最終更新日 2025年5月14日
スズキの軽ハイトワゴン「スペーシア」は、日常使いからアウトドアまで幅広く活躍する人気車種です。その性能を最大限に引き出すためには、適切なタイヤ選びが重要です。
この記事では、スペーシアはもちろん、スペーシアカスタム・スペーシアギアのタイヤサイズやホイールサイズも確認し、おすすめのノーマルタイヤを性能別に6つご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
- スペーシアの基本情報
- ┗スペーシアの型式一覧
- ┗スペーシアのタイヤサイズと基本情報
- ┗スペーシアのインチアップサイズ
- スペーシアカスタムのタイヤ・ホイールサイズ
- ┗スペーシアカスタムの年式・型式別の純正サイズ
- ┗スペーシアカスタムのインチアップサイズ
- スペーシアギアのタイヤ・ホイールサイズ
- ┗スペーシアギアの年式・型式別の純正サイズ
- ┗スペーシアギアのインチアップサイズ
- 性能別!スペーシアのおすすめ夏タイヤ6選
- ┗1. 乗り心地重視の方におすすめ
- ┗2. 耐久性重視の方におすすめ
- ┗3. コストパフォーマンス重視の方におすすめ
- ┗4. 長持ちするタイヤが欲しい方にはこれ
- スペーシアシリーズのタイヤ・ホイールを交換する工賃
- ┗タイヤ脱着料金表
- スペーシアシリーズのタイヤはタイヤワールド館ベストにおまかせ
スペーシアの基本情報

スペーシアには、「スペーシアカスタム」や「スペーシアギア」といったバリエーションモデルがあります。それぞれ、デザインや装備が異なり、使用シーンに合わせた選択が可能です。
スペーシアは日常利用を想定しており、エクステリアもポップな印象かつ、スーツケースをコンセプトにした普遍的な扱いやすいデザインになっています。
一方、スペーシアカスタムはダイナミックでがっちりとした印象のフロントフェイスが特徴で、スペーシアギアはアウトドアに利用されることを想定したアクティブな印象が際立ちます。
スペーシアの型式一覧
現在のスペーシアは3代目(MK94S型)で、中古車市場では2代目モデルも流通しています。
| モデル | 型式 | 販売期間 |
|---|---|---|
| 初代 | MK32S/42S型 | 2013年3月〜2018年12月 |
| 2代目 | MK53S型 | 2017年12月〜2023年10月 |
| 3代目 | MK94S型 | 2023年11月〜 |
スペーシアのタイヤサイズと基本情報
| エンジン型式 | R06A型 直列3気筒DOHC |
|---|---|
| 最高出力 | 52ps |
| 最大トルク | 63Nm / 4000rpm |
| 燃費(JC08モード) | 32km/L |
| 燃費(WLTCモード) | HYBRID G 2WDで22.2km/L |
| サスペンション形式(前) | ストラット式 |
| サスペンション形式(後) | アイソレーテッド・トレーリング・リンク式 |
| ブレーキ形式(前) | ディスク式 |
| ブレーキ形式(後) | ドラム式 |
| タイヤサイズ | 155/65R14(全グレード共通) |
スズキスペーシアの純正タイヤサイズは、155/65R14のみの設定となります。
一般的な軽自動車のサイズなので、比較的値段も安くて乗り心地も良いサイズです。全グレード同サイズなので覚えやすいですね。
スペーシアのインチアップサイズ
スペーシアは14インチ〜16インチまでのサイズを装着することができます。
| インチ | タイヤサイズ |
|---|---|
| 14インチ | 155/65R14 |
| 15インチ | 165/55R15 |
| 16インチ | 165/50R16 |
どれも軽自動車での一般的なサイズなので、インチアップもチャレンジしやすいかと思います。
スペーシアカスタムのタイヤ・ホイールサイズ

