• カテゴリー
    ホイールメーカー ホイールの知識 ライターチーム WORK RAYS weds 共豊 BBS エンケイ マルカ

    【一覧】知っておくべきホイールメーカー17選を大公開!国内から海外の人気ブランドまでご紹介!

    「各ホイールメーカーの特徴を知りたい」
    「スポーツ系からラグジュアリー系など自分の車に合うメーカーが知りたい」
    「ホイールメーカーや商品の選び方は?」

    など、ホイール選びにお悩みの人はいませんか。

    比較的手を出しやすい車のカスタムといえばホイール交換ですが、種類も多く選び方が分からないユーザーも多いはず。ホイールの候補をピックアップするためにも、代表的なホイールメーカーを把握し特徴を掴んでおきましょう。

    本記事では、抑えておくべき国内・海外のホイールメーカーを1つずつ紹介していきます。各メーカー毎の人気モデルも記載していますので、ホイール選びの材料にしてくださいね。

    ホイールメーカーを選ぶためのポイントやコツについても触れていきますので、最後までご覧ください。

    ホイール交換は特徴を出しやすく人気のカスタム

    ホイール交換は特徴を出しやすく人気のカスタム

    ベスト写真館より

    見た目のドレスアップや走行性能を上げるためのカスタムで定番になるのが、ホイールの交換です。

    特に純正ホイールを履いたままのユーザーであれば、ホイールを交換するだけで一気に印象や走り心地が変わる可能性があるでしょう。

    高級ホイールを購入すれば、費用が高額になるカスタムではあるものの、交換する作業自体は難しくなく、工賃もそこまで高い金額にはなりません。

    ホイールメーカーは数多く存在するため、まずはどんなメーカー毎の特徴をチェックしてください。

    アルミホイールメーカーの調べ方

    アルミホイールメーカーの調べ方は、とにかく種類が多いため、ホイールに求めるジャンルや特徴を絞ったうえで調べるのがおすすめです。

    次の項目をイメージしておきましょう。

    ● 価格帯
    ● 特徴
    ● デザイン(雰囲気)

    希望する内容を決めておけば、店舗に足を運んだ際も候補を見つけやすく、比較もしやすいはずです。

    代表的なホイールメーカーだけでも知っておきたいのであれば、後ほど知っておくべき国内・海外のホイールメーカーをピックアップしていますのでご覧ください。

    車のホイールで人気ブランドは国産が多い?

    国内のホイールメーカーは、品質や機能性において評判が非常に高く、世界でも高い評価を獲得しているホイールが数多く存在します。

    例えば、高級ホイールの代名詞ともいえるBBSジャパンは、2022年から2025年の間、F1世界選手権に出場する全マシンにホイール提供する予定です。モータースポーツの最高峰F1においてホイールを独占することになり、国内ホイールメーカーの強さや品質を裏付ける形になりました。

    他にも、エンケイは世界に拠点を構える大企業で、世界でトップのシェアを誇るなど、確かな実績を残している国内メーカーは多数存在します。

    海外でも優れたメーカーは存在しますが、足回りを支える重要なパーツになるホイール選びでは、国内メーカーを主軸に検討しておけば間違いありません。

    知っておくべきホイールメーカーの一覧表(国内メーカー編)

    では、必ず抑えておくべきホイールメーカーを国内メーカー・海外メーカー合わせて16選で紹介していきます。

    国内メーカーをメインに紹介し、注目されている海外メーカーもまとめたので、1つずつ確認していきましょう。

    車に詳しくない方は知らないケースも多いですが、国内ホイールメーカーには世界中から支持を集めるメーカーが多数存在します。

    まずは高い技術力から生まれる以下の国内ホイールメーカーをチェックしておきましょう。

    RAYS(レイズ)

    RAYS(レイズ)

    レイズ公式サイトへ

    人気ブランド ボルクレーシング
    グラムライツ
    ホムラ
    デイトナ
    KCデコール(軽自動車)

    車好きであれば一度は「RAYS」ロゴのホイールに憧れるほど、認知度・人気度共にトップを走るメーカーです。国内での人気に留まらず、品質と信頼性の高さから、海外にも熱狂的なファンが存在します。

    1973年から変わることなく国内生産にこだわり、数々のレーシングカーにも採用され実績を残し続けてきたので、一流メーカーといっても過言ではありません。「鍛造」「鋳造」の両方を得意とし、強靭で強いホイールが売りです。

    また、斬新で洗練されたデザイン性も特徴で、装着すればまるで別人かのように車がドレスアップされます。

    レイズのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    展開しているブランドで代表的な製品は「ボルクレーシング」で、鍛造の最高峰モデルに位置付けされている製品です。他にも、SUVユーザーから絶大な人気を誇る「デイトナ」からも目が離せません。

    ENKEI(エンケイ)

    ENKEI(エンケイ)

    エンケイ公式サイトへ

    人気ブランド WPS
    レーシング
    レーシングエボリューション
    パフォーマンスライン
    all series

    ENKEIは、国内三大ホイールメーカーの一つで、年間2500万本のアルミホイールを製造し、国内だけでなく海外でもトップシェアを誇るメーカーです。

    1950年以降から積み上げた高い技術力によって、モータースポーツ界でも製品を提供しています。マクラーレンF1チームにも提供し、F1だけでなくフォーミュラジャパン、GT、耐久レースなど数多くのジャンルから選ばれるほど信頼性があるといえます。

    磨かれた技術はそのまま製品に生かされるため、驚異的な強さと軽さを兼ね備えたホイールを揃え、数あるホイールメーカーの中でも絶対的な存在です。ダービル鋳造システム、MAT PROCESS(MATプロセス)と呼ばれる独自の技術を持っており、他社には真似できないホイールを製造し続けています。

    また、他メーカーは数年置きにモデルチェンジを実施しますが、エンケイは販売期間が長い傾向があります。新モデルが頻繁に発売されてしまうと、旧モデルは時代遅れ感が出てしまいますが、エンケイであれば長く愛用できるのも強みです。

    ENKEIのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    代表的な製品は「WPS」で、エンケイの最高級ホイールとして君臨しています。一般ユーザーがおしゃれで使いやすいホイール「all series」といったモデルもあるため、スポーツカー以外にも装着できる製品も購入可能です。

    エンケイについて詳しい内容はこちらでも解説しています。

    WORK(ワーク)

    WORK(ワーク)

    ワーク公式サイトへ

    人気ブランド エクイップ
    エモーション
    マイスター
    ランベック
    グノーシス
    ジースト

    創業当初からモデル「Equip(エクイップ)」が大ヒットを記録し、認知度を一気に広めたメイドインジャパンメーカーです。

    WORKといえばデザイン性の高さが評判ですが、スポーツカーから一般車までどんな車のスタイルにも合わせられるモデルの多さに評価も集めています。

    また、フォーミュラやGTにもホイールを提供し、悪走路をどんなに走っても破損しないうえに結果も残すとして、品質や機能性は世界からも評判です。世界の中でも最も過酷と言われるメキシコのバハ1000にて、WORKの一般向けモデルのホイールを装着した車が破損せず優勝するという驚異の戦績も残しています。

    レースで積み上げた経験から、WORK独自の技術「ワーク・ソリッド・リム」は各モデルに伝承され、強固で軽量なホイールの開発に成功しています。

    ワークのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    WORKの代表的な製品は、スリーピース構造で長年に渡って人気が続いている「エクイップ」、「エモーション」「マイスター」といったアルミホイールの中でも認知度の高いブランドを展開中です。

    KYOHO(キョウホウ/共豊)

    KYOHO(キョウホウ/共豊)

    キョウホウ公式サイトへ

    人気ブランド AME
    byAME
    エンケイチューニング
    レーベンハート

    共豊コーポレーションは自己ブランドを貫き、自動車用品業界を常にリードしているアルミホイールの会社です。

    『AME』をはじめ、『by.AME』、『エンケイ チューニング』と、コストパフォーマンスに優れているホイールから、上級なドレスアップホイールまで軽自動車~大型ミニバンと様々な車種に対応したホイールがラインナップされています。

    共豊のホイール装着画像

    ベスト写真館より

    装着画像は「AME」のシュタイナーで、華やかなメッシュデザインと奥行き感のある深リム、専用設計のピアスボルトがオシャレでカッコイイです。

    MID(マルカ)

    MID(マルカ)

    MID・マルカ公式サイトへ

    人気ブランド RMP
    ユーロスピード
    シュナイダー
    ナイトロパワー

    マルカサービスは、車のアルミホイール、機能用品の卸売業、企画、開発を行う企業で、タイヤとセットで販売されることが多く、カー用品店では当たり前に見かけるほどメジャーなホイールです。

    「ホイールを作る過程すべてにおいて世界基準で高品質を目指す」というプロジェクト、「MID」(「MID」とはMaruka Intelligent Designの略称)が特徴で、「MIDホイール」として広く知られています。

    安全性とデザイン性の両方にこだわり、クオリティーを最大限高めたホイールは多くの方から支持されています。

    マルカ・MIDホイール装着画像

    ベスト写真館より

    装着画像はナイトロパワーのH12ショットガンで、リフトアップも行っています。オフロードうけ抜群です。

    SSR

    SSR

    SSR公式サイトへ

    人気ブランド GT
    プロフェッサー
    フォーミュラ
    ディバイド
    スピードスター

    SSRは30年以上モータースポーツに携わり、独自の技術と開発力でポテンシャルの高いホイールを送り出し続けているメーカーです。レースで培われた経験や知識をそのまま市販品の開発に使用し、とにかくクオリティの高いホイール開発に挑戦し続ける、こだわり派メーカーといえます。

    ここまで他社を寄せ付けないポジションを勝ち取れたのも、市販品のクオリティがあまりにも高く、高性能ホイールを提供し続けているからでしょう。SSRはレースで供給するホイールと市販品のホイールが同じスペックになっているため、一般ユーザーでも高性能のホイールを体験できます。

    そもそもレースの参加も、ホイールのクオリティを向上させるためにチャレンジしている側面もあるようです。それだけ、品質や性能にこだわりを持っているメーカーという裏付けでもあります。さらに、JWL基準を超える独自の厳しい品質基準を設けているので、安全や品質についても申し分なしです。

    SSRのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    SSRの代表的な製品は、「GT」、「エグゼキューター」、「プロフェッサー」など、展開しているバリエーションは多く、どんな一般ユーザーでも自分の車に合うホイールを見つけられます。

    ※JWL基準とは、「Japan Light Alloy Wheel」という言葉の略で、軽合金ホイールに関する基準を定めたものです。WL基準は、軽合金ホイールの設計や製造に関する様々な要件を指定しており、これに従って製造されたホイールは安全性や耐久性が確保されることが期待されています。

    ウェッズ

    ウェッズ

    ウェッズ公式サイトへ

    人気ブランド クレンツェ
    マーベリック
    レオニス
    ウェッズアドベンチャー

    ウェッズは1969年から続く日本最古のホイールメーカーで、知る人ぞ知る国内ホイール界のパイオニアと呼ばれています。

    現代ではRAYSやWORKが日本を代表するホイールメーカーですが、そもそも国内でアルミ鍛造3ピースホイールを初めて世に送り出したのはこのウェッズです。日本の歴史を作ったとも言われ、根強いファンが多く存在します。

    強度・軽量・デザインの3つを高品質に仕上げるAMF製法と呼ばれる独自の高い技術力によって、ハイクオリティの製品を揃えています。また、マーケティングにも長けていて、トレンドに合わせた9ブランドを展開し、幅広い層を取り囲むことに成功しているメーカーです。

    ウェッズのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    ウェッズの代表的な製品は、幅広い車種向けにラインナップを揃えるクレンツェや上品さが漂うデザインのマーベリックがあります。

    ウェッズについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

    YOKOHAMA WHEEL(ヨコハマホイール)

    ヨコハマホイール

    ヨコハマホイール公式サイトへ

    人気ブランド ADVAN Racing GT
    ADVAN Racing TC-4
    SUPER ADVAN Racing Ver.2

    YOKOHAMA WHEEL(ヨコハマホイール)は、タイヤメーカーとして認知されている横浜ゴムが展開するホイールブランドです。さまざまなレースにタイヤを提供してきたメーカーだからこそ、高い知識と技術をホイール開発にも応用しています。

    当然ながら、抜群の強度と軽さがあるホイールに仕上がった製品が多いですが、ヨコハマホイールが支持を集める理由にはデザイン性の高さにもあります。

    元レーサーの荻原修氏が開発に加わり、デザインの美しさにとにかくこだわり、多少のコストがかかってもデザイン性を重視するメーカーとしてファンを獲得してきたメーカーです。クルマのドレスアップには最適なモデルも多く、高級感を意識したいユーザーからの満足度も高いといえます。

    ヨコハマのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    YOKOHAMA WHEELの代表的な製品は、なんと言っても「ADVAN(アドバン)」シリーズ。高い性能かつ力強くダイナミックな印象を持たせしてくれるホイールとして君臨しているモデルです。

    デルタフォース

    デルタフォース

    デルタフォース公式サイトへ

    人気ブランド OVAL(オーバル)

    デルタフォースは、アウトドアやオフロード好きなら必ずチェックしておくべきホイールメーカーです。近年、アウトドアブームもあってオフ系ホイールは人気を集めていますが、その中でも頭一つ飛び抜けて人気を集めているといえます。

    デルタフォースといえば、「OVAL(オーバル)」モデルが代名詞で、車種専用設計を採用し、ハイラックスやジムニーなど人気車種用にラインナップが揃っています。オフロードスタイルとアウトドアを感じるミリタリーテイストが混ざり、唯一無二のデザイン性が特徴です。カラーに関しても、アウトドアユーザーに向けたカラーのみを展開し、一貫性を極めた製品として仕上がっています。

    デルタフォースのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    ハイラックス、ランドクルーザー、ジムニー、ハイエースなどアウトドア車を最高に「アゲる」ホイールを選ぶなら、デルタフォース一択かもしれません。

    ブリヂストン

    ブリヂストン

    ブリヂストン公式サイトへ

    人気ブランド バルミナ
    ポテンザ

    ブリヂストンといえばタイヤのイメージですが、実はアルミホイール製品も展開し、歴史も古いです。ブリヂストンのタイヤは、性能の高さから世界の中でもシェア率は高いですが、車のトータルサポートとしてホイールも提供しています。

    タイヤ同様、安全性をとことん追求し、強度・軽さ・精度にこだわった製品を開発し続けているメーカーです。

    ブリジストンのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    ブリヂストンで代表的な製品は「バルミナ」で、幅広い層がスタンダードに履けるホイールとして多くのユーザーを獲得しています。軽自動車からミニバンまで車種を選ばず、履きやすいデザインが多いので、一般ユーザーであれば安全性も安心できる「バルミナ」は候補に入れて損はないでしょう。

    ホットスタッフ

    ホットスタッフ

    ホットスタッフ公式サイトへ

    人気ブランド トラフィックスターフォージド
    クロススピード
    マッドクロス

    ホットスタッフは福岡県に拠点を置くメーカーで、ドレスアップに向けたデザインのモデルを多く販売し、一般ユーザーからカスタムユーザーまで幅広い層に対応できる製品を揃えています。

    ホットスタッフのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    どのモデルもデザインは尖りすぎずシンプルな雰囲気でありながら、車に装着すればスタイリッシュで美しい雰囲気を漂わせてくれるのでドレスアップ目的には最適です。

    価格設定が中堅クラスで購入しやすい点も支持されています。

    クリムソン

    クリムソン

    クリムソン公式サイトへ

    人気ブランド MG
    DEAN(ディーン)
    BARBERO(バルベロ)

    クリムソンといえば、SUVや四駆車ユーザーから支持を集めているホイールメーカーで、迫力あるデザインのモデルが非常に人気です。したがって、大型車向けメーカーと思われがちですが、ジムニーなどの車種にも履かせられる製品も揃えています。

    クリムソンの魅力は迫力感だけでなく、どこかクラシカルでおしゃれな雰囲気を漂わせるモデルも揃え、女性からも好まれるメーカーとしてシェアを拡大しています。特に、「ディーン クロスカントリー」は街中で見かけることも多く、つい二度見してしまうユーザーも多いはず。

    クリムソンのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    シリーズによってデザインの雰囲気が一気に変わり、種類も多いのでお気に入りのホイールがクリムソンなら見つかるはずです。

    RSワタナベ

    RSワタナベ

    RSワタナベ公式サイトへ

    人気ブランド エイトスポークBタイプ
    エイトスポークRタイプ
    エイトスポークF8タイプ

    RSワタナベは車好きなら多くの人が知っているホイールメーカーで、あのイニシャルDの主人公、藤原拓海の愛車にも装着されていました。

    元々はレーシングカーを製作していた会社で、コースレコードをいくつも所持するほど技術力があったため、その技術力を生かして1972年にホイールメーカーとしてスタートしています。

