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    車のボディコーティングとは?種類やおすすめコーティング剤を紹介

    「ボディコーティングとは?」
    「クルマにボディコーティングは必要?」
    「ボディコーティングにはたくさんの種類があってどれがいいかわからない」

    このように悩んでる方も多いでしょう。

    新車の輝きを持続させて、手入れを簡単にするためにはボディコーティングが必要です。
    当記事では、ボディコーティングについて詳しく解説していきます。

    ボディコーティングとは車を保護するもの

    ボディコーティングとはクルマを保護するもの

    車のボディコーティングとは、クルマの塗装を樹脂やガラスのコーティング剤で覆うことです。表面をコーティングすることで傷や汚れ、変色を防ぎます。

    またコーティングすることで、クルマの手入れが楽になる効果も。コーティングの持続性や価格は種類によって異なるので以下で詳しく解説します。

    ボディコーティングをするべき3つの理由

    ボディコーティングをするべき理由は以下の3つです。

    1. ボディの劣化を防ぐため
    2. 手入れを簡単にするため
    3. 艶出しのため

    それぞれ解説します。

    理由1.ボディの劣化を防ぐため

    ボディコーティングを施すと、ボディの劣化を防げます。
    コーティングでできる皮膜が、保護膜としての役割を果たすからです。
    もともとクルマのボディの表面には透明のクリア層があり、艶出しと保護の役割を担っています。
    しかし、クリア層は紫外線を受け続けると徐々に劣化して保護膜としての機能が薄れてしまいます。
    定期的にボディコーティングを行なってクリア層を守ることで、ボディの劣化を防ぐことが可能です。

    理由2.手入れを簡単にするため

    ボディコーティングを行うと、汚れが付着しにくくなり、普段の手入れが簡単になります。
    コーティング剤で塗装面に皮膜ができれば、外部からのダメージを吸収してくれます。
    クルマを普通に使っているだけで細かい傷がつくものです。
    傷がつくと汚れや水滴が付着しやすくなり、クルマが汚れやすくなったように見えます。
    コーティングするだけで汚れが付着しにくくなり、手入れが簡単になります。

    理由3.艶出しのため

    艶出しのためにボディコーティングを行う方もいます。
    塗装面を保護しないと、ホコリや排気ガスでだんだん汚れていき、新車購入時の艶が失われてしまいます。
    1度艶を失うと、洗車しても購入時と同じ光沢は出せません。
    コーティング剤でボディに皮膜作り保護することで、塗装の艶を長持ちさせられます。

    ボディコーティング剤の主な種類

    ボディコーティング剤の主な種類

    ボディコーティング剤の主な種類は次の3つです。

    ● 油脂系コーティング
    ● 樹脂系コーティング
    ● ガラス系コーティング

    1つずつ紹介します。

    油脂系コーティング

    油脂系コーティングはワックス類のことを指します。
    質感のあるツヤが出ることと、撥水性の良さが特徴です。
    価格がリーズナブルで初心者にも扱いやすい点が最大のメリットでしょう。
    ただし、効果が持続しないので、こまめに手入れできる方向きのコーティング剤です。

    樹脂系コーティング

    樹脂系コーティングはポリマー系コーティングとも呼ばれるシリコン等の成分を使用したコーティング剤です。
    市販されているコーティング剤は樹脂系が最も多いといわれています。
    ガラス系コーティングほどではないものの、油脂系コーティングより長持ちします。
    価格は平均的で、使用方法も簡単なので、手軽にコーティングできるものを探している方におすすめです。

    ガラス系コーティング

    ガラス系コーティングはポリマー成分に硬化型ガラス繊維を加えたものです。
    油脂系や樹脂系より効果が長持ちし、傷や汚れに強いコーティング剤です。
    ガラス繊維配合のおかげで光沢感が出やすく、量販店等で提供されているコーティングメニューでよく使われます。

    ガラスコーティングをしない方がいいと言われる理由

    ガラスコーティングをしない方がいいと言われる理由

    ガラス系コーティングとは違って、ほぼ100%ガラス成分でできている「ガラスコーティング」もあります。ガラス系コーティングよりさらに高い耐久性があるものの、コーティングする際にムラができやすく、高い施工技術が求められます。

    プロ以外がガラスコーティングを施してしまうと、ムラができてクルマのボディに凹凸が生じたり、すぐにコーティングが剥がれてしまったりすることも。

    結果「ガラスコーティングをしなければよかった!」と思ってしまう事態になるのです。
    技術力の高いコーティング業者を見極めて依頼すれば、ボディの艶を保ちつつ、手入れが楽なクルマになります。

    ボディコーティングの種類別の持続性

    ボディコーティングの種類別の持続性

    ボディコーティングの種類別の持続性は以下のとおりです。

    コーティング剤の種類 持続性
    油脂系コーティング 1〜2週間
    樹脂製コーティング 1〜3ヶ月
    ガラス系コーティング 半年〜1年
    ガラスコーティング 3〜5年

    持続性を求めるなら専門家にガラスコーティングを依頼するのが一番です。
    プロの手できれいに仕上げてもらえば、最長5年もの間、新車の輝きを保てます。

    ボディコーティングの価格相場

    ボディコーティングの価格相場

    ボディコーティングの価格相場を種類別に紹介します。

    コーティング剤の種類 価格相場
    油脂系コーティング 1,000円〜2,000円
    樹脂製コーティング 1万円〜3万円
    ガラス系コーティング 5万円〜7万円
    ガラスコーティング 7万円〜10万円

    できるだけ安く仕上げたいなら、自分で油脂系コーティング剤を買ってきてコーティングしましょう。
    ただし、油脂系コーティング剤は持続しないので、定期的にコーティングしなおす必要があります。
    さらに長い目で見ると、毎週のように時間とお金をかけて油脂系コーティングを施すより、ガラスコーティングを一度するほうが結果的に安くなる可能性も。

    また汚れにくさもガラスコーティングのほうが良いため、洗車の時間・回数も軽減できます。

    ボディコーティングの流れ【5ステップ】

    ボディコーティングの流れ【5ステップ】

    ボディコーティングの流れを5ステップで紹介していきます。

    1. 洗車
    2. 鉄粉除去
    3. 下地処理
    4. 脱脂処理
    5. コーティング剤の塗布

    順番に説明します。

    ステップ1.洗車

    まずは洗車をしてボディ表面についたホコリや汚れを落とします。
    クルマを水洗いした後、洗車用のスポンジでしっかりと泡立てて洗います。
    カーシャンプーで洗車するのが理想ですが、台所用洗剤を希釈したもので代用しても問題ありません。

    ステップ2.鉄粉除去

    続いて粘土や鉄粉除去スプレーを使って鉄粉を除去します。
    車のボディには走行しているだけで道路の鋼材・鉄道レール・ブレーキダストなどの様々な鉄粉が付着します。
    ボディの塗装面に付着した鉄粉は、放っておくと日光や雨などでこびりついてしまう恐れが。
    鉄粉を除去せずにコーティングするとサビが発生してしまう場合があるため、きちんと除去しておきましょう。

    ステップ3.下地処理

    ポリッシングマシンで小さな傷やシミなどを除去する下地処理を行います。
    下地処理が不十分だと、コーティング剤の持続効果が短くなってしまいます。
    また下地処理をやりすぎると塗装面まで削れてしまうため、注意が必要です。
    下地処理の出来栄えがコーティングの仕上がりにも大きな影響を与えるため、丁寧に行いましょう。

    ステップ4.脱脂処理

    下地処理で除去しきれなかった塗装面の油分は、脱脂処理で取ります。
    油分がある状態でコーティングすると、塗装面とコーティング剤の間に残った油膜のせいでコーティング剤が定着しないことがあります。
    コーティング剤の持続効果を最大化させるため、脱脂処理もきちんと行いましょう。

    ステップ5.コーティング剤の塗布

    最後にコーティング剤を塗っていきます。
    専用のスポンジで丁寧にムラなく塗ったら乾燥させて、コーティング剤が硬化するのを待ちます。
    コーティング剤や湿度・温度によって異なりますが、12時間〜48時間程度で硬化するので、その間にホコリや水分がコーティング面に付着しないよう気をつけましょう。

    ボディコーティングを依頼する場所

    ボディコーティングを依頼する場所

    ボディコーティングを依頼できるお店は以下のとおりです。

    ● ガソリンスタンド
    ● ディーラー
    ● カー用品店
    ● コーティング専門店

    それぞれ特徴を見ていきます。

    ガソリンスタンド

    大きめのガソリンスタンドでは、プラスアルファのサービスとしてボディコーティングを行っているところがあります。
    ディーラーや専門店に比べて料金が安く、給油のついでに気軽に依頼できるメリットがあります。
    一方、コーティングの仕上がりにばらつきがあることや、施工に時間がかかる点がデメリットです。
    安く手軽に仕上げたいけれど、自分でコーティングするのは手間だと考える方にはぴったりなサービスでしょう。

    ディーラー

    新車購入時にオプションとして依頼すると、ディーラーでコーティングしてもらえます。
    コーティングされた状態で納車されるため、コーティング専門店を探して車を持ち込む手間が省けるメリットがあります。
    新車のコーティングは車本体の商談をしている時に予約するため、コーティングの価格を値引きの交渉材料として使えるのも嬉しいポイントです。
    ただしコーティングの仕上がりや耐久性にばらつきがある点に注意しましょう。

    カー用品店

    コーティング剤などのカーグッズを販売しているカー用品店でもボディコーティングの試行を行っているところが多くなっています。
    施工環境が整えられていて、経験とスキルを兼ね備えたスタッフが担当してくれるので、価格と品質のバランスで選ぶのであればカー用品店がおすすめです。
    ただしコーティング専用のブースが用意されていないカー用品店は、施工技術が伴わない恐れがあるので注意しましょう。

    コーティング専門店

    質にこだわりたい方はコーティング専門店に依頼しましょう。
    時間やコストはかかりますが、技術力の高いスタッフが丁寧な施術をしてくれるので、仕上がりや持続性が格段に良くなります。
    また、クルマに適した商品の提案を受けられたり、コーティング後にメンテナンスをしてもらえたりするメリットもあります。
    数年単位で見ると最も費用対効果が高い選択肢なので、目先のコストにこだわらない方はコーティング専門店に依頼しましょう。

    ボディコーティングは価格と釣り合わない?

    ボディコーティングは価格と釣り合わない?