スペーシアカスタム(Spacia Custom) は、スペーシアをベースにした、スタイリッシュな外観が特徴です。
専用メッキグリルやエアロパーツ、上質なシートやインパネ、本革巻ステアリング(一部グレード)で室内も洗練。先進安全装備「スズキ セーフティ サポート」も搭載した、デザイン性と安全性を両立したモデルです。
スペーシアカスタムの年式・型式別の純正サイズ
スペーシアカスタムのタイヤ・ホイールサイズは、年式やグレードによって異なります。
年式・型式一覧
| モデル | 型式 | 販売期間 |
|---|---|---|
| 初代 | MK32S | 2013年3月~2017年11月 |
| 2代目 | MK53S | 2017年12月~2023年11月 |
| 3代目 | MK94S | 2023年11月〜 |
タイヤサイズ一覧表
| 年代 | 型式 | グレード | タイヤサイズ |
|---|---|---|---|
| 初代 | MK32S | G | 145/80R13 |
| X | 155/65R14 | ||
| T | 155/65R14 | ||
| 2代目 | MK53S | HYBRID GS | 155/65R14 |
| HYBRID XS | 165/55R15 | ||
| HYBRID XSターボ | 165/55R15 | ||
| 3代目 | MK94S | HYBRID GS | 155/65R14 |
| HYBRID XS | 165/55R15 | ||
| HYBRID XSターボ | 165/55R15 |
ホイールサイズ一覧表
| サイズ | 14インチ | 15インチ |
|---|---|---|
| タイヤサイズ | 155/65R14 | 165/55R15 |
| ホイールサイズ | 14×4.5J | 15×4.5J |
| PCD | 100 | |
| インセット | +45 | |
| ホール | 4穴 | |
スペーシアカスタムのインチアップサイズ
スペーシアカスタムのインチアップサイズは16インチ(165/55R15)、17インチ(165/40R17)あたりかと思います。16インチは純正の15インチ(165/55R15)と比較して外径の差が小さく、スピードメーターの誤差も最小限に抑えることができます。また、ホイールアーチ内への収まりも良好です。
17インチへのインチアップは、外観のドレスアップ効果が高い反面、タイヤの扁平率が低くなるため、乗り心地が硬くなる傾向があります。また、路面の凹凸を拾いやすくなるため、日常使用での快適性を重視する場合は注意が必要です。
とはいえ、このあたりのインチアップについてはデメリットや注意点なども生じてくる可能性もあるため、専門店に相談するのがおすすめです。
| サイズ | 16インチ | 17インチ |
|---|---|---|
| タイヤサイズ | 165/50R16 | 165/40R17 |
| ホイールサイズ | 16×5.0J~6.0J | 17×5.5J~6.0J |
| PCD | 100 | |
| インセット | +45 | |
| ホール | 4穴 | |
スペーシアギアのタイヤ・ホイールサイズ

スペーシアギア(Spacia Gear)は、2代目スペーシアをベースにSUVの要素を取り入れた新しいモデルとして、2018年12月に登場しました。
アウトドアを意識した作りになっているため、シートは全席撥水加工が施されており、低床・大開口で積み下ろしがしやすい荷室となっています。
タイヤサイズは全グレード共通で155/65R14が採用されています。
スペーシアギアの年式・型式別の純正サイズ
年式・型式一覧
| 年式 | 型式 | グレード | 駆動方式 |
|---|---|---|---|
| 2018年~ | MK53S | HYBRID XZ / XZターボ | 2WD/4WD |
タイヤ・ホイールサイズ一覧表
| タイヤサイズ | 155/65R14 |
|---|---|
| ホイールサイズ | 14×4.5J |
| PCD | 100 |
| インセット | +45 |
| ホール | 4穴 |
スペーシアギアのインチアップサイズ
スペーシアギアのインチアップサイズは15インチ165/55R15です。インチアップ後のホイールサイズ15×5.0Jまたは15×4.5Jがおすすめです。
どちらも軽自動車専用サイズになりますので、安心して履くことができます。
| タイヤサイズ | 165/55R15 | |
|---|---|---|
| ホイールサイズ | 15×5.0J | 15×4.5J |
| PCD | 100 | |
| インセット | +45 | |
| ホール | 4穴 | |
性能別!スペーシアのおすすめ夏タイヤ6選
この章では、ドライビングスタイルや重視する性能別に最適なタイヤを価格相場と共にご紹介します。快適性、経済性、安全性、そして静粛性。それぞれのニーズに応える愛車にぴったりの夏タイヤを見つけてくださいね。
| 性能 | メーカー | 商品 | 金額相場 |
|---|---|---|---|
| 乗り心地重視 | トーヨータイヤ | プロクセスLuK2 | 8,500円 |
| ブリヂストン | レグノGR-Leggera | ー | |
| ダンロップ | ルマン5+ | 8,600円 | |
| 耐久性重視 | ダンロップ | エナセーブEC204 | 5,590円 |
| コストパフォーマンス重視 | グッドイヤー | EAGLE LS EXE | ー |
| 長持ち・オフロード | トーヨータイヤ | オープンカントリーR/T | 12,400円 |
※金額は執筆時の相場です。最新の価格は各商品の金額リンクからご確認ください。
1. 乗り心地重視の方におすすめ
乗り心地重視の方にはこちらの3つのタイヤをおすすめします。
トーヨータイヤ プロクセス LuK2

