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ホイールと車のハブ径が合わないとどうなる?ハブ径が異なる場合の対処法を解説

ホイールと車のハブ径が合わない場合について、以下のような疑問を持っていませんか?

● ホイールと車のハブ径が合わない場合でも装着できるの?
● ホイールと車のハブ径が合わない場合どうすればいいの?
● ホイールのハブ径のサイズは大きくても小さくてもいいの?

本記事では、ホイールと車のハブ径が合わない場合の対処法を紹介します。具体的な対処として、スペーサーを使う方法を解説します。

スペーサーのメリットやデメリットについても触れているので、ホイールと車のハブ径が合わずに困っている方はぜひ参考にしてください。

ホイールのハブ径とは?

ホイールのハブ径とは?

ホイールのハブ径とは、ホイールを取り付ける部分の中心にある穴のサイズのことを指します。ホイールを取り替える際は、ハブ径に注意して同様のサイズのものを選ぶことが大切です。

ハブ径が大きすぎるとホイールとハブ径に隙間が生じ、走行時のブレや振動などにつながる可能性があります。

純正ホイールの場合は、車のハブ径とピッタリに作られているため問題ありませんが、ハブ径が異なるホイールを取り付ける際は、ハブリング(スペーサー)を使い隙間を埋めなければいけません。

※ハブリング(スペーサー)については、ハブ径が合わない場合の対処法の「スペーサーを使う」を参考にしてください。

ハブ径は、車の種類によって以下のようにサイズが異なります。

車の種類 ハブ径のサイズ
国産の小型車 54mm・56mmなど
国産の普通車 60mm・64mm・66mm・67mmなど
欧米車 57mm・66.5mmなど

ホイールを別の種類に取り替えようと考えている方は、所有する車のハブ径のサイズを確認しておくといいでしょう。

純正品と社外品でホイールのハブ径は異なる

純正ホイールと社会ホイールはハブ径が異なります。前述のとおり、純正ホイールは装着する車種に合わせて作られているため、ハブ径はピッタリで問題ありません。

しかし、社会ホイールはさまざまな車種に合わせるため、ハブ径が大きめに作られています。

ホイールはハブ径以外にも、以下のような要素を考慮する必要があります。

● オフセット
● PCD(ピッチ・サークル・ディアメータ)
● インチ

関連記事:ホイールのオフセットの計算方法とは?許容範囲や注意点もあわせて解説

関連記事:ホイールサイズの見方!サイズの変更や選ぶときの注意点も解説

オフセットやPCDは同じサイズでなければいけませんが、ハブ径は多少大きめでもハブリングによって隙間を埋めれば、社外ホイールも使用可能です。

ホイールと車のハブ径が合わないとどうなる?

ホイールと車のハブ径が合わないとどうなる?

ホイールと車のハブ径が合わないと、以下のトラブルにつながる可能性があります。

● ホイールと車の間に隙間が生まれる
● 走行中のブレや振動につながる

ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合は、そのまま装着できますが、ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合は、ハブリングやホイールの加工などが必要です。

ハブリングについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:ハブリングの役割と重要性!ハブリングに関する質問にも回答します

ホイールの取り替えをしたいけどハブ径についてよくわからない方は、タイヤワールド館ベストにお気軽にご相談ください。

ホイールと車のハブ径が合わない場合の対処法

ホイールと車のハブ径が合わない場合の対処法

ホイールと車のハブ径が合わない場合の対処法について、以下2つのパターン別に解説します。

● ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合
● ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合

社外ホイールは基本的にハブ径が大きく作られていますが、純正ホイールを流用する場合はハブ径が小さい場合もあります。

どのようなホイールに取り替えるのかによって対処法も異なるので、それぞれのパターンを把握しておきましょう。

ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合

ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合は、以下の対処法が有効です。

● 基本的にそのままでも装着できる
● 気になる場合はスペーサーを使う

それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

基本的にそのままでも装着できる

ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合は、基本的にそのまま装着しても問題ありません。社外ホイールの場合は、ハブ径が70ミリ以上のものが多く、ほとんどの車に装着可能なサイズです。

ハブ径が異なる場合でも問題なく装着可能で走行もできるため、そのまま着用する方も多くいます。

ただし少なからず走行状態に影響する可能性もあるため、気になる場合はハブリングと言われるスペーサーを使うのがおすすめです。

スペーサーについては「ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うメリット」を参考に、使用をご検討ください。

気になる場合はスペーサーを使う

ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合で、以下の方はスペーサーを使うといいでしょう。

● 高速道路をよく利用する
● ハンドルのわずかなブレが気になる
● ホイールを脱着することが多い
● 車への負担を少しでも減らしたい

現状は、ホイールと車のハブ径が合わなくてもそのまま装着している方が多いです。しかし、車の走行状態を完璧にしないと気が済まない方は、スペーサーを使用したほうがストレスなく運転できるでしょう。

ただし「ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うデメリット」もあるので、あわせてご覧ください。

ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合

ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合は、以下の方法で対処しましょう。

● スペーサーを使う
● 業者に依頼してホイールを加工してもらう

それぞれの内容を解説します。

スペーサーを使う

ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さいケースは稀ですが、純正ホイールを流用する場合に該当する可能性があります。

この場合は、以下2つの対処法が効果的です。

● ホイールスペーサーを使用する
● ワイドトレッドスペーサーを使用する

ホイールスペーサーやワイドトレッドスペーサーなどについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:ホイールスペーサーのメリット・デメリットとは?装着時の注意点と価格も解説

ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合はそのまま装着しても問題ありません。

しかし、ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合にそのまま装着すると、脱輪やブレなどのリスクにつながり非常に危険です。ホイールを取り付ける際は、ハブ径を必ず確認しましょう。

業者に依頼してホイールを加工してもらう

ホイール側にスペーサーを入れる余裕があればいいのですが、ホイールを外側に出す余裕がない場合はスペーサーを使用できません。

スペーサーを使う方法以外にも、ホイールを加工するという選択も可能です。しかし、すべてのホイールが加工ができるとは限りません。また、自力で加工するのは難しいため、業者に依頼することが必要です。

加工を検討中の場合、金属加工業者やホイールの加工業者などに、加工料金の見積もりや加工可能なホイールの確認などを問い合わせてみましょう。

ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うメリット

ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うメリット

ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うメリットは、以下の3つが挙げられます。

● ハンドルのブレを減らせる
● ホイールナットの負担軽減につながる
● ホイールの着脱がしやすくなる

スペーサーはハブリングとも言われ、ハブ径が合わない場合に発生するリスクを減らせるので、使用するのがおすすめです。

それぞれのメリットについて、具体的な内容を確認しましょう。

ハンドルのブレを減らせる

スペーサーを使いホイールと車の隙間をなくすことで、ハンドルのブレが軽減される効果が期待できます。

高速道路でスピードを上げた際にハンドルがブレる場合は、ハブ径の違いが原因になっている可能性があります。

社外ホイールを装着後にハンドルのブレが気になる方は、スペーサーの使用を検討しましょう。

ホイールナットの負担軽減につながる

ハブ径が合っていないまま車を走らせると、ホイールからの力はホイールナットが受けることになります。とくに横方向への力は、ホイールを止めているナットへ大きな力がかかるでしょう。

スペーサーを使用すれば、ホイールからの力をナットだけでなくスペーサーも受けることになり分散される効果が期待できます。ホイールナットへの負担を軽減すれば、劣化予防にもつながるでしょう。

ホイールの着脱がしやすくなる

スペーサーを付けることで、ホイールのセンター部分が通常よりも外に出るため、ナットが回しやすくなりホイールの着脱がしやすくなります。

通常はセンター部分が出ていないため、ナットが中に入り込み回しにくくなっています。

タイヤ交換を業者に任せる場合は負担は変わりませんが、普段から自分でタイヤ交換をする方でハブ径が合わない場合、スペーサーを使うことで作業効率がアップするでしょう。

ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うデメリット

ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うデメリット

ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーを使うデメリットは、以下の2つです。

● 金属タイプの場合は錆が発生しハブに固着しやすい
● スペーサーを取り忘れる場合がある

デメリットへの対策もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

金属タイプの場合は錆が発生しハブに固着しやすい

スペーサーは、主に以下2つのタイプに分かれます。

● 金属タイプ
● 樹脂タイプ

金属タイプの場合は、錆や腐食によりハブに固着しやすい点がデメリットです。金属タイプを使う場合は、あらかじめスペーサーに防錆剤を塗ったり、ハブに付いている錆を落としたりして、固着を予防するのがおすすめです。

樹脂タイプであれば錆や腐食は発生しませんが、金属タイプに比べると耐久性が劣ります。

スペーサーを取り忘れる場合がある

スペーサーを使うのは、純正品以外のホイールを装着する場合です。万が一パンクや故障等で純正のスペアタイヤに交換する際は、スペーサーを取り外さなければいけません。

しかし突然トラブルが発生した場合、スペーサーを取り忘れる可能性があります。

スペーサーを付けたままでも純正ホイールを装着できますが、ホイールナットが通常よりもきつくなり締めつけすぎてボルトを傷める恐れがあります。

パンクやトラブル時に自力でスペアタイヤを取り付ける場合は、必ずスペーサーを外しましょう。

ホイールのハブ径に関するよくある質問

ホイールのハブ径に関するよくある質問

ホイールのハブ径に関するよくある質問は、以下の3つです。

● ホイールのハブ径が車のハブ径より1mmでも小さいと装着できない?
● ホイールのハブ径が合わない場合でもナットを締めれば問題ない?
● ホイールと車のハブ径が合わない場合は必ずスペーサーを使用するべき?

それぞれの回答を見ていきましょう。

ホイールのハブ径が車のハブ径より1mmでも小さいと装着できない?

ホイールのハブ径が、車のハブ径より1mmミリでも小さい場合は、そのままの状態では装着できません。

ホイールのハブ径が車のハブ径より小さい場合は、ホイールスペーサーやワイドトレッドスペーサーを使用して装着しましょう。

装着方法については「 ホイールのハブ径が車のハブ径よりも小さい場合 」を参考にしてください。

ホイールのハブ径が合わない場合でもナットを締めれば問題ない?

ホイールのハブ径が合わない場合でも、テーパー座ナットを採用する車ならばスペーサーは必要ありません。

テーパー座ナットは、先端が円錐のような形をしておりナットを締めた際にズレにくい構造になっているため、スペーサーなしでも問題ないと言われています。

テーパー座ナットは多くの車に採用されていますが、採用されていない車の場合は、スペーサーを使ってハブ径の隙間を埋めましょう。

テーパー座ナットについては、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:【保存版】ホイールナットは車種で形状・角度が違う|テーパー座が一般的な理由とは?

ホイールと車のハブ径が合わない場合は必ずスペーサーを使用するべき?

ホイールと車のハブ径が合わない場合にスペーサーの使用は必須でありませんが、走行中のブレや脱輪のリスクなどを軽減するためにも、使用が推奨されています。

ただしホイール管理ではナットの重要性が高いため、緩みの確認やトルク管理など定期的なチェックは行いましょう。

スペーサー(ハブリング)ありとなしの比較映像を、タイヤワールド館ベストのインスタグラムで公開しているので、ぜひご覧ください。

ホイールのハブ径のサイズによって合わない場合の対処法が変わる

ホイールのハブ径のサイズによって合わない場合の対処法が変わる

ホイールのハブ径が合わない場合、以下のようにどちらが大きいかで対処法が異なります。

● ホイールのハブ径が車のハブ径よりも大きい場合はそのまま装着可能
(スペーサーの使用が推奨されている)
● 車のハブ径がホイールのハブ径よりも大きい場合はスペーサーの使用が必須

ハブ径が異なることで、走行中のブレや振動などにつながる可能性があるため、走行性能を高めるためにも、スペーサーを効果的に使いましょう。

タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。

ホイールのハブ径をはじめタイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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ホイール交換はタイヤそのままでもできる?再利用できない場合や工賃を解説

「タイヤを再利用してホイールだけ交換できるのか」という疑問はありませんか?まだタイヤが使えるのにホイールと同時に交換するのはもったいない、と感じる方も多いでしょう。

結論、タイヤを再利用してホイールだけ交換するのは可能です。ただ、条件によっては再利用できない場合もあります。そこで当記事では、タイヤを再利用できない場合やまだ溝があるタイヤを効率よく処分する方法を紹介しています。

タイヤの溝が残っているけどホイールを変えたい方や、タイヤ・ホイールセットで交換するか迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。できる限り費用を抑えてホイールを交換し、家計の負担を軽減できるでしょう。

