• カテゴリー
    ナット ホイールの基礎知識 ライターチーム カスタムその他 タイヤ交換

    ホイールナットキャップ(ナットカバー)とは?役割から外し方まで徹底解説

    「ナットキャップとは?」
    「おすすめのナットキャップは?」
    「失敗しないナットキャップの選び方を知りたい」

    このように悩んでいませんか?
    ナットキャップとは、ナットに被せるカバーのことで、長距離トラックのホイールによく付いているものです。

    当記事では、ナットキャップの説明から選び方、着脱方法まで徹底解説します。
    ぜひ最後までご覧ください。

    ナットキャップとは

    ナットキャップとは

    参考:Amazon公式サイトへ

    ナットキャップは、ホイールのナットに被せるカバーのことです。別名ナットカバーとも呼ばれます。

    ナットにカバーを被せる目的は様々ですが、たとえばトラックのナットが錆びつかないようにカバーを被せることがあります。

    様々な種類のナットキャップが販売されているので、目的に応じて適したものを選びましょう。以下の項目でおすすめを紹介します。

    ナットキャップの種類【価格あり】

    ナットキャップの種類【価格あり】

    ナットキャップには以下のとおり様々な種類があります。

    ナットキャップ おすすめ製品 価格(税込)
    JETナットキャップ 角型ナットカバー6個入り 1,870円
    スチール製ナットキャップ 丸型ナットカバー スチール製クロームメッキ仕上げ
    10ヶ入 トラック用
    4,400円
    シリコンナットキャップ ナットカバー(グレー)25個入り 1,390円
    デコキャップ miyabiナットキャップ 41mm用 2個入り 990円

    以下で詳しく見ていきましょう。

    1.ジェットイノウエ(JET INOUE) ナットキャップ

    ナットキャップの種類1.JET INOUEナットキャップ

    参考:Amazonサイト

    JET INOUEナットキャップは、クロームメッキ処理を施してある樹脂製のキャップです。「ナットキャップはジェットイノウエのJETナットキャップを選んでおけば間違いない」といえるほど王道なナットキャップです。

    樹脂製なので錆びる心配がないうえに、金属キャップのようなデザインでかっこいいのでおすすめです。

    2.スチール製ナットキャップ

    ナットキャップの種類2.スチール製ナットキャップ

    参考:Amazonサイト

    スチール製ナットキャップは丈夫で光り方がかっこいいのが特徴です。
    シリコン製のナットキャップは錆びない代わりに見た目がスタイリッシュでない欠点があります。
    少し重量があって錆びやすい点を気にする方がいるかもしれませんが、かっこよさを優先したい方はスチールを選びましょう。

    3.シリコンナットキャップ

    ナットキャップの種類3.シリコンナットキャップ

    参考:Amazonサイト

    ナットを保護する目的で購入するなら、大量にまとめ買いできるシリコンナットキャップがおすすめです。
    安価で長持ちするので、かなり費用が抑えられます。
    経済面を考えると、シリコン製が最も適した商品です。

    4.デコキャップ

    ナットキャップの種類5.デコキャップ

    参考:Amazonサイト

    ナットキャップをドレスアップ目的で使いたいなら、デコキャップを選びましょう。
    ホイールに個性がでて、人目を引くこと間違いなしです。
    たとえば、今回紹介したmiyabiのナットキャップは、走るたびにマジックカットが乱反射してホイールの存在感を強める効果があります。
    他にもゴールドや花柄のナットキャップもあるので、好きなデザインを探してみましょう。

    ナットキャップの役割

    ナットキャップの役割

    参考:Amazonサイト

    ナットキャップには大きくわけて次の3つの役割があります。

    ● 腐食防止のため
    ● 安全対策のため
    ● センスをアピールするため

    1つずつ説明します。

    腐食防止のため

    ナットキャップをつけると、ナットの腐食防止になります。
    とくに、トラックのナットは過酷な環境を走行する中で錆びたり汚れたりしがちですが、ナットキャップで保護しておけば劣化を防げます。
    腐食防止のためにナットキャップをつけたいなら、錆びる心配がないシリコン製を選びましょう。

    安全対策のため

    安全対策のためにナットキャップを利用する方もいます。
    ナットやボルトが飛び出たままになっているより、キャップをつけたほうが安全にホイールの手入れができます。
    安全性を重視するなら、袋ナットキャップのような丸みのある樹脂製のやわらかいものがいいでしょう。

    センスをアピールするため

    ナットキャップをトラックのホイールにつければ、他の人とは違ったセンスをアピールできます。
    個性的なデザインのキャップを選べば他と差別化できます。
    たとえば、ゴールドナットキャップを取り付ければ、タイヤやホイールを変えずに、安価に足回りのイメージチェンジが可能です。
    センスをアピールしたいならデコキャップの中から気に入ったものを選びましょう。

    ナットキャップを選ぶ際の特徴

    ナットキャップを選ぶ際の特徴

    ナットキャップを選ぶ際には、以下の特徴を見て購入を検討しましょう。

    ● 色
    ● 材質
    ● デザイン

    好みによって選ぶべき製品は異なるため、どんなものがあるか詳しく説明します。

    ナットキャップの色はメタリックなシルバーが多いです。
    ナットと同じ色にすることで、違和感の少ないイメージチェンジが可能です。
    反対に、ナットキャップをドレスアップ目的で使うなら赤やゴールド等、派手目な色を選ぶのもいいでしょう。
    ナットキャップに求める役割に応じて自由に色を選びましょう。

    材質

    最近ではシリコン製のナットキャップが多い印象です。
    スチール製もかっこいいですが、腐食や汚れが気になるなら金属っぽく見えるシリコン製のナットキャップがおすすめです。
    ナットキャップの交換頻度を下げたいなら、クロームメッキで保護されているものを選ぶと長持ちします。

    デザイン

    シリコンキャップの目的が多様化するにつれて、様々なデザインのナットキャップが販売されるようになってきました。

    ナットの頭に近いデザインのものから、走るとキラキラ光って存在を主張するものまであります。

    たとえば、桜の花びらをあしらったナットキャップで、さりげなくセンスを見せつけることができます。
    ドレスアップ目的なら、取り付けたときの印象まで考えてナットキャップのデザインを選びましょう。

    ナットキャップの選び方【3つのポイント】

    ナットキャップの選び方【3つのポイント】

    ナットキャップを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

    1. サイズに合ったナットキャップを選ぶ
    2. ナットの数を間違えない
    3. 色選びはセンスが問われるので慎重に

    順番に説明します。

    サイズに合ったナットキャップを選ぶ

    ナットキャップを購入する前に、必ずサイズを確認しましょう。
    サイズを間違えると走行中にナットキャップが外れて車道に落ち、事故やパンクの原因になりかねません。
    間違えて小さいサイズのナットキャップを購入してしまい、キャップがはまらなかったという残念な経験をした方もいます。

    購入したナットキャップのサイズが違って使えない、という事態に陥らないために、購入前にもう一度サイズをチェックしましょう。

    ナットの数を間違えない

    ナットのサイズだけでなく、数もしっかり把握しておきましょう。
    ナットキャップの数が足りないと格好がつきません。
    仮に、本当は8個必要だったのに6個しか入っていなかったとすると、2個だけナットが剥き出しのまま走行することになります。

    ナットの保護目的でもドレスアップ目的でも、個数が足りないとナットキャップをつけるメリットが半減してしまいます。
    購入前に、いくつ必要なのか数えておきましょう。

    色選びはセンスが問われるので慎重に

    ナットキャップの色選びは慎重におこないましょう。
    取り付けてからイメージと違うことに気づいてしまった場合、せっかく購入したナットキャップを外したくなってしまうでしょう。

    一番無難なのは、やはりナットに近いシルバーです。
    はじめてのナットキャップ購入で失敗が怖い方は、ナットに近いデザインのJETナットキャップを選んでみましょう。

    ナットキャップの取り付け方4ステップ

    ナットキャップの取り付け方4ステップ

    ナットキャップの取り付け方を4ステップで解説します。

    1. ナットにインナーゴムを取り付ける
    2. 中性洗剤をインナーゴムのまわりに塗る
    3. ナットキャップを取り付ける
    4. ナットキャップの入りを確認する

    順番に見ていきましょう。

    ステップ1.ナットにインナーゴムを取り付ける

    まず、ナットにインナーゴムを取り付けます。インナーゴムを取り付けることで、ナットキャップが外れにくくなります。

    ナットキャップがしっかりはまっていなかったせいで、走行中に外れてしまう事故も発生しているため、できるならインナーゴムを用意して装着しておきましょう。

    ステップ2.中性洗剤をインナーゴムのまわりに塗る

    中性洗剤をインナーゴムのまわりに頒布します。中性洗剤を塗ると、ナットキャップを取り付けやすくなります。

    少し硬くても力ずくではめる気合いがある方はこの工程を省いても問題ありませんが、スムーズにナットキャップを取り付けたいなら中性洗剤を塗っておきましょう。

    ステップ3.ナットキャップを取り付ける

    ナットキャップの面を合わせて、ぐっと押し込んで取り付けます。このときケガ防止のために、軍手をはめておくのがおすすめです。

    前のステップで中性洗剤を塗っておくことで、女性でも取り付けやすくなります。

    ステップ4.ナットキャップの入りを確認する

    ナットキャップを取り付けたら、もう一度1つずつ押し込んで、>きちんとはまっているか確認していきます。

    入りが甘いと、走行中に外れて紛失してしまいます。ナットキャップを1つ紛失するだけで統一感がなくなり、締まりのない印象のホイールになってしまうので気をつけましょう。

    ぐっと押し込んで、はまっていることを確認したら完了です。

    ナットキャッププライヤーがあると便利

    ナットキャッププライヤーがあると便利

    参考:Amazonサイト

    ナットキャップの着脱は、ナットキャッププライヤーがあるとさらに簡単におこなえます。ナットキャッププライヤーとは、ナットキャップ専用のレンチのような工具です。

    ナットキャッププライヤーを使えばナットキャップを傷つけずに素早く着脱できます。頻繁に着脱する方は、用意することをおすすめします。

    ナットキャップを取り外す際の注意点

    ナットキャップを取り外す際の注意点

    ナットキャップを取り外す際には、以下の2点に気をつけましょう。

    ●劣化状況を見て自分でできるか判断する
    ●抜けない場合はプロに見てもらう

    まず劣化状況を見て自分で取り外せるか判断しましょう。あまりにも劣化が激しい場合は、自分で取り外そうとしても外れません。

    取り外せないと判断したらプロに対処してもらう必要があります。以下で詳しく見ていきましょう。

    劣化状況を見て自分でできるか判断する

    ナットキャップを取り外す前に、劣化状況を見て自分でできるか判断します。
    劣化していないナットキャップなら、ナットキャッププライヤーでつかんで引っ張れば外せます。
    ただし、スチール製のナットキャップは錆びや腐食により、素人では取り外せなくなっている可能性があります。
    無理に外そうとするとホイールやナットを痛めてしまう恐れがあるため、いったん作業を中止しましょう。

    抜けない場合はプロに見てもらう

    ナットキャップが抜けなくなってしまったら、諦めてプロに見てもらいましょう。

    抜けないナットキャップを無理に引き抜こうとすると、ナットを破損してしまったり、手をケガしてしまったりすることがあります。

    最寄りのカーショップに持ち込んで相談すれば、きっと対応してもらえます。もちろん、多少の料金はかかってしまいますが、プロに頼んで安全に取り外しましょう。

    ナットやホイールで愛車をイメージチェンジしよう

    ナットやホイールをイメージチェンジしよう"

    今回はナットキャップの説明から選び方、着脱方法まで詳しく説明しました。ナットキャップをつけるだけでトラックの足回りの印象がかなり変わります。

    タイヤやホイールを変えずにホイールの印象を変えて気分転換したい方は、新しいナットキャップを探してみましょう。

    なお、ホイールの印象をガラッと変えたいなら、思い切ってホイールから変えてしまうのもひとつの手です。ディッシュホイールからスポークホイールに変えるだけで、別の車かと思うくらい印象が変わります。

    新しいタイヤやホイールに履き替えたいなら、タイヤワールド館ベストで購入していただくのがお得です。

    全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    気になる方は下記のボタンからホイールを探してみてくださいね。

    カテゴリー
    ホイールメーカー ニュース・インタビュー ライターチーム WORK

    【WORK】メンテナンスや選び方まで!ホイールのプロに聞く!スペシャルインタビュー

    今回はスペシャル企画!
    商品を知り尽くしているメーカーの担当者さまにインタビューを行い、こだわりやホイールのプロならではのお話をお届けします。第一弾となる今回は株式会社WORKの小田さんにインタビューをさせていただきました!

    プロフィール

    株式会社WORK 仙台営業所
    営業部 所長代理 小田剛士さん

    WORK歴30年以上のまさしくホイールのプロ。弊社のスタッフがホイールに困った時はすぐ相談させてもらいます。近所の人には「洗車おじさん」と呼ばれるほど洗車が好きとのこと。

    本日はよろしくお願いします!さっそくインタビュー開始です!

    WORKホイールの優れている点・ユーザーが選ぶメリットは?

    ーWORKが競合メーカーよりも優れている点、ユーザーが選ぶメリットは何ですか?

    2ピース/3ピースホイールとサイズバリエーションの豊富さに強みがあります。

    WORKが競合メーカーよりも優れている点、ユーザーが選ぶメリットは何ですか?

    特に「リム」の技術、製造過程、クオリティは全世界実質トップです。自社品だけでなく、他のメーカーへリムの供給やOEMもしているので、組み立て品の中でのシェアは圧倒的ナンバー1です。

    それには理由があって、例えば特許技術である「ワーク・ソリッド・リム」はホイールメーカーの中でWORKにしかできない技術です。

    その1つが「ハンプ」です。リムのアウター側に成型される、盛り上がっている部分をハンプと呼び、これがあることでパンクなどで急にタイヤの空気が抜けた場合でも、このハンプが引っかかりとなり、タイヤが外れにくいのです。

    ワーク・ソリッド・リム

    ※ハンプ:トラブル発生時にタイヤの空気圧が低下した場合でもタイヤビートがリムからずり落ちにくい形状。TUV認証・ETRTO規格合格済み。

    ーヨーロッパでのTUV(テュフ)認証・ETRTO規格ではこの「ハンプ」がないと安全性と品質を認証できませんよということになっていますね。

    2ピース/3ピースのいわゆる板リムでTUV(テュフ)認証・ETRTO規格に合格済なのはWORKだけなので、ヨーロッパの会社からのリムの需要が高く、結果シェアが圧倒的ナンバー1となっています。

    そういうリムを使っているホイールなので、お客さまにとってより安心・安全だと思います。

    特許技術の1つであるハンプ

    WORKの2ピース/3ピースのホイールには全てハンプがある。アクシデントの際にタイヤが外れにくいので、安全性が高い。

    WORKはサイズバリエーションが豊富なのも魅力です。

    2ピースが主流になったのはまだ20数年くらいですが、今までインセットの位置はどのメーカーもだいたい決まっていて、3ピースはアウターリムとインナーリムの組み合わせによって、J数とインセットが決まってしまうので、12mm刻みでしか設定できませんでした。

    サイズバリエーションが豊富

    今主流の2ピースはインセットが1mm刻みで作れます。WORKではこれを注文から最短で3日で出荷できるように、どの位置でも組めるように、工場のプログラムを改修しています。

    今では他のメーカーでもやっていますが、さきがけて始めたのはWORKです。「お客さまが欲しいサイズをジャストで作る」という発想やノウハウは伊達じゃありません。

    ー受注生産のホイールが短期間で手に入るというのはすごいことですね。

    受注生産のホイールが最短3日で出荷というのは、なかなかないのではないでしょうか。土日に注文をもらって、次の土日にはもう取り付けができる、ということはお客様にとってはすごいメリットですよね。

    2ピース/3ピースのホイールは必要品ではなく趣向品なので、趣向品だからこそ、様々なお客さまに満足いただくためにはデザインなのかサイズなのか色なのか値段なのか‥とても難しいですね。

    WORKは2ピース/3ピースのホイールに圧倒的な強みがある。

    WORKは2ピース/3ピースのホイールに圧倒的な強みがある

    デザインのインスピレーションについて

    ー毎年素敵なアルミホイールが発表されていますが、デザイン案のインスピレーションはどこから着想を得ているのですか?

    デザイナーは20代〜50代くらいまで複数名在籍していて、業界内外問わず様々な場面で着想を得ています。

    モータースポーツ系が得意な人、ミニバンやセダンを中心にしたドレスアップ系が得意な人、欧州車系が得意な人…年代も得意分野も様々な開発陣なので、多様性をもたせたラインナップになっていると思います。

    ー車種を念頭においてデザインしているのでしょうか。

    色々なアプローチをしていると思いますが、メインターゲットとなる車は何にしようということは念頭において発想していると思います。

    例えば、「グノーシス」は発売されてから10数年になりますが、基本的には「輸入車」をメインターゲットにして、輸入車サイズ、一部国産車サイズを用意しています。

    グノーシス

    輸入車がターゲットの「グノーシス」

    「エモーション」や「マイスター」はモータースポーツですね。

    エモーション

    モータースポーツ系ホイール「エモーション」

    マイスター

    モータースポーツ系ホイール「マイスター」

    その他の車種で言うと、ミニバン・SUV用は、「シュバート」「ランベック」、軽・コンパクトカー用としては「リザルタード」があります。

    ミニバン・SUV用へおすすめの「シュバート」

    ミニバン・SUV用へおすすめの「シュバート」

    ランベック

    ミニバン・SUV用へおすすめの「ランベック」

    リザルタード

    軽・コンパクトカーを想定してデザインされた「リザルタード」は16/17インチ設定がある。

    ーWORKさんのホイールで、今までで一番売れたホイールって教えてもらうことはできますか?

    私の30年間の体感でいうと、「ユーロラインのDH」は今思えばびっくりするくらい売れましたね。ディッシュのデザインのホイールです。おそらく、歴代の組み立てホイールの中でもトップクラスのセールス本数を叩き出したのではと思いますね。

    今で言うところの「バズった」というやつです(笑)

    実は、最初はスタートダッシュできなかったんですが、オーナメント(真ん中)のロゴデザインを変えてみたら、火がつきました。

    同じ金型を複数用意した組み立てのホイールは、「ユーロラインDH」以降ないと思いますね。

    伝説的な大ヒットホイール「ユーロラインDH」

    伝説的な大ヒットホイール「ユーロラインDH」

    今後のアルミホイールニーズへの対応方法

    ー最近は足回りの狭い車が多く登場していますが、WORKは今後どのようにしてアルミホイールのニーズに対応していく予定ですか?

