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    タイヤをパンク修理したときの耐久性は?高速走行の可否や内面・外面修理の特徴を解説

    パンク修理はタイヤ交換より安く抑えられるものの、タイヤの耐久性が不安になりませんか?

    パンク修理は約1,500円〜で可能ですが、タイヤを交換する場合は1本でも約1〜2万円の費用がかかります。 サイズによってはさらに高額になることもあり、ひとり暮らしの1ヶ月の食費ほどになる場合もあるでしょう。

    パンク修理を行っても、タイヤの耐久性に影響はありません。しかし、タイヤの劣化具合や損傷の場所によっては修理ができないこともあります。この記事では、パンク修理についての情報と、耐久性や修理できないタイヤについて解説しています。
    パンク修理について理解し、自分の希望にあった最適な補修方法を選択できるようにしましょう。

    タイヤをパンク修理しても耐久性は変わらない

    タイヤをパンク修理しても耐久性は変わらない

    タイヤは、パンク修理しても普通に走る分には問題ありません。通常のタイヤと同様に扱え、寿命や耐久性に影響はないでしょう。

    ただ、無理な運転やタイヤに負担がかかる運転を繰り返していると、パンク修理した部分からエア漏れが起こる可能性もゼロではありません。パンク修理後の耐久性はタイヤの劣化具合に影響され、状態が悪いタイヤなら修理しても不安が残ります。

    パンク箇所が適切に修理されていれば、高速走行も可能なほどの安全性になるので修理の際に担当スタッフに聞いてみましょう。

    適切に修理されていれば高速走行も可能

    パンクしたタイヤのワイヤーを損傷していない場合、適切に修理すれば高速道路も走行可能です。 ただし、走行中のタイヤの状態を確認することはできないため、安全運転は常に心掛けるべきです。

    高速走行が心配な場合は、パンク修理したタイヤを後輪に装着することをおすすめします。これにより、万が一再度パンクしてもハンドル操作が不能になるリスクを減らすことができます。

    また、確実なパンク修理を望むなら、「内面修理」が最適です。内面修理はエア漏れのリスクを大幅に減らし、パンク修理の方法としては最も安全で確実な方法とされています。

    タイヤのパンク修理には主に2種類ある

    タイヤのパンク修理には主に2種類ある

    タイヤのパンク修理には、以下の2種類があります。

    ● 「内面修理」はタイヤを外して修理する
    ● 「外面修理」はタイヤを取り付けたまま作業する

    確実に修理したいなら内面修理がおすすめです。外面修理は安く簡単にパンクを直せます。それぞれの特徴を知り、自分の希望に合った修理方法を選びましょう。

    「内面修理」はタイヤを外して作業する

    内面修理はタイヤを取り外して内側から作業するため、パンクの症状が正確に把握でき、確実かつ安全性が高い修理方法です。ただ、タイヤを取り外す手間がかかるため、費用も外面修理に比べると高い傾向にあります。

    メリット デメリット
    安全性が高い
    症状が把握できるため確実に修理できる
    再発する可能性が低い
    高速走行もできる
    費用・時間がかかる(約30〜50分・約3,000〜5,000円)
    対応できるお店が限られる

    内面修理は「恒久修理」とも呼ばれ、その場しのぎではない長期的な修理方法だといえます。そのため「まだタイヤ交換はしたくない」「安全な方法で修理したい」という方は内面修理がおすすめです。

    「外面修理」はタイヤを取り付けたまま作業する

    外面修理はタイヤを取り付けたまま作業するため、手間がかからず費用も安い傾向にあります。ただ、パンクの状況を把握できないため、簡易的な処置になるのでエア漏れが再発する可能性があります。

    メリット デメリット
    安全性が高い
    症状が把握できるため確実に修理できる
    再発する可能性が低い
    高速走行もできる
    費用・時間がかかる(約30〜50分・約3,000〜5,000円)
    対応できるお店が限られる

    外面修理した部分からエア漏れが発生した場合、再修理ができません。一度エア漏れが発生した場所は再発する可能性が高く、タイヤ交換が必要になります。

    外面修理は「応急修理」です。根本的な修理ではなく、その場しのぎの対応なので「タイヤの寿命が近い」「タイヤ交換する日が決まっている」という方は外面修理がおすすめです。

