• カテゴリー
    メンテナンスその他 タイヤ知識 スタッドレスタイヤ 多賀城店

    スタッドレスタイヤのレンタルは安い?ケース別の料金相場や注意点・お得に利用できるお店を徹底解説

    「スタッドレスタイヤのレンタルは結局高いの?安いの?」「レンタルの利用方法は?」「スタッドレスタイヤのレンタルはオートバックスでできる?安い店は?」

    など、スタッドレスタイヤのレンタルに関する情報をお探しではないですか。

    冬限定でしか使用しないスタッドレスタイヤですが、いざ買うとなると価格も高いため、購入に躊躇している方も多いはず。ましてやタイヤサイズが大きい車に乗っていれば、10万円を超えるケースもあります。

    結論、短期間のレンタルだけであれば購入よりもお得になる可能性があります。

    今回は、スタッドレスタイヤのレンタルについて、料金相場や利用する際の注意点、利用できる店舗について解説していきます。

    レンタルと購入でどちらが安いのかについても解説していますので、最後までご覧ください。

    スタッドレスタイヤのレンタルサービスとは

    スタッドレスタイヤのレンタルサービスとは

    スタッドレスタイヤは「購入する」の一択で考えている方は多いですが、お得なレンタルサービスも存在します。

    まずは、レンタルできるショップや利用方法について見ていきます。

    スタッドレスタイヤのレンタルはどのショップでできる?

    スタッドレスタイヤのレンタルサービスは、タイヤ専門店やカーショップ、ガソリンスタンドなどで提供されています。

    近年は少しずつ普及しているサービスではありますが、まだまだ利用できる場所は限られているのが現状です。

    基本的にはスタッドレスタイヤのレンタルがサービス内容になりますが、タイヤだけでなくホイールもセットになっているケースが多いため、タイヤの組み替えは必要なく手軽に利用できます。

    また、タイヤ交換(取り付け・取り外し)やレンタル中の夏タイヤの保管もサービス内容に組み込まれているケースも多いです。

    したがって、利用する店舗に車一つでいけば、必要な作業は全て完了できますので利便性は高いサービスといえます。

    レンタルできる日数はご利用の店舗によって体系が異なるので、必ず事前に確認しておくのがおすすめです。

    スタッドレスタイヤのレンタルサービスを利用する手順

    サービスを提供しているショップ等によって若干の流れは変わりますが、基本的には以下のような手順でサービスの利用ができます。

    1. 申し込み
    2. 当日来店&交換
    3. 返却日来店&交換
    内容< 作業 所要時間
    1 申し込み 店舗もしくは電話で予約 〜30分程度
    2 当日来店
    &交換
    予約した場所(指定された場所)に来店し、レンタルタイヤへ交換 30分〜60分程度
    3 返却日来店
    &交換
    レンタルタイヤを外し、履いていたタイヤへ交換 30分〜60分程度

    特に難しい作業はなく、当日車だけ持参すれば交換できるため、手軽に利用できるサービスといえます。参考までに、当店のスタッドレスレンタルを利用する場合を詳しく見ていきましょう。

    1.申し込み

    スタッドレスタイヤレンタルの手順1.申し込み

    お申し込みは店舗またはお電話で受け付けております。(〜30分程度)お気軽にお問い合わせください。

    2.当日来店&交換

    スタッドレスタイヤレンタルの手順2.当日来店&交換

    予約当日に予約した場所(指定された場所)にご来店ください。お車をスタッドレスタイヤへ交換し、履いていたお客様のタイヤセットは店舗でお預かりいたします。(30分〜60分程度)

    3.返却日来店&交換

    スタッドレスタイヤレンタルの手順3.返却日来店&交換

    ご返却日にご来店ください。お車からレンタルスタッドレスを外し、お預かりしていたお客様のタイヤをお付けします。(30分〜60分程度)

    スタッドレスタイヤのレンタル料金の相場は?

    スタッドレスタイヤのレンタル料金の相場は?

    スタッドレスタイヤのレンタル料金は、各社で価格の幅があります。比較しやすいように、ケース別の料金相場を把握しておくと安心です。

    レンタル代は年末年始など、スタッドレスタイヤの需要が高まる期間はハイシーズン料金として大幅に高くなる傾向もあります。
    また、レンタルするタイヤのサイズや使用するタイヤのグレードにもよって、料金が異なります。

    それでは、具体的に見ていきます。

    基本的にレンタル代以外に工賃と保証金がかかる

    レンタル代以外にタイヤ交換等の工賃(脱着工賃)やタイヤの保証金、タイヤ預かりの手数料などプラスでかかるケースも多くあります。

    レンタル代以外に料金が必要になる可能性がある項目は次の通りです。

    ● 工賃
    ● 保証金
    ● 保管手数料
    ● 延長料金
    ● 出張取り付け代
    ● チェーン代
    ● バランス調整代

    尚、基本料金に全て含んでいるショップもありますので、比較する際によく確認するようにしてください。

    ちなみにタイヤの保証金は、利用の際に指定された金額を渡しますが、レンタルしたタイヤ返却後に返金とするケースが多いようです。

    主にプラスでかかる可能性の高い項目の料金相場は以下となります。

    ● 工賃:2,000円〜5,000円(タイヤサイズによる)
    ● 保証金:5,000円〜10,000円
    ● 延長料金:2,000円〜5,000円(+1日)

    サービスを提供している場所によって、料金体系はさまざまですので、いくつか候補をピックアップして比較するのが賢い利用方法です。

    下記で紹介する料金の相場は、レンタル料金のみを換算した表になります。

    スタッドレスタイヤを一泊二日でレンタルした場合

    スタッドレスタイヤを一泊二日でレンタルした場合の料金相場は以下となります。

    期間 14インチ
    (軽自動車)
    15インチ
    (普通車)
    16インチ
    (ミニバン)
    17インチ
    (SUV)
    一泊二日 3,000円
    〜10,000円
    5,000円
    〜15,000円
    6,000円
    〜18,000円
    8,000円
    〜20,000円

    ちょっとしたお出かけなど一泊二日のレンタルはニーズも多く、料金は新品のスタッドレスタイヤ購入と比較すれば断然安く済むといえます。

    したがって一泊二日程度のレンタルが、最もお得に利用できるケースといえるでしょう。

    スタッドレスタイヤを一週間(七泊八日)レンタルした場合

    スタッドレスタイヤを一週間でレンタルした場合の料金相場は以下となります。

    期間 14インチ
    (軽自動車)
    15インチ
    (普通車)
    16インチ
    (ミニバン)
    17インチ
    (SUV)
    一週間 10,000円
    〜20,000円
    15,000円
    〜22,000円
    17,000円
    〜25,000円
    22,000円
    〜27,000円

    一週間利用するとなればある程度の料金にはなりますが、それでも新品のスタッドレスタイヤを4本購入するよりも安くなる可能性が高いといえます。

    特にサイズが大きいスタッドレスタイヤは新品で買おうとすれば非常に高額となるので、まだまだレンタルがお得になるでしょう。

    スタッドレスタイヤを1ヶ月レンタルした場合

    スタッドレスタイヤを1ヶ月レンタルした場合の料金相場は以下となります。

    期間 14インチ
    (軽自動車)
    15インチ
    (普通車)
    16インチ
    (ミニバン)
    17インチ
    (SUV)
    1ヶ月 20,000円
    〜40,000円
    30,000円
    〜50,000円
    40,000円
    〜70,000円
    50,000円
    〜100,000円

    1ヶ月のレンタルとなると、ある程度の料金になるため、購入よりも割高になる可能性があります。
    購入とレンタルの料金を比較した上で判断が必要です。

    また、料金の幅もレンタルする店舗によって差が大きいので、利用する店舗はよく吟味する必要があるでしょう。

    もし、タイヤを保管する場所の問題や毎年同じ品質のスタッドレスタイヤを履きたい方には、レンタルのほうがメリットも大きいので、利用する価値は高い形です。

    スタッドレスレンタルのメリットとは?

    スタッドレスレンタルのメリットとは?

    スタッドレスタイヤのレンタルには、3つの大きなメリットがあります。

    1. 短期間のレンタルであれば買うよりもお得
    2. タイヤの保管場所を考える必要がなくなる
    3. タイヤの状態がある程度保証されるので常に安全

    料金以外の判断要素を把握するために、レンタルによるメリットを把握しておきましょう。

    1.短期間のレンタルであれば買うよりもお得

    レンタル料金の相場を見てわかる通り、短期間しかスタッドレスタイヤを使わないのであればレンタルするほうがお得になります。

    山間部や雪国であれば、シーズンを通して常にスタッドレスタイヤの装着は必須です。しかし、都心部であれば必要になる場面は少なく、ウィンタースポーツもほとんどしない方であれば、サマータイヤよりも高いスタッドレスの購入は不必要といえます。

    したがって、必要な場面が来た時のみ利用するレンタルを選んだほうがトータルコストが安くなる可能性が高いでしょう。

    予約が必要になるため、利用するタイミングは逆算する必要はありますが、お出かけ等であれば決まっているスケジュールに合わせれば良いので、そこまで手間もかからないはずです。

    軽自動車のような小さいサイズのスタッドレスタイヤでも、新品で購入するとなれば一般的なグレードのスタッドレスタイヤでも30,000円〜50,000円は必要になりますので、メリットは大きいでしょう。

    2.タイヤの保管場所を考える必要がなくなる

    スタッドレスタイヤに関して大きな悩みとなるのが保管場所の問題ですが、レンタルを利用する形であれば、シーズンオフ中のスタッドレスの保管場所が必要ありません。

    一軒家で大きな敷地があればまだしも、敷地が狭い家やマンションに住んでいる方に取って、場所を大幅に占領するタイヤの保管は悩みのタネになっているはず。

    18インチや20インチのタイヤの場合は、広いスペースがなければ保管は難しいとも言えるでしょう。

    タイヤレンタルであれば、スタッドレスタイヤを所持する必要がなくなるので、自宅のスペースを占領せずに済みます。

    3.タイヤの状態がある程度保証されるので常に安全

    スタッドレスタイヤのレンタルは、新品もしくは年式が新しいタイヤが常に用意されています。タイヤの品質は常に保証されていることになるため、安全に冬道の走行が可能です。

    仮にハイグレードのスタッドレスタイヤを数年前に購入していたとしても、年数が経っていくと劣化していきます。多くのタイヤメーカーが製造から3年〜4年が使用できる年数としていることもあり、年数が経つにつれ品質が低下したスタッドレスを使うことになります。

    レンタルであれば、常に品質をチェックしたタイヤが用意されているので、安心して車を使用できるのもメリットの一つです。

    スタッドレスレンタルの注意点

    スタッドレスレンタルの注意点

    スタッドレスタイヤのレンタルは、上手に利用すればお得なサービスですが、注意すべき点が3つあります。

    1. レンタルする日数は余裕を持ったスケジュールにする
    2. 早めに予約をしておく
    3. 購入したほうが安いケースもある

    思わぬ落とし穴になってしまう可能性もあるため、以下で詳しく解説しますので把握しておいてくださいね。

    1.レンタルする日数は余裕を持ったスケジュールにする

    スタッドレスタイヤをレンタルする日数は、余裕を持たせた期間にしておくと安心です。

    必要な日数に合わせてぴったりに返却日時を設定してしまうと、イレギュラーが起きた時に期日を過ぎてしまい、想定よりも料金が高くなってしまう可能性があります。
    特に冬は急な悪天候により、スタッドレスタイヤを履いていても道路で立ち往生してしまうケースも十分に考えられるので注意が必要です。

    延長料金が高い店舗であれば、1日2,000円〜3,000円近い料金設定になっているケースもあります。
    なるべく予定日数よりも+1日の余裕を持っておきましょう。

    2.早めに予約をしておく

    スタッドレスタイヤのレンタルは徐々に人気を集めているサービスだけに、ハイシーズンになると予約が殺到し、利用できないケースがあります。

    各店舗で用意している在庫数にも限りがあり早い者勝ちになりますので、スケジュールが決まり次第予約しておくのがおすすめです。

    特に、年末年始は予約が集中する時期になりますので、注意するようにしてください。

    3.購入したほうが安いケースもある

    レンタル料金の相場でも解説しましたが、必ずしもレンタルの利用が安くなるとは限りません。
    短期のレンタル以外は、割高になってしまうと考えても良いかもしれません。

    ちなみに、新品のスタッドレスタイヤはメーカーやグレードによって価格はピンキリですが、購入する場合の料金相場を参考として載せておきます。

    タイヤサイズ 想定される車種 価格相場(新品・4本セットの価格)
    14インチ 軽自動車 30,000円〜50,000円前後
    15インチ コンパクトカー 40,000円〜80,000円前後
    16インチ ミニバン 40,000円〜100,000円前後

    スタッドレスタイヤは製造から3年〜4年は使えることを考えると、長期レンタルで同等の料金を支払うのであれば、購入してしまったほうが金銭面ではお得になります。

    一方、一泊二日など短期間のレンタルと新品スタッドレスを購入した場合の料金を比較すると大きな金額差があるため、スタッドレスタイヤのレンタルは短期利用者向けにはおすすめといえます。

    また、コスト重視の方には、中古タイヤという選択もあります。写真だけでは判断しにくい商品でもあるので、フリマサイトやオークションサイトではなく、専門のユーズドショップで購入することをおすすめします。

    スタッドレスタイヤのレンタルに関するよくある質問

    タッドレスタイヤのレンタルに関するよくある質問

    最後にスタッドレスタイヤのレンタルに関するよくある質問を3つまとめました。

    1. スタッドレスタイヤのレンタルはオートバックスで可能?
    2. スタッドレスタイヤのレンタルはタイヤ館で可能?
    3. スタッドレスタイヤのレンタルが安いショップはある?

