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    【初心者向け】タイヤ交換に必要なものは?工具の使用方法から注意点まで解説!


    「タイヤ交換したいけど必要なものがわからない」
    「タイヤ交換の手順を知りたい」

    はじめてのタイヤ交換は必要なものが多いため、タイヤ交換に必要なものに悩む方もいるのではないでしょうか。

    またタイヤを自分で交換する場合、タイヤ交換の手順や工具の使用方法、工具の使用上の注意点を確認し安全にタイヤ交換作業をしなければいけません。タイヤ交換の手順や道具の使い方を誤れば脱輪にもつながる危険があるため、事前準備が重要です。

    本記事では、タイヤ交換初心者の方に向けて、タイヤ交換に必要なものや工具の使用方法、工具の使用上の注意点を解説します。

    タイヤ交換で必要なものと使用用途の解説

    タイヤ交換で必要なものと使用用途の解説

    タイヤ交換を安全に実施するために重要なことは、タイヤ交換に必要な道具の使用用途と注意事項です。道具一式を揃えても、 正しく使用できなければ意味がありません。

    本章では、タイヤ交換で一般的に必要なものと使用用途を解説します。

    1. 輪止め
    2. ジャッキ
    3. ジャッキスタンド
    4. クロスレンチ
    5. トルクレンチ

    安全にタイヤ交換作業するために必要な道具であるため、解説する道具は必ず準備することをおすすめします。

    1.輪止め

    タイヤ交換で必要なもの1.輪止め

    引用:Amazon

    輪止めはタイヤ交換時に車体が動かないようにするための道具です。車は停止しても動いてしまう恐れがあるため、必ず使用しなければいけません。

    一般的に運送業者が使用していることが多いため、日常的に良く目にする商品ではないでしょうか。

    使用用途や注意点は、以下の通りです。

    使用用途 タイヤ交換時に車体が動かないようにする道具
    注意点 必ず平坦な場所で車を停車させてから設置する

    2.ジャッキ

    タイヤ交換で必要なもの2.ジャッキ

    引用:Amazon

    ジャッキは車体を昇降させるために必須の道具です。ジャッキは車載されていることが多いため、購入しない選択をする方も少なくありません。

    しかし、車載されているジャッキは手動で昇降させるパンタグラフジャッキであり、タイヤ交換時の手間が多くかかるためおすすめできません。

    油圧式のジャッキの方が車体を昇降する際に、負担少なく効率良く作業に取りかかれるためおすすめです。
    使用用途や注意点は、以下の通りです。

    使用用途 車体を昇降させるために必要な道具
    注意点 ジャッキアップポイントに密着させて作業すること

    3.ジャッキスタンド

    タイヤ交換で必要なもの3.ジャッキスタンド

    引用:Amazon

    ジャッキスタンドはジャッキで上げた車両を支えるための道具です。ジャッキだけでタイヤ交換を実施した場合、ジャッキアップ後に万が一車体が落下すれば事故につながり大けがするかもしれません。ジャッキスタンドは安全に作業するために必須の道具といえます。

    使用用途や注意点は、以下の通りです。

    使用用途 持ち上げた車体を支えるための道具
    注意点 車体の重さによって2台~4台のジャッキスタンドが必要な場合がある

    4.クロスレンチ

    タイヤ交換で必要なもの4.クロスレンチ

    引用:Amazon

    クロスレンチはホイールナットを借り締めしたり緩めたりする時に使用する道具です。レンチの種類には、以下のようなレンチもあります。

    ● クロスレンス
    ● L字レンチ

    上記の違いはレンチの形状のみであり、使用用途は同じです。ただしホイールナットを締めたり緩めたりする作業は重労働であるため、力が加わりやすいクロスレンチをおすすめします。

    使用用途や注意点は、以下の通りです。

    使用用途 ホイールナットを締めたり緩めたりする道具
    注意点 ホイールナットを本締めする用途では使用してはいけない

    5.トルクレンチ

    タイヤ交換で必要なもの5.トルクレンチ

    引用:Amazon

    トルクレンチはホイールナットを本締めするために使用する道具です。タイヤを取り付けたあとは、必ずナットを規定のトルク値で締め付けなければいけません。

    トルクレンチの種類は大きく分けて、以下の2種類です。

    タイプ 特徴
    シグナル式 ●単能型(トルク値が決まっている)
    ●プレセット型(トルク値を設定できる)
    直読式 ●デジタル型(モニターでトルク値を確認できる)

    トルクレンチの本体価格は1万円以下から3万円以上と価格帯の幅も広いため、事前にリサーチしてから自分に合ったトルクレンチを購入することをおすすめします。

    使用用途や注意点は、以下の通りです。

    使用用途 ホイールナットを最後に締め付けるときに使用する
    注意点 規定のトルク値で締め付けない場合、最悪脱輪の可能性がある

    自分でタイヤを交換する手順

    自分でタイヤを交換する手順

    本章では、自分でタイヤ交換する手順を解説します。

    1. 輪止めで車両が動かないように固定
    2. クロスレンチを使用してホイールナットを少し緩める
    3. ジャッキを使用して車体を持ち上げる
    4. 持ち上げた車両の下にジャッキスタンドを設置する
    5. すべてのホイールナットを取り外す
    6. タイヤを取り外す
    7. 新しいタイヤを取り付ける
    8. すべてのホイールナットを仮締めする
    9. ジャッキスタンドを取り外し、車両をゆっくり下ろす
    10. トルクレンチで車種に指定された締め付けトルク値まで締める

    先述した工具を使用して解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。作業時の手の保護も忘れないように、軍手も準備しておきましょう!

    1.輪止めで車両が動かないように固定

    自分でタイヤ交換する手順1.輪止めで車両が動かないように固定

    引用:Amazon

    水平の場所に車を停止させてから、輪止めで車両が動かないように固定します。先述のした通り、必ず水平の場所で作業しましょう!

    2.クロスレンチを使用してホイールナットを少し緩める

    自分でタイヤ交換する手順2.クロスレンチを使用してホイールナットを少し緩める

    クロスレンチ、またはL字レンチを使用して、ホイールナットを緩めていきます。
    ジャッキを事前に設置すれば次の作業がしやすいため、一緒に準備してもよいかもしれません。

    3.ジャッキを使用して車体を持ち上げる

    自分でタイヤ交換する手順3.ジャッキを使用して車体を持ち上げる

    次にジャッキを使用して車体を持ち上げます。車体の裏のジャッキアップポイントを必ず確認してから作業しましょう!

    ジャッキアップポイントに当てて車体を持ち上げない場合、作業中に車体のバランスが悪くなり、車体の落下につながるため注意が必要です。

    4.持ち上げた車両の下にジャッキスタンドを設置する

    自分でタイヤ交換する手順4.持ち上げた車両の下にジャッキスタンドを設置する

    引用:Amazon

    ジャッキで持ち上げた車体の下に、ジャッキスタンドを設置します。
    ジャッキスタンドがない場合でもタイヤ交換作業はできますが、万が一車体が落下しても事故を未然に防げるため、用意しておくことをおすすめします!
    また車両の大きさ(重さ)によってジャッキスタンドを接地する台数も異なるため、車体の重さとジャッキスタンドの台数は事前に確認しておきましょう!

    5.すべてのホイールナットを取り外す

    自分でタイヤ交換する手順5.すべてのホイールナットを取り外す

    事前にレンチで緩めたホイールナットを、すべて取り外します。ホイールナットは小さいため、紛失しないためにわかりやすい場所にまとめて保管しておきましょう!

    また交換時にナットに傷や破損を発見した場合、ナット交換できるように同じサイズのナットを事前に準備しておくのもおすすめです。

    6.タイヤを取り外す

    自分でタイヤ交換する手順6.タイヤを取り外す

    すべてのホイールナットを取り外したあとは、タイヤを取り外します。前傾姿勢で行うと腰に負担がかかるため、タイヤはなるべく水平の状態で取り外すことを心がけましょう!

    7.新しいタイヤを取り付ける

    自分でタイヤ交換する手順7.新しいタイヤを取り付ける

    交換するタイヤを地面と水平にして、しっかり奥まで差し込みます。タイヤをしっかり差し込めない場合、タイヤ交換後にナットが緩む原因につながります。

    タイヤ交換後のナットの緩みによる脱輪も後を絶ちませんから、必ず奥までしっかり差し込んで取り付けましょう!

    タイヤを取り外すとき同様に腰を落とせば、腰の負担が軽減できるため心がけましょう!

    8.すべてのホイールナットを仮締めする

    自分でタイヤ交換する手順8.すべてのホイールナットを仮締めする

    タイヤの取り付けが完了したら、レンチを使用してホイールナットを仮締めします。

    9.ジャッキスタンドを取り外し、車両をゆっくり下ろす

    自分でタイヤ交換する手順9.ジャッキスタンドを取り外し、車両をゆっくり下ろす

    ジャッキスタンドを取り外し、車両をゆっくり降ろします。

    10.トルクレンチで車種に指定された締め付けトルク値まで締める

    自分でタイヤ交換する手順10.トルクレンチで車種に指定された締め付けトルク値まで締める

    タイヤ交換最後の締めはトルクレンチを使用します。
    トルクレンチを規定のトルク値に設定し「カチン」と音が1回なるまで締め付けます。
    以下の写真のように、対角線を結ぶような順番でホイールナットを締め付けるのがポイントです。

    対角線を結ぶような順番でホイールナットを締め付けるのがポイント

    上記のように対角線を結ぶような手順でホイールナットを締め付けた後の注意点は、2回目の締め付けは行わないことです。

    トルクレンチの音が2回以上鳴るまで締め付けた場合オーバートルクにつながり、ボルトが捻じ切れる危険性があります。

    またホイールナットの締め付けトルクは弱すぎてもナットの緩みにつながるため、「カチッ」と音が1回鳴るまで締め付けましょう!

    トルクレンチの重要性については【ホイールナットの締め付けトルクを守らないと危険?!トルク管理の基本を解説】の記事も参考にしてください。

    タイヤ交換後の注意点

    タイヤ交換後の注意点

    本章では、タイヤ交換後の注意点を解説します。タイヤ交換作業が完了しても安心はできません。ホイールナットを指定のトルク値で締め付けをしても、ホイールナットは緩む可能性があります。タイヤ交換後は適切なトルク管理やタイヤ保管を行いましょう。

    ● タイヤ交換後に100km走行したら増し締めチェック
    ● 交換したタイヤは適切な環境で保管する

    タイヤ交換後に100km走行したら増し締めチェック

    タイヤ交換後の増し締めチェックは、タイヤ交換後の重要な点検作業のひとつです。トルクレンチで「カチッ」と音が鳴るまで締め付けても、走行中にナットが緩む可能性があります。

    走行中にナットが緩んだ場合、最悪脱輪につながり大変危険です。
    国土交通省発表の「大型車の脱輪事故発生状況」では、令和3年度の車輪脱落事故が123件のうち81件がタイヤ交換後の脱輪による事故と示されています。

    大型車の脱輪事故発生状況

    引用:国土交通省(令和3年度大型車の車輪脱落事故発生状況と傾向分析について)

    タイヤを交換したあとに安全な走行を継続できるよう、100km走行したら増し締めチェックを実施しましょう。

    トルクレンチの増し締めについては【定期的なトルクレンチチェック!その頻度はどのくらい??】の記事も参考にしてください。

    交換したタイヤは適切な環境で保管する

    タイヤは未使用の状態でも劣化は進行しているため、交換したタイヤは適切な環境で保管することが重要です。適切な環境でタイヤを保管した場合1本のタイヤを長く使用できるため、タイヤにかかるコストを削減できます。
    「交換したタイヤをそのままの状態で保管している」
    「タイヤを保管している場所は屋外で横積みしています」

    上記のような保管方法ではタイヤの劣化を早め、以下のトラブルが発生しやすくなります。

    タイヤの保管状態 タイヤに与える悪影響
    タイヤをむき出した状態で屋外保管 タイヤのひび割れや亀裂が発生しやすい
    タイヤを重ねて横積み保管 1番下のタイヤが変形する

    上記のようなトラブルを未然に防ぐために、以下のポイントを守ってタイヤ保管することをおすすめします。

    ● 屋外保管はタイヤカバーを使用して紫外線からタイヤを守る
    ● タイヤを重ねて保管する場合、専用のタイヤラックを使用する

    交換したタイヤを上記のように適切な環境で保管すれば、次回のタイヤ交換時も同じタイヤを使用することが可能です。

    なおタイヤを自宅で保管できない場合、タイヤ保管サービスの利用もおすすめです。
    タイヤ保管サービスについては【タイヤ保管サービスとは?おすすめ点や料金をご紹介】の記事も参考にしてください。

    タイヤ交換に必要な工具一式の費用の目安

    タイヤ交換に必要な工具一式の費用の目安

    先述した工具は安全に作業する上で必要な商品です。
    タイヤ交換に必要な工具一式の費用の目安を、以下の表にまとめました。

    必要な工具 作業目的 費用(目安)
    輪止め 車が動かないようにする 約1,000円
    ジャッキ 車体を持ち上げる 約8,000円
    ジャッキスタンド 持ち上げた車体を支える 約5,000円
    クロスレンチやL字レンチ ナットを締めたり緩めたりする 約5,000円
    トルクレンチ 規定のトルク値に締め付ける 約18,000円
    軍手やタオルなどの備品 ケガや汚れ予防 約1,000円
    工具合計金額 約37,000円

    上記費用はあくまで目安ですから、愛車の種類や重量によって、商品の必要個数や費用も異なります。また工具のデザインや機能面、使いやすさでも費用に差がでてきます。

    タイヤ交換を検討中の方は、必要な工具の費用を事前にリサーチしておきましょう!

    タイヤ交換を自分でやる前にリスクは必ず確認する

    タイヤ交換を自分でやる前にリスクは必ず確認する

    本章では、タイヤ交換で発生しやすいリスクを解説します。

    ● タイヤが外れる可能性がある
    ● ジャッキアップの失敗
    ● 適切なタイヤローテーションができないv
    ● パーツが破損する

    自分でタイヤ交換する場合、タイヤ交換時やタイヤ交換後のリスクは把握しておきましょう!
    「タイヤ交換が大変だとは思わなかった」
    「タイヤ交換時にパーツが破損してしまった」

    上記のように自分でタイヤ交換をして後悔する方も少なくありません。

    タイヤ交換のリスクを事前に把握すれば、より安全にタイヤ交換作業をすることが可能です。ぜひ参考にしてください。

    タイヤが外れる可能性がある

    タイヤ交換のリスクで一番恐れられることは、タイヤが外れて脱輪することです。タイヤをしっかり取り付けたあとでも、ホイールナットが徐々に緩んでタイヤが外れる事故は後を絶ちません。

    走行中に脱輪した場合あなたの車だけでなく、最悪他者を巻き込む大きな事故になる可能性も考えられます。

    タイヤが外れる危険性を回避するポイントは、以下の通りです。

    ● ホイールナットを締め付ける前にトルクレンチの使用方法を理解する
    ● メーカー規定の締め付けトルク値を守ってホイールナットを締め付ける
    ● ホイールナットの締め付けは「カチッ」と1回音が鳴ったらそれ以上締め付けない
    ● タイヤ交換後に定期的に増し締めチェックを実施する

    上記のポイントを確認し、タイヤが外れないよう対策を取りながらタイヤ交換を実施しましょう!

    ジャッキアップの失敗

    タイヤ交換ではジャッキアップを失敗する可能性もあるため、十分に注意しましょう。ジャッキアップが失敗する原因は、以下の通りです。

    ● 平坦な場所で作業していない
    ● ジャッキアップポイントが間違っている
    ● ジャッキスタンドを使用していない

    上記のような場所でタイヤ交換をした場合、道具を適切な方法で使用できなかったり道具が不足していたりすると、最悪車体が落下し大けがするかもしれません。

    安全にタイヤ交換作業を実施するために、作業環境や必要な道具は事前に揃えておきましょう!

    適切なタイヤローテーションができない

    「前後左右の摩耗のバランスがわからない」
    「前回使用していたタイヤの位置を覚えていない」

    このような状況では、適切なタイヤローテーションができないかもしれません。

    また適切なタイヤローテーションができない場合、4本のタイヤの摩耗バランスが崩れてしまい、偏摩耗の発生につながります。

    さらにタイヤの劣化が早くなるため、タイヤローテーションを実施しても逆効果になります。
    たとえばFF車のタイヤローテーションは、以下の通りです。

    FF車のタイヤローテーション

    引用:YOKOHAMA

    ● 前輪は左右の位置は変更せずに後輪へ
    ● 後輪の右→前輪の左
    ● 後輪の左→前輪の右

    上記のタイヤローテーション方法はFF車の場合ですが、FR車や4WD、方向性タイヤなど、他にもタイヤローテーションの方法は存在します。

    適切なタイヤローテーションを実施するために、以下のポイントをおさえましょう。

    ● 愛車の車種のタイヤローテーション方法を把握しておく
    ● 交換するタイヤは、前後左右どの部分で使用していたか把握しておく
    ● タイヤ4本の摩耗状態を把握する

    タイヤローテーションは4本の摩耗しているタイヤの状態に応じた、位置交換が重要です。タイヤのローテーションを検討中の方は、タイヤの摩耗状態を把握してからタイヤローテーションを実施しましょう!

    タイヤのローテーションについては【車のタイヤの位置交換(ローテーション)は重要!やり方と目安も解説!
    の記事も参考にしてください。

    パーツが破損する

    自分でタイヤ交換をする場合、タイヤに関連するパーツが破損する可能性があることも考慮しましょう。たとえばタイヤに関連するパーツや破損する状況は、以下の通りです。

    破損するパーツ 破損する状況
    ハブボルト オーバートルク(ナットを強く締め付けすぎ)でボルトが捻じ切れる
    ホイールナット ●不適合サイズのレンチを使用してナットが傷つく
    ●力任せにナットを締めて傷つける

    上記のように、タイヤ交換時のホイールナットやハブボルトが損傷する可能性があります。

    また走行中にタイヤが脱輪した場合、車体に大きな損傷があるだけでなく他者の車を巻き込む事故に発展する可能性も考えられます。タイヤ交換を検討中の方は、リスクを確認してから作業しましょう。

    自分でタイヤ交換を実施することに不安を感じる方は、最寄りの店舗でタイヤ交換を依頼した方が安心かもしれません。

    店舗でタイヤ交換した方がお得になる可能性がある

    店舗でタイヤ交換した方がお得になる可能性がある

    「自分でタイヤ交換した方が安く済む」このように思っている方は、店舗で一度見積もりをとることをおすすめします。

    タイヤ交換を依頼する店舗によっては、自分でタイヤ交換するよりトータル費用がお得になるかもしれません。先述した工具一式の費用合計の目安は、以下の通りです。

    必要な工具 費用(目安)
    輪止め 約1,000円
    ジャッキ 約8,000円
    ジャッキスタンド 約5,000円
    クロスレンチやL字レンチ 約5,000円
    トルクレンチ 約18,000円
    軍手やタオルなどの備品 約1,000円
    工具合計金額 約37,000円

    上記の道具の合計金額に、タイヤの本体価格が加わります。
    タイヤワールド館ベストでタイヤを購入した場合、以下の料金でタイヤ交換が可能です。

    【店舗購入でタイヤ交換を依頼した場合】

    タイヤ(15インチ) ホイール 工賃(アプリ会員) 合計金額
    EC202L(ダンロップ) V-EMOTION RC10 Vエモーション RC10 ・タイヤ入替
    ・バランス調整
    ・タイヤ取付
    セット価格:55,500円 8,800円 64,300円

    上記のように店舗に依頼した場合、タイヤ交換やバランス調整費用を含んでいるため、自分でタイヤ交換する工具を揃えるよりお得にタイヤ交換できるのではないでしょうか?

    もちろんタイヤ交換に必要な道具を揃えた場合、次回のタイヤ交換時は道具の費用はかからなくなります。しかし自分でタイヤを交換することに不安を感じる方には、店舗でのタイヤ交換をおすすめします。

    タイヤの脱着や費用については>の記事も参考にしてください。

    タイヤ交換でよくある質問

    タイヤ交換でよくある質問

    最後に、タイヤ交換に関するよくある質問に回答します。

    1. タイヤ交換しないとどうなりますか?
    2. タイヤの寿命は何年ですか?

    1.>タイヤ交換しないとどうなりますか?

    タイヤ交換しないと、1本のタイヤの寿命が短くなり安全性が低下します。タイヤは走行距離や走行環境によって必ず経年劣化に伴い、以下の問題が発生するからです。

    ● タイヤが摩耗する
    ● タイヤにひび割れや亀裂が発生する

    上記のようなタイヤの状態で走行した場合、以下のトラブルが発生するかもしれません。

    トラブル内容 走行中の支障
    タイヤに偏摩耗が発生する ハンドル操作が不安定になる
    タイヤにひび割れが悪化する パンクやバーストが発生する
    タイヤの溝の深さが半分以下になる ハイドロプレーニング現象が発生する

    上記のトラブルをみてわかるように、タイヤ交換をしない場合危険しかありません。安全性を保ちながら走行するために、タイヤの劣化状態に応じてタイヤ交換は実施しましょう!

    タイヤの状態を判断できない場合は、タイヤ交換を店舗に相談するのがおすすめです。

    2.タイヤの寿命は何年ですか?

    タイヤの寿命は夏タイヤで約5年、スタッドレスタイヤで約3年です。またタイヤの寿命は使用年数で確認する方法の他に、以下のような方法でもタイヤの寿命を確認できます。

    タイヤの寿命の確認方法 寿命の目安
    走行距離 ●夏タイヤ:約30,000km
    ●スタッドレスタイヤ:約25,000km
    スリップサイン タイヤの溝の深さが1.6mmになったとき
    タイヤのひび割れ具合 タイヤ内部までひび割れが達したとき

    ただし上記のようなタイヤの寿命を確認する方法は、あくまで目安です。
    「タイヤの寿命の目安は超えていないけど大きなひび割れがある」
    「スリップサインが出現している」

    上記のような危険な状態のタイヤを継続して使用した場合、パンクやバーストが発生するリスクが高まるため危険です。

    タイヤの劣化する早さには個人差があるため、定期的にタイヤ点検を実施してタイヤの劣化状態に合った対策をとるのがおすすめです。タイヤの状態を自分で確認できない方は、最寄りの店舗に相談してからタイヤ交換を実施しましょう。

    タイヤ交換に悩んだらタイヤワールド館ベストにご相談ください!

    タイヤ交換に悩んだらタイヤワールド館ベストにご相談ください!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● タイヤ交換で必要なものと使用用途の解説
    ● 自分でタイヤを交換する手順
    ● タイヤ交換後の注意点
    ● タイヤ交換に必要な工具一式の費用の目安
    ● タイヤ交換を自分でやる前にリスクは必ず確認する
    ● 店舗でタイヤ交換した方がお得になる可能性がある
    ● タイヤ交換でよくある質問

    とくに重要なポイントは、以下の通りです。

    ● タイヤ交換に必要な工具の使用方法と注意点を確認する
    ● タイヤ交換後は定期的に増し締めする
    ● タイヤ交換を自分で実施する場合はリスクを必ず確認する
    ● 店舗でタイヤ交換した方がお得になる可能性がある

    自分でタイヤ交換を実施する場合、上記の点をチェックしてからタイヤ交換を実施しましょう!
    タイヤワールド館ベストでは、タイヤの定期的点検からタイヤ交換まで実施しております!
    ぜひ一度ご相談ください!

    オンラインショップ店
    オンラインショップ店
    TEL: 0120-01-6590
    住所:仙台市宮城野区苦竹2-6-5
    アクセス:仙台国道45号線沿い
    営業時間:10:00~18:00
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    タイヤのスリップサインとは?安全に限界まで走行する方法を解説

    タイヤは車両の走行性能や安全面に直結する重要な部品です。とくに、タイヤのスリップサインは、タイヤの摩耗状態や安全な走行ができるかを示す重要な目安となります。

    今回は、以下の疑問についてわかりやすく解説します。

    ● スリップサインとは?
    ● スリップサインの確認方法は?
    ● スリップサイン以外にタイヤの状態を確認する方法は?

    スリップサインが出る前にタイヤを交換することは、事故を未然に防ぐために欠かせません。

    本記事では、タイヤのスリップサインとは何か、安全に限界まで走行するための方法について詳しく解説します。

    さらに、タイヤ交換のタイミングや注意点についても触れ、安全に車を運転するための知識をお届けします。

    タイヤのスリップサインとは?

    タイヤのスリップサインとは?

    タイヤのスリップサインとは、タイヤの溝の深さが1.6mmになると出現する印です。
    以下写真でわかるように、タイヤのショルダー部にある三角マークの延長線上で確認できます。

    タイヤに上記のようなスリップサインが出現している状態で走行はできません。

    スリップサインが出た状態で走行した場合、以下のように整備不良で罰則を受ける可能性があります。

    【道路交通法(設備不良)による罰則】
    減点数 反則金
    2点 9,000円

    また溝が浅いタイヤはスリップしやすく、事故につながる危険性の高いタイヤであることを理解しましょう!

    タイヤのスリップサインはタイヤの限界値であり車検基準でもある

    タイヤのスリップサイン(1.6mm)はタイヤの限界値であり車検基準でもあることはご存じでしょうか?
    国土交通省では、タイヤに以下のような保安基準を設けています。

    【道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の第167条より一部抜粋】
    二. 接地部は滑り止めを施したものであり、滑り止めの溝(最高速度40km/h未満の自動
    車、最高速度40km/h未満の自動車に牽引される被牽引自動車、大型特殊自動車及び大
    型特殊自動車に牽引される被牽引自動車に備えるものを除く。)は、空気入ゴムタイヤ
    の接地部の全幅(ラグ型タイヤにあっては、空気入ゴムタイヤの接地部の中心線にそ
    れぞれ全幅の4分の1)にわたり滑り止めのために施されている凹部(サイピング、プ
    ラットフォーム及びウエア・インジケータの部分を除く。)のいずれの部分においても
    1.6mm(二輪自動車及び側車付二輪自動車に備えるものにあっては、0.8mm)以上の深
    さを有すること。この場合において、滑り止めの溝の深さについての判定は、ウエア・
    インジケータにより判定しても差し支えない。


    引用:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2022.1.7】第167条(走行装置)

    上記の国土交通省の保安基準により、タイヤの溝の深さが1.6mm以下の場合車検には通りません。

    タイヤの溝の深さがスリップサイン(1.6mm)を下回って走行した場合、先述のように道路交通法違反になるため、必ずタイヤ交換を実施しましょう。

    タイヤの限界と安全に走行できる限界は異なる

    「スリップサインが1.6mmまでならまだまだ走れる」
    「車検までまだ期間があるから多少の摩耗も気にしない」

    このような考えで走行し続けるのは、非常に危険です。

    タイヤの使用できる限界の基準が1.6mmであることは間違いありませんが、安全に走行できる基準ではないため注意する必要があります。

    以下YOKOHAMAのデータでは、タイヤの溝の深さが4mmを下回って走行した場合、制動距離が顕著に伸びるデータが存在します。

    タイヤの溝の深さが4mmを下回った場合は制動距離が伸びる

    引用:YOKOHAMA

    上記のデータではタイヤの溝の深さが4mm以下になった場合、完全に停止するまでの距離が伸びることがわかります。

    つまり走行性能を十分に発揮できるタイヤの溝の深さは4mm以上必要であり、タイヤにスリップサインが出現するまでタイヤを使用した場合、走行中の危険が高くなります。

    タイヤ交換を検討中の方は、以下のポイントを確認することがおすすめです!

