ダイハツ工業が製造・販売していた【トール】のOEMとして販売され、『軽自動車よりは大きめのサイズに乗りたい!』というファミリーカーとしても大人気のルーミー。
そんなルーミーのインチアップについて、おすすめサイズである15・16インチのサイズ詳細と、おすすめのタイヤ&ホイールをご紹介します。
ぜひ最後までご覧くださいね!
ルーミーの特徴
ルーミーはトヨタで販売されているトールワゴン型のコンパクトカーです。
コンパクトサイズでありながら5人が余裕をもって乗ることができる居住スペースが特徴で、多彩なシートアレンジで大人が寝転ぶこともできます。
自転車を積むことができるスペースもあるため、「動ける広い部屋」という言葉がぴったりです。
カラーラインナップも12種類あり、外観デザインもシャープで映えるデザインか、スタンダードでカジュアルなデザインか、お好みのフェイスを選ぶことができます。
また、コンパクトとは思えない居心地バツグンの広さと、車内を自由自在に模様替えできるので、まるで自分のお部屋のように快適な走りでくつろぎながらドライブをすることができます。
ルーミーの種類
初代ルーミー(2016年11月〜)型式 M900/M910
ルーミーではエンジンが2種類、1.0Lターボエンジン(グレードG-T)と1.0LNAエンジン(グレードX・G)があります。グレードはX、G、G-T、カスタムG、カスタムG-Tで、G-T、カスタムG-T以外は2WD/4WDを選ぶことができます。
2020年9月〜マイナーチェンジ
トヨペット店とネッツ店ではデザイン違いの姉妹車「タンク」としてルーミーと同時に発表・発売されましたが、2020年9月のマイナーチェンジを機に、タンクの販売を終了し、ルーミーへ一本化されました。
2022年9月〜一部改良
発売後6年経っているので、フルモデルチェンジかと思われていましたが、ルーミーは2022年の年間乗用車売上で堂々の4位(しかもルーミーより上位のヤリスやカローラは複数シリーズが合算されている)と売れ行き好調、一部改良ということになったのだと思われます。
ルーミーのタイヤ・ホイールサイズ早見表
ルーミーの純正のタイヤサイズは14インチ165/65R14、高級グレードのカスタムG-Tで15インチ175/55R15です。
ルーミーは発売からモデルチェンジもなく、現行の車は以下のタイヤ・ホイールサイズです。
グレード |
駆動 |
タイヤサイズ |
X |
2WD/4WD |
165/65R14 |
G |
2WD/4WD |
165/65R14 |
G-T |
2WD |
165/65R14 |
カスタムG |
2WD/4WD |
165/65R14 |
カスタムG-T |
2WD |
175/55R15 |
|
165/65R14 |
175/55R15 |
ホイールサイズ |
14×5J |
15×5J |
ホール数 |
4 |
4 |
PCD |
100 |
100 |
インセット |
35 |
40 |
ルーミーのインチアップ
ルーミーのインチアップを考えると、15インチまたは16インチになるかと思います。15インチは上位グレードであるカスタムG-Tに装着の175/55R15です。
16インチのタイヤ・ホイールサイズ
16インチにインチアップした時のマッチングは以下の通りです。
項目 |
内容 |
タイヤサイズ |
195/45R16 |
外径 |
581㎜ |
ホイールサイズ |
16×6J |
ホール数・PCD |
4H 100 |
インセット |
+45前後 |
インチアップする際に気を付けなければならない点として、タイヤの外径を大きく変えないということが挙げられます。外径が大きく変わってくると、
・速度メーターに誤差が出る
・車検が通らなくなる
といったデメリットがあります。
インチアップサイズの調べ方
インチアップの際はまず、純正サイズの外径を確認します。
純正サイズ |
外径 |
165/65R14 |
570㎜ |
175/55R15 |
575㎜ |
純正14・15インチの外径が575㎜570㎜〜575㎜なので、近い外径になる16インチのタイヤとなると、以下の2つが候補となります。
インチアップサイズ |
外径 |
195/45R16 |
581mm |
205/40R16 |
570㎜ |
一見、純正14インチと同じ外径570mmである205/40R16の方がよいと思われますが、タイヤ幅205は、ホイールの幅もかなり太くなってしまい、はみ出しや干渉の恐れがありおすすめできません。
195/45R16もタイヤ直径は若干大きくなってしまうので注意が必要ですが、このサイズはタイヤの種類も多く、16インチにするならこちらのサイズをおすすめします。
※ツライチや車庫を下げた場合のサイズは要相談です。
15インチもおすすめ
純正14インチを装着の方は、1インチアップの15インチ175/55R15がおすすめです。
こちらのサイズは純正で設定されているサイズなので安心です。
インチアップをする際の注意点
インチアップの際の注意する点は、大きく以下の5つです。
- 外径が変わらないようにする
- 荷重指数が下がらないようにする
- 正しい空気圧で使用する
- ホイール・車体の干渉に注意する
- はみ出さないようにする
1.外径が変わらないようにする