    ディーラーやカー用品店でガラスコーティングを施してもらった後「高いお金を払ってコーティングした割に全然効果が続かなかった」という方がいます。

    なぜそのような事態が起きてしまうかというと、多くの場合コーティングの下処理がきちんと行われていないからです。しかし、どんなにいいコーティング剤を使っても、コーティング前の処理がきちんと行われていなければ、コーティング剤が持つ本来の力を発揮できません。

    特に新車にコーティングを施す際は「新車だから」という理由で下地処理を行わずに洗車だけをしてコーティングするケースが多々あります。

    実は新車でも、表面にウォータースポット(水シミが悪化し、塗装面を変色させてしまうこと)ができてしまっている場合も多く、その場合は通常の洗車だけでは汚れは落ちません。

    ウォータースポット

    価格に見合ったボディコーティングをしたいなら、コーティング専門店で施工してもらうことをおすすめします。

    おすすめのボディコーティングはキーパー

    おすすめのボディコーティングはキーパー

    プロにコーティングをしてもらう場合、おすすめはキーパー技研のキーパーコーティングです。
    キーパーはガラスコーティングで、艶感・持続力共に高い効果を発揮します。
    キーパーには様々な種類がありますが、今回は以下の3つを紹介します。

    ● 気軽にコーティングできるクリスタルキーパー
    ● 一番人気のダイヤモンドキーパー
    ● 最高級のWダイヤモンドキーパー

    1つずつ解説します。

    気軽にコーティングできるクリスタルキーパー

    気軽にコーティングできるクリスタルキーパー

    クリスタルキーパーはメンテナンスなしで1年間持続します。
    ガラス特有の透明感のある美しい艶が特徴です。
    1年に1度塗り直すことで塗装が守られるだけでなく、だんだん艶が良くなっていきます。
    水シミ・水アカを根本的に解決でき、水はじきも良くなるので、雨が降っても汚れにくくなります。

    一番人気のダイヤモンドキーパー

    一番人気のダイヤモンドキーパー

    ダイヤモンドキーパーは洗車だけで3年間保ちます。
    1年に1回メンテナンスすれば、5年間持続させることも可能です。
    ダイヤモンドキーパーには二層目に水シミを防ぐ特殊レジンが仕込んであり、雨が降っても跡が残りません。
    金額と持続性のバランスが良いため、3つの中で1番人気のプランとなっています。

    最高級のWダイヤモンドキーパー

    最高級のWダイヤモンドキーパー

    ダイヤモンドキーパーの性能をさらにパワーアップさせたものがWダイヤモンドキーパーです。
    特殊レジン皮膜の上にガラス皮膜を2層施しており、非常に密度の高いボディガラスコーティングとなっています。
    こちらもノーメンテナンスで3年間コーティングの効果が持続し、1年に1回メンテナンスすれば5年間保ちます。
    なお、最近出てきたもので、フレッシュ・エコダイヤなどの新しいキーパーがあります。
    雨が洗車の代わりになる機能もついているので、気になる方は以下のページをご覧ください。

    ボディコーティング20%オフ!サイドメニュー15%オフ!キーパーコーティング

    20%オフ!キーパーコーティング

    キーパーでボディコーティングするならプロショップへ

    キーパーでボディコーティングするならプロショップへ

    今回は車のボディコーティングについて詳しく解説しました。
    手軽にコーティングするなら油脂系コーティングや樹脂系コーティングがあります。
    きれいな仕上がりで長持ちさせたいならプロにガラスコーティングをお願いするのが一番費用対効果が良くなります。目的によって適切なコーティングを選びましょう。

    なおキーパーでボディコーティングしてみたい方は、タイヤワールド館ベストにおまかせください。
    キーパープロショップに指定されている当社なら、最高の仕上がりを提供できますよ!

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    安い価格でキーパーコーティングできる店はどこ?車種別の料金表や効果、施工方法について徹底解説

    「キーパーコーティングは高い?」
    「キーパーコーティングの種類がよく分からない」
    「キーパーコーティングを安くできるお店はある?」

    など、キーパーコーティングに関する情報をお探しではないですか。

    ツヤや防汚能力など、他社よりも優れた利点が多いと評判のキーパーコーティングは、全国的にみても人気を集めているコーティングです。
    ただし興味はあるものの、種類が多いため違いが分からない・料金体型が分からないといった悩みを抱えている方が多いと思います。

    今回は車に関するプロスタッフが、キーパーコーティングの特徴や施工方法、料金などについて詳しく解説していきます。
    こちらを読んでいただければ、キーパーコーティングについて誰でも理解できるはずです。

    最後に、キーパーコーティングが驚きの価格で施工できるお店も紹介しています。

    輝きを引き出すKeePer(キーパーコーティング)とは

    輝きを引き出すKeePer(キーパーコーティング)とは

    キーパーコーティング公式サイトへ

    キーパーコーティングとは、KeePer社が開発したカーコーティングで、車の塗装が本来持っている輝きを最大限引き出し、輝きを失わないコーティングとして、車好きからも注目を集めています。

    カーコーティングにはたくさんの種類がありますが、キーパーコーティングの品質の高さはトップクラスです。車の見た目を美しくしたい、輝きを取り戻したい方は一度検討してみてください。

    キーパーコーティングの評判が高い理由

    カーコーティングの中でも評価を集めている最大の理由は、「コーティング剤の品質が高い」点にあります。

    よくあるポリシラザン系ガラスコーティングなどは、塗装を研磨することでツヤを出す形が多く、コーティングの厚さの割に剥がれやすい特徴があります。

    しかし、キーパーコーティングは「研磨なし」にも関わらず、柔軟で強靭なガラス被膜でコーティングされているので、本来の輝きを取り戻しつつ耐久性にも優れている形です。

    経年車であっても、よほど塗装の劣化が進んでいなければ驚きのツヤを体感できるとされているため、多くのユーザーから高い評価を集めています。

    評価される具体的な特徴は次の通りです。

    ● キーパーコーティングのガラス被膜は、SiO2の分子結合の連続がナノのレベルでコントロールされている
    ● 柔軟で強靭な構造になっているので、塗装と熱膨張率が大きく離れていても、優れた柔軟性を発揮して剥がれにくい
    ● ガラス被膜の上に「レジン」の膜を作り、水シミを防止+強力なツヤを出す
    ● 厚みのあるガラス被膜は塗装の凹凸に入り、塗装面にしっかりと密着する

    キーパーコーティングの5つのメリット

    キーパーコーティングを選ぶ5つのメリットを整理しておきます。

    ● 新車のような輝きを長期で持続できるので、車の注目度も上がる
    ● さまざまな「汚れの付着」を抑え、上質なツヤを維持
    ● もし汚れがついても落ちやすく面倒な手間が減る
    ● 洗車回数も減り、お手入れの頻度が格段に少なくなる
    ● 車の塗装を守り輝いたままになるので、売る時も査定額アップが狙える

    さらに、オプションでさまざまなメンテナンスも実施しているショップに依頼すれば、さらに多くのメリットを得ることができます。

    メンテナンスについては「キーパーコーティングは定期的にメンテナンスが必要」で詳しく解説していきます。

    キーパーコーティングは車のサイズと施工方法で価格が変わる

    キーパーコーティングは車のサイズと施工方法で価格が変わる

    コーティングと聞くと「金額が高い」イメージだけが先行しているケースが多く、料金体系について詳しく理解している方は少ないと思います。

    キーパーコーティングには6つの施工方法があり、種類によって価格が変わります。また、同じ種類でも車のサイズ(SSサイズ〜XLサイズまで)によっても価格が変わる形です。

    当然、車体が大きいほど施工する箇所が増えるので、価格は高くなります。

    イメージしやすいように、各サイズにおけるトヨタの代表的な車種を載せておきますので、大体のサイズ感を掴んでいただき、後ほどの価格表を見る時の参考にしてください。

    サイズ 車体の体積 車種
    SSサイズ 8.5m3未満 iQ、MR-S
    Sサイズ 8.5〜10.5m3未満 86、アクア、ヴィッツ、カローラスプリンター、スープラ
    Mサイズ 10.5〜12.2m3 bB、RAV4J、カローラスポーツ、シエンタ、プリウス
    Lサイズ 12.2〜14m3未満 RAV4 、クラウン、マジェスタ
    LLサイズ 14〜17.7m3未満 ノア、ヴォクシー、タウンエース、ハリアー
    XLサイズ 17.7m3以上 ハイエースロング、ランドクルーザー

    自分が乗っている車のサイズが分からない時は、依頼する予定の店舗へ事前に問い合わせてください。車検証に記載のあるサイズ等を確認し、見積もりを提示してくれるはずです。

    また、キーパー技研のホームページでもサイズ検索ができますので、確認してみてくださいね。

    詳しくはこちら>>

    【種類別】キーパーコーティングの特徴と価格表

    【種類別】キーパーコーティングの特徴と価格表

    代表的なコーティングの種類と価格表です。キャンペーン価格は現在当店でボディコーティング20%オフのキャンペーンを行っているので、その価格となります。

    基本のキーパーコーティングの価格表

    軽自動車サイズのSSサイズとミニバンサイズのLLの金額一覧です。各メニューごとの詳細な金額は「キーパーコーティングの種類一覧」の章で解説しています。

    種類 サイズ 相場 キャンペーン価格
    クリスタルキーパー SS 17,400円 13,920円
    LL 28,400円 22,720円
    ダイヤモンドキーパー SS 49,900円 39,920円
    LL 70,900円 56,720円
    Wダイヤモンドキーパー SS 72,200円 57,760円
    LL 102,900円 82,320円
    フレッシュキーパー SS 27,400円 21,920円
    LL 42,900円 34,320円
    エコダイヤキーパー SS 72,200円 57,760円
    LL 102,900円 82,320円

    EXキーパーの価格表

    EXキーパーは上の5つの上位にあたるコーティングです。EXキーパーは新車用コーティングのため、基本的には新車時に施工をおすすめしていますが、新車以外の車でも必要に応じて「細密研磨」を行うことで施工することができます。

    種類 サイズ 内容 金額
    EXキーパー SS 新車施工 113,500円
    施工 119,500円
    細密研磨 18,060円
    S 新車施工 123,800円
    施工 130,300円
    細密研磨 19,960円
    M 新車施工 134,900円
    施工 142,000円
    細密研磨 21,600円
    L 新車施工 150,200円
    施工 158,100円
    細密研磨 22,800円
    LL 新車施工 160,200円
    施工 168,600円
    細密研磨 25,200円

    キーパーコーティングには6つの種類があり、それぞれ特徴と価格が違います。求める内容やレベルによって、選ぶべき施工方法が変わりますので、詳しく見ていきましょう。

    ちなみにキーパーコーティングの被膜を種類別に一覧表にすると以下の通りです。

    キーパーの種類 1層目 2層目
    クリスタルキーパー レジン被膜 ガラス被膜
    ダイヤモンドキーパー レジン被膜 高密度ガラス被膜
    Wダイヤモンドキーパー レジン被膜 2層の高密度ガラス被膜
    フレッシュキーパー ECO+レジン被膜 ガラス被膜
    エコダイヤキーパー ECO+レジン被膜 高密度ガラス被膜
    EXキーパー プライマーガラス VP326

    EXキーパーはやはり別格ですが、それを除くと1層目は「レジン被膜」と「ECO+レジン被膜」の2系統あることがわかります。また、2層目の部分は高ランクのキーパーではより濃密になり、ここで施工金額に差が出てきています。

    個人的には「ECO+レジン被膜」系統のコーティングがおすすめです。

    キーパーコーティングの種類一覧

    キーパーコーティングの種類一覧

    ここからはキーパーコーティングの種類を一つずつ詳しく見ていきましょう。

    1. クリスタルキーパー
    2. ダイヤモンドキーパー
    3. Wダイヤモンドキーパー
    4. フレッシュキーパー
    5. エコダイヤキーパー
    6. EXキーパー

    1.気軽にコーティング:クリスタルキーパー

    気軽にコーティング:クリスタルキーパー

    クリスタルキーパーは、トータルでコスパに優れた施工方法で、1年に1回だけ施工すればノーメンテナンスで透き通る輝きが手に入ります。

    手軽さと価格のバランスが良く、コーティングを試してみたいと考えているユーザーにも最適です。

    内容としては、ガラス被膜とレジン被膜の2層構造で塗装を守ります。
    強度があり透明感があるガラス被膜を、レジン被膜で覆うことで、耐久性の向上と輝きを出している形です。

    また、レジン被膜は水シミが付着しにくくなる効果も期待できますので、車の綺麗な状態を保ってくれます。

    毎年1回コーティングをすることで、被膜の厚みが増大していくので、年々車のツヤが増してくるのも魅力でしょう。

    クリスタルキーパーの金額表

    車サイズ 通常価格 キャンペーン価格
    SSサイズ 17,400円 13,920円
    Sサイズ 19,500円 15,600円
    Mサイズ 21,800円 17,440円
    Lサイズ 23,900円 19,120円
    LLサイズ 28,400円 22,720円

    2.一番人気:ダイヤモンドキーパー

    一番人気:ダイヤモンドキーパー

    一番人気とも言われるダイヤモンドキーパーは、クリスタルキーパーよりも密度の濃いコーティング剤を使用するため、ツヤに深みがありより輝きを出せる施工です。

    さらに、柔軟性に優れた被膜に仕上がっているため、塗装の熱伸縮に対応できる性質を持っています。
    したがって、よくある「コーティングをしたけど、すぐにダメになった」といったことがなく、分厚い被膜が剥がれることはほぼないでしょう。