    RSワタナベのホイール装着画像

    RSワタナベHPより

    RSワタナベではトレンドに流されることなく、1ピース製鋳造ホイールを作り続け、8スポークといえばRSワタナベと言われるほどです。貫き通したデザインは飽きることなく、一度履いてしまえば変えられない魔力も感じます。

    イニシャルDの効果もあり、旧車=RSワタナベと不動の地位も獲得している状態です。

    BBS

    BBS

    BBS公式サイトへ

    人気ブランド BBS LM
    BBS LM-R
    BBS SUPER-RS

    BBSはフェラーリF1チームにも製品を提供する品質と信頼性が高いホイールメーカーです。

    今や多くのメーカーで鍛造アルミホイールの製造は定番ですが、鍛造アルミホイールを世界に広めたのはBBSであり、パイオニアと言われています。

    知らない方も多いですが、実はBBS自体はドイツで始まった会社で、1971年に富山県で高品質な鍛造アルミ製品を製造していたワシマイヤー株式会社と提携し、BBSジャパンが誕生しています。したがって、BBSの鋳造ホイールはドイツで製造、鍛造ホイールは富山県で製造しているため、海外と国内両方を拠点にしている独自のメーカーです。

    BBSのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    世界トップクラスの技術力で製造されるだけに価格は高めの設定。しかし、「強くてしなやか、そして軽い」という他にはない特性を持っている鍛造ホイールは一度試す価値はあります。

    BBSについてはこちらでも詳しく解説しています。

    知っておくべきホイールメーカーの一覧表(海外製造編)

    国内だけじゃなく、海外にも品質やデザイン性が高いメーカーは数多く存在します。

    本記事では、チェックしておくべき3メーカーに絞って紹介していきます。

    OZ Racing

    OZ Racing

    OZ Racing公式サイトへ

    人気ブランド OZ ATELIER FORGED
    OZ RACIMG
    MSW

    OZ Racingcはイタリアを代表するメーカーで歴史も長く、数々のトップレーシングチームから採用されてきたホイールメーカーです。

    現在もフェラーリ、メルセデス、ルノー、アルファロメオなどF1チームがこぞってOZ Racingを指名している状況で、品質の高さが伺えます。

    常にトップを走り続けたホイールメーカーが、最先端の技術を使って一般ユーザー向けのホイールも開発しています。カスタムが好きな人やモータースポーツが好きな人であれば、一度は手にしてOZ Racingの凄さを体験するべきでしょう。

    なんと一部のモデルでは、オーダーメイドで制作も可能です。自分だけのカスタム車を作りたいこだわり派にはぜひおすすめします。

    OZレーシングのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    OZ Racingの代表的な製品は、「OZ RACING」で100%イタリア製で、OZ Racingの技術力をダイレクトに生かした高性能・高品質のアルミホイールです。

    KMC

    KMC

    KMC公式サイトへ

    人気ブランド KM718 SUMMI
    XD ロックスター
    KM542 IMPACT

    KMCはオフロード界の中でも絶対的な存在として君臨し、アメリカらしい見た目のパワフルさと頑丈な設計、軽量さで世界中にファンがいるホイールメーカーです。

    とにかく存在感が抜群で、装着してしまえば一瞬で車が「ゴツくてイカつい」雰囲気に変貌します。国内でもオフローダーから絶大な人気を集めて、カスタムを楽しむユーザーが多いホイールです。

    KMCのホイール装着画像

    KMCのHPより

    見た目だけでなく、性能の高さも間違いありません。オフロードレースへホイールの提供もしており、過酷な路面でも耐えられる技術力の高さは実証済みです。

    ランドクルーザー、FJクルーザー、ラングラー、キャデラックなど迫力ある車との相性は抜群なので、SUV・RVユーザーはチェック必須でしょう。

    スーパースター

    スーパースター

    スーパースター公式サイトへ

    人気ブランド ロデオドライブ
    ピュアスピリッツ
    レオンハルト

    スーパースターはホイールメーカーの老舗であり、鍛造3ピースホイールという代名詞を確立したメーカーです。

    ランドクルーザーといった大型SUV向けのホイールが強みで、数々のドレスアップホイールを生み出してきました。見た目から分かる豪華で華やかなデザインは、車の印象をガラッと変えるホイールとして最適です。

    スーパースターのホイール装着画像

    ベスト写真館より

    その分、価格は高く高級アルミホイールの分類に入るメーカーともいえます。ただし、最近は1ピースホイールも手がけ、これまでの路線と比べれば若干安価なモデルも製造しているので、これまで手が出せないと考えていたユーザーにもおすすめのメーカーです。

    どのホイールメーカーを選べばいいか分からないときは?

    クリムソン

    ホイールメーカーを選ぶとなると、車に詳しい人以外は正直迷ってしまうのではないでしょうか。

    まず大切なことはホイール選びで重視する点を明確にすることが大切です。例えば重視するポイントは次の通り。

    ● ブランド力
    ● 価格
    ● 性能
    ● 重量
    ● 耐久性
    ● デザイン

    これらを総合的に判断して、自分の車に最適なメーカーと製品を選ぶのがベストです。

    とはいえ、「性能や耐久性の違いは分からない」といった人もいると思います。そんな時は、車のプロである専門家に聞いてしまうのが近道です。

    どんなホイールが欲しいのか、予算はどれくらいなのかを伝えて、愛車にぴったりのホイールをピックアップしてもらいましょう。プロが選んだホイールであれば安心して車にも乗っていただけると思います。

    ホイールのことならタイヤ&ホイールの専門店であるタイヤワールド館ベストにおまかせ

    ホイールのことならタイヤ&ホイールの専門店であるタイヤワールド館ベストにおまかせ

    タイヤワールド館ベストは北海道と宮城・岩手を合わせて、11店舗展開しています。お客様の要望に合わせたホイールを提案できる優良店として、多くの方から高評価を獲得していますので、ぜひお近くであれば足を運んでお気軽にご相談ください。

    もし、お近くのカーショップで欲しいホイールが見つからない、もっとたくさんの在庫の中からホイールを選びたいといった方であれば、オンラインショップの方もチェックしてみてください。

    豊富な在庫数を揃え、人気メーカーから少しマイナーなメーカーまで幅広く商品を揃えています。メーカー別の検索機能はもちろんですが、車種別にマッチするホイールを検索できる機能もあり、誰でも探しやすいオンラインショップとしてもおすすめです。

    また購入するだけでなく、ネット上でホイールの取付まで手配ができるワンストップサービスが用意されています。全国に約4,000の提携店舗があるため、お住まいの近くで取付可能です。当日、車を指定場所に持っていくだけで交換できてしまうので、面倒な手間は一切ありません。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    ホイールを購入する際は一度オンラインショップもチェックしてくださいね。

    カテゴリー
    ホイールの知識 ライターチーム カスタムその他

    インセット40と45の違いは?変更時のメリット・デメリットや許容範囲も解説

    ホイールのインセットの変更を検討しているけれど、「インセット40と45の違いがわからない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

    ドレスアップの定番である「ツライチ」には、インセットの変更は外せません。

    本記事では、インセット40と45の違いをわかりやすく解説します。インセット数値を下げることで得られるメリットやデメリットもお伝えするので、変更後のイメージがつかみやすくなります。

    足回りのカスタマイズを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

    ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

    ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

    ホイールのインセットとは、ホイールを横から見たときに、リムの幅(タイヤがはまる部分)の中心からホイールを車体に取り付ける面までの距離を表す数値のことを指します。

    ホイールの取り付け面がリム幅の中心にあれば「ゼロセット(0)」、中心より外側にあれば「インセット(+)」、内側にあれば「アウトセット(-)」と表記されます。

    インセットイメージ

    参考:ブリヂストン

    リムの中心より内側 リムの中心 リムの中心より外側
    アウトセット(-) ゼロセット(0) インセット(+)

    ホイールのサイズ表記では、一番後ろにある数値がインセットの数値です。

    たとえば、ホイールサイズが「16 61/2 J 5 114.3 48」なら、インセットの数値は「48」となります。ホイールの取り付け面が、リム幅の中心から48mm外側にある、という意味です。

    インセットの数値は、大きくなるほどホイールは車体の内側に入り、小さくなる(0に近づく)ほど外側に出るので、ツライチを目指すのなら数値を下げていくことになります。

    現在は「インセット」ですが、2008年7月11日以前は「オフセット」といわれていました。これは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)から国際基準に合わせようと呼びかけがあり、名称が変更になったためです。

    インセットとオフセットの意味は同じです。

    正しくは「インセット」ですが、オフセットと呼ぶ人も多く、どちらの呼び方でも伝わるでしょう。

    どう変わる?インセット40と45の違い

    どう変わる?インセット40と45の違い

    インセット40と45の違いについて解説します。

    ● インセット40
    ● インセット45

    5mmの違いなら、乗り心地に大きな差は出にくいでしょう。ホイールや車種によって異なりますが、主に変化するのは見た目です。

    それぞれ解説します。

    インセット40

    インセット40とは、ホイールの中心から取り付け面が40mm外側にある状態のことです。インセット45と比べると、ホイールは外側に出ていることになります。

    理論上では、ホイールが5mm外側に出るので、インセット45よりもツライチに近づきます。

    インセット45のホイールを装着したときと比較すると、車種によってはかなり外側に出ている印象です。人によって見え方は異なるものの、イメージはガラッと変わります。

    インセット40は45よりも、スポーティーな足回りを演出できるでしょう。

    インセット45

    インセット45とは、ホイールの中心から取り付け面が45mm外側にある状態のことです。インセット40と比べると、ホイールは内側(車体側)に入っていることになります。

    理論上では、ホイールが5mm内側に入るので、インセット40よりフェンダーとのすき間が広くなります。

    車種にもよりますが、インセット40のホイールを装着したときよりも、フェンダーとの距離にだいぶ余裕がみられる印象です。

    ギリギリを攻めるツライチよりも、フェンダーとのすき間にある程度空間がほしい人は、インセット45を選ぶといいかもしれません。

    ただし、実車では5mm以上の差が出る可能性もあります。車種やホイールによって変化するので、必ず5mmの差が出るとは考えにくいでしょう。

    インセット数値を下げるメリット・デメリット

    インセット数値を下げるメリット・デメリット

    インセット数値を下げることで得られるメリットと、考えられるデメリットを解説します。

    足回りをツライチに近づけるためには、インセット数値を下げる(0に近づける)必要があります。数値を下げることでどのような変化があるのか、良い面だけでなく悪い面も理解しておきましょう。

    メリットはドレスアップ効果や走行性能の向上

    主なメリットは以下の2つです。

    ・ドレスアップ効果
    ・走行性能の向上

    インセットの数値を下げ、ツライチに近づける最大のメリットは、ドレスアップ効果を得られることです。

    ホイールとフェンダーの面がそろうことで、レーシングカーのような迫力ある足回りを演出できます。ドレスアップの王道といっても過言ではありません。

    ホイールの存在感を引き出し、おしゃれな足元を楽しめます。

    また、走行性能の向上が期待できます。ホイールを外側に出すことで、トレッドの距離が広がり、コーナリングでグッと踏ん張る力が増すこともメリットです。

    ※トレッドとは、左右のタイヤの接地面の中心から中心までの距離のことです。

    デメリット

    反対に、ツライチにはデメリットもあります。主なデメリットは以下の3つです。

    ・干渉の危険性
    ・ボディに傷がつきやすくなる
    ・乗り心地や燃費が悪化する

    ホイールをあまりにもフェンダーギリギリの位置に設定すると、ボディに干渉してしまう可能性があります。

    走行中にフェンダーを巻き込んでしまうと、ホイールに傷がついたり、フェンダーが変形して走行できなくなったりと非常に危険です。

    フェンダーとのすき間が少なくなることで小石や泥などをかきあげ、ボディに汚れや傷がつきやすくなる恐れもあります。

    また、インセットを下げると同時にタイヤの幅を広げた場合は、乗り心地や燃費の悪化も考えられます。

    スタイリッシュな見た目と引き換えに、さまざまな短所があることも理解してカスタマイズを行うようにしましょう。

    インセットの計算方法

    インセットの計算方法

    インセットの計算方法を解説します。慣れていない人には少し難しく感じるかもしれませんが、手順はシンプルです。

    糸、おもり、ものさし(端に余白がないもの)を準備し、以下の流れで行います。

    1. ホイールのサイズを確認する
    2. フェンダーとホイールの距離を測る
    3. 測った数値からインセットを計算する

    ホイールのサイズや車種が同じでも、車は1台1台違います。必ず実車で確認し、自己責任で行うようにしてください。

    インセットの許容範囲は?

    インセットの許容範囲は?

    インセットの変更には許容範囲があります。安全に走行するためにも、必ず把握して行うようにしましょう。

    主に気をつける点は、以下の2つです。

    ● フェンダーより外にはみ出さない
    ● 足回りの部品に干渉させない

    1つずつ解説します。

    フェンダーより外にはみ出さない

    インセット数値を下げてツライチに近づけるとき、ホイールがフェンダーからはみ出さないようにしましょう。

    ホイールがフェンダーからはみ出してしまうと、車検に通らない可能性があるからです。

    厳密には、タイヤ側面のラベリングとホイールリムを保護するためのリムガードは、10mm未満の場合に限り、はみ出しは許容されています。(道路運送車両の保安基準 第178条(車枠及び車体))

    しかし、その他の部分では、はみ出しは認められていません。ホイールやホイールナットがはみ出すと、車検に通らないだけでなく走行中も危険だからです。

    はみ出した部分が接触してハンドルをとられたり、事故を起こしたりする可能性もあります。

    わかりやすくいうと、扇風機のカバーを外してスイッチを入れている状態です。羽の部分がむき出しで回転しているのは、非常に危険です。それと同じことがいえます。

    自分だけでなく周りにも危険が及びます。注意してカスタマイズを行いましょう。

    足回りの部品に干渉させない

    気をつけなければいけないのは、見える部分だけではありません。車体側、つまりホイールの内側にあるサスペンションやブレーキの部品に干渉しないように注意が必要です。

    たとえば、サイズは同じホイールで、インセットの数値だけを40から45に変更したとします。ホイールを取り付ける位置が5mm内側に入るので、その分ホイールと足回りの部品の距離がせまくなります。

    内側のすき間を確認せずに、サスペンションやブレーキなど足回りの主要部品とホイールが干渉してしまうと、走行に支障が出るからです。

    ブレーキやサスペンションはもちろんですが、インセット数値の変更時には干渉しやすいナックル(車体とつなぎ車輪を支え方向を変える部品)とのすき間を測っておくようにしましょう。

    取り付け時に問題なく、走行してハンドルを切ったり段差を超えたりしても干渉がないか、足回りの部品に注意してください。

    インセットを変更するときの注意点

    インセットを変更するときの注意点

    車には個体差があります。たとえ車種が同じで、ホイールのサイズとデザインが同じものでも、必ず数値が一致するとは限りません。

    前後と左右でも、測った数値が異なる場合もあります。車は左右対称ではなく、エンジンやミッションなどの重い部品も均等に配置されているわけではないからです。

    足回りの部品をカスタマイズして車高が変わっていたり、タイヤの種類によって変わったりすることも考えられます。

    たとえ同じ車種の情報があったとしても、自分の車と同じ数値になる保証はありません。必ず実車で数値を測り、自己責任で行うようにしましょう。

    また、インセットの変更に自信がない人は専門家を頼るのも1つの方法です。
    お近くの方は、当店にぜひご相談くださいね!