    ● タイヤの限界や車検の基準は1.6mm
    ● 安全に走行できるタイヤの溝は4mm以上

    上記内容を把握し、タイヤが安全に走行できる状態でタイヤ交換を実施しましょう!

    スリップサインがないタイヤはすでにバーストしている可能性がある

    スリップサインがないタイヤは摩耗が進みすぎて、使用し続けると走行中にバーストする恐れがあり非常に危険です。

    またグリップ力が著しく低下しているため、雨天時の道路や高速道路のカーブなどでスリップし、重大な事故につながる危険性が潜んでいます。

    タイヤの種類によっては、すでにバーストしている可能性もあります。

    実際に、バーストしても一定距離走行できるランフラットタイヤで、すでにバーストしているにもかかわらず、走行していた車もありました。

    参照:神戸新聞

    重大事故を未然に防ぐためにも、定期的にスリップサインの状態を確認することが大切です。

    スリップサインが出たタイヤを限界ギリギリまで使うことはおすすめできない理由

    タイヤを限界まで使うことはおすすめできない理由

    本章では、タイヤを限界まで使用することはおすすめできない理由を解説します。

    ● タイヤの摩耗状態によって走行に支障が出る
    ● ハイドロプレーニング現象が発生しやすい
    ● パンクやバーストする可能性が高くなる
    ● メンテナンス費用の負担が増える

    ぜひ参考にしてみてください。

    タイヤの摩耗状態によって走行に支障が出る

    タイヤの溝の深さが限界値の1.6mmになるまで使用した場合、タイヤの摩耗状態によって走行に支障が出るため危険です。

    先述した通り、タイヤの溝の深さが4mmを下回ると制動距離が伸び、走行中に以下のような支障が生じます。

    【タイヤの摩耗によっておこる走行中の支障】

    ● ハンドル操作ができない
    ● ブレーキが効かない

    走行中に上記のような支障が生じた場合、最悪他者を巻き込む事故につながるかもしれません。

    タイヤの溝の深さが1.6mmになるまで使用したい方は、走行中の以下の支障を考慮しながら運転しましょう!

    タイヤの溝の深さ 走行中の支障
    4mm以下になった場合 制動距離が伸び始める
    4mm~1.6mm ●ハイドロプレーニング現象のリスクが高くなる
    ●ハンドルやブレーキが効きにくくなる

    上記のような制動距離が伸びたタイヤでも、継続的に使用することは可能です。ただしタイヤの限界値は1.6mmでも、安全に走行できるタイヤの溝の深さは4mm以上必要であることを覚えておきましょう!

    タイヤの摩耗状態は定期的に確認し、タイヤの摩耗状態によっては早急にタイヤ交換することをおすすめします!

    ハイドロプレーニング現象が起きやすくなる

    タイヤを限界値まで使用される方は、ハイドロプレーニング現象が起きやすいタイヤを使用しているかもしれません。

    ハイドロプレーニング現象はスリップサインに近づくほど発生しやすくなりますが、タイヤにスリップサインが出現する前でも発生する危険があります。

    ブリヂストンではタイヤの溝の深さ別で、以下のような実験データが記載されています。

    【雨の日に高速走行したタイヤの接地面積の比較】

    雨の日に高速走行したタイヤの接地面積の比較

    引用:ブリヂストン

    上記の実験データでわかるように、タイヤの溝の深さが4mm以下になるとタイヤと地面の設置面積が減少し、ハイドロプレーニング現象が発生する危険性が高まります。

    ハイドロプレーニング現象が発生すれば、ブレーキもハンドルも効きません。最悪の場合、他人を巻き込む事故につながるリスクも考えられます。

    タイヤのスリップサインが1.6mmより浅い場合でも、制動距離が伸び始める4mm以下になったらタイヤ交換を検討しましょう!

    パンクやバーストする可能性が高くなる

    タイヤを限界まで使用する場合、タイヤがパンクやバーストする危険性が高くなるため注意しなければいけません。

    先述の通りタイヤはひび割れや摩耗状態、使用年数など、さまざまな要因で劣化します。タイヤを限界まで使用する過程で、走行中にパンクしたりバーストしたりと、想定外のトラブルが発生しやすくなります。

    たとえば限界を迎えたタイヤの状態は、以下の通りです。

    限界を迎えたタイヤの状態

    上記のような大きなひび割れが発生しているタイヤで走行を続けると、パンクやバーストする可能性が高くなります。

    パンクやバーストがしやすい状態のタイヤを使用するのは危険です。タイヤの溝の深さが4mmを下回ったタイヤは危険が多く、あなたにとってもデメリットしかありません。

    先述した危険を回避するためにタイヤの溝の深さが4mmを下回ったら、タイヤ交換することがおすすめです!

    タイヤワールド館ベストではタイヤ点検も実施しておりますので、タイヤの溝の深さや劣化具合が気になる方は、ぜひお問い合わせください!

    →タイヤワールド館ベストに問い合わせる

    メンテナンス費用の負担が増える

    スリップサインが出たタイヤを使い続けると、メンテナンス費用の負担が増える可能性があります。

    スリップサインが出た摩耗が進行したタイヤは、グリップ力が低下しているため、走行中にタイヤ以外の部品に余計な負担がかかります。

    他の部品に対する負荷が強くなると劣化も早まり、その分メンテナンス費用も増える可能性があるでしょう。

    また、走行中にタイヤがパンクやバーストすると、レッカー代や修理費用などもかかり、さらに費用負担は増えます。

    余計な出費を抑えるために、スリップサインをはじめ、タイヤのチェックは定期的に行いましょう。

    スリップサイン以外にタイヤの限界を確認する5つの方法

    スリップサイン以外にタイヤの限界を確認する5つの方法

    スリップサイン以外にも、タイヤの限界を確認する方法が存在します。
    本章では、状況別にタイヤの限界を確認する方法を解説します。

    1. タイヤの使用年数
    2. タイヤの走行距離
    3. タイヤのひび割れや亀裂
    4. タイヤの摩耗状態
    5. 定期点検を活用した専門家の意見

    それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    なお、タイヤの交換時期について、詳しくは下記記事でも紹介しているので、あわせてご覧ください。

    タイヤの使用年数

    一番シンプルな確認方法は、タイヤの使用年数です。一般的なタイヤの寿命は、以下の通りです。

    タイヤの種類 寿命の目安
    夏タイヤ 約5年
    スタッドレスタイヤ 約3年

    上記の期間を超えてタイヤを使用している方は、タイヤが限界を超えている可能性があります。使用年数を大幅に超えたタイヤは、ゴムの劣化によりひび割れやバーストが発生しやすく危険な状態です。

    ただし、あくまで目安の寿命であるため、タイヤの平均寿命より早かったり遅かったりと、タイヤの状態によって異なります。

    長期間同じタイヤを使用している方は、最寄りの店舗で点検してもらい、継続して同じタイヤを使用できるか確認しておきましょう!

    タイヤの走行距離

    走行距離でタイヤの限界を確認することが可能です。走行距離でタイヤの限界を確認する前に、以下の前提知識を覚えておきましょう!

    タイヤの種類 新品時の溝の深さ 1mm摩耗するまでの走行距離
    夏タイヤ 8mm 5,000km
    スタッドレスタイヤ 10mm 3,000km

    上記のタイヤの溝の深さや1mm摩耗するまでの走行距離を、具体的な計算式にすると、以下の通りです。

    【タイヤの限界値を走行距離で計算する方法】

    夏タイヤ (8mm-1.6mm)×5,000km=32,000km
    スタッドレスタイヤ (10mm-1.6mm)×3,000km=25,200km

    上記のように計算すればタイヤの限界値の目安を割り出すことは可能ですが、走行場所や運転状況によって、タイヤが摩耗するスピードは異なります。

    また後述しますが、タイヤを使用できる限界値はスリップサインが出現する1.6mmであり、安全に走行できる限界値ではありません。

    タイヤの使用年数やタイヤの劣化具合も含め、タイヤの限界値を把握しておきましょう!

    タイヤのひび割れや亀裂

    タイヤのひび割れで限界を確認したい方は、JATMA基準を参考にすることをおすすめします。

    JATMA基準では、タイヤのひび割れの状態に応じた対応方法が記載されています。具体的にタイヤのひび割れ具合のレベルは、以下の通りです。

    タイヤのひび割れ具合のレベル

    引用:JATMA

    上記でわかるように「レベル5」に該当しないタイヤの場合、タイヤのひび割れがタイヤ内部のコードに達しない限り、同じタイヤを継続して使用できます。

    しかしタイヤのひび割れが、タイヤ内部のコードに達しているか判断するのは難しいかもしれません。

    判断を誤りひび割れがタイヤ内部のコードに達した状態で走行を続けると、タイヤのひび割れの悪化やバーストにつながり、最悪他者を巻き込む事故につながる危険性もあります。

    タイヤのひび割れ具合の判断に不安がある方は、最寄りの店舗に相談することをおすすめします!

    タイヤの摩耗状態

    タイヤが摩耗している状態によっては、スリップサインが出現する前でもタイヤが限界を迎えるケースも少なくありません。

    たとえばタイヤの摩耗に偏りが発生する偏摩耗になった場合、タイヤ交換は必須です。タイヤの偏摩耗には、以下のような種類が存在します。

    タイヤの偏摩耗の種類

    引用:ブリヂストン

    上記のようなタイヤの偏摩耗を無視して走行した場合、以下の危険が生じるため注意が必要です。

    ● ハンドルが効かなくなる
    ● 4本のタイヤバランスが崩れる
    ● バーストする

    走行中に上記のような危険が伴う場合、安全に走行することは困難です。またタイヤ以外の部品を修理する可能性も出てくるため、多額の修理費用が発生するかもしれません。

    スリップサインの確認だけでなくタイヤの摩耗状態も確認し、安全に走行できるタイヤの状態を維持できる対策を取りましょう!

    スタッドレスタイヤはプラットホームで確認

    スタッドレスタイヤの場合、摩耗状態の確認は必ずプラットホームで確認しましょう!

    スタッドレスタイヤの場合、摩耗状態の確認は必ずプラットホームで確認を

    引用:ブリヂストン

    スタッドレスタイヤの限界基準は夏タイヤと同じ1.6mmですが、冬用のタイヤとして使用できる限界値とは異なります。

    冬用タイヤとして使用できる限界は、タイヤの溝が50%摩耗したときに出現するプラットホームが基準です。

    つまりスタッドレスタイヤの溝の深さは10mmであるため、5mm以下になると雪道を走行できるタイヤとして使用できません。

    ただしタイヤとしての機能は失っていないため、雪道以外の道路なら使用することは可能です。

    以下にスタッドレスタイヤの溝の深さ別で、使用用途をまとめました。

    タイヤの溝の深さ 使用用途
    1.6mm~5mm 雪道以外なら一般のタイヤとして使用可能
    5mm~10mm スタッドレスとして使用可能

    上記のようにスタッドレスタイヤの溝の深さが5mm以下でも雪道以外なら走行可能です。

    しかし夏用タイヤと異なり、スタッドレスタイヤのゴム素材はやわらかいため、グリップ力が低下し走行性能が低下するため、一般のタイヤとして使用するのはおすすめできません。

    スタッドレスタイヤを使用中の方は、タイヤの摩耗状態は必ずプラットホームを基準で確認しましょう!

    定期点検を活用した専門家の意見

    タイヤの限界を確認するためには、定期点検を活用し、専門家のアドバイスを取り入れることが重要です。

    プロの整備士やタイヤ専門店のスタッフは、タイヤの摩耗状態やひび割れ、空気圧の異常などさまざまな部分を点検し、安全性を判断してくれます。

    さらに、タイヤの製造年数や使用状況も考慮し、交換時期の目安を教えてくれるため、タイヤ交換が遅れる心配もありません。

    タイヤの限界を把握するためにも、定期的に専門家に点検してもらい、タイヤのトラブルを未然に防ぎましょう。

    タイヤを安全な状態で限界まで使用する5つの方法

    タイヤを安全な状態で限界まで使用する方法

    「スリップサイン出ていないから大丈夫」
    「走行中は運転に細心の注意を払っています」
    上記のように思っていても、タイヤが安全な状態である確信は持てません。

    タイヤを長く使用するためには、タイヤが安全な状態を維持しなければいけません。本章では、タイヤを安全な状態で限界まで使用する方法を解説します。

    1. タイヤの空気圧を適正値に保つ
    2. タイヤをローテーションする
    3. 安全運転を心がける
    4. タイヤは適切な場所に保管する
    5. 定期的にメンテナンスをする

    それぞれ具体的な方法を確認しましょう。

    タイヤの空気圧を適正値に保つ

    タイヤの空気圧を適正値に保つだけで、タイヤを長く使用できる可能性が高くなります。タイヤの走行性能とは、以下の通りです。

    ● 車両の重量を支える
    ● 駆動力・制動力を路面に伝える
    ● 方向を転換・維持する
    ● 路面からの衝撃をやわらげる

    参照:ブリヂストン

    タイヤの空気圧をメーカー指定の数値にすれば上記のような走行性能を十分に発揮できますが、タイヤの空気圧が適正ではない場合、以下のリスクが考えられます。

    ● タイヤに偏摩耗が発生する
    ● タイヤがパンクする原因になる
    ● タイヤの劣化が早くなる

    タイヤの空気圧が適正値に保てれば、上記のリスクを軽減することが可能です。

    誰でも簡単に確認できる方法であるため、月1回はタイヤの空気圧を確認してタイヤの空気圧を適正値に保ちましょう!

    タイヤの空気圧については【タイヤの空気圧の量が分からない!見方と注意点!】の記事を参考にしてください。

    タイヤをローテーションする

    タイヤのローテーション実施は、タイヤを限界まで使用できる方法のひとつです。

    タイヤの空気圧を適正に保っていても、タイヤの経年劣化による摩耗は避けられません。タイヤは車種や走行距離、運転状況などさまざまな要因が重なりタイヤが摩耗するパターンが異なります。

    そこで4本のタイヤの摩耗を均一に近づけるタイヤローテーションを実施すれば、タイヤの摩耗がバランス良くなるため、1本のタイヤを長く使用できます。

    タイヤをローテーションせずに走行した場合、以下のコストが発生するかもしれません。

    ● タイヤに偏摩耗が発生してタイヤ交換
    ● アライメントが崩れてアライメント調整実施
    ● パンクやバーストが発生して破損パーツの修理や交換

    タイヤのローテーションを実施すれば、上記のコスト発生を未然に防ぐことが可能です。タイヤを限界まで使用するために、タイヤローテーションは実施しておきましょう!

    タイヤのローテーションについては【車のタイヤの位置交換(ローテーション)は重要!やり方と目安も解説!】の記事も参考にしてください。

    安全運転を心がける

    「安全運転は当たり前」「なるべく注意して走行している」このような心がけは大切です。

    とくに走行中の急停止や急発進、急ハンドルはタイヤに大きな負担がかかるため注意しなければいけません。タイヤに大きな負担がかかり続けると、以下のリスクもあるため注意しましょう!

    ● タイヤの劣化を早める
    ● タイヤを支えるパーツが損傷する

    安全運転をするだけで、タイヤが長持ちする可能性が高くなるため、誰でも簡単に実践できるのではないでしょうか。

    タイヤや車両にかかる大きな負担を未然に防ぐために、運転には細心の注意を払いましょう!

    タイヤは適切な場所に保管する

    交換したタイヤへの配慮も忘れてはいけません。未使用のタイヤは、適切な場所に保管することで長く使用することが可能です。

    「タイヤはビニール袋に入れて屋外で保管している」
    「タイヤカバーをせずに保管している」

    このような保管方法では、紫外線の影響によりタイヤのゴムが劣化しひび割れや亀裂、タイヤの短寿命化につながり、1本のタイヤを長く使用できません。

    タイヤを保管する場合、タイヤを紫外線や雨風から守れる以下のような環境で保管することをおすすめします!

    ● タイヤカバーを使用して紫外線を避けられる場所
    ● タイヤ保管サービスで管理してもらう

    タイヤを長く使用するために、保管するタイヤへの配慮も忘れずに適切な環境で保管しましょう!

    タイヤの保管方法については【タイヤの正しい保管方法は?事前準備でタイヤを長持ちさせよう】の記事も参考にしてください。

    定期的にメンテナンスをする

    タイヤを安全な状態で限界まで使用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

    タイヤは使用すれば必ず劣化しますが、メンテナンスを行うことで劣化の進行を抑制し、安全性を長く保つことが可能です。

    具体的には、以下のメンテナンスを数ヶ月単位で行うのがおすすめです。

    ● 空気圧の点検と調整
    ● 摩耗状態の確認(スリップサインのチェック)
    ● 異物の有無の確認

    さらに、タイヤ専門店やディーラーなどで専門家に点検を依頼することで、そのほかの異常に気づける可能性があります。

    定期的にタイヤをメンテナンスし、できるだけ長く車の安全性を保ちましょう。

    タイヤにスリップサインが出る前にタイヤ交換するメリット5選

    タイヤにスリップサインが出る前にタイヤ交換がおすすめ

    本章では、タイヤにスリップサインが出る前にタイヤ交換がおすすめな理由を解説します。

    1. タイヤ本来の持つ走行性能を維持できる
    2. タイヤが原因で発生する事故を未然に防げる
    3. 燃費の悪化を抑制できる
    4. 車検に通過できる
    5. 周囲への危害リスクを軽減できる

    本章では、タイヤにスリップサインが出る前にタイヤ交換するメリットを解説します。

    車の安全にかかわる重要なポイントなので、ぜひ参考にしてください。

    タイヤ本来の持つ走行性能を維持できる

    タイヤが安全に走行できる状態でタイヤ交換した方が、安心して走行できます。

    タイヤは空気圧や溝の深さが適切な状態ではない場合、本来の走行性能を発揮できません。YOKOHAMAでは、タイヤの役割(4大機能)を以下のように謳っています。

    ● 車体や乗員、荷物などの重さを支える
    ● 路面の凸凹による衝撃を緩和する
    ● エンジンやブレーキの力を路面に伝えて車を発進、減速させる
    ● 行きたい方向に曲がったり、直進を保つ

    参照:YOKOHAMA

    タイヤの溝の深さが徐々に摩耗すれば、タイヤの劣化に伴いタイヤの性能も徐々に低下します。

    タイヤの溝が、限界値であるスリップサインの1.6mmから制動距離が伸び始める4mmまでは、タイヤ本来の持つ駆動力や制動力が低下し、走行中に危険が生じるかもしれません。

    先述の通り、走行性能が十分に発揮できるタイヤの溝の深さは4mm以上必要です。タイヤの走行性能が低下する前のタイヤ交換は、走行中の危険も未然に防ぐことが可能になるためおすすめです。

    事故を未然に防げる

    事故を未然に防ぐ方法のひとつとして、タイヤにスリップサインが出る前のタイヤ交換もおすすめです。

    タイヤが原因で発生するトラブルは後を絶ちません。たとえば、タイヤの溝の深さが2mmの状態で継続的に使用した場合、走行中に以下の危険が考えられます。

    ● ハイドロプレーニング現象
    ● タイヤがパンクする
    ● タイヤがバーストする

    車所有者は安全に運転する義務があるため、上記のような危険を回避することが事故を未然に防ぐ対策になります。

    タイヤにスリップサインが出現する前のタイヤ交換は、事故を未然に防げるだけでなくタイヤのトラブルも発生しにくいため、おすすめの方法です!

    燃費の悪化を抑制できる

    スリップサインが見える摩耗したタイヤは、グリップ力の低下によりブレーキ時のエンジンへの負担が増えるため、燃費性能が悪化する可能性があります。

    燃費性能が悪化すれば、その分ガソリン代も増え、車の維持費が多くなります。

    スリップサインが出る前にタイヤを交換すれば、安定したグリップ力を維持できるため、エンジンへの負荷も抑えられるでしょう。

    経済的な負担を抑えるためにも、スリップサインが出る前にタイヤを交換することが重要です。

    車検に通過できる

    スリップサインが出ているタイヤは、保安基準不適合になり車検に通らない可能性があります。車検直前でタイヤ交換が必要になると、予想外の出費が発生します。

    スリップサインが出る前に計画的にタイヤ交換しておけば、問題なく車検を通過できるため、急な出費がかかることもありません。

    事前に余裕を持ってタイヤ交換できれば、車にあったタイヤを選びやすいメリットもあります。

    スリップサインの見方や、車検に通る基準などは、以下の記事を参考にしてください。

    周囲への危害リスクを軽減できる

    スリップサインが見える摩耗が進んだタイヤを使い続けると、急なパンクやバーストが発生し、自分だけでなく、周囲の車や歩行者にも重大な危険を及ぼすかもしれません。

    とくに、高速道路や交通量の多い道路は、予期せぬ事故が大きな被害につながる恐れがあります。最悪の場合、人命にかかわる事故を起こすリスクもあるでしょう。

    スリップサインが出る前にタイヤを交換することは、自分だけでなく他人を守るためにも重要です。

    タイヤ交換時に考慮すべき5つのポイント

    タイヤ交換時に考慮すべき5つのポイント

    タイヤ交換時に考慮すべきポイントは、以下の5つです。

    1. タイヤの種類とサイズ
    2. タイヤの性能表示や品質
    3. 信頼できる購入先と取り付け業者
    4. タイヤ以外の点検
    5. 交換後のタイヤの処分方法

    .
    それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    タイヤの交換時期については、以下の記事で解説しています。寿命を伸ばすコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

    タイヤの種類とサイズ

    タイヤを交換する際は、車に適した種類とサイズを選びましょう。タイヤには、以下のような種類があります。

    タイヤの種類 使用の許容範囲
    未使用のサマータイヤ 製造から約3年間(適正な状態で保管していた場合)
    未使用のスタッドレスタイヤ 製造から約3年間(適正な状態で保管していた場合)
    使用済みのすべてのタイヤ 製造から約10年間(5年経過時に点検を推奨)

    また、タイヤの側面に記載されている「205/55R16」のようなサイズ表示を確認し、車両に適合するサイズを選択することも重要です。

    サイズが適切でないと、ハンドリングや燃費に悪影響を与える可能性があります。タイヤ交換時は、種類やサイズを確認し、車に合うタイヤを選びましょう。

    ランフラットタイヤについて詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。

    タイヤの性能表示や品質

    タイヤには、速度記号やロードインデックスなど、性能を表す表示がいくつかあります。タイヤ交換時は性能表示を見て、自分の使用環境や走行スタイルにあわせてタイヤを選びましょう。

    また、製造年月日を確認し、できるだけ新しいタイヤを選ぶことも重要です。たとえ新品でも、製造年月日が古いタイヤは劣化している可能性があります。

    自分に合う品質のいいタイヤを選ぶためにも、性能表示や製造年月日は必ず確認しましょう。

    タイヤの製造年月日の見方は、以下の記事を参考にしてください。

    信頼できる購入先と取り付け業者

    タイヤ交換を業者に依頼する際は、信頼できる店舗に任せることが重要です。口コミ評価のいい正規のディーラーや、タイヤ専門店などがおすすめです。

    信頼できる業者を見つけ継続的に通えば、自分の車の状態や走行スタイルを把握してくれるため、さまざまな相談をしやすくなります。

    大手の業者だからといってサービスの質が高いわけではないため、事前に口コミや知人の情報などを参考に、自分に合う業者を見つけるのが大切です。

    信頼できる業者が見つかれば、安心してタイヤ交換を任せられるため、車の安全性を維持できるでしょう。

    タイヤ以外の点検

    タイヤ交換時には、タイヤだけでなく車全体の点検を行うのがおすすめです。とくに、ホイールの状態やホイールバランス、アライメント調整など、タイヤ周りの点検は不可欠です。

    タイヤ周辺の点検も定期的に行えば、タイヤの寿命を延ばし、車全体の安全性向上も期待できます。

    また、ブレーキやエンジンなどの状態もあわせてチェックしてもらうことで、走行中のトラブルを未然に防げます。

    タイヤ交換時はタイヤだけでなく、ついでに車全体のチェックも行いましょう。

    交換後のタイヤの処分方法

    交換した古いタイヤが不用になった場合、適切な方法で処分することが重要です。タイヤは不燃ゴミや粗大ゴミとして処分できないため、専門業者やタイヤ専門店などに引き取りを依頼することが必要です。

    店舗によっては、タイヤ交換とセットで、古いタイヤを引き取ってくれる場合もあります。

    また、一般社団法人日本自動車タイヤ協会の「廃タイヤの取扱いページ」では、郵便番号や住所を入力するだけで、古いタイヤを引き取り可能な場所を探せます。

    古いタイヤの不適切な処分は、法律や地域ルールに従って適切に処理しましょう。

    タイヤを処分する方法については、以下の記事でも詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

    スリップサインに関するよくある質問

    スリップサインに関するよくある質問

    スリップサインに関するよくある質問は、以下の3つです。

    ● スリップサインが出たタイヤで走行しても大丈夫?
    ● スリップサインの出現を遅らす方法はある?
    ● スリップした場合どうすればいい?

    それぞれわかりやすく回答しているので参考にしてください。

    スリップサインが出たタイヤで走行しても大丈夫?