    より強力な撥水性、水シミや汚れの防止など、クリスタルキーパーよりも一ランク上の施工方法になっています。

    その分、価格や施工時間は必要と捉えるようにしてください。

    ダイヤモンドキーパーの金額表

    サイズ 通常価格 キャンペーン価格
    SSサイズ 49,900円 39,920円
    Sサイズ 55,100円 44,080円
    Mサイズ 60,400円 48,320円
    Lサイズ 64,400円 51,520円
    LLサイズ 70,900円 56,720円

    3.最上級の輝き:Wダイヤモンドキーパー

    最上級の輝き:Wダイヤモンドキーパー

    3年間ノーメンテナンス・洗車のみで、最上級の輝きを手にいれるのがWダイヤモンドキーパーです。

    ダイヤモンドキーパーで使用している密度の高いガラス被膜を2層にし、異次元の輝きとツヤが出せるようになっています。
    実際には「ガラス+ガラス+レジン」の3層構造ですので、ツヤだけでなく防汚能力や防護能力はピカイチです。(酸性雨や紫外線に対しても強い)

    しかもノーメンテナンスで3年間は維持できるだけでなく、1年に1回だけ実施すれば5年間の維持も可能になります。

    撥水も「強撥水」で、水玉が滑り落ちるレベルの能力を発揮してくれるでしょう。

    確かに価格は高いですが、仕上がりのレベルは全く違うので、予算をかけられる方は選んで後悔のない施工方法です。

    Wダイヤモンドキーパーの金額表

    サイズ 通常価格 キャンペーン価格
    SSサイズ 72,200円 57,760円
    Sサイズ 79,900円 63,920円
    Mサイズ 87,600円 70,080円
    Lサイズ 93,200円 74,560円
    LLサイズ 102,900円 82,320円

    4.汚れない車へ:フレッシュキーパー

    汚れない車へ:フレッシュキーパー

    フレッシュキーパー最大の特徴は防汚能力で、「雨が降ったら勝手にキレイになる」と呼ばれるほど汚れに強いコーティングです。

    ホコリが塗装面に付着しない構造なのでキレイな状態を維持し、撥水力が高いので雨が降れば一緒に汚れも落としてくれる優れた性能を持っています。
    よくあるワックス等では水を弾くだけの性能ですが、フレッシュキーパーであれば、ホコリ等を水もろとも弾いてくれるので、洗車の回数も減りお手入れが楽になるのがおすすめです。

    耐久期間は1年間、施工料金も低めなので、安くてお得なコーティングをお探しの方は間違いない施工方法となります。

    フレッシュキーパーの金額表

    サイズ 通常価格 キャンペーン価格
    SSサイズ 27,400円 21,920円
    Sサイズ 29,500円 23,600円
    Mサイズ 31,800円 25,440円
    Lサイズ 33,900円 27,120円
    LLサイズ 38,400円 30,720円

    5.雨で洗車効果:エコダイヤキーパー

    雨で洗車効果:エコダイヤキーパー

    フレッシュキーパーよりもさらに防汚能力を高めたのが、エコダイヤキーパーです。
    名前が似ているダイヤモンドキーパーとは、使用している素材が全くの別物になります。

    エコダイヤキーパーでは、高密度ガラス被膜と防汚能力に優れたECOプラスレジン被膜の2層構造で、深く濃いツヤと汚れを密着させないW機能です。
    本来、車の塗装に天敵である雨を味方にしたコーティングで、年間を通して洗車回数を極力減らしたい方には最適でしょう。

    耐久期間は3年間もあり、2年又は1年のメンテナンスを実施すれば5年まで耐久性を維持しますので、フレッシュキーパーよりも1ランク上の効果を維持できます。

    エコダイヤキーパーの金額表

    サイズ 通常価格 キャンペーン価格
    SSサイズ 72,200円 57,760円
    Sサイズ 79,900円 63,920円
    Mサイズ 87,600円 70,080円
    Lサイズ 93,200円 74,560円
    LLサイズ 102,900円 82,320円

    6.異次元の美しさ:EXキーパー

    異次元の美しさ:EXキーパー

    EXキーパーは、ここまで紹介した施工方法とはまったく別次元のプレミアムコーティングです。格別に美しさを追及しているコーティングです。

    最もグレードの高いプライマーガラスと呼ばれるガラス被膜と別次元レベルの厚みになっているYP326の2層構造で、「車はここまで美しい必要があるのか」といったハイクオリティに仕上がるコーティングです。

    ピカイチの輝きと汚れを寄せ付けない撥水力で、新車以上の状態を維持できます。
    耐久性は高く、3年間ノーメンテナンスで効果を持続し、2年又は1年に1回のメンテナンスで6年間まで効果を体験できるのも魅力です。

    最上級グレードになるため、施工料金はある程度高額になります。
    ただし、性能と効果の持続性を考えればお得な施工方法ともいえるでしょう。

    サイズ 内容 金額
    SS 新車施工 113,500円
    施工 119,500円
    細密研磨 18,060円
    S 新車施工 123,800円
    施工 130,300円
    細密研磨 19,960円
    M 新車施工 134,900円
    施工 142,000円
    細密研磨 21,600円
    L 新車施工 150,200円
    施工 158,100円
    細密研磨 22,800円
    LL 新車施工 160,200円
    施工 168,600円
    細密研磨 25,200円

    プロがおすすめするキーパーコーティングの選び方

    プロがおすすめするキーパーコーティングの選び方

    それぞれの特徴は抑えられたと思いますが、施工方法も種類が多く、「結局どれを選んだらいいかわからない」となっている方も多いと思いますので、選び方をプロ目線で解説しておきます。

    実際にキーパーコーティングを施工しているプロだからこそ、性能と価格の両目線で端的に紹介します。

    とにかく予算を抑えてコスパ重視ならクリスタルキーパー

    キーパーコーティングでとにかく価格を抑えて施工したい方は、「クリスタルキーパー」がおすすめです。

    コーティングにおける最低限必要な効果を体験しつつ、大きい車体サイズでも安価な価格で施工できます。
    「一度、コーティングを試してみたい」「ある程度のクオリティで問題ない」といった方はこちらを選ぶようにしてください。

    少し価格は上がりますが、「フレッシュキーパー」もコスパが良いだけでなく、汚れにも強いコーティグ剤なので予算を抑えたい方にもおすすめです。

    車をより綺麗に見せたいならダイヤモンドキーパー

    車をより綺麗に見せたい方は「ダイヤモンドキーパー」が、仕上がりと価格のバランスがちょうど良くおすすめです。

    コーティング特有のツヤと保護能力を存分に体験できます。

    よりツヤを求めるなら「Wダイヤモンドキーパー」、極限までの美しさを求めるなら「EXキーパー」といった形で求めるレベルによって施工方法は選んでください。

    グレードを上げる分、コーティング料金は大きく上がりますので、求めるレベルと価格のバランスを考えるのも大切です。

    個人的に一番おすすめ!洗車の頻度が低いならエコダイヤモンドキーパー

    コーティングで車が綺麗な状態を長く保ち、洗車回数も減らしていきたいなら、「エコダイヤキーパー」がおすすめです。

    他の施工方法の中でも防汚能力に特化しているので、日々のメンテナンスを減らしたい方には最適なコーティングになっています。

    もし、予算の折り合いがつかないのであれば、リーズナブルな「フレッシュキーパー」でも優れた防汚機能を体験できるので、検討するのもありです。

    キーパーコーティングは自分でできる?キーパーラボよりもプロショップの料金が安い?

    キーパーコーティングは自分でできる?キーパーラボよりもプロショップの料金が安い?

    キーパーコーティングの評判を聞いて、「自分で施工できないのか」と考える方も多いですが、基本的にはご自身での施工はできません。

    キーパーコーティングの溶剤を手に入れることができても、「キーパーコーティングならではの技術」を習得していなければ、綺麗に施工するのは難しいと考えてください。

    したがって、キーパーコーティングは「キーパーラボ」もしくは「プロショップ」のどちらかに依頼するのが最適解となります。

    キーパーラボ キーパーコーティングを開発しているキーパー技研が展開するコーティング専門店
    キーパープロショップ キーパーコーティングの技術資格を取得したスタッフが在籍していて、キーパー技研が認定している店舗

    必ずしも「○○のほうが品質が高い」といったことは正直ありませんが、直営店であるキーパーラボのほうが設備は揃っている可能性はあります。

    ただし、プロショップも施工に必要な道具と技術をキーパー技研に認められているので、問題なく利用可能です。

    料金に関しては、プロショップであればお店独自のキャンペーンや割引が適用されるケースも多く、お得に施工できる可能性があるので、価格を重視したい方はプロショップを視野に入れておくのをおすすめします。

    タイヤワールド館ベストは「キーパープロショップ」となります。
    ただいまボディコーティング20%オフ、同時施工でサイドメニュー15%オフのキャンペーンも開催中です。詳しくは特設ページもご覧ください。

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    キーパーコーティングは定期的にメンテナンスが必要

    キーパーコーティングは定期的にメンテナンスが必要

    キーパーコーティングは、1回施工するだけである程度の耐久性を維持します。しかし、定期的なメンテナンスを実施しておけば、より長い期間コーティング効果を体験できますし、車が綺麗な状態を続きます。

    ちなみに目に見えなくても、紫外線など外部から常に影響を受けていますので、どんなコーティングでも少しずつ劣化は進んでいます。

    メンテナンスは施工方法によって、実施すべきメンテナンスの内容が異なるため、価格も種類によってそれぞれです。メンテナンスの時期や車の状態によって、選ぶ形になります。

    できるだけ、コーティングを施工した場所でメンテナンスをしたほうが、状況を把握できるので、キーパーコーティングを選ぶ際にメンテナンスの内容を確認しておくのがポイントです。

    メンテナンスは各施工方法に合わせて「Aメンテナンス」「Bメンテナンス」の2種類あります。

    メンテナンスの種類 内容 おすすめの人
    Aメンテナンス レジン被膜のみ入れ替え傷などが少ない場合 一般的なメンテナンスが可能な方
    Bメンテナンス 下部のガラス被膜を整え、レジン被膜を入れ替え
    傷などが多く損傷が気になる場合
    損傷が複雑な場合や専門的なメンテナンスが必要な方

    お客様の車の状態に合わせて最適な方法が選べて、お値段もお手頃な価格の設定になっているのが魅力です。

    キーパーコーティングならお得なタイヤワールド館ベストへ

    キーパーコーティングならお得なタイヤワールド館ベストへ

    キーパーコーティングは品質の良さから評判が高く、ますます人気を集めているコーティングです。

    他社が提供しているコーティングによっては「すぐに剥がれてしまった」「思った以上にツヤがでないし汚れる」といった満足度の低いケースも存在します。

    少し値段が高かったとしても、仕上がりの完成度が高いキーパーコーティングにしておけば、後々後悔することは決してありません。

    タイヤワールド館ベストは、現在キーパーコーティングが通常価格よりも20%OFFの期間限定キャンペーンを開催中なので、ぜひこの機会にお試しください!

    各店のタイヤワールド館ベストには、キーパー技研認定の技術専門員がおります。いつでもトップクラスのコーティングを体験できますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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    メンテナンスその他 基礎知識 多賀城店

    オルタネーターってなに?!役割と交換にかかる費用や時間

    こんにちは!タイヤワールド館ベスト多賀城店です!
    今回ははじめて聞く方も多いのではないでしょうか?
    車を動かす為に欠かせない、オルタネーターの役割について紹介していきます♪

    オルタネーター交換の重要性と役割

    オルタネーターとは?

    車を動かすには、ガソリンだけではなく電気も必要です。エンジンを始動するのにはもちろん窓の開け閉め、ライトの点灯まで電気を使って車は動きます。

    オルタネーターとは簡単にいうと「発電機」のことです。
    車に電力を供給しているのはバッテリーですが、そのバッテリーを充電するのが車の発電機であるオルタネーターです!