ホイール交換してもタイヤはそのままでOK

ホイール交換してもタイヤはそのままでOK

ホイールだけ交換し、元々のタイヤをそのまま使用する事自体は問題ありません。ただしホイールだけ交換する場合は、それぞれのサイズに注意しましょう。

ホイールやタイヤはそれぞれ大きさと幅が異なるため、インチ数やリム幅といったサイズが決められています。たとえば、18インチのホイールに16インチ用のタイヤは装着できないため、再利用はできません。

タイヤのみそのままでも、ホイール交換は可能ですが、互いのサイズが適合するか確認しましょう。ホイールサイズの見方については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:ホイールサイズの見方!サイズの変更や選ぶときの注意点も解説

タイヤ組み替えの工賃

ホイールを再利用する場合は、タイヤ・ホイールをセットで交換するときと違い、タイヤを組み替える工賃が発生します。

タイヤの組み替えにかかる工賃は、作業店によって異なります。

作業店 タイヤ組み替え工賃(1本あたり)
カーディーラー 約2,000円〜10,000円
カー用品店 約1,000円〜3,000円
ガソリンスタンド 約1,000円〜1,600円
タイヤ専門店 約1,500円〜3,000円

もっとも工賃が安いのはガソリンスタンドですが、タイヤの組み替えはメイン業務ではありません。また、信頼性が高いのはカーディーラーですが、その分工賃が高い傾向にあります。

そのため、タイヤに関する作業を依頼するなら専門知識があり、工賃も良心的なタイヤ専門店がおすすめです。

関連記事:ガソリンスタンドのタイヤ交換の値段は?エネオス・出光の相場や持ち込みについて解説

ホイール交換のみとタイヤを同時に交換するときの工賃比較

ホイール交換のみとタイヤを同時に交換するときの工賃比較

タイヤを再利用すると、組み替えの工賃が発生します。そこで、タイヤを再利用するときと、ホイールとセットで交換するときの工賃はどちらが安いかを比較してみました。

比較する条件は以下の通りです。

● 30プリウス・純正17インチ
● バランス調整・タイヤの処分費用は考慮しない
● タイヤ組み替え工賃はタイヤ交換の工賃と同じとする(作業内容がほぼ同じのため)
● すべてタイヤワールド館ベストの料金
項目 発生する工賃(税込・4本) 差額
ホイールだけ交換しタイヤはそのまま 9,680円
タイヤ・ホイールセットで交換 3,300円 -6,380円

タイヤを組み替える作業がない分、タイヤ・ホイールセットで交換したほうが工賃は6,380円安い結果になりました。また、溝が残っているからといってタイヤを再利用し、寿命が来たときにもう一度交換すると、工賃は2倍の19,360円かかってしまいます。

タイヤの溝の残り具合によっては、ホイールとセットで交換したほうが費用が抑えられる可能性があります。

溝が残っているタイヤの処分方法

溝が残っているタイヤの処分方法

「工賃が安いのはわかったけど、溝が残っているタイヤがもったいない」という方のために、効率的な処分法を紹介します。

● フリマアプリ
● 車の中古パーツ買取販売業者

買取業者に買い取ってもらうことで、タイヤの処分費用がかからずに査定金額を受け取れるので、一石二鳥です。溝が残っているタイヤや未使用のホイールがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

フリマアプリ

フリマアプリなら自分で価格が決められ、希望の金額でタイヤやホイールを売却できます。

ただ、出品前の写真撮影や梱包、発送の作業があるので面倒な方もいるかもしれません。とくにタイヤやホイールはサイズが大きいため、梱包や発送が煩雑です。

そのため手間や時間がかかっても高くタイヤを売りたい方は、フリマアプリでタイヤを販売するのがおすすめです。

関連記事:どこが安い?タイヤの送料比較!ホイールやタイヤの送り方も解説

車の中古パーツ買取販売業者

車の中古パーツを買い取って販売している専門業者があるので、タイヤを店舗へ持ち込めば査定・買取してもらえます。フリマアプリより手間が少なく、簡単にタイヤをお金に替えられるでしょう。

ただ、中古パーツ買取業者は自分で価格を決められず、査定金額がフリマアプリより安くなる可能性があります。それでも手間の少なさは魅力的なので、早く売りたい、フリマアプリは面倒という方におすすめです。

タイヤワールド館ベストでも、使わなくなったタイヤ・ホイールの買取をしています。実物を持って来店するだけで、面倒な手続きは一切不要です。銘柄や型番などの詳細がわからないタイヤ・ホイールでも査定ができるので、ぜひご検討ください。

ベストのタイヤ・ホイール買取!

実績も掲載!ベストのタイヤ・ホイール買取

ホイール交換時にタイヤをそのまま使うメリット

ホイール交換時にタイヤをそのまま使うメリット

ホイール交換時にタイヤをそのまま使うメリットを紹介します。

● タイヤセットで交換するより安くなる
● タイヤを使い切れる

タイヤを交換して間もない方や、今のタイヤが気に入っていて最後まで使い切りたい方は再利用するのがおすすめです。

タイヤセットで交換するより安くなる

ホイールを交換する際、タイヤをそのまま使うことでホイール交換にかかる費用を安く抑えられます。タイヤを組み替える工賃は発生しますが、タイヤを購入するほうが高いからです。

仮に、14インチのホイールだけを交換するケースと、タイヤセットで交換する場合の工賃を比較してみます。

4本交換時の工賃 タイヤ本体の価格(4本) 合計金額
ホイールだけ交換 約8,000円 購入しないため0円 約8,000円
ホイール・タイヤセットで交換 約2,200円 約20,000円 約22,000円

表の通り、ホイールだけ交換するほうがタイヤセットで交換するより約14,000円安くなります。そのため、まだ溝が残っている場合はホイールだけ交換するほうが経済的です。

タイヤを使い切れる

ホイールのみを交換すれば、最後まで無駄なくタイヤを使い切れます。現在装着しているタイヤが高価なものだった場合、できる限り長く使いたいと思うでしょう。

代表的な高価なタイヤとして、ブリヂストン・レグノやダンロップ・ルマン5が挙げられます。これらのタイヤは、最後まで使い切ったほうがコスパがよく、溝が残っている状態で交換するのはもったいないといえます。

最後まで使い切ることで、高級タイヤのメリットを十分に味わえるでしょう。

ホイール交換時にタイヤをそのまま使えない場合

ホイール交換時にタイヤをそのまま使えない場合

ホイールを交換する際に、タイヤをそのまま使えないケースを紹介します。

● サイズが合わない
● タイヤの寿命

タイヤはどのホイールでも装着できるわけではなく、状態やサイズによって使用できない場合もあります。ホイール購入前に、現在のタイヤは適合するのか、状態は悪くないかをチェックしておきましょう。

サイズが合わない

ホイールにはインチ数やリム幅のサイズがあり、タイヤと適合しないと装着できません。インチ数が違うともちろん装着できませんし、明らかにリム幅が違う場合も不可能です。

一方で、ホイールに対して小さめのタイヤをわざと履かせる「引っ張りタイヤ」があります。引っ張りタイヤはホイールの淵がタイヤより外に出るため、フェンダーと出面を合わせる「ツライチ」というカスタムで使われます。

ただ、引っ張りタイヤはタイヤに負荷がかかっているので、安全とはいえません。そのため、現在のタイヤと交換したいホイールのサイズが少しでも合わない場合は、同時にタイヤも交換しましょう。

タイヤの寿命

タイヤの寿命が近い場合は、ホイール交換と同時にタイヤも交換したほうがいいでしょう。古いタイヤを何度も組み替えると、損傷のリスクが高まります。

タイヤの組み替え回数に制限はありませんが、少ないに越したことはありません。車のSNS「みんカラ」で「タイヤは何回組み替えできるのか」をメーカーに問い合わせた方がいるので、よければ参考にしてみてください。

記事の内容は、メーカーごとによって回答が若干異なり、「組み替え回数に上限はないが、リスクはある」という意見が目立っていました。そのため、組み替える回数が増えると損傷のリスクが上がるといえます。

タイヤの寿命次第ではセットで交換したほうがいい場合がある

タイヤ・ホイールのセットで購入すると、タイヤの組み替え工賃がいらなくなるので、コストを抑えられる可能性があります。

寿命間近のタイヤを再利用してもすぐに交換が必要になり、組み替え工賃が短期間で2回かかってしまいます。タイヤ自体もホイールとセットで購入するほうが安いことが多いため、寿命が近いタイヤは思い切って交換しましょう。

関連記事:夏タイヤの寿命はどれくらい?長く使い続けるコツを5つ紹介

ホイール交換はタイヤの寿命に合わせると費用が抑えられる

ホイール交換はタイヤの寿命に合わせると費用が抑えられる

ホイールやタイヤは単体で買うよりセットで購入するほうが安い傾向にあります。交換にかかるトータルの費用を抑えたい場合は、タイヤの寿命に合わせてホイールを交換するのがおすすめです。

一方で、ホイールのみを交換するとタイヤの組み替え工賃が発生するため、セットで交換するより工賃が高くなってしまいます。新品のホイール・タイヤセットなら組み替え工賃は発生しないため、工賃を抑えられます。

また、ホイールとタイヤのサイズを考慮せずに済むため、インチアップも視野に入り、車のイメージを一新できるでしょう。

インチアップの選択肢も増える

タイヤも同時に変更するならホイールをインチアップし、ドレスアップ効果を狙ってみてはいかがでしょうか?

車に適合する範囲内のインチアップなら、違反にはなりません。インチアップやホイールのデザインを変更するだけで車の印象が変わり、違う車に乗っているような気分を味わえるでしょう。

タイヤも同時に交換できる時期を逃すと、次は数年後になってしまうので、ぜひこのタイミングでインチアップを検討してみてください。

関連記事:インチアップによるメリット・デメリットを把握をしよう‼

ホイール交換は手間が少ないタイヤワールド館ベストがおすすめ

ホイール交換は手間が少ないタイヤワールド館ベストがおすすめ

タイヤワールド館ベストではタイヤ・ホイールの販売、中古パーツの買取販売をしています。ホームページでホイール装着のシミュレーションができるため、「このホイールが自分の車に合うか不安…」という方にもおすすめです。

また、全国に4,000店以上の提携取付店があるので、自宅近くでホイール交換作業ができるかもしれません。

ホイール装着シミュレーションができる

ベストのホームページでは車種と希望のホイールを選ぶことで、ネット上でホイールを試着できます。ホイール装着シミュレータでは、以下の項目を変更できます。

● 車体の色
● ホイールのインチ数
● 車高の上下

そのため、お持ちのの車に限りなく近い状態でシミュレーションできるので、ホイールを変えた姿をイメージしやすいでしょう。

ホイール単体ではなく車全体のバランスも考えたい方は、一度シミュレーションしてみてください。

あなたのマイカーに似合うホイールを探そう!ホイールシュミレータ

マイカーホイールシュミレータ

全国の提携取扱店にタイヤを直送できる

タイヤワールド館ベストには、全国に4,000店以上の提携取付店があり、オンラインで購入したタイヤを取付店へ直送します。自宅にはタイヤが届かないので、配達の受け取りや交換の日まで保管しておく必要はありません。

購入から作業日の予約までオンラインで完結するため、当日に取付店に来店するだけでタイヤ交換が終了します。タイヤはネットで購入するほうが安い傾向にあるので、オンラインと実店舗のいいとこ取りをしたサービスです。

ぜひ、自宅近くにベストの提携店舗がないか検索してみてください。

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

ホイールだけ交換したいときでもタイヤはそのまま使える

ホイール交換時に、タイヤはそのままでも作業はできます。ただ、タイヤの組み替え工賃が発生するため、脱着だけのときより費用はかかります。それでもタイヤ・ホイールをセットで交換するよりは、費用を抑えてホイールが交換できるでしょう。

一方で、タイヤの寿命が近い場合はタイヤ・ホイールをセットで交換するのがおすすめです。ホイール交換後に、すぐにタイヤ交換をすると工賃がかさみ、タイヤが損傷する可能性も増えます。セットで交換すれば、タイヤのサイズを変えられるため、インチアップもできるようになります。

タイヤの交換時期は数年に一度しかないため、寿命と希望のサイズを十分考慮して理想のホイールを装着してください。

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【おすすめ商品・費用も掲載】ホイールキャップ(ホイールカバー)は1日で塗装できる!やり方を7ステップで解説

ホイールキャップ(ホイールカバー)は、クルマのホイールを保護するアイテムです。自分で塗装すれば、センスを示すファッションアイテムにもなり、まわりのクルマと差をつけられます。