    1.スタッドレスタイヤのレンタルはオートバックスで可能?

    スタッドレスタイヤのレンタルは、オートバックスの一部店舗で利用可能です。軽自動車〜SUVまで幅広い車種に対応できるようにタイヤサイズを用意しています。

    ただし、各サイズ1台分のみ在庫用意、店頭予約必須などいくつか細かい条件があるようですので、詳しい内容はお近くのオートバックスに確認しておきましょう。

    価格も要問い合わせですが、「一泊二日9,800円〜(NBOX・スペーシア等)(2023年12月情報)」の情報は確認できました。

    実施している店舗の情報はこちら
    お近くのオートバックスに関する情報が見つからない方は一度、店舗に問い合わせしてください。

    2.スタッドレスタイヤのレンタルはタイヤ館で可能?

    スタッドレスタイヤのレンタルは、タイヤ館でも一店舗で利用は可能です。

    要望の多い短期間のコースも新設され、多くの方が利用しやすいサービスとして人気があります。

    レンタルスタッドレスのカタログもホームページに用意されているので、乗っている車に合うスタッドレスを探しやすいのもおすすめポイントです。

    料金もレンタル代だけでなく、取付・取り外しの工賃、貸出中の保管料を含んでいるので分かりやすい体系になっています。
    例えば、N-BOXやスペーシアに履ける「155/65R14」のレンタル料金は次の通りです。

    ● 一週間のレンタル代:22,500円
    ● 1ヶ月のレンタル代:35,900円
    ● 3ヶ月のレンタル代:49,300円

    実施している店舗の情報はこちら
    お近くのタイヤ館に関する情報が見つからない方は一度、店舗に問い合わせしてください。

    3.スタッドレスタイヤのレンタルが安いショップはある?

    料金体系が変わりやすく、料金を他店と比較してもお得に利用できるショップは次の通りです。

    タイヤワールド館ベスト

    タイヤ市場

    車検のコバック

    サービスを実施している店舗やエリアが限られているケースも多いため、お近くのタイヤショップにレンタルの対応できないか聞いてみるのがおすすめです。

    賢くレンタルサービスを利用して冬を乗り切ろう

    賢くレンタルサービスを利用して冬を乗り切ろう

    冬道を安全に走行するために必須となるのがスタッドレスタイヤです。
    「たぶんノーマルで出かけても大丈夫だろう」と安易に考えた結果、思わぬ事故に繋がってしまう可能性もあります。

    雪が降らない都心部の方は特に、価格の高いスタッドレスタイヤを購入することに抵抗がある方も多いと思いますので、必要なタイミングの時だけ使えるレンタルサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

    タイヤワールド館ベストのスタッドレスレンタル

    タイヤワールド館ベストのスタッドレスレンタルはこちら

    予約さえしておけば、お出かけ当日にレンタルすることも可能なので、ぜひ安心・安全で冬のカーライフを楽しんでください。

    カテゴリー
    メンテナンスその他 ホイールの知識 栗生店 タイヤ交換

    エアバルブは必ず交換しよう!工賃や交換の仕方を解説

    エアバルブは必ず交換しよう!工賃や交換の仕方を解説

    タイヤホイールのエアバルブの寿命と交換の目安はどれくらいなのでしょうか?

    ホイールのバルブの役割は、タイヤホイールに空気を注入する為の部品の一部であり、タイヤの空気圧を一定に保つ役割とタイヤ内部の空気を外部に逃さないというの重要な役割を担っています。

    今回はエアバルブの種類や交換の手順、交換にかかる費用などを解説していきますので、最後までぜひご覧ください。

    エアバルブの種類

    ゴムバルブと金属バルブ

    エアバルブには、ホイールの構造や種類に合わせて様々なタイプがあり、一般的には大きく別けて、全体がゴムで覆われたタイプの【ゴムバルブ】全体が金属状でホイールの外側と内側をゴムパッキンを介し内側からナットで締め付けるタイプの【金属バルブ】の2つにわけることができます。

    それぞれについて詳しくみていきましょう。

    ゴムバルブの特徴と構造

    ゴムバルブの特徴

    メーカーの純正ホイールに多く装着されているバルブです。部品の大部分がゴムでつくられており、金属バルブに比べると安いです。

    また、衝撃が加わっても折れにくいというメリットがありますが、デザイン性が低く金属製に比べて劣化しやすいというデメリットもあります。

    ゴムバルブの構造

    ゴムバルブは、バルブ本体・バルブコア・バルブキャップの3つのパーツから構成されています。

    ホイールへ接し、空気が漏れないよう蓋の役割を果たすのが「バルブ本体」、空気をタイヤへ送り逆流するのを防ぐのが「バルブコア」、砂や埃、水分などの侵入を防ぐ役割を果たすのが「バルブキャップ」です。

    ほぼ全てがゴム製のため、劣化した際はすべてを交換します。

    金属バルブの特徴と構造

    金属バルブの特徴

    ファッション性の高い金属バルブは、カラーバリエーションも豊富なことから、社外ホイールに多く採用されています。

    素材が金属であるため、鋭利なものへの耐久性はありますが、衝撃に弱いという弱点があります。

    また、走行中の振動で、バルブキャップが緩んでしまう可能性がありますので、キャップの締め付けには注意が必要です。

    金属バルブの構造

    ゴムバルブは、バルブ本体とバルブコアが一体となっており、ホイールと接する部分はゴム製のパッキンで挟まれ、ナットで締めて固定されています。

    劣化するゴムパッキン部分を交換すれば、本体はそのまま使うことができます。

    金属バルブ・ゴムバルブそれぞれの寿命は?

    金属バルブ・ゴムバルブそれぞれの寿命は?

    どちらのエアバルブも、基本的にはホイールとの接点はゴムとなので、タイヤと同じで経年劣化で硬化します。したがって、耐久性自体に大差はありません。

    しかしながら、交換時にエアバルブ全体を交換しないとならないゴムバルブに対し、金属バルブは内側からナットで締め込む構造のため、経年劣化でゴムパッキンが痩せてしまった場合でも、その分締め込めば継続して使用することができます。

    ※金属バルブもゴム部分に亀裂が生じた場合はパッキンを交換する必要があります。

    以上のことから、ゴムバルブと比較すると金属バルブの方が使用年数は長いと言えます。

    ゴム硬化の場合 耐用年数
    ゴムバルブ エアバルブ全体を交換 2~3年
    金属バルブ 締め込めば継続使用 ゴムバルブよりは長く使用できるが、劣化はするので漏れる場合は寿命

    エアバルブを交換しないとどうなる?

    エアバルブを交換しないとどうなる?

    バルブ交換をしないまま乗り続けると、エア漏れやパンクの原因に繋がってしまう可能性があります。

    エアバルブはその構造上、たとえ経年劣化でゴムに亀裂が生じたとしても、バルブ自体が折損してしまわない限り、一気にはタイヤ内部の空気が漏れることはありません。

    ゆっくりと空気漏れがおこるため、空気圧低下に気付きにくく、気付いた時にはすでにタイヤ自体が使用不可能となってしまっている、というケースも少なくありません。
    バルブ交換をしないまま乗り続けると、エア漏れやパンクの原因になります。

    空気漏れの調べ方

    エアバルブから空気漏れが起こっているかどうかは見た目では判別しにくい場合があります。その際は、石鹼水などを吹き付けると確認することができます。

    垂らした液体が泡立つのは、隙間から空気が放出されている証拠なので、キャップの交換を検討するのがよいでしょう。

    空気漏れの確認方法

    家庭用洗剤などを代用すれば一般的家庭でも簡単に点検することができますので、遠方へお出掛けの際や、洗車ついでに点検してみることをお勧めいたします。

    このように、見た目では発見しにくいエアバルブの不具合を早く解決するためにも、日頃の点検がとても重要となります。

    エアバルブ交換の手順

    エアバルブ交換の手順

    エアバルブの交換手順は以下の通りです。

    1. 車体からタイヤ・ホイールセットを取り外す
    2. 古いエアバルブを取り外す
    3. 新しいエアバルブを取り付ける
    4. タイヤをホイールに組み込む
    5. ホイールバランスを調整する
    6. 車体にタイヤ・ホイールセットを装着する

    当店でバルブ交換する際にかかる時間の目安は約30分~40分程ですが、実際に状態を見てそれ以上かかる場合もあります。

    エアバルブ単体の交換はラジオペンチがあれば取り換えは可能ですが、バルブキャップツールのような専用の工具もあります。

    バルブキャップは、ゴム製のものを使用するのがおすすめです。
    アルミのキャップは、金属を腐食させる化学反応を起こす恐れがあるため注意しましょう。

    エアバルブの交換頻度は?

    一般的にバルブの交換の時期の目安は約2~3年です。
    「タイヤと同じゴム製品なのでタイヤの交換時期と同じ」と覚えておきましょう。

    基本的にはゴムバルブも金属バルブもその構造上、ホイールからタイヤを取り外した状態でしか交換することができません。そのため、エアバルブの交換は新しいタイヤを購入するタイミングで一緒に交換するのがおすすめ
    です。

    たとえ履き替えの際に、まだバルブの状態が良好であったとしても、次の履き替えまでの3~4年を考慮して、事前に交換しておくことが得策と言えます。

    エアバルブの交換費用は?

    ゴムバルブの価格は商品自体は1本400円〜からあり、4本交換する場合で約1600円くらいを見ておけばよいでしょう。

    金属バルブは4本で2000円〜で購入することができます。

    注意したいのが、エアバルブ交換の際にはタイヤを外す作業が発生するということです。

    エアバルブの交換のみの場合は、作業工賃でかなりの割高となってしまうので、前述の通りタイヤ交換の際での交換がベストです。

    エアバルブの交換作業は、カー用品店やタイヤ専門店、ガソリンスタンドなどで行うことができます。タイヤ交換をお願いする際にエアバルブの状態も確認してもらい、必要に応じて交換しましょう。

    タイヤワールド館ベストでは、以下の金額で作業を行っています。

    ゴムバルブ
    1本交換 ¥440
    (税込み)
    4本交換 ¥1,760
    (税込み)

    上記金額は2024年8月時点のものとなります。最新の価格や詳しい作業内容は各店舗にお問い合わせくださいね。

    店舗一覧

    エアバルブ交換はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    エアバルブ交換はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    本日はバルブ交換についてご紹介させていただきました。
    新品のタイヤを購入された際、また3~4年以上たったタイヤを履いてらっしゃる方は
    バルブの交換もおすすめしております。

    小さく見落としがちな部品ではありますが、点検や定期的な交換を怠ると、1本数万円はするタイヤ自体の損失に直結する恐れのある、とても重要な部品の一つとなります。

    月に一度はタイヤの空気圧チェックを行い、エアバルブの外観や、エア漏れがないか確認しておきましょう。

    もちろん、タイヤワールド館ベストでは無料にて点検を実施しておりますので、気になる方は一度お近くのタイヤワールド館ベストへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

    店舗一覧

    みなさまのご来店スタッフ一同心よりお待ちしております。

    栗生店
    栗生店
    TEL: 022-796-6411
    住所:仙台市青葉区落合4-1-1
    アクセス:旧48号線沿い
    営業時間:10:00~19:00

    キーパープロショップ

    オンライン商談

    カテゴリー
    メンテナンスその他 タイヤ知識 アウトレットユーズド館

    高速走行時のタイヤ空気圧は高めが良い?補充方法とチェックポイント

    「高速道路ではタイヤの空気圧を高めにした方が良い」と言われますが、空気圧を高めにいれる目安とは?入れすぎもデメリットになりますからね。

    高速道路は下道とは違い、スピード走行で一度入ると出口まで出ることができません。入る前の点検項目も載せていますので、安全なドライブを楽しんでくださいね!

    なぜ高速走行は空気圧高めが推奨されるのか

    なぜ高速走行は空気圧高めが推奨されるのか

    高速走行をする場合は、あえてタイヤの空気圧を高める必要はありませんが、指定された空気圧に保たれているかが重要なポイントとなります。

    タイヤが適正空気圧を下回ることによって、高速走行でのタイヤの変形やバーストへ繋がる可能性があります。

    高速を空気圧が低い状態で走ると起こること

    高速道路での走行は、通常走行に比べてタイヤにかかる負担が大きくなるので、以下のデメリットも発生してしまいます。

    燃費性能低下

    空気圧が不足することによって、ゴム自体がたわむことで車体姿勢が保てなくなり、タイヤの転がり抵抗も増えることで燃費性能に悪影響を及ぼします。

    タイヤ寿命の低下

    タイヤが本来の形が保てなくなり、転がり抵抗や摩擦が増えタイヤを痛めることになります。

    乗り心地が悪くなる

    タイヤの空気層は路面の凹凸を吸収する働きがあり、タイヤが適正空気圧を下回ることで、細かい振動を乗り手に伝えてしまうことになります。

    標準空気圧の見方

    標準空気圧の見方

    タイヤには適正空気圧があり、車種ごとに指定されており、大抵は車の運転席のドアを開けたところに、「指定空気圧」というシールが貼られています。

    わからない場合は。取扱説明書に明記されているので、確認してみましょう。

    車種によっては積載重量や乗車人数によって、細かく指定空気圧が記載されているものもあるので、注意が必要です。

    空気圧はどれくらい高めに入れたらいい?

