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    ミシュラン・プライマシー4⁺とプライマシー4の違いは?シリーズの特徴や金額相場を解説

    最終更新日 2025年4月26日

    ミシュラン大人気プライマシーシリーズ、新商品であるプライマシー4プラスが発売されて間もなく気になっている方は多いのではないでしょうか。

    「ミシュランタイヤって最近スゴイ良いタイヤってよく聞くけど何がいいのかいまいち分からない」「プライマシー4と新しく出たプライマシー4プラス実際何が変わったの?」

    などの疑問にお答えするべく、今回はわたしたちタイヤ専門店としてPRIMACY 4+(プライマシー フォー プラス)の魅力をお伝えします!

    ミシュランのプライマシーシリーズの特徴

    ミシュランのプライマシーシリーズの特徴

    ミシュランタイヤのプライマシーシリーズは、ミシュランタイヤの中でもっとも品質を体感できるプレミアムコンフォートタイヤであると定評があります。

    その中で特に人気のあったプライマシー4の最新型が、プライマシー4+です。

    走り始めから使用限度に達するまで、安全性と路面でのコントロール性能を確保し、最大限のドライビング体験を実感できるタイヤです。

    また、E·PRIMACY(イー・プライマシー)はミシュラン初のエコデザインタイヤです。低燃費性能を備えており、エネルギーのロスを抑えることで燃費を向上させることができます。

    現在、プライマシーシリーズの展開は以下の4つです。

    ● PRIMACY 4+
    ● E·PRIMACY
    ● PRIMACY SUV+
    ● PRIMACY 4

    お使いの車に最適なプライマシーを選びましょう。

    プライマシー4とプライマシー4+の違いは?

    プライマシー4とプライマシー4+の違いは?

    プライマシー4は、以下の点で定評がありました。

    ● 低燃費タイヤである
    ● ハンドリング性能に評価がある
    ● 静粛性が実感できる
    ● 操縦安定性が抜群である
    ● ウェットブレーキ性能が従来品より向上している

    プライマシー4+では、これに加えてさらに3つの点が向上しました。

    1. ウェットブレーキ性能が長く続く
    2. 高速走行時の安定したハンドリング性能
    3. 静粛性・快適性をそのままに安定性・操縦安定性を向上

    ウェットブレーキ性能とは、その名の通り、雨の日の濡れた路面などで「ギュ」とブレーキを踏んだ時にタイヤがきちんと路面をつかみ、止まる性能のことです。

    今までは、年月が経つにつれ起こる経年劣化や走行による摩耗により性能が低下していくのが普通でした。しかし、プライマシー4プラスは「高い安全性を、より長い期間確保できる」という報告があります。

    つまり、ミシュランのプライマシー4+は、履き替え時まで長く続く安全性能を備えつつ長期間の使用でも変わらない、プレミアムタイヤでありながらも環境とお財布に優しい低燃費タイヤなのです。

    さらに詳しく説明していきますね。

    プライマシー4+の特徴1.安心感が長く続くウェットブレーキ性能

    プライマシー4+

    ミシュラン公式サイトへ

    エバーグリップ・テクノロジーといって、タイヤの摩耗が進んだ頃に出てくる部分にウェット性能の高い素材(コンパウンド)を使用しているため、濡れた路面状況で必要なグリップ性能が時間が経っても維持します。

    プライマシー4+のエバーグリップ・テクノロジー

    車線変更時や高速走行時の雨のスリップって本当に怖いですよね。それが軽減されるのは非常に嬉しいポイントです!

    プライマシー4+の特徴2.どこまでも走りたくなる 高速走行時の安定性

    プライマシー4+の特徴2.どこまでも走りたくなる 高速走行時の安定性

    プライマシー4+には、スタビリ・グリップ・サイプという構造が採用されています。これは、路面と接触するブロック部分に刻まれる溝の中を凸凹形状にすることで、隣同士のブロックが支え合い倒れ込まないつくりのことです。

    そのブロックたちの剛性を高めることで高速走行時のハンドリング性能がより安定します。

    長距離走行でも疲れにくいタイヤというのは、かなり嬉しいポイントだと思います。運転手も同乗者も大満足の乗り心地です。

    プライマシー4+の特徴3.同乗者との会話も弾む 優れた静粛性

    プライマシー4+の特徴3.同乗者との会話も弾む 優れた静粛性

    プライマシー4+は、路面と接地する面と溝部分が常に均一、一定になるように設計をされています。そのため発生するノイズが一定になり、タイヤから車内に伝わる音を抑制します。

