上と明確に決まっており、高速道路においては車種によってサイズは異なります。

    以下は車種・道路による合格基準の早見表になります。

    一般道路 高速道路
    乗用車・軽トラック 1.6mm 1.6mm
    小型トラック 1.6mm 2.4mm
    大型トラック・バス 1.6mm 3.2m

    高速道路では一般道路に比べ、スピードが速いので大きな事故が起こりやすいことから、溝の深さが一般道路に比べ深くなっています。

    初心者でもできる車検前のタイヤ溝の測り方

    初心者でもできる車検前のタイヤ溝の測り方

    上述したようにタイヤの溝は、運転の安全性や法律面も考慮して車検前に一度チェックすることが望ましいです。

    しかし、はじめて車検を受ける方はタイヤ溝の測り方を知る人は少ないでしょう。

    以下ではタイヤ溝の深さを一目でチェックする方法と、正確に測る方法を説明します。

    溝の深さを一目でチェックする方法

    タイヤ溝の深さを一目でチェックするには「スリップサイン」を目安にします。

    タイヤ溝が1.6mm以下になるとスリップサインが出現するので、ひとつでもあらわれた場合は車検には通りません。

    また、降雪地帯では冬用タイヤであるスタッドレスタイヤの着用が必要ですが、スリップサインの代わりにプラットホームでタイヤ溝の深さを確認できます。

    スリップサインで一目でわかる!

    スリップサインとは、タイヤの残り溝が1.6mm以下になると出現するサインです。

    タイヤの側面には4〜9個の「△」マークがついており、△マークの延長線上にある溝の底にスリップサインがつけられています。

    新品のタイヤは溝の深さが約8mmなので、スリップサインが出た段階で摩擦によってすり減っている状態です。

    とつでもスリップサインがあらわれると車検には通らないひので、事前に確認するようにしましょう。

    スタッドレスタイヤはプラットホームを確認

    降雪地域や積雪・凍結道路では夏用タイヤではスリップの危険性があることから、冬用タイヤであるスタッドレスタイヤの着用が必須です。

    スタッドレスタイヤはトレッド面に細かな切込みが入っており、ハンドルがとられやすい悪路においても走行しやすいのが特徴です。

    スタッドレスタイヤでは夏用タイヤのスリップサイン以外にも、タイヤ側面に記載されているプラットホームにて残り溝の深さを確認できます。

    プラットホームは残り溝が50%以下になったときにあらわれ、冬用タイヤとして雪道では性能が発揮できないことを示します。

    スタッドレスタイヤの使用期限の目安はおおよそ新品購入時から3〜4年で、夏用タイヤと同様に定期的にタイヤの状態を確認するようにしましょう。

    正確に測る方法

    前述した方法では簡単にタイヤの溝をチェックできましたが、正確に測る方法も2つあります。
    以下では工具道具を使う方法と専用の器具を使う方法について、詳しく説明します。

    工具道具の「ノギス」を使って測る

    ノギスとは物の長さを測るのに使用される工具道具で、工具店で簡単に購入できるものです。

    主尺目盛りと副尺目盛りを「0」に合わせて、デブスバーという尖った先端部分をタイヤの溝に垂直に置いてスライダーを動かしながら測ります。

    副尺目盛りが「0」になっているところで、主尺目盛りで出る数値がタイヤの溝の深さとなります。

    タイヤの摩擦を測る専用器具の「タイヤゲージ」を使って測る

    タイヤゲージとは、タイヤ取扱店でタイヤの溝の深さを計測するのに使用される専用器具です。

    ノギスと同じく主尺目盛りと副尺目盛りの2つがあり、スリップサインの位置を避けて先端部分を溝に垂直に当てることでタイヤ溝の深さを計測できます。

    副尺目盛りが0になっているところで、主尺目盛りを読み取るようにしましょう。

    溝以外も確認!車検に落ちやすいタイヤの特徴

    溝以外も確認!車検に落ちやすいタイヤの特徴

    タイヤ溝の深さについて解説しましたが、タイヤの溝が1.6mm以上でも車検に落ちてしまうことがあります。

    そこで以下では、車検に合格するための溝以外の項目を解説します。

    ひび割れや傷
    タイヤの変形
    空気圧の低下

    また、通常の走行の安全性にも役立つ内容になっているので、以下の内容をチェックしてください。

    ひび割れや傷

    車検では、タイヤの劣化状況を確認されます。
    タイヤはゴムでできているので、使用開始から数年経過するとゴムが硬直して傷やひび割れが生じてきます。

    あまり走行していない場合でも、車重によりタイヤに対して均一に力がかかってしまい、ひび割れが起こる場合もあります。

    ひび割れや傷が付いてしまったタイヤでは、ハンドリングがうまくきかないことがあり、車検には通りにくいないです。

    また、傷やひび割れが深くなると最悪の場合はタイヤが破裂する「バースト」状態に陥ってしまいます

    タイヤの変形

    タイヤの変形具合も、車検で確認される項目の1つです。

    タイヤは劣化や摩擦によるダメージでゆがみやこぶのようなものができ、形状が変形することがあります。しかし、タイヤが変形した状態で走行すると、運転に支障をきたしてしまうからです。

    摩擦による変形は均一には起こらず、前後左右で異なります。タイヤが変形したままの場合、道路にしっかり接着せず滑りやすくなります。

    この状態では、障害物に接触するなどの事故の原因になりかねません。また、ハンドルやエンジン音に異常が出ることもあるので注意しましょう。

    空気圧の低下

    車検では、空気圧の状態もチェックされます。

    ひび割れ同様、タイヤの空気圧によってもハンドリングがうまくきかなくなり、安全に走行できないので車検に通らない場合も。

    適正な空気圧は、タイヤの大きさや車の車種によって異なります。

    車の適正な空気圧は運転席側のドアを開けた脇に記載されているので、一度確認してください。

    タイヤを長持ちさせるための5つの対策方法

    タイヤを長持ちさせるための5つの対策方法

    タイヤは消耗品であるため、状態によっては交換が必要になってきます。

    しかし、何度も買えているとお金もかかってしまうため、長持ちさせたいと思っている方も多いことでしょう。

    車種によってタイヤにかかる負担も異なり、摩擦するスピードが速いものもあります。
    以下ではタイヤを長持ちさせるための5つの方法を解説するので、日々のメンテナンスの参考にしてみてください。

    1. ローテーションで摩擦を軽減する
    2. 適度に空気圧を調整する
    3. 急発進や急停止を控える
    4. タイヤを適切な場所に保管する
    5. ホイールアライメントを調整する

    1.ローテーションで摩擦を軽減する

    タイヤローテーションは前後左右のタイヤの位置を取り換えて摩擦を抑える方法です。

    タイヤの摩擦の速度は車重や装着している位置によっても異なり、エンジンの動力が伝わるタイヤほど摩擦していきます。

    例えば、エンジンと駆動輪がフロント部分に位置するフロント車では前輪が、エンジンが駆動輪の後ろにあるリアドライブ車では後輪が先にすり減る事が多いです。

    ローテーションの目安としては、約5,000km走行した時点でタイヤのローテーションを行うようにしましょう。

    2.適度に空気圧を調整する

    タイヤを長持ちさせるためには、適度に空気圧を調整することが大切です。

    タイヤは使用に伴って空気が抜けていくため、調整せずに走行していると本来の性能を維持できなくなってしまいます。
    空気圧が不足している場合、タイヤ全体が道路に接地せずに偏摩擦や、最悪の場合はタイヤが破裂するバースト状態を起こしてしまいます。

    ガソリンスタンドなどでも空気を入れられるので、給油の際に確認して空気が不足する場合は入れるようにしましょう。

    3.急発進や急停止を控える

    急発進や急停止を控えることも、タイヤを長持ちさせる方法の1つです。

    急発進や急停止はタイヤに大きな負担を与えてしまうため、タイヤの寿命を短くしてしまう原因になります。

    道路には凸凹があるので、通常走行しているだけでも摩擦による影響は受けてしまいますが、急発進や急停止はより深くダメージを与えます。

    とくに駆動輪はエンジンの動力を道路に伝える役割を担うため、急発進による摩擦のダメージは他のタイヤより大きくなります。

    急発進や急停止はタイヤの寿命のみならず、車自体にも大きな負荷がかかるため控えるようにしましょう。

    4.タイヤを適切な場所に保管する

    タイヤの保管場所と寿命は大きく関係しており、適切な場所に保管することで長持ちさせられます。

    不適切な環境でタイヤを長い間、保管していると変形してしまうことがあります。

    例えば、タイヤは日光が当たる環境で保管していると紫外線により劣化が進んでしまいます。

    保管する際は、日光が直接当たらず雨風を避けられる屋内の風通しがよい環境で、変形しないように空気を半分ほど抜いて立てて保管しましょう。

    重ねて置く場合は、ホイールをつけて保管すると変形を防げます。

    また、遮光性や防水性を兼ね備えたタイヤカバーを使用することで、結露や埃を防げるのでオススメです。

    5.ホイールアライメントを調整する

    タイヤを長持ちさせるには、取り付け部分を適正な角度に調整することも大切です。

    タイヤは運転の経過に伴って、取り付け部分にズレが生じてしまうことがありますが、調整せずに走行すると偏摩擦によって寿命を短くしてしまう原因になります。

    アライメントとは整列という意味で、ホイールアライメントは車軸を適正な角度に調整することを指します。

    安全運転を心がけ、タイヤの空気圧が十分にもかかわらず、偏摩擦が起こっている場合はアライメント(車軸)がズレている可能性が高いです。

    アライメントがズレていると偏摩擦によって車がまっすぐに走行しにくくなったり、ハンドルを取られたりする原因にも繋がります。

    アライメント調整では、キャンバー角・キャスター角・トー角の3種類を調整し、走行性能を高めます。

    しかし、過度な調整を行うとかえってタイヤの寿命を短くする恐れもあるので注意が必要です。

    そのため、自力で調整することは控え、時間と費用はかかりますがカー用品店やディーラーに依頼するようにしましょう。

    タイヤの点検ならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    タイヤの点検ならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    今回の記事では、車検で合格するためのタイヤ溝の深さについてまとめてきました。

    車検の有無にかかわらず、運転の安全性も考慮してタイヤの溝は定期的にチェックするようにしましょう。

    もし、自身で測るのが難しいという方は専門家に相談することをオススメします。

    とくにはじめて車検を迎える方はわからないことが多いと思うので、タイヤ専門店を訪れるといいでしょう。

    タイヤワールド館ベストは宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国約3,200の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    タイヤの交換が必要な場合はインターネットでのご予約も可能ですので、ぜひタイヤワールド館ベストをチェックしてみてください。

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    タイヤ知識 スタッドレスタイヤ ライターチーム

    スタッドレスタイヤの交換時期は?寿命の見分け方や長持ちさせる方法を解説

    冬の時期に使用するスタッドレスタイヤも、普通のタイヤと同じく寿命があります。

    寿命が来ているのにもかかわらず使用すると、十分な効果を発揮できずに雪道でスリップする危険性が高まります。

    しかし、スタッドレスタイヤの寿命の見極め方を知っている方は少ないのではないでしょうか?

