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    メンテナンスその他 泉八乙女

    寒冷地用のウォッシャー液は必要?メリットや補充手順を紹介

    最終更新日 2025年10月23日

    寒冷地ウォッシャー液と普通のウォッシャー液…
    「なんとなく字で違いは分かるけど、そんなに違いはないんでしょ?」
    よく聞かれる質問ですが・・・この寒冷地ウォッシャー液、実はかなり効果を発揮してくれるんです。

    「じゃあ使い分けることによって何が違うの?」その疑問にお答えします!

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    ウォッシャー液には夏用と冬用(寒冷地用)がある

    ウォッシャー液には夏用と冬用(寒冷地用)がある

    ウォッシャー液には夏用と冬用(寒冷地用)があります。一般的な(夏用)ウォッシャー液やただの水では、氷点下になると凍結してしまいますが、寒冷地用のウォッシャー液はそれを防止することができます。

    濃縮タイプなどは、原液のまま使うことで1番効果が発揮されますが、大抵の商品は「○倍希釈で-○℃まで対応」などと表記されています。その地域の気温にあった割合で使用をおすすめします。

    タイプ 特徴 金額 (2L)
    冬用 ・氷点下でも凍結しない
    ・解氷タイプなどがある
    ・自分の地域に対応した希釈で使用できる
    500円~800円程度
    夏用 ・氷点下では凍結する可能性がある
    ・洗浄成分だけや撥水効果のあるもの、油膜除去タイプなどがある
    300円程度

    寒冷地ウォッシャー液の相場は500円~800円程です。お手ごろな価格なので常備しておくと安心です!

    寒冷地仕様のウォッシャー液を入れる3つのメリット

    車専用のウォッシャー液には汚れが落ちやすくなる成分が含まれており、油分や油膜など水では落としきれない汚れを落としてくれ、運転中の視界を確保します。

    住まいの地域の冬場の気温に応じて、-何℃まで対応などと表記されている冬用のウォッシャー液を使用することをおすすめします。

    1. ウォッシャー液が凍らない
    2. 視界の確保・安全性の向上
    3. 車両部品・機構へのダメージ軽減

    ウォッシャー液が凍らない

    冬のシーズン気温が氷点下になると一般的な(夏用)ウォッシャー液は凍結する可能性があり、ただの水では確実に凍結してしまいます。

    夏用のままだと、雪が降って積もってしまったときや、走行中みぞれ交じりの雪が降ってきたときなど、いざ使おうと思った時に凍ってて出てこない、、という最悪のケースになることも。

    冬期の寒冷地用として開発されたウインドウォッシャー液は原液で使用すると凍結しないことが一番のメリットです。

    視界の確保・安全性の向上

    冬季は雪・雪溶け・スプラッシュなどでフロントガラスには汚れ・融雪水・凍結の可能性が増します。

    凍結しにくいウォッシャー液を使うことで、ワイパー・噴射機構が正常に働きやすくなり、冬道・降雪時の安全性が向上します。

    霜や氷が付着している際に溶かしやすい仕様のウォッシャー液も存在するので、欲しい性能がプラスされている商品を探すのもおすすめです。

    車両部品・機構へのダメージ軽減

    ウォッシャー液が凍ってしまうと、タンク・ホース・ノズル・モーターに負荷や破損のリスクが出ます。寒冷地仕様液を入れておくことで、こうした負荷やメンテナンスコストをある程度下げることができると思います。

    ウォッシャー液補充の手順

    ウォッシャー液補充の手順

    ウォッシャー液補充の手順をみていきましょう。

    ここでは軽バンに補充していきます。車種により形状が異なりますが手順としてはほとんど変わりないので予めご了承ください。

    1. ボンネットを開ける
    2. ウォッシャー液の補充口を見つける
    3. キャップを開けて注ぎ入れる
    4. キャップ・ボンネットを元通りにする
    5. 動作確認

    また、動画でも解説してるので、こちらも参考にしてみてくださいね。

    1.ボンネットを開ける


    まずはボンネットを開けましょう。ボンネットは閉まらないように固定します。

    2.ウォッシャー液の補充口を見つける


    ウォッシャー液を入れる場所は、車の前方ボンネットの中にあります。このようなマークを探してください。

    3.キャップを開けて注ぎ入れる

    キャップを開けて注ぎ入れる

    キャップを開けてウォッシャー液をいれましょう。お店ではじょうごを使用して補充しますが、ない場合は直接入れてしまってください。もしこぼれてしまっても有害なものではないので、そこまで心配しなくても大丈夫です。

    車の中には、どこまでウォッシャー液が入っているかどうかがわかるゲージが入っている場合があります。その場合はまずはゲージを取り出し、補充しましょう。

    ウォッシャー液ゲージ

    ゲージには小さい溝に水の膜が張ってあり、ここまで液が入っていますよ、と教えてくれます。

    4.キャップ・ボンネットを元通りにする

    キャップ・ボンネットを元通りにする

    キャップ・ボンネットを元通りにします。

    5.動作確認

    動作確認

    きちんとウォッシャー液が出てくるのが確認出来たら完了です!

    まとめ

    豪雪地域や雪が降る地域は寒冷地ウォッシャー液の存在を覚えておくといいかもしれません。運転中に前が見えなくなったら大惨事です!あまり気にされる箇所ではないかもしれませんが、日々の点検と一緒に補充をおすすめします。自

    分でやるのが不安だ…など心配がありましたらタイヤショップやガソリンスタンドでも補充してくれるので依頼してみてください!

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    古川店
    古川店
    TEL: 0229-25-4611
    住所:宮城県大崎市古川穂波3-1-31
    アクセス:古川国道4号線沿い
    営業時間:10:00~19:00

    作成者: 佐々木(古川店店長)

    趣味:ドライブ旅行
    モットー:一期一会
    特技:スノーボード
    物腰柔らかな接客で安心して買い物が出来ると定評あり。