    上質な乗り心地を求める方に、ワンランク上の上質な乗り心地をぜひ体感して頂きたいです。

    その他のプライマシーシリーズ一覧

    ここからは、プライマシー4+以外の3つのタイヤについて特徴を解説していきます。

    ● E·PRIMACY
    ● PRIMACY SUV+
    ● PRIMACY 4

    E·PRIMACY

    E・プライマシー

    ミシュラン公式サイトへ

    E・プライマシーは、ミシュラン史上最高の低燃費性能を誇るプレミアムコンフォートタイヤです。

    低燃費性能を測る「転がり抵抗性能」はプライマシー4と比較して約18.4%低減し、「AAA」を23サイズで達成しています。

    また、プライマシーシリーズの特徴である優れた静粛性と摩耗による急激な排水性能の低下を抑制。安心感が長く続くエコタイヤです。

    PRIMACY SUV+

    プライマシーSUV+

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    プライマシーSUV+は、快適性と高速安定性を両立したプレミアムコンフォートSUVタイヤです。

    ● ドライ&ウェット性能
    ● 快適なドライブを演出する 優れた静粛性
    ● SUVを支える 高速安定性とハンドリング性能

    このようにプライマシーシリーズの特徴もしっかり感じることができるので、SUVユーザーの方は検討してみてくださいね。

    PRIMACY 4

    プライマシー4

    ミシュラン公式サイトへ

    プライマシー4は、濡れた路面にも強い、プライマシー4+の前型タイヤです。プライマシー3と比較して、履き替え時のウェットブレーキング性能が約13.3%アップ。履き始めから、履き替えの時まで安心感が長く続きます。

    プレミアムコンフォートタイヤらしい、静粛性・快適性で、87サイズが低車外音タイヤに該当(2024年2月現在)しています。

    低燃費ラベリングもA/a取得7サイズ、A/b取得4サイズ、と人にも環境にも優しいタイヤです。

    プライマシー4+はミニバンに装着しても問題ない?

    プライマシー4+はミニバンに装着しても問題ない?

    プライマシー4+は、ミシュランタイヤの技術が組み合わされた、完成度の高いタイヤです。欧州やアメリカの長距離走行や高速走行などに適したタイヤとなっており他のタイヤメーカーのつくりと違い、剛性にとても優れています。

    そのため、ミニバンに起こりやすいタイヤの外肩が極端に減りやすい片減りや、車の重心が高いため運転中のふらつきなどの心配がありません。(ミニバンは車内の広い空間を維持するため背が高く、重心が高い構造上の特徴があります)

    この理由から、『ミニバン専用』ではなくても、ミシュランタイヤの装着をおすすめすることもあります。

    タイヤメーカーの多くは
    「ハイトワゴン専用タイヤ」「バン専用タイヤ」「SUV専用タイヤ」など車のカテゴリー別に商品展開をしていますが、ミシュランタイヤにはミニバン専用のタイヤはありません。

    これは、ミシュランタイヤの開発が、『“ミシュラントータルパフォーマンス”‥どんな車に履いても高い性能を発揮できるタイヤを提供する』という筋道の元、開発に挑んでいることが理由のようです。

    もともと信頼性のあるタイヤメーカーでしたが更に信頼が深まりますね。

    プライマシー4プラスの金額相場は?他メーカーとのコストの差はどのくらい?

    他メーカーと比べてコストの差はどのくらい?

    「そんなに性能が良いタイヤならやっぱり高いよね?」「日本でいう外車が高いのと同じで、輸入タイヤは国産タイヤより高いのかな?」「ミシュランって名前からして高そう」などと思う方もいるかもしれません。

    主なプライマシーの金額は以下の通りです。

    タイヤモデル 価格相場 最新の価格
    PRIMACY4プラス 20,200円〜41,600円 詳細へ
    E·PRIMACY 12,400円〜38,800円 詳細へ
    PRIMACY SUV+ 18,700円〜50,900円 詳細へ