    スリップサインが出たタイヤでは、走行してはいけません。

    摩耗が進みスリップサインが出たタイヤは、排水性能やグリップ力が低下しスリップやハイドロプレーニング現象のリスクが高まりますし、そもそも道路交通法による罰金の対象となります。

    スリップサインが出たタイヤは車検に通らず走行不可の状態のため、早急に交換することが必要です。

    以下の記事では、ハイドロプレーニング現象をはじめ、走行中の危険現象をまとめているのでぜひご覧ください。

    スリップサインの出現を遅らす方法はある?

    スリップサインの出現を遅らせるには、こまめなメンテナンスが必要です。

    たとえば、タイヤの空気圧を適正値に保つことで偏摩耗を防ぎ、タイヤの寿命を延ばす効果が期待できます。定期的にタイヤをローテーションし、特定のタイヤの過度な摩耗を防ぐのもおすすめです。

    また、急ブレーキや急ハンドル、急発進などを避け丁寧な運転を心がけることで、摩耗を軽減しスリップサインの出現を遅らせることが可能です。

    スリップサインの見方やタイヤ交換の判断基準などは、以下の記事を参考にしてください。

    スリップした場合どうすればいい?

    スリップした場合は、慌てず冷静に対応することが重要です。適切な対応手順は、以下のとおりです。

    1. スリップが発生したら慌てず冷静になる
    2. アクセルを踏まずしっかりとハンドルを握る
    3. スリップ方向にハンドルを軽く切る
    4. 周囲の障害物に注意しながら車の姿勢を安定させる
    5. 急ブレーキは避け自然に速度が落ちるのを待つ

    急ブレーキや急ハンドルは、スリップをさらに悪化させる可能性があるため避けましょう。

    なお、ABS(アンチロックブレーキシステム)が搭載されている場合、ブレーキペダルを一定に踏み込むことで、滑りを抑えながら車を停止させることが可能です。

    スリップサインが出る前にタイヤ交換しましょう!

    スリップサインが出る前にタイヤ交換しましょう!

    スリップサインはタイヤの寿命を示す重要な目印であり、安全な走行を保つための基準にもなります。

    スリップサインが出たタイヤを使い続けると、タイヤのトラブルにつながり、重大な事故を引き起こす恐れがあります。

    定期的な点検とメンテナンスを心がけ、スリップサインが出る前にタイヤを交換し、安全で快適なドライブを楽しみましょう。

    タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。

    タイヤのスリップサインをはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

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    タイヤの溝の深さは新品で何ミリ?タイヤの溝の役割と長持ちさせるコツを解説!

    「タイヤの溝の深さって重要なの?」「タイヤの溝をなるべく長持ちさせたい」

    タイヤを購入したら、同じタイヤを長い期間使用したいですよね。

    タイヤの溝は、車が安全に走行するためには欠かせない部分です。本記事ではタイヤの溝の深さの役割や危険性、タイヤ交換のタイミングをわかりやすく解説します。

    タイヤの溝の役割とは?

    タイヤの溝の役割とは?

    タイヤの溝は路面とタイヤの間の水を効率良く排出し、雨の日に発生しやすいハイドロプレーニング現象を予防する役割を担っている重要なタイヤの一部です。

    タイヤの溝の深さや溝の模様はメーカーによって多種多様であり、安全に走行できることを前提に設計されています。またタイヤの溝は排水溝の役割の他に、以下のような役割を果たしています。

    ● 低燃費性の向上
    ● 走行中の耐偏摩耗性の向上
    ● 走行のふらつきを抑え安定性を発揮する

    上記でわかるようにタイヤの溝は、安全に走行する上で重要な部分です。次章から、タイヤの溝の深さの重要性をより詳しく解説します。

    【種類別】新品タイヤの溝の深さ

    【種類別】新品タイヤの溝の深さ

    タイヤの種類によって、新品タイヤの溝の深さは異なります。本章では、夏用タイヤとスタッドレスタイヤの溝の深さについて解説します。

    ● 夏用タイヤの溝の深さは新品で8mm
    ● スタッドレスタイヤの溝の深さは10mm

    夏用タイヤの溝の深さは新品で8mm

    夏用タイヤの溝の深さは、新品タイヤで8mmです。
    タイヤの溝の深さが8mmあることで、以下のような走行性能を発揮できます。

    ● 車体を支える
    ● エンジンやブレーキの力を地面に伝える
    ● 路面の衝撃を緩和する
    ● まっすぐ走行できる安定性を保つ

    上記の走行を可能にするためにタイヤの溝は欠かせませんが、タイヤの摩耗に伴いタイヤの溝は徐々に減少するため、タイヤの劣化に伴い走行性能は必ず低下します。

    タイヤの溝の深さの見極めが安全に走行できる重要なポイントになるため、以下内容を覚えておくことをおすすめします。

    ● タイヤの溝の深さが1.6mmになりスリップサインが出現したらタイヤ交換
    ● タイヤの溝の深さが4mm以下になると制動距離が長くなる

    後述しますが、安全に走行できるタイヤの溝の深さは五分山(4mm)までです。

    タイヤの溝の深さが4mm以下になると、走行性能の低下につながります。

    またタイヤの溝の深さが1.6mmになるとスリップサインが出現し、ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなるため注意が必要です。

    タイヤ交換を検討中の方は、タイヤの溝の深さが4mmを下回る前にタイヤ交換することをおすすめします。

    スタッドレスタイヤの溝の深さは新品で10mm

    スタッドレスタイヤの溝の深さは、新品の状態で10mmです。スタッドレスタイヤは雪道を安定して走行できるよう作られているため、夏用タイヤと比較してタイヤの溝が深く、地面の接地面積も大きい特徴があります。

    またスタッドレスタイヤは、プラットホームで走行性能の判断が可能です。プラットホームとはスタッドレスタイヤとして使用できる基準であり、50%タイヤの溝が減ると以下のように出現します。

    プラットホームイメージ

    引用:ブリヂストン

    ラットホームが出現した場合雪道でスタッドレスタイヤとして使用できませんが、スリップサイン(1.6mm)が出現するまで夏用タイヤとして使用することは可能です。ただし雪道に特化したタイヤであるため、夏用タイヤとして使用するのはおすすめできません。

    次章では、タイヤの溝が浅くなった状態で走行を続ける危険について解説します!

    タイヤの溝が浅くなるとどうなる?

    タイヤの溝が浅くなるとどうなる?

    新品のタイヤで走行すればタイヤの走行性能を十分に発揮できるため、安心してカーライフを満喫できるのではないでしょうか。一方でタイヤの溝が浅くなった場合、タイヤの走行性能が低下するため安全に走行できなくなります。

    タイヤの溝は走行距離や経年劣化で必ず減少していきます。本章では、タイヤの溝が浅くなるとおこる危険性を解説します。

    ● ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなる
    ● 走行性能が低下する

    ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなる

    タイヤの溝が浅くなると制動距離が長くなり、スリップサインが出現する1.6mmまで溝が浅くなった場合、ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。

    とくに注意が必要なタイヤの溝の深さは、4mmを下回ったときです。

    以下の図でわかるように、タイヤの溝が4mmを下回った場合、タイヤの排水性能の低下が顕著にあらわれ、制動距離の増加に伴い安全に走行できません。

    4mmを下回った場合、タイヤの排水性能の低下が顕著にあらわれる

    引用:ブリヂストン

    さらに、タイヤの残溝が1.6mmになるとスリップサインが出現します。スリップサインが出た場合、晴れの日でもスリップしやすくなりますが、雨の日の走行ではブレーキが利きにくくハンドル操作性も低下するため、最悪大きな事故につながるかもしれません。

    タイヤの溝の深さが4mmを下回る前に、タイヤ交換することをおすすめします。

    走行性能が低下する

    タイヤの溝が残っているほど走行性能を発揮しますが、タイヤが摩耗し溝が浅くなれば走行性能は低下します。
    タイヤの走行性能が低下して起こる具体的な状況は、以下の通りです。

    ● ブレーキが効きにくい
    ● カーブを曲がるときの安定性が低下する
    ● ハンドルが効かない

    上記のようなタイヤの状態になるまで使用した場合、最悪スリップして事故につながる危険性も考えられます。

    またタイヤに大きな負担がかかれば、走行中にバーストする危険性も高くなります。タイヤの溝は定期的に確認し、溝の深さに応じた対策を取りましょう!

    タイヤの溝の深さを目視で確認が苦手な方は、最寄りの店舗に相談するのがおすすめです。

    【タイヤの残溝別】タイヤを交換するタイミング

    【タイヤの残溝別】タイヤを交換するタイミング

    「タイヤの溝の深さが何ミリで交換するの?」「タイヤを交換するタイミングがわからない」このようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。

    本章では、タイヤ交換するタイミングの目安をタイヤの残溝別で解説します。

    1. 【タイヤの残溝が4mm以下】タイヤ交換がおすすめ
    2. 【タイヤの残溝が5mm~6mm】継続利用可能
    3. 【タイヤの残溝が6mm以上】例外を除いて継続利用可能

    1.【タイヤの残溝が4mm以下】タイヤ交換がおすすめ

    タイヤの残溝が4mm以下になった場合、タイヤ交換をおすすめします。理由はタイヤの残溝が50%を下回ると、制動距離が長くなり走行性能が低下するからです。

    先述の通りタイヤの溝が4mm以下を下回ると、ハイドロプレーニング現象や走行性能の低下、最悪事故につながる可能性があります。

    車検に通る基準は1.6mmですが、安全に走行できるタイヤの溝の深さは4mm以上必要です。
    タイヤの残溝が4mm以下になったら、事故を未然に防ぎ安全に走行するためにタイヤ交換を実施しましょう!

    2.【タイヤの残溝が5mm~6mm】継続利用可能

    タイヤの残溝が5mm〜6mmは、継続利用可能です。タイヤの溝の深さが半分以上残っている状態であるため、走行性能は十分に発揮できるタイヤの状態といえます。

    ただしタイヤの管理状態や走行方法によって、タイヤにひび割れが発生したり偏摩耗したりと、タイヤが劣化している可能性もあるため注意が必要です。

    タイヤを長く使用するためには定期的にタイヤの摩耗を確認し、タイヤをローテーションしたり空気圧を適正値にしたりと、タイヤの摩耗が均一になるような対策をしておきましょう!

    3.【タイヤの残溝が6mm以上】例外を除いて継続利用可能

    タイヤの残溝が6mm以上残っている場合、一般的に問題なく走行可能です。ただし以下のようなタイヤの状態は、タイヤ交換が必要になるかもしれません。

    ● タイヤに大きなひび割れが発生している
    ● タイヤに偏摩耗が発生している

    上記のようなタイヤは、タイヤの劣化が早まるだけでなく走行に支障がでるため、タイヤ交換が必要です。

    「まだタイヤの溝が浅いから大丈夫」「次のタイヤ点検で確認してもらおう」
    このようにお考えの方は、念のためタイヤ点検することをおすすめします。

    タイヤのひび割れや偏摩耗を無視して走行すれば、最悪の場合バーストする危険性も高くなります。

    タイヤの溝が6mm以上残っていてもタイヤの状態は定期的に確認し、摩耗の状態に応じた対策をとりましょう!

    タイヤの溝の深さは罰則や車検に関係する

    タイヤの溝の深さは罰則や車検に関係する

    タイヤの溝の深さが、罰則や車検にも関係することを忘れてはいけません。安全に走行しているつもりでも、法令違反や車検に通らない状態のタイヤで走行している可能性があるからです。

    本章では、タイヤの溝の深さと罰則や車検に関係する、以下の内容を解説します。

    ● 整備不良で法令違反になる
    ● 車検に通らない

    整備不良で法令違反になる

    「タイヤの溝の深さは確認していない」「自分ではタイヤの点検を実施していません」このようなあなたは、整備不良により法令違反になるかもしれません。

    国土交通省では、タイヤの溝の深さが1.6mm以上必要という保安基準が設けられています。タイヤの溝の深さが1.6mmになり、スリップサインが出ている状態で走行を続けた場合、以下の罰則を受ける可能性があります。

    【道路交通法(設備不良)による減点と反則金詳細】

    減点数 反則金
    2点 9,000円

    またスリップサインが出るまで使用したタイヤは、ハイドロプレーニング現象が発生しやすかったりハンドルが効かなかったりと、安全に走行できるタイヤの状態とはいえません。

    タイヤの溝の深さは定期的に確認し、保安基準を満たした状態のタイヤで安全に走行しましょう!

    車検に通らない

    先述の通りタイヤには保安基準が設けられており、タイヤにスリップサインが1カ所でもあると車検には通りません。

    タイヤの溝の深さが1.6mmを下回るタイヤの使用は危険であり、継続して使用できないタイヤであることを理解する必要があります。また車検に通らない他にも、以下のような危険やデメリットが生じます。

    ● 整備不良で法令違反になる
    ● ハイドロプレーニング現象が起きやすい
    ● スリップしやすく事故につながる可能性がある
    ● バーストする危険がある

    車検に通らないタイヤは、あなたの危険だけでなく周囲にも悪影響を与える可能性があることを忘れてはいけません。

    車検に通らないタイヤの状態になる前に、タイヤ交換を実施して起こりうる悪影響を未然に防ぎましょう!

    タイヤの溝の深さを確認する方法

    タイヤの溝の深さを確認する方法

    「整備不良になって罰則を受けたくない」「タイヤの溝の深さを確認する方法がわからない」
    このようなお悩みの方もいるのではないでしょうか。本章では、タイヤの溝の深さが簡単に確認できる方法を解説します。

    ● 5円玉で確認する方法
    ● 専用の工具で確認する方法

    5円玉で確認する方法

    タイヤの溝の深さは、5円玉を使えば簡単に確認できます。5円玉を使ってタイヤの溝の深さを確認する方法は、以下の通りです。

    5円玉を使ってタイヤの溝の深さを確認する方法

    五の3画目の下側でわかる溝の深さ 五の4画目の下側でわかる溝の深さ
    4mm 1.6mm

    1.6mmはスリップサインですが、安全に走行できる基準の4mmも計測することが可能です。タイヤの溝の深さが4mmを下回った状態で走行した場合、走行性能が低下しているため運転に支障が出るかもしれません。

    簡単に確認できるため、安全に走行するためにぜひ試しに計測してみてください!

    タイヤ摩耗計で確認する方法

    タイヤの溝の深さを正確に確認したい方は、タイヤ摩耗計がおすすめです。タイヤに以下写真のような摩耗計を垂直に当てるだけなので、簡単にタイヤの溝の深さを測定できます。

    タイヤ摩耗計で確認する方法

    引用:Amazon

    上記の商品はタイヤの溝の深さに対し「安全」から「危険」までの基準が書いてあり、価格も約350円であるため、はじめてタイヤ摩耗計の購入を検討中の方におすすめです。

    タイヤを長持ちさせるポイント

    タイヤを長持ちさせるポイント

    タイヤを購入したら、できる限り長い期間使用したいですよね。

    タイヤの溝の深さは、1度減少したら修復できません。またタイヤの劣化状態により、タイヤ交換を余儀なくされることも考えられます。

    そのためタイヤを長持ちさせるためには、タイヤの溝の深さを均一に摩耗させられるかがポイントです。本章では、タイヤを長持ちさせるポイントを4つご紹介します。

    1. タイヤの空気圧を確認
    2. 急発進・急停車を避ける
    3. タイヤをローテーションする
    4. タイヤを保管する場合は紫外線を避ける

    1.タイヤの適正空気圧を保つ

    タイヤの空気圧は、誰でも簡単に確認できる方法のひとつです。メーカーで定められたタイヤの空気圧に保てれば、以下の効果が期待できます。

    ● タイヤの摩耗がバランス良くなる
    ● 燃費効率が良くなる
    ● 走行性能が発揮できる

    一方で、タイヤの空気圧が適正値より高すぎたり低すぎたりした場合、タイヤに以下のデメリットが生じる可能性があります。

    タイヤの空気圧が高い場合 タイヤの空気圧が低い場合
    トレッドの中心部が摩耗する タイヤ側面(ショルダー部)が摩耗する
    走行時の衝撃が伝わりやすくなる タイヤが円周方向にのこぎりの歯のように摩耗する
    タイヤに大きく負担がかかり劣化を早める 燃費効率が低下する

    上記でわかるようにタイヤの空気圧が適正値以外の場合、タイヤの摩耗バランスが悪くなったり走行性能の低下につながったりと、デメリットしかありません。

    タイヤの空気圧の確認方法は、運転席側の扉を開けた側面にある以下の写真のようなラベルで確認可能です。

    タイヤの空気圧の確認方法

    上記の写真のように目視で簡単に確認できるため、1ヶ月に1回はガソリンスタンドや最寄りの店舗で空気圧の確認と補充をし、タイヤの空気圧は適正値に保ちましょう!

    2.急発進・急停車を避ける

    「急に停車することが多い」「アクセルを急に強く踏んでいる」
    このような急発進や急停止を避けるだけで、タイヤの寿命を長くすることが可能です。急発進や急停止が原因で、タイヤが以下のような悪影響を受けるリスクがあります。

    急発進や急停止はタイヤに悪影響

    引用:ブリヂストン

    上記のような、局所摩耗が発生すれば安全に走行を継続できなくなるかもしれません。またタイヤの溝が残っても偏摩耗が発生した場合、タイヤ交換は必須になるため多くのコストがかかります。

    急発進や急停止を避けて局所摩耗を未然に防ぎ、タイヤを長く使用しましょう!

    3.タイヤをローテーションする

    「タイヤをローテーションしませんか?」このような提案を、店舗スタッフにされたことはありませんか?

    タイヤを長持ちさせる方法のひとつが、タイヤのローテーションです。タイヤのローテーションとは、4本のタイヤの摩耗を均一に近づける作業です。

    車種やタイヤの状態によってタイヤの摩耗する部位が異なります。摩耗したタイヤを無視して走行した場合、タイヤに以下のリスクが考えられます。

    ● タイヤに偏摩耗が発生
    ● ホイールバランスが崩れる
    ● アライメントが崩れる

    上記のリスクが発生した場合、タイヤ交換費用の他に、タイヤや車両の調整作業が発生するためコストがかかるかもしれません。タイヤに摩耗が発生したらタイヤの寿命を長くするために、タイヤローテーションを実施しましょう!

    4.タイヤを保管する場合は紫外線を避ける

    タイヤを保管する場合は紫外線を避けましょう。使用するタイヤのケアも重要ですが、交換後のタイヤも適切な環境での保管も重要です。

    紫外線を受ける環境でタイヤを保管すると、タイヤに以下の悪影響をあたえるため注意が必要です。

    ● タイヤのひび割れや亀裂が入りやすくなる
    ● タイヤの劣化が早くなる

    上記のような保管状況ではタイヤの溝が浅い状態でも、タイヤのひび割れや亀裂が原因でタイヤ交換が必要になるかもしれません。

    タイヤのひび割れや亀裂、劣化促進からタイヤを守るためにも、交換後のタイヤは適切な環境で保管しましょう!

    タイヤの定期点検ならタイヤワールド館ベストにお任せください!

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    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● タイヤの溝の役割とは?
    ● 【種類別】新品タイヤの溝の深さ
    ● タイヤの溝が浅くなるとどうなる?
    ● タイヤの溝の深さは罰則や車検に関係する
    ● タイヤの溝の深さを確認する方法
    ● タイヤを長持ちさせるポイント
    ● 【タイヤの残溝別】タイヤを交換するタイミング

    タイヤの溝の重要性はわかっていても、なかなか自分で確認することも難しいのではないでしょうか?
    タイヤワールド館ベストでは、タイヤの定期点検から以下のようなタイヤを長持ちさせるサービスまで、幅広いメニューでお客様のお悩みに寄り添います!

    ● タイヤの空気圧補充
    ● タイヤのホイールバランス調整
    ● タイヤのローテーション
    ● タイヤ保管サービス

    タイヤのことでお困りの方は、ぜひ一度タイヤワールド館BESTにお問い合わせください!

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    なめたボルトを外せるナットツイスターとは?カインズで買える27種や使い方5ステップも紹介

    「ナットツイスターって何?」「ナットツイスターならどんなボルトでも外せる?」「ナットツイスターはどこでいくらくらいの値段で売られているか知りたい」このように悩んでいませんか?

    ナットツイスターは、なめたボルトや錆びたボルトを外す最終手段とも言われる工具です。当記事では、ナットツイスターの特徴と使い方、カインズで売っているナットツイスターの価格一覧表を紹介します。

    ナットツイスターでもボルトを外せなかったときの対処法もお伝えするので、ぜひご覧ください。

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    参考:Amazonサイトへ

    ナットツイスターは、なめたボルトを外す道具です。ボルトの状態によっては錆びたボルトも外せます。

    以下のような特徴があります。

    ● 別名はツイストソケット
    ● 構造は花びらのようなツイスト形状
    ● 外したボルトは再利用できない
    ● 盗難防止にも使用できる

    順番に見ていきましょう。

    別名はツイストソケット

    ナットツイスターはツイストソケットとも呼ばれる、特殊ソケットに分類される工具です。ボルトがなめてしまって、これ以上無理に緩めようとすると角をズルズルに潰してしまう恐れがあるような、困った事態に活躍します。
    「なめたボルト」がわからない方は次の項目を参考にしましょう。

    ボルトが「なめる」とは

    ボルトが「なめる」とは、ボルトの頭が潰れ角が丸くなってしまい、ソケットレンチ・スパナ・メガネレンチでは全く回せなくなってしまう状態のことです。レンチの力のかけ具合を間違えると、ボルトの頭がなめてしまうことがあります。

    なめたボルトをバイスプライヤーやネジザウルスで無理やり掴んで外そうとすると、余計に悪化します。これ以上悪化させてしまう前に、ナットツイスターに頼りましょう。

    構造は花びらのようなツイスト形状

    ナットツイスターの構造は、花びらのようなツイスト形状になっています。花びらのような歯がスパイク構造になっていて、緩めたい向きに回すと、ボルトにソケットが噛み込んで外れます。

    鋭いエッジのおかげで、ボルトの角がまったく残っていないボルトでも対応可能です。

    外したボルトは再利用できない

    一度でもナットツイスターを使ったボルトは、工具の食い込み傷がつくため、二度と使えなくなってしまう点に注意しましょう。そのため、ナットツイスターは最終手段といわれています。

    外した時点でボルトがナットツイスターにしっかり噛み込んでいるので、相当取れにくい状態です。

    取り除く際は反対側から鉄の棒を差し込み、ハンマーで叩いて取ります。ただし、ボルトは使えなくなりますが、ナットツイスター自体は何度でも使用できます。

    盗難防止にも使用できる

    ナットツイスターは盗難防止のロックナットとしても使えます。

    ロックナットの専用ソケットは入手困難ですが、ナットツイスターならホームセンターにも売っています。

    「ロックナットの専用ソケットをなくしてロックナットが外せない」と困っている方はナットツイスターを使ってみましょう。

    ただしボルトと同じく、ナットツイスターで外したロックナットは今後使えなくなってしまうため、理解した上で使うことをおすすめします。

    カインズで売っているナットツイスター23種一覧表【価格あり】

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    参考:山下工業研究所 3/8(9.5mm)SQ. ナットツイスター

    ホームセンターでナットツイスターを購入したい方のために、カインズで買えるナットツイスターを一覧表形式で紹介します。

    番号 メーカー 品番 差込角(mm) 全長(mm) 対辺寸法(mm) 重さ(g) 価格(税込)
    1 山下工業研究所 3127-8 9.5 32 8 40 2,768円
    2 山下工業研究所 3127-9 9.5 32 9 40 2,768円
    3 山下工業研究所 3127-10 9.5 32 10 41 2,768円
    4 山下工業研究所 3127-11 9.5 32 11 43 2,768円
    5 山下工業研究所 3127-12 9.5 32 12 44 2,768円
    6 山下工業研究所 3127-13 9.5 32 13 46 2,868円
    7 山下工業研究所 3127-14 9.5 32 14 48 2,868円
    8 山下工業研究所 3127-15 9.5 32 15 52 3,028円
    9 山下工業研究所 3127-16 9.5 32 16 66 3,028円
    10 山下工業研究所 3127-17 9.5 35 17 80 3,028円
    11 山下工業研究所 3127-19 9.5 35 19 92 3,128円
    12 山下工業研究所 3450M-8 9.5 26 8 21 1,058円
    13 山下工業研究所 4127-17 12.7 42 17 137 4,868円
    14 山下工業研究所 4127-19 12.7 42 19 146 4,868円
    15 山下工業研究所 4127-21 12.7 42 21 153 4,868円
    16 山下工業研究所 4127-22 12.7 42 22 158 4,868円
    17 山下工業研究所 4127-24 12.7 42 24 174 4,868円
    18 山下工業研究所 4127-25.4 12.7 42 25.4 183 4,868円
    19 京都機械工具 B3TW-08 9.5 32 8 40 2,688円
    20 トラスコ中山 TTS3-08 9.5 32 8 40 2,218円
    21 トラスコ中山 TTS3-10 9.5 32 10 41 2,218円
    22 トラスコ中山 TTS3-12 9.5 32 12 44 2,218円
    23 トラスコ中山 TTS3-14 9.5 32 14 48 2,308円

    キャップボルト・スタッドボルト・特殊形状のボルトにも対応しています。
    ボルトのサイズが変わってしまっている可能性があるなら、ナットツイスターセットもおすすめです。

    トラスコ中山のナットツイスター5点セットがインパクトドライバー付きで14,978円、山下工業のナットツイスターセットは8点22,678円で売られています。

    ナットツイスターの使い方を5ステップで紹介

    ナットツイスターの使い方を5ステップで紹介

    ここからは、ナットツイスターの使い方を5ステップで紹介します。

    1. なめたボルトに被せる
    2. プラスチックハンマーで軽く叩く
    3. ボルトの奥までソケットを差し込む
    4. ラチェットレンチを差し込む
    5. レンチを押しながら回す

    ステップ1.なめたボルトに被せる

    まず、花びらのような形状の歯を、なめたボルトに被せます。
    このとき、ナットツイスターのサイズを間違えないよう注意しましょう。
    特に、錆びたボルトにナットツイスターを被せる場合、ボルトのサイズが変わっている可能性があります。

