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    スタッドレスタイヤのレンタルは安い?ケース別の料金相場や注意点・お得に利用できるお店を徹底解説

    最終更新日 2025年10月10日

    「スタッドレスタイヤのレンタルは結局高いの?安いの?」「レンタルの利用方法は?」「スタッドレスタイヤのレンタルはオートバックスでできる?安い店は?」

    など、スタッドレスタイヤのレンタルに関する情報をお探しではないですか。

    冬限定でしか使用しないスタッドレスタイヤですが、いざ買うとなると価格も高いため、購入に躊躇している方も多いはず。ましてやタイヤサイズが大きい車に乗っていれば、10万円を超えるケースもあります。

    結論、短期間のレンタルだけであれば購入よりもお得になる可能性があります。

    今回は、スタッドレスタイヤのレンタルについて、料金相場や利用する際の注意点、利用できる店舗について解説していきます。

    レンタルと購入でどちらが安いのかについても解説していますので、最後までご覧ください。

    ※2025年は当店でのスタッドレスレンタルのサービスは実施しておりません。金額等は昨年までの実績となりますので、ご了承ください。

    スタッドレスタイヤのレンタルサービスとは

    スタッドレスタイヤのレンタルサービスとは

    スタッドレスタイヤは「購入する」の一択で考えている方は多いですが、お得なレンタルサービスも存在します。

    まずは、レンタルできるショップや利用方法について見ていきます。

    スタッドレスタイヤのレンタルはどのショップでできる?

    スタッドレスタイヤのレンタルサービスは、タイヤ専門店やカーショップ、ガソリンスタンドなどで提供されています。

    近年は少しずつ普及しているサービスではありますが、まだまだ利用できる場所は限られているのが現状です。

    基本的にはスタッドレスタイヤのレンタルがサービス内容になりますが、タイヤだけでなくホイールもセットになっているケースが多いため、タイヤの組み替えは必要なく手軽に利用できます。

    また、タイヤ交換(取り付け・取り外し)やレンタル中の夏タイヤの保管もサービス内容に組み込まれているケースも多いです。

    したがって、利用する店舗に車一つでいけば、必要な作業は全て完了できますので利便性は高いサービスといえます。

    レンタルできる日数はご利用の店舗によって体系が異なるので、必ず事前に確認しておくのがおすすめです。

    スタッドレスタイヤのレンタルサービスを利用する手順

    サービスを提供しているショップ等によって若干の流れは変わりますが、基本的には以下のような手順でサービスの利用ができます。

    1. 申し込み
    2. 当日来店&交換
    3. 返却日来店&交換
    内容< 作業 所要時間
    1 申し込み 店舗もしくは電話で予約 〜30分程度
    2 当日来店
    &交換
    予約した場所(指定された場所)に来店し、レンタルタイヤへ交換 30分〜60分程度
    3 返却日来店
    &交換
    レンタルタイヤを外し、履いていたタイヤへ交換 30分〜60分程度

    特に難しい作業はなく、当日車だけ持参すれば交換できるため、手軽に利用できるサービスといえます。参考までに、当店のスタッドレスレンタルを利用する場合を詳しく見ていきましょう。

    1.申し込み

    スタッドレスタイヤレンタルの手順1.申し込み

    お申し込みは店舗またはお電話で受け付けております。(〜30分程度)お気軽にお問い合わせください。

    2.当日来店&交換

    スタッドレスタイヤレンタルの手順2.当日来店&交換

    予約当日に予約した場所(指定された場所)にご来店ください。お車をスタッドレスタイヤへ交換し、履いていたお客様のタイヤセットは店舗でお預かりいたします。(30分〜60分程度)

    3.返却日来店&交換

    スタッドレスタイヤレンタルの手順3.返却日来店&交換

    ご返却日にご来店ください。お車からレンタルスタッドレスを外し、お預かりしていたお客様のタイヤをお付けします。(30分〜60分程度)

    スタッドレスタイヤのレンタル料金の相場は?

    スタッドレスタイヤのレンタル料金の相場は?