    ※執筆時点での価格です。最新の価格はリンク先のページでご確認ください。

    単純にタイヤの金額を開発・生産国やメーカー別と比較するとなると、ピンからキリまであるので正直お伝えするのは難しいのですが、国産タイヤメーカーと比べて安くも高くもだいたい¥2,000~¥30,000の差はあるかと思います。

    これは、どこで買うか、どう買うか、どの性能を重視してどのタイヤを選ぶかによって変わります。我々のようなアドバイザーと相談して、ぜひ愛車にぴったりなプライマシータイヤをゲットしてくださいね。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    まとめ

    ミシュランタイヤの魅力は、世界トップクラスの開発力・耐久性と長持ちの実現です。

    そんなミシュランから出た今回のプライマシーシリーズの新商品プライマシー4プラスはプレミアムコンフォートタイヤに求められる性能を確実に向上させています。

    ぜひ装着し、ミシュランタイヤの素晴らしさはもちろん、安心安全快適さを実感してください!

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    泉八乙女店
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    タイヤの基礎知識 スタッドレスタイヤ オールシーズンタイヤ 多賀城店

    【後悔?】オールシーズンタイヤはやめたほうがいい?メリット・デメリットを解説

    最終更新日 2025年12月4日

    あまり雪が降らない地域に住んでいる人は、数回の降雪のためにスタッドレスタイヤに履き替えるのは面倒だと思っていませんか?スタッドレスタイヤの購入・交換にも費用がかかるので、雪の日は外出しないと決めている人も多いでしょう。

    降雪が少ない地域に住んでいる人には、オールシーズンタイヤがおすすめです。オールシーズンタイヤは一年を通して履き続けられるため、スタッドレスタイヤの購入・交換費用がかかりません。そこで当記事では、オールシーズンタイヤのメリット・デメリットやどのような人に向いているのかを解説します。

    冬の間でもオールシーズンタイヤで冬を越せれば、交換の手間や費用が発生しなくなります。浮いたお金で、旅行や美味しい食事にいけるかもしれませんよ!

    画期的なオールシーズンタイヤ【シンクロウェザー】が2024年10月にダンロップより発売!

    オールシーズンタイヤとは?

    オールシーズンタイヤとは?

    オールシーズンタイヤは、一年を通して履き続けられるタイヤのことです。雪が降らない地域ではサマータイヤでも一年中対応できますが、降雪がある地域はスタッドレスタイヤに履き替えるのが一般的です。ただ、あまり雪が降らない地域に住んでいる人は、スタッドレスタイヤに交換するのはもったいないと思っている人も多いでしょう。

    そこで降雪が少ない地域で活躍するのが、オールシーズンタイヤです。この見出しでは以下について解説します。

    ● オールシーズンタイヤは特殊なコンパウンドやトレッドパターンが使用される
    ● オールシーズンタイヤの寿命は3〜5年
    ● オールシーズンタイヤの交換時期はスリップサインとプラットホームで見極める

    オールシーズンタイヤの特徴を知り「雪でも走れる夏タイヤ」の概要を掴んでおきましょう。

    オールシーズンタイヤは特殊なコンパウンドやトレッドパターンが使用される

    オールシーズンタイヤは、晴天・降雨時にはサマータイヤに近いグリップ力、雪道ではサマータイヤより優れています。

    オールシーズンタイヤには、特殊なコンパウンドやサマータイヤと異なるトレッドパターンが使用されています。そのため、降雨時の排水性や冬でもタイヤの柔軟性を維持できるので、雪道での走行が可能です。

    また「スノーフレークマーク」がついていれば、冬用タイヤ規制が出ている道路でも走行が可能です。ただ、路面が悪化したときに発令されるチェーン規制は、タイヤの種類にかかわらず、チェーンを装着しなければいけません。

    オールシーズンタイヤは雪道も走れますが、スタッドレスタイヤの性能には及びません。そのため、雪が深い地域では季節専用タイヤを使用しましょう。

    オールシーズンタイヤの寿命は3〜5年

    オールシーズンタイヤの寿命は、サマータイヤと同じく3〜5年です。オールシーズンタイヤはサマータイヤに近いゴムを使用した専用設計になっているため、寿命はサマータイヤと変わりません。

    一方で、スタッドレスタイヤの寿命は3〜4年です。そのため、オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤより寿命が長い傾向にあります。ただ、交換時期の目安が2つあり、冬タイヤとして利用できる寿命は短いので注意しましょう。

