最終更新日 2024年8月2日
みなさんこんにちは!タイヤワールド館ベスト仙台本店です!
今回はATF交換について解説していきたいと思います。
ATFとはオートマチック・トランスミッション・フルードの略でAT車専用ミッション用オイルの事です。
円滑にシフトチェンジができる・トランスミッション内で発生した熱を冷却させるなど非常に重要かつ役割の多いオイルなので
適切な時期に交換しましょう!
ATF交換とは?
ATFとはオートマチック・トランスミッション・フルードの略称で、AT内部の歯車の潤滑やトルクコンバーターや油圧バルブの操作を行う重要な役割を持つオイルです。
エンジンオイルと比べて交換までの目安が長いことや、
走行状態によってコンディションが変わるため、交換をしたことがないという方もおられるのではないでしょうか。
交換頻度は多くありませんが交換必要なオイルの一つです。
ATF交換を行うことで得られるメリット
2~3万キロ程度での定期的な交換が推奨されていますが、きちんと実行しないと以下のような不具合が発生する可能性があります。
・加速性能の悪化
・シフトショックが大きくなる
・オートマチックトランスミッションの故障
(最悪、走行不能となる場合がある)
・燃費性能の低下
ATF交換だけをすれば良いということではありませんが、交換を定期的に行うことでこれらの不具合を防ぐことができます。
ATF交換にかかる時間と費用
〈交換時間〉
1時間~2時間
※車種により異なります
〈交換費用〉
5000円~30000円
※オイル量、車種により異なります
ATF交換を行う頻度は?
オートマオイルの交換頻度は、一般的に走行距離が2万キロ~3万キロ毎の交換が推奨されていました。
現在ではメーカーや車種によっては10万キロ毎の交換を推奨していますが、背景としては車の性能が向上したことにより10万キロ程度までならオートマオイルを交換しなくても不具合が出ることがなくなってきたことによるものです。
とは言え、車の持ち主が2~3万キロ毎にきちんとオートマオイルを交換していれば問題ないのですが6~7万キロまで無交換で走ってから初めて交換するとかえって不具合が出やすくなってしまうことが問題です。
そのためにも、車を長期にわたり万全の状態で乗り続けるためには2万キロ~3万キロ毎に交換するのが車のためにも有効と言えるでしょう。
まとめ
いかかでしたでしょうか。今回はATF交換についてのご紹介でした。長い間交換をしていない場合、汚れが多く溜まってしまっている場合にATF交換をしてしまいますとオイルの粘度の違いから固着していた汚れが一気に剥がれてオイル内を移動して、トランスミッションの内部で不具合を引き起こしてしまい走行不可能になってしまう可能性もあります。
オートマチックトランスミッションは非常にデリケートな重要な箇所なので、ATFの交換には細心の注意を払い、専門店やディーラーに相談しながら作業を進めることをおすすめします。
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タイヤワールド館ベスト仙台本店 店長
趣味:温泉・サウナ(週2でいきます!)
モットー:笑顔・お客様に満足頂ける商品提案・接客を行う
特技:お客様のお顔を覚える記憶力
若手店長ながらも誠実な接客と絶やさない笑顔でリピーターが多い。