    本記事ではスタッドレスタイヤの交換時期や寿命の見分け方、長持ちさせる方法などについて解説します。

    1. スタッドレスタイヤへの交換に最適な時期
    2. スタッドレスタイヤへの交換時期に確認するポイント
    3. スタッドレスタイヤの寿命
    4. スタッドレスタイヤを長持ちさせる方法

    スタッドレスタイヤの購入を検討されている方や現在使用中の方は、本記事を読んで交換時期や長持ちさせる方法を理解し、対策を講じられるようにしておきましょう。

    スタッドレスタイヤへの交換に最適な時期は?

    スタッドレスタイヤへの交換に最適な時期は?

    スタッドレスタイヤは冬の寒い時期で凍結する道路や雪道での運転に適したタイヤですが、夏用タイヤから交換するには最適なタイミングがあります。

    ポイントは以下の3つです。

    ●スタッドレスタイヤの機能を100%出すには慣らし走行が必要
    ●初雪の1ヶ月前に交換するのがオススメ
    ●雪にかかわらず気温が7℃以下なら冬用タイヤがオススメ

    新品のタイヤには油や微細なゴミが付着しており、汚れが落ちきるまでは道路に均一に接地できません。

    そのため、新品のタイヤでいきなり凍結した道路を運転すると、100%の機能を発揮できません。

    気温が低くならないうちに慣らし走行をして、雪道でも十分に機能を発揮できる状態にしておきましょう。

    スタッドレスタイヤの機能を100%出すには慣らし走行が必要

    スタッドレスタイヤの機能を十分に引き出すには、道路が凍結する前に慣らし走行が必要です。

    夏用・冬用タイヤに限らず、ホイールにタイヤが慣れるまで慣らし走行をして、タイヤの表面の皮をむくことで100%機能を発揮できるようになります。

    雪道では摩擦が少ないので、乾燥路に比べタイヤの表面の皮をむくことが難しく、スリップの危険性が高くなります。

    スタッドレスタイヤの場合、時速60kmで乾燥路を約200km慣らし走行するのが目安です。

    交換後のタイヤの操縦感覚を覚える意味でも、凍結していない乾燥路で慣らし走行しましょう。

    初雪の1ヶ月前に交換するのがオススメ

    初雪の1ヶ月前を目処に夏用タイヤからスタッドレスタイヤへの交換をするのがオススメです。

    理由は、初雪前は混雑が想定されるので、ギリギリのタイミングで購入しようとすると在庫切れのリスクがあるからです。

    また、直近数年内の初雪を参考に直前に購入を検討しても、思わぬ初雪に見舞われ、購入のタイミングが遅れることもあります。

    初雪のタイミングは地域によっても変わるので、具体的なタイミングの目安は、気象庁が発表している「霜・雪・結氷の初終日(参考例:富山県の初雪の平均値)」を参考にしましょう。

    1991年〜2020年までの30年間の観測地別データから平均値を出しているので、具体的な月日がわかります。

    雪にかかわらず気温が7℃以下なら冬用タイヤがオススメ

    雪にかかわらず、気温が7℃以下の場合は冬用タイヤに交換するのがオススメです。

    道路は通常0℃から凍結が始まります。

    しかし、アスファルトは熱を逃がしやすい性質があります。そのため、大気中の温度よりも低くなることがあり、0℃以下でなくとも凍結する可能性も。

    とくに夜間帯は気温と道路表面の温度に大きく乖離が生まれ、気温が5〜7℃の場合でも路面温度は0℃以下になることもあります。

    気温が7℃以上の場合でも、風通しのよい場所や日の当たらない部分は凍結しやすくなるので注意しましょう。

    スタッドタイヤへの交換時期に確認する4つのポイント

    スタッドタイヤへの交換時期に確認する4つのポイント

    前シーズンも使用していたスタッドレスタイヤに交換する場合は、事前に点検を実施しなければ不具合を見逃してしまいます。

    しかし、はじめて点検する方はどこをチェックするべきかわかっている方は少ないでしょう。

    以下では、夏用タイヤからスタッドレスタイヤへ交換する際に確認する4つのポイントを解説します。

    1. プラットホームの露出がないか
    2. ひび割れや傷がないか
    3. 変形していないか
    4. ゴムが硬くなっていないか

    1. プラットホームの露出がないか

    冬用タイヤの寿命を確認するポイントのひとつにプラットホームがあります。

    スタッドレスタイヤは表面にギザギザな切り込みが入っており、スリップしやすい雪道においても走行しやすいのが特徴です。

    プラットホームはタイヤの摩擦限度を示すサインで、50%摩擦するとタイヤ表面に現れます。

    プラットホームが現れると、冬用タイヤとして雪道では性能が発揮できないことを意味します。

    前シーズン使用していたタイヤに履き替える前に一度状態を確認するようにしましょう。

    2. ひび割れや傷がないか

    ひび割れや傷もタイヤ交換時の確認すべき項目のひとつです。

    冬の路面ではタイヤに不備があると制動距離が伸びてしまい、カーブが曲がりにくくなります。

    そのため、ひび割れや傷のチェックは夏用タイヤ以上に入念に行いましょう。

    タイヤはゴム製のため、数年使用すると硬直してひび割れや傷が生じやすくなります。

    強度が低下すると、最悪の場合タイヤが破裂する「バースト」を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

    とくに冬の期間はタイヤに雪がかかってしまって見えにくくなることもあり、障害物に当たって傷付くこともよくあります

    タイヤ交換前にひび割れや傷がないかを確認し、損傷が激しい場合は新品のものに交換するようにしましょう。

    3. 変形していないか

    タイヤが変形しているかどうかを確認することも、安全な運転のために重要です。

    タイヤは劣化や摩擦、保管状況によってゆがみやこぶのようなものが現れることがあります。

    摩擦による変形は均一には起こらず、タイヤごとにで異なります。

    タイヤが変形したまま走行すると、道路にしっかり接着せず滑りやすくなり、スリップなどの事故の原因になりかねません。

    冬用タイヤに限らず、タイヤの変形は定期的にチェックするようにしましょう。

    4. ゴムが硬くなっていないか

    ゴムが硬くなるとグリップ力が弱まり、雪道で大変すべりやすくなるため、タイヤ交換時にチェックしましょう。

    スタッドレスタイヤのゴムの硬度はメーカーにもよりますが、一般的には新品状態でおおよそ「45」以下。「60」を超えると、冬用タイヤとしての機能が失われるとされています。

    未使用の場合でも、年数が経つにつれてゴムの硬度は失われていくので、交換時には硬度計などを用いてチェックしましょう。

    スタッドレスタイヤの寿命は3~4年

    スタッドレスタイヤの寿命は3~4年

    スタッドレスタイヤの寿命はおおよそ3〜4年で、走行距離にすると10,000km〜15,000kmが寿命とされています。

    また、タイヤメーカーの保証期間も3年に定めていることがほとんどです。

    理由としては、一般的に冬用タイヤの装着期間は11〜4月であり、1ヶ月で1,000km走行すると仮定すると、約3年で15,000kmに達するためです。

    製造年月日から4年以上経過すると機能性が低くなってしまい、とくに雪道で走行する際やカーブの際にはスリップ事故の可能性が高くなります。

    タイヤの製造年月日を確認するには、タイヤの側面に刻印されている4ケタの数字を確認しましょう。

    最初の2ケタが製造週数を、後ろ2ケタが製造年を示しており、たとえば「2720」の場合2020年の27週(6〜7月頃)を意味します。

    使用前だけでなく、購入時にもしっかり確認するようにしましょう。

    夏用タイヤと冬用タイヤの交換時期は異なる

    夏用タイヤも冬用タイヤも保安基準が決められており、残り溝が1.6mm以下の場合は車検に通らないので交換が必要ですが、冬用タイヤとしての寿命は先に訪れます。

    すべてのタイヤには残り溝が1.6mmに達した段階でスリップサインが現れますが、スタッドレスタイヤの場合は使用限度を示すプラットホームにも注目です。

    プラットホームは残り溝が50%以下になった際に現れ、雪道では機能を十分に発揮できないことを意味します。ひとつでも出ている場合は、交換が望ましいでしょう。

    スタッドレスとタイヤの寿命のサインまとめ

    サイン スリップサイン プラットフォーム
    画像 スリップサイン プラットフォーム
    意味 タイヤ使用の限界を示す 冬タイヤとしての限界を示す
    夏タイヤ 表示あり 表示なし
    冬タイヤ 表示あり 表示あり
    出現時期 残り溝1.6mm 残り溝50%
    サイン出現後の走行可否 不可 乾燥路の走行は可