しかし、いざ自分でホイールキャップを塗り直そうと思っても、どのような手順で何に気をつけて作業すればいいか悩んでしまうでしょう。

当記事では、ホイールキャップの外し方から塗装方法、塗装に必要なスプレー缶は何本かまで解説します。

具体的な費用感までお伝えするので、ホイールキャップをDIYでデザインチェンジしてみたいと考えている方はぜひご覧ください。

ホイールキャップ(ホイールカバー)は1日あれば自分で塗装できる

ホイールキャップ(ホイールカバー)は1日あれば自分で塗装できる

ホイールキャップの塗装は、素人でも約1日でできます。厳密にいうと乾かす工程等で時間がかかるため、日をまたいで作業する場合もありますが、24時間以内に完了する作業です。

塗装方法は以下で詳しくお伝えするので、まずは塗装前に知っておくべきことを以下のとおりお伝えします。

  1. 塗装に必要なものを揃える
  2. 塗装前に洗って干す工程が大事
  3. 樹脂製は下地処理をしないと剥がれやすい

それぞれ見ていきましょう。

塗装に必要なものを揃える

まずは塗装に必要なものを揃えましょう。塗装用のスプレー缶以外にも、以下のとおり用意しておくと便利なものはたくさんあります。

● プラスチック用プライマー(下地材)
● シリコンオフ(脱脂材)
● 塗装用スプレー
● クリアスプレー
● 紙ヤスリ(300〜600番・1000番)
● 軍手もしくはゴム手袋
● マスキングテープ
● マスク
● 新聞紙

紙ヤスリは案外すぐに削れて使えなくなってしまうため、粗さの違うものを多めに用意しておくといいでしょう。
全部揃えると5,000円〜6,000円くらいの出費になります。スプレーについては後ほど詳しく解説します。

塗装前に洗って干す工程が大事

塗装前の準備として、外したホイールキャップを水洗いして乾かします。この工程を省くと、ホイールキャップの汚れやゴミを一緒に塗装してしまい、ボコボコした不恰好な仕上がりになってしまいます。

DIYで少しでもきれいな仕上がりにしたいなら、面倒に思えるひと手間を独断で省かないようにしましょう。

樹脂製は下地処理をしないと剥がれやすい

樹脂製のホイールキャップは、塗装前の下地処理を怠ると剥がれやすくなります。シリコンオフで脱脂したりプライマーで密着力を高めたりする作業が重要です。

特に紙ヤスリでホイールキャップを削る工程がしんどくて面倒ですが、仕上がりの質を左右する工程なので、丁寧に下地処理を行いましょう。

ホイールキャップの外し方【塗装前の準備】

ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説

塗装するために、まずホイールキャップを外す必要があります。ホイールキャップの外し方は次の3パターンあります。

  1. 器具を使って取り外す場合
  2. 手で取り外す場合
  3. ボルトで固定されている場合

どの方法で外すべきか見ていきましょう。

器具を使って取り外す場合

ホイールキャップはドライバーやクリップリムーバー等の器具で簡単に外せます。金属製で棒状になっている器具が適切です。

ホイールキャップのリム(外側の金属の出っ張り)にドライバー等をひっかけ、前に引き出すようにひっぱると外れます。

ただし、金属の棒を差し込みすぎると、ホイールの金属部分を傷つける恐れがあるため注意しましょう。

手で取り外す場合

ホイールキャップは手で外すことも可能です。器具を使ったほうが怪我につながりにくくなるためおすすめですが、近くに金属の棒がない場合は手でも外せます。

軍手もしくはゴム手袋を装着し、タイヤと接着しているリム部分に手を差し入れてひっぱります。

素手で外すとリムとタイヤの間に手が挟まって怪我をする可能性があるため、必ず手袋をして作業しましょう。

ボルトで固定されている場合

リムに爪ではめ込まれているタイプなら上記の方法で外せますが、なかにはボルトで固定されているタイプのホイールキャップもあります。

ボルトで固定されているホイールキャップの具体的な外し方は次のとおりです。

  1. ジャッキでクルマを浮かせる
  2. レンチやスパナでボルトを外す
  3. ホイールキャップを外す

ボルトで固定されているタイプのホイールキャップは、共締め構造になっていることが多いため、ジャッキでクルマを浮かせると作業しやすくなります。

ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説

ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説

いよいよ、ホイールキャップの塗装方法を7ステップで解説します。具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 塗装を削る
  2. 脱脂剤で拭きあげる
  3. プライマーを吹き付ける
  4. スプレー缶で塗装する
  5. マスキングして色を塗り分ける
  6. クリア塗装する
  7. ホイールキャップを装着する

順番に見ていきましょう。

ステップ1.塗装を削る

ホイールキャップを外して洗ったら、もともと施してある塗装を紙ヤスリで削ります。塗装を施したときに定着しやすくなるように、あえて紙ヤスリの傷を残します。

まずは300〜600番の紙ヤスリで荒削りして塗装を落とし、1000番の紙ヤスリでなめらかにしましょう。

細かいところは紙ヤスリを棒に巻きつけて削ると作業しやすいです。紙ヤスリはすぐに削れなくなるので、多めに用意しておくのがおすすめです。

ステップ2.脱脂剤で拭きあげる

塗装部分に油分が残っていると、せっかく塗った塗料が剥がれやすくなるため、シリコンオフを使って油分を除去します。

シリコンオフが用意できない場合はエタノールでも代用できます。

万が一塗装部分に油分が付着していると、塗装スプレーが浮いてただれた火傷痕のように残念な見た目になってしまうため、ムラなく脱脂しましょう。

ステップ3.プライマーを吹き付ける

シリコンオフが乾いたらプラスチック用のプライマーを吹き付けます。プライマーを使うことで塗料の密着力がアップします。

より密着力を強化するために、プライマーを満遍なく吹き付ける→乾燥を3回繰り返しました。ミッチャクロンというプライマーがおすすめですが、プラスチック用のプライマーならどれでも問題なく使えます。

ステップ4.スプレー缶で塗装する

ようやく塗装の段階に入ります。塗装したい色のスプレーを用意して塗装→乾燥を3〜4回繰り返します。きれいに仕上げるポイントは以下のとおりです。

● スプレー缶をよく振り、缶を温めて内圧をあげる
● 風がない場所で作業する
● ホイールキャップから離して噴射する
● 薄い塗装を繰り返す
● 5〜10分乾燥させる

ただし、どんなに気をつけて塗装しても、空気溜まりやホコリで表面がでこぼこしたり、色ムラが生じるのは避けられません。

遠目で見ると気にならない程度ですが、許容できない方は安易にDIYしないほうがいいでしょう。

ステップ5.マスキングして色を塗り分ける

カラーを変えたい部分があれば、塗装したい部分を除いてマスキングテープでガードします。塗装しない部分をマスキングテープでカバーすれば、きれいに色を塗り分けられます。

ここでも3〜4回にわけて重ね塗りしましょう。細かい部分は筆を使って塗装するのもありです。

ステップ6.クリア塗装する

塗装が完了したら、剥がれないようにクリア塗装します。この工程を省くと、走っているうちにせっかくの塗装がボロボロになってしまう可能性が高くなります。

塗装スプレーと同じように吹き付ける→乾燥を3〜4回繰り返しましょう。

ステップ7.ホイールキャップを装着する

クリアスプレーが乾いたら、いよいよ完成したホイールキャップ装着します。ボルトを固定するタイプのホイールキャップ以外は、押し込んではめれば取り付けられます。

ボルトが必要なホイールキャップは、再度ジャッキでクルマを持ち上げてボルトを止めましょう。

ホイールキャップの塗装に必要なスプレーは4種類【価格あり】

ホイールキャップの塗装に必要なスプレーは4種類【価格あり】

ホイールキャップの塗装に必要なスプレーは次の4種類です。

  1. 脱脂工程で必須のシリコンオフ
  2. 密着力を高めるミッチャクロン
  3. ホイール塗装用のスプレー
  4. 仕上げのクリアスプレー

ホイール塗装用のスプレーは2〜3本あればクルマ1台分塗装できます。1つずつ説明します。

1.脱脂工程で必須のシリコンオフ

ホイールキャップの塗装に必要なスプレー1.脱脂工程で必須のシリコンオフ

参考:Amazon

脱脂工程で使うスプレーが、シリコンオフです。ソフト99の商品で、150mlのチビ缶なら560円で購入できます。

速乾性なので5分ほど乾燥すれば次の工程に取りかかれます。

2.密着力を高めるミッチャクロン

ホイールキャップの塗装に必要なスプレー2.密着力を高めるミッチャクロン

参考:Amazon

塗装材の密着力を高める下地にはミッチャクロンがおすすめです。420mlの缶が1,500円で販売されています。

1度塗りでは不安なので2〜3度吹き付けて密着力を高めます。

3.ホイール塗装用のスプレー

ホイールキャップの塗装に必要なスプレー3.ホイール塗装用のスプレー

参考:Amazon

全面的に塗装するなら、300mlスプレーを2〜3本用意しましょう。アスペンの300mlのラッカースプレーなら、1本490円で買えます。

きれいに仕上げるには薄く重ね塗りしていく必要がありますが、5分くらいで乾くので効率よく作業を進められます。

ホイールサイズによっては2本のスプレーで4度塗りできる場合もありますが、余裕を持って3本用意しておくのがおすすめです。理由は、ラッカースプレーは残量が少なくなると、ガスの圧力が弱まってダマが出ることがあるからです。

4.仕上げにクリアスプレーをかけると長持ちする

ホイールキャップの塗装に必要なスプレー4.仕上げにクリアスプレーをかけると長持ちする

参考:Amazon

仕上げに透明なラッカースプレーをかけると塗装が剥がれにくくなります。インターネット上では、アスペンのラッカースプレー(300ml)が490円で販売されています。

塗装と同じく3〜4度塗りしたいので、2〜3本買っておくのがいいでしょう。途中で足りなくなってヒヤヒヤしたくないなら、多めに用意するのが無難です。

ホイールキャップではなくホイールのDIY塗装をおすすめしない2つの理由

ホイールキャップではなくホイールのDIY塗装をおすすめしない2つの理由

さて、ホイールキャップの塗装について説明してきましたが、ホイール本体を自分で塗装するのは自信がない方にはあまりおすすめできません。理由は以下のとおりです。

1. 自分で塗装すると剥がれやすいから
2. ホイールが売れなくなるから

詳しく解説します。

理由1.自分で塗装すると剥がれやすいから

自分でホイール塗装すると、剥がれやすい塗装になってしまう恐れがあります。塗料の密着度を高めるには、表面に傷をつけて脱脂材やプライマーを満遍なく吹き付ける必要があります。

しかし、ホイールキャップより複雑な形状のホイールは、隅々まできれいに削ってスプレーを吹き付けるのが難しすぎるのです。

シンプルな5本スポークやディッシュホイールならDIYでも塗装できるかもしれませんが、デザインが複雑なホイールを塗装するのは、やめておいたほうがいいでしょう。

理由2.ホイールが売れなくなるから

ホイールを自分で塗装すると、不要になって売りたくなったときにリセールバリュー(販売価格)が落ちてしまいます。最悪の場合、ホイールに売値がつかなくなることも。

1枚2,000円代から買い替えられるホイールキャップならまだしも、ホイール塗装で失敗して売れなくなったら困ってしまうでしょう。

ホイールはホイールキャップより高値で中古ショップに売れる可能性があるため、ホイールの印象を変えたいならホイールキャップの塗装をおすすめします。

ホイールキャップを被せることでホイールを守れるので一石二鳥です。

ホイールキャップ塗装以外の手軽なイメージチェンジ方法

ホイールキャップ塗装以外の手軽なイメージチェンジ方法

ホイールキャップの塗装は、クルマの印象を変えたいときにぴったりなイメージチェンジ方法です。一方で「手軽にできると思ったら意外と手間と時間がかかって大変…」と思ってしまいがちな作業でもあります。

ホイールをおしゃれにしてクルマのイメージチェンジを図りたいなら、タイヤワールド館ベストでホイールを思い切って新調してしまうのも手です。

車種を選んでから購入に進むのでクルマに装着できないホイールをうっかり購入してしまう心配がありません。また、取り付けまでセットで依頼できるので、手間を省きつつ簡単にホイールを変えられます。

ホイールシュミレーションもあるので、愛車に似合うホイールをぜひ探してみてください。

手軽に愛車のイメージを変えたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

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なめたボルトを外せるナットツイスターとは?カインズで買える27種や使い方5ステップも紹介

「ナットツイスターって何?」
「ナットツイスターならどんなボルトでも外せる?」
「ナットツイスターはどこでいくらくらいの値段で売られているか知りたい」

このように悩んでいませんか?

