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    メンテナンスその他 基礎知識 仙台本店

    ATF交換で車の内部をリフレッシュ!交換することで得られるメリットは?

    みなさんこんにちは!タイヤワールド館ベスト仙台本店です!

    今回はATF交換について解説していきたいと思います。
    ATFとはオートマチック・トランスミッション・フルードの略でAT車専用ミッション用オイルの事です。

    円滑にシフトチェンジができる・トランスミッション内で発生した熱を冷却させるなど非常に重要かつ役割の多いオイルなので
    適切な時期に交換しましょう!

    ATF交換とは?

    ATFとはオートマチック・トランスミッション・フルードの略称で、AT内部の歯車の潤滑やトルクコンバーターや油圧バルブの操作を行う重要な役割を持つオイルです。

    エンジンオイルと比べて交換までの目安が長いことや、
    走行状態によってコンディションが変わるため、交換をしたことがないという方もおられるのではないでしょうか。

    交換頻度は多くありませんが交換必要なオイルの一つです。

    ATF交換を行うことで得られるメリット

    2~3万キロ程度での定期的な交換が推奨されていますが、きちんと実行しないと以下のような不具合が発生する可能性があります。

    ・発進
    ・加速性能の悪化
    ・シフトショックが大きくなる
    ・オートマチックトランスミッションの故障
    (最悪、走行不能となる場合がある)
    ・燃費性能の低下

    ATF交換だけをすれば良いということではありませんが、交換を定期的に行うことでこれらの不具合を防ぐことができます。

    ATF交換にかかる時間と費用

    〈交換時間〉
    1時間~2時間
    ※車種により異なります

    〈交換費用〉
    5000円~30000円
    ※オイル量、車種により異なります

    ATF交換を行う頻度は?

    オートマオイルの交換頻度は、一般的に走行距離が2万キロ~3万キロ毎の交換が推奨されていました。

    現在ではメーカーや車種によっては10万キロ毎の交換を推奨していますが、背景としては車の性能が向上したことにより10万キロ程度までならオートマオイルを交換しなくても不具合が出ることがなくなってきたことによるものです。

    とは言え、車の持ち主が2~3万キロ毎にきちんとオートマオイルを交換していれば問題ないのですが6~7万キロまで無交換で走ってから初めて交換するとかえって不具合が出やすくなってしまうことが問題です。

    そのためにも、車を長期にわたり万全の状態で乗り続けるためには2万キロ~3万キロ毎に交換するのが車のためにも有効と言えるでしょう。

    まとめ

    いかかでしたでしょうか。今回はATF交換についてのご紹介でした。長い間交換をしていない場合、汚れが多く溜まってしまっている場合にATF交換をしてしまいますとオイルの粘度の違いから固着していた汚れが一気に剥がれてオイル内を移動して、トランスミッションの内部で不具合を引き起こしてしまい走行不可能になってしまう可能性もあります。

    オートマチックトランスミッションは非常にデリケートな重要な箇所なので、ATFの交換には細心の注意を払い、専門店やディーラーに相談しながら作業を進めることをおすすめします。

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    タイヤ知識 ライターチーム パンク

    タイヤがパンクする5つの原因!対策や未然に防ぐ方法も解説

    「タイヤがパンクする原因ってなんだろう?」
    「タイヤがパンクしたらどうすればいいの?」

    タイヤがパンクする原因は、普段の走行やタイヤの状態によって異なります。
    実はあなたのタイヤも、知らないうちにパンクしやすい状態になっているかもしれません。
    タイヤのパンクを未然に防ぐためには、パンクの原因を理解して対策する必要があります。
    本記事では、タイヤがパンクする原因や対策、パンクを未然に防ぐ方法を解説します。

    タイヤがパンクする原因

    タイヤがパンクする原因

    タイヤのパンクは一般的に、地面と接地するトレッドやタイヤのサイズが印字されるサイドウォール(側面)など、ゴムの部分が傷つくことで発生します。

    たとえば、トレッドに釘が刺さってパンクしたり、サイドウォールの亀裂が悪化してパンクしたりと、外傷によるパンクが多いです。

    しかし、タイヤがパンクする原因は外傷だけではありません。本章では、タイヤがパンクする5つの原因を紹介します。

    1. 強い衝撃
    2. 鋭利な物
    3. 空気圧不足
    4. 劣化したタイヤの使用
    5. 定期点検不足

    強い衝撃

    タイヤがパンクする原因の1つ目は、タイヤへの強い衝撃です。

    タイヤの一部分に強い衝撃があると、局所的に負担が強くなりパンクしやすくなります。タイヤに強い衝撃が加わる場所は、たとえば以下の通りです。

    ●縁石
    ●未舗装道路
    ●道路上にある凹んだ穴

    上記のようなタイヤに強い衝撃が加わる道路は、私たちが普段から運転する道路に多く存在します。

    ブリヂストンの調査では、縁石の乗り上げによるタイヤの擦れや、衝撃を経験したことがある人は6割以上という結果があります。

    タイヤ側面の接触経験調査

    引用:ブリヂストン

    タイヤのパンクを未然に防ぐために、強い衝撃が加わりやすい場所は十分に注意して走行しましょう!

    鋭利な物

    タイヤがパンクする原因の2つ目は、鋭利な物に刺さることです。

    鋭利な物が刺さる場所は、主にタイヤと地面が接触するトレッド部です。イメージしやすい鋭利な物は釘ですが、釘の他にも以下の鋭利な物も落ちている可能性があります。

    ●ガラス片
    ●鋭い金属
    ●とがった石

    上記のように、釘以外のさまざまな鋭利な物が路面に落ちているため注意が必要です。

    万が一タイヤに鋭利な物が刺さった場合は、最寄りの店舗で応急処置かタイヤ交換してもらうことをおすすめします!

    空気圧不足

    タイヤがパンクする原因の3つ目は、タイヤの空気圧不足です。

    タイヤは、メーカーが指定した空気圧以下になると、タイヤへの負担が増加してパンクしやすくなります。

    また、タイヤの空気圧不足によるパンクの他に、以下のタイヤのトラブルも起きやすくなります。

    ●タイヤの変形
    ●バースト
    ●ブレーキ性能が発揮できない

    上記のようなタイヤのトラブルは、走行中に事故につながる可能性が高く大変危険です。

    タイヤの空気圧は無料で簡単にチェックできるため、1ヵ月に1回はタイヤの空気圧点検を実施し、タイヤの空気圧不足を未然に防ぎましょう!

    劣化したタイヤの使用

    タイヤがパンクする原因の4つ目は、劣化したタイヤの使用です。
    劣化したタイヤとは、たとえば以下の通りです。

    ●偏摩耗している
    ●ひび割れしている
    ●タイヤの寿命を大幅に超えて使用している

    上記のような劣化したタイヤは、タイヤの状態が悪いためパンクしやすい状態です。

    また、長期間使用したタイヤはゴムが損傷しやすいため、走行中にタイヤが破裂する可能性も考えられます。

    劣化したタイヤを使用中の方は、安全に走行するためにも、タイヤ交換をおすすめします。

    定期点検不足

    タイヤがパンクする原因の5つ目は、タイヤの定期点検不足です。
    タイヤを定期点検しないと、以下の問題に気付けないかもしれません。

    タイヤの状態 トラブルの内容
    タイヤの空気圧 タイヤの空気圧不足によりタイヤへの負担が増加
    タイヤのすり減り 偏摩耗による走行性能低下
    タイヤのひび割れ バーストの危険性
    タイヤの溝の深さ スリップする危険性がある
    タイヤの膨らみ カーカスが断裂

    上記のタイヤトラブルは、すべてタイヤのパンクにつながる可能性があります。
    タイヤの状態は定期的に確認し、タイヤのトラブルは未然に防ぎましょう!

    よくパンクする人の特徴

    よくパンクする人の特徴

    本章では、よくパンクする人の一般的な特徴を解説します。

    ●タイヤの管理不足
    ●運転が荒い

    タイヤの管理不足

    「移動に困らなければタイヤの空気圧は気にしない」
    「タイヤのひび割れはあるけど点検には行っていない」

    上記のような、タイヤの管理不足の方は注意が必要です。

    理由は、以下のタイヤチェック内容を見落としている可能性があるからです。

    見落としチェック内容 タイヤの状態
    タイヤの使用期間 製造年月日から5年以上経過している
    タイヤの保管状態 未使用タイヤを雨ざらしで保管している
    タイヤの傷やひび割れ 傷が深い状態を無視して走行している

    上記のチェックを見落とせば、先述の通りタイヤのパンクだけでなく、バーストの危険も高くなります。

    安全に走行するためにはタイヤの管理を定期的に実施しましょう!

    運転が荒い

    普段から運転が荒い方は、タイヤのパンクに注意が必要です。周囲の道路状況を確認しないまま走行すれば、タイヤがパンクする可能性は高くなります。

    たとえば、段差が多い場所や凸凹道、段差の高い縁石です。

    タイヤが高い縁石に乗り上げたり、タイヤに傷が付いても放置して走行を続けたりと、タイヤがパンクする原因を知らないうちに作っているかもしれません。

    走行中にパンクを防ぐためには、周囲の道路状況を確認しながら走行する必要があります。高い段差や悪路は注意しながら走行し、タイヤのパンクは未然に防ぎましょう!

    タイヤのがパンクしたときの対処方法

    タイヤがパンクしたときの対処方法

    「パンクしたけど対処方法がわからない」
    「パンクしたけど店舗まで近いからそのまま走行して持ち込もう」

    タイヤの想定外のパンクは、冷静に手順を踏んで対処することが大切です。
    パンクしたタイヤでの走行は危険ですから、道路脇に停車して周囲の安全を確認してから対応しましょう。
    本章では、タイヤがパンクしたときの対処方法を解説します。

    ●タイヤパンク修理キットを使う
    ●スペアタイヤに交換する
    ●ロードサービスに依頼する

    タイヤパンク修理キットを使う

    タイヤがパンクしたときの対処方法の1つ目は「タイヤパンク修理キットを使う」です。

    タイヤパンク修理キットの収納場所は車種によって異なりますが、一般的にはトランクルームやシート下に収納されています。タイヤパンク修理キットの使用手順は、以下の通りです。

    1. 修理キットを収納場所から取り出す
    2. パンク修理剤とエアコンプレッサーを準備する
    3. パンク修理剤をよく振って中身を混ぜる
    4. タイヤのバルブキャップを外してパンク修理剤を注入する
    5. タイヤバルブにエアコンプレッサーのホースを差し込む
    6. エアコンプレッサーの電源がオフであることを確認する
    7. 電源プラグを車内のソケットに差し込む
    8. パーキングブレーキがかかっていることを確認し車のエンジンをかける
    9. エアコンプレッサーの電源をオンにする
    10. パンク時の指定空気圧まで空気を入れる
    11. 指定空気圧まで入ったらエアコンプレッサーを外してバブルを取り付ける

    上記のパンク修理は、あくまで応急処置であることは忘れてはいけません。タイヤがパンクした場合、最寄りのタイヤ専門店で、点検や交換することをおすすめします。

    ただし、重度のパンクやタイヤのサイドウォール(側面)に穴が空いた場合は修理できないため、加入中の保険会社やロードサービスに対応してもらいましょう!

