最終更新日 2024年8月2日
今回はブレーキフルードについてご紹介します。
ブレーキフルードとはどんな役割があるのか?
ブレーキオイルは油圧式ブレーキにおいて重要な役割を担うオイルです。ブレーキペダルを踏んだ時に、ブレーキキャリパー内のピストンがブレーキパッドをブレーキローターをグッと抑えこみ、車の速度を制御する力が発生します。この力を伝える役割を担っているのがブレーキオイルです。
ブレーキオイルはブレーキをしっかり止めるために重要なオイルなので定期定期な交換をおすすめしています。劣化や水分が混入することによりブレーキオイルの性能が十分に発揮できません。つねにベストな状態を維持するために、交換時期や適切なブレーキオイルを選ぶと良いでしょう。
ブレーキフルードは減るのか?
基本的にブレーキフルードは【減りません】。ですが
・ブレーキの摩耗や漏れ
・レリーズシリンダーのエア抜き(クラッチペダルを踏むことにより発生した踏力を、クラッチに伝える役目を果たす装置)
この2つに異常がある場合は減る可能性があります。
万が一何かの不具合などで一定まで減るとブレーキ警告灯が点灯します。
またブレーキフルードが劣化してしまうと
ブレーキペダルを踏んでもブレーキが効きにくいという状態になり、最終的にはまったくブレーキが効かなくなる
「ベーパーロック現象」が起きてしまいます。
そうならない様に定期的に
ブレーキフルード交換をおすすめします!
ブレーキフルードの交換時期や頻度は?
メーカーの【点検整備の判定基準】では
車検時の交換 初回3年、以降2年ごとの交換
またブレーキフルード内の水分量で判断する場合は
フルードに含まれる水分量とブレーキ性能の低下を
判断することができないので年ごとの交換が望ましいです。
(沸点を超えない範囲)
ブレーキフルード交換にかかる料金は?
フルード交換は車種にもよりますが1万円~です。
まとめ
いかがでしたか?
今回はブレーキフルードの役割や交換時期について
ご紹介致しました。
目に見えない消耗品なので忘れてしまったり、交換すること自体分からなかったりすると思います。ブレーキオイルは、その名の通りブレーキに関連するオイルなので重要な役割があるのでしばらく交換していないかたは整備工場でご相談ください。
定期的に点検を行うことで愛車は長くきれいに乗り続けることができます!この記事を読んでブレーキオイルの交換に行ってみようかなと思っていただけたらうれしいです!
…
タイヤワールド館ベスト西多賀店 店長
趣味:サッカー・ゴルフ・スポーツ観戦
モットー:親切・丁寧・心のこもったサービスメニューを提供致します。
特技:お客様の車をドレスアップ・カスタムすること!
ご来店お待ちしております!