ナットツイスターは、なめたボルトや錆びたボルトを外す最終手段とも言われる工具です。当記事では、ナットツイスターの特徴と使い方、カインズで売っているナットツイスターの価格一覧表を紹介します。

ナットツイスターでもボルトを外せなかったときの対処法もお伝えするので、ぜひご覧ください。

ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

参考:Amazonサイトへ

ナットツイスターは、なめたボルトを外す道具です。ボルトの状態によっては錆びたボルトも外せます。

以下のような特徴があります。

● 別名はツイストソケット
● 構造は花びらのようなツイスト形状
● 外したボルトは再利用できない
● 盗難防止にも使用できる

順番に見ていきましょう。

別名はツイストソケット

ナットツイスターはツイストソケットとも呼ばれる、特殊ソケットに分類される工具です。ボルトがなめてしまって、これ以上無理に緩めようとすると角をズルズルに潰してしまう恐れがあるような、困った事態に活躍します。
「なめたボルト」がわからない方は次の項目を参考にしましょう。

ボルトが「なめる」とは

ボルトが「なめる」とは、ボルトの頭が潰れ角が丸くなってしまい、ソケットレンチ・スパナ・メガネレンチでは全く回せなくなってしまう状態のことです。レンチの力のかけ具合を間違えると、ボルトの頭がなめてしまうことがあります。

なめたボルトをバイスプライヤーやネジザウルスで無理やり掴んで外そうとすると、余計に悪化します。これ以上悪化させてしまう前に、ナットツイスターに頼りましょう。

構造は花びらのようなツイスト形状

ナットツイスターの構造は、花びらのようなツイスト形状になっています。花びらのような歯がスパイク構造になっていて、緩めたい向きに回すと、ボルトにソケットが噛み込んで外れます。

鋭いエッジのおかげで、ボルトの角がまったく残っていないボルトでも対応可能です。

外したボルトは再利用できない

一度でもナットツイスターを使ったボルトは、工具の食い込み傷がつくため、二度と使えなくなってしまう点に注意しましょう。そのため、ナットツイスターは最終手段といわれています。

外した時点でボルトがナットツイスターにしっかり噛み込んでいるので、相当取れにくい状態です。

取り除く際は反対側から鉄の棒を差し込み、ハンマーで叩いて取ります。ただし、ボルトは使えなくなりますが、ナットツイスター自体は何度でも使用できます。

盗難防止にも使用できる

ナットツイスターは盗難防止のロックナットとしても使えます。

ロックナットの専用ソケットは入手困難ですが、ナットツイスターならホームセンターにも売っています。

「ロックナットの専用ソケットをなくしてロックナットが外せない」と困っている方はナットツイスターを使ってみましょう。

ただしボルトと同じく、ナットツイスターで外したロックナットは今後使えなくなってしまうため、理解した上で使うことをおすすめします。

カインズで売っているナットツイスター23種一覧表【価格あり】

ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

参考:山下工業研究所 3/8(9.5mm)SQ. ナットツイスター

ホームセンターでナットツイスターを購入したい方のために、カインズで買えるナットツイスターを一覧表形式で紹介します。

番号 メーカー 品番 差込角(mm) 全長(mm) 対辺寸法(mm) 重さ(g) 価格(税込)
1 山下工業研究所 3127-8 9.5 32 8 40 2,768円
2 山下工業研究所 3127-9 9.5 32 9 40 2,768円
3 山下工業研究所 3127-10 9.5 32 10 41 2,768円
4 山下工業研究所 3127-11 9.5 32 11 43 2,768円
5 山下工業研究所 3127-12 9.5 32 12 44 2,768円
6 山下工業研究所 3127-13 9.5 32 13 46 2,868円
7 山下工業研究所 3127-14 9.5 32 14 48 2,868円
8 山下工業研究所 3127-15 9.5 32 15 52 3,028円
9 山下工業研究所 3127-16 9.5 32 16 66 3,028円
10 山下工業研究所 3127-17 9.5 35 17 80 3,028円
11 山下工業研究所 3127-19 9.5 35 19 92 3,128円
12 山下工業研究所 3450M-8 9.5 26 8 21 1,058円
13 山下工業研究所 4127-17 12.7 42 17 137 4,868円
14 山下工業研究所 4127-19 12.7 42 19 146 4,868円
15 山下工業研究所 4127-21 12.7 42 21 153 4,868円
16 山下工業研究所 4127-22 12.7 42 22 158 4,868円
17 山下工業研究所 4127-24 12.7 42 24 174 4,868円
18 山下工業研究所 4127-25.4 12.7 42 25.4 183 4,868円
19 京都機械工具 B3TW-08 9.5 32 8 40 2,688円
20 トラスコ中山 TTS3-08 9.5 32 8 40 2,218円
21 トラスコ中山 TTS3-10 9.5 32 10 41 2,218円
22 トラスコ中山 TTS3-12 9.5 32 12 44 2,218円
23 トラスコ中山 TTS3-14 9.5 32 14 48 2,308円

キャップボルト・スタッドボルト・特殊形状のボルトにも対応しています。
ボルトのサイズが変わってしまっている可能性があるなら、ナットツイスターセットもおすすめです。

トラスコ中山のナットツイスター5点セットがインパクトドライバー付きで14,978円、山下工業のナットツイスターセットは8点22,678円で売られています。

ナットツイスターの使い方を5ステップで紹介

ナットツイスターの使い方を5ステップで紹介

ここからは、ナットツイスターの使い方を5ステップで紹介します。

  1. なめたボルトに被せる
  2. プラスチックハンマーで軽く叩く
  3. ボルトの奥までソケットを差し込む
  4. ラチェットレンチを差し込む
  5. レンチを押しながら回す

ステップ1.なめたボルトに被せる

まず、花びらのような形状の歯を、なめたボルトに被せます。
このとき、ナットツイスターのサイズを間違えないよう注意しましょう。
特に、錆びたボルトにナットツイスターを被せる場合、ボルトのサイズが変わっている可能性があります。

ステップ2.プラスチックハンマーで軽く叩く

先端が軽く噛み合ったら、ナットツイスターをプラスチックハンマーで叩いて、確実にボルトに差し込みます。
何度か軽く叩いて、少しずつ差し込みましょう。

ステップ3.ボルトの奥までソケットを差し込む

ボルトにナットツイスターを食い込ませます。
しっかり奥まで差し込まないと、レンチで回せなくなってしまいます。

ステップ4.ラチェットレンチを差し込む

ラチェットレンチをナットツイスターに差し込みます。
ナットツイスターに対し、レンチが垂直になるようにヘッドを当てます。
レンチもサイズが合わないと上手く取り付けられないので注意しましょう。

ラチェットレンチとは

ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

参考:Amazon

ラチェットレンチとは、ボルトやナットを回す時に使う工具です。ソケット部分にギアがあるため、連続的に回せます。

ステップ5.レンチを押しながら回す

手のひらでしっかりレンチを押し込み、ナットツイスターを回します。
何度か回すと、少しずつボルトが緩んで外れます。

ナットツイスターの選び方

ナットツイスターはなめたボルトを緩める最終手段

ナットツイスターを選ぶときは、以下に注意して購入しましょう。

● 強度を重視して選ぶ
● 適したサイズを選ぶ
● 全てのサイズを揃えるのが無難

強度を重視して選ぶ

長年使い続けて錆びついてしまったボルトを外すなら、強度を重視してナットツイスターを選びましょう。
ナットツイスターが破損してしまうと、ボルトが外せないどころか事故のもとになります。
具体的には、ちょっとやそっとでは壊れない、高硬度クロムモリブデン鋼でできているものがいいでしょう。
やっかいなボルトを外したいなら、素材も確認しておくと安心です。

適したサイズを選ぶ

外したいボルトに適したサイズのナットツイスターを選びましょう。
難しいのが、ボルトのサイズと同じナットツイスターを買ってくれば噛み合うとは限らない点です。
たとえば、なめきったボルトはワンサイズ小さなナットツイスターでないと外せないことがありますし、錆びたボルトはサイズアップしている場合もあります。

全てのサイズを揃えるのが無難

ボルトの下のサイズを調べれば適したサイズを選べるわけではないとなると、複数のナットツイスターを買っておくのが無難という結論になります。

ホームセンターにはセット売りされているナットツイスターが置いてあるので、サイズが合うか不安な方はナットツイスターセットを購入しましょう。

使わないナットツイスターを複数購入するより、もう一度ホームセンターに買いに行く手間と時間のほうがもったいないです。想定サイズの前後のサイズも買っておきましょう。

ナットツイスターが使えないボルト

wm03イメージ

ナットツイスターでも歯が立たないボルトがあります。具体的には以下のようなものは難しい場合があります。

● 頭がなくなりかけているボルト
● 錆びてキノコのような形になったボルト
● ネジ山がダメになったボルト

頭がなくなりかけているボルト

ボルトの頭がなくなりかけていたり、三角になってしまったりしているボルトはナットツイスターでも緩められません。そもそも噛み合うサイズのナットツイスターが見つからないでしょう。

このようなナットは、自力で外すのを諦めたほうがいいでしょう。

錆びてキノコのような形になったボルト

錆びすぎたボルトもナットツイスターでは太刀打ちできないケースがあります。少しサイズアップした程度ならナットツイスターもサイズアップして外せますが、あまりにも錆がひどいボルトだと回らないでしょう。

ナットツイスターが回らない場合は、防錆潤滑剤をたっぷりかけてみます。さらにヒーターなどでボルトの周辺を加熱するとより緩みやすくなります。

かじりついたネジの隙間に防錆潤滑剤が浸透してから回せば、ボルトが緩むかもしれません。

ネジ山がダメになったボルト

ネジ山がダメになったボルトは、ナットツイスターだけでなく、どんな工具を使っても取ることは難しいです。

ボルトをドリルで削って除去したり、ネジ山を修復してからナットツイスターを試したりしましょう。

ナットツイスターで簡単に外れないボルトは、自力で直すのは限界があるため、専門業者に任せて安全に処理するのが賢い方法です。

ナットツイスターが使えない場合の手段

ナットツイスターで簡単にボルトを外せなかった場合、以下の道具を使うのも手です。

● CRCなどの防錆潤滑剤を使う
● バイスプライヤーを使う
● 専門業者に頼る

それぞれ説明します。

CRCなどの防錆潤滑剤を使う

CRCはボルトが錆びて固着してしまったときに助けてくれるオイル

参考:Amazon公式サイトへ

CRCなどの防錆潤滑剤を使うと、ボルトが外れやすくなります。

CRCはボルトが錆びて固着してしまったときに助けてくれるオイルです。

錆がひどくてなかなかボルトが回らないときに、CRCを吹きかけてしばらく放置すると緩んで回るようになります。

ボルトのネジ部分が一部出ていれば、ネジの隙間からCRCが浸透するので、外側に少しかけるだけで効きます。

ナットツイスターを使っても回せないときは、CRCをかけて待ってみましょう。

バイスプライヤーを使う

ボルトの頭がなくなってナットツイスターを噛ませられないときはバイスプライヤー

参考:Amazon公式サイトへ

ボルトの頭がなくなってナットツイスターを噛ませられないときは、バイスプライヤーを使います。バイスプライヤーなら強い力でボルトを挟んでねじれます。

ボルトの残っている場所をバイスプライヤーで挟み、少しずつねじって緩めましょう。

この場合もCRCを吹き付けておくと緩めやすいのでおすすめです。

専門業者に頼る

ナットツイスターを使っても外れないボルトをどうしても外したいなら、専門業者に頼るといいでしょう。

自分で下手に回そうとすると、工具や潤滑油を揃えたはいいものの結局外せなくて時間とお金を無駄にした、という事態になりかねません。

専門業者なら工具をたくさん揃えているため様々な手段を試せますし、ぼるとを外せないときのノウハウも持っています。

車の足回りでお困りの際はタイヤワールド館ベストへ

ボルトの頭がなくなってナットツイスターを噛ませられないときはバイスプライヤー

今回はナットツイスターの説明と使い方、おおよその値段などを紹介しました。ボルトがなめて回せなくなってしまったときは、ホームセンターでナットツイスターを買ってきてボルトを付け直すのもいいでしょう。

ただし、ナットツイスターで対応できるか分からないくらいボルトの状態が悪化してしまっていたらプロに頼りましょう。

ナットが外れなくてお困りの際は、お近くのタイヤワールド館ベストにぜひご相談ください!

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ホイール塗装の料金相場は?専門店は高い?業者とDIYによる費用や手順を徹底解説

ホイールの塗装を検討している方は、車のドレスアップや傷隠しに悩んでいるケースが多いと思います。この記事では業者に頼んだ場合の料金相場やDIYによる手順について解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!

