最終更新日 2025年8月11日
カスタム車としても人気のプロボックス!商用車用タイヤ・ホイールのおすすめ紹介やサイズ選びを解説
街中でも見かけることが多いプロボックスは、商用利用だけでなく、近年カスタム車として選ぶ方も増加傾向にあります。
初めてのカスタム車としてプロボックスを選ぶ方も多いのですが、タイヤやホイールは商用車ならではのポイントを抑えて選ぶ必要もあるため、ある程度の知識が必要です。
そこで今回は、プロボックスのタイヤホイールサイズやおすすめ商品紹介に加えて、選び方のポイントについても触れていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
- プロボックスの特徴とタイヤ・ホイールサイズ
- ┗プロボックスの特長とバン・ワゴン時代の違い(現行はバンに統一)
- ┗【型式別】純正タイヤ・ホイールサイズ早見表
- プロボックスのインチアップ・インチダウンサイズについて
- ┗プロボックスでのインチアップのメリット・デメリット
- ┗おすすめのインチアップサイズは?
- ┗インチダウンは可能?
- 商用車に特化したタイヤ・ホイール選びが大切
- ┗LTタイヤ(ライトトラックタイヤ)かどうか
- ┗スチールホイールのメリット・デメリット
- ┗利用目的に合わせたタイヤ・ホイール選び
- 【商用・カスタム向け】プロボックスのおすすめタイヤ3選
- ┗1.ダンロップ:エナセーブバン01
- ┗2.トーヨータイヤ:デルベックスV-03e
- ┗3.ブリヂストン:エコピア R710
- プロボックスのおすすめアルミホイール3選
- ┗1.ジャパン三陽:ZACK JP-202
- ┗2.キョウホウ:スマックレジーナ
- ┗3.WEDS:ヴィセンテ05
- サイズ選びと車検適合性の注意点
- ┗サイズ選びの基礎知識
- ┗車検通過基準とは
- プロボックスのタイヤ・ホイールに関するよくある質問
- ┗1.LTタイヤ以外は装着できる?
- ┗2.リフトアップによる影響は?
- ┗3.プロボックスのスタッドレスタイヤは?
- プロボックスのタイヤ・ホイールをお探しならタイヤワールド館ベストへ
プロボックスの特徴とタイヤ・ホイールサイズ

商用車として人気のプロボックスですが、カスタム車としても一部のファンから絶大な人気を誇っている車でもあります。
ここでは車体の特徴とタイヤ・ホイールの純正サイズについてまとめました。
プロボックスの特長とバン・ワゴン時代の違い(現行はバンに統一)
トヨタ「プロボックス」は、その卓越した積載性と耐久性により、長年ビジネス用途で高い支持を誇る商用バンです。さらにシンプルなデザインやカスタムのしやすさから、近年では趣味やレジャーに活用されるカスタムベース車としても人気が高まっています。
過去には大きく分けてバンとワゴンの2タイプがあり、それぞれに特徴がありました。
| 車種 | 特徴 | 装着されるタイヤの傾向 |
|---|---|---|
| バン (プロボックス) |
荷物を運ぶことに特化しており、主に商用車向けです。 | 耐久性の高いタイヤが装着されています。 |
| ワゴン (サクシード) |
乗用車としての快適性も考慮されています。 | 走行性能や乗り心地を重視したタイヤが装着されていることが多いです。 |
しかし現在、ワゴン仕様は廃止されており、プロボックスはバンとして一本化されています。
【型式別】純正タイヤ・ホイールサイズ早見表
| 型式 | 純正タイヤサイズ | 純正ホイールサイズ |
|---|---|---|
| NCP58G・NCP59G | 165/80R13 |
・リム幅×インチ:5.0J×13 ・PCD:100 ・インセット:+39 ・穴数:4穴 |
| NCP50V・NCP51V・NCP52V・NCP55V | 165R13-LT6PR |
・リム幅×インチ:5.0J×13 ・PCD:100 ・インセット:+39 ・穴数:4穴 |
| NCP160V・NCP165V・NSP160V・NHP160V | 155/80R14 |
・リム幅×インチ:5.0J×13 ・PCD:100 ・インセット:+39 ・穴数:4穴 |
型式や年式によって、純正サイズは異なりますので、間違えないようにしてくださいね。
純正時はアルミホイールの設定はなく、スチールホイールのみの展開となります。
プロボックスのインチアップ・インチダウンサイズについて