    足回りのカスタマイズは、少しのミスでも大きな事故につながる恐れがあります。走る、曲がる、止まるを繰り返し行い、負荷がかかる部分だからです。

    インセットを変更したいけれど知識に不安がある人は、無理に1人で行わずプロに相談することをオススメします。

    微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

    微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

    ホイールのインセットを調整したものの、「あと少しのすき間が気になる」といった場合もあると思います。そんなときは、「ホイールスペーサー」を利用して調整する方法もあります。

    ホイールスペーサー

    参考:ハブリング付きスペーサー/DIGICAM

    ホイールスペーサーとは、車体(ホイールを取り付ける部分)とホイールの間にはさむ円形の金属です。間にはさむことで、厚みの分だけホイールを外側に出せます。

    サイズ設定も豊富で、1mmから選択できます。外に出せるギリギリまでホイールのインセットを調整し、微調整をホイールスペーサーで行うことも可能です。

    10mm以上厚みのあるものは「ワイドトレッドスペーサー」といい、円形の金属にハブボルトが一体になっています。

    車体についているハブボルトに固定して使用するタイプで、ホイールスペーサーと見た目は異なりますが、同じ目的の部品です。

    間にはさむだけでインセットを調整できる手軽さは魅力ですが、ホイールスペーサーにはデメリットもあります。

    本来、車体とホイールの間には部品がはさまっていない状態です。そこにホイールスペーサーをはさみ込むと、ホイールナットを取り付けるハブボルトへのかみこみがどうしても浅くなってしまいます。

    その結果、走行を繰り返すとホイールナットに負荷がかかり、緩みやすくなる可能性もあります。装着時にあまりにもかみこみが浅い場合は、ハブボルトの交換が必須です。

    インセットを調整するときは、できるだけホイールサイズの変更で対応することをオススメします。

    ぴったり合うサイズのホイールがなかった場合や、どうしてもすき間をうめたい場合、補助的な使用を検討してみましょう。

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    インセット40と45では、主に見た目が変化します。5mmの差なら、乗り心地に大きな違いはないでしょう。

    インセット数値が小さくなる(0に近づく)ほどホイールが外側に出て、大きくなるほどホイールが内側に入り込みます。

    足回りのドレスアップでツライチを目指すのなら、インセットの数値を下げていくことになります。

    車種にもよりますが、フェンダーとホイールのすき間に余裕がほしい人はインセット45、攻めたカスタマイズをしたい人はインセット40を選択するといいかもしれません。

    インセットを変更するメリットとデメリットも理解して、許容範囲で足回りのドレスアップを楽しんでください。

    インセットの変更でホイールを交換するのなら、タイヤワールド館ベストがオススメです。さまざまなサイズのホイールを取り揃えており、デザインの種類も豊富です。あなたの好みに合ったホイールが見つかりますよ。

    オンラインからの注文も可能です。ぜひチェックしてみてくださいね。

    カテゴリー
    ホイールの知識 泉八乙女

    ノーマルリムからフルリバースリムまで!ホイールのリムの選び方とメリデメ解説

    ホイールのピースについてお話したことがありますが、「リム」もドレスアップにつながってきます。そもそもリムとはどんな役割を持っているか知っていますか?
    今回はホイールのリムについてお話していきます!

    ホイールの【リム】とはどの部分?

    車のホイールはわかっていても「リム」と言われると?となる方も少なくありません。ホイールのリムとはこの部分の事です。

    ホイールのリムとは、タイヤを適切に保持するための部分です。車輪の全体的な形状を支えるための堅い性質を持った輪っかのことであり、タイヤが外れないように固定する役割を果たしています。

    一般的に、ホイールのリムは装飾的な要素を含んでいます。例えば、カラーが施されていたり、ピアスボルト風の飾りがついていたり、段がついていたりします。これらのデザインは、3ピース構造で多く見られるアウターリムと呼ばれるカテゴリに属します。

    ホイールのリムは3種類あるのをご存じですか?

    ノーマルリム

    ノーマルリムは、ホイールの基本となる構造。 インナー側のスペースが広くなっている構造です。

    ワーク公式サイトより

    【メリット】ノーマルリムは、ホイールの基本となる構造であり、インナー側のスペースが広くなっています。これにより、ディスクローター径の大きいブレーキ装着車にとって有利です。また、エアボリュームを多く確保できるため、段差などのショックを吸収しやすく、乗り心地が良くなります。

    【デメリット】ディスクが小さくなり見た目に迫力を感じづらいかもれません。

    ステップリム

    ステップリムは、リバースタイプでありながら、アウター面に施されたステップデザインが決め手のリム構造。フルリバースリムにノーマルリムの特徴を付け加えた形です。

    ワーク公式サイトより

    【メリット】強度を高めつつ、より薄く・軽量な設計が可能となります

    【デメリット】ディスクが小さくなるため、見た目に迫力を感じづらいかもしれません。

    フルリバースリムは、ノーマルリムを逆(リバース)にした構造がフルリバースリムです。ディスク面が大きくとれる構造になっています。

    ワーク公式サイトより

    【メリット】ディスク面が大きくとれるため、大口径に見せることが可能です

    【デメリット】タイヤホイールエアボリュームが少なくなるため乗り心地が悪くなります。

    リム幅とインセットのバランスの調整方法

    ホイールのデザインや大きさだけで決めるのではなく、車との相性を調べてマッチングをするのが素敵なドレスアップに繋がります。車両やタイヤに応じてホイールの幅やインセットを調整することが大切です。

    【タイヤにあったリム幅】
    性能や見た目によってノーマルよりも太いタイヤを選ぶことが多いです。選んだタイヤの太さによって装着可能なホイールのリム幅が決まります。
    【インセット値】
    車体にあるブレーキキャリパーやフェンダーとの関係を確認しなければいけません。車体からはみでてしまったり、フェンダー内側やブレーキキャリパーへ干渉してしまう恐れがあります。バランスをよく考えたうえでインセット値を割り出します。※タイヤやリム面がフェンダーからはみ出していると道路交通法違反となります※

    マッチングのことならタイヤワールド館ベストにお任せ下さい!

    S660

    エモーションZR10  1560 AZW ノーマルリム

    カローラスポーツ

    エモーション T5R 2P ステップリム

    30系アルファード

    VS-XV ステップリム

    まとめ

    ホイールを購入する際は、見た目のデザインだけではなく、「構造」にも目を向けると、ホイール選びが一層楽しくなるのではないでしょうか。また、車種によっては、合う合わないがありますので、「欲しい!」と思ったホイールを見つけたら購入する前に是非ご相談ください!実際にリム違いで装着しても、パっと見て違いが区別付かない様にも見えますが、目の付け所によって印象が違います。装着する車、価格、デザインを考慮して自分の納得のいくホイールを見つけてくださいね。

    カテゴリー
    ホイールの知識 ライターチーム カスタムその他

    ホイールのオフセットの計算方法とは?許容範囲や注意点もあわせて解説

    ホイールのサイズを変更してツライチを目指すときに、必要なのが「オフセット」です。オフセットの数値によってホイールの取り付け位置が変わり、見栄えにも大きく影響します。

    しかし、「オフセットの計算方法がよくわからない…」と思っている人も多いのではないでしょうか。

    本記事では、ホイールオフセットの計算方法をわかりやすく解説します。許容範囲や注意点もお伝えするので、見落としがちなミスを防げるでしょう。

    ツライチは足回りのカスタマイズに欠かせない要素です。ホイールを交換してドレスアップを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

    オフセットとは?インセットもあわせて解説

    オフセットとは?インセットもあわせて解説

    オフセットとは、ホイールを横から(車に取り付けた状態からだと真上から)見たときのリム幅の中心位置から、ホイールを車体に取り付ける面までの距離を表した数値のことです。

    オフセットは、2008年7月11日以降、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が国際基準に合わせようという呼びかけがあり「インセット」に変更されました。

    ※しかし、現在でもオフセットと呼ぶ人が多くいることから、本記事では「オフセット」と表記いたします。

    オフセットは、ホイールの取り付け面がリム幅の中心に位置していれば「ゼロセット(0)」、中心より内側にあれば「アウトセット(-)」、外側にあれば「インセット(+)」と表示されます。

    ホイールの取り付け面が…

    リム幅の中心 中心より内側 中心より外側
    ゼロセット(0) アウトセット(-) インセット(+)

    ホイールサイズの一番後ろに表記してある数字がオフセットで、たとえば「15×61/2 J 5 114.3 50」だと、「インセット50」という意味合いです。

    つまり、ホイールの中心から車体に取り付ける面が50mm外側にあると表記されています。

    オフセットの数字が大きいほどホイールは内側に、逆に数字が小さいほど外側に出ることから、ツライチにするときはオフセットの数値を下げていくようにします。

    オフセットの計算方法

    オフセットの計算方法

    実際にオフセットを計算するときの方法を解説します。手順は以下の3点です。

    1. ホイールのサイズを確認する
    2. フェンダーとホイールの距離を測る
    3. 数値からオフセットを計算する

    オフセットを計算するときには、基準となる数値を出すことが肝心です。まずは現状を把握してから、数値を計算するようにしましょう。

    詳しく解説します。

    1.ホイールのサイズを確認する

    ホイールのサイズを確認する

    まず、現在はいているホイールのサイズを調べます。サイズがわからなければ正確な数値が出せないので、間違いのないようにしっかり確認しておきましょう。

    ホイールのサイズは、主に以下の3つの場所に表記してあることが多いです。

    ・ホイールの外側(側面に記載)
    ・ホイールの内側(リム幅に記載)
    ・ホイール内側のスポーク(中心から放射線状に伸びる棒状の部品に記載)

    ホイールの表面に見当たらないときは、裏面に記載がある可能性が高いです。その場合はタイヤを取り外して確認してください。

    2.フェンダーとホイールの距離を測る

    ホイールのサイズを確認したら、フェンダーからホイールの距離を測ります。

    用意するものは以下の3つです。

    ・糸
    ・おもり
    ・ものさし(端に余白がないもの)

    まず、糸におもりをくっつけます。タコ糸などを使うと良いでしょう。おもりにはホイールに当たっても傷がつかないように布やウエスなどを巻くと安心です。

    おもりをホイールのセンターキャップの中心にあわせ、フェンダーから糸を垂らし、ホイールのリムから糸の位置までの距離をものさしで測ります。

    ホイールがどれくらいフェンダーの内側にあるのかを測ることで、あと何mmホイールを外に出せるのかがわかります。

    3.数値からオフセットを計算する

    ホイールのサイズとフェンダーまでの距離が測れて基準値がわかったら、いよいよオフセットを計算していきます。

    今回は、ホイールのサイズが「16x7J 5 114.3 40」、フェンダーまでの距離が「42mm」、16インチから19インチにサイズアップすると仮定して計算してみましょう。

    ※車は1台1台異なります。仮定した数値と同じでも、同じサイズのホイールがはけるとは限りません。必ず自分の車で確認し、自己責任で行うようにしてください。

    オフセットの計算で重要になるのが、リム幅を表す「7J」オフセットを表す「40」です。(1J=25.4mm、オフセットの1=1mm)

    ホイールのオフセットが「+40」なので、現状のホイールはリム幅の中心から取り付け面が40mm外側にあります。

    フェンダーまでの距離が42mmなので、計算上はあと42mmホイールを外側に出せることになります。(オフセットの数値を下げられる)

    いまのホイールのオフセットからフェンダーまでの距離を引くと

    40-42=-2

    つまり、16インチのホイールであれば、理論上は「7J -2」でツライチになる計算になります。

    ですが実際には、オフセットの数値を下げる前にタイヤのJ数(横幅)を上げて再計算します。

    ホイールのJ数が大きくなればホイールの横幅が長くなり、その分ホイールを外に出すことができるからです。

    タイヤのJ数(横幅)を上げて再計算

    今回は、7Jを9Jに大きくした場合で計算します。

    1J=25.4mmなので、2J大きくするとホイールの横幅は50.8mm大きくなります。ですが、外側と内側に半分ずつ大きくなるので、外側に大きくなるのは25.4mmです。

    ※1J数値が上がるとリム幅が内側に12.7mm、外側に12.7mm(合計25.4mm)大きくなります。

    7Jのホイールでは、オフセットが-2でツライチになるので、-2に25.4を足した数字が9Jのホイールでツライチになるオフセットの数値です。

    つまり、

    -2+25.4=23.4 

    「9J 23.4」でツライチになる計算になります。

    許容範囲と注意点

    許容範囲と注意点

    ホイールを外に出すときに知っておくべき許容範囲と注意点を3つ解説します。

    1. フェンダーからはみ出さない
    2. ブレーキやサスペンションに干渉させない
    3. 数値は車によって変わる

    オフセットの計算ばかりに気を取られがちですが、ドレスアップを楽しみながら安全に走行するためにも、必ず把握しておきましょう。

    それぞれ順番に解説します。

    フェンダーからはみ出さない

    フェンダーからホイールがはみ出してしまうと、車検に通らない可能性があります。

    正確には、タイヤ側面のラベリングと、ホイールリムを保護するためのリムガードは10mm未満であればはみ出しても良いとされています。(道路運送車両の保安基準 第178条(車枠及び車体))

    しかし、ホイールやホイールナットなど、そのほかの部分は認められていません。

    車検に通らないだけでなく、はみ出した部分が接触して事故を起こしたり、小石などの異物をはねやすくなったりと危険をともないます。

    ルールを守って安全に走行するためにも、必ずフェンダーからはみ出さないようにカスタマイズしてください。

    ブレーキやサスペンションに干渉させない

    ツライチは外側にホイールをどれだけ出せるのかを重視されがちですが、内側(車体側)にある部品とホイールとの距離が変わることも忘れてはいけません。

    同じ大きさのホイールでオフセットの数値だけが小さくなるのなら、ホイールと内側の部品とのすき間は広くなります。

    しかし、J数(ホイールの横幅)が上がると、ホイールが外に出ると同時に内側にも太くなり、すき間がせまくなります。

    車のホイール付近には、走行に直結する重要な部品が多いです。回転するホイールがブレーキやサスペンションに干渉してしまうと、非常に危険です。

    部品の破損だけでなく、事故を起こす可能性もあります。

    ナックル(タイヤを支えハンドル操作を伝える部品)、ロアアーム(タイヤとサスペンションを車体につなぐ部品)、ブレーキなどの部品とホイールとの距離がどれくらいあるのかをあらかじめ測っておきましょう。

    数値は車によって変わる

    車種やホイールのサイズが同じでも、数値はその車によって変わります。同じ車種でも、個体差は必ずあるからです。

    また、車は左右対称に見えても、実際には異なります。

    例をあげると、エンジンルームには重さも大きさもちがうエンジンやミッションがあります。バッテリーなどの部品も、左右両方についているわけではありません。

    車の車高によっても変わりますし、タイヤの種類やカスタマイズの有り無しによっても大きく変わります。

    車種やホイール、タイヤの種類などが同じでも、1台1台数値は異なることを心にとめておきましょう。

    仮にあわせられるホイールをはいて、数値を測ることができればベストです。

    オフセットの調整だけでツライチにならないときの対処法

    オフセットの調整だけでツライチにならないときの対処法

    ホイールのオフセット調整だけでツライチにならないときは、ホイールスペーサーを使う方法があります。

    ホイールスペーサーとは、車体(ハブ)とホイールの間にはさむ円状の金属です。厚さの種類も豊富で、1mmから選ぶことができ、微妙な調整をするのに役立ちます。

    ちょうどいいサイズのホイールがないときや、ギリギリまでホイールを外に出したいときは、ホイールスペーサーを装着するのも1つの方法です。

    しかし、メリットもあればデメリットもあります。

    ホイールナットがゆるむ可能性があったり、厚みによってはハブボルト(ホイールナットを取り付けるボルト)の交換が必要になったりするケースもあります。

    悪い面や注意点をよく理解したうえで、使用するようにしましょう。

    ホイールの交換を依頼できる場所

    ホイールの交換を依頼できる場所

    ホイールの交換を依頼できるお店は、主に以下の3つです。

    ● カー用品店
    ● カスタマイズ専門店
    ● タイヤ専門店

    それぞれ解説します。

    カー用品店

    カー用品店は入りやすく依頼がしやすいお店で、その場で気軽に相談できるのがメリットです。展示してある実物を見て選ぶことができ、交換したときのイメージがつかみやすいでしょう。

    ホイールだけでなくカー用品の取り扱いも多いので、メンテナンスやその他のカスタマイズを同時に行うことができます。

    持ち込み交換を実施している店舗も多く、幅広い作業に対応してくれます。料金設定が明確で作業工賃が安い傾向にあるのも特徴です。

    事前にネット予約できる場合も多いので、時間を効率よく使いたい人にオススメです。

    カスタマイズ専門店

    カスタマイズ専門店では、ホイールの交換はもちろん、車全体のドレスアップを総合的に考えてくれます。

    イメージする姿に近づけるように、1つの方法にこだわらず適切な方法を提案してくれるのがメリットです。

    ドレスアップに関して知識も豊富で、さまざまな車種やあらゆるパターンを経験している技術者も多く、多方面からのアドバイスが期待できます。

    ホイールオフセットの計算もしっかりと測ってくれる店舗が多いので、はきたいホイールのデザインや形などから最適なサイズを選んでくれるでしょう。

    ホイールだけでなく、ほかの部分もカスタマイズして全体的にドレスアップを楽しみたい人にオススメです。

    タイヤ専門店

    タイヤ専門店は、タイヤとホイールに特化したお店です。タイヤやホイールに関する知識が豊富で、ホイールの種類が多いのがメリットです。

    数あるデザインや形の中からを選ぶことができるので、お気に入りのホイールが見つかりやすいでしょう。

    さまざまなサイズのホイールがあり、オフセット調整だけでなくインチアップ、インチダウンなどあらゆる相談もプロの視点からアドバイスがもらえます。

    整備工場を併設している店舗も多く、国産車だけでなく輸入車も対応してくれます。

    ホイールの交換はホイールのプロに任せたい、こだわりのホイールを見つけたい人はタイヤ専門店がオススメです。

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

    オフセットの計算は、ホイールを交換してツライチにするときに欠かせないものです。正確な数値が出せないと、せっかく選んだお気に入りのホイールをはくことはできません。

    許容範囲や注意点を把握しておくことも大切です。安全に走行しながら足回りのカスタマイズができるように、しっかり確認しておきましょう。

    ホイールの交換は、タイヤワールド館ベストがオススメです。さまざまな種類のホイールを数多く取り揃えているので、あなたにぴったりのホイールが見つかりますよ。

    足回りのデザインにこだわりたい人は、ぜひご相談ください。

    カテゴリー
    ホイールの知識 多賀城店 SUV

    ZR-Vに適した夏タイヤの選び方や夏タイヤのメリット・デメリットなどを紹介

    みなさんこんにちは!ベスト多賀城店です!
    今回は発売ホヤホヤのZR-Vのタイヤ、ホイールについて紹介させていただきます♪

    ZR-Vに適したホイールサイズのものを装着しましょう

     

    ZR-Vの純正ホイールサイズ

     

     

     

    • ホイールサイズ:18×7.0J
    • ホール数:5穴
    • PCD:114.3
    • インセット:50
    • タイヤサイズ:225/55R18

    ホイールサイズが大きすぎると起きる問題

     

    ホイールサイズを大きくして起こりうる問題は、地面からの衝撃を吸収してくれるタイヤのサイド部が薄くなり衝撃がダイレクトに感じる為に乗り心地が悪くなることです。
    ショックが吸収されにくくなるという事すね。

    衝撃がダイレクトに…ということはハンドルにも衝撃が感じるのでハンドルが取られやすくなります。しかしホイールを大きくするメリットとしては見た目の変化、ドレスアップ効果がありますのでタイヤワールド館ベストの専門スタッフを相談をしながらインチアップをしましょう!