    オールシーズンタイヤの交換時期はスリップサインとプラットホームで見極める

    オールシーズンタイヤの交換時期の目安は2種類あり、以下の通りです。

    ● 春から秋の交換目安
    ● 冬の交換目安

    夏と冬ではタイヤに求める性能が異なるため、夏用のスリップサインと、冬用のプラットホームが設けられています。以下の見出しで、オールシーズンタイヤの交換時期を季節ごとに解説します。

    春から秋の交換目安

    オールシーズンタイヤを春から秋に交換する場合は、スリップサインを目安にしましょう。オールシーズンタイヤは基本構造がサマータイヤなので、春〜秋に交換する場合は交換目安も同じになります。

    スリップサインは、タイヤの残り溝が1.6mmを過ぎたときに現れます。スリップサインが一箇所でも見えていたら車検にも通らず、走行にも危険が伴うので早急に交換しましょう。

    冬の交換目安

    オールシーズンタイヤが雪道を走行できる限界の目安は、プラットホームを参考にしましょう。プラットホームはスタッドレスタイヤの残り溝が50%を切ったときに現れ、冬用タイヤとしての使用限界を示すサインです。

    冬前にプラットホームが見えていた場合、雪道の走行に危険が伴うので、タイヤ交換が必要です。ただ、スリップサインはプラットホームより奥にあるので、サマータイヤとしてはまだ使用できます。

    オールシーズンタイヤのプラットホームは、雪道を走れる限界のサインです。オールシーズンタイヤを冬に使用する場合は、プラットホームが見えていないか事前に確認しましょう。

    オールシーズンタイヤのメリット

    オールシーズンタイヤのメリット

    オールシーズンタイヤのメリットは以下の通りです。

    ● 一年中使用できる
    ● タイヤの保管場所が不要
    ● 夏用と冬用を揃えるより安価

    降雪が少ない地域に住んでいる人は、オールシーズンタイヤにすればメリットを多く享受できるでしょう。

    一年中使用できる

    オールシーズンタイヤはその名の通り、一年中使用できます。雪道を走行できるように、サマータイヤとは異なるトレッドパターンや素材を採用しているからです。

    昨今、都心部でも急な降雪が多く、雪の予報が出たときはカー用品店やタイヤ専門店に人が押し寄せます。そのため、予約が取れずスタッドレスタイヤに交換できない方も多いでしょう。

    オールシーズンタイヤなら、急な降雪でもスタッドレスタイヤに交換する必要はありません。冬キャンプに行きたい、急な降雪に備えたい方にはオールシーズンタイヤはぴったりでしょう。

    タイヤの保管場所が不要

    オールシーズンタイヤを装着していれば、タイヤの保管場所がいらなくなります。冬用のスタッドレスタイヤが必要なくなるため、一年を通して同じタイヤを装着できるからです。

    そのため、タイヤ預かりサービスを契約したり、邪魔な場所に保管したりせずに済みます。オールシーズンタイヤに変えれば、スペースの有効活用ができ、預かりサービスを契約している人は節約につながります。

    オールシーズンタイヤは一年中装着できるため、未使用のタイヤの保管場所が不要になり、経済的負担も軽減できるでしょう。

    夏用と冬用を揃えるより安価

    オールシーズンタイヤなら、夏用と冬用のタイヤが不要になるため、タイヤにかけるコストが抑えられます。オールシーズンタイヤのみの費用と、夏と冬両方のタイヤを購入した場合の本体代を比較してみましょう。

    トヨタプリウス・17インチ・タイヤ(すべてダンロップ・205/55/R16)

    タイヤの種類 タイヤ4本の本体価格(税込)
    オールシーズンタイヤ 100,400円
    夏用と冬用のタイヤ サマータイヤ:70,400円
    スタッドレスタイヤ:90,800円
    合計:161,200円

    オールシーズンタイヤと、季節専用タイヤを用意するのでは約60,000円の差があります。スタッドレスタイヤはホイールとセットで保管する人が多いので、ここからホイール代も発生するでしょう。