    最近は足回りが狭い車が多く登場していますが、WORKは今後どのようにしてアルミホイールのニーズに対応していく予定ですか?

    大口径で言うと、例えば、クラウンクロスオーバーは標準で21インチ設定もあり、純正サイズは 7.5Jでタイヤ幅は225/45R21。 21インチで7.5Jは今まで純正設定が無かったと思うんですよね。

    インチアップして10Jくらいまで入ったセダンが最近は7.5Jになっていたりする

    インチアップして10Jくらいまで入ったセダンが7.5Jになっていたりする

    ワークでも21インチは8.5Jからしか設定がありませんでしたが、純正サイズでドレスアップをしたいユーザー様に向けてワークは21インチの7.5Jを開発、設定しました。
    このサイズがあるのはまだWORKだけだと思います。

    やはり純正サイズそのまま履けるホイールというのは、お客様にとっても安心感が大きいと思います。

    これは営業が現場のニーズを聞いてきて開発に伝えて工場がすぐ作ることができる、製販一体であるWORKの強みだと思いますね。

    225/7.5J対応のホイールの3つ「グノーシス AE201」「グノーシス CVS」「グノーシス CVX」

    グノーシス AE201

    グノーシス AE201

    グノーシス CVS

    グノーシス CVS

    グノーシス CVX

    グノーシス CVX

    ブラッシュド加工などカラー面でのこだわりは?

    ーWORKさんのホイールはとても色がキレイだと思います。ブラッシュド加工などカラー面での魅力を教えてください。

    塗料ではなく、アルミ合金(金属)そのものの色をみせる加工に自信があります。

    不純物を隠せないのでブラッシュドやバフというのはそういう面でも価値が高い

    不純物を隠せないのでブラッシュドやバフというのはそういう面でも価値が高い

    ブラッシュドやコンポジットバフブラッシュド、バフフィニッシュなどはアルミ合金そのものの色なんですよ。表面を磨いたり、磨き目をあえて残したりして、腐食を抑えるためにクリア塗装をして仕上げています。

    ブラッシュド

    ブラッシュドイメージ

    磨き目を残す加工。WORKが「グノーシス」ブランドで採用したことで一気に市民権を獲得した。最終仕上げは手作業で行う。デザインが細かいホイールの加工はとても大変。フィニッシュにクリア塗装を2回施し、膜厚を厚くすることで腐食耐性を高めている。

    コンポジットバフブラッシュド

    コンポジットバフブラッシュドイメージ

    ディスクの天面はブラッシュドフィニッシュ、側面はバフ研磨加工で高級な雰囲気をまとう。

    バフフィニッシュ

    バフフィニッシュイメージ

    とことん磨いて鏡面仕上げ、クロムに近い光り方で独特なアルミの光沢感を演出。

    ーブラッシュド加工ならではの苦労などはありますか?

    このような地金の色を活かす加工というのは、溶湯(溶けた金属)の管理がしっかりしていないとできません。

    溶けたアルミの中には、溶けたときに不純物が含まれていて、表面にボコッと出てしまうことはよくあります。海外の溶湯の管理がしっかりできていないと、こういう加工はできない。

    温度とか湿度とか、日によってコンディション変わる溶湯の管理を熟練スタッフがしっかり管理しているからこの加工ができるのです。

    塗装ものでは不純物などは隠してしまうので関係ないが、それができないのでブラッシュドやバフというのはそういう面でも価値が高いと思いますね。

    海外のメーカーでは塗装ホイールしかできません、という工場などもありますしね。

    ちなみに、2ピース/3ピースの場合、地金の色は基本的には同じです。

    ディスクの設定はなぜこんなに種類があるの?

    ーディスクの設定も様々ありますが、これはなぜでしょうか?

    現在は純正の大型ブレーキが多様化してきているので、それに対応するためです。

    完成形のホイールは見た目は一緒ですが、インセットが大きく変わります。WORKではR、A、Oを基準としていますが、商品によってはそれ以外のディスク形状もラインナップしてあり、合計9種類があります。

    同じ車でもクラウンや、スカイラインなどハイグレードではブレーキが大きいというのがありますね。

    一般的に深いリムの方がかっこよく好まれるので、なるべく深いリムにしたい、という方やフロントとリアで別サイズにしたい、というご要望にもお応えできます。

    WORKでは合計9種類のディスク形状がラインナップ

    WORKでは合計9種類のディスク形状がラインナップ

    ホイールのプロに聞く!アルミホイールのメンテナンス方法

    ーホイールのプロにお聞きします。アルミホイールを日頃からどのようにメンテナンスすることがおすすめですか?

    定期的に中性洗剤を使って洗うことと、洗浄後のすすぎと拭き上げが重要です。

    ホイールの洗浄は中性洗剤がおすすめ

    ホイールの洗浄は中性洗剤がおすすめ

    本当にこれに尽きます。
    私は週1で洗車をしていて、毎週1時間10分、ボディに40分ホイールに30分かけています。

    特に輸入車の方はブレーキダストが出やすいと思います。ブレーキダストは「鉄粉」で、ホイールはアルミなので錆びないですが、「鉄粉」は鉄なので錆びてしまい、それがホイールに悪影響を与えてしまします。

    車種にもよりますが、とがった形状の鉄粉がでる場合もあるので、それがホイールに刺さったりしないようにするためにも、はやり洗車は大切だと思います。

    ー中性洗剤をおすすめする理由は何ですか?

    中性洗剤というのが大きなポイントで、特に2ピース/3ピースのホイールはリム表面がアルマイト処理されているのでアルカリ性洗剤やワックスを使用してしまうと化学反応を起こして変色してしまう場合があります。

    1円玉を始めアルミ製品ではだいたいアルマイト処理がされている

    1円玉を始めアルミ製品ではだいたいアルマイト処理がされている

    カー用品店やホームセンターで洗車用と謳っている商品でも弱酸性や弱アルカリ性の製品が普通に売っています。それらの商品は汚れが落ちやすいといったメリットもあり、しっかりすすぎをすれば問題ないですが、すすぎ残しに自信がない方や余計な心配をしたくないという方は中性洗剤を使用することをおすすめします。

    商品の裏を見れば必ず書いてあるので、洗浄剤を買う際は気にしてみてください。

    ガソリンスタンドの洗車機で変色してしまった、という例も何度も聞いたことがあります。1ピースホイールの場合はそこまで神経質になる必要はないですが、洗車機はどういう洗浄剤が使われているかわからないので、2ピース/3ピースホイールでは「中性洗剤での手洗い」がやはりおすすめですね。

    こういうホイールの変色は科学反応で染み込んでしまっているの、除去するにはリムを交換するしかない

    こういう変色は科学反応で染み込んでしまっているの、除去するにはリムを交換するしかない

    また、ホイールに関しては、コーティングも行っています。

    品質管理・欠陥品などを防ぐための対策は?

    ーワークのアルミホイールは、製造過程においてどのような品質管理が行われているのでしょうか?欠陥品などを防ぐための対策はありますか?

    会社全体でISO9001を取得し、各工程で様々なチェックをしています。

    ISOを取得した10年前の工場では、まだまだ「技術は見て盗め」とか職人気質なところがありました。マニュアルをしっかり作り、ルールを明確化したことで、不適合率も下がり、効率化とすぐに改善できる環境になっています。

    WORKさんの工場は国内に4つ。岡山に2つ、大阪に2つある

    WORKさんの工場は国内に4つ。岡山に2つ、大阪に2つある

    それでも残念ながら欠陥品が流通してしまう場合があります。その際は北海道から九州まで全国に拠点があるので、すぐに我々が窓口になって誠実に対応したいと思います。

    アフターサポートや保証制度について

    ーワークのアルミホイールを購入した後のアフターサポートや保証制度について、詳細を教えてください。

    外観(塗装剥がれ等)に関しては購入後1年間、その他機能的(エア漏れ)な部分は購入後3年間です。

    WORKのアルミホイールを購入した後のアフターサポートや保証制度について

    これはJAWA会員はみんなそうだと思います。この保証というのは「製品に問題があった場合」です。傷等は納品してしまった後ではお客様責任ということになってしまうので、家に帰る前にしっかりと確認して頂くことをお願いしたいと思います。

    愛車にピッタリのホイールを選ぶ際のアドバイスは?

    ーアルミホイールにはさまざまなサイズやデザインがありますが、自分の車に合った適切なホイールを選ぶ際のアドバイスはありますか?

    デザインは個人の趣向ですが、サイズは車の状態(車高等)で最適サイズが変わるので、プロに相談するのが良いと思います。

    デザインは洋服などと同じで、完全に個人の趣向だと思います。ただ、せっかく高いお金を出して買うので、車につけた時に違和感のあるサイズフィッティングだともったいないと思います。

    一般的に言われているように、やはりフェンダーと出面が適度に狭いほうがかっこいいと思います。これはインセットとリム幅で決まるのですが、そういうところのアドバイスは経験や知識でかなり差がでます。

    いわゆる「ツライチ」と言われるセッティングがやはりかっこいい

    いわゆる「ツライチ」と言われるセッティングがやはりかっこいい

    -べストのようなタイヤ・ホイールの専門店は、経験豊富で場数を踏んだプロスタッフが多数在籍しているので、お客様のお役に立てそうです。

    サイズに関しては車の状態(車高等)で最適サイズが変わるので、サイズはお客様によって求めるレベルが違います。ギリギリまで攻めたいのか、少しだけ内側にするだけでいいとか、同じ車であってもベストサイズというのは人それぞれだと思います。

    とくに20インチ以上の大口径の経験値というのはタイヤ・ホイール専門店が圧倒的だと思うので、信頼の置けるプロに相談するのが良いと思います。

    ー車高調を取り付けて一週間してからサイズを測ると教えられたことがあります。

    アルヴェルのセッティングでフロントはセミコン系、リアはディープコインケイブでFRっぽいセッティングにして、ナットはレーシングでキャップはダブルマークとか。そういう提案ができるのが足回りのプロショップの強みですね。

    車高調は同じ5cm落とすでも、メーカーや技術者によって微妙に不思議と変わりますね。個体差もあるし左右差もありますから。

    値段だけでなく、技術的なサービスをきちっとしてくれるかどうかも検討した方がいいですね

    ベストでは糸を垂らしてしっかり測ってセッティングする

    ベストでは糸を垂らしてしっかり測ってセッティングする

    まとめ

    今回お話を聞いて、ホイールの世界は奥が深いなぁと思いました。我々も知らなかったことや目からウロコの話もたくさん伺うことができました。

    また、取り付け技術や足回りのセッティングにそこまで個性があるとは知りませんでした。

    タイヤ・ホイールをただ販売するのではなく、車高の上げ下げから足回りをトータルで提案できるというベストの強みにも改めて気づかせていただきました。プロショップとして、サイズの提案にもより繊細かつ大胆にお応えしていきたいと思います。

    小田さん、貴重なお話をありがとうございました!

    WORKでは合計9種類のディスク形状がラインナップ

    カテゴリー
    ナット ホイールの基礎知識 ライターチーム

    ホイールキャップの外し方3選!注意点や取り付け方も解説

    ホイールキャップを交換したくても、「外し方がわからない…」と悩んでいませんか?

    純正のホイールキャップにもおしゃれなものが増えてきましたが、カスタマイズをして自分好みの足回りを楽しみたい人も多いと思います。

    本記事では、ホイールキャップの外し方を3つ解説します。外すときの注意点や取り付け方もお伝えするので、安心して作業に取り組めるでしょう。

    ホイールキャップは、スチールホイールの見た目を手軽に変えられるアイテムです。難しい作業ではないので、ホイールキャップの交換を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

    ホイールキャップとは?センターキャップとの違い

    ホイールキャップとは?センターキャップとの違い

    ホイールキャップ(ホイールカバー)とは、スチールホイールの上に装着されているカバーのことです。

    プラスチック製のものが多く、構造はとてもシンプルです。内側にある爪にはリングがかかっており、爪の部分をホイールの上からはめ込んで装着します。

    主な役割は、ホイールとハブ(車体側のホイールを取り付ける部分)の周りを保護することです。水や泥から足回りの部品を守り、錆びにくくしています。

    もし錆びが原因でホイールナットが固着してしまうと、無理に取り外そうとしてハブボルトのねじ山をなめてしまう可能性があります。

    ハブ周りが錆びてしまうと、ホイールの取り付けが悪くなり、走行中ハンドル操作に支障が出ることも考えられるでしょう。最悪の場合、ホイールナットの締め付けが甘くなり、脱輪する可能性もゼロではありません。

    ホイールキャップは、印象を手軽に変えられるドレスアップアイテムでもありますが、車の足回りを守る大事な部品です。

    また、よく似た部品に「センターキャップ」があり、ホイールキャップとは異なります。

    ホイールカバー
    (ホールキャップ)
    ホイールセンターキャップ
    (センターキャップ)
    ホイールカバー(ホイールキャップ) ホイールセンターキャップ(センターキャップ)

    センターキャップは、ホイール全体ではなくハブの部分のみを保護するカバーです。ホイールの中心にあり、ホイールキャップより面積は小さくなります。

    アルミホイールに取り付ける場合が多く、アクセサリー感覚で好みのデザインを装着している人も多いでしょう。

    中にはスチールホイールに取り付けられるものもあるので、無骨な印象はそのままに少しだけエッセンスを加える、といったおしゃれも可能です。

    装着することでドレスアップになる印象が強い部品ですが、主な役割はホイールキャップと似ていて、ハブ周りを保護することです。

    ホイールキャップの外し方3選

    ホイールキャップの外し方3選

    ホイールキャップの外し方を3つ紹介します。

    1. 手で外す
    2. 工具を使う
    3. タオルやウエスをひっかける

    使用するのは、簡単に用意できるものばかりです。どの方法もすぐに試せるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

    1.手で外す

    ホイールキャップの外し方1.手で外す

    手で外すやり方は、3つの中で一番オススメの方法です。準備物も軍手だけでいいので、手軽に作業が行えます。少しコツが必要ですが、そんなに難しいものではありません。

    まず、軍手をはめて、ホイールキャップのすき間に手を入れます。一か所に手を入れず、となりに入れてください。

    怪我をしてしまう可能性があるので、必ず軍手をはめてから作業をしてくださいね。

    できるだけ中心ではなくタイヤ側(外側)に近い位置で指をひっかけ、手前に引っ張ります。

    このとき、じんわりと力を入れるのではなく、瞬発的にグッと力を込めて引っ張ることが重要です。

    すぐに外れるケースもありますが、思った以上に固く、なかなか外れないこともあります。

    1回で外れない場合は、何度かに分けて引っ張ります。引っ張った場所しか外れなかったら、ホイールカバーが変形しないように力加減をして、徐々に外していきましょう。

    2.工具を使う

    ホイールキャップの外し方2.工具を使う

    2つ目は、工具を使って外す方法です。軍手とマイナスドライバーを用意してください。

    手順は、ホイールキャップの外周に切り込みがある(ないタイプもある)ので、そこにマイナスドライバーを差し込み、てこの原理を利用して外します。

    しかし、外れないからといって無理に力を入れたり、グリグリと回転させたりすると、ホイールキャップやホイールを傷つけてしまう恐れがあります。

    手で外す以上にコツが必要になる方法だといえるでしょう。

    中にはマイナスドライバーではなく、「ホイールキャップレンチ」という専用工具を使う方法もあります。

    ホイールキャップレンチ

    参考:Amazon

    工具を使いたいけれどマイナスドライバーでは不安な人は、専用工具を使ってみるのも1つの方法です。

    3.タオルやウエスをひっかける

    ホイールキャップの外し方3.タオルやウエスをひっかける

    3つ目はタオルやウエスをひっかけて外す方法です。軍手といらなくなったタオルやウエスを用意してください。

    手順は、ホイールキャップのすき間からタオルやウエスを通して、手前に引っ張ります。

    この方法は、ホイールキャップにある程度すき間がなければ使えません。スポークとスポークの間がせまかったり、ホイールとホイールキャップがぴったりくっついたデザインのものだったりすると、タオルやウエスを通すことが難しいからです。

    もしタオルやウエスを通すすき間がないタイプなら、手で外すか工具を使う方法をオススメします。

    ホイールキャップを外すときの注意点

    ホイールキャップを外すときの注意点

    ホイールキャップを外すときの注意点を解説します。

    ● 爪が割れる可能性がある
    ● ホイールナットで固定するタイプはジャッキアップが必要になる

    難しい作業ではありませんが、安全に行うためにも、注意点は必ず理解しておきましょう。1つずつ解説します。

    爪が割れる可能性がある

    ホイールキャップの素材はABS樹脂というプラスチックでできている製品が多く、変形したり爪が割れたりする恐れがあります。

    組み立て式のおもちゃや小物ケースで、部品が外れなかったりふたが開かなかったりしたときに、強く引っ張って部品が割れた…なんて経験はありませんか?ホイールキャップにも同じことがいえます。

    経年劣化したホイールキャップほど、爪が割れたり変形したりする可能性が高くなります。新しい部品では考えにくいですが、それでも「壊れるかもしれない」という前提で外すほうがいいかもしれません。

    もし爪が割れたり、変形したりしてしまったら、再使用はせず新しいものを取り付けましょう。

    故障したホイールキャップを装着していると、走行中に外れてしまう場合があります。歩行者や他の車にぶつかるなど、危険がともないます。

    事故を起こす可能性もあるので、壊れたホイールキャップは使わないようにしましょう。

    ホイールナットで固定するタイプはジャッキアップが必要になる

    まれに、ホイールナットで固定されているタイプのホイールキャップがあります。この場合だと、一度ホイールナットを外さないとホイールキャップは交換できません。

    ホイールナットを外すには、ジャッキアップが必要になります。手順は以下の通りです。

    1. ホイールナットを少しだけゆるめる
    2. ジャッキアップする
    3. ホイールナットを外す
    4. ホイールキャップを外す

    タイヤ交換と同じ手順でホイールキャップを外すことができます。

    しかし、ホイールナットを外すということは、再度取り付けるときに規定トルク(力)で締め付けを行う必要があります。もし締め付けが甘く規定トルクに満たない場合、ホイールナットがゆるみ脱輪する恐れもあるでしょう。