プロボックスの足回りをカスタムして、好みの見た目にカスタムしたい方は多いと思いますので、ここではインチアップ・インチダウンについて解説していきます。
プロボックスでのインチアップのメリット・デメリット
インチアップは単に見た目を変化させるだけでなく、さまざまなメリット・デメリットが存在します。
より好みの状態に仕上げるため、メリット・デメリットはよく理解しておきましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 車体のインパクトやスタイリッシュ感が向上する | 乗り心地が悪化する場合がある |
| コーナリング時の安定性が向上する | 燃費が悪化する可能性がある |
| 商用車らしい雰囲気をなくすことができる | 商品価格が高くなる |
おすすめのインチアップサイズは?
プロボックスでインチアップを行う場合、車の性能や安全性を損なわないように、適切なサイズを選ぶことが非常に重要です。
プロボックスのインチアップで最も一般的なのは、純正の14インチから15インチ、または16インチへの変更です。
おすすめサイズは以下となります。
| インチ | タイヤサイズ |
|---|---|
| 15インチ | 185/60R15 |
| 16インチ | 195/55R16 または 185/60R16 |
上記は車検にも通りやすいおすすめのサイズです。16インチは外径差とスピード誤差も確認しておきましょう・
| サイズ | 外径差 | スピード誤差の目安 | コメント |
|---|---|---|---|
| 195/55R16 | +2.9% | メーター誤差 小〜中 | 比較的安全なインチアップとして多くの利用例あり |
| 185/60R16 | +3.5% | メーター誤差 中 | もう少し大きめのサイズ |
プロボックスにおいて、直径差が±3%以内であれば、一般的には許容範囲とされます。195/55R16であれば比較的問題が少なく、185/60R16も許容範囲の上限付近です。
ただし、車速表示やアクスル荷重、ハンドリングなどに対する影響は無視できないため、選定時には速さ表示の補正や車検対応、フェンダークリアランスの確認が必要です。
弊社にお越しいただければ、熟練スタッフがお客様の求めるスタイルや乗り心地に合わせて、最適なサイズをご提案させていただきます!
インチダウンは可能?
プロボックスは、XP50系(〜2014年)はインチダウンで13インチも装着可能ですが、XP160系(2014年〜)では当店で装着例はありません。
| モデル世代 | 13インチタイヤ設定 |
|---|---|
| XP50系(〜2014年) | 165R13、165/80R13 等あり |
| XP160系(2014年〜) | 純正設定に13インチなし |
とはいえ、構造上13インチホイールの装着自体は可能な場合もありますが、車検や速度表示の誤差など適合上の課題が生じる可能性があります。カスタムや特殊仕様を検討される場合は、オフセットやタイヤ外径、リム幅など細部の確認・調整が必要です。
インチダウンとは、ホイールのリム径を小さくすることで、一般的にはスタッドレスタイヤを装着する際によく行われるカスタマイズです。
インチダウンの最大のメリットは、タイヤの購入費用を抑えられる点にあります。リム径が小さいタイヤの方が、一般的に価格が安価な傾向があるためです。
また、タイヤの厚みが増すため、乗り心地が良くなったり、雪道での路面からの衝撃を和らげたりする効果も期待できます。
ただし、むやみにインチダウンすると、ブレーキキャリパーとホイールが干渉してしまい、取り付けができない場合があるので注意が必要です。
プロボックスのカスタムでは、ブレーキ周りの部品を交換しているケースもあるため、インチダウンを検討する際は、必ず専門店のプロに相談し、安全性を確保した上で最適なサイズを選ぶようにしてください。
商用車に特化したタイヤ・ホイール選びのポイント

