ベンツにはさまざまなセダンタイプのモデルがありますが、特に日本人に人気があるのがCクラスのセダンなんです。
憧れのCクラスは高級外車として多くの方を魅了してきました。内装・外装ともに上質ですが、見た目だけではなく安全性能が非常に優れているだけは無く、乗り心地の安定感・加速性能が非常に良く、短時間で理想のスピードまで上げられるので長距離運転などにも向いています。
そこで、今回はタイヤが果たす役割と純正で指定されているタイヤの位置づけなど、タイヤ選びではどのようなことに気をつければいいのかなどを説明させていただきますね。
Cクラスセダンの純正サイズ
※年式・モデル(グレード)等でもタイヤのサイズが異なりますので必ずご確認して下さい。
Cクラスセダン W204 [ 2007(H19)~2014(H26) ]
[ 16インチ車 ]
タイヤサイズ:(F)205/55R16
タイヤサイズ:(R)205/55R16
・ホイールサイズ:16×7.0J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:+43
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
[ 17インチ車 ]
タイヤサイズ:(F)225/45R17
タイヤサイズ:(R)225/45R17
・ホイールサイズ:17×7.5J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:+47
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
[ 17インチ車 ] 前後サイズ違い
タイヤサイズ:(F)225/45R17
タイヤサイズ:(R)245/40R17
・ホイールサイズ:(F)17×7.5J
・ホイールサイズ:(R)17×8.5J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:(F)+47
・インセット:(R)+58
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
[ 18インチ車 ]
タイヤサイズ:(F)225/40R18
タイヤサイズ:(R)255/35R18
・ホイールサイズ:(F)18×8.0J
・ホイールサイズ:(R)18×8.5J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:(F)+50
・インセット:(R)+54
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
Cクラスセダン W205 [ 2014(H26)~2021(R3) ]
[ 16インチ車 ]
タイヤサイズ:(F)225/55R16
タイヤサイズ:(R)225/55R16
・ホイールサイズ:16×7.0J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:+48
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
[ 17インチ車 ]
タイヤサイズ:(F)225/50R17
タイヤサイズ:(R)225/50R17
・ホイールサイズ:17×7.0J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:+48.5
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
[ 18インチ車 ]
タイヤサイズ:(F)225/45R18
タイヤサイズ:(R)245/40R18
・ホイールサイズ:(F)18×7.5J
・ホイールサイズ:(R)18×8.5J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:(F)+44
・インセット:(R)+56
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
[ 19インチ車 ]
タイヤサイズ:(F)225/40R19
タイヤサイズ:(R)255/35R19
・ホイールサイズ:(F)19×7.5J
・ホイールサイズ:(R)19×8.5J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:(F)+44
・インセット:(R)+52
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
Cクラスセダン W206 [ 2021(R3)~ ]
[ 17インチ車 ]
タイヤサイズ:(F)225/50R17
タイヤサイズ:(R)225/50R17
・ホイールサイズ:17×7.0J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:+44.5
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
[ 18インチ車 ]
タイヤサイズ:(F)225/45R18
タイヤサイズ:(R)245/40R18
・ホイールサイズ:(F)18×7.5J
・ホイールサイズ:(R)18×8.5J
・ホール数:5H
・PCD:112
・インセット:(F)+40
・インセット:(R)+52
・ボア径:ⲫ 66.6
ホイール留め具: ボルトタイプ 球面座 14R
ネジサイズ: M14 x 1.5
Cクラスセダンにはどんなタイヤが合うのか
ベンツに限らず、特に欧州の車メーカーは、新車の開発段階から著名なタイヤメーカーと協力してその車専用のタイヤを開発されております。そして厳しいテストを繰り返して、それをクリアしてメルセデスベンツとしてふさわしいと判断されたタイヤに対して承認マークがタイヤに刻印されているんです。
ベンツのタイヤ承認マークには「MO」と「MOE」の2つがあるのをご存じでしたか?