    タイヤ修理キットについては、【パンク修理キットの使い方やメリット・デメリットをご紹介】の記事も参考にしてみてください。

    スペアタイヤに交換する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の2つ目は「スペアタイヤに交換する」です。
    スペアタイヤに交換する状況は、以下の通りです。

    ●タイヤの修理キットがない
    ●タイヤに大きな傷があり修理できない

    スペアタイヤへの交換手順は、以下の通りです。

    1. ジャッキを使って車体を上げる
    2. ホイールナットを外す
    3. タイヤを取り外す
    4. スペアタイヤを取り付ける
    5. ホイールナットを対角線上に締める
    6. 車体を下ろす
    7. ホイールナットを最後までしっかり締める

    上記の手順でスペアタイヤへの交換が完了しても、あくまで応急処置であることは忘れてはいけません。タイヤの専門店へ相談し、新たなタイヤへ交換しましょう。

    自分でタイヤ交換する方法と選び方については、【タイヤ交換を安くする方法は?自分で交換する方法とタイヤの選び方】の記事も参考にしてみてください。

    ロードサービスに依頼する

    タイヤがパンクしたときの対処方法の3つ目は「ロードサービスに依頼する」です。ロードサービスに依頼する状況は、たとえば以下の通りです。

    ●タイヤのパンク修理キットがない
    ●スペアタイヤがない
    ●タイヤのパンク修理キットやスペアタイヤがあっても自分でできない

    パンクの修理キットやスペアタイヤの応急処置も困難な場合は、ロードサービスに依頼がおすすめです。
    理由は、タイヤがパンクしたときに一番安心できる方法だからです。
    「パンク修理キットで本当に修理できるのか不安」
    「スペアタイヤに交換する自信がない」

    上記のように、突然のタイヤのパンクに対処できない方も少なくありません。
    たとえば、JAF会員なら以下のトラブルも無料で対応してくれます。

    JAF会員なら以下のトラブルも無料で対応

    引用:JAF

    JAFの他にも、あなたの自動車保険でもロードサービスが付帯されている可能性があります。
    パンクが修理できない場合でも、タイヤ販売店までレッカー移動も可能です。

    タイヤのパンク対応が不安な方は、自動車保険のロードサービス付帯の確認やJAFなどのロードサービス専門の会社への入会をおすすめします。

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法

    タイヤのパンクを未然に防ぐためには、日頃から運転やタイヤの状態を把握する必要があります。理由は、運転のクセやタイヤの状況を把握すれば、タイヤのパンクを防ぐことが可能だからです。

    本章では、タイヤのパンクを未然に防ぐ方法を5つ紹介します。

    1. タイヤの空気圧を適正値に保つ
    2. 悪路や未舗装道路などの運転は注意する
    3. タイヤの寿命が来たら思い切って交換する
    4. タイヤの劣化を未然に防ぐ
    5. タイヤをローテーションする

    タイヤの空気圧を適正値に保つ

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法1つ目は「タイヤの空気圧を適正値に保つ」です。メーカーが定めたタイヤの空気圧を保てば、タイヤのもつ本来の耐久性を保てます。

    理由は、タイヤの空気圧が低下すると、タイヤの変形やバーストにつながり危険だからです。タイヤの空気圧を適正値に保つと、以下のメリットもあります。

    ●偏摩耗予防
    ●燃費低下の抑制

    上記のように、タイヤの状態悪化や燃費効率の低下を予防できるため、タイヤの空気圧は定期的に確認し、タイヤの空気圧は適正値に保ちましょう!

    なお、タイヤの空気圧を長い期間保ちたい方は、窒素ガスタイヤを検討してもよいかもしれません。タイヤの空気圧が低下しにくく、タイヤの空気圧を適正値で維持しやすいためおすすめです。

    窒素ガスタイヤについては、【タイヤに窒素ガスは必要?入れて得られる5つの効果・メリットを初心者向けに解説!】の記事も参考にしてみてください。

    悪路や未舗装道路などの運転は注意する

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法2つ目は「悪路や未舗装道路などの運転は注意する」です。悪路や未舗装道路は、車とタイヤに想定外な衝撃が加わりやすいため注意が必要です。

    たとえば、悪路や未舗装道路の走行中には以下の危険性が考えられます。

    ●釘や鋭利な物が刺さりパンク
    ●スロープがない高い段差を乗り上げてパンク
    ●大きな石に接触してパンク

    上記のような、パンクしやすい場所を走行している方も少なくありません。

    悪路や未舗装道路などを走行するときは、より運転に注意してパンクを未然に防ぎましょう!

    タイヤの寿命が来たら思い切って交換する

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法3つ目は「タイヤの寿命が来たら思い切って交換する」です。

    劣化した状態のタイヤを継続して使用すれば、走行中にパンクする危険性が高まります。

    夏タイヤとスタッドレスタイヤの寿命の目安は、以下の通りです。

    タイヤの寿命の目安

    夏用タイヤ スタッドレス
    約5年 約3年

    タイヤの寿命は走行距離やタイヤの状態によって異なりますが、タイヤは寿命を超えるとゴムの部分は傷つきやすく劣化も早まります。

    「まだ大丈夫だからそのまま同じタイヤを使おう」
    「費用がかかるからなるべくギリギリまで同じタイヤを使いたい」

    上記のように継続してタイヤを使用すると、走行中のパンクやバーストにつながるため危険です。もし安全に走行できると思っていても、タイヤの劣化は進んでいます。

    タイヤのパンクを未然に防いで安全に走行するためにも、タイヤの寿命がきたら思い切ってタイヤ交換することをおすすめします!

    タイヤの寿命については、【タイヤの寿命|タイヤ交換目安3つのポイント】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤの劣化を未然に防ぐ

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法4つ目は「タイヤの劣化を未然に防ぐ」です。

    タイヤの劣化を未然に防げば、パンクの原因であるタイヤのひび割れや亀裂を予防できるため、パンクする可能性が低くなります。

    たとえば、使用中のタイヤの劣化を防ぐ方法は以下の通りです。

    ●タイヤ表面にタイヤワックスを使用して劣化原因の紫外線対策
    ●タイヤの点検を定期的に実施して状態の確認

    また、未使用(保管中)のタイヤの劣化を防ぐ方法は以下の通りです。

    ●タイヤカバーを使用して紫外線から守る
    ●水分の付着を予防して錆から守る
    ●適切な保管の方法でタイヤの変形を予防する

    上記のように、タイヤの使用中や保管中でもタイヤの劣化を対策すれば、タイヤがパンクするリスクを軽減できます。

    タイヤの劣化を未然に防ぎ、タイヤのパンクも予防しましょう!

    タイヤの保管方法については、【タイヤの正しい保管方法は?事前準備でタイヤを長持ちさせよう】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤをローテーションする

    タイヤのパンクを未然に防ぐ方法5つ目は「タイヤをローテーションする」です。

    タイヤのすり減りに偏りが出ると、走行が不安定になりタイヤへの負担が大きくなります。偏摩耗したタイヤで走行を続ければ、タイヤのすり減りが強くなりタイヤのパンクやバーストの可能性が高くなるため、大変危険です。

    一方で、タイヤをローテーションすればタイヤの摩耗が均一に近づくため、タイヤの安全性を保った状態で走行できます。

    タイヤをローテーションする頻度は走行状態や走行距離によって異なりますが、一般的には5,000km〜10,000kmに一度おこないます。

    タイヤローテーションを定期的に実施し、タイヤの摩耗を均一にしておくことがおすすめです。

    タイヤのローテーションについては、【タイヤローテーションは長持ちの秘訣!スペアタイヤや4WDについても解説】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤのパンクでよくある質問

    タイヤのパンクでよくある質問

    本章では、タイヤのパンクでよくある質問を紹介します。

    1. パンクしたら気付きますか?
    2. タイヤの傷はどこまで大丈夫?
    3. タイヤがパンクしたら交換するタイヤは1本だけで大丈夫?

    1.パンクしたら気付きますか?

    タイヤがパンクした瞬間は、気付きにくいかもしれません。理由は、パンクするときはパン!と音が鳴るのではなく、パンクしたタイヤの空気が少しずつ抜けていくからです。
    タイヤがパンクしたときに感じる異変は、たとえば以下の通りです。

    ●走行中に異音や騒音
    ●まっすぐ走らない
    ●コーナリングが不安定になる
    ●ブレーキがきかない

    上記のような違和感がある場合は、タイヤがパンクしているかもしれません。
    タイヤ1本でもパンクすれば、走行中のバランスが崩れるため異変は感じやすくなります。
    走行中に異変を感じたら、自分で判断せず専門店に相談し、パンクの修理またはタイヤ交換することをおすすめします!

    2.タイヤの傷はどこまで大丈夫?

    問題なく走行可能なタイヤの傷は、たとえば以下の通りです。

    ●タイヤ表面の軽い擦れ
    ●ひび割れしない程度の傷

    参照:JATMA

    ただし、上記のようなひび割れや傷でも、タイヤの骨格の役割であるカーカスに達した場合はタイヤ交換が必要になるため、タイヤの傷の深さは必ず確認しましょう!
    なお、修理可能なタイヤのパンクの傷は以下の通りです。

    車の大きさ 直径 個数 周上間隔
    乗用車
    小型トラック
    6mm以下 2個以内 40cm以上
    トラック
    バス
    8mm以下 3個以内 70cm以上

    参照:JATMA

    タイヤの傷やパンク修理可能範囲については、あくまで目安です。

    JATMAの調べでは、タイヤのパンク修理後にタイヤが破裂する事故も発生しています。タイヤの状態の判断が難しい方は、最寄りの店舗で対応してもらうことをおすすめします。

    タイヤの傷については、【タイヤのバーストが起きてしまう原因は?予兆や修理可否についても解説】の記事も参考にしてみてください。

    3.タイヤがパンクしたら交換するタイヤは1本だけで大丈夫?

    タイヤがパンクしたら交換するタイヤは1本だけで大丈夫です。ただし、1本だけ交換する場合は走行性能を維持できるように、残った3本のタイヤとタイヤローテーションをしてバランスをとる必要があります。

    なぜなら、タイヤのすり減りは4本すべて均一とは限らないからです。

    タイヤを1本だけ交換すると、4本のタイヤのバランスが崩れてまっすぐ走らなかったり、偏摩耗になったりと、トラブルが増える危険性があります。
    タイヤを何本交換すればよいのか判断が難しい場合は、最寄りの店舗で点検してもらうことをおすすめします!

    タイヤのパンクについては、【タイヤがパンク!1本だけ変える?4本変えた方がいい?そのお悩み解決します!】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤワールド館ベストではタイヤパンク保証サービスも実施しております!

    タイヤワールド館ベストではタイヤパンク保証サービスも実施しております!

    あらためて、本記事では以下の内容を解説しました。

    ●タイヤがパンクする原因
    ●よくパンクする人の特徴
    ●タイヤのがパンクしたときの対処方法
    ●タイヤのパンクを未然に防ぐ方法
    ●タイヤのパンクでよくある質問

    タイヤのパンクを未然に防ぐためには、日頃からタイヤの点検を実施し、タイヤを最適な状態に保つ必要があります。また、タイヤの管理が不十分の場合は、パンクだけでなくバーストなどの危険性も高まることを忘れてはいけません。

    タイヤワールド館ベストではタイヤ交換や点検の他に、タイヤパンク保証サービスも実施しております。

    タイヤパンク保証サービス

    現在は宮城県内の直営店舗だけですが、オンラインショップでも対応できるようにただいま準備中です。

    いつでもご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡くださいね!

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    メンテナンスその他 基礎知識 西多賀店 カスタムその他

    WAKO’sの添加剤フューエルシリーズのおすすめポイント

    今回は人気のWAKO’sの添加剤についてご紹介致します!

    WAKO’sの添加剤の役割とは?


    ガソリン系の添加剤は吸排気系やインジェクターキャブレター、吸気バルブ、シリンダーヘッドなどに蓄積したカーボンやガム質を溶かして洗浄してくれる役割りを担っています。

    エンジン内部(燃焼室)の汚れを除去できるガソリン添加剤です。
    エンジン内部が綺麗になることで、落ちた燃費やパワーが回復するという効果が期待できるというもの。

    F1・F2のそれぞれの特徴と車にもたらす効果

    F1(フューエルワン)の特徴

    【効果】
    エンジン内部の汚れを除去してエンジン本来の性能を引き出してくれる優れもの。

    エンジンエンジンフラッシングより手軽に行うことができ吸排気バルブ、燃焼室等に付着したカーボン、ワニス、ガム質などを除去しエンジン性能を引き出す商品です。

    ガソリンタンクに注入する性質上、燃料タンクの腐食を抑制や燃料に必要な性能全般を総合的に引き上げる事が可能です。

    燃料に添加する以上、注入するスパンは短いものの、
    価格や効力、燃料タンクに入れるだけの手軽さが魅力な商品になります。

    尚、フューエル F1は、ガソリン車のみの対応商品でありディーゼル車はD-1 ディーゼルワンを使用します。

    F2(フューエルツー)の特徴

    【効果】
    F 1とは違い、燃料ライン内の洗浄、排ガス性能に特化した商品です。

    燃焼状態も改善し、今はあまり見受けられない黒煙の抑制し燃料潤滑力を向上させる商品です。F1は洗浄、F2は中間メンテナンス目的での使用が前提でメーカーではワコーズRECS、F1.F2での順での使用を推奨しています。

    どの添加剤も共通ですが、入れ続ける事で効力を発揮する商品の為、マメな方向けです。とはえい使用方法はとても簡単なので
    給油のついでに入れて頂くと良いと思います。

    WAKO’s添加剤の使用方法

    使い方は超簡単!通常の給油時にガソリンタンクの給油口から
    添加剤を流し込むだけです。

    自動車の場合は1本そのまま入れてOKです。その後、通常通り給油して完了です!