     

    インセットの許容範囲

     

     

    インセットとは、ホイール(リム幅)の中心線から取り付け面までの距離を表します。

    ZR-Vは純正ホイールサイズのインセットが+50、だからといって必ず+50のインセットのホイールを選ばなければいけないわけではありません。

    ひとえにホイールインセットと言っても純正サイズだけではなく許容範囲内(セイムサイズ)であれば取付けが可能です!

    ワンポイントアドバイス!
    インセット数を小さくするとホイールが外側に(ツライチに近づく)大きくするとホイールが内側に(干渉に注意)移動しますので安全性の為にもお気軽にご相談下さい😊

     

    ホイールを購入する時のポイント

     

    予算を決める

     

    金額を想像するのはなかなか難しいと思います。サイズだけではなく、メーカー、製造方法、素材等で価格が変動致します。
    サイズが大きいから高い!!とは一概には言えません。

    15万円まで20万円までなどここのくらいだといいな~をざっくりとでいいので決めておくのもいいかと思います。
    タイヤワールド館ベストの専門スタッフがお客様のご予算に合わせた数々のオススメホイールをご提案させて頂きます!

     

    こんなイメージにしたいというのをざっくり決める

     

    ホイール選びの醍醐味!イメージ決め!本当にざっくりとでいいんです。この時代なのでSNS(Twitter、Instagram等)にはたくさんの写真が日々投稿されています。

    物によってはYouTubeに動画がアップされている場合もあります。検索をしてこんな感じというデザインを想像していくのも
    ホイール選びの楽しみのひとつですよね✨

     

    ホイールブランドの特徴を知る

    ホイールには国内外、たくさんのホイールメーカーがあります。
    次項目で紹介するホイールブランドに沿って特徴を紹介していきます!

    RAYZ(レイズ)


    TEAM DAYTONA(チーム デイトナ)…ゴツゴツとした4WD、オフロード系ホイールブランドです。

    ★WORK(ワーク)

    MEISTER(マイスター)…機能性を追求した、プレミアムスポーツホイールブランドです。

    BBS(ビービーエス)


    RE-V7(アールイーブイ7)…このホイールにかかわらず1番のBBSの特徴は”鍛造”であることです。
    BBSの伝統でもあるクロススポーク、高剛性のプレミアム1Pホイールブランドです。

     

    1つのホイールメーカーでも様々なホイールブランドがあり
    どんな車種でも対応できるようになっています。
    タイヤワールド館ベストの専門スタッフに大切なお車の足元を決めるお手伝いを是非、させてください♪

     

    ZR-Vに似合うホイールをベストがセレクト!

    流行のワイルド系に仕上げたいならこのホイール

    RAYZ TEAM DAYTONA M8 カラー:マットブラック
    大人気のTEAM DAYTONA!
    オフ系メッシュデザインホイールで力強い足元を演出してくれます。

     

    ブランド・品質にこだわるならこのホイール

     

    WORK  MEISTER S1 3PIECE カラー:バフフィニッシュ・PP
    3ピースホイールの高級感溢れるホイール!
    バフフィニッシュ加工されてるので他とは違う光沢があり、
    より高級感を演出させます。

    BBS RE-V7 カラー:ダイヤモンドブラック
    力強い7本スポーク、メッシュデザインの鍛造ホイール!
    スポーティかつ高級感も感じられるデザインです。

     

    安いのにこんなにかっこいい!大満足な仕上がりはこのホイール

     

    ウェッズ ヴェルヴァチャージ カラー:ディープメタル
    落ち着いたカラーでどんなボディカラーでも合わせやすいです。
    軽量ホイールなので走り心地も抜群です!

    KYOHO スマック グレイブ 
    人気のスマックシリーズから新商品!
    ダブルフェイスデザインはそのままに、アンダースポークをクロスさせより華やかなデザインとなりました。

    HOT STUFF G.SPEED カラー:メタリックブラック
    バランスのとれた5x2スポークに足元の締まるブラックカラー。
    軽量化、高硬質化を追求した2022年下期最新モデルです!

     

    お客様のご希望をお聞かせ下さい

    ある程度想像がふくらんできたでしょうか?
    その想像した内容をタイヤワールド館ベストのスタッフにお聞かせください!
    是非、ぴったりのホイールを一緒に探すお手伝いをさせてください!

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    まだ発売されて間もないZR-V、まだ納車待ちのお客様も多いかと思います。
    納車待ちのわくわく感、たまらないですよね🤤
    納車おめでとうございます、を是非、伝えさせていただけたらと思います✨
    ホイール1つでお車の印象もがらりと変わります!
    今回ご紹介したホイール以外にも装着できるホイールはたくさんありますのでお気軽にご相談ください♪

    カテゴリー
    ホイールの知識 ライターチーム カスタムその他

    ホイールのカスタム方法おすすめ5選!鉄チンやリムガードでオシャレにドレスアップしよう

    車のホイールをおしゃれにカスタムしたい!と思っていても、「どんな方法があるのかわからない……」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

    カスタムとひと口に言っても、目指しているスタイルによって最適な方法は異なります。

    本記事では、オススメのホイールカスタムの方法を5つ紹介します。カスタム方法によって見た目は大きく変わるので、目的や好みに合わせて選べますよ。

    ホイールをカスタムするときの注意点や、依頼できる場所もあわせて解説します。

    足回りのドレスアップを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

    ホイールのカスタム方法5選

    ホイールのカスタム方法5選

    ホイールのカスタム方法で、オススメのものを5つ紹介します。

    1. 塗装(ペイント)
    2. リムガード
    3. カラーホイールナット
    4. ホイールスペーサー
    5. ホイール交換

    手軽にできるものだけでなく、業者に依頼したほうが良いものもあります。理想の足回りに近づけるように、カスタムの目的を明確にしておきましょう。

    それぞれ詳しく解説します。

    塗装(ペイント)

    ホイールのカスタム方法1・塗装(ペイント)

    ホイールの塗装(ペイント)とは、ホイールを好きな色に変える方法です。

    車のボディの色や全体のバランスを見ながら選べるので、より個性的な足回りにカスタムできます。

    ホイールの塗装は自分で行うことも可能です。道具をそろえて時間と手間をかければ、10,000円程度の費用で塗装できます。

    高いクオリティを求めるのなら、業者に依頼するほうが良いでしょう。

    失敗するリスクを減らせるだけでなく、カラーの種類も多く理想の色味が見つかりやすいメリットもあります。

    別料金にはなるものの、タイヤの傷や凹みなどの修理も可能です。

    しかし、業者へ依頼すると高い費用が必要になります。ホイールの大きさや状態にもよりますが、1本15,000円前後が目安です。

    ホイールを交換するのと変わらない場合もあるので、価格面には注意しましょう。

    リムガード

    ホイールのカスタム方法2・リムガード取り付け

    参考:ワールドウィングライト様

    リムガードとは、ホイールのリム(タイヤを結合する部分)を守るものです。

    車高の低い車や扁平タイヤを装着していると、少しの段差や縁石でリムが傷ついてしまいます。

    リムについた傷は「ガリ傷」とよばれ、リムガードを取り付けることでガリ傷を隠し、ホイールのリムを保護するのが役割です。

    ですが、リムの保護だけでなく、ドレスアップを目的に取り付ける場合もあります。

    リムガードは色の種類も豊富です。黒やシルバーなどで目立たなくすることもできますが、赤や黄色といったはっきりした色をあえて取り付け、足元をより印象的にすることもできます。

    装着も簡単で、価格は1,000円〜5,000円ほど。自分で手軽に行えるのも魅力です。

    お金をかけずに手早く印象を変えたい人にオススメの方法です。

    カラーホイールナット

    ホイールのカスタム方法3・カラーホイールナット

    ホイールナットとは、ホイールを車体に取り付けているナットのことです。

    純正のホイールナットだとあまり存在感がありませんが、カラーを変えるだけで見た目はガラッと変わります。

    青や紫、ピンクなど色の種類も豊富で、迷ってしまうほど選択肢が多いのも特徴です。

    色だけでなくさまざまな形があるので、ホイールのデザインにあわせて選べるのもメリットです。

    価格は2,000円〜7,000円ほどで購入できますが、高いものだと10,000円以上するナットもあります。

    まずは小さなところからカスタマイズをはじめたい人にオススメです。

    ただし、ホイールナットの変更には注意点もあります。

    メーカーや車種によってサイズが異なり、ホイールナットやボルトに切ってあるねじ山の間隔も違います。

    ホイールナットを取り付ける座面の形状も同じではないので、必ず車やホイールに合うものを選んでください。

    また、ホイールナットの取り付けには、規定トルクでの締め付けが必要です。専門工具をもっていない場合は、業者に依頼して交換しましょう。

    ホイールスペーサー

    ホイールのカスタム方法4・ホイールスペーサー

    ホイールスペーサーとは、車体(ハブ)とホイールの間にはさむ円形の金属のことです。ドレスアップの場合は、タイヤを外側に出す「ツライチ」を目指すために使用されることがほとんどです。

    ホイールスペーサーは「ツライチ」を目的に使用される

    ホイールスペーサーにはさまざまな厚さがあり、薄いものだと1mmから選択できます。10mm以上厚みのあるものは「ワイドトレッドスペーサー」とよばれ、円形の金属にハブボルトが一体になっている部品もあります。

    タイヤを外側に出すことにより、足回りのホイールの存在感を強調。純正とは違う外観を楽しめます。

    足回りのカスタムをしっかりやりたい人にオススメです。

    価格は1,000円〜5,000円ほどですが、1,000円〜2,000円ほどの工賃もあわせて必要です。

    ホイールスペーサーの厚みによっては、ハブボルトの交換が必要になる場合があります。その場合はハブボルトと交換工賃もプラスされます。

    ホイールスペーサーを装着するときの注意点は、車体からタイヤがはみ出さないようにすることです。車検に通らない、接触事故等の危険性が考えられます。

    また、定期的にガタやゆるみがないか点検も必要です。足回りは常に負荷がかかる部分です。もし取り付け部にゆるみがあると、脱輪やハブボルトが折れる可能性もあります。

    規定トルクで締め付けができているか、確認を怠らないようにしましょう。

    タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換時に取り付ける場合は別途工賃はかかりませんので、装着の際はご検討ください。

    ホイール交換

    ホイールのカスタム方法5・ホイール交換

    ホイールを交換することで、見た目の印象を大きく変えられます。

    数あるホイールの中から自分の好きなデザインを選べ、理想の足回りが手に入りやすいでしょう。

    カラーホイールを装着したい場合は、はじめから色つきのホイールを選ぶと塗装する手間もありません。同時にインチアップも可能です。

    また、見た目の美しさだけでなく走行性能の向上も期待できます。

    ホイールの素材にはスチール以外にアルミ、マグネシウム、カーボンなどの種類があります。

    一般的にスチールホイールより軽量であったり、頑丈さがあったりするので、ブレーキ性能や走行性能がアップすることも考えられるでしょう。

    ドレスアップでよく用いられるのはアルミ製のホイールです。価格はホイールのサイズやデザイン、材質によって大きく異なります。

    まずは足回りからカスタマイズを楽しみたい、個性を出してイメージを大きく変えたい人にオススメです。

    ホイールのカスタムを依頼できる場所

    ホイールのカスタムを依頼できる場所とは?

    ホイールのカスタムを依頼できる場所は、依頼する作業によって異なります。すべての作業に対応している業者もありますが、得意とする作業はその業者によって違います。

    できるだけ専門性の高い業者を選ぶことが大切です。

    ホイールのカスタムを依頼できる場所は、主に以下の4カ所です。

    ・板金塗装工場
    ・カーリペア専門店
    ・カスタマイズ専門店
    ・タイヤ専門店

    順番に見ていきましょう。

    板金塗装工場

    ホイールの塗装を依頼するのなら、板金塗装工場がオススメです。

    板金塗装工場は、事故などでボディが凹んだり、年数がたち変形してしまったりした車を修理する場所です。

    修理した場所が周りから目立たないように形を整え、絶妙な色合いで仕上げを行います。塗装のプロといっても過言ではありません。

    板金塗装工場は普段から作業に慣れており、設備も整っている工場が多いです。難しいカラーでも安心して任せられます。

    塗装に失敗したくない、仕上がりには完璧を求めたい人は、板金塗装工場に依頼しましょう。

    カーリペア専門店

    カーリペア専門店とは、車の修理や部品の取り付けなどを幅広く行うお店です。

    さまざまな作業を依頼でき、板金、内装修理、フロントガラスの修理など、その種類は多岐にわたります。

    中にはホイールリペアを専門に扱うお店もあるため、傷の修理や塗装を依頼できます。加工やゆがみの修復なども受け付けている場合もあるでしょう。

    しかし、お店によって得意分野が異なります。業者によっては受け付けをしていない場合もあるので、確認してから依頼してください。

    カスタマイズ専門店

    カスタマイズ専門店では、車全体のドレスアップが可能です。足回りだけでなく、理想のイメージに近づけるよう総合的に考えて、最適の方法を提案してくれます。

    ドレスアップの知識や経験も豊富なので、ホイール以外のカスタマイズも相談できます。ギリギリのところまで攻めたドレスアップの依頼もしやすいでしょう。

    ホイール以外の場所もカスタマイズしたい、本格的に車をドレスアップしたいと考えている人はカスタマイズ専門店がオススメです。

    タイヤ・ホイール専門店

    タイヤ・ホイール専門店は、タイヤとホイールを専門的に販売しているお店のことです。ホイールもいっしょに取り扱っているお店も多く見られます。

    あらゆるニーズに対応できるよう、サイズやデザインも充実しており、さまざまなメーカーのタイヤとホイールを取り揃えています。

    夏用タイヤだけでなく、スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤなどのラインナップも多く、価格や性能を比較しながら選べるのがメリットです。

    専門店ならではの知識や経験があり、小さなことでも相談しやすいのが特徴です。

    ホイールの交換や、インチアップ・インチダウンを検討している人はタイヤ専門店に依頼すると良いでしょう。

    ホイールをカスタムするときの注意点

    ホイールをカスタムするときの注意点

    ホイールのカスタムには、注意点もあります。

    足回りは車の走行に直結する重要な部分です。一歩間違えれば事故を起こす可能性もあるので、ドレスアップを安心して楽しむためにも、注意点をしっかり理解しておきましょう。

    ホイールをカスタムするときの注意点は主に以下の2つです。

    1. ホイールのサイズを確認する
    2. 信頼できる業者を選ぶ

    詳しく解説します。

    ホイールのサイズを確認する

    足回りのカスタマイズをするときは、ホイールのサイズを必ず確認しましょう。

    サイズを間違ってしまうと、せっかく購入した部品が合わなかったり、走行中に部品が外れてしまったりします。

    塗装をするときは料金の目安になりますし、ホイールの交換はサイズがわからなければ購入もできません。

    ホイールスペーサーを装着する場合は、ホイールのサイズだけでなくハブボルト(ホイールを車体に取り付けるためのボルト)の長さもチェックしておきましょう。

    厚みがあるホイールスペーサーだと、ハブボルトの長さが足りずホイールの取り付けができなくなる場合があります。

    また、ホイールナットのサイズも重要です。取り付ける座面の形状やねじ山の間隔などに注意して交換するようにしてください。

    信頼できる業者を選ぶ

    ホイールのカスタムを業者に依頼する場合は、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

    数ある中から業者を選ぶのは難しいと感じるかもしれませんが、信頼できる業者を選ぶポイントをお伝えします。

    ・親身になって相談に乗ってくれる
    ・作業内容や料金をきちんと説明してくれる
    ・経験が豊富で実績がある

    どのような依頼をするときでも、良い対応をしてくれる業者を選びましょう。*接客態度や、こちらの話をどれくらい聞いてくれるのかは重要なポイントです。

    適当な受け答えしかしてくれない業者に、あなたの大切な車を預けたいとは思わないですよね。

    不明な点があれば納得するまで説明してくれたり、予算オーバーになる場合は別の提案をしてくれたりする業者は、信頼度が高い業者の可能性が高いでしょう。

    また、経験や実績が十分にあることも1つの指標です。

    ホームページの施工実績はもちろん、お店がにぎわっているか、国産車、輸入車を問わず依頼を受け付けているかなども目安になります。友人や知人に口コミを聞いてみるのも良いでしょう。

    業者選びは、カスタマイズの仕上がりを左右する要素です。慎重に選んでくださいね。

    鉄チン(スチールホイール)のカスタムはできる?