    スタッドレスタイヤのレンタル料金は、各社で価格の幅があります。比較しやすいように、ケース別の料金相場を把握しておくと安心です。

    レンタル代は年末年始など、スタッドレスタイヤの需要が高まる期間はハイシーズン料金として大幅に高くなる傾向もあります。
    また、レンタルするタイヤのサイズや使用するタイヤのグレードにもよって、料金が異なります。

    それでは、具体的に見ていきます。

    基本的にレンタル代以外に工賃と保証金がかかる

    レンタル代以外にタイヤ交換等の工賃(脱着工賃)やタイヤの保証金、タイヤ預かりの手数料などプラスでかかるケースも多くあります。

    レンタル代以外に料金が必要になる可能性がある項目は次の通りです。

    ● 工賃
    ● 保証金
    ● 保管手数料
    ● 延長料金
    ● 出張取り付け代
    ● チェーン代
    ● バランス調整代

    尚、基本料金に全て含んでいるショップもありますので、比較する際によく確認するようにしてください。

    ちなみにタイヤの保証金は、利用の際に指定された金額を渡しますが、レンタルしたタイヤ返却後に返金とするケースが多いようです。

    主にプラスでかかる可能性の高い項目の料金相場は以下となります。

    ● 工賃:2,000円〜5,000円(タイヤサイズによる)
    ● 保証金:5,000円〜10,000円
    ● 延長料金:2,000円〜5,000円(+1日)

    サービスを提供している場所によって、料金体系はさまざまですので、いくつか候補をピックアップして比較するのが賢い利用方法です。

    下記で紹介する料金の相場は、当店でレンタルした場合のレンタル料金のみを換算した表になります。
    ※2025年はスタッドレスレンタルのサービスは実施しておりません。昨年の実績となりますので、ご参考までご覧ください。

    スタッドレスタイヤを一泊二日でレンタルした場合

    スタッドレスタイヤを一泊二日でレンタルした場合の料金相場は以下となります。

    期間 14インチ
    (軽自動車)
    15インチ
    (普通車)
    16インチ
    (ミニバン)
    17インチ
    (SUV)
    一泊二日 3,000円
    〜10,000円
    5,000円
    〜15,000円
    6,000円
    〜18,000円
    8,000円
    〜20,000円

    ちょっとしたお出かけなど一泊二日のレンタルはニーズも多く、料金は新品のスタッドレスタイヤ購入と比較すれば断然安く済むといえます。

    したがって一泊二日程度のレンタルが、最もお得に利用できるケースといえるでしょう。

    スタッドレスタイヤを一週間(七泊八日)レンタルした場合

    スタッドレスタイヤを一週間でレンタルした場合の料金相場は以下となります。

    期間 14インチ
    (軽自動車)
    15インチ
    (普通車)
    16インチ
    (ミニバン)
    17インチ
    (SUV)
    一週間 10,000円
    〜20,000円
    15,000円
    〜22,000円
    17,000円
    〜25,000円
    22,000円
    〜27,000円

    一週間利用するとなればある程度の料金にはなりますが、それでも新品のスタッドレスタイヤを4本購入するよりも安くなる可能性が高いといえます。

    特にサイズが大きいスタッドレスタイヤは新品で買おうとすれば非常に高額となるので、まだまだレンタルがお得になるでしょう。

    スタッドレスタイヤを1ヶ月レンタルした場合

    スタッドレスタイヤを1ヶ月レンタルした場合の料金相場は以下となります。

    期間 14インチ
    (軽自動車)
    15インチ
    (普通車)
    16インチ
    (ミニバン)
    17インチ
    (SUV)
    1ヶ月 20,000円
    〜40,000円
    30,000円
    〜50,000円
    40,000円
    〜70,000円
    50,000円
    〜100,000円

    1ヶ月のレンタルとなると、ある程度の料金になるため、購入よりも割高になる可能性があります。
    購入とレンタルの料金を比較した上で判断が必要です。

    また、料金の幅もレンタルする店舗によって差が大きいので、利用する店舗はよく吟味する必要があるでしょう。

    もし、タイヤを保管する場所の問題や毎年同じ品質のスタッドレスタイヤを履きたい方には、レンタルのほうがメリットも大きいので、利用する価値は高い形です。

    スタッドレスレンタルのメリットとは?