    ポイントは、プラットホームは冬用タイヤとしての寿命を示すものなので、乾燥路で使用する分には問題がないが、スリップサインはタイヤの限界を示すので走行不可ということです。

    乗車の際にはこれらのサインを確認して、タイヤの寿命も気にかけてあげてください。

    スタッドレスタイヤを長持ちさせる6つの方法

    スタッドレスタイヤを長持ちさせる6つの方法

    タイヤはゴム製品のため、使用する中で消耗していくのでいずれ交換が必要な時期が訪れます。

    しかし、降雪時期などでしか使わないスタッドレスタイヤを何度も交換するのはもったいないため、できるかぎり長持ちさせたいと思う方は多いのではないでしょうか。

    以下ではスタッドレスタイヤを長持ちさせる6つの方法を解説するので、日々のメンテナンスの参考にしてみてください。

    1. ローテーションで摩擦を軽減する
    2. 適度に空気圧を調整する
    3. 急発進や急停止を控える
    4. タイヤを適切な場所・方法で保管する
    5. ホイールアライメントを調整する
    6. 夏は使わないようにする

    1.ローテーションで摩擦を軽減する

    タイヤローテーション

    タイヤローテーションとは、前後左右のタイヤの位置を取り換えて摩擦を抑える方法です。

    タイヤの摩擦速度は装着する位置によって異なり、エンジンの動力が伝わりやすい駆動輪から摩擦していきます。

    そのため、同じ位置に取り付けたままの場合、特定のタイヤだけ摩擦が進んでしまい、事故の原因にもなります。

    目安としては、約5,000km走行した時点でタイヤの位置をローテーションするようにしましょう。

    2.適度に空気圧を調整する

    タイヤの空気圧を適切に調整することで長持ちさせられます。

    タイヤは使用に伴って空気が抜けていくため、調整せずに運転を続けると本来の性能を維持できなくなり、偏摩擦や最悪の場合はタイヤが破裂する恐れもあります。

    ガソリンスタンドなどでタイヤに空気を入れることができるので、定期的に確認するようにしましょう。

    3.急発進や急停止を控える

    急発進や急停止を控えることも、スタッドレスタイヤを長持ちさせる方法のひとつです。

    急発進や急停止はタイヤに大きく負荷をかけるので、寿命を短くする原因となります。

    道路はアスファルトでできているため凸凹しており、通常走行するだけでもタイヤはダメージを受けますが、急発進や急停止が与えるダメージはさらに大きいです。

    とくにエンジンに近い駆動輪は、道路にエンジン動力を伝える役割を持っているため、摩擦によるダメージが大きく早くすり減ります。

    安全面も考慮して、急発進や急停止は控えるようにしましょう。

    4.タイヤを適切な場所・方法で保管する

    タイヤの寿命は保管場所に大きく左右され、適切な場所・方法で保管することで長持ちさせられます。

    不適切な環境ではタイヤが変形する恐れがあり、たとえば日光が当たる環境では紫外線がタイヤの劣化を進めます。

    他にも、雨風に当たる場所ではタイヤに水分が付着して劣化を進めることになるでしょう。

    保管する際は風通しのよい屋内で、タイヤカバーで覆って立てかけて保管しましょう。

    5.ホイールアライメントを調整する

    タイヤを長持ちさせるためには、取り付け部分を適切な角度に調整することも重要です。

    タイヤは運転につれて取り付け部分にズレが生じることがありますが、放置したまま走行すると偏摩擦によって寿命を短くしてしまいます。

    ホイールアライメントとは、タイヤ取り付け部分を適度な角度に調整するという意味です。

    ャンバー角・キャスター角・トー角

    走行性能を高めるため、キャンバー角・キャスター角・トー角の3種類を調整します。

    注意点として、極端な調整はタイヤ寿命を短くする可能性もあるので、調整を行う場合にはカー用品店やディーラーなど専門知識がある方に依頼するようにしましょう。

    6.夏は使わないようにする

    冬用タイヤを夏に使わないことも、長持ちさせる方法のひとつです。

    夏の暑い時期は、道路の表面温度が60℃以上になることがあります。道路の表面温度が高いと、ゴム製のタイヤは溶けてしまうことがあります。

    また、時期に限らず使用に伴って摩擦していくので、通年使用することは望ましくありません。

    そのため、スタッドレスタイヤは必要な時期のみ使用するようにしましょう。

    スタッドレスタイヤの寿命がきたら早めに交換を

    タイヤ交換をする場合はタイヤワールド館ベストがオススメ

    今回の記事では、スタッドレスタイヤの交換時期や寿命の見分け方、長持ちさせる方法をまとめました。

    雪道は乾燥路に比べてスリップする危険性も高く、損傷や劣化が進んでいる場合は迷わず交換するようにしましょう。

    また、スタッドレスタイヤの需要のピークは11月頃ですが、早めにご準備することをおすすめします。

    早期予約のメリット

    1.じっくり吟味して購入出来る

    トップシーズンに入るとどうしても店内が混雑してしまい、スタッフが捕まらなかったり(申し訳ありません‥)、急に雪予報が出てバタバタとタイヤ購入等を済ませないといけなくなり、自分にあったタイヤをじっくりと選べなかったり、という可能性があります。

    余裕をもって準備することで、愛車にあったスタッドレスタイヤをじっくり吟味して検討することが出来ます!

    2.目当ての商品が在庫切れになる前に購入出来る

    トップシーズンに入ると沢山のお客様がご来店され、せっかくご来店頂いてもすぐにタイヤの在庫がないということも発生してしまいます。人気メーカーの人気サイズは、入荷待ちになることもありますので、特に余裕を持った購入計画をしてくださいね。

    3.タイヤ交換作業の待ち時間が少ない

    タイヤ屋さんのあるあるですが…寒い時期になってからタイヤ交換をしようという方が集中してしまうと、タイヤ交換作業に入るまでにかなりの待ち時間が発生してしまうということも珍しくもありません。

    余裕を持ってスタッドレスタイヤに交換して頂くと、急な雪にも安心です。

    お近くのタイヤワールド館ベストへぜひお越しください

    お近くのタイヤワールド館ベストへぜひお越しください

    タイヤ交換をする場合はタイヤワールド館ベストがオススメです。

    宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    タイヤの交換が必要な場合はインターネットでのご予約も可能ですので、ぜひタイヤワールド館ベストをチェックしてみてください。

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    車検に必要なもの一覧!価格を抑えるための事前にできるセルフチェックについても解説

    自家用車の場合、ほとんどの方が最初が3年後、それ以降は2年に一回のペースで車検を受けます。

    お車を乗るうえで大切な義務になっている車検について、持ち物や当日スムーズに乗り切るための事前にできるセルフチェックのコツなどを解説させていただきます!

    車検の有効期限の調べ方

    まずは、基本的な車検の有効期限の調べ方をご案内します。主な調べ方は以下の2つです。

    ●車検シールで確認する方法
    ●車検証で確認する方法

    車検シールで確認する方法

    車検日を車検シールで確認する方法

    まずは車の中のフロントガラスについているシールを確認してください。車検シールの表面の大きな数字は車検の有効期間の月、小さい数字は和暦の年です。

    裏面には「自動車検査証の有効期間の満了する日」と年月日が記載されています。

    外から見える面には車検の有効期限が切れる年と月が数字だけで示されており、車の内側から見ると車検満了日の記載があります。

    車検証で確認する方法

    車検日を車検証で確認する方法

    車検証を見ると、下のほうに「有効期間の満了する日」という項目があり、こちらに車検の有効期限の満了日が掲載されています。

    車検証は、車内で保管することが義務付けられているので車を使用する時など、運転する前に車検証で確認しましょう。

    車検時に必要な書類関係

    車検時に必要な書類関係は以下の3つです。

    ●車検証
    ●自賠責保険証明書
    ●自動車税納税証明書もしくは軽自動車税納税証明書

    納税証明書を無くしてしまった場合はどうすればいいの?

    もし、納税証明書を無くしてしまった場合は陸運局か自動車税管理事務所、都道府県の税事務所にて再発行することができます。

    本人か代理人かが手続きを行うかによって必要なものが変わってきますので、こちらは手続きを行う前に確認をしてください。

    納税証明書を再発行する場合は以下の書類が必要となります。

    手続きする人 必要な書類
    本人 車検証、印鑑、本人確認ができる身分証明書
    代理人 上記以外に委任状が必要

    再発行する為には印鑑や身分証も必要な為、事前に確認をしておきましょう。

    当店でも納税証明書がないお客様のご依頼で代理で再発行手続きをすることはできます。しかしながら、委任状をご記載いただくために再来店いただいたり、車検の受験自体が遅れてしまったりといった場合もあります。

    また、納税証明書再発行代行手数料が別途発生してしまうので、納税証明書が無い場合はご自身で事前に再発行手続きをしていただくことをおすすめしています。

    説明を見たけどやっぱり再発行のやり方がわからない‥そんな時はもちろん、遠慮なくご相談ください!