プロボックスは本来商用車として設計された車です。
したがって、普通乗用車とは違った視点を持って、タイヤ・ホイールを選ぶ必要があります。
これまで商用車やトラックに馴染みがなかった方は、知っておくべき知識ですので、ここで確認しておきましょう。
● スチールホイールのメリット・デメリット
● 利用目的に合わせたタイヤ・ホイール選びがポイント
LTタイヤ(ライトトラックタイヤ)かどうか
商用車であるプロボックスには、乗用車用タイヤではなく、「LTタイヤ(ライトトラックタイヤ)」の装着が推奨されることをご存知でしょうか。
LTタイヤは、乗用車用タイヤと比べて高負荷に耐えられるよう、構造が強化されています。具体的には、サイドウォール(タイヤの側面)が厚く、空気圧を高めに設定しても安定して走行できるよう設計されているため、重い荷物を積んで長距離を走行するプロボックスの用途に最適です。
LTタイヤには「LT」という表示があり、さらに「6PR」「8PR」といったプライレーティング(耐荷重性能を示す指数)が記載されています。
この指数が高いほど、より重い荷物を積むことが可能です。
プロボックスの場合、荷重指数(タイヤ1本あたりで支えられる重量)88/86を満たすタイヤでなくてはいけません。
LTタイヤを装着しないと、タイヤの早期摩耗や、最悪の場合はバースト(破裂)といった危険に繋がるため、商用利用はもちろんのこと、アウトドア等積載量が非常に多くなる方は特にLTタイヤの選択をおすすめします。
スチールホイールのメリット・デメリット
プロボックスの純正ホイールは、コストパフォーマンスに優れたスチールホイールが主流です。
スチールホイールの最大のメリットは、その圧倒的な耐久性と安価である点です。
鉄を主原料としているため、多少の衝撃や傷には強く、アクティブな使い方をするユーザーにはメリットが高い素材となっています。
また、製造コストが安いため、タイヤ交換やスタッドレスタイヤ用のホイールとしても手軽に導入できるのが魅力です。
一方で、デメリットとしては、デザインがシンプルでカスタマイズ性には欠けること、そしてアルミホイールに比べて重いため、燃費や加速性能にわずかながら影響を与える可能性があることが挙げられます。
とにかく頑丈さとコストを重視したい方には、スチールホイールは最適な選択肢と言えるでしょう。
利用目的に合わせたタイヤ・ホイール選びが大切
プロボックスは商用車としての利用だけでなく、趣味のカスタムベース車としても人気が高いため、タイヤやホイール選びは利用目的に合わせて選ぶことが非常に重要です。
アウトドアに出かけることが多い、荷物を満載することが多い場合は、耐荷重性能の高いLTタイヤと、耐久性に優れたスチールホイールの組み合わせが最適です。
これにより、プロボックスの特徴を最大限生かすことができます。
一方、乗用車として街乗りやレジャーでの利用が中心で、カスタムを楽しみたい方は、乗り心地や走行性能を重視した乗用車用タイヤと、軽量でデザイン性の高いアルミホイールを組み合わせるのがおすすめです。
お客様のカーライフに合わせた最適なタイヤ・ホイールを、専門店の知識と経験からご提案させていただきますので、ぜひタイヤワールド館ベストにご相談ください。
【商用・カスタム向け】プロボックスのおすすめタイヤ3選

プロボックスは多彩な使い分けができる車になるため、用途や好みによって選ぶべきタイヤは大きく異なります。
今回はおすすめタイヤ4つを紹介いたします。
- ダンロップ:エナセーブバン01
- トーヨータイヤ:デルベックスV-03e
- ブリヂストン:エコピア R710
1.ダンロップ:エナセーブバン01

ダンロップのエナセーブバン01は、燃費2.5%向上を実現し、ウェット時も安心できる機能性を発揮してくれるタイヤです。
燃費性能・摩耗度両方において、高い性能を発揮し、商用車に求められる能力は兼ね備えております。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| 商品名 | エナセーブバン01 |
| インチ | 14インチ |
| サイズ | 155/80R14 88/86 |
| シーズン | サマータイヤ |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 11,600円/1本(単品) 80,400円〜/4本(ホイール付き) |
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2.トーヨータイヤ:デルベックスV-03e

トーヨータイヤのデルベックスV-03eは、優れた耐摩耗性能を維持しつつ、転がり抵抗性能とウェット性能を大幅に向上させたタイヤです。
ジグザグリブやショルダーリブといった独自の技術を採用することで、燃費性能と安全性能を両立させ、日々の物流業務や営業活動など、ビジネスシーンでの厳しい使用環境に応える高性能タイヤとなっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| 商品名 | デルベックスV-03e |
| インチ | 14インチ |
| サイズ | 155/80R14 88/86 |
| シーズン | サマータイヤ |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 11,400円/1本(単品) 68,400円〜/4本(ホイール付き) |
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3.ブリヂストン:エコピア R710

ブリヂストンのエコピア R710は、最大の特徴は、優れた低燃費性能とロングライフ性能を高次元で両立している点にあります。
独自の「VAN専用エココンパウンドⅡ」と「ULTIMAT EYE™」技術により、転がり抵抗を低減しつつ、摩耗寿命を従来品比で25%向上させ、ウェット性能も確保しています。
これにより、交換サイクルが長くなり、燃費も向上するため、ランニングコストを抑えたいユーザーに最適なタイヤです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| 商品名 | エコピア R710 |
| インチ | 14インチ |
| サイズ | 155/80R14 88/86 |
| シーズン | サマータイヤ |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 12,600円/1本(単品) 78,000円〜/4本(ホイール付き) |
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プロボックスのおすすめアルミホイール3選