    鉄チン(スチールホイール)のカスタムはできる?

    鉄チン(スチールホイール)のままでも、ホイールをカスタムすることは可能です。

    好きな色に塗装を施したり、部品を取り付けたりするのも、アルミホイールとは違ったおしゃれを楽しめます。

    鉄チンでは、ホイールカバーを装着するカスタマイズもあります。

    鉄チンのカスタムはホイールカバーで楽しめる

    ホイールカバーは雨水やゴミ、ホコリから足回りの部品(ハブボルトやブレーキなど)を守るための役割もありますが、ドレスアップのアイテムとしても人気です。

    社外品にはさまざまなデザインのホイールカバーがあるので、鉄チンならではのドレスアップができますよ。

    ホイールのカスタムは交換がオススメ

    ホイールのカスタムは交換がオススメ

    ホイールのカスタムには、手軽なものから本格的なものまで、さまざまな方法があります。あなたの好みに合わせて足回りをドレスアップして、独自のスタイルを演出しましょう。

    中でも大きく見た目の印象を変えたいのなら、ホイールの交換がオススメです。

    ホイールはデザインの種類も豊富で、お気に入りのデザインを選べます。はじめから色がついているホイールもあるので、塗装の手間もありません。

    足回りで個性を出したい、デザインや色を一新したい人は、ホイールの交換を考えてみてはいかがでしょうか。

    ホイールの交換ならタイヤワールド館ベストがオススメです。おしゃれなデザインのホイールを数多く取り扱っているので、どんなホイールを選べばいいのか悩んでいる人は、ぜひご相談ください。

    宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。豊富な種類を取り揃えているので、あなたの好みに合ったホイールがきっと見つかりますよ。

    カテゴリー
    基礎知識 ホイールの知識 ライターチーム

    車のベアリング(軸受)とは?種類の違いや故障時の症状・異音を解説

    車にベアリングが使われているのは知っているけれど、「どこに使用されているのかわからない…」と思っている人は多いのではないでしょうか。

    ベアリングとひと口にいっても種類はさまざまで、使用する場所によって大きさや形は異なります。

    本記事では、ベアリングの役割や種類について解説します。どんなものに使われているのかもお伝えするので、ベアリングをより身近に感じられるでしょう。

    車のベアリングが故障したときの症状もあわせて解説します。不具合が起きても慌てないように、ぜひ参考にしてみてください。

    ベアリングとは?

    ベアリングとは?

    ベアリングとは、機械の中に組み込まれ、軸の回転を円滑にするための部品です。

    ベアリングは軸の回転を受けて支えることから「軸受(じくうけ)」ともよばれており、ベアリングと軸受(じくうけ)は同じものを指します。

    転がり軸受

    参考:JTEKT

    回転する機械には、必ずといっていいほどベアリングが使用されています。これは機械の摩擦を少なくして、スムーズに動作するようにするためです。

    摩擦とは、物体がある方向に動こうとする力が働いたときに、その動きを妨げる力のことを指します。

    機械は摩擦が少ないほうがスムーズに動きます。消費するエネルギーも少なくなるので、できるだけ摩擦を減らすようにするのがベアリングの役割です。

    ベアリングには、さまざまな種類があります。中には間違えやすいものもあるので、比較しながら解説します。

    ・転がり軸受とすべり軸受
    ・ラジアルベアリングとスラストベアリング

    順番に見ていきましょう。

    転がり軸受とすべり軸受の違い

    転がり軸受とすべり軸受の違い

    参考:大同メタル工業株式会社

    ベアリングには、「転がり軸受」と「すべり軸受」という種類があります。

    一般的にベアリングといえば転がり軸受を指すことが多く、イメージしやすい人も多いと思います。

    転がり軸受は、内輪と外輪の間にボールやころがあるベアリングです。間にあるボールやころは「転動体」とよばれ、軸の回転に合わせて回転します。

    転がり軸受はすべり軸受よりも摩擦が少なく、製品寸法が規格されています。複数のメーカーが作った製品でもスペックや性能が同じなので、選択肢が多くなるのがメリットです。

    身近なもので例えると、乾電池や電球は大きさの違いはあっても、どのメーカーでも利用できますよね。それと同じことがいえます。

    一方、すべり軸受はには転がり軸受のように転動体とよばれるボールやころはなく、軸にたいして直接接触し、材質のすべりによって軸の動きを受ける構造です。

    作りがシンプルで小さく、取り付けに場所をとらないのがメリットですが、製品の規格がないので、メーカーによって構造が異なります。

    自動車・船舶・機械などのエンジンに多く使用される軸受です。

    ラジアルベアリングとスラストベアリングの違い

    ラジアルベアリングスラストベアリングは、転がり軸受をさらに細かく分類したものです。

    軸には一定方向ではなく、さまざまな方向からの力がかかります。

    車を例にあげると、まっすぐ走る以外にも、曲がったり止まったりと多様な動作を行います。

    動きによってかかる力の方向は変化するので、方向別に特化したベアリングが「ラジアルベアリング」と「スラストベアリング」なのです。

    ラジアルベアリングは、支えている軸に対して垂直方向(異なる方向)にかかるラジアル荷重を受けるのに特化したベアリングです。

    車のタイヤ部分や、建設現場で使用される重機など、重さを支えながら回転する特徴があります。

    スラストベアリングは、支えている軸に対して水平方向(同じ方向)にかかるアキシアル荷重を受けるのに特化したベアリングです。

    車のトランスミッションや重機の旋回部などに使用されています。

    種類 方向 特徴
    ラジアル
    ベアリング
    垂直方向(異なる方向)にかかる荷重
    (重さを支えながら回転する)
    車のタイヤ部分や、建設現場で使用される重機など
    スラスト
    ベアリング
    支えている軸に対して水平方向(同じ方向)にかかる荷重 車のトランスミッションや重機の旋回部

    ベアリングはどんなものに使われる?

    ベアリングはどんなものに使われる?

    ベアリングは私たちの生活に欠かせないもので、多くの機械やものに使われています。

    大きなものだと、飛行機、新幹線などの鉄道車両、自動車、建設機械などです。機械にある駆動装置や動力装置に使われ、回転するときの摩擦を軽減しています。

    もっと身近なものでいうと、自転車、洗濯機などの家電、スケボー、ヨーヨーなど、子どもが遊ぶおもちゃにも使われています。

    ベアリングは軸だけでなく、日々の暮らしを支えてくれる、なくてはならない部品なのです。

    車のベアリングが故障したときの症状

    車のベアリングが故障したときの症状

    車にもたくさんのベアリングが使用されていますが、故障したときに出る症状は場所によって異なります。

    車のベアリングで故障しやすいのは、主に以下の2カ所です。

    ・足回り
    ・エンジン付近

    どのような症状が出るのかを知っておくと、致命傷になる前に対処できます。車のSOSを見逃さないようにチェックしておきましょう。

    それぞれ詳しく解説します。

    足回り

    車の足回りのベアリングで不具合が出やすいのは、ハブベアリングとよばれる部品

    車の足回りのベアリングで不具合が出やすいのは、ハブベアリングとよばれる部品です。

    ハブベアリングとは、ホイールを車体に取り付ける部分(ハブ)にあるベアリングのことで、摩擦を少なくしてタイヤの回転をなめらかにする役割があります。

    タイヤとともに回転しているため、常に負荷がかかる場所です。

    ハブベアリングが傷んでくるとガタが出て、走行中に「ゴー!」「ゴロゴロゴロ!」という異音がするようになります。傷みがひどくなるにつれて音も大きく聞こえてくるでしょう。

    異音以外にも、ジャッキアップしてタイヤをゆするとハブベアリングのガタを確認できます。

    ハンドルを切ったときにも異音がすることもありますが、その場合はドライブシャフトが傷んでいる可能性もあります。

    ドライブシャフトとは、簡単に説明するとエンジンの動力をタイヤに伝える軸(シャフト)のことです。ドライブシャフトの一部にも、ベアリングの技術が応用されています。

    ドライブシャフトが傷むと、ハンドルを切ったときに「ゴトゴト!」と異音がします。ハブベアリングの異音と異なりますが、運転席からは判断が難しい場合が多いでしょう。

    ハブベアリングの異音を放置すると、タイヤが動かなくなったり、ホイールが外れてしまったりする可能性があります。

    また、ドライブシャフトの不具合を放置すると、最悪の場合ドライブシャフトが折れて走行できなくなります。

    走行中にいつもと違う音が聞こえたら、できるだけ早く修理を依頼しましょう。

    エンジン付近

    エンジン付近で不具合が出やすいのは、プーリーとよばれる部品

    エンジン付近で不具合が出やすいのは、プーリーとよばれる部品です。

    プーリーとは、エンジン回転を各部品に伝えるベルトが円滑に回転するように、手助けするベアリングです。

    プーリーはクランクやオルタネーター(充電器)などの部品にもついています。中でも一番トラブルを起こしやすいのが、独立してエンジンの外側についているプーリーです。

    このプーリーが傷んでくると、エアコンやオルタネーターを駆動しているベルトが「キュルキュル」と異音がするようになります。

    単純にベルトが劣化している場合もありますが、プーリーが傷みガタが出ることによって異音がするケースも多いです。

    傷みがひどくなってくると、ベルトのキュルキュル音だけでなく「ガラガラ!」と異音がするようになります。

    プーリーの異音を放置すると、ベルトが外れてしまう可能性があり、オルタネーターやエアコンを駆動できなくなります。

    また、エンジンへ冷却水を循環させているウォーターポンプも駆動できなくなり、オーバーヒートを起こすことも考えられるでしょう。

    異音がしたら、ベルトだけでなくプーリーの不具合も疑ってください。

    また、エンジンの内部にもたくさんのベアリングが使用されています。エンジン内部の部品が壊れると、オーバーヒートや焼き付き、最悪の場合火災につながる可能性もゼロではありません。

    車の異常サイン・異音まとめ

    車の異常サイン・異音まとめ

    以下、ベアリングが原因での不調サインである異音をまとめました。これらの音が聞こえたらすぐに点検へいきましょう。
    また、エンジンから「ガラガラ!」や「カンカン!」と異音が聞こえてからでは手遅れです。そうなる前にエンジンオイルの交換を定期的に行いましょう。

    場所 部品 判別サイン(異音) 放置した場合
    足回り ハブベアリング 「ゴー」「ゴロゴロゴロ」という異音 タイヤが動かなくなったり、ホイールが外れてしまったりする
    足回り ドライブシャフト ハンドルを切ったときに「ゴトゴト」と異音 ドライブシャフトが折れて走行できなくなる
    エンジン プーリー 「キュルキュル」→悪化すると「ガラガラ」と異音 オルタネーターやエアコン、ウォーターポンプを駆動できなくなり、オーバーヒートの恐れも

    ベアリングの修理・点検を依頼できるお店はどこ?

    ベアリングの修理・点検を依頼できるお店はどこ?

    ベアリングが故障した場合、修理や点検は知識のあるプロに依頼したほうが良いでしょう。安心して走行するためにも、少しでも異変を感じたら早めに相談することをおすすめします。

    ベアリングの修理や点検を依頼できる場所は、以下の3つです。

    ・ディーラー
    ・整備工場
    ・一部のカー用品店・タイヤ専門店

    場所別におすすめする人もあわせて解説します。

    ディーラー

    ディーラーでは、ベアリングの点検や修理に対応しています。故障診断から交換まで一貫して作業を行ってくれます。

    そのメーカーの車を専門的に扱っているので、車種別に不具合が出やすい場所や故障しやすい場所などの情報も豊富です。

    保証の期間内であれば、無料で交換してくれる場合もあります。不具合が起きたら、まずはディーラーに相談してみるのも1つの方法です。

    アフターフォローや細やかなサービスもしっかりしており、安心して任せられます。

    しかし、修理費用が高くなる可能性があります。ディーラーでは純正部品を取り扱っているので、汎用品よりも部品代が高くなることが多いからです。

    また、作業工賃も高い傾向にあります。ディーラーの整備士はそのメーカーの車を多く修理しているので、ほかの場所と比べてたくさんの知識が蓄積されています。

    次の点検まで安全に走行できるように、先回りをして修理を提案することもあるでしょう。

    金額よりも、細かいところまで目の行き届いたサービスや、安心感を重視する人はディーラーに依頼することをおすすめします。

    整備工場

    整備工場でも、ベアリングの点検や修理を依頼できます。ディーラーと同じく、故障診断から交換まで作業を行ってくれます。

    整備工場のメリットは、ディーラーに比べて費用を安く抑えられる場合が多いことです。整備工場では、一般的に純正部品ではなく汎用性の高い部品を使用するので、部品代が安くすみます。

    修理のほうが安くなる場合は、交換ではなく修理で対応してくれるケースもあります。さまざまなニーズに対して柔軟に対応しやすいのが整備工場の特徴です。

    しかし、お店によっては技術力や対応に差が出る場合があります。

    しっかりと話を聞いてくれる、小さなことでも親身になって相談に乗ってくれるなど、信頼できる業者を見つけることが大切です。

    また、部品の取り寄せに時間がかかる可能性もあります。整備工場は1つのメーカーだけでなく、さまざまな車種の修理を行うため、車に合う部品の在庫がない場合も考えられます。

    スケジュールには余裕をもって依頼するのがいいでしょう。

    気軽に相談できる人間関係を大事にしたい、修理費用を安くすませたい人は、整備工場に依頼することをおすすめします。

    一部のカー用品店・タイヤ専門店

    ベアリングの修理は、ディーラーや整備工場だけでなく一部のカー用品店やタイヤ専門店でも依頼できる場合があります。

    カー用品店やタイヤ専門店は、ディーラーや整備工場に比べると立ち寄りやすい印象がある人も多いのではないでしょうか。

    修理のついでに買い物ができる点もメリットです。カスタマイズやドレスアップなどの相談も同時にできるのも、カー用品店やタイヤ専門店ならではの特徴です。

    しかし、同じグループの店舗であっても、場所によっては実施している店と修理を受け付けていない店があるので、店舗ごとに確認が必要になります。

    ベアリングの修理や点検を実施している店舗は、車検整備を行っている店舗が多い印象です。

    入庫する前にベアリングの点検や修理を依頼できるのかを、問い合わせてから依頼するようにしましょう。

    タイヤワールド館ベストでも点検できますので、異音を感じたらぜひご相談くださいね。

    ベアリングに異変を感じたら早めの交換を

    ベアリングに異変を感じたら早めの交換を

    ベアリングとは、摩擦を減らし、機械が円滑に動くように手助けする部品です。大きな機械だけでなく、家電や子どものおもちゃなどにも使われています。

    さまざまな機械、ものに組み込まれ、私たちの生活に欠かせないものです。車にも多くのベアリングが使用され、その数は1台で100個〜150個といわれています。

    車が安全に走行するために必要なベアリングですが、故障するとさまざまな症状が出ます。

    中には放置すると致命傷になったり、事故の原因になったりするので、異変を感じたら早めに修理を依頼しましょう。

    タイヤワールド館ベストでも、ハブベアリングの点検を行っております。もし異音が聞こえたり走行中におかしいと思ったりしたら、ぜひご相談くださいね。

    カテゴリー
    メンテナンスその他 ホイールの知識 ライターチーム

    ホイール洗浄のコツ!クリーナーのおすすめ12選をタイプごとに解説

    ホイールの汚れを落としたいをけれど、「おすすめクリーナーが多すぎてどれを選んだらいいかわからない‥」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