    ステップ2.プラスチックハンマーで軽く叩く

    先端が軽く噛み合ったら、ナットツイスターをプラスチックハンマーで叩いて、確実にボルトに差し込みます。
    何度か軽く叩いて、少しずつ差し込みましょう。

    ステップ3.ボルトの奥までソケットを差し込む

    ボルトにナットツイスターを食い込ませます。
    しっかり奥まで差し込まないと、レンチで回せなくなってしまいます。

    ステップ4.ラチェットレンチを差し込む

    ラチェットレンチをナットツイスターに差し込みます。
    ナットツイスターに対し、レンチが垂直になるようにヘッドを当てます。
    レンチもサイズが合わないと上手く取り付けられないので注意しましょう。

    ラチェットレンチとは

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    参考:Amazon

    ラチェットレンチとは、ボルトやナットを回す時に使う工具です。ソケット部分にギアがあるため、連続的に回せます。

    ステップ5.レンチを押しながら回す

    手のひらでしっかりレンチを押し込み、ナットツイスターを回します。
    何度か回すと、少しずつボルトが緩んで外れます。

    ナットツイスターの選び方

    ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

    ナットツイスターを選ぶときは、以下に注意して購入しましょう。

    ● 強度を重視して選ぶ
    ● 適したサイズを選ぶ
    ● 全てのサイズを揃えるのが無難

    強度を重視して選ぶ

    長年使い続けて錆びついてしまったボルトを外すなら、強度を重視してナットツイスターを選びましょう。
    ナットツイスターが破損してしまうと、ボルトが外せないどころか事故のもとになります。
    具体的には、ちょっとやそっとでは壊れない、高硬度クロムモリブデン鋼でできているものがいいでしょう。
    やっかいなボルトを外したいなら、素材も確認しておくと安心です。

    適したサイズを選ぶ

    外したいボルトに適したサイズのナットツイスターを選びましょう。
    難しいのが、ボルトのサイズと同じナットツイスターを買ってくれば噛み合うとは限らない点です。
    たとえば、なめきったボルトはワンサイズ小さなナットツイスターでないと外せないことがありますし、錆びたボルトはサイズアップしている場合もあります。

    全てのサイズを揃えるのが無難

    ボルトの下のサイズを調べれば適したサイズを選べるわけではないとなると、複数のナットツイスターを買っておくのが無難という結論になります。

    ホームセンターにはセット売りされているナットツイスターが置いてあるので、サイズが合うか不安な方はナットツイスターセットを購入しましょう。

    使わないナットツイスターを複数購入するより、もう一度ホームセンターに買いに行く手間と時間のほうがもったいないです。想定サイズの前後のサイズも買っておきましょう。

    ナットツイスターが使えないボルト

    wm03イメージ

    ナットツイスターでも歯が立たないボルトがあります。具体的には以下のようなものは難しい場合があります。

    ● 頭がなくなりかけているボルト
    ● 錆びてキノコのような形になったボルト
    ● ネジ山がダメになったボルト

    頭がなくなりかけているボルト

    ボルトの頭がなくなりかけていたり、三角になってしまったりしているボルトはナットツイスターでも緩められません。そもそも噛み合うサイズのナットツイスターが見つからないでしょう。

    このようなナットは、自力で外すのを諦めたほうがいいでしょう。

    錆びてキノコのような形になったボルト

    錆びすぎたボルトもナットツイスターでは太刀打ちできないケースがあります。少しサイズアップした程度ならナットツイスターもサイズアップして外せますが、あまりにも錆がひどいボルトだと回らないでしょう。

    ナットツイスターが回らない場合は、防錆潤滑剤をたっぷりかけてみます。さらにヒーターなどでボルトの周辺を加熱するとより緩みやすくなります。

    かじりついたネジの隙間に防錆潤滑剤が浸透してから回せば、ボルトが緩むかもしれません。

    ネジ山がダメになったボルト

    ネジ山がダメになったボルトは、ナットツイスターだけでなく、どんな工具を使っても取ることは難しいです。

    ボルトをドリルで削って除去したり、ネジ山を修復してからナットツイスターを試したりしましょう。

    ナットツイスターで簡単に外れないボルトは、自力で直すのは限界があるため、専門業者に任せて安全に処理するのが賢い方法です。

    ナットツイスターが使えない場合の手段

    ナットツイスターで簡単にボルトを外せなかった場合、以下の道具を使うのも手です。

    ● CRCなどの防錆潤滑剤を使う
    ● バイスプライヤーを使う
    ● 専門業者に頼る

    それぞれ説明します。

    CRCなどの防錆潤滑剤を使う

    CRCはボルトが錆びて固着してしまったときに助けてくれるオイル

    参考:Amazon公式サイトへ

    CRCなどの防錆潤滑剤を使うと、ボルトが外れやすくなります。

    CRCはボルトが錆びて固着してしまったときに助けてくれるオイルです。

    錆がひどくてなかなかボルトが回らないときに、CRCを吹きかけてしばらく放置すると緩んで回るようになります。

    ボルトのネジ部分が一部出ていれば、ネジの隙間からCRCが浸透するので、外側に少しかけるだけで効きます。

    ナットツイスターを使っても回せないときは、CRCをかけて待ってみましょう。

    バイスプライヤーを使う

    ボルトの頭がなくなってナットツイスターを噛ませられないときはバイスプライヤー

    参考:Amazon公式サイトへ

    ボルトの頭がなくなってナットツイスターを噛ませられないときは、バイスプライヤーを使います。バイスプライヤーなら強い力でボルトを挟んでねじれます。

    ボルトの残っている場所をバイスプライヤーで挟み、少しずつねじって緩めましょう。

    この場合もCRCを吹き付けておくと緩めやすいのでおすすめです。

    専門業者に頼る

    ナットツイスターを使っても外れないボルトをどうしても外したいなら、専門業者に頼るといいでしょう。

    自分で下手に回そうとすると、工具や潤滑油を揃えたはいいものの結局外せなくて時間とお金を無駄にした、という事態になりかねません。

    専門業者なら工具をたくさん揃えているため様々な手段を試せますし、ぼるとを外せないときのノウハウも持っています。

    車の足回りでお困りの際はタイヤワールド館ベストへ

    ボルトの頭がなくなってナットツイスターを噛ませられないときはバイスプライヤー

    今回はナットツイスターの説明と使い方、おおよその値段などを紹介しました。ボルトがなめて回せなくなってしまったときは、ホームセンターでナットツイスターを買ってきてボルトを付け直すのもいいでしょう。

    ただし、ナットツイスターで対応できるか分からないくらいボルトの状態が悪化してしまっていたらプロに頼りましょう。

    ナットが外れなくてお困りの際は、お近くのタイヤワールド館ベストにぜひご相談ください!

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    ナット ホイールの基礎知識 ライターチーム タイヤ交換

    タイヤ交換にトルクレンチはいらない?使い方や選び方を徹底解説


    「タイヤを交換するときにトルクレンチって必要?」「トルクレンチが必要ならの選び方を知りたい」

    トルクレンチは車のタイヤ交換のときに、規定のトルク値で締められる必要不可欠な工具です。
    トルクレンチを使用しない場合、走行中にネジが緩んだり車体のブレにつながったり、最悪脱輪する危険性があります。
    本記事では、タイヤ交換時のトルクレンチの必要性やトルクレンチ選びのポイント、使い方をわかりやすく解説します。

    ぜひ参考にしてみてください。

    トルクレンチと一緒に覚えたい締め付けトルクとは?

    トルクレンチと一緒に覚えたい締め付けトルクとは?

    タイヤ交換で必ず聞く用語が「締め付けトルク」です。締め付けトルクとは、タイヤ交換時にナットにかかる締め付ける強さを指します。

    たとえば、日産ノートの締め付けトルクは以下の通りです。

    日産ノートの締め付けトルク

    上記の取扱説明書のように、ホイールナットの締め付けトルクは「108N・m」を指定しています。

    ホイールナットに指定された締め付けトルク以外の強さで締め付けをしても、ネジは緩んでしまいます。トルクレンチを使用する場合は、必ず締め付けトルクを確認してから作業しましょう!

    締め付けトルクについては、以下の記事も参考にしてみてください。

    タイヤ交換に必要なトルクレンチの選び方

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選び方

    タイヤ交換に必要なトルクレンチは、車の所有者の目的によって異なります。
    タイヤ交換における、あなたの目的にあった商品を選びましょう。
    本章では、タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイントを解説します。

    1. トルク値の設定範囲で選ぶ
    2. トルクレンチの種類で選ぶ
    3. 使いやすさで選ぶ

    1.タイヤ交換に必要なトルク値の設定範囲で選ぶ

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント1つ目は「トルク値の設定範囲で選ぶ」です。タイヤ交換時の一般的な締め付けトルクは、以下の通りです。

    車両別 トルク値設定範囲
    軽自動車 約80~100N
    普通自動車 約100~120N

    締め付けトルクは車種によって異なるため、車種に合ったトルクレンチを選ぶ必要があります。たとえば、車種別の締め付けトルク値は以下の通りです。

    車種 締め付けトルク
    ハスラー(スズキ) 85N・m
    ハイエース(トヨタ) 100N・m
    アクア(トヨタ) 103N・m
    N-BOX(ホンダ) 108N・m

    上記のように、4台の車は規定のトルク値が異なります。プリセット型やデジタル式トルクレンチは、軽自動車と普通車の規定トルク値範囲を網羅しているためおすすめです。

    一方で、トルク値の設定が手間とお考えの方は、トルク値設定不要の単能型トルクレンチをおすすめします。

    2.トルクレンチの種類で選ぶ

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント2つ目は「トルクレンチの種類で選ぶ」です。タイヤ交換で使用するトルクレンチは、以下の3種類です。

    トルクレンチの種類 特徴
    プリセット型 トルク値の調整ができる
    単能型 トルク値が決まっている
    デジタル型 目視でトルク値を確認できる

    上記のように、トルクレンチの種類によって特徴が異なります。
    プレセット型や単能型と比較して、デジタル型トルクレンチの本体は高価なため、あなたの目的にあったトルクレンチを選びましょう!

    3.使いやすさで選ぶ

    タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント3つ目は「使いやすさで選ぶ」です。機能性の高いトルクレンチでも、使いこなせなければ意味がありません。

    たとえば、使いやすいトルクレンチは以下の通りです。

    ● トルク値の設定がしやすい
    ● トルクレンチの重量が軽い
    ● トルクレンチに力が入りやすい

    また、トルクレンチをうまく扱えない理由は以下の通りです。

    ● トルクレンチが高機能すぎてトルク値の設定に時間がかかる
    ● トルクレンチが重すぎて締め付けるとき大変な思いをする
    ● トルクレンチの持ち手が握りにくく力が入りにくい

    上記のように使いにくいトルクレンチを使用すれば、タイヤ交換や締め付けトルク管理に手間を感じてしまいます。タイヤ交換が必要な状況は、たとえば以下の通りです。

    ● 劣化したタイヤを新品タイヤに交換
    ● 夏用タイヤをスタッドレスタイヤに交換
    ● スタッドレスタイヤを夏用タイヤに交換
    ● タイヤのパンクなど不具合によるタイヤ交換

    上記のように、劣化したタイヤを交換したり、タイヤの種類を変更したりと、タイヤ交換する回数はさまざまです。

    タイヤ交換が必要な状況を想定し、あなたに合った使いやすいトルクレンチを選ぶことをおすすめします。

    トルクレンチの使い方

    トルクレンチの使い方

    本章では、トルクレンチの中でも一般的な、プリセット型トルクレンチの使い方を解説します。

    1. ロックを解除する
    2. 設定したい締め付けトルク値に合わせる
    3. 解除したロックを戻してソケットを差し込む
    4. 規定のトルク値まで締める

    1.ロックを解除する

    ロックを解除する

    引用:大橋産業株式会社

    規定トルク値に設定する前に、ロックつまみを半時計回りに回してロックを解除します。

    2.設定したい締め付けトルク値に合わせる

    設定したい締め付けトルク値に合わせる

    引用:大橋産業株式会社

    トルク値は、主目盛と副目盛りの合計で設定します。たとえば、N-BOX(ホンダ)の場合は以下のように締め付けトルクを調整します。

    N-BOX(ホンダ)締め付けトルク値:108N・m
    主目盛 副目盛
    100N・m 8N・m

    3.解除したロックを戻してソケットを差し込む

    解除したロックを戻してソケットを差し込む

    引用:大橋産業株式会社

    締め付けトルク値に設定が完了したら、ロック解除したつまみを時計回りに止まるまで回して再度ロックします。
    つまみがとまったら、ボルトとナットのサイズに適合したソケットを差し込みます。
    ソケットの差し込みが甘いとボルトが傷つく可能性があるため、しっかり奥まで差し込みましょう!

    4.規定のトルク値まで絞める

    規定のトルク値まで絞める

    引用:大橋産業株式会社

    上記のように、締める方向でトルクがかけられるようにレバーを切り替え、規定のトルク値までしっかり締めます。
    締め直しはオーバートルクの原因になるため、注意して締めましょう!

    トルクレンチを使うときのポイント

    トルクレンチを使うときのポイント

    トルクレンチは、規定のトルク値を間違えると危険な走行につながることを忘れてはいけません。規定のトルク値に締め付けできなければ、最悪タイヤがはずれて、大きな事故につながります。

    本章では、安全に走行するためにも、トルクレンチを使うときのポイントを5つ紹介します。

    1. 丁寧に扱う
    2. 「カチン」とシグナル音が鳴るまで締める
    3. 力任せに何度も締めない
    4. 緩める目的で使用しない
    5. 最後の仕上げにトルクレンチを使う

    1.丁寧に扱う

    トルクレンチを使うときのポイント1つ目は「丁寧に扱う」です。
    「丁寧に扱うのは当たり前」
    「なるべく注意すれば大丈夫」

    このようにトルクレンチを管理している方は、トルクレンチを使うときのポイントを参考にしてみてください。

    先述の通り、トルクレンチは種類問わず精密機械であり繊細な工具です。トルクレンチに強い衝撃が加われば、故障して正確なトルクで締め付けられません。
    強い衝撃が加わりやすい状況は、たとえば以下の場面です。

    ● 使用中に高い位置から落下
    ● むき出しの状態で持ち運び中に物と接触

    上記のように、作業中や持ち運び時は無意識のうちに強い衝撃が加わるかもしれません。
    正確な締め付けトルクをかけるためにも、トルクレンチは丁寧に扱いましょう!

    2.「カチン」とシグナル音が鳴るまで締める

    トルクレンチを使うときのポイント2つ目は「「カチン」とシグナル音が鳴るまで締める」です。

    トルクレンチは種類によって異なりますが、一般的には規定のトルク値に達すると「カチン」とシグナル音で知らせてくれます。

    音が鳴る前に締め付けをやめるとネジが緩みやすく車体やタイヤのガタつきにつながり、最悪の場合脱輪する危険性もあるため注意が必要です。

    トルクレンチを使用するときは、必ずシグナル音が鳴るまで締め付けを行いましょう!

    3.力任せに何度も締めない

    トルクレンチを使うときのポイント3つ目は「力任せに何度も締めない」です。
    「シグナル音はなったけど念のためもう1回締めよう」
    「とにかく強く締めれば大丈夫だ」
    上記のような締め付け方を、オーバートルクといいます。
    規定のトルク値以上に締め付けると、タイヤのボルトが以下のような状態になるかもしれません。

    ● 強く締めすぎてボルトが変形する
    ● 車体側にあるボルトが捻じ切れる

    上記のようになると最終的にはネジが緩み、タイヤが車体からはずれる可能性があるため大変危険です。トルクレンチは力任せに何度も締めずに、規定のトルク値に達したら作業を終了しましょう!

    タイヤが規定のトルク値で絞まっているか不安な方は、店舗で確認してもらうことをおすすめします。

    4.緩める目的で使用しない

    トルクレンチを使うときのポイント4つ目は「緩める目的で使用しない」です。

    理由は、トルクレンチを常用的に逆方向に力をかければ、トルク値が正確に測れなかったり精度が狂ったりと、トルクレンチの破損につながるからです。

    トルクレンチメーカーでは、以下のように説明しています。

    「今トルクレンチで締めた物をそのトルクレンチで緊急的に緩める為の機能」としてあります。今締めたばかりなら手に持っているトルクレンチの容量を越える事は無く、一般的に緩め(戻し)のトルクは締付けトルクより小さい ので、緊急的に緩め(戻し)も可能です。但し緩め(戻し)を常用する場合や、以前締めたねじで締付けトルクが不明な場合や固着(接着剤塗布や焼き付き等)の可能性がある場合には、緩め(戻し)専用工具をご利用ください。


    引用:株式会社東日製作所

    上記のようにラチェット式では逆方向にも利用できますが、メーカーは推奨していません。
    トルクレンチを購入する際は、ホイールナットを緩めるための専用工具も一緒に購入することをおすすめします。

    5.最後の仕上げにトルクレンチを使う

    トルクレンチを使うときのポイント5つ目は「最後の仕上げにトルクレンチを使う」です。

    タイヤ交換時は、最初からトルクレンチは使用しません。理由は、トルクレンチは最後に規定のトルク値にするために使用するからです。

    たとえば、タイヤ交換時にトルクレンチを使うタイミングは以下の通りです。

    タイヤ交換の手順 使う工具
    1.車体を持ち上げる ジャッキ
    2.ホイールをハブボルトに通す 手作業
    3.手締めする 手作業
    4.仮締めする クロスレンチやL字レンチ
    5.車体を下ろす ジャッキ
    6.本締めする トルクレンチ

    上記の表でわかるように、トルクレンチを使用するタイミングは最後の仕上げのときのみです。
    トルクレンチの締め直しでオーバートルクにならないよう、注意しながら締めましょう!

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは?

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは?

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは、ボルトやネジ、ナットなど決まったトルク(締め付け力)で締めるための工具です。トルクレンチは自動車のタイヤ交換の他にもさまざまな場面で使用されています。
    トルクレンチを使用する状況は、たとえば以下の通りです。

    ● 自転車の整備
    ● バイクの整備時
    ● トルクの測定

    上記でわかるように、トルクレンチはさまざまな場面で使用されています。

    タイヤの交換時にトルクレンチは必須?

    タイヤの交換時にトルクレンチが必須な理由

    タイヤを交換するときは、トルクレンチを使用してボルトの締め付けが必要です。理由は、メーカーが定めたトルク値に締めることで安全に走行できるからです。

    メーカー指定のトルク値に設定できないまま走行すると、たとえば以下の危険が考えられます。

    ● 締め足りずにタイヤががたつく
    ● 締めすぎてしまいボルトが破損

    上記のように、締め付けトルクは強すぎても弱すぎても危険が伴います。最悪の場合、脱輪する可能性があるため大変危険です。

    トルクレンチが1本あれば、締め付けトルク管理が可能です。安全に走行するためにも、タイヤ交換時はトルクレンチを使用して締め付けをおこないましょう!

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチは2種類

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチは2種類

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類は、シグナル式と直読式の2つです。

    トルクレンチの種類によって、扱いやすさや重さ、素材が異なります。本章では、タイヤ交換に必要なトルクレンチの種類について解説します。

    ● シグナル式トルクレンチ
    ● 直読式トルクレンチ

    シグナル式トルクレンチ

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類の1つ目は「シグナル式トルクレンチ」です。
    シグナル式のトルクレンチは、既定のトルク値に達すると「カチン」とシグナル音が鳴ることで、ナットが締まったことを確認できる工具です。
    シグナル式にもトルク値の調整が可能なプレセット型と、トルク値の変更できない単能型の、2種類が存在します。

    各トルクレンチの特徴は、以下の通りです。

    メリット デメリット
    プレセット型 トルク値の調整幅が広い 毎回トルク値を調整する
    単能型 トルク値の調整が不要 決まったトルクしか締め付けができない

    直読式トルクレンチ

    車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類2つ目は「直読式トルクレンチ」です。
    直読式のトルクレンチとは、トルク値を目視で確認しながら作業できる工具です。
    直読式トルクレンチには、プレート型やダイヤル型、デジタル型の3種類あります。

    メリット デメリット
    プレセット型 トルク値の調整幅が広い 毎回トルク値を調整する
    単能型 トルク値の調整が不要 決まったトルクしか締め付けができない

    上記の表でわかるように、プレート型とダイヤル型はトルク数値の確認で使用するため、タイヤ交換で使用するタイプはデジタル型です。
    デジタル型トルクレンチの特徴は、以下の通りです。

    ● 画面上に表示される締め付けトルク値を目視で確認できる
    ● 確実に規定のトルク値で締め付けられる
    ● 規定のトルク値に達したら光やブザー音で知らせてくれる

    上記でわかるように、デジタル型トルクレンチは正確にトルク値を確認できます。
    シグナル式トルクレンチと直読式トルクレンチの特徴を比較すると、以下の通りです。

    トルクレンチ種類 規定トルク確認方法
    シグナル式トルクレンチ ● 「カチン」とシグナル音が鳴る
         
    ● 目視ではトルク値の確認ができない
    直読式トルクレンチ ● 規定のトルク値に達したら光やブザー音で知らせる
     
    ● 数値を目視で確認できる

        
    上記のように、規定のトルク値に締め付けるときに違いがあります。
    お買い求めやすい価格帯から高価な商品まで、多種多様のトルクレンチがあります。

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ

    本章では、タイヤ交換におすすめのトルクレンチを3つ紹介します。

    1. プレセット型トルクレンチ(京都機械工具)
    2. 単能型トルクレンチセット(京都機械工具)
    3. デジタルトルクレンチ(京都機械工具)

    京都機械工具(KTC)12.7sq.プレセット型トルクレンチ

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ1つ目は「京都機械工具(KTC)12.7sq.プレセット型トルクレンチ」です。

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ1「京都機械工具(KTC)12.7sq.プレセット型トルクレンチ」

    引用:Amazon

    メーカー名 京都機械工具株式会社
    トルクレンチ種類 プリセット型
    トルク値設定範囲 40~200N・m
    適用車種 軽自動車/普通自動車
    本体重量 1.3kg
    素材 ABS
    一緒に使いたいおすすめ商品 京都機械工具(KTC) ホイルナットソケット B38Z-21H

    プリセット型の本商品は、幅広いトルク値に対応しているおすすめの商品のひとつです。
    車体別の規定トルク範囲は、たとえば以下の通りです。

    車体別 トルク幅
    軽自動車 80〜100N・m
    普通自動車 100〜120N・m

    プレセット型トルクレンチは、設定できる締め付けトルクの調整幅が広いため、異なる締め付けトルク値の車を所有する方におすすめの商品です。

    本商品は本体のみ販売しているため、車のサイズに合ったソケットの購入をおすすめします。

    京都機械工具(KTC) 12.7mmホイールナットトルクレンチセット

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ2つ目は「京都機械工具(KTC) 12.7mmホイールナットトルクレンチセット」です。

    wm03イメージ

    引用:Amazon

    メーカー名 京都機械工具株式会社
    トルクレンチ種類 単能型
    トルク値設定範囲 85N・m
    108N・m
    適用車種 85N・m:ハスラー/スペーシア/アルト
    108N・m:フィット/N-BOX
    本体重量 1.3kg
    素材 金属
    一緒に使いたいおすすめ商品 京都機械工具(KTC) 早回しクロスレンチ XH30

    本商品は、締め付けトルク値が調整不要なおすすめのトルクレンチです。以下のような方におすすめのトルクレンチです。

    ● 締め付けトルクの調整が苦手
    ● 毎回締め付けトルクの調整は手間がかかる
    ● 同じ車に乗り続けるから締め付けトルクを調整しない

    本商品は締め付けトルク値が決まっているため、調整の手間はかかりません。

    単能型トルクレンチは、所有している車を長期間使用したり、同じトルク値の車に買い換えたりと、締め付けトルクの設定が不要な方には便利でおすすめの商品です。

    なお、本商品はソケット付きですが、タイヤを緩めるためのレンチは付属していません。ご自身でタイヤ交換する場合は、一緒にクロスレンチやL字レンチの購入をおすすめします。

    京都機械工具(KTC) 12.7SQ 充電式 デジタルトルクレンチ

    タイヤ交換におすすめのトルクレンチ3つ目は「京都機械工具(KTC) 12.7SQ 充電式 デジタルトルクレンチ」です。

    wm03イメージ

    引用:Amazon

    メーカー名 京都機械工具株式会社
    トルクレンチ種類 デジタル型
    トルク値設定範囲 40~200N・m
    適用車種 軽自動車/普通自動車
    本体重量 990g
    素材 ABS
    一緒に使いたいおすすめ商品 京都機械工具(KTC) ホイルナットソケット B38Z-21H

    本商品は、重量1kg以下で操作性がよく、締め付けトルク値を目視しながら締め付けができるおすすめのデジタル型トルクレンチです。
    以下のような方におすすめのトルクレンチです。

    ● 確実に締め付けトルク値になっているか確認したい
    ● 使うなら高機能のトルクレンチを使用したい
    ● 幅広い締め付けトルクに対応したトルクレンチを使用したい

    プレセット型や単能型は「カチン」と音が鳴ることで規定トルク値になったことを確認できますが、本商品は数字を見て確認できるため、確実に指定のトルク値で締められます。

    デジタル型トルクレンチは、目視で確認しながらトルクレンチを使用したい方におすすめの商品です。

    なお、本商品はソケット付きですがタイヤを緩めるためのレンチは付属していません。
    ご自身でタイヤ交換する場合は、トルクレンチと一緒にクロスレンチやL字レンチの購入もおすすめします。

    トルクレンチでよくある質問

    トルクレンチでよくある質問

    本章では、トルクレンチでよくある質問を解説します。

    1. タイヤの増し締めの目安
    2. 締め付けトルクを調べる方法

    1.タイヤの増し締めの目安は?

    増し締めの目安は、タイヤ交換直後の場合は50〜100kmです。タイヤ交換直後は締め付け力が低下し、ネジが緩む可能性があります。

    また、一度タイヤ交換を実施した後の増し締めの目安は以下の通りです。

    • ● 2~3ヵ月後
    • ● 5000km

    タイヤ交換時にしっかり規定のトルクで締め付けても、走行中にタイヤのネジが緩む可能性はゼロではないため、トルクレンチを使った定期的な増し締めが必要です。安心して走行するためにも、増し締めは定期的に実施しましょう!

    2.締め付けトルクを調べる方法は?

    規定の締め付けトルクの確認方法は、以下の3つです。

    • ● 説明書
    • ● メーカーに直接問い合わせ
    • ● ディーラーに直接問い合わせ

    説明書は基本的には車載しているため、すぐに確認できるためおすすめです。

    締め付けトルクを調べることが不安な方は、メーカーや車を購入したディーラーに問い合わせて、確実な情報を聞き取る方法がよいかもしれません。

    簡単に調べられるため、タイヤ交換を検討した段階で締め付けトルク値を確認しておきましょう!