プロボックスは、スチールホイールが基本になっていますが、強度や耐久性よりもデザイン性を重視するのであれば、アルミホイールも選択は可能です。
カスタムユーザーから評判が高く、相性の良いアルミホイールを3つ紹介しておきます。
- ジャパン三陽:ZACK JP-202
- キョウホウ:スマックレジーナ
- WEDS:ヴィセンテ05
1.ジャパン三陽:ZACK JP-202

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ジャパン三陽 |
| 商品名 | ZACK JP-202 |
| インチ | 14インチ |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 69,700円〜/4本(ホイール付き) |
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軽量化を追求した10本スポークデザインが特徴のアルミホイールです。
塩水腐食耐久試験1000時間をクリアしており、冬場の融雪剤にも強く、スタッドレスタイヤとの組み合わせにも最適となっています。
シンプルながらも飽きのこないデザインで、多くの車種にマッチするよう設計され、JWL、JWL-T規格にも適合した高い安全性も兼ね備えています。
2.キョウホウ:スマックレジーナ

ツインスポークが重なり合う独自のダブルフェイスデザインが特徴です。
繊細でありながら力強さも感じさせるデザインは、SUVのような力強いボディや雰囲気を持つプロボックスにもマッチします。
また、塩害軽減設計が施されており、冬場でも安心して使用できる点も魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | キョウホウ |
| 商品名 | スマックレジーナ |
| インチ | 14インチ |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 72,200円〜/4本(ホイール付き) |
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3.WEDS:ヴィセンテ05

商用車向けに開発されたアルミホイールで、純正スチールホイールからの交換を想定しており、デザイン性と軽量化を両立させています。
JWL-T規格に適合する高い強度を確保し、厳しい使用環境にも耐えうる耐久性が魅力です。
シンプルで飽きのこないデザインは、ビジネスシーンからカスタムまで幅広くマッチし、足元をスタイリッシュに演出します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | WEDS |
| 商品名 | ヴィセンテ05 |
| インチ | 14インチ |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 74,800円〜/4本(ホイール付き) |
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サイズ選びと車検適合性の注意点

純正サイズ以外を選ぶ場合は、選び方と車検適合性に注意して選ぶ必要がありますので、こちらで詳しく解説していきます。
サイズ選びの基礎知識
タイヤ・ホイールを選ぶ上で、見た目の好みだけでなく、「外径」「リム幅」「インセット(オフセット)」「PCD」という4つの基礎知識を理解しておくことが非常に重要です。
まず、タイヤの外径は純正サイズから大きく変えないことが基本です。
外径が変わるとスピードメーターに誤差が生じ、車検に通らなくなる可能性があります。
次に、ホイールのリム幅は、装着するタイヤの幅に合わせて選ぶ必要があります。
リム幅が広すぎたり狭すぎたりすると、タイヤの本来の性能が発揮できないだけでなく、走行時の安全性も損なわれてしまいます。
インセット(オフセット)はホイールの取り付け面からリムの中心までの距離を示す値で、これが不適切だとタイヤがフェンダーからはみ出したり、車体内部に干渉したりする原因となります。
最後に、PCDはホイール取り付けボルト間の直径を示す値で、車種によって決まっていますので、値が一緒でなければ装着はできません。
これらの数値が一つでも間違っていると、安全な走行が不可能になるため、必ず正しい知識を持って選ぶようにしましょう。
車検通過基準とは
プロボックスのタイヤ・ホイールを交換する際、最も気をつけなければならないのが「車検」です。
カスタムを施しても、最終的に車検に合格しなければ公道を走行することはできません。
車検の通過基準は多岐にわたりますが、タイヤ・ホイールに関わる主な基準としては以下の3点が挙げられます。
| 車検時確認事項 | 詳細 |
|---|---|
| タイヤがフェンダーからはみ出していないか | 「はみ出しタイヤ」と呼ばれ、保安基準違反となります。 |
| スピードメーターの誤差が規定の範囲内に収まっているか | 外径が純正から大きく変わるとこの誤差が大きくなり、車検に不適合となることがあります。 |
| 荷重指数(ロードインデックス)が車両の規定値を下回っていないか | 特に商用車のプロボックスは、積載を考慮して高い荷重指数が求められます。 |
これらの基準を満たすためには、自己判断でサイズを選ぶのではなく、一度専門店で相談し、プロのアドバイスを受けることを強くおすすめします。
プロボックスのタイヤ・ホイールに関するよくある質問