アルミホイール塗装の料金相場とポイント

アルミホイール塗装の料金相場とポイント

車に詳しくなければ、塗装にどれくらいの費用がかかるかは分かりませんよね。まずは業者に依頼した場合の料金を確認していきましょう。依頼する業者によって値段には差が出ますが、相場を知っておけば依頼先を検討する材料にも使えます。

また、ホイール塗装はDIYでも可能です。その場合にかかる費用も確認していきます。

専門店(業者)にアルミホイール塗装を依頼した場合の料金

ホイール塗装に関しては、趣味で車をカスタムしている人や塗装・整備経験がある人以外は、業者へ依頼するケースが多いと思います。

インターネットで上位に出てくる業者をリサーチした結果、料金相場は以下となります。

塗装種別 料金(1本あたり)
黒塗装 7,000円〜
シルバー塗装 15,000円〜20,000円
パール/メタリック/マット塗装 20,000円〜

上記は17インチまでの料金相場(工賃込)です。17インチ以上は1インチ毎にプラスで、1,000〜3,000円かかるケースが多いでしょう。

また、塗装するカラーの種類によって、料金は変わります。定番のシルバーや黒は安く、パールやマットなどの特殊な塗装は料金が高い傾向です。希望する塗装がある場合は、事前に料金の確認はしてください。

他にも傷の修理やホイールの形状、マスキング加工などによって、オプション料金がプラスされます。

作業項目 追加料金(1本あたり)
傷の修理 +5,000円〜20,000円
ホイールが特殊なメッシュ形状 +1,000円〜
マスキング加工 +1,000円〜2,000円
ウエイトシール剥がし +1,000円〜
タイヤ外し +1,000円〜2,000円
センターキャップ塗装 +1,000円〜

オプションは店舗によって設定がさまざまなので、業者の候補が見つかったら確認しておきましょう。

傷に関しては、大きさや状態によって料金は大きく変わります。また、損傷が激しい場合は修理不可・塗装不可と断られてしまうケースもあるので注意が必要ですね。

アルミホイール塗装・ガリ傷修理など専門店で格安はどこ?オートバックスは?

ホイール塗装を依頼するなら、「できる限り費用を安く抑えたい」というのが本音だと思います。ちなみにホイール塗装は、傷などの状態によって料金も変わるため、相見積もりを取るようにすれば少しでも価格を抑えることが可能です。

個人店も含めれば、相場以下の料金でホイール塗装が完了してしまうケースも少なくありません。業者によっては、遠方でも配送を使って全国規模で対応しているケースもありますので、とにかく安さにこだわりたい人は徹底的にリサーチしてください。

また、大手専門店や大手カーショップなどを依頼先に考えている人も多いと思います。各店舗の対応状況と分かる範囲の料金を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

業者名 料金
株式会社シンボリ シルバー/ブラック/ホワイト塗装:4,400円
アルミホイール修理専門店カーリユース 傷修理+塗装:20,000円(1本)
オートバックス 一部対応可
イエローハット 対応不可
アップガレージ 修理シルバー再塗装11,000円〜(1本)
ガソリンスタンド 対応不可

ホイールの色変えの値段は?

ホイールの色変えの値段は、定番のシルバー塗装であれば15,000円〜20,000円(1本)が相場です。

ちなみに、「ホイール塗装」と「ホイールの色変え」は同じ作業を意味しています。業者によって言い回しが違うケースもあるので、覚えておきましょう。

ホイールのメッキ塗装は料金はどれくらいかかる?

ホイールのメッキ塗装には種類があり、スパッタリング加工クロームメッキ加工があります。クロームメッキ加工がしたい場合は、スパッタリング加工よりも料金は高くなります。

メッキ塗装の相場は以下が目安です。

● クロームメッキ加工:35,000円〜
● スパッタリング加工:15,000円〜

ホイールの大きさによって、料金相場は変わります。また、業者によって加工方法や品質にも違いがあるため注意が必要です。

ちなみに、クロームメッキ加工のメリットは、輝かしい光沢に加えて強度が増す点です。大切なホイールに傷がついてしまうリスクを極力下げることができます。

一方でスパッタリング加工は、クロームメッキよりも費用を安く抑えられるのが特徴です。カラーの選択肢が多いため、好みのデザインに仕上げやすい点もメリット。ただし、メッキが剥がれやすい難点があります。

メッキ塗装は、車の印象を大きく変えるドレスアップとしても最適なカスタマイズになるため、ホイール塗装時に検討するのも良いでしょう。

DIYでホイール塗装した場合の料金

DIYでホイール塗装した場合の料金相場は、10,000円前後です。

単純に道具代のみで塗装はできるため、業者へ依頼するよりも確実に費用は抑えられます。
DIY塗装にかかる費用の内訳は以下です。

アイテム 価格範囲
塗料 1,000円〜4,000円程度
マスキングテープ 100円〜300円程度
サンドペーパー 1,000円程度
ホイール洗剤 1,000円〜3,000円程度
脱脂アイテム(シリコンオフ) 1,000円程度
サフェーサー、ミッチャクロン 2,000円程度

費用は安いものの、誰でも簡単に塗装ができるわけでもないため、費用と仕上がりのどちらを優先するかしっかり検討しておきましょう。

ホイールのガリ傷修理で塗装は必要?料金は?

ホイールのガリ傷修理で塗装は必要?料金は?

ホイールにガリ傷をつけてしまった場合、放置しておけば白カビの発生など何かしらのデメリットが生じます。

さらに、ホイールの傷は見た目の印象もグッと下がってしまうため、なるべく早く塗装をしておくのが必須です。た

だし、傷修理を施工してから塗装の流れになるので、傷の修理代+塗装代がかかり、ある程度のコストは覚悟しておく必要はあります。

ガリ傷修理と塗装の両方を施工した時の料金は、17インチ以下で20,000円前後が相場のようです。ホイールの種類やインチによって料金はさらに上がります。

ガリ傷はカビや見た目の問題だけでなく、放置し続けることでホイール自体に思わぬダメージを与え続けるきっかけにもなりかねません。ガリ傷修理と塗装になれば痛い出費になるかもしれませんが、安全に乗り続ける為にも同時に施工しておくのをおすすめします。

アルミホイールの塗装や修理を業者に依頼するメリット・デメリット

アルミホイールの塗装や修理を業者に依頼するメリット・デメリット

ホイール塗装を業者に依頼するメリットとデメリットは以下となります。

メリット デメリット
仕上がりの品質が高い 費用が高い
傷と塗装両方に対応できるため手間がない 施工日数がかかる
自分が理想とするデザインになる 店舗へ足を運ぶなど手間がかかる

業者にホイール塗装を依頼した場合は材料費と工賃が発生するため、どうしても費用は高額になりがちです。比較すると金額差は非常に大きいといえます。

ただしコストと引き換えに失敗がなく、プロによる施工で表面の仕上がりもまるで雲泥の差です。腕利きの職人であれば、依頼者が希望する雰囲気からズレなく完成してくれるので、車全体のデザインを損なうこともありません。

アルミホイールの塗装や修理をDIYするメリット・デメリット

ホイール塗装をDIYするメリットとデメリットは以下となります。

メリット デメリット
コストが安く抑えられる 失敗のリスクがある
好きなタイミングで塗装ができる 手間と時間が多くかかる
車を預ける必要がない 品質が低い

ホイール塗装をDIYする最大のメリットは、コストが大幅に抑えられる点です。金額で考えれば、1本当たり10,000円〜20,000円の費用をカットできます。場合によってはそれ以上の金額差が発生する可能性もあるでしょう。

その半面、装技術がない人であれば、失敗するリスクや仕上がりがイマイチになる可能性があります。費用を重視するのか、仕上がりを重視するのかを考えたうえで、DIYを選ぶようにしてください。

アルミホイールの塗装をDIYで実施する手順は?

アルミホイールの塗装をDIYで実施する手順は?

ホイール塗装は必要な道具も揃いやすく、手順自体に複雑な工程はありません。

ただし工程が単純とはいえ、技術力によって塗装の仕上がりには大きな差が発生する点だけは肝に命じておきましょう。

それでは、ホイール専門店が教えるDIY手順や注意点、揃えるべき道具をそれぞれ解説します。

【ラバースプレー使用】ホイール塗装で準備する道具は?

ホイール塗装で準備する道具は次の通りです。

  1. 塗料(ラッカースプレー、ラバースプレー)
  2. 耐水ペーパー(400番、800番、1500番、2000番)
  3. シリコンオフ(脱脂剤)
  4. マスキングテープ
  5. サフェーサー・ミッチャクロン
  6. クリア塗料
  7. コンパウンド
  8. ホイール洗浄関連
  9. 手袋・マスク

塗料は車用が基本になりますが、アルミサッシ用やラッカースプレー、ラバースプレーでも問題ありません。耐熱塗料でないと塗装ができないという声もありますが、問題ないので安心してください。

ちなみに仮に失敗しても剥がせるため、塗装に自信がない方でも挑戦しやすい塗料になります。また、カラーの種類が豊富で、期間限定で奇抜カラーに挑戦したい人にもおすすめです。

サフェーサーやミッチャクロン、コンパウンドは、より質の高い仕上がりには欠かせないアイテムとなるので、忘れずに用意しましょう。

プロが教えるDIYによるホイール塗装の手順

塗装経験がないのであれば、「なんとなく」で塗装してしまうと失敗する確率は高いです。ここで紹介する手順を正しく守っていただき、綺麗な塗装に仕上げましょう。

手順は8ステップです。

  1. ホイールを綺麗に洗浄する
  2. 耐水ペーパー・ヤスリで表面に傷をつける
  3. 塗装をつけたくない部分をマスキングテープで保護する
  4. シリコンオフなどの脱脂剤で油分を除去する
  5. サフェーサー等で塗料が付着しやすい環境にする
  6. カラー塗装をする
  7. クリア塗装をする
  8. コンパウンド等で綺麗に仕上げる

ステップ1:ホイールを綺麗に洗浄する

塗料がしっかりと付着するように、表面に付いている汚れをクリーナーを使って洗浄してください。ブレーキダストは落ちにくい汚れなので、専用クリーナーを使用するのがベストです。

手洗いでも洗浄はできますが、ブラシを使って隅々をこすったほうが徹底的に汚れを落とせます。隙間の汚れも落とせるように、細めのブラシを用意しておくのがベストです。

ステップ2:耐水ペーパー・ヤスリで表面に傷をつける

塗装面にある程度の凹凸がないと塗料が綺麗に乗らないため、耐水ペーパーやヤスリを使って小さい傷をつけていきます。つける傷の目安は、表面がマット状の状態になればOKです。

ホイールが綺麗であれば耐水ペーパーは1500番もしくは800番、表面に凹凸等の傷がすでにあれば800番もしくは400番を使用してください。

深い傷や凹みがある場合は、パテを使って表面を埋めておき、なるべく平らにしておきましょう。

ステップ3:塗装をつけたくない部分をマスキングテープで保護する

塗料を付けたくない場所をマスキングテープで保護します。塗料は想像以上に広い範囲へ飛び散るため、色を付けたくない場所へ確実にマスキングテープを貼っておきましょう。

ホイールを車体に付けたままで塗装する場合、タイヤやブレーキ周り、車体にも塗装が飛んでしまう可能性があるので、念入りに保護するようにしてください。

エアバルブやナット穴はうっかり忘れがちな場所になるので、忘れないようにしてくださいね。

ステップ4:シリコンオフなどの脱脂剤で油分を除去する

ホイールに油分が付着していると塗料を弾いてしまうため、脱脂剤で事前に油分を除去しておきます。

脱脂剤で油分を除去したとしても、手でホイールをベタベタ触ってしまえば、手油が付着してしまいます。手油も塗料を弾く要因になってしまうので、脱脂剤を使うタイミングから手袋は必須です。

ステップ5:サフェーサー等で塗料が付着しやすい環境にする

ステップ2で塗料が乗りやすい環境にしていますが、より塗料がホイールへ密着するためにサフェーサーやミッチャクロンを塗布しておきます。

面倒に感じるかもしれませんが、仕上げの質を高めるためにも丁寧に塗布しておきましょう。厚塗りは効果を半減させますので、薄く均一に塗ることを意識してください。

塗布後は、番手の低い耐水ペーパーで水研ぎをしておき、再度脱脂しておくと安心です。

ステップ6:カラー塗装をする

ここからメインの塗装に入ります。カラー塗装前に、表面が乾いていることを確認してから、塗料を塗るようにしてください。

塗料はなるべく薄く塗り、一度で完成させないようにしてください。最初はハッキリと色がついていなくても問題ありません。複数回に分けて薄塗りを重ねて、ムラなく塗装していくのがコツです。

ちなみに、重ね塗りは表面が軽く乾いたタイミングで進めるようにしましょう。

ステップ7:クリア塗装をする

カラー塗装が完了したら、表面のコーティングや艶出しをかねてクリア塗装をしていきます。より綺麗に仕上げるためにも大切なポイントになるため、面倒でも忘れずに実施してください。

ラッカークリアでも問題はありませんが、仕上がりにとことんこだわる人であればウレタンクリアの使用がおすすめです。より耐久性が強く、光沢感に優れています。

ステップ8:コンパウンド等で綺麗に仕上げる

最終仕上げとしてコンパウンドを使って、表面を綺麗に仕上げます。

ステップ7の時点で満足できるツヤがでていれば、無理にコンパウンドで仕上げる必要もありません。理由としては、コンパウンドで磨きすぎてしまうとクリア塗装を落としてコーティング効果を薄める可能性があります。

コンパウンドを使用する場合は、磨きすぎに注意しましょう。

【注意点】車のホイール塗装で塗ってはいけない場所は?