    オルタネーターの役割と車両への影響

    先述の通り、オルタネーターは車の発電機なので役割は「発電」です。駆動中のエンジンの動力を利用して発電し、バッテリーを充電してくれる重要な部品です
    エンジンの回転を利用して発生したエネルギーを、電力に変換してバッテリーに蓄えます。なのでスマートフォンなどと同じで充電がなくなってしまうと車が使えなくなります。もしもオルタネーターが故障してしまうと最悪、バッテリーが上がり車は動かなくなり不動車となってしまいます…😱

    オルタネーターの点検と故障診断

    電圧と電流の測定によるオルタネーターの故障診断

    オルタネーターはベルトを介してエンジンとつながっており、エンジン始動とともにその動力を利用して発電し、車の走行に必要な電力を供給しつつバッテリーにも充電される仕組みになっています。
    なのでよく長い間、車を放置しているとバッテリーが上がってエンジンがかからなくなる、というのは充電に必要な電力がオルタネーターまで伝わっておらず、充分な充電がされなかったからエンジンがかからなくなった、という仕組みになります。

    ならたくさん車を使えばバッテリーは上がらないと思いきや、たくさん使用してもローターコイル(電磁石)に電流を供給する接点となるブラシの摩耗による接触不良や、レクティファイアーやレギュレーターの故障でオルタネーターの出力が低下し、故障してしまう場合もあります。

    ※レクティファイアー…発電した交流電気から直流電気に交換する装置。
    ※レギュレーター…液体・気体の流量をコントロールする調整弁、また回転速度のコントロールを行う調速機など、調整を主な役割とする装置・システムの総称。



    出力が低下すると、新品に交換したばかりのバッテリーが上がってしまったり、走行中のエンストなどで、思わぬ事故につながる恐れもあるためオルタネーターの点検は大切です。
    オルタネーターに異常がないか点検する方法は2つあり、

    1 電圧の点検
    2 電流の点検
    この2つになります。基本的にオルタネーターは12Vを超える電圧があればオルタネーターの電圧が発生していると考えられています。
    ちなみに電流は30A以上あれば問題ないと判断できます。ですが電流は、ヘッドライトなどを使用している場合でも電流値が変わってくるので30A以上なら高くても問題はなく逆に使用しているのにも関わらず電流値が上がらない場合は問題があります。
    なのでたくさん電気負荷を掛けた時にそれと比例して電流値が上がれば問題なしです。

    最近ですと簡易的なオルタネーターの発生電圧を測定するオルタネーターチェッカーやバッテリーチェッカーが商品として売られています。
    OBD2診断機(故障診断機)でも電圧を測定することが可能です。
    しかしあくまで簡易的なもので直接オルタネーター自体の電圧を測定しているわけではなく、バッテリーや、シガーソケットなどの電圧を測定しています。ちなみに直接オルタネーターの電圧、電流を測定する方法もあります。

    電圧測る時には「無負荷試験」、電流を測る時は「負荷試験」の2種類があります。

    1 無負荷試験…無負荷とはヘッドライトやエアコンを付けない状態の事で、エンジン回転数を2,000~2,500rpmにしたときの発生電圧を調べます。

    2 負荷試験…電圧の「無負荷試験」とは変わり、今度はライトやエアコンなど電気を使用するものをすべてONにして電流値を計測します。

    この2つの試験によってオルタネーターに異常がないか点検します。

    オルタネーターの故障原因

    オルタネーターの故障理由として1番大きいものはオルタネーターの寿命です。
    他にもオルタネーターには、レクティファイヤーやICレギュレーターなどのパーツが付属しており、これらは水や熱などに弱く雨水がかかってしまった、高熱にさらされたなどの外部環境が原因で故障してしまうことがあります。
    普通に雨が降っているくらいでは故障はしませんが車に外傷があったり、強い台風などで内部に水が入り込んでしまうと引き起こす可能性があります。
    熱に関しても、エンジンの不具合で焼き付きが起きるなど、別の原因で車の温度が上がり、故障に繋がることもあるため注意が必要です。

    寿命が来てしまった時、故障した時にはさまざまな症状が現れるので見逃さないようにしましょう!

    ■車の警告灯が点灯する…オルタネーターが故障している時はバッテリーランプがつくことがほとんど。

    ■異音が発生する…カラカラと何かが転がるような音、キーキーと高い金属音など。

    ■エンジンの調子が悪い…エンジンがかかりにくい、かからない。

    ■電気系統に異常が発生する…内容は様々で例えば、ヘッドライトや車内灯が暗くなったりする。

    これらの症状が出ます。

    オルタネーターが故障した場合、最悪、車が動かなくなってしまうため早急な修理、交換が必要があります。オルタネーターは消耗品で寿命があることは先述通りですが、実は夏になるとオルタネーターは壊れやすくなります。
    オルタネーターはエンジンの動力を利用して発電している仕組み上、エンジンに組み付ける形で取り付けらていて、エンジンルームは高温になり、そこに夏の暑さが加わると、元々寿命が近づいていたオルタネーターが故障を起こすキッカケになるのです。

    異変を感じたら、すぐカーディーラーや整備工場で見てもらう事をオススメします!

    オルタネーターの修理・交換の選択肢と比較

    新品・中古・リビルト・オーバーホールの選択肢と特徴

    オルタネーターは故障した時の修理方法は4パターンあります。

    1 新品と交換する
    2 中古品と交換する
    3 リビルト品と交換する
    4 オーバーホールする

    この4パターンに分かれます。

    1 新品に交換…1番早く、かつ安心な方法ですが金額は1番高くなります。
    一般的な軽自動車であれば約40,000円~50,000円程度、国産の普通自動車であれば約50,000円~100,000円前後が相場となります。
    ただこの新品でも社外品となると安価で粗悪品が市場に出回っている場合もあるので注意が必要です。

    2 中古品と交換…昔より中古のオルタネーターが手に入りやすくなりました。
    ですがどうしても品質の判断がつきにくいのと、あくまで中古品になるのでたとえ純正品でも走行距離や使用年数をよく確認する必要があります。
    費用は約30,000円~位です。
    あとは中古品だと取付けが出来ないディーラーや整備工場が多いので注意が必要です。

    3 リビルト品と交換…まずはリビルト品とは何かから説明していきます。
    リビルト品とは中古の部品をオーバーホールして、新品同様に綺麗に再生し、丁寧に品質チェックした物なので中古品とはちがって品質が保証されています。
    リビルト品の価格は新品よりは安く、中古品よりは高いことが通常です。
    ですが保証付きで販売されているリビルト品もあるので中古では不安、でも費用を抑えたい方にオススメです。

    4 オーバーホールする…まずオーバーホールとは何かから説明していきます。
    オーバーホールとは、壊れた部品を全て分解し、内部の消耗部品や古くなっている部品を新品へ交換し、組み付け直す事を言います。
    再利用できる部品はそのまま使用するので必要なところだけを交換できるので費用も抑えることが出来ます。

    新品に交換するのが1番安心出来ますが、費用もかかってくるので車の状態や、整備工場、お財布と相談して決めるのが良いと思います🙆‍♀️

    オルタネーター交換の注意点とプロフェッショナルへの依頼

    専門知識と技術の重要性、専門店への交換依頼のメリット

    オルタネーターの交換は車によってかかる時間がちがいます。
    1時間程度で終わる車もあればリフトで上げて車の下からの作業や干渉する部品が多い場合は半日かかる時もあります。
    またご自身でオルタネーターの交換を行う方もいます。
    ですがオルタネーターはエンジンルーム内の作業となりますので車の構造や内部の専門知識のない方の場合だと交換するのは難しい作業です。
    またオルタネーターはとても重要な部品です。
    自分で交換するのは不安…その時はプロに任せるのが1番安心です!
    カーディーラーをはじめカーショップ、整備工場に相談して交換してもらいましょう🙆‍♀️

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    今回は車を動かす為に必要なオルタネーターについてご紹介しました✨
    初めて聞いた方も多かったと思います。
    オルタネーターについては奥が深く説明がとても難しいです。
    簡単に言えば「車の発電機」ではありますがオルタネーターがないと電力は充電されず車は動かなくなってしまう大事な部品です。
    少しでも気になったことや不安に感じたらカーディーラーや整備工場へのご相談をお願いします🙇‍♀️
    特に今年の夏は暑くエンジンルーム内の温度も上がりやすいので注意が必要です🚨
    タイヤワールド館ベストではOBD診断(故障診断)も行っております。
    予約等は不要ですのでお車で気になる事や不安な事があれば1度診断してみるのも良いかと思います😊
    ブログをご覧の皆様のご来店心よりお待ちしております♪

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    メンテナンスその他 基礎知識 仙台本店 カスタムその他

    ヘッドライト交換は大きく分けて2種類!交換費用などもご紹介

    みなさんこんにちは!タイヤワールド館ベスト仙台本店です!今回はヘッドライト交換についてのご紹介になります。

    ヘッドライト交換は大きく分けて2種類あります

    バルブの交換

    バルブと呼ばれる電球のを交換する作業です。比較的安価でおしゃれ目的で交換される方もいます。

    ヘッドライトそのものを丸ごと交換

    ヘッドライト自体の交換もあり、数十万円かかることも。

    ヘッドライトの種類とそれぞれの特徴と注意点

    ハロゲン

    ハロゲンランプは、HIDが登場するまでヘッドライトのほとんどに使用されていたタイプです。フィラメントと呼ばれる電球の中にある細かい線が発光することで、対向車に優しい淡い暖色系の光を放つのが特徴です。

    雨や霧の中でも前方を明るく照らすことが可能です。

    メリット
    ・比較的安く入手できる
    ・自分でも交換することができる

    デメリット
    ・HIDやLEDほどの明るさはない
    ・消費電力が多い上に寿命が短い

    HID

    HIDは高輝度放電ランプともいい1990年代に普及が始まりました。ハロゲンランプのようにフィラメントがなく、空中放電を起こすことで発光するのが特徴です。

    HIDはヘッドライトバルブの中で最も明るい光を発し、消費電力も35〜55Wと省電力です。さらに、カラーバリエーションが豊富という魅力もあります。

    メリット
    ・ヘッドライトバルブの中で最も明るい
    ・省電力
    ・寿命が長い

    デメリット
    ・価格が高い
    ・交換作業には専門知識が必要

    LED

    LEDとは発光ダイオードを使ったライトのことをいいます。消費電力は約20Wと少なめで、発熱もほとんどありません。

    明るさはHIDに劣りますが、すぐに最大の光量に達します。このような特徴から、今後はLEDの普及が進むと考えられています。

    メリット
    ・明るい
    ・寿命が長い
    ・発熱がほとんどない
    ・省電力

    デメリット
    ・価格が高い

    ヘッドライト・バルブの交換時間と費用相場

    〈交換時間〉

    ハロゲン・・30分~1時間

    HID・LED・・1時間~2時間

    ※車種により異なります

    〈費用相場〉

    ハロゲン・・1000円~2000円+工賃(車種により異なります)

    LED・HID・・10000円~30000円+工賃(車種により異なります)

    ※ハロゲンからHIDへ交換したいケースでは専用のキットが必要となり50000円ほどになる可能性もあります

    バルブ交換なら自分で交換可!その際の注意点

    ・ヘッドライト消灯直後はバルブが高温になっているので、冷めてから作業を行う

    ・ヘッドランプスイッチを切った状態で作業する

    ・エンジンを切った状態で作業をする

    ・やけどなどの怪我をしないよう手袋をする

    ・手の油分がガラスに付着しないようにする

    交換に不安がある場合は安全のため専門店での交換をおすすめします。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。今回はヘッドライトの種類、交換についてのご紹介でした。最近のクルマは、電灯関係をLEDにしていることも多く、バルブも品質が向上しています。

    そのため、ヘッドライトが点灯不良を起こすことも少なくなっています。しかし、電灯関係はいつ寿命がくるかわかりません。夜中に乗車している際、突発的にヘッドライトが点灯しなくなることもあり得るのです。

    リスクを避けるためにも、ヘッドライト交換時期の目安を守りましょう。バルブ交換ならDIYでも可能ですが、少しでも不安な場合は業者に依頼することをおすすめします。

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    メンテナンスその他 栗生店

    ウォッシャー液が出なくなってしまう原因と対処法

    ウォッシャー液が出なくなってしまう原因と対処法

    ウォッシャー液の役割とは

    洗浄成分を利用し汚れ等を浮かす役割があり、その後にワイパーを使ってガラスを綺麗します!

