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メンテナンス タイヤ 多賀城店

タイヤワックスを使うと劣化が早まる?選び方と使用方法を伝授!

最終更新日 2024年10月4日

こんにちは!ベスト多賀城店 酒井です!タイヤワックスはタイヤに光沢を出し車全体の美観を上げてくれますよね?一方でタイヤによくない、すぐひび割れてしまうんでしょ…?という疑問を持たれている方もいるようです。

今回はタイヤワックスの役割や選び方、使い方についてご紹介します!最後までご覧ください。

タイヤワックスの役割とは?

タイヤワックス

タイヤワックスにはいくつか役割があるのをご存じですか?見た目だけでなく性能にも関わっているのでご紹介します。

光沢を出す:タイヤに艶をだし見た目が向上します。
保護:紫外線や汚れからタイヤを守ります。
耐水性:水を弾きやすくしてタイヤを長持ちさせます。

簡単に言うと、タイヤワックスはタイヤをきれいに保ち、長持ちさせるために使います。

タイヤワックスの種類と使用方法

タイヤワックス

タイヤワックスには水性と油性がある

タイヤワックスには2種類あり、水にシリコンを乳化分散させた水性タイヤワックスと親油性溶剤にシリコンを溶かした油性があります。

タイヤワックスの使い方と注意点

工程 説明
タイヤを洗う タイヤの汚れや泥をしっかりと洗い流します。
乾燥させる タイヤを完全に乾かします。
ワックスを塗る スプレータイプなら均等にスプレーし、クリームタイプなら布やスポンジで塗ります。
拭き取る 余分なワックスを布で拭き取ります。

注意点

工程 説明
均等に塗る ムラができないように均等に塗布しましょう。
タイヤ以外には塗らない ホイールやブレーキディスクには塗らないように注意してください。
乾かす時間 しっかり乾かしてから走行しましょう。

これでタイヤに艶ができ車の美観があかり、尚且つ保護効果も期待できます!

水性タイヤワックス vs 油性タイヤワックス

comparison

水性タイヤワックスのメリットとデメリット

メリット 説明
環境に優しい 有機溶剤を含まず、環境にやさしいです。
扱いやすい 匂いが少なく、手や衣服についても洗い流しやすいです。
安全性 ゴムやプラスチック、塗装面を傷めにくいです。

デメリット 説明
耐久性が低い 雨や洗車で落ちやすく、頻繁に塗り直す必要があります。
光沢の持続時間が短い 油性タイプに比べて光沢が長持ちしません。

油性タイヤワックスのメリットとデメリット

メリット 説明
耐久性が高い 雨や洗車でも落ちにくく、長持ちします。
光沢が持続 深いツヤを長時間維持できます。
防水効果 水を弾き、タイヤを保護します。

デメリット 説明
取り扱いが難しい 匂いが強く、手や衣服に付くと落としにくいです。
環境への影響 有機溶剤を含むため、環境に優しくありません。
表面を傷める可能性 長期間使用するとゴムや塗装面を傷めることがあります。

油性と水性のタイヤワックス比較

●油性のタイヤワックスは黒々とした光沢のあるツヤが出るのが特徴

●水性のタイヤワックスは油性ほどの光沢、ツヤはなく落ち着いた自然な光沢とツヤが出る

よく聞く油性のタイヤワックスはタイヤの劣化を早めてしまう!というのは正解であり不正解でもあります。

まずなぜ油性のタイヤワックスはタイヤの劣化を早めることになるのかというと、石油系溶剤を使っているタイヤワックスですとタイヤの劣化を早めてしまう恐れがあります。

先述のとおり、水性のタイヤワックスは水でシリコンを溶かして出来ていますが油性のタイヤワックスは親油性溶剤を使ってシリコンを溶かし作っています。

その中でも石油系溶剤を使ってシリコンを溶かして作っているタイヤワックスだと本来シリコンを溶かすための石油系溶剤が長期間の使用によって徐々にタイヤが溶けてしまい劣化を引き起こし、結果的にひび割れてしまう恐れがあります。