    スタッドレスレンタルのメリットとは?

    スタッドレスタイヤのレンタルには、3つの大きなメリットがあります。

    1. 短期間のレンタルであれば買うよりもお得
    2. タイヤの保管場所を考える必要がなくなる
    3. タイヤの状態がある程度保証されるので常に安全

    料金以外の判断要素を把握するために、レンタルによるメリットを把握しておきましょう。

    1.短期間のレンタルであれば買うよりもお得

    レンタル料金の相場を見てわかる通り、短期間しかスタッドレスタイヤを使わないのであればレンタルするほうがお得になります。

    山間部や雪国であれば、シーズンを通して常にスタッドレスタイヤの装着は必須です。しかし、都心部であれば必要になる場面は少なく、ウィンタースポーツもほとんどしない方であれば、サマータイヤよりも高いスタッドレスの購入は不必要といえます。

    したがって、必要な場面が来た時のみ利用するレンタルを選んだほうがトータルコストが安くなる可能性が高いでしょう。

    予約が必要になるため、利用するタイミングは逆算する必要はありますが、お出かけ等であれば決まっているスケジュールに合わせれば良いので、そこまで手間もかからないはずです。

    軽自動車のような小さいサイズのスタッドレスタイヤでも、新品で購入するとなれば一般的なグレードのスタッドレスタイヤでも30,000円〜50,000円は必要になりますので、メリットは大きいでしょう。

    2.タイヤの保管場所を考える必要がなくなる

    スタッドレスタイヤに関して大きな悩みとなるのが保管場所の問題ですが、レンタルを利用する形であれば、シーズンオフ中のスタッドレスの保管場所が必要ありません。

    一軒家で大きな敷地があればまだしも、敷地が狭い家やマンションに住んでいる方に取って、場所を大幅に占領するタイヤの保管は悩みのタネになっているはず。

    18インチや20インチのタイヤの場合は、広いスペースがなければ保管は難しいとも言えるでしょう。

    タイヤレンタルであれば、スタッドレスタイヤを所持する必要がなくなるので、自宅のスペースを占領せずに済みます。

    3.タイヤの状態がある程度保証されるので常に安全

    スタッドレスタイヤのレンタルは、新品もしくは年式が新しいタイヤが常に用意されています。タイヤの品質は常に保証されていることになるため、安全に冬道の走行が可能です。

    仮にハイグレードのスタッドレスタイヤを数年前に購入していたとしても、年数が経っていくと劣化していきます。多くのタイヤメーカーが製造から3年〜4年が使用できる年数としていることもあり、年数が経つにつれ品質が低下したスタッドレスを使うことになります。

    レンタルであれば、常に品質をチェックしたタイヤが用意されているので、安心して車を使用できるのもメリットの一つです。

    スタッドレスレンタルの注意点

    スタッドレスレンタルの注意点

    スタッドレスタイヤのレンタルは、上手に利用すればお得なサービスですが、注意すべき点が3つあります。

    1. レンタルする日数は余裕を持ったスケジュールにする
    2. 早めに予約をしておく
    3. 購入したほうが安いケースもある

    思わぬ落とし穴になってしまう可能性もあるため、以下で詳しく解説しますので把握しておいてくださいね。

    1.レンタルする日数は余裕を持ったスケジュールにする

    スタッドレスタイヤをレンタルする日数は、余裕を持たせた期間にしておくと安心です。

    必要な日数に合わせてぴったりに返却日時を設定してしまうと、イレギュラーが起きた時に期日を過ぎてしまい、想定よりも料金が高くなってしまう可能性があります。
    特に冬は急な悪天候により、スタッドレスタイヤを履いていても道路で立ち往生してしまうケースも十分に考えられるので注意が必要です。

    延長料金が高い店舗であれば、1日2,000円〜3,000円近い料金設定になっているケースもあります。
    なるべく予定日数よりも+1日の余裕を持っておきましょう。