    ホイールを傷つけないように洗いたい、とにかく手軽に済ませたいなど、希望によって適しているホイールクリーナーは異なります。

    当記事では、おすすめのホイールクリーナー12選と、洗浄方法を解説します。

    ホイールクリーナーの種類

    ホイールのクリーナー(洗浄剤)には5タイプがあります。

    ・スプレータイプ
    ・シートタイプ
    ・クリームタイプ
    ・ノーコンパウンドタイプ
    ・低臭気タイプ

    タイプごとの特徴と選び方を詳しく見ていきましょう。

    ホイールクリーナー・洗浄剤の選び方

    ホイールクリーナー・洗浄剤の選び方

    ホイールの汚れやこだわりたい項目によって、選ぶべきクリーナーのタイプが変わります。

    タイプ こんな時におすすめ
    スプレータイプ 手が届かない部分も洗いたい
    シートタイプ 手軽にお手入れしたい
    クリームタイプ 頑固な汚れを落としたい
    ノーコンパウンドタイプ ホイールを傷つけたくない
    低臭気タイプ クリーナー特有の臭いが気になる

    順に詳しく見ていきましょう。

    手が届かない部分も洗えるスプレータイプ

    手が届かない部分も洗えるスプレータイプ

    スプレータイプはホイールクリーナーの中で最も種類が豊富です。ホイールの汚れは表面だけでなく、少し奥まったところにも見られるので、そういった手の届きづらい箇所も吹きつけて洗える点が魅力的です。

    スプレータイプには液体や泡、ジェル等さまざまな種類があるので、吹きつけた洗浄剤が垂れてしまうのが気になる場合はジェルタイプを使用する等、使い分けてみましょう。

    手軽にお手入れしたいならシートタイプ

    wm03イメージ

    最も手軽に使えるのがシートタイプのクリーナーです。気になったときにサッと取り出して汚れを落とせます。

    少し汚れが気になるけれど、ホイールを丸洗いするほどではない場合は、シートタイプのクリーナーがあれば解決します。

    ホイールを常にきれいに保ちたい方は、車内にひとつ常備しておくといいでしょう。

    頑固な汚れを落とすならクリームタイプ

    wm03イメージ

    洗浄力が高めなスプレータイプのクリーナーで落とせない汚れがあったら、クリームタイプを試してみましょう。
    研磨剤の効果でこびりついた汚れをこすり落とせます。

    ただし、ホイールを傷つけてしまう恐れがあるため、より安全に汚れを落としたい方は専門業者にクリーニングをお願いしましょう。

    ホイールを傷つけたくないならノーコンパウンドタイプ

    ノーコンパウンドとは、研磨剤が入っていないという意味です。洗浄力が高すぎるクリーナーでゴシゴシ磨いてはホイールに細かい磨き傷がついてしまうのでは?と気になる方は、ノーコンパウンドタイプを選びましょう。

    汚れを溶かして落とすタイプなら、ホイールに傷はつきません。

    頑固な汚れは落とせない可能性があるので、気になるけれど落とせない汚れがあったらプロに相談しましょう。

    クリーナー特有の臭いが気になるなら低臭気タイプ

    洗浄する際にクリーナー特有の鼻につく臭いが気になってしまう方は、低臭気タイプや無香料タイプのクリーナーを購入しましょう。

    ホイールの洗浄はしっかり汚れの位置を確認して作業するため、どうしても顔を近づける場面が多くなります。作業中に臭いが気になってしまうと、換気やマスクで対応しても、洗浄作業を続けるのが辛くなってしまうでしょう。

    鼻が敏感なことを自覚している方は、洗浄力だけでなく香りにも気をつけてクリーナーを選ぶことをおすすめします。

    ホイールクリーナーを使った洗浄方法

    ホイールクリーナーを使った洗浄方法

    ホイールクリーナーの選び方がわかった所で、次にホイールの洗浄方法を5ステップで解説していきます。

    • 水洗い
    • カーシャンプー
    • 洗浄
    • ホイールクリーナー
    • コーティング

    ここではスプレータイプの洗浄剤を使う想定で説明します。

    また、ホイール洗浄はボディ洗車の前にすることをおすすめします。ホイールは地面とも近く、泥汚れ、ブレーキダスト汚れなど、ボディに比べて汚れています。ボディ洗車の後にしてしまうと、汚れハネをしてしまう可能性があるので、ホイール洗浄→ボディ洗浄→ホイール洗浄(仕上げ)という順番で行うのがよいでしょう。

    手順1.水洗い

    ホイールを洗う際は、まずホイール全体の汚れを水でざっと洗い流しておきましょう。頑固な汚れも水気を含ませることで多少落としやすくなります。

    水洗いするだけでちょっとした泥ハネやホコリは落とせるので、後の工程で特に注意して洗うべき箇所が分かりやすくなります。

    手順2.カーシャンプー

    次に、バケツにカーシャンプーと水を入れて洗います。カーシャンプーをすることで、ホイールの表面の落ちやすい汚れは落とせます。

    このときカーシャンプーを使わずに水とスポンジで洗うと、摩擦が生じてボディを傷つけてしまうため、泡の力を借りてやさしく洗うようにしましょう。

    ホイールクリーナーとカーシャンプーの違い

    カーシャンプーはホイールクリーナーで汚れを落とす前に洗車する際に使うものです。

    カーシャンプーだけで基本的に汚れは落とせますが、鉄粉やブレーキダスト等はホイール専用の洗浄剤を使わなければ落ちないことが多いので、使い分けています。

    手順3.洗浄

    カーシャンプーで洗車したら、いったん泡を全部洗い流します。このとき洗い残しがあると、次のホイールクリーナーの工程で汚れが確認しづらくなったり、もう一度水を持ってきて洗い流す手間が発生したりしてしまいます。

    二度三度と念入りに水を当てて洗い残しがないようにしましょう。

    手順4.ホイールクリーナー

    いよいよホイールクリーナーを使用して汚れを落とします。スプレーをホイール全体に吹きつけたらしばらく待って汚れが浮き上がるのを待ちます。

    液体が鉄粉と化学反応を起こして紫色になるタイプの洗浄液なら洗い流すタイミングが分かりやすいので、初めて作業する方でも簡単に使えるでしょう。

    汚れが浮き上がったら水で洗い流します。

    手順5.コーティング

    ホイールクリーナーを洗い流したら、タオルで水分を拭き取りましょう。そのまま乾かしてしまうと、水垢の原因になり、せっかく洗い上げた車がきれいに見えなくなってしまいます。

    拭き終わったらコーティング剤を塗って仕上げます。コーティング剤を使うことで、今後汚れがつきづらくなったり、ツヤが出たりします。

    あわせて読みたい

    ホイール磨きの方法は?自分で磨くメリット・デメリット・手順を解説
    ホイール磨きの方法は?自分で磨くメリット・デメリット・手順を解説
    ホイールは、磨き方さえ習得すれば自分でも十分にきれいにできますが、ホイールの状態によっては汚れや傷が悪化することもあるため、必要に応じてプロに任せることも検討しましょう。今回は、ホイールの磨き方をテーマに、自分で磨くメリット・デメリット、手順について詳しく解説します。…

    汚れがひどい場合は専用の洗浄クリーナーが必要

    ここまで自分でホイールを洗浄する方法を解説してきました。しかし、残念ながら市販の洗浄剤では落とせない程ひどい汚れも存在します。

    たとえば、ホイールのブレーキダストは落としづらくて困っている場合、プロにお願いすると専用のブレーキダストクリーナーを用いて汚れを溶かしてくれます。

    専門業者の扱うクリーナーなら、汚れが落ちやすい上にホイールも傷つけない洗い方ができます。自分で対処できないものは、専門業者に洗浄をお願いしましょう。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ12選

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ12選

    ホイールクリーナー・洗浄剤の個人的なおすすめ12選をご紹介します。

    【スプレータイプ】

    1. PS62 アルミホイールクリーン&コート・マグナショット
    2. ホイールクリーナー S-65
    3. エクストリーム ホイールクリーナー 230200
    4. 車まるごと鉄粉クリーナー
    5. マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー

    【シートタイプ】

    1. フクピカ ホイール専用拭くだけシート
    2. クリンビュー ホイールクリーナー

    【クリームタイプ】

    1. ブルーマジック メタルポリッシュクリーム

    【ノーコンパウンドタイプ】

    1. ホイールクリーナー D-18
    2. VOODOORIDE SHOQ ホイール&タイヤクリーナー VR7004

    【低臭気タイプ】

    1. グラシアス アイアンリムーバー
    2. フォーミングジェルホイールクリーナー

    タイプごとに詳しく見ていきましょう。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ5選【スプレータイプ】

    スプレータイプのホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめは次の5つです。

    • PS62 アルミホイールクリーン&コート・マグナショット
    • ホイールクリーナー S-65
    • エクストリーム ホイールクリーナー 230200
    • 車まるごと鉄粉クリーナー
    • マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー

    それぞれのおすすめポイントを解説します。

    1.PS62 アルミホイールクリーン&コート・マグナショット

    PS62 アルミホイールクリーン&コート・マグナショット

    カーメイト公式サイトへ

    カーメイトのアルミホイールクリーン&コート・マグナショットは、泥汚れ・油汚れ等にも対応できる撥水コーティング効果付きです。

    通常なら別々に行うホイールの洗浄とコーティングが、1本でできてしまう優れものです。ホイールに付着した汚れに反応して洗浄液が紫色に変わるので、汚れが落ちている様子がわかります。

    また、ホイール洗浄に慣れていない人でも使いやすいようになってるので、初めてホイールの手入れをする人にはこちらがおすすめです。

    2.ホイールクリーナー S-65

    ホイールクリーナー S-65

    シュアラスター公式サイトへ

    シュアラスターのホイールクリーナーは、汚れを擦って落とせるスポンジ付きです。スプレーを吹きかけるだけでなく、スポンジでホイールの隙間を擦って水ですすぐことで、洗い残しが少なくなります。

    洗浄剤らしい強烈な臭いではなく、爽やかなミントの香りなので心地よく作業できます。「洗浄後のホイールの汚れが付きにくくなり、綺麗な状態を保てるようになった」という口コミもありました。

    強力な汚れをしっかり洗いたい方におすすめです。

    3.エクストリーム ホイールクリーナー 230200

    エクストリーム ホイールクリーナー 230200

    ソナックスのエクストリーム ホイールクリーナーは、素材にやさしい洗浄剤です。ソナックスは、ドイツにあるヨーロッパ最大のカーケミカルメーカーです。

    生物分解性の成分配合で、ノーコンパウンドタイプのため、アルミ・鉄・メッキを傷つけません。

    輸入車を愛用している方が気に入って使い続けているとの口コミが多い商品です。ホイールをできるだけ傷つけず、かつ洗浄力の強いクリーナーを探している方にはぴったりです。

    4.車まるごと鉄粉クリーナー

    車まるごと鉄粉クリーナー

    晴香堂(カーオール)公式サイトへ

    カーオールの車まるごと鉄粉クリーナーは、化学反応でこびりついた汚れを溶かして落とします。ガラスにも使用できるため、ホイールだけでなく、車をまるごと洗浄できます。

    1本で軽自動車1台分洗えるイメージです。
    ただし、イエローカラーの車とコーティング車は、塗装が落ちてしまう可能性があるため、使用できません。

    5.マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー

    マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー

    マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナーは、泡の力で汚れを浮き上がらせて洗い流すだけで洗浄できます。
    マグアイアーズはアメリカで100年以上の歴史を誇るカーケア用品のトップブランドです。

    強力な洗浄力でスピーディーに手入れが完了します。

    ただし、洗浄力が強すぎるがゆえに表面に加工が施されていなかったり、劣化したりしているホイールは、表面を痛めてしまうことがあるため注意が必要です。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ2選【シートタイプ】

    シートタイプのホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめは以下のとおりです。

    • フクピカ ホイール専用拭くだけシート
    • クリンビュー ホイールクリーナー

    それぞれ説明します。

    1.フクピカ ホイール専用拭くだけシート

    フクピカ ホイール専用拭くだけシート

    ソフト99公式サイトへ

    シートタイプのクリーナーなら、ソフト99のフクピカ ホイール専用拭くだけシートがまずはおすすめです。10枚100円程度で買えるので、圧倒的なコスパの良さを誇ります。

    拭くだけでホイールのブレーキダストや油汚れを落とせるだけでなく、ツヤが出ているきれいな状態を長持ちさせる効果もあります。

    ノーコンパウンドタイプで中性なので、ホイールにも人間の手にも優しい商品です。出かける前にこまめに拭いて汚れを落としたい方には、ぜひおすすめしたいクリーナーです。

    2.クリンビュー ホイールクリーナー

    クリンビュー ホイールクリーナー

    クリンビュー公式サイトへ

    イチネンケミカルズのクリンビュー ホイールクリーナーもおすすめです。こちらもメッシュクロスでスピーディーに気軽に洗浄できます。

    拭いた後は、シリコンの皮膜に覆われるのでコーティング効果も期待できます。

    「ホイールだけでなくボディや窓を拭く際にも使える」と気に入って使用している方もいました。泡切れがいいので、気軽にサッと拭いて出かけたい方は検討してみてもいいでしょう。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ【クリームタイプ】

    ブルーマジック メタルポリッシュクリーム

    クリームタイプのおすすめは「ブルーマジック メタルポリッシュクリーム」です。

    洗浄力の高いスプレータイプの洗浄剤で洗い落とせない汚れがあったら、このクリームを試してみましょう。

    ホイールの汚れだけでなく、くすみやちょっとしたサビも除去できます。溶けかけのアイスクリームのような柔らかさなので、楽に塗り広げられます。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ3選【ノーコンパウンドタイプ】

    素材を傷つけないノーコンパウンドタイプのホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめは次の2つです。

    • ホイールクリーナー D-18
    • VOODOORIDE SHOQ ホイール&タイヤクリーナー VR7004

    1つずつ見てみましょう。

    1.ホイールクリーナー D-18

    ホイールクリーナー D-18

    リンレイ公式サイトへ

    リンレイのホイールクリーナー D-18は、劇的に落ちる様子は見えなくていいけれど、ホイールを傷つけずに汚れを落としたい方におすすめです。
    スプレーして5分後にクロスで拭くと、2年分の汚れも落ちてきれいになります。

    キュッキュッと汚れが落ちた音がして、気持ちのいい洗い上がりです。

    2.ブードゥーライド SHOQ ホイール&タイヤクリーナー VR7004

    VOODOORIDE SHOQ ホイール&タイヤクリーナー VR7004

    インフィニクス公式サイトへ

    インフィニクスのSHOQ(ショック) は、ノーコンパウンドでも頑固な汚れを落とせるよう開発されたクリーナーです。アルミでもスチールでも、ホイール・タイヤならすべてのタイプに対応できます。

    強力な洗浄力だから相当強い化学成分を使用していると思われがちですが、人や環境にやさしい成分でホイールを傷つけずに洗浄できます。

    ホイールや環境への安全性に配慮したい、輸入車を愛用している方々に支持されている商品です。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ2選【低臭気タイプ】

    ホイールクリーナー・洗浄剤特有の臭いがしないものの中でおすすめは以下の2つです。

    • グラシアス アイアンリムーバー
    • フォーミングジェルホイールクリーナー

    それぞれ詳しく見てみます。

    1.グラシアス アイアンリムーバー

    グラシアス アイアンリムーバー

    プロスタッフ公式サイトへ

    プロスタッフのグラシアス アイアンリムーバーは、ジェルタイプなので、他のスプレータイプの洗浄液とちがって垂れにくく、鉄粉特有の匂いも抑えられるという特徴があります。

    鉄粉が反応し赤紫色に変わって落ちていくので、洗浄後すっきりしたのが目に見えて実感できます。使い勝手にこだわって選びたい方にはおすすめです。

    2.フォーミングジェルホイールクリーナー

    フォーミングジェルホイールクリーナー

    ストーナー公式サイトへ

    ストーナーのフォーミングジェルホイールクリーナーは無香性なので、洗浄剤の臭いがキツすぎて悩まされている方におすすめしたい商品です。

    密着・浸透・洗浄力に優れたジェルが頑固な汚れをしっかり除去してくれます。スピーディーに洗える上にツヤがでて、満足感のある仕上がりになります。

    ホイール汚れの原因と予防方法

    ホイール汚れの原因と予防方法

    車の足元を支えてくれるホイールですが、できれば日頃から汚れを抑えることができれば、それが一番ですよね。ホイールの汚れの原因は、泥はね、水垢、鉄粉・ほこり、ブレーキダストなどが主な原因です。以下に原因と予防方法をまとめましたので参考にしてみてください。