    車検前にセルフチェック

    定期的なメンテナンスをしておくと早く車検が終わります。この章では車検はもちろん、日々の安全走行のためにも、やっておくべきセルフチェック方法を11個ご紹介します。

    消耗品であるオイル交換やは定期的に行っている方も多いと思いますが、一年に一度定期点検をし消耗品を交換しておくことで車検費用を分散させることができます。

    1. オイル交換
    2. タイヤの残溝・亀裂・ヒビ割れの有無
    3. タイヤやホイールがはみ出ていないか
    4. ブレーキパッドの残量
    5. ワイパーブレードゴム
    6. バッテリーの電圧
    7. 冷却水(クーラント液)
    8. ウォッシャー液
    9. ホーン(クラクション)が鳴るか
    10. ライト類はすべて点灯するか
    11. 非常信号灯

    1.オイル交換

    車検前にセルフチェック1.オイル交換

    オイル交換は、走行距離3000km~5000km毎で交換することをおすすめします。
    オイル交換をした販売店でいつ交換したかステッカーを張ってもらえるので、
    記載されているものを目安にするのもおすすめです。

    詳しくは【エンジンオイル・エレメントフィルターの役割と交換する目安は?】の記事もご覧ください。

    2.タイヤの残溝・亀裂・ヒビ割れの有無

    車検前にセルフチェック2.タイヤの残溝・亀裂・ヒビ割れの有無

    左が新品タイヤ、右が溝が摩耗しきったタイヤです。並べてみると一目瞭然!右のタイヤでは当然車検は通りません。

    車検ではタイヤ溝の深さの合格基準は、乗用車・軽トラック以上であれば1.6mm以上と明確に決まっており、高速道路においては車種によってサイズは異なります。

    タイヤ溝は1.6mm以下になるとスリップサインが出現するので、ひとつでもあらわれた場合はタイヤ交換を行いましょう。

    スリップサイン

    詳しくは【車検に合格するタイヤの溝の深さは?測り方と対策を徹底解説!】の記事もご覧ください。

    3.車体からタイヤやホイールがはみ出ていないか(インチアップをしている場合)

    車検前にセルフチェック3.車体からタイヤやホイールがはみ出ていないか

    詳しくは【はみ出し注意!車検に通らないタイヤとは?】の記事もご覧ください。

    4.ブレーキパッドの残量

    車検前にセルフチェック4.ブレーキパッドの残量

    ブレーキパッドの交換が必要な症状、目安としては以下が挙げられます。 

    ●ブレーキをかけた時や走行中にキーキーとなく音
    ●カラカラやゴーという音がする

    また、ブレーキパッドの厚みによる交換タイミングは以下の通りです。

    10mm 新品
    5mm 走行に問題ありませんが交換おすすめ
    3mm 交換するべき適切なタイミング
    1mm 走行が大変危険な状態、要交換

    気づきにくい消耗品の一つです。ご自身でタイヤ交換をされる方は交換時に目視で確認してみてください。ブレーキパッドの消耗に気づかず走行していると、ローターにも傷がついてローター交換も必要となってしまいます。費用が倍‥倍以上かかるのでご注意下さい。

    5.ワイパーブレードゴム

    車検前にセルフチェック

    ワイパーが効かない状態で走行していると視界が悪く、事故に繋がってしまうこともあります。
    ワーパーゴムはタイヤと同様ゴム製品なので時間と共に劣化します。また、ひび割れていたり、割けたりしている場合は交換しておきましょう。

    ワイパーゴムは1,000〜3,000円、ブレードごと交換する場合は2,000〜6,000円が相場で、これに工賃が数百円程度かかります。

    6.バッテリーの電圧

    車検前にセルフチェック6.バッテリーの電圧

    参考:Amazon

    エンジンがかかりにくい・パワーウィンドが上下しにくい・アイドリングストップしなくなったなど、気になる点はありませんか?

    ハイブリットやアイドリングストップ搭載車ではバッテリーの種類も変わりますので事前に確認してくださいね。

    7.冷却水(クーラント液)

    車検前にセルフチェック7.冷却水(クーラント液)

    冷却水はクーラント液とも呼ばれ、エンジンの熱を下げるのに重要な役割を担っています。
    使い始めは、商品によってピンクやグリーンの色をしていますが、茶色く濁っている場合は劣化しており、交換が必要となります。

    冷却水の確認は、エンジンルーム内にある「リザーバータンク」でできます。 タンクには目盛りがあり、「FULL / LOW」や「MAX / MIN」などと表示があるので、液体の量がこの目盛りを下回っている場合は補充を行いましょう。

    8.ウォッシャー液

    車検前にセルフチェック78.ウォッシャー液

    ウォッシャー液が空では車検に通りませんが、業者にお願いする場合はほとんどのお店でその場で補充してくれるでしょう。

    しかしながら日々の安全走行のためにも、ウォッシャー液が出ないと気付いた場合はすぐに補充しましょう。

    ウォッシャー液については【ウォッシャー液の補充方法を動画で解説!食器用洗剤は代用できる?コーティングは剥がれない?よくある質問にもお答えします】の記事もご覧ください。

    9.ホーン(クラクション)が鳴るか

    車検前にセルフチェック8.ホーン(クラクション)が鳴るか

    車のホーンとは、一般的にクラクションと呼ばれている警音器です。ホーンは、スイッチが接点に接触することで電気が流れ音が鳴りますが、接点がホコリなどで汚れていると、接触不良で音が鳴らないこともあります。

    また、ホーンマーク(トランペットのようなマーク)がついていないと車検には通りません。社外品に変えている人は確認をしておきましょう。

    10.ライト類は点灯するか

    車検前にセルフチェック9.ライト類は点灯するか

    フロントライトやブレーキランプがすべて点灯するか確認してください。バルブ(電球)を被うレンズが破損している場合はレンズ交換も必要になります。

    車のライトは、ヘッドライト・ウインカー・テールランプ、どれか片方だけでも切れていると違反になってしまいますので、気をつけましょう。

    箇所 違反点 反則金(普通車)
    ブレーキランプ 2点 9,000円
    ウインカー 1点 7,000円
    テールランプ

    11.非常信号灯

    車検前にセルフチェック10.非常信号灯

    参考:Amazon

    現在、非常信号灯は発炎筒ではなくLED非常信号灯に切り替わっているので、電池の交換だけで済む場合もあります。非常時にしか使用しない道具ですので、普段は気にしていないはず。この機会にぜひご確認ください。

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    タイヤ知識 多賀城店 タイヤ交換

    溝は10円玉で簡単に測れる!?タイヤ交換の目安を解説

    ご自身でタイヤの交換の時期を見極めるのは難しいですよね?今回は10円玉で簡単に溝を測る方法やタイヤを新しくするなど写真付きで解説していきたいと思います。

    タイヤ交換が必要な溝の目安

    夏タイヤがすり減り、残っている溝の深さが1.6mmになると、スリップサインと呼ばれるマークが出てきます。1箇所でもスリップサインが出たタイヤは、道路交通法で装着・使用が禁止されています。(車検も通りません)

    スリップサイン

    溝が無い状態で走行していると?

    危険なのは勿論ですがスリップサインが出ているタイヤを装着すると整備不良車両になり、制動装置等の整備不良として交通違反で2点の加点と6,000円〜12,000円の反則金が科せられるので注意しましょう。

    タイヤが路面と直接接する部分であるトレッド部にある溝や切れ込みは、総称して“トレッドパタン”と呼ばれ、主に3つの性能があります。

    ・タイヤと路面の間から水を除去する
    ・タイヤの駆動力、制動力、静止力(ブレーキ)の確保
    ・クルマの操縦安定性、タイヤの放熱性の向上

    トレッド部分の溝が浅くなると、上記の性能が低下します。特に、雨の日の高速走行時には排水性能が低下して、溝を通して十分に水を吐き出すことができず、タイヤが路面を滑りブレーキやハンドルがきかなくなるハイドロブレーニング現象が発生しやすくなります。

    そのため、制動距離が急激に大きくなる残り溝4mmが、夏タイヤを安全に使用できる寿命の限界といえます。

    溝のなタイヤ

    ハイドロプレーニング現象とは?

    タイヤが水膜によって浮いてしまう現象のことで、滑りの原因となります。新品タイヤでも速度をあげていくと発生し、溝が浅くなるとより低い速度からその現象が発生することが試験によって確認できています。

    溝が無い=水が逃げないという事です。

    タイヤの溝は10円玉で簡単に測れます

    タイヤの溝を測るために10円玉で簡単に計測することが出来ます!溝の深さを正確に測ることはできませんがタイヤ交換の目安を知る程度でしたら10円玉を使うと判断できるので試してみてくださいね!

    実際に10円玉を使って測ってみましょう!

    10円玉を逆さにして「10」側をタイヤの溝に差し込みます。もし「10」が全て見えていたら、溝の高さは4mm以下ですので、タイヤ交換の検討を始める時期です。

    10円玉を使ってタイヤの溝を測る

    また、10円玉の左右いずれかを差し込んでも測定できます。
    弧を描いている葉の模様の中央の葉が完全に隠れれば溝の深さは十分です。葉が半分見えているようであればそろそろタイヤ交換を考えましょう。

    完全に見えるようであれば早急にタイヤ交換が必要です。

    タイヤのひび割れがないかチェック

    ひび割れはタイヤのゴムが劣化したり内部のワイヤーが切れていたりする可能性があるので、バースト事故などの原因ともなります。

    タイヤのヒビ

    タイヤを使い始めてから何年経過しているか

    タイヤはゴム製品です。そのため、ゴムの特性が経時劣化するのに伴い、タイヤの特性も変化します。時間が経つにしたがってタイヤのゴムからは油が揮発し、次第に柔軟性が失われてしまうのです。

    地面と接している部分がしっかりと路面をつかめなくなると、ブレーキやハンドリングに影響が出てしまいます。

    使用開始後5年以上経過したタイヤは、継続して使用できるかタイヤ販売店等で点検を受けましょう。また、外観上では溝がしっかりと残っていても、製造後10年経過したタイヤはゴムの経時劣化が進んでおり、安全面での性能が保証されないため、新しいものに交換することをおすすめします。

    タイヤの製造年日

    タイヤの寿命の長さは、残り溝の深さ以外に、扁平率や直径、用途、種類や摩耗の状態、クルマの乗り方によっても変わってきます。

    残り溝50%程度がタイヤの性能を発揮できる寿命であり、交換時期の目安になります。4mmは、あくまで平均です。
    タイヤの種類や扁平率によって多少異なるため、4mmにこだわらずトレッド部分が50%ほど摩耗したら交換を検討しましょう。

    バルブも消耗品なので一緒に交換しましょう

    ゴムバルブ

    ゴムバルブはその名の通り、その大部分がゴムでできている部品と、プラスチックや金属製の蓋に加え、空気の逆流を防ぐ作用を持つ、通称「虫ゴム」と呼ばれるバルブコアの3つで成り立っています。

    このゴムバルブの全長は、ホイールに隠れている部分を含めても数センチ程度と小さなものですが、タイヤと同様ゴム製であるため、経年で劣化し、その耐用年数は2~3年と言われています。なお、前述したゴム製の本体部分が金属でできている特殊なものもあり、そちらの耐用年数はゴム製と比べ非常に長くなっています。

    一般的な車種はほとんどがゴム製なので、数年に一度は交換しなくてはなりません。本体が無事でもバルブコアが痛んでそこから空気が漏れ出し、交換しなくてはいけないケースもあります。

    交換するためにはタイヤをホイールから外すという作業が必要の為、タイヤ交換の際に一緒に交換をオススメしています。

    まとめ

    タイヤは消耗品だとわかっていても、いつ交換したらいいのか、今自分が使っているタイヤに問題がないか不安な方もいらっしゃると思います。当店では無料で空気圧点検やスタッフがお客様のタイヤの溝の確認もさせて頂きますのでお気軽にご来店ください。

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    メンテナンスその他 基礎知識 タイヤ知識 古川店

    車のセキュリティアラームが誤作動してしまった!慌てず対処する方法

    車のセキュリティアラームが誤作動してしまった!知っておくと慌てず対処できます!