    2.早めに予約をしておく

    スタッドレスタイヤのレンタルは徐々に人気を集めているサービスだけに、ハイシーズンになると予約が殺到し、利用できないケースがあります。

    各店舗で用意している在庫数にも限りがあり早い者勝ちになりますので、スケジュールが決まり次第予約しておくのがおすすめです。

    特に、年末年始は予約が集中する時期になりますので、注意するようにしてください。

    3.購入したほうが安いケースもある

    レンタル料金の相場でも解説しましたが、必ずしもレンタルの利用が安くなるとは限りません。
    短期のレンタル以外は、割高になってしまうと考えても良いかもしれません。

    ちなみに、新品のスタッドレスタイヤはメーカーやグレードによって価格はピンキリですが、購入する場合の料金相場を参考として載せておきます。

    タイヤサイズ 想定される車種 価格相場(新品・4本セットの価格)
    14インチ 軽自動車 30,000円〜50,000円前後
    15インチ コンパクトカー 40,000円〜80,000円前後
    16インチ ミニバン 40,000円〜100,000円前後

    スタッドレスタイヤは製造から3年〜4年は使えることを考えると、長期レンタルで同等の料金を支払うのであれば、購入してしまったほうが金銭面ではお得になります。

    一方、一泊二日など短期間のレンタルと新品スタッドレスを購入した場合の料金を比較すると大きな金額差があるため、スタッドレスタイヤのレンタルは短期利用者向けにはおすすめといえます。

    また、コスト重視の方には、中古タイヤという選択もあります。写真だけでは判断しにくい商品でもあるので、フリマサイトやオークションサイトではなく、専門のユーズドショップで購入することをおすすめします。

    スタッドレスタイヤのレンタルに関するよくある質問

    タッドレスタイヤのレンタルに関するよくある質問

    最後にスタッドレスタイヤのレンタルに関するよくある質問を3つまとめました。

    1. スタッドレスタイヤのレンタルはオートバックスで可能?
    2. スタッドレスタイヤのレンタルはタイヤ館で可能?
    3. スタッドレスタイヤのレンタルが安いショップはある?

    1.スタッドレスタイヤのレンタルはオートバックスで可能?

    スタッドレスタイヤのレンタルは、オートバックスの一部店舗で利用可能です。軽自動車〜SUVまで幅広い車種に対応できるようにタイヤサイズを用意しています。

    ただし、各サイズ1台分のみ在庫用意、店頭予約必須などいくつか細かい条件があるようですので、詳しい内容はお近くのオートバックスに確認しておきましょう。

    価格も要問い合わせですが、「一泊二日9,800円〜(NBOX・スペーシア等)(2023年12月情報)」の情報は確認できました。

    実施している店舗の情報はこちら
    お近くのオートバックスに関する情報が見つからない方は一度、店舗に問い合わせしてください。

    2.スタッドレスタイヤのレンタルはタイヤ館で可能?

    スタッドレスタイヤのレンタルは、タイヤ館でも一店舗で利用は可能です。

    要望の多い短期間のコースも新設され、多くの方が利用しやすいサービスとして人気があります。

    レンタルスタッドレスのカタログもホームページに用意されているので、乗っている車に合うスタッドレスを探しやすいのもおすすめポイントです。

    料金もレンタル代だけでなく、取付・取り外しの工賃、貸出中の保管料を含んでいるので分かりやすい体系になっています。
    例えば、N-BOXやスペーシアに履ける「155/65R14」のレンタル料金は次の通りです。

    ● 一週間のレンタル代:22,500円
    ● 1ヶ月のレンタル代:35,900円
    ● 3ヶ月のレンタル代:49,300円

    実施している店舗の情報はこちら
    お近くのタイヤ館に関する情報が見つからない方は一度、店舗に問い合わせしてください。

    3.スタッドレスタイヤのレンタルが安いショップはある?