    規定トルクで締め付けを行うには、「トルクレンチ」とよばれる専用工具が必須です。手元に専用工具がない場合は購入するか、プロに依頼することをオススメします。

    トルクレンチ

    参考:Amazon

    ホイールキャップの取り付け方

    ホイールキャップの取り付け方

    ホイールキャップの取り付けは、注意点をしっかり守っていれば簡単に行えます。手順は以下の通りです。

    1. ホイールキャップのくぼみ(エアバルブの位置)をエアバルブに合わせる
    2. ずれないように足や手でホイールキャップを抑える
    3. 浮いている場所を手で叩くように押し込む
    4. 最後に全体を叩き浮いている場所がないか確認する

    まず、ホイールキャップのエアバルブの位置を確認しましょう。一か所だけくぼんでいる部分があるはずです。裏面に記載がある場合もあります。

    エアバルブの位置を合わせず無理に取り付けてしまうと、エアバルブが傷ついてパンクの原因になったり、ホイールキャップの爪が割れたりする可能性があります。

    製品によってはくぼみがないものもありますが、エアバルブに干渉することなく取り付けられる作りになっているはずです。

    安全に取り付けるためにも、エアバルブの位置を間違えないようにしましょう。

    次に、合わせたエアバルブの位置がずれないように手や足で固定します。ホイールにある程度重ねたら、浮いている部分を手で叩くように押し込みます。

    ひと通り取り付けができたら、全体を叩いて浮いている場所がないか、もう一度確認してください。

    不安であれば試運転をするとなおよいでしょう。

    ホイールキャップを選ぶときの注意点

    ホイールキャップを選ぶときの注意点

    参考:Amazon

    ホイールキャップを選ぶときの注意点を解説します。

    ● サイズを確認する
    ● 汎用品でもはまらない場合がある
    ● アルミホイールには装着できない

    ホイールキャップを外し、いざ新しいものを装着しようとしても、ホイールに合わなければ取り付けはできません。

    注意点を確認し、あなたのホイールに合ったホイールキャップを選んでくださいね。

    順番に解説します。

    サイズを確認する

    ホイールキャップを購入する前に、まずはサイズを確認しましょう。

    ホイールキャップのサイズは、タイヤに記載してあるインチ数を確認します。たとえば「155/65 R 14」と表記してあるのなら、タイヤは14インチです。この場合、14インチのホイールキャップが装着されていることになります。

    ホイールキャップの裏面に記載があるものもあるので、タイヤのサイズがわからない場合はホイールキャップを取り外して確認してみるのも1つの方法です。

    いくら気に入ったデザインでも、サイズが合わなければ取り付けることはできません。購入する前にサイズを確認し、大きさの合ったものを購入するようにしましょう。

    汎用品でもはまらない場合がある

    まれに、ホイールキャップのサイズは間違っていないのにはまらない場合があります。汎用品でも、装着されているスチールホイールの形状と、ホイールキャップのデザインによっては取り付けができません。

    外周の爪が上手くはまらなかったり、ホイールの真ん中が干渉してホイールキャップが浮いてしまったりする可能性もあります。

    汎用品でサイズが合っているからといって、すべてのスチールホイールに装着できるわけではありません。

    純正のホイールキャップなら問題なく装着できますが、ドレスアップの要素がなくなってしまいます。

    ホイールキャップを交換するときは、サイズさえ合っていれば取り付けできるケースばかりではないことを理解しておきましょう。

    アルミホイールには装着できない

    ホイールキャップは、スチールホイールに装着する部品です。まれにアルミホイールでも装着する場合もありますが、一般的には装着しません。

    アルミホイールはスチールホイール(鉄)に比べて錆びに強く、長く使えるのが特徴です。
    ※塗装が剥げて水などが入れば腐食する可能性はあります。

    アルミはやわらかく加工しやすい金属なので、デザイン性も高く種類が豊富です。ホイールキャップがなくても、ホイールだけでドレスアップ効果を得られます。

    アルミホイールにはあまり必要な部品とはいえないので、ホイールキャップはスチールホイールに装着しましょう。

    ホイールキャップは外したままでも大丈夫?

    ホイールキャップは外したままでも大丈夫?

    ホイールキャップを外したまま走行することは推奨しません。

    年数がたってくると、ホイールキャップが劣化して外れてしまったり、走行中に落としてしまったりすることも考えられます。だからといって、「運転には関係ないから」と放置するのはやめましょう。

    ホイールキャップにはドレスアップのほかに、ホイールやハブ周りの部品を保護する役割があります。外れたまま走行を続けると、雨水や泥などで錆びてしまう恐れがあるからです。

    錆が進行すると、ホイールナットが固着して外れなかったり、最悪の場合締め付けが甘くなって脱輪したりする可能性があります。

    また、ホイールに錆が広がると、あまり見た目がいいとはいえません。走行に支障が出るのはもちろん、見栄えも悪くなります。

    ホイールキャップが外れたり、故障したりしたときは、そのままにせず早めに新しいものを装着するようにしましょう。

    見た目を大きく変えるならホイールの交換がオススメ

    見た目を大きく変えるならホイールの交換がオススメ

    足回りの印象を大きく変えるのなら、ホイールキャップではなくアルミホイールへの交換がオススメです。

    アルミホイールにはたくさんのデザインがあり、選択の幅が広がります。こだわりたい部分や見せ方など、あなた好みのものが見つかる可能性が高いでしょう。

    スチールホイールにホイールキャップを装着した場合と、アルミホイールを比べてみても、質感はかなり違います。よりスタイリッシュな見た目が際立ちます。

    アルミホイールにはホイールキャップを必要としないので、外れてしまう心配もありません。重量も軽いものが多く、放熱性も高いため乗り心地や燃費の向上も期待できます。

    ホイールの存在感を出してドレスアップ効果を高めたい、走行性能も向上させたい人は、アルミホイールへの交換がオススメです。

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストへ!

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストへ!

    ホイールキャップの外し方には、手で外す方法と工具やタオルなどの道具を使って外す方法があります。

    オススメは手で外す方法ですが、どのやり方でも必ず注意点を守ってケガをしないように作業を進めてください。

    また、外したままにするのは推奨しません。足回りの部品を長く使うためにも、スチールホイールにはホイールキャップを使用しましょう。

    足回りの見た目を大きく変えたい人は、アルミホイールへの交換がオススメです。豊富なデザインの中から、あなた好みのホイールを選べますよ。

    タイヤワールド館ベストでは、さまざまな種類のホイールを取り扱っております。店舗だけでなくネット販売も可能なので、ぜひ検討してみてくださいね。

    カテゴリー
    ナット ライターチーム タイヤ交換

    なめたボルトを外せるナットツイスターとは?カインズで買える27種や使い方5ステップも紹介

    「ナットツイスターって何?」
    「ナットツイスターならどんなボルトでも外せる?」
    「ナットツイスターはどこでいくらくらいの値段で売られているか知りたい」

    このように悩んでいませんか?

    ナットツイスターは、なめたボルトや錆びたボルトを外す最終手段とも言われる工具です。当記事では、ナットツイスターの特徴と使い方、カインズで売っているナットツイスターの価格一覧表を紹介します。

    ナットツイスターでもボルトを外せなかったときの対処法もお伝えするので、ぜひご覧ください。

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    参考:Amazonサイトへ

    ナットツイスターは、なめたボルトを外す道具です。ボルトの状態によっては錆びたボルトも外せます。

    以下のような特徴があります。

    ● 別名はツイストソケット
    ● 構造は花びらのようなツイスト形状
    ● 外したボルトは再利用できない
    ● 盗難防止にも使用できる

    順番に見ていきましょう。

    別名はツイストソケット

    ナットツイスターはツイストソケットとも呼ばれる、特殊ソケットに分類される工具です。ボルトがなめてしまって、これ以上無理に緩めようとすると角をズルズルに潰してしまう恐れがあるような、困った事態に活躍します。
    「なめたボルト」がわからない方は次の項目を参考にしましょう。

    ボルトが「なめる」とは

    ボルトが「なめる」とは、ボルトの頭が潰れ角が丸くなってしまい、ソケットレンチ・スパナ・メガネレンチでは全く回せなくなってしまう状態のことです。レンチの力のかけ具合を間違えると、ボルトの頭がなめてしまうことがあります。

    なめたボルトをバイスプライヤーやネジザウルスで無理やり掴んで外そうとすると、余計に悪化します。これ以上悪化させてしまう前に、ナットツイスターに頼りましょう。

    構造は花びらのようなツイスト形状

    ナットツイスターの構造は、花びらのようなツイスト形状になっています。花びらのような歯がスパイク構造になっていて、緩めたい向きに回すと、ボルトにソケットが噛み込んで外れます。

    鋭いエッジのおかげで、ボルトの角がまったく残っていないボルトでも対応可能です。

    外したボルトは再利用できない

    一度でもナットツイスターを使ったボルトは、工具の食い込み傷がつくため、二度と使えなくなってしまう点に注意しましょう。そのため、ナットツイスターは最終手段といわれています。

    外した時点でボルトがナットツイスターにしっかり噛み込んでいるので、相当取れにくい状態です。

    取り除く際は反対側から鉄の棒を差し込み、ハンマーで叩いて取ります。ただし、ボルトは使えなくなりますが、ナットツイスター自体は何度でも使用できます。

    盗難防止にも使用できる

    ナットツイスターは盗難防止のロックナットとしても使えます。

    ロックナットの専用ソケットは入手困難ですが、ナットツイスターならホームセンターにも売っています。

    「ロックナットの専用ソケットをなくしてロックナットが外せない」と困っている方はナットツイスターを使ってみましょう。

    ただしボルトと同じく、ナットツイスターで外したロックナットは今後使えなくなってしまうため、理解した上で使うことをおすすめします。

    カインズで売っているナットツイスター23種一覧表【価格あり】

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    参考:山下工業研究所 3/8(9.5mm)SQ. ナットツイスター

    ホームセンターでナットツイスターを購入したい方のために、カインズで買えるナットツイスターを一覧表形式で紹介します。

    番号 メーカー 品番 差込角(mm) 全長(mm) 対辺寸法(mm) 重さ(g) 価格(税込)
    1 山下工業研究所 3127-8 9.5 32 8 40 2,768円
    2 山下工業研究所 3127-9 9.5 32 9 40 2,768円
    3 山下工業研究所 3127-10 9.5 32 10 41 2,768円
    4 山下工業研究所 3127-11 9.5 32 11 43 2,768円
    5 山下工業研究所 3127-12 9.5 32 12 44 2,768円
    6 山下工業研究所 3127-13 9.5 32 13 46 2,868円
    7 山下工業研究所 3127-14 9.5 32 14 48 2,868円
    8 山下工業研究所 3127-15 9.5 32 15 52 3,028円
    9 山下工業研究所 3127-16 9.5 32 16 66 3,028円
    10 山下工業研究所 3127-17 9.5 35 17 80 3,028円
    11 山下工業研究所 3127-19 9.5 35 19 92 3,128円
    12 山下工業研究所 3450M-8 9.5 26 8 21 1,058円
    13 山下工業研究所 4127-17 12.7 42 17 137 4,868円
    14 山下工業研究所 4127-19 12.7 42 19 146 4,868円
    15 山下工業研究所 4127-21 12.7 42 21 153 4,868円
    16 山下工業研究所 4127-22 12.7 42 22 158 4,868円
    17 山下工業研究所 4127-24 12.7 42 24 174 4,868円
    18 山下工業研究所 4127-25.4 12.7 42 25.4 183 4,868円
    19 京都機械工具 B3TW-08 9.5 32 8 40 2,688円
    20 トラスコ中山 TTS3-08 9.5 32 8 40 2,218円
    21 トラスコ中山 TTS3-10 9.5 32 10 41 2,218円
    22 トラスコ中山 TTS3-12 9.5 32 12 44 2,218円
    23 トラスコ中山 TTS3-14 9.5 32 14 48 2,308円

    キャップボルト・スタッドボルト・特殊形状のボルトにも対応しています。
    ボルトのサイズが変わってしまっている可能性があるなら、ナットツイスターセットもおすすめです。

    トラスコ中山のナットツイスター5点セットがインパクトドライバー付きで14,978円、山下工業のナットツイスターセットは8点22,678円で売られています。

    ナットツイスターの使い方を5ステップで紹介

    ナットツイスターの使い方を5ステップで紹介

    ここからは、ナットツイスターの使い方を5ステップで紹介します。

    1. なめたボルトに被せる
    2. プラスチックハンマーで軽く叩く
    3. ボルトの奥までソケットを差し込む
    4. ラチェットレンチを差し込む
    5. レンチを押しながら回す

    ステップ1.なめたボルトに被せる

    まず、花びらのような形状の歯を、なめたボルトに被せます。
    このとき、ナットツイスターのサイズを間違えないよう注意しましょう。
    特に、錆びたボルトにナットツイスターを被せる場合、ボルトのサイズが変わっている可能性があります。

    ステップ2.プラスチックハンマーで軽く叩く

    先端が軽く噛み合ったら、ナットツイスターをプラスチックハンマーで叩いて、確実にボルトに差し込みます。
    何度か軽く叩いて、少しずつ差し込みましょう。

    ステップ3.ボルトの奥までソケットを差し込む

    ボルトにナットツイスターを食い込ませます。
    しっかり奥まで差し込まないと、レンチで回せなくなってしまいます。

    ステップ4.ラチェットレンチを差し込む

    ラチェットレンチをナットツイスターに差し込みます。
    ナットツイスターに対し、レンチが垂直になるようにヘッドを当てます。
    レンチもサイズが合わないと上手く取り付けられないので注意しましょう。

    ラチェットレンチとは

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    参考:Amazon

    ラチェットレンチとは、ボルトやナットを回す時に使う工具です。ソケット部分にギアがあるため、連続的に回せます。

    ステップ5.レンチを押しながら回す

    手のひらでしっかりレンチを押し込み、ナットツイスターを回します。
    何度か回すと、少しずつボルトが緩んで外れます。

    ナットツイスターの選び方

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    ナットツイスターを選ぶときは、以下に注意して購入しましょう。

    ● 強度を重視して選ぶ
    ● 適したサイズを選ぶ
    ● 全てのサイズを揃えるのが無難

    強度を重視して選ぶ

    長年使い続けて錆びついてしまったボルトを外すなら、強度を重視してナットツイスターを選びましょう。
    ナットツイスターが破損してしまうと、ボルトが外せないどころか事故のもとになります。
    具体的には、ちょっとやそっとでは壊れない、高硬度クロムモリブデン鋼でできているものがいいでしょう。
    やっかいなボルトを外したいなら、素材も確認しておくと安心です。

    適したサイズを選ぶ

    外したいボルトに適したサイズのナットツイスターを選びましょう。
    難しいのが、ボルトのサイズと同じナットツイスターを買ってくれば噛み合うとは限らない点です。
    たとえば、なめきったボルトはワンサイズ小さなナットツイスターでないと外せないことがありますし、錆びたボルトはサイズアップしている場合もあります。

    全てのサイズを揃えるのが無難

    ボルトの下のサイズを調べれば適したサイズを選べるわけではないとなると、複数のナットツイスターを買っておくのが無難という結論になります。

    ホームセンターにはセット売りされているナットツイスターが置いてあるので、サイズが合うか不安な方はナットツイスターセットを購入しましょう。

    使わないナットツイスターを複数購入するより、もう一度ホームセンターに買いに行く手間と時間のほうがもったいないです。想定サイズの前後のサイズも買っておきましょう。

    ナットツイスターが使えないボルト

    wm03イメージ

    ナットツイスターでも歯が立たないボルトがあります。具体的には以下のようなものは難しい場合があります。

    ● 頭がなくなりかけているボルト
    ● 錆びてキノコのような形になったボルト
    ● ネジ山がダメになったボルト

    頭がなくなりかけているボルト

    ボルトの頭がなくなりかけていたり、三角になってしまったりしているボルトはナットツイスターでも緩められません。そもそも噛み合うサイズのナットツイスターが見つからないでしょう。

    このようなナットは、自力で外すのを諦めたほうがいいでしょう。

    錆びてキノコのような形になったボルト

    錆びすぎたボルトもナットツイスターでは太刀打ちできないケースがあります。少しサイズアップした程度ならナットツイスターもサイズアップして外せますが、あまりにも錆がひどいボルトだと回らないでしょう。

    ナットツイスターが回らない場合は、防錆潤滑剤をたっぷりかけてみます。さらにヒーターなどでボルトの周辺を加熱するとより緩みやすくなります。

    かじりついたネジの隙間に防錆潤滑剤が浸透してから回せば、ボルトが緩むかもしれません。

    ネジ山がダメになったボルト

    ネジ山がダメになったボルトは、ナットツイスターだけでなく、どんな工具を使っても取ることは難しいです。

    ボルトをドリルで削って除去したり、ネジ山を修復してからナットツイスターを試したりしましょう。

    ナットツイスターで簡単に外れないボルトは、自力で直すのは限界があるため、専門業者に任せて安全に処理するのが賢い方法です。

    ナットツイスターが使えない場合の手段

    ナットツイスターで簡単にボルトを外せなかった場合、以下の道具を使うのも手です。

    ● CRCなどの防錆潤滑剤を使う
    ● バイスプライヤーを使う
    ● 専門業者に頼る

    それぞれ説明します。

    CRCなどの防錆潤滑剤を使う

    CRCはボルトが錆びて固着してしまったときに助けてくれるオイル

    参考:Amazon公式サイトへ

    CRCなどの防錆潤滑剤を使うと、ボルトが外れやすくなります。

    CRCはボルトが錆びて固着してしまったときに助けてくれるオイルです。

    錆がひどくてなかなかボルトが回らないときに、CRCを吹きかけてしばらく放置すると緩んで回るようになります。

    ボルトのネジ部分が一部出ていれば、ネジの隙間からCRCが浸透するので、外側に少しかけるだけで効きます。

    ナットツイスターを使っても回せないときは、CRCをかけて待ってみましょう。

    バイスプライヤーを使う

    ボルトの頭がなくなってナットツイスターを噛ませられないときはバイスプライヤー

    参考:Amazon公式サイトへ

    ボルトの頭がなくなってナットツイスターを噛ませられないときは、バイスプライヤーを使います。バイスプライヤーなら強い力でボルトを挟んでねじれます。

    ボルトの残っている場所をバイスプライヤーで挟み、少しずつねじって緩めましょう。

    この場合もCRCを吹き付けておくと緩めやすいのでおすすめです。

    専門業者に頼る

    ナットツイスターを使っても外れないボルトをどうしても外したいなら、専門業者に頼るといいでしょう。

    自分で下手に回そうとすると、工具や潤滑油を揃えたはいいものの結局外せなくて時間とお金を無駄にした、という事態になりかねません。

    専門業者なら工具をたくさん揃えているため様々な手段を試せますし、ぼるとを外せないときのノウハウも持っています。

    車の足回りでお困りの際はタイヤワールド館ベストへ

    ボルトの頭がなくなってナットツイスターを噛ませられないときはバイスプライヤー

    今回はナットツイスターの説明と使い方、おおよその値段などを紹介しました。ボルトがなめて回せなくなってしまったときは、ホームセンターでナットツイスターを買ってきてボルトを付け直すのもいいでしょう。

    ただし、ナットツイスターで対応できるか分からないくらいボルトの状態が悪化してしまっていたらプロに頼りましょう。

    ナットが外れなくてお困りの際は、お近くのタイヤワールド館ベストにぜひご相談ください!