    WAKO’s添加剤を使用するときに注意すること

    ボトルには『30リットル未満に使用するときは1%以上添加しないでください』と記載がありますが、自動車であれば30リットルから60リットルに1本という事で軽自動車でも満タンの時に1本入れると効果が期待できます。

    まとめ

    今回はWAKO’sの添加剤についてご紹介致しました!添加剤を使用することにより新車時のエンジン性能を取り戻したり、F-1・F-2両方を使う事によりクリーンアップし内部を綺麗に保つことができます。

    愛車を大事に長く乗りたい方は定期的に添加剤を使用してメンテナンスするのもおすすめです!とても簡単なのでお試し下さい。

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    メンテナンスその他 基礎知識 泉八乙女

    車の寿命にも関わる? プロが教えるエンジンルームの日常点検

    日常ではあまり気にしない「エンジンルーム内」。たくさんのパーツがありそれぞれ大切な役割があります。点検を行わずにいると小さなトラブルから大きなトラブルまで、予期せぬ事態を招く可能性があります。定期的に点検しましょう!

    ウォッシャー液の残量を点検

    ウォッシャー液の役割

    車のフロントガラスやリアガラスの汚れを落とすための液体のことをウォッシャー液といいます。

    「汚れ落とすなら水でもいいんじゃないの?」

    ウォッシャー液はただの液体ではありません。汚れを落としやすくする成分が含まれておりガラスを傷つけないようにする役割もあります。水道水には長期防腐効果がないため、長期間使用しない場合にはカビや藻が発生する可能性があります。

    その結果、タンク内やノズルが腐食してしまい、ガラスをきれいにする前に部品にダメージを与えてしまう可能性があります。

    点検方法

    ウォッシャー液の補充

    ■ノズルのようなものが付属している場合はメモリで確認ができます。

    ■タンクが外側から見れるような場所にあれば目視で確認できます。

    ■液体を入れると浮かんでくる、釣りでいうと「ウキ」のような目印になるものが入っている場合もあります。

    ■残量警告灯・表示灯が出る車両もあります。

    バッテリー液の量の確認方法と交換目安

    確認方法

    バッテリー液の確認方法

    最近のバッテリーはメンテナンスレスなものが多いので確認をする機会は少ないと思います。しかし自分の目できちんと確認をしたい場合はバッテリー本体を取り出しサイドに目印があるので本体を揺らして液体の残量を確認します。

    交換の目安

    バッテリー液は最初、無色透明です。使うほどに濁ってき変色していたら交換時期です。また、液の量が減っていたり本体にふくらみが出てきていたりしていたら交換時期です。

    エンジンオイル・オイルエレメントの点検

    エンジンオイルの残量確認方法

    エンジンオイル残量確認方法

    オイルレベルゲージという道具が付属しているのでその道具を使用して確認を行います。しばらく交換をしていなくオイルが減っているとれレベゲージにオイルが付着しません。エンジンにも影響が出てくるので覚えておきましょう。

    エンジンオイルの交換目安

    3,000~5,000㎞走行後、または3か月~6か月を目安に交換をお勧めします。車をあまり使わない場合でも中に入っているだけでオイルは劣化していくので運転しない場合でも交換は必要です。!

    オイルエレメントの役割

    エレメント
    オイルエレメントを実際に見たことない方も少なくないと思います。オイルエレメントとは汚れたオイルをろ過する「ろ過紙」のことです。カーテンやスカートのようなひだ状に織り込まれており、汚れが蓄積すると茶色く変色してきます。

    そのままだと目詰まりを起こしエンジンの動きを止めてしまうばあいもあるので定期的な交換が必要です。

    オイルエレメントの交換頻度

    オイル交換2回に1回が望ましいです。

    あくまでも平均的な走行使用をしている場合の目安となっています。悪路や山道、温度や湿度の高低が激しい環境、高速走行や短距離走行を繰り返すなど、エンジンに負担のかかる状況が多い場合は目安よりも早めの交換をおすすめします。

    オイル・エレメント交換は定期的に行うことにより燃費が良くなったり、加速力の向上がみられます。また、クルマの寿命が延びますよ!

    ブレーキ液の量の点検

    ブレーキ液役割

    ブレーキ液は、自動車に搭載されている油圧式ブレーキの内部を満たしているオイルのことです。”ブレーキフルード”や”ブレーキオイル”と呼ばれることもあります。 ブレーキペダルを軽く踏むと、車を停止させるための制動力が発生しますが、これはブレーキフルードによる油圧がペダルを踏み込む力を増幅させるおかげです。

    点検方法

    サイドに目印があります。

    冷却水の量を点検

    冷却水の役割

    冷却水は”クーラント液”とも言われており、エンジンを冷却するための液体です。エンジンの内部から熱を奪った冷却水は車の前方部に設置されているラジエーターで冷やされ、再びエンジンに戻りエンジンを冷却します。

    冬場でも凍結しない、長期間使用してもエンジン内部に錆や腐食を発生させない特殊な液体を使用しています。

    補充方法

    サイドに目印があります。


    車種(メーカー)によって赤や緑、青、ピンクの色で区別されています。
    ※必ずエンジンが冷えた状態で点検・補充をするようにしましょう。


    それぞれのパーツや役割を覚えておいても損はありません。定期的な交換やメンテナンスが必要なものがたくさんあります。自分自身で交換や点検が不安だったり、不可能な場合は、お近くの自動車整備ができる専門店へ相談に行かれてみてはいかかでしょうか。もちろんタイヤワールド館ベストでも点検をお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせ・ご来店くださいね!

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    メンテナンスその他 基礎知識 栗生店 カスタムその他

    ブレーキキャリパー交換は見た目だけじゃなく性能・見た目も向上!

    ブレーキキャリパーの基礎知識

    ブレーキキャリパーとはこの部分のことです

    ホイールの奥にあるのが”ブレーキ”です。

    ホイールを外した際の写真です!

    これは”ディスクブレーキ”です!

    指差しの先にあるのが”ブレーキキャリパー”です!

    ブレーキキャリパーの役割

    ブレーキの話をすると止まらなくなるんですよね!ブレーキだけに・・・笑
    ブレーキに関して別記事で書きますね!!
    とても簡単に説明すると、ブレーキキャリパーはブレーキパッドでブレーキディスクローターを押さえつけながら回転を制御する役割があります!

    ブレーキキャリパーを交換するメリット

    見た目がかっこよくなる

    ブレンボキャリパー装着
    どうでしょう!見た目でインパクト!大きさも色も変わります!
    黒に赤、オレンジ色など、ボディカラーに合わせてキャリパーを選ぶのも楽しみの一つです。

    制動力が上がり、良く止まる

    キャリパー交換
    自動車を減速して停止させようとする力のことを制動力といいますが、ビックキャリパーにした場合には高い制動能力とコントール性を向上することができます!

    ブレーキキャリパーを交換するデメリット

    最初にかかるコストが高い

    コスト

    やはり初期投資が心配ですよね・・・
    交換工賃もされど商品自体も高価です!
    例として 某メーカー品で
    車種:トヨタ86 2014/4~ ZN6 の場合
    商品のみ、フロント左右セット(ローター、パッド含み)で
    ¥316,800ー税込み定価。から設定があります。

    装着するホイールサイズに制限が出てしまう

    ホイールサイズ
    普通サイズのキャリパーで履けていたホイールがブレーキが大きくなると、ホイールとのクリアランスが変わる為、純正ホイールはもちろんですが社外ホイールでも装着ホイールが限られてきます。キャリパーを変更した際はホイールサイズ選びに注意してください!

    店頭に来ていただければ実車を確認し、どんなサイズだったら
    装着できそうか提案させて頂きます

    この記事のまとめ

    いかがでしたか?ブレーキキャリパーを変えることで得られるメリットも大きいですがデメリットもありますよね。
    お客様に合った商品を選ぶことでより自分らしいお車になると思いますので
    ご興味がありましたらブレーキキャリパーを販売しているベスト各店にお問い合わせください。

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    メンテナンスその他 タイヤ知識 ライターチーム パンク

    【危険】タイヤのひび割れは補修すべき?原因や対処法を解説

    「タイヤのひび割れって補修できるの?」
    「タイヤがひび割しているけど、次の点検までこのままでいいかな?」

    ひび割れしたタイヤは、基本的には交換することをおすすめします。理由は、ひび割れしたタイヤは新品の状態に戻せないため、補修をしてもタイヤの劣化は進行するからです。

    ただし、タイヤのひび割れや劣化を予防することで、タイヤを交換しなくて済む場合があります。本記事では、タイヤがひび割れする原因や対処法、タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なことを、わかりやすく解説します。

    タイヤのひび割れとは?

    タイヤのひび割れとは?

    タイヤのひび割れとは、言葉の通り、タイヤに細かな割れや亀裂が入ることを指します。ひび割れする部分は、以下の3カ所です。

    ・タイヤの接地面
    ・タイヤの側面
    ・タイヤの溝底

    上記の部位に、外的要因(接触してできる傷)やタイヤの経年劣化によって、タイヤにひび割れが発生します。

    経過観察(走行可能)かタイヤ交換(走行不可)の判断材料は、タイヤがどの程度ひび割れしているかで決まります。

    タイヤの経年劣化とひび割れは避けられないため、タイヤのひび割れチェックは定期的におこないましょう!

    タイヤがひび割れする5つの原因

    タイヤがひび割れする5つの原因

    タイヤのひび割れは、走行距離やメンテナンス頻度など、車の状態によって異なります。タイヤは消耗品であるため、経年劣化によるタイヤのひび割れは必ず発生します。

    しかし、タイヤのひび割れの原因を把握することで、対策することが可能です。本章では、タイヤがひび割れする5つの原因を解説します。

    1. タイヤの空気圧が不足した状態で走行する
    2. タイヤが紫外線を浴びる
    3. タイヤに艶出し剤を過度に使用する
    4. タイヤを定期的にメンテナンスしていない
    5. タイヤの保管状態が悪い

    タイヤの空気圧が不足した状態で走行する

    タイヤがひび割れる1つ目の理由は「タイヤの空気圧が不足した状態で走行する」です。タイヤの空気圧不足で走行した場合、地面とタイヤの接地面が多くなることで、タイヤに負担がかかります。

    タイヤに負担がかかった状態で走行を続ければ、偏摩耗のリスクも高くなるため注意が必要です。JATMAの調べでは以下のように、4台に1台のタイヤが空気不足というデータがあります。

    4台に1台が空気圧不足

    引用:JATMA

    気付かないうちにタイヤの空気が抜けている状態で走行している方も少なくありません。

    タイヤの空気圧は、最寄りのガソリンスタンドでも簡単に確認できるため、定期的に確認しましょう。

    タイヤが紫外線を浴びる

    タイヤがひび割れる2つ目の理由は「タイヤが紫外線を浴びる」です。

    タイヤは100種類以上の成分からできており、タイヤを紫外線から守ってくれる劣化防止剤という成分が含まれています。タイヤが紫外線を浴び続けることで、劣化防止剤は徐々に減少し、タイヤのひび割れにつながります。