    一般的には、タイヤの空気圧は10%程度高めた方がよいと言われています。

    これは、毎日自然に少しずつ抜けてしまう空気に対して、最低限指定した空気圧を保つようしたほうが安全面で良いからです。

    現在はラジアルタイヤの進化によって、タイヤの性能が向上し、タイヤの変形は最小限に抑えられるようになりました。

    遠心力によるタイヤの変形、偏摩耗、熱ダレによるグリップ力の低下など安全面からも、高速道路に乗る前には事前の空気圧のチェックをするようにしましょう。

    高速道路でのタイヤのバースト事故は、点検の不備から起こると言われているので、大切な命を載せる車、十分注意しましょう。

    空気圧の確認・空気充填機の使い方

    空気圧の確認・補充のやり方

    空気圧の確認・補充は、ガソリンスタンドなどに設置されている「空気充填機」で手軽に行うことができます。

    基本的にはセルフサービスですが、使用方法がわからない場合はスタッフに空気圧点検したい旨を伝えて、使い方を教えてもらいましょう。

    ほとんどの場合無料のサービスですが、作業費がかかる場合もありますので、気になる時は事前に確認してくださいね。

    エアタンク式

    エアタンク式の空気圧充填機の使用方法は以下の通りです。

    1. エアバルブのキャップを外す
    2. ノズルをタイヤの差込口に挿入する
    3. +と−ボタンを押して空気圧を調整する
    4. キャップを取り付けて完了

    充填機のノズルをタイヤの差込口に挿入すると、現在の空気圧が計測されるので、不足している分は「+」ボタンを押しながら充填しましょう。

    多く入れすぎた場合は、「−」ボタンを押せば放出できます。

    指定空気圧まで調整できたら、キャップを取り付けて完了です。

    エアタンク式の特徴

    エアータンク式の充填機は持ち運びできるので、車を移動させずに空気圧を調整できます。

    また、充填だけではなく、空気圧の計測も同時に行えることもメリットです。

    デジタル式据え置き型

    据え置き型(デジタル式)の使用方法は以下の通りです。

    1. メーターに指定空気圧を入力する
    2. エアーバルブのキャップを外す
    3. ノズルをタイヤの差込口に挿入する
    4. 空気が自動で充填される
    5. 終了したらキャップを取り付けて完了

    「+」ボタンと「−」ボタンで指定空気圧を設定したら、空気充填機のノズルをタイヤの差込口に挿入します。

    充填中に鳴っている音が止まったら終了なので、キャップを締めて完了です。

    デジタル式据え置き型の特徴

    据え置き型(デジタル)の充填機は、特定の場所に設置されているため、近くに車を移動させなければいけません。

    また、空気圧の計測はできません。

    しかしながら使用方法はとても簡単で、指定空気圧を入力すれば、不足している分を自動で充填してくれます。

    ダイヤル式据え置き型

    ダイヤル式据え置き型の使い方は、デジタル式とほぼ同じですが、空気圧を調整するのはメーターの横にあるダイヤルです。

    ダイヤルを時計方向に回すと数値が増え、反時計方向に回すと数値が減ります。

    空気圧を設定した後は、充填機のノズルをタイヤの差込口に挿入して自動で空気が調整されます。

    音が鳴り止んだら充填終了の合図なので、キャップを締めて完了です。

    空気圧が高すぎると起きること

    偏摩耗の原因となります。

    タイヤのセンター減り

    偏摩耗とは部分的に異常な減り方をする事です。パンパンに空気を入れた風船を思い浮かべて下さい。パンパンに空気を入れた状態で床にてっぺん部分を受けてみると接地面がとても狭いですよね。そのような状態で走行しているとタイヤの真ん中の部分だけ異常に早く摩耗してしまいます。

    逆に空気圧が低いと、わんだ状態になりタイヤの内側が削れバーストに繋がります。

    高すぎても低すぎてもタイヤに大きなストレスを与えてしまうので適正な空気圧を入れましょう。

    高速へ乗る前に確認しておくこと

    高速へ乗る前に確認しておくこと

    高速道路はその特性上、入ってしまうと出口まで出ることができません。また、信号もないため、トラブルの際に一時停止して確認する、ということが難しいです。

    空気圧以外でも以下の5つのことをチェックしてから入りましょう。

    ・ガソリンは十分入っているか
    ・タイヤの溝は十分あるか
    ・エンジンルーム内の冷却機は適正か
    ・ETCカードは入っているか
    ・停止表示器材を載せたか

    ガソリンは十分入っているか

    高速道路に乗る時はガソリンが十分入っているか確認してください。

    サービスエリア内に給油所がある場合もありますが、全てに設置されているわけではなく、長い区間給油所がない道路もあります。

    また、高速道路上のガソリン販売価格は下道のものと比較して10~20円/Lほど高いです。無駄なコストをかけないためにも、事前に十分な量のガソリンを給油しておきましょう。

    タイヤの溝は十分あるか

    タイヤの溝が減っていると、地面へのグリップ力が弱まり、制動距離(ブレーキを踏んだあと止まるまでに動いた距離)が伸びてしまい、追突事故の危険性が高まります。

    特に雨で路面が濡れている場合、ハイドロプレーニング現象も起きやすくなります。これは、濡れた路面を高速で走行した際にタイヤと路面との間に水膜ができることによって浮いた状態になり、ハンドルやブレーキがコントロールできなくなる現象を指します。

    溝が十分かどうかは、スリップサインで確認できます。タイヤの内側と外側に数箇所あり、1箇所でも出てきたら寿命です。

    スリップサイン

    タイヤそのものの寿命は残り溝の深さが1.6mmまでです。

    サマータイヤもスタッドレスタイヤも1.6mm以下で走行していると道路交通違反になりますので、チェックしてみてください。

    エンジンルーム内の冷却機は適正か

    エンジンルーム内の冷却機は適正か

    高速走行前には、エンジンルーム内を一通り確認しましょう。主なポイントは以下の3つです。

    ラジエーターキャップはしっかりしまっているか

    ラジエーターキャップはしっかりしまっているか

    ラジエーターキャップはしっかりと閉めることで冷却能力が高まります。ラジエーター内の圧力を維持するためには重要な部品なので、しっかりと閉まっているか確認しましょう。

    冷却水の量は十分か

    エンジン冷却水はエンジンを冷やしてオーバーヒートを防ぐ役割をもち、これが足りないと思わぬ事故に繋がる可能性があります。

    冷却水はエンジンルームのリザーバータンクで見ることができます。ラジエーターと繋がっているので、管を辿っていけば確認できます。

    リザーバータンクは半透明なので、中に入っている冷却水を目視で確認できます。
    冷却水の液面が、リザーバータンクの「MAX / MIN」という目盛り内にあれば適量です。

    水温計で確認する場合は、エンジン稼働後10分後くらいに水温計の針を見ます。

    このときに、水温計の針が「C(クール)」と「H(ヒート)」の中間にあれば適正です。冷却水が足りないとエンジンが正常に冷やされず、「H(ヒート)」を指したままになります。

    最近の車では、水温計に警告灯が付いているものも多いです。
    高速走行前だけではなく、日頃から異常表示がないか気にする習慣をつけましょう。

    エンジンオイルの量は適当か

    エンジンオイルは汚れと量の確認をします。

    大半の車には、エンジンオイル量を確認するためのゲージがついています。
    このゲージをゆっくりと引き抜き、ペーパータオルなどで拭き取ります。

    この拭き取ったオイルが透明度がありスッと広がっていけば問題ありません。ザラザラだったり、黒っぽく汚れている場合は交換した方がよいでしょう。

    量の確認は、ゲージの先端を見ます。よく見ると「F」と「L」のマークが入っているので、この「F」と「L」の間に、オイルの跡がついていれば、オイルの量は適切です。

    ETCカードは入っているか

    料金所でトラブルにならないように、高速道路に侵入する前にETCカードを挿入したか確認しましょう。

    万が一入れ忘れたままETCレーンに入ってしまった場合は、バックはせずに料金所のスタッフに連絡し、指示を仰いでください。

    また、ETCゲートは20km/h以下で通過するようにしましょう。

    停止表示器材を載せたか

    万が一故障によって停止するときは、停止表示器材を路面上に置かなくてはなりません。そのため、事前に停止表示器材も準備し、積載しておきましょう。

    まとめ

    高速へ乗る前に確認しておくこと

    空気圧は日に日に低下しており、月一回のタイヤの空気圧の点検が推薦されています。
    タイヤの適正空気圧を知り、タイヤの空気圧を適正に管理することで、安全で経済的な走行が可能となります。

    当店ではお客様の安全を考えて無料の空気圧点検を行っております!
    遠乗り前や空気圧にが心配な方はお気軽にご来店ください。

    店舗一覧

    アウトレットユーズド館
    アウトレットユーズド館
    TEL: 022-355-7431
    住所:宮城県多賀城市八幡1-3-51
    アクセス:多賀城45号線沿い
    営業時間:10:00~19:00(休/水,木)
    カテゴリー
    メンテナンスその他 基礎知識 アウトレットユーズド館 カスタムその他

    ウォッシャー液の補充方法を動画で解説!食器用洗剤は代用できる?コーティングは剥がれない?よくある質問にもお答えします

    雨の日や泥なねや虫汚れで窓ガラスが見にくいなと思ったことはありませんか?
    そんなときはウィンドウォッシャー液が活躍します。

    地味な存在だけど、本当に必要なの?水じゃだめなの?
    窓ガラスコーティングしているけど大丈夫かな?

    これらのよく聞かれる質問にもお答えしていきますので、最後までぜひご覧ください。

    ウォッシャー液の役割とは?

    ウォッシャー液の役割とは?

    ウォッシャー液は、フロントガラスやリヤガラスの汚れを落とすための液体です。車専用のウォッシャー液には汚れが落ちやすくなる成分が含まれており、油分や油膜など水では落としきれない汚れを落とし、運転中の視界を確保します。

    ウォッシャー液主な役割

    ・窓ガラス洗浄
    ・油膜予防
    ・視界の確保

    ウォッシャー液の補充のやり方

    <補充の方法>

    1. まずはボンネットを開けて、ウォッシャー液の補充口を見つける
    2. キャップを開けてウォッシャー液を注ぎ入れる
    3. ゲージや目視で確認しながら、補充
    4. 正常に噴射されるか確認をして完了

    ※種類の違うウォッシャー液を使用する場合は、タンクを空にしてから補充してください。ウォッシャー液が出なくなるまで噴射すればOKです。

    ウォッシャー液を入れる場所はどこ?

    ウォッシャー液を入れる場所は、車の前方ボンネットの中にあります。

    ウォッシャー液を入れる場所

    このようなかんじの補充口です。このキャップを開けてウォッシャー液を注ぎ入れます。

    お店ではじょうごを使用して補充しますが、ない場合は直接入れてしまってください。もしこぼれてしまっても有害なものではないので心配しなくても大丈夫です。

    ゲージが入っている場合もある

    ウォッシャー液のゲージ

    お車の中には、どこまでウォッシャー液が入っているかどうかがわかるゲージが入っている場合があります。
    その場合はまずはゲージを取り出し、補充しましょう。
    ゲージには小さい溝に水の膜が張ってあり、ここまで液が入っていますよ、と教えてくれます。

    ゲージの見方

    補充が終わったら、忘れずにゲージを元に戻してくださいね。

    ウォッシャー液には様々なタイプがある

    一口にウォッシャー液といっても、実は様々なタイプがあります。購入する際にポイントとなる点は主に以下の3つです。

    ・夏用と冬用(寒冷地用)がある
    ・使用方法は希釈(濃縮)と原液がある
    ・洗浄の他に欲しい効果はあるか

    詳しく見ていきましょう。

    ウォッシャー液には夏用と冬用(寒冷地用)がある

    ウォッシャー液には夏用と冬用(寒冷地用)がある

    ウォッシャー液には夏用と冬用(寒冷地用)があります。一般的な(夏用)ウォッシャー液やただの水では、氷点下になると凍結してしまいますが、寒冷地用のウォッシャー液はそれを防止することができます。

    濃縮タイプなどは、原液のまま使うことで1番効果が発揮されますが、大抵の商品は「○倍希釈で-○℃まで対応」などと表記されています。その地域の気温にあった割合で使用をおすすめします。

    タイプ 特徴 金額(2L)
    冬用 ・氷点下でも凍結しない
    ・解氷タイプなどがある
    ・自分の地域に対応した希釈で使用できる
    ¥500~800円程度
    夏用 ・氷点下では凍結のする可能性がある
    ・洗浄成分だけや撥水効果のあるもの、油膜除去タイプなどがある
    ¥300円程度

    希釈(濃縮)と原液がある

    希釈(濃縮)と原液がある

    ウォッシャー液には、希釈(濃縮)タイプと原液タイプがあります。希釈タイプは、パッケージに記載されている通りの分量で水で割って使用します。寒冷地仕様のウォッシャー液は、濃度が濃い方が凍結温度が低いです。ご自分の地域の気温に合わせてご使用ください。

    原液タイプは、そのまま使用するウォッシャー液です。水で薄めてしまうと洗浄成分が落ちてしまうので、メーカーの指示通りそのまま使用しましょう。

    洗浄の他に欲しい効果があるか

    洗浄の他に欲しい効果があるか

    ウォッシャー液には、洗浄成分だけが入ったものから、撥水力や虫汚れに効果的なものまで、様々なタイプがあります。コストを気にする方は洗浄成分だけが入ったものを選ぶのがオススメですが、プラス数百円で効果を追加できるので、日頃気になっていた問題を解決できる場合は試してみるのもいいかもしれません。

    効果 内容 こんな人におすすめ 金額の相場
    洗浄効果 ウォッシャー液のマスト効果 安価でこだわりがなければこれでOK 300円程度
    虫汚れ除去 虫のこびりつきや鳥フンを除去 山間部や夜間走行をする人 400~600円程度
    油膜除去 アスファルトや排気ガスの油分を除去 都心部を走行する人 400~600円程度
    撥水効果 雨などの水滴を弾く 雨の日の運転に自信がない人 400~600円程度
    凍結防止 いわゆる寒冷地仕様。希釈濃度によって対応温度が変わる 北日本や降雪地帯、冬山レジャーを楽しむ人 500~800円程度
    解氷効果 氷、霜、雪を素早く解かす 北日本や降雪地帯、冬山レジャーを楽しむ人 500~800円程度

    洗浄効果

    ウォッシャー液に必須の効果です。特に追加して欲しい効果はない、コストを安く抑えたい、という方にはこちらがオススメです。相場は300円程度です。

    虫汚れ除去

    虫のこびりつきや鳥のフンを除去することに強みがあるタイプです。夏場や山間部、夜間走行をする人におすすめです。金額は400~600円程度です。

    油膜除去

    アスファルトや排気ガスの油分は、通常の洗浄成分だけでキレイにすることはできません。都心部や交通量の多い幹線道路を多く走行する人には、こちらのタイプがおすすめです。金額は400~600円程度です。

    撥水効果

    水弾き効果が含まれているため、雨の日の運転を快適にすることができます。運転に自信がない方におすすめです。金額は400~600円程度です。

    凍結防止

    いわゆる寒冷地仕様のウォッシャー液です。希釈濃度によって対応温度が変わります。降雪地帯や、冬に気温が氷点下になる地域にお住まいの方におすすめです。金額は500~800円程度です。

    解氷効果

    寒冷地仕様のウォッシャー液では解氷効果も含まれている場合が多いです。氷、霜、雪を素早く解かし、走行中も寄せ付けません。をする人におすすめです。金額は500~800円程度です。

    ウォッシャー液に関するよくある質問

    ここからは、ウォッシャー液でよく聞かれる以下の3つの質問についてお答えしていきます。

    1. 窓ガラスコーティングに影響はないのか?
    2. ウォッシャー液の代わりに食器用洗剤や水は使用できる?
    3. ウォッシャー液が出ない原因と解決方法は?

    詳しく見ていきましょう。

    窓ガラスコーティングに影響はないのか?

    窓ガラスのコーティングにウォッシャー液は影響はあるのか?

    フロントガラスコーティングなどされている方は、影響があるのでは?と不安に思っている方が多いのですが「フッ素系」の撥水コートはコーティングに影響を与えませんので、こちらを選んで下さい。

    ※「シリコン系」の撥水コートは落ちてしまう場合があります。

    ウォッシャー液の代わりに食器用洗剤や水は使用できる?

    窓ガラスのコーティングにウォッシャー液は影響はあるのか?

    ウォッシャー液の代用としてよく食器用洗剤の名前があがりますが、薄める割合が難しく、泡切れやノズル詰まりの原因となる可能性もあるので、個人的にはあまりおすすめはできません。
    同様にも、凍結やカビが生えてタンク詰まりの危険性がありますので、こちらも自己判断でお願いします。

    ウォッシャー液が出ない原因と解決方法は?

    ウォッシャー液には夏用と冬用(寒冷地用)がある

    最後にウォッシャー液が出ない場合の原因と解決策について見ておきましょう。主な原因は以下の4つです。

    ・ウォッシャー液のタンクが空
    ・ホースやホースジョイントの外れ、破損
    ・ノズルが詰まっている
    ・ウォッシャー液が凍結している

    ウォッシャー液がタンクが空

    これがウォッシャー液が出なくなる大半の理由です。ボンネットを開けてウォッシャー液が入っているかどうか確認しましょう。ゲージが付属の場合はゲージを、ついてない場合は目視で確認してみてください。
    残量がよくわからない場合はそれだけ残りが少ないということなので、ウォッシャー液を補充してみてもよいでしょう。

    ホースやホースジョイントの外れ、破損

    ホースやホースジョイントが外れていたり破損している場合もウォッシャー液は出ません。
    ウォッシャー液のタンクから出ているホースをたどって、問題がないか確認してみましょう。

    ノズルが詰まっている

    ウォッシャーノズルに砂やホコリなどが入ると噴射口が詰まり、ウォッシャー液が噴射されません。この場合は、安全ピンやマチ針でノズルの先端に刺して詰まりを取りましょう。
    ウォッシャーノズルクリーナーという専用の道具もありますので、こちらを使用しても問題ありません。

    また冬場はも凍ってノズルが詰まることもあるので、その場合はぬるま湯で溶かしましょう。

    ウォッシャー液が凍結している

    急に冷え込んだり、冬山レジャーに出かけたりした場合は、この原因が考えられます。この場合はエンジンをかけ、ウォッシャータンクやホースが温まり、氷解されるのを待ちましょう。

    事前にわかっていれば、前述した寒冷地用のウォッシャー液を入れておき、凍結予防をするのがおすすめです。

    撥水効果重視ならフロントガラスのコーティングもおすすめ

    撥水効果重視ならフロントガラスのコーティングもおすすめ

    撥水成分の入ったウォッシャー液では、種類によっては跡が残ってしまう…という場合も。撥水効果を重視する方は、フロントガラスコーティングもおすすめです。キーパーの超撥水ガラスコーティングは、強く水を弾く撥水性の皮膜が形成され、皮膜が表面のデコボコを埋めるので、雨の日でもすっきりとした視界を確保できます。施工時間は約15分〜で、金額はSS~Mサイズ3,620円〜となっています。

    キーパーコーティングページ

    まとめ

    ウォッシャー液は自分で簡単に補充することができます。比較的簡単なウォッシャー液の補充は、挑戦してほしいメンテナンスの一つです。

    さらに様々なタイプがあり、自分に合ったウォッシャー液選ぶことで快適なドライブにもつながります。

    豪雪地域や雪が降る地域にお住まいの方は、ぜひ寒冷地ウォッシャー液の存在を覚えておいてください。運転中に前が見えなくなっては大惨事です。
    あまり気にされる箇所ではありませんが、日々の点検と一緒に補充をおすすめします。

    カテゴリー
    メンテナンスその他 タイヤ知識 古川店 アライメント

    タイヤのすり減りの限界は?片減りの原因や減り方がおかしいときの解決策を紹介

    タイヤのすり減りの限界は?片減りの原因や減り方がおかしいときの解決策を紹介

    「タイヤのすり減り方が偏っている‥」「タイヤがすり減る原因は?」

    車を日常的に使い、走行距離が多い方はタイヤのすり減り具合を気にしていませんか?とくに、タイヤのすり減り方がおかしいときは、車の調子が悪いのかと不安になってしまいます。

    タイヤのすり減り方がおかしい原因は、運転の仕方や走行速度にあります。他には、車のアライメントが狂っている、ショックアブソーバーのヘタリも考えられるでしょう。

    一方で、タイヤのすり減り具合はスリップサインで使用限度が確認できます。

    当記事では、主に以下の内容を紹介しています。

    ● タイヤがすり減る原因
    ● スリップサインの確認方法
    ● 片減りの原因・解決策

    車の使用頻度が多い方は定期的にタイヤを点検し、摩耗状態がおかしくないかチェックしておくのがおすすめです。そして、適切に管理された安全なタイヤで快適なドライブを楽しみましょう。

    タイヤがすり減る原因

    イヤがすり減る原因

    タイヤがすり減るとは、日々の走行でタイヤの溝がすり減っていくことです。通常よりも、タイヤのすり減りが早くなる原因としては、主に以下の3つが挙げられます。

    ● 空気圧が適正ではない
    ● 発進やブレーキ時の摩擦
    ● 走行速度

    車で走行するとタイヤは必ず摩耗するので、すり減り自体を抑えることはできません。しかし、上記の3つを実践すれば、摩耗するスピードは抑えられるでしょう。

    空気圧が適正ではない

    タイヤの空気圧は高すぎても低すぎてもいけません。

    空気圧が低いとタイヤが変形してしまい、地面との接地面が大きくなります。地面とタイヤの接地面積が広いと抵抗が大きくなり、適正な空気圧のタイヤに比べるとすり減るスピードが早くなります。他にも燃費やタイヤの寿命に影響することもあるでしょう。

    また、空気圧が高すぎるとタイヤの膨張により、縁石にこすったときに傷が入りやすくなります。

    タイヤの空気圧は摩耗だけでなく、燃費にも影響するので定期的に点検し、適正に保っておきましょう。

    発進やブレーキ時の摩擦

    車を発進させる際やブレーキ時の摩擦でもタイヤはすり減ります。発進やブレーキは、地面との強い摩擦によって動作しています。

    たとえば、急発進時にタイヤが空転してしまったり、急ブレーキ時にタイヤがロックしたまま滑ったりしてしまうこともあるでしょう。「急」がつく運転はタイヤに負担がかかるため、摩耗がはげしい傾向にあります。

    「急」発進・「急」ブレーキ・「急」カーブをできるだけ避けるように、危険を予測しながら運転しましょう。

    走行速度

    車の走行速度もタイヤの摩耗に影響します。走行速度が速くなると、タイヤと地面が衝突したような動きになり、摩擦力がより強くなるからです。

    一方で、高速道路は一般道に比べるとタイヤと地面の摩擦力が大きくなります。そして、摩擦の発熱により高温になるため、タイヤのゴムがすり減りやすくなります。また、真夏の道路でも同じことがいえるでしょう。

    タイヤのすり減りを抑えたい場合は、できる限り速度を控えて走行するのがおすすめです。

    タイヤのすり減り具合はスリップサインで確認

    タイヤのすり減り具合はスリップサインで確認

    タイヤのすり減り具合はスリップサインで確認できます。この章では、スリップサインについて解説します。

    1. スリップサインとは?
    2. スリップサインが現れたタイヤはどうなる?
    3. スリップサイン以外にタイヤの限界を見分ける方法

    スリップサインはタイヤの使用限界を知るためのサインです。見方や確認方法を理解し、常に安全なタイヤで走行しましょう。

    1.スリップサインとは

    スリップサインとは、タイヤの溝が摩耗限度に達していないかを判断するためのサインです。タイヤ側面の三角マークの延長線上にあるので、簡単に見つけられるでしょう。

    スリップサイン

    タイヤが摩耗し、スリップサインとトレッド面が揃った状態を「スリップサインが現れた」といい、タイヤの使用限界を示します。ほとんどの新品タイヤの溝は8mmあり、残りの溝が1.6mmに達するとスリップサインが現れます。

    スリップサインが現れたタイヤは本来の性能を発揮できないため、定期的にタイヤを点検し、スリップサインが現れていないか確認しましょう。

    2.スリップサインが現れたタイヤはどうなる?

    スリップサインが現れたタイヤは保安基準不適合となり、車検に通りません。タイヤに関する保安基準の中には「溝が1.6mm以上の深さを有すること」が定められています。

    また、雨の日に滑りやすくなり、安全な走行ができないこともあるでしょう。最悪の場合「ハイドロプレーニング現象」が起こり、ブレーキやハンドルの操作が効かなくなる可能性もあります。

    「ハイドロプレーニング現象」とはタイヤの溝から雨水を排水できなくなり、地面との間に水の膜ができ、タイヤが浮いた状態になることです。

    スリップサインが現れたタイヤには危険が伴うので、早急に交換しましょう。

    3.スリップサイン以外にタイヤの限界を見分ける方法

    スリップサイン以外にもタイヤの限界を見分ける方法を紹介します。

    ● ひび割れや損傷
    ● ゴムの硬化
    ● 摩耗の偏り

    タイヤのひび割れや損傷は放っておくとパンクの原因となります。また、スタッドレスタイヤはゴムの硬化により、性能が発揮できなくなります。

    タイヤの摩耗状態に偏りがあると、一部分だけスリップサインが現れてしまい、通常より早く寿命がきてしまうこともあるでしょう。タイヤの片減りについては次項で深掘りします。

    乗車前に目視し、日常的にタイヤを気にするクセをつけておけば、ひび割れや損傷にも気付きやすくなるでしょう。

    タイヤの片減りをパターンごと解決

    タイヤの片減りとは?

    片減りとは、路面とタイヤの接地面が、道路条件や使用条件などによって部分的に減ってしまう現象です。そこで、片減りする原因と解決方法を紹介します。

    片減りする場所 原因 対策
    タイヤの外側 急発進・急ブレーキ・急カーブ 運転時気をつける
    タイヤの内側 車体骨盤のズレ アライメント調整を行う
    タイヤの中心 空気圧が高すぎる 適正空気圧にする
    タイヤの両側 空気圧の不足 適正空気圧にする

    片減りにもさまざまな種類があり、解決策も異なります。詳しくご説明しますので、タイヤの片減りに悩んでいる方は、参考にしてみてください。

    タイヤの外側が片減りする

    外減りの主な原因は、急発進・急ブレーキ・急カーブです。

    とくにカーブに差し掛かる際に、スピードを落とさず曲がるとタイヤの片側にかなりのダメージが加わります。そのため、遠心力によりタイヤの外側だけが減ってしまう状況になります。

    急のつく運転をしないことで防止できるので、心当たりがある方は一度、運転方法を見直してみましょう。

    タイヤの内側が片減りする

    内減りもいくつか原因はありますが、主な原因は車体骨盤のズレです。

    車の骨盤とは、ホイールを整列させる「サスペンション」や「ステアリング」のシステムを構成するそれぞれの部品のことです。足回りを交換して、アライメント調整をせずに放置していると片減りの原因になります。アライメントとはタイヤの整列状態を表します。

    また、足回りを交換していなくても、走行中の縁石への乗り上げ・接触・駐車時の輪留めに強くあたるのは避けましょう。車の足回りに強い衝撃を与え続けることは、徐々にアライメントを狂わす原因になります。

    タイヤの内減りは、アライメント調整で解決できます。ローダウンやリフトアップなどの車高調整キットを取り付けている場合や、事故の際などは4輪アライメントが必須です。

    内減りで悩んでいる方は、近くのタイヤ専門店で相談してみてください。

    タイヤの中心が片減りする

    センター減りは、空気圧が高すぎるのが原因です。空気圧が高すぎるとタイヤが必要以上に膨張するため、タイヤの中心に負荷がかかってしまい、摩耗を早めます。そのため、タイヤの接地面が少なく、中心部分だけ多く路面に接するので、センター減りを起こしてしまいます。

    センター減りは、空気圧を下げれば改善できるでしょう。車種ごとに決まっている指定空気圧は、運転席のドアを開けた内側に貼られたステッカーで確認できます。

    空気圧はタイヤの状態に大きく影響するので、定期的に点検しましょう。

    タイヤの両側が片減りする

    両減りの主な原因は空気圧の不足です。空気圧が不足していると、タイヤの中心が浮いたまま走行しているような状態になるため、タイヤの端だけが減っていきます。

    また、タイヤの空気は何もしなくても1ヶ月で10〜20KPaほど抜けていきます。そのまま乗り続けてしまうと燃費低下や運転を不安定にするだけでなく、思わぬトラブルにもつながるので注意しましょう。最低でも1ヶ月に1回は空気圧の点検をするのがおすすめです。

    空気圧の点検は、ガソリンスタンドやカー用品店など、ほとんどの店舗で無料で実施しています。とくに高速走行前には必ず空気圧を確認しましょう。

    また、空気が抜けにくくなる窒素ガス充填もおすすめです。

    タイヤの片減りを防ぐ方法

    タイヤの片減りを防ぐ方法

    タイヤの片減りを防ぐには、タイヤ交換店で以下の作業をお願いするといいでしょう。

    ● アライメント調整
    ● タイヤローテーション

    とくにアライメント調整はタイヤの片減りだけでなく「ハンドルはセンターなのに車がまっすぐ走らない」という方にもおすすめです。

    アライメント調整

    アライメント調整とは、車体に対するホイールの3つの取付角度を調整して、メーカーの基準値に合わせることです。アライメント調整を行えば、車の足回りのバランスが矯正され、タイヤの片減りだけでなくさまざまなメリットが享受できます。

    タイヤの片減りを防ぐ方法

    たとえば、直進安定性が向上したり、直進時に左右どちらかに車が流れる問題が改善されたりするでしょう。

    アライメント調整はどこのお店でも作業できるわけでなく、専用の機械が必要になります。依頼する前に、作業店に問い合わせて確認しておきましょう。

    タイヤローテーション

    タイヤローテーションとは、車のタイヤの位置を入れ替えることです。タイヤの位置を入れ替えれば、表面の摩耗を均一にでき、タイヤを長く使用できるでしょう。

    タイヤローテーション

    参考:ダンロップ

    タイヤを入れ替える順番は車種やタイヤの種類によって異なりますが、ほとんどの場合、入れ替え順が決まっています。

    FF車の場合の例
    ● 前輪→後輪へ
    ● 後輪→左右を入れ替えて前輪へ
    FR車の場合の例
    ● 前輪→左右を入れ替えて後輪へ
    ● 後輪→前輪へへ

    タイヤ交換をお店に依頼すれば、ローテーションした状態で交換してもらえます。ただ、念のためローテーションの希望も伝えておくと安心です。

    また、タイヤローテーションをする目安の走行距離は、5,000キロといわれています。タイヤ交換時以外にも、該当距離に達した際は、タイヤローテーションを行いましょう。

    タイヤは完全にすり減る前に交換しよう

    タイヤは完全にすり減る前に交換しよう

    タイヤはスリップサインが現れると保安基準適合品ではなくなり、車検にも通りません。そのため、完全にすり減る前にタイヤを交換しましょう。

    タイヤがすり減る主な原因は以下の通りです。

    ● 空気圧が適正ではない
    ● 発進やブレーキ時の摩擦
    ● 走行速度

    上記の3つを意識すれば、タイヤの摩耗スピードを抑えられるでしょう。また、タイヤの片減りを防止するには、アライメント調整タイヤローテーションがおすすめです。

    タイヤ購入の際は、タイヤワールド館ベストならオンラインで購入〜交換予約まで完結します。全国に約4,000の提携店舗があり、車整備のプロが作業してくれます。

    タイヤは取付店に直送されるため、タイヤの受け取りや一時的に保管しておく必要がありません。タイヤは、実店舗で購入するよりオンラインのほうが安く購入できる傾向にあります。一度、最寄りの提携取付店を探してみてください。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    カテゴリー
    メンテナンスその他 ホイールの知識 栗生店 キーパーコーティング

    【対処は早めに】ホイールにサビが発生する原因は?取り方や注意点を解説

    タイヤのホイールにサビが発生しても無視していませんか?
    「タイヤの傷の確認はしています」
    「タイヤの空気点検も実施しています」

    上記のようにタイヤを定期的に点検することは素晴らしい心がけですが、安全な走行を支えているのはタイヤだけではありません。

    ホイールもタイヤ同様、劣化や傷が原因でサビにつながり腐食する可能性があります。腐食したホイールを継続して使用した場合、タイヤの脱輪につながるかもしれません。

    本記事では、ホイールのサビが発生する原因や取り方、ホイールのサビを未然に防ぐ方法を解説します。

    ホイールにサビが発生する原因

    ホイールにサビが発生する原因

    「縁石にホイールを擦ってしまった」
    「ホイールの表面の塗装が剝がれている」

    このような状態のホイールを確認したことはありませんか?ホイールに傷がついたり表面の塗装が少しでも剥がれたりすると、ホイールにサビが発生しやすくなります。

    ホイールのサビが発生する原因を理解し、ホイールのサビを未然に防ぎましょう!以下では、ホイールにサビが発生する原因を解説します。

    ● ホイールに傷がついたとき
    ● ホイール表面のクリア塗装が劣化したとき

    ホイールについた傷

    ホイールに傷がついた場合、ホイールにサビが発生するリスクは高くなります。ホイールの傷口から腐食が進行し、最終的にはホイール全体に広がります。ホイールが傷つく原因は、以下のような状況です。

    ● ホイールが縁石など物理的に接触する
    ● 鉄粉やゴミがホイールに付着する
    ● ホイールに塩分を含んだ海風があたる

    上記以外にも雪が多く降る地域では、路面凍結を防ぐ融雪剤が原因でホイールを傷めてしまいます。ホイールの傷を発見した場合、ホイールにサビが広がる前に対処しましょう!

    ホイール表面の塗装の劣化

    一般的にホイールの表面は塗装が施されているため、汚れや傷から守られています。しかし、
    ホイールの経年劣化に伴いホイール表面の塗装が剥がれることで、サビが発生しやすくなります。

    長期間同じホイールを使用している方は、ホイールに飛び石や縁石に接触していなくても、知らぬ間にホイール表面の塗装が剥がれている可能性があるため注意が必要です。
    「定期点検はタイヤのみ」
    「ホイールの点検の必要性を感じない」

    このような考えの方は、知らぬ間にホイールにサビが発生しているかもしれません。

    サビの種類によっては落としにくいサビもあるため、ホイールの定期点検も重要であることを把握し、タイヤの定期点検時に一緒に実施することをおすすめします!

    【素材別】ホイールのサビの特徴

    【素材別】ホイールのサビの特徴

    ホイールの素材によっては、サビの種類や進行速度が異なります。本章では、ホイール素材別で発生するサビの特徴を解説します。

    ● アルミホイール【白錆】
    ● スチールホイール【赤錆】

    アルミホイール【白錆】

    「アルミホイールは素材がアルミニウムだからサビない」このように思う方も少なくありません。しかしアルミニウムも鉄と同様に酸化して腐食します。

    鉄のように赤いサビがでることはありませんが、腐食すると白いミミズのような白錆が発生します。
    白サビは発生し一度腐食してしまうと、サビはどんどん進行して最悪の場合、ホイールとタイヤが外れる危険があるのです。

    スチールホイール【赤錆】

    スチールホイールの表面はコーティングされているためサビを未然に防げますが、表面が傷ついた場合赤錆が発生し、傷部分から徐々にサビが広がります。

    赤錆が発生したホイール

    またアルミホイールよりサビの進行が早いため、スチールホイールの表面に傷が付いた場合、早めにサビに対処する必要があります。

    【基本】ホイールのサビの取り方

    【基本】ホイールのサビの取り方

    「ホイールのサビの取り方を知りたい」ホイールにサビが発生した場合、このようにお考えの方もいるかもしれません。一般的には、以下の手順でサビ取りを行います。

    1. ホイールをキレイに洗い付着した汚れを取る
    2. ホイール専用のサビ取り剤を使用する
    3. ホイールのサビが再発しないようにコーティングする

    とくに注意する点は上記の「1」です。

    ホイールのサビを取るつもりでも、ホイールに付着したゴミ汚れを除去しないで作業した場合、ホイールに傷が付いてしまいます。

    ホイールのサビを自分で取ることを検討中の方は、必ずホイールをキレイな状態にしてから作業しましょう!

    軽度のサビなら自分でも取れる

    ホイールのサビが軽度の場合、基本的にはホイール専用のサビ取り剤で対処可能です。使用方法の一例として、以下の商品で解説します。

    アルミホイール専用クリーナー

    引用:Amazon

    上記のアルミホイール専用クリーナーを気になる汚れにスプレーし、スポンジで軽くこすったあと水で流すだけで簡単にサビを落とせます。

    ただし商品に使用されているサビ取り剤の成分によって、以下のようにホイールの状態が悪化する可能性があります。

    ● ホイールがくすんでしまう
    ● ホイール表面のコーティングが剥がれる
    ● ホイールにダメージを与えてしまう

    上記の注意点を必ず確認してから、使用するようにしましょう!

    ご自身でホイールのサビ取りに抵抗のある方は、最寄りの店舗に相談することをおすすめします。

    重度のサビは店舗に任せるのがおすすめ

    ホイールに重度のサビが発生した場合、自分でサビ取りすることは可能ですが、店舗に相談してから対処することをおすすめします。

    理由は軽度のサビはスプレーを吹きかけて拭き取る作業だけで簡単な作業ですが、重度のサビはホイール表面を削る作業が必要だからです。

    またホイールのサビの度合いによって、コンパウンドの種類やサビ取り剤の種類を考慮する必要があるため、専門知識と経験が必要になります。

    何も知らずに重度のサビを取ろうとした場合、ホイールに傷がついたり変色したりと、逆効果になるかもしれません。

    ホイールの重度のサビを取りたい方は、最寄りの店舗でサビ取りを依頼しましょう!

    ホイールのサビを取ったあとの注意点

    ホイールのサビを取ったあとの注意点

    ホイールのサビを取ったあとは、ケアを忘れてはいけません。

    ホイールのサビ取り作業を実施した場合、ホイールの表面の被膜がはがれてむき出しになる可能性があるからです。

    ホイールのサビを取ったあとは、サビを未然に防ぐために必ずケアしてあげましょう!

    ホイールのサビは放置してはいけない

    イールのサビは放置してはいけない

    ホイールにサビを発見したら放置せず、早めに対処することをおすすめします。

    ホイールのサビを放置した場合サビが徐々に広がり、ホイール以外の部品にも悪影響を及ぼす可能性があるため大変危険です。ホイール以外でサビが発生する部品は、以下の通りです。

    ● タイヤ内部
    ● ハブボルト
    ● ナット

    上記の部品は、安全に走行するために欠かせません。

    安全に走行するためのパーツにサビが発生した場合、以下の危険が考えられます。

    サビが発生する部分 危険要因
    タイヤ内部 パンクやバーストの危険性が高くなる
    ハブボルト 走行中にボルトが折れる
    ナット ハブボルトから外れてしまう

    上記の部品の1カ所でもトラブルが発生すれば、脱輪事故やバースト、最悪他人を巻き込む大きな事故につながる可能性があります。

    安全に走行するために、小さなサビでも必ず対処するようにしましょう!

    ホイールのサビを予防する方法

    ホイールのサビを予防する方法

    ホイールは、サビの原因である雨や風などの外的要因を完全に避けることはできません。また、経年劣化による汚れやサビなどの影響があるため、最終的には新品に交換する必要があります。

    ただしホイールのサビを未然に防げれば、同じホイールを長い期間使用することが可能です。本章では、ホイールのサビを予防する方法を解説します。

    ● ホイールを洗浄する
    ● ホイールをコーティングする

    ホイールを洗浄する

    ホイールのサビを予防する有効手段はホイール洗浄です。ホイールを洗浄すれば、ホイールを傷つけずにサビへの対策がとれるからです。

    あらためてホイールが傷つく要因を、以下にまとめました。

    ● 雨や風
    ● ゴミや埃の付着
    ● 塩分の含んだ海風
    ● 融雪剤
    ● 縁石にホイールが擦れる

    上記でわかるように、縁石にホイールが擦れないように運転することは意図的に可能ですが、その他のホイールが傷つく要因は物理的に避けられません。

    そのため日頃からボディだけでなくホイールの洗浄も行うことで、ホイールのサビを未然に防げます。

    なおホイールを洗浄するときのポイントは、洗浄後のホイールの水分をしっかり拭き取ること。ホイールに水分が付着した状態はサビが発生しやすくなるだけでなく、タイヤの劣化も促進され、タイヤの寿命が短くなります。

    ホイールのサビを未然に防ぐために、ホイールは定期的に洗浄しましょう!

    ホイールをコーティングする

    ホイール洗浄で物足りない方は、ホイールコーティング施工をおすすめします。ホイールコーティングは、ボディのコーティングと同様にホイールの表面に分厚い被膜を形成するため、小石や砂による細かな傷からホイールを守ってくれるからです。

    また、分厚い被膜の形成によりブレーキダストや油汚れがつきにくくなることで、洗車を容易にしてくれます。以下写真は、ホイールをコーティング施工している様子です。

    ホイールをコーティング施工の様子

    上記のようなホイールのコーティング施工は、見た目が驚くほど綺麗になるだけでなく腐食からホイールを守るため、ホイールのサビを予防するためにおすすめです。

    ホイールコーティングの流れについては【キレイが長持ち!ホイールコーティング!】の記事も参考にしてください。

    ホイールのサビでよくある質問

    ホイールのサビでよくある質問

    本章では、ホイールのサビでよくある質問に回答していきます。

    ● ハブ防錆は必要ですか?
    ● 車検のときにホイールにサビがあっても大丈夫ですか?

    ハブ防錆は必要ですか?

    ハブ防錆もサビを、未然に防ぐ方法としておすすめの防錆対策のひとつです。

    ハブとは車体側からボルトが出ているリング形状の部分を指します。以下写真のリング形状の部分がハブです。

    車のハブとは

    ホイールハブはホイールを取り付ける重要な部分であり、水分が付着し溜まりやすくサビが発生しやすい部分でもあります。

    ホイールのサビが悪化した場合、以下のリスクが考えられます。

    ● ホイールとハブがしっかり密着しないためナットが緩みやすい
    ● ホイールをしっかり取り付けられない

    上記のような状態で走行を継続すれば、最悪脱輪のリスクがあるため注意しなければいけません。

    タイヤの履き替え時やホイールコーティングなど、タイヤを取り外すタイミングで一緒に施工してもらうのがおすすめです!

    防錆対策には何がありますか?

    防錆対策にはホイールコーティングやハブ防錆の他に、「塩害ガード」がおすすめです。塩害ガードとはマフラーやフロアなど、車体の下回りのパーツに発生するサビを未然に防ぐ作業です。

    タイヤやホイールは普段から目視できるためトラブルが発生する前に対処できますが、車体の下回りは目視が困難であり、知らぬ間にサビが発生し腐食が広がる可能性があります。

    車体の下回りの腐食が進行してサビの状態が悪化した場合、車体に大きなダメージを与え、最悪穴が空いてしまうかもしれません。

    とくに雪国では融雪剤の「塩化カルシウム」が原因で、走行中に下回りに塩化カルシウムを含んだ水分が飛び散り付着することでサビが発生します。
    タイヤワールド館ベストでは「下回り防錆塩害ガード」施工も承っております!

    「下回り防錆塩害ガード」施工

    塩害ガードついては【冬シーズンが始まる前に!下廻り塗装でサビは軽減!サビが原因で起きる事とは?】の記事も参考にしてください。

    ホイールコーティングならタイヤワールド館ベストにお任せください!

    ホイールコーティングならタイヤワールド館ベストにお任せください!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● ホイールにサビが発生する原因
    ● 【素材別】ホイールのサビの特徴
    ● 【基本】ホイールのサビの取り方
    ● ホイールのサビを取ったあとの注意点
    ● ホイールのサビは放置してはいけない
    ● ホイールのサビを予防する方法
    ● ホイールのサビでよくある質問

    ホイールもタイヤ同様、必ず経年劣化により傷がついたりサビが発生したりと、トラブルは避けられません。

    しかし以下のポイントを押さえれば、ホイールを長く使用できる可能性が高くなります。

    ● ホイールのサビは放置しない
    ● ホイールのサビを発見したら早めに対処する
    ● ホイールコーティングでサビの原因である汚れや傷から守る
    ● ホイール以外にもハブ防錆や塩害ガードなども検討してみる

    タイヤワールド館ベストでは、ホイールを長持ちさせるホイールコーティングや塩害ガードを実施しております。

    普段から丁寧なメンテナンスを行うことで、ボディだけでなくホイールも腐食から守ることが可能です!愛車を綺麗に長く乗るために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    カテゴリー
    メンテナンスその他 ホイールの知識 西多賀店 輸入車(外車)

    ベンツ・BMWなど外車のブレーキダスト対処法!汚れの原因やおすすめのブレーキパッドを紹介

    ベンツ・BMWなどの外車のブレーキダスト対処法!汚れの原因やおすすめのブレーキパッドを紹介

    輸入車の優れた走行性能を楽しんでいる反面、ブレーキダストに悩まされていませんか?

    ホイールに付着する黒い汚れは、定期的に手入れしてもすぐに目立ち、愛車の美しさを損ないます。

    輸入車特有のブレーキダストや異音は構造的な問題や走行環境に起因するため、しっかりとした対策が必要です。

    そこで今回は、ブレーキダストが発生する原因を解説し、対策やおすすめのブレーキパッド、ホイールケア方法を紹介します。

    こちらの記事を参考に、愛車を長く美しく保ち、快適なカーライフを楽しみましょう。

    輸入車のブレーキダストとは?特徴をチェック

    輸入車のブレーキダストとは?特徴をチェック

    輸入車に乗っていると、多くのオーナーが悩むのが「ブレーキダスト」です。ここでは、ブレーキダストがどのような特徴を持っているのかを詳しく見ていきましょう。

    ホイールに付着する黒い汚れ

    まず、ブレーキダストは主にホイールに付着する黒い粉状の汚れとして現れます。この黒い汚れは、ブレーキパッドが摩耗する際に発生するもので、特にブレーキを踏んだ時に発生します。

    ホイール周りに黒ずみが目立ってくるため、車の外観を損ねてしまうのが特徴です。こまめに洗車を行ってもすぐに汚れてしまうため、多くの輸入車オーナーが頭を悩ませています。

    国産車よりも輸入車が発生しやすい

    輸入車と国産車では、圧倒的に輸入車の方がブレーキダストが発生しやすいです。これは主にブレーキパッドの素材や設計に関係があります。

    輸入車の多くはブレーキ性能を重視しており、高い制動力を発揮するために柔らかいブレーキパッドが使われているのです。

    その結果、特に欧州車やアメリカ車ではブレーキダストが多く発生します。

    ブレーキダストが高温になるとホイールのクリア塗装が溶ける

    さらに問題なのは、ブレーキダストが高温になると、ホイールにダメージを与えることです。

    高速走行や急ブレーキなどでブレーキダストが高温になると、ダストがホイールの表面に焼き付いてしまい、ホイールのクリア塗装が溶けてしまうことがあります。

    そうなるとホイールの表面が劣化し、汚れがさらに目立ちやすくなるだけでなく、ホイールそのものの寿命が短くなる可能性もあります。

    長期間放置するとホイール交換が必要になる場合もあるため、早めの対策が重要です。

    輸入車はブレーキダストが多い?理由や原因を紹介

    輸入車はブレーキダストが多い?理由や原因を紹介

    輸入車に乗っていると、国産車に比べてブレーキダストの汚れが目立つことに気づく方が多いでしょう。

    ここでは、なぜ輸入車はブレーキダストが多いのか、具体的な理由や原因を詳しく説明していきます。

    1. 輸入車はブレーキ性能も高く設計されている
    2. ブレーキパッドが摩耗しやすい
    3. 国産車は制動力が比較的低くブレーキダストも少ない

    1.欧州・アメリカでは制限速度が高いためブレーキ性能も高く設計

    輸入車の多くは欧州やアメリカの自動車メーカーによって製造されており、これらの地域では日本に比べて高速走行が一般的です。

    例えばドイツのアウトバーンでは制限速度がない区間もあるため、高速での走行が前提となっており、対応するための高いブレーキ性能が求められます。

    このため、輸入車は強力な制動力を持つブレーキが搭載されており、制動力を確保するためにブレーキパッドが柔らかい素材で作られていることが多いのです。

    結果としてブレーキをかける際にパッドが摩耗しやすく、その摩耗によって多量のブレーキダストが発生します。

    2.ブレーキパッドが摩耗しやすい

    輸入車のブレーキパッドは、制動力を高めるために摩耗しやすい素材が使われていることが多いです。

    この柔らかいパッド素材はブレーキを踏むたびに削れ、その際に発生する粉がブレーキダストとなります。

    特に市街地で頻繁にブレーキを使う場合、短期間でダストが大量に発生してしまいがちです。

    またブレーキパッドが摩耗して薄くなると、金属部分が露出してしまい、それがブレーキディスクに接触することで「キーキー」という異音が発生します。

    このように輸入車はブレーキパッドが摩耗しやすい特徴があり、摩耗することがブレーキダストや異音の原因となるのです。

    3.国産車は制動力が比較的低くブレーキダストも少ない

    一方、国産車は日本の道路事情に合わせて設計されており、輸入車に比べて制動力がそれほど高くないものが一般的です。

    日本では、道路の制限速度が欧米に比べて遅いため、そこまで強力なブレーキ性能が求められないことが背景にあります。

    そのためブレーキパッドも摩耗しにくく、ブレーキダストの発生も少なくなります。

    特に通勤や日常の買い物など、比較的低速での移動が多い日本では、国産車のブレーキダストはほとんど気にならないという方も多いでしょう。

    輸入車のブレーキダスト対策を詳しく解説

    輸入車のブレーキダスト対策を詳しく解説

    輸入車に乗っていると、どうしても避けられないのがブレーキダストによる汚れです。とはいえ、適切な対策を行うことでその影響を最小限に抑えることができます。

    ここでは、効果的なブレーキダスト対策について詳しく解説します。車を綺麗に保ちながら、メンテナンスの手間を減らすための具体的な方法を見ていきましょう。

    1. 低ダストタイプのブレーキパッドに交換する
    2. ホイールコーティングを行う
    3. こまめに清掃を行う

    1.低ダストタイプのブレーキパッドに交換する

    最も効果的な対策の1つは、低ダストタイプのブレーキパッドに交換することです。

    程ダストタイプのパッドは、従来のブレーキパッドよりも摩耗しにくい素材で作られており、ブレーキダストの発生を大幅に減少させることが可能です。

    通常のパッドと比べて汚れが少なくなるだけでなく、パッド自体の寿命も長くなる可能性が高いです。また、摩耗が減ることで異音が発生するリスクも軽減されるでしょう。

    ブレーキダストが気になる場合は、まずブレーキパッドの交換を検討してみてください。
    おすすめのブレーキパッドは「輸入車のブレーキダストにおすすめなブレーキパッド3選」もご覧ください。

    2.ホイールコーティングを行う

    ホイールコーティングを行うことも有効な対策です。

    専用のコーティング剤をホイールに施工することで、ブレーキダストが直接付着しにくくなり、汚れがこびりつくのを防ぎます。

    さらに、コーティングが施されたホイールは汚れがついても簡単に落とすことができ、日常の手入れが楽になります。

    定期的にコーティングを施すことで、ダストの蓄積を防ぎ、ホイールの寿命を延ばす効果も期待できるのでおすすめです。

    3.こまめに清掃を行う

    こまめな清掃もブレーキダスト対策として重要です。ブレーキダストは時間が経つと固着し、通常の洗車では簡単に落とせなくなります。

    特にホイールに長時間放置されたダストは、高温時に焼き付いてしまうこともあるため、早めの対応が肝心です。

    洗車の際にはホイール専用のクリーナーや柔らかいブラシを使用して、丁寧に汚れを取り除きましょう。

    こまめに清掃することで、汚れが定着するのを防ぎ、ホイールを美しく保つことができます。

    輸入車のブレーキダストにおすすめなブレーキパッド3選

    画像の説明

    ここからは、輸入車のブレーキパッドを交換する時におすすめの商品を3つ紹介します。

    1. プロジェクト・ミュー|EURO SPORTS Excellence
    2. ディクセル|Mtype
    3. ブレンボ|プレミアムセラミックパッド

    1. プロジェクト・ミュー|EURO SPORTS Excellence

    輸入車のブレーキダスト対策におすすめなブレーキパッド①プロジェクト・ミュー|EURO SPORTS Excellence

    参考:アプロジェクト・ミュー公式サイトより

    プロジェクト・ミューのEURO SPORTS Excellenceは、輸入車専用に開発された高性能ブレーキパッドです。欧州車の特性に合わせた設計で、スポーティな走行でも優れた制動力を発揮します。

    低ダスト性能により、ブレーキダストによるホイール汚れを軽減し、高い静粛性でブレーキ鳴きも抑制します。

    さらに耐フェード性が高く、ローターへの負担を軽減することで長寿命化を実現。日常使用からスポーツ走行まで幅広いシーンに最適です。

    2. ディクセル|Mタイプ

    輸入車のブレーキダスト対策におすすめなブレーキパッド②ディクセル|Mタイプ

    参考:ディクセルサイトより

    ディクセルのMtypeは、ストリート走行向けに開発された低ダストタイプのブレーキパッドです。

    ブレーキダストの発生を大幅に抑え、ホイールの美観を保ちながら、優れた制動力を発揮します。

    踏力に応じたコントロール性と静粛性に優れ、優しい運転ができます。ローターへの負担が少なく、ブレーキローターの寿命を延ばす効果も期待できるのがメリットです。日常的なドライブに最適な選択肢です。

    3. ブレンボ|プレミアムセラミックパッド

    輸入車のブレーキダスト対策におすすめなブレーキパッド①ブレンボ|プレミアムセラミックパッド

    参考:(株)カインドテクノストラクチャーより

    ブレンボのプレミアムセラミックパッドは、輸入車向けに設計された高品質なブレーキパッドです。

    セラミック素材を使用し、低ダスト性能と高い制動力を両立しています。ブレーキダストによるホイール汚れを抑えながら、スムーズで確実なブレーキングを提供します。

    特に街乗りや高速道路での走行に最適で、静粛性にも優れているため、快適なドライブが可能です。耐久性が高く、輸入車オーナーにおすすめのアイテムです。

    輸入車を長持ちさせるブレーキダスト対策の重要性

    輸入車を長持ちさせるブレーキダスト対策の重要性

    輸入車を長く快適に乗り続けるためには、ブレーキダストの対策は必要不可欠です。ここでは、ブレーキダスト対策の重要性について、詳しく解説していきます。

    1. ホイールが傷むのを防止する
    2. 美しさを長期間維持する
    3. ホイールの交換頻度を下げられる

    1.ホイールが傷むのを防止する

    ブレーキダストがホイールに付着し続けると、汚れだけでなくホイール自体にもダメージを与えることがあります。

    特に長時間放置されたブレーキダストは、走行時に発生する熱でホイールに焼き付き、塗装やクリアコーティングが剥がれたり、ホイール表面を腐食したりする可能性が高いです。

    このようなダメージが蓄積すると、ホイールの交換が必要になる場合もあります。

    そうならないために定期的に対策を行い、ブレーキダストによるホイールの劣化を防ぐことがとても重要です。

    2.美しさを長期間維持する

    輸入車のオーナーにとって、車の見た目は重要なポイントです。特に高級感のある輸入車は、デザイン性や美しいホイールが魅力の1つです。

    しかしブレーキダストが溜まると、ホイールが黒ずんでしまい、せっかくの美しい外観が台無しになってしまいます。

    こまめな清掃やコーティングを行うことで、ホイールの光沢を長く保ち、美しさを維持することができます。

    輸入車の外観を新車のように保つためには、ブレーキダスト対策が不可欠です。

    3.ホイールの交換頻度を下げられる

    ホイールの寿命を延ばし、交換頻度を下げるためにも、ブレーキダスト対策は重要です。ホイールがダメージを受けると交換や修理が必要になりますが、そうなると高額な費用がかかることも少なくありません。

    特に輸入車の純正ホイールは高価なケースが多く、頻繁な交換は大きな負担となるでしょう。

    ブレーキダストを定期的に取り除くことで、ホイールの劣化を防ぎ交換の頻度を減らすことができます。

    これは長期的に見てコストを削減し、輸入車をより経済的に維持することにつながります。

    輸入車のブレーキダスト対策にはホイールコーティングもおすすめ

    輸入車のブレーキダスト対策にはホイールコーティングもおすすめ

    輸入車のブレーキダストに対する効果的なもう1つの対策が、ホイールコーティングです。ここでは、ホイールコーティングの具体的なメリットを紹介します。

    1. ブレーキダストの付着を防止する
    2. 手入れが簡単になる
    3. 光沢が出て美しさがアップする

    当店はキーパー技研認定のプロショップですので、ご興味のある方はぜひキャンペーンページもごらんくださいね。

    ボディコーティング20%オフ!サイドメニュー15%オフ!キーパーコーティング

    ホイールコーティングも今なら15%オフ

    1.ブレーキダストの付着を防止する

    ホイールコーティングの最大のメリットは、ブレーキダストの付着を防ぐ効果です。コーティング剤をホイールに塗布すると、表面に保護層ができるため、ダストがホイールに直接接触しにくくなります。

    保護しておくことでブレーキを頻繁に使用する状況でも、ダストが溜まりにくくなり、ホイールが長期間きれいな状態を保てます。

    特に輸入車はブレーキダストが多く発生するため、このコーティングは日常的な汚れ対策として非常に効果的です。

    2.手入れが簡単になる

    ホイールコーティングを行うことで、汚れがついても簡単に落とせるようになります。通常、ブレーキダストは一度ホイールにこびりつくと洗車だけでは取り除きにくく、専用のクリーナーやブラシが必要になります。

    しかしコーティングを施しておくと、表面が滑らかになるため、水洗いするだけでもブレーキダストをそれなりに落とすことができるのが魅力です。

    ブレーキダストだけに関わらず定期的な手入れが楽になり、車を常に美しく保つことができます。

    3.光沢が出て美しさがアップする

    ホイールコーティングは単に汚れを防ぐだけでなく、ホイール自体の美しさも引き立てます。コーティングによってホイール表面が滑らかになると、光沢が増し、まるで新車のような輝きを取り戻すでしょう。

    特に高級感のある輸入車のホイールは、デザインの美しさが際立つため、見た目を重視するオーナーには嬉しい効果です。

    定期的にコーティングを行うことで輝きを長期間保ち、愛車の外観をより一層引き立てることができます。

    輸入車のブレーキダスト対策をして快適なカーライフを

    輸入車のブレーキダスト対策をして快適なカーライフを

    今回は輸入車のブレーキダストについて、特徴や原因、対策方法を詳しく紹介しました。

    輸入車はしっかりとブレーキをかけるためにブレーキダストが出やすい作りになっていますが、対策をすることで軽減できるのでぜひ試してみてください。

    タイヤワールド館ベストでは、タイヤやホイールについてさまざまなお手伝いができます。

    仙台や北海道の店舗のほか、オンラインショップでもアイテムをご確認いただけるので何かお困りのことがある方はチェックしてみてください。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    ボディコーティング20%オフ!サイドメニュー15%オフ!キーパーコーティング

    ボディコーティング20%オフ!ホイールコーティングも今なら15%オフ

    カテゴリー
    メンテナンスその他 ホイールの知識 スタッドレスタイヤ 西多賀店

    サビ低減!防サビ加工ホイールで冬のストレスも低減!

    東北の冬の道路は融雪剤と切っても切れない関係にあります。

    今回は融雪剤とホイールの関係性から、錆びにくい防錆加工

    されたホイールについて、詳しく解説いたします!

    融雪剤がホイールに与える影響

    冬になり雪が降ったり気温が下がった時に

    道路に散布される融雪剤

    水などの溶媒に他の物質を溶解させると

    凝固点(液体が個体になる温度)が下がる(モル凝固点降下)、

    つまり水に何か溶ける物を混ぜると

    氷になる温度が下がる性質を利用して、

    スリップの原因となる路面の凍結や圧雪を溶かしてくれるので、

    スリップによる事故の危険性を減らす為に散布されます。
    融雪剤をまく男性のイラスト

    融雪剤の主成分として一般的によく使われるのが、

    水に溶けやすい塩化カルシウムや塩化ナトリウム、

    いわゆる「塩」です。

    これが氷や雪の水分に溶けて「塩水」となり、

    凝固点を降下させ氷や雪を溶解させて

    さらに再凍結も防いでくれます。

    融雪剤アイスバイ_紀陽除虫菊_しくみ

    乗用車のホイールの多くは鉄やアルミといった金属で

    出来ていますが、金属に「塩水」をかけるとどうなるか?

    恐らく多くの人がイメージできるのではないでしょうか。

    そうです、【錆が発生しやすくなります】ですので、

    融雪剤が散布された冬道を走行した後は、

    速やかに洗い流す事でサビの進行をゆるやかにします。

    融雪剤でホイールが錆びるメカニズム

    「サビ」とは鉄やアルミなどの金属が水分との化学反応により

    腐食し、そこで溶けだした金属原子と酸素原子が結びついた

    酸化鉄や酸化アルミの塊です。

    ホイールは通常、腐食・サビを防止する為に

    塗装が施されていますが、

    ホイールは高速回転するので使用するうちに

    目に見えないくらいの細かい傷が入る事は防ぐ事が出来ません。

    その細かい傷から少しずつ水分が入り込み

    金属部分と反応する事で腐食・サビが発生します。

    また、融雪剤の主成分は「塩」ですが、

    塩分そのものはサビの原因にはなりません。

    あくまで金属を錆びさせるのは主に水分子中の酸素原子です。

    なので、サビの進行はどれだけ金属が

    水分に触れていたかで決まります。

    先ほど、路面上の氷や雪の水分に「塩」を溶解させる事で

    凝固点を下げる性質(モル凝固点降下)を利用して

    路面の氷を溶かし再凍結を防ぐとご紹介しましたが、

    実はもう一つ「モル沸点上昇」という性質があります。

    これは水などの溶媒に塩などの物質を溶かした時、

    沸点(液体が蒸発する温度)が上がる為

    蒸発しにくくなるという性質です。

    これは融雪剤が溶けた水は蒸発しずらく

    その場に留まる時間が長くなる事を意味します。

    ですので、融雪剤が溶けた水分がホイールに付着すると、

    塩分が含まれていない水に比べて

    長い時間ホイールの金属と接する事になるので、

    よりサビが発生しやすくなります。

    防錆加工してあるホイール5選

    おすすめの防錆加工ホイールをご紹介致します!

    まずはKYOHO!!!

    他社に先駆けて16年前より採用している

    塩害低減対策設計を採用したホイール!

    ブラック×ポリッシュ

    ①SMACK CREST

    人気のヴァルキリー、レヴィラに続き

    トレンドのWフェイスデザインを採用。

    カラー設定

    サファイアブラックポリッシュ

    サイズ設定

    13~18inch

    装着車両は

    TOYOTA・ハリアー


    SMACK REVILA

    ②SMACK REVILA

    ヴァルキリーに続きWフェイスデザインを採用。

    カラーはサファイアブラックメタリックをベースとし、

    通常はブラックに見えながらも光が当たる事により

    ブルーメタリックフレークが輝きを放ち

    また違った表情を魅せてくれます!

    カラー設定

    サファイアブラックポリッシュ

    サイズ設定

    13~18inch

    装着車両は

    TOYOTA・C-HR

    ↓↓ 当店のオンラインショップでも販売してます?

    https://tireworldkan.com/wheel/detail/12549

    東北の冬の道路でポリッシュ系のホイールを履いてしまうと

    錆や磨き部分にミミズのような腐食が入りやすく

    ご法度とされていましたが、上記ご紹介した、KYOHOの

    スマックシリーズは腐食に強いブラックポリッシュです。

    冬だからと言ってデザインを妥協したくない方に

    オススメです!!


    そして今年の新作ホイール!!!

    CIRCLAR C10RCIRCLAR C10R(サーキュラーシーテンアール)

    バランス性に一番優れると言われる10スポーク。

    こちらのサーキュラーC10シリーズも

    もちろん塩害軽減設計を採用しております!

    このホイールは粉体クリアというコーティングをしています!

    粉体クリアとは、黒塗装後に粉末の粉を吹きかけ、

    焼き付け時に溶けてコーティングを行います。

    光沢感も溶剤クリアより高く、高級感もあり

    塩害対策としても有効です。

    サーキュラーはフルペイント商品で粉体クリアをプラスした、

    より強い塩害軽減対策となります。

    カラー設定

    グロスブラック、マットガンメタリック

    サイズ設定

    14~18inch

    装着車両は

    HONDA・S660

    Special thanks:NOBLESSE様


    左上から:14inch /16inch/18inch メタルフレークシルバー   右下:14inch /16inch /18inch ソリッドブラック

    ④ザインSS

    2色展開のツイン5本スポーク。

    落ち着いた雰囲気のメタルフレークシルバーと

    キリっと格好良いソリッドブラック。

    こちらもしっかり塩害軽減対策ホイールです!

    カラー設定

    メタルフレークシルバー

    ソリッドブラック

    サイズ設定

    12~18inch

    装着車両は

    SUZUKI・ジムニー

    ↓↓ 当店のオンラインショップでも販売してます?

    メタルフレークシルバー

    https://tireworldkan.com/wheel/detail/9852

    ソリッドブラック

    https://tireworldkan.com/wheel/detail/9836


    ユーロスピード G10

    飽きのこない王道の10本スポークホイール。

    無難なシルバーではなく、メタリックグレーカラーも

    落ち着いた愛車にしたい方には持ってこいです!

    カラー設定

    メタリックグレー

    サイズ設定

    12~18inch

    ↓↓ 当店のオンラインショップでも販売してます?

    https://tireworldkan.com/wheel/detail/7062

    長く使うにはメンテナンスが必要です

    せっかく購入したホイール。

    少しでも長く使用したいものですよね!

    それにはメンテナンスが不可欠です!

    とは言え…

    『メンテナンスってこまめにやらないとダメなんでしょ?』

    なんて思っている方も多いかと思います。

    そんな方にオススメなのが、

    ホイールコーティング!!!

    キレイが長持ち!ホイールコーティング!作業はこうやる&お得なキャンペーンのご案内 – タイヤワールド館BEST

    文字通り!ホイールに分厚いガラス被膜を

    乗せてコーティングをかけます!

    ホイールが泥やブレーキダスト等で汚れがついても

    するんと落ちやすくなるのでとってもオススメです!!

    当店でも行っておりますので、

    ぜひご相談下さいませ!

    まとめ

    冬の道路が与えるホイールへのダメージは大きいです。

    今回はそんな冬に向けた、【防錆加工ホイール】

    に注目してみました。

    せっかく買うなら長く使えるホイールがいいですよね?

    何かわからないこと、気になることがあれば

    ぜひ店頭にご相談ください。

    オンラインショップhttps://tireworldkan.com/
    店舗一覧https://tireworldkan.com/shop.html

    西多賀店
    西多賀店
    TEL: 022-398-3801
    住所:仙台市太白区泉崎2-23-17
    アクセス:仙台国道286号線沿い
    営業時間:10:00~19:00

    キーパープロショップ

    オンライン商談

    えなこ特設サイトへ

    カテゴリー
    メンテナンスその他 タイヤ知識 多賀城店

    バッテリーが上がった?初期症状や原因・対処法を解説!

    「エンジンのかかりが悪いな」「ヘッドライトが暗いな」などど感じたことはありませんか?

    これらの症状はバッテリーが弱ってきてる証です。

    気付かないうちにバッテリーは弱くなっており、いざという時エンジンがかからなくなる可能性も。

    車のバッテリーは、エアコン、ライト、ナビなど、さまざまな電装系に電力を供給する重要な部品です。バッテリーが上がってしまうと、車が動かせなくなり、身動きが取れなくなる可能性があります。

    そんな事態を避けるため、バッテリーが上がる前の初期症状や、もしもの時の対処法を解説していきます。

    車のバッテリーの寿命は?

    車のバッテリーの寿命は?

    車のバッテリーの寿命は、車種、使用状況、環境などによって大きく異なりますが、一般的には2~3年が交換の目安とされています。

    中には3年以上使用している車もありますが、バッテリー内部の劣化が進行しているのでいつ上がるか分からない状態です。

    アイドリングストップ機能が搭載された車やハイブリッド車に搭載されている補機バッテリー(12V用)も同様です。

    近ごろのバッテリーは、劣化していても寿命が尽きる直前まで使用できてしまいますが、寿命が近づいたバッテリーは突然上がることもあるので、定期的に点検するのが大切です。

    バッテリーの電圧について

    電圧は、通常時が12.5~12.8V、エンジン始動時は13.5~14.5Vが正常値と言われています。

    電圧はエンジン始動時にもっとも電力が必要になるので、通常時の電圧が12.5V未満になったら、バッテリーの寿命と考えてください。

    端子電圧 (V) 充電状態 (%)
    13.0 100
    12.4 60
    11.8 20
    10.5 0

    バッテリーのチェックは簡単にできます

    では実際に、当店でバッテリーの寿命を測定している様子を見てみましょう。
    異常がない場合は「リョウコウ」、バッテリーが無い場合は「ヨウコウカン」と表示されます。

    バッテリー異常なし

    簡単にチェックできるのでお気軽にご相談下さいね。

    バッテリーが上がる前の初期症状は?

    バッテリーが上がる前の初期症状は?

    バッテリーが完全に上がってしまう前に、いくつかの前兆が現れます。これらのサインを見逃さず、早めの対処をすることで、突然のバッテリー上がりを防ぐことができます。

    1. ヘッドライトが暗く感じる
    2. ウインカーやパワーウインドウの動作が鈍くなる
    3. エンジンのかかりが悪く、セルモーターの音がいつもと違う
    4. バッテリーの警告灯が点灯する

    1. ヘッドライトが暗く感じる

    ヘッドライトは、走行中はオルタネーターが発電するため明るく、停車時はバッテリーからの電力のみとなるため暗くなります。この時のヘッドライトの明るさの差が顕著な場合、バッテリーの劣化が疑われます。

    また、ヘッドライトの明るさが頻繁に変化したり、ちらついたりすると明るさが安定しない場合は、バッテリーの電力が不足している可能性があります。

    2. ウインカーやパワーウインドウの動作が鈍くなる

    ウインカーの切り替えが遅くなったり、パワーウインドウの開閉速度が遅くなったりする場合は、バッテリーの電力が不足している可能性があります。

    また、ウインカーが点滅しなくなったり、パワーウインドウが途中で止まってしまったりと動作が不安定になる場合は、バッテリーの劣化が進んでおり、交換時期が近いと考えられます。

    3. エンジンのかかりが悪く、セルモーターの音がいつもと違う

    キーを回したときに、セルモーターが弱々しく回り、エンジンがかかりにくい場合は、バッテリーの電力が不足している可能性があります。

    また、バッテリーが完全に上がっていると、セルモーターが全く回らなくなり、エンジンがかかりません。

    4. バッテリーの警告灯が点灯する

    バッテリーの警告灯は、車種によって形状や色が異なりますが、バッテリーに異常が発生していることを知らせる信号です。エンジン始動時や走行中警告灯が点灯している場合は、バッテリーの交換を行いましょう。

    バッテリーが上がってしまう原因

    バッテリーが上がってしまう原因

    バッテリーが上がってしまう原因には、次のようなものがあります。

    1. ライトや室内灯の消し忘れ
    2. 長期間車に乗っていない
    3. 季節の変わり目

    詳しく説明します。

    ライトや室内灯の消し忘れ

    最も一般的な原因の一つが、ヘッドライト、室内灯、ハザードランプなどの消し忘れです。電気を消費するものをつけたまま長時間放置すると、バッテリーが消耗し、上がってしまうことがあります。

    特に夜間や長時間駐車する場合は、必ず全ての電装品がオフになっていることを確認しましょう。

    長期間車に乗っていない

    車に乗らない期間が長くなると、バッテリーは自然放電を起こし、徐々に電力が失われていきます。特に、数週間以上乗らない場合は、バッテリーが上がってしまう可能性が高まります。

    普段使いしない車の場合でも、週に一回は動かすようにしましょう。

    季節の変わり目

    寒暖差が激しい季節の変わり目は、バッテリーへの負担が大きくなります。とくに、夏と冬など季節の変わり目は要注意です。

    寒い時期 低温下ではバッテリーの性能が低下し、エンジンを始動する際に大きな電力を必要とします。
    暑い時期 高温多湿な環境下では、バッテリー液の蒸発が激しくなり、バッテリー内部の構造が劣化しやすくなります。

    その他の主な原因

    その他、以下の動作でもバッテリーが上がってしまう可能性があるので注意しましょう。

    ● 短距離走行の繰り返し
    ● 電装品の過度な使用
    ● バッテリーの経年劣化
    ● オルタネーターの故障
    ● 半ドア状態

    バッテリーが上がったときの3つの対処法

    バッテリーが上がったときの3つの対処法

    バッテリーが上がってしまった時の対処法は、大きく分けて以下の3つが考えられます。状況に合わせて適切な方法を選びましょう。

    1. ジャンプスターターを使う
    2. ロードサービスを呼ぶ
    3. バッテリーを交換する

    ジャンプスタートやバッテリー交換は、ある程度の知識と技術が必要となります。自信がない場合は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

    1. ジャンプスターターを使う

    1. ジャンプスターターを使う

    参考:amazonサイトへ

    小型のジャンプスターターがあれば、自力でエンジンをかけることができます。いざという時のために備えておくと便利です。

    しかながら、接続方法を誤ると車両にダメージを与える可能性があるので、一般的な使用手順を確認しておきましょう。

    1.安全確認: 必ずエンジンを切って、両方の車のパーキングブレーキを引きます。
    2.接続: ジャンプスターターの赤色のケーブルを両車のプラス端子に、黒色のケーブルを両車のマイナス端子に、正しく接続します。
    3.エンジン始動: まずはバッテリーが上がっている方の車を始動させ、その後、もう一方の車を始動させます。
    4.接続解除: 数分間アイドリングさせた後、接続を逆の順序で慎重に外します。

    注意点としては、接続する際にプラスとマイナスを間違えないようにすることです。ジャンプスターターの取扱説明書をよく読んで、正しく操作しましょう。

    2. ロードサービスを呼ぶ

    JAFや保険会社のロードサービスに連絡するのも一つの方法です。あらかじめロードサービスに加入しておくと、トラブルの際に安心です。
    デメリットとしては、出動までに時間がかかる場合があることと、出動費用がかかるということですが、専門のスタッフが対応してくれるので安心です。

    3. バッテリーを交換する

    バッテリーが原因の場合は、根本的な解決として、バッテリーの交換を行いましょう。車のバッテリー交換は、ある程度の知識と工具があれば、自分で行うことができますが、決して簡単な作業ではないため、専門業者に依頼することをおすすめします。

    まだ自走できるようであれば、カー用品店や修理業者でバッテリー交換を行いましょう。

    まとめ

    まとめ

    バッテリーが上がる前の初期症状や対処法を知っておくことで、いざという時に慌てずに対応できます。出先でバッテリーが上がると、ロードサービスの利用で数万円かかることもありますので、日頃から点検を心がけ、安全なカーライフを送りましょう!

    当店では無料でバッテリー点検を行っていますので、ぜひお気軽にご来店ください!

    カテゴリー
    メンテナンスその他 ホイールの知識 仙台本店

    ブレーキパッド・ローター類の交換目安や役割!

    クルマの基本性能として、
    「走る」「曲がる」「止まる」があります。
    そのなかでもっとも重要なのが「止まる」
    性能ではないでしょうか。

    そこで今回はブレーキ類の交換目安や役割について
    ご紹介させて頂きます。

    こんな症状がでたらブレーキパッドの交換

    《ブレーキパッド交換必要な症状、目安》 

    ・ブレーキをかけた時や走行中にキーキーとなく音
    カラカラやゴーという音がする
    ・ブレーキパッドの厚み
    10mm(新品)、
    5mm(走行に問題ありませんが交換おすすめ)
    3mm(交換するべき適切なタイミング)
    1mm(走行が大変危険な状態、要交換)
    点検をして残りが少なければ早めに交換
    しましょうね!
    そうでないと、ローターにも傷がついて
    ローターも交換です・・
    費用が倍・・倍以上かかるのでご注意下さい!

    ブレーキフルードの役割

    ブレーキペダルを踏んだ時にそのちからを各車輪の
    ブレーキに伝えるという重要な役割のオイルです。
    定期的に交換をしないと、伝達が十分に行われずに
    ブレーキが利かなくなるといった不具合を発生させて
    しまうこともあります。

    ブレーキオイル(正式:ブレーキフルード)交換目安は
    2年に1度、車検毎の交換基準になります。                   

    ディスクローターも一緒に点検しよう

    《ディスクローター交換必要な症状、目安》

    ・ブレーキの効きが悪いと感じたとき                ・ディスクローターから異音が発生したとき。
    ・ディスクローターに傷やムラができているとき。
    ・ディスクローターが錆びているとき。
    ・ブレーキパッドが消耗しているとき。
    ※ディスクローターに傷や損傷をおよぼすこともあるので
    注意が必要です

    セルフ交換はできるの?

    セルフでの交換はおすすめしません。
    ブレーキ周りは最重要保安部品であるため、
    組み付けミスは自分の命だけでなく周りの人にも
    危険を及ぼします。
    少しでも不安があるのであればセルフでの交換は
    しないほうが良いですね。

    まとめ

    車の基本性能、「走る」、「曲がる」、「止まる」は
    どれも大切な要素ですが、なかでも「止まる」は
    安全に走行するうえで重要です。
    その「止まる」を支えるのがブレーキです。
    定期点検や車検整備でしっかりブレーキをメンテナンスを
    している人がほとんどだと思いますが、
    もし手入れを怠ると、大事故につながることもあります。
    事故を防ぐためにもブレーキシステムを構成する
    ブレーキパッドやブレーキフルード、ローターなど
    各部品ごとの定期的なメンテナンスをしましょう。

    オンラインショップhttps://tireworldkan.com/
    店舗一覧https://tireworldkan.com/shop.html

    仙台本店
    仙台本店
    TEL: 022-231-4114
    住所:仙台市宮城野区苦竹2-6-5
    アクセス:仙台国道45号線沿い
    営業時間:10:00~19:00

    キーパープロショップ

    オンライン商談

    えなこ特設サイトへ