こちらは先程も少し触れましたが、タイヤの外径が変わってしまうと速度メーターに誤差が出て、車検に通らなくなる可能性があります。
一般的に、外径誤差はマイナス3%〜プラス2%が許容範囲といわれているので、それを以上の変化はしないようにインチアップをしましょう。
外径 |
実速度 |
許容範囲 |
大きい |
速くなる |
狭い |
小さい |
遅くなる |
広い |
外径に迷ったら小さくなる方を購入した方が、誤差でスピードを出しすぎてしまった…ということにはならないのでおすすめです。
2.荷重指数が下がらないようにする
荷重指数とは、タイヤ1本で支えられる最大の負荷能力を示す数字のことで、タイヤのサイズ毎に代表的な荷重指数というものがあります。
インチアップの際に、純正サイズで指定されていた数字を下回るタイヤを装着してしまうと、車を支えられる力が足りなくなり、タイヤの損傷や走行中のバーストにつながる可能性があります。タイヤを購入する際は、必ず純正サイズで指定された荷重指数を下回らない商品を選ぶようにしてください。
3.正しい空気圧で使用する
タイヤのサイズを変えると、必要な空気量も変化します。先程説明した荷重指数は適正空気圧での耐荷重となるので、インチアップ先のタイヤサイズに合った空気圧で乗りましょう。
インチアップ後の空気圧は、ブリヂストンの『空気圧検索システム』で簡単に調べることができます。
『空気圧検索システム』
4.ホイール・車体の干渉に注意する
インチアップ後は、タイヤがフェンダーに干渉していないかどうか確認しましょう。
タイヤの側面は接地面と比べて弱く、ホイールの干渉はタイヤを削ってしまい、大変危険なので、実際にハンドルを全開に切った状態でもしっかり確認してください。
5.はみ出さないようにする
タイヤ・ホイールが車体からはみ出していると車検に通りません。インチアップの際ははみ出していないかどうか、しっかりチェックしましょう。
ルーミーのナットサイズ
ルーミーのホイールナットサイズは以下のサイズです。
M12×1.5 21HEX(ミリ)
また、社外品ホイールを装着する場合は別途ナットが16個必要になりますので、ご注意ください。
ルーミーにおすすめのトレンドホイール5選
サイズもわかったところで、ここからはルーミーにおすすめのインチアップホイール15・16インチサイズの商品を5つご紹介していきたいと思います。
● 15インチ|共豊・シュタイナーLSV
● 15インチ|ホットスタッフ・プレシャスアストM3
● 15インチ|エンケイ・PF03
● 16インチ|RAYS・グラムライツ57C6 タイムアタックエディション
● 16インチ|WORK・エモーションZR10
15インチ|共豊・シュタイナーLSV
共豊公式サイトへ
ツイン5本スポークの星型ホイール。
お手頃ながらもリムとダミーピアスボルトで一際目立つお洒落なホイールです。
15インチ|ホットスタッフ・プレシャスアストM3
ホットスタッフ公式サイトへ
複雑なデザインのメッシュホイールでかっこいいお車に仕上げたい方におすすめです。
15インチ|エンケイ・PF03
エンケイ公式サイトへ
スタイリッシュな軽量12本スポーク。リムエンドまで伸びるスポークデザインで実際のホイール径よりも大きく見えてドレスアップ効果も高いのもポイントです。
16インチ|RAYS・グラムライツ57C6 タイムアタックエディション
レイズ公式サイトへ
6本スポークデザインで人気のモデルがタイムアタックエディションへと進化を遂げて再登場。
スポークにマシニングされたレイズのロゴに、特許技術E-pro Coatで赤にカラーリングされた目を引くおしゃれホイールです。
黒ボディに合わせることで、全体的に統一感が出て格好良いお車に仕上がります。
こちらのお客様のルーミーはInstagramでもとても注目されたお車です。
16インチ|WORK・エモーションZR10
ワーク公式サイトへ
20周年を迎えたワークエモーションシリーズから10本スポークホイールで鋳造でありながら高剛性かつ軽量と良いとこ取りのホイールです。
スポーティに仕上げたい方におすすめです。
カスタム画像とシュミレーションツールでイメージをふくらませよう
ルーミーのカスタム画像をさらに見てみたいという方は、ぜひベスト写真館を覗いてみてください。
ルーミーの装着画像へ
また、ホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、こちらもぜひお試しください。
ルーミーのインチアップ時におすすめのタイヤ
次にルーミーにおすすめのタイヤも2つご紹介します。
- ダンロップ・ルマン5+
- トーヨータイヤ・ナノエナジー3+
- ブリヂストン・ニューノ
- ブリヂストン・ブリザックVRX3
- グッドイヤー・アイスナビ8
1.ダンロップ・ルマン5+
ダンロップ公式サイトへ
ダンロップ・ルマン5+は、ダンロップの特許技術であるサイレントコア(特殊吸音スポンジ)による高レベルの静粛性・SHINOBIテクノロジーによるしなやかな乗り心地が特徴のタイヤです。
インチアップをしても快適にドライブをすることができます。
2.トーヨータイヤ・ナノエナジー3+
トーヨータイヤ公式サイトへ