車のホイール塗装で絶対に塗ってはいけない場所は次の通りです。

● ホイールボルトやナットが当たる部分
● ホイールと車体が当たるハブ部分

この二箇所を塗装してしまうと、ボルトやナットを締めこんだ際に、塗装した部分の割れが発生してしまいます。塗装が割れてしまった部分には小さな隙間が発生してしまうので、放置しておけば隙間が原因となってボルトのゆるみが起きてしまう可能性があるでしょう。

車体を支える足回りのボルトがゆるんで外れてしまったら…。説明するまでもないですが、危険な状況に陥る可能性があるのはお分かりいただけたと思います。

この2つの部分には必ずマスキングテープで保護してから塗装作業をしてください。

不安を感じる人は、業者に依頼するか新しくホイールを購入し直すか検討したほうがよいですね。

塗装が面倒であればホイールの買い替えを視野に入れる

塗装が面倒であればホイールの買い替えを視野に入れる

ここまで見てきたように、ホイール塗装は業者に依頼してもDIYで塗装しても一定のコストや手間、リスクがかかります。

コストを抑えようとDIYを試みる人も多いですが、塗装に慣れている人以外はイメージしていた仕上がりにならない可能性も高いため注意が必要でしょう。

であれば、ホイールを買い替えをしてしまうのも一つの手です。無駄なコストと手間がかからずに新しいホイールを装着しておけば余計な不安もありません。

また、ホイールのプロがいるカーショップ等で購入すれば、最適なホイール探しから取付手配までワンストップで対応してくれるはずです。

愛車にぴったりのホイールを探すならタイヤワールド館ベストで決まり!

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ホイールの買い替えを検討している人は、豊富な品揃えがあるタイヤワールド館ベストがおすすめです。

北海道・宮城・岩手に店舗を構えるだけでなくタイヤワールド館ベストも展開し、自宅にいながら愛車にぴったりのホイール選びが可能です。また、タイヤとセットで購入すれば、提携している全国4,000店の取付工場からお好きな場所で取付まで、ネット上で手配できます。

ベスト写真館では素敵なカスタム写真もたくさんありますのでぜひ覗いて見てくださいね!

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センターキャップの外し方は難しい?なしだとダメ?ホイールに付ける必要性やサイズ選びも解説

「ホイールをカッコよく仕上げるために、センターキャップを付けたけれど、どうやって外せばいい?」
「センターキャップって必ずつける必要があるの?」
とお悩みではありませんか?

センターキャップを付ける必要性や付けた後の取り外し方など、気になるポイントはいろいろとありますよね。

そこでこちらの記事では、センターキャップについての必要性や選び方、外し方や取り付けの注意点など、幅広い情報を網羅的に解説します。

センターキャップについて知りたいことがある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

センターキャップとは?

wm03イメージ

参考:キョウホウ

はじめに、センターキャップについての基本的な特徴を紹介します。

センターキャップの取り付けにはどのような意味があるのか、素材は何でできているのかなど、1つずつ確認してみましょう。

ホイールの中心に取り付ける装飾的なカバー

センターキャップは、車のホイールの中心に取り付けられるカバーです。

その名の通り、ホイールの中心部を覆う役割を果たしますが、その意味だけではなく、車のスタイルや個性をアピールするアクセントを担う役割もあります。

車のデザインを一層引き立て、オーナーのセンスや好みを表現する手段としても利用されているものです。

車によって、メーカーの純正品が付いている場合もありますが、そちらを取り外して好みの社外品を付け直すこともできます。

素材はプラスチックやアルミニウムが一般的

センターキャップの素材は、一般的に>プラスチックやアルミニウム ハブの保護やホイールの見栄えをよくする効果がある

センターキャップの役割として、ハブを保護する意味があります。

ハブは車輪の中心部であり、ダストや小石などが侵入することで損傷する可能性がありますが、センターキャップが防いでくれるので安心です。

また、センターキャップはホイールの見た目を向上させる効果もあります。

車輪の中心部がセンターキャップで飾られることで、車全体の統一感をアップし、上質な印象を与えることができます。

センターキャップの外し方を解説

センターキャップの外し方を解説

続いて、センターキャップを上手に外す方法を具体的に紹介しますね。

  1. 裏側から押す
  2. 専用のレンチを使う
  3. 吸盤で吸着する

センターキャップを外す際は、慎重に行うことが大切です

1つずつ解説していきます。

裏側から押して外す

1つ目の方法は、*キャップの裏側から押して外す方法です。ホイールを車から取り外し、裏側を向けてセンターキャップの中央を押せば簡単に外すことができます。

ただし、力を入れすぎるとセンターキャップの爪が折れるなど問題が起こる可能性があるので注意しましょう。

専用のレンチを使って外す

専用のレンチを使って外す

参考:京都機械工具(KTC) アルミホイルキャップレンチ

2つ目の方法は、専用のレンチを使用して外す方法です。上記のような道具を使用します。

センターキャップ専用の工具を使えば、キャップを傷つける心配がなく、車からホイールを取り外す必要もないので簡単に取り外せます。(ただし、レンチが当たる部分は養生をした方が無難です)

車に取り付いたままのホイールのセンターキャップの隙間にレンチを差し込み、てこの原理を使って取り外しましょう。

マイナスドライバーなどで代用することもできなくはありませんが、センターキャップやホイールに傷をつける恐れがあるのでできるだけ専用のレンチを使うのがおすすめです。

吸盤で吸着して外す

3つ目の方法は、吸盤を活用すして外す方法です。

強力な吸盤をセンターキャップの中央に取り付け、ゆっくりと外す方向に引っ張ることで、キャップを外すことができます。

傷もつきづらく、自分でもやりやすい方法なので試してみるといいでしょう。

ただし、吸盤が取り付けやすい平面なセンターキャップでしか使えない方法なので注意してくださいね。

センターキャップを取り付ける際の注意点

センターキャップを取り付ける際の注意点

次に、センターキャップを取り付ける時に注意したいポイントを3つ紹介します。


● サイズの選び方
● 前もって掃除をすること
● 向きや位置を確認すること

これらを詳しく解説していきます。

ホイールのハブ穴径のサイズを測ってサイズを選ぶ

センターキャップを取り付ける際の大切なポイントは、ホイールのハブ穴径に合ったサイズを選ぶことです。

ハブ穴とセンターキャップの径が合わないと、入れることができなかったりグラグラして走行中に外れてしまったりします。

ハブ穴径の測定を正確に行い、適切なサイズのセンターキャップを選びましょう。

自分でサイズを測る自信がない人は、ホイールやセンターキャップの説明書をチェックして数字を確認するのがおすすめです。

取り付ける前にホイールを掃除する

センターキャップを取り付ける前に、ホイールをしっかりと掃除しましょう。

ホイール表面に汚れやダストが残っていると、センターキャップが正しく取り付けられず外れてしまう可能性があります。

洗剤を使って洗浄したりブラシで擦ったりしてホイールを清潔にしてからキャップを取り付けるようにしてくださいね。

センターキャップの向きや位置を確認する

センターキャップを取り付ける前に、センターキャップの向きや位置をしっかりと確認しておくことが大切です。

センターキャップの位置が正しくないと、外観が乱れるだけでなく、キャップが外れる恐れもあります。

取り付け前に正確な位置を確認し、取り付けてからもセンターキャップがしっかりと噛み合っていることを確認しましょう。

センターキャップを取り付けるメリットは?

センターキャップを取り付けるメリットは?

それでは改めて、センターキャップを取り付けることで得られるメリットについて紹介していきます。

● ホイールや車全体の見栄えがよくなる
● カスタマイズすることで個性が出せる
● 汚れやダメージから守る

これらのメリットを魅力に感じる人は、ぜひ取り付けを検討してみましょう。

ホイールや車全体の見栄えがよくなる

センターキャップを取り付ける最大のメリットは、ホイールや車全体の見栄えが大きく向上することです。

キャップはホイールの中心部を飾るポイントとなり、単調な外観にアクセントを加えて魅力的な印象を与えます。

シンプルなデザインから個性的なものまで、キャップの種類によって車のスタイルをカスタマイズすることができるのが魅力です。

カスタマイズすることで個性が出せる

センターキャップを取り付けることで、愛車の個性を自由に表現することができます。

キャップのデザインや素材を選ぶことで、自分のスタイルや趣味を車に反映させることができるのがメリットです。

他の車と差をつけたり、特別な雰囲気を演出したりすることに魅力を感じる人は、センターキャップの使用が向いていると言えるでしょう。

汚れやダメージから守る

センターキャップは、ホイールの中心部を汚れやダストから守る重要な役割も果たします。

日常の走行中にハブに侵入するダストや小石は、ホイールの見た目だけでなく回転バランスにも悪影響を及ぼす可能性があります。

センターキャップがしっかりとハブを覆うことで、これらの問題を軽減し、ホイールの長寿命化にも貢献してくれるでしょう。

このように、センターキャップは見た目と実用性の両面において、メリットがあると言えます。

センターキャップを取り付けるデメリットはある?

センターキャップを取り付けるデメリットはある?

たくさんのメリットがあるセンターキャップですが、取り付けるにあたってデメリットはあるのでしょうか?