トーヨーのプロクセス LuK2は軽自動車、特に背の高いハイト系モデル向けに開発したプレミアムタイヤです。
車高が高く、重心が上にある軽自動車の特性に合わせて設計されており、安定した走行性能と快適な乗り心地を実現しています。
従来モデル「TRANPATH LuK」と比較して、ウェット制動性能が12%向上し、転がり抵抗が9%低減されています。
非対称パターンと独自のコンパウンド技術により、優れた操縦安定性と静粛性を実現。さらに、環境に配慮した素材を使用し、快適な乗り心地と高い安全性を両立しています。
| メーカー | トーヨータイヤ |
|---|---|
| 商品名 | プロクセス LuK2 |
| サイズ | 155/65R14 |
| 価格(単品)/1本 | 8,500円(クリックで最新価格へ) |
| ホイールセット | 59,300円〜(クリックで最新価格へ) |
ブリヂストン REGNO GR-Leggera(レグノ ジーアール・レジェーラ)

ブリヂストンのレグノGR-Leggera(ジーアール・レジェーラ)は、軽自動車専用に開発されたプレミアムタイヤで、ハイト系の背の高い軽自動車においても、車両のふらつきを最小限に抑え、優れた操縦安定性を実現しています。
ブリヂストンのプレミアムブランド「REGNO」で培われたサイレントテクノロジーを軽自動車向けに専用チューニングしています。これにより、街乗りから高速走行まで様々な速度域でのノイズを抑制し、上質な静粛性を実現しています。
| メーカー | トーヨータイヤ |
|---|---|
| 商品名 | レグノGR-Leggera |
| サイズ | 155/65R14 |
| 価格(単品)/1本 | 準備中 |
| ホイールセット | 準備中 |
ダンロップ ルマン LM5+

ダンロップのルマン LM5+は、音が静かで乗り心地がいいタイヤと定評です。このタイヤは中にスポンジが入っていて、走行中の『ガー』という音を吸収してくれます!
低燃費+乗り心地もいいタイヤなので、純正装着タイヤよりワンランク上げたいお客様におすすめです。
| メーカー | ダンロップ |
|---|---|
| 商品名 | ルマン LM5+ |
| サイズ | 155/65R14 |
| 価格(単品)/1本 | 8,600円(クリックで最新価格へ) |
| ホイールセット | 52,700円〜(クリックで最新価格へ) |
2. 耐久性重視の方におすすめ
ダンロップ エナセーブEC204

ダンロップのエナセーブEC204は、低燃費性能と耐摩耗性を高次元で両立したエコタイヤです。日常的に車を使用する方にとって、経済性と安全性を兼ね備えた選択肢となります。
従来モデル(EC203)と比較して耐偏摩耗性能を16%、耐摩耗性能を4%向上。これにより、タイヤの寿命が延び、交換頻度を減らすことができます。
また、転がり抵抗性能は最高ランクの「AA」で、燃費の向上が期待でき、日々の走行コストを抑えたい方に最適のタイヤです。
| メーカー | ダンロップ |
|---|---|
| 商品名 | エナセーブEC204 |
| サイズ | 155/65R14 |
| 価格(単品)/1本 | 5,590円(クリックで最新価格へ) |
| ホイールセット | 47,600円〜(クリックで最新価格へ) |
3. コストパフォーマンス重視の方におすすめ
グッドイヤー EAGLE LS EXE(イーグル エルエス エグゼ)

グッドイヤーのイーグル エルエス エグゼは、リーズナブルな価格ながら快適な乗り心地と優れた走行性能を兼ね備えた、コストパフォーマンスに優れたサマータイヤです。
非対称パターンデザインを採用しており、路面からの振動やノイズを効果的に抑制。これにより、静かで快適なドライビングが可能となり、長距離の運転でも疲れにくい設計となっています。
また、トレッドには3本の太いストレートグルーブと1本のサブグルーブが配置されており、優れた排水性を実現しています。これにより、雨天時のウェット路面でも安心して走行できる性能を備えています。
| メーカー | グッドイヤー |
|---|---|
| 商品名 | イーグル エルエス エグゼ |
| サイズ | 155/65R14 |
| 価格(単品)/1本 | 準備中 |
| ホイールセット | 準備中 |
4. 長持ちするタイヤが欲しい方にはこれ
トーヨータイヤ オープンカントリーR/T