最後に、プロボックスのタイヤ・ホイールに関するよくある質問にお答えしていきます。
- LTタイヤ以外は装着できる?
- リフトアップによる影響は?
- プロボックスのスタッドレスタイヤは?
1.LTタイヤ以外は装着できる?
車体サイズやホイール規格が合えば装着自体は可能です。しかし、LTタイヤ以外のタイヤでは商用車の規定(耐荷重基準など)を満たさない可能性があり、車検で拒否される恐れがあります。
プロボックスは商用車として設計されており、特に荷物を積んで走行することが多い場合は、LTタイヤ(ライトトラックタイヤ)の装着を強く推奨します。
乗用車用タイヤはLTタイヤと比較して、耐荷重性能が低く、高負荷がかかる状況下での安全性や耐久性に劣ります。
特に、指定された荷重指数(ロードインデックス)を満たしていないタイヤを装着すると、タイヤの早期摩耗や、最悪の場合バーストの原因となり非常に危険です。
カスタム目的で乗用車用タイヤを装着したい場合は、使用目的を考慮し、積載重量や走行頻度を専門店で相談した上で、適切な荷重指数を満たしているか必ず確認しましょう。
2.リフトアップによる影響は?
プロボックスのカスタムの中でも人気が高いリフトアップは、車高が上がることで、オフロード車のようなワイルドなルックスになるだけでなく、悪路走破性が向上するといったメリットがあります。
しかし、リフトアップはサスペンションやアライメントに影響を与えるため、注意が必要です。
車高を上げると車の重心が高くなり、コーナリング時の安定性が低下したり、ハンドリングがシビアになったりする可能性があります。
また、リフトアップの度合いによっては、タイヤがフェンダーに干渉するのを避けるため、タイヤサイズを慎重に選ぶ必要があります。
さらに、サスペンションの構造やドライブシャフトの角度が変わることで、部品に余計な負荷がかかり、劣化を早める原因となることもあります。
安全かつ快適な走行のためには、リフトアップ後には必ずアライメント調整を実施し、プロの目で全体のバランスをチェックしてもらうことが非常に重要です。
3.プロボックスのスタッドレスタイヤは?

プロボックスに合わせるならバン・小型トラック専用設計のブリヂストンブリザックVL10Aがおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| 商品名 | ブリザックVL10A |
| インチ | 14インチ |
| サイズ | 155/80R14 88/86 |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 15,400円/1本(単品)〜 84,300円〜/4本(ホイール付き) |
| 最新価格へ | タイヤ単品〜 ホイールセット〜 |
スタッドレスといえば、ブリヂストンは定番メーカーですが、その中でも商用バンの特徴に合わせて設計され、過酷な冬道でも安全・安心で使えるタイヤに仕上がっています。
数あるスタッドレスの中でもブリザックシリーズは、「止まる」タイヤとして絶対的な立ち位置に存在しています。
ビジネスシーンで冬でも素行距離が増える方・冬でもアウトドアなどアクティブに使用する方であれば、迷わずこちらを選んでおけば「失敗なし・間違いなし」です。
ロングライフ性能も搭載されているので、効き長持ちでコスパも優秀となっております。
プロボックスのタイヤ・ホイールをお探しならタイヤワールド館ベストへ

プロボックスは商用としてタフネスな構造を持ちながら、他にはないデザイン性でカスタム車としても楽しめる車です。
最近は街中でもカスタムしているプロボックスを見かけることが増えてきましたね。
ただし、普通乗用車と違い、商用車特有のタイヤやホイールの選び方・ポイントがあります。
不安な方は、ぜひ専門スタッフがいるお店に足を運び、アドバイスをもらいながら商品選びをしてみてください。
弊社タイヤワールド館ベストでも、プロボックスにピッタリなタイヤ・ホイールをご用意しています。
豊富な在庫からじっくり選びたい方には、オンラインショップもおすすめです。
弊社オンラインショップであれば、車種検索をしていただければプロボックスに合わせられるタイヤ・ホイールを自動でリストアップできますので、面倒な検索作業なくお選びもできます。
取付もネット上でお住まい近くの整備工場等を予約・手配できますので、面倒な手間がありません。
商品も取付店まで直送しますので、お客様には余計な負担なく、交換が可能です。
ぜひ一度、オンラインショップをご覧ください!

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