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    カテゴリー
    西多賀店 カラーホイール SUV

    【C-HR】冬でも足元ワイルドに!おすすめ黒系アルミホイール

    トヨタの人気コンパクトSUVであるC-HR。今回はC-HRにおすすめしたい【黒系アルミホイール】をご紹介いたします!商品購入リンクもあるのでぜひクリックしてご覧ください!

    C-HRのグレード別純正サイズ設定一覧

    ハイブリット(G/S)・ガソリン(G-T/S-T)

    GRスポーツ

    型式・グレードによって純正サイズが異なるため、お間違えのないようにご注意ください。

    C-HRにおすすめ!黒系アルミホイール5選

    ホットスタッフ GスピードG02

    Gスピード G02

    5x2スポークの光沢あるブラックカラーでスポーティーなイメージのホイールです。さらにフローフォーミング製法によって軽量化されているので軽くて丈夫なところもポイントです!
    塩害低減対策も施されており耐久性も高いホイールです。

    weds レオニスFS

    レオニスFS 画像

    非対称デザインの翼断面スポークを持ち、さりげなくスリット風サブスポーク添えて、切り欠きスポークをパラレルに配置するという非常に凝ったデザインです。カラーはブラックポリッシュというカラーです。

    KYOHO CIRCLAR C10S

    サーキュラーC10R 画像

    エンケイ監修ホイールは図面作成や設計・製造ライン等全てにおいてエンケイ基準で行われております。CIRCLAR C10Sもマネージド・バイ・エンケイです。

    ホイールデザインでバランス性に一番優れると言われる10スポークがベースのスポーティさとオフロード感を融合したホイールです!

    エンケイ パフォーマンスライン PF01

    PF01 画像

    軽量でツイン5本スポークがスポーティなお車に仕上げてくれます。半艶マットブラックなので
    【派手になり過ぎず、大人しくなり過ぎない。】そんな丁度良いホイールです!シンプルなデザインと素敵なカラーで冬でもテンションあがっちゃいますね!

    WORK エモーション CR 極

    エモーションCR極 画像

    こちらも先程のエンケイ同様ツイン5本スポークでスポーティさを演出してくれます。センターキャップレスですが、別途で購入することで取付可能です!

    アクセントとしてカラーセンサーキャップをつけるのもお洒落上級者さんです!

    黒系のアルミホイールのメリット・デメリット

    黒系アルミホイールのメリット

    ・引き締め効果がある
    ・インパクトがあり迫力がある
    ・クールでかっこいい印象
    ・ボディーカラーを選ばないこと

    黒系アルミホイールのデメリット

    ・傷や汚れが目立ちやすい
    ・足元の印象が重たくなってしまう
    ・引き締め効果によってホイールが実際のサイズよりも小さく見えてしまう

    ホイール購入の際はナットもお忘れなく

    C-HRのナットサイズ

    M12×1.5 21HEX

    ※社外品のホイールを装着する際は別途ナットが必要となりますのでご注意ください!

    ナットもメッキだけでなく【黒】という選択肢も

    黒系ホイールにはメッキナットでアクセントも良いですが黒ナットをつける事で統一感が出るのでおすすめです!

    この記事のまとめ

    今回はC-HRにおすすめの黒系ホイールをご紹介させて頂きました。お気に入りのホイールはありましたか?

    タイヤ・ホイールにも様々な種類があり、どれを選んで良いのかと迷ってしまいますよね…お客様の用途に合わせたタイヤ選びの参考になればと思います。

    ぜひご相談ください!皆様のご来店を心よりお待ちしております!

    タイヤワールド館ベスト:SUV特集ページタイヤワールド館ベスト:SUV特集ページSUV車種のおすすめホイールセット一覧はこちら>>

    カテゴリー
    ホイールの基礎知識 ライターチーム カスタムその他

    ホイール塗装の料金相場は?専門店は高い?業者とDIYによる費用や手順を徹底解説

    ホイールの塗装を検討している方は、車のドレスアップや傷隠しに悩んでいるケースが多いと思います。この記事では業者に頼んだ場合の料金相場やDIYによる手順について解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!

    アルミホイール塗装の料金相場とポイント

    アルミホイール塗装の料金相場とポイント

    車に詳しくなければ、塗装にどれくらいの費用がかかるかは分かりませんよね。まずは業者に依頼した場合の料金を確認していきましょう。依頼する業者によって値段には差が出ますが、相場を知っておけば依頼先を検討する材料にも使えます。

    また、ホイール塗装はDIYでも可能です。その場合にかかる費用も確認していきます。

    専門店(業者)にアルミホイール塗装を依頼した場合の料金

    ホイール塗装に関しては、趣味で車をカスタムしている人や塗装・整備経験がある人以外は、業者へ依頼するケースが多いと思います。

    インターネットで上位に出てくる業者をリサーチした結果、料金相場は以下となります。

    塗装種別 料金(1本あたり)
    黒塗装 7,000円〜
    シルバー塗装 15,000円〜20,000円
    パール/メタリック/マット塗装 20,000円〜

    上記は17インチまでの料金相場(工賃込)です。17インチ以上は1インチ毎にプラスで、1,000〜3,000円かかるケースが多いでしょう。

    また、塗装するカラーの種類によって、料金は変わります。定番のシルバーや黒は安く、パールやマットなどの特殊な塗装は料金が高い傾向です。希望する塗装がある場合は、事前に料金の確認はしてください。

    他にも傷の修理やホイールの形状、マスキング加工などによって、オプション料金がプラスされます。

    作業項目 追加料金(1本あたり)
    傷の修理 +5,000円〜20,000円
    ホイールが特殊なメッシュ形状 +1,000円〜
    マスキング加工 +1,000円〜2,000円
    ウエイトシール剥がし +1,000円〜
    タイヤ外し +1,000円〜2,000円
    センターキャップ塗装 +1,000円〜

    オプションは店舗によって設定がさまざまなので、業者の候補が見つかったら確認しておきましょう。

    傷に関しては、大きさや状態によって料金は大きく変わります。また、損傷が激しい場合は修理不可・塗装不可と断られてしまうケースもあるので注意が必要ですね。

    アルミホイール塗装・ガリ傷修理など専門店で格安はどこ?オートバックスは?

    ホイール塗装を依頼するなら、「できる限り費用を安く抑えたい」というのが本音だと思います。ちなみにホイール塗装は、傷などの状態によって料金も変わるため、相見積もりを取るようにすれば少しでも価格を抑えることが可能です。

    個人店も含めれば、相場以下の料金でホイール塗装が完了してしまうケースも少なくありません。業者によっては、遠方でも配送を使って全国規模で対応しているケースもありますので、とにかく安さにこだわりたい人は徹底的にリサーチしてください。

    また、大手専門店や大手カーショップなどを依頼先に考えている人も多いと思います。各店舗の対応状況と分かる範囲の料金を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

    業者名 料金
    株式会社シンボリ シルバー/ブラック/ホワイト塗装:4,400円
    アルミホイール修理専門店カーリユース 傷修理+塗装:20,000円(1本)
    オートバックス 一部対応可
    イエローハット 対応不可
    アップガレージ 修理シルバー再塗装11,000円〜(1本)
    ガソリンスタンド 対応不可

    ホイールの色変えの値段は?

    ホイールの色変えの値段は、定番のシルバー塗装であれば15,000円〜20,000円(1本)が相場です。

    ちなみに、「ホイール塗装」と「ホイールの色変え」は同じ作業を意味しています。業者によって言い回しが違うケースもあるので、覚えておきましょう。

    ホイールのメッキ塗装は料金はどれくらいかかる?

    ホイールのメッキ塗装には種類があり、スパッタリング加工クロームメッキ加工があります。クロームメッキ加工がしたい場合は、スパッタリング加工よりも料金は高くなります。

    メッキ塗装の相場は以下が目安です。

    ● クロームメッキ加工:35,000円〜
    ● スパッタリング加工:15,000円〜

    ホイールの大きさによって、料金相場は変わります。また、業者によって加工方法や品質にも違いがあるため注意が必要です。

    ちなみに、クロームメッキ加工のメリットは、輝かしい光沢に加えて強度が増す点です。大切なホイールに傷がついてしまうリスクを極力下げることができます。

    一方でスパッタリング加工は、クロームメッキよりも費用を安く抑えられるのが特徴です。カラーの選択肢が多いため、好みのデザインに仕上げやすい点もメリット。ただし、メッキが剥がれやすい難点があります。

    メッキ塗装は、車の印象を大きく変えるドレスアップとしても最適なカスタマイズになるため、ホイール塗装時に検討するのも良いでしょう。

    DIYでホイール塗装した場合の料金

    DIYでホイール塗装した場合の料金相場は、10,000円前後です。

    単純に道具代のみで塗装はできるため、業者へ依頼するよりも確実に費用は抑えられます。
    DIY塗装にかかる費用の内訳は以下です。

    アイテム 価格範囲
    塗料 1,000円〜4,000円程度
    マスキングテープ 100円〜300円程度
    サンドペーパー 1,000円程度
    ホイール洗剤 1,000円〜3,000円程度
    脱脂アイテム(シリコンオフ) 1,000円程度
    サフェーサー、ミッチャクロン 2,000円程度

    費用は安いものの、誰でも簡単に塗装ができるわけでもないため、費用と仕上がりのどちらを優先するかしっかり検討しておきましょう。

    ホイールのガリ傷修理で塗装は必要?料金は?

    ホイールのガリ傷修理で塗装は必要?料金は?

    ホイールにガリ傷をつけてしまった場合、放置しておけば白カビの発生など何かしらのデメリットが生じます。

    さらに、ホイールの傷は見た目の印象もグッと下がってしまうため、なるべく早く塗装をしておくのが必須です。た

    だし、傷修理を施工してから塗装の流れになるので、傷の修理代+塗装代がかかり、ある程度のコストは覚悟しておく必要はあります。

    ガリ傷修理と塗装の両方を施工した時の料金は、17インチ以下で20,000円前後が相場のようです。ホイールの種類やインチによって料金はさらに上がります。

    ガリ傷はカビや見た目の問題だけでなく、放置し続けることでホイール自体に思わぬダメージを与え続けるきっかけにもなりかねません。ガリ傷修理と塗装になれば痛い出費になるかもしれませんが、安全に乗り続ける為にも同時に施工しておくのをおすすめします。

    アルミホイールの塗装や修理を業者に依頼するメリット・デメリット

    アルミホイールの塗装や修理を業者に依頼するメリット・デメリット

    ホイール塗装を業者に依頼するメリットとデメリットは以下となります。

    メリット デメリット
    仕上がりの品質が高い 費用が高い
    傷と塗装両方に対応できるため手間がない 施工日数がかかる
    自分が理想とするデザインになる 店舗へ足を運ぶなど手間がかかる

    業者にホイール塗装を依頼した場合は材料費と工賃が発生するため、どうしても費用は高額になりがちです。比較すると金額差は非常に大きいといえます。

    ただしコストと引き換えに失敗がなく、プロによる施工で表面の仕上がりもまるで雲泥の差です。腕利きの職人であれば、依頼者が希望する雰囲気からズレなく完成してくれるので、車全体のデザインを損なうこともありません。

    アルミホイールの塗装や修理をDIYするメリット・デメリット

    ホイール塗装をDIYするメリットとデメリットは以下となります。

    メリット デメリット
    コストが安く抑えられる 失敗のリスクがある
    好きなタイミングで塗装ができる 手間と時間が多くかかる
    車を預ける必要がない 品質が低い

    ホイール塗装をDIYする最大のメリットは、コストが大幅に抑えられる点です。金額で考えれば、1本当たり10,000円〜20,000円の費用をカットできます。場合によってはそれ以上の金額差が発生する可能性もあるでしょう。

    その半面、装技術がない人であれば、失敗するリスクや仕上がりがイマイチになる可能性があります。費用を重視するのか、仕上がりを重視するのかを考えたうえで、DIYを選ぶようにしてください。

    アルミホイールの塗装をDIYで実施する手順は?

    アルミホイールの塗装をDIYで実施する手順は?

    ホイール塗装は必要な道具も揃いやすく、手順自体に複雑な工程はありません。

    ただし工程が単純とはいえ、技術力によって塗装の仕上がりには大きな差が発生する点だけは肝に命じておきましょう。

    それでは、ホイール専門店が教えるDIY手順や注意点、揃えるべき道具をそれぞれ解説します。

    【ラバースプレー使用】ホイール塗装で準備する道具は?

    ホイール塗装で準備する道具は次の通りです。

    1. 塗料(ラッカースプレー、ラバースプレー)
    2. 耐水ペーパー(400番、800番、1500番、2000番)
    3. シリコンオフ(脱脂剤)
    4. マスキングテープ
    5. サフェーサー・ミッチャクロン
    6. クリア塗料
    7. コンパウンド
    8. ホイール洗浄関連
    9. 手袋・マスク

    塗料は車用が基本になりますが、アルミサッシ用やラッカースプレー、ラバースプレーでも問題ありません。耐熱塗料でないと塗装ができないという声もありますが、問題ないので安心してください。

    ちなみに仮に失敗しても剥がせるため、塗装に自信がない方でも挑戦しやすい塗料になります。また、カラーの種類が豊富で、期間限定で奇抜カラーに挑戦したい人にもおすすめです。

    サフェーサーやミッチャクロン、コンパウンドは、より質の高い仕上がりには欠かせないアイテムとなるので、忘れずに用意しましょう。

    プロが教えるDIYによるホイール塗装の手順

    塗装経験がないのであれば、「なんとなく」で塗装してしまうと失敗する確率は高いです。ここで紹介する手順を正しく守っていただき、綺麗な塗装に仕上げましょう。

    手順は8ステップです。

    1. ホイールを綺麗に洗浄する
    2. 耐水ペーパー・ヤスリで表面に傷をつける
    3. 塗装をつけたくない部分をマスキングテープで保護する
    4. シリコンオフなどの脱脂剤で油分を除去する
    5. サフェーサー等で塗料が付着しやすい環境にする
    6. カラー塗装をする
    7. クリア塗装をする
    8. コンパウンド等で綺麗に仕上げる

    ステップ1:ホイールを綺麗に洗浄する

    塗料がしっかりと付着するように、表面に付いている汚れをクリーナーを使って洗浄してください。ブレーキダストは落ちにくい汚れなので、専用クリーナーを使用するのがベストです。

    手洗いでも洗浄はできますが、ブラシを使って隅々をこすったほうが徹底的に汚れを落とせます。隙間の汚れも落とせるように、細めのブラシを用意しておくのがベストです。

    ステップ2:耐水ペーパー・ヤスリで表面に傷をつける

    塗装面にある程度の凹凸がないと塗料が綺麗に乗らないため、耐水ペーパーやヤスリを使って小さい傷をつけていきます。つける傷の目安は、表面がマット状の状態になればOKです。

    ホイールが綺麗であれば耐水ペーパーは1500番もしくは800番、表面に凹凸等の傷がすでにあれば800番もしくは400番を使用してください。

    深い傷や凹みがある場合は、パテを使って表面を埋めておき、なるべく平らにしておきましょう。

    ステップ3:塗装をつけたくない部分をマスキングテープで保護する

    塗料を付けたくない場所をマスキングテープで保護します。塗料は想像以上に広い範囲へ飛び散るため、色を付けたくない場所へ確実にマスキングテープを貼っておきましょう。

    ホイールを車体に付けたままで塗装する場合、タイヤやブレーキ周り、車体にも塗装が飛んでしまう可能性があるので、念入りに保護するようにしてください。

    エアバルブやナット穴はうっかり忘れがちな場所になるので、忘れないようにしてくださいね。

    ステップ4:シリコンオフなどの脱脂剤で油分を除去する

    ホイールに油分が付着していると塗料を弾いてしまうため、脱脂剤で事前に油分を除去しておきます。

    脱脂剤で油分を除去したとしても、手でホイールをベタベタ触ってしまえば、手油が付着してしまいます。手油も塗料を弾く要因になってしまうので、脱脂剤を使うタイミングから手袋は必須です。

    ステップ5:サフェーサー等で塗料が付着しやすい環境にする

    ステップ2で塗料が乗りやすい環境にしていますが、より塗料がホイールへ密着するためにサフェーサーやミッチャクロンを塗布しておきます。

    面倒に感じるかもしれませんが、仕上げの質を高めるためにも丁寧に塗布しておきましょう。厚塗りは効果を半減させますので、薄く均一に塗ることを意識してください。

    塗布後は、番手の低い耐水ペーパーで水研ぎをしておき、再度脱脂しておくと安心です。

    ステップ6:カラー塗装をする

    ここからメインの塗装に入ります。カラー塗装前に、表面が乾いていることを確認してから、塗料を塗るようにしてください。

    塗料はなるべく薄く塗り、一度で完成させないようにしてください。最初はハッキリと色がついていなくても問題ありません。複数回に分けて薄塗りを重ねて、ムラなく塗装していくのがコツです。

    ちなみに、重ね塗りは表面が軽く乾いたタイミングで進めるようにしましょう。

    ステップ7:クリア塗装をする

    カラー塗装が完了したら、表面のコーティングや艶出しをかねてクリア塗装をしていきます。より綺麗に仕上げるためにも大切なポイントになるため、面倒でも忘れずに実施してください。

    ラッカークリアでも問題はありませんが、仕上がりにとことんこだわる人であればウレタンクリアの使用がおすすめです。より耐久性が強く、光沢感に優れています。

    ステップ8:コンパウンド等で綺麗に仕上げる

    最終仕上げとしてコンパウンドを使って、表面を綺麗に仕上げます。

    ステップ7の時点で満足できるツヤがでていれば、無理にコンパウンドで仕上げる必要もありません。理由としては、コンパウンドで磨きすぎてしまうとクリア塗装を落としてコーティング効果を薄める可能性があります。

    コンパウンドを使用する場合は、磨きすぎに注意しましょう。

    【注意点】車のホイール塗装で塗ってはいけない場所は?