    なぜセキュリティアラームが誤作動してしまうのか?

    ① 鍵穴を使って開錠する

    まず、ドアやトランクをスマートエントリーやキーレスエントリー以外の方法で解錠しようとしたときには、セキュリティアラームが警告音を発します。これは、針金など車のカギ以外のもので無理やりドアをこじ開けようとした場合だけでなく、正規のカギを鍵穴にさしたときも同様です。

    カギを閉めるときに鍵穴を使用しなかったのであれば、開けるときも鍵穴は使用しないはずだと認識され、盗難防止のために警告音が鳴ります。ただリモコンの電池が切れてカギを使用しただけでも警告音が鳴ってしまうため、覚えておきましょう。

    ② 施錠後に内側から開錠

    また、スマートエントリーやキーレスエントリーでカギを閉めたあとに内側からカギを開けてしまうと、警告音が鳴ります。

    スマートエントリーなどは、基本的に車外で使用するものです。そのため車を使用する方は外にいることが前提なので、内側からカギが開くのは不正であると判断されます。

    ③ 単なる誤作動

    そして可能性は高くありませんが、誤作動によって警告音が鳴るケースも。バッテリーの電圧が低いときや、ボンネット開閉用スイッチが接触不良に陥っているときなどは、セキュリティアラームの誤作動を誘発してしまうことがあります。


    セキュリティアラーム解除の仕方

    ① スマートキーや内蔵キーで解錠する

    1つ目の方法は、スマートキーや内蔵キーで解錠することです。スマートキーを使わなかったことが原因で警告音が鳴ってしまったのであれば、スマートキーを使うことで止められるということ。内蔵キーを使用した場合も同様です。

    ② エンジンスイッチをONにする

    2つ目の方法は、エンジンスイッチをONにすること。万が一リモコンが電池切れを起こしていても、リモコン自体を持っていればエンジンをかけることが可能です。警告音が鳴ってしまっても、落ち着いてエンジンをかけることで音は止まると覚えておきましょう。


    まとめ

    いかがでしたでしょうか?

    多少なりとも皆様の参考になれば幸いです。

    オンラインショップhttps://tireworldkan.com/
    店舗一覧https://tireworldkan.com/shop.html

    古川店
    古川店
    TEL: 0229-25-4611
    住所:宮城県大崎市古川穂波3-1-31
    アクセス:古川国道4号線沿い
    営業時間:10:00~19:00

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    ホイールの知識 タイヤ知識 栗生店

    夏も冬お気に入りの純正ホイールを履きたい!タイヤの組み換えのメリット・デメリットは?

    タイヤ交換の時期になると『タイヤ組み換え』・『脱着』という言葉を聞く機会も多いのではないのでしょうか?組み換えと脱着違いはという方もいらっしゃると思います!本日はタイヤの組み替えについて詳しくご紹介していきますね!

    タイヤの組み換えと脱着の違いとは?

    タイヤ交換には、「組み換え」「脱着」と呼ばれる2つのパターンがありそれぞれの違いをご説明します。

    脱着とは?

    タイヤとホイールが組み込まれてある状態の物を
    お車に取り付ける作業を【脱着】と呼びます。

    組み換えとは?

    「組み換え」は、タイヤ(ゴム部分)のみを交換する事で
    ホイールからタイヤを外し別なタイヤを組み込む作業です。

    タイヤの組み換えと脱着の工賃は?

    タイヤの組み換えと脱着では
    料金も作業時間も大きくことなります。
    軽自動車のN-BOXを例にご紹介させて頂きます。

    ※タイヤ交換の料金は時期により価格が変動し
    2022年12月時点での工賃を記載しております。

    脱着の場合

    すでにセットされている状態なので工賃は

    1台分:¥3,300(税込)になります。

    組み換えの場合

    外す・組み込むという作業になるので脱着よりも工賃は高騰し

    1台分:13,200(税込)になります。

    処分・バルブ交換が必要な場合は別途料金をいただいておりました。
    ▸処分タイヤのみ1本 ¥330(税込)
    SUV・トラック1本  ¥550(税込)
    ▸バルブ交換1本   ¥330(税込)

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    タイヤ交換にかかる作業時間

    実際にタイヤ交換時に必ずある待ち時間!
    どのくらい作業時間かかるの?と思う方も多いのではないのでしょうか!詳しくご紹介していきます!

    脱着の場合

    作業時間
    脱着▸30分前後

    ※車種によって作業時間は異なります

    組み換えの場合

    作業時間
    タイヤの組み換え▸1時間前後

    ※車種によって作業時間は異なります

    タイヤの組み替えに関するよくある質問まとめ

    持ち込みのタイヤ交換・クロス入れ替えはできるのか
    と様々なお問い合わせをよくいただきます。
    次に詳しくご説明していきますね!

    持ち込みでもタイヤの組み換え受付はできますか?

    ▸お持ち込みのタイヤ組み換えもしておりました。
    ※当日受け付けとなるので空き状況を店舗で確認してください。

    ハイラックスサーフなどの大型SUV車の組み換えの料金と作業時間が知りたい。

    ハイラックスサーフ組み換え料金
    ▸¥16inch~18inch ¥15,400(税込)
    作業時間▸1時間30分前後

    ※タイヤ交換の時期によって工賃が異なります。

    夏タイヤに購入したホイール・冬タイヤに純正ホイールを付けたいので8本組み換えになります。工賃はいくらですか?

    14inch軽自動車を例に挙げますね

    夏・冬クロスれ替えの場合だと
    お持ち込み組み換え工賃 ¥26,400(税込)

    お持ち込み14inch工賃¥13,200(税込)となり夏・冬クロス入れ替えだと2回料金をいただく形になります。

    ※タイヤ交換の時期によって工賃が異なります。

    ホイール1つに対して
    夏冬タイヤを組み替えているがタイヤがダメージを受けることはないのか?

    A.タイヤにダメージがかかります。

    タイヤ交換には、専用工具(タイヤチェンジャー)を使用します。タイヤチェンジャーの仕組み上、ホイールからタイヤを外す時にタイヤを引き伸ばすため、タイヤに負荷がかかります。

    何度も同じタイヤを組み換えると、タイヤが傷みゴム切れが発生してしまう可能性があります。タイヤが傷んでしまい早期劣化に繋がる可能性があることがデメリットといえます。

    タイヤの組み換えのメリット・デメリット

    ①タイヤ代のみしかかからない

    ①タイヤが傷む
    ➁ゴムタイヤのみの保管は劣化が早い
    ③タイヤ交換時作業時間がかかる
    ④タイヤの組み換えの工賃

    まとめ

    本日はタイヤ交換時の脱着・組み換えについて詳しくご紹介させていただきました。タイヤ交換時の参考になっていただければ幸いです。ご不明点などございましたらお近くのタイヤワールド館ベストまでお問い合わせください!
    みなさまのご来店スタッフ一同心よりお待ちしております!

    あと、最近カテゴリ整理が終わったので、リンクを作成してトップ記事と新規記事に入れてみています。上をコピペすると、このようにリンクが入り、回遊性が高まると思いますので、ぜひ使ってみてください!

    カテゴリー
    タイヤ知識 栗生店

    エクストラロード規格タイヤとは?メリットや注意点

    エクストラロード規格のタイヤとは?普通のタイヤとの違いは?

    エクストラロード規格のタイヤとは、
    ヨーロッパのタイヤ規格(ETRTO)で規定されているタイヤ
    であり、タイヤの大きさを変えずに負荷能力を高めるために、
    スタンダード規格より高い空気圧に設定できる、
    内部構造を強化したタイヤ規格です。

    エクストラロード規格のタイヤのメリット

    エクストラロード(XL)規格のタイヤは、
    内部構造を強くすることにより、スタンダード(STD)規格
    のタイヤよりも高い空気圧設定ができるため、
    より大きな負荷能力を発揮します!

    ↓ファルケンのFK510になります!
    アルファード・ヴェルファイアの20inchサイズなのですが
    こちらもエクストラロード規格になります!

    エクストラロード規格のタイヤを装着する際の注意点

    「空気圧を多く入れる⇒負荷能力が増える」ので、
    エクストラロード規格のタイヤを装着していても、
    正しい空気圧に設定しないと負荷能力が不足します。
    適切な空気圧設定と、より慎重な空気圧管理が必要になります。

    まとめ

    本日はエクストラロード規格のタイヤについて詳しくご紹介させていただきました。
    タイヤ専門店に行ってXLと表示されたタイヤを見る機会も多いのではないのでしょうか?タイヤワールド館ベストでは豊富にタイヤを揃えておりますのでみなさまのご来店スタッフ一同心よりお待ちしております!