    主なタイヤの締め付けトルク一覧

    タイヤのホイールナット(またはボルト)の締め付けトルクは、車種・車両重量・ナットの種類・ホイールの材質(鉄・アルミ)などによって異なります。以下に、日本車・輸入車で一般的な目安トルクを一覧で紹介します。

    下記は一般的な目安なので、必ず車両ごとの整備書や取扱説明書を確認してくださいね。
    (ホイールナットの再確認は100km走行後が基本。アルミホイール装着車は特にトルク管理が重要です。)

    国産車の締め付けトルクの目安

    車種カテゴリー ナットサイズ 推奨トルク(N·m) 備考
    軽自動車 M12×1.5 80〜100 一部車種でM10もあり
    コンパクトカー M12×1.5 90〜110 ヤリス、フィットなど
    セダン・ミニバン M12×1.5 100〜120 ノア・ヴォクシー、クラウンなど
    SUV・大型ミニバン M12×1.5 or M14×1.5 120〜140 アルファード、ハリアーなど
    トラック・商用車 M14×1.5 150〜180 ハイエース、キャラバンなど

    輸入車の締め付けトルクの目安

    メーカー ナット/ボルト 推奨トルク(N·m)
    BMW ボルト(M14×1.25) 約120
    メルセデス・ベンツ ボルト(M14) 約130
    アウディ ボルト(M14×1.5) 約120〜140
    フォルクスワーゲン ボルト(M14) 約120
    プジョー・シトロエン ボルト(M12 or M14) 約100〜120

    トルクレンチの保管方法

    トルクレンチの保管方法

    規定のトルクに締めた後に重要なのが、トルクレンチの管理です。トルクレンチは精密機械であるため、丁寧に保管する必要があります。
    トルクレンチの適切な保管方法は以下の通りです。

    ● トルクレンチ使用後にトルク値は測定最低値の状態に戻す
    ● ハードケースを使用して衝撃から守る
    ● 高温多湿を避ける

    トルクレンチをそのままの状態で保管した場合、以下の不具合が発生するかもしれません。

    ● トルク値が正確に測れない
    ● 埃やゴミが入り込み故障する
    ● 錆が発生する

    上記のような悪い状態のトルクレンチでは、適切な締め付けトルクをかけることはできません。
    適切な締め付けトルクで締め付けるためにも、トルクレンチは大切に保管しましょう!

    タイヤワールド館ベストでは増し締め点検も実施しております!

    タイヤワールド館ベストでは増し締め点検も実施しております!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● 車のタイヤ交換に必要なトルクレンチとは?
    ● タイヤの交換時にトルクレンチが必須な理由
    ● 車のタイヤ交換に必要なトルクレンチの種類は主に2つ
    ● タイヤ交換に必要なトルクレンチ選びのポイント
    ● トルクレンチの一般的な使い方
    ● トルクレンチを使うときのポイント
    ● トルクレンチの保管方法
    ● タイヤ交換におすすめのトルクレンチ
    ● トルクレンチでよくある質問

    とくに押さえるべきポイントは以下の3つです。

    ● トルクレンチは精密機械なので丁寧に扱う
    ● 締め付けトルクは強すぎても弱くても危険が伴う
    ● トルクレンチを使用したあとでも不安なら店舗に相談する

    トルクレンチはタイヤ交換に必須な精密機械です。一方で使い方を間違えれば、最悪脱輪につながる危険があることも忘れてはいけません。

    タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換だけでなくトルクレンチの増し締め点検も実施しております。お気軽にお問い合わせください!

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    タイヤの基礎知識 ライターチーム タイヤ交換

    タイヤの脱着とは?組み換えとの違いや料金の相場などについて解説

    タイヤ交換は「古いタイヤを新しいものに取り替える作業」または「ノーマルタイヤをスタッドレスタイヤに交換する作業」と思われがちですが、主に「脱着」と「組み換え」の2つに分けられます。

    タイヤの脱着は、ホイール付きのタイヤを取り外して交換する作業です。とくに、スタッドレスタイヤへの履き替え時によく行われます。

    一方、組み換えはホイールをそのまま使い、新しいタイヤに交換する作業を指します。

    脱着や組み換え作業は、車の安全性や乗り心地に影響するため、正しい知識を持って適切なタイミングで行うことが重要です。

    本記事では、タイヤの脱着と組み換えの違いやそれぞれの費用相場、自分でタイヤ交換する方法などを詳しく解説します。適切なタイミングでタイヤを交換し、安全な運転につながるよう参考にしてください。

    タイヤ交換とは?

    タイヤ交換とは?

    一言に「タイヤ交換」といっても、タイヤ交換における作業工程によって言い方が異なります。タイヤ交換の作業工程は、たとえば以下の通りです。

    言い方の種類 作業内容例
    タイヤを交換する 新品のタイヤに交換する
    タイヤを脱着する タイヤをローテーションする
    タイヤを組み換えする 黒いゴムの部分だけ交換する

    上記のように、作業内容によってタイヤ交換の意味合いが異なります。次章ではタイヤの脱着と組み換えの違いについて詳しく解説します。

    タイヤの脱着と組み換えの違いとは?

    タイヤの脱着と組み換えの違いとは?

    タイヤの脱着と組み換えの違いは、以下の通りです。

    種類 作業内容
    タイヤの脱着 ホイール付きのタイヤを取り外しや取り付け作業
    タイヤの組み換え ホイールはそのまま残し、タイヤのみ交換する作業

    上記の表でわかるように、ホイール付きタイヤをそのまま使用するか、ホイールを残してゴム部分のみ交換するかの違いです。本章では、タイヤの脱着と組み換えの違いについてそれぞれ解説します。

    ● タイヤの脱着とは?
    ● タイヤの組み換えとは?

    脱着と組み換えの違いは、以下の記事でも解説しています。

    タイヤの脱着とは

    タイヤの脱着とは、ホイール付きのタイヤを取り付けたり取り外したりする作業です。タイヤを脱着する作業内容と頻度は、たとえば以下の通りです。

    作業内容 作業頻度
    タイヤを夏用やスタッドレスへ交換 1年に2回
    タイヤをローテーションする 5,000~10,000kmで実施

    上記の作業内容は、ホイール付きのタイヤを取り外して新たなホイール付きのタイヤを取り付ける作業になるため、比較的時間がかかりません。

    また、タイヤ交換に必要な工具があれば、自分でもタイヤ交換の作業は可能です。自分でタイヤ交換する場合は、以下の工具が必要になるため初期費用がかかります。

    必要な工具 役割 費用目安
    車止め 車が動かないようにする 約1,000円
    油圧式ジャッキ 車両を持ち上げる 約7,000円
    ジャッキスタンド 持ち上げた車両を支える 約5,000円
    クロスレンチ ナットを締めたり緩めたりする 約3,000円
    トルクレンチ メーカー規定のトルク値に締め付ける 約5,000円

    上記商品は、機能面や対応車種、メーカーなどによって価格もさまざまです。自分でタイヤ交換する場合は、事前に価格も確認し、タイヤに見合った工具を準備しておきましょう。

    一方で、自分でタイヤをローテーションするのは難しいかもしれません。

    理由は、タイヤ4本の摩耗を均一に近づけるためのタイヤローテーションは、プロがタイヤのすり減り具合を確認し、適切な配置を検討するからです。

    タイヤローテーションの方法を間違えれば、タイヤのバランスも崩れやすく、偏摩耗のリスクも高まります。

    タイヤのローテーションを希望の方は、店舗に相談することをおすすめします。

    タイヤの組み換えとは

    タイヤの組み換えとは、ホイールを変更せずにタイヤのみを交換する作業です。タイヤ組み換え作業状況は、たとえば以下の通りです。

    【タイヤが1本パンクした場合】

    状況例 作業内容
    残り3本のタイヤの状態は問題ないため、1本だけタイヤ交換したい ホイールは変更せずに、パンクしたタイヤのゴム部分を組み換える

    【タイヤを変更したい場合】

    状況例 作業内容
    スタッドレスタイヤに交換したい ホイールは変更せずに、夏タイヤをスタッドレスタイヤに組み換える
    新品のタイヤに交換する 古いタイヤを新しいタイヤへ組み換える

    タイヤ組み換え作業は、タイヤの脱着と異なりホイールのコストがかかりません。気に入ったホイールを継続して使用したい方には、おすすめの方法です。

    しかし、タイヤ組み換え作業には、タイヤ組み換え専用の機械であるタイヤチェンジャーを使用してタイヤを組み換えるため、自分でタイヤ組み換え作業はできません。

    また、タイヤを引き伸ばして組み換えるため、タイヤやホイールに傷がつく可能性があります。

    タイヤ組み換えを希望する方は、専門店に依頼することをおすすめします。

    タイヤ交換の組み換えについては、タイヤワールド館ベストのYouTube動画も参考にしてください。

    タイヤの脱着を依頼できる場所

    タイヤの脱着を依頼できる場所

    タイヤの脱着は、以下のような場所に依頼できます。それぞれの特徴とあわせて確認しましょう。

    タイヤの脱着を依頼できる場所 特徴
    カーディーラー 信頼性が高く安心だが料金は高め
    整備工場 融通が利きやすく修理も柔軟に対応可能
    カー用品店 予約なしでも対応してもらいやすい傾向
    タイヤ専門店 タイヤの品揃えが豊富で交換がスムーズ
    ガソリンスタンド 手軽に依頼できるが作業技術に差がある可能性あり

    行きつけのディーラーや整備工場がある場合は、信頼できる業者に任せたほうがいいでしょう。

    コスト面を重視するなら、カー用品店やタイヤ専門店、ガソリンスタンドなどがおすすめです。

    タイヤ脱着や組み換え、タイヤ交換の費用相場

    タイヤ脱着や組み換え、タイヤ交換の費用相場

    本章では、以下のようなタイヤ交換の作業別に工賃と費用を解説します。

    ● タイヤ交換の工賃と費用
    ● タイヤの脱着の工賃と費用
    ● タイヤの組み換えの工賃と費用

    それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    タイヤ交換の工賃と費用

    タイヤ交換は、新しいタイヤに交換したり、スタッドレスタイヤに変更したりとホイール付きのタイヤを交換する作業を指して主に呼ばれています。

    しかしながら、「タイヤ交換」は脱着と組み換えを総称したような使われ方もしているので、注意も必要です。

    タイヤ交換に伴う工賃の費用は店舗によって異なりますが、タイヤワールド館ベストでは以下の料金でタイヤ交換を実施しています。

    タイヤワールド館ベストでご購入の場合
    ▼タイヤ脱着料金表
    当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
    脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。

    お持込商品の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    軽自動車 4,400円 3,300円
    普通車 5,500円 4,400円
    ミニバン/1BOX
    SUV/クロカン
    6,600円 5,500円
    ジャッキ使用 上記脱着料に+1,300円

    ▼ホイール組み換え料金表

    タイヤワールド館ベストでご購入の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    10~15インチ 9,900円 7,700円
    16~18インチ 12,100円 9,900円
    19~20インチ 14,300円 12,100円
    21インチ 16,500円 14,300円
    22インチ 18,700円 16,500円
    23インチ〜 20,900円 18,700円

    ※ランフラットは別途1本/1,100円

    お持込商品の場合
    インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
    10~15インチ 14,300円 12,100円
    16~18インチ 16,500円 14,300円
    19~20インチ 18,700円 16,500円
    21インチ 20,900円 18,700円
    22インチ 23,100円 20,900円
    22インチ 25,300円 23,100円

    ※23インチ以降は1インチ上がるごとに+¥2,200円/(1台)、
    ※ランフラットは別途1本/1,100円(会員)、1本/2,200円(通常)

    タイヤワールド館ベストでは、アプリ会員になるとお得にタイヤ交換ができます。フリー会員(無料)でも対象になりますので、ご利用の際にはぜひ事前にダウンロードください。

    タイヤとホイールを一緒に購入した場合のタイヤ交換費用は、たとえば以下の通りです。

    【店舗購入の場合】

    タイヤ(15インチ) ホイール 工賃 合計金額
    EC202L(ダンロップ) V-EMOTION RC10 Vエモーション RC10 ・タイヤ入替
    ・バランス調整
    ・タイヤ取り付け
    セット価格:54,200円 無料 62,100円

    タイヤワールド館ベストでは、新規で商品をご購入の際の脱着については、工賃サービスで行っております。
    ※オンラインサイトでの購入の場合は、別途工賃が発生します。

    【タイヤ持ち込みの場合】

    タイヤ(15インチ) ホイール 工賃 合計金額
    EC202L(ダンロップ) V-EMOTION RC10 Vエモーション RC10 ・タイヤ入替
    ・バランス調整
    ・タイヤ取り付け
    セット価格:54,200円 11,000円 64,300円

    タイヤワールド館ベストのアプリ会員は、タイヤ交換費用を抑えることが可能です。また、アプリ会員限定クーポンも配信しておりますので、ぜひ参考にしてください。

    タイヤの脱着の工賃と費用

    タイヤ脱着の作業は、ホイール付きのタイヤを取り外したり取り付けたりする作業を指します。タイヤ1本の脱着の工賃は店舗によって異なりますが、一般的にはタイヤ1本あたり数100円〜約1,000円で実施しています。

    ガソリンスタンドでタイヤを脱着する場合の工賃は、たとえば以下の通りです。

    タイヤの本数 軽・普通車 1BOX・SUV車
    1本 600円 1,000円
    4本 2,400円 4,000円

    参照元:宇佐美ガソリンスタンド

    上記の料金は、タイヤを脱着するだけの工賃です。タイヤの劣化具合やタイヤの脱着により、ホイールバランスの崩れがある場合はタイヤの脱着と一緒に、以下の作業を実施する可能性があります。

    【作業内容例】

    作業内容 作業目的 工賃
    タイヤローテーション タイヤ4本の摩耗を均一に近づける 2,200円~/1台
    バランス調整 タイヤがまっすぐ転がるように調整する 1,100円~/1本

    参照元:オートバックス

    タイヤ脱着後も安全に走行するためには、上記のような作業も重要です。

    タイヤの脱着を検討中の方は、店舗に相談してから最適な方法でタイヤ交換することをおすすめします。

    タイヤの組み換えの工賃と費用

    タイヤ組み換えは、ホイールは変更せずタイヤのゴムの部分のみ交換する作業です。タイヤの脱着作業と異なり手間がかかるため、一般的にはタイヤの脱着と比較し、タイヤの組み換え料金は高くなります。

    タイヤの脱着とタイヤの組み換え工賃を比較すると、たとえば以下の通りです。

    作業別 タイヤ1本 タイヤ4本
    タイヤの脱着工賃目安 600円~ 2,400円~
    タイヤの組み換え工賃目安 1,100円~ 4,400円~

    参照元:宇佐美ガソリンスタンド

    上記の表でわかるように、タイヤの組み換え工賃は高めですが、ホイールの費用は発生しません。タイヤ組み換えを依頼した場合、たとえば以下の料金になります。

    【15インチタイヤの場合】

    タイヤ ホイール 作業内容 合計金額
    EC202L(ダンロップ) 変更なし タイヤ組み換え
    25,200円/4本 0円 4,400円/4本 29,600円

    参照元:宇佐美ガソリンスタンド

    ホイールを変更せずにタイヤのみ組み換えをすれば、タイヤ交換のコスト削減が可能です。しかし、先述の通りタイヤの組み換えは、タイヤやホイールに傷がつくかもしれません。

    また、タイヤ組み換え費用の他に、タイヤのバランス調整やタイヤローテーション、タイヤ処分代などの費用もかかる可能性があります。

    タイヤの組み換え希望の方は、店舗へ相談して見積もりをとってからタイヤ組み換えすることをおすすめします。

    タイヤの脱着を自分でする方法

    タイヤの脱着を自分でする方法

    本章では、タイヤの脱着を自分でする方法を解説します。

    1. レンチを使ってボルトを緩める
    2. ジャッキを使って車体を持ち上げる
    3. ホイールナットをすべて取ってタイヤをはずす
    4. 新しいタイヤを取り付ける
    5. ホイールナットを取り付けて手締めする
    6. 車体をゆっくり下ろす
    7. 最後の仕上げはトルクレンチで規定のトルク値まで締めて完了

    タイヤ交換時の安全確保のため、以下の4点は事前に確認しましょう!

    ● 車のエンジンを切る
    ● サイドブレーキをかける
    ● パーキングの状態にする
    ● 車止めで車両を動かないようにする

    以下の記事では、初心者の方向けにタイヤ交換の方法を解説しているので、あわせてご覧ください。

    1.レンチを使ってボルトを緩める

    ジャッキアップする前に、レンチを使用し、ホイールナット(ボルト)を軽く緩めておくことが重要です。

    タイヤが地面についている状態でナットを緩めないと、タイヤが空転して回しにくくなるため、必ず地面にタイヤがついた状態で行いましょう。

    ナットが固く締まりすぎて緩められない場合は、潤滑剤を塗布し、しばらく待つと緩みやすくなります。

    2.ジャッキを使って車体を持ち上げる

    ジャッキアップポイントを正しく確認し、確実にセットすることが重要です。

    作業は必ず平坦で硬い地面の上で行い、ジャッキが安定しない砂利や傾斜のある場所での作業は避けましょう。

    ジャッキアップ時に急激に持ち上げると不安定になるため、ゆっくりと少しずつ上げることが大切です。

    3.ホイールナットをすべて取ってタイヤをはずす

    すべてのナットを外す前に、タイヤを手で支えながら慎重に作業しましょう。

    勢いよくナットを外すとタイヤが落下し、足を挟む危険性があります。

    どうしても外れない場合は、ナットを軽く締め直してから再度緩めると、固着が解消されることがあります。

    4.新しいタイヤを取り付ける

    取り付け前に、ハブとホイールの接地面の汚れや、錆をワイヤーブラシやパーツクリーナーでしっかり落としましょう。

    汚れが残っていると、ホイールが均等に装着できず、振動やナットの緩みにつながります。

    装着位置がずれると走行時に異音が発生したり、ハンドルがぶれたりする原因になるため注意が必要です。

    5.ホイールナットを取り付けて手締めする

    ホイールナットは対角線順に締めることで、ホイールが均等に固定されます。

    ナットは最初から強く締めず、手で軽く仮締めすることで、ホイールのズレを防げます。

    間違った向きで締めるとホイールが傷つき、最悪の場合、走行中に緩むことがあり、重大事故のリスクが上昇するため注意しましょう。

    6.車体をゆっくり下ろす

    ジャッキを急に下ろすと、ホイールが正しく装着されていない場合に、車体が傾き不安定になることがあります。

    そのため、ジャッキを外す前には、必ず車が傾いていないか確認しましょう。

    車体が完全に接地したら、ナットの増し締めを行い、最後の仕上げ準備をすることが重要です。

    7.最後の仕上げはトルクレンチで規定のトルク値まで締めて完了

    ホイールナットは、メーカーごとに定められた適切なトルクで締めることが大切です。

    メーカーごとに推奨トルク値が決まっているため、トルクレンチを使い、規定値まで締めましょう。

    強く締めすぎるとハブボルトを傷める原因になり、緩すぎると走行中にホイールが外れる危険性が高まります。

    タイヤ交換以外の脱着はDIYでしないほうがいい

    タイヤ交換以外の脱着はDIYでしないほうがいい

    ホイール付きタイヤの交換以外の脱着は、DIYではおすすめできません。理由は、タイヤのローテーションに伴う脱着やタイヤの組み換えは、専門の機械や組み換え技術など、専門性が高い作業だからです。

    たとえば、タイヤのローテーションは既存のタイヤ4本の摩耗を均一に近づけるために、以下のように入れ替えます。

    タイヤのローテーション

    引用:ブリヂストン

    上記の場所にタイヤを入れ替えるためには、専門家が前後左右のタイヤのすり減りを確認し、適切な位置にタイヤの脱着を実施します。

    タイヤの入れ替える位置によっては、タイヤの真芯をとるためにホイールバランサーという専門の機械を使用した、タイヤのバランス調整が必要です。

    また、タイヤ組み換えは、タイヤチェンジャーやホイールバランサーなどの専門の機械を使用した作業が必要になります。

    タイヤのバランス調整をせずに走行すれば、走行中に車体の揺れやハンドルのブレが発生し、不安定になる可能性があるため危険です。

    ホイール付きタイヤの交換以外の脱着は、タイヤの知識や技術、専用の機械が必要になるため、店舗に依頼することをおすすめします。

    タイヤを脱着した後の注意点

    タイヤを脱着した後の注意点

    タイヤを脱着した後の注意点は、以下の3つです。

    ● 定期的にトルク管理を行う
    ● 空気圧をチェックする
    ● 外したタイヤは適切に保管する

    それぞれの具体的な内容を確認しましょう。

    定期的にトルク管理を行う

    タイヤの脱着をDIYで実施したあとは、定期的なトルク管理が必要です。タイヤの締め付けトルクが不足した状態のまま走行すれば、ナットがボルトから外れて脱輪の危険性があります。

    たとえば、タイヤのトルク管理を実施する頻度は以下の通りです。

    ● タイヤの脱着直後は500~1,000kmで増し締め点検
    ● 定期的に5,000km~10,000kmで増し締め点検

    一般的には、上記のタイミングでトルク管理を実施します。タイヤの脱着をDIYで実施したあとは、定期的にタイヤのトルク管理を実施し、安全に走行できるタイヤの状態を保ちましょう!

    タイヤのトルク管理が不安な方や苦手意識のある方は、定期的に最寄りの店舗での増し締め点検の実施をおすすめします。

    空気圧をチェックする

    タイヤ脱着後は、必ずタイヤの空気圧を測定し、適切な値に調整することが重要です。

    適正な空気圧は車種によって異なり、車の取扱説明書や運転席ドアの内側に適正値が記載されています。一般的には適正空気圧は、乗用車で2.2〜2.5bar(220〜250kPa)程度です。

    空気圧が低すぎると、燃費の悪化やタイヤの偏摩耗、ハンドリングの低下などのリスクが高まります。一方で、空気圧が高すぎると接地面積が減り、グリップ力が低下するため、事故のリスクが高まる恐れもあります。

    寒暖差によって空気圧が変動することもあるため、とくに季節の変わり目にはこまめに空気圧をチェックしましょう。

    外したタイヤは適切に保管する

    交換して外したタイヤは、適切に保管することが大切です。具体的には、直射日光や雨風を避けられ、風通しのいい場所が理想的な保管場所です。

    とくに、紫外線や湿気はタイヤのゴムを劣化させるため、可能であれば屋内の倉庫やガレージなどに保管しましょう。屋外で保管する場合は、専用のタイヤカバーを使用し、地面に直接触れないようにするなど工夫すると劣化を防げます。

    ホイール付きタイヤは横積み、ホイールなしでタイヤのみの場合は縦で保管するのが推奨されています。

    自宅に保管場所がない場合、タイヤワールド館ベストが提供するような「タイヤ保管サービス」の利用がおすすめです。

    タイヤ脱着や組み換えのタイミングを見逃さないためのポイント

    タイヤ脱着や組み換えのタイミングを見逃さないためのポイント

    「スリップサインが出たから交換した」
    「店員さんに交換を提案されたからお願いした」

    タイヤの脱着やタイヤの組み換えするタイミングは、走行状況やタイヤの状態によって変わります。

    本章では、タイヤ脱着や組み換えのタイミングを見逃さないためのポイントを紹介します。

    ● 偏摩耗はないか
    ● タイヤにひび割れはないか
    ● 走行中のハンドル操作にブレはないか
    ● タイヤの寿命を超えて使用していないか
    ● タイヤから異音がしないか

    偏摩耗はないか

    タイヤにすり減りが確認できた場合、タイヤの摩耗状態に合った対応や対策が必要です。タイヤのすり減り具合の状態は、たとえば以下の通りです。

    タイヤの摩耗状態 対応&対策方法
    偏摩耗があった場合 新品タイヤへ交換か組み換え
    偏摩耗はないがタイヤにすり減りがある場合 タイヤをローテーションする

    タイヤの偏摩耗を無視すれば、部分的なすり減りが悪化してバーストの危険性があるため、ホイール付きタイヤへの交換か、タイヤのゴム部分の組み換え作業が必要です。

    偏摩耗には以下のようなパターンがあります。

    偏摩耗

    引用:JATMA

    上記のような偏摩耗がある場合は、無視をせずにタイヤ交換をしましょう!

    また、タイヤにすり減りはあるが偏摩耗ではない場合は、タイヤをローテーションして偏摩耗を未然に防ぐことが可能です。

    タイヤのローテーション内容は、たとえば以下の通りです。

    タイヤのローテーション

    引用:グッドイヤー

    上記のように、タイヤローテーションをすれば偏摩耗を未然に防げます。タイヤの状態を日頃から確認し、タイヤの状態に応じた対応や対策を実施しましょう!

    タイヤにひび割れはないか

    タイヤのひび割れを確認した場合は、以下の対応が必要になる場合があります。

    ● ホイール付き新品タイヤへの交換
    ● タイヤのゴム部分の組み換え

    タイヤのひび割れは修復できないため、そのまま無視して走行を続けると、タイヤのひび割れが悪化しパンクやバーストの危険があります。

    ただし、タイヤのひび割れ度合いによっては継続使用できるため、一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)の基準を参考に、タイヤのひび割れ具合を確認しましょう。

    クラックの発生レベル

    引用:JATMA

    上記のレベル1〜4のひび割れは、カーカスに達していなければ同じタイヤの継続使用は可能です。レベル5のようなタイヤに大きなひび割れが発生した場合、タイヤ交換は必須です。

    安全に走行するためにも、最寄りの店舗でタイヤ交換を依頼しましょう!