    オールシーズンタイヤは、夏と冬それぞれの専用タイヤを用意するよりコストが抑えられ、経済的だといえます。

    オールシーズンタイヤのデメリット

    オールシーズンタイヤのデメリット

    一年中使用できるオールシーズンタイヤですが、デメリットもあります。

    ● 夏・冬の走行性能が専用タイヤより劣る
    ● 凍結路には向かない

    オールシーズンタイヤのデメリットを把握し、自身のライフスタイルに合っているか検討してみてください。

    夏・冬の走行性能が専用タイヤより劣る

    オールシーズンタイヤはサマータイヤとスタッドレスタイヤの間に位置するタイヤなので、季節専用のものより性能が劣ります。

    季節専用タイヤと比べた具体的なデメリットは以下の通りです。

    ● 雪道の走破性
    ● ドライ性能やウェット性能
    ● 燃費

    あくまでもサマータイヤの延長なので、豪雪地域や凍結が多い地域では性能を発揮できません。そのため、東北や北海道など、雪が深い地域にはオールシーズンタイヤは不向きだといえます。

    凍結路には向かない

    オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの走行性能の差がもっとも現れるのは、凍結路です。完全に凍結してしまった道路での走行性能はスタッドレスタイヤに及ばず、危険が伴います。

    また、JAFが行ったテストでは各タイヤを装着し「凍結路を時速40kmで走行」の条件下で制動距離を測定しています。テスト結果は以下の通りです。

    タイヤタイプ 長さ(m)
    スタッドレスタイヤ 78.5m
    オールシーズンタイヤ 101.1m
    サマータイヤ 105.4m

    オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤほどのグリップ性能はなく、サマータイヤに近い性能なのがわかります。そのため、普段使う道に凍結しやすい橋がある、降雪が多い地域では冬の道に特化したスタッドレスタイヤを使用しましょう。

    オールシーズンタイヤがおすすめな人・不向きな人

    オールシーズンタイヤがおすすめな人・不向きな人

    オールシーズンタイヤのメリット・デメリットをふまえ、おすすめな人・不向きな人を紹介します。

    オールシーズンタイヤがおすすめな人 降雪が少ない地域に住んでいる
    たまに冬のアウトドアを楽しむ
    急な降雪に備えたい
    タイヤにかかる費用を抑えたい
    タイヤの保管場所に困っている
    オールシーズンタイヤが不向きな人 降雪が多い地域に住んでいる
    雪が降る地域に行く回数が多い
    ウィンタースポーツや冬のアウトドアを頻繁に行う

    オールシーズンタイヤが向いているかもっともわかりやすい基準は、降雪量です。年間の降雪量は気象庁による気象データを参考にしてみてください。

    「オールシーズンタイヤにしたいけど降雪量もよくわからない…」という人はスタッドレスタイヤとサマータイヤを併用しましょう。少しでも不安が残る場合は、性能が高い専用タイヤを使用するのがおすすめです。

    おすすめのオールシーズンタイヤ3選

    おすすめのオールシーズンタイヤ3選

    タイヤワールド館ベストで取り扱っている、おすすめのオールシーズンタイヤを紹介します。

    1. ダンロップ:シンクロウェザー
    2. ダンロップ:オールシーズンマックス AS1
    3. トーヨータイヤ:セルシアス

    オールシーズンタイヤは日本の路面状況を把握している国産メーカーがおすすめです。どれがいいかわからない人はダンロップやトーヨータイヤなど、国産タイヤを選びましょう。

    1. ダンロップ:シンクロウェザー

    シンクロウェザー

    ダンロップ公式サイトへ

    シンクロウェザーは2024年10月にダンロップより発売された画期的なオールシーズンタイヤです。

    従来のオールシーズンタイヤが、夏タイヤと冬タイヤの中間的な性能を持つのに対し、シンクロウェザーは路面状況に合わせてタイヤ自身が最適な性能に変化するという点が最大の特徴です。

    シンクロウェザー性能比較グラフ
    ダンロップ公式より公開されている比較グラフは以下の通りです。シンクロウェザーは夏タイヤ・冬タイヤのいいとこ取りだと言えるでしょう。

    また、シンクロウェザーはダンロップの講習を受けていないと販売することができません。(当店では宮城県内の直営店舗・オンラインショップスタッフ含め講習を受講済なので、取り扱いがございます。)