    カテゴリー
    タイヤ知識 ライターチーム タイヤ交換

    ランフラットタイヤとは?メリット・デメリットと価格の目安を解説

    運転中に困ってしまう急なカートラブルといえばタイヤのパンクです。

    徐々に劣化していくタイプの故障と違って、ある日突然タイヤがしぼんで走れなくなってしまう経験をしたことがある方も多いでしょう。

    とくに高速道路上でパンクしてしまうと、事故につながる可能性が高いため非常に危険です。

    ランフラットタイヤは、パンクしてもそのまま走行できる機能を備えた便利な製品です。

    今回はランフラットタイヤのメリット・デメリット、価格の目安などをまとめています。

    機能性の高いタイヤをお探しの方は、ぜひランフラットタイヤの概要をチェックしてみてください。

    ランフラットタイヤとは

    ランフラットタイヤとは

    ランフラットタイヤとは「空気圧がゼロになっても走行可能なタイヤ」です。

    タイヤは浮き輪のようなチューブ状になっていて、クギが刺さったりひび割れしたりするとなかの空気が抜けてしまいます。

    しぼんだ(空気圧が低い)タイヤで運転を続けると、ハンドル操作が正しくできなくなり事故につながる可能性があります。

    一方、ランフラットタイヤは二層構造になっていて、通常のタイヤゴムの内側に「サイド補強ゴム」が入っているのが特徴です。

    パンクによって空気が抜けてしまったときでも、補強ゴムが荷重を支える役割を果たしてくれるので、一定期間は内部の空気圧を保てます。

    もしパンクしてしまってもガソリンスタンドや修理工場までの道のりを走行できるため、急なトラブルの際に役立つタイヤです。

    ランフラットタイヤ構造イメージ

    ブリヂストンHPより

    ランフラットタイヤのメリット

    ランフラットタイヤのメリット

    ランフラットタイヤを車に装着すると以下のメリットがあります。

    ・パンクしても走行できる
    ・環境にやさしい
    ・車のデザインが向上する

    パンクに強いだけではなく、車のデザインに関連する理由もみていきましょう。

    パンクしても走行できる

    特殊な構造のランフラットタイヤは、パンク後も80Kkmまでの距離が走行可能なため、タイヤのトラブルが心配な方におすすめの製品です。

    JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の調べによると、2017年度のタイヤトラブルによる出動要請は約39万件となっており、2007年に比べて約136%も増加しています。

    さらにロードサービスでよくある出動理由の第2位は「タイヤのパンク」で、とくに高速道路上でのトラブルが多くなっています。
    参照:2021年度 JAFロードサービス出動理由

    もし高速道路状タイヤの空気が抜けてしまったら、大きな事故につながる可能性があり危険です。ランフラットタイヤなら、パンクを恐れない快適なカーライフを送れるでしょう。

    環境にやさしい

    ランフラットタイヤのメリットのひとつは、スペアタイヤを使わないことによる「環境への配慮」です。

    一般社団法人 日本ゴム工業会がまとめている資料の【地球温暖化対策の取組】低炭素社会実行計画のなかに、ランフラットタイヤによる2つの効果が記載されています。

    目標とする内容 ランフラットタイヤを使うことで
    得られる効果
    低炭素社への効果 ・ランフラットタイヤを装備することでスペアタイヤが不要となり、車体が軽くなる
    ・軽量化できれば走行時の道路への負荷が減り、CO2の削減につながる
    3R
    (リデュース・リユース・リサイクル)
    ・ランフラットタイヤを採用するとスペアタイヤが不要になる
    ・廃棄スペアタイヤの数を減らせる

    上記からもわかるように、ランフラットタイヤは環境へ配慮できるアイテムとして普及が進められています。

    車のデザインが向上する

    ランフラットタイヤを装着している車には、スペアタイヤが不要です。

    「車にスペアタイヤを装備しなければならない」という法律はありませんが、車に不具合が起きた際、速やかに対応できるように何らかの準備はしておかなければなりません。

    近年の車には「パンク修理キット」が搭載されているケースが多いですが、ランフラットタイヤの場合はこうした工具も不要です。

    スペアタイヤや修理キットがないことでトランク内のスペースが広く取れるので、車のデザインの幅が広がるメリットがあります。

    ランフラットタイヤのデメリット

    ランフラットタイヤのデメリット

    ランフラットタイヤの主なデメリットは以下の3点です。

    ・価格が高い
    ・設置に技術が必要なので対応していない店もある
    ・通常のタイヤに比べて乗り心地が悪い

    ランフラットタイヤの具体的な価格については、次の章でさらに詳しく解説しています。

    価格が高い

    多くのメリットがあるランフラットタイヤですが、価格の高さは導入時の大きなネックです。

    普通のタイヤとは異なる特殊な構造となっており、商品代金が高めになっているものが多いでしょう。

    BMWやメルセデス・ベンツ、レクサスの一部車種ではランフラットタイヤが標準装備となっています。

    しかし、タイヤ交換時の料金の高さや扱いにくさなどの理由で、ランフラットタイヤから一般のタイヤへの変更を検討する人もいます。

    車を購入する際は、ランフラットタイヤ交換にかかるコストについてもチェックしてみてください。

    設置に技術が必要なので対応していない店もある

    ランフラットタイヤの取り付け作業には専用の工具が必要なため、対応できない店舗があります

    すぐに交換作業をしたいときや、近くの店舗で済ませたい人にとっては手軽に交換できないことはデメリットです。

    また作業対応している場合でも、通常より工賃が上乗せされるケースもあります。

    ランフラットタイヤの装着を検討している人は、交換作業ができる店舗をあらかじめチェックしておきましょう。

    通常のタイヤに比べて乗り心地が悪い

    ランフラットタイヤは通常のタイヤに比べて、乗り心地があまりよくない場合が多いです。

    ランフラットタイヤに使用される原料のゴムは、一般的なタイヤに比べて硬いものが多く、弾力性に欠けることが理由です。

    そのため地面からの衝撃を吸収しづらく、路面が悪いと座席までガタガタと響くことがあります。

    乗り心地を重視する方には、あまり向いていないタイヤであることを把握しておきましょう。

    ランフラットタイヤの価格の目安

    ランフラットタイヤの価格の目安

    フラットタイヤの価格の目安は1本あたり3~5万円が相場ランで、一般的なタイヤより高額な商品が多い傾向にあります。

    以下でタイヤワールド館ベストで販売しているランフラットタイヤと、サマータイヤの価格を比較してみました。

    ランフラットタイヤ サマータイヤ
    メーカー ファルケン トーヨータイヤ
    商品名 AZENIS FK510 RUNFLAT
    アゼニス FK510 ランフラット
    オブザーブ
    ガリット GIZ
    インチ 18インチ 18インチ
    サイズ 225/45R18 225/45R18
    価格 31,100円/1本 20,000円/1本
    公式ページ ファルケンHP トーヨータイヤHP
    購入ページ 商品詳細を見る 商品詳細を見る

    同じサイズ規格の「225/45R18」で比較した結果、ランフラットタイヤは31,100円、サマータイヤは20,000円となっており、11,000円の差がでています。

    こちらは1本あたりの価格なので、4本交換する場合は4万円近い差が生じることになります。

    タイヤは定期的にメンテナンスが必要なので、ランフラットタイヤを使い続けるための金銭的負担は大きいです。

    さらに、タイヤ交換時には別途で工賃がかかることも頭に入れておきましょう。

    ※タイヤは同じサイズであってもグレードによって価格が大きく異なるため、比較内容は参考程度にご覧ください。

    ランフラットタイヤを使用する際の注意点

    ランフラットタイヤを使用する際の注意点

    ランフラットタイヤを使用する際の3つの注意点を解説します。

    ・空気圧の管理を怠らない
    ・パンク修理はできない
    ・タイヤ空気圧警報装置の装着が必要

    ランフラットタイヤの特性や正しい使用方法を把握しておきましょう。

    空気圧の管理を怠らない

    ランフラットタイヤを装着する際は、タイヤの空気圧管理を怠らないようにしてください。

    規定よりも極端に空気圧が低いと、タイヤの内部がパンクしたときと同じ状態になってしまいます。

    この状態が続くとタイヤ内部の補強ゴムに負荷がかかり、製品の劣化が進みます。

    補強ゴムの性能が落ちてしまうと、実際にパンクしたときに本来の性能を発揮できなくなるので注意が必要です。

    いつも適正な空気圧をキープできるように、こまめにタイヤをチェックしておきましょう。

    パンク修理はできない

    ランフラットタイヤは原則として修理できないため、パンクした場合は交換となります。

    ただし、条件によっては部分的な修理が可能なケースもあります。
    具体的には以下のような場合であれば修理が可能です。

    ・パンクした状態で走行していない場合
    ・軽微なトラブル(釘ささり)である場合
    ・整備士が修理可能と判断した場合

    タイヤの外側から破損具合を正確に確認するのは困難なため、修理できるかどうかの判断は難しいことがあります。

    またランフラットタイヤの修理や交換には知識や技術も必要なので、依頼したい店舗が受付可能か事前の確認が必要です。

    タイヤ空気圧警報装置の装着が必要

    ランフラットタイヤを履いている車には、タイヤ空気圧警報装置(空気圧センサー)を装着することが義務づけられています。

    タイヤ空気圧警報装置とは、タイヤの空気圧の異常を察知した場合に、警告灯やチャイムで知らせてくれる機器です。

    ランフラットタイヤは、内部の空気が減ってもしばらくは通常どおり走行できる機能を持っているため、パンクに気づかない可能性があります。

    空気圧の低下に気づかずに長い距離を走行し続けると、パンクに強いランフラットタイヤであってもいずれ運転に支障をきたします。

    タイヤ空気圧警報装置は、タイヤのトラブルを早急に発見するために欠かせないアイテムなので、かならず装備しておきましょう。

    ランフラットタイヤに関するよくある質問

    ランフラットタイヤに関するよくある質問

    ランフラットタイヤに関する、よくある4つの質問をまとめました。

    1. ランフラットタイヤの見分け方は?
    2. ランフラットタイヤの寿命はどのくらい?
    3. ランフラットタイヤはどれくらい走る?
    4. パンクしたまま走るとどうなる?