    車のホイール塗装で絶対に塗ってはいけない場所は次の通りです。

    ● ホイールボルトやナットが当たる部分
    ● ホイールと車体が当たるハブ部分

    この二箇所を塗装してしまうと、ボルトやナットを締めこんだ際に、塗装した部分の割れが発生してしまいます。塗装が割れてしまった部分には小さな隙間が発生してしまうので、放置しておけば隙間が原因となってボルトのゆるみが起きてしまう可能性があるでしょう。

    車体を支える足回りのボルトがゆるんで外れてしまったら…。説明するまでもないですが、危険な状況に陥る可能性があるのはお分かりいただけたと思います。

    この2つの部分には必ずマスキングテープで保護してから塗装作業をしてください。

    不安を感じる人は、業者に依頼するか新しくホイールを購入し直すか検討したほうがよいですね。

    塗装が面倒であればホイールの買い替えを視野に入れる

    塗装が面倒であればホイールの買い替えを視野に入れる

    ここまで見てきたように、ホイール塗装は業者に依頼してもDIYで塗装しても一定のコストや手間、リスクがかかります。

    コストを抑えようとDIYを試みる人も多いですが、塗装に慣れている人以外はイメージしていた仕上がりにならない可能性も高いため注意が必要でしょう。

    であれば、ホイールを買い替えをしてしまうのも一つの手です。無駄なコストと手間がかからずに新しいホイールを装着しておけば余計な不安もありません。

    また、ホイールのプロがいるカーショップ等で購入すれば、最適なホイール探しから取付手配までワンストップで対応してくれるはずです。

    愛車にぴったりのホイールを探すならタイヤワールド館ベストで決まり!

    愛車にぴったりのホイールを探すならタイヤワールド館ベストで決まり!

    ホイールの買い替えを検討している人は、豊富な品揃えがあるタイヤワールド館ベストがおすすめです。

    北海道・宮城・岩手に店舗を構えるだけでなくタイヤワールド館ベストも展開し、自宅にいながら愛車にぴったりのホイール選びが可能です。また、タイヤとセットで購入すれば、提携している全国4,000店の取付工場からお好きな場所で取付まで、ネット上で手配できます。

    ベスト写真館では素敵なカスタム写真もたくさんありますのでぜひ覗いて見てくださいね!

    カテゴリー
    ホイールメーカー ホイールの基礎知識 ライターチーム WORK RAYS weds 共豊 BBS エンケイ マルカ

    【一覧】知っておくべきアルミホイールメーカー17選を大公開!国内から海外の人気ブランドまでご紹介!

    「各ホイールメーカーの特徴を知りたい」
    「スポーツ系からラグジュアリー系など自分の車に合うメーカーが知りたい」
    「ホイールメーカーや商品の選び方は?」

    など、ホイール選びにお悩みの人はいませんか。

    比較的手を出しやすい車のカスタムといえばホイール交換ですが、種類も多く選び方が分からないユーザーも多いはず。ホイールの候補をピックアップするためにも、代表的なホイールメーカーを把握し特徴を掴んでおきましょう。

    本記事では、抑えておくべき国内・海外のホイールメーカーを1つずつ紹介していきます。各メーカー毎の人気モデルも記載していますので、ホイール選びの材料にしてくださいね。

    ホイールメーカーを選ぶためのポイントやコツについても触れていきますので、最後までご覧ください。

    ホイール交換は特徴を出しやすく人気のカスタム

    ホイール交換は特徴を出しやすく人気のカスタム

    ベスト写真館より

    見た目のドレスアップや走行性能を上げるためのカスタムで定番になるのが、ホイールの交換です。

    特に純正ホイールを履いたままのユーザーであれば、ホイールを交換するだけで一気に印象や走り心地が変わる可能性があるでしょう。

    高級ホイールを購入すれば、費用が高額になるカスタムではあるものの、交換する作業自体は難しくなく、工賃もそこまで高い金額にはなりません。

    ホイールメーカーは数多く存在するため、まずはどんなメーカー毎の特徴をチェックしてください。

    アルミホイールメーカーの調べ方

    アルミホイールメーカーの調べ方は、とにかく種類が多いため、ホイールに求めるジャンルや特徴を絞ったうえで調べるのがおすすめです。

    次の項目をイメージしておきましょう。

    ● 価格帯
    ● 特徴
    ● デザイン(雰囲気)

    希望する内容を決めておけば、店舗に足を運んだ際も候補を見つけやすく、比較もしやすいはずです。

    代表的なホイールメーカーだけでも知っておきたいのであれば、後ほど知っておくべき国内・海外のホイールメーカーをピックアップしていますのでご覧ください。

    車のホイールで人気ブランドは国産が多い?

    国内のホイールメーカーは、品質や機能性において評判が非常に高く、世界でも高い評価を獲得しているホイールが数多く存在します。

    例えば、高級ホイールの代名詞ともいえるBBSジャパンは、2022年から2025年の間、F1世界選手権に出場する全マシンにホイール提供する予定です。モータースポーツの最高峰F1においてホイールを独占することになり、国内ホイールメーカーの強さや品質を裏付ける形になりました。

    他にも、エンケイは世界に拠点を構える大企業で、世界でトップのシェアを誇るなど、確かな実績を残している国内メーカーは多数存在します。

    海外でも優れたメーカーは存在しますが、足回りを支える重要なパーツになるホイール選びでは、国内メーカーを主軸に検討しておけば間違いありません。

    知っておくべきホイールメーカーの一覧表(国内メーカー編)

    では、必ず抑えておくべきホイールメーカーを国内メーカー・海外メーカー合わせて16選で紹介していきます。

    国内メーカーをメインに紹介し、注目されている海外メーカーもまとめたので、1つずつ確認していきましょう。

    車に詳しくない方は知らないケースも多いですが、国内ホイールメーカーには世界中から支持を集めるメーカーが多数存在します。

    まずは高い技術力から生まれる以下の国内ホイールメーカーをチェックしておきましょう。

    RAYS(レイズ)

    RAYS(レイズ)

    レイズ公式サイトへ

    人気ブランド ボルクレーシング
    グラムライツ
    ホムラ
    デイトナ
    KCデコール(軽自動車)

    車好きであれば一度は「RAYS」ロゴのホイールに憧れるほど、認知度・人気度共にトップを走るメーカーです。国内での人気に留まらず、品質と信頼性の高さから、海外にも熱狂的なファンが存在します。

    1973年から変わることなく国内生産にこだわり、数々のレーシングカーにも採用され実績を残し続けてきたので、一流メーカーといっても過言ではありません。「鍛造」「鋳造」の両方を得意とし、強靭で強いホイールが売りです。

    また、斬新で洗練されたデザイン性も特徴で、装着すればまるで別人かのように車がドレスアップされます。

    レイズのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    展開しているブランドで代表的な製品は「ボルクレーシング」で、鍛造の最高峰モデルに位置付けされている製品です。他にも、SUVユーザーから絶大な人気を誇る「デイトナ」からも目が離せません。

    RAYSの鍛造技術の特徴と代表的なモデル

    RAYSの鍛造ホイールの特徴は、モータースポーツシーンでの実績が豊富で、軽量かつ高強度のホイールを得意とする点です。

    特徴 詳細
    軽量化 高張力アルミ合金の採用や、独自の鍛造技術により、軽量化を徹底
    強度 高い強度を確保することで、激しい走行にも耐えられる耐久性を備えています
    デザイン スポーティでスタイリッシュなデザインが多く、スポーティーな車両とのマッチングが可能

    代表的な鍛造ホイールは、「ボルクレーシング」・「VMF(ベルサスモードフォージド)」です。

    鍛造ホイール名 特徴 画像
    ボルクレーシング RAYSを代表するシリーズで、様々なモデルが展開されています。GT-Rをはじめとするスポーツカーに多く採用されている RAYS ボルクレーシング ホイール
    VMF(ベルサスモードフォージド) 軽量性や高強度に加え、デザイン性と乗り心地を両立 VMF(ベルサスモードフォージド)

    ENKEI(エンケイ)

    ENKEI(エンケイ)

    エンケイ公式サイトへ

    人気ブランド WPS
    レーシング
    レーシングエボリューション
    パフォーマンスライン
    all series

    ENKEIは、国内三大ホイールメーカーの一つで、年間2500万本のアルミホイールを製造し、国内だけでなく海外でもトップシェアを誇るメーカーです。

    1950年以降から積み上げた高い技術力によって、モータースポーツ界でも製品を提供しています。マクラーレンF1チームにも提供し、F1だけでなくフォーミュラジャパン、GT、耐久レースなど数多くのジャンルから選ばれるほど信頼性があるといえます。

    磨かれた技術はそのまま製品に生かされるため、驚異的な強さと軽さを兼ね備えたホイールを揃え、数あるホイールメーカーの中でも絶対的な存在です。ダービル鋳造システム、MAT PROCESS(MATプロセス)と呼ばれる独自の技術を持っており、他社には真似できないホイールを製造し続けています。

    また、他メーカーは数年置きにモデルチェンジを実施しますが、エンケイは販売期間が長い傾向があります。新モデルが頻繁に発売されてしまうと、旧モデルは時代遅れ感が出てしまいますが、エンケイであれば長く愛用できるのも強みです。

    ENKEIのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    代表的な製品は「WPS」で、エンケイの最高級ホイールとして君臨しています。一般ユーザーがおしゃれで使いやすいホイール「all series」といったモデルもあるため、スポーツカー以外にも装着できる製品も購入可能です。

    エンケイについて詳しい内容はこちらでも解説しています。

    WORK(ワーク)

    WORK(ワーク)

    ワーク公式サイトへ

    人気ブランド エクイップ
    エモーション
    マイスター
    ランベック
    グノーシス
    ジースト

    創業当初からモデル「Equip(エクイップ)」が大ヒットを記録し、認知度を一気に広めたメイドインジャパンメーカーです。

    WORKといえばデザイン性の高さが評判ですが、スポーツカーから一般車までどんな車のスタイルにも合わせられるモデルの多さに評価も集めています。

    また、フォーミュラやGTにもホイールを提供し、悪走路をどんなに走っても破損しないうえに結果も残すとして、品質や機能性は世界からも評判です。世界の中でも最も過酷と言われるメキシコのバハ1000にて、WORKの一般向けモデルのホイールを装着した車が破損せず優勝するという驚異の戦績も残しています。

    レースで積み上げた経験から、WORK独自の技術「ワーク・ソリッド・リム」は各モデルに伝承され、強固で軽量なホイールの開発に成功しています。

    ワークのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    WORKの代表的な製品は、スリーピース構造で長年に渡って人気が続いている「エクイップ」、「エモーション」「マイスター」といったアルミホイールの中でも認知度の高いブランドを展開中です。

    ウェッズ

    ウェッズ

    ウェッズ公式サイトへ

    人気ブランド クレンツェ
    マーベリック
    レオニス
    ウェッズアドベンチャー

    ウェッズは1969年から続く日本最古のホイールメーカーで、知る人ぞ知る国内ホイール界のパイオニアと呼ばれています。

    現代ではRAYSやWORKが日本を代表するホイールメーカーですが、そもそも国内でアルミ鍛造3ピースホイールを初めて世に送り出したのはこのウェッズです。日本の歴史を作ったとも言われ、根強いファンが多く存在します。

    強度・軽量・デザインの3つを高品質に仕上げるAMF製法と呼ばれる独自の高い技術力によって、ハイクオリティの製品を揃えています。また、マーケティングにも長けていて、トレンドに合わせた9ブランドを展開し、幅広い層を取り囲むことに成功しているメーカーです。

    ウェッズのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    ウェッズの代表的な製品は、幅広い車種向けにラインナップを揃えるクレンツェや上品さが漂うデザインのマーベリックがあります。

    ウェッズについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

    KYOHO(キョウホウ/共豊)

    KYOHO(キョウホウ/共豊)

    キョウホウ公式サイトへ

    人気ブランド AME
    byAME
    エンケイチューニング
    レーベンハート

    共豊コーポレーションは自己ブランドを貫き、自動車用品業界を常にリードしているアルミホイールの会社です。

    『AME』をはじめ、『by.AME』、『エンケイ チューニング』と、コストパフォーマンスに優れているホイールから、上級なドレスアップホイールまで軽自動車~大型ミニバンと様々な車種に対応したホイールがラインナップされています。

    共豊のホイール装着画像

    ベスト写真館より

    装着画像は「AME」のシュタイナーで、華やかなメッシュデザインと奥行き感のある深リム、専用設計のピアスボルトがオシャレでカッコイイです。

    MID(マルカ)

    MID(マルカ)

    MID・マルカ公式サイトへ

    人気ブランド RMP
    ユーロスピード
    シュナイダー
    ナイトロパワー

    マルカサービスは、車のアルミホイール、機能用品の卸売業、企画、開発を行う企業で、タイヤとセットで販売されることが多く、カー用品店では当たり前に見かけるほどメジャーなホイールです。

    「ホイールを作る過程すべてにおいて世界基準で高品質を目指す」というプロジェクト、「MID」(「MID」とはMaruka Intelligent Designの略称)が特徴で、「MIDホイール」として広く知られています。

    安全性とデザイン性の両方にこだわり、クオリティーを最大限高めたホイールは多くの方から支持されています。

    マルカ・MIDホイール装着画像

    ベスト写真館より

    装着画像はナイトロパワーのH12ショットガンで、リフトアップも行っています。オフロードうけ抜群です。

    BBS

    BBS

    BBS公式サイトへ

    人気ブランド BBS LM
    BBS LM-R
    BBS SUPER-RS

    BBSはフェラーリF1チームにも製品を提供する品質と信頼性が高いホイールメーカーです。

    今や多くのメーカーで鍛造アルミホイールの製造は定番ですが、鍛造アルミホイールを世界に広めたのはBBSであり、パイオニアと言われています。

    知らない方も多いですが、実はBBS自体はドイツで始まった会社で、1971年に富山県で高品質な鍛造アルミ製品を製造していたワシマイヤー株式会社と提携し、BBSジャパンが誕生しています。したがって、BBSの鋳造ホイールはドイツで製造、鍛造ホイールは富山県で製造しているため、海外と国内両方を拠点にしている独自のメーカーです。

    BBSのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    世界トップクラスの技術力で製造されるだけに価格は高めの設定。しかし、「強くてしなやか、そして軽い」という他にはない特性を持っている鍛造ホイールは一度試す価値はあります。

    BBSの鍛造技術の特徴と代表的なモデル

    BBSは、高級車やスポーツカーに多く採用される、高品質な鍛造ホイールを製造しています。

    特徴 説明
    高品質 緻密な品質管理のもと、高い精度と品質が保証されている
    デザイン クラシックで上品なデザインが多く、高級感のある車両とのマッチングが抜群
    耐久性 長期間にわたって高い性能を維持できる耐久性を備えている

    日本で製造されているBBSホイールはすべて鍛造ホイールですが、その中でも代表的な鍛造ホイールは、「LM」「RI-D」「RG」です。

    鍛造ホイール 特徴 画像
    LM BBSを代表するモデルで、その美しいデザインと高い性能から、世界中のカーマニアから支持されている BBS LM ホイール
    RI-D 超々ジュラルミンを採用した軽量かつ高強度のモデルで、最新の技術が投入されている BBS RI-D ホイール
    RG スポーツカー向けのモデルで、スポーティなデザインと高い剛性を両立 alt=

    ホットスタッフ

    ホットスタッフ

    ホットスタッフ公式サイトへ

    人気ブランド トラフィックスターフォージド
    クロススピード
    マッドクロス

    ホットスタッフは福岡県に拠点を置くメーカーで、ドレスアップに向けたデザインのモデルを多く販売し、一般ユーザーからカスタムユーザーまで幅広い層に対応できる製品を揃えています。

    ホットスタッフのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    どのモデルもデザインは尖りすぎずシンプルな雰囲気でありながら、車に装着すればスタイリッシュで美しい雰囲気を漂わせてくれるのでドレスアップ目的には最適です。

    価格設定が中堅クラスで購入しやすい点も支持されています。

    SSR

    SSR

    SSR公式サイトへ

    人気ブランド GT
    プロフェッサー
    フォーミュラ
    ディバイド
    スピードスター

    SSRは30年以上モータースポーツに携わり、独自の技術と開発力でポテンシャルの高いホイールを送り出し続けているメーカーです。レースで培われた経験や知識をそのまま市販品の開発に使用し、とにかくクオリティの高いホイール開発に挑戦し続ける、こだわり派メーカーといえます。

    ここまで他社を寄せ付けないポジションを勝ち取れたのも、市販品のクオリティがあまりにも高く、高性能ホイールを提供し続けているからでしょう。SSRはレースで供給するホイールと市販品のホイールが同じスペックになっているため、一般ユーザーでも高性能のホイールを体験できます。

    そもそもレースの参加も、ホイールのクオリティを向上させるためにチャレンジしている側面もあるようです。それだけ、品質や性能にこだわりを持っているメーカーという裏付けでもあります。さらに、JWL基準を超える独自の厳しい品質基準を設けているので、安全や品質についても申し分なしです。

    SSRのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    SSRの代表的な製品は、「GT」、「エグゼキューター」、「プロフェッサー」など、展開しているバリエーションは多く、どんな一般ユーザーでも自分の車に合うホイールを見つけられます。

    ※JWL基準とは、「Japan Light Alloy Wheel」という言葉の略で、軽合金ホイールに関する基準を定めたものです。WL基準は、軽合金ホイールの設計や製造に関する様々な要件を指定しており、これに従って製造されたホイールは安全性や耐久性が確保されることが期待されています。

    YOKOHAMA WHEEL(ヨコハマホイール)

    ヨコハマホイール

    ヨコハマホイール公式サイトへ

    人気ブランド ADVAN Racing GT
    ADVAN Racing TC-4
    SUPER ADVAN Racing Ver.2

    YOKOHAMA WHEEL(ヨコハマホイール)は、タイヤメーカーとして認知されている横浜ゴムが展開するホイールブランドです。さまざまなレースにタイヤを提供してきたメーカーだからこそ、高い知識と技術をホイール開発にも応用しています。

    当然ながら、抜群の強度と軽さがあるホイールに仕上がった製品が多いですが、ヨコハマホイールが支持を集める理由にはデザイン性の高さにもあります。

    元レーサーの荻原修氏が開発に加わり、デザインの美しさにとにかくこだわり、多少のコストがかかってもデザイン性を重視するメーカーとしてファンを獲得してきたメーカーです。クルマのドレスアップには最適なモデルも多く、高級感を意識したいユーザーからの満足度も高いといえます。

    ヨコハマのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    YOKOHAMA WHEELの代表的な製品は、なんと言っても「ADVAN(アドバン)」シリーズ。高い性能かつ力強くダイナミックな印象を持たせしてくれるホイールとして君臨しているモデルです。

    デルタフォース

    デルタフォース

    デルタフォース公式サイトへ

    人気ブランド OVAL(オーバル)

    デルタフォースは、アウトドアやオフロード好きなら必ずチェックしておくべきホイールメーカーです。近年、アウトドアブームもあってオフ系ホイールは人気を集めていますが、その中でも頭一つ飛び抜けて人気を集めているといえます。

    デルタフォースといえば、「OVAL(オーバル)」モデルが代名詞で、車種専用設計を採用し、ハイラックスやジムニーなど人気車種用にラインナップが揃っています。オフロードスタイルとアウトドアを感じるミリタリーテイストが混ざり、唯一無二のデザイン性が特徴です。カラーに関しても、アウトドアユーザーに向けたカラーのみを展開し、一貫性を極めた製品として仕上がっています。

    デルタフォースのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    ハイラックス、ランドクルーザー、ジムニー、ハイエースなどアウトドア車を最高に「アゲる」ホイールを選ぶなら、デルタフォース一択かもしれません。

    ブリヂストン

    ブリヂストン

    ブリヂストン公式サイトへ

    人気ブランド バルミナ
    ポテンザ

    ブリヂストンといえばタイヤのイメージですが、実はアルミホイール製品も展開し、歴史も古いです。ブリヂストンのタイヤは、性能の高さから世界の中でもシェア率は高いですが、車のトータルサポートとしてホイールも提供しています。

    タイヤ同様、安全性をとことん追求し、強度・軽さ・精度にこだわった製品を開発し続けているメーカーです。

    ブリジストンのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    ブリヂストンで代表的な製品は「バルミナ」で、幅広い層がスタンダードに履けるホイールとして多くのユーザーを獲得しています。軽自動車からミニバンまで車種を選ばず、履きやすいデザインが多いので、一般ユーザーであれば安全性も安心できる「バルミナ」は候補に入れて損はないでしょう。

    クリムソン

    クリムソン

    クリムソン公式サイトへ

    人気ブランド MG
    DEAN(ディーン)
    BARBERO(バルベロ)

    クリムソンといえば、SUVや四駆車ユーザーから支持を集めているホイールメーカーで、迫力あるデザインのモデルが非常に人気です。したがって、大型車向けメーカーと思われがちですが、ジムニーなどの車種にも履かせられる製品も揃えています。

    クリムソンの魅力は迫力感だけでなく、どこかクラシカルでおしゃれな雰囲気を漂わせるモデルも揃え、女性からも好まれるメーカーとしてシェアを拡大しています。特に、「ディーン クロスカントリー」は街中で見かけることも多く、つい二度見してしまうユーザーも多いはず。

    クリムソンのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    シリーズによってデザインの雰囲気が一気に変わり、種類も多いのでお気に入りのホイールがクリムソンなら見つかるはずです。

    RSワタナベ

    RSワタナベ

    RSワタナベ公式サイトへ

    人気ブランド エイトスポークBタイプ
    エイトスポークRタイプ
    エイトスポークF8タイプ

    RSワタナベは車好きなら多くの人が知っているホイールメーカーで、あのイニシャルDの主人公、藤原拓海の愛車にも装着されていました。

    元々はレーシングカーを製作していた会社で、コースレコードをいくつも所持するほど技術力があったため、その技術力を生かして1972年にホイールメーカーとしてスタートしています。

    RSワタナベのホイール装着画像

    RSワタナベHPより

    RSワタナベではトレンドに流されることなく、1ピース製鋳造ホイールを作り続け、8スポークといえばRSワタナベと言われるほどです。貫き通したデザインは飽きることなく、一度履いてしまえば変えられない魔力も感じます。

    イニシャルDの効果もあり、旧車=RSワタナベと不動の地位も獲得している状態です。

    知っておくべきホイールメーカーの一覧表(海外製造編)

    国内だけじゃなく、海外にも品質やデザイン性が高いメーカーは数多く存在します。

    本記事では、チェックしておくべき3メーカーに絞って紹介していきます。

    OZ Racing

    OZ Racing

    OZ Racing公式サイトへ

    人気ブランド OZ ATELIER FORGED
    OZ RACIMG
    MSW

    OZ Racingcはイタリアを代表するメーカーで歴史も長く、数々のトップレーシングチームから採用されてきたホイールメーカーです。

    現在もフェラーリ、メルセデス、ルノー、アルファロメオなどF1チームがこぞってOZ Racingを指名している状況で、品質の高さが伺えます。

    常にトップを走り続けたホイールメーカーが、最先端の技術を使って一般ユーザー向けのホイールも開発しています。カスタムが好きな人やモータースポーツが好きな人であれば、一度は手にしてOZ Racingの凄さを体験するべきでしょう。

    なんと一部のモデルでは、オーダーメイドで制作も可能です。自分だけのカスタム車を作りたいこだわり派にはぜひおすすめします。

    OZレーシングのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    OZ Racingの代表的な製品は、「OZ RACING」で100%イタリア製で、OZ Racingの技術力をダイレクトに生かした高性能・高品質のアルミホイールです。

    KMC

    KMC

    KMC公式サイトへ

    人気ブランド KM718 SUMMI
    XD ロックスター
    KM542 IMPACT

    KMCはオフロード界の中でも絶対的な存在として君臨し、アメリカらしい見た目のパワフルさと頑丈な設計、軽量さで世界中にファンがいるホイールメーカーです。

    とにかく存在感が抜群で、装着してしまえば一瞬で車が「ゴツくてイカつい」雰囲気に変貌します。国内でもオフローダーから絶大な人気を集めて、カスタムを楽しむユーザーが多いホイールです。

    KMCのホイール装着画像

    KMCのHPより

    見た目だけでなく、性能の高さも間違いありません。オフロードレースへホイールの提供もしており、過酷な路面でも耐えられる技術力の高さは実証済みです。

    ランドクルーザー、FJクルーザー、ラングラー、キャデラックなど迫力ある車との相性は抜群なので、SUV・RVユーザーはチェック必須でしょう。

    スーパースター

    スーパースター

    スーパースター公式サイトへ

    人気ブランド ロデオドライブ
    ピュアスピリッツ
    レオンハルト

    スーパースターはホイールメーカーの老舗であり、鍛造3ピースホイールという代名詞を確立したメーカーです。

    ランドクルーザーといった大型SUV向けのホイールが強みで、数々のドレスアップホイールを生み出してきました。見た目から分かる豪華で華やかなデザインは、車の印象をガラッと変えるホイールとして最適です。

    スーパースターのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    その分、価格は高く高級アルミホイールの分類に入るメーカーともいえます。ただし、最近は1ピースホイールも手がけ、これまでの路線と比べれば若干安価なモデルも製造しているので、これまで手が出せないと考えていたユーザーにもおすすめのメーカーです。

    鍛造ホイールの特徴とおすすめのメーカー

    鍛造ホイールの特徴とおすすめのメーカー

    参考:BBS公式サイト

    アルミホイールの製造方法には鍛造と鋳造の2種類があります。違いは次の通りです。

    種類 製造方法 特徴
    鍛造ホイール アルミの塊を高温に加熱し、圧力をかけて形成 強度が高く軽量だが高価
    鋳造ホイール 溶かしたアルミを型に流し込んで冷やし固める 製造コストが安く、複雑なデザインも可能

    鍛造ホイールは、スポーツカーなど高性能な車に多く採用され、鋳造ホイールは、デザイン性を重視する車やコストを抑えたい車に多く採用されます。

    鍛造ホイールは、その軽さと強度から、高い人気を誇ります。

    鍛造ホイールとは?その製造方法とメリット

    鍛造ホイールは、アルミ合金の塊を高温で加熱し、金型に入れて強い圧力をかけて成形したホイールです。
    鋳造ホイールと比べて、密度が高く強度が非常に高いことが特徴です。

    製造工程は手間と時間がかかるため高価ですが、軽量で耐久性が高く、スポーツカーや高級車に多く採用されています。軽量化による運動性能の向上や、耐久性による安全性向上などが期待できます。

    おすすめの鍛造ホイールメーカーとブランド一覧

    おすすめの鍛造ホイールメーカーはいくつかありますが、個人的はRAYS、BBS、WORKを推したいと思います。

    それぞれのブランドの強みや特徴を踏まえて、愛車にぴったりのホイールを選んでくださいね。

    ブランド 特徴 代表的なモデル ターゲット層
    RAYS 軽量化、高強度、スポーティなデザイン、モータースポーツでの実績が豊富 VOLK RACING・VMF スポーツカーオーナー、サーキット走行を楽しむ方
    BBS 高品質、耐久性、クラシックなデザイン、高級車への採用が多い LM・RI-D(日本製はすべて鍛造ホイール) 高級車オーナー、落ち着いた雰囲気を求める方
    WORK 個性的なデザイン、カスタム性の高さ、幅広いラインナップ Emotionシリーズ(※鋳造もあり)・マイスターシリーズ(※鋳造もあり) 個性を重視する方、カスタムカーオーナー

    高級ホイールでおすすめのメーカーは?

    高級ホイールでおすすめのメーカーは?

    高級ホイールを提供するメーカーとして、国内ではBBS,国外ではHRE、フォージアートなどがあります。BBSはこちらで紹介しているので、あとの2つのメーカーの高級ラインや特長、価格帯などを紹介します。

    HRE(海外ブランド:アメリカ)

    おすすめ高級ホイール:HRE(海外ブランド:アメリカ)

    HRE日本正規販売店:公式サイトへ

    アメリカの高級ホイールブランドであるHREは、超高級車にふさわしい、芸術的なデザインと卓越した品質を誇ります。鍛造による高い強度と軽量化が特徴で、カスタムホイールとして高い人気を誇ります。

    フォージアート(海外ブランド:アメリカ)

    おすすめ高級ホイール:フォージアート(海外ブランド:アメリカ)

    フォージアート公式サイトへ

    フォージアートのホイールは、その独特のデザインと高い品質で、多くのカーマニアから支持されているブランドです。特に、カスタムカーや高級車に多く採用されており、愛車を個性的に彩るアイテムとして人気を集めています。

    高級ホイールメーカーの素材選びのポイント

    高級ホイールを選ぶ際は、ブランドの信頼性、デザイン、素材、適合性、価格を考慮しましょう。デザインや素材も重要で、車種に合ったものを選ぶことが大切です。価格と品質のバランスも考慮し、最適なホイールを選びましょう。

    ホイールの素材としてあ、以下の3つが主流です。

    素材 特徴
    アルミニウム合金 軽量で加工しやすく、多様なデザインが可能。放熱性や耐久性にも優れている。
    マグネシウム合金 アルミニウムよりもさらに軽量で、高い剛性を持つ。しかし、加工が難しく、耐食性の面で課題があるため、高級車やレーシングカーにで使用される。
    スチール(鉄) 強度が高く価格が安価だが、重量があり、放熱性や耐久性の面でアルミニウムやマグネシウムに劣る。高級ホイールではあまり使用されない。

    社外品のアルミホイールや純正車の高級グレードでは、アルミニウム合金が高級ホイールの主流となっており、特に鍛造アルミホイールは軽量で高強度なため、性能とデザイン性を両立させたい人に人気があります。

    アルミホイールに関するよくある質問

    アルミホイールに関するよくある質問

    アルミホイールのメーカーを中心に見てきましたが、構造や製法やデザイン、カラーなどさらにホイール選びの参考になる情報を、よくある質問から抜粋してお答えします。

    1. ホイールのデザインについて教えて
    2. ホイールのピースとは?
    3. アルミホイールとスチールホイールの違いは?
    4. アルミホイールのカラー選びのポイントは?

    ホイールのデザインについて教えて

    アルミホイールのデザインは大きく分けて「スポーク」「メッシュ」「ディッシィ」「フィン」の4種類です。、。主な特徴は以下のとおりです。




    デザイン イメージ 特徴 おすすめ車種
    スポーク スポークデザイン ホイールの中心から外周に向かって放射状に伸びるスポークが特徴でシンプルでスポーティーな印象に。スポークの本数や形状により、多様なバリエーションあり どんな車種でも◎スポーティーな車種
    メッシュ メッシュデザイン スポークが網目状に配置されたデザインで高級感と繊細さを演出。ブレーキキャリパーが小さい車にもおすすめ。 どんな車種でも◎セダン、SUV、ミニバン
    ディッシュ ディッシュデザイン 円盤状のディスクが特徴で重厚感と存在感を強調でき、迫力ある外観を求める方に人気だが、重量が増す傾向があるため、スポーツカーに不向き 高級セダン、大型ミニバン、4WD
    フィン フィンデザイン スポークデザインの一種で、細いスポークが多数配置したデザイン。繊細でエレガントな印象を与え、ラグジュアリーな仕上がりを求める方に最適 輸入車、高級車、ラグジュアリーカー

    デザインは、それぞれ異なる魅力と機能性を持っています。迷った場合は「メッシュ」「スポーク」を選ぶと、どんな車にもマッチしやすいと思います。

    車種や個人の好みに合わせて最適なデザインを選ぶことが、愛車の魅力を最大限に引き出すポイントです。

    ホイールのピースとは?

    ホイールの「ピース」とは、構造上の部品数を指し、以下の種類があります。

    ピース 構造 特徴
    1ピース リムとディスクが一体成型された単一構造 高い剛性と軽量性を持ち、製造コストが抑えられるため、価格も比較的安価
    2ピース リムとディスクが別々に製造され、組み合わせられた構造 デザインの自由度が高く、細かなサイズ調整が可能だが、1ピースに比べて製造コストが高い
    3ピース アウターリム、インナーリム、ディスクの3つの部品で構成される カスタマイズ性が最も高く、リム幅やオフセットの細かな調整が可能だが、製造コストが高く、重量も増加する傾向がある

    これらの構造の違いにより、ホイールの性能やデザイン、価格が変わります。1ピースホイールはスポーツホイールに多い構造で、鋳造後に加工して仕上げるため、精度が高く軽量に作る事ができます。

    2ピースホイールは昨今のアルミホイールの主流で、インセットの設定やディスク部分のデザインの自由度も高いです。

    3ピースホイールは日本国内で製造できるのは数社しかなく、最高級品であり価格も高額になります。

    用途や好みに合わせて選ぶことが重要です。

    アルミホイールとスチールホイールの違いは?

    アルミホイールは軽量でデザイン性に優れ、放熱性や耐食性も高いですが、価格が高く、強度が劣る場合があります。
    一方、スチールホイールは強度と耐久性に優れ、価格も安価ですが、重量があり、デザインの選択肢が限られ、錆びやすい傾向があります。

    種類 特徴
    アルミホイール 軽量、多様なデザイン、放熱性・耐食性が高い、価格が高い、強度がスチールに比べて劣る場合がある
    スチールホイール 耐久性が高い、価格が安い、重量がある、デザインの幅が狭い、錆びやすい

    アルミホイールのカラー選びのポイントは?

    ホイールのカラー選びは、車の印象を大きく左右します。以下のポイントを参考にしてください。

    ● ボディカラーとの調和
    ● 汚れや傷の目立ちにくさ
    ● 目指す車のスタイル
    ホイールカラー 特徴
    シルバー 上品でどのボディカラーにも合わせやすい定番色
    ガンメタリック スポーティーさと上品さを兼ね備え、汚れが目立ちにくい
    ブラック 車に引き締まった印象を与え、特に青や赤の鮮やかなボディカラーと好相性

    スポーティーな印象を求めるなら、ブラックやガンメタリックがおすすめです。
    上品さや高級感を重視する場合、シルバーやポリッシュ仕上げのホイールが適しています。

    実際の装着例やシミュレーションもできますので参考に、最適なカラーを見つけてくださいね。

    カスタム事例がたくさん!ベスト写真館

    カスタム事例がたくさん!ベスト写真館

    ピッタリのホイール見つかる!マイカーホイールシュミレータ

    ピッタリのホイール見つかる!マイカーホイールシュミレータ

    どのホイールメーカーを選べばいいか分からないときは?

    どのホイールメーカーを選べばいいか分からないときは?