    例えば霜や雪、黄砂や虫、埃や砂
    鳥の糞(私はバードミサイルと呼んでます)を除去し前方を見やすくして
    安心、安全に運転するときに使用します!

    車種によってはフロントガラス以外にも
    リアガラスやヘッドライトの洗浄に使用することがあります!
    今回はフロントガラスについてお話しますね!

    ウォッシャー液が出なくなった?その原因と解決方法

    原因は一つではない事もあるので注意しましょう!

    ウォッシャー液が入っていない

    まずは液が入っているの確認が大事ですね!
    写真はホンダライフJC1型でボンネットの中にあります!ウォッシャー液補充口ウォッシャー液のタンク蓋は水色で窓のイラストが描いてあるので見つけやすいです。

    車種によってはレベルゲージで現在の容量を測る事も出来ます!

    リアウィンドウォッシャー液と併用だったり車種によって容量はバラバラなのでお車の取扱説明書を読んでくださいね!

    ウォッシャーノズルの詰まり

    砂や埃、ワックス等でウォッシャー液の出口が詰まってしまう場合があります。

    安全ピン等で出口を綺麗にすれば直る場合もありますが
    間違っても爪楊枝はダメです!
    爪楊枝の先が折れてウォッシャー液の出口を塞いでしまう場合があります!

    その他の原因

    その他の原因は配線が断線したりウォッシャー液を送り出すモーターの劣化等があります。
    ホースが抜けているだけなら差せば良いですが機械的なことなら
    無理せずに車屋さんに見てもらいましょう!

    冬はウォッシャー液が凍結することも!

    お車の使用状況に合わせてウォッシャー液を選びましょう!

    寒冷地仕様のウォッシャー液?

    ウォッシャー液の種類によっては凝固点は変わります!
    マイナス40°まで凍らないものもあればマイナス2°で凍る商品もあります!

    寒冷地で使用する方は、しっかりと寒冷地仕様のウォッシャー液をいれましょう!

    ウィンドウォッシャー液はなくてはならない?

    車検通らない?

    実は車検の検査項目でもフロントガラスがきれいにできるのかって項目もあります!ウォッシャー液が出て、ワイパーできれいにして前方の視界を良好にできるようにしなければいけません!
    普段ウォッシャー液を使用しないから車検の時までに気が付かない方もいらっしゃいますね。

    この記事のまとめ

    本日も読んでいただきありがとうございました。

    いつ使用するか分からないウォッシャー液ですがこれを機会にチェックしてはいかがでしょうか?

    カテゴリー
    メンテナンスその他 泉八乙女

    車に興味がない方でも車を運転するなら必要最低限のメンテナンスを忘れずに

    自分で運転はするけれど、車に興味はないし、別に詳しくもない、自分で定期的に点検していないけれど乗れているし大丈夫でしょ!、と考えたことありませんか?車を長く安全に乗るためには、必要最低限のメンテナンスが必要です。そうは言っても、メンテナンスってどうすればいいの?となりますよね。そんな方必見!今回は、必要最低限してほしい、車のメンテナンスについて詳しく解説していきます!

    車のメンテナンスを行わないと

    車のメンテナンスを行わないと、事故や故障の原因になってしまいます。また、車の劣化を早める可能性もあるため、定期的な点検やメンテナンスが推奨されます。メンテナンスや点検を怠ったままだと不調にも気が付きにくいため、急に車が動かなくなってしまう、部品の交換が必要になる、ということもあります。大事な車を安全に長く乗るためにも、どのようなメンテナンスが必要なのか紹介していきます。

    定期的に行うべきメンテナンス

    オイル・エレメント交換

    エンジンオイルを交換することなく使用し続けてしまうと、劣化してしまい、オイル本来の役割を果たせなくなります。燃費の悪化やエンジンの焼きつき、錆などを引き起こす原因にもなってしまいます。

    エレメントと呼ばれる部品も定期的な交換が必要です。エレメントとはオイルの汚れをろ過させるためのフィルターのことです。この部品を交換せずに使い続けてしまうとエンジンオイルをろ過できなくなり、オイルの劣化を速めてしまいます。

    では、どれぐらいの頻度で確認すれば良いのかご紹介します。
    オイル・エレメントの交換目安として、オイルは前回のオイル交換から3ヶ月~6ヶ月、交換後の走行距離が5000kmをオーバーした時とされています。
    エレメントは、オイル交換時の2回に一回の頻度が推奨されています。
    また、車にあまり乗らなくとも前回のオイル交換から3ヶ月~6ヶ月経っていれば交換の目安時期になります。
    オイルは車に乗らなくても徐々に劣化していくため、日数の経過か走行距離が交換目安の時期に差し掛かったら、オイル交換をするようにすると良いでしょう。

    タイヤの空気圧チェック

    タイヤの空気圧のチェックはされていますか?
    タイヤは走らなくても空気が抜けていきます。そのため、定期的にチェックをしないと偏摩耗の原因になります。他にも燃費が悪化したり、パンクやバースト、事故の原因になってしまうこともあります。

    また、空気圧不足で生じやすい現象が、ハイドロプレーニング現象です。
    この現象は道路とタイヤの間に水の膜ができてしまい、タイヤが浮いた状態になりブレーキやハンドルの操作が利かなくなる現象です。速度の出しすぎなどの原因もありますが、空気圧不足も原因の一つであり、毎年この現象による事故が報告されています。
    このように大きな事故につながりかねない危険を誘発する恐れもありますので、1か月に一度は空気圧のチェックをすることが推奨されています。

    ウォッシャー液の補充

    ウォッシャー液の補充を怠ってしまうと、走行中に視界の安全が確保できず安全運転に支障をきたしてしまいます。
    また、ウォッシャー液の補充が不十分だと、車検の際に落とされてしまう可能性もあります。
    その為、使用量の多い梅雨や冬の時期には一ヶ月に一回の点検と補充が望ましいです。
    また、最低でも半年に一回はウォッシャー液の状態を点検することが推奨されます。

    洗車

    車のメンテナンスで代表的なのは洗車です。
    実は、洗車をしないことによるデメリットも存在するのです。その一つがボディの劣化です。
    定期的に洗車をしない、購入してから一度も洗車をしていない車だと、汚れが蓄積ししたことによる錆や腐食、汚れが固まってしまいボディに傷がつく可能性があります。
    他にも、長い間洗車をしていないと、雨が降った時に雨と一緒に汚れが流れてしまいボディに黒い筋が残ってしまったり、ボディがくすむ原因にもなります。
    定期的な洗車は車の見た目を保つだけではなく、傷や腐食・錆などの不具合の早期発見にも繋がります。自分でやるのが大変な場合は、洗車を行っているスタンドや専門店などでお願いするのもおすすめです。

    半年~1年に1回行うと良いメンテナンス

    ワイパーの点検

    ワイパーは雨の日の運転で視界を確保するのに使用される部品です。
    実は、ワイパーはワイパー本体とワイパーゴムと呼ばれる部品の二つに分かれています。
    ワイパーゴムは水を均一に広げることで雨天時の視界を確保してくれます。そのため、この部品が故障又は劣化してしまうと、フロントの雨水を均一に広げることができず、視界不良に繋がってしまいます。
    また、視界不良の程度によっては雨天時の安全確保ができないという理由で車検に落とされてしまう可能性もあります。
    それを防ぐためにも、具体的な交換推奨時期についてご紹介します。
    具体的な交換時期の目安としては、ゴム部分は半年〜一年に一度の交換、本体は1年〜2年の交換とされています。自分での交換もできますが、不安な時は無理せずプロに任せるのも一つの手です。
    雨の日を安全に走行するためにも、定期的にワイパーのチェックと交換をお願いします。

    エアコンフィルター

    エアコンは外の空気を取り込んで温風・冷風をだします。その際に花粉やPM2.5、ホコリなどの目に見えない空気中に含まれるものを除去するために使われているのが、エアコンのフィルターです。
    エアコンフィルターを交換しないままだと、フィルターが目詰まりを起こしてしまい、エアコンの効きが悪くなったり、ゴミや悪臭を除去しきれずに車内環境が不衛生になってしまいます。
    また、エアコンの効きが悪くなるとエンジンが余計な力を使ってしまい、燃費が悪くなる可能性もあります。
    では、具体的にいつ交換するのがいいのかをご紹介します。
    通常、走行距離が10000キロメートル〜20000キロメートル経った時、交換から一年が過ぎた時が交換の目安時期とされています。ただし、車内で煙草をよく吸う方や、住んでいる地域に粉塵や花粉が多い方などは、この目安時期よりも早い高官が必要となるケースがあります。エアコンの危機が悪くなってきたなと感じたら、一度エアコンフィルターを点検してみるか、フィルターの交換を検討してみてください。

    数年ごとに行うメンテナンス

    タイヤのチェック

    一般的にタイヤの寿命は3〜5年と言われています。
    タイヤに溝があってもタイヤを横から見た際に書かれている製造年が、現時点で三年以上経っているものは点検の必要があります。
    また、タイヤに細かいヒビが入っているもの、スリップサインが表れているものは交換が必要です。
    交換が必要となる経年劣化したタイヤを履き続けると、パンクやバーストが起こりやすくなります。
    他にも、長く履いた溝のないタイヤを履いていると、雨水を排水する機能が低下して雨天時に道路の水を排出できずブレーキが効かなくなることがあります。このように、劣化したタイヤは本来の機能を果たせなくなり、事故に繋がる原因になってしまいます。
    ですので、半年に一回はタイヤの表面に異常がないか点検することが必要です。
    横から見てわかるものもありますが、実際にタイヤを取り外して見ることが一番わかりやすいです。
    自分のタイヤの状態が詳しく知りたい方は近くのスタンドやタイヤ販売店で点検をしてもらうのもおすすめです。

    ブレーキパッドの残量チェック

    ブレーキパッドは、ブレーキを作動させるのに必要な部品です。
    この部品は走行することによって残量が減っていくので、走行して年数がたったら点検する必要があります。
    もしも残量がないまま走行してしまうと、ブレーキが作動せず事故を起こす危険性があります。
    この部品はタイヤを外してみないと点検ができないため、プロに点検を任せてください。
    では具体的な点検の目安ですが、ブレーキパッドの点検・交換時期の目安は車の走行距離が30000キロメートル〜50000キロメートルになった時です。購入してからそのくらいの距離を走行している方は、点検をしているお店に行って一度確認してみてください。

    どうでしたか?意外かもしれませんが、車にはメンテナンスが必要な部分が多くあります。車に興味がないと、つい面倒だからとメンテナンスをサボってしまいがちですが、メンテナンスの多くは安全に長く走行する為に必要なものになります。自分と同乗者の命を守るためにも定期的なメンテナンスが必要です。自分ではわからない、メンテナンスや洗車が面倒と言う方はぜひ当店をご利用ください。当店では手洗い洗車や簡易点検を実施しています。点検の結果次第では、当店で部品の交換や取り付けも行えます。気になる方は、当店スタッフにご確認ください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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    メンテナンスその他 タイヤ知識 泉八乙女

    定期的に車に乗らないと起きてくる不具合

    コロナも明けて多くのイベントが活気を取り戻してきました。それに伴い、久しぶりに車で出掛けてみようなんて考えている方も居るのではないでしょうか。

    実は、車は定期的に乗らないと不具合が起こりやすいって知っていましたか?

    今回は、最近車に乗っていない方や、久しぶりに車を動かそうと考えている方に向けて、定期的に車に乗らないと起こってくる不具合やトラブルについてご紹介いたします。

    車を定期的に動かさないとバッテリー以外に問題は生じるのか?

    エンジン・バッテリー・タイヤなど様々な部分に影響が出てきます。

    エンジンルーム画像

    最近車に乗っていなかったから久しぶりに動かそうとして、バッテリーが上がってしまったという経験ありませんか?