    タイヤのパンク修理にかかる費用は1,500円〜5,000円

    タイヤのパンク修理にかかる費用は1,500円〜5,000円

    タイヤのパンク修理を業者に依頼する場合、店舗によって費用が異なります。

    店舗 外面修理 内面修理
    カーディーラー 約2,000円 約5,000円
    ガソリンスタンド 約1,500円〜2,000円 できない場合が多い
    カー用品店 約1,500円 できない場合が多い
    タイヤ専門店 約2,000円 約3,000円〜5,000円

    ガソリンスタンドとカー用品店は内面修理ができない店舗が多いため、依頼する前に対応してもらえるか確認しておきましょう。

    内面修理でもタイヤ交換よりは安く抑えられるので、パンク修理は内面修理で安心かつ確実に修理しておくのがおすすめです。

    パンク修理できない3種類のタイヤ

    パンク修理できない3種類のタイヤ

    パンクしたタイヤの状態や場所によっては、修理できない場合があります。

    1. サイドウォールがパンクしたタイヤ
    2. 損傷箇所が直径6mmを超えているタイヤ
    3. 劣化しているタイヤ

    上記のタイヤはパンク修理ができず、交換するしかありません。パンク修理を依頼するときは、上記の特徴に該当していないか確認しておきましょう。

    1.サイドウォールがパンクしたタイヤ

    ショルダー部やサイドウォールにパンクや切り傷があるタイヤは修理できません。サイドウォール部分はトレッド面に比べてゴムが薄く、強度が弱いためピンホールのような小さな穴でも修復は不可能です。

    また、サイドウォールはタイヤの中でも収縮が激しくたわむ唯一の場所なので、修理できたとしてもすぐにエア漏れしてしまうでしょう。

    「サイドウォールをイタズラでパンクさせられた」「縁石に乗り上げたときに損傷した」場合はパンク修理ができず、タイヤを交換するしかありません。

    関連記事:タイヤのサイドウォールによくある問題とは?問題の原因と対策方法を解説

    2.損傷箇所の直径が6mmを超えているタイヤ

    パンク修理できない3種類のタイヤ

    損傷箇所の直径が6mmを超えている場合、修復できません。大きな穴が開くとタイヤの中の繊維まで損傷してしまい、修理しても強度が保てないためです。

    他にもパンク修理が2箇所行われているタイヤや、40cmの範囲内にパンク修理跡があるタイヤも修復できません。

    タイヤパンクの補修可能条件

    場所 タイヤのトレッド面(接地面)端の手前まで
    条件 ・損傷の直径…6mm以下
    ・損傷の個数…2個以内
    ・損傷の周上間隔…40cm以上

    ※なお、当店では安全性担保の為、1本につき1ヵ所までの補修とさせて頂いております。

    パンク修理条件

    関連サイト:一般社団法人日本自動車タイヤ協会

    損傷箇所が大きくて修理できるか判断できないときは、プロの整備士に確認してみましょう。

    3.劣化しているタイヤ

    劣化しているタイヤはパンク修理しても強度が確保できないため、修復できません。主に、スリップサインやひび割れがあるタイヤが該当します。

    たとえスリップサインやひび割れがなくても、寿命が過ぎているタイヤは劣化している可能性があります。

    また、空気圧が0kPaの場合やパンク状態での走行距離・期間が不明な場合も修理ができない場合がありますので、注意が必要です。

    パンク修理啓発ポスター

    関連サイト:一般社団法人日本自動車タイヤ協会

    いつ交換したか覚えていない、わからない方はパンク修理する前に使用年数を伝え、修理か交換のどちらがいいか確認するのがおすすめです。

    関連記事:夏タイヤの寿命はどれくらい?長く使い続けるコツを5つ紹介

    パンクしたら原則はタイヤ4本交換

    パンクしたら原則はタイヤ4本交換

    パンクしたタイヤが1本だけでも原則として4本の交換が推奨されています。理由としては、以下のようなことが挙げられます。

    ● タイヤの劣化や摩耗具合が違う
    ● グリップ力に違いが出る
    ● タイヤの外径が変わる
    ● 4輪駆動車は負荷がかかる

    タイヤの劣化具合や外径に差が出るとグリップ力が変わり、車の制御システムがうまく作動しないこともあるでしょう。

    また、4輪駆動車はタイヤの回転差を吸収する仕組みがあります。そのため、4輪駆動車のタイヤを1本だけ交換すると外径のバランスが崩れ、機械に負担がかかります。結果、機械のトラブルにつながり、部品交換が必要になるかもしれません。