「MO」はメルセデスベンツオリジナルの略でベンツの中ではノーマルタイヤを指しているんです。
「MOE」はメルセデスベンツオリジナルエクステンディッドの略でランフラットタイヤを意味しているんです。
「MOE」のランフラットタイヤはパンク時してもしばらく走ることも可能ですが、そのまま何百㎞も走行するのは危険です。80㎞圏内でタイヤ交換ができる場所を探すようにしてください。また、スペアタイヤや修理キットなどを車に乗せる必要がないおかげで、積載重量が減って燃費の向上も期待できるとも言われております。
しかし良い所だけではありません、通常のタイヤよりも販売価格と作業工賃が少し高めなのがデメリットとなります。
ちなみに、ベンツ承認タイヤを出している代表的なメーカーと言えば、ミシュラン、コンチネンタル、ブリヂストン、ピレリの4つぐらいが代表的になります。 タイヤサイズだけで見ると1つのサイズに数十種類以上のタイヤが流通しているはずです。ハイグリップな高級タイヤから性能の低い格安タイヤまでが販売されていますよね。
皆さんにご理解いただきたいのは、ベンツの運動性能に妥協せず開発されている車だということです。タイヤは車の性能に大きな影響を及ぼします。性能が低いタイヤを選んでしまうと、ベンツの性能が存分に発揮できないかもしれません。低燃費やグリップ、室内の快適さなどタイヤ選びにはいろいろな判断基準があり、どういったタイヤが好みなのかは複数のタイヤを使い分けて判断するしかないでしょう。
タイヤにこだわるのは知識や経験が必要なので、よくわからない場合は、経験・販売豊富な当店のプロのスタッフにご相談するのが一番良いと思います。曖昧なイメージでもお客様にピッタリなタイヤをご提案させていただきます。
乗り心地のいいおすすめタイヤ3選
① ブリヂストン ポテンザS001 RFT(ランフラットタイヤ)
POTENZA S001RFTは、ディーラー承認タイヤの設定もあり、従来のランフラットタイヤと比較しても大幅に乗り心地が改善され、静粛性・快適性・操縦安定性など、ドライ・ウェット路面ともに安心して運転していただけるおススメのタイヤとなります。
詳しい情報は ↓↓
https://tire.bridgestone.co.jp/runflat/s001rft/
② ミシュラン PRIMACY 4(プレミアムコンフォートタイヤ)
純正の乗り味を大きく変えたくない方は、このPRIMACY 4 を選ぶ方が一番安心かもしれません。
従来のPRIMACY 3 よりもウェット性能や静粛性に優れており、ワンランク上の乗り心地を体感できると思います。
「最後まで続く安全」をテーマに開発が進められており、タイヤの溝が減っても性能差が小さいことで知られています。またPRIMACY 4 はメルセデスベンツ承認タイプの設定も有り、より安心して走行できるおススメのタイヤとなります。
詳しい情報は ↓↓
https://www.michelin.co.jp/auto/tyres/michelin-primacy-4
③ コンチネンタル EcoContact™ 6 (パフォーマンス エコタイヤ)
コンチネンタルタイヤはメルセデスベンツの新車で純正採用されているメーカー推奨ブランドの一つになります。
タイヤに求められる「転がり抵抗」「ウェットブレーキ性能」「耐摩耗性」の3つの性能を両立させ、低燃費で安全性が高いハイパフォーマンス・エコタイヤ。また優れたスポーツ性能で既存のエコタイヤの運動性能や乗り心地が足りないと感じる方には是非おススメしたいタイヤになります。
詳しい情報は ↓↓
https://www.continental-tire.jp/car/tires/ecocontact-6
スポーツ系おすすめタイヤ3選
① ブリヂストン ポテンザS007A (プレミアム スポーツタイヤ)
ブリヂストンのプレミアムスポーツの特徴でもあるドライ性能を更に向上し、同時にウェット性能とコンフォート性能にも配慮したスポーツタイヤになります。
走りはスポーツの本筋を思わせる程よい硬さとコーナーリング性も良く、しっかりとしたグリップ感が得られます。キビキビと走りたい方には是非おススメいたします。
詳しい情報は ↓↓
https://tire.bridgestone.co.jp/potenza/s007a/index.html
② ミシュラン パイロットスポーツ4 (ダイナミックグリップ スポーツタイヤ)
プレミアムスポーツタイヤの中では一番トータルバランスに優れたタイヤだと思います。
スポーツタイヤとはいえ、濡れた雨天時でも安心して走行出来てウェット性能がかなり向上しています。また走り始めるとしっとりと路面に馴染み、ハンドリングに安心感を与え、柔らかさを全く感じさせない剛性感と高いグリップ力により安全・安心して走行できるスポーツタイヤとなっております。
「直進安定性」「ドライ性能」「ウェット性能」「耐久性」「乗り心地」などを重視した一番トータルバランスに優れたスポーツタイヤと言えますので是非おススメ致します。
詳しい情報は ↓↓
https://www.michelin.co.jp/auto/tyres/michelin-pilot-sport-4
③ コンチネンタル ContiSportContact™ 5 (プレミアム スポーツタイヤ)
欧州新車装着で絶大な信頼を得ているコンチネンタルタイヤ。 高い走行性能を発揮しながら、ウェットでの性能や、耐摩耗性能も高い為、評判が高いです。ステアリング操作に対する精度や高速走行をするときにおける車の安定性も高く、耐摩耗性とウェットブレーキの両立に成功し、乗り心地の良さが長時間保つことができるため長距離運転をされる方には是非おススメしたいタイヤです。
詳しい情報は ↓↓
https://www.continental-tire.jp/car/tires/contisportcontact5
まとめ
メルセデスベンツCクラスセダンのタイヤサイズを調べているうちに、タイヤだけでは無くホイールのサイズも知りたくなったりと困惑する部分もたくさんあると思います。
このようにタイヤの種類もいろいろご紹介しましたが如何でしたでしょうか。
タイヤは本当に奥が深い事がわかりますよね、ちょっとした知識がわかっただけでも愛車がきっともっと楽しいCクラスライフを過ごせると思います。
タイヤは走行性がすぐれているだけではなく、デザイン性もすぐれていて見ているだけで楽しくなります。
しかし最近の車にはスペアタイヤが標準装備されてない為、パンクした際はJAFに助けてもらうしかありません。ですのでランフラットタイヤもおススメしたいタイヤの一つです。車を支えて乗る人を支える、重要な役割もありますので、サイズをよく調べておしゃれで安全なタイヤを選びたいですね。
よく分からない場合や曖昧なイメージでも経験・販売豊富な当店のプロのスタッフにご相談するのが一番良いと思います。親切・丁寧でお客様にピッタリなタイヤをご提案させていただきます。
オンラインショップhttps://tireworldkan.com/
店舗一覧https://tireworldkan.com/shop.html
タイヤワールド館ベスト栗生店 店長
趣味:車を整備する事。
特技:手指の関節をポキポキ鳴らせる事。
モットー:お客様から感謝される接客を心がける事。