ウェットブレーキ性能が高く、低燃費タイヤラベリング制度において「A-b」を実現したお求めやすい価格の低燃費タイヤです。
51%耐摩耗性能向上、ロングライフを実現 低燃費タイヤグレード「A-c」を維持しながら、基本性能と摩耗性能もレベルアップしています。
3.ブリヂストン・ニューノ
ブリヂストン公式サイトへ
ブリヂストンのニューノは、ブリヂストンのスタンダードタイヤです。接地形状の適正化とシリカ配合ゴムの採用により、ウェットブレーキ性能が向上しています。
また、ブリヂストン独⾃技術ULTIMATアルティメット EYEアイ® により、タイヤと路面の接地圧を均等化し高い耐摩耗性とロングライフを実現しており、コストパフォーマンスにも優れています。
4.ブリヂストン・ブリザックVRX3
ブリヂストン公式サイトへ
ブリヂストン・ブリザックVRX3は、史上最高の氷上性能120%到達のスタッドレスタイヤです。従来品のVRX2から「ライフ性能(ロングライフ)」「アイス(氷の路面性能)」「効き持ち(優れた効きが長持ち)」が特に向上しています。
北海道・東北にお住まいの方にはとくにおすすめできるスタッドレスタイヤです。
5.グッドイヤー・アイスナビ8
グッドイヤー公式サイトへ
グッドイヤー・アイスナビ8は、2021年8月に発売されたICE NAVIシリーズ初の左右非対称パターンです。
氷上での優れたブレーキング性能およびコーナリング性能に加え、効き持ちとロングライフ性能を両立したグッドイヤー史上最強のプレミアムスタッドレスタイヤです。
ルーミーのタイヤを交換する際の相場
タイヤ交換の総額料金は「タイヤの価格」+「工賃」となります。取り付け工賃の相場は1本あたり2,000~30,000円前後とお店によって幅があります。
タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換の工賃を以下のように定めているので、参考にしてみてください。ルーミーの場合、インチアップで16インチ以上になると、一つ上の価格帯になってきます。
タイヤ脱着料金表
こちらは、タイヤとホイールがセットになっている状態のものを取り付ける作業(脱着)の料金です。当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。
お持込商品の場合 |
インチ |
通常価格(4本1台分) |
アプリ会員(4本1台分) |
軽自動車 |
¥4,400円 |
¥3,300円 |
普通車 |
¥5,500円 |
¥4,400円 |
ミニバン/1BOX
SUV/クロカン |
¥6,600円 |
¥5,500円 |
ジャッキ使用 |
上記脱着料に+1,300円 |
ホイール組み換え料金表
タイヤワールド館ベストでご購入の場合 |
インチ |
通常価格(4本1台分) |
アプリ会員(4本1台分) |
10~15インチ |
¥9,900円 |
¥7,700円 |
16~18インチ |
¥12,100円 |
¥9,900円 |
19~20インチ |
¥14,300円 |
¥12,100円 |
21インチ |
¥16,500円 |
¥14,300円 |
22インチ |
¥18,700円 |
¥16,500円 |
23インチ〜 |
¥20,900円 |
¥18,700円 |
※ランフラットは別途1本/1,100円
お持込商品の場合 |
インチ |
通常価格(4本1台分) |
アプリ会員(4本1台分) |
10~15インチ |
¥14,300円 |
¥12,100円 |
16~18インチ |
¥16,500円 |
¥14,300円 |
19~20インチ |
¥18,700円 |
¥16,500円 |
21インチ |
¥20,900円 |
¥18,700円 |
22インチ |
¥23,100円 |
¥20,900円 |
22インチ |
¥25,300円 |
¥23,100円 |
※23インチ以降は1インチ上がるごとに+¥2,200円/(1台)、
※ランフラットは別途1本/1,100円(会員)、1本/2,200円(通常)
タイヤワールド館ベストでは、アプリ会員になるとお得にタイヤ交換ができます。フリー会員(無料)でも対象になりますので、ご利用の際にはぜひ事前にダウンロードください。
ルーミーのインチアップはタイヤワールド館ベストにおまかせ
インチアップをすると愛車の印象がガラッと変わり、一層愛着が湧きますよね。
タイヤワールド館ベストの店舗では、ホイールの仮あてもできますので、ぜひご相談ください。
インチアップする際に気を付けなければならない点としてタイヤの外径を大きく変えないことが必要となります。
インチアップを行う際にはメリット・デメリットがあるので下記の記事などもご覧いただき、しっかり把握してから行うようにしてくださいね。
コンパクトカーのおすすめホイールセット一覧はこちら>>
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タイヤワールド館ベスト西多賀店 店長
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モットー:親切・丁寧・心のこもったサービスメニューを提供致します。
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