    タイヤを1本だけ交換すると車のシステムにも影響し、タイヤ代以上に負担がかかってしまうこともあります。2〜3年使用していたタイヤがパンクした場合は、4本とも交換するのがおすすめです。

    関連記事:タイヤがパンク!1本だけ変える?4本変えた方がいい?そのお悩み解決します!

    タイヤを4本交換しなくてもいいケース

    タイヤを交換するときは4本がおすすめですが、4本とも新品に交換したばかりの場合はパンクした1本だけでも問題はないでしょう。外径や劣化具合にもほとんど差がないため、車に及ぼす影響も少ないといえます。

    また、2本を交換するという方法もあります。タイヤは駆動輪の摩耗が早い傾向にあるため、新品のタイヤをFF車なら前輪に、FR車なら後輪に装着すれば効率よくタイヤを利用できるでしょう。定期的にタイヤローテーションを行うことで、タイヤの寿命も伸ばせます。

    関連記事:タイヤローテーションは長持ちの秘訣!スペアタイヤや4WDについても解説

    運転中に違和感を覚えたらタイヤをチェック

    運転中に違和感を覚えたらタイヤをチェック

    運転中に違和感を覚えたら、最初にタイヤをチェックしましょう。パンクの予兆として現れる違和感は以下の通りです。

    ● 平坦な道で振動がある
    ● 車が傾いている気がする
    ● ハンドルが重い
    ● 加速が悪い

    タイヤの空気が抜けるとクッション性が失われるため、振動が多くなり乗り心地がゴツゴツするようになります。他には、カーブの際にハンドルが操作しにくくなり、直進安定性も損なわれます。ただ、走行中に釘が刺さり、徐々に空気が漏れている場合は気づきにくいかもしれません。

    少しでも違和感を覚えたら安全な場所に停車させ、タイヤ周りをチェックしましょう。

    パンク修理したタイヤの耐久性についてよくある質問

    パンク修理したタイヤの耐久性についてよくある質問

    タイヤのパンク修理に関するよくある質問を紹介します。

    1. パンク修理したタイヤの寿命はどうなる?
    2. パンクを未然に防ぐ方法はある?
    3. タイヤに刺さった釘は抜いてもいい?
    4. パンク修理キットの耐久性は?

    頻繁に取り上げられる質問ばかりを集めたので、パンク修理を検討中の方は参考にしてみてください。

    1.パンク修理したタイヤの寿命はどうなる?

    パンク修理したタイヤは、内面修理で適切に補修されている場合、耐久性・寿命ともに変わりません。適切に補修されたタイヤは通常のタイヤと同様に扱えます。

    外面修理は「応急処置」なので手間はかかりませんが耐久性が低く、高速走行するには不安が残ります。そのため、まだタイヤ交換の予定がない方は、耐久性が高い内面修理がおすすめです。

    2.パンクを未然に防ぐ方法はある?

    パンクを未然に防ぐには、タイヤを定期的に点検するのがおすすめです。具体的には以下のような点検がいいでしょう。

    ● 月一回の空気圧点検
    ● 車に乗る前にタイヤの損傷チェック

    空気圧はタイヤの寿命や燃費にも影響します。ガソリンスタンドでスタッフに一声かければ、無料で点検してもらえます。セルフのガソリンスタンドなら自分でできるので、月に一回空気圧を点検すればパンクの防止につながるでしょう。

    関連記事:空気圧の重要性と点検の頻度について解説します!

    3.タイヤに刺さった釘は抜いてもいい?