    ホイールメーカーを選ぶとなると、車に詳しい人以外は正直迷ってしまうのではないでしょうか。

    まず大切なことはホイール選びで重視する点を明確にすることが大切です。例えば重視するポイントは次の通り。

    ● ブランド力
    ● 価格
    ● 性能
    ● 重量
    ● 耐久性
    ● デザイン

    これらを総合的に判断して、自分の車に最適なメーカーと製品を選ぶのがベストです。

    とはいえ、「性能や耐久性の違いは分からない」といった人もいると思います。そんな時は、車のプロである専門家に聞いてしまうのが近道です。

    どんなホイールが欲しいのか、予算はどれくらいなのかを伝えて、愛車にぴったりのホイールをピックアップしてもらいましょう。プロが選んだホイールであれば安心して車にも乗っていただけると思います。

    ホイールのことならタイヤ&ホイールの専門店であるタイヤワールド館ベストにおまかせ

    ホイールのことならタイヤ&ホイールの専門店であるタイヤワールド館ベストにおまかせ

    タイヤワールド館ベストは北海道と宮城・岩手を合わせて、11店舗展開しています。お客様の要望に合わせたホイールを提案できる優良店として、多くの方から高評価を獲得していますので、ぜひお近くであれば足を運んでお気軽にご相談ください。

    もし、お近くのカーショップで欲しいホイールが見つからない、もっとたくさんの在庫の中からホイールを選びたいといった方であれば、オンラインショップの方もチェックしてみてください。

    豊富な在庫数を揃え、人気メーカーから少しマイナーなメーカーまで幅広く商品を揃えています。メーカー別の検索機能はもちろんですが、車種別にマッチするホイールを検索できる機能もあり、誰でも探しやすいオンラインショップとしてもおすすめです。

    また購入するだけでなく、ネット上でホイールの取付まで手配ができるワンストップサービスが用意されています。全国に約4,000の提携店舗があるため、お住まいの近くで取付可能です。当日、車を指定場所に持っていくだけで交換できてしまうので、面倒な手間は一切ありません。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    ホイールを購入する際は一度オンラインショップもチェックしてくださいね。

    カテゴリー
    ホイールの基礎知識 ライターチーム カスタムその他

    インセット40と45の違いは?変更時のメリット・デメリットや許容範囲も解説

    ホイールのインセットの変更を検討しているけれど、「インセット40と45の違いがわからない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

    ドレスアップの定番である「ツライチ」には、インセットの変更は外せません。

    本記事では、インセット40と45の違いをわかりやすく解説します。インセット数値を下げることで得られるメリットやデメリットもお伝えするので、変更後のイメージがつかみやすくなります。

    足回りのカスタマイズを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

    ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

    ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

    ホイールのインセットとは、ホイールを横から見たときに、リムの幅(タイヤがはまる部分)の中心からホイールを車体に取り付ける面までの距離を表す数値のことを指します。

    ホイールの取り付け面がリム幅の中心にあれば「ゼロセット(0)」、中心より外側にあれば「インセット(+)」、内側にあれば「アウトセット(-)」と表記されます。

    インセットイメージ

    参考:ブリヂストン

    リムの中心より内側 リムの中心 リムの中心より外側
    アウトセット(-) ゼロセット(0) インセット(+)

    ホイールのサイズ表記では、一番後ろにある数値がインセットの数値です。

    たとえば、ホイールサイズが「16 61/2 J 5 114.3 48」なら、インセットの数値は「48」となります。ホイールの取り付け面が、リム幅の中心から48mm外側にある、という意味です。

    インセットの数値は、大きくなるほどホイールは車体の内側に入り、小さくなる(0に近づく)ほど外側に出るので、ツライチを目指すのなら数値を下げていくことになります。

    現在は「インセット」ですが、2008年7月11日以前は「オフセット」といわれていました。これは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)から国際基準に合わせようと呼びかけがあり、名称が変更になったためです。

    インセットとオフセットの意味は同じです。

    正しくは「インセット」ですが、オフセットと呼ぶ人も多く、どちらの呼び方でも伝わるでしょう。

    どう変わる?インセット40と45の違い

    どう変わる?インセット40と45の違い

    インセット40と45の違いについて解説します。

    ● インセット40
    ● インセット45

    5mmの違いなら、乗り心地に大きな差は出にくいでしょう。ホイールや車種によって異なりますが、主に変化するのは見た目です。

    それぞれ解説します。

    インセット40

    インセット40とは、ホイールの中心から取り付け面が40mm外側にある状態のことです。インセット45と比べると、ホイールは外側に出ていることになります。

    理論上では、ホイールが5mm外側に出るので、インセット45よりもツライチに近づきます。

    インセット45のホイールを装着したときと比較すると、車種によってはかなり外側に出ている印象です。人によって見え方は異なるものの、イメージはガラッと変わります。

    インセット40は45よりも、スポーティーな足回りを演出できるでしょう。

    インセット45

    インセット45とは、ホイールの中心から取り付け面が45mm外側にある状態のことです。インセット40と比べると、ホイールは内側(車体側)に入っていることになります。

    理論上では、ホイールが5mm内側に入るので、インセット40よりフェンダーとのすき間が広くなります。

    車種にもよりますが、インセット40のホイールを装着したときよりも、フェンダーとの距離にだいぶ余裕がみられる印象です。

    ギリギリを攻めるツライチよりも、フェンダーとのすき間にある程度空間がほしい人は、インセット45を選ぶといいかもしれません。

    ただし、実車では5mm以上の差が出る可能性もあります。車種やホイールによって変化するので、必ず5mmの差が出るとは考えにくいでしょう。

    インセット数値を下げるメリット・デメリット

    インセット数値を下げるメリット・デメリット

    インセット数値を下げることで得られるメリットと、考えられるデメリットを解説します。

    足回りをツライチに近づけるためには、インセット数値を下げる(0に近づける)必要があります。数値を下げることでどのような変化があるのか、良い面だけでなく悪い面も理解しておきましょう。

    メリットはドレスアップ効果や走行性能の向上

    主なメリットは以下の2つです。

    ・ドレスアップ効果
    ・走行性能の向上

    インセットの数値を下げ、ツライチに近づける最大のメリットは、ドレスアップ効果を得られることです。

    ホイールとフェンダーの面がそろうことで、レーシングカーのような迫力ある足回りを演出できます。ドレスアップの王道といっても過言ではありません。

    ホイールの存在感を引き出し、おしゃれな足元を楽しめます。

    また、走行性能の向上が期待できます。ホイールを外側に出すことで、トレッドの距離が広がり、コーナリングでグッと踏ん張る力が増すこともメリットです。

    ※トレッドとは、左右のタイヤの接地面の中心から中心までの距離のことです。

    デメリット

    反対に、ツライチにはデメリットもあります。主なデメリットは以下の3つです。

    ・干渉の危険性
    ・ボディに傷がつきやすくなる
    ・乗り心地や燃費が悪化する

    ホイールをあまりにもフェンダーギリギリの位置に設定すると、ボディに干渉してしまう可能性があります。

    走行中にフェンダーを巻き込んでしまうと、ホイールに傷がついたり、フェンダーが変形して走行できなくなったりと非常に危険です。

    フェンダーとのすき間が少なくなることで小石や泥などをかきあげ、ボディに汚れや傷がつきやすくなる恐れもあります。

    また、インセットを下げると同時にタイヤの幅を広げた場合は、乗り心地や燃費の悪化も考えられます。

    スタイリッシュな見た目と引き換えに、さまざまな短所があることも理解してカスタマイズを行うようにしましょう。

    インセットの計算方法

    インセットの計算方法

    インセットの計算方法を解説します。慣れていない人には少し難しく感じるかもしれませんが、手順はシンプルです。

    糸、おもり、ものさし(端に余白がないもの)を準備し、以下の流れで行います。

    1. ホイールのサイズを確認する
    2. フェンダーとホイールの距離を測る
    3. 測った数値からインセットを計算する

    ホイールのサイズや車種が同じでも、車は1台1台違います。必ず実車で確認し、自己責任で行うようにしてください。

    インセットの許容範囲は?

    インセットの許容範囲は?

    インセットの変更には許容範囲があります。安全に走行するためにも、必ず把握して行うようにしましょう。

    主に気をつける点は、以下の2つです。

    ● フェンダーより外にはみ出さない
    ● 足回りの部品に干渉させない

    1つずつ解説します。

    フェンダーより外にはみ出さない

    インセット数値を下げてツライチに近づけるとき、ホイールがフェンダーからはみ出さないようにしましょう。

    ホイールがフェンダーからはみ出してしまうと、車検に通らない可能性があるからです。

    厳密には、タイヤ側面のラベリングとホイールリムを保護するためのリムガードは、10mm未満の場合に限り、はみ出しは許容されています。(道路運送車両の保安基準 第178条(車枠及び車体))

    しかし、その他の部分では、はみ出しは認められていません。ホイールやホイールナットがはみ出すと、車検に通らないだけでなく走行中も危険だからです。

    はみ出した部分が接触してハンドルをとられたり、事故を起こしたりする可能性もあります。

    わかりやすくいうと、扇風機のカバーを外してスイッチを入れている状態です。羽の部分がむき出しで回転しているのは、非常に危険です。それと同じことがいえます。

    自分だけでなく周りにも危険が及びます。注意してカスタマイズを行いましょう。

    足回りの部品に干渉させない

    気をつけなければいけないのは、見える部分だけではありません。車体側、つまりホイールの内側にあるサスペンションやブレーキの部品に干渉しないように注意が必要です。

    たとえば、サイズは同じホイールで、インセットの数値だけを40から45に変更したとします。ホイールを取り付ける位置が5mm内側に入るので、その分ホイールと足回りの部品の距離がせまくなります。

    内側のすき間を確認せずに、サスペンションやブレーキなど足回りの主要部品とホイールが干渉してしまうと、走行に支障が出るからです。

    ブレーキやサスペンションはもちろんですが、インセット数値の変更時には干渉しやすいナックル(車体とつなぎ車輪を支え方向を変える部品)とのすき間を測っておくようにしましょう。

    取り付け時に問題なく、走行してハンドルを切ったり段差を超えたりしても干渉がないか、足回りの部品に注意してください。

    インセットを変更するときの注意点

    インセットを変更するときの注意点

    車には個体差があります。たとえ車種が同じで、ホイールのサイズとデザインが同じものでも、必ず数値が一致するとは限りません。

    前後と左右でも、測った数値が異なる場合もあります。車は左右対称ではなく、エンジンやミッションなどの重い部品も均等に配置されているわけではないからです。

    足回りの部品をカスタマイズして車高が変わっていたり、タイヤの種類によって変わったりすることも考えられます。

    たとえ同じ車種の情報があったとしても、自分の車と同じ数値になる保証はありません。必ず実車で数値を測り、自己責任で行うようにしましょう。

    また、インセットの変更に自信がない人は専門家を頼るのも1つの方法です。
    お近くの方は、当店にぜひご相談くださいね!

    足回りのカスタマイズは、少しのミスでも大きな事故につながる恐れがあります。走る、曲がる、止まるを繰り返し行い、負荷がかかる部分だからです。

    インセットを変更したいけれど知識に不安がある人は、無理に1人で行わずプロに相談することをオススメします。

    微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

    微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

    ホイールのインセットを調整したものの、「あと少しのすき間が気になる」といった場合もあると思います。そんなときは、「ホイールスペーサー」を利用して調整する方法もあります。

    ホイールスペーサー

    参考:ハブリング付きスペーサー/DIGICAM

    ホイールスペーサーとは、車体(ホイールを取り付ける部分)とホイールの間にはさむ円形の金属です。間にはさむことで、厚みの分だけホイールを外側に出せます。

    サイズ設定も豊富で、1mmから選択できます。外に出せるギリギリまでホイールのインセットを調整し、微調整をホイールスペーサーで行うことも可能です。

    10mm以上厚みのあるものは「ワイドトレッドスペーサー」といい、円形の金属にハブボルトが一体になっています。

    車体についているハブボルトに固定して使用するタイプで、ホイールスペーサーと見た目は異なりますが、同じ目的の部品です。

    間にはさむだけでインセットを調整できる手軽さは魅力ですが、ホイールスペーサーにはデメリットもあります。

    本来、車体とホイールの間には部品がはさまっていない状態です。そこにホイールスペーサーをはさみ込むと、ホイールナットを取り付けるハブボルトへのかみこみがどうしても浅くなってしまいます。

    その結果、走行を繰り返すとホイールナットに負荷がかかり、緩みやすくなる可能性もあります。装着時にあまりにもかみこみが浅い場合は、ハブボルトの交換が必須です。

    インセットを調整するときは、できるだけホイールサイズの変更で対応することをオススメします。

    ぴったり合うサイズのホイールがなかった場合や、どうしてもすき間をうめたい場合、補助的な使用を検討してみましょう。

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    インセット40と45では、主に見た目が変化します。5mmの差なら、乗り心地に大きな違いはないでしょう。

    インセット数値が小さくなる(0に近づく)ほどホイールが外側に出て、大きくなるほどホイールが内側に入り込みます。

    足回りのドレスアップでツライチを目指すのなら、インセットの数値を下げていくことになります。

    車種にもよりますが、フェンダーとホイールのすき間に余裕がほしい人はインセット45、攻めたカスタマイズをしたい人はインセット40を選択するといいかもしれません。

    インセットを変更するメリットとデメリットも理解して、許容範囲で足回りのドレスアップを楽しんでください。

    インセットの変更でホイールを交換するのなら、タイヤワールド館ベストがオススメです。さまざまなサイズのホイールを取り揃えており、デザインの種類も豊富です。あなたの好みに合ったホイールが見つかりますよ。

    オンラインからの注文も可能です。ぜひチェックしてみてくださいね。

    カテゴリー
    ナット ライターチーム タイヤ交換

    タイヤ交換をするならトルクレンチは必須!選ぶポイントと使い方を解説!


    「タイヤを交換するときにトルクレンチって必要?」
    「トルクレンチが必要ならの選び方を知りたい」

    トルクレンチは車のタイヤ交換のときに、規定のトルク値で締められる必要不可欠な工具です。
    トルクレンチを使用しない場合、走行中にネジが緩んだり車体のブレにつながったり、最悪脱輪する危険性があります。
    本記事では、タイヤ交換時のトルクレンチの必要性やトルクレンチ選びのポイント、使い方をわかりやすく解説します。

    ぜひ参考にしてみてください。

    トルクレンチと一緒に覚えたい締め付けトルクとは?

    トルクレンチと一緒に覚えたい締め付けトルクとは?

    タイヤ交換で必ず聞く用語が「締め付けトルク」です。締め付けトルクとは、タイヤ交換時にナットにかかる締め付ける強さを指します。

    たとえば、日産ノートの締め付けトルクは以下の通りです。

    日産ノートの締め付けトルク

    上記の取扱説明書のように、ホイールナットの締め付けトルクは「108N・m」を指定しています。

    ホイールナットに指定された締め付けトルク以外の強さで締め付けをしても、ネジは緩んでしまいます。トルクレンチを使用する場合は、必ず締め付けトルクを確認してから作業しましょう!

    締め付けトルクについては、以下の記事も参考にしてみてください。

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは?

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは?

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは、ボルトやネジ、ナットなど決まったトルク(締め付け力)で締めるための工具です。トルクレンチは自動車のタイヤ交換の他にもさまざまな場面で使用されています。
    トルクレンチを使用する状況は、たとえば以下の通りです。

    ● 自転車の整備
    ● バイクの整備時
    ● トルクの測定

    上記でわかるように、トルクレンチはさまざまな場面で使用されています。

    タイヤの交換時にトルクレンチが必須な理由

    タイヤの交換時にトルクレンチが必須な理由

    タイヤを交換するときは、必ずトルクレンチを使用してボルトの締め付けが必要です。理由は、メーカーが定めたトルク値に締めることで安全に走行できるからです。

    メーカー指定のトルク値に設定できないまま走行すると、たとえば以下の危険が考えられます。

    ● 締め足りずにタイヤががたつく
    ● 締めすぎてしまいボルトが破損

    上記のように、締め付けトルクは強すぎても弱すぎても危険が伴います。最悪の場合、脱輪する可能性があるため大変危険です。

    トルクレンチが1本あれば、締め付けトルク管理が可能です。安全に走行するためにも、タイヤ交換時はトルクレンチを使用して締め付けをおこないましょう!

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類は主に2つ

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類は主に2つ

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類は、シグナル式と直読式の2つです。

    トルクレンチの種類によって、扱いやすさや重さ、素材が異なります。本章では、タイヤ交換に必要なトルクレンチの種類について解説します。

    ● シグナル式トルクレンチ
    ● 直読式トルクレンチ

    シグナル式トルクレンチ

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類の1つ目は「シグナル式トルクレンチ」です。
    シグナル式のトルクレンチは、既定のトルク値に達すると「カチン」とシグナル音が鳴ることで、ナットが締まったことを確認できる工具です。
    シグナル式にもトルク値の調整が可能なプレセット型と、トルク値の変更できない単能型の、2種類が存在します。

    各トルクレンチの特徴は、以下の通りです。

    メリット デメリット
    プレセット型 トルク値の調整幅が広い 毎回トルク値を調整する
    単能型 トルク値の調整が不要 決まったトルクしか締め付けができない

    直読式トルクレンチ

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類2つ目は「直読式トルクレンチ」です。
    直読式のトルクレンチとは、トルク値を目視で確認しながら作業できる工具です。
    直読式トルクレンチには、プレート型やダイヤル型、デジタル型の3種類あります。

    メリット デメリット
    プレセット型 トルク値の調整幅が広い 毎回トルク値を調整する
    単能型 トルク値の調整が不要 決まったトルクしか締め付けができない

    上記の表でわかるように、プレート型とダイヤル型はトルク数値の確認で使用するため、タイヤ交換で使用するタイプはデジタル型です。
    デジタル型トルクレンチの特徴は、以下の通りです。

    ● 画面上に表示される締め付けトルク値を目視で確認できる
    ● 確実に規定のトルク値で締め付けられる
    ● 規定のトルク値に達したら光やブザー音で知らせてくれる

    上記でわかるように、デジタル型トルクレンチは正確にトルク値を確認できます。
    シグナル式トルクレンチと直読式トルクレンチの特徴を比較すると、以下の通りです。

    トルクレンチ種類 規定トルク確認方法
    シグナル式トルクレンチ ● 「カチン」とシグナル音が鳴る
    ● 目視ではトルク値の確認ができない
    直読式トルクレンチ ● 規定のトルク値に達したら光やブザー音で知らせる
    ● 数値を目視で確認できる

    上記のように、規定のトルク値に締め付けるときに違いがあります。
    お買い求めやすい価格帯から高価な商品まで、多種多様のトルクレンチがあります。

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント

    タイヤ交換に必要なトルクレンチは、車の所有者の目的によって異なります。
    タイヤ交換における、あなたの目的にあった商品を選びましょう。
    本章では、タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイントを解説します。

    ● トルクレンチの種類で選ぶ
    ● トルク値の設定範囲で選ぶ
    ● 使いやすさで選ぶ

    トルクレンチの種類で選ぶ

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント1つ目は「トルクレンチの種類で選ぶ」です。タイヤ交換で使用するトルクレンチは、以下の3種類です。

    トルクレンチの種類 特徴
    プリセット型 トルク値の調整ができる
    単能型 トルク値が決まっている
    デジタル型 目視でトルク値を確認できる

    上記のように、トルクレンチの種類によって特徴が異なります。
    プレセット型や単能型と比較して、デジタル型トルクレンチの本体は高価なため、あなたの目的にあったトルクレンチを選びましょう!