● 取り付ける分コストがかかる
● メンテナンスに手間がかかることも
● サイズや適合タイプを間違えると付けられない

人によっては、上記の内容がデメリットになる可能性があるので、1つずつ確認してどうしても許容できないデメリットがないかチェックしておきましょう。

取り付ける分コストがかかる

センターキャップを取り付ける際には、追加のコストが発生することがデメリットの1つです。

キャップの種類やデザインによって価格は異なりますが、シンプルなものの方が安価で、ブランドものやデザイン性に優れているものの方が高価になる傾向があります。

4つセットで1,000円台のものもあれば、1万円を超えるものもあるので、予算に合わせて選ぶことが大切です。

メンテナンスに手間がかかることも

センターキャップをきれいな状態で保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。

外部からの汚れやダストが付着することで、キャップや車全体の見栄えが損なわれる可能性があります。

掃除やメンテナンスに手間をかける必要があるため、これをデメリットと感じる方もいるかもしれません。

なるべく車のメンテナンスに手間をかけたくない人は、取り付ける前にしっかりと検討しましょう。

サイズや適合タイプを間違えると付けられない

センターキャップはホイールのハブにしっかりとフィットする必要があります。

適合サイズやタイプを誤ると、正しく取り付けることができないデメリットが考えられます。

見た目の良さだけでセンターキャップを選んでしまうと、自分の車とサイズが合っていないと付けられないので、きちんとサイズが合うかは前もってチェックしてくださいね。

センターキャップを選ぶ時のポイント

センターキャップを選ぶ時のポイント

参考:ウェッズ公式サイトへ

最後に、センターキャップを選ぶ際、チェックしたいポイントを紹介します。

  1. 直径や爪の長さ
  2. ホイールや車のイメージ
  3. 手軽に使えるタイプのもの

これらの内容を詳しく紹介するので、センターキャップ選びの参考にしてみてくださいね。

直径や爪の長さをチェック

センターキャップを選ぶ際に重要なポイントは、直径や爪の長さを確認することです。

ホイールのハブ穴にフィットする直径や、センターキャップをハブにしっかりと固定するための爪の長さを正確に把握しましょう。

誤ったサイズや形状を選んでしまうと、正しい取り付けが難しくなる可能性があります。

ホイールや車のイメージに合ったものを選ぶ

センターキャップは、取り付けることで車のスタイルや個性をアピールできるアイテムです。

ホイールや車のイメージに合ったデザインや素材を選ぶことで、車の外観をさらに魅力的に演出することができます。

シンプルなものからエレガントなもの、スタイリッシュなもの、他にはない個性的なものまで、幅広いバリエーションから選べるので自分らしいものを選ぶようにしましょう。

車体のライトを変更したりステッカーを貼ったりさまざまなカスタマイズをしているのに、センターキャップを付けていないと物足りなく感じることも。

さまざまなカスタマイズの印象に合わせて、統一感のあるデザインを選ぶのがおすすめです。

ノーマルセンターキャップにシールを貼るだけのものもある

ノーマルセンターキャップにシールを貼るだけのものもある

参考:Aomgsd Aomgsd TRDセンターキャップシール

センターキャップの選択肢として、ノーマルなキャップにオリジナルのシールを貼るだけのものもあります。

この方法なら手軽にカスタマイズを楽しむことができるので、一からセンターキャップを取り付け直すよりも手軽です。

ノーマルなセンターキャップを取り付けておいて、シールのデザインに飽きてきたら手軽に張り替えることもできるので、カスタマイズがより気軽に行えます。

さまざまなデザインを試してみたいと考えている人は、ぜひチェックしてみましょう。

センターキャップで車の足回りを演出しよう

センターキャップで車の足回りを演出しよう

こちらの記事では、センターキャップの外し方からセンターキャップの必要性、センターキャップを取り付けるメリット・デメリットなど気になる情報を網羅的に解説しました。

センターキャップは車にとって必ずしも必要なアイテムではありませんが、ホイールの中心部の保護やホイールや車全体の見栄えの向上に大きく貢献してくれます。

センターキャップを付けるのは、メリットだけでなく人によってはデメリットに感じることもありますが、付けるのが向いている人も多いでしょう。

車のカスタマイズが好きだったり車全体のデザインに統一感を持たせたかったりするなら、ぜひセンターキャップの使用も検討してみてくださいね。

現在付いているセンターキャップを取り外して、新たなものに付け替えたい人は、こちらの記事の外し方や取り付ける際の注意点を参考にして行ってみてください。

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インセット40と45の違いは?変更時のメリット・デメリットや許容範囲も解説

ホイールのインセットの変更を検討しているけれど、「インセット40と45の違いがわからない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ドレスアップの定番である「ツライチ」には、インセットの変更は外せません。

本記事では、インセット40と45の違いをわかりやすく解説します。インセット数値を下げることで得られるメリットやデメリットもお伝えするので、変更後のイメージがつかみやすくなります。

足回りのカスタマイズを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

ホイールのインセットとは?オフセットもあわせて解説

ホイールのインセットとは、ホイールを横から見たときに、リムの幅(タイヤがはまる部分)の中心からホイールを車体に取り付ける面までの距離を表す数値のことを指します。

ホイールの取り付け面がリム幅の中心にあれば「ゼロセット(0)」、中心より外側にあれば「インセット(+)」、内側にあれば「アウトセット(-)」と表記されます。

インセットイメージ

参考:ブリヂストン

リムの中心より内側 リムの中心 リムの中心より外側
アウトセット(-) ゼロセット(0) インセット(+)

ホイールのサイズ表記では、一番後ろにある数値がインセットの数値です。

たとえば、ホイールサイズが「16 61/2 J 5 114.3 48」なら、インセットの数値は「48」となります。ホイールの取り付け面が、リム幅の中心から48mm外側にある、という意味です。

インセットの数値は、大きくなるほどホイールは車体の内側に入り、小さくなる(0に近づく)ほど外側に出るので、ツライチを目指すのなら数値を下げていくことになります。

現在は「インセット」ですが、2008年7月11日以前は「オフセット」といわれていました。これは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)から国際基準に合わせようと呼びかけがあり、名称が変更になったためです。

インセットとオフセットの意味は同じです。

正しくは「インセット」ですが、オフセットと呼ぶ人も多く、どちらの呼び方でも伝わるでしょう。

どう変わる?インセット40と45の違い

どう変わる?インセット40と45の違い

インセット40と45の違いについて解説します。

● インセット40
● インセット45

5mmの違いなら、乗り心地に大きな差は出にくいでしょう。ホイールや車種によって異なりますが、主に変化するのは見た目です。

それぞれ解説します。

インセット40

インセット40とは、ホイールの中心から取り付け面が40mm外側にある状態のことです。インセット45と比べると、ホイールは外側に出ていることになります。

理論上では、ホイールが5mm外側に出るので、インセット45よりもツライチに近づきます。

インセット45のホイールを装着したときと比較すると、車種によってはかなり外側に出ている印象です。人によって見え方は異なるものの、イメージはガラッと変わります。

インセット40は45よりも、スポーティーな足回りを演出できるでしょう。

インセット45

インセット45とは、ホイールの中心から取り付け面が45mm外側にある状態のことです。インセット40と比べると、ホイールは内側(車体側)に入っていることになります。

理論上では、ホイールが5mm内側に入るので、インセット40よりフェンダーとのすき間が広くなります。

車種にもよりますが、インセット40のホイールを装着したときよりも、フェンダーとの距離にだいぶ余裕がみられる印象です。

ギリギリを攻めるツライチよりも、フェンダーとのすき間にある程度空間がほしい人は、インセット45を選ぶといいかもしれません。

ただし、実車では5mm以上の差が出る可能性もあります。車種やホイールによって変化するので、必ず5mmの差が出るとは考えにくいでしょう。

インセット数値を下げるメリット・デメリット

インセット数値を下げるメリット・デメリット

インセット数値を下げることで得られるメリットと、考えられるデメリットを解説します。

足回りをツライチに近づけるためには、インセット数値を下げる(0に近づける)必要があります。数値を下げることでどのような変化があるのか、良い面だけでなく悪い面も理解しておきましょう。

メリットはドレスアップ効果や走行性能の向上

主なメリットは以下の2つです。

・ドレスアップ効果
・走行性能の向上

インセットの数値を下げ、ツライチに近づける最大のメリットは、ドレスアップ効果を得られることです。

ホイールとフェンダーの面がそろうことで、レーシングカーのような迫力ある足回りを演出できます。ドレスアップの王道といっても過言ではありません。

ホイールの存在感を引き出し、おしゃれな足元を楽しめます。

また、走行性能の向上が期待できます。ホイールを外側に出すことで、トレッドの距離が広がり、コーナリングでグッと踏ん張る力が増すこともメリットです。

※トレッドとは、左右のタイヤの接地面の中心から中心までの距離のことです。

デメリット

反対に、ツライチにはデメリットもあります。主なデメリットは以下の3つです。

・干渉の危険性
・ボディに傷がつきやすくなる
・乗り心地や燃費が悪化する

ホイールをあまりにもフェンダーギリギリの位置に設定すると、ボディに干渉してしまう可能性があります。

走行中にフェンダーを巻き込んでしまうと、ホイールに傷がついたり、フェンダーが変形して走行できなくなったりと非常に危険です。

フェンダーとのすき間が少なくなることで小石や泥などをかきあげ、ボディに汚れや傷がつきやすくなる恐れもあります。

また、インセットを下げると同時にタイヤの幅を広げた場合は、乗り心地や燃費の悪化も考えられます。

スタイリッシュな見た目と引き換えに、さまざまな短所があることも理解してカスタマイズを行うようにしましょう。

インセットの計算方法

インセットの計算方法

インセットの計算方法を解説します。慣れていない人には少し難しく感じるかもしれませんが、手順はシンプルです。

糸、おもり、ものさし(端に余白がないもの)を準備し、以下の流れで行います。

  1. ホイールのサイズを確認する
  2. フェンダーとホイールの距離を測る
  3. 測った数値からインセットを計算する

ホイールのサイズや車種が同じでも、車は1台1台違います。必ず実車で確認し、自己責任で行うようにしてください。

インセットの計算方法についての詳しい内容は、【ホイールのインセットとは?分かり易くプロが教えます!】の記事も参考にしてみてください。

インセットの許容範囲は?

インセットの許容範囲は?

インセットの変更には許容範囲があります。安全に走行するためにも、必ず把握して行うようにしましょう。

主に気をつける点は、以下の2つです。

● フェンダーより外にはみ出さない
● 足回りの部品に干渉させない

1つずつ解説します。

フェンダーより外にはみ出さない

インセット数値を下げてツライチに近づけるとき、ホイールがフェンダーからはみ出さないようにしましょう。

ホイールがフェンダーからはみ出してしまうと、車検に通らない可能性があるからです。

厳密には、タイヤ側面のラベリングとホイールリムを保護するためのリムガードは、10mm未満の場合に限り、はみ出しは許容されています。(道路運送車両の保安基準 第178条(車枠及び車体))

しかし、その他の部分では、はみ出しは認められていません。ホイールやホイールナットがはみ出すと、車検に通らないだけでなく走行中も危険だからです。

はみ出した部分が接触してハンドルをとられたり、事故を起こしたりする可能性もあります。

わかりやすくいうと、扇風機のカバーを外してスイッチを入れている状態です。羽の部分がむき出しで回転しているのは、非常に危険です。それと同じことがいえます。

自分だけでなく周りにも危険が及びます。注意してカスタマイズを行いましょう。

足回りの部品に干渉させない

気をつけなければいけないのは、見える部分だけではありません。車体側、つまりホイールの内側にあるサスペンションやブレーキの部品に干渉しないように注意が必要です。

たとえば、サイズは同じホイールで、インセットの数値だけを40から45に変更したとします。ホイールを取り付ける位置が5mm内側に入るので、その分ホイールと足回りの部品の距離がせまくなります。

内側のすき間を確認せずに、サスペンションやブレーキなど足回りの主要部品とホイールが干渉してしまうと、走行に支障が出るからです。

ブレーキやサスペンションはもちろんですが、インセット数値の変更時には干渉しやすいナックル(車体とつなぎ車輪を支え方向を変える部品)とのすき間を測っておくようにしましょう。

取り付け時に問題なく、走行してハンドルを切ったり段差を超えたりしても干渉がないか、足回りの部品に注意してください。

インセットを変更するときの注意点

インセットを変更するときの注意点

車には個体差があります。たとえ車種が同じで、ホイールのサイズとデザインが同じものでも、必ず数値が一致するとは限りません。

前後と左右でも、測った数値が異なる場合もあります。車は左右対称ではなく、エンジンやミッションなどの重い部品も均等に配置されているわけではないからです。

足回りの部品をカスタマイズして車高が変わっていたり、タイヤの種類によって変わったりすることも考えられます。

たとえ同じ車種の情報があったとしても、自分の車と同じ数値になる保証はありません。必ず実車で数値を測り、自己責任で行うようにしましょう。

また、インセットの変更に自信がない人は専門家を頼るのも1つの方法です。
お近くの方は、当店にぜひご相談くださいね!

足回りのカスタマイズは、少しのミスでも大きな事故につながる恐れがあります。走る、曲がる、止まるを繰り返し行い、負荷がかかる部分だからです。

インセットを変更したいけれど知識に不安がある人は、無理に1人で行わずプロに相談することをオススメします。

微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

微調整ならホイールスペーサーを使う方法も

ホイールのインセットを調整したものの、「あと少しのすき間が気になる」といった場合もあると思います。そんなときは、「ホイールスペーサー」を利用して調整する方法もあります。

ホイールスペーサー

参考:ハブリング付きスペーサー/DIGICAM

ホイールスペーサーとは、車体(ホイールを取り付ける部分)とホイールの間にはさむ円形の金属です。間にはさむことで、厚みの分だけホイールを外側に出せます。

サイズ設定も豊富で、1mmから選択できます。外に出せるギリギリまでホイールのインセットを調整し、微調整をホイールスペーサーで行うことも可能です。

10mm以上厚みのあるものは「ワイドトレッドスペーサー」といい、円形の金属にハブボルトが一体になっています。

車体についているハブボルトに固定して使用するタイプで、ホイールスペーサーと見た目は異なりますが、同じ目的の部品です。

間にはさむだけでインセットを調整できる手軽さは魅力ですが、ホイールスペーサーにはデメリットもあります。

本来、車体とホイールの間には部品がはさまっていない状態です。そこにホイールスペーサーをはさみ込むと、ホイールナットを取り付けるハブボルトへのかみこみがどうしても浅くなってしまいます。

その結果、走行を繰り返すとホイールナットに負荷がかかり、緩みやすくなる可能性もあります。装着時にあまりにもかみこみが浅い場合は、ハブボルトの交換が必須です。

インセットを調整するときは、できるだけホイールサイズの変更で対応することをオススメします。

ぴったり合うサイズのホイールがなかった場合や、どうしてもすき間をうめたい場合、補助的な使用を検討してみましょう。

ホイールスペーサーについての詳しい内容は、【ホイールスペーサーのメリット・デメリットとは?装着時の注意点と価格も解説】の記事も参考にしてみてください。

ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

ホイールの交換はタイヤワールド館ベストがオススメ!