    タイヤに刺さった釘は、抜かずにそのままにしてください。その場で抜いてしまうと空気が一気に抜けて移動できなくなり、パンク修理キットも使えなくなります。

    また、穴が小さいと修理する際にパンク箇所を見つけにくくなる可能性があるため、タイヤに刺さった釘は抜かずにそのままにしましょう。

    4.パンク修理キットの耐久性は?

    パンク修理キットは応急処置なので、耐久性は低いといえます。どのような穴でもパンク修理キットで対処できるわけではなく、大きさが4mm以下の場合に限られます。

    パンク修理キットは、パンクを簡易的に修理するための装備です。パンク部分を防ぐための修理液と、空気を入れるためのコンプレッサーが入っています。そのため、誰でも簡単に修復できますが、あくまでも、タイヤ交換するまでの応急処置です。

    パンク修理キットを使用した場合は、できる限り早くタイヤ交換店に持ち込み、交換か内面修理を行いましょう。

    関連記事:タイヤパンク修理キットの使い方やメリット・デメリットをご紹介

    タイヤのパンクを修理するなら内面修理がおすすめ

    タイヤのパンクを修理するなら内面修理がおすすめ

    タイヤをパンク修理するなら、内面修理がおすすめです。耐久性・安全性が高いため、通常のタイヤと同様に扱えます。パンク修理キットや外面修理は応急処置なので耐久性が低く、長期間の使用は控えてできる限り早くタイヤ交換しましょう。

    「一度イタズラされたから再度パンクさせられないか不安…」という方は、ベストのパンク保証「Tapaho(タパホ)」がおすすめです。

    パンク保証の対象は「タイヤワールド館ベスト宮城県7店舗」となっており、新品タイヤ4本の購入で6ヶ月のパンク保証が無料でついてきます。「6ヶ月では足りない」という方は、アップグレードプランで最大2年保証、タイヤ4本を新品に交換できるプランもあります。

    パンクは、タイヤを新品に交換した次の日に起きることもあるかもしれません。「Tapaho」に加入しておけば、最大2年間パンクしてもタイヤ代を支払う必要がなくなるため、急な出費を抑えられます。

    関連記事:ベストのタイヤパンク保証tapaho(タパホ)のご紹介

    対象店舗が宮城県7店舗だけなので利用できる方は限られますが、急なパンクでも慌てずに済むお得な保証サービスです。来店できる範囲にお住まいの方は、ぜひ一度ご来店ください。

    6ヶ月の無料パンク保証「タパホ」

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    タイヤトの空気圧トラブルから守る!TPMS(空気圧センサー)対応おすすめの冬用ホイールをご紹介

    今回はtpms(空気圧センサー)対応のアルミホイールについてご紹介していきたいと思います。

    空気圧センサーにはどんな役割があるのかは?どんなホイールが発売されているのか?必ずつけなくてはいけないものなのか?などtpms(空気圧センサー)対応ホイールの疑問に迫りたいと思います!記事のなかにおすすめのアルミホイールもピックアップしていますので今年の冬支度の参考にぜひご覧ください。

    tpms(空気圧センサー)の役割は?

    tpms(空気圧センサー)
    タイヤの内圧を監視し未然にトラブルを防止してくれるセンサー

    車の空気圧が抜けてしまうのには理由があります。

    ・縁石にこすってしまった
    ・釘をふみ抜いてしまった
    ・タイヤの経年劣化

    どで少しずつ気づかないうちに空気が漏れ、タイヤが大きくたわんだ状態になり、大きな負荷がかかります。タイヤの内部が摩耗し、ブレーキ性能も低下する結果、パンクやバーストしてしまい、大きな事故につながる可能性もあります。

    このような外的要因がなくても、1カ月に5~10%程度は自然と空気が抜けてきてしまい、気づくのはなかなか難しいかもしれません。そこで登場したのが、タイヤの空気圧を監視してくれる空気圧センサー(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)です。簡潔に言えば、空気圧センサーはタイヤの内圧を監視し、未然にトラブルを防止してくれるセンサーのことです。

    空気圧センサーは、内圧や温度を常時数値で表示してくれるものと、あらかじめ設定された規定値を下回った時だけ警告灯や警告音で知らせてくれるものがあります。もちろん、突如として引き起こされるパンクやバーストなど突発的なトラブルを完全に無くすことはできません。しかし、タイヤの空気圧を適切に管理することでリスクを最小限に抑えることはできます。海外では装着が義務化されているところも多いそうです。