    実際に経験していなくとも、人づてに出がけにバッテリーが上がってしまって困ったという話を聞いたことがありませんか?

    このように、バッテリーのトラブルはよく聞くけれど、他の部品でのトラブルは聞かないからバッテリーだけ点検して出かけようと考える方も居ると思います。

    しかし、実際にはバッテリーだけではなく、エンジンやタイヤなど様々な部分にも問題が生じます。

    では、どのようなトラブルが起こるのか解説していきます。

    エンジンとバッテリーへの影響

    エンジンのオイルや冷却液の劣化

    最初に紹介するのは、エンジンオイルや冷却液の劣化による影響です。

    オイル画像

    まずは、エンジンオイルの劣化に伴う不具合について解説していきます。エンジンオイルは車に乗らなくても劣化していきます。エンジン内部は密閉状態にはなっていますが、完全な密閉状態ではないため、車に乗らなくても徐々にオイルが酸化していきます。

    見た目ではわかりづらいため、劣化していないと思う方も多いのですが、実際には劣化していたということが多くあります

    また、長期で車に乗っていない場合は、エンジンオイルが劣化している可能性が高いため、特に注意が必要です。

    劣化したオイルで走行し続けてしまうと、燃費の悪化や加速力の低下、最悪の場合エンジンの故障につながります。

    そして、車を一月全く動かさない状態だと、エンジンを始動した際に内部の金属部品にオイルが潤滑せずに乾いた状態で動いてしまうドライスタートと呼ばれる現象が起こってしまう危険性もあります。

    見た目ではわかりづらいため、専門店での点検をお勧めいたします。

    冷却水画像

    続いて、冷却水の劣化についてお話しします。冷却水は、主にエンジンの温度を冷やすやために使用されています。<

    冷却水には防錆効果もあるため、長期間車を放置してしまうとその効果が薄れ、冷却水の通路が錆が発生してしまう<ことも起こりえます。

    エンジンオイルと冷却水のどちらにも言えることですが、<冷却水もオイルも循環させずにいるとその通路内で不純物が詰まってしまうことも考えられます。

    このように、長期で動かしていない車の場合も、久々に車を動かす場合も、バッテリー以外に点検が必要です。

    バッテリーの充電不良によるトラブルバッテリー画像

    バッテリーが充電されないことには、いくつか原因が挙げられます。

    一つ目が、電気を溜める部分であるバッテリーの自然放電です。車は走行すること以外にも、カーナビや時計なども電装品を積んでいるために、走行しなくても徐々に電力を消耗してしまいます。

    走行することでバッテリーに電気が充電される仕組みのため、車を動かさずにいると充電していないのに電力が消費されていきます。そのため、自然放電が起こり、バッテリーが上がってしまう現象につながります。

    バッテリー上がりはバッテリー自体に負荷をかけるため、バッテリーの寿命が短くなってしまい、劣化してしまうことも考えられます。劣化してしまうと、いくら充電してもバッテリー内に電気を溜められなくなってしまいます。その為、充電不良が起こる原因の一つと考えられるのです。

    二つ目は、電気を作るオルタネーターと呼ばれる部品の故障です。この部品が壊れてしまうと、エンジンをかけても電気が作られない為、バッテリーの充電が始まらずに充電不足を引き起こします。

    三つ目が、レギュレーターの故障です。この部品は、オルタネーターで発電された電気を変換させてバッテリーに送る役割があります。その為、この部品が故障してしまうと、発電した電気を変換させることができないため、バッテリーに充電されず充電不良が起こってしまいます。

    バッテリーが上がってしまうと、エンジンの始動ができない、室内灯やヘッドライトがつかない、そして電装品が使用できないといったトラブルが起こります。

    また、最近の車に多いリモコンキーもバッテリーの充電不良によって使用できなくなってしまう可能性があるため、注意が必要です。

    タイヤへの影響

    タイヤの偏摩耗や空気圧の変化

    タイヤ画像

    長期的に車に乗らなくても、タイヤに影響はないとお考えの方もいると思います。ですが、タイヤにも影響が出てきてしまうのです。それが、タイヤ内の空気圧の変化です。

    タイヤは適切な空気圧を維持して運用することで、走行時に本来のスペックを発揮します。しかし、空気は自然に抜けていってしまうため、長期的に車を放置していた場合だと、タイヤ内の空気圧が大きく低下している場合があります。

    タイヤの空気圧が適切でないと、偏摩耗の原因となったり、車の自重を支えられずにタイヤやホイールが変形してしまう原因となります。

    また、タイヤに空気を入れるゴムバルブと呼ばれる部品も、同じくゴム製品のため時間が経つにつれて劣化していきます。そのため、久しぶりに車を動かそうとしてゴムエアバルブから空気が抜けているのに気が付かず走行してしまい、空気圧が下がってしまったなんてこともあります。

    このように、走らなくてもタイヤは劣化していってしまいます。

    燃料の劣化

    燃料系統やエンジンに悪影響を及ぼす問題

    長期間乗っていなかった場合一番気をつけたいのは、燃料の劣化です。

    ガソリンを入れたまま車を放置してしまうと、ガソリンも酸素に触れて酸化してしまう為、劣化してしまいます。劣化したガソリンは、見た目がどろどろとしたものになり、時間がたつと固まっていってしまいます。また、劣化したガソリンは異臭を放ちますので、給油口を開けてみて今までに嗅いだことのないような異臭がした場合は劣化している可能性が考えられます。

    時間経過以外にもガソリンタンク内に発生した結露によって、水滴がガソリンに混ざってしまうことも、劣化の原因と考えられています。

    劣化したガソリンをタンク内に入れ続けてしまうと、ガソリンタンクや配管といった金属部品が腐食を起こしてしまう可能性があります。さらに粘性が高いと、ポンプや配管などのガソリンを通る部品が目詰まりを起こしてしまいます

    もし無理に車を始動させた場合、エンジン周辺の部品が破損し、車の故障に繋がります。もしも、車にガソリンを入れたまま半年以上経過してしまっている場合には、ガソリンの入れ替えが必要なため必ずガソリンスタンドなどにご相談ください。

    まとめ


    車は定期的に動かさないと、不具合が起こる可能性が高くなってきます。

    一週間以上乗らなかった場合は、三十分以上ゆっくりと走行させるのが理想と言われています。

    三十分走らせると、エンジンオイルが循環しエンジン自体も温まってくるからです。

    週末や休日に少し遠くのスーパーや、買い物、ドライブなどをして三十分以上走行することを意識してみてください。

    時々動かすことで、オイルやバッテリーの不具合を防ぐこともできます。

    もしも、長期間車に乗っていないけれど動かす予定がある方、どこか不具合があるか心配な方はベストでは簡易点検も行っておりますので、ぜひご相談ください。また、タイヤの空気圧点検もしておりますので、長距離ドライブや久しぶりに車を動かす際には、ぜひタイヤワールド館ベストへご来店ください!

    またタイヤワールド館ベストではお客様がカスタムしたお車を
    沢山掲載している【写真館】がございます。

    ホイールの購入を検討しているかたぜひご覧ください!

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    フォグランプの効果と注意点:霧や悪天候での安全な運転をサポート

    皆さんおはこんばんにちわ!!仙台本店です!今回はフォグランプの役割や付けるときの注意点など解説していきたいと思います。

    フォグランプの基本的な役割と使い方

    フォグランプとは何か?

    フォグランプとは、名前にもある通り「霧」(フォグ)、
    つまり視界不良時のために使用するためのランプです!
    フォグランプは通常、一般的なヘッドライトよりも広範な範囲を照らすことができるように設計されており、低い位置に取り付けられています。これにより、地面近くの霧や雨の粒などを照らすことができ、運転者の視界を改善する役割を果たします。

    フォグランプの効果と注意点

    視界不良時にフォグランプを使用するメリットと注意事項

    視界不良時にフォグランプを使用するメリットは、対向車の接近確認が難しくなったような時に点灯することで、自分の存在をアピールすることができ、未然に衝突事故を防ぐことができることです。

    注意点としては、視界不良時以外にフォグランプを使用するということです。

    前述した通り、視界不良時にフォグランプを使用し、対向車に自分の存在をアピールすることが目的のため、視界良好時に使用すると対向車に迷惑になります。

    つまり、フォグランプが対向車の目くらましになり危険であるということです!

    フォグランプ装着義務の有無と法的要件

    フォグランプの装着義務や法規制について知ろう

    夜間のフォグランプの点灯は特に法律では義務付けられていません。

    逆にヘッドライトをつけないで、フォグランプやスモールライトのみを点灯した状態での走行は法律違反になります。

    また、フォグランプの色は白か黄色(淡黄色)に限定されています。フォグランプの発光色を示すケルビン数が高すぎると青色と判断されるため、ケルビン数にも注意が必要です。

    フォグランプの後付けのポイント

    自分の車にフォグランプを後から装着する際の注意事項

    注意事項としては、フォグランプの装着個数と取り付け位置です。

    装着個数は最大2個まで装着可能で、3個以上取り付けを行うと車検非対応になります。基本奇数での装着は不可になります。

    取り付け位置の注意点は3点あります。
    ① 左右対称に取り付け、ヘッドライトより下に取り付けます。

    ② 地上から250mm以上、最上部800mm以下の位置に取り付けます。

    ③ 車幅の最外側から、取り付けるランプ外側の縁が、400mm以内となるように取り付けます。

    フォグランプの標準装備車と非装備車の違いと対策

    車種ごとのフォグランプの標準装備状況と後付けの選択肢

    車や車のグレードによって装着がされているか・されていないかが決まります。最新の車にはフォグランプが採用されていない車が増えてきています。

    ヘッドライト技術が進歩し、照射範囲を状況に合わせ、自動で変化させる頭の良いヘッドライトが最近の車には多く採用されているためです。

    フォグランプは、悪天候時に必要な装備ではありますが、現在では車のファッションパーツとなりつつあります。

    元悪天候時に足を照らして視界を確保すると同時に、対向車に自分の存在を知らせるという本来の目的に沿って車に装着するのがベストです。

    ただ現在の流行のように、ファッションパーツとして装着するのも良いと思います。その際は、フォグランプが対向車の目くらましになり危険であるということを頭に入れておくことが重要です。

    いかがでしたでしょうか?フォグランプのことをもっと知りたい!・装着を検討されている方はぜひタイヤワールド館ベストにご来店下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております。

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    タイヤ知識 ライターチーム パンク

    【危険】車のタイヤがパンクした状態で走行する危険性と対処方法を解説


    「車のタイヤがパンクしても、少しなら走行できる?」
    「タイヤがパンクしたら気付くの?」

    車のタイヤがパンクした場合、基本的に走行はできません。理由は、タイヤのバランスの崩れやホイールの損傷、車体全体にダメージを受けるからです。

    また、タイヤがパンクした状態で走行した場合、最悪バーストする危険もあり、大事故につながるかもしれません。

    しかし、タイヤの小さな傷から少しずつ空気が抜けた場合、パンクに気付かず走行している方も少なくないため、注意が必要です。本記事では、車のタイヤがパンクした状態で走行する危険性と対処方法を解説します。

    タイヤがパンクしたら走行はしてはいけない理由

    タイヤがパンクしたら走行はしてはいけない理由

    車のタイヤがパンクした場合、基本的にパンクしたままの状態では走行できません。理由は、1本のタイヤの空気圧が極端に減少すると、タイヤ全体の空気圧のバランスが悪くなり、安全な走行が継続できないからです。

    タイヤがパンクすると、さまざまな危険を伴うため注意が必要です。本章では、タイヤがパンクしたら走行してはいけない理由を解説します。

    ● タイヤがバーストする危険性がある
    ● 車両やホイールにダメージを与える
    ● 車が発火する恐れがある
    ● まっすぐ走らない

    タイヤがバーストする危険性がある

    タイヤがパンクした状態で走行を続けた場合、タイヤがバーストする可能性があります。理由は、パンクによりタイヤの空気圧が低下した状態で走行すると、タイヤに大きな負担がかかるからです。

    たとえば、タイヤに大きな負担がかかった場合、以下のようなリスクが考えられます。

    ● 走行中にタイヤが変形するスタンディングウェーブ現象の発生
    ● タイヤと路面の摩擦熱が発生

    上記のような現象が発生した場合、タイヤがバーストする可能性も高まるため、十分に注意しなければいけません。

    タイヤのパンクが発覚した場合は、すぐに走行を中断し、タイヤ交換を検討しましょう!