    料金体系が変わりやすく、料金を他店と比較してもお得に利用できるショップは次の通りです。

    タイヤ市場

    車検のコバック

    サービスを実施している店舗やエリアが限られているケースも多いため、お近くのタイヤショップにレンタルの対応できないか聞いてみるのがおすすめです。

    賢くレンタルサービスを利用して冬を乗り切ろう

    賢くレンタルサービスを利用して冬を乗り切ろう

    冬道を安全に走行するために必須となるのがスタッドレスタイヤです。
    「たぶんノーマルで出かけても大丈夫だろう」と安易に考えた結果、思わぬ事故に繋がってしまう可能性もあります。

    雪が降らない都心部の方は特に、価格の高いスタッドレスタイヤを購入することに抵抗がある方も多いと思いますので、必要なタイミングの時だけ使えるレンタルサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

    予約さえしておけば、お出かけ当日にレンタルすることも可能なので、ぜひ安心・安全で冬のカーライフを楽しんでください。

    多賀城店
    多賀城店
    TEL: 022-366-7811
    住所:宮城県多賀城市八幡1-1-5
    アクセス:仙台国道45号線沿い
    営業時間:10:00~19:00
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    ランフラットタイヤはパンク修理できる?ノーマルタイヤに交換できる?徹底解説

    最終更新日 2025年4月26日

    みなさんはランフラットタイヤをご存じでしょうか?

    ランフラットタイヤは、タイヤがパンクしても走行可能な特殊なタイヤです。一般的なタイヤと比べて、ランフラットタイヤは空気を失ってもしばらくは安全に走行できます。

    また、ご自身の愛車がランフラットタイヤを装着していた場合「パンク修理ができるのか?」「ランフラットタイヤから普通タイヤに交換できるのか?」と疑問に思うこともあるかと思うので、ランフラットタイヤについて知っておく役立つ情報をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

    ランフラットタイヤの特徴は?

    ブリヂストンS001RFT

    参考:ブリヂストンS001RFT

    ランフラットタイヤは、BMWやメルセデスなどが積極的に純正採用しています。
    国産車ではレクサスの一部やトヨタのスープラ、日産のスカイラインやGT-Rなど高級車やスポーツカーに限られて装着されています。

    日本のプレミアムスポーツカーもランフラットタイヤを採用

    日本のプレミアムスポーツカーもランフラットタイヤを採用

    ランフラットタイヤはパンクしない実用的なタイヤですが、現実にはプレミアムカー向けの大径・低扁平タイヤのみがラインナップされています。そのため、小型車への装着は難しい状況です。

    ランフラットタイヤの特徴は、走行中に完全なパンク状態(空気圧ゼロ)になっても、一定の速度で一定の距離(80km/h以下で80km)走行できることです。さらに、スペアタイヤが不要になるため、車内空間が広がり、車体の軽量化が実現します。これにより、省資源や軽量化による燃費性能などの環境性能が向上します。

    ランフラットテクノロジー

    参考:ブリヂストン公式サイト

    ランフラットタイヤの多くは認証マークといわれるマークが入っているのも特徴の一つです。
    BMWであれば★(スターマーク)メルセデスベンツであればMO(エムオーマーク)などタイヤサイズの後ろに記載があります。

    スターマーク・タイヤ(BMW承認タイヤ)

    参考:BMW公式サイト

    ★がついている認証マークのタイヤはBMWの品質基準を100%満たしていることを示しています。 BMW各モデルの特性に合わせて専用開発されているタイヤの為、車の性能を100%引き出してくれるタイヤなのです。

    ランフラットタイヤのメリット

    ランフラットタイヤのメリット

    ランフラットタイヤのメリットは以下の2つです。

    ● 急なパンクでも走行することができる
    ● スペアタイヤが不要

    急なパンクでも走行することができる

    ランフラットタイヤは、サイドウォールが強化されているため、急にパンクした場合でも以下の距離を走行することができます。

    80km/hの速度で80km

    通常のタイヤであれば、パンクするとタイヤが潰れ、安全にハンドル操作ができないので、走行することはできません。その点、一定の速度で一定の距離を走行できるランフラットタイヤにはメリットとなります。

    スペアタイヤが不要

    パンクしないランフラットタイヤを履くことでスペアタイヤが不要になります。スペアタイヤや修理キットを積載するための車体スペースを有効活用できるうえ、車体の軽量化によって燃費性能や環境性能も高められます。