    空気圧センサーは、トラブルを予防する役割を担っているのです!

    tpms対応ホイールと通常のホイールの違い

    すべてのアルミホイールがTPMS対応になっているわけではございません。空気圧センサーはホイールのバルブ、つまり空気を入れる場所に取り付けられます。
    普通のバルブが付いたホイール
    tpmsセンサーを付けたホイール
    ※赤い〇で囲まれている箇所がバルブです。

    取り付けた後の見た目は大きくかわりありませんが、空気圧センサー対応ではない通常の社外ホイールだと、バルブの内側の形状が異なるため、取り付けができません。

    しかし、最近の社外ホイールは空気圧センサー対応のものが多いため、元々対応のホイールを選ぶか、注文時に空気圧センサー対応加工できるアルミホイールを選びましょう。

    すべての商品が対応しているわけではないため、確認が必要です。標準でTPMS対応が増えてきて価格帯も非対応のものとあまり変わりません。購入後にtpmsの加工を行えるホイールもございますが追加加工に別途料金があ発生するので事前に確認が必要です。

    tpms対応ホイールはどんな種類があるのか?

    共豊コーポレーション:スマックレヴィラ

    ツインスポークが重なるダブルフェイスとなっております! カラーはサファイアブラックxポリッシュです。通常はブラックに見えますが、光が当たることでブルーメタリックフレークが輝きを放ちます。

    冬用にも最適! 塩害低減対策が施された設計で、冬でもドレスアップを楽しむことができるのが嬉しいポイントですね!

    WEDS:デルモアLX.L

    放射線状のスポークにひねりが加わり、躍動的でスポーティかつ安定感のあるデザインとなっております! カラーはハイパーシルバーで、落ち着きがありながらも足元の輝きを演出します。シンプルなデザインなので、どんな車種にもぴったりなアルミホイールです。

    また、こちらも塩水試験クリアのホイールとなっており、冬でも安心してお使いいただけます。

    HOTSTAFF:クロススピードハイパーエディションCR6

    安全で軽量、コストパフォーマンスを追求したCROSS SPEED HYPER Edition CR6 ✨ オーソドックスな6×2スポークで艶のある濃い目のガンメタに赤のラインが特徴のデザインです。

    こちらも塩害に対応した塗装が施されたホイールなので、冬でも安心してご使用いただけます。

    夏と冬でそれぞれタイヤホイールセットを持つ場合は空気圧センサーの購入もお忘れなく!

    必ず空気圧センサー対応ホイールを購入しなければいけないのか?


    必ずつけなくても大丈夫です

    必ずしも空気圧センサー対応のホイールを購入しなければいけないのか、決してそういうわけではございません。

    対応ホイールだからと言って、空気圧センサー付のバルブしか装着できないわけではなく、通常のバルブも装着できます。

    ただ将来的な可能性を増やす手段として、元々対応しているものを購入していた方が、出費も少なくお財布にも優しいのかな、というところがあります。また、空気圧センサー装着車に対応のホイールを付けないと、メーターに警告灯や警報が鳴ることがあります。

    最近のホイールメーカーさんを見ていると、初めからTPMS対応だったり、注文時に追加料金をかけずにTPMS対応加工してくれるメーカーさんも多いです。それなら対応していないものよりも、対応しているものの方がいいと思います✨。

    この記事のまとめ

    今回は空気圧センサー対応の冬用ホイールについてご紹介させていただきました!!

    空気圧が基準値より下回ってるということは、燃費も悪くなる上に大きな事故につながる可能性もあります。なかなかすぐ気付くのも難しかしいものかと思います。

    今回のブログで興味を持ってもらえたら嬉しい限りです!

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    タイヤ知識 栗生店 パンク タイヤ交換

    タイヤがパンク!1本だけ変える?4本変えた方がいい?そのお悩み解決します!

    日々、運転をしている中で、誰もが起こり得るパンクによるトラブル。
    長く使ったタイヤだし…

    1本変える?
    それとも2本変えた方がいい?
    この際4本変える?