    車両やホイールにダメージを与える

    タイヤがパンクした状態で走行すると、車両やホイールにもダメージを与えます。理由は、車体を支えるタイヤの役割を果たせなくなるからです。

    たとえば、タイヤのパンクを無視して走行した場合、以下の部位に影響があるかもしれません。

    ● 強い衝撃によりホイールが損傷する
    ● 段差昇降時に車体底面が損傷する

    上記のように、タイヤのパンクを無視して走行すれば、必ず車体に悪影響が発生します。また、パンクによりホイールや車体が損傷すれば、 タイヤ以外の修理費用も高額になるかもしれません。

    タイヤがパンクしたら、車体やホイールが傷つく前に、新品のタイヤに交換しましょう!

    車が発火する恐れがある

    タイヤのパンクを無視して走行すると、車が発火する恐れがあるため注意が必要です。理由は、先述の通り、スタンディングウェーブ現象を繰り返すことでタイヤ内部に通常以上に熱が発生するからです。

    堺市消防局の火災調査ファイル20のデータでは、タイヤがパンクしたまま走行した結果、車両火災につながった事例が報告されています。
    また、発火したタイヤ片がブレーキやマフラーに付着して発火したり、ホイールが地面と擦れて車体が発火したりと、タイヤ以外の部位から発火する可能性も考えられます。

    「パンクしたけど、自宅や店舗まで遠くないからこのまま走ります」
    「パンクの穴も小さいから、急いで修理しなくても大丈夫」

    上記のようにお考えの方は、パンクしたタイヤが大変危険な状態であることを忘れてはいけません。タイヤがパンクしたら無理な走行は中断し、車が発火する危険を未然に回避しましょう!

    まっすぐ走れない

    タイヤがパンクした状態で走行を続けた場合、まっすぐ走れない可能性があります。理由は、1本でもタイヤの空気圧が低下した状態で走行をすれば、タイヤのバランスが悪くなるからです。

    タイヤのバランスが悪い状態で走行した場合、以下の危険が考えられます。

    ● ハンドルのブレ
    ● 車体の振動
    ● パンクしたタイヤ以外の摩耗が促される

    上記のように、走行中の支障やタイヤの短寿命化につながるなど、パンクしたタイヤの状態で走行を続けると、デメリットしかありません。

    4本のタイヤのバランスが揃ってはじめて、安全に走行できます。

    タイヤがパンクしたら、周囲の邪魔にならない場所に停車し、パンク修理キッドやスペアタイヤへ交換するなど応急処置をしてから、最寄りの店舗へタイヤ交換に行きましょう!

    タイヤがパンクしても走行できる場合がある

    タイヤがパンクしても走行できる場合がある

    タイヤがパンクした場合、一般的には走行を中断し対処する必要があります。しかし、タイヤがパンクしても走行できてしまう場合があります。

    たとえば、パンクしても走行できる状態は、以下の通りです。

    ● 釘がトレッドに刺さった状態
    ● タイヤの劣化により空気圧が少しずつ低下している状態

    上記の状態のタイヤは、パンクしても走行できる可能性があります。

    タイヤの空気圧が少しずつ減少した場合、タイヤがパンクしたことに気づかずに走行している方も少なくありません。

    ただし、パンクしたことに気付いたら、早急に対処する必要があります。理由は、走行中にパンクが悪化した場合、運転中にハンドル操作を失う危険性があるからです。

    次章では、タイヤがパンクしたときの対処方法を解説します。

    タイヤがパンクしたときの対処方法

    タイヤがパンクしたときの対処方法

    タイヤがパンクしたときは、周囲の安全を確保してから対処しましょう。最寄りの店舗まで走行し、タイヤ交換する方法もありますが、タイヤのパンク状態によって、ホイールや車体にまで悪影響を及ぼす可能性があるためおすすめできません。

    本章では、タイヤがパンクしたときの対処方法を解説します。

    1. タイヤパンク修理キットで応急処置する
    2. スペアタイヤに交換する
    3. ロードサービスに依頼する
    4. 加入中の自動車保険会社に連絡する

    1.タイヤパンク修理キットで応急処置する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の1つ目は「タイヤパンク修理キットで応急処置する」です。

    スペアタイヤが積まれていない新型車の多くは、一般的にタイヤ修理キットが積まれています。タイヤパンク修理キットの使用方法は以下の通りです。

    1. 修理キットを収納場所から取り出す
    2. パンク修理剤とエアコンプレッサーを準備する
    3. パンク修理剤をよく振って中身を混ぜる
    4. タイヤのバルブキャップを外してパンク修理剤を注入する
    5. タイヤバルブにエアコンプレッサーのホースを差し込む
    6. エアコンプレッサーの電源がオフであることを確認する
    7. 電源プラグを車内のソケットに差し込む
    8. パーキングブレーキがかかっていることを確認し車のエンジンをかける
    9. エアコンプレッサーの電源をオンにする
    10. パンク時の指定空気圧まで空気を入れる
    11. 指定空気圧まで入ったらエアコンプレッサーを外してバルブキャップを取り付ける

    ただし、タイヤのパンク修理キットは、あくまで応急処置であることを忘れてはいけません。

    パンクを応急処置したあとは、最寄りの店舗へタイヤ点検を依頼し、パンクの状態に応じて、パンク修理やタイヤ交換で対応してもらいましょう!

    タイヤ修理キットのついては、【パンク修理キットの使い方やメリット・デメリットをご紹介】の記事も参考にしてみてください。

    スペアタイヤに交換する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の2つ目は「スペアタイヤに交換する」です。スペアタイヤに交換する場合、安全な場所の確保が必要です。

    たとえば、一般道路や高速道路など交通量の多い道路では、必ず路肩など安全の確保できる場所に停車する必要があります。また、スペアタイヤ交換したあとの注意点は、以下の2点です。

    ● スペアタイヤは一般的なタイヤと異なり細く耐久性が弱い
    ● スペアタイヤの制限速度は80km

    上記でわかるように、スペアタイヤで通常通りの走行はできません。スペアタイヤに交換したあとは、最寄りの店舗で新品のタイヤに交換しましょう!

    自分でタイヤを交換する手順については、【タイヤ交換を自分でする手順は?トラブルを防ぐための注意点も解説】の記事も参考にしてください。

    ロードサービスに依頼する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の3つ目は「ロードサービスに依頼する」です。先述の通り、タイヤがパンクした場合の応急処置として、タイヤパンク修理キットやスペアタイヤ交換の方法を解説しましたが、安全の確保ができない場合はロードサービスに依頼しましょう。

    たとえば、ロードサービスに依頼する状況は、以下の通りです。

    ● 交通量が多い道路や高速道路など、安全確保が難しい
    ● タイヤのパンクを応急処置できる道具はあるが、自分ではできない

    上記のような状況のときは、ロードサービスに依頼すれば解決できるため安心です。

    また、会員なら無料で対応してくれるロードサービス会社も存在します。たとえば、JAF会員では、以下の内容に無料で対応してくれます。

    JAF会員なら以下のトラブルも無料で対応

    引用:JAF

    ただし、別途料金が発生する可能性も考えられるため、事前にロードサービス会社に確認しましょう!

    加入中の自動車保険会社に連絡する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の4つ目は「加入中の自動車保険会社に連絡する」です。

    自動車保険の契約内容によって異なりますが、車が故障したときのロードサービスは付帯している可能性があります。たとえば、東京海上日動の自動車保険のロードアシスト内容は、以下の通りです。

    補償内容 対応内容
    1. 車両搬送費用補償・車両搬送サービス 事故や故障、盗難などにより走行不能となった場合
    2. 緊急時応急対応費用補償・緊急時応急対応サービス バッテリー点検
    インロック時の鍵開け
    スペアタイヤ交換など
    3. 付帯サービス ガソリン切れや故障相談サービスなど

    参照:東京海上日動

    タイヤがパンクした場合、上記「2」の補償内容に該当します。

    自動車保険の補償内容は、対応時の支払い上限金額や無料対応回数など、契約内容や保険会社によって異なります。

    パンクしたときのために、加入中の自動車保険の補償内容を、事前に確認しておきましょう

    タイヤがパンクしないための5つの予防策

    タイヤがパンクしないための5つの予防策

    「パンクを予防する方法は考えていません」
    「タイヤがパンクしてから対策方法を考えます」

    このように、お考えの方もいるかもしれません。

    しかし、タイヤがパンクしたときの適切な対処方法も重要ですが、タイヤがパンクする原因を対策することも大切です。理由は、タイヤのパンクを未然に防ぐことで、パンクの心配なく安心して走行できるからです。

    本章では、タイヤがパンクしないための5つの予防策を解説します。

    1. タイヤの空気圧を適正値に保つ
    2. タイヤの定期点検をする
    3. タイヤのサイドウォールのひび割れを点検する
    4. タイヤのスリップサインを確認する
    5. タイヤの摩耗を確認する

    1.タイヤの空気圧を適正値に保つ

    タイヤがパンクしないための予防策1つ目は「タイヤの空気圧を適正値に保つ」です。

    理由は、タイヤの空気圧を適正値に保つことで、タイヤの走行性能を発揮できるからです。
    タイヤの空気圧には、車種によって規定の空気圧が定められています。たとえば、アクア(トヨタ)のタイヤの指定空気圧は、以下の通りです。

    アクア(トヨタ)のタイヤの指定空気圧

    引用:トヨタ( AQUA 取扱説明書)

    上記のように、タイヤサイズによって、タイヤの適正空気圧も異なります。タイヤの空気圧が不足した状態で走行した場合、パンクの他に、以下のリスクが考えられます。

    ● タイヤが偏摩耗する
    ● タイヤがバーストする
    ● 燃費が低下する

    タイヤの空気圧を適正値に保つことは、上記のリスクも未然に防ぐことにも繋がります。タイヤの空気圧補充は、ガソリンスタンドや専門店で簡単にできるため、おすすめの方法です。

    タイヤの空気圧については、【空気圧の重要性と点検の頻度について解説します!】の記事も参考にしてください。

    2.タイヤの定期点検をする

    タイヤがパンクしないための予防策2つ目は「タイヤの定期点検をする」です。

    タイヤの状態を把握すれば、タイヤの釘刺しやトレッドの亀裂など、点検中のタイヤに問題があった時点で対処できます。

    たとえば、国土交通省が推奨している走行前の日常点検の全15項目チェックのうち、タイヤ点検項目は、以下の4つです。

    点検項目 タイヤがパンクする原因の有無
    タイヤの空気圧の確認
    タイヤのひび割れや亀裂の確認
    タイヤの溝の深さを確認
    ランプ類の点灯や点滅、損傷の確認

    タイヤを定期点検した場合、上記のようなタイヤがパンクする原因の対策ができるため、パンクを未然に防ぐことが可能です。

    タイヤの点検が難しい方は、最寄りの店舗に相談することをおすすめします。安心して走行するために、タイヤは定期的に点検しましょう!