    紫外線は避けられませんが、タイヤを紫外線から守るための対策は可能です。

    水性のタイヤコーティングスプレーやタイヤワックスを活用し、タイヤを紫外線から守りましょう。

    タイヤに艶出し剤を過度に使用する

    タイヤがひび割れる3つ目の理由は「タイヤに艶出し剤を過度に使用する」です。

    市販で販売されている艶出し剤は、水性と油性の取り扱いがあり、タイヤに含まれる劣化防止剤の減少を促進する商品が存在します。

    たとえば油性の艶出しワックスは、タイヤの成分と化学反応を起こし、タイヤワックスと一緒に劣化防止剤も溶け出してしまいます。そのため、油性の艶出しワックスはタイヤの劣化を早めるため、おすすめできません。

    タイヤワックスを使用する場合は、水性のワックスを適度に使用して、タイヤの劣化を未然に防ぎましょう。

    タイヤを定期的にメンテナンスしていない

    タイヤがひび割れる4つ目の理由は「タイヤを定期的にメンテナンスしていない」です。

    「普段から、タイヤの点検をしていない」
    「乗っていて気にならないからタイヤのことは気にしていない」

    あなたも上記のようにお考えかもしれません。しかし、タイヤのメンテナンスを怠ると、たとえば以下のような危険が考えられます。

    ・タイヤがパンクする
    ・偏摩耗によりホイールバランスが崩れる
    ・空気圧低下により燃費が悪くなる

    タイヤを定期的にメンテナンスすれば、上記の問題を未然に解決できます。

    専門店に任せることも大切ですが、タイヤのひび割れは自分でもチェックできるため、定期的にタイヤの状態は確認しておきましょう。

    タイヤの保管状態が悪い

    タイヤがひび割れる5つ目の理由は「タイヤの保管状態が悪い」です。

    タイヤのひび割れは、タイヤが未使用の状態でも発生します。

    一般的なタイヤ保管はタイヤカバーをかけて保管しますが、タイヤカバーを使わずにタイヤを保管している方は注意が必要です。たとえば、以下の環境でのタイヤ保管はおすすめできません。

    ・タイヤカバーを使用せず、タイヤをむき出した状態で屋外に保管
    ・タイヤを、地面に直置きして保管
    ・ビニール袋にタイヤを入れて、日当たりのよい場所で保管

    上記のような環境で保管した場合、紫外線や雨風の影響を受けるため、タイヤのひび割れにつながります。タイヤを保管する時は、タイヤの負担が少ない環境で保管しましょう。

    タイヤのひび割れは補修できるがあくまで応急処置

    タイヤのひび割れは補修できるがあくまで応急処置

    タイヤのひび割れは補修できても、応急処置であることを忘れてはいけません。理由は、タイヤのひび割れは完全に修復できないからです。

    タイヤの経年劣化は避けられないため、ひび割れは必ず発生します。たとえば、タイヤの軽度のひび割れが発生した場合の対処方法は、以下の通りです。

    ・シリコンを含んだタイヤワックスの使用
    ・タイヤのひび割れが軽度であるため経過観察

    上記の対処方法は、根本的にタイヤのひび割れがなくなる方法ではありません。

    タイヤが劣化することでひび割れは発生するため、タイヤの劣化を未然に防ぐことも重要です。

    なお、タイヤのひび割れ度合いによっては、タイヤ交換が必要です。タイヤ交換か補修するべきか判断が難しい方は、最寄りの店舗に相談してみましょう。

    タイヤのひび割れ度合いで補修できるか決まる

    タイヤのひび割れ度合いで補修できるか決まる

    タイヤのひび割れ補修の可否は、タイヤのひび割れ度合いによって異なります。ただし、先述の通りタイヤのひび割れは、完全に修復できません。

    タイヤのひび割れ具合を確認することで、今どのような対策をするべきか理解することが大切です。
    一般社団法人日本自動車タイヤ協会のJATMAでは、タイヤのひび割れ具合の判断基準を、以下の写真でわかるように記載しています。

    クラック発生レベル

    引用:JATMA

    本章では、タイヤのひび割れを補修できるレベルから、タイヤのひび割れが補修できないレベルまで、3つのレベルにわけて解説します。

    1. タイヤのひび割れを補修できるレベル
    2. タイヤのひび割れを経過観察するレベル
    3. タイヤのひび割れが補修できないレベル

    タイヤのひび割れを補修できるレベル

    タイヤのひび割れを補修できるタイヤの状態は、以下の通りです。

    ・タイヤ表面の軽度な擦れ
    ・タイヤ側面の軽度なひび割れ

    上記のタイヤ状態は、ほとんどタイヤにひび割れが発生していないため、問題なく走行できるレベルです。

    タイヤのひび割れが悪化しないように、タイヤワックスを適度に使用すれば、タイヤのひび割れを予防することが可能です。

    タイヤのひび割れ対策をしながら、タイヤの状態を定期的に確認しましょう。

    タイヤのひび割れを経過観察するレベル

    タイヤのひび割れを経過観察するタイヤの状態は、以下の通りです。

    ・タイヤ表面のひび割れが、目視で確認できる
    ・タイヤ表面のひび割れが、繋がって線状に亀裂が入っている

    上記のタイヤ状態で注意したい点は、ひび割れ箇所の溝の深さです。タイヤ内部のコードまでひび割れが進行した場合は、安全に走行できない可能性が高いため、タイヤを交換する必要があります。

    コードに達していない場合、タイヤのひび割れ補修は可能ですが、あくまで応急処置です。

    確実にタイヤのひび割れは進行しているため、ひび割れが深くなる前に最寄りの店舗で確認してもらいましょう。

    タイヤのひび割れが補修できないレベル

    タイヤのひび割れが補修できないタイヤの状態は、以下の通りです。

    ・完全にひび割れしている
    ・タイヤ内部のコードに達している

    上記のようなタイヤは、走行時の危険性が高いため補修をおすすめできません。

    また、タイヤに大きく亀裂が入っている場合は、早めにタイヤ交換をする必要があります。

    「まだ大丈夫かな?」
    「1ヶ月後に定期点検だからそれまではこのままでいいかな?」

    タイヤのひび割れの対策をせずに無視して走行すれば、走行中にパンクやバーストなどのリスクが高まります。

    タイヤのひび割れで悩んだら、最寄りの店舗に相談しましょう。

    タイヤのひび割れを無視しておこる危険なこと

    タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なこと

    タイヤのひび割れを無視した走行には、タイヤのひび割れ悪化やバーストなど、多くの危険が潜んでいます。

    タイヤのひび割れは、タイヤの経年劣化に伴い必ず発生するため避けられません。安全に走行を継続させるためにも、タイヤのひび割れチェックや劣化具合は、定期的に確認しましょう。

    本章では、タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なことを紹介します。

    ・タイヤがバーストする
    ・タイヤの寿命が短くなる

    タイヤがバーストする

    タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なこと1つ目は、「タイヤがバーストする」です。タイヤのひび割れを無視して走行を続ければ、タイヤへの負担が大きくなり、最悪バーストする危険性があります。

    たとえば、強い衝撃によるバーストや、荷物の積み過ぎによりタイヤが発熱して破裂するなど、走行中にバーストが起きれば大きな事故につながりかねません。

    また、タイヤのひび割れ原因と走行時のタイヤへの負担が組み合わさることで、バーストする危険性も高まります。

    タイヤのひび割れを無視して走行するのは、危険しかありません。

    安全に走行を継続するためにも、タイヤのひび割れがどの程度なのか、定期的に確認しましょう。

    タイヤの寿命が短くなる

    タイヤのひび割れを無視するとおこる危険なこと2つ目は、「タイヤの寿命が短くなる」です。タイヤのひび割れが悪化しやすい状況で走行を続ければ、タイヤにかかる負担が増加し続けます。

    たとえば、タイヤのひび割れを無視すれば、以下の流れを早く繰り返す可能性があります。

    1. タイヤのひび割れが発生
    2. 無視して走行を継続する
    3. タイヤの状態が悪化
    4. タイヤに亀裂が入りやすくなる
    5. タイヤが走行中にバーストする
    6. タイヤの交換を余儀なくされる

    上記の流れが早いほど、タイヤの寿命が短くなりタイヤの交換回数が増え、多くのコストが発生します。

    一方で、タイヤの状態を確認しながらタイヤの劣化やひび割れ対策をすれば、タイヤの寿命を伸ばすことは可能です。

    タイヤ管理を適切におこない、タイヤの劣化やひび割れを未然に防ぎ、タイヤの寿命を伸ばしましょう。

    タイヤのひび割れを予防する方法

    タイヤのひび割れを予防する方法

    これまで、タイヤのひび割れ原因や危険なことについて解説してきました。重要なポイントは以下の3つです。

    1. タイヤの経年劣化は避けられない
    2. タイヤのひび割れは完全には補修できない
    3. タイヤのひび割れは無視してはいけない

    本章では、タイヤを長く使用できるように、タイヤのひび割れを予防する4つの方法を紹介します。

    1. タイヤの空気圧を適正値に保つ
    2. タイヤワックスを適度に使用する
    3. タイヤを定期的にメンテナンスする
    4. タイヤを適切な方法で保管する

    タイヤの空気圧を適正値に保つ

    タイヤのひび割れを予防する方法の1つ目は「タイヤの空気圧を適性値に保つ」です。タイヤの空気圧が低下したままの連続走行は、タイヤと地面の接する面積が増えることで通常以上の負担がかかります。

    一方、タイヤの空気圧を保てばタイヤへの負担が軽減でき、タイヤのひび割れを予防することが可能です。タイヤの空気圧を適正値に保つと、他にも以下のメリットがあります。

    ・偏摩耗の予防
    ・タイヤの劣化予防
    ・燃費の低下を抑制

    タイヤの空気圧は定期的にチェックする必要があります。最寄りのガソリンスタンドで簡単に補充できるため、月1回はタイヤの空気圧を確認して適正値を保ち、タイヤへの負担を抑えましょう。

    なお、タイヤの空気が抜けにくくなる窒素ガスを使用すれば、タイヤの空気圧を一定に保てるためおすすめです。
    タイヤの窒素ガスについては、【タイヤに窒素ガスは必要?入れて得られる5つの効果・メリットを初心者向けに解説!】、タイヤの空気の入れ方については、【車の空気圧を確認する方法|適正な値を計測する6つのコツも紹介】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤワックスを適度に使用する

    タイヤのひび割れを予防する方法の2つ目は「タイヤワックスを適度に使用する」です。タイヤワックスは、タイヤの表面にコーティングすることで、汚れや劣化を抑制させる効果があります。

    タイヤのひび割れを予防する場合は、水性タイプのタイヤワックスをおすすめします。油性タイプのタイヤワックスは、タイヤ成分の劣化防止剤と化学反応をおこしてしまい、タイヤの劣化を早める恐れがあるからです。

    水性タイプと油性タイプの特徴は以下の通りです。

    タイヤワックス種類 メリット デメリット
    水性タイプ タイヤの劣化予防や汚れからの保護 水と一緒に流れやすい
    油性タイプ タイヤに艶が出てキレイに仕上がる タイヤの劣化を早める

    タイヤの寿命を伸ばすために、水性タイプのタイヤワックスを適度に使用して、タイヤのひび割れを未然に防ぎましょう。

    タイヤを定期的にメンテナンスする

    タイヤのひび割れを予防する方法の3つ目は「タイヤを定期的にメンテナンスする」です。

    一般的に車を点検する頻度は、法令点検を除き数ヵ月に1回ですが、タイヤのひび割れを予防するためには、月1回の点検をおすすめします。タイヤの状態を把握できれば、タイヤのひび割れ対策をできるだけでなく、タイヤのひび割れ以外の問題を発見できる可能性があるからです。

    JAFでは、年間走行距離が10,000km程度の場合、1ヵ月に1度を目安に日常点検の実施を推奨しています。日常点検の15項目の中で、タイヤに関わる点検項目は以下の4つです。

    1. タイヤの亀裂や摩耗、損傷の確認
    2. タイヤの空気圧の確認
    3. タイヤの溝の深さを確認
    4. ランプ類の点灯や点滅の確認

    参照:JAF(日常点検15項目(私にもできるマイカー点検))

    上記の点検を定期的に実施すれば、タイヤへの悪い影響を未然に防ぐことが可能です。タイヤが最適な状態をキープできるように、タイヤを定期的にメンテナンスしましょう。

    タイヤを適切な方法で保管する

    タイヤのひび割れを予防する方法の4つ目は「タイヤを適切な方法で保管する」です。タイヤを適切な方法で保管すれば、タイヤのひび割れ予防の他に、タイヤの長寿命化にもつながります。