    最新テクノロジーを搭載したオールシーズンタイヤを試してみたい高感度なドライバーにおすすめのタイヤです。

    2. ダンロップ:オールシーズンマックス AS1

    ダンロップ ALL SEASON MAXX AS1

    ダンロップ公式サイトへ

    ALL SEASON MAXX(オールシーズンマックス) AS1はダンロップ唯一の乗用車向けオールシーズンタイヤです。オールシーズンタイヤ独特のトレッドパターンと、深い溝により高いウェット性能を誇ります。さらに、ダンロップの夏タイヤよりもロングライフ性能に優れ、コストパフォーマンスに優れたオールシーズンタイヤといえます。

    こちらはダンロップさんの商品での比較になりますが、各メーカーさん共にオールシーズンタイヤは同等の評価になっています。

    ダンロップは品質が高いタイヤメーカーですが、オールシーズンタイヤでの雪道は、性能を過信せず急がつく運転は避けましょう。

    3. トーヨータイヤ:セルシアス

    トーヨータイヤ CELSIUS

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    CELSIUS(セルシアス)は非対称パターンを採用し、ドライ・ウェット・スノーすべての性能を最大限発揮できるようになっています。IN側にはスノー重視のパターン、OUT側にはドライ・ウェットを重視したパターンがあり、それぞれの季節に適した性能を発揮できます。

    また、CELSIUSの効率的なトレッドパターンは、2020年度のグッドデザイン賞も受賞しています。そのため、タイヤのパターンにも拘りたい方にはCELSIUSがおすすめです。

    オールシーズンタイヤに関するよくある質問

    オールシーズンタイヤに関するよくある質問

    1. オールシーズンタイヤは本当に雪でも走れる?
    2. オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤの代わりになる?
    3. 夏タイヤとして使える?
    4. オールシーズンタイヤの寿命(摩耗)は?
    5. 夏タイヤ・冬タイヤに比べてロードノイズはうるさい?

    1.オールシーズンタイヤは本当に雪でも走れる?

    オールシーズンタイヤは、数cm程度の“浅雪”やみぞれなら問題なく走行できます。ただし、圧雪路や凍結路面ではスタッドレスタイヤに大きく劣り、急発進・急ブレーキが難しくなります。雪が多い地域やアイスバーンが多発する環境では不向きなので、そのような地域ではスタッドレスタイヤを装着しましょう。

    2.オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤの代わりになる?

    3.夏タイヤとして使える?

    オールシーズンタイヤは一年を通して使用でき、夏季の高速道路や街乗りでも問題なく使えます。ただし、スポーティ走行や高速コーナーでは夏タイヤよりグリップが弱い傾向があります。普段使い中心なら十分ですが、走行性能を重視する人には不向きかと思います。

    4.オールシーズンタイヤの寿命(摩耗)は?

    摩耗の進み方は、夏タイヤとスタッドレスの中間という印象です。柔らかすぎず硬すぎないゴムを使うため極端に寿命が短いわけではありません。ただし、高温路面での走行が多い場合は、夏タイヤより早く減る可能性があります。走行条件によって寿命が変わります。

    5.夏タイヤ・冬タイヤに比べてロードノイズはうるさい?

    【まとめ】オールシーズンタイヤは降雪が少ない地域におすすめ

    オールシーズンタイヤ(4シーズンタイヤ)は降雪が少ない地域におすすめ

    オールシーズンタイヤは降雪が少ない都心部に住んでいる人や、たまに冬のアウトドアを楽しみたい人におすすめです。一方で、降雪や凍結が多い地域では、スタッドレスタイヤのほうが安心して雪道を走行できます。

    寿命や交換時期はサマータイヤとほぼ同じですが、冬前にプラットホームの露出がないか確認しておくと安心です。オールシーズンタイヤを購入する際は、住んでいる地域の降雪量や外出する頻度を考慮し、ライフスタイルに適しているかで判断しましょう。

    関連記事:スタッドレス交換すべき?プラットフォームとは?サインの見方や判断基準について徹底解説

    また、タイヤワールド館ベストでは全国に約4,000の提携店舗があり、購入していただいたタイヤを直送できます。そのため、タイヤを受け取る手間や一時的に保管しておく必要がありません。オンラインで購入から取付予約まで完結するため、取付店に来店するだけでタイヤが交換できます。

    近くのカー用品店では予約が取れない、近くにタイヤ交換できる店がないという人は自宅近くに提携取付店がないか検索してみてください。

    画期的なオールシーズンタイヤ【シンクロウェザー】が2024年10月にダンロップより発売!

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