トーヨータイヤのオープンカントリーR/Tは、マッドテレーンタイヤの優れたトラクション性能と、オールテレーンタイヤの快適なオンロード性能を兼ね備えています。これにより、未舗装路や悪路での走破性と、舗装路での快適な走行を両立しています。
SUVやCCV(クロスカントリービークル)だけでなく、軽自動車やコンパクトカーにも対応しています。もちろん155/65R14サイズもラインアップされており、軽自動車でもワイルドなスタイルを実現できます。(ただし、このサイズにはホワイトレターの設定はありません)
| メーカー | トーヨータイヤ |
|---|---|
| 商品名 | オープンカントリーR/T |
| サイズ | 155/65R14 |
| 価格(単品)/1本 | 12,400円(クリックで最新価格へ) |
| ホイールセット | 52,400円〜(クリックで最新価格へ) |
スペーシアシリーズのタイヤ・ホイールを交換する工賃

タイヤ・ホイール交換の総額料金は「商品の価格」+「工賃」です。
タイヤ交換工賃の相場は、1本あたり3,000~30,000円前後と幅があります。
タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換の工賃を以下のように定めているので、参考にしてみてください。
なお、こちらは「繁忙期以外」の金額となりますので、11〜12月、3〜4月頃にタイヤ交換の場合は、最新の金額を店舗にてご確認ください。
タイヤ脱着料金表
こちらは、タイヤとホイールがセットになっている状態のものを取り付ける作業(脱着)の料金です。当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。
▼タイヤ脱着料金表
当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。
| お持込商品の場合 | ||
| インチ | 通常価格(4本1台分) | アプリ会員(4本1台分) |
| 軽自動車 | 4,400円 | 3,300円 |
| 普通車 | 5,500円 | 4,400円 |
| ミニバン/1BOX SUV/クロカン |
6,600円 | 5,500円 |
| ジャッキ使用 | 上記脱着料に+1,300円 | |
▼ホイール組み換え料金表
| タイヤワールド館ベストでご購入の場合 | ||
| インチ | 通常価格(4本1台分) | アプリ会員(4本1台分) |
| 10~15インチ | 9,900円 | 7,700円 |
| 16~18インチ | 12,100円 | 9,900円 |
| 19~20インチ | 14,300円 | 12,100円 |
| 21インチ | 16,500円 | 14,300円 |
| 22インチ | 18,700円 | 16,500円 |
| 23インチ〜 | 20,900円 | 18,700円 |
※ランフラットは別途1本/1,100円
| お持込商品の場合 | ||
| インチ | 通常価格(4本1台分) | アプリ会員(4本1台分) |
| 10~15インチ | 14,300円 | 12,100円 |
| 16~18インチ | 16,500円 | 14,300円 |
| 19~20インチ | 18,700円 | 16,500円 |
| 21インチ | 20,900円 | 18,700円 |
| 22インチ | 23,100円 | 20,900円 |
| 22インチ | 25,300円 | 23,100円 |
※23インチ以降は1インチ上がるごとに+¥2,200円/(1台)、
※ランフラットは別途1本/1,100円(会員)、1本/2,200円(通常)
タイヤワールド館ベストでは、アプリ会員になるとお得にタイヤ交換ができます。フリー会員(無料)でも対象になりますので、ご利用の際にはぜひ事前にダウンロードください。
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スペーシアシリーズのタイヤはタイヤワールド館ベストにおまかせ
スペーシアの性能を最大限に引き出すためには、使用目的や重視する性能に合わせたタイヤ選びが重要です。乗り心地を重視する方には「REGNO GR-Leggera」や「ルマン5+」、耐久性を求める方には「ENASAVE EC204」、コストパフォーマンスを重視する方には「EAGLE LS EXE」などがおすすめです。
ご自身のライフスタイルに合ったタイヤを選び、安全で快適なドライブをお楽しみくださいね。

タイヤワールド館ベスト古川店 店長
国家2級整備士の資格を持ち、ピット経験も豊富。
商品の事だけでなく、作業の相談もでき
購入から取付まで安心して任せられるオールラウンダー。


