    たとえば、以下の保管方法です。

    保管方法 効果
    屋外ではタイヤカバーをする 紫外線と雨風を防ぎ、タイヤのひび割れが予防できる
    タイヤの置き方に留意する タイヤの変形を予防できる

    上記の保管方法は、自宅保管が条件であるため、敷地内にタイヤを保管するスペースが必要になります。自宅で保管が難しい場合は、タイヤを適切な環境で保管してくれるタイヤ保管サービスの利用がおすすめです。

    タイヤを適切な方法で保管して、タイヤのひび割れを未然に防ぎましょう。
    タイヤの正しい保管方法については【タイヤの正しい保管方法は?事前準備でタイヤを長持ちさせよう】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤの寿命がきたら交換がおすすめ

            タイヤの寿命がきたら交換がおすすめ

    タイヤの寿命がきたら、タイヤは早めに交換することがおすすめです。寿命がきたタイヤは、ひび割れやパンク、バーストの危険性があり、走行に支障があり危険だからです。

    タイヤの寿命は、タイヤのすり減りによる溝の深さや、タイヤの製造年月日による経年劣化具合で確認できます。

    一例として、タイヤがすり減る目安や溝の深さ、製造年月日からわかる寿命の目安をまとめました。

    タイヤのすり減り具合から確認する場合
    タイヤの種類 走行距離目安 タイヤがすり減る厚み
    夏用タイヤ 5,000km 1mm
    冬用タイヤ 3,000km 1mm
    タイヤの溝で確認する場合
    タイヤ交換必須の溝の深さ 確認方法
    1.6mm以下 タイヤにスリップサインがでている
    製造年月日で確認する場合
    タイヤ交換の使用年数目安 確認方法
    製造年月日から約5年以上経過 タイヤの側面の印字を確認する

    上記の問題がある場合はタイヤの交換が必要です。

    溝の深さについては、スリップサインが出ている状態で走行すれば、道路交通法違反の「整備不良」に該当するため注意する必要があります。タイヤの状態を確認できずにお困りの方は、最寄りの店舗に相談しましょう。

    本章では、上記情報をもとに、夏用タイヤと冬用タイヤの寿命について解説します。

    ・夏用タイヤ(サマータイヤ)の寿命は約5年
    ・冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の寿命は約3年

    なお、タイヤの製造年月日の見方については、【タイヤの製造年月日の見方は?使用の許容範囲や寿命を解説】の記事も参考にしてみてください。

    夏用タイヤ(ノーマルタイヤ)の寿命は約5年

    夏用タイヤ(サマータイヤ)の寿命は約5年です。夏用タイヤは、ゴムの性質が硬く地面への抵抗も低いため、走行性能の高さが特徴です。夏用タイヤの特徴を、以下の表にまとめました。

    夏用タイヤ(ノーマルタイヤ)の特徴
    タイヤの溝の深さ タイヤのゴムの性質 地面への抵抗力
    8mm 硬い 低め

    タイヤ交換必須であるスリップサイン(1.6mm)まで、計算すると以下の通りです。

    溝深さの算出 8mm-1.6mm=6.4mm
    距離の算出 5,000km×6.4mm=32,000km
    寿命年数の算出 32,000km÷約6,000km(※)=5.3年

    ※:ソニー損保「2020年 全国カーライフ実態調査」

    ただし車の使用状況によって、タイヤの劣化する早さは異なるため注意が必要です。自分で判断が難しい場合は、最寄りの店舗で相談して、タイヤの状態を確認してもらいましょう。

    夏タイヤの寿命については、【夏タイヤの寿命はどれくらい?長く使い続けるコツを5つ紹介】の記事も参考にしてみてください。

    冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の寿命は約3年

    冬用タイヤ(スタッドレス)の寿命は約3年です。冬用タイヤは柔軟性が高く地面への抵抗が強いため、雪道では安定した走行が可能です。ゴムの性質がやわらかいため、タイヤのすり減りが早いという特徴があります。
    冬用タイヤの特徴を、以下の表にまとめました。

    冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の特徴
    タイヤの溝の深さ タイヤのゴムの性質 地面への抵抗力
    8~10mm やわらかい 高め

    タイヤ交換必須であるスリップサイン(1.6mm)まで、計算すると以下の通りです。

    溝深さの算出 8mm-1.6mm=6.4mm
    距離の算出 3,000km×6.4mm=19,200km
    寿命年数の算出 19,200km÷約6,000km(※)=3.2年

    ※:ソニー損保「2020年 全国カーライフ実態調査」

    夏用タイヤと同様に、車の使用状況によってタイヤの劣化の早さは異なります。
    また、冬用タイヤは未使用期間が夏用タイヤより長いため、保管する環境によってはタイヤの劣化を早めるため注意が必要です。
    スタッドレスタイヤは夏用タイヤより劣化が早く、保管環境も重要であるため、使用前にタイヤの状態を必ず確認してから使用しましょう。
    冬用タイヤについては、【スタッドレスタイヤの交換時期は?寿命の見分け方や長持ちさせる方法を解説】の記事も参考にしてみてください。

    タイヤ点検と交換はタイヤワールド館ベストにお任せください!

    タイヤ点検と交換はタイヤワールド館ベストにお任せください!

    本記事では以下の内容を解説しました。

    ・タイヤのひび割れとは?
    ・タイヤがひび割れする5つの原因
    ・タイヤのひび割れ度合いで補修できるか決まる
    ・タイヤのひび割れを無視しておこる危険なこと
    ・タイヤのひび割れを予防する方法
    ・タイヤの寿命がきたら交換がおすすめ

    とくに重要なポイントは以下の4つです。

    ・タイヤの劣化は避けられない
    ・タイヤのひび割れを確認できたら店舗に相談する
    ・タイヤの最適な状態を維持できるようにメンテナンスは定期的にする
    ・タイヤの寿命がきたら交換する

    タイヤワールド館BESTでは、タイヤの定期点検やタイヤ交換、タイヤ保管サービスも実施しております。
    タイヤのひび割れやタイヤの劣化でご心配の方は、ぜひご相談ください!

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    メンテナンスその他 仙台本店

    エアコンフィルターの役割と交換方法や工賃について

    春夏秋冬、車内の環境を綺麗に保ちたくありませんか?
    そこで今回はエアコンフィルターについてご紹介いたします!

    エアコンフィルターの役割は?

    車内に入ってくる花粉やほこりをフィルターでブロックし、
    車内の空気を綺麗に保つ役割があります。エアコンフィルターが汚れていると社内がほこりっぽくなってしまうこともあります

    しばらく交換していないエアコンフィルター。このフィルターを通して空気が流れてきているかと思うと・・・・早めの交換をおすすめします。
    汚れたエアコンフィルター

    エアコンフィルターの交換方法

    車種にもよりますが、エアコンフィルターは助手席側の前にあるグローブボックスの裏に設置されていることが多いです。

    1.エンジンを切り助手席のドアを開いてグローブボックスを開けるグーローボックスを外す

    2.側面にあるダンパーステー(支えている棒のような物)からピンを外す

    3.エアコンフィルターのケースのフタを外す
    ※グローブボックスの裏側にある

    フィルターのケースのフタを外します。

    車種にもよりますが、ケースの側面にノブがある場合や

    ツメで止まっている場合があります。
    エアコンフィルター交換手順

    4.エアコンフィルターを交換する
    新しいエアコンフィルターを入れるときに

    フィルター上下を確認しましょう。

    向きを間違えて入れるとフィルターの効果が発揮されません
    エアコンフィルター交換

    5.エアコンフィルターケースのフタを付ける

    6.グローブボックスを付ける

    今回はトヨタのヴォクシーを交換しました。メーカーにより外す箇所が多かったりするので難しい場合はぜひ店舗にご来店下さい。

    エアコンフィルターの価格と交換工賃

    工賃¥550~

    エアコンフィルター¥4400

    ※エアコンフィルターの料金や工賃は車種によって変わります。

    まとめ

    エアコンフィルターは1年使用したら、交換の目安です。タイヤワールド館BESTでは車検を行っており、車検時にエアコンフィルターの交換をお勧めさせていただいております。

    また、お客様からのご依頼で、エアコンフィルターの交換も承っておりますので、お気軽にお尋ねください!!

    電話予約も承っております!
    022-231-4114までお気軽にご連絡下さい!

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    メンテナンスその他 ホイールの知識 ライターチーム

    ホイール洗浄のコツ!クリーナーのおすすめ12選をタイプごとに解説

    ホイールの汚れを落としたいをけれど、「おすすめクリーナーが多すぎてどれを選んだらいいかわからない‥」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

    ホイールを傷つけないように洗いたい、とにかく手軽に済ませたいなど、希望によって適しているホイールクリーナーは異なります。

    当記事では、おすすめのホイールクリーナー12選と、洗浄方法を解説します。

    ホイールクリーナーの種類

    ホイールのクリーナー(洗浄剤)には5タイプがあります。

    ・スプレータイプ
    ・シートタイプ
    ・クリームタイプ
    ・ノーコンパウンドタイプ
    ・低臭気タイプ

    タイプごとの特徴と選び方を詳しく見ていきましょう。

    ホイールクリーナー・洗浄剤の選び方

    ホイールクリーナー・洗浄剤の選び方

    ホイールの汚れやこだわりたい項目によって、選ぶべきクリーナーのタイプが変わります。

    タイプ こんな時におすすめ
    スプレータイプ 手が届かない部分も洗いたい
    シートタイプ 手軽にお手入れしたい
    クリームタイプ 頑固な汚れを落としたい
    ノーコンパウンドタイプ ホイールを傷つけたくない
    低臭気タイプ クリーナー特有の臭いが気になる

    順に詳しく見ていきましょう。

    手が届かない部分も洗えるスプレータイプ

    手が届かない部分も洗えるスプレータイプ

    スプレータイプはホイールクリーナーの中で最も種類が豊富です。ホイールの汚れは表面だけでなく、少し奥まったところにも見られるので、そういった手の届きづらい箇所も吹きつけて洗える点が魅力的です。

    スプレータイプには液体や泡、ジェル等さまざまな種類があるので、吹きつけた洗浄剤が垂れてしまうのが気になる場合はジェルタイプを使用する等、使い分けてみましょう。

    手軽にお手入れしたいならシートタイプ

    wm03イメージ

    最も手軽に使えるのがシートタイプのクリーナーです。気になったときにサッと取り出して汚れを落とせます。

    少し汚れが気になるけれど、ホイールを丸洗いするほどではない場合は、シートタイプのクリーナーがあれば解決します。

    ホイールを常にきれいに保ちたい方は、車内にひとつ常備しておくといいでしょう。

    頑固な汚れを落とすならクリームタイプ

    wm03イメージ

    洗浄力が高めなスプレータイプのクリーナーで落とせない汚れがあったら、クリームタイプを試してみましょう。
    研磨剤の効果でこびりついた汚れをこすり落とせます。

    ただし、ホイールを傷つけてしまう恐れがあるため、より安全に汚れを落としたい方は専門業者にクリーニングをお願いしましょう。

    ホイールを傷つけたくないならノーコンパウンドタイプ

    ノーコンパウンドとは、研磨剤が入っていないという意味です。洗浄力が高すぎるクリーナーでゴシゴシ磨いてはホイールに細かい磨き傷がついてしまうのでは?と気になる方は、ノーコンパウンドタイプを選びましょう。

    汚れを溶かして落とすタイプなら、ホイールに傷はつきません。

    頑固な汚れは落とせない可能性があるので、気になるけれど落とせない汚れがあったらプロに相談しましょう。

    クリーナー特有の臭いが気になるなら低臭気タイプ

    洗浄する際にクリーナー特有の鼻につく臭いが気になってしまう方は、低臭気タイプや無香料タイプのクリーナーを購入しましょう。

    ホイールの洗浄はしっかり汚れの位置を確認して作業するため、どうしても顔を近づける場面が多くなります。作業中に臭いが気になってしまうと、換気やマスクで対応しても、洗浄作業を続けるのが辛くなってしまうでしょう。