インセット40と45では、主に見た目が変化します。5mmの差なら、乗り心地に大きな違いはないでしょう。

インセット数値が小さくなる(0に近づく)ほどホイールが外側に出て、大きくなるほどホイールが内側に入り込みます。

足回りのドレスアップでツライチを目指すのなら、インセットの数値を下げていくことになります。

車種にもよりますが、フェンダーとホイールのすき間に余裕がほしい人はインセット45、攻めたカスタマイズをしたい人はインセット40を選択するといいかもしれません。

インセットを変更するメリットとデメリットも理解して、許容範囲で足回りのドレスアップを楽しんでください。

インセットの変更でホイールを交換するのなら、タイヤワールド館ベストがオススメです。さまざまなサイズのホイールを取り揃えており、デザインの種類も豊富です。あなたの好みに合ったホイールが見つかりますよ。

オンラインからの注文も可能です。ぜひチェックしてみてくださいね。

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仙台本店 足回り 車高調

車高調の寿命予測:交換タイミングを知る目目安

車高調とは車高の調整を行うためのパーツになります。
車の車高や乗り心地を変更することができるため、車の外観や性能をカスタマイズするために使用されます。

この記事では車高調の寿命を知らせるサインや耐久年数などご紹介させて頂きます。ぜひ最後までご覧ください。

車高調の耐久年数はどのくらいなのか?

まず、車高調の寿命についてですが、一概に何年と決まってはいません。しかし、一般的には3~5年、距離にして3万Km程とされています。

ただし、この寿命に関しては、街乗りで考えた場合ですので、サーキット走行等される方は寿命が短くなってしまう可能性がありますので、ご注意ください。

車高調寿命のサイン

車高調のオイル漏れ


寿命を判断するのに1番分かりやすい特徴です。
車高調の内部には【オイル・ガス】が入っており、使用している年数がたつにつれ熱や金属同士の摩擦により、オイルシール等の部品からオイルがにじみ出てくる症状です。

この状態ですと、車検も通りません。寿命と考えた方が良いかと思います。

異音

走行していたり、ハンドルを切った時になる音
【ゴトゴト・カタカタ】となり始めたら、車高調の寿命目安になります。

車のサスペンションは走行中に何度もストロークを繰り返します。そのため使用年数が経過すると、ダンパー内部の部品が摩耗したり、スプリングの干渉、ピロボールが摩耗してしまい、それらが走行中の異音へと繋がります。

ネジ山部の破損や固着


車高調には車高を調整するため、ダンパー部にネジ山が切られています。

年数が経過してくると、錆やゴミが付着しブラケットが回らなくなってしまうことが多々あります。

ひどい場合は完全に可動できなくなってしまい車高の調整が出来なくなってしまいますので、

寿命の一つと考えても良いかと思います。

壊れる前にオーバーホールをして長く使いましょう

オーバーホールを行うことで、ショックアブソーバーの不具合箇所を元の状態にすることができます。それによって長く使用することができます。

車高調のオーバーホールは商品により変動はありますが、
1本あたり15,000円~30,000円程となります。

新品を購入するよりもコストを抑えることができます!

まとめ

今回は車高調についてご紹介させていただきました。車高調の寿命、サイン理解することで、安全なカーライフにもつながると思います。お使いになられていて、不安な点や心配な点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

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ハスラーリフトアップ&15インチインチアップタイヤホイールセット施工事例

今回は実際にご来店くださったハスラーオーナー様のドレスアップカスタム事例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

お客様の仕上がりイメージと要望

ハスラーをタイヤのインチ数を変えずにリフトアップさせたい

ハスラーの純正サイズは165/60R15、15×4.5J 5/100 +45です。インチアップではなく15インチのままでドレスアップをしたいとご希望。

クロカン仕様、ナイトロパワーシリーズを履いてみたい

林道や砂地のような凸凹が多い道にあるクルマをイメージ。クロカン仕様のハスラーへ変身させたい。

「ナイトロパワーの新商品は合うサイズあるかな…」

車種に対してきちんと合うサイズがあるかどうか確認をさせていただきます!ご安心ください。

軽自動車で人気車種のひとつ、スズキのハスラーはいろいろな仕様へ変身させることができます。お好みに合わせてカスタムしてみましょう♪

装着したナイトロパワーH12ショットガンの大きな魅力

アメリカン!ミリタリーテイストでオフロード系カスタム!

12個のホールを使用してデザインされたワイルドなH12。一見素朴なイメージですが…オフロード系はもちろん、センターに配置されている文字やリムにある専用のピアスボルトが高級感を現します。インストールされたクルマは一気にインパクトあるアメリカンなスタイルへ。

「コストパフォーマンスが高い商品」とはこのことをいう!

繊細な作り込みがされ、ホールの縦壁にはリブが設けられ奥行きのある立体を構成。また、センターに配置された文字は製造技術の限界まで精密な造形でリアルを追求。外周には専用のピアスボルトを打ち込みインパクトのあるアメリカンなディッシュデザインを作り上げています。かなり凝った作りをされており技術にも申し分がありません。コストパフォーマンスが高いホイールとなっておりオフ系カスタムを考えている方にはかなりおすすめのシリーズです。

装着したTOYOタイヤオープンカントリーR/Tの魅力

オフ系の仕上がりにはかかせないホワイトレター

ホワイトレターとはタイヤの側面の文字が白いこと。足元を引き立てるドレスアップの一つの方法で、トーヨータイヤのオープンカントリーRTはオフ系カスタムカーオーナーに絶大な人気を誇っています。

野性味溢れるゴツゴツ感

オープンカントリーRTは新カテゴリータイヤです。”ラギットテレーン”という名のオフロード性能とオンロード性能のいいとこどり!凸凹したゴツゴツタイヤ、「乗り心地悪いよね…」よく聞かれますが、同じ部類の他メーカーと比べると乗り心地には定評のあるのがオープンカントリーの強みです。見た目だけでなく乗り心地にもこだわりたい場合はトーヨータイヤのオープンカントリーRTが断然おすすめです!

タナベのサスでリフトアップ!ラテラルロッドで走行安心

タナベというメーカーの特徴

タナベはホイールやマフラーなども取り扱っており、すべてにおいて好評な商品ばかりです。その中でもサスペンションはユーザーのニーズに合わせてスポーティー・リフトアップ・ローダウン様々な商品展開が行われています。

リフトアップサスの取付前後の写真

今回使用したのは、DEVIDE UP210!ナチュラルなリフトアップ具合が人気の理由!冷間成形ならではの乗り心地で、タイヤから伝わるゴツゴツ感もマイルドに緩和。さらにロールセンターの最適化により、コーナーリングをスムーズになる効果も得られます。

ラテラルロッドの取付でより快適なドレスアップ

今回取付したのはシュピーゲルのラテラルロッド。
適合をきちんと確認してからオーダー。

ラテラルロッドとは、車軸の横方向への動きを規制・支持。車輪の位置を決める棒状の部品です。車高を変えると車が真っ直ぐ走行しなくなったり、タイヤが片方のフェンダーに当たってしまうなどの症状が出てきます。フロントタイヤに対し、リア全体が左右にずれているのが原因です。こうならないためにもラテラルロッドの取付(交換)が必要になります!

まとめ

同じ車でも人によって好みはそれぞれで、十人十色です。「こんな風になるんだ!」「このカスタムいいな~」そのきっかけから自分だけのクルマを完成させてみませんか?

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リフトアップが大流行中なワケ!

オフロード仕様がトレンド

リフトアップが大流行中なのはなぜでしょうか?最近は、SUVやクロスオーバーの人気やキャンプやアウトドアの流行があり、リフトアップやオフロード仕様がトレンドになってきています。かつては本格的なクロカンを楽しむ人が主流でしたが、今ではドレスアップの一環として定着しつつあります。リフトアップにはアップサスと車高調の2つの方法があります。それぞれ紹介していきましょう💡

おすすめのリフトアップキットは次の通りです:

おすすめリフトアップキット!

タナベ DEVIDE UP210(アップサス)

このキットは、へたり永久保証が付いており、特殊塗装が施されているためさびや剥がれに強いです。冷間成形による乗り心地も特長で、タイヤからのゴツゴツ感も軽減してくれます。サスペンションの交換のみで手軽にリフトアップができます♪
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※冷間成形とは…室温状態にあるコイル状の金属ワイヤー材を決められた一定の長さに正確に切断し、ツールとダイ内の空間を利用した金属の動きを継続的に行い、径の増大/減少、長さの延長/短縮、またはトリミングやピアスを行い、素材から少量の材料を取り除く等を行う高速の成形プロセスの事です。

KLC アップサス 轟(アップサス)

「KLC 轟」は、ちょいアゲのできるキットです。乗り心地は力強くなりますが、過度に固くなることはありません。純正のショックアブソーバーを使用し、純正ストローク内でのリフトアップが可能です。こちらもサスペンションの交換のみで手軽にリフトアップができます♪♪
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RS-R Best☆i 上下(車高調)

車高アップを可能にし、ワイルドな存在感をアピールできる車高調」を開発コンセプトとしてオンロード・オフロードを問わず安定した走りを実現するため専用設計の車高調です。
こちらの車高調はアップもダウンも出来ます♪
車高を上げ下げしてもしっかりストロークを確保しているので、お気に入りのフォルムで納得の走りを演出し、あらゆるシチュエーションで機能性と見た目を兼ね備えています。
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ダイハツ ウェイクにアップサス 取付け!

今回、多賀城店でダイハツ ウェイクにKLC 轟のアップサスを取付けさせて頂きました✨
タイヤホイールもリフトアップに合わせてオフロード仕様にカスタム♪

取付け前


※取付け前全体

※取付け前フロント

取付け後


※取付け後全体

※取付け後フロント


タイヤハウスの隙間から見えるKLC轟の白色のバネがいいですね✨
このKLC轟は前項目でも書いた通り”ちょいアゲ”が出来るアップサスです。
そして完全車検対応なので構造変更などは必要ありません👍
車高は約30㎜アップ♪
タイヤはTOYO OPEN COUNTRY R/T ホワイトレター
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ホイールはマルカ ナイトロパワーH12ショットガン カラー:BC
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名前も見た目もインパクト大でワイルドなオフ系ホイールです😎

取り付け後はアライメント調整で車のバランスを整えましょう

アライメントの役割

まずアライメントとは、車体に対してタイヤやホイールの取り付け角度や位置のことをいいます。
◆かじ取り操作(ステアリング操作)を滑らかにする
◆直進時や旋回時の走行を安定させる
◆タイヤの偏磨耗を軽減する
こういった目的で主に特定の積載量、走行速度において、良好な状態となるよう設定、調整します。

アライメントが狂う理由としては
経年劣化によるサスペンションのゴムブッシュの劣化
縁石などの段差に強く乗り上げる
車高を上げたり下げたり調整した
ホイールを太いものに変更
上記以外にも原因は考えられるかと思いますが主なアライメントが狂う理由としてはこの4つが挙げられます✔
今回はアップサスを新たにつけて車高を上げて調整しているのでアライメント調整をしないとタイヤが偏摩耗してしまう恐れがあります😱

アライメントをとらないと起きること

例えば上記のアライメントが狂う原因の4つのどれかに該当しているのにアライメントをとらないと、、、
ハンドルがブレる
まっすぐ走らない
曲がりにくい
曲がり過ぎる
加速が悪い
タイヤが偏摩耗する
などの症状が生じてきます。
ハンドルが取られたり、ブレーキの効きも悪くなってきます。
そうすると、重大な事故につながる危険性が出てくるのでアライメントに不安を抱えているオーナー様は専門店へとご相談されることをお勧めします👍

 

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タイヤの内減りはアライメント調整で解消できる!
私たちタイヤワールド館ベストは足回りのプロショップとして日々営業していますが沢山のタイヤのお悩みを抱えたお客様をみてきました。タイヤが内減りしてしまい、1本新品に変えたがまたすぐに片減りしてしまった・・という事例があり、内減りのそもそもの原因を突き止めない事には何度も内減りをおこしてしまいます。ホイールバランスを再調整しても改善しない場合は
お車のバランスが崩れてしまっているのが原因かもしれません。…

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は今、大流行中の軽自動車のリフトアップについて紹介しました♪
この流行を懐かしいと思う方も多いのではないでしょうか😊
お気に入り1台をオフ系カスタムしてキャンプなどもいいですよね✨
カスタムの際は是非、タイヤワールド館ベストの専門スタッフにご相談ください!
ブログをご覧の皆様のご来店、心待ちにしております♪