    ランフラットタイヤのデメリット

    ランフラットタイヤのメリット

    ランフラットタイヤのデメリットは以下の2つです。

    ● 乗り心地が悪い
    ● 価格が高い
    ● タイヤ交換工賃がランフラット価格に

    乗り心地が悪い

    ランフラットタイヤはサイドウォールを補強しているため、タイヤのクッション性能が低下され、乗り心地が固くなってしまいます。また走行音(ロードノイズ)を拾いやすく車内がうるさく感じてしまうことも。
    サスペンションがランフラットタイヤに合わせて調整されているため、乗り心地自体が硬い印象になってしまいます。

    価格が高い

    ランフラットタイヤはパンクしない特殊構造のため、ノーマルタイヤよりも高価です。またランフラットタイヤが標準装着の車は、サスペンションがランフラットタイヤに合わせて調整されているため、ランフラットタイヤを履き続けなければならず、維持費もかかります。

    タイヤ交換工賃がランフラット価格に

    ランフラットタイヤの交換作業を行う際には、特殊な工具や高い技術が必要になってきます。そのため、ノーマルタイヤを交換する時と比べると価格が高く設定されています。当社もランフラットタイヤの場合、1本あたり通常工賃+1100円~とさせていただいています。

    ランフラットタイヤはパンク修理できるの?

    ランフラットタイヤはパンク修理できるの?

    タイヤメーカーではランフラットタイヤのパンク修理は推奨していません。しかし、タイヤのトレッド面において、釘やネジを発見したのであれば、パンク修理可能です。

    ランフラットタイヤが、ノーマルタイヤ同様に、トレッド面で修理可能な範囲(穴の数や大きさ)を満たしていれば、修理可能です。

    パンク修理可能エリア

    タイヤのトレッド面であればランフラットタイヤやノーマルタイヤに関係なく、パンク修理出来る部位になります。

    一概にすべてが可能とは言いにくいので一度ご相談いただければと思います。

    ランフラットからノーマルタイヤに交換できる?

    ランフラットからノーマルタイヤに交換できる?

    参考:BMW X2

    標準装着タイヤがランフラットタイヤのクルマが、ノーマルタイヤに履き替えたとしても基本的には問題ありません。

    タイヤサイズが同じで溝がしっかり残っていれば保安基準上問題はなく、車検もクリアしますし、標準でついている空気圧センサーもそのまま使えます。

    しかし、車のメーカーやモデルによっては、ランフラットタイヤと通常のタイヤとの間でサイズや仕様が異なる場合があるため、適合性を確認する必要があります。また、車両のサスペンションやクリアランスなども考慮する必要があります。

    交換を検討する際には、信頼できる専門家や自動車メーカーの相談することをおすすめします。

    ランフラットからノーマルタイヤに交換した時のメリット

    ランフラットからノーマルタイヤに交換すると、以下のメリットが挙げられます。

    ● タイヤの選択肢が広がる
    ● タイヤにかかるコストが下がる
    ● 乗り心地がよくなる

    タイヤの選択肢が広がる

    通常のタイヤに交換することで、タイヤの選択肢が広がり、自分の好みや用途に合ったタイヤを選ぶことができるでしょう。

    ランフラットタイヤでは特定のサイズやタイプに制限がある場合がありますが、通常のタイヤならばさまざまなブランドやモデルから選択できます。

    乗り心地やグリップ、耐久性など、自分の好みや必要性に合ったタイヤを選ぶことができるようになることはメリットのひとつです。

    タイヤにかかるコストが下がる

    ランフラットタイヤのデメリットで上げていた内容の真逆にはなりますが、タイヤの価格は同じサイズでも2割ほど変わのるで維持費が下がります。また前述した工賃も通常工賃となりますので若干ではありますが入替工賃も安くなります。

    乗り心地がよくなる

    ノーマルタイヤはランフラットタイヤに比べて接地面もサイドも薄くできているので乗り心地も柔らかい印象になり乗り心地が良くなったと感じます。また人によっては燃費が良くなったという方もいらっしゃいます。

    しかしサスペンションの関係で固くなったと感じる場合もあり、一概には言えないようです。

    ランフラットからノーマルタイヤに交換した時のデメリット

    ランフラットからノーマルタイヤに交換すると、以下のようなデメリットが挙げられます。

    ● パンク修理剤またはスペアタイヤが必要になる
    ● 乗り心地が硬い・タイヤのヨレを感じてしまう

    パンク修理剤またはスペアタイヤが必要になる

    ノーマルタイヤの場合、車にパンク修理剤もしくは応急用タイヤの積み込みをしなければなりません。

    パンク修理キット

    ランフラットタイヤを装着している車には当然、パンク修理キットや応急用タイヤ、いわゆるスペアタイヤは積み込みがされていません。そのためノーマルタイヤに変更された際はもしもの時の為に最低でもパンク修理キットは準備しておきたいものです。