    このようなご相談をたくさん頂きます。タイヤは決して安価なものではないので、一緒に慎重に判断しましょう!

    今回はパンク修理できない状況や、タイヤの状態に応じて何本変えるべきか等について解説していきます。

    パンク修理はあくまで応急処置

    wm03イメージ

    パンクしてしまった際にまず考えるのが、パンク修理ではないでしょうか。

    できるだけコストを抑えたいところですが、パンク修理ができない状態のタイヤもあります。また、パンク修理はあくまで応急処置ですので、基本的には早めの交換をおすすめします。

    タイヤ各部と内部構造の名称

    タイヤ各部・内部構造の名称のイメージ図

    ダンロップHPより

    ご説明する前に、タイヤ各部と内部構造の名称を確認しておきましょう。こちらをご参考に、読み進めていってください。

    パンク修理ができないタイヤの6つの例

    タイヤのパンクは全て修理できる訳ではありません。主にパンク修理不可なタイヤは以下の6つの状態のタイヤです。

    ①外傷またはヒビ割れがショルダー部分まで達している
    ②ワイヤーが露出するほどの損傷をしている
    ③ピンチカットがある
    ④油・薬品等によるゴム層に変質がある
    ⑤内面に貼り付けられているゴム層の部分に損傷がある
    ⑥スリップサインやベルトが露出したタイヤ

    ①外傷またはヒビ割れがショルダー部分まで達している

    ヒビ割れが起きているタイヤはパンク修理不可

    写真引用元・ Hepporon Library Lifelog

    ショルダーとは、上図のようにタイヤの肩の部分のことです。タイヤのショルダーや側面部分まで傷やひび割れが達しているタイヤは修理することができません。つまり、修理可能な部分は以下に示したトレッド面(接地面)の端っこの手前まです。

    タイヤのトレッド面(接地面)の端っこの手前までなら修理可能

    上記エリア内かつ、

    ・損傷の直径…6㎜以下
    ・損傷の個数…2個以内
    ・損傷の周上間隔…40㎝以上

    の場合、修理することができます。

    なお、当店では安全性担保のため、1本につき1ヵ所までの補修とさせて頂いております。

    この条件から外れた場合や、潰れた状態で走ってしまい側面がボロボロになったタイヤは、そのまま使用するとバーストの可能性が高く大変危険なので、すぐに新品に交換しましょう。

    ②ワイヤーが露出するほどの損傷をしている

    ワイヤー剥き出しタイヤはパンク修理不可

    写真引用元・miyagi-no-shinbun

    溝もなく、ワイヤーが出ていて、更にバーストしてしまった状態です。バーストとは、タイヤの内部が損傷し、タイヤが破裂してしまうことです。

    バーストしてしまう前に溝がない状態の際は早急に新しいタイヤに交換しましょう。

    ③ピンチカットがある

    ピンチカットしたタイヤはパンク修理不可

    ダンロップHPより

    ピンチカットとは、タイヤ内部のカーカスコードが切れて、タイヤ横側の一部が盛り上がったような変形のことをいいます。 縁石に強く乗り上げたりした際に発生し、そのままにしておくとバーストにつながる可能性があります。
    お取り付けは不可能なので交換が必要です。

    ④油・薬品等によるゴム層に変質のあるタイヤ

    油、薬品等によるゴム層に変質のあるタイヤはパンク修理不可

    タイヤに使用されているゴムの成分の中には、油と馴染みやすいものがあります。場合によっては、合成ゴムに染み込んだ油分が、タイヤを保護するための成分を溶かし出してしまう可能性も。

    また、タイヤに塗る油性ワックスが原因となる場合もありますので、ワックスを使用する際には、十分ご注意ください。

    ⑤内面に貼り付けられているゴム層の部分に損傷がある

    面に貼り付けられているゴム層の部分に損傷があるタイヤはパンク修理不可

    写真引用元・タイヤラボDiary2

    パンク修理は、外から生ゴムを差し込む外面修理と、内側から修理パッチを貼って直す内面修理の2通りがあります。外側の修理だけだと、気づきにくかもしれませんが、タイヤにとって大変危険な状態で、修理不可となります。