    鼻が敏感なことを自覚している方は、洗浄力だけでなく香りにも気をつけてクリーナーを選ぶことをおすすめします。

    ホイールクリーナーを使った洗浄方法

    ホイールクリーナーを使った洗浄方法

    ホイールクリーナーの選び方がわかった所で、次にホイールの洗浄方法を5ステップで解説していきます。

    • 水洗い
    • カーシャンプー
    • 洗浄
    • ホイールクリーナー
    • コーティング

    ここではスプレータイプの洗浄剤を使う想定で説明します。

    また、ホイール洗浄はボディ洗車の前にすることをおすすめします。ホイールは地面とも近く、泥汚れ、ブレーキダスト汚れなど、ボディに比べて汚れています。ボディ洗車の後にしてしまうと、汚れハネをしてしまう可能性があるので、ホイール洗浄→ボディ洗浄→ホイール洗浄(仕上げ)という順番で行うのがよいでしょう。

    手順1.水洗い

    ホイールを洗う際は、まずホイール全体の汚れを水でざっと洗い流しておきましょう。頑固な汚れも水気を含ませることで多少落としやすくなります。

    水洗いするだけでちょっとした泥ハネやホコリは落とせるので、後の工程で特に注意して洗うべき箇所が分かりやすくなります。

    手順2.カーシャンプー

    次に、バケツにカーシャンプーと水を入れて洗います。カーシャンプーをすることで、ホイールの表面の落ちやすい汚れは落とせます。

    このときカーシャンプーを使わずに水とスポンジで洗うと、摩擦が生じてボディを傷つけてしまうため、泡の力を借りてやさしく洗うようにしましょう。

    ホイールクリーナーとカーシャンプーの違い

    カーシャンプーはホイールクリーナーで汚れを落とす前に洗車する際に使うものです。

    カーシャンプーだけで基本的に汚れは落とせますが、鉄粉やブレーキダスト等はホイール専用の洗浄剤を使わなければ落ちないことが多いので、使い分けています。

    手順3.洗浄

    カーシャンプーで洗車したら、いったん泡を全部洗い流します。このとき洗い残しがあると、次のホイールクリーナーの工程で汚れが確認しづらくなったり、もう一度水を持ってきて洗い流す手間が発生したりしてしまいます。

    二度三度と念入りに水を当てて洗い残しがないようにしましょう。

    手順4.ホイールクリーナー

    いよいよホイールクリーナーを使用して汚れを落とします。スプレーをホイール全体に吹きつけたらしばらく待って汚れが浮き上がるのを待ちます。

    液体が鉄粉と化学反応を起こして紫色になるタイプの洗浄液なら洗い流すタイミングが分かりやすいので、初めて作業する方でも簡単に使えるでしょう。

    汚れが浮き上がったら水で洗い流します。

    手順5.コーティング

    ホイールクリーナーを洗い流したら、タオルで水分を拭き取りましょう。そのまま乾かしてしまうと、水垢の原因になり、せっかく洗い上げた車がきれいに見えなくなってしまいます。

    拭き終わったらコーティング剤を塗って仕上げます。コーティング剤を使うことで、今後汚れがつきづらくなったり、ツヤが出たりします。

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    汚れがひどい場合は専用の洗浄クリーナーが必要

    ここまで自分でホイールを洗浄する方法を解説してきました。しかし、残念ながら市販の洗浄剤では落とせない程ひどい汚れも存在します。

    たとえば、ホイールのブレーキダストは落としづらくて困っている場合、プロにお願いすると専用のブレーキダストクリーナーを用いて汚れを溶かしてくれます。

    専門業者の扱うクリーナーなら、汚れが落ちやすい上にホイールも傷つけない洗い方ができます。自分で対処できないものは、専門業者に洗浄をお願いしましょう。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ12選

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ12選

    ホイールクリーナー・洗浄剤の個人的なおすすめ12選をご紹介します。

    【スプレータイプ】

    1. PS62 アルミホイールクリーン&コート・マグナショット
    2. ホイールクリーナー S-65
    3. エクストリーム ホイールクリーナー 230200
    4. 車まるごと鉄粉クリーナー
    5. マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー

    【シートタイプ】

    1. フクピカ ホイール専用拭くだけシート
    2. クリンビュー ホイールクリーナー

    【クリームタイプ】

    1. ブルーマジック メタルポリッシュクリーム

    【ノーコンパウンドタイプ】

    1. ホイールクリーナー D-18
    2. VOODOORIDE SHOQ ホイール&タイヤクリーナー VR7004

    【低臭気タイプ】

    1. グラシアス アイアンリムーバー
    2. フォーミングジェルホイールクリーナー

    タイプごとに詳しく見ていきましょう。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ5選【スプレータイプ】

    スプレータイプのホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめは次の5つです。

    • PS62 アルミホイールクリーン&コート・マグナショット
    • ホイールクリーナー S-65
    • エクストリーム ホイールクリーナー 230200
    • 車まるごと鉄粉クリーナー
    • マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー

    それぞれのおすすめポイントを解説します。

    1.PS62 アルミホイールクリーン&コート・マグナショット

    PS62 アルミホイールクリーン&コート・マグナショット

    カーメイト公式サイトへ

    カーメイトのアルミホイールクリーン&コート・マグナショットは、泥汚れ・油汚れ等にも対応できる撥水コーティング効果付きです。

    通常なら別々に行うホイールの洗浄とコーティングが、1本でできてしまう優れものです。ホイールに付着した汚れに反応して洗浄液が紫色に変わるので、汚れが落ちている様子がわかります。

    また、ホイール洗浄に慣れていない人でも使いやすいようになってるので、初めてホイールの手入れをする人にはこちらがおすすめです。

    2.ホイールクリーナー S-65

    ホイールクリーナー S-65

    シュアラスター公式サイトへ

    シュアラスターのホイールクリーナーは、汚れを擦って落とせるスポンジ付きです。スプレーを吹きかけるだけでなく、スポンジでホイールの隙間を擦って水ですすぐことで、洗い残しが少なくなります。

    洗浄剤らしい強烈な臭いではなく、爽やかなミントの香りなので心地よく作業できます。「洗浄後のホイールの汚れが付きにくくなり、綺麗な状態を保てるようになった」という口コミもありました。

    強力な汚れをしっかり洗いたい方におすすめです。

    3.エクストリーム ホイールクリーナー 230200

    エクストリーム ホイールクリーナー 230200

    ソナックスのエクストリーム ホイールクリーナーは、素材にやさしい洗浄剤です。ソナックスは、ドイツにあるヨーロッパ最大のカーケミカルメーカーです。

    生物分解性の成分配合で、ノーコンパウンドタイプのため、アルミ・鉄・メッキを傷つけません。

    輸入車を愛用している方が気に入って使い続けているとの口コミが多い商品です。ホイールをできるだけ傷つけず、かつ洗浄力の強いクリーナーを探している方にはぴったりです。

    4.車まるごと鉄粉クリーナー

    車まるごと鉄粉クリーナー

    晴香堂(カーオール)公式サイトへ

    カーオールの車まるごと鉄粉クリーナーは、化学反応でこびりついた汚れを溶かして落とします。ガラスにも使用できるため、ホイールだけでなく、車をまるごと洗浄できます。

    1本で軽自動車1台分洗えるイメージです。
    ただし、イエローカラーの車とコーティング車は、塗装が落ちてしまう可能性があるため、使用できません。

    5.マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー

    マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー

    マグアイアーズ 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナーは、泡の力で汚れを浮き上がらせて洗い流すだけで洗浄できます。
    マグアイアーズはアメリカで100年以上の歴史を誇るカーケア用品のトップブランドです。

    強力な洗浄力でスピーディーに手入れが完了します。

    ただし、洗浄力が強すぎるがゆえに表面に加工が施されていなかったり、劣化したりしているホイールは、表面を痛めてしまうことがあるため注意が必要です。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ2選【シートタイプ】

    シートタイプのホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめは以下のとおりです。

    • フクピカ ホイール専用拭くだけシート
    • クリンビュー ホイールクリーナー

    それぞれ説明します。

    1.フクピカ ホイール専用拭くだけシート

    フクピカ ホイール専用拭くだけシート

    ソフト99公式サイトへ

    シートタイプのクリーナーなら、ソフト99のフクピカ ホイール専用拭くだけシートがまずはおすすめです。10枚100円程度で買えるので、圧倒的なコスパの良さを誇ります。

    拭くだけでホイールのブレーキダストや油汚れを落とせるだけでなく、ツヤが出ているきれいな状態を長持ちさせる効果もあります。

    ノーコンパウンドタイプで中性なので、ホイールにも人間の手にも優しい商品です。出かける前にこまめに拭いて汚れを落としたい方には、ぜひおすすめしたいクリーナーです。

    2.クリンビュー ホイールクリーナー

    クリンビュー ホイールクリーナー

    クリンビュー公式サイトへ

    イチネンケミカルズのクリンビュー ホイールクリーナーもおすすめです。こちらもメッシュクロスでスピーディーに気軽に洗浄できます。

    拭いた後は、シリコンの皮膜に覆われるのでコーティング効果も期待できます。

    「ホイールだけでなくボディや窓を拭く際にも使える」と気に入って使用している方もいました。泡切れがいいので、気軽にサッと拭いて出かけたい方は検討してみてもいいでしょう。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ【クリームタイプ】

    ブルーマジック メタルポリッシュクリーム

    クリームタイプのおすすめは「ブルーマジック メタルポリッシュクリーム」です。

    洗浄力の高いスプレータイプの洗浄剤で洗い落とせない汚れがあったら、このクリームを試してみましょう。

    ホイールの汚れだけでなく、くすみやちょっとしたサビも除去できます。溶けかけのアイスクリームのような柔らかさなので、楽に塗り広げられます。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ3選【ノーコンパウンドタイプ】

    素材を傷つけないノーコンパウンドタイプのホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめは次の2つです。

    • ホイールクリーナー D-18
    • VOODOORIDE SHOQ ホイール&タイヤクリーナー VR7004

    1つずつ見てみましょう。

    1.ホイールクリーナー D-18

    ホイールクリーナー D-18

    リンレイ公式サイトへ

    リンレイのホイールクリーナー D-18は、劇的に落ちる様子は見えなくていいけれど、ホイールを傷つけずに汚れを落としたい方におすすめです。
    スプレーして5分後にクロスで拭くと、2年分の汚れも落ちてきれいになります。

    キュッキュッと汚れが落ちた音がして、気持ちのいい洗い上がりです。

    2.ブードゥーライド SHOQ ホイール&タイヤクリーナー VR7004

    VOODOORIDE SHOQ ホイール&タイヤクリーナー VR7004

    インフィニクス公式サイトへ

    インフィニクスのSHOQ(ショック) は、ノーコンパウンドでも頑固な汚れを落とせるよう開発されたクリーナーです。アルミでもスチールでも、ホイール・タイヤならすべてのタイプに対応できます。

    強力な洗浄力だから相当強い化学成分を使用していると思われがちですが、人や環境にやさしい成分でホイールを傷つけずに洗浄できます。

    ホイールや環境への安全性に配慮したい、輸入車を愛用している方々に支持されている商品です。

    ホイールクリーナー・洗浄剤のおすすめ2選【低臭気タイプ】

    ホイールクリーナー・洗浄剤特有の臭いがしないものの中でおすすめは以下の2つです。

    • グラシアス アイアンリムーバー
    • フォーミングジェルホイールクリーナー

    それぞれ詳しく見てみます。

    1.グラシアス アイアンリムーバー

    グラシアス アイアンリムーバー

    プロスタッフ公式サイトへ

    プロスタッフのグラシアス アイアンリムーバーは、ジェルタイプなので、他のスプレータイプの洗浄液とちがって垂れにくく、鉄粉特有の匂いも抑えられるという特徴があります。