    また応急処置以外にもロードサービスのある保険サービスやJAFの加入もご検討されたほうがいいかもしれません。

    乗り心地が硬い・タイヤのヨレを感じてしまう

    ランフラットタイヤ装着車はサスペンションがランフラット装着前提にしているので、乗り心地が硬い・タイヤのヨレを感じてしまう可能性があります。

    ランフラットタイヤは、一般的に車重が大きく、高トルクの車に採用されることが多いです。そのため、ノーマルタイヤとはタイヤの構造が異なります。

    特に、サイドウォールが厚く作られているため、タイヤ自体が硬く、乗り心地を向上させるためにサスペンションも合わせて設計されています。

    その結果、ゴツゴツした印象があったり、高速走行やカーブ走行時にグリップが弱く、タイヤがヨレることがあるかもしれません。

    ランフラットタイヤを装着した時によくある質問

    ランフラットタイヤを装着した時によくある質問

    ランフラットタイヤを装着した時によくある質問をまとめてみました。順に詳しく説明していきあます。

    1. 空気圧は高めにする方がいい?
    2. ランフラットタイヤの交換料金は通常のタイヤよりも高い?
    3. ランフラットタイヤは履いたり外したりしても問題ない?
    4. ランフラットタイヤからノーマルタイヤに交換したが問題はない?

    1.空気圧は高めにする方がいい?

    空気圧に関しては、ドアに表記のある規定値を守ってください。この規定値は、車についてくるオーナーズマニュアルにも記載があります。
    空気圧が高いと路面との接地部分が中央に集中し、トレッドセンター部の偏摩耗が発生しやすくなり、タイヤの寿命を短くしてしまう原因となります。

    空気圧表示位置

    運転席のドアにこのような表記がありますので確認してみてください。

    2.ランフラットタイヤの交換料金は通常のタイヤよりも高い?

    ランフラットタイヤの交換作業工賃は、ノーマルタイヤを交換する時と比べると価格が高く設定されてる場合がほとんどです。

    理由は、前述しましたが、特殊な工具や高い技術が必要となるためです。当社もランフラットタイヤの場合、1本あたり通常工賃+1100円~とさせていただいています。

    3.ランフラットタイヤは履いたり外したりしても問題ない?

    ランフラットタイヤを履いたり外したりと繰り返すことは、あまりおすすめできません。

    ランフラットタイヤは、ノーマルタイヤよりもサイド部分が厚く硬いタイヤです。シーズン毎に入替えをくりかえしていると、タイヤの寿命を縮めてしまったり、組替えている最中にタイヤの内部を傷つけてしまう可能性もあり、オススメしません。

    4.ランフラットタイヤからノーマルタイヤに交換したが問題はない?

    問題という問題はないのですが、前述した通りパンク修理キットやロードサービスへの会員登録、スペアタイヤの積み込みなど、もしもの時の備えというものをご準備ご検討いただく必要があります。

    他に注意点としては、車種によって以下のような可能性も考えられます。

    ● 車種によっては、専用ホイールが必要になる場合がある
    ● 空気圧センサーの設定が必要になる場合がある

    迷った場合は、信頼できるお店に相談しながらタイヤ交換するようにしましょう。

    まとめ

    まとめ

    今回はランフラットタイヤについて書かせて頂きました!

    ● ランフラットのパンク修理は通常の規定内なら修理も可能
    ● ランフラットタイヤからノーマルタイヤへのタイヤ交換は、基本的には問題ない

    メリット・デメリットや疑問点など少しでも覚えておくといざという時に役立つと思います。もっと詳しく知りたい、という方はぜひご連絡下さい!
    この記事がお役に立てば嬉しいです。

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    多賀城店
    多賀城店
    TEL: 022-366-7811
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