    ランフラットタイヤは一般のタイヤに比べて流通量が少ないため、詳しい情報を知っている人が少ないのが現状です。

    ランフラットタイヤについて不明な点が多数あるときは、タイヤ専門店やカーディーラーに相談してみるのもおすすめです。

    ランフラットタイヤの見分け方は?

    ランフラットタイヤは通常のタイヤと区別するために、各メーカーがそれぞれ規定のアルファベットやマークをつけています。

    主要メーカーのランフラットタイヤについているアルファベットの印を、以下の表にまとめました。

    メーカー ランフラットタイヤに刻印されている文字 公式HP
    ダンロップ DSST ダンロップ公式
    トーヨータイヤ TRF トーヨータイヤ公式
    ブリヂストン RFT ブリヂストン公式
    ミシュラン ZP ミシュラン公式
    ヨコハマタイヤ ZPS ヨコハマタイヤ公式
    グッドイヤー EMT グッドイヤー公式

    各メーカーのアルファベットの印のほかに「国際規格ISOのランフラットマーク」もあります。

    製品によっては、アルファベットではなく国際規格のマークのみを刻印しているものもあります。

    いずれの場合もタイヤ側面の比較的わかりやすい場所に記載してあることが多いので、ぜひ実物をチェックしてみてください。

    ランフラットタイヤの寿命はどのくらい?

    ランフラットタイヤの寿命は、一般的なサマータイヤと同等と考えて問題ありません。

    一般的な夏タイヤは走行距離2~4万kmが、平均寿命の目安です。

    またタイヤの溝に「スリップサイン」が見えた場合も寿命となり、早急に交換しなくてはなりません。

    ランフラットタイヤはどれくらい走る?

    ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても「速度80km/h」で「80kmの距離」を走行できます。

    これはランフラットタイヤの基本的な要件となっており、ISO規格によって定められています。

    どのタイヤメーカーでも同じ基準が採用されるので、上記2つの数字を覚えておいてください。

    ランフラットタイヤならパンクしたあとも80kmもの距離を走れるので、近くのガソリンスタンドやカーショップを探せる余裕が十分にあるでしょう。

    パンクしたまま走るとどうなる?

    ランフラットタイヤは、パンクしたあとも80kmまでそのまま走行可能ですが、規定距離を超えると危険な状態になります。

    具体的にはタイヤのなかのワイヤーがでてきてしまったり、ゴムが破れたりしてハンドル操作が効かなくなります。

    最悪のケースでは、バースト(破裂)を起こし、車体を動かせなくなくなることもあるでしょう。

    「パンクしても大丈夫なタイヤ」と過信せず、正しい使用方法を守ることが大切です。

    タイヤを履き替える際はランフラットタイヤも検討してみよう

    タイヤを履き替える際はランフラットタイヤも検討してみよう

    SDGsが注目されている現代では、車からのCO2排出量も大きな課題のひとつです。

    タイヤの空気圧を適正に保つことで快適な運転が実現し、それによって燃費向上が叶い、CO2削減が期待できます。

    ランフラットタイヤには「空気圧をチェックしやすくなる」「スペアタイヤが不要になり廃棄品が減る」などの環境的メリットがあります。

    これからタイヤ交換する方は、環境に配慮したランフラットタイヤへの履き替えを検討してみてはいかがでしょうか。

    タイヤの選び方や交換の手順などは「タイヤ交換を安くする方法は?自分で交換する方法とタイヤの選び方」の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

    ランフラットタイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    いかがでしたでしょうか。今回はなかなか情報が見つけにくいランフラットタイヤについてまとめてみました。気になる方やもっと知りたい!という方はぜひ店舗・お電話・メールにてお問い合わせください。みなさんのカーライフにお役に立てれば幸いです。

    店舗一覧

    カテゴリー
    サマータイヤ タイヤ知識 ライターチーム

    【車種別】おすすめのタイヤ10選!選び方のポイントや注意点も解説

    「タイヤの種類はたくさんあるけれど、結局どれを選べばいいの?」
    「どんなタイヤが自分の車にあうのだろう?」

    タイヤ交換を検討している人や、スタッドレスタイヤに履き替えようと思っている方のなかには、タイヤ選びに迷われている方も多いのではないでしょうか。

    今回はタイヤ交換を失敗しないための選び方のポイントや、おすすめのメーカーをまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

    タイヤワールド館ベストがおすすめするスタッドレスタイヤ3点

    タイヤワールド館ベストがおすすめするスタッドレスタイヤ3点

    はじめにタイヤワールド館ベストがおすすめするスタッドレスタイヤを、3点ピックアップして紹介します。

    サイズ 商品名 特徴
    14インチ 【ブリヂストン】
    ブリザック VRX2
    30,000円(税込)
    どのような雪道にも対応できる総合的な性能を備えた商品。カーブも滑らずに曲がりやすい。
    商品ページはこちら
    15インチ 【ダンロップ】
    ウィンターマックス WM02
    45,120円(税込)
    従来品から氷上ブレーキ性能12%アップ、コーナリング性能3%アップ。高密度ゴムで長持ちする製品。
    商品ページはこちら
    17インチ 【ダンロップ】
    ウインターマックス SJ8+
    105,280円(税込)
    ナノ凹凸ゴムを採用しており、深い雪道にも対応可能。
    商品ページはこちら

    スタッドレスタイヤは冬本番になると品薄になるため、装着を検討している人は早めに予約しておいてくださいね。

    サマータイヤや車種別のおすすめタイヤについては、後ほど詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

    タイヤの選び方のポイント

    タイヤの選び方のポイント

    タイヤ交換の際にタイヤを選ぶ際のポイントは以下の3つです。

    1. 純正タイヤと同じサイズを選ぶ
    2. 燃費の良さで選ぶ
    3. 乗り心地で選ぶ

    タイヤ交換をする際には、サイズが適合するかだけでなくどのような性能を持っているかもチェックしておくことが重要です。

    1.純正タイヤと同じサイズを選ぶ

    タイヤを選ぶ際にもっとも重要なのは「純正と同じサイズがどうか」です。

    基本的には、標準装備としてついているタイヤと同じサイズの製品を選びましょう。

    タイヤは「インチアップ」「インチダウン」といって、異なるサイズを装着するカスタマイズも可能です。

    しかし知識なくカスタマイズをしてしまうと、ハンドルの感覚が変わったり、燃費が悪くなったりするデメリットもあるので注意が必要です。

    2.燃費の良さで選ぶ

    数あるタイヤ製品のなかで、どれを選ぶか決める際には「低燃費」に着目してみましょう。

    昨今は低燃費を特徴にした商品が多数あるので、ぜひ各社の製品を比べてみてください。

    燃費が良いとガソリンの節約になるので、車の維持費をおさえることができます。

    ガソリンの価格は2020年5月に115円 / L(レギュラー)を記録したのを最後に右肩上がりで値段が高騰しています。2022年3月には163円 / Lを記録しており、今後も高騰を続ける可能性があります。(参考:e-燃費 最近5年間のレギュラー価格)

    CO2削減にも貢献できる低燃性のタイヤは環境にも配慮された製品なので、ぜひチェックしてみてください。

    3.乗り心地で選ぶ

    車に快適さを求める人は「乗り心地」の良さを追及できる製品を選びましょう。

    せっかくのカーライフを存分に楽しむためには、気持ちよく運転できることが重要です。

    タイヤの種類によって、クッション性や静粛性が異なるので、製品の説明をよくチェックしてみてください。

    また、タイヤと車種の組み合わせによってノイズが発生するケースがあるので「ノイズ軽減」の性能がついているタイヤを選んでみるのもおすすめです。

    【車種別】おすすめの安いタイヤはどれ?

    以下では車種別のおすすめタイヤを紹介していきます。

    ・軽自動車におすすめのタイヤ
    ・ミニバンにおすすめのタイヤ
    ・コンパクトカーにおすすめのタイヤ
    ・SUVにおすすめのタイヤ
    ・セダンにおすすめのタイヤ

    今回はタイヤの製品のみを紹介しますが、下記の記事では工賃や販売店などについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    軽自動車におすすめのタイヤ

    軽自動車におすすめのタイヤ

    軽自動車におすすめのタイヤを、2種類紹介します。

    バランスが良い

    ブリヂストンのブリザックVRX2

    公式サイトへ

    氷上性能が抜群で北海道・北東北で長年支持されているブリザックシリーズの前型です。最新型ではないということで、値段と性能のバランスが取れているスタッドタイヤです。

    メーカー ブリヂストン
    種類 スタッドレス
    商品名 ブリザックVRX2
    サイズ 155/65R14
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    ¥5,530円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥49,000円(税込)〜/4本

    燃費性能が良い(低燃費)

    ヨコハマタイヤのブルーアース AE-01

    公式サイトへ

    ヨコハマタイヤの「ブルーアース AE-01」は、低燃費に優れた製品です。
    1本あたり6,500円(税込)となっており、お財布に優しい価格です。

    メーカー ヨコハマタイヤ
    種類 ノーマルタイヤ
    商品名 ブルーアース AE-01
    サイズ 155/65R14
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    ¥6,500円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥52,700円(税込)〜/4本

    ミニバンにおすすめのタイヤ

    ミニバンにおすすめのタイヤ

    ミニバンにおすすめのタイヤを、2種類紹介します。

    コスパが良い

    トーヨータイヤのオブサーブGIZ2(ギズツー)