    ⑥スリップサインやベルトが露出したタイヤ

    スリップサインやベルトが露出したタイヤはパンク修理不可

    スリップサインとはタイヤの摩耗が進んでいることを示すサインで、タイヤの設置面(トレッド面)4〜9カ所に設置されています。タイヤの溝の深さが1.6mmになると、そこがトレッド面と同じ高さになりスリップサインが出てきます。

    一箇所でもスリップサインが出たらタイヤの交換が必要です。タイヤの溝が1.6mm以下で走行していると道路交通違反になってしまいますのでくれぐれもご注意ください。

    スリップサイン表示位置

    ダンロップHPより

    タイヤを1本だけ交換で大丈夫な場合

    1本だけ交換で大丈夫な場合

    パンク修理ができない状態だった場合、早急にタイヤの交換が必要になります。そうなると悩むのが残り3本との性能の差です。

    理想はやはり4本同時交換ですが、コスト的にもできるだけ抑えたいですよね。

    基本的に、他の3本がまだ使えると判断できる状態であれば1本だけを交換しても支障はあまりありません。

    その際は、残りの3本と同じタイヤパターンを装着するのことが理想です。

    また、1本だけ交換した場合は、タイヤを長持ちさせるために、摩耗の進行を平均化させる、タイヤローテーションを行うことをおすすめします。

    タイヤローテーションとは、前輪と後輪のタイヤの位置を変えることです。タイヤの位置を入れ替えることで、表面の摩耗を均一にすることができ、タイヤを長持ちさせることができます。

    タイヤローテーション

    横浜ゴムHPより

    タイヤを2本交換した方がいい場合

    2本交換した方がいい場合

    前輪後輪のバランスを考え、1本だけを交換するのではなく2本交換をすすめてるケースもあります。

    自動車のタイヤは4本ついていますが、基本的には左右のタイヤがペアとなり動いています。

    タイヤの年数が2年以上経っているものや、タイヤの溝が減っている場合は、左右とも新品のタイヤにしましょう。

    この際、新しいタイヤを前輪にはかせることでバランスがとれるので、基本的には前輪に新品タイヤ2本を装着することをおすすめします。

    タイヤを4本交換した方がいい場合

    4本交換した方がいい場合

    タイヤの溝が残り少なかったり、年数が経ちタイヤ表面のゴムが硬化していたりヒビ割れしている状態であれば早急に4本交換することをおすすめします。

    残りの3本が使えるかどうかの判断は、ご自身ではなかなか難しいと思うので、当店を含めたタイヤ専門店にご相談していただければと思います。

    4WDは4本交換が必要

    4WDは消耗具合に関わらず4本交換が必要

    4WDの車は、他のタイヤの状態に関わらず、4本全てのタイや交換が必要になります。

    4WD車は、前後左右の4輪が繋がっています。もし、違うタイヤが1本または2本入ってしまうと、4輪のタイヤの抵抗が変わってしまいます。例えば、1本だけ違うタイヤをはいている場合、ブレーキを踏んだ際に3本は止まっても交換したはずの1本だけまだ止まらない‥という状況が起きてしまう可能性があります。

    そうなってしまうと、タイヤだけではなく、車体の負担も大きくなってしまうので、車自体の劣化が早まってしまいます。これらを踏まえ、4WDの場合はよっぽど新しいタイヤでない限り、4本の交換が望ましいです。

    ※FF車(前輪駆動)ベースの4WDは2本交換可能の場合がありますので、お気軽にご相談ください。

    まとめ

    パンクを防止するためには、日常点検が大切

    ここまでパンクした際のタイヤ交換について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?パンクした際は、パニックにならず落ち着いて適切な処置を行うことが重要です。

    自分の車の特徴や状態をしっかり把握し、難しい場合はタイヤショップなどに相談してみて下さい。

    また、パンクを防止するために、空気圧点検などを日常的に行い、安全で楽しいカーライフを送ってくださいね。

    栗生店
    栗生店
    TEL: 022-796-6411
    住所:仙台市青葉区落合4-1-1
    アクセス:旧48号線沿い
    営業時間:10:00~19:00

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