    走行中のハンドル操作にブレはないか

    走行中のハンドル操作にブレを感じたら、以下の問題が発生している場合があります。

    ● タイヤの空気圧が低下している
    ● タイヤが偏摩耗している
    ● ホイールバランスが悪くなっている
    ● アライメントが崩れている

    上記問題の中で、タイヤの偏摩耗やホイールバランスが悪いときは、タイヤを一度取り外した対応が必要になります。

    タイヤの偏摩耗やホイールバランスの問題に対する対応や対策方法は、たとえば以下の通りです。

    問題 対応&対策方法
    タイヤが偏摩耗している 新品タイヤへ交換か組み換え
    ホイールバランスが悪くなった ホイールをバランス調整する

    タイヤの偏摩耗についての対応方法は、先述の通りタイヤ交換が必要になります。ホイールバランスが悪い場合は、タイヤのバランス調整が必要です。

    タイヤを取り外し、バランスウエイトという部品を使用し、タイヤの重心を中心にするためにバランス調整をする作業です。

    走行中のハンドルのブレについては、さまざまな原因や対策が必要になる可能性があるため、自分で対応するのは難しいかもしれません。走行中にハンドルのブレを感じたら、最寄りの店舗への相談がおすすめです。

    タイヤの寿命を超えて使用していないか

    タイヤの寿命を超えて使用している場合は、ホイール付き新品タイヤか新品タイヤへの組み換えがおすすめです。

    タイヤは経年劣化すると、タイヤにひび割れや傷がつきやすく、ゴムの柔軟性も低下してタイヤの状態が悪化します。車の夏用タイヤとスタッドレスタイヤの寿命は、以下の通りです。

    タイヤ種類 寿命の目安
    夏用タイヤ 5年
    スタッドレス 3年

    上記のタイヤの寿命は、走行距離やタイヤの状態によって異なります。ただし、タイヤは未使用状態でも劣化が進んでいるため、使用してからタイヤの寿命をカウントするのではなく、タイヤの製造日年月日からカウントしてください。

    たとえば、製造年月日から交換時期までの目安は、以下の通りです。

    【寿命の目安5年の場合(夏用タイヤ)】

    製造年月日 交換目安時期
    2018年4月 2023年4月

    上記のように、製造年月日を確認すればタイヤ交換の目安が把握できるため、的確な時期に対応が可能です。

    タイヤの製造年月日は、タイヤのサイドウォールに印字されているため目視で確認できます。

    ただし、タイヤの寿命はあくまで目安なので、店舗での定期点検は忘れずに行いましょう!

    タイヤから異音がしないか

    タイヤは劣化が進むほど異音(ロードノイズ)が大きくなり、走行中に「ゴーゴー」「ヒュー」「コツコツ」などの異音がする場合、タイヤの偏摩耗や異常が原因の可能性があります。

    偏摩耗が進むと接地面が不均一になり、異音や振動のリスクが高まります。ホイールバランスが崩れることで、特定の速度域で異音が出ることもあるでしょう。

    目視では確認しにくい、タイヤ内部に損傷がある場合も異音の発生原因になるため、異音を確認したら早めに業者に点検してもらうことが大切です。

    タイヤ交換後の異音については、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

    タイヤの脱着に関するよくある質問

    タイヤの脱着に関するよくある質問

    タイヤの脱着に関するよくある質問は、以下の5つです。

    ● タイヤの脱着は持ち込みタイヤでも可能?
    ● タイヤのみ交換する組み換えのデメリットは?
    ● タイヤの脱着にかかる時間は?
    ● ガソリンスタンドでタイヤを脱着するといくらかかる?
    ● タイヤの脱着は予約なしでも可能?

    それぞれ具体的な回答内容を確認しましょう。

    タイヤの脱着は持ち込みタイヤでも可能?

    持ち込みタイヤの脱着は、多くのカーショップや整備工場、ガソリンスタンドなどで対応していますが、店舗によっては対応不可の場合もあります。

    また、店舗で購入したタイヤを脱着するよりも工賃が高くなる可能性もあるため、事前に確認することが大切です。工賃の相場は、通常よりも1本あたり500円〜2,000円程度の追加料金が設定されているケースが多いでしょう。

    タイヤワールド館ベストのように、ネット購入したタイヤを直送できる店舗もあるため、ネットで購入したタイヤを交換したい場合は、事前に店舗に問い合わせてみましょう。

    持ち込みタイヤの交換については、以下の記事でも解説しているので合わせてご覧ください。

    タイヤのみ交換する組み換えのデメリットは?

    ホイールをそのままの状態でタイヤのみ交換する「タイヤの組み換え」には、以下のようなデメリットがあります。

    ● 脱着よりも工賃が高くなる可能性がある
    ● 作業時にホイールを傷つけるリスクがある
    ● ホイールバランス調整が必要になるため追加費用がかかる
    ● ランフラットタイヤや低扁平タイヤなどは対応できる店舗が限られる

    どうしても今のホイールが気に入っており、そのまま使用したい場合を除いては、組み換えより脱着のほうがおすすめです。

    タイヤの脱着にかかる時間は?

    タイヤの脱着にかかる時間は、店舗の混雑状況や作業内容にもよりますが、一般的には30分〜1時間程度です。

    スタッドレスタイヤとの履き替えといった脱着のみであれば、比較的短時間で済みますが、タイヤの組み換えやバランス調整を含む場合は、1時間以上かかることもあるでしょう。

    SUVや大型車の場合、タイヤが重く作業に時間がかかることが考えられます。繁忙期(冬のスタッドレス交換シーズン)は待ち時間が長くなるため、事前に予約するか、繁忙期より少し早めに交換するのがおすすめです。

    ガソリンスタンドでタイヤを脱着するといくらかかる?

    ガソリンスタンドでタイヤを脱着すると、1本あたり1,500円〜2,500円程度かかります。詳しい料金は店舗によって異なりますが、大きな差はないでしょう。

    4本すべて交換する場合には、6,000円〜10,000円程度が相場です。持ち込みタイヤの場合は、追加料金がかかることもあり、店舗によっては対応不可の可能性もあります。

    バランス調整費用やバルブ交換費用が別途発生するケースもあります。また、地域や店舗によって価格が異なるため、事前に電話やウェブサイトで確認するのがおすすめです。

    タイヤの脱着は予約なしでも可能?

    店舗によって異なりますが、ガソリンスタンドやカー用品店では予約なしでも対応可能なケースが多くあります。

    ただし、タイヤ交換シーズン(11月〜12月、3月〜4月)は混雑するため、数時間待つ羽目になるかもしれません。ディーラーや整備工場では、基本的に予約制のところが多く、飛び込み対応は難しいでしょう。

    予約なしでも脱着を依頼できる店舗はありますが、待ち時間なくスムーズに作業してもらいたいなら予約するのがおすすめです。

    タイヤの脱着もタイヤワールド館ベストにおまかせください!

    タイヤの脱着もタイヤワールド館ベストにおまかせください!

    タイヤの脱着は、季節ごとのタイヤ交換やメンテナンスに欠かせない作業といえます。組み換えとの違いや費用相場を理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

    DIYでの脱着も可能ですが、安心安全のためには、ディーラーやタイヤ専門店などの業者に依頼するのがおすすめです。

    タイヤの脱着時は、摩耗状態や傷の有無などをチェックし、快適なドライブにつなげましょう。

    タイヤの脱着に関することをはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストにぜひお気軽にご相談ください。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    カテゴリー
    メンテナンスその他 栗生店 輸入車(外車) カスタムその他 タイヤ交換

    ブレーキキャリパーとは?ビッグキャリパーの魅力やメリットデメリット・おすすめホイールも紹介

    車を安全に止めるために欠かせないのが、ブレーキシステムの要であるブレーキキャリパーです。ブレーキパッドをローターに押し付け、制動力を生む重要なパーツで、その種類や大きさによって性能は大きく変わります。

    中でも近年注目されているのが、より高い制動力と見た目の存在感が得られるビッグキャリパー。しかし通常のキャリパーより大きいため、ホイールとのクリアランスが厳しく、干渉トラブルが起きやすい点には注意が必要です。

    この記事では、ブレーキキャリパーの基礎からビッグキャリパーの特徴、おすすめのビッグキャリパー対応ホイールまで解説します。

    ぜひ最後までご覧くださいね。

    ブレーキキャリパーとは?

    ブレーキキャリパーとは?

    ブレーキキャリパーとは、ブレーキパッドをディスクローターに押し付けて「摩擦による制動力」を生み出す(=回転を制御する)、クルマの安全に直結する重要パーツです。

    ブレーキキャリパーの構造は大きく 「フローティング(スライド)式」 と 「固定(対向ピストン)式」 の2種類に分けられます。

    ブレーキキャリパーの構造は大きく 「フローティング(スライド)式」 と 「固定(対向ピストン)式」の2種類

    参考:akebono公式サイトより

    キャリパーの種類 特徴・構造
    フローティング式 一般的な乗用車に多い。片側にのみピストンがあり、ブレーキキャリパー本体がスライドして制動力を生み出す構造
    固定式 スポーツモデルやハイパワー車に多い。両側から均等にパッドを押し付けるため、制動力・コントロール性・熱容量など、あらゆる面で優れている

    この「固定式」が、いわゆるビッグキャリパーと呼ばれる大きなキャリパーに繋がります。

    ディスクブレーキとブレーキキャリパーの違いは?

    ホイールの奥に見えるのがディスクブレーキで、その中に含まれる構成部品のひとつがブレーキキャリパーです。

    キャリパーはブレーキパッドをローターに押し付ける役割を担う、いわば“ブレーキの本体”ともいえる重要なパーツです。

    キャリパー内部のピストンが油圧で動き、「ブレーキパッドをローターに押し付ける」→ 「摩擦で車が止まる」という流れを作っています。

    部品名 イメージ 定義
    ディスクブレーキ ディスクブレーキ ブレーキローター・パッド・キャリパーなどで構成された仕組み全体のこと
    ブレーキキャリパー ブレーキキャリパー ディスクブレーキの中でパッドを押して止める部品のこと

    ビッグキャリパーとは?

    ビッグキャリパーとは?

    ビッグキャリパーとは、主に 対向ピストン式(4POT・6POTなど)の大型キャリパーを指す言葉です。

    対向ピストン式(4POT・6POTなど)とは、ブレーキキャリパーの左右にピストンが付いていて、両側から同時にブレーキパッドを押すタイプのキャリパーのことです。

    ● 4POT=左右に合計4つのピストン
    ● 6POT=左右に合計6つのピストン

    という意味で、ピストンの数が多いほどブレーキを均等に強く押せるようになります。

    その結果、「ブレーキの効きが良くなる」「力の伝わり方が均一でコントロールしやすい」「高速走行や重い車でも安定して止まれる」といったメリットが生まれます。

    ビッグキャリパーはサイズが大きいため「見た目の迫力」が注目されがちですが、本質は性能向上にあるのです。

    ビッグキャリパーのホイール選びのポイント

    ビッグキャリパー装着車のホイール選びで最も重要なのは、キャリパーとホイール内側のクリアランスを確保できるかどうかという点です。ビッグキャリパーは通常のキャリパーよりも外側へ張り出しているため、スポーク裏やインナーリムとの距離が非常にシビアになります。

    そのため、ホイールメーカー各社は「ビッグキャリパー対応ディスク」や「GTRデザイン」「Rディスク」「スーパーGTRデザイン」「BBK対応」などという名称で、専用の逃げ形状を持つディスクを設定しています。

    ホイールを選ぶ際は、まず自分の車種がこれら“対応ディスク”の設定に合致しているかを確認することが大切です。さらに、インセット(オフセット)・リム幅・スポーク形状・ハブ高 といった要素も総合的にチェックする必要があります。同じホイールモデルであっても、サイズ違いによってクリアランスが変わり、装着可否が大きく変わることがあるためです。最終的には、カタログ数値だけで判断せず、実車マッチングで確認するようにしましょう。

    ビッグキャリパーのメリット

    【ビッグキャリパーのメリット】
    ● 制動力アップ&安定性が向上する
    ● パッド摩耗が均一で片減りが起きにくい
    ● ドレスアップ効果が高い

    ビッグキャリパーの最大のメリットは、制動力の高さと安定性です。左右のピストンでパッドを均等に押し付ける構造のため、ブレーキを踏んだ時の効きが鋭く、コントロール性も向上します。

    また、連続した下り坂や高速走行などでブレーキが熱を持った際にも、性能低下(フェード)が起こりにくく、安定した制動力を維持できます。

    さらに、パッド摩耗が均一になりやすく、タッチフィールが長期間安定する点も利点です。スポーク越しにキャリパーが見えるため、足回りのドレスアップ効果が高いのも人気の理由です。

    ビッグキャリパーのデメリット

    【ビッグキャリパーのデメリット】
    ● ホイールと干渉しやすい
    ● 車種によっては取付に追加部品が必要
    ● パーツ代・工賃が高い
    ● 日常用途では性能差を感じにくい場合もある

    一方で、ビッグキャリパーには注意すべきデメリットもあります。もっとも大きいのはホイールとの干渉リスクで、大型キャリパーはスペースを取るため、対応ホイールを選ばないと物理的に装着できません。

    また、車種によってはブラケットなど取付用パーツが別途必要になり、交換工賃も通常より高くなる傾向があります。日常の街乗りでは性能差を感じにくい場面も多く、コストに対して恩恵を体感しづらい場合もあります。

    とくに「ホイールクリアランス問題」はビッグキャリパー最大の壁と言えるため、購入前の適合確認が必須です。

    ビッグキャリパーの交換費用相場

    ビッグキャリパーの交換費用相場

    ビッグキャリパーへの交換となると 「最初にどれくらい費用がかかるのか…」 という心配はつきものですよね。工賃だけでなく、肝心の商品そのものが高価なため、どうしても躊躇してしまう方が多いのが実情です。

    実際、ブレーキキャリパーは安全面に関わる重要パーツであるため、精度や材質、製造工程が厳しく管理されており、価格もそれに比例して高くなります。

    車種 内容 税込定価
    トヨタ86(2014/4〜ZN6) ビッグキャリパーキット フロント左右セット
    (キャリパー本体・ローター・パッド一式)
    約31万6,800円〜

    この金額は「商品だけ」の話で、ここに取り付け工賃・ブレーキフルード交換・場合によっては追加パーツなどが加わることもあるため、トータル費用はさらに上がることになります。

    とはいえ、その分だけ性能は確かで、制動力の向上や熱に対する強さ、そして何よりホイール越しに見える存在感は、他では替えが効かない魅力です。「初期費用は高いけれど、満足度はその数倍」──ビッグキャリパーが人気であり続ける理由は、まさにこの点にあります。

    ビッグキャリパーがおすすめの人

    ビッグキャリパーがおすすめの人

    ビッグキャリパーは、以下のような人におすすめです。

    • ● スポーツ走行を楽しむ人
    • ● ハイパワー車の制動力を底上げしたい人
    • ● 足回りの見た目を大きくドレスアップしたい人
    • ● 大径ホイール・スポークデザインのホイールが好きな人

    反対に、「街乗り中心・コスト重視・純正ホイールのまま」という人には、メリットを実感しにくい場合もあります。

    ビッグキャリパーは純正OKでも社外ホイールはNGの場合がある

    ビッグキャリパーは純正OKでも社外ホイールはNGの場合がある

    ビッグキャリパーは、純正ホイールでは問題なく装着できても、社外ホイールに交換した途端に干渉が発生するケースがあります。

    これはビッグキャリパー特有の“サイズ・形状の大きさ”に加えて、ホイール側のディスク形状やクリアランス差が原因となることが多いです。

    普通のキャリパーでも干渉することがある

    ビッグキャリパーに限らず、ごく稀に“純正キャリパーでも干渉する事例”があります。それがインチダウン時です。

    ホイールの内側には、アルミ製ホイールに多く使われる貼り付けタイプの「バランスウェイト」があります。

    バランスウェイトは走行中に発生するアンバランスを補正する重要な部品ですが、これがキャリパーに触れてしまう(干渉する) というトラブルも存在します。

    ▼ よくある干渉の例
    ● 助手席側は干渉しないのに、運転席側だけ当たる
    ● クリアランスが 1mm 未満しかなく、種類によっては接触
    ● 高速回転・制動時の熱で微妙にズレて干渉することも

    キャリパーは鋳鉄製が一般的で、熱膨張しても 1mm 以上膨らむことはありませんが、個体差・ウェイト位置・ホイール形状によって、ギリギリのクリアランスでは接触リスクが十分あります。

    また、片側だけ干渉する例も多く、

    ● 車体側のキャンバー角の差
    ● ブレーキキャリパーの製造誤差
    ● バランスウェイトの貼り付け位置の違い
    ● ホイールの個体差(微妙な寸法差)

    これら複数の要因が重なることで、「右はOKだが左だけNG」という事例も実際に発生しています。

    ビッグキャリパーに限らず、装着の際にはホイールとキャリパーのクリアランスはは余裕を持って(最低でも数mm単位の余裕)確保することが大切です。

    おすすめのビッグキャリパー対応ホイール3選

    おすすめのビッグキャリパー対応ホイール3選

    ホイールメーカー各社は、ビッグキャリパーに対応可能なディスク形状をラインナップしているので、各メーカーのマッチングデータを元に、好みのデザインを選択することができます。

    • ● WORK エモーションCR2P
    • ● RAYS HOMURA(ホムラ)2×10BD
    • ● WedsSport(ウェッズスポーツ)SA-25R

    WORK エモーションCR2P

    WORK エモーションCR2P

    公式サイトへ

    ビッグキャリパー対応ディスクは構造上、どうしてもリムの深さを確保しづらいのが一般的ですが、WORKのエモーションCR2Pは、その制約の中でもできる限り“深リム”に近づけるよう、サイズ計算を綿密に行い装着しています。

    2ピース構造ならではのオーダーインセットに対応しているため、車種やキャリパー形状に合わせた最適なクリアランスを確保しつつ、理想のフェイスデザインを実現できる点が大きな魅力です。

    ビッグキャリパー対応とカスタム性を両立させたい方に、特におすすめできるモデルです。

    項目 内容
    メーカー WORK
    商品名 エモーションCR2P
    価格 172,200円〜/4本(ホイール付き)

    RAYS HOMURA(ホムラ)2×10BD

    RAYS HOMURA(ホムラ)2×10BD

    公式サイトへ

    HOMURA(ホムラ)2×10BDは、RAYSのHOMURAシリーズの中でも「ビッグキャリパー対応マーク」が設定されているモデルです。

    インナークリアランスをしっかり確保したディスク設計により、輸入車やハイパワー車の大径キャリパーにも対応しやすい構造です。

    スポークの立ち上がり角度や裏側の逃げ形状まで徹底して作り込まれており、スタイリッシュさと機能性を両立。ドレスアップホイールとしても人気が高く、ビッグキャリパー車の足元をシャープに演出できます。

    項目 内容
    メーカー RAYS
    商品名 ホムラ 2×10BD
    価格 216,400円〜/4本(ホイール付き)

    WedsSport(ウェッズスポーツ)SA-25R

    WedsSport(ウェッズスポーツ)SA-25R

    公式サイトへ

    ウェッズスポーツのSAシリーズは軽量かつ剛性の高い設計が特徴で、ビッグキャリパーにも対応可能なディスク形状が用意されています。SA-25Rはスポークが細く、キャリパー周りの空間確保に優れたデザインです。

    GTRデザイン(ビッグキャリパー対応ディスク)では、より大きなキャリパーにも対応できる逃げ形状を採用しており、スポーツ走行〜街乗りまで幅広くマッチします。
    軽量性+クリアランス+デザイン性を求めるユーザーにぴったりのモデルです。

    項目 内容
    メーカー weds
    商品名 ウェッズスポーツ SA-25R
    価格 82,700円〜/4本(ホイール付き)

    純正ビッグキャリパー装着車

    純正でビッグキャリパーが装着されている車種は、各国産自動車メーカーの中でも、一部の大型セダンやスポーツタイプの車種に装着されている場合が多い傾向にあります。

    また近年では、同じ車種の中でも上位グレードの特別仕様車のみビッグキャリパーが装着されているモデルが存在したりと、社外ホイールを選択する際に注意する必要があります。

    輸入車ではブレーキの小型化が進んではいますが、車両重量や排気量、自国の走行環境などの理由から、国産車より大きいブレーキキャリパーが装着されているケースが多くあります。

    そのため、輸入車は特にホイール内側のクリアランスにシビアで、国産車以上にホイールとキャリパーの干渉リスクを注意して選ぶ必要があります。

    ここでは純正でビッグキャリパー装着車の一部をご紹介していきます。

    【トヨタ】GRヤリス|フロント4POTビッグキャリパー

    【トヨタ】GRヤリス|フロント4POTビッグキャリパー

    【トヨタ】GRヤリス|リアキャリパー

    【トヨタ】GRヤリス|リアキャリパー

    【三菱】ランサーエボリューションⅧ|純正ブレンボキャリパー

    【三菱】ランサーエボリューションⅧ|純正ブレンボキャリパー

    【AUDI】R8|フロント純正6POTビッグキャリパー

    【AUDI】R8|フロント純正6POTビッグキャリパー

    【AUDI R8|リア4POTビッグキャリパー

    【AUDI R8|リア4POTビッグキャリパー

    【マセラティ】ギブリ|6POTビッグキャリパー

    【マセラティ】ギブリ|6POTビッグキャリパー

    【メルセデスベンツ】S65AMG|ビッグキャリパー

    【メルセデスベンツ】S65AMG|ビッグキャリパー

    【メルセデスベンツ】G65AMG|ビッグキャリパー

    【メルセデスベンツ】G65AMG|ビッグキャリパー

    【スバル】インプレッサ|フロント純正ブレンボキャリパー

    【スバル】インプレッサ|フロント純正ブレンボキャリパー

    【スバル】インプレッサ|リア純正ブレンボキャリパー

    【スバル】インプレッサ|リア純正ブレンボキャリパー

    まとめ

    ブレーキキャリパーは、クルマの「止まる力」を支える非常に重要なパーツです。その中でもビッグキャリパーは、制動力の向上だけでなく、足元の存在感を大きく変えてくれる魅力的なカスタムです。
    しかし同時に、ホイールとのマッチングがシビアになるため、サイズ・ディスク形状・インセットなど、総合的なチェックが欠かせません。

    通常キャリパー車に比べると選べるホイール種類は限られますが、自分のイメージにぴったり合ったホイールがビッグキャリパーと美しく収まった瞬間の満足感は格別です。スポークの隙間から覗く鮮やかなキャリパーは、ホイール全体の高級感や存在感をさらに高めてくれるはずです。

    ご興味のある方はぜひ一度お近くのタイヤワールド館ベストへご相談ください。豊富な知識と経験を持つスタッフが、あなたの愛車に最適なホイールとキャリパーの“ベストマッチング”をご提案いたします。

    納得のいくスタイルと安心の走行性能を、ぜひ一緒に実現しましょう!

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    タイヤの基礎知識 ライターチーム タイヤ交換

    タイヤカバーは屋外保管で必須!必要性と選ぶポイントを解説


    「タイヤを屋外で保管するときにタイヤカバーは必要なの?」
    「袋に入れておけば、タイヤは汚れないからタイヤカバーは不要ですよね?」

    このようなご質問をよく受けます。

    結論から言うと、タイヤをビニール袋にいれるだけの保管や、タイヤをむき出しの状態で保管することはおすすめできません。
    タイヤカバーをしないまま屋外でタイヤを保管すれば、紫外線や雨風の影響により、ひび割れや錆が発生し、タイヤの劣化を早める可能性が高いからです。

    本記事では、タイヤカバーの重要性やタイヤカバーの選び方など、タイヤ保管についてわかりやすく解説します。ぜひ、参考にしてみてください。

    タイヤの屋外保管にカバーが必要な3つの理由

    タイヤの屋外保管にカバーが必要な3つの理由

    タイヤ交換後に屋外保管する場合は、タイヤカバーの活用がおすすめです。

    タイヤカバーを使用することで、紫外線や雨風によるタイヤへの負担が軽減でき、適切な状態で保管できるからです。
    本章では、タイヤの屋外保管にカバーが必要な3つの理由を解説します。

    1. タイヤを紫外線から守ってくれる
    2. タイヤを雨風から守ってくれる
    3. タイヤの寿命が長くなる

    タイヤを紫外線から守ってくれる

    タイヤカバーをおすすめする1つ目の理由は「タイヤを紫外線から守ってくれる」です。タイヤは紫外線を浴び続けることで、ひび割れが発生しやすく、タイヤが劣化する原因につながります。

    タイヤを屋外で保管するときにタイヤカバーを使用すれば、紫外線によるタイヤへの影響が減少し、ひび割れも未然に防ぐことが可能です。

    タイヤカバーを活用して、タイヤを紫外線から守り、タイヤを長持ちさせましょう。

    タイヤを雨風から守ってくれる

    タイヤを雨風から守ってくれることも、タイヤカバーをおすすめする理由のひとつです。タイヤを雨風から守ることで、タイヤに傷が付くことや、水分の付着を未然に防ぐことが可能です。

    タイヤに水分が付着した状態で長期間屋外保管すれば、カビの発生やホイールの錆など、タイヤ全体に悪影響を及ぼします。悪い状態のタイヤを継続して使用すれば、タイヤに亀裂が入ったり、偏摩耗になったりと、最悪バーストの危険があります。

    雨風の影響を未然に防ぐためにも、タイヤを屋外保管する際は、タイヤカバーを必ず使用しましょう。

    タイヤの寿命が長くなる

    タイヤを紫外線や雨風から守ることで、タイヤの劣化を未然に防げるため、タイヤの寿命が長くなります。タイヤの劣化を防止できれば、長期的にみてタイヤにかかるコストを抑えることが可能です。

    また、保管状態が適切なタイヤなら、次回のタイヤ交換後も安心して走行できます。

    タイヤカバーを使用するだけで、タイヤを簡単に保護できるため、タイヤを屋外で保管するときは、タイヤカバーの利用をおすすめします。

    タイヤカバーなしで屋外保管するデメリット

    タイヤカバーなしで屋外保管するデメリット

    タイヤカバーを使用しない屋外保管は、デメリットしかありません。タイヤをむき出しの状態で屋外に保管すれば、タイヤへの負担が大きく、悪い影響しかないからです。

    本章では、タイヤカバーなしで屋外保管するデメリットを紹介します。

    1. タイヤがひび割れしやすくなる
    2. タイヤの劣化が早くなる
    3. タイヤを盗難される可能性がある

    タイヤがひび割れしやすくなる

    タイヤカバーなしで屋外保管する1つ目のデメリットは「タイヤがひび割れしやすくなる」です。

    タイヤが紫外線を浴び続けると、タイヤに含まれている劣化防止剤(※)が気化して消耗することで、タイヤのひび割れにつながります。

    タイヤを屋外で保管する場合は、タイヤの劣化原因である紫外線を避ける必要があります。
    ひび割れを予防するためにも、タイヤカバーを使用して、タイヤの劣化を防止できる環境で保管しましょう。
    ※ゴムの老化を防ぐための成分