    公式サイトへ

    トーヨータイヤの「OBSERVE (オブサーブ) GIZ2」は、非対称の溝パターンによって滑りやすさを軽減させています。

    氷上での性能を長くキープできる、独自製法の「吸着クルミゴム」も特徴のひとつです。

    メーカー トーヨータイヤ
    種類 スタッドレス
    商品名 オブサーブGIZ2(ギズツー)
    サイズ 205/60R16
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    ¥23,300円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥122,500円(税込)〜/4本

    燃費性能が良い(低燃費)

    ミシュランのイープライマシー

    公式サイトへ

    ミシュランの「e・PRIMACY イー プライマシー」は、転がり抵抗を低減させることで、タイヤの燃費向上を目指した製品です。

    静粛性にも優れており、乗り心地の良さも確保しています。

    メーカー ミシュラン
    種類 ノーマル
    商品名 イー プライマシー
    サイズ 205/60R16
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    ¥19,200円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥197,500円(税込)〜/4本

    コンパクトカーにおすすめのタイヤ

    コンパクトカーにおすすめのタイヤ

    コンパクトカーにおすすめのタイヤを、2種類紹介します。

    コスパが良い

    ダンロップのウィンターマックス2

    公式サイトへ

    凍結路面とロングライフを超密着ナノフィットゴムで実現しています。VRX2同様、最新型ではないということで、値段と性能のバランスが取れている今年おすすめのスタッドタイヤです。

    メーカー ダンロップ
    種類 スタッドレス
    商品名 ウィンターマックス2
    サイズ 185/65R15
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    ¥14,000円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥95,050円(税込)〜/4本

    オールシーズン使える

    トーヨータイヤのセルシアス

    公式サイトへ

    トーヨータイヤのCELSIUS(セルシアス)は、降雪時にも使用できるオールシーズン型のタイヤです。
    雪だけではなく、冬場以外の雨にも強い溝のデザインになっており、一年中履き続けられます

    メーカー トーヨータイヤ
    種類 オールシーズン
    商品名 セルシアス
    サイズ 185/60R15
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    ¥15,900円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥113,500円(税込)〜/4本

    SUVにおすすめのタイヤ

    SUVにおすすめのタイヤ

    SUVにおすすめのタイヤを、2種類紹介します。

    SUV専用

    トーヨータイヤのオブサーブGSi-6

    公式サイトへ

    トーヨータイヤの「OBSERVE (オブサーブ) GSi-6」は「グリップシリカコンパウンド」を取り入れてグリップ性能を向上させています。

    SUV/CCVのために作られた専用のスタッドレスタイヤです。

    メーカー トーヨータイヤ
    種類 スタッドレス
    商品名 オブサーブ GSi-6(ジーエスアイ シックス)
    サイズ 225/65R17
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    19,900円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥111,020円(税込)〜/4本

    燃費性能が良い(低燃費)

    ルッチーニのヴォーノCUV

    公式サイトへ

    ルッチーニは、台湾のタイヤメーカーNANKANG(ナンカン)が欧州用に展開しているタイヤです。コストパフォーマンスに優れ、国外タイヤを使ってみたい方は選択してみてはいかがでしょうか。

    メーカー ルッチーニ
    種類 ノーマル
    商品名 ヴォーノCUV
    サイズ 225/65R17
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    14,400円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥81,900円(税込)〜/4本

    セダンにおすすめのタイヤ

    ブリヂストンのブリザックVRX2

    セダンにおすすめのタイヤを、2種類紹介します。

    氷上性能が良い

    ダンロップのウィンターマックス3

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    <従来品より氷上ブレーキ性能22%アップ、摩耗後氷上ブレーキ性能36%アップと、使い始めから使い終わりまでしっかり止まるタイヤです。/p>

    メーカー ダンロップ
    種類 スタッドレス
    商品名 ウィンターマックス3
    サイズ 195/65R15
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    19,100円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥85,400円(税込)〜/4本

    燃費性能が良い(低燃費)

    トーヨータイヤのSD-7

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    「SD-7」は走行時のノイズ低減や排水効果を向上させたスタンダードタイヤです。コストパフォ-マンスにも優れており、特にこだわりがない方はファースチョイスで良いのではないでしょうか。

    メーカー トーヨータイヤ
    種類 ノーマル
    商品名 SD-7
    サイズ 195/65R15
    商品ページ タイヤ単品
    ホイールセット
    価格
    タイヤ単品
    6,120円(税込)/1本
    価格
    ホイールセット
    ¥51,100円(税込)〜/4本

    タイヤ交換時におすすめのメーカー3選

    タイヤ交換時におすすめのメーカー3選

    タイヤを選ぶ際には、製造メーカーにも着目してみましょう。
    とくにおすすめのタイヤメーカーは以下の3社です。

    ・ダンロップ
    ・トーヨータイヤ
    ・ブリヂストン

    同じような性能で価格面でも差がない場合は、好きなメーカーを選んでみてください。

    ダンロップ

    おすすめのタイヤメーカー①ダンロップ

    ダンロップは1888年に空気入りタイヤを実用化させた、歴史の長いメーカーです。

    ダンロップの企業の特徴は以下の3点です。

    ・技術
    ・環境
    ・安心・安全

    技術面では、最先端のスーパーコンピュータを駆使した製品開発を行っており、安全性の高いタイヤを生み出しています。

    また、環境への配慮にも力を入れていて「石油・石炭などの化石資源を一切使わない、世界初の100%石油外天然資源タイヤ」を開発した実績もあります。

    トーヨータイヤ

    おすすめのタイヤメーカー②トーヨータイヤ

    トーヨータイヤは、乗用車用タイヤをはじめ、トラック用タイヤやバス用タイヤなどの製造も手がけている企業です。

    タイヤの性能を正確に把握するため、宮崎県と北海道(冬期用)に専用コースを持っており、実車でのテストを行っています。

    高性能タイヤの「PROXES(プロクセス)」は、グローバルで高い評価を得ている人気の製品です。

    ブリヂストン

    おすすめのタイヤメーカー③ブリヂストン

    ブリヂストンは、1930年代からタイヤの開発を行っている老舗企業で、近年は自動車用タイヤのみならず、ゴムの技術を用いたさまざまな製品を手がけています。

    東京2020オリンピックでは、ブリヂストンのタイヤが自転車競技用タイヤとして採用されれており、国内外を代表するタイヤブランドとして認められているブランドです。

    「空気を使わないタイヤ技術エアフリーコンセプト®」や、低燃費性に優れた「ダブルネットワークゴム」など、独自の製品を多数開発しています。

    ヨコハマタイヤ

    おすすめのタイヤメーカー④ヨコハマタイヤ

    ヨコハマタイヤ(横浜ゴム株式会社)は、1917年に日本の横濱電線製造と米国のBFグッドリッチの合弁事業で設立されました。スポーツタイヤが有名で、「ADVAN」は広く知られています。スタッドレスタイヤは、20年の歴史を持つ「iceGUARD(アイスガード)」シリーズを展開しています。

    タイヤに関するよくある質問

    タイヤに関するよくある質問

    最後に、タイヤに関する「よくある質問」にお答えしたいと思います。

    ・車のタイヤの寿命は何年?
    ・タイヤ値上げいつから?
    ・タイヤ交換しないとどうなる?

    正しい情報を把握して、適切にマイカーのメンテナンスを行いましょう。

    車のタイヤの寿命は何年?

    車のタイヤの寿命は、以下の年数が目安です。

    タイヤの種類 使用の許容範囲
    未使用のサマータイヤ 製造から約3年間(適正な状態で保管していた場合)
    未使用のスタッドレスタイヤ 製造から約3年間(適正な状態で保管していた場合)
    使用済みのすべてのタイヤ 製造から約10年間(5年経過時に点検を推奨)

    使用中のタイヤの場合、走行距離が約2~4万kmを超えると寿命を迎えることが多いです。

    またタイヤの溝が減ってくると、交換を知らせる「スリップサイン」
    が見えるようになります。

    スリップサインが見えたタイヤは製造年数や走行距離に関わらず、すぐに交換が必要です。

    タイヤの寿命については、タイヤの製造年月日の見方は?使用の許容範囲や寿命を解説の記事でも詳しく解説しています。

    タイヤ値上げいつから?

    タイヤの値上げは順次、各メーカーで予定されています。2024年では、ミシュランが以下のスケジュールで値上げを発表しています。

    上げ幅 実施時期
    6%~10% 夏/冬タイヤ 2024年2月1日

    各メーカーの値上げスケジュールは以下のとおりです。

    タイヤ交換しないとどうなる?

    タイヤ選びに迷ってしまい、交換しないまま寿命を過ぎてしまうと下記のような危険があります。

    ・タイヤがバースト(破裂)する
    ・溝が無くなってスリップする

    劣化したタイヤをそのまま履き続けていると、タイヤにヒビが入ったり、内部のワイヤーが出てきてしまったりすることもあります。

    また突然バーストしてハンドル操作ができなくなり、事故につながってしまうケースもあるので注意しましょう。

    車種に合うタイヤ選びはタイヤワールド館ベストがおすすめ

    車種に合うタイヤ選びはタイヤワールド館ベストがおすすめ

    正しいタイヤの選び方を把握しておけば、マイカーに合う製品が見つけやすくなります。

    製品を選ぶ際はそれぞれの特性をチェックして、好きなメーカーから選んでみることもおすすめです。

    タイヤの値上げが各メーカーで予定されているので、タイヤの購入は早めの時期が良いかもしれません。

    新しいタイヤをお探しの方は、ぜひ一度タイヤワールド館ベストのオンラインショップをチェックしてみてください。車種別でタイヤを選択できるので、初心者の方でも選びやすくなっています。

    お気に入りのタイヤを見つけて、カーライフを楽しみましょう。