    3.サイドウォールのひび割れを点検する

    タイヤがパンクしないための予防策3つ目は「サイドウォールのひび割れを点検する」です。タイヤのサイドウォールは、タイヤの衝撃緩和やカーブを曲がるときの安定性を保つ役割を果たしており、タイヤで一番薄く傷つきやすくひび割れしやすい部位です。

    たとえば、タイヤの空気圧が低下した状態でカーブを曲がったり悪路を走行したりと、サイドウォールに負担がかかり続ければ、パンクの原因につながります。

    また、タイヤのひび割れを無視して走行した場合、最悪タイヤがバーストする可能性も高くなります。

    タイヤのひび割れを点検するときは、JATMAの判断基準を参考にするのがおすすめです。
    たとえば、タイヤのひび割れの判断基準は、以下の通りです。

    タイヤのひび割れの判断基準

    ひび割れレベル タイヤの状態
    レベル1 タイヤ表面の軽度な擦れ
    レベル2 タイヤ側面の軽度なひび割れ
    レベル3 タイヤ表面のひび割れが、目視で確認できる
    レベル4 タイヤ表面のひび割れが、繋がって線状に亀裂が入っている
    レベル5 タイヤが深くひび割れしている
    タイヤ内部のコードに達している

    参照:JATMA

    タイヤのひび割れレベルに応じた対処方法は、以下の通りです。

    タイヤのひび割れレベル 対処方法
    レベル1
    レベル2
    継続走行可能
    ※タイヤワックスなど使用してひび割れ対策も可能
    レベル3
    レベル4
    継続走行可能(要経過観察)
    ※タイヤ内部までひび割れがあった場合、タイヤ交換必須
    レベル5 タイヤ交換必須

    上記のように、タイヤのひび割れ状態に応じた対応や対策をとりましょう!

    タイヤのサイドウォールについては、【【危険】タイヤのひび割れは補修すべき?原因や対処法を解説】の記事も参考にしてください。

    4.スリップサインを確認する

    タイヤがパンクしないための予防策4つ目は「スリップサインを確認する」です。

    スリップサインとは、タイヤの溝の深さが1.6mmの位置を示す印です。

    スリップサインを確認しない場合、道路交通法による罰則を受ける可能性があったり、走行中にスリップしやすくなったりと、デメリットが多くなるかもしれません。

    道路交通法違反になる可能性がある

    スリップサインが出た状態で走行を続けた場合、以下の罰則を受ける可能性があります。
    【道路交通法(設備不良)による減点と反則金詳細】

    減点数 反則金
    2点 9,000円

    上記のような、罰則を受けないために、スリップサインは必ず確認しておきましょう!

    溝が浅くなると走行に支障が出る

    また、スリップサインが出てくるまで溝が浅くなったタイヤの状態は、以下の通りです。


    ● タイヤの溝が極端に減少している
    ● 偏摩耗が発生しやすい
    ● 4本のタイヤのバランスが崩れている

    上記のような、タイヤの状態で走行を続けると、ハイドロプレーニング現象やタイヤの偏摩耗につながり、走行中の危険性が高くなります。

    また、タイヤの溝が4mm以下になると、制動距離が長くなる実験データも存在します。

    制動距離実験データ

    引用:ブリヂストン

    タイヤの溝が4mm以下になると、制動距離が長くなっていることがわかります。

    罰則対策や安全に走行するためにも、タイヤの溝が浅くなってきたタイミングで、タイヤのローテーションや新品タイヤへ交換するなど、タイヤの溝の深さに応じた対応を実施しましょう!

    5.摩耗を確認する

    タイヤがパンクしないための予防策5つ目は「摩耗を確認する」です。タイヤの摩耗の種類は、車種やタイヤの空気圧によって異なります。

    たとえば、タイヤのすり減り方の種類は、以下の通りです。

    タイヤのすり減り方の種類

    引用:ブリヂストン

    上記のようなタイヤの摩耗は、空気圧不足だったり足回りの設備不良だったりと、原因はさまざまです。タイヤの摩耗を放置すれば偏摩耗につながり、タイヤ交換をしなければいけません。

    また、偏摩耗したタイヤでの走行は、ハンドル操作性の低下やバーストの危険性が高く、大変危険です。偏摩耗を予防するためには、タイヤの空気圧点検やタイヤをローテーションする方法が有効です。

    タイヤのパンクを未然に防ぐために、タイヤの摩耗は定期的に確認しましょう!

    偏摩耗を予防するタイヤのローテーションについては、【タイヤローテーションは長持ちの秘訣!スペアタイヤや4WDについても解説】
    の記事も参考にしてください。

    タイヤのパンクでよくある質問

    タイヤのパンクでよくある質問

    本章では、タイヤのパンクでよくある質問にお答えします。

    ● 走行中にパンクしたらどうなる?
    ● パンクの修理代はいくら?
    ● タイヤがパンクしたら交換は1本だけで大丈夫ですか?

    走行中にパンクしたらどうなる?

    走行中にタイヤがパンクした場合、基本的には走行を中断し、パンクしたタイヤに対する対応をしなければいけません。しかし、少しずつ空気圧が減少する軽度のパンクは、気付きにくいかもしれません。

    たとえば、釘がトレッドに刺さった場合、釘を抜かなければタイヤの空気圧の減少も微量で済む場合があります。

    しかし、タイヤの空気圧が低下した状態で走行すると、以下の危険が考えられます。

    ● 走行中にタイヤの変形が強くなりハンドル操作効かない
    ● バーストする

    パンクすると、上記のように走行が困難になり、周囲を巻き込む事故にもなりかねません。走行中にタイヤがパンクしたら、安全が確保できる場所へ停車し、応急処置やロードサービスを利用しましょう!

    パンクの修理代はいくら?

    パンクの修理代は、車種やパンクの修理方法によって異なります。パンクの修理方法は、タイヤ外面とタイヤ内面で処理する、以下の2種類です。

    修理方法 修理内容
    タイヤ外側 パンク穴に修理剤(プラグ)を打ち込んで、穴をふさぐ
    タイヤ内側 内面から修理剤(パッチ)を差し込み貼りつける

    タイヤ内面のパンクを処理する方が、タイヤをホイールから取り外す作業が発生するため、タイヤ外面の修理方法と比較して、割高になります。
    たとえば、パンク修理料金は、以下の通りです。

    パンク処理方法 軽・普通車 1BOX・SUV車
    外面(打ち込み) 1,800円 2,500円
    内面修理 3,600円 4,400円

    参照:宇佐美

    上記でわかるように、車種やパンクの修理方法によって、パンクの修理代は異なります。

    タイヤのパンクは、必ず修理できるとは限らないため、パンクの修理を検討中の方は、店舗に相談することをおすすめします!

    タイヤがパンクしたら交換は1本だけで大丈夫ですか?

    タイヤがパンクした場合、交換するタイヤは取り急ぎ1本だけで大丈夫ですが、残った3本のタイヤとバランス調整が必要になるため、タイヤをローテーションを行いましょう。

    タイヤの走行性能を発揮するためには、4本のタイヤのバランス調整を実施する必要があります。

    タイヤのバランス調整をしないまま走行した場合、4本のタイヤのバランスが崩れ、偏摩耗につながるため注意が必要です。

    ただし、以下のような車種は、タイヤ交換の本数が異なります。

    車種 タイヤ交換本数 タイヤ交換本数の理由
    4WD 4本 前後左右のタイヤがつながっており、1本のみの交換ではバランスが崩れるため、タイヤ交換は4本
    前輪駆動 2本 タイヤを左右1セット(2本)で交換した方が、前後の摩耗バランスがとりやすいため、タイヤ交換は2本

    上記のように、車種や駆動輪によって、おすすめできるタイヤの交換本数も異なります。タイヤの交換本数に不安がある方は、最寄りの店舗に相談することをおすすめします!

    タイヤ交換の本数については、【タイヤがパンク!1本だけ変える?4本変えた方がいい?そのお悩み解決します!】の記事も参考にしてください。

    タイヤのことならタイヤワールド館ベストにお任せください!

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    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ● タイヤがパンクしたら走行はしてはいけない理由
    ● タイヤがパンクしても走行できる場合がある
    ● タイヤがパンクした時の対処法
    ● タイヤがパンクしないための5つの予防策
    ● タイヤのパンクでよくある質問

    とくに重要なポイントは、以下の通りです。

    ● タイヤがパンクしたら走行しない
    ● タイヤを日頃から点検して、パンクを未然に防ぐ

    上記のポイントを意識するだけで、安心して走行できるのではないでしょうか。
    タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換や点検の他に、万が一のパンクに備えてタイヤパンク保障を実施しております!

    タイヤパンク保証サービス

    現在は宮城県内の直営店舗だけですが、オンラインショップでも対応できるようにただいま準備中です。

    ご相談からでも、お気軽にご連絡ください!

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    メンテナンスその他 多賀城店

    ヘッドライトが黄ばむ・曇る原因は?対策方法もご紹介

    こんにちは!タイヤワールド館ベスト 多賀城店です!
    ピカピカのヘッドライトがいつの間にか黄ばんでた、曇っていた、最近ライトが暗く感じる、、、なんてことありませんか?
    今回はその原因、そして対策方法についてご紹介します♪

    ヘッドライトが黄ばむ・曇る原因は?

    ポリカーボネート樹脂になったこと

    1984年に、世界で初めてポリカーボネート製のヘッドライトが採用されたのが初代のトヨタ・ソアラと言われています。
    この頃はまだガラス製のヘッドライトが主流でした。
    その後、1990年代になると、ポリカーボネートのあらゆる面からのメリットが認められ、ポリカーボネート製のヘッドライトが主流となります。

    ※ポリカーボネート樹脂とは熱可塑性樹脂の一種で高い透明性や耐衝撃性が特徴のエンジニアリングプラスチックです。

    ポリカーボネート樹脂は従来のガラス製と比べて軽く衝撃にも強く透明度も高いでのですが劣化しやすい為、レンズ表面に耐候塗料としてハードコートが塗装されています。

    国産車の場合、屋外保管下で3〜5年程度は皮膜を美しい状態のまま保つことができますが5年を超えてくると、紫外線・傷・熱
    により劣化を起こし、傷や変色の隙間に汚れが入り込んで、黄ばんだ状態になってしまいます😱

    黄ばみ・曇りによるデメリット


    ※写真右→曇っているヘッドライト/左→綺麗なヘッドライト
    写真を見ると分かりますが見た通りに綺麗さ、透明感が違うと思います。

    どうしても年月が経つと劣化は避けては通れません。
    そして車検の保安基準であるヘッドライトの光度測定が遠目から近目の測定となり、車検が通りにくくなりました😥
    くもったり黄ばんだりしているヘッドライトは、そのくもりと黄ばみで光の透過率が下がり、また散光することで光度が下がってしまいます。

    黄ばみ・曇ってしまったヘッドライトを綺麗にする方法

    ヘッドライト
    ヘッドライトの黄ばみやくもりを、ご自身でDIYでメンテナンスをする方も多いですが、その場はキレイになってもすぐにまた元通りになってしまうことがほとんどです。
    プロにおまかせしてキレイにしようと考えている方も増えています。

    市販の黄ばみ取りは、劣化したハードコートや凸凹になったポリカーボネートを平らに削り取れない上に、保護する皮膜が薄く、紫外線を透過してしまう為、すぐに黄ばみや くもりが戻ってしまいます。

    当店ではKeePerのヘッドライト クリーン&プロテクトでキレイにします✨

    まず劣化してしまったハードコートを完全にて取り除き、ポリカーボネートの表面を整えることにより黄ばみ等を根本的に取り除きます。
    そのままでは黄ばみが再発しやすくなる為、ガラス系コーティング剤で保護します。
    コーティング剤は皮膜が分厚いので、紫外線を吸収し、黄ばみやくもりを防止します。
    当社インスタグラムにて施工動画UP中

    ヘッドライトの黄ばみ曇りを防ぐ予防方法

    1. ヘッドライト プロテクションフィルム

      一番効果的と言われているのがフィルムでヘッドライトを保護することです。
      フィルム自体が紫外線を約93%以上カットしますので、黄ばみやくもり、ひび割れといった症状を強力に防いでくれます。
      フィルムを貼るので傷、ひび割れの予防にもなります。
    2. コーティングで保護する
      ヘッドライト専用のコーティング皮膜でレンズをしっかりと守る事が出来ます✨
      ポリカーボネートの劣化を遅らせ黄ばみや白ボケを防ぎます。
      1年に一回の繰り返しの施工がオススメです!

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    タイヤワールド館ベストには各店舗にキーパーの有資格者が在籍しております。
    わからない事や気になる事がありましたら、お気軽にご相談ください♪
    ブログをご覧の皆様のご来店、心よりお待ちしております😊