    原因 予防方法
    泥はね 雨の日やぬかるんだ道を走行する際に付着 洗浄をすれば汚れは落ちる
    水垢 水道水に含まれるミネラル成分が固まり、白い跡として残ったもの しっかりと乾いたタオルで拭き上げを行う
    鉄粉・ほこり 空気中に漂う鉄粉やほこりがホイールに付着する。特に線路沿いでの駐車は注意。 こまめに鉄粉除去をする
    ブレーキダスト ブレーキをかけたときの摩擦の影響で発生する粉のこと こまめに洗浄する

    汚れ防止にはホイールコーティングもおすすめ

    ホイールコーティング施工の様子

    ホイール洗浄の回数を減らし、傷や錆の防止も期待することができるのが、ホイールコーティングです。ます。分厚いガラス被膜でホイールをしっかりと守ることができます。

    ガラス層の厚さの違いでシングルかダブルか選択でき、シングルで10,400円〜、ダブルで15,500円〜が金額の相場なので、こまめな洗浄が苦手な方は検討してみてはいかがでしょうか。

    ホイールコーティング2【シングル】

    施工時間は1時間~です。

    ~15インチ 16~19インチ 20インチ~
    10,400円 11,800円~ 13,900円~

    ホイールコーティング2【ダブル】

    Wホイールコーティング2【ダブル】

    施工時間は2時間~です。

    ~15インチ 16~19インチ 20インチ~
    15,500円 17,600円~ 20,900円~
    あわせて読みたい

    ホイールコーティングのメリットメリット5選!種類や施工方法も解説
    ホイールコーティングのメリットメリット5選!種類や施工方法も解説
    ホイールコーティングとは、車のホイールにコーティング剤を塗布することで、ホイールを保護し、美しく保つための施工のことです。コーティングのメリットから自分で行う場合の手順…

    ホイールの買い替えならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    ホイール洗浄まとめ

    今回はホイール汚れについて解説してみました。そもそも汚れにくいデザインのホイールを購入する、というのも一つの手です。スポークデザインのホイールはスポーク間隔が広く、ホイール洗浄がしやすいと言われています。同じく円盤状のディッシュホイールも洗いやすいでしょう。

    スポークデザインはスポークの感覚が広く洗浄しやすい

    スポークデザイン

    ディッシュホイールも洗浄はやりやすい

    ディッシュホイール

    また、どうしても汚れが取れない…という時は新規購入も視野に入れてみましょう。ホイールの交換ならタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約3,200の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。豊富な種類を取り揃えているので、あなたの好みに合ったホイールがきっと見つかります。

    足元をキレイにして愛車ライフを楽しんでくださいね!

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    あわせて読みたい

    ホイールのデザインは4種類!特徴とおすすめブランド・車種を装着例をあげて徹底解説
    ホイールのデザインは4種類!特徴とおすすめブランド・車種を装着例をあげて徹底解説
    ホイールのデザインは、大別してスポーク・ディッシュ・メッシュ・フィンの4種類です。それぞれのデザインの特徴やメリット・デメリット、おすすめのアルミホイールメーカーについて紹介しています。…
    あわせて読みたい

    輸入車のブレーキダスト対策とは?汚れの原因はブレーキパッドです
    輸入車のブレーキダスト対策とは?汚れの原因はブレーキパッドです
    外車のブレーキダスト、特にベンツなどのドイツ車は気になると思います。この汚れの原因は、ディスクブレーキローターとパッドの摩擦による削りカスです。…
    あわせて読みたい

    ホイールのガリ傷修理の値段はどこが安い?DIYの方法は?ケース別の修理費用も解説
    ホイールのガリ傷修理の値段はどこが安い?DIYの方法は?ケース別の修理費用も解説
    ホイールの傷をプロに依頼する際の費用相場から自分で修理をするDIY方法まで徹底解説。ケース別の修理費用や安く済ませるコツ、信頼できる修理業者の選び方も紹介します。…
    カテゴリー
    ホイールの知識 ライターチーム タイヤ交換

    タイヤとホイール交換の値段は?持ち込みの費用は?自分で交換するやり方や工賃を安くする方法も解説


    「ホイール交換の値段は?持ち込みの場合は?」
    「タイヤホイール交換を自分で交換したい」
    「ホイール交換を依頼するならどこで?」

    こんな疑問を抱えてお悩みではありませんか?

    ホイール交換にどれくらい費用がかかるか分からず、依頼先に悩むケースや持ち込みで依頼すべきなのかなど迷われているかもしれません。
    また、自分で交換作業が可能なのか知りたい人も多いでしょう。

    今回はタイヤとホイール交換の料金相場を細かく解説しつつ、自分で交換作業するやり方や注意点にも触れていきます。
    記事を最後まで読んでいただければ、手間なくお得にホイール交換ができる方法もお分かりいただけますよ。

    タイヤ・ホイール交換には2種類ある

    タイヤホイール交換には2種類ある

    タイヤとホイール交換には2種類の工程があります。
    車に詳しくない人であれば、具体的な工程も分からず、何がどう違うのかも分からないのではないでしょうか。

    専門業者に依頼する場合、工程によって値段も変わるため、まずはタイヤとホイール交換の仕組みを理解しておきましょう。

    ちなみに、後ほど解説する「組換え」に関しては基本的には業者に依頼する形しかありません。この部分も解説していきます。

    手軽に出来る「脱着」(履き替え)

    「脱着」は車からタイヤを取り外し、ホイールとタイヤがセットになった状態のものを、付け替える作業のこと

    脱着(履き替え)とは、タイヤとホイールをセットの状態で車から外し、新しいタイヤ・ホイールセットに変える工程を指します。

    分かりやすいイメージとしては、多くの人がサマータイヤ(ホイールセット)からスタッドレスタイヤ(ホイールセット)に変える時に実施される作業が脱着となります。

    基本的には「外す」「取り付ける」だけの作業になるため、工賃も安価に済む工程です。

    当然ながら、ホイールを2種類所持することになるので、2つ目を購入するときの初期費用は必要になります。

    ホイールはピンキリですが、大きなサイズであれば10万円以上など高額品です。

    新しくホイールを購入する予算が無く、古くなったタイヤのみを変えたい場合は「脱着」ではなく、「組替え」の作業になります。

    【ポイント】
    「脱着」は車からタイヤを取り外し、ホイールとタイヤがセットになった状態のものを、付け替える作業のこと

    タイヤをホイールから外す「組替え」

    「組替え」はタイヤとホイールをバラバラにして、入れ替えること

    組替えはタイヤのみを交換する形で、ホイールは車に取り付けている物をそのまま使用します。

    例えば、「今のホイールがお気に入りでタイヤだけ劣化したいので変えたい」「ホイールの保管場所が無いのでタイヤだけ変えたい」といった時に組替えを選ぶことになります。

    人によっては、費用をかけたくないからタイヤとホイール交換は自分でやると考えると思います。

    しかし、組替えに限ってはタイヤをホイールから外す工程には専用器具や知識が必要になるため、一般家庭では「出来ない」と考えたほうがよいでしょう。

    専門業者に依頼する場合、脱着よりも工程が多いので工賃は脱着よりは高くなります。

    また、組替え作業のなかでもサイズによって工賃が変わり、組替えの難易度が上がる低扁平タイヤによっても工賃は変動します。

    想定よりも費用がかからないように、作業前に料金の確認をしておきましょう。

    【ポイント】
    「組替え」はタイヤとホイールをバラバラにして、入れ替えること。主にタイヤ単品を購入したときに発生する作業で、専用の器具がないとできないので自分でやるのは難しい。

    それぞれ交換にかかる工賃などは後ほど解説していきます。

    ホイール交換にはバランスとエアバブルの確認もしよう

    タイヤとホイール交換は頻繁にする作業ではないため、交換に合わせて確認しておくべき箇所があります。
    足回りは車の見た目を大きく変える部分でもありますが、車の「安全性」においても重要になるため、忘れずに確認しておきましょう。

    確認すべき項目は2つです。

    項目 内容
    ホイールバランスの調整 ・バランスが取れていないと次第に上下左右にブレが生じてしまう
    ・走行中のブレ、タイヤの偏摩耗、ジミー現象の防止
    エアバルブ交換 ・ホイールについている空気穴(バルブ)の交換
    ・2年〜3年で劣化する部品

    ホイールバランス調整

    ホイールバランスの調整は、タイヤホイールが適正なバランスになるよう調整する作業です。このようなバランスウェイトをホイールに貼り、調整します。

    バランスウェイト

    走行中のトラブルを防ぐためにも必須で、特に、高速走行中に振動が発生するシミー現象は事故に繋がる危険性もあります。

    専門業者に依頼した場合、交換の工賃内で実施してくれるケースもあります。当店でもホイール入れ替え作業の場合は、バランス調整も含まれています。

    ホイールバランスについては【タイヤ交換時のホイールバランスは重要!崩れるとおこる危険と対策を解説】も参考にしてみてください。

    エアバルブ交換

    エアバルブも念のため、ホイール交換の都度確認してもらい、必要があれば交換してもらいましょう。部品の値段も数百円と安価で済みます。

    エアバルブ

    エアバルブには大きく分けて2種類、全体がゴムで覆われたタイプの【ゴムバルブ】と全体が金属状でホイールの外側と内側をゴムパッキンを介し内側からナットで締め付けるタイプの【金属バルブ】があります。

    詳しくはエアバルブは必ず交換しよう!工賃や交換の仕方を解説の記事も参考にしてみてください。

    タイヤ・ホイール交換にかかる料金は?

    タイヤホイール交換にかかる料金は?

    ホイール交換にかかる料金は、工程・サイズ・タイヤホイールの種類・持ち込み・改造の有無など、条件によって変わります。

    一番多いパターンである依頼先でタイヤ等を購入した場合の料金相場を表にまとめています。車体の大きさによっても変わりますが、今回は軽・普通車を想定した形です。

    依頼業者 脱着4本 組替え4本
    ディーラー 6,000円前後 8,000円前後
    タイヤ専門店 4,000円前後 6,000円前後
    カー用品店 4,000円前後 6,000円前後
    ガソリンスタンド 3,000円前後 4,500円前後

    車体や履いているホイールのサイズがさまざまになるため、上記はあくまで一例となります。

    ディーラー以外は、キャンペーンや優遇制度を実施しているケースがあり、「思ったより安い」となる可能性もあるでしょう。

    ディーラーは最も料金が高くなりがちですが、所持している車を知り尽くした整備士に頼めるので、安心できるというメリットがあります。

    持ち込みによる交換工賃は?

    オンラインショップが普及したことで、安くタイヤやホイールを手に入れて交換したい人も増加しています。その場合、ホイールを持ち込んで作業だけを依頼することも可能です。

    ただし、持ち込み料として工賃が通常よりも1.5倍〜2倍必要になるケースもあります。
    業者も自社で購入してくれたほうが利益も出るため、持ち込みは別枠の料金設定にしており、タイヤ専門店でも5,000円〜10,000円かかるイメージです。

    依頼先以外で購入する場合は、工賃も差し引きしたうえでお得になるか確認してください。

    最近は「持ち込み歓迎!」としている業者も増え、持ち込みでも工賃は変動しない可能性もあるので、よくチェックしておきましょう。

    ホイールサイズによっても料金は変わる?

    ホイールサイズが変わると料金も大きく変わります。

    例えば、カー用品専門店で持ち込みで組替えを依頼した場合、下記のように変動する形です。

    ホイールサイズ 普通車 大型車
    (4WDなど)
    16インチ 1,500円 3,000円
    17インチ 2,500円 4,000円
    18インチ 3,000円 4,500円
    19インチ 4,000円 5,600円

    ホイールのサイズが大きくなればなるほど、当然料金も高くなります。

    また、脱着や組替えをするときにインチアップする場合も通常料金と変わる可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

    タイヤホイール交換以外に必要な費用は?

    先程も触れましたが、交換時に別途必要となる可能性のある費用は以下の通りです。

    内容 金額
    タイヤ廃棄 1本300円〜500円前後
    ホイールバランス調整 1本1000円前後〜
    エアバルブ交換 4本1500円前後〜

    バランス調整やバルブ交換などは追加費用が発生しますが、ホイール交換時以外で行おうとすると「脱着」「入れ替え」の工賃が都度発生してしまいますので、一度に確認して一緒に行うことをおすすめします。

    タイヤローテーションにかかる費用は?

    タイヤローテーションにかかる費用は?

    5000km前後走行した後は、タイヤのローテーションが推奨されています。これは現在履いているタイヤホイールの位置を交換する作業を指します。

    タイヤホイールの交換ではなく、タイヤが扁摩耗しないようにローテーションだけしたい人もいるはずです。

    この場合、1回2,000円〜5,000円前後の工賃(タイヤ脱着の工賃)がかかってしまうので、タイヤ・ホイール交換の際に一緒にタイヤローテーションお願いすることをおすすめします。

    専門店に任せる場合は、たいていの場合、そのタイヤをどこに装着していたかの目印シールを貼ってくれるので、次回はそれを見てローテーションしてくれます。

    タイヤを長持ちさせたい人は、定期的にローテーションを実施しておくのがおすすめです。

    ホイール交換にかかる時間も知りたい

    タイヤホイール交換にかかる時間も知りたい

    料金と合わせて、ホイール交換にかかる作業時間も確認しておきましょう。
    ホイール交換の作業自体にかかる時間はサイズにもよりますが30分〜程ですが、これに待ち時間や受付・お会計の時間を合わせると、少なくとも1時間以上は作業にかかることになります。

    特に組替えは工程も増えるので、通常よりも時間がかかります。

    脱着の作業時間目安
    10~15インチ 約30分
    16~18インチ 約40分
    19~20インチ 約50分
    組み換えの作業時間目安
    10~15インチ 約30分
    16~18インチ 約40分
    19~20インチ 約50分

    最近はWebで交換作業を予約できる店も増えているので、上手に活用すると便利です。

    作業時間に関しては【タイヤ交換にかかる時間は?作業内容別にご紹介!】の記事も参考にしてみてください。

    自分でタイヤホイール交換をするやり方

    自分でタイヤホイール交換をするやり方

    これまでの解説を見て、「工賃が高いから自分で交換しよう」と考えているかもしれません。

    実際、整備士でなくてもタイヤホイールの「脱着」だけであれば作業は可能です。
    必要な用具・手順さえ守れば、想像よりも簡単にできてしまうでしょう。

    ただ、間違ったやり方で進めて、足回りにダメージを与えて取り返しのつかないことになるケースも。

    詳しく説明していきます。

    ホイール交換に必要な工具

    まずは必要となる用具の確認です。
    一般家庭にはない工具もありますが、必須道具になります。

    ・レンチ(できれば十字レンチ)
    ・ジャッキ
    ・輪止め
    ・トルクレンチ

    トルクレンチはホイールナットを適正な力で締める専用工具ですが、無くても作業自体はできます。
    ただ経験上、トルクレンチなしで作業すると足回りの安全性が損なわれたり、部品が損傷したりなどデメリットが大きいので用意は必須です。

    どうしても用意できない場合は、交換後に専門業者やガソリンスタンドで増し締めを依頼する方法もあります。

    ホイール交換の手順

    タイヤホイールの脱着に必要な工程は、さほど多くありません。
    紹介する8ステップで、取り外しから取り付けまで完了できます。

    初心者は以下の手順を必ず守るようにしてください。

    1. サイドブレーキを必ずかけて、交換するタイヤの対角線に輪止めをする
    2. 交換するタイヤのホイールナットを軽く緩める(軽くでOK)
    3. ラジャッキを交換するタイヤ近くのジャッキポイントに合わせて、車体を持ち上げる(タイヤが地面から1cm以上は離れるように)
    4. 緩めたホイールナットを全て外して、タイヤを取り外す
    5. 取り付けるタイヤホイールをボルト位置に合わせて取り付ける(平行になるように)
    6. ホイールナットを取り付け、上から対角線に沿って順番に締めていく(必ず上から締めて対角線で締める/2〜3週しながら締めればOK)
    7. 完全に締める前に、ジャッキを下ろしていく
    8. タイヤが地面についたら、ジャッキを外してトルクレンチで本締めをする

    ジャッキポイントが分からない場合は、車に付属している説明書に場所が記載されています。

    ホイールナットを締めるときは、締める順番を必ず守るようにしてください。

    4穴ホイールの場合は「4」の数字を、一筆書きするイメージで締めていきます。

    4穴ホイールの閉める順番

    5穴ホイールの場合のナットを締める順番は、「星」の形を一筆書きするイメージで締めていきます。

    5穴ホイールの閉める順番

    6穴ホイールの場合のナットを締める際には、ジグザグ線を書くように、締めていけば迷うことなく締められます。

    6穴ホイールの閉める順番

    最近はyoutubeでも沢山の交換方法が掲載されていますので、イメージを膨らませておくのもおすすめです。

    自分でのタイヤ・ホイール交換は【タイヤ交換を自分でする手順は?トラブルを防ぐための注意点も解説】の記事も参考にしてみてください。

    絶対やってはいけないホイール交換のやり方・注意点とは?