    トルク値の設定範囲で選ぶ

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント2つ目は「トルク値の設定範囲で選ぶ」です。タイヤ交換時の一般的な締め付けトルクは、以下の通りです。

    車両別 トルク値設定範囲
    軽自動車 約80~100N
    普通自動車 約100~120N

    締め付けトルクは車種によって異なるため、車種に合ったトルクレンチを選ぶ必要があります。たとえば、車種別の締め付けトルク値は以下の通りです。

    車種 締め付けトルク
    ハスラー(スズキ) 85N・m
    ハイエース(トヨタ) 100N・m
    アクア(トヨタ) 103N・m
    N-BOX(ホンダ) 108N・m

    上記のように、4台の車は規定のトルク値が異なります。プリセット型やデジタル式トルクレンチは、軽自動車と普通車の規定トルク値範囲を網羅しているためおすすめです。

    一方で、トルク値の設定が手間とお考えの方は、トルク値設定不要の単能型トルクレンチをおすすめします。

    使いやすさで選ぶ

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント3つ目は「使いやすさで選ぶ」です。機能性の高いトルクレンチでも、使いこなせなければ意味がありません。

    たとえば、使いやすいトルクレンチは以下の通りです。

    ● トルク値の設定がしやすい
    ● トルクレンチの重量が軽い
    ● トルクレンチに力が入りやすい

    また、トルクレンチをうまく扱えない理由は以下の通りです。

    ● トルクレンチが高機能すぎてトルク値の設定に時間がかかる
    ● トルクレンチが重すぎて締め付けるとき大変な思いをする
    ● トルクレンチの持ち手が握りにくく力が入りにくい

    上記のように使いにくいトルクレンチを使用すれば、タイヤ交換や締め付けトルク管理に手間を感じてしまいます。タイヤ交換が必要な状況は、たとえば以下の通りです。

    ● 劣化したタイヤを新品タイヤに交換
    ● 夏用タイヤをスタッドレスタイヤに交換
    ● スタッドレスタイヤを夏用タイヤに交換
    ● タイヤのパンクなど不具合によるタイヤ交換

    上記のように、劣化したタイヤを交換したり、タイヤの種類を変更したりと、タイヤ交換する回数はさまざまです。

    タイヤ交換が必要な状況を想定し、あなたに合った使いやすいトルクレンチを選ぶことをおすすめします。

    トルクレンチの一般的な使い方

    トルクレンチの一般的な使い方

    本章では、トルクレンチの中でも一般的な、プリセット型トルクレンチの使い方を解説します。

    1. ロックを解除する
    2. 設定したい締め付けトルク値に合わせる
    3. 解除したロックを戻してソケットを差し込む
    4. 規定のトルク値まで締める

    ロックを解除する

    ロックを解除する

    引用:大橋産業株式会社

    規定トルク値に設定する前に、ロックつまみを半時計回りに回してロックを解除します。

    設定したい締め付けトルク値に合わせる

    設定したい締め付けトルク値に合わせる

    引用:大橋産業株式会社

    トルク値は、主目盛と副目盛りの合計で設定します。たとえば、N-BOX(ホンダ)の場合は以下のように締め付けトルクを調整します。

    N-BOX(ホンダ)締め付けトルク値:108N・m
    主目盛 副目盛
    100N・m 8N・m

    解除したロックを戻してソケットを差し込む

    解除したロックを戻してソケットを差し込む

    引用:大橋産業株式会社

    締め付けトルク値に設定が完了したら、ロック解除したつまみを時計回りに止まるまで回して再度ロックします。
    つまみがとまったら、ボルトとナットのサイズに適合したソケットを差し込みます。
    ソケットの差し込みが甘いとボルトが傷つく可能性があるため、しっかり奥まで差し込みましょう!

    規定のトルク値まで絞める

    規定のトルク値まで絞める

    引用:大橋産業株式会社

    上記のように、締める方向でトルクがかけられるようにレバーを切り替え、規定のトルク値までしっかり締めます。
    締め直しはオーバートルクの原因になるため、注意して締めましょう!

    トルクレンチを使うときのポイント

    トルクレンチを使うときのポイント

    トルクレンチは、規定のトルク値を間違えると危険な走行につながることを忘れてはいけません。規定のトルク値に締め付けできなければ、最悪タイヤがはずれて、大きな事故につながります。

    本章では、安全に走行するためにも、トルクレンチを使うときのポイントを5つ紹介します。

    1. 丁寧に扱う
    2. 「カチン」とシグナル音が鳴るまで締める
    3. 力任せに何度も締めない
    4. 緩める目的で使用しない
    5. 最後の仕上げにトルクレンチを使う

    丁寧に扱う

    トルクレンチを使うときのポイント1つ目は「丁寧に扱う」です。
    「丁寧に扱うのは当たり前」
    「なるべく注意すれば大丈夫」

    このようにトルクレンチを管理している方は、トルクレンチを使うときのポイントを参考にしてみてください。

    先述の通り、トルクレンチは種類問わず精密機械であり繊細な工具です。トルクレンチに強い衝撃が加われば、故障して正確なトルクで締め付けられません。
    強い衝撃が加わりやすい状況は、たとえば以下の場面です。

    ● 使用中に高い位置から落下
    ● むき出しの状態で持ち運び中に物と接触

    上記のように、作業中や持ち運び時は無意識のうちに強い衝撃が加わるかもしれません。
    正確な締め付けトルクをかけるためにも、トルクレンチは丁寧に扱いましょう!

    「カチン」とシグナル音が鳴るまで締める

    トルクレンチを使うときのポイント2つ目は「「カチン」とシグナル音が鳴るまで締める」です。

    トルクレンチは種類によって異なりますが、一般的には規定のトルク値に達すると「カチン」とシグナル音で知らせてくれます。

    音が鳴る前に締め付けをやめるとネジが緩みやすく車体やタイヤのガタつきにつながり、最悪の場合脱輪する危険性もあるため注意が必要です。

    トルクレンチを使用するときは、必ずシグナル音が鳴るまで締め付けを行いましょう!

    力任せに何度も締めない

    トルクレンチを使うときのポイント3つ目は「力任せに何度も締めない」です。
    「シグナル音はなったけど念のためもう1回締めよう」
    「とにかく強く締めれば大丈夫だ」
    上記のような締め付け方を、オーバートルクといいます。
    規定のトルク値以上に締め付けると、タイヤのボルトが以下のような状態になるかもしれません。

    ● 強く締めすぎてボルトが変形する
    ● 車体側にあるボルトが捻じ切れる

    上記のようになると最終的にはネジが緩み、タイヤが車体からはずれる可能性があるため大変危険です。トルクレンチは力任せに何度も締めずに、規定のトルク値に達したら作業を終了しましょう!

    タイヤが規定のトルク値で絞まっているか不安な方は、店舗で確認してもらうことをおすすめします。

    緩める目的で使用しない

    トルクレンチを使うときのポイント4つ目は「緩める目的で使用しない」です。

    理由は、トルクレンチを常用的に逆方向に力をかければ、トルク値が正確に測れなかったり精度が狂ったりと、トルクレンチの破損につながるからです。

    トルクレンチメーカーでは、以下のように説明しています。

    「今トルクレンチで締めた物をそのトルクレンチで緊急的に緩める為の機能」としてあります。今締めたばかりなら手に持っているトルクレンチの容量を越える事は無く、一般的に緩め(戻し)のトルクは締付けトルクより小さい ので、緊急的に緩め(戻し)も可能です。但し緩め(戻し)を常用する場合や、以前締めたねじで締付けトルクが不明な場合や固着(接着剤塗布や焼き付き等)の可能性がある場合には、緩め(戻し)専用工具をご利用ください。


    引用:株式会社東日製作所

    上記のようにラチェット式では逆方向にも利用できますが、メーカーは推奨していません。
    トルクレンチを購入する際は、ホイールナットを緩めるための専用工具も一緒に購入することをおすすめします。

    最後の仕上げにトルクレンチを使う

    トルクレンチを使うときのポイント5つ目は「最後の仕上げにトルクレンチを使う」です。

    タイヤ交換時は、最初からトルクレンチは使用しません。理由は、トルクレンチは最後に規定のトルク値にするために使用するからです。

    たとえば、タイヤ交換時にトルクレンチを使うタイミングは以下の通りです。

    タイヤ交換の手順 使う工具
    1.車体を持ち上げる ジャッキ
    2.ホイールをハブボルトに通す 手作業
    3.手締めする 手作業
    4.仮締めする クロスレンチやL字レンチ
    5.車体を下ろす ジャッキ
    6.本締めする トルクレンチ

    上記の表でわかるように、トルクレンチを使用するタイミングは最後の仕上げのときのみです。
    トルクレンチの締め直しでオーバートルクにならないよう、注意しながら締めましょう!

    トルクレンチの保管方法

    トルクレンチの保管方法

    規定のトルクに締めた後に重要なのが、トルクレンチの管理です。トルクレンチは精密機械であるため、丁寧に保管する必要があります。
    トルクレンチの適切な保管方法は以下の通りです。

    ● トルクレンチ使用後にトルク値は測定最低値の状態に戻す
    ● ハードケースを使用して衝撃から守る
    ● 高温多湿を避ける

    トルクレンチをそのままの状態で保管した場合、以下の不具合が発生するかもしれません。

    ● トルク値が正確に測れない
    ● 埃やゴミが入り込み故障する
    ● 錆が発生する

    上記のような悪い状態のトルクレンチでは、適切な締め付けトルクをかけることはできません。
    適切な締め付けトルクで締め付けるためにも、トルクレンチは大切に保管しましょう!

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ

    本章では、タイヤ交換におすすめのトルクレンチを3つ紹介します。

    1. プレセット型トルクレンチ(京都機械工具)
    2. 単能型トルクレンチセット(京都機械工具)
    3. デジタルトルクレンチ(京都機械工具)

    京都機械工具(KTC)12.7sq.プレセット型トルクレンチ

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ1つ目は「京都機械工具(KTC)12.7sq.プレセット型トルクレンチ」です。

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ1「京都機械工具(KTC)12.7sq.プレセット型トルクレンチ」

    引用:Amazon

    メーカー名 京都機械工具株式会社
    トルクレンチ種類 プリセット型
    トルク値設定範囲 40~200N・m
    適用車種 軽自動車/普通自動車
    本体重量 1.3kg
    素材 ABS
    一緒に使いたいおすすめ商品 京都機械工具(KTC) ホイルナットソケット B38Z-21H

    プリセット型の本商品は、幅広いトルク値に対応しているおすすめの商品のひとつです。
    車体別の規定トルク範囲は、たとえば以下の通りです。

    車体別 トルク幅
    軽自動車 80〜100N・m
    普通自動車 100〜120N・m

    プレセット型トルクレンチは、設定できる締め付けトルクの調整幅が広いため、異なる締め付けトルク値の車を所有する方におすすめの商品です。

    本商品は本体のみ販売しているため、車のサイズに合ったソケットの購入をおすすめします。

    京都機械工具(KTC) 12.7mmホイールナットトルクレンチセット

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ2つ目は「京都機械工具(KTC) 12.7mmホイールナットトルクレンチセット」です。

    wm03イメージ

    引用:Amazon

    メーカー名 京都機械工具株式会社
    トルクレンチ種類 単能型
    トルク値設定範囲 85N・m
    108N・m
    適用車種 85N・m:ハスラー/スペーシア/アルト
    108N・m:フィット/N-BOX
    本体重量 1.3kg
    素材 金属
    一緒に使いたいおすすめ商品 京都機械工具(KTC) 早回しクロスレンチ XH30

    本商品は、締め付けトルク値が調整不要なおすすめのトルクレンチです。以下のような方におすすめのトルクレンチです。

    ● 締め付けトルクの調整が苦手
    ● 毎回締め付けトルクの調整は手間がかかる
    ● 同じ車に乗り続けるから締め付けトルクを調整しない

    本商品は締め付けトルク値が決まっているため、調整の手間はかかりません。

    単能型トルクレンチは、所有している車を長期間使用したり、同じトルク値の車に買い換えたりと、締め付けトルクの設定が不要な方には便利でおすすめの商品です。

    なお、本商品はソケット付きですが、タイヤを緩めるためのレンチは付属していません。ご自身でタイヤ交換する場合は、一緒にクロスレンチやL字レンチの購入をおすすめします。

    京都機械工具(KTC) 12.7SQ 充電式 デジタルトルクレンチ

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ3つ目は「京都機械工具(KTC) 12.7SQ 充電式 デジタルトルクレンチ」です。

    wm03イメージ

    引用:Amazon

    メーカー名 京都機械工具株式会社
    トルクレンチ種類 デジタル型
    トルク値設定範囲 40~200N・m
    適用車種 軽自動車/普通自動車
    本体重量 990g
    素材 ABS
    一緒に使いたいおすすめ商品 京都機械工具(KTC) ホイルナットソケット B38Z-21H

    本商品は、重量1kg以下で操作性がよく、締め付けトルク値を目視しながら締め付けができるおすすめのデジタル型トルクレンチです。
    以下のような方におすすめのトルクレンチです。

    ● 確実に締め付けトルク値になっているか確認したい
    ● 使うなら高機能のトルクレンチを使用したい
    ● 幅広い締め付けトルクに対応したトルクレンチを使用したい

    プレセット型や単能型は「カチン」と音が鳴ることで規定トルク値になったことを確認できますが、本商品は数字を見て確認できるため、確実に指定のトルク値で締められます。

    デジタル型トルクレンチは、目視で確認しながらトルクレンチを使用したい方におすすめの商品です。

    なお、本商品はソケット付きですがタイヤを緩めるためのレンチは付属していません。
    ご自身でタイヤ交換する場合は、トルクレンチと一緒にクロスレンチやL字レンチの購入もおすすめします。

    トルクレンチでよくある質問

    トルクレンチでよくある質問

    本章では、トルクレンチでよくある質問を解説します。

    ● タイヤの増し締めの目安
    ● 締め付けトルクを調べる方法

    タイヤの増し締めの目安は?

    増し締めの目安は、タイヤ交換直後の場合は50〜100kmです。タイヤ交換直後は締め付け力が低下し、ネジが緩む可能性があります。

    また、一度タイヤ交換を実施した後の増し締めの目安は以下の通りです。

    ● 2~3ヵ月後
    ● 5000km

    タイヤ交換時にしっかり規定のトルクで締め付けても、走行中にタイヤのネジが緩む可能性はゼロではないため、トルクレンチを使った定期的な増し締めが必要です。安心して走行するためにも、増し締めは定期的に実施しましょう!

    トルクレンチチェックについては、【定期的なトルクレンチチェック!その頻度はどのくらい??】の記事も参考にしてみてください。

    締め付けトルクを調べる方法は?

    規定の締め付けトルクの確認方法は、以下の3つです。

    ● 説明書
    ● メーカーに直接問い合わせ
    ● ディーラーに直接問い合わせ

    説明書は基本的には車載しているため、すぐに確認できるためおすすめです。

    締め付けトルクを調べることが不安な方は、メーカーや車を購入したディーラーに問い合わせて、確実な情報を聞き取る方法がよいかもしれません。

    簡単に調べられるため、タイヤ交換を検討した段階で締め付けトルク値を確認しておきましょう!

    タイヤワールド館ベストでは増し締め点検も実施しております!

    タイヤワールド館ベストでは増し締め点検も実施しております!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● 車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは?
    ● タイヤの交換時にトルクレンチが必須な理由
    ● 車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類は主に2つ
    ● タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント
    ● トルクレンチの一般的な使い方
    ● トルクレンチを使うときのポイント
    ● トルクレンチの保管方法
    ● タイヤ交換におすすめのトルクレンチ
    ● トルクレンチでよくある質問

    とくに押さえるべきポイントは以下の3つです。

    ● トルクレンチは精密機械なので丁寧に扱う
    ● 締め付けトルクは強すぎても弱くても危険が伴う
    ● トルクレンチを使用したあとでも不安なら店舗に相談する

    トルクレンチはタイヤ交換に必須な精密機械です。一方で使い方を間違えれば、最悪脱輪につながる危険があることも忘れてはいけません。

    タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換だけでなくトルクレンチの増し締め点検も実施しております。お気軽にお問い合わせください!

    カテゴリー
    仙台本店 エンケイ

    軽くてかっこいいホイールはエンケイがおすすめ!セダン・ミニバンにも似合います

    皆さんこんにちは!

    タイヤワールド館ベスト仙台本店です!

    今回は純正ホイールも作っているENKEIにフォーカスし、

    セダンやミニバンに向けた商品を紹介します!

    ENKEIホイールの特徴

    ENKEIホイールといえば、「軽量」「高剛性」「強度」が挙げられます。
    軽量は、ホイールの軽さを意味しています。

    ホイールが軽くなることで、操舵レスポンスが向上したり、燃費がよくなったりします。
    剛性とは、物体に力が加わったときの

    変位のしにくさをいいます。

    高剛性である方が、タイヤから加わる負荷を

    しっかり受け止めてくれるため、

    コーナリング等で安定して走行することができます。
    強度は、簡単にいうと壊れにくさをいいます。

    ENKEIホイールの多くは鋳造ホイールとなりますが、

    鍛造並みの強度を確保することができております。
    このような、3つの要素を可能にしているのが、

    「MATプロセス製法」です。

    イメージとしては、鋳造と鍛造のハイブリッドのような製法をとっております。

    モータースポーツでも通用する強度を保ちながら、

    低コストを実現した製法となっております。

    セダン・ミニバンにおすすめのENKEIホイール5選

    パフォーマンスライン PF07


    7本のスポークが力強さとスポーティさを演出してくれます!
    また、本数の少ないスポークでブレーキの冷却機能もバッチリ!性能的にも申し分ないホイールです!
    サイズによっては、コンケイブフェイスを選ぶこともでき、

    立体感の出る仕上がりになります!

    GTC02


    レーシングモデルをストリートに

    落とし込んだ高性能なホイールです!
    軽量化はもちろん、高いブレーキ放熱性もあり、

    攻めた走行される方にもピッタリ!
    2×6のツインスポークで線の細いスポークは

    美しい仕上がりになります!

    パフォーマンスライン PFM1


    細いY字のロングスポークがきれいなホイール。

    流行りのメッシュデザインです!

    スポークが細かくあることで、応力を分散してくれるため、

    高剛性を可能にしています!

    パフォーマンスライン PF05


    昔ながらの5本スポーク!今でも根強い人気があります!
    力強いスポークでセダンにもミニバンにもいけちゃいます!

    こちらもコンケイブフェイス設定があるため、

    深みのあるデザインがカッコいい!!

    パフォーマンスライン PF09


    シンプルな9本スポークデザイン。

    シンプルながらスポークの曲線がきれいで

    角度をつけて見た時と正面から見た時のイメージが変わる

    デザインとなっています!

    ENKEIのホイールを装着したお客様の愛車写真

    カローラツーリング×GTC02
    レーシーな仕上がりで、ガンメタのボディとマットブラックが

    渋く決まってます!

    インプレッサG4×PF07

    力強い7本スポークがお車のかっこよさをより引き立ててます!

    レガシィB4×PFM1

    流行のメッシュデザインを取り入れた

    上品かつスポーティな仕上がりです!

    プリウス×NT03RR

    細いそぽーくがスポーティさを際立たせています!
    ブルーのボディーと上品なシルバーのホイールがベストマッチ!

    いろんな装着写真が見れる

    インスタやってますのでそちらも是非!!

    まとめ

    今回はENKEIのホイールにフォーカスしてみました!

    ENKEIならではの高性能とスタイリッシュなデザインを

    お車に取り入れてみませんか?

    気になる方はお気軽にご相談ください!