    タイヤの劣化が早くなる

    タイヤカバーなしで屋外保管する2つ目のデメリットは「タイヤの劣化が早くなる」です。

    タイヤをむき出しの状態で屋外に保管すれば、雨や風、紫外線などの影響を受けます。タイヤが悪い影響をうければ、タイヤの劣化が早くなり、タイヤ交換を余儀なくされる可能性が高くなります。

    たとえば、タイヤの屋外保管にともなうタイヤへの悪影響は、以下の通りです。

    屋外環境 タイヤの状態
    タイヤに水分が付着することでカビや錆が発生する
    タイヤが傷つく
    紫外線 劣化防止剤の消耗によりタイヤがひび割れする

    上記の他にも、タイヤワックスを使えば大丈夫と思うかもしれません。
    しかしタイヤワックスの成分には、劣化防止剤も一緒に流してしまう油性の商品もあるため注意が必要です。

    タイヤを盗難される可能性がある

    タイヤカバーなしで屋外保管する3つ目のデメリットは「タイヤを盗難される可能性がある」です。タイヤを交換する時期は、タイヤの窃盗被害が増加する傾向にあります。

    埼玉県の発表では、令和5年1月〜4月末までの間に、タイヤやホイールの盗難被害が40件以上発生しました。

    タイヤ交換後に外部から目の届く場所に保管すると、盗難の危険性も考えられるため注意が必要です。タイヤを屋外で保管する場合は、タイヤカバーを使用して、目のつきにくい場所で保管することをおすすめします。

    タイヤカバーを選ぶ5つのポイント

    タイヤカバーを選ぶ5つのポイント

    タイヤカバーを検索しても、膨大な商品の中から、保管状況に合ったタイヤカバーを見つけるのは困難です。
    本章では、タイヤカバーを選ぶ5つのポイントを解説します。

    1. タイヤのサイズに合わせて選ぶ
    2. タイヤの収納方法で選ぶ
    3. タイヤの置き方で選ぶ
    4. タイヤカバーの素材で選ぶ
    5. タイヤカバーの機能性で選ぶ

    タイヤのサイズに合わせて選ぶ

    タイヤカバーを選ぶ1つ目のポイントは「タイヤのサイズ」です。タイヤカバーのサイズは、メーカーによって異なります。

    一般的には、SサイズからLLサイズまでの商品が多いです。

    タイヤカバーは、軽自動車から大型車まで、幅広いサイズの取り扱いがあります。タイヤのサイズに合ったタイヤカバーを選びましょう。

    タイヤの収納方法で選ぶ

    タイヤカバーを選ぶ2つ目のポイントは「タイヤの収納方法で選ぶ」です。
    タイヤカバーは、「1本用タイプ」と、4本まとめて全体的に収納できる「フルタイプ」があります。
    上記収納方法の、メリットとデメリットを表にまとめました。

    収納方法 メリット デメリット
    1本用タイプ 1本ずつ保護して収納できる 1本ずつ収納する手間がかかる
    フルタイプ タイヤをまとめて収納できる 1本ずつ保護できない

    タイヤを屋外保管する場所によって、収納タイプ別でタイヤカバーを決める必要があります。
    タイヤを保管する場所は、必ず確認してからタイヤカバーを選びましょう。

    タイヤの置き方で選ぶ

    タイヤカバーを選ぶ3つ目のポイントは「タイヤの置き方」です。
    一般的にタイヤ保管は、縦置き保管か横置きで保管します。
    タイヤの置き方に適したタイヤカバーは、以下の通りです。

    ・縦置き保管は1本用タイプがおすすめ
    ・横置き保管はフルタイプがおすすめ

    縦置き保管は1本用タイプがおすすめ

    縦置き保管の場合は、1本用タイプのタイヤカバーがおすすめです。
    屋外保管の場合は、必ずしもタイヤを保管できるスペースがあるとは限りません。
    1本用タイプのタイヤカバーは、自宅内の省スペースを活用して保管することが可能です。
    タイヤを保管する場所の確保が難しい方は、縦置き保管に適した1本用タイプがおすすめです。

    横置き保管はフルタイプがおすすめ

    横置き保管の場合は、フルタイプのタイヤカバーをおすすめします。
    フルタイプは、1本ずつ保管する必要がなく、4本のタイヤをまとめて収納できます。
    タイヤを屋外保管できるスペースがあり、1本ずつ保管する手間を少なくしたい方には、フルタイプのタイヤカバーがおすすめです。

    タイヤカバーの素材で選ぶ

    タイヤカバーを選ぶ4つ目のポイントは「タイヤカバーの素材」です。タイヤの屋外保管は、タイヤを保管する地域によって、タイヤに与える影響は異なります。

    タイヤカバーは、雨量が多い地域や紫外線が強い地域、風が強い地域など、住んでいる環境や保管状況に合わせて選びましょう。

    たとえば地域別でおすすめの素材は、以下の通りです。

    地域 おすすめ素材
    雨量が多い地域 防水素材かつファスナーも防水加工
    風が強い地域 耐久性の高い丈夫なオックス素材
    紫外線が多い地域 UVカット素材で遮光性が高い素材

    タイヤの保管状況や保管する地域に応じて、タイヤカバーを選びましょう。

    タイヤカバーの機能性で選ぶ

    タイヤカバーを選ぶ5つ目のポイントは「タイヤカバーの機能性」です。
    たとえば、タイヤカバーの機能性がある商品は、以下の通りです。

    ・取っ手が付きでタイヤの持ち運びに適したタイヤカバー
    ・タイヤを着脱しやすいゴムひも付きのタイヤカバー
    ・前後左右どのタイヤを収納しているかわかるタイプのタイヤカバー
    ・タイヤの部品が収納可能なポケット付きタイヤカバー

    上記商品以外にも、タイヤカバーの種類は豊富です。

    タイヤを保管する場所、タイヤ保管後の管理体制に合ったタイヤカバーを選びましょう。

    屋外保管におすすめのタイヤカバー

    屋外保管におすすめのタイヤカバー

    タイヤを適切な状態で保管するためには、保管するタイヤのサイズや保管状況によって、最適な商品を選ぶ必要があります。

    本章では、おすすめのタイヤカバーを3つ紹介します。

    ・Mr.Youタイヤカバー(横置きフルタイプ)
    ・Mr.Youタイヤカバー(縦置きフルタイプ)
    ・COVERGROUP タイヤカバー(1本用タイプ)

    タイヤを長持ちさせるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

    Mr.Youタイヤカバー(横置きフルタイプ)

    Mr.Youタイヤカバー(横置きフルタイプ)

    引用:Amazonサイトへ

    屋外保管におすすめのタイヤカバー1つ目は「Mr.You」のタイヤカバー(横置きフルタイプ)です。
    おすすめポイントは以下の5つです。

    1. 生地は丈夫な厚手仕様の、420Dオックスフォード生地を使用している
    2. ポリウレタン塗料と紫外線防止保護塗料の使用で、防水と紫外線対策ができる
    3. タイヤカバー下部に、ヒモとストッパーで吹き飛び予防できる
    4. 軽自動車からSUV車のタイヤまで、幅広いサイズがある
    5. ジッパーが大きく開くため、タイヤカバーをかけやすい

    タイヤを屋外で保管する時の条件である、防水性や防塵性、紫外線対策をクリアしており、価格も安価であるためおすすめです。

    ただしタイヤを地面に直置きすると、タイヤの劣化や変形の原因につながるため注意が必要です。タイヤの劣化や変形を未然に防ぐためにも、タイヤの直置き対策ができる、タイヤパレットの購入もあわせておすすめします。

    商品名 Mr.Youタイヤカバー
    価格 2,849円(税込)※
    置き方 横置き
    サイズ一覧 S・M・L
    防水性
    紫外線対策
    丈夫さ
    素材(生地) 420Dオックスフォード生地
    同時購入推奨商品 Belca すのこ タイヤパレット

    ※Amazon:R5年5月16日時点

    Mr.Youタイヤカバー(縦置きフルタイプ)

    Mr.Youタイヤカバー(縦置きフルタイプ)

    引用:Amazonサイトへ

    屋外保管におすすめのタイヤカバー2つ目は「Mr.You」のタイヤカバー(縦置きフルタイプ)です。
    おすすめポイントは以下の5つです。

    1. 耐水圧3500paと防水性に優れているため、豪雨にも備えられる
    2. ジッパーも防水加工が施されている
    3. Mr.You独自シルバーコートで紫外線対策ができる
    4. 丸洗いできるため、長く使用できる
    5. 耐用年数も5年以上でコストパフォーマンスがよい

    縦置きフルタイプのタイヤカバーを使用する場合、タイヤを縦置き保管するためのラックが必要です。
    上記商品の推奨するタイヤラックも、あわせて検討することをおすすめします。

    商品名 Mr.Youタイヤカバー
    価格 2,586円(税込)※
    置き方 縦置き
    サイズ一覧 M・L
    防水性
    紫外線対策
    丈夫さ
    素材(生地) 420Dオックスフォード生地
    同時購入推奨商品 アイリスオーヤマ タイヤラック
    Mサイズ:KSL-590
    Lサイズ:KSL-710

    ※Amazon:R5年5月16日時点

    COVERGROUPタイヤカバー(1本用タイプ)

    COVERGROUP タイヤカバー(1本用タイプ)

    引用:Amazonサイトへ

    屋外保管におすすめのタイヤカバー3つ目は「COVERGROUP」のタイヤカバー(1本用タイプ)です。
    おすすめポイントは以下の6つです。

    1. 取っ手付きで持ち運びしやすい
    2. 部品を収納できるポケットが付いているため、部品の紛失防止ができる
    3. 前後左右どのタイヤかわかるように、メモを入れるポケットがある
    4. タイヤの接地面(黒い部分)はオックス600D+PVCで丈夫なつくり
    5. フェルトパッドでホイールを埃やゴミから保護してくれる
    6. タイヤサイズは15-22インチサイズで、幅広いタイヤに対応している

    また、タイヤを保護するフェルトパッドが付属するため、ホイールも優しく保護することが可能です。

    注意点はフルタイプと異なり、防水性が劣ることです。
    タイヤが濡れないためにも、軒下など雨水が浸入しない場所で保管しましょう。

    雨水が侵入する可能性のある場所であれば、フルタイプのタイヤカバーと併用することをおすすめします。

    商品名 COVERGROUP
    価格 5,100円(税込)※
    置き方 縦置き・横置き
    サイズ一覧(対応可能インチ) 15~22インチ
    防水性
    紫外線対策
    丈夫さ
    素材(生地) ・黒い部分:600Dオックスフォード+PVC
    ・色あり部分:210Dオックスフォード
    同時購入推奨商品 アイリスオーヤマ タイヤラック
    Mサイズ:KSL-590
    Lサイズ:KSL-710

    ※2026年2月13日時点

    タイヤ保管の注意点

    タイヤ保管の注意点

    タイヤ保管をするときは、ホイールの有無に応じたタイヤの置き方で、保管方法を検討しましょう。
    以下の表に、ホイール有無別の適切な保管方法、注意点と改善ポイントをまとめました。

    ホイールつき

    保存方法 横置き
    注意点 下のタイヤが、上のタイヤの重みで変形する可能性がある
    改善ポイント タイヤ専用ラックを使い、タイヤにかかる負担を減らす

    ホイールなし

    保存方法 縦置き
    注意点 タイヤの接地面が長い期間同じ場合、変形の可能性がある
    改善ポイント 定期的にタイヤの接地面を入れ替えて、変形を予防する

    上記の2つの注意点で共通することは、長期間同じ箇所に負担が加わり続ければ、タイヤの変形につながることです。
    タイヤを長持ちさせるためにも、ラックをあわせて活用し、適切な保管方法でタイヤを管理しましょう。
    タイヤの正しい保管方法については【タイヤの正しい保管方法は?事前準備でタイヤを長持ちさせよう】の記事も参考にしてみてください。

    自宅で保管できない方はタイヤ保管サービスもおすすめ

    自宅で保管できない方はタイヤ保管サービスもおすすめ

    タイヤを保管するスペースがなくてお困りの方は、タイヤ保管サービスを有効活用しましょう。
    タイヤ保管サービスとは、夏用タイヤや冬用タイヤ(スタッドレス)を、メンテナンスも含めて最適な環境で保管してくれるサービスです。

    タイヤ保管サービスの内容は店舗によって異なりますが、タイヤワールド館BESTでは、タイヤ保管以外に以下のサービスも実施しています。

    ・次回のタイヤ交換
    ・バランス調整
    ・空気圧調整
    ・残溝チェック
    ・ホイール安全点検

    タイヤ保管サービスについては【タイヤ保管サービスとは?おすすめ点や料金をご紹介】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤワールドBESTはタイヤ保管サービスも実施しております

    タイヤワールドBESTはタイヤ保管サービスも実施しております!

    本記事では、以下の内容を解説しました。

    タイヤを屋外で保管する場合、タイヤを長持ちさせるためには、タイヤカバーは必須です。

    一方で、保管する場所を確保できない方も少なくありません。屋内外問わずタイヤを保管するスペースがない方は、タイヤ保管サービスの利用もおすすめです。

    タイヤワールド館ベストでは、経年劣化具合や空気圧調整など、お客様のタイヤを最適な状態で保管する、タイヤ保管サービスも実施しております。
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    ホイールの基礎知識 ライターチーム タイヤ交換

    タイヤとホイール交換の値段は?持ち込みの費用は?自分で交換するやり方や工賃を安くする方法も解説


    「ホイール交換の値段は?持ち込みの場合は?」
    「タイヤホイール交換を自分で交換したい」
    「ホイール交換を依頼するならどこで?」

    こんな疑問を抱えてお悩みではありませんか?

    ホイール交換にどれくらい費用がかかるか分からず、依頼先に悩むケースや持ち込みで依頼すべきなのかなど迷われているかもしれません。
    また、自分で交換作業が可能なのか知りたい人も多いでしょう。

    今回はタイヤとホイール交換の料金相場を細かく解説しつつ、自分で交換作業するやり方や注意点にも触れていきます。
    記事を最後まで読んでいただければ、手間なくお得にホイール交換ができる方法もお分かりいただけますよ。

    タイヤの「組み換え」と「脱着」の違いとは?

    タイヤの「組み換え」と「脱着」の違いとは?

    タイヤとホイール交換には2種類の工程があります。

    用語 内容の説明 具体例
    脱着 車体からタイヤ(ホイール付き)を外す/取り付ける作業 冬用タイヤに履き替えるとき(ホイール付きタイヤをそのまま交換)
    組み換え タイヤとホイールを分離し、新しいタイヤをホイールに組み付ける作業(ビード上げ含む) タイヤだけ新品にして既存ホイールを使う(「組み換え」+「脱着」が必要)

    車に詳しくない人であれば、具体的な工程も分からず、何がどう違うのかも分からないのではないでしょうか。

    専門業者に依頼する場合、工程によって値段も変わるため、まずはタイヤとホイール交換の仕組みを理解しておきましょう。

    手軽に出来る「脱着」(履き替え)の特徴と料金

    「脱着」は車からタイヤを取り外し、ホイールとタイヤがセットになった状態のものを、付け替える作業のこと

    脱着(履き替え)とは、タイヤとホイールをセットの状態で車から外し、新しいタイヤ・ホイールセットに変える工程を指します。

    分かりやすいイメージとしては、多くの人がサマータイヤ(ホイールセット)からスタッドレスタイヤ(ホイールセット)に変える時に実施される作業が脱着となります。

    基本的には「外す」「取り付ける」だけの作業になるため、工賃も安価に済む工程です。

    当然ながら、ホイールを2種類所持することになるので、2つ目を購入するときの初期費用は必要になります。

    ホイールはピンキリですが、大きなサイズであれば10万円以上など高額品です。

    新しくホイールを購入する予算が無く、古くなったタイヤのみを変えたい場合は「脱着」ではなく、「組替え」の作業になります。

    内容 料金相場
    脱着 880円〜/1本
    【ポイント】
    「脱着」は車からタイヤを取り外し、ホイールとタイヤがセットになった状態のものを、付け替える作業のこと。

    タイヤをホイールから外す「組替え」の特徴と料金

    「組替え」はタイヤとホイールをバラバラにして、入れ替えること

    組替えはタイヤのみを交換する形で、ホイールは車に取り付けている物をそのまま使用します。

    例えば、「今のホイールがお気に入りでタイヤだけ劣化したいので変えたい」「ホイールの保管場所が無いのでタイヤだけ変えたい」といった時に組替えを選ぶことになります。

    人によっては、費用をかけたくないからタイヤとホイール交換は自分でやると考えると思います。

    しかし、組替えに限ってはタイヤをホイールから外す工程には専用器具や知識が必要になるため、一般家庭では「出来ない」と考えたほうがよいでしょう。

    専門業者に依頼する場合、脱着よりも工程が多いので工賃は脱着よりは高くなります。

    また、組替え作業のなかでもサイズによって工賃が変わり、組替えの難易度が上がる低扁平タイヤによっても工賃は変動します。

    想定よりも費用がかからないように、作業前に料金の確認をしておきましょう。

    内容 料金相場
    組替え 1,650円〜/1本
    【ポイント】
    「組替え」はタイヤとホイールをバラバラにして、入れ替えること。主にタイヤ単品を購入したときに発生する作業で、専用の器具がないとできないので自分でやるのは難しい。

    それぞれ交換にかかる工賃などは後ほど解説していきます。

    ナットやバルブなどの部品も交換すべき?その費用は?

    タイヤとホイール交換は頻繁にする作業ではないため、交換に合わせて確認しておくべき箇所があります。
    足回りは車の見た目を大きく変える部分でもありますが、車の「安全性」においても重要になるため、忘れずに確認しておきましょう。

    確認すべき項目は3つです。

    項目 内容
    ホイールバランスの調整 ・バランスが取れていないと次第に上下左右にブレが生じてしまう
    ・走行中のブレ、タイヤの偏摩耗、ジミー現象の防止
    エアバルブ ・ホイールについている空気穴(バルブ)の交換
    ・2年〜3年で劣化する部品
    ホイールナット ・経年でサビやゆるみが発生
    ・サビや変形があるとき、新品ホイールに交換時

    ホイールバランス調整

    ホイールバランスの調整は、タイヤホイールが適正なバランスになるよう調整する作業です。このようなバランスウェイトをホイールに貼り、調整します。

    バランスウェイト

    走行中のトラブルを防ぐためにも必須で、特に、高速走行中に振動が発生するシミー現象は事故に繋がる危険性もあります。

    専門業者に依頼した場合、交換の工賃内で実施してくれるケースもあります。当店でもホイール入れ替え作業の場合は、バランス調整も含まれています。

    内容 料金相場
    ホイールバランス調整 1本1000円程度〜

    エアバルブ交換

    エアバルブも念のため、ホイール交換の都度確認してもらい、必要があれば交換してもらいましょう。部品の値段も数百円と安価で済みます。

    エアバルブ

    エアバルブには大きく分けて2種類、全体がゴムで覆われたタイプの【ゴムバルブ】と全体が金属状でホイールの外側と内側をゴムパッキンを介し内側からナットで締め付けるタイプの【金属バルブ】があります。

    内容 料金相場
    エアバルブ交換 4本1500円程度〜

    ホイールナット交換

    ホイールナットも、経年劣化やサビによって締め付け力が弱くなることがあり、安全性のためにも定期的な交換がおすすめです。
    主な種類には「テーパー」「球面」「平面」があり、車種やホイール形状に合ったタイプを選ぶ必要があります。1個あたり200〜500円程度が相場で、ホイール交換時にまとめて交換するのが安心です。

    詳しくはエアバルブは必ず交換しよう!工賃や交換の仕方を解説の記事も参考にしてみてください。

    内容 料金相場
    ホイールナット交換 1個200円〜500円(1台で16個〜20個必要)

    タイヤ・ホイール交換にかかる料金は?

    タイヤホイール交換にかかる料金は?

    ホイール交換にかかる料金は、工程・サイズ・タイヤホイールの種類・持ち込み・改造の有無など、条件によって変わります。

    一番多いパターンである依頼先でタイヤ等を購入した場合の料金相場を表にまとめています。車体の大きさによっても変わりますが、今回は軽・普通車を想定した形です。

    依頼業者 脱着4本 組替え4本
    ディーラー 6,000円前後 8,000円前後
    タイヤ専門店 4,000円前後 6,000円前後
    カー用品店 4,000円前後 6,000円前後
    ガソリンスタンド 3,000円前後 4,500円前後

    車体や履いているホイールのサイズがさまざまになるため、上記はあくまで一例となります。

    ディーラー以外は、キャンペーンや優遇制度を実施しているケースがあり、「思ったより安い」となる可能性もあるでしょう。

    ディーラーは最も料金が高くなりがちですが、所持している車を知り尽くした整備士に頼めるので、安心できるというメリットがあります。

    持ち込みによる交換工賃は?

    オンラインショップが普及したことで、安くタイヤやホイールを手に入れて交換したい人も増加しています。その場合、ホイールを持ち込んで作業だけを依頼することも可能です。

    ただし、持ち込み料として工賃が通常よりも1.5倍〜2倍必要になるケースもあります。
    業者も自社で購入してくれたほうが利益も出るため、持ち込みは別枠の料金設定にしており、タイヤ専門店でも5,000円〜10,000円かかるイメージです。

    依頼先以外で購入する場合は、工賃も差し引きしたうえでお得になるか確認してください。

    最近は「持ち込み歓迎!」としている業者も増え、持ち込みでも工賃は変動しない可能性もあるので、よくチェックしておきましょう。

    持ち込みタイヤは断られることも?スムーズに作業してもらうためには

    インターネットで購入したタイヤを店舗に持ち込んで交換してもらうケースが増えていますが、「持ち込みはお断り」というお店があるのも事実です。実際の事例をいくつか見ていきましょう。

    断られる主な理由 詳細
    作業保証の問題 店舗側は持ち込まれたタイヤの品質や保管状況を把握できないため、作業後のトラブルに対応しづらいというリスクがあります。
    タイヤの劣化やサイズ違い ひび割れ、硬化、規格外サイズなど、安全性に不安がある場合は作業を断られることがあります。
    特殊タイヤへの非対応 ランフラットタイヤや20インチを超える大径タイヤなど、設備上対応が難しいケースもあります。

    断られないためのポイントは以下の通りです。

    ポイント 詳細
    事前に店舗へ電話で確認 タイヤサイズ、状態、メーカーなどを事前に伝えて、作業可否を確認しましょう。
    直送対応店舗を選ぶ ECサイトで購入後、タイヤを直接店舗に配送できる「直送対応店」ならスムーズです。
    持ち込み歓迎の店舗を選ぶ あらかじめ工賃や条件を明示している店舗は、持ち込みに柔軟な傾向があります。
    ホイール付きタイヤでの持ち込み 組み換え作業が不要なため、受け入れられやすくなります。

    安全で確実な作業のためにも、事前の確認が大切です。初めて持ち込み交換を検討する方は、参考にしてみてくださいね。

    ホイールサイズによっても料金は変わる?

    ホイールサイズが変わると料金も大きく変わります。

    例えば、カー用品専門店で持ち込みで組替えを依頼した場合、下記のように変動する形です。

    ホイールサイズ 普通車 大型車
    (4WDなど)
    16インチ 1,500円 3,000円
    17インチ 2,500円 4,000円
    18インチ 3,000円 4,500円
    19インチ 4,000円 5,600円

    ホイールのサイズが大きくなればなるほど、当然料金も高くなります。

    また、脱着や組替えをするときにインチアップする場合も通常料金と変わる可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

    タイヤホイール交換以外に必要な費用は?

    先程も触れましたが、交換時に別途必要となる可能性のある費用は以下の通りです。

    内容 金額
    タイヤ廃棄 1本300円〜500円前後
    ホイールバランス調整 1本1000円前後〜
    エアバルブ交換 4本1500円前後〜
    ホイールナット交換 1個200円〜500円(1台で16個〜20個必要)

    バランス調整やバルブ交換などは追加費用が発生しますが、ホイール交換時以外で行おうとすると「脱着」「入れ替え」の工賃が都度発生してしまうため、一度に確認して一緒に行うことをおすすめします。
    ナットの交換は

    タイヤローテーションにかかる費用は?

    タイヤローテーションにかかる費用は?