    鉄粉が反応し赤紫色に変わって落ちていくので、洗浄後すっきりしたのが目に見えて実感できます。使い勝手にこだわって選びたい方にはおすすめです。

    2.フォーミングジェルホイールクリーナー

    フォーミングジェルホイールクリーナー

    ストーナー公式サイトへ

    ストーナーのフォーミングジェルホイールクリーナーは無香性なので、洗浄剤の臭いがキツすぎて悩まされている方におすすめしたい商品です。

    密着・浸透・洗浄力に優れたジェルが頑固な汚れをしっかり除去してくれます。スピーディーに洗える上にツヤがでて、満足感のある仕上がりになります。

    ホイール汚れの原因と予防方法

    ホイール汚れの原因と予防方法

    車の足元を支えてくれるホイールですが、できれば日頃から汚れを抑えることができれば、それが一番ですよね。ホイールの汚れの原因は、泥はね、水垢、鉄粉・ほこり、ブレーキダストなどが主な原因です。以下に原因と予防方法をまとめましたので参考にしてみてください。

    原因 予防方法
    泥はね 雨の日やぬかるんだ道を走行する際に付着 洗浄をすれば汚れは落ちる
    水垢 水道水に含まれるミネラル成分が固まり、白い跡として残ったもの しっかりと乾いたタオルで拭き上げを行う
    鉄粉・ほこり 空気中に漂う鉄粉やほこりがホイールに付着する。特に線路沿いでの駐車は注意。 こまめに鉄粉除去をする
    ブレーキダスト ブレーキをかけたときの摩擦の影響で発生する粉のこと こまめに洗浄する

    汚れ防止にはホイールコーティングもおすすめ

    ホイールコーティング施工の様子

    ホイール洗浄の回数を減らし、傷や錆の防止も期待することができるのが、ホイールコーティングです。ます。分厚いガラス被膜でホイールをしっかりと守ることができます。

    ガラス層の厚さの違いでシングルかダブルか選択でき、シングルで10,400円〜、ダブルで15,500円〜が金額の相場なので、こまめな洗浄が苦手な方は検討してみてはいかがでしょうか。

    ホイールコーティング2【シングル】

    施工時間は1時間~です。

    ~15インチ 16~19インチ 20インチ~
    10,400円 11,800円~ 13,900円~

    ホイールコーティング2【ダブル】

    Wホイールコーティング2【ダブル】

    施工時間は2時間~です。

    ~15インチ 16~19インチ 20インチ~
    15,500円 17,600円~ 20,900円~
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    ホイールの買い替えならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    ホイール洗浄まとめ

    今回はホイール汚れについて解説してみました。そもそも汚れにくいデザインのホイールを購入する、というのも一つの手です。スポークデザインのホイールはスポーク間隔が広く、ホイール洗浄がしやすいと言われています。同じく円盤状のディッシュホイールも洗いやすいでしょう。

    スポークデザインはスポークの感覚が広く洗浄しやすい

    スポークデザイン

    ディッシュホイールも洗浄はやりやすい

    ディッシュホイール

    また、どうしても汚れが取れない…という時は新規購入も視野に入れてみましょう。ホイールの交換ならタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約3,200の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。豊富な種類を取り揃えているので、あなたの好みに合ったホイールがきっと見つかります。

    足元をキレイにして愛車ライフを楽しんでくださいね!

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    メンテナンスその他 西多賀店

    ブレーキフルードの役割は?交換時期や工賃のご紹介

    今回はブレーキフルードについてご紹介します。

    ブレーキフルードとはどんな役割があるのか?

    ブレーキオイルは油圧式ブレーキにおいて重要な役割を担うオイルです。ブレーキペダルを踏んだ時に、ブレーキキャリパー内のピストンがブレーキパッドをブレーキローターをグッと抑えこみ、車の速度を制御する力が発生します。この力を伝える役割を担っているのがブレーキオイルです。

    ブレーキオイルはブレーキをしっかり止めるために重要なオイルなので定期定期な交換をおすすめしています。劣化や水分が混入することによりブレーキオイルの性能が十分に発揮できません。つねにベストな状態を維持するために、交換時期や適切なブレーキオイルを選ぶと良いでしょう。

    ブレーキフルードは減るのか?

    基本的にブレーキフルードは【減りません】。ですが
    ・ブレーキの摩耗や漏れ
    ・レリーズシリンダーのエア抜き(クラッチペダルを踏むことにより発生した踏力を、クラッチに伝える役目を果たす装置)
    この2つに異常がある場合は減る可能性があります。

    万が一何かの不具合などで一定まで減るとブレーキ警告灯が点灯します。

    またブレーキフルードが劣化してしまうと
    ブレーキペダルを踏んでもブレーキが効きにくいという状態になり、最終的にはまったくブレーキが効かなくなる
    「ベーパーロック現象」が起きてしまいます。

    そうならない様に定期的に
    ブレーキフルード交換をおすすめします!

    ブレーキフルードの交換時期や頻度は?

    メーカーの【点検整備の判定基準】では
    車検時の交換 初回3年、以降2年ごとの交換

    またブレーキフルード内の水分量で判断する場合は
    フルードに含まれる水分量とブレーキ性能の低下を
    判断することができないので年ごとの交換が望ましいです。
    (沸点を超えない範囲)

    ブレーキフルード交換にかかる料金は?

    フルード交換は車種にもよりますが1万円~です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はブレーキフルードの役割や交換時期について
    ご紹介致しました。

    目に見えない消耗品なので忘れてしまったり、交換すること自体分からなかったりすると思います。ブレーキオイルは、その名の通りブレーキに関連するオイルなので重要な役割があるのでしばらく交換していないかたは整備工場でご相談ください。

    定期的に点検を行うことで愛車は長くきれいに乗り続けることができます!この記事を読んでブレーキオイルの交換に行ってみようかなと思っていただけたらうれしいです!

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    メンテナンスその他 ホイールの知識 ライターチーム

    ホイール磨きの方法は?自分で磨くメリット・デメリット・手順を解説

    車のホイールを磨く際は、自分で磨くかプロに任せるか迷う方が多いのではないでしょうか。

    ホイールは、磨き方さえ習得すれば自分でも十分にきれいにできます。

    その一方で、ホイールの状態によっては汚れや傷が悪化したりきれいにならなかったりするため、必要に応じてプロに任せることも検討しましょう。

    今回は、ホイールの磨き方をテーマに、自分で磨くメリット・デメリット、手順について詳しく解説します。

    ホイール磨きの目的

    ホイール磨きの目的

    ホイール磨きは、ホイールをきれいにすることの他に、細かな傷の修復やスタイルアップなどの目的があります。ホイール磨きの目的について詳しくみていきましょう。

    汚れを落とす

    ホイール磨きの目的は、ホイールに付着した泥や水垢、ほこり、鉄粉、ブレーキダストなどを除去し、きれいな状態へ戻すことです。

    車体がどれだけきれいでも、ホイールが汚れていると台無しになります。ホイールは車の雰囲気を形成する重要な要素の1つのため、汚れていると印象が悪くなり、きれいだと良い印象を与えることができます。

    かっこいい・美しいといった印象を与えたい場合は、ホイールの汚れをこまめに落としましょう。

    細かい傷を目立たなくする

    ホイールを磨くと、表面がなめらかになって細かい傷が目立たなくなります。あまりにも深い傷に効果はありませんが、細かな傷であれば磨くことで新品と見違えるほどに状態が改善するでしょう。

    ただし、傷を消すことに重点を置いて誤った磨き方をすると、かえって傷が目立つ恐れがあります。

    ツヤを出してスタイルアップさせる

    ホイール磨きには、ホイールにツヤを出してスタイルアップさせる目的もあります。「ツヤがある=かっこいい・美しい」とは限らず、中にはマットはホイールを好む方もいるでしょう。しかし、「汚れによってツヤを失った状態」と「マットな質感」は別物です。

    ホイール本来の魅力を復活させるためにも、しっかりと磨いてツヤを取り戻しましょう。

    ホイールを自分で磨くメリット

    ホイールを自分で磨くメリット

    ホイールを自分で磨くことを考える際は、メリットとデメリットを比較して自分に合っているかどうかを見極めましょう。まずは、メリットから詳しく解説します。

    1. コストがほとんどかからない
    2. 隙間時間に少しずつ進められる
    3. 愛着がわきやすい

    コストがほとんどかからない

    ホイール磨きの道具の購入にかかる費用は数千円程度です。また、一度購入すると10~20回は使用することができます。

    一方、プロに任せると1回数千円程度の費用がかかります。そのため、コストがほとんどかからないことがホイールを自分で磨くメリットと言えるでしょう。

    道具を保管する場所がない、ホイールを洗える場所がない場合は、多少のコストがかかってもプロに任せるしかありません。

    ただ、洗車場でもホイールは自分で洗えるため、近くにないか探してみましょう。洗車場を利用すれば、1回数百円でホイールを自分で洗うことができます。

    隙間時間に少しずつ進められる

    ホイール磨きにかかる時間はサイズや汚れ具合で異なりますが、ホイール1個あたり約10~20分ほどの時間がかかるでしょう。

    後述しますが、汚れを落とすだけではなく、パテを使用して傷を埋める作業もある場合は、パテの硬化に約8時間程かかります。

    プロに任せる場合は、全てのホイール磨きが終わるまで待つか、後日取りに行く必要があります。しかし、忙しいためになるべく早く磨いてほしい、後日に取りに行くことが難しい場合もあるでしょう。

    自分で磨くのであれば、ホイールを預ける必要もなく、隙間時間を利用して少しずつ進めることができます。

    愛着がわきやすい

    ホイールを自分で磨くことで、車に対する愛着がわきやすくなる可能性があります。

    もちろん、ホイールを自分で洗わなかったからといって愛着がわかないわけでありませんが、自分で時間と手間をかけてきれいにした車は、なるべく汚したくないと感じる方が多いのではないでしょうか。

    愛着がわくと、もっときれいにしてあげたい、スタイルアップして車を楽しみたいと思えるようになる場合もあります。

    ホイールを自分で磨くデメリット

    ホイールを自分で磨くデメリット

    ホイールを自分で磨くことには次のようなデメリットがあります。

    1. かえって傷がつく恐れがある
    2. 労力が大きい
    3. ホイール磨きをプロに依頼するメリット

    かえって傷がつく恐れがある

    ホイールの磨き方を間違えると、反対に傷をつけてしまう場合があります。

    コストを抑えたいからといって深い傷や白サビのあるホイールを自分で磨くことはおすすめできません。

    また、ホイールは頑丈そうな見た目ではありますが表面は傷つきやすいことを踏まえ、丁寧に磨くことが大切です。

    労力が大きい

    ホイール磨きは、かがんだ状態で行います。立ったり座ったりした状態と比べて体力の消耗が激しいため、思っていたよりも労力がかかったという声は少なくありません。

    特に夏は気温の高さと相まって体力を激しく消耗するため、なるべくプロに任せた方がよいでしょう。

    ホイール磨きをプロに依頼するメリット

    ホイール磨きをプロに依頼するメリット

    ホイール磨きをプロに任せる場合、失敗の心配がありません。自分で磨く場合は道具を揃えて磨き方を学ぶ必要があります。そのような手間をかけて磨いたとしても、失敗してしまうケースが少なくありません。

    ホイールを自分で磨いて絶対に後悔したくないのであれば、プロに任せた方がよいでしょう。

    ホイール磨きをプロに依頼するデメリット

    ホイール磨きをプロに依頼するデメリット

    プロにホイール磨きを依頼すると、当然ながら費用がかかります。1本3,000~8,000円程度が相場で、業者によって費用の決まり方や金額が大きく異なります。

    複数の業者に見積もりを取り、技術面に心配がないかも確認したうえで依頼先を決めましょう。

    また、混雑状況やホイールの状態によっては車を数日預けての作業になる場合もあります。

    すぐにでもホイールをきれいにしたい場合は、自分で行う方が早いでしょう。

    自分でホイールを磨くために必要な8つの道具

    自分でホイールを磨くために必要な8つの道具

    自分でホイール磨きをする際に必要な道具は次のとおりです。

    1. カーシャンプー
    2. ホイール専用クリーナー
    3. マスキングテープ
    4. ピカール液
    5. マイクロファイバークロス
    6. 耐水サンドペーパー(粗目・細目・極細)
    7. 脱脂剤(シリコンオフ)
    8. アルミパテ(パテヘラ)