油性のタイヤワックスはタイヤが劣化してしまうからダメ!というわけではなく石油系溶剤が入っているタイヤワックスを使うのは避けた方が良いが正しいです。

ちなみに水性のタイヤワックスは水とワックスで出来ているため、タイヤへのダメージが少ないです。ですが油性のタイヤワックスに比べて水性な分、ワックスの持ちは悪くなります。

タイヤワックスを長持ちさせる方法

タイヤワックス

タイヤワックスを塗る前にタイヤをキレイに洗いよく乾燥させてムラなくホイールに付かないようにタイヤワックスを塗ります。

このときタイヤワックスが乾ききる前に余分なタイヤワックスはふき取っておきましょう!


ツヤと光沢を長持ちさせたいときは油性のタイヤワックス(系溶剤不使用のもの)を選び、月1くらいの塗り直しが可能であれば水性のタイヤワックスを選び、用途によって選びましょう。

タイヤワックスの特性を理解し正しく使いこなす

タイヤワックスを正しく使用することで、タイヤの見た目をキレイに保ち、長持ちさせることができます。

工程 説明
タイヤを洗う タイヤの汚れをしっかり洗い流し、乾かします。
ワックスを塗る スポンジや専用アプリケーターで、均等にワックスをタイヤの側面に塗ります。
乾燥させる 自然乾燥させ、しばらく待ちます。拭き取る必要がない場合もあります。

こまめなメンテナンス

こまめなメンテナンスを行うと、タイヤの見た目が良く保たれ、寿命も延びます。

以下がポイントです。

工程 説明
定期的な洗浄 汚れが溜まる前に、タイヤを定期的に洗いましょう。週に一度程度が理想です。
ワックスの塗り直し タイヤワックスは徐々に効果が薄れるため、2〜3週間ごとに再塗布すると良いです。(水性の場合)
タイヤのチェック ワックスを塗る前に、タイヤのひび割れや損傷がないか確認しましょう。このようにこまめにケアすることで、タイヤを美しく、長持ちさせることができます。

タイヤワックスの選び方と使い方に関するよくあるQ&A

タイヤワックスの選び方と使い方に関するよくあるQ&A

Q: タイヤワックスを選ぶ際に注意すべきポイントは?

A.

ポイント 説明
光沢の仕上がり 艶が強く出るものと自然な艶が出るものがあるので好みで選びましょう。
保護効果 UVカット、防汚性の高いタイヤワックスを選びましょう。
成分 水性、油性があり特に油性はタイヤに悪影響な成分が入っていることがあるので成分をよく確認して選びましょう。
使いやすさ タイヤワックスにはスプレータイプ、ジェルタイプなど種類があるので使いやすさで選ぶのもポイントです。

Q: タイヤワックスの効果はどのくらい持続しますか?

A.
メーカー、種類、天候(季節)にもよりますが短くて2~3日、長くて~1ヶ月くらいです。

Q: ひび割れの原因となる成分とはどんなものですか?

A.
一部の油性のタイヤワックスに使われている石油系溶剤という石油から作られる化学物質になります。タイヤが硬くなったりヒビ割れの原因となる成分です。

まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか?今回はタイヤワックスについてご紹介しました。当店ではサービスとして水性タイヤワックスの塗布を行っています。

雨が降っていたりするとすぐ落ちてはしまいますがタイヤ交換をして光沢のあるタイヤだとより気持ちいいですよね!正しい使い方をすればタイヤがキレイに見えるだけではなく、タイヤを守ってくれる効果もあります。

逆に誤った使い方をすればタイヤの寿命を早めてしまうことにつながります。使い方はしっかり守り、長期間の保管の際はタイヤワックスを落とし切ってから保管するようにしましょう。
ブログをご覧の皆様のご来店、心待ちにしています♪

作成者: 酒井 あすか

趣味:釣り、料理

モットー:知覚動考!

特技:やきいもを焼くこと。すごく上手に焼ける自信があります!!