    タイヤホイール交換の難易度は低いとはいえ、慣れていないと危険性と思わぬ故障につながる可能性があります。特に以下の3つには十分注意してください。

    ・ジャッキポイントは必ず適正な位置にして、途中で外れないようにする
    ・ホイールナットを曲がった方向に入れない
    ・ホイールナットを無理矢理閉めようとしない

    ジャッキが外れて車体が急に落ちてしまうと、足が挟まれたりなど大きな事故の危険性があります。

    また、ホイールナットを間違った締め方で進めてしまうと、ボルトのネジ山が潰れる・折れるケースがあり、取り返しつかない事態になるケースもあります。

    筆者も初めて自分で作業した時に、ボルトを折ってしまい、修理が必要になり余計な出費をしてしまった経験があります。

    足回りは車の重要部分かつ、修理も高額になるため、自信がない人は最初からプロに頼んでしまうのがおすすめです。

    手間をかけずにホイール交換を安くする方法がある?

    手間をかけずにホイール交換を安くする方法がある?

    タイヤホイール交換を手間なく安く済ます方法は、交換を依頼する場所で商品自体も購入してしまうことです。

    自社でタイヤやホイールを購入してもらったほうが利益が出るため、その分通常よりも工賃を安くする・特別保証をつけるなど、消費者側にもメリットが付いてきます。

    また、どんなタイヤやホイールにするか相談して、そのまま購入〜取り付けまで一括して出来るので手間が無く、無駄な時間も発生しません。

    さらに、購入者限定で履き替えたタイヤをそのままお店で保管してくれる業者であれば、自宅のスペースが空くなど、コスト以外のメリットもあります。

    参考記事:【タイヤ保管サービスとは?おすすめ点や料金をご紹介】

    タイヤワールド館ベストならコミコミプランがある!

    タイヤワールド館ベストならコミコミプランやパンク保証もある!

    ここまで、本記事ではタイヤホイール交換にかかる費用や自分でやる場合のやり方を解説しました。

    確かに交換の難易度は低いため、自分で作業するのは可能です。
    ただし、プロに任せてしまうことで時間の節約や安全性を守ることにもつながるので、専門業者に任せてしまうのが得策といえるでしょう。

    タイヤワールド館ベストなら、オンライン上でタイヤホイールの購入が可能で、そのまま全国3,200店の提携取付店へ直送し、交換作業予約まで完了できます。

    自分で取付店も選べて日時も選択できるから安心して依頼可能です。もちろん、提携している取付店は信頼のおける優良店のみとなります。

    なにより、購入した際はタイヤ組替え・バランス調整・脱着に必要な工賃が全て込みになる「コミコミプラン」といったお得なプランが用意されています。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    人気メーカーのタイヤとホイールが豊富に揃っているので、ぜひ一度オンラインショップをご覧ください。

    カテゴリー
    ホイールの知識 ライターチーム カラーホイール カスタムその他

    ホイールは自分で(DIY)で塗装できる?必要な道具・手順・注意点について解説

    「ホイールの小さな傷が気になる」
    「車のデザインに合ったホイールに塗装したい」
    このような場合は、DIYでホイール塗装してはいかがでしょうか。

    プロに依頼してもホイール塗装は可能ですが、費用と時間がかかります。また、細かな要望が反映されなかったり、信頼できる業者を探すのが大変だったりもします。

    自分でDIYで行えば、コストを抑えつつ自分の好みをデザインに反映できるでしょう。そこで今回は、ホイールのDIYでの塗装方法について、必要な道具や手順、注意点などについて詳しく解説します。

    ホイールをDIYで塗装するメリット

    ホイールをDIYで塗装するメリット

    ホイールをDIYで塗装するかどうか決める際は、メリット・デメリットを確認しましょう。メリットがデメリットを上回るのであれば、DIYでのホイール塗装が向いています。まずは、メリットから詳しく解説します。

    費用を削減できる

    ホイール塗装をDIYで行う場合、費用を大きく削減できます。ホイール塗装をプロに依頼する場合の料金相場は1本15,000~30,000円程度のため、4本で60,000~120,000円程度の費用がかかります。

    DIYで塗装する場合は、7,000~12,000円程度で済みます。また、工賃もかからないうえに5回程度までは道具の買い替えも不要です。

    定期的にホイールを塗装するうえに費用をなるべく抑えたい場合は、DIYの方がよいでしょう。

    好きなタイミングで行える

    ホイール塗装のDIYは、好きなタイミングで行えます。プロに任せる場合は予約待ちや難易度の関係で数日かかることもあるため、すぐにでも塗装したい方はDIYで塗装した方がよいでしょう。

    また、忙しい方は隙間時間を使って1本ずつ塗装することも可能です。

    車が返ってくるのを待つ必要がない

    ホイール塗装後は、すぐに車が返ってくるとは限りません。業者の元へ取りに行くのであればすぐに返ってきますが、業者に届けてもらう場合は数日待つことになる可能性があります。

    ホイール塗装の作業は作業内容にもよりますが、数日程度かかります。
    通常はスペアタイアを持参し、ホイールを預けて塗装をお願いすることが多いと思いますが、場合によっては車ごと預けることもあります。

    車を頻繁に使う方、忙しくて取りに行くことが難しい方は、DIYで塗装した方がよいでしょう。

    道具が簡単に揃う

    DIYには多数の道具が必要ですが、いずれもホームセンターやカー用品店で簡単に揃います。そのため、DIYでよくある「道具を揃えるのに手間がかかる」というデメリットはありません。

    ホイールをDIYで塗装するデメリット

    ホイールをDIYで塗装するデメリット

    ホイールをDIYで塗装したことを後悔しないためにも、メリットだけではなくデメリットも確認しておきましょう。ホイールをDIYで塗装するデメリットは次のとおりです。

    失敗するリスクがある

    ホイールの塗装は決して難しいわけではありませんが、素人が行う以上は失敗のリスクがあります。タイヤやボディに塗料が付着したり、全く想定していなかった色になったりすれば、修繕に時間と手間がかかります。

    絶対に失敗したくないのであれば、ホイール塗装はプロに頼むことが大切です。

    仕上がりに満足できない可能性がある

    ホイール塗装のDIYは難しくはありませんが、光沢やわずかな色のイメージの差が気になり、仕上がりに満足できない場合があります。補修しようにも、どうすれば満足いく仕上がりになるのかがわからず、DIYしたことを後悔するかもしれません。

    予想以上に時間がかかる可能性がある

    ホイール塗装自体は数時間もあれば完了しますが、初めて行う場合は予想以上に時間がかかる可能性があります。例えば、土日休みの人が土曜日に塗装して日曜日に使う予定を立てたとしても、予想以上に時間がかかり、日曜日に車が使えなくなる恐れもあるでしょう。

    プロにホイール塗装を依頼するメリット

    プロにホイール塗装を依頼するメリット

    プロにホイール塗装を依頼するメリット・デメリット、DIYで塗装するメリット・デメリットを比較して、どちらが自分に合っているのかを考えましょう。プロにホイール塗装を依頼するメリットは次のとおりです。

    細かな仕上がりまで指定できる

    プロは、ユーザーの細かな要望を塗装にしっかりと反映してくれます。また、あらかじめ伝えていた要望が反映されていなかった場合は調整も可能です。

    また、塗装と同時にホイールについた傷などの修理も合わせて依頼することもできます。

    ただし、塗装技術や対応の質は業者によって異なるため、十分な実績を持つ信頼できる業者に依頼する必要があります。

    失敗のリスクがない

    ホイール塗装をプロに依頼すれば、失敗の心配がなくなります。仮に失敗したとしても、料金を支払っている以上は要望どおりに仕上げる義務があるため、よほど悪質な業者でない限りは調整を依頼できます。

    DIYの場合は失敗すると修正の方法がわからず、そのまま諦めてしまうことになりかねません。

    結局は業者に依頼することになる可能性もあるため、失敗のリスクを恐れているのであれば最初から業者に依頼した方がよいでしょう。

    プロにホイール塗装を依頼するデメリット

    プロにホイール塗装を依頼するデメリット

    プロにホイール塗装を依頼すれば、ほぼ確実に希望どおりの塗装に仕上げてくれます。その一方で、次のようなデメリットもあります。

    車が返ってくるまでに時間がかかる

    塗装にかかる時間は数日~1週間程度です。そこから車を取りに行くスケジュールを設定すると、合計で半月程度はかかるでしょう。業者に持ってきてもらうにしても、スケジュールを合わせなければなりません。自分で塗装する場合は、塗装が乾いたらすぐに車に乗ることができます。

    コストが高い

    業者にホイール塗装を依頼すると、1本15,000~30,000円程度、4本で60,000~120,000円程度の費用がかかります。失敗のリスクがないにしても、DIYの約10~15倍程度の費用がかかることは大きなデメリットと言えるでしょう。

    また、頻繁にホイール塗装する場合は、さらに多額のコストがかかります。それだけの費用をかけてまで業者にホイール塗装を依頼すべきかどうか慎重に考えましょう。

    ホイール塗装のDIYの種類

    ホイール塗装のDIYの種類

    ホイール塗装のDIYには複数の種類があります。それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

    缶スプレー

    缶スプレーは、インクが広範囲に噴射される仕組みのため、初心者でも簡単に塗装できます。色の濃淡の調整も比較的簡単で、これまでスプレー塗装を経験したことがない方にもおすすめです。カー用品店やホームセンターにはさまざまなカラーの缶スプレーが販売されています。

    ただし、十分にマスキングしなければタイヤや車体にインクが付着してしまうため、慎重に作業を進める必要があります。

    スプレーガン

    スプレーガンは、エアコンプレッサーと組み合わせて使用し、吐出量や噴霧パターンを調整することで細かな部分まできれいに塗装できる道具です。複数の色を混ぜ合わせてオリジナルの色を作ることもできます。

    ただし、導入のハードルが高いうえに使いこなすには知識と技術が必要です。

    ローラー塗り

    ローラー塗りは、ローラーにインクを付着させてホイール塗装を行う方法です。缶スプレーやスプレーガンのように周りに飛び散る心配がありません。難易度は高いものの、慣れればハイクオリティに仕上げることもできます。

    ただし、複雑な形状のホイールには不向きなため、シンプルなデザインのホイールを塗装したい場合に使いましょう。

    筆塗り

    筆塗りは、インクをつけた筆でホイールを塗っていく方法です。手軽に行えるうえに塗料が周りに飛び散る心配がありません。筆先の太さを使い分ければ、細かな部分まできれいに仕上がります。

    また、スチールホイールは塗装の途中に浮いてきたサビに何度もスプレーする必要がありますが、筆塗りであれば手軽に仕上げることができます。

    ホイール塗装のDIYに必要な道具

    ホイール塗装のDIYに必要な道具

    ホイール塗装のDIYでは、次の道具が必要です。

    ホイール洗浄グッズ
    (ホイールクリーナーなど)
    1,000~3,000円程度
    耐水サンドペーパー
    (粗目・細目・極細)
    1,000円程度
    脱脂剤 500~1,000円程度
    サフェーサー、ミッチャクロン 各2,000円程度
    マスキングテープ 100~300円
    塗料 1,000~4,000円程度
    手袋、マスクなど 300~600円程度

    いずれもホームセンターやカー用品店で購入できます。

    ホイールをDIYで塗装する手順

    ホイールをDIYで塗装する手順

    ホイールをDIYで塗装する際は、正しい手順・方法で行う必要があります。手順を飛ばすと仕上がりが悪くなったり、希望の色調にならなかったりします。ホイールは次の手順・方法で塗装しましょう。

    1. ホイールを洗浄する
    2. ヤスリで表面を削る
    3. マスキングで保護する
    4. 脱脂作業
    5. 密着性を高めるための作業
    6. 塗装する
    7. コーティングする
    8. コンパウンド仕上げ

    手順1:ホイールを洗浄する

    ホイールに付着した油分や汚れ、ブレーキダストなどを徹底的に除去します。カーシャンプーやホイール用洗浄剤を使いましょう。

    手順2:ヤスリで表面を削る

    表面がなめらかな状態だと塗料がうまく接着しません。まずは、ヤスリでマットな質感になるまで表面を削りましょう。磨き残しがあると塗料が剥がれる恐れがあるため、細かいところまで入念に削ってください。

    手順3:マスキングで保護する

    マスキングの目的は、塗装しないところに塗料が付着するのを防ぐことです。ホイールを取り外して塗装しない場合は、タイヤやエアバルブをマスキングテープで保護しましょう。また、ホイールのロゴと本体を別色にしたい場合もマスキングが必要です。

    手順4:脱脂作業

    ホイールに付着した油分は塗料を弾くため、あらかじめシリコンオフやパーツクリーナーで油を取り除く必要があります。ここで注意したいのが、手の皮脂も塗料を弾くことです。必ず手袋をして、皮脂がホイールに付着しないようにしましょう。

    手順5:密着性を高めるための作業

    塗料の密着性を高めるために、サフェーサーやミッチャクロンをホイール全体に薄くなりましょう。ミッチャクロンは透明の液体のため、塗りムラを目で確認できないことに注意が必要です。

    手順6:塗装する

    サフェーサーやミッチャクロンが乾燥したら、希望の色に塗装していきます。一気に塗装するのではなく、複数回に分けて薄く塗り重ねましょう。濃すぎた場合の修正は困難ですが、薄いところは塗り重ねるだけで済みます。

    手順7:コーティングする

    塗装を保護しつつツヤを出すために、クリアコーティングします。ラッカークリアよりもウレタンクリアの方が耐久性とツヤ感に優れています。

    手順8:コンパウンド仕上げ

    コーティング後のツヤが不足している場合は、コンパウンドで仕上げましょう。ただし、コーティングを削ってしまい塗装が露出する場合があるため、磨きすぎに注意が必要です。

    ホイールをDIYで塗装する際の注意点

    ホイールをDIYで塗装する際の注意点

    ホイールをDIYで塗装する際は、失敗を防ぐためにも次の注意点を押さえましょう。

    風通しが良い場所で行う

    スプレーには、大量に吸引すると健康被害が生じる物質が含まれているため、風通しが良い場所で行う必要があります。車庫や物置などで作業する場合は、換気扇を回して窓を開けることが大切です。

    また、換気をしていても塗料を吸い込むリスクは解消できないため、マスクを装着しましょう。

    なお、風が強い日は塗料が風に流されてきれいに吹きかけることが難しい、また湿度が高い日は塗料が乾きにくいため、適度に風がある湿度が低い天気が良い日に作業をするのがおすすめです。

    塗料の相性を確認しておく

    複数の塗料を使用する場合は、塗料同士の相性を確認しましょう。

    たとえば、ラッカー系とウレタン系の塗料を組み合わせると、表面がなめらかに仕上がらない可能性があります。組み合わせについてはさまざまな条件に応じて選択する必要があるため、初めてDIYでホイール塗装をするのであれば塗料の種類は統一した方がよいでしょう。

    完全に乾く前にマスキングを剥がす

    塗料が完全に乾いてからマスキングテープを剥がすと、一緒に塗料も剥がれてしまいます。最初からやり直すことになるため、塗料が完全に乾く前に剥がしましょう。

    また、勢いよく剥がした場合も塗料が剥がれてしまうため、丁寧に剥がしてください。

    まとめ

    まとめ

    DIYでホイール塗装することで、費用を抑えつつ細かな希望を反映した色に変更できます。その一方で、塗料の組み合わせや調色、下準備などに失敗するリスクもあるため、確実に希望どおりの仕上がりにしたい場合はプロの業者に依頼することが大切です。

    DIYが自身に合っている場合は、今回紹介したホイール塗装に必要な道具や手順、注意点などを参考に、DIYに挑戦してみましょう。

    DIYも大変そうだし、プロにお願いするのもコストが気になる…そのような場合は、思い切ってホイールを新調するのも一つの手です。

    ホイールメーカーによっては、カラーはもちろん、リムや特殊P.C.D.などのカスタムオーダープランがある場合もあります。

    参考:WORKカスタムオーダープラン

    参考:WORKカスタムオーダープラン

    ホイールの新調ならタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約3,200の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。豊富な種類を取り揃えているので、ぜひご検討ください。