    すべて、カー用品店やホームセンターで購入できます。全部購入する場合でも、5,000~7,000円程度で済むでしょう。

    ホイール磨きを自分で行う場合の全体の流れ

    ホイール磨きを自分で行う場合の全体の流れ

    ホイールを磨く手順は、まずは【汚れを落とす】、そして【細かい傷を補修する】の2段階で進めていきます。

    ステップ.1
    汚れを落とす
    1.脱脂剤で油分を落とす
    2.カーシャンプーや専用クリーナーでホイールの泥やほこりを落とす
    3.マイクロファイバークロスでキレイに拭き上げる
    ステップ.2
    細かい傷の補修
    1.マスキングをする
    2.耐水サンドペーパーを用いて傷を磨いていく
    3.修復剤を傷に埋め込み、硬化させる
    4.細目の耐水サンドペーパーで磨く
    5.磨き剤を使用して仕上げ磨きをする

    詳しく見ていきましょう。

    ホイールを磨く手順 ステップ1【汚れを落とす】

    【汚れを落とす】ホイールを磨く手順

    ホイールの細かい傷を補修したい場合は、まず汚れを落とす必要があります。汚れを落とす方法と細かい傷を補修する方法をそれぞれ詳しく解説します。

    1. 脱脂剤で油分を落とす

    脱脂剤には、傷に入り込んだ油分を落として補修できる状態に整える役割があります。こちらを使用して通常の洗浄では落としにくい油汚れをまずは落としていきましょう。

    油分があると後の工程である修復剤がうまく密着せず、傷がきれいにふさがりません。そのため、ホイールの表面に付着した油を脱脂剤できれいに取り除く工程を入れるとよりキレイに仕上げることができます。

    2. カーシャンプーや専用クリーナーでホイールの泥やほこりを落とす

    次に、カーシャンプーや専用クリーナーを使用してホイールに付着した泥やほこりを落とします。ゴミが付着したままにしてしまうと、磨く工程で新たな傷がホイールついてしまう可能性があります。

    ホイールの表面は意外と傷つきやすいので、バケツに水とカーシャンプーをいれて泡だてたものをスポンジに含ませ、優しく洗い上げましょう。

    また、洗浄液が残ったままだと、シミの原因になったりするので、しっかりを洗い流しましょう。

    3. マイクロファイバークロスでキレイに拭き上げる

    洗い流しを行った後は、マイクロファイバークロスで水分をしっかりと拭き上げます。マイクロファイバーは、微細な繊維が表面に付着した水分やほこりを優しく取り除き、ホイールを傷つける心配がないので安心です。

    ホイールを磨く手順 ステップ2【細かい傷の補修】

    【細かい傷の補修】ホイールを磨く手順

    ホイール汚れを落とすステップが終わったら、続いて、細かい傷(ガリ傷)の補修を目的としたホイール磨きの作業に入っていきます。

    1. マスキングをする

    まずは、作業不要な箇所に傷やパテが付着しないようにマスキングします。マスキングには、ガムテープではなくマスキングテープを使用しましょう。マスキングテープは簡単に剥がれて跡が残りませんが、ガムテープは粘着成分が残って汚れてしまいます。

    タイヤと接地部分の補修を行う場合は、タイヤ部分のマスキングも忘れずに行ってください。

    2. 耐水サンドペーパーを用いてガリ傷を磨いていく

    耐水サンドペーパーを用いてガリ傷を磨いていく

    次に、粗目の耐水サンドペーパー(150番くらい)で気になるガリ傷を磨いて、表面をなめらかにしていきます。

    力を入れすぎてしまったり、傷口を広い範囲で磨いてしまうと、見栄えが悪くなってしまう場合もあるため、必要最小限の範囲で、優しい力加減で磨いていきましょう。

    3. 修復剤を傷に埋め込み、硬化させる

    傷は、消すのではなくパテを埋めることで目立たなくします。一度にたくさんの量を塗布するのではなく少しずつ塗布し、補修剤がガリ傷にしっかり入り込むようにするとうまくいきます。

    塗布の方法は、パテやブラシ、スプレーカンを使用するタイプが多いです。商品の説明をよく読み、適切な量を適切なやり方で塗布しましょう。

    補修剤で傷を埋めたら、しっかりと乾かしてから次の工程へ進みます。

    商品によって硬化速度は違いますが、4~8時間程かかるものが主流のようです。
    購入した商品の説明書に従って、完全に硬化させてください。

    4. 細目の耐水サンドペーパーで磨く

    補修剤がしっかり乾いたら、細目の耐水サンドペーパーで磨いて、傷を埋めたところを目立たなくします。

    先程と同様、必要以上の広い範囲を削ってしまわないように注意しながら、徐々にさらに目の細かい極細目サンドペーパーに変えながら磨いていきましょう。

    使用するサンドペーパーは、400番から少しずつ番号の大きなものに変えていき、最後は目の細かい2000番で仕上げましょう。

    万が一、この段階で傷が目立ってしまった場合は、プロに補修を依頼した方がよいでしょう。

    5 .磨き剤を使用して仕上げ磨きをする

    必要に応じて、ホイール対応の金属表面研磨剤を使用して、表面を磨き上げます。研磨剤は金属の表面を滑らかにして、光沢感を与える効果があります。

    金額も数千円程度で購入することができ、大半の商品が複数回使用することができるので、ホイールにピカピカの輝きを求める場合、この工程を行いましょう。

    ピカールの使い方

    ピカールの使い方

    磨き剤としてよく名前が上がるのがピカールです。こちらの使用方法はとてもシンプルで、柔らかい布の先端に適量付けてホイールを磨いていくだけです。

    液状タイプやチューブタイプなど、好みに応じて選択することができ、とても扱いやすい商品なので、DIY初心者でも問題なく使用できるでしょう。

    磨いた後には別の布で、研磨剤が残らないようにしっかり拭き取りを行ってくださいね。

    ホイールを磨くときの注意点

    ホイールを磨くときの注意点

    ホイール磨きに失敗しないためにも、次の注意点を押さえましょう。

    ・サンドペーパーは正しく使用する
    ・パテが完全に硬化するまで待つ

    サンドペーパーは正しく使用する

    耐水サンドペーパーで傷の部分を磨く場合、不要な範囲まで磨かないように注意しましょう。後の工程の作業が大変になり、仕上がりも悪くなります。

    また、サンドペーパーは、角材などに巻きつけて使用すると手で持つより均一に磨くことができるのでおすすめです。

    パテが完全に硬化するまで待つ

    パテが完全に硬化するには、商品にもよりますが4~8時間程かかります。

    硬化する前に作業を進めると、サンドペーパーで磨くことができずやり直しが必要、という状況になりかねません。

    作業は時間に余裕を持って行うようにしましょう。

    ホイール磨きをプロに任せた方がよいケース

    ホイール磨きをプロに任せた方がよいケース

    ホイールを自分で磨くかプロに任せるかは、メリット・デメリットを確認のうえで決めることが大切です。次のケースに当てはまる場合はプロに任せた方がよいでしょう。

    ・特殊な表面加工が施されたアルミホイール
    ・白サビが発生している
    ・深い傷がついている

    特殊な表面加工が施されたアルミホイール

    「アルマイト」「ダイヤモンドカット」「メッキ(鏡面仕上げ)」のいずれかに該当するアルミホイールは、高度な技術で削り出しや塗装がされています。そのため、自己流で磨くことで深い傷がつく恐れがあります。

    白サビが発生している

    ホイールの表面のクリア層が剥がれたところが腐食すると、白サビが発生する場合があります。クリア層の奥深くにサビが侵入しているため、表面を磨いても汚れは落ちません。

    プロに依頼しても改善が難しいとされているため、自分で磨くのは避けた方がよいでしょう。

    深い傷がついている

    ホイールに深い傷がついている場合、研磨剤やグラインダーなどでは改善が期待できません。この場合は、プロの知識と技術、経験に基づいて、傷の状態やホイールの素材などに応じた修復方法を実践する必要があります。

    ホイールの傷・汚れを予防しよう

    ホイールの傷・汚れの原因

    ホイールの傷や汚れは日頃からなるべく防ぎたいところです。主な傷・汚れの原因と言わているのは、以下の5つです。

    ・水垢
    ・鉄粉、ほこり
    ・ブレーキダスト
    ・飛び石
    ・縁石で擦ってしまう

    ホイール汚れの原因

    ①水垢

    水垢とは、水道水に含まれるミネラル成分が固まったものです。水道水で洗車した後に自然乾燥した場合、水分は蒸発しますがミネラル成分は残って白い跡が残ります。これは、車のボディも同様です。

    車のボディ・ホイールを水道水で洗浄した際は、しっかりと乾いたタオル等で拭き上げを行うようにしましょう。

    ②鉄粉・ほこり

    空気中に漂う鉄粉やほこりがホイールに付着し、サビが発生することがあります。単に付着するだけでは風によって再び舞うため、サビが発生することはありませんが、ホイールが静電気を帯びていると鉄粉が吸い寄せられ、そこにほこりが蓄積することで汚れてしまいます。

    特に線路沿いでは鉄粉が多く飛散しています。本数が多く走る線路近くの駐車場を利用している場合は、こまめに鉄粉除去をすることをおすすめします。

    ③ブレーキダスト

    ブレーキダストとは、ブレーキをかけたときの摩擦の影響で発生する粉のことです。ブレーキにはディスクブレーキとドラムブレーキがあり、次の仕組みで車を減速させます。

    ディスクブレーキ ディスクローターとブレーキパッドを摩擦させる
    ドラムブレーキ 車輪とともに回転するブレーキドラムの内側にブレーキシューを摩擦させる

    上記はいずれも摩擦した際に表面が削れて粉末が発生します。これがブレーキダストの正体です。ブレーキダストは鉄のため、空気中の鉄粉と同じくホイールに付着して汚れやサビを発生させます。

    ホイールの傷の原因

    ①飛び石

    道路には小さな石がたくさんあり、自身のタイヤと接触して飛ばされる場合もあれば、並走車や対向車から飛んでくる場合もあります。したがって、交通量の多い道路では飛び石でホイールが傷つく確率も上がります。

    また、車のスピードが出ていて、ホイールの回転速度が速い高速道路走行時も飛び石の威力が強くなります。

    幹線道路以外でも、例えば未舗装路のじゃり道等を多く走行する場合もより大きな石が敷かれており、傷が大きくなる傾向があるので注意しましょう。

    ②縁石で擦ってしまう

    車の運転に慣れていない人は、車体感覚がわからず縁石に寄せ過ぎてしまい、縁石等でガリ傷を作ってしまう場合があります。

    いずれの場合も、小さいガリ傷程度であれば自分でホイールを磨き、補修対応できる場合が多いので、普段から点検をしておきましょう。

    ホイールコーティング

    ホイールコーティング施工の様子

    ホイールコーティングは分厚いガラス被膜でホイールをしっかりと守ることにより、傷や汚れだけではなく、錆の防止もすることができます。

    ホイールコーティングにも種類はありますが、タイヤワールド館ベストの直営店舗では「keeper」の「ホイールコーティング2」を扱っています。ガラス層の厚さの違いでシングルかダブルかをお選びいただけますので、洗浄の回数を減らしたい方にはおすすめです。金額の相場は、シングルで10,400円〜、ダブルで15,500円〜となっています。

    ホイールコーティング2【シングル】

    施工時間は1時間~です。

    ~15インチ 16~19インチ 20インチ~
    10,400円 11,800円~ 13,900円~

    ホイールコーティング2【ダブル】

    Wホイールコーティング2【ダブル】

    施工時間は2時間~です。

    ~15インチ 16~19インチ 20インチ~
    15,500円 17,600円~ 20,900円~

    まとめ

    まとめ

    ホイールは自分で磨くこともできますが、手間と時間がかかります。また、白サビや深い傷などは自分で解消することが難しいため、プロに任せた方がよいでしょう。

    知識やスキル、経験が豊富なプロであれば、自分で磨いても改善できない小さな傷や汚れも解消てくれます。プロでも改善が難しい場合には、ホイールを買い換えることも検討しましょう。

    タイヤワールド館ベストでは、あらゆる車と相性が良い多種多様なホイールを販売しておりますので、買い替えの際はぜひ一度チェックしてみてください。