    5000km前後走行した後は、タイヤのローテーションが推奨されています。これは現在履いているタイヤホイールの位置を交換する作業を指します。

    タイヤホイールの交換ではなく、タイヤが扁摩耗しないようにローテーションだけしたい人もいるはずです。

    この場合、1回2,000円〜5,000円前後の工賃(タイヤ脱着の工賃)がかかってしまうので、タイヤ・ホイール交換の際に一緒にタイヤローテーションお願いすることをおすすめします。

    専門店に任せる場合は、たいていの場合、そのタイヤをどこに装着していたかの目印シールを貼ってくれるので、次回はそれを見てローテーションしてくれます。

    タイヤを長持ちさせたい人は、定期的にローテーションを実施しておくのがおすすめです。

    ホイール交換にかかる時間も知りたい

    タイヤホイール交換にかかる時間も知りたい

    料金と合わせて、ホイール交換にかかる作業時間も確認しておきましょう。
    ホイール交換の作業自体にかかる時間はサイズにもよりますが30分〜程ですが、これに待ち時間や受付・お会計の時間を合わせると、少なくとも1時間以上は作業にかかることになります。

    特に組替えは工程も増えるので、通常よりも時間がかかります。

    脱着の作業時間目安
    10~15インチ 約30分
    16~18インチ 約40分
    19~20インチ 約50分
    組み換えの作業時間目安
    10~15インチ 約30分
    16~18インチ 約40分
    19~20インチ 約50分

    最近はWebで交換作業を予約できる店も増えているので、上手に活用すると便利です。

    自分でタイヤホイール交換をするやり方

    自分でタイヤホイール交換をするやり方

    これまでの解説を見て、「工賃が高いから自分で交換しよう」と考えているかもしれません。

    実際、整備士でなくてもタイヤホイールの「脱着」だけであれば作業は可能です。
    必要な用具・手順さえ守れば、想像よりも簡単にできてしまうでしょう。

    ただ、間違ったやり方で進めて、足回りにダメージを与えて取り返しのつかないことになるケースも。

    詳しく説明していきます。

    ホイール交換に必要な工具

    まずは必要となる用具の確認です。
    一般家庭にはない工具もありますが、必須道具になります。

    ・レンチ(できれば十字レンチ)
    ・ジャッキ
    ・輪止め
    ・トルクレンチ

    トルクレンチはホイールナットを適正な力で締める専用工具ですが、無くても作業自体はできます。
    ただ経験上、トルクレンチなしで作業すると足回りの安全性が損なわれたり、部品が損傷したりなどデメリットが大きいので用意は必須です。

    どうしても用意できない場合は、交換後に専門業者やガソリンスタンドで増し締めを依頼する方法もあります。

    ホイール交換の手順

    タイヤホイールの脱着に必要な工程は、さほど多くありません。
    紹介する8ステップで、取り外しから取り付けまで完了できます。

    初心者は以下の手順を必ず守るようにしてください。

    1. サイドブレーキを必ずかけて、交換するタイヤの対角線に輪止めをする
    2. 交換するタイヤのホイールナットを軽く緩める(軽くでOK)
    3. ラジャッキを交換するタイヤ近くのジャッキポイントに合わせて、車体を持ち上げる(タイヤが地面から1cm以上は離れるように)
    4. 緩めたホイールナットを全て外して、タイヤを取り外す
    5. 取り付けるタイヤホイールをボルト位置に合わせて取り付ける(平行になるように)
    6. ホイールナットを取り付け、上から対角線に沿って順番に締めていく(必ず上から締めて対角線で締める/2〜3週しながら締めればOK)
    7. 完全に締める前に、ジャッキを下ろしていく
    8. タイヤが地面についたら、ジャッキを外してトルクレンチで本締めをする

    ジャッキポイントが分からない場合は、車に付属している説明書に場所が記載されています。

    ホイールナットを締めるときは、締める順番を必ず守るようにしてください。

    4穴ホイールの場合は「4」の数字を、一筆書きするイメージで締めていきます。

    4穴ホイールの閉める順番

    5穴ホイールの場合のナットを締める順番は、「星」の形を一筆書きするイメージで締めていきます。

    5穴ホイールの閉める順番

    6穴ホイールの場合のナットを締める際には、ジグザグ線を書くように、締めていけば迷うことなく締められます。

    6穴ホイールの閉める順番

    最近はyoutubeでも沢山の交換方法が掲載されていますので、イメージを膨らませておくのもおすすめです。

    自分でのタイヤ・ホイール交換は【タイヤ交換を自分でする手順は?トラブルを防ぐための注意点も解説】の記事も参考にしてみてください。

    絶対やってはいけないホイール交換のやり方・注意点とは?

    タイヤホイール交換の難易度は低いとはいえ、慣れていないと危険性と思わぬ故障につながる可能性があります。特に以下の3つには十分注意してください。

    ・ジャッキポイントは必ず適正な位置にして、途中で外れないようにする
    ・ホイールナットを曲がった方向に入れない
    ・ホイールナットを無理矢理閉めようとしない

    ジャッキが外れて車体が急に落ちてしまうと、足が挟まれたりなど大きな事故の危険性があります。

    また、ホイールナットを間違った締め方で進めてしまうと、ボルトのネジ山が潰れる・折れるケースがあり、取り返しつかない事態になるケースもあります。

    筆者も初めて自分で作業した時に、ボルトを折ってしまい、修理が必要になり余計な出費をしてしまった経験があります。

    足回りは車の重要部分かつ、修理も高額になるため、自信がない人は最初からプロに頼んでしまうのがおすすめです。

    手間をかけずにホイール交換を安くする方法がある?

    手間をかけずにホイール交換を安くする方法がある?

    タイヤホイール交換を手間なく安く済ます方法は、交換を依頼する場所で商品自体も購入してしまうことです。

    自社でタイヤやホイールを購入してもらったほうが利益が出るため、その分通常よりも工賃を安くする・特別保証をつけるなど、消費者側にもメリットが付いてきます。

    また、どんなタイヤやホイールにするか相談して、そのまま購入〜取り付けまで一括して出来るので手間が無く、無駄な時間も発生しません。

    さらに、購入者限定で履き替えたタイヤをそのままお店で保管してくれる業者であれば、自宅のスペースが空くなど、コスト以外のメリットもあります。

    参考記事:【タイヤ保管サービスとは?おすすめ点や料金をご紹介】

    タイヤワールド館ベストならコミコミプランがある!

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    ここまで、本記事ではタイヤホイール交換にかかる費用や自分でやる場合のやり方を解説しました。

    確かに交換の難易度は低いため、自分で作業するのは可能です。
    ただし、プロに任せてしまうことで時間の節約や安全性を守ることにもつながるので、専門業者に任せてしまうのが得策といえるでしょう。

    タイヤワールド館ベストなら、オンライン上でタイヤホイールの購入が可能で、そのまま全国3,200店の提携取付店へ直送し、交換作業予約まで完了できます。

    自分で取付店も選べて日時も選択できるから安心して依頼可能です。もちろん、提携している取付店は信頼のおける優良店のみとなります。

    なにより、購入した際はタイヤ組替え・バランス調整・脱着に必要な工賃が全て込みになる「コミコミプラン」といったお得なプランが用意されています。

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    ナット ホイールの基礎知識 タイヤの基礎知識 ライターチーム タイヤ交換

    ホイールナットの締め付けトルクを守らないと危険?!トルク管理の基本を解説

    「タイヤ交換時は、とりあえずナットを強く締めれば大丈夫?」「工具があれば、自分でも簡単にホイール交換できる?」

    こうした疑問は、実際に多くのお客様から寄せられます。

    結論から言うと、ホイールナットは“強く締める”だけでは不十分で、車種ごとに定められた締め付けトルクを正しく管理することが不可欠です。

    私たちタイヤワールド館ベストでは、日々のタイヤ・ホイール交換作業の中で、締め付けトルク管理が不十分だったことが原因と考えられる異音や振動、ハブボルトの損傷、ナットの緩みといった事例を確認することがあります。

    規定トルクで締め付けられていない状態で走行を続けると、最悪の場合脱輪事故につながる危険性もあります。

    ホイールナットの締め付けトルク管理は、専門的で難しい作業に思われがちですが、正しい手順とポイントを押さえれば、安全性を大きく高めることができます。

    本記事では、タイヤ専門店としての実務経験をもとに、ホイールナットの締め付けトルクの基本知識から、実際の作業で失敗しないための注意点までを、7つのステップに分けて、初めての方にも分かりやすく解説します。

    「自分でタイヤ交換をしてみたい方」「作業の安全性を改めて確認したい方」ぜひ最後まで参考にしてください。

    ※お願い※
    ホイールナットの締め付けトルクは、車種・年式・グレード・ホイール形状(純正/社外)によって指定値が異なります。
    また、同じ車種であってもハブボルトやナットが純正から変更されているケースもあります。
    タイヤ・ホイール交換時は、車両メーカーが指定する締め付けトルク値を必ず確認し、トルクレンチを使用して管理してください。不明な場合や不安がある場合は、無理に作業を行わず、専門店へご相談ください。

    ホイールナットの締め付けトルクとは?

    ホイールナットの締め付けトルクとは?

    ホイールナットの締め付けトルクとは、ハブボルトにナットを締めるときに指定された締め付ける強さを指します。

    車の走行性能や安全性を守るためには、ホイールナットを規定トルクで締めることが大切です。

    一般的に、普通自動車と軽自動車の規定トルクは以下の通りです。

    普通自動車 軽自動車
    約100〜120N・m 約80~100N・m

    ただし、車種やホイールによって規定トルクが異なります。
    安全に走行するために、ホイールナットを締めるときは、規定トルクを必ず確認しましょう。

    タイヤ交換で知っておきたい3つの用語

    タイヤ交換で知っておきたい3つの用語"

    ホイールナットの締め方を説明する前に、タイヤ交換で知っておきたい3つの用語について解説します。

    ・ホイール
    ・ホイールナット
    ・ボルト

    タイヤ交換時やトルク管理時に出てくる用語なので、覚えておくことをおすすめします。

    ホイール

    ホイール

    ホイールとは、タイヤに装着する車輪状の部分です。ホイールの役割は、タイヤに歯車軸の回転を伝えたり、エンジンの動力を伝えて走行性能を高めたりと、安全に走るためには欠かせない部品です。

    タイヤとホイールを一緒に考える方も少なくありませんが、タイヤは「黒いゴム」の部分で、ホイールは「金属」の部分とそれぞれ役割が異なります。

    ホイールのサイズや種類、素材が異なるため、自分の好みに合ったホイールに交換することが可能です。

    ホイールナット

    ホイールナット

    ホイールナットは、車体側のハブボルトに取り付けるときに使用するネジの一種です。車種やホイールによって形状や種類が異なるため、多くのホイールナットが存在します。

    たとえば、代表的なホイールナットは下記の3種類です。

    テーパー座(60度) 一番汎用性が高い
    平面座 トヨタ(レクサス)車のほとんどの純正アルミホイールに使用
    球面座 ホンダ車のほとんどの純正アルミホイールに使用

    このように、ホイールナットによって形状や種類が異なるため、気になるホイールナットがある場合は、あなたの車に合うナットか必ず確認しましょう。

    ボルト

    ボルト

    ボルトとは、車両や機械のホイールを固定するために使用されるネジの一種で、ハブボルトともいわれます。

    車体を支える強い強度と耐久性を持ち、安全性や性能に大きな役割を与える重要な部品です。車種やタイヤの種類によってボルトの本数は異なり、一般的には4〜6本のボルトでホイールを支えています。

    ボルトは、ホイールナットのオーバートルクや、ホイール着脱時のメンテナンス不足により折れる可能性があるため、ホイール着脱時は必ずメンテナンスしましょう。

    規定トルクを守らないと危険な理由

    規定トルクを守らないと危険な理由

    ホイールナットは、メーカーに指定されたトルクで、ボルトに締め付けます。安全に走行するためにも、ナットを締めるときは規定トルクを必ず守りましょう。

    締め付けトルクが強すぎても弱すぎてもナットは緩んでしまい、パーツの破損やタイヤの脱輪にもつながる可能性があるからです。

    本章では、ナットを強く締めすぎた場合(オーバートルク)と、弱く締めた場合の危険性について解説します。

    強いトルクで締めた場合(オーバートルク)

    ナットを強いトルクで締めたことをオーバートルクといいます。「緩むのが心配だから、念のため強く締めれば大丈夫」と思って締めてきた方は注意が必要です。

    ナットを強く締めすぎてオーバートルクになると、ホイールナット以外に多くの費用の発生が考えられます。

    たとえば、以下のような部品が破損したことによる費用です。

    ・ホイールのテーパー部
    ・ホイールナット
    ・ねじ山のつぶれ
    ・ボルト部分が伸びちぎれる

    最悪の場合、走行中にボルトが折れて大きな事故につながれば、車体以外にも多くの用がかかってしまいます。

    力ずくでトルクをかけることはせずに、規定トルクを目視で確認できる工具の使用をおすすめします。

    規定トルクを守り、未然にリスクを減らしましょう。

    弱いトルクで締めた場合

    ナットを弱いトルクで締めた場合、ホイールナットやハブボルトが緩んでしまいます。
    ナットが緩んだ状態で走行すれば、タイヤのブレや車体のガタつき等、運転に支障がでるため非常に危険です。ネジの緩みに気付かずそのまま走行すれば、ナットが外れたり最悪タイヤが脱輪したりと、大きな事故につながりかねません。

    また国土交通省の発表では、脱輪における2つの発生要因のうちひとつにタイヤ交換時の作業不備があげられています。

    ナットを締める力は、弱すぎても大きな事故の原因につながる可能性があります。
    安心して走行するためにも、規定トルクは必ず守りましょう。
    国土交通省:【点検整備不十分・整備作業ミスに起因する事故】

    ホイールナット締め付けトルクの確認方法

    ホイールナット締め付けトルクの確認方法

    ホイールナットの締め付けトルクは、以下の方法で確認できます。

    ・説明書を確認する
    ・メーカーやディーラーに確認する

    車の説明書を確認する

    一般的にホイールナットの締め付けトルクは、購入した車の説明書に記載されています。
    たとえば、アクア(トヨタ)のホイールナットの締め付けトルクは103N・m(1050kgf・cm)です。
    説明書には以下のように記載してあります。

    アクアのホイールナットの締め付けトルク例

    ただし、説明書に規定トルクの記載がない場合は、販売店やホイールメーカーに、直接問い合わせをして確認しましょう。

    メーカーやディーラーに確認する

    車を購入したメーカーやディーラーに直接問い合わせれば、簡単に規定トルクを確認できます。
    説明書で調べることも可能ですが、本当に規定トルクが合っているか不安な方は、直接問い合わせをして確認することをおすすめします。

    社外ホイールの締め付けトルクを確認する

    社外ホイールの締め付けトルクは、販売店またはホイールメーカーに確認しましょう。
    中古で車を購入した際に、前オーナーが純正以外の好きな社外ホイールを使用している可能性や、説明書に記載していない可能性もあるからです。
    安全な走行をするために、社外ホイールの締め付けトルクは販売店やホイールメーカーに確認しましょう。

    ホイールナットの正しい締め方

    ホイールナットの正しい締め方

    ホイールナットを締める順番は以下の通りです。

    1. トルクレンチを準備する
    2. 車体を持ち上げる
    3. ホイールをハブボルトに通す
    4. ホイールナットを手締めする
    5. 順番通りにホイールナットを締める
    6. 最後の確認

    ぜひ参考にしてみてください。

    1.トルクレンチを準備する

    トルクレンチを準備する

    ホイールナットを締めるときは、トルクレンチを使用しましょう。

    トルクレンチを使用すれば、ハブボルトやナット、ホイールなど、車体や部品の損傷を未然に防げるからです。締め付けトルクは、強すぎても弱すぎても部品の損傷やナットが緩むことにつながります。

    トルクレンチがない場合でもクロスレンチ(十字レンチ)でトルクをかけることは可能です。ただし、感覚で締めると規定トルクをかけるのは難しいため、おすすめの方法ではありません。

    トルクレンチを使用すれば、簡単に規定トルクをかけることが可能です。
    ホイールナットを締めるときは、トルクレンチを準備しておきましょう!

    2.車体を持ち上げる

    車体を持ち上げる

    ジャッキを使用して、車体を持ち上げます。
    ジャッキは車体裏にジャッキ受けがあるので引っ掛けて車体を持ち上げてください。
    地面から約3cm以上上がれば準備完了です。

    3.ホイールをハブボルトに通す

    ホイールをハブボルトに通す

    次に、ホイールを車体側のハブボルトに差し込みます。

    注意点は、ホイールを斜めの状態でボルトに通すとボルトに接触して傷つく可能性があるため、なるべくハブボルトに対して水平にして取り付けます。

    4.ホイールナットを手締めする

    ホイールナットを手締めする

    水平にホイールを取り付けたら、次はナットを手締めします。

    一番先に、タイヤ下部のナットを手締めすれば、タイヤの傾きが抑えられるだけでなく、脱輪の予防にもなるため下から手締めしましょう。

    しっかり車体側にホイールを付けた状態で、ぐらつきがなくなるまで手締めします。
    ※車体が浮いている状態でトルクレンチを使用しても、ホイールと一緒に回転してしまうため、ここではトルクレンチを使用しません。

    5.順番通りにホイールナットを締める

    車体を地面に下ろしてから、トルクレンチでホイールナットを本締めします。
    「カチッ」と音がするまで締めれば、規定トルクになっている証拠です。
    規定トルクからさらに締めるとオーバートルクになるので、注意しながら締めましょう。
    なお、車種によってハブボルトの本数やナットの締める順番が異なるので、それぞれ解説します。

    ・ボルトが4本の場合
    ・ボルトが5本の場合
    ・ボルトが6本の場合

    ボルトが4本の場合

    4穴ホイールの場合のナットを締める順番

    装着ホイール:マルカユーロスピードV25

    4穴ホイールの場合のナットを締める順番は「4」の数字を、一筆書きするイメージで締めていきます。
    ナットを、対角線上に順番通り締めることで、ガタつきなく締められます。

    ボルトが5本の場合

    5穴ホイールの場合のナットを締める順番

    装着ホイール:ウェッズレオニスSK

    5穴ホイールの場合のナットを締める順番は、「星」の形を一筆書きするイメージで締めていきます。

    ボルトが6本の場合

    6穴ホイールの場合のナットを締める順番

    装着ホイール:マルカナイトロパワージャベリン

    6穴ホイールの場合のナットを締める際には、ジグザグ線を書くように、締めていけば迷うことなく締められます。

    6.最後の確認

    ホイール交換後にしばらく走行したあと、ホイールナットが緩んでいないか確認してください。

    ナットに緩みがある場合は、締める作業を再度行いましょう。

    何度やっても走行中にガタつきやタイヤのブレを感じる場合は、運転はせずに最寄りの専門店に相談しましょう。

     

    トルクレンチのチェック頻度

    トルクレンチのチェック頻度

    一般的には、10km走行したらトルクレンチをチェックします。

    トルク管理をすることで、タイヤやホイールの負担軽減、車体からホイールが取れる事故を未然に防げるからです。ナットを規定トルクで締めたあとも、定期的なトルクレンチチェックを怠ってはいけません。

    また、ナットを増し締めしたあとも、2〜3ヶ月か500kmで増し締め点検をすれば、より安全に走行できるため、定期的に点検するのがおすすめです。

    タイヤ交換後、どのタイミングで増し締めを行うべき?

    増し締めとは、タイヤ交換後にホイールナットを再度規定のトルクで締め直す作業です。
    これは、走行中の振動や熱変化によりナットが緩むのを防ぐために行います。特に「初期なじみ」と呼ばれる現象により、締め付け力が低下することがあるため、増し締めが必要です。

    増し締めのタイミング

    初回の増し締めは、タイヤ交換後50〜100km走行した後に行います。そのあとは定期的な点検として、3ヶ月または5,000km走行ごとに増し締めを行うとより安全です。

    増し締めの方法

    増し締めは以下の手順で行いましょう。

    1. トルクレンチを使用
    2. 対角線順に締め付け
    3. 「カチッ」と音がするまで締める

    まずはトルクレンチを使用し、車両の取扱説明書に記載されている規定トルク値にトルクレンチを設定します。

    締め付けはホイールナットを対角線上に均等に締め付ける「スターパターン」で作業します。これにより、ホイールが均等にハブに密着します。

    トルクレンチでナットを締め、設定トルクに達すると「カチッ」と音がします。この音がしたら、それ以上は締め付けないようにしましょう。

    ホイール締め付けトルク一覧表【車種別】

    ホイール締め付けトルクは車種によって異なります。
    本章では、人気のある車種を、普通自動車と軽自動車ごとに一覧表にしました。
    ぜひ、参考にしてみてください。

    普通自動車

    車種 締め付けトルク
    ヤリス(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    カローラ(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    シエンタ(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ノート(日産) 108N・m(1100kgf・m)
    ルーミー(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ヴォクシー(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ノア(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    アクア(トヨタ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ハイエース(トヨタ) 100N・m(1020kgf・cm)
    フィット(ホンダ) 108N・m(1100kgf・m)

    軽自動車

    車種 締め付けトルク
    N-BOX(ホンダ) 108N・m(1100kgf・m)
    タント(ダイハツ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ムーヴ(ダイハツ) 103N・m(1050kgf・cm)
    スペーシア(スズキ) 85N・m(870kgf・cm)
    ルークス(日産) 98N・m(1000kgf・cm)
    ワゴンR(スズキ) 85N・m(870kgf・cm)
    アルト(スズキ) 85N・m(870kgf・cm)
    タフト(ダイハツ) 103N・m(1050kgf・cm)
    ハスラー(スズキ) 85N・m(870kgf・cm)
    ミラ(ダイハツ) 103N・m(1050kgf・cm)

    トルクレンチがない場合はどうすればいい?

    トルクレンチがない場合でも、適切な手順と注意を払えば、ある程度安全にホイールナットを締め付けることが可能です。
    以下に、トルクレンチを使用しない場合の締め付け方法と注意点を詳しくご説明します。

    トルクレンチなしでのホイールナット締め付け方法

    使用する工具

    クロスレンチやラチェットレンチを使用します。これらの工具は力を均等にかけやすく、締め付け作業に適しています。

    締め付けの順序

    前述の通り、対角線上に均等に締め付ける「スターパターン」を採用します。例えば、5つのナットがある場合、12時→6時→3時→9時→1時→7時の順で締め付けると、ホイールが均等にハブに密着します。

    締め付けの力加減

    最初は手でナットを締め、その後工具を使って適度な力で締め付けます。力を入れすぎるとネジ山を傷める可能性があるため、過度な力を避けましょう。

    トルクレンチなしの場合の注意点

    締め付けトルクのばらつき

    トルクレンチを使用しない場合、各ナットの締め付けトルクにばらつきが生じる可能性があります。これにより、走行中にナットが緩んだり、過度に締め付けられて部品が損傷するリスクがあります。

    定期的な増し締め

    タイヤ交換後、約50〜100km走行した後にナットの増し締めを行うことが推奨されています。これは、走行中の振動や熱変化によりナットが緩むのを防ぐためです。

    トルクレンチの使用を検討

    長期的には、正確なトルク管理のためにトルクレンチの使用を検討することをおすすめします。トルクレンチを使用することで、メーカー指定のトルク値でナットを締め付けることができ、安全性が向上します。

    トルクレンチを使用しない場合でも、上記の手順と注意点を守ることで、ある程度安全にホイールナットを締め付けることができます。

    しかし、可能であればトルクレンチを使用して、正確なトルク管理を行うことが最も安全です。

    締め付けトルクに関するよくある質問

    締め付けトルクに関するよくある質問

    ホイールナットの締め付けトルクは、タイヤ交換時の安全性を左右する重要な管理項目です。

    作業自体はシンプルに見えても、締め付け方法や工具の違いによって結果に差が出るため、「正しくできているか不安」という声も少なくありません。

    ここでは、タイヤ専門店として日々の交換・点検業務で寄せられる質問をもとに、締め付けトルクに関する代表的な疑問をQ&A形式でまとめました。

    1. ホイールナットの締め付けトルクってなぜ必要なの?
    2. トルクレンチって本当に必要なの?十字レンチ(クロスレンチ)ではダメ?
    3. DIYでタイヤ交換後に不安が残る場合はどうする?

    1.ホイールナットの締め付けトルクってなぜ必要なの?

    ホイールナットの締め付けトルクは、タイヤとホイールを安全に固定し、走行中の緩みや脱輪を防ぐために必要な管理値です。

    このトルクが弱すぎると走行中にナットが緩み、異音や振動、最悪の場合は脱輪につながる危険性があります。

    一方で、強く締めすぎてもハブボルトやナットに過度な負担がかかり、破損の原因になります。

    そのため、ホイールナットは「強く締めれば安心」ではなく、車両メーカーが指定するトルク値で、均一に締め付けることが安全走行の基本です。

    2.トルクレンチって本当に必要なの?十字レンチ(クロスレンチ)ではダメ?

    トルクレンチは、ホイールナットをメーカー指定の力で均一に締め付けるために必要な工具で、感覚に頼る十字レンチだけでは不十分です。

    十字レンチだけでは締め付け力を数値で管理できず、作業者の力加減によって締め過ぎ・締め不足・締めムラが生じやすくなります。

    トルクレンチを使えば、

    • ● メーカー指定のトルク値に設定できる
    • ● すべてのナットを均一な力で締められる
    • ● 作業者による感覚の差をなくせる

    といったメリットがあり、プロの整備作業でも必ず使用される工具です。安全性を重視するなら、トルクレンチの使用は必須といえます。

    3.DIYでタイヤ交換後に不安が残る場合はどうする?

    DIYでタイヤ交換をしたあとに締め付けが正しいか不安な場合は、専門店でトルクチェックや増し締め確認を受けるのが安全です。

    正しい工具と手順を守ればDIYでのタイヤ交換は可能ですが、ホイールナットの締め付けトルクが適正かどうかは見た目では判断できません。

    そのため、以下の場合は専門店でのトルクチェックや増し締め確認をおすすめします。

    • ● 初めてDIY交換をした
    • ● トルクレンチを持っていない
    • ● 走行後に違和感や異音がある

    タイヤワールド館ベストでは、ホイールナットの増し締め確認や空気圧チェックを無料で実施しており、DIY後の安全確認としてもお気軽にご利用いただけます。

    足回りの安全点検はタイヤワールド館ベストにおまかせ

    足回りの安全点検はタイヤワールド館ベストにおまかせ

    本記事では、タイヤ交換時に欠かせないホイールナットの締め付けトルク管理について、以下の7つのポイントを解説しました。

    • ● ホイールナットの締め付けトルクとは?
    • ● タイヤ交換で知っておきたい3つの用語
    • ● 規定トルクを守らないと危険な理由
    • ● ホイールナット締め付けトルクの確認方法
    • ● ホイールナットの正しい締め方
    • ● トルクレンチのチェック頻度
    • ● ホイール締め付けトルク一覧表【車種別】

    その中でも、重要なポイントは以下の3つです。

    1. 規定トルクは必ず守る
    2. トルクレンチのチェックは定期的に行う
    3. 心配ならプロに任せる

    ホイールナットを規定トルクで正しく締め付けるだけでも、ナットの緩みや部品への負担といったリスクを未然に防ぐことができます。

    さらに、トルクレンチの精度を定期的に確認することで、安全性はより高まります。

    タイヤワールド館ベストでは、作業の透明性と安全性を大切にするため、トルクレンチのチェックをお客様の目の前で実施しています。

    また、全店舗にてホイールナットの増し締め確認と空気圧チェックを無料で行っております。

    「自分で交換したあと、締め付けが正しいか不安」「しばらく点検していないので確認したい」

    そんなときは、お気軽にお立ち寄りください。タイヤ専門店としての知識と経験で、足回りの安全をしっかりサポートします。

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    この記事について

    • 執筆・監修:タイヤワールド館ベスト
      (タイヤ・ホイール交換および足回り点検の実務経験を持つ専門スタッフ)
    • 記事の内容:タイヤ交換時に必要なホイールナットの締め付けトルクの基本と、正しい作業手順について解説
    • 記事の根拠:日々のタイヤ・ホイール交換作業や増し締め点検で得られた実務知見・ご相談事例をもとに作成
    • 補足:締め付けトルクの指定値や作業手順は、車種・年式・グレード・装着ホイール(純正/社外)によって異なります
    • 注意事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、最終的な判断は車